頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 「the above information(上記の情報)」
- 「the above statement(上記の声明)」
- 「the above applies(上記が適用される)」 など、後ろに名詞や文が続く形で使われることが主流です。
- “above” は形容詞や副詞、前置詞としても使われる単語です。
- 形容詞: “the above points”(上記のポイント)
- 副詞: “as mentioned above”(前述したように)
- 前置詞: “We flew above the clouds.”(私たちは雲の上を飛んだ)
- 形容詞: “the above points”(上記のポイント)
- A1(超初心者): 基本的な単語やフレーズのみ
- A2(初級): 日常会話に必要な簡単な単語やフレーズ
- B1(中級): ある程度の文章作成と読解に必要なレベル
- B2(中上級): 文章構成やレポート作成など、よりアカデミックな表現を含むレベル
- C1(上級): 高度な文章読解、議論などにも対応可能
- C2(最上級): 専門的・学術的な文書や高度な会話にも対処可能
- “the” + “above”
- “the”: 定冠詞
- “above”: 形容詞・副詞・前置詞として使える語で、「上方」を意味します。
- “the”: 定冠詞
- “above-mentioned”: 「上記の」という形容詞的用法を強調した形
- “aforementioned”: ほぼ同義の「前述の」
- the above information → 上記の情報
- the above statement → 上記の声明
- the above points → 上記のポイント
- the above example → 上記の例
- the above data → 上記のデータ
- the above table → 上記の表
- the above issues → 上記の問題点
- the above list → 上記のリスト
- refer to the above → 上記を参照する
- based on the above → 上記に基づいて
- “above” は古英語の “abūfan” に由来するとされ、「〜の上」「上方」という意味をもっていました。
- 歴史的に文書の中などで「上にあるものごと」を指し示す表現として使われ、現代でもフォーマルな文章で多用されます。
- “the above” はややフォーマル、かつ文書や報告書など「文章上での参照」に使われます。
- 口語でも使うことはありますが、やや書き言葉的・事務的な印象を与える場合があります。
- 名詞句として
“The above is true.”(上記の事柄は正しい)
→ 直前に述べられた内容すべてを指す名詞句として扱われる。 - 形容詞句として
“The above points are important.”(上記のポイントは重要である)
→ 後ろの名詞を修飾し、「上記の〜」という意味を持つ。 - 一般に文書やフォーマルな学術論文、ビジネス文書で好まれます。
- 口頭で使われないわけではありませんが、カジュアルな会話では “that” や “what I said earlier” 等の方が自然なことも多いです。
- “Based on the above, let’s decide where to eat tonight.”
「上記を踏まえて、今夜どこで食事するか決めよう。」 - “Do you agree with the above idea?”
「上記のアイデアに賛成してくれる?」 - “If you have any questions about the above, let me know.”
「上記について質問があれば教えてください。」 - “Please review the above points before our meeting.”
「会議の前に上記のポイントを確認しておいてください。」 - “We must act in accordance with the above guidelines.”
「私たちは、上記のガイドラインに従って行動しなければなりません。」 - “The above information is strictly confidential.”
「上記の情報は厳重に機密扱いです。」 - “The above findings suggest a significant trend in the data.”
「上記の調査結果は、データの中に顕著な傾向があることを示唆しています。」 - “As mentioned in the above discussion, further research is required.”
「上記の議論で触れたように、さらなる研究が必要です。」 - “The above hypothesis aligns with current theories in the field.”
「上記の仮説は、この分野の現在の理論と一致しています。」 - “the aforementioned” → 「前述の」
- 類似用法だが、さらに改まった響き。
- 類似用法だが、さらに改まった響き。
- “the preceding” → 「先に述べた」
- “preceding” は「前の、先行する」という意味。やや文章語。
- “preceding” は「前の、先行する」という意味。やや文章語。
- “the foregoing” → 「前述の」
- 法律文書など、非常にフォーマルな文章でよく見られる。
- 法律文書など、非常にフォーマルな文章でよく見られる。
- 明確な反意語は存在しませんが、「below(下記)」を指す “the below” は似た構文による「下記」という表現にあたります。反対方向の参照という意味でしばしば対比されます。
- “the above” の発音記号:
- the: /ðə/(子音の前), /ði/(母音の前)
- above: /əˈbʌv/
- the: /ðə/(子音の前), /ði/(母音の前)
- アクセントは “a-BOVE” の第2音節に強勢があります。
- アメリカ英語でもイギリス英語でも基本的に同じ発音で、母音 /ʌ/ の発声がわずかに異なることがありますが、大きな違いはありません。
- “the” は文脈によって /ðə/、/ði/ と発音が変化します。
- 「上記」を指す表現としては “above” と “below” の区別をしっかりつけることが大切です。
- “the above” を書くときには、資料や文章で上の部分にすでに内容が提示されていることが前提です。
- スペルの間違い: “abobe” や “abolve” などと打ち間違えないよう注意。
- TOEIC や英検などのビジネス文書やフォーマルな読解問題で、前後参照の問題文を読むときにこの表現が登場することがあります。
- “above” は「上」というイメージ。“the above” と言えば「その上に書かれているもの」。
- 「上」を見上げることで、すでに書かれた部分を指示している、とイメージすると覚えやすいです。
- 書類や文章を読みながら「さっき書いたこと」と意識しておくことで「the above = 上記」と結びつけられます。
- 英語: “contrary to” means “in opposition to,” “against,” or “in contrast with.”
- 日本語: 「〜に反して」「〜とは逆に」「〜と違って」という意味です。
- contrary (形容詞):「反対の、相反する」の意味
例: “He holds a contrary view.”(彼は反対の意見を持っている) - contrarily (副詞):「反対に」
例: “She acted contrarily to common sense.”(彼女は常識に反して行動した) - contrary: “contra-” (ラテン語で「反対に」「逆らって」) + “-ary”(形容詞化する接尾語)
- to: 前置詞
- contrary to expectations(期待に反して)
- contrary to popular belief(一般的な信念とは異なり)
- contrary to predictions(予測に反して)
- contrary to what was promised(約束されたこととは違い)
- contrary to one’s advice(〜の忠告とは逆に)
- contrary to logic(論理に反して)
- contrary to instructions(指示に逆らって)
- contrary to the norm(通常とは違い)
- contrary to someone’s wishes(誰かの願いに反して)
- contrary to the plan(計画とは違い)
- contrary はラテン語の “contrarius”(contra=「逆らって」)に由来します。
- 時を経て「反対の」という意味合いを持つ形容詞となり、そこから “contrary to” という表現が確立しました。
- 一般的に書き言葉や、少しフォーマルなスピーチ/プレゼンなどでよく使われます。
- 日常会話でも使われますが、“against” や “unlike” の方がカジュアルに感じられる場合もあります。
- 「事実や期待とズレがある」ことを強調する際に適切です。
- 前置詞句として “contrary to + 名詞/代名詞/名詞句” の形をとる。
- 文中や文頭に置かれ、対比や対立を示す。「〜に反して、〜とは違い」という意味合いを持った副詞句的働きをします。
- フォーマルな文脈/カジュアルな文脈のどちらでも使用可能ですが、若干フォーマルよりの印象があります。
- “Contrary to 〇〇, 主語 + 動詞 + …”
例: “Contrary to popular belief, not all sharks are dangerous.” - 文中に挿入して使う場合
“His decision, contrary to my advice, led to a huge success.” - “Contrary to my initial thought, this movie turned out to be really good.”
- 最初の考えに反して、この映画は実はとても良かった。
- 最初の考えに反して、この映画は実はとても良かった。
- “Contrary to what you said, I found him quite polite.”
- あなたが言ったのとは違って、彼はとても礼儀正しいと感じたよ。
- あなたが言ったのとは違って、彼はとても礼儀正しいと感じたよ。
- “Contrary to my plan, I ended up staying home all day.”
- 計画とは裏腹に、一日中家にいました。
- “Contrary to our projections, the sales figures increased this quarter.”
- 予測に反して、この四半期の売り上げは増えました。
- 予測に反して、この四半期の売り上げは増えました。
- “Contrary to the client’s request, the team delivered the project late.”
- クライアントの要望に反して、チームはプロジェクトを遅れて納品しました。
- クライアントの要望に反して、チームはプロジェクトを遅れて納品しました。
- “Contrary to the instructions given, he proceeded with the old method.”
- 指示に反して、彼は古いやり方で進めてしまいました。
- “Contrary to the traditional theory, recent research suggests a different mechanism.”
- 従来の理論とは異なり、最近の研究は別のメカニズムを示唆している。
- 従来の理論とは異なり、最近の研究は別のメカニズムを示唆している。
- “Contrary to common assumptions, this approach proves more efficient in the long run.”
- 一般的な前提とは異なり、このアプローチは長期的にはより効率的であることが証明されている。
- 一般的な前提とは異なり、このアプローチは長期的にはより効率的であることが証明されている。
- “Contrary to the established hypothesis, the experimental results indicated a new direction.”
- 確立された仮説とは逆に、実験結果は新たな方向性を示した。
- in contrast to(〜と対照的に)
- より「対比」を強調します。
- 例: “In contrast to last year’s figures, this year’s sales are exceptional.”
- より「対比」を強調します。
- against(〜に反して/反対して)
- より直接的な反対意見・対立を示すときに使われる。
- より直接的な反対意見・対立を示すときに使われる。
- unlike(〜とは違って)
- カジュアルに単純な相違を述べるときに使われる。
- at odds with(〜と対立して)
- 「衝突」や「意見の不一致」を強調する表現。
- in accordance with(〜に従って、〜に基づいて)
- consistent with(〜と一致して、〜と矛盾しない)
- IPA: /ˈkɒn.trə.ri tuː/ (British), /ˈkɑːn.trer.i tuː/ (American)
- アクセントは “con” の音や “tra” の音にかかるケースがあり、イギリス英語とアメリカ英語で若干異なります。
- “r” の発音と母音の違いにより、アメリカ英語は “コン・トレアリィ”、イギリス英語では “コン・トゥラリ” と聞こえることがあります。
- 通常 “contrary to” を一続きに素早く発音して、「コントレアリィトゥ」などと流れるように言う場合が多いです。
- “contrary of” や “contrary with” のように、前置詞を “to” 以外にするのは誤用です。
- “contradict” や “contrast” など、スペルや形が似ている他の単語と混同しないように注意してください。
- 資格試験やTOEICなどのリーディング問題では、「ところが実際は〜と違う」という対立構造を示す箇所でよく出題される表現です。
- 「contra-」はラテン語で「against(反対)」を示す接頭語。「〜に反する」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “contrary to expectations” というフレーズが頻出なので、セットで暗記しましょう。
- 自分で「予想と違った体験」を思い出しながら “Contrary to my expectations…” と口に出して練習すると自然に覚えられます。
- 一つずつ順番に(one after another)
- (結果として)その結果、次に(as a result)
- 「順番に」という意味で使われます。
- 「結果として」「それが原因で次の事が起きる」という意味合いでも使われます。
- 慣用句のため、動詞のような活用はありません。
- もともとは “turn” が名詞/動詞ですが、「in turn」は副詞句として機能します。
- 他の品詞への派生例
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- “a turn” (名詞) : 順番、回転
- “turning” (形容詞/動名詞) : 回っている、回ること
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- 「in turn」は日常会話でも使われますが、因果関係や順序立てた表現での使用はやや高度な文脈で出ることが多いため、B2程度のレベルを想定します。
- in(前置詞)+ turn(名詞・動詞)
ここでは慣用表現として結びついており、副詞句の役割を担っています。 - 順番を表すとき
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
(彼が最初に話して、彼女は順番に続けて話した。)
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
- 連鎖的な結果を表すとき
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
(彼の行動が反応を起こし、その結果さらに変化が生じた。)
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
- “A in turn caused B”
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- “which in turn affects …”
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- “X responded in turn”
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- “led in turn to …”
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- “this in turn means …”
- これによって結果的に…という意味になる
- これによって結果的に…という意味になる
- “prompted in turn by …”
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- “triggered in turn”
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- “in turn shape …”
- 順々に(物事を形成・影響)する
- 順々に(物事を形成・影響)する
- “in turn lead someone to do …”
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- “they, in turn, decided …”
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 「turn」は古英語 “turnian” に関連があるとされ、中世フランス語 “tourner” に由来し、「回る・回転する」あるいは「順番の番が来る」という意味合いをもっています。
- 「in turn」は「順番の中に入って」というニュアンスから発展し、現在では「結果として」「その次に」という使い方も定着しています。
- 口語でも文章でも使われますが、特に文章やフォーマルなレポートなどで因果関係や連鎖を説明する際によく見られる表現です。
- 口語でもしばしば「結果として」「そうして次に」という意味で使用されますが、やや文語的・書き言葉のニュアンスがあります。
- 副詞句として、文全体を修飾します。
- 可算・不可算の区別が必要な名詞ではなく、動詞の自動詞/他動詞の使い分けなどがあるわけでもありません。
- 一般的には文中でコンマ(,)で区切り「SV, and in turn, SV.」のように挿入的に用いられることも多いです。
- 「SがVしたことによって、結果としてVが…という流れ」によく使われる構文。
“She gave me a ride to the station, and I in turn bought her coffee.”
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
“My older sister taught me how to cook, and I in turn helped her with the dishes.”
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
“He apologized for being late, and I in turn told him not to worry.”
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
“Our company expanded its production capacity, which in turn increased overall revenue.”
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
“By delegating tasks effectively, employees feel more confident and in turn perform better.”
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
“We provided extra training, and this in turn reduced the number of customer complaints.”
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
“Increased atmospheric CO₂ levels lead to global warming, which in turn affects ocean currents.”
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
“The results suggest a correlation between sleep deprivation and stress, which in turn impacts cognitive function.”
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
“A shift in policy would redistribute resources, which in turn could stimulate economic growth.”
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- “consequently”(その結果)
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- “as a result”(その結果)
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- “then”(それから)
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- “in turn” は「因果関係が連鎖している」あるいは「順番が回ってきて話が続く」ニュアンスがやや強いです。
- “consequently” や “as a result” はシンプルに「結果として」を示すために使われます。
- “then” は時系列の単純な「次に」。因果まで示す場合には文脈次第です。
- 明確な反意語はありませんが、あえて言えば「この後の展開が起こらない、続くことがない」といったニュアンスを表すフレーズは対立的といえます。例えば “it ended there”(そこで終わった)など。
発音記号(IPA)
アクセント
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
- “turn”(/tɜːrn/)の母音 /ɜː/ は日本人学習者にとってやや発音が難しい場合があります。
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
よくある間違い
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- 会話で速く話すと “in turn” と “intern” が似た発音になることがあります。
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- スペリング上の混乱: 「intern(インターン)」と間違えるケース。
- “in turn” が持つ「連鎖的な結果」というニュアンスを、ただ「そして次に」として訳してしまうと、文意がうまく伝わらないことがあります。
- TOEICや英検などでも読解パートで、「in turn」が因果関係を示すキーワードとして出題されることがあります。文脈から「次に」「結果として」といった意味を正しく読み取る必要があります。
- 「in turn」は「順番に(turn)」の中にいる(in)イメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 「輪になって順番が回ってくると、皆が行動し、その作用が次へ繋がる」というストーリーをイメージすると理解しやすいです。
- 品詞: 副詞句(一般的には “adverbial phrase” として扱われます)
- 活用形: 固定句のため活用はなく、 “or so” の形で用いられます。
他の品詞: 「or」は接続詞、「so」は副詞など、単独で使われるときはそれぞれ品詞が異なりますが、 “or so” はひとかたまりの表現として覚えましょう。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 数量を表す場合によく登場し、リスニングやリーディングでも頻出です。
- 「or」= 「または」
- 「so」= 状況によっては「だから」「それほど」といった意味だが、ここでは慣用的に「~くらい」という程度を表す一部として機能
- “10 minutes or so” — 「10分ほど」
- “five hours or so” — 「5時間ほど」
- “a dozen or so” — 「約12個ほど」
- “twenty people or so” — 「20人ほど」
- “fifty dollars or so” — 「50ドルほど」
- “one week or so” — 「1週間くらい」
- “three times or so” — 「3回くらい」
- “a year or so” — 「1年ほど」
- “a mile or so away” — 「1マイルほど離れている」
- “two decades or so” — 「20年ほど」
語源:
「or」はラテン語由来といわれ、古英語などを経て「または」という意味で使われるようになりました。「so」はゲルマン語起源で、もともとは「そう」「その程度」といった意味を持ちました。 二つが組み合わさって慣用的に「数値などのあとで『それぐらい』」を表すフレーズになりました。ニュアンス・使用時の注意:
「or so」はあくまでも「およそ」「くらい」の意味であり、きっちりした数値ではないことを示します。インフォーマルからセミフォーマルな文脈まで幅広く使われますが、学術論文など非常にフォーマルな文章では「approximately」「around」などを使う場合もあります。文法上のポイント:
「or so」は、必ず数値や量を表す語句のあとに付いて使われます。単独では使えません。
例: “five days or so”, “ten people or so”構文例:
- “[数値・量] + or so”: “10 pages or so”
- “[時間] + or so”: “3 hours or so”
- “[数値・量] + or so”: “10 pages or so”
フォーマル/カジュアル:
- 日常会話やカジュアルな文章では気軽に使えます。
- ビジネス文章や学術的文章での使用はやや控えめで、「approximately」や「about」のほうが好まれることもあります。
- 日常会話やカジュアルな文章では気軽に使えます。
“I’ll be ready in ten minutes or so.”
(10分くらいで準備ができるよ。)“There’s a café a mile or so down the road.”
(この道を1マイルくらい行った先にカフェがあるよ。)“It’s been two years or so since we last met.”
(前に会ってから2年くらいになるね。)“We expect about 20 new clients or so this quarter.”
(今期は20社ほど新規顧客が見込まれます。)“The project should take a month or so to complete.”
(このプロジェクトは完了までに1か月ほどかかるでしょう。)“Let’s reconvene in an hour or so to discuss the progress.”
(1時間ほどしたら進捗を話し合うために再集合しましょう。)“The experiment will last for ten days or so.”
(実験は10日ほど続きます。)“We need at least 50 participants or so to ensure statistical significance.”
(統計的有意性を確保するために、少なくとも50人ほどの参加者が必要です。)“It might take a year or so before we see any results from this study.”
(この研究の成果が出るまでには1年ほどかかるかもしれません。)- 類義語:
- “about” — 「約~」
- “approximately” — 「およそ~」 (ややフォーマル)
- “around” — 「~くらい」
- “roughly” — 「ざっと」
- “around… mark” — 「~あたり」 (口語的)
- “about” — 「約~」
- 反意語: (厳密な反意語はありませんが、およそのニュアンスと対照的な表現として)
- “exactly” — 「正確に」
- “precisely” — 「正確に」
- “exactly” — 「正確に」
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈsoʊ/ (または /ər ˈsoʊ/ のように弱まる場合もある)
- イギリス英語: /ɔː ˈsəʊ/
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈsoʊ/ (または /ər ˈsoʊ/ のように弱まる場合もある)
強勢(アクセント)の位置:
“or” は弱まることが多く、 “so” にアクセントがきやすいです。- アメリカ英語では “or SO” のように “so” を強く発音する場合が多いです。
よくある発音の間違い:
両方とも非常に短く発音されがちですが、 “so” を「ソウ」とはっきり発音しないと聞き取りにくくなる場合があります。“or so” の位置
数字・量を先に言わずに “or so” だけを使ってしまう人がいますが、正しくは必ず「[数字・量] + or so」の順番になります。スペルミス
基本的にミスは起こりにくいですが、打ち間違いで “or do” などになると全く意味が変わってしまいますので注意しましょう。同音異義語との混同
“so” と “sow(種をまく)” は発音が似ていないわけではないですが、スペルが違うので注意すれば問題ありません。試験対策
TOEICや英検のリスニングなどで「数値+or so」が出てきたときに「だいたいの数や量を表しているんだな」と気づけるのが大切です。
文章中でも「exactly」などの正確な表現とは対照的に並ぶこともあります。“case”:
1) (物を入れる)箱、容器、ケース
2) 事例、場合、状況
3) (法廷での)訴訟、事件、裁判の案件
など、文脈によってさまざまな意味を持つ名詞です。日本語では「ケース」「事例」「場合」「事件」などと訳されます。「ある特定の状況や例、または箱などの容れ物」を指す単語です。日常生活からビジネス、法廷映画やニュースなど、非常に幅広い場面で使われます。
- 品詞: 名詞 (noun)
- 単数形: case
- 定冠詞付き: the case (特定の出来事・状況を指すとき)
- 複数形: cases
- 動詞形: to case(口語で「下見をする」「下調べする」の意)
- 例: “He cased the house before the robbery.”(彼は強盗の前にその家を下見した)
- 形容詞形はありませんが、分詞的に “casing” (名詞形・形容詞的役割で「外装」「囲い」など)があります。
- B1(中級)
日常生活や一般的な文脈で頻繁に登場する単語です。多義語ですが、慣れてしまえば使いやすい語です。 - あえて言えば語幹 “case” のみで、特定の接頭語・接尾語はついていません。
- “encase” (動詞):「~を包む」「~をケースに入れる」
- “casing” (名詞):「外装」「包むこと」「(ソーセージなどの)腸詰めの皮」
- “casework” (名詞):「(社会福祉などの)ケースワーク」
- “in case of ~” / ~の場合に
- “court case” / 法廷での裁判案件
- “make a case for ~” / ~を支持する主張をする
- “case study” / 事例研究
- “case in point” / 適切な例
- “borderline case” / 境界例、ぎりぎりの事例
- “the worst-case scenario” / 最悪の事態
- “in that case” / その場合は
- “a hopeless case” / どうしようもないケース(人や状況)
- “an open-and-shut case” / 解決が容易な事件や問題
- ラテン語 “casus”(「落ちること・起こること」「事例」)→ 古フランス語 “cas” → 中英語 “case” と変遷したとされています。
- 元々「起こったこと」「例」という意味から派生し、状況・事例・容器など多義的に使われるようになりました。
- 「箱」や「容器」の意味と、「出来事・事件・事例・状況」の意味をしっかり区別する必要があります。
- 「訴訟」や法関連の文脈ではフォーマルな響きがあり、「事例・例示」という意味合いではカジュアルな文脈でも使われます。
- 単に “case” と言うと「裁判の案件」「事件」という印象を持たれることもあるので、文脈をよく確認すると良いでしょう。
- “in case + 主語 + 動詞”
例: “Take an umbrella in case it rains.”(雨が降る場合に備えて傘を持っていきなさい) - “It’s the case that ...”(…という事実・状況だ)
- “be on the case”(事件・問題などに取り組んでいる最中である)
例: “Don’t worry, I’m on the case!”(安心して、私が対応中だから!) - 法的な “case” はフォーマル感が強い場合あり。
- 日常で「ケース」「事例」などと話すときはカジュアル寄り。
- 多くの場合、可算名詞として扱われます。
- 例: “We have several cases to discuss today.”
- 例: “We have several cases to discuss today.”
- 不可算的に使われることはほぼありません。
- “I’m looking for my phone case. Have you seen it?”
(スマホのケースを探してるんだけど、見た?) - “In case you need anything, just call me.”
(何か必要なときは、電話してね。) - “We can meet at my place, in case you can’t find a café.”
(もしカフェが見つからなかったら、私の家で会おうよ。) - “Let’s prepare a worst-case scenario plan for the project.”
(プロジェクトの最悪の事態に備えた計画を立てましょう。) - “We need more data to make a stronger case for the budget increase.”
(予算増額を主張するには、より多くのデータが必要です。) - “Please review the case study on last year’s successful product launch.”
(昨年の成功した製品発売に関する事例研究を確認してください。) - “This case highlights the importance of effective communication in a crisis.”
(この事例は、危機における効果的なコミュニケーションの重要性を強調している。) - “The court case set a legal precedent for future lawsuits.”
(その裁判事件は、今後の訴訟に対する法的先例を作った。) - “We will conduct a case-by-case analysis to determine the best strategy.”
(最良の戦略を見極めるために、ケースバイケースの分析を行う予定です。) - “instance”(事例)
- 「何かの具体的な一例」を指す点で似ているが、法廷や箱などの意味はない。
- 「何かの具体的な一例」を指す点で似ているが、法廷や箱などの意味はない。
- “situation”(状況)
- 状況そのものを示し、容器の意味は含まない。より広い文脈で使える。
- 状況そのものを示し、容器の意味は含まない。より広い文脈で使える。
- “example”(例)
- 例示に使うが、「法的ケース」や「容器」という意味合いは持たない。
- 例示に使うが、「法的ケース」や「容器」という意味合いは持たない。
- “lawsuit”(訴訟)
- 法的な争いそのものを指す言葉で、より限定的。
- “absence of a case” や “no case” が文脈により使われることがありますが、直接対になるような反意語はありません。
- イギリス英語: /keɪs/
- アメリカ英語: /keɪs/
- “case” は1音節なので、特にアクセントは意識しなくてOKです。「ケイス」という伸ばし気味の発音になります。
- 母音 “ei” を「アイ」や「エ」だけで発音してしまうミス。正しくは「ケイス」に近い音です。
- “cage”(/keɪdʒ/)と混同しないように注意。
- スペルミス: “case” を “cace” や “cas” と書き間違えないように。
- 元々の意味が多い語なので、文脈把握が大切です。
- “case” と “cause”(原因)を混同しないように出題されることがあるので注意しましょう。
- 資格試験(TOEIC・英検など)では、いろいろな意味の “case” が問われることがあります。特に “in case of” や “worst-case scenario” といった熟語表現に注意です。
- “case” を「入れ物」に関連づけて覚えておくと、「物を入れるケース」「(情報を入れた)事例」などイメージしやすいです。
- “in case” の熟語は「念のため」「~に備えて」という意味になりがちなので、常に「備えるケース」=“in case”と連想するとよいでしょう。
- “court case” など法的手続きでは「案件をまとめる(入れる)場所」としてイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 英語の意味: A brief or limited period of time (“in the near future” or “not lasting long”).
- 日本語の意味: 「短期間の」「短期的な」。目先の短い期間を示すときに使われます。
- 形容詞的に使う場合: short-term (通常はハイフンでつなぐ)
- 例: a short-term plan (短期間の計画)
- 例: a short-term plan (短期間の計画)
- 名詞的に使う場合: in the short term (短期的には…, 近い将来には…)
- 「short-term」の副詞形はあまり一般的ではありませんが、たとえば「short-term」とは別に、”in a short-term manner(短期的な態度で)”などの言い回しができます。
- 日常会話でも目にするフレーズですが、ビジネスや学術的文脈でも使用され、理解には中上級程度の英語レベルがあると望ましいです。
- short: 「短い」という意味を持つ形容詞。
- term: 「期間・学期・用語など」を表す名詞。
- short-term plan(短期計画)
- short-term goal(短期目標)
- short-term solution(短期的解決策)
- short-term memory(短期記憶)
- in the short term(短期的には)
- short-term loans(短期融資)
- short-term benefits(短期的利益)
- short-term impact(短期間の影響)
- short-term revenue(短期的な収益)
- short-term strategy(短期戦略)
- short は古英語の sceort に由来し、「切り取られたように短い」というニュアンスがあります。
- term はラテン語の terminus(境界、終わり)から来ており、「期間」や「期限」を指すようになりました。
- 「すぐ目の前のこと」に焦点が当たるため、「長期よりも目先のことを優先する」印象があります。
- フォーマル・インフォーマルどちらでも使われますが、ビジネスや経済での使用頻度が高いです。
形容詞として
- 通常は short-term + 名詞 の形で使われます。
- ハイフンを入れて「short-term」と表記するのが一般的です。
- 例: short-term plan, short-term solution
- 通常は short-term + 名詞 の形で使われます。
名詞句として
- 「in the short term」の形で、「短期的には」という表現になります。
- 例: In the short term, we need more resources.
- 「in the short term」の形で、「短期的には」という表現になります。
- 「term」は可算名詞ですが、「in the short term」は定型句として使われます。
- ビジネスやアカデミックでも使われますが、「in the short term」は日常会話でも使用されることがあります。
“My short-term goal is to lose a few pounds before summer.”
(私の短期的な目標は夏までにちょっと体重を減らすことです。)“In the short term, I just want to focus on finishing my current project.”
(差し当たりは、現在のプロジェクトを終わらせることに集中したいですね。)“A short-term fix might help, but we’ll need a long-term solution eventually.”
(短期的な対策は役立つかもしれないけど、最終的には長期的な解決策が必要になるよ。)“We should consider the short-term impact on our quarterly earnings.”
(四半期の収益に対する短期的な影響を考慮する必要があります。)“Our short-term strategy involves cutting costs without compromising quality.”
(短期戦略としては、品質を損なわずにコストを削減することを検討しています。)“In the short term, we might see higher expenses, but we’ll benefit long-term.”
(短期的にはコストが増えるかもしれませんが、長期的にはメリットがあります。)“Short-term memory plays a crucial role in cognitive processing.”
(短期記憶は認知プロセスにおいて重要な役割を担います。)“Short-term interventions can be effective in addressing immediate issues.”
(短期的な介入は即時的な問題に対処するのに有効となり得ます。)“Researchers often examine short-term effects before conducting longitudinal studies.”
(研究者は長期的な研究に着手する前に、短期的な影響を検証することが多いです。)temporary(暫定的な、一時的な)
- より一時的で、建て付けや状態などに注目することが多い。
- 例: a temporary job (臨時の仕事)
- より一時的で、建て付けや状態などに注目することが多い。
brief(短い、わずかな)
- 期間が非常に短いことを強調。
- 例: a brief pause (ほんの少しの休止)
- 期間が非常に短いことを強調。
momentary(つかの間の)
- ごくわずかな時間のニュアンス。
- 例: momentary lapse (一瞬の気の緩み)
- ごくわずかな時間のニュアンス。
long term(長期的な)
- チャンクとしてよく対比される表現。
- 例: long-term strategy (長期戦略)
- チャンクとしてよく対比される表現。
permanent(永続的な)
- 「ずっと続く」ニュアンス。
- 例: a permanent position (常設の職位)
- 「ずっと続く」ニュアンス。
short:
- アメリカ英語: /ʃɔːrt/
- イギリス英語: /ʃɔːt/
- “ショート”のように「ショー」と伸ばして発音します。
- アメリカ英語: /ʃɔːrt/
term:
- アメリカ英語: /tɝːm/
- イギリス英語: /tɜːm/
- 日本人学習者は「ター(ム)」とアを長めに発音しがちですが、実際には口をあまり開かずに母音を長く伸ばす感じです。
- アメリカ英語: /tɝːm/
スペリング・ハイフンの有無
- 形容詞で使う場合は「short-term」とハイフンを入れることが多いです。
- 「in the short term」の場合はハイフンを入れません。
- 形容詞で使う場合は「short-term」とハイフンを入れることが多いです。
short time
との混同- “short time” は「短時間」を意味するだけで、期間を指す場合には適切でないことがあります。
- 例: “in a short time” という場合は「短い時間のうちに」のニュアンス。
- “short time” は「短時間」を意味するだけで、期間を指す場合には適切でないことがあります。
TOEICや英検などでの出題
- ビジネスシーンや経済関連の文章でしばしば登場します。
- 短文穴埋めや文章中の言い換え問題で出題されることも多いです。
- ビジネスシーンや経済関連の文章でしばしば登場します。
- 「目の前の期間をすぐ終えるイメージ」をもつと覚えやすいかもしれません。
- 「long term」としばしばセットで対比されるため、どちらもまとめて覚えると便利です。
- “short” も “term” も日常でよく出てくる単語なので、組み合わせによる意味の変化を意識しておくと定着しやすいでしょう。
- 「out of」
- 英語: 「from within something and moving away」や「no longer in a certain state or condition」を表す表現。
- 日本語: 「~の外へ」「~の中から外に」「(状態)から外れて」「~不足で」など様々な意味合いを持つ表現です。
- 例: “I took my wallet out of my bag.”(私は鞄から財布を取り出した)
こうした「(空間・状態)から抜け出す」「~がなくて」というニュアンスを表します。シンプルに「~の外へ」や「~から」と訳しても、場面によっては「不在」「不足」「除外」などの意味になります。
- 英語: 「from within something and moving away」や「no longer in a certain state or condition」を表す表現。
- 前置詞句(prepositional phrase)
- 「out of」自体は形を変えません。前置詞「out」や「of」の別々の使い方はありますが、この2語の組み合わせは定型で用いられます。
- 「out」は副詞・前置詞として使えます。
- 例: “He went out.”(彼は外へ出た)
- 例: “He looked out the window.”(彼は窓から外を見た)
- 例: “He went out.”(彼は外へ出た)
- 「of」は前置詞であるため、他の品詞になることは通常ありません。
- 「out of」は日常会話でも非常によく出てくる表現なので、少なくとも英語の学習がある程度進んだ段階(B1程度)からは意識的に使い方を覚えておくとよいでしょう。
- 「out」+「of」
- 「out」は「外へ」を表す副詞・前置詞。
- 「of」は「~の」「~から」を表す前置詞。
- 組み合わせることで「何かの中から外へ」「状態から抜ける」などの意味合いを作ります。
- 「out」は「外へ」を表す副詞・前置詞。
- 物や人が物理的な場所から外に出る
- 例: “He ran out of the house.”(彼は家の外に駆け出した)
- ある状態・状況・供給が尽きている
- 例: “We’re out of milk.”(牛乳がもうない)
- 理由・動機を表す(心の状態から行動が生まれる)
- 例: “She did it out of love.”(彼女は愛情からそれをした)
- 可能性がない、選択肢から外れる
- 例: “The red dress is out of the question.”(その赤いドレスは問題外だ)
- 範囲・領域・状態から外れる
- 例: “Be careful not to step out of line.”(列から外れないように気をつけて)
- out of stock(在庫切れ)
- out of order(故障中・順序が乱れている)
- out of breath(息切れして)
- out of control(制御不能で)
- out of reach(手の届かない所に)
- out of sight(見えないところに)
- out of the question(問題外で)
- out of line(行儀・常識から外れて)
- out of nowhere(どこからともなく)
- out of luck(運が悪い、不運な状況で)
- 「out」は古英語で「ūtan」と関係がある語で、「外に出る」という感覚を持つ語。
- 「of」は古英語の「of, off」から派生した前置詞で、「~から離れて」「~の一部から」といった意味合いがある。
- 二つが結びついた「out of」は、「~の内側から抜け出す」「~を離れる」というイメージを強調します。
- 物理的に外へ出るだけでなく、抽象的に「状態・状況から外れる」「資源が尽きる」「感情や動機から生じる」など多彩な意味を持つフレーズ。
- 日常表現~ビジネス表現まで広く使われますが、カジュアルな文脈でも通常問題なく使えます(フォーマル文書でも用いられます)。特に困るほどくだけた印象はありません。
- 前置詞句「out of」は目的語を取り、「out of + 場所/状態/物質」などの形で使われることが多いです。
- よくある構文:
- “Someone/ Something + verb + out of + N(場所や物).”
- “Someone/ Something + be + out of + N(物)."(不足、または状態の表現)
- “Someone/ Something + verb + out of + N(場所や物).”
- フォーマル/カジュアルどちらでも使えます。ビジネスメールでも普通に使われますし、会話でも日常的に使います。
- 「out of」を使ったイディオム: “out of the blue” (突然に) も有名ですが、こちらは少しイディオムよりの表現です。
- “I took my phone out of my pocket.”
- (ポケットから携帯を取り出したよ。)
- (ポケットから携帯を取り出したよ。)
- “We ran out of sugar. Can you buy some on your way home?”
- (砂糖が切れちゃった。帰り道に買ってきてもらえる?)
- (砂糖が切れちゃった。帰り道に買ってきてもらえる?)
- “He acted out of jealousy.”
- (彼は嫉妬心からそんな行動を取ったんだ。)
- “We are temporarily out of stock for that product.”
- (その商品は一時的に在庫切れです。)
- (その商品は一時的に在庫切れです。)
- “Please contact our support team if the device is out of order.”
- (もしその機器が故障している場合は、サポートチームへご連絡ください。)
- (もしその機器が故障している場合は、サポートチームへご連絡ください。)
- “The project is out of budget right now, so we need to rethink our approach.”
- (プロジェクトは現在予算オーバーだ。対策を練り直す必要がある。)
- “These samples were taken out of a sealed environment to prevent contamination.”
- (これらのサンプルは汚染を防ぐため、密閉された環境から取り出されました。)
- (これらのサンプルは汚染を防ぐため、密閉された環境から取り出されました。)
- “It’s important not to take the data out of context when analyzing the results.”
- (結果を分析するときは、データをその文脈から切り離さないことが重要です。)
- (結果を分析するときは、データをその文脈から切り離さないことが重要です。)
- “The committee excluded certain out-of-date references to maintain the integrity of the study.”
- (委員会は、研究の信頼性を保つため古い情報源をいくつか除外しました。)
- “from”(~から)
- 物理的起点を表す点で似ていますが、「out of」は「内部から外へ出る」ニュアンスが強いのに対し、「from」は単に起点を示すだけの場合が多いです。
- 例: “He took the key from the table.”(彼はテーブルから鍵を取った) → 「外へ」のニュアンスは薄い。
- 物理的起点を表す点で似ていますが、「out of」は「内部から外へ出る」ニュアンスが強いのに対し、「from」は単に起点を示すだけの場合が多いです。
- “outside”(外、外側)
- 前置詞・副詞や名詞として「外側」を指す。動きではなく、単に位置を表すことが多い。
- 例: “He is outside the house.”(彼は家の外にいる)
- 前置詞・副詞や名詞として「外側」を指す。動きではなく、単に位置を表すことが多い。
- “beyond”(~を越えて)
- 範囲外や超越を表す。物理的にも抽象的にも「超える」感覚が強い。
- “out of”は内部から外へ抜ける動き、または不足などを指す点で違うニュアンス。
- 範囲外や超越を表す。物理的にも抽象的にも「超える」感覚が強い。
- 反意語としては「into」(~の中へ)が挙げられます。
- 例: “He walked into the house.”(彼は家の中に入った)
- アメリカ英語: /ˈaʊt əv/ または /ˈaʊt ʌv/
- イギリス英語: /ˈaʊt əv/ または /ˈaʊt ɒv/
- 普段の会話では「out of」は連結して「アウラヴ/アウロヴ」のように弱音化されて聞こえることが多いです。
- “out” に強勢が来ることが多く、 “of” は弱く発音されがち。
- カジュアルには「outta /ˈaʊtə/」のように聞こえる場合もありますが、これは口語的表現に近いです。
- 「out of」を「outside」や「from」のどちらで代用できるのか混乱することが多い。文脈や動きのある・なしで区別する。
- スペルミス・分け方の間違いにも注意。「outof」などと続け書きしない。
- 「outta」と書けばほぼ口語表現であり、書き言葉には向かない。
- TOEICや英検などで「~不足だ」や「~から動機を得て」という表現問題として「out of」が選択肢に出ることがある。しっかり意味を区別しておこう。
- 「内部(in)から外へ(out)動くイメージ」→ “out of” = 「inの反対で、外へ抜け出す」
- 「“o-u-t” + “o-f” = “内部からスッと抜け出す”」という映像を思い浮かべる。
- 「●●がなくなる」= “We’re out of ●●.” と覚えておくと買い物や日常で便利。
- 広い意味を覚えておくよりも、「外へ」「不足」「状態から抜ける」という3本柱で押さえると理解しやすい。
- CEFRレベル目安: B1(中級)
まだ基本的な文法をマスターしている最中の学習者が、条件文などでよく触れ始める表現です。 - 一方で、「as」は時に副詞や接続詞にもなる、汎用性の高い語です。
- 「long」は形容詞・副詞・名詞として使われることがありますが、ここでは「long」の品詞変化は直接関係しません。
- as: 「〜と同じくらい」「〜のように」といった意味をもつ接続詞・副詞など
- long: 「長い」・「長さ」などを表す形容詞/名詞
- as + long + as: 「~の時間/長さと同じくらい」→「期間が続く限り」→「~の条件が続く限り」という派生的意味合いを持つようになったフレーズです。
- as long as you need(あなたが必要な限り)
- as long as it takes(それに要する時間の限り / かかるだけの時間)
- as long as you’re here(あなたがここにいる限り)
- as long as you follow the rules(ルールに従う限り)
- as long as possible(可能な限り長く)
- as long as you love me(あなたが私を愛している限り)
- as long as it doesn’t rain(雨が降らない限り)
- as long as I live(私が生きている限り)
- as long as I remember(私が覚えている限り)
- as long as everyone agrees(みんなが同意している限り)
- 「as」は古英語の “ealswā” に由来し、「同様に」「等しく」という意味がありました。
- 「long」は古英語の “lang” に由来し、「長い(時間や距離)」を表します。
- 口語・文章ともに使用可
- ややカジュアル寄りですが、ビジネス文書等でも自然に使えます。
- 条件を強調したいときにも有効です。
- “if” よりも「~なので大丈夫」という安心感を示すことが多いですが、文脈によります。
- “as long as + 文章” の形で条件節(conditional clause)または時を表す節(temporal clause)を導きます。
- 通常、前半 (主節) と後半 (従属節) に分けられます。
例: You can stay (主節) as long as you want (従属節). - フォーマルなビジネスシーンでも問題なく使えます。完全にカジュアルというより、中立的で幅広い文脈で通用する表現です。
“You can borrow my bike as long as you bring it back by evening.”
(夕方までに返してくれるなら、自転車貸してあげるよ。)“I don’t mind what we watch as long as it’s funny.”
(面白ければ何を観ても構わないよ。)“As long as we have snacks, I’m happy.”
(おやつさえあれば、私は満足。)“The team can work remotely as long as they meet all project deadlines.”
(プロジェクトの締め切りさえ守れば、チームはリモートで働いても構いません。)“You may use the company car as long as you fill out the required forms.”
(必要書類を記入していただければ、社用車をご利用いただいて結構です。)“We will approve your proposal as long as it stays within budget.”
(予算内であれば、あなたの提案を承認します。)“Participants may leave the conference at any time as long as they have registered.”
(登録さえしていれば、参加者はいつでも会議を離れて構いません。)“As long as the hypothesis holds true, the experiment will yield consistent results.”
(仮説が成り立つ限り、その実験は一貫した結果をもたらすでしょう。)“As long as ethical guidelines are followed, the study can be extended.”
(倫理基準が守られる限り、その研究を拡張することが可能です。)if(もし~ならば)
- “As long as” より単純で、一般的な条件を示す。
- “as long as” はやや「その条件が満たされている間は安心してできる」というニュアンスが強い。
- “As long as” より単純で、一般的な条件を示す。
provided (that) / providing (that)(~という条件で)
- “as long as” とほぼ同じ意味。ただし文語的、ややフォーマル。
- 例: “You can apply for the grant, provided (that) you meet the eligibility criteria.”
- “as long as” とほぼ同じ意味。ただし文語的、ややフォーマル。
so long as(~する限り)
- “as long as” と同義でほぼ置き換え可能。意味も使い方も非常に似ています。
- “as long as” と同義でほぼ置き換え可能。意味も使い方も非常に似ています。
- 「unless」(もし~でないなら)
- 「until」(~までは)
などが反対の条件や期限を示す点で対比可能です。 - 発音記号(IPA)
- 米: /əz lɔːŋ əz/ または /æz lɔːŋ æz/
- 英: /əz lɒŋ əz/ または /æz lɒŋ æz/
- 米: /əz lɔːŋ əz/ または /æz lɔːŋ æz/
- アメリカ英語では “long” の母音が /ɔː/ や /ɑː/ になったりします(地域差あり)。
- イギリス英語では “long” の母音が /ɒ/ と短めになる点が主な違いです。
- “as long as” を “as far as” と混同する
- “as far as” は「~に関する限り」という話題や範囲を示すときに使います。
- “as long as” は「条件、もしくは期間」に関連する表現です。
- “as far as” は「~に関する限り」という話題や範囲を示すときに使います。
- “it’s” や “its” のように似た音の単語と混同しない
- 際どい例ではありませんが、英語学習者は細かい接続詞を混乱しがち。
- 際どい例ではありませんが、英語学習者は細かい接続詞を混乱しがち。
- TOEIC・英検などでの出題傾向
- 条件節を扱う文法問題で “as long as” を “as far as” と選択肢で間違いやすい。
- 会話の中で条件を示す際に「if」以外のバリエーションとして出題されることがある。
- 条件節を扱う文法問題で “as long as” を “as far as” と選択肢で間違いやすい。
- “どれだけ長い間でも、それが続くならばOK” というイメージで覚えるのがおすすめです。
- 「長さ」や「時間」を想起させる “long” を使っているので、「(その条件や期間が) 続く限りOK」というストーリーで記憶に残しやすいです。
- 例文での活用形
- “Bear in mind that …”「…ということを心に留めておいてください。」
- “Please bear this in mind.”「このことを覚えておいてください。」
他の品詞形例
- bear (名詞): 「クマ」としての意味
- bearing (名詞): 「姿勢、態度」、または「方位」や「関連」の意味もある
- bear (名詞): 「クマ」としての意味
CEFRレベル: B2(中上級)
- 「日常会話でも耳にするが、少しフォーマルや文書でも使われる表現。B2レベル程度で使いこなせるようになるイディオムです。」
- bear: 「持つ、運ぶ、耐える、(心に)抱く」などの意味を持つ動詞
- in mind: 「心の中で、頭の中で」を表す部分
- Bear in mind that … / …ということを念頭に置いてください
- Always bear in mind … / いつも…を心に留めてください
- Bear this point in mind / この点を心に留めておいてください
- It’s important to bear in mind … / …を心に留めておくことが大切です
- Bear in mind the consequences / 結果を意識しておいてください
- Bear in mind the context / 文脈を考慮しておいてください
- Bear in mind the risk / リスクを念頭に置いてください
- Bear in mind what I said / 私が言ったことを忘れないでください
- Bear in mind the audience / 誰に向かって話しているか考慮してください
- Bear in mind the limitations / 制限事項を覚えておいてください
語源
「bear」(古英語 “beran”)は「運ぶ・持ちこたえる・耐える」という意味から来ています。“in mind” と組み合わさることで「頭の中に(運ぶ・持つ)」→「記憶する」のような意味が派生しました。ニュアンス
- 「忘れないでください」という注意喚起のようなニュアンス。
- 少しフォーマルな強調表現で、書き言葉でも使われますが、日常会話でも丁寧に相手にお願いするときなどに使います。
- 「忘れないでください」という注意喚起のようなニュアンス。
イディオム
Bear in mind + that節
例: “Bear in mind that you may need additional proof.”Bear + 目的語 + in mind
例: “Please bear these instructions in mind at all times.”
フォーマル/カジュアル
- フォーマル度: やや高め。ビジネス文書でも使われます。
- カジュアル度: 会話でも「Don’t forget」などの代わりにやや丁寧に伝えたいときに使われます。
- フォーマル度: やや高め。ビジネス文書でも使われます。
可算・不可算の区別など
- イディオムとしては動詞フレーズなので、名詞の可算・不可算という概念は直接関係しません。
“Bear in mind that the store closes at 8 pm, so we should go soon.”
- 「お店は午後8時に閉まるから、そのことを念頭において早めに行かないとね。」
“Please bear in mind that John doesn’t like spicy food.”
- 「ジョンは辛いものが苦手だから、そのことを覚えておいてね。」
“Bear in mind you’ll need cash if you want to buy snacks there.”
- 「そこにあるおやつを買いたいなら、現金が必要なことを心に留めておいてね。」
“Bear in mind that all deadlines are final and cannot be extended.”
- 「すべての締め切りは確定で、延長できないことを念頭に置いてください。」
“Please bear in mind the company’s policy when making decisions.”
- 「意思決定をするときは、必ず会社の方針を考慮に入れてください。」
“We must bear in mind our clients’ needs at every stage of the project.”
- 「プロジェクトの各段階で、常にクライアントのニーズを意識しなければなりません。」
“Bear in mind that the experiment’s results are subject to interpretation.”
- 「実験結果は解釈の仕方によって変わる可能性があることを念頭に置いてください。」
“When reading the journal article, bear in mind the limitations of the study.”
- 「学術論文を読む際には、その研究の限界点を考慮に入れてください。」
“It is crucial to bear in mind underlying biases in any research.”
- 「どの研究にも潜在的なバイアスがあることを心に留めておくことが重要です。」
- 類義語
- “keep in mind” → 「覚えておく」
- “remember” → 「思い出す / 覚えておく」
- “note” → 「注意しておく・気をつける」
- “take into account” → 「考慮に入れる」
- “take note of” → 「(重要なことを)注意しておく」
- “keep in mind” → 「覚えておく」
- 反意語
- “forget” → 「忘れる」
- “overlook” → 「見落とす」
- “ignore” → 「無視する」
- “forget” → 「忘れる」
- 発音記号(IPA): /beər ɪn maɪnd/ (イギリス英語), /ber ɪn maɪnd/ (アメリカ英語)
- アクセント:
- “bear” と “mind” がやや強調される傾向があります。
- “bear” と “mind” がやや強調される傾向があります。
- イギリス英語とアメリカ英語の違い
- イギリス英語では “bear” の発音が /beər/ に近く、“mind” の /aɪ/ は長めに発音します。
- アメリカ英語では “bear” の /eə/ がやや短く /ber/ のようにも聞こえます。
- イギリス英語では “bear” の発音が /beər/ に近く、“mind” の /aɪ/ は長めに発音します。
- よくある間違い
- “beer in mind” とつづりを間違うことがあるので注意。‘beer’(ビール)と間違わないようにしてください。
- スペルミス
- “bear” と “bare” を混同しないように。
- “bear” と “beer” のつづりも間違えやすいので注意。
- “bear” と “bare” を混同しないように。
- 同音異義語
- “bear (クマ)” と“bare (裸の)”は発音が同じでも意味が異なります。
- このイディオムでは “bear” は動詞の「耐える・支える」の方を用いています。
- “bear (クマ)” と“bare (裸の)”は発音が同じでも意味が異なります。
- 試験出題傾向
- TOEICや英検などで「注意を引くイディオム」として頻出するわけではないですが、ビジネスメールなどの読解問題でよく登場します。
- 「keep in mind」などの表現との言い換え問題として出題される可能性があるので、覚えておくと便利です。
- 覚え方のヒント
- 「クマ(bear)が頭の中にいるイメージ」で「(クマを)頭の中に連れて行く→覚えておく」というおもしろい連想をすると印象に残ります。
- “bear in mind” は “remember” より少し丁寧でフォーマル、とイメージすると使い分けしやすいです。
- 「クマ(bear)が頭の中にいるイメージ」で「(クマを)頭の中に連れて行く→覚えておく」というおもしろい連想をすると印象に残ります。
- (動詞) “To support or help someone or something” / 「(人や物事を)支持する、助ける」
「友達を助けるときや、議論で味方をするときなどに使われる表現です。」 - (動詞) “To make a copy of data or files” / 「データやファイルのバックアップを取る」
「パソコンやスマホのデータを守るために、コピーを作っておくニュアンスです。」 - (動詞) “To move backwards” / 「後退する」
「車を下がらせたいときや、後ろへ下がるときなどに使います。」 - (名詞・形容詞: “backup”) 「後援、援助、予備、代替」
「緊急時の代替要員や、ファイルのコピーのことを指すときにも使われます。」 - 動詞形:
- 原形: back up
- 3単現: backs up
- 現在進行形: backing up
- 過去形/過去分詞形: backed up
- 原形: back up
- B1(中級): 「back up」は複数の意味を持つ句動詞で、日常会話でも業務でもよく使われます。使いこなせるようになるとコミュニケーションがスムーズになります。
- back: 「後ろ」「戻る」という意味をもつ単語
- up: 上向きや上昇を示す前置詞/副詞
- 過去に戻って「支える」(転じて「助ける、補強する」)
- 衝突を避けるために「後ろに下がる」行為
などを表すようになりました。 - back up your data(データをバックアップする)
- back up your claims(主張を裏付ける)
- back up a friend(友人を助ける/支持する)
- back up files regularly(定期的にファイルをバックアップする)
- back up slowly(ゆっくりバックする)
- provide backup(支援を提供する)
- call for backup(応援/援護を呼ぶ)
- traffic is backed up(交通が渋滞している)
- have a backup plan(代替案を用意する)
- back up an argument(議論を補強する)
- 語源: 「back」は古英語 “bæc” に由来し、「身体の背中」や「後ろ」を表しました。「up」はゲルマン語系の語から来ており、「上へ」「上方へ」を意味する基本的な語でした。これらが組み合わさり、“to move backward or to provide support” のイメージへと広がっています。
- ニュアンス/使用時の注意点:
- 「支援する」「助ける」の意味では、よりカジュアルなニュアンスが強く、友人や同僚の間でよく使います。
- 「データのコピーを取る」の意味では、ITやビジネスの現場などフォーマルな場面でもよく登場します。
- 「後退する」の意味では、運転時や身体を動かすシーンで使われる、どちらかというと日常での口頭表現が中心です。
- 「支援する」「助ける」の意味では、よりカジュアルなニュアンスが強く、友人や同僚の間でよく使います。
他動詞としての用法
- 目的語が必要: “back up something/someone” / “back something/someone up”
- 例: “I need to back up my computer files.”
- 目的語が必要: “back up something/someone” / “back something/someone up”
自動詞的に使われるパターン
- 目的語が省略される場合: “The car backed up slowly.”
- 動作だけを表すため、目的語を伴いません。
- 目的語が省略される場合: “The car backed up slowly.”
名詞/形容詞としての “backup”
- 例: “We have a backup (noun) in case the system fails.”
- 例: “We need a backup plan (adjective + noun).”
- 例: “We have a backup (noun) in case the system fails.”
フォーマル/カジュアル
- 「support」の意味合いで書類やビジネスメールに使っても問題ありません。
- 「後退する」は主に会話や日常表現で使われます。
- 「support」の意味合いで書類やビジネスメールに使っても問題ありません。
- “Could you back up a little? I need some space to open the door.”
(ちょっと下がってくれますか? ドアを開けるスペースが必要なんです。) - “Don’t worry, I’ll back you up if Mom gets angry.”
(心配しないで。もしお母さんが怒っても、僕が助け舟を出すよ。) - “Remember to back up your phone photos regularly.”
(スマホの写真は定期的にバックアップを取るのを忘れないでね。) - “Please back up all the project files before we update the system.”
(システムをアップデートする前に、プロジェクトのファイルすべてをバックアップしてください。) - “If you have evidence to back up your proposal, please share it with the team.”
(提案を裏付ける証拠があるなら、チームに共有してください。) - “The delivery trucks need to back up to the loading dock carefully.”
(配送のトラックは、慎重に荷台にバックしてください。) - “The researcher used statistical data to back up her hypothesis.”
(研究者は仮説を裏付けるために統計データを使用しました。) - “Please back up your experimental results with reliable sources.”
(実験結果を信頼できる情報源で裏付けてください。) - “All raw data must be backed up according to the laboratory’s protocol.”
(すべての生データは研究室の規定に従ってバックアップを取らなければなりません。) - support(サポートする): 「支える」「幇助する」という意味で近い。よりフォーマル。
- assist(助ける): 「手伝う」という意味合いが強い。
- bolster(強化する): 主に意見や考えを「補強する」ニュアンス。
- reinforce(強化する): 主張や建築物などを「補強する」、「強くする」イメージ。
- undermine(弱体化させる): 「足を引っ張る」「台無しにする」など、支えとは反対。
- oppose(反対する): 「援助する」の反対の行為。
発音記号(IPA)
- 動詞句動詞 “back up”: /bæk ʌp/ (米・英ほぼ同じ)
- 名詞/形容詞 “backup”: /ˈbækʌp/ (アクセントは “bæk” の部分)
- 動詞句動詞 “back up”: /bæk ʌp/ (米・英ほぼ同じ)
強勢(アクセント)の位置
- 動詞としての「back up」は2語に分かれるため、特定の「アクセント」は “back” に置かれがちですが、状況によって [up] を強く言う場合もあります。
- 名詞または形容詞の「backup」は1語なので、最初の “back” に強勢が置かれます。
- 動詞としての「back up」は2語に分かれるため、特定の「アクセント」は “back” に置かれがちですが、状況によって [up] を強く言う場合もあります。
アメリカ英語とイギリス英語
- 大きな差はありませんが、イギリス英語のほうが [æ](バッ)の音がやや明確に聞こえる場合があります。
- 大きな差はありませんが、イギリス英語のほうが [æ](バッ)の音がやや明確に聞こえる場合があります。
よくある発音の間違い
- [bɛk] や [bɑːk] と発音してしまうことがありますが、正しくは短い “æ” の音です。
- スペルミス
- 名詞/形容詞で使うときの “backup” を “back-up” とハイフンで書く場合もあるが、頻度は低め。
- 動詞句動詞は必ず2語に分けて “back up” と書くのが基本です。
- 名詞/形容詞で使うときの “backup” を “back-up” とハイフンで書く場合もあるが、頻度は低め。
- 同音異義語
- “back-up” とハイフンで書かれる場合も意味はほとんど同じですが、文法上の働き方が変わるので注意。
- “back-up” とハイフンで書かれる場合も意味はほとんど同じですが、文法上の働き方が変わるので注意。
- TOEIC・英検などの試験での出題傾向
- 「データをバックアップする」「誰かをサポートする」の文脈で問われることが多いです。
- 句動詞としての意味で「後ろに下がる」も出題される場合があります。
- 「データをバックアップする」「誰かをサポートする」の文脈で問われることが多いです。
- 覚え方: “back” の「後ろ」+ “up” の「上(向き)」という2つの動きや方向をイメージし、「もとあった位置(あるいはさらに後ろ)へ動かす」 →「サポートする」「ファイルを保持する」と展開させると理解しやすいです。
- 勉強テクニック:
- 実際にパソコンでファイルのバックアップを取るとき、必ず「I’m backing up my data.」と声に出してみる。
- 友達に「もし何かあったらback me up」と言う練習をすると、自然と使い方が身につきます。
- 実際にパソコンでファイルのバックアップを取るとき、必ず「I’m backing up my data.」と声に出してみる。
Please refer to the above section for more information.
Please refer to the above section for more information.
解説
詳細については、上記のセクションを参照してください。
the above
1. 基本情報と概要
単語: the above
品詞: 句(名詞句、または形容詞的に用いられる場合もあります)
英語での意味
“the above” は、直前に挙げられた情報や要素をまとめて指す表現です。
日本語での意味
「上記のもの」「上記のこと」などを指すときに使われる表現です。
上で示した情報をまとめて参照したいときに使います。特に文書やメール、レポートなど、文章を前後で参照するときに用いられることが多いです。
活用形
句としての表現のため、動詞などのような直接的な活用形はありません。
他の品詞形の例
CEFR レベル
文書表現で多用されるため、B2(中上級)程度のレベルで意識して使われ始める単語・表現です。
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
使用上のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(フォーマル)
学術的な文脈(さらにフォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のように “the above” は、文章の中で先述した情報をまとめて示す際に用いられる汎用的かつ便利な表現です。特にレポートやメール、論文などで多用されるため、見たり使ったりする機会が多いでしょう。
(同じ文書・ページ中で)上記のこと, 上述のこと
Contrary to popular belief, cats are not always aloof.
Contrary to popular belief, cats are not always aloof.
解説
一般に信じられていることに反して、猫は常によそよそしいわけではありません。
contrary to
1. 基本情報と概要
単語・表現: contrary to
品詞: 前置詞句 (prepositional phrase)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語 & 日本語)
「あなたが予想していたのとは違う場合や、一般的な意見や期待とは反対の事実を示すとき」に使われる表現です。たとえば「世間一般の考えとは違い〜」「期待に反して〜」と言いたいときに便利です。
活用形
前置詞句として、明確な活用はありませんが、常に “contrary to 〇〇” の形で使われます。分詞や過去形などの時制変化はありません。
関連品詞例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“contrary to” は、慣用表現として「〜とは反対に」「〜に逆らって」を意味します。使う際は、後ろに「期待」「意見」「結果」などが来るのが一般的です。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
典型的な構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈・フォーマルな例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “contrary to” の詳細説明です。「〜に反して」「〜とは違って」という意味を押さえたうえで、さまざまな文脈で使い分けてみてください。
...に反して
Each student in the class has to present their project in turn.
Each student in the class has to present their project in turn.
解説
クラスの各学生は順番に自分のプロジェクトを発表しなければなりません。
in turn
1. 基本情報と概要
英語表現: in turn
品詞: 副詞句(慣用表現)
英語の意味
日本語の意味
「in turn」は「一つずつ順を追って行う場合」や、「Aに対してBが起き、Bに対してCが起きた」といった因果や連鎖を示すときに使います。ニュアンスとしては、物事が次々と後に続くイメージを表します。
活用形・他の品詞形
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連コロケーションやフレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
例:構文
• “S + V, which in turn + V …”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
使い方の違い
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習のコツとしては、因果関係を説明する例文をいくつか暗記して「人口が増え、それに伴って需要が増え、それによって価格が上昇した」を “The population grew, which in turn increased demand, which in turn drove up prices.” のように言えるようにすると、自然に身につきます。
I have been waiting for about an hour or so.
I have been waiting for about an hour or so.
解説
私は1時間くらい待っています。
or so
以下では、副詞句「or so」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: “or so”
日本語訳: 「~ほど」「およそ~」「~くらい」など
「or so」は、主に数や量を表す表現のあとにつけて「だいたい~くらい」という意味を表す英語のフレーズです。とくに「10 minutes or so(10分ほど)」のように、およその数値を示すときに使われます。「about」「approximately」「around」といった副詞と同じように、だいたいの量や時間を示したいときに用いられますが、「数値などのあとにつける」という点が特徴的です。
2. 語構成と詳細な意味
「or so」は、厳密には接続詞 “or” と副詞 “so” の組み合わせですが、一連の慣用的な副詞句です。単語というよりも、句として機能します。
関連フレーズ・よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
それぞれのシーンで3つずつ例文を紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的/会議
6. 類義語・反意語と比較
「or so」は数値の後ろに置く点がポイントです。 “about” は文頭や前置詞として使える場合もあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「“or so” は “もっと正確な数字はわからないけど、そのくらいだよ” と伝える表現」というイメージで覚えるとよいでしょう。
覚え方のコツとしては、数字を言ったあとに “or so” と言い足す習慣をつけること。たとえば、「10分くらいかかるよ」と英語で思ったときに、最初から “It’ll take about 10 minutes or so.” というフレーズまでセットで声に出して練習すると定着しやすいです。
以上が「or so」の詳しい解説です。およその数値や量を伝える際の便利な決まり文句の一つなので、ぜひ活用してみてください。
〜くらい《くだけて》 (数詞)〜かそこらの, …ばかり, …ほど
That is not the case in Japan.
That is not the case in Japan.
解説
日本はそうではない。
the case
以下では、名詞 “the case” をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞・活用形
他の品詞形
難易度(CEFR)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
フォーマル/カジュアルでの使われ方
名詞の可算・不可算
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的・専門的(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のように、名詞 “the case” は多義的で使い勝手の良い単語です。文脈やフレーズによって意味が大きく変わるので、ぜひいろいろな場面で使ってみてください。
(物事の)事実, 実情, 真相
《that is ~》そうした事情なので;その通りです
《If that is ~》もしそうであれば
I am planning a short term trip to Europe.
I am planning a short term trip to Europe.
解説
私はヨーロッパへの短期間の旅行を計画しています。
short term
1. 基本情報と概要
単語: short term
品詞: 形容詞的に使われる表現、および名詞句でも使われることがあります
「short term」は、何かが短い期間内で行われる・影響する・持続することを表すときに用いられます。たとえば「短期的な利益」「短期的な目標」のように、「長期間ではなく当面だけに焦点を当てる」ニュアンスを持ちます。
活用形
「short term」は複数形などで変化しませんが、文脈で以下のように形が変わります:
他の品詞形
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
この2語が組み合わさり、「短い期間」という意味になります。形容詞的用法としてはふつうハイフンを入れた short-term として用いられることが多いです。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
歴史的用法
「short term」は19世紀後半以降経済やビジネス文脈でよく使われるようになりました。もともとは投資や金融の場面で、「短期」という期間の強調が必要な際に用いられました。
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
二語を合わせるときは「SHORT-term」のように、first word(short)をやや強く発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「short term」の詳細な解説です。短い期間を表す表現として、ビジネスや学術的文脈、日常会話など幅広く使われる、使い勝手のよいフレーズとして押さえておきましょう。
【形】短期間の, 短期の, 短期満期の
He ran out of the house.
He ran out of the house.
解説
彼は家から外へ走り出した。
out of
《運動・位置》...から外へ, ...から抜け出して,(ある数)の中から / 《原材料》...から作り出して, ...を材料として / 《動機・理由》...から , ...で, ...のために
以下では、英語の前置詞句「out of」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
活用形
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味のバリエーション
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下では「日常会話」「ビジネス」「学術的な文脈」の3つの場面ごとに、それぞれ3つずつ例文を紹介します。
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢と発音のポイント
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、英語の前置詞句「out of」の詳細な解説です。シンプルなようでいて多彩な意味を持つ重要表現なので、日常的な場面でもビジネスシーンでもぜひ活用してみてください。
《原材料》...から作り出して, ...を材料として
《動機・理由》...から , ...で, ...のために
《運動・位置》...から外へ, ...から抜け出して,(ある数)の中から
As long as you work hard, you can achieve your goals.
As long as you work hard, you can achieve your goals.
解説
一生懸命努力すれば目標を達成できます。
as long as
1. 基本情報と概要
品詞・フレーズの種類: 接続詞的な表現(subordinating conjunction)
英語の意味: “provided that”, “on condition that” / “while”
日本語の意味: 「~する限り」「~である限り」「~する間は」など
「as long as」は、「~である(する)限り」「条件としては~」という条件や期間を示す表現です。たとえば、「特定の条件が満たされている間は実行する」というニュアンスで使えます。英語学習の文法書などでは条件節(conditional clause)を導く接続詞として紹介されることが多いです。
活用形と他の品詞
「as long as」は複数の単語から成るフレーズのため、いわゆる「活用形」はありません。単独で「as long as」が形を変えることはないので、活用は意識しなくて大丈夫です。
「as long as」が他の品詞になるわけではありませんが、類似表現として「so long as」(同じ意味) などがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例)
3. 語源とニュアンス
語源
これらが組み合わさり、「同じ長さ・時間であるならば」というニュアンスから転じて、現在は「~する条件が続く限り」「~である限り」といった条件節を示すように使われるようになりました。
使用時のニュアンス・注意
4. 文法的な特徴と構文
文法分類: 副詞節を導く接続詞的表現(subordinating conjunction)
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
それぞれの場面(カジュアル/ビジネス/学術)で例文を示します。
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
条件・期間を否定する表現として直接的な反意語はありませんが、
7. 発音とアクセントの特徴
「as long as」の場合、それぞれの単語が弱形になることが多く、実際の会話では「az long az」のように聞こえます。ゆっくり強調するときは「æz lɔːŋ æz」と、はっきり発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
たとえば、長い道(long road)をずっと進み続けられるならゴールできる、というイメージで「条件が継続している限り問題なし」ととらえると忘れにくくなります。
以上が「as long as」の詳しい解説です。条件や期間を表すときに頻出する、とても便利なフレーズなので、積極的に使ってみてください。
《強調》...もの間
《接続詞的に》…の間
《条件》...である限り, ...しさえすれば
When making decisions, it is important to bear in mind the consequences.
When making decisions, it is important to bear in mind the consequences.
解説
意思決定をする際には、結果を心に留めることが重要です。
bear in mind
1. 基本情報と概要
表現: bear in mind
品詞: イディオム(動詞句)
意味(英語): “to remember”, “to keep in mind”
意味(日本語): 「覚えておく」「心に留めておく」
「何かを忘れずに考慮しておく、というニュアンスの表現です。会話でも文章でも使われ、相手に何かを意識したり注意したりしてもらいたいときに用います。」
「bear」という動詞がほかの形になるとき(たとえば過去形は “bore”, 過去分詞は “borne”)ですが、イディオムとして使う際は基本的に “bear in mind” という定型表現で扱われます。
2. 語構成と詳細な意味
「bear in mind」は「心に抱く」というイメージで、「何かを忘れずに意識し続ける」というニュアンスを伝えます。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例:英語 / 日本語訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話編(3例)
5.2 ビジネス編(3例)
5.3 学術・フォーマル編(3例)
6. 類義語・反意語と比較
これらは「意識しておく」や「考慮する」のニュアンスが似ていますが、“bear in mind” は少しフォーマルで注意喚起的な響きがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“Bear in mind” はビジネスシーンや日常会話・学術分野でも幅広く使える便利なイディオムです。ぜひ、意識して使ってみてください!
を心に留める, を肝に銘じる, を忘れない, を念頭に置く
...であると考えておく《that ...》
I always back up my important files to an external hard drive.
I always back up my important files to an external hard drive.
解説
私はいつも重要なファイルを外部ハードドライブにバックアップしています。
back up
【名/U】予備 / 支援,応援 / 渋滞【形】予備の / 支援の / 非常用の【句動】後退する;を後退させる / を支援する,を後援する / 裏付ける, の裏付けをする/〜を渋滞させる
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): back up
品詞: 動詞(句動詞としての「back up」)、または名詞・形容詞(「backup」表記の場合)
意味(英語・日本語)
活用形
「backup」が名詞や形容詞として使われる場合もあります(例: “We need to have a backup plan.”)。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
back + up の句動詞
この2つが組み合わさり、
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
類似表現でも「back up」は「コピーを取る/保存する」という意味合いがあるため、IT分野では “save,” “store” などとも関連しますが、ニュアンスは少し異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「back up」は、日常生活からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる便利な句動詞です。動詞と名詞(または形容詞)でスペル表記が異なる点や、多様な意味をもつ点に注意しつつ、有効に使い分けてください。
【名
U】予備
支援,応援
渋滞【形】予備の
支援の
非常用の【句動】後退する;を後退させる
を支援する,を後援する
裏付ける, の裏付けをする
〜を渋滞させる
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
外部リンク
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