頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- given (形容詞): 「与えられた」「所与の」(e.g. “a given condition” = 「所与の条件」)
- to give (動詞): 「与える」
- gave (動詞の過去形), given (動詞の過去分詞形), giving (動名詞/現在分詞形) など
- B2(中上級) 以上
ネイティブスピードの会話や文章で比較的よく目にする表現です。文法的には難しくないですが、論理的な文章やプレゼン、アカデミックな場面で多用されるのでB2レベルから上級学習者が使うとよいでしょう。 - given: 動詞“give”の過去分詞形から来た形容詞・分詞
- that: 接続詞として機能
- give(動詞)
- given (形容詞)
- given the fact that(よりフォーマルな言い方)
- Given that situation – 「その状況を踏まえると」
- Given that we have limited time – 「時間が限られていることを考えると」
- Given that resources are scarce – 「資源が乏しいことを考えると」
- Given this information – 「この情報を踏まえると」
- Given that he has no prior experience – 「彼に事前の経験がないことを考えると」
- Given the evidence – 「その証拠を考えると」
- Given that it’s urgent – 「急を要するため」
- It’s reasonable, given that... – 「〜であることを考慮すると、それは妥当です」
- Given that she’s an expert – 「彼女が専門家であることを踏まえて」
- Given the circumstances – 「その状況を踏まえて」
- “given” は古くから “give” の過去分詞形として存在しており、英語では「与えられた状態」という意味を持つ形容詞としても使われます。そこから「前提」として捉えられる事柄を指すようになり、「Given that ~ (…であることを前提として)」という接続詞句が生まれました。
- 論理的・説明的な文脈で頻用: プレゼンテーションや論文など、正式な文章でもよく用いられます。
- 口語でもOK: ネイティブの会話でも出てくることがありますが、やや“考慮する・前提にする” といった論理的なトーンを感じさせます。
- 感情的な響きはあまりなく、客観的・論理的に事実や条件を提示するときに向いています。
- 位置: 通常文頭または句を導入する形で用いられます。
例) “Given that it’s late, we’d better go home.” - 意味的機能: 「…ということを考慮して」を示す従属接続詞の役割を果たします。
- フォーマル/カジュアル: 論文・レポート・ビジネス文書でもよく見られるフォーマル寄りの表現ですが、日常会話にも浸透しています。
- “Given that she’s already left, I’ll call her later.”
(彼女はすでに出発しているから、後で電話するよ。) - “We ordered pizza, given that nobody wanted to cook tonight.”
(今夜は誰も料理をしたがらなかったから、ピザを注文したよ。) - “Given that the store closes early on Sundays, we should hurry.”
(その店は日曜は早く閉まるから、急ごう。) - “Given that our budget is tight this quarter, we need to prioritize spending.”
(今期は予算が厳しいので、支出に優先順位をつける必要があります。) - “Given that the client requires a quick turnaround, let’s finalize the design by Friday.”
(顧客が迅速な対応を求めているので、金曜日までにデザインを確定しましょう。) - “Given that sales have been falling, we should reconsider our marketing strategy.”
(売上が落ちていることを考慮すると、マーケティング戦略を再考すべきです。) - “Given that previous research has shown similar trends, we can hypothesize that…”
(先行研究が同様の傾向を示していることを踏まえると、私たちは…という仮説を立てられます。) - “Given that the sample size is limited, further investigation is required.”
(サンプル数が限られていることを考慮すると、さらなる調査が必要となります。) - “Given that climate change poses significant risks, policymakers must take urgent action.”
(気候変動が重大なリスクをもたらすことを踏まえ、政策立案者は迅速な行動を取らなければなりません。) - considering (that) – (〜を考慮すると)
- “Considering it’s already late, let’s call it a day.”
- “Given that” ほどフォーマルではないが、意味は近い。
- “Considering it’s already late, let’s call it a day.”
- in light of – (〜を考えると/〜を踏まえると)
- “In light of recent events, we will postpone the event.”
- ややフォーマルで、書き言葉でよく使われる。
- “In light of recent events, we will postpone the event.”
- in view of – (〜を踏まえると)
- “In view of the new evidence, we should re-examine the case.”
- フォーマル度は“in light of”に近い。
- “In view of the new evidence, we should re-examine the case.”
- 明確な反意語はありませんが、「前提にしない」「〜を考慮しない」などを表したければ “without considering” や “regardless of” という表現が使えます。
- 例) “Regardless of the data, he insisted on proceeding with the plan.”(そのデータを無視して、彼は計画を進めると主張した。)
発音記号(IPA):
- “given” /ˈɡɪv.ən/
- “that” /ðæt/ (米国英語), /ðæt/ or /ðət/ (文脈や発音の連結による)
- “given” /ˈɡɪv.ən/
アクセント: “GI-ven” と最初の音節に強勢が来やすいです。 “that” は弱く発音されがちです。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音そのものに大きな違いはないですが、/ən/ の部分がやや /ɪn/ ぽくなったり、弱音化されたりする場合があります。
よくある間違いとしては “give” と “given” の発音を混同すること。 “given” は “ギヴン” です。
- “Given” のスペリングは “give” + “n”: “givin” や “givven” と間違えないように。
- “Given that” の “that” を忘れない: 特に会話で「Given it’s raining」と言う人もいますが、文法的には “that” を入れるほうがより正確です。
- “giving that” との混同: “giving” は現在分詞形で「与えている」の意味。“Given that” とは別物です。
- 試験対策(TOEIC, 英検など): 読解問題やビジネスメールで接続詞として登場する可能性があります。文の流れを説明する文脈で使われることが多いので、意味をしっかり理解しておくと長文読解に役立ちます。
- イメージ: 目の前に「与えられた(given)条件(that)」がある、という感覚。論理的に「その条件を踏まえて次の話をする」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。
- 語呂合わせ: “Given that 〜” = “Given (与えられた)→ それを考えると…” の順番。
- 覚え方としては、「“Given that” = 〜を踏まえると、という前置きフレーズなんだ」と意識すると、自然に使えるようになります。
- for the sake of [名詞]
- for [名詞]’s sake(意味は同じですが、ofを使わない形)
- for + the + sake + of
- for: 〜のために
- the: 定冠詞
- sake: 利益、理由、目的(古英語由来の名詞)
- of: ~の(所有・関連を示す前置詞)
- for: 〜のために
- for your sake: あなたのために
- for argument’s sake: 議論の便宜上、仮定として
- sake (名詞): 目的、利益
- for the sake of clarity
- (日本語)明確にするために
- (日本語)明確にするために
- for the sake of argument
- (日本語)議論のために(仮定として)
- (日本語)議論のために(仮定として)
- for the sake of convenience
- (日本語)便利のために
- (日本語)便利のために
- for the sake of peace
- (日本語)平和のために
- (日本語)平和のために
- for the sake of others
- (日本語)他の人々のために
- (日本語)他の人々のために
- for the sake of the environment
- (日本語)環境のために
- (日本語)環境のために
- for the sake of safety
- (日本語)安全のために
- (日本語)安全のために
- for the sake of fairness
- (日本語)公平性のために
- (日本語)公平性のために
- for one’s own sake
- (日本語)自分自身のために
- (日本語)自分自身のために
- for the sake of time
- (日本語)時間の都合上
- カジュアル: 友人同士や日常会話で「for your sake(あなたのために)」などと口語的に用いられる。
- フォーマル: ビジネス文書やスピーチで「for the sake of clarity」のように使われる。
- 構文: 「for the sake of + 名詞/代名詞/動名詞」
例: “We should do this for the sake of the children.” - 「for + [名詞]’s + sake」という形も可能。
例: “We should do this for the children’s sake.” - フォーマル/カジュアル共に使えるが、会話にも文章にもなじむ柔軟な表現。
- 単に「for the sake of [名詞]」と並べるのが基本パターン。
- 動詞を続けたい場合は、名詞形や動名詞(~ing)を用いることが多い。
例: “for the sake of avoiding confusion”(混乱を避けるために) - “I quit smoking for the sake of my health.”
- (和訳)健康のためにたばこをやめたんだ。
- (和訳)健康のためにたばこをやめたんだ。
- “Let’s keep quiet for the sake of the neighbors.”
- (和訳)近所の人のために静かにしておこう。
- (和訳)近所の人のために静かにしておこう。
- “Don’t argue just for the sake of arguing.”
- (和訳)ただ議論するためだけに言い合うのはやめよう。
- “We must clarify this point for the sake of our clients.”
- (和訳)顧客のために、この点を明確にする必要があります。
- (和訳)顧客のために、この点を明確にする必要があります。
- “For the sake of efficiency, let’s streamline the process.”
- (和訳)効率化のために、プロセスを簡素化しましょう。
- (和訳)効率化のために、プロセスを簡素化しましょう。
- “I’m making this presentation for the sake of transparency within the team.”
- (和訳)チーム内の情報共有を明確にするために、このプレゼンを行います。
- “For the sake of scientific progress, we must share our data openly.”
- (和訳)科学的進歩のために、データをオープンに共有しなければなりません。
- (和訳)科学的進歩のために、データをオープンに共有しなければなりません。
- “For the sake of objectivity, we conducted a double-blind experiment.”
- (和訳)客観性を保つために、二重盲検実験を行いました。
- (和訳)客観性を保つために、二重盲検実験を行いました。
- “For the sake of clarity in the research paper, we revised the methodology section.”
- (和訳)研究論文をより明確にするために、方法論の部分を修正しました。
- for the benefit of(〜の利益のために)
- 「for the sake of」に近いが、利益や恩恵に焦点があり、ややフォーマルな響き。
- 「for the sake of」に近いが、利益や恩恵に焦点があり、ややフォーマルな響き。
- in order to(〜するために)
- 動詞や目的を示す際に使うが、前置詞句ではなく不定詞につながる。
- 例: “I studied hard in order to pass the exam.”
- 動詞や目的を示す際に使うが、前置詞句ではなく不定詞につながる。
- on behalf of(〜を代表して)
- 「for the sake of」と似ているが、代表して行うニュアンスが強い。
- 「for the sake of」と似ているが、代表して行うニュアンスが強い。
- for the purpose of(〜の目的のために)
- 「for the sake of」と同様に目的ありきだが、よりフォーマルで論文などで見かける表現。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /fər ðə seɪk əv/ または /fɔr ðə seɪk əv/
- イギリス英語: /fə ðə seɪk ɒv/ または /fɔː ðə seɪk ɒv/
- アメリカ英語: /fər ðə seɪk əv/ または /fɔr ðə seɪk əv/
- スペルミス: “for the shake of” と書いてしまう間違いに注意。
- 同音異義誤り: “sake” と日本語の「酒(sake)」が混ざらないように。英語の /seɪk/ は「セイク」、日本語の「酒」は英語では /ˈsɑː.keɪ/ などと発音され区別されます。
- 前置詞の使い方: “for the sake to do something” は誤り。正しくは “for the sake of doing something”。
- 試験対策(TOEICや英検など)でも、読解問題やビジネス文書中の「目的・利益」を表す文脈で出題されることがあります。
- “sake”を「目的のため」や「理由のため」と覚えると便利。“for the sake of”は「目的・理由のための決まり文句」として一括りに暗記しましょう。
- 「shake (振る)」や「sake (酒)」と混同しないように、頭の中で「セイク」とはっきりと発音して区別すると覚えやすいです。
- 「目的を強調する表現」ぐらいの定義でイメージすると、自然に使えるようになります。
- 文中では「(〜の中でも)特に〜」という形で使われ、話し手が特定の要素を強調するときに用いられます。
- 「in particular」は「especially」や「specifically」と似たような意味合いで使われますが、ややフォーマル寄りのニュアンスがあります。
- B1(中級)でも見かける表現ですが、文脈によってはフォーマルに響くため、B2程度とも言えます。B2は「中上級レベルで、応用的な表現に慣れてきた段階」を指します。
- particular (形容詞): 特別な、特定の
例) He has a particular interest in jazz music. - particularly (副詞): 特に、とりわけ
例) I particularly enjoyed the final scene of the movie. - in: 前置詞
- particular: 形容詞 (本来は「特別な」「具体的な」などを意味)
- particular (形容詞): 特定の、特別の
- particularly (副詞): 特に
- particularity (名詞): 特質、特性、特色
- pay attention in particular to ~
- ~に特に注目する
- ~に特に注目する
- focus in particular on ~
- ~に的を絞る/~に特に焦点を当てる
- ~に的を絞る/~に特に焦点を当てる
- mention ~ in particular
- 特に~を言及する
- 特に~を言及する
- be interested in ~ in particular
- ~に特に興味を持っている
- ~に特に興味を持っている
- look for ~ in particular
- 特に~を探している
- 特に~を探している
- what stands out in particular is ~
- 特に際立っているのは~だ
- 特に際立っているのは~だ
- nothing in particular
- 特に何も(ない)
- (例: “I don’t have anything in particular to say.”)
- 特に何も(ない)
- is there anything in particular you want to do?
- 何か特にやりたいことはありますか?
- 何か特にやりたいことはありますか?
- in particular, this issue needs attention
- 特にこの問題には注意が必要だ
- 特にこの問題には注意が必要だ
- in particular when it comes to ~
- 特に~に関しては
- particular はラテン語 particularis(部分的な、個別的な)に由来します。
- 英語に取り入れられてからは「個別のもの」「特別な状況」というニュアンスがあり、“in particular” で「その中でも特別に取り上げると」という意味となりました。
- 「特にこれを強調したい」「特筆すべきはこれだ」というニュアンスがあり、ややフォーマルな書き言葉から日常会話まで幅広く使用されます。
- 口語よりもビジネスメールやエッセイなどの文書で使われやすい印象がありますが、カジュアルな会話の中でも自然に出てくる表現です。
- 文法上の分類: 副詞句
- 主に文中・文末で使われ、「(いくつか/多くのもの・ことの中で)特に」という意味を加える。
- 主に文中・文末で使われ、「(いくつか/多くのもの・ことの中で)特に」という意味を加える。
- 「in particular」は不可算・可算のような概念はありませんが、直後に対象を具体的に示す場合が多いです。
- 例: “I love many sports. In particular, I enjoy football.”
- 例: “I love many sports. In particular, I enjoy football.”
- フォーマル: エッセイ、ビジネス文書、スピーチ(論点を強調する)
- カジュアル: 日常会話でも「There’s nothing in particular I need right now.」といった表現で使われる
A: “What do you want for dinner?”
B: “Nothing in particular, anything is fine.”- (夕食に何を食べたいか聞かれ、特にこだわりがない場合)
A: “Are you going somewhere in particular this weekend?”
B: “I might just stay home and relax.”- (週末に行きたい特定の場所があるかどうか)
“I like a lot of music genres. In particular, I love jazz.”
- (好みのジャンルは沢山あるが、特にジャズが好き)
“We need to address several challenges. In particular, the budget constraints demand immediate attention.”
- (いくつか課題があるが、その中でも予算の問題は緊急性が高い)
“I’m interested in the Southeast Asian market, in particular.”
- (東南アジア市場に特に注目している)
“Please let us know if there is anything in particular you would like us to focus on in our next meeting.”
- (次回会議で特に取り上げてほしい点があれば教えてください)
“Many studies have explored second language acquisition. In particular, recent research focuses on online learning platforms.”
- (多くの研究が第二言語習得を探求しており、その中でも特にオンライン学習プラットフォームに焦点を当てている)
“In particular, the experiment revealed significant data regarding climate change patterns.”
- (この実験では、特に気候変動パターンに関する重要なデータが明らかになった)
“Researchers suggest that exercise has multiple benefits. In particular, it improves cardiovascular health and mental well-being.”
- (研究者たちは運動には多くの利点があると提唱しており、その中でも特に心臓血管と精神面に有益である)
especially (特に)
- “In particular” のややカジュアルな同意表現。
- 文頭でも文中でも使用可。例: “I especially like classical music.”
- “In particular” のややカジュアルな同意表現。
particularly (特に)
- 極めて近い意味。やや文体に左右されず使いやすい。
- 例: “I particularly enjoy reading fiction.”
- 極めて近い意味。やや文体に左右されず使いやすい。
specifically (具体的に言えば、特に)
- より詳細を示すニュアンス。
- 例: “I’m talking specifically about the new policy changes.”
- より詳細を示すニュアンス。
notably (特に注目すべきは)
- 文章・レポートなどで使われるフォーマルな語。
- 例: “Several experts agree, notably Professor Smith.”
- 文章・レポートなどで使われるフォーマルな語。
- in general (一般的に)
- “in particular” は特定の要素を強調するのに対して、“in general” は広く大まかな観点を示す。
- 例: “In general, I like all sports, but in particular, I love soccer.”
- “in particular” は特定の要素を強調するのに対して、“in general” は広く大まかな観点を示す。
発音記号 (IPA)
- in particular: /ɪn pərˈtɪkjələr/ (アメリカ英語)
- /ɪn pəˈtɪkjʊlə/ (イギリス英語)
- in particular: /ɪn pərˈtɪkjələr/ (アメリカ英語)
アクセントの位置
- 「par*tic*ular」の “tic” の部分にアクセントがあります。
- 「in」は弱く発音されることが多いです。
- 「par*tic*ular」の “tic” の部分にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- “particular” の「-ar / -er」の発音がアメリカ英語では「-ər」、イギリス英語ではややはっきり「-ʊlə」になります。
よくある間違い
- 「particular」の /tɪk/ が /tʃ/ のように発音されてしまう場合があります。
- 早口になると “in particular” が “inparticular” のようにくっついて聞こえがちなので注意。
- 「particular」の /tɪk/ が /tʃ/ のように発音されてしまう場合があります。
- スペルミス
- “particular” の綴りを “particuler” と書いてしまうなどのミス。
- “particular” の綴りを “particuler” と書いてしまうなどのミス。
- 同音・類似表現との混同
- “particularly” (副詞) と誤って混同するケースに注意。
- “particularly” (副詞) と誤って混同するケースに注意。
- 試験対策
- TOEIC・英検などで “in particular” は「特に何を強調しているか」という読解問題で選択肢に登場することがあります。
- 文章中の追加情報の強調として出やすい表現なので、文脈から何をピックアップしているのかを読み取る訓練が必要です。
- TOEIC・英検などで “in particular” は「特に何を強調しているか」という読解問題で選択肢に登場することがあります。
- 「in particular」は「たくさんの中から一点を指定して取り出す」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「in(中にある)→ particular(特別なもの)」という流れで「多くの中で特別なものを取り上げる」感覚を持ちましょう。
- スペリングを覚えるときは「par + tic + u + lar(ラー)」と分割して覚えるのも手。
- 「何か特別なポイントをピックアップする表現」と覚えておくと、文章の一部を強調したいときに自然に使えるようになります。
- 例: in the interest of fairness (公平のために)
- 例: in the interest of society (社会の利益のために)
- “in” (前置詞)
- “the interest” (名詞 “interest” の定冠詞付き形)
- “of” (前置詞)
- in one’s (best) interest: (人)にとって(最大の)利益となる
- with the best interests of 〜 in mind: 〜の最大利益を念頭に置いて
- in the interest of justice → 正義のために
- in the interest of peace → 平和のために
- in the interest of efficiency → 効率のために
- in the interest of time → 時間の都合上
- in the interest of safety → 安全のために
- in the interest of fairness → 公平を期すために
- in the interest of the public → 公衆の利益のために
- in the interest of transparency → 透明性を高めるために
- in the interest of national security → 国家安全保障のために
- in the interest of all parties involved → 関係者全員の利益のために
- “interest” はラテン語の「interesse(関係する、重要である)」が元とされます。
- これに「in」と「of」が組み合わさり、「(〜の)利益になるように」という意味に発展しました。
- 「in the interest of」は、ビジネス文書や役所的な文書など、ややフォーマルな場面でよく使われます。
- 口語でも使用は可能ですが、若干固い印象を与える場合があります。カジュアルに言い換えるなら “for the sake of ~” などが使われることもあります。
In the interest of 〜, we should 〜.
- 例: In the interest of fairness, we should listen to both sides.
(公平のために、両者の意見を聞くべきです。)
- 例: In the interest of fairness, we should listen to both sides.
It’s in the interest of 〜 to 〜.
- 例: It’s in the interest of the students to learn practical skills.
(学生にとっては実践的なスキルを学ぶのが利益につながる。)
- 例: It’s in the interest of the students to learn practical skills.
- このフレーズは前置詞句なので、文頭や文中で「〜のために」を表す修飾要素として使われます。
- 口語よりもフォーマル、文章的なニュアンスが強いです。
- “In the interest of safety, please fasten your seatbelt.”
- 安全のために、シートベルトを締めてください。
- 安全のために、シートベルトを締めてください。
- “In the interest of time, let’s skip the introductions.”
- 時間の都合上、自己紹介は割愛しましょう。
- 時間の都合上、自己紹介は割愛しましょう。
- “I left early in the interest of beating the rush hour.”
- ラッシュアワーを避けるために早めに出発しました。
- “We decided to revise the contract in the interest of both parties.”
- 両当事者の利益のために、契約を修正することにしました。
- 両当事者の利益のために、契約を修正することにしました。
- “In the interest of productivity, we introduced new workflow software.”
- 生産性向上のために、新しいワークフローソフトを導入しました。
- 生産性向上のために、新しいワークフローソフトを導入しました。
- “The CEO made that tough decision in the interest of the company’s long-term growth.”
- CEOは、会社の長期的成長のためにあの厳しい決断を下しました。
- “In the interest of scientific integrity, all research data must be made available.”
- 科学的な整合性を保つために、すべての研究データが公開されるべきです。
- 科学的な整合性を保つために、すべての研究データが公開されるべきです。
- “In the interest of accuracy, the findings were peer-reviewed multiple times.”
- 正確性を期すために、その研究結果は何度もピアレビューされました。
- 正確性を期すために、その研究結果は何度もピアレビューされました。
- “In the interest of further discussion, let’s open this topic to Q&A.”
- より深い議論のために、このトピックを質疑応答に開放しましょう。
- for the sake of ~ (〜のために)
- 「分かりやすさのために:/理解を深めるために」など、ややカジュアルにも使えます。
- 「分かりやすさのために:/理解を深めるために」など、ややカジュアルにも使えます。
- on behalf of ~ (〜を代表して、〜の代わりに)
- 「〜の代理として、〜を代表して」というニュアンスで、目的や利益だけでなく、立場も示します。
- 「〜の代理として、〜を代表して」というニュアンスで、目的や利益だけでなく、立場も示します。
- with the aim of ~ (〜を目的として)
- 「目標や狙い」を明示するときに使います。
- 「目標や狙い」を明示するときに使います。
- against the interest of (〜にとって不利益になる)
- あまり日常的に使われないものの、真逆の意味として「〜の利益に反する」という言い方をすることもあります。
- in the interest of → /ɪn ðə ˈɪntrəst ʌv/
- “interest” の部分は /ˈɪn.trəst/ と発音され、“in” の部分と “interest” の「in」が続いて似た音になりやすいので注意が必要です。
- アメリカ英語:/ˈɪn.tɚ.ɪst/ や /ˈɪn.trəst/
- イギリス英語:/ˈɪn.trəst/
- “interest” を /ɪn.təˈrest/ と誤って「インタレスト」のように後ろに強勢を置かないようにする。正しくは最初の “in” に強勢がきます。
- スペルミス
- “interest” の “e” を抜かしたり増やしたりしやすい。 “intrest” などと間違えやすいので注意。
- “interest” の “e” を抜かしたり増やしたりしやすい。 “intrest” などと間違えやすいので注意。
- 「in the interests of」と複数形になる場合
- 文脈によって “in the interest of” と “in the interests of” の両方が使われます。厳密には、よりフォーマルな文書などで複数形になることがあります。どちらも意味はほぼ同じです。
- 文脈によって “in the interest of” と “in the interests of” の両方が使われます。厳密には、よりフォーマルな文書などで複数形になることがあります。どちらも意味はほぼ同じです。
- 同音異義関連
- “interest” (利子、利害などの意味) と “indirect” などは音的に似ていないが、早口だと混ざりやすい場合があるので発音は明確に。
- “interest” (利子、利害などの意味) と “indirect” などは音的に似ていないが、早口だと混ざりやすい場合があるので発音は明確に。
- ビジネス文書や新聞記事などの読解問題で出題される可能性あり。
- 「目的・利益」を示す呼応表現としてリーディング中に理解しておくと便利です。
- 「in the interest of」を分解すると「あるモノの ‘興味・関心 (利益)’ の ‘中 (in)’ に ‘ある (of)’」イメージ。つまり「そのモノのいいところを守る/目指すために」と覚えると記憶に残りやすいです。
- 「〜の利益になる → 〜のために!」という連想で、他の「for the sake of」と結びつけると使い分けがしやすくなります。
- 「shown」は動詞 “show” の過去分詞形です。
- 「shown to …」は、主に次の2つのパターンで用いられます:
- 「(場所など)へ案内される・連れて行かれる」の意
例: “I was shown to my seat.”(私は席に案内された) - 「(何かの性質・事実)であると示される/立証される」の意
例: “This method has been shown to be effective.”(この方法は効果的であると示されている) - 「~へ案内された・示された」
- 「~であると証明された/示された」
のように理解できます。shown to
は「示す(show)」の受動態で「~に示された」ニュアンスを持ち、丁寧に言えば「~に連れていかれた」「~であると証明された」というような使い方をします。 - 「It has been shown to …」=「~であると証明されている」
- 「I was shown to …」=「~に案内された」
という2つの文型パターンが中心です。 - “show” は動詞 (Verb)。主な活用は以下の通りです:
- 原形:show
- 三人称単数現在形:shows
- 過去形:showed
- 過去分詞形:shown (showed も可だが、現在は “shown” が一般的)
- 現在分詞形:showing
- 原形:show
- 名詞 “show”:「展示会」「見せ物」「番組」など。例: “a talent show” (タレントショー)
- 形容詞 “showy”:「派手な」「人目を引く」
- 名詞 “showing”:「上映」「実演」「成果の提示」など。
- A1:超初心者
- A2:初級
- B1:中級
- B2:中上級 ← “shown to” はこのあたりから使いやすくなる
- C1:上級
- C2:最上級
- show(動詞)+ -n(過去分詞の形) → shown
- to(前置詞)
- show (動):「見せる」「示す」「案内する」
- showing (名):「上映」「見せること」「成果」
- showy (形):「派手な」「目立つ」
- be shown to the door
- ドアまで案内される
- ドアまで案内される
- be shown to one’s seat
- 席に案内される
- 席に案内される
- be shown to the table
- テーブルに案内される
- テーブルに案内される
- be shown to work
- 効果があると証明される
- 効果があると証明される
- be shown to improve performance
- パフォーマンスを向上させると示される
- パフォーマンスを向上させると示される
- has been shown to be effective
- 効果的であると示されている
- 効果的であると示されている
- was shown to be wrong
- 誤りであると証明された
- 誤りであると証明された
- be shown to have benefits
- 利点があると示される
- 利点があると示される
- be shown to reduce costs
- コスト削減に役立つと示される
- コスト削減に役立つと示される
- be shown to be safe
- 安全であると示される
- 安全であると示される
- “show” は古英語の “scēawian” (見る、見せる) に由来し、ゲルマン語圏を経て現在の英語になりました。
- “shown” はその過去分詞形で、中世英語の頃から “showen → shown” へ変化してきました。
- 「案内される」という物理的な使い方:
- “I was shown to the door.”(ドアまで案内された)
- フォーマルな文面でもカジュアルな会話でも使われます。
- “I was shown to the door.”(ドアまで案内された)
- 「~であると証明される」など、抽象的・論理的な使い方:
- “It has been shown to be a fact.”
- 研究報告やニュース記事など、ややフォーマルな文脈でよく用いられます。
- “It has been shown to be a fact.”
- “shown” は過去分詞なので、ほぼ例外なく受動態 (be shown to …) か完了形 (have shown) の形で使います。
- 他動詞 “show” の受動態:
- (人) + be + shown + (目的地/結果) + (to …)
- (物/事柄) + be + shown + to + (動詞/形容詞) など
- (人) + be + shown + (目的地/結果) + (to …)
- be shown to (場所/人) :「(場所・人)へ案内される」
- be shown to (動詞原形) :「~することが証明される」
- be shown to (be) + (形容詞/名詞) :「~だと示される」
- show (someone) the door: 「(人を)追い出す/クビにする/ドアまで案内する」
- 口語では「追い出す」のイディオム的表現。
- “I was shown to my seat by the usher.”
(案内係に席まで連れて行かれたよ。) - “She was shown to the exit after the show ended.”
(ショーが終わったあと、彼女は出口まで案内された。) - “We were shown to the best spots in the park by a local.”
(地元の人に公園のベストスポットへ連れて行ってもらった。) - “Clients are always shown to the conference room.”
(来客はいつも会議室に案内されます。) - “It has been shown to increase productivity in our latest study.”
(最新の調査では、生産性が向上することが示されています。) - “Employees should be shown to their assigned workstations on the first day.”
(従業員は初日に割り当てられた作業ブースへ案内されるべきです。) - “This new drug has been shown to be highly effective in clinical trials.”
(この新薬は臨床試験において高い効果があると示されています。) - “The theory was shown to hold under specific conditions.”
(その理論は特定の条件下で成り立つことが証明されました。) - “Such techniques have been shown to reduce error rates significantly.”
(そのような手法は誤差率を大幅に減らすと示されています。) - “demonstrated to” : 「実証された」
- “It has been demonstrated to be useful.” → どちらかというとフォーマルで、学術的・公式な場で使われやすい。
- “It has been demonstrated to be useful.” → どちらかというとフォーマルで、学術的・公式な場で使われやすい。
- “proved to” : 「証明された」
- “He was proved to be innocent.” → 法的・科学的に「証明する」ニュアンスが強い。
- “He was proved to be innocent.” → 法的・科学的に「証明する」ニュアンスが強い。
- “revealed to” : 「明らかにされた/わかった」
- “It was revealed to the public that …” → 公に発覚した、などのニュアンス。
- “shown”
- アメリカ英語: /ʃoʊn/
- イギリス英語: /ʃəʊn/
- アメリカ英語: /ʃoʊn/
- “shown” は一音節なので、単純に /ʃoʊn/ と発音します。
- 文中で「shown to」が続くときは「ショーン トゥ/ショウン トゥ」のように横につながります。
- “shown” を “showen” と2音節で発音しないように注意してください。
- “shown” は /ʃoʊn/ (ショーン) で、 “show” と “n” の間に母音は入りません。
- スペルミス “showen” → 正しくは “shown”
- “showed” と “shown” の混同
- 完了形や受動態で “shown” が推奨される場面が多い。
- 完了形や受動態で “shown” が推奨される場面が多い。
- “It has been shown to …” 構文で “It has been showed to …” としてしまうミス
- 過去分詞は “shown” が一般的。
- 過去分詞は “shown” が一般的。
- 同音異義語 “shone” (/ʃɒn/、英: 光るの過去形) と混同しないように注意。
- TOEIC や英検などで、受動態の熟語表現として出題される可能性があります。
- 学術文献やニュース記事の要約問題でも「~であると示されている」というような文脈で登場しやすいです。
- “shown” は “show” の「見せる→(結果として)示された」イメージを持ち、「何かが公開・立証される」感じと覚えましょう。
- “Shown to the door” のような物理的イメージを思い浮かべれば、「扉に向かって案内される」シーンが記憶に残りやすいです。
- “It has been shown to …” はレポートや論文などで「研究によって明らかになった」と書きたいときに便利なので、一緒に覚えると良いでしょう。
- “a further” … 「さらに追加の」「もう一つの」といったニュアンスをもつ表現です。
例)“a further explanation” = 「もう一段階の説明、追加の説明」 - 「追加の」「さらに進んだ」「もう一つの」といった意味になります。
「これに加えてもう少し足したいとき」「一歩先へ掘り下げたいとき」など、何かを“さらに”増やすイメージで使われます。 - 「a further」は「a(冠詞) + further(形容詞)」という組み合わせで、
形容詞の“further”が使われています。 - 形容詞 “further” ⇒ 比較級 “further” / “farther” (※物理的距離には far/farther/farthest が使われやすい)
最上級 “furthest” / “farthest” - “further” は副詞としても使われます(例: “We need to discuss this further.”「この件をさらに話し合う必要がある」)。
- B2(中上級)
「further」は日常会話でも見られますが、ビジネス文書や学術論文などでも用いられるため、やや抽象的な意味合いで使うことも多く、B2以上が目安と言えます。 - “a” + “further”
- 「further」は形容詞・副詞で「さらに先の」「追加の」「進んだ」という意味をもちます。
- “furthest” … 最上級(形容詞/副詞)
(例: the furthest point「最も遠い地点」) - “farther” / “farthest” … 物理的距離により明確に焦点を当てたい場合にしばしば用いられる比較級・最上級。
- further information → 追加情報
- further details → さらなる詳細
- further research → さらなる研究
- further notice → 追っての知らせ
- further assistance → さらなる援助
- further development → さらなる発展
- further investigation → 追加調査
- further steps → 追加的な措置/次の段階
- a further example → もう一つの例
- a further question → 追加の質問
- “further” は古英語 “furthor” から派生しています。もともと “far”(遠い)と同根で、「距離・範囲・程度がさらに先」「さらに深い」イメージを暗示します。
- “further” は物理的距離だけでなく、話題・内容を「さらに掘り下げる」ような抽象的イメージで使われることが多いです。
- “further” はややフォーマルな響きがあり、ビジネス文書や公式文書での使用も多いです。
- 口語でも「さらに何か」を加えたいときにカジュアルに使われることがありますが、文書や改まった場面ではより頻繁に見られます。
- 例: “We need a further discussion on this issue.”
「この問題について、さらに(もう一段階)話し合いが必要です。」 - フォーマル・インフォーマルどちらでも可。
2) “any further + 名詞” - 例: “We have not received any further updates.”
「さらなるアップデートはまだ受け取っていません。」
3) “further” as an adjective 他動詞・自動詞の区別 - 形容詞なので、直接他動詞・自動詞の区別とは無関係ですが、文中で限定詞を伴うことが多い点に注意。
4) “further” as an adverb - 例: “We need to discuss this further.”
「(この問題について)さらに議論する必要がある。」 - “Do you have a further question about the directions?”
(道順について、ほかに何か質問ある?) - “I’d like to check a further detail before we decide.”
(決める前に、もう少し詳細を確認したいな。) - “Could you give me a further idea of what you want?”
(あなたが求めているものを、もう少し詳しく説明してくれる?) - “If you need a further explanation on the contract, please let me know.”
(契約書の内容についてさらに説明が必要であれば、お知らせください。) - “We should schedule a further meeting to finalize the details.”
(詳細を最終決定するために、もう一度ミーティングを設定すべきです。) - “Please provide a further breakdown of the expenses.”
(経費の内訳をさらに細かく出してください。) - “In order to validate the results, a further analysis should be conducted.”
(結果を検証するために、追加の分析を行うべきだ。) - “The study indicates a further need for sustainable solutions.”
(本研究は、持続可能な解決策がさらに必要であることを示している。) - “Researchers call for a further investigation of this phenomenon.”
(研究者たちは、この現象についてさらなる調査が必要だと呼びかけている。) - “additional” (追加の)
- “a further” よりもカジュアルで、数量的な追加というイメージが強い場合に使う。
- “a further” よりもカジュアルで、数量的な追加というイメージが強い場合に使う。
- “extra” (余分の、追加の)
- 口語的。日常会話で「余計にもう少し」というニュアンス。
- 口語的。日常会話で「余計にもう少し」というニュアンス。
- “another”(もう一つの)
- 数を単純にもう1つ増やすときに使う。会話でよく使う。
- 数を単純にもう1つ増やすときに使う。会話でよく使う。
- “more”(より多くの)
- シンプルに「もっと」を伝える単語。幅広く使う。
- “no more” / “no additional” / “no further”
- 「これ以上ない」「さらに〜しない」
- 【IPA】
- イギリス英語: /ˈfɜː.ðər/
- アメリカ英語: /ˈfɝː.ðɚ/
- イギリス英語: /ˈfɜː.ðər/
- 発音のポイント
- “fur-” の部分は「ファー」の音に近いが、アメリカ英語は “r” がはっきり響く。
- “-ther” の “th” は有声・無声の区別に注意(この“th”は有声/ð/で、舌を上下の歯の間に置いて軽く声を出す)。
- “fur-” の部分は「ファー」の音に近いが、アメリカ英語は “r” がはっきり響く。
- アクセント位置は先頭の “fur-” に置かれます。
- スペルミス
- “further” を “futher” と書いてしまうミスがよくあります。
- “further” を “futher” と書いてしまうミスがよくあります。
- “farther” との混同
- “farther” は物理的な距離に焦点を当てるイメージが強い。一方 “further” は抽象的・追加的な意味合いでも使われがちです。
- “farther” は物理的な距離に焦点を当てるイメージが強い。一方 “further” は抽象的・追加的な意味合いでも使われがちです。
- 冠詞 “a” の付け忘れ
- “a further step” なのに “further step” と書き忘れないように(ただし、文脈によっては冠詞がない形も問題ない場合があります)。
- “a further step” なのに “further step” と書き忘れないように(ただし、文脈によっては冠詞がない形も問題ない場合があります)。
- 試験での出題傾向
- TOEIC や英検などではビジネスメール・アカデミックな文章で “further” が登場することが多く、追加情報や追加手順を尋ねる文脈などでよく見られます。
- “far”(遠い)に“ther”が足されたイメージで「さらに先へ」という感覚で覚えると理解しやすいです。
- “further” は “fur + ther” のように区切るとスペルミスを減らしやすくなります。
- “a further” として覚えるなら、「a + fur + ther」と3つに分解して言葉のイメージを捉えましょう。
- どんな場面でも「追加で(さらに)何かがあるかもしれない」とイメージすれば、使いどころを思い出しやすくなります。
- 品詞: 前置詞句 (Prepositional phrase; 慣用句としての扱い)
- 意味 (英語): “in agreement with,” “in accordance with,” “aligned with”
- 意味 (日本語): 「~と合致している」「~に沿っている」「~に合わせて」「~と一致している」
- 前置詞句のため、動詞のように活用形は変化しません。
- 名詞 (line): 「線」「列」など
- 動詞 (to line): 「~に線を引く」「~に並べる」など
- 形容詞 (online/offline/inline など): 「オンラインの/オフラインの/行内の」など
- B2 (中上級)
- 「in line with」は、ビジネスや学術文献などフォーマルな文脈で比較的よく使われる表現です。日常会話としては少しフォーマル寄りで、中上級以上の英語学習者が習得すると良いでしょう。
- “in” (前置詞) + “line” (名詞) + “with” (前置詞)
- 直訳すると「~と同じ列の中にある」というイメージで、「~と合致している」「合わせる」というニュアンスが生まれます。
- “line up with”: 「~と並ぶ、~と同じ立場になる」
- “bring ~ in line with ~”: 「~を…に合わせる」「~を…と同じ状態にする」
- in line with our policy(私たちの方針に沿って)
- in line with the regulations(規則に従って)
- in line with the contract(契約に基づいて)
- in line with expectations(期待に沿って)
- in line with standard procedures(標準的な手順に従って)
- in line with your request(あなたの要望に合わせて)
- in line with company guidelines(会社の指針に合致して)
- in line with previous research(先行研究に沿って)
- in line with the budget(予算に合致して)
- in line with the data(データに基づいて)
- 「line」は古くから「縄、線、列」などの意味を持ち、何かを一直線に並べる/揃えるイメージがあります。そこから転じて「~と同じ線上にある → ~と一致する」という抽象的な意味になりました。
- 主にフォーマルな文書やビジネスの場面、またはアカデミックな文章で使われることが多いです。日常会話でも使えますが、若干かしこまった響きがあります。
- 相手に対して「公式的に同意している」「ルール通りに進めている」と伝えたいときに便利な表現です。
- 「in line with + 名詞(または名詞句)」という形で使われることが多いです。
- フォーマルな文書やビジネスレター、学術論文などで使用されやすい構文です。
- このフレーズは前置詞句なので、文中のどこにでも置けますが、文頭に持ってくるとよりフォーマルな印象になります。
例: “In line with the new policy, we have adjusted our procedures.” “I changed my exercise routine in line with my doctor’s advice.”
(医者のアドバイスに合わせて、運動習慣を変えたんだ。)“We should decorate the living room in line with the overall style of the house.”
(家全体のスタイルに合わせてリビングを飾った方がいいね。)“In line with the party theme, everyone wore bright colors.”
(パーティーのテーマに沿って、みんな明るい色の服を着ていたよ。)“We are making these changes in line with the new regulations.”
(私たちは新しい規制に沿ってこれらの変更を行っています。)“In line with our company policy, we now offer flexible working hours.”
(我が社のポリシーに基づき、フレックスタイムを導入しています。)“Our strategy remains in line with the market trends.”
(私たちの戦略は市場のトレンドに合致しています。)“The results of the study are in line with previous findings in this field.”
(この研究結果は、この分野の先行研究と一致している。)“In line with current theoretical models, the data suggest a strong correlation.”
(現在の理論モデルに沿って、そのデータは強い相関を示している。)“Our hypothesis was developed in line with established scientific principles.”
(私たちの仮説は、確立された科学的原則に基づいて立てられた。)- “in accordance with” (~に従って):やや硬い表現で、法的文脈でもよく使われる
- “consistent with” (~と一致している):一致のニュアンスが強い
- “in agreement with” (~に同意して):会話ではややフォーマル
- “aligned with” (~と合致して):物理・抽象いずれにも使える
- “according to” (~によると):引用のニュアンスが強い、幅広く使える
- “contrary to” (~に反して)
- “at odds with” (~と食い違って)
- “in conflict with” (~と矛盾して)
- 発音記号 (IPA): /ɪn laɪn wɪð/ または /ɪn laɪn wɪθ/
- アメリカ英語では「with」の発音が /wɪð/ と /wɪθ/ の両方ありますが、/wɪð/ がやや一般的。イギリス英語では /wɪθ/ の傾向がやや強いです。
- “in line” の “line” にストレスを置きやすい表現です(「in LINE with」)。
- 「in line with」を「inline with」と1語で書いてしまうミスがよくあります。前置詞句なので3語で書きましょう。
- “according to” と混同しやすいですが、微妙にニュアンスが異なります。「according to」は「情報・出典の出所」を示すときに使うのが中心です。
- TOEICや英検などのビジネス英語系の問題で、「in line with company policy" のように出題されることがあります。ビジネス文書の読解問題やリスニング中で見かける可能性が高いので、慣れておきましょう。
- 「みんなが一列(In line)に並んでいる → みんな同じ方向・位置をとっている → 同じ考え方/方針を共有している」というイメージで覚えると良いでしょう。
- 「線(line)の上に乗って一緒に進むイメージ」を思い浮かべながら「何かと合致している」という意味を結び付けると覚えやすくなります。
- To summarize or conclude briefly.
- 「要するに」「簡単に言うと」という意味です。
簡潔にまとめたいときに使う表現で、相手の注意を引きながら結論を短く述べるニュアンスがあります。 - ある程度英語の文脈を理解していて、文章の要点を簡潔にまとめたいときに使えるフレーズです。
- 「in short」はフレーズのため、文法的な活用はありません。副詞句として文頭または文中で使えます。
- ほかの形に変化することはありません。
- 元となる形容詞 “short” は「短い」を意味する形容詞です。そこから派生する副詞 “shortly” は「間もなく」という意味になるため、意味が異なります。
- 例: “He will arrive shortly.”(彼はもうすぐ到着するだろう)
- in (前置詞) + short (形容詞/副詞) が組み合わさって「要するに、簡単に言えば」の意味を表す副詞句となっています。
- もともと “short” は「短い」を意味しますが、そのニュアンスから「短い言葉でまとめる」という意味合いを持ちます。
- short (形容詞) … 短い
- shortly (副詞) … すぐに、間もなく
- In short, that’s the main point.
→ 要するに、それが要点だ。 - In short, you should reconsider.
→ 簡単に言えば、あなたは再考すべきです。 - To put it in short …
→ 要するに(もう少し丁寧な言い回し) - In short, we need more time.
→ 手短に言うと、私たちはもっと時間が必要だ。 - In short, they declined the offer.
→ 結論として、彼らはその提案を断りました。 - To summarize in short …
→ 簡単にまとめると… - In short, it’s not feasible.
→ つまり、それは実現不可能だ。 - In short, we achieved the goal.
→ 要約すると、私たちは目標を達成しました。 - In short, let’s move on.
→ 要するに、先に進みましょう。 - In short, it’s too risky.
→ 要するに、それはあまりにもリスクが高い。 - 語源: 「短い (short)」という語から派生し、「短くまとめる(in short ways)」という意味合いになりました。
- ニュアンス: 口語でも文章でも使われますが、ややフォーマルな文脈でも頻繁に見られます。結論や要点を端的に伝えたいときに便利です。
- 使用時の注意点: 「手短に要点を伝える」というニュアンスがあり、前文の情報をまとめる役割を果たします。長々と説明した後や、これから要約するときに使いやすい表現です。
- 副詞句としての使い方: 主に文頭や文中に挿入され、要点や結論を端的に述べる働きをします。
- 例: “In short, we need more support.”
- 例: “In short, we need more support.”
- フォーマル/カジュアル: どちらでも使われますが、論文やレポートなどのフォーマルな文章でもよく見られます。
- “In short, let’s just order pizza tonight.”
- 要するに、今夜はピザを注文しよう。
- “He’s not coming back. In short, we should move on without him.”
- 彼は戻らないよ。要するに、彼なしで進めるしかない。
- “We’re short on time. In short, hurry up!”
- 時間がないんだ。手短に言うと、急いで!
- “In short, our sales have increased by 20% this quarter.”
- 手短に言うと、今期は売上が20%伸びました。
- “In short, the project requires additional funding to proceed.”
- 要約すると、そのプロジェクトを進めるには追加資金が必要です。
- “In short, we recommend postponing the product launch.”
- 結論として、製品の発売を延期することを推奨します。
- “In short, the data suggests a positive correlation between these variables.”
- 要するに、これらの変数には正の相関があることをデータが示しています。
- “In short, this study confirms the hypothesis proposed by earlier research.”
- 簡単に言うと、この研究は以前の研究で提案された仮説を裏付けています。
- “In short, further exploration is necessary to draw a definitive conclusion.”
- 結論として、最終的な結論を出すには、さらなる検証が必要です。
- “Briefly” (手短に)
- 一言でまとめるニュアンスだが、文頭で単独で使う場合には少しフォーマルである。
- 一言でまとめるニュアンスだが、文頭で単独で使う場合には少しフォーマルである。
- “In summary” (要約すると)
- 「まとめると」という意味で、フォーマルな文脈でも好まれる。
- 「まとめると」という意味で、フォーマルな文脈でも好まれる。
- “In a nutshell” (一言で言えば)
- カジュアルなニュアンスが強い。
- カジュアルなニュアンスが強い。
- “To put it simply” (簡単に言えば)
- “in short” と同様に説明をまとめる際につかうが、ややカジュアル。
- “In detail” (詳細に)
- “in short” が要点を短くまとめる表現であるのに対し、“in detail” は詳しく説明するときの表現。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɪn ʃɔːrt/
- イギリス英語: /ɪn ʃɔːt/
- アメリカ英語: /ɪn ʃɔːrt/
- 強勢(アクセント)の位置: “in SHORT” のところで「short」に弱い強勢がかかります。
- よくある誤り: “short” の /ʃ/ を /s/ と発音してしまう、あるいは /t/ を弱めすぎてしまうなど。はっきり「イン・ショート」の音を意識すると通じやすいです。
- スペルミス: “short” のつづりを “shot” と間違えないように注意。
- 同音異義語との混同: “short” と “shot” は発音が似ていますが、意味が異なるので注意しましょう。
- 試験対策: TOEIC や英検などでは、文章要約問題や、メール文で結論を表す表現として出題されることがあります。「要するに~」と言い換えられるかどうかを問う問題などで頻出です。
- “In short” を「短く(in a short way)まとめる」というイメージで覚えると良いです。
- 「話を短くする → in short」と連想すると記憶に残りやすいでしょう。
- 書き出しに困ったときや会話で結論を手早く伝えたいとき、まずは “In short,” で始める練習をすると定着しやすいです。
- B1(中級)〜B2(中上級)程度
「stand for」は表現の幅が広く、日常やビジネスの場面でも使われており、比較的早い段階から学習するのが望ましい単語(フレーズ)です。 - 「stand」(動詞)→ 「He stands by the window.」など
- 「standing」(形容詞・名詞)→ 「standing position」(形容詞用法:立った状態)、「He has a high standing in the community」(名詞用法:地位・評価)など
- stand:立つ、立ち上がる、存在する、我慢する、などの意味があります。
- for:〜のために、〜を表して、という前置詞の基本的イメージから、句動詞として「〜の意味を持つ」「〜の立場を示す」などへ発展しています。
- stand for justice → 正義を表す/正義を支持する
- stand for freedom → 自由を象徴する/自由を支持する
- stand for election → 選挙に立候補する
- stand for tolerance → 寛容を支持する
- stand for what you believe in → 信念を貫く
- stand for your rights → 自分の権利を守る
- stand for re-election → 再選を目指す(再び選挙に立候補する)
- stand for the national anthem → 国歌のために起立する
- stand for something greater → 何かより大きなものを象徴する
- refuse to stand for injustice → 不正を容認しない
- 語源
- 「stand」は古英語の“standan”に由来し、「立つ」「位置を保つ」などを意味してきました。
- 「for」は古英語の“for”に遡り、対象や目的を示す前置詞として使われてきました。
- 「stand」は古英語の“standan”に由来し、「立つ」「位置を保つ」などを意味してきました。
- ニュアンス
- 「略語・頭文字として何を表すか」というときに非常によく使われます。
- 「I won't stand for it.」のように、「容認しない/我慢しない」という意味でも極めて口語的に使われます。多少強い口調になることもあるので、使う場面のトーンには注意が必要です。
- カジュアルからフォーマルまで使用範囲は広く、会話でも文章でも頻繁に見られます。
- 「略語・頭文字として何を表すか」というときに非常によく使われます。
句動詞 (phrasal verb)
「stand for」は他動詞的に機能し、「何を〜が表すのか」という目的語(略語や概念)が後ろに続く形で使われます。
例: “What does UNESCO stand for?” (UNESCOは何の略ですか?)否定文での使い方
「Not stand for something」で「〜を容認しない」という意味になります。
例: “I won’t stand for any more nonsense.” (これ以上のバカげたことは許せない)可算/不可算などの問題
- 「stand for」は動詞句なので、名詞における可算・不可算の区別はありません。代わりに、後ろに来る目的語の名詞が可算か不可算かで変化します。
- “What does LOL stand for?”
- 「LOLって何の略なの?」
- 「LOLって何の略なの?」
- “I won’t stand for any rude comments.”
- 「無礼なコメントは許さないからね。」
- 「無礼なコメントは許さないからね。」
- “The sign stands for a hazardous area.”
- 「この標識は危険区域を表しているんだ。」
- “His vision stands for our company’s principles.”
- 「彼のビジョンはわが社の原則を体現しています。」
- 「彼のビジョンはわが社の原則を体現しています。」
- “The acronym KPI stands for Key Performance Indicator.”
- 「KPIという頭字語は、主要業績評価指標という意味です。」
- 「KPIという頭字語は、主要業績評価指標という意味です。」
- “We do not stand for any violation of compliance policies.”
- 「弊社ではコンプライアンス違反を一切許容しません。」
- “In this formula, ‘n’ stands for the sample size.”
- 「この式では、‘n’はサンプル数を表しています。」
- 「この式では、‘n’はサンプル数を表しています。」
- “Each letter in the equation stands for a specific variable.”
- 「この方程式の各文字は特定の変数を表しています。」
- 「この方程式の各文字は特定の変数を表しています。」
- “This symbol stands for the gravitational constant.”
- 「この記号は重力定数を表しています。」
- 類義語
- represent(~を代表する/表す)
- symbolize(象徴する)
- mean(~を意味する)
- signify(~を示す)
- advocate(支持・擁護する) ※「stand for」における「支持する」ニュアンスに近い
- represent(~を代表する/表す)
- 反意語
- explicitly reject(明確に拒絶する)
- oppose(反対する)
“I won’t stand for it”の「容認しない」と逆に「積極的に反対する」というニュアンスは“oppose”などで表現します。
- explicitly reject(明確に拒絶する)
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /stænd fər/(早口では /stænd fər/ のようになることも多い)
- イギリス英語: /stænd fɔː(r)/
- アメリカ英語: /stænd fər/(早口では /stænd fər/ のようになることも多い)
強勢(アクセント)の位置
- 「stand」の “a” の部分に強勢が置かれ、「for」の方は弱く発音されやすいです。話し言葉では “stænd fer” のように一気に発音されることもあります。
よくある発音の間違い
- 「stand」と「stunt」や「stent」などと混同しないように注意しましょう。
- 「for」の発音が /fɚ/ (アメリカ英語) と /fɔː/ (イギリス英語) で異なる点にも留意してください。
- 「stand」と「stunt」や「stent」などと混同しないように注意しましょう。
- スペルミス
- “stand”の “a” を “u” にして “stund”などと書いてしまうミスに注意。
- “stand”の “a” を “u” にして “stund”などと書いてしまうミスに注意。
- 同音異義語との混同
- “fore” (前に), “four” (数字の4) などと混同しやすいので意識して区別する。
- “fore” (前に), “four” (数字の4) などと混同しやすいので意識して区別する。
- 試験対策
- TOEICや英検などのリスニングで、「stand for」が「容認する」「略語を表す」のどちらの意味で使われているかを聞き分ける問題が出ることがあります。文脈で判断しましょう。
- “stand for”をイメージするときは、“文字(頭文字など)が立っている -> 後ろになにか意味を持つ”と考えると覚えやすいです。
- 「何かを支える(立っている)」イメージで「支持する」のニュアンス、「なにかの頭文字として立ち上がっている」→「略語を表す」のニュアンスが紐づきます。
- 「I won’t stand for it.」という強い表現を一度覚えておくと、自然に「stand for」の他の使い方とセットで思い出しやすくなります。
- C1(上級)〜C2(最上級)
やや文語的、正式なニュアンス、高度な文章や抽象的な内容で使われるため、上級レベルとして考えるのが適切です。 - that:指示代名詞/指示形容詞
- which:関係代名詞や疑問代名詞として用いられる語
- what:関係代名詞・疑問代名詞。「what」一語で「~するもの」という意味を表せることもあるが、意味する対象はやや異なり、少しカジュアルな印象。
- that を使った他の表現には “that is” (つまり)、“that of” (それの…という部分) などあり。
- That which remains → (残っているもの)
- That which matters → (重要なもの)
- That which is lost → (失われたもの)
- That which follows → (続くもの、後に来るもの)
- That which concerns me → (私に関係すること)
- That which we call … → (私たちが…と呼ぶもの)
- That which is unknown → (未知のもの)
- That which is required → (必要とされるもの)
- That which I fear → (私が恐れるもの)
- That which I desire → (私が望むもの)
- that は古英語の “θæt” (thæt) に由来し、指し示す機能を持つ語。
- which は古英語の “hwilc” または “hwelc” に由来し、「どれ」「どちら」という疑問/関係代名詞的な機能を担う語。
- やや古風または文語的です。
- 抽象的・哲学的な文脈(“That which doesn’t kill you makes you stronger.”のような警句)や、法律文書、論文などフォーマルな文章、または格言めいた表現でよく目にします。
- 口語ではあまり多用されませんが、強調やドラマチックな響きを出したいときに使うこともあります。
名詞節を導く表現
“that which” はしばしば文の主語や目的語として働く場合があります。
例:「That which we do is who we are. (我々がすることこそが、我々が何者であるかを示す)」のように、名詞節全体を主語にする。フォーマル・文語表現
“that which” を使うと文章が硬めになるので、学術論文やスピーチなどフォーマルな文章で用いられやすいです。- “That which cannot be named” → 神秘的なものやタブーなどを遠回しに指す表現。
- “That which is done cannot be undone” → やってしまったことは取り返しがつかない、という格言的表現。
- 名詞そのものではなく “物事全体” を指し示すフレーズであるため、可算・不可算の区別は直接的にはありません。
“That which you fear now might not be so scary once you face it.”
(今あなたが恐れているものは、実際に向き合ってみるとそんなに怖くないかもしれないよ。)“I don’t really understand that which he was talking about.”
(彼が話していたことがよくわからない。)“That which is broken can sometimes be fixed with patience.”
(壊れたものは、時には根気強く直すことができる。)“That which we cannot measure, we cannot improve.”
(測定できないものは改善できない。)“Our new product aims to solve that which our competitors have overlooked.”
(我々の新製品は、競合他社が見落としている問題を解決することを目指しています。)“Let’s ensure that which we promised in the contract is delivered on time.”
(契約で約束したことが予定通りに納品されるよう、きちんと確認しましょう。)“That which does not contribute to the hypothesis must be re-evaluated.”
(仮説に寄与しないものは再評価されなければならない。)“Philosophers often analyze that which is considered self-evident to challenge its assumptions.”
(哲学者は、当然のこととされるものを分析して、その仮定を疑うことが多い。)“Thus, it is crucial to identify that which triggers the phenomenon in question.”
(したがって、問題とされる現象を引き起こすものを特定することが極めて重要である。)- what (~するもの)
- よりカジュアルで広範に使われる。「What doesn’t kill you makes you stronger.」のように一語で置き換え可能な場合もある。しかし “what” にはやや口語的な響きがあり、フォーマル度合いが低いことが多い。
- よりカジュアルで広範に使われる。「What doesn’t kill you makes you stronger.」のように一語で置き換え可能な場合もある。しかし “what” にはやや口語的な響きがあり、フォーマル度合いが低いことが多い。
- that (それ)
- 短縮形として使われるが、「that which」のように具体的に「・・・するもの」を強調する用途はやや弱い。
- 短縮形として使われるが、「that which」のように具体的に「・・・するもの」を強調する用途はやや弱い。
- the thing that … (…というもの)
- 口語的。カジュアルな文章で “that which” の代わりに使われることが多い。
- 直接的な反意語は存在しません。ただし、あえて言えば “what doesn’t exist” (存在しないもの) と対比させるような表現で使われる場合があります。
- that: /ðæt/ (アメリカ英語でもイギリス英語でも同様。イギリス英語では /ðæt/ より少し短めに聞こえる場合あり)
- which: /wɪtʃ/ (アメリカ英語), /wɪtʃ/ (イギリス英語)
- “that” も “which” も一音節の単語で、通常強勢は最初の母音に置かれます。
- つなげて発話する場合は特段のアクセント移動はありませんが、リズムの関係で “which” に少し力が入ることもあります。
- “that” の /ð/ (有声の歯摩擦音)が /d/ や /z/ になってしまう。
- “which” の /w/ が発音されずに [hwɪtʃ] や [wɪʧ] との区別が曖昧になることがある(特にアメリカ英語の場合)。
- 単純に “that + which” を連続で使いすぎる
- 口語では冗長感があるので、 “what” や “the thing that” などに言い換えられるときは、そちらを使ったほうが自然になる場合が多い。
- 口語では冗長感があるので、 “what” や “the thing that” などに言い換えられるときは、そちらを使ったほうが自然になる場合が多い。
- スペルミス
- “that” や “which” はどちらも初級から学ぶ単語ですが、書き慣れないうちはスペルの間違いに注意。特に “which” を “wich” と書いてしまうミス。
- “that” や “which” はどちらも初級から学ぶ単語ですが、書き慣れないうちはスペルの間違いに注意。特に “which” を “wich” と書いてしまうミス。
- 試験対策
- TOEIC や英検などでは “that which” が出題される機会は多くありませんが、読解問題や文法問題の選択肢でフォーマルな文章に登場し得ます。抽象的・学術的文章を読む練習で見かける場合はあります。
「まとめて指すイメージ」:
that
とwhich
が合わさって、「これから述べること(または先に述べたこと)全体をひとまとめにして指し示す」という感覚で覚えると身につきやすいです。経典や格言の雰囲気:
「That which …」という書き出しは、聖書やことわざなど、改まった文体でよく見受けられます。「古めかしくて印象的」というイメージで覚えると忘れにくいでしょう。勉強テクニック:
長めの文や形式的な格言などに接したときに “that which” が出てきたら、「the thing that …」に置き換えてみる練習をすると、意味がつかみやすくなります。
解説
雨が降っていると考えると、傘を持って行くべきです。
given that
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): “given that”
品詞: 接続詞句(コンジャンクションフレーズ)
英語での意味: “considering that”, “taking into account that”, “because”
日本語での意味: 「〜であることを考えると」「〜という事実を踏まえると」「〜だから」「〜なので」
例えば「Given that it’s raining, the event will be moved indoors.」は「雨が降っていることを考えると、イベントは屋内に移されます。」という意味です。状況や事実を前提として、それを踏まえて話を進めるニュアンスで使われます。
活用形・他の品詞例
“given that” はあくまで「接続詞的表現」で、活用というよりはフレーズとして覚えましょう。
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
本来、「given」は「与えられた」という意味ですが、そこに “that” が続くことで、「〜であることを考慮すると」「〜を前提として」という接続詞句を形成します。
関連する派生表現や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “given that” の詳細解説です。状況や事実を前提として話を進めたい時に、とても便利な表現なので、ぜひ活用してみてください。
...を考えると, ...を考慮すると,だとすれば
I decided to take a pay cut for the sake of my team's success.
I decided to take a pay cut for the sake of my team's success.
解説
私はチームの成功のために給料を減らすことを決めました。
for the sake of
1. 基本情報と概要
表現: for the sake of
品詞: 慣用句的な表現(前置詞句として扱われることが多い)
意味(英語): “for the benefit of,” “in order to help or improve,” “in the interest of”
意味(日本語): ~のために、~の利益や目的のために、~を思って
「for the sake of」は「誰かや何かのために」という意味を表す表現です。相手や目的、主張などを重視して行動や判断をするときに使われるニュアンスがあります。
◼︎ 活用形
慣用句のため動詞のように活用はしません。ただし以下の形で使われることが多いです:
◼︎ 他の品詞になった時の例
元々が「sake (名詞)」と前置詞句「for ... of」が組み合わさったものですが、単独で動詞や形容詞にはなりません。ただし「sake」は単独で「目的」「利益」「理由」という名詞で使われることがあります。
◼︎ 難易度(CEFR): B2(中上級)
B2レベル(中上級)で扱われる、日常会話や文章中でも比較的よく出現する便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
このフレーズ全体で「~の利益や目的のために」「~のために」という意味を成します。
関連する派生語や類縁語
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
「sake」は古英語の sacu(争議、理由)に由来し、もともと「目的や理由、主張のため」という意味合いを持っていました。「for the sake of」は歴史的にも「何か/誰かの理由や目的を満たすため」に使われてきた表現です。
ニュアンスとしては、相手や目的を大切に思い、そのために何かをする、または特定の目的を優先する雰囲気があります。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで、幅広い場面で使われます。
4. 文法的な特徴と構文
【文法ポイント】
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスの文脈での例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
直接の反意語はありませんが、「〜のために」という意味を打ち消す場合は “not for the sake of~”「~のためではない」という形で表現されます。
7. 発音とアクセントの特徴
「for the sake of」というフレーズは一続きで発音することが多く、特に“for the”が弱く発音されがちです。「 sake 」の /seɪk/ の部分ははっきりと発音しましょう。
よくある間違いとして /sæk/ や /saɪk/ と発音してしまうケースがあるため注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “for the sake of” の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的な文脈に至るまで幅広く使える便利なフレーズですので、ぜひ覚えて使ってみてください。
...の利益のために, ...の目的で
《~ it 》ほかの目的のためではなく, それ自体が
I enjoy all types of music, but I am particularly fond of classical music.
I enjoy all types of music, but I am particularly fond of classical music.
解説
私はあらゆる種類の音楽を楽しんでいますが、特にクラシック音楽が好きです。
in particular
「in particular」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語: in particular
日本語: 特に、特筆すべきは、特に言うならば
品詞: 句(一般的には副詞的に用いられる表現)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
活用形や他品詞形
「in particular」は副詞句であり、文法上の活用はしません。ただし、もともとの形容詞 “particular” から派生しており、関連する形として以下のようなものがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
2つの単語が組み合わさり「特に」「中でもとりわけ」という意味合いを持つ副詞句として機能します。
関連する派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話での使用例 (3つ)
ビジネスでの使用例 (3つ)
学術的な文脈での使用例 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in particular」の詳説です。特に何かを強調したいときに、丁寧に理由や具体例を挙げたい場合に便利な表現として、ぜひ活用してみてください。
特に,とりわけ
格別に, 詳細に
具体的には, 具体的に言うと
In the interest of public safety, the event has been canceled.
In the interest of public safety, the event has been canceled.
解説
公共の安全のために、イベントは中止されました。
in the interest of
1. 基本情報と概要
• 英語表現: in the interest of
• 日本語訳: 〜の利益のために、〜の目的に沿って、〜を優先して
この表現は「誰か(何か)の利益になるように」「物事を円滑に進めるために」という意味合いで使われます。たとえば、「国民全体の利益のために」「会社の利益になるように」といった文脈で使われます。
品詞と活用形
「in the interest of」は句(フレーズ)として用いられ、品詞としては前置詞句 (prepositional phrase) の扱いになります。動詞や名詞のような活用はありませんが、後ろに来る名詞(目的語)を変えることで、さまざまな状況に応じて使えます。
難易度(CEFR)
• B2(中上級)
日常会話でも見聞きしますが、多少フォーマルなビジネス文書やアカデミックな文章などでもよく使用する表現です。
2. 語構成と詳細な意味
「in the interest of」は、
という3つの要素から成り立っています。日本語では「〜の利益になるように」「〜に資するように」という意味合いを持ちます。
関連する派生表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
構文例
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話シーン(3例)
ビジネスシーン(3例)
学術的な文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意的なニュアンスを持つ表現
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アメリカ英語とイギリス英語
いずれにせよ “interest” の冒頭にアクセントが置かれます。
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策(TOEIC・英検など)
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in the interest of」の詳細な解説です。日常会話やビジネスシーンでも便利なフレーズなので、ニュアンスと使い方をしっかり書き留めておきましょう。
(事・人)のために, ...を実現するために
The instructions are shown to the user.
The instructions are shown to the user.
解説
ユーザーに指示が表示されます。
shown to
「shown to」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
日本語としては、
学習者にとっては、
品詞と活用形
“shown” は過去分詞(受動態や完了形で用いられる形)です。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
“shown to” の構文自体は、少し抽象的な使い方を含むため B1~B2(中級~中上級)レベルでよく見られます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“shown to” は動詞 “show” の過去分詞 “shown” と、目的地・方向・対象を表す “to” が組み合わさったものです。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的・専門的文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“shown to” の直接の反意語はあまりありませんが、逆の意味を表す使い方としては “disproved to be …” や “shown to be false” などがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
“to” は /tuː/ (強形) または /tə/ (弱形) などで発音します。
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “shown to” の解説です。受動態表現と組み合わせて、「~に案内される」「~(であること)が示される」という2つの使い方を押さえれば、ビジネスや学術、日常会話まで幅広く使いこなせるようになります。ぜひ活用してみてください。
《be ~ do
be ...》…することが示される, ...であることが示される
I need a further explanation.
I need a further explanation.
解説
もう少し詳しい説明が必要です。
a further
「a further」の徹底解説
1. 基本情報と概要
英語での意味
日本語での意味
品詞・活用形
他の品詞の形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われる派生語・類縁語
関連コロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
微妙なニュアンスや使用時の注意
口語・文章での使い分け
4. 文法的な特徴と構文
1) “a further + 名詞”
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
学術・フォーマルな文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “a further” の詳しい解説です。何かを追加したり、さらに進めたい・掘り下げたいときによく使われるため、日常からビジネス、学術まで幅広く活躍する表現です。ぜひ覚えて使ってみてください!
《かたく》...以上のもの, さらなる...
His actions are not in line with his words.
His actions are not in line with his words.
解説
彼の行動は彼の言葉と一致していない。
in line with
以下では、「in line with」の意味や使い方について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
品詞と意味
「in line with」は、誰かの考え方やポリシー、基準などと一致している、あるいは調和していることを表す表現です。ビジネスやフォーマルな文脈でもよく使われるフレーズで、「何かに沿って進める、調整する」イメージです。
活用形 (活用の有無)
他の品詞での例
“line”という単語自体は色々な品詞で使われます。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル寄り)
ビジネスシーン (フォーマル)
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
例: “This opinion is contrary to our official guidelines.”
(この意見は我々の公式ガイドラインに反しています。)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in line with」の詳細な解説です。ビジネスやフォーマルな表現として頻出なので、覚えておくとさまざまな場面で活用できます。ぜひ参考にしてください。
...と一致して, ...と合致して
(規則・慣習など)に従って, ...に沿って
In short, the project was a success.
In short, the project was a success.
解説
要約すると、プロジェクトは成功でした。
in short
1. 基本情報と概要
英語表記: in short
品詞: 副詞的表現(フレーズ)
意味(英語)
意味(日本語)
CEFR レベルの目安: B1(中級)
活用形
他の品詞への変化例
2. 語構成と詳細な意味
関連する派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例 (3つ)
ビジネスでの例 (3つ)
学術的な文脈での例 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in short” の詳細な解説です。短くまとめる表現として、英語の文章やプレゼンで活躍する便利なフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
要約すると, 手短に言うと, 詰まるところ
NASA stands for National Aeronautics and Space Administration.
NASA stands for National Aeronautics and Space Administration.
解説
NASAはNational Aeronautics and Space Administrationを表します。
stand for
1. 基本情報と概要
英語表記: stand for
品詞: 句動詞(phrasal verb)
活用形: stand - stood - stood
「stand for」は、日本語で「~を表す」「~の略である」「~を容認する(主に否定文で使われることが多い)」「~を支持する」といった意味を持つ句動詞です。例えば、略語や頭文字などが「何を表しているのか」を聞きたいとき、「NASA stands for National Aeronautics and Space Administration.(NASAは…の略です)」のように使います。また「I won't stand for this.(これ以上は許さない)」のように、不快な状況に対して「容認しない」というニュアンスでも使われます。日常会話でもよく耳にする、使用頻度の高い表現です。
CEFRレベル目安:
他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
「stand for」は「stand(立つ・耐える・支持するなどの意味)」+「for(〜のために)」が結びついた句動詞です。
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的な文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
例) “LOL stands for ‘laugh out loud.’” = “LOL represents/means ‘laugh out loud.’”
ただし「advocate」は「支持を表明する」の意味が強く、略語を表す場合には用いません。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「stand for」の詳細解説です。ビジネス、学術、日常会話を問わず多用される表現なので、場面ごとに用法やニュアンスを使い分けられるように練習してみてください。
(略語などが)...を表す
を象徴する
《話》《通例否定・疑問文で》...を我慢する
...に立候補する
解説
私は喜びをもたらすものを選びます。
that which
1. 基本情報と概要
英語表記: that which
品詞: 代名詞句(接続詞的にも使われる場合あり)
意味(英語)
“that which” は「the thing that ...(・・・なもの)」という意味合いを持つ表現です。
意味(日本語)
「・・・するもの」「・・・というもの」というように、先行する内容やこれから述べることをまとめて指し示したり、強調するニュアンスを持つ表現です。やや形式張った言い方で、文語的または抽象的な文脈で使われることが多いです。
たとえば、「That which doesn’t kill you makes you stronger.(あなたを殺さないものは、あなたを強くする)」のように、抽象的な意味をまとめて指すときによく使われます。
活用形
“that which” 自体は一つのまとまったフレーズで、名詞節を導く役割をするため、動詞のように活用することはありません(過去形や三人称単数形などはなし)。
他品詞化の例
“that” は形容詞(指示形容詞:「that book」など)や代名詞(「I like that.」など)として使われる場合がありますが、“that which” は通常「名詞節」または「関係代名詞節」を導くために使われます。
“which” は単独で関係代名詞や疑問代名詞(「Which is better?」)として使うことがあります。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
この2語を組み合わせることで「・・・するもの、それ」というように、より抽象的または強調的に先行内容やこれから述べる事柄を指し示す役割を果たします。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
両者を組み合わせる “that which” は、古くから書き言葉で使われてきた比較的定型的なフレーズで、文語・形式的なニュアンスを持ちます。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
構文上のポイント
イディオム的な用法
可算/不可算の区別
5. 実例と例文
以下の例文をカジュアル・ビジネス・学術的という三つの文脈でそれぞれ挙げます。
A. 日常会話(カジュアル)
B. ビジネスシーン
C. 学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
“that which” の場合は単語ごとに区切って発音しますが、速い発話では /ðæt wɪtʃ/ が連結して [ðætwɪtʃ] に近くなることがあります。
強勢(アクセント)
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “that which” の解説です。口語では少し硬いですが、文語やフォーマルな文章で見かけることがあるので、読み書きの際に覚えておくと理解が深まります。
【関係代名詞】《関係詞whatより堅く》...するもの, ...すること
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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