頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 英語: “at all”
- 日本語: 「まったく」「少しでも」「全然」「そもそも」など、状況によって訳し分けることが多い表現です。
- 「at all」は慣用的な表現(フレーズ)であり、文法上では副詞句(adverbial phrase)の役割を果たします。
- 単語としての「at」は前置詞(preposition)、「all」は代名詞・形容詞・副詞など複数の品詞として機能しますが、「at all」でひとまとまりの副詞句として使うのが一般的です。
- 活用はありませんが、否定文・疑問文・条件文などで使われるのが大半です。
- “all” は名詞(名詞として「すべて」)、形容詞(「すべての」)、副詞(「まったく」など)と多様に使われますが、「at all」はセットで一つの意味を持つイディオムと覚えてください。
- 目安: B1(中級)
- 理由: 日常生活や基本会話でよく登場しますが、否定文や疑問文の強調表現としてやや抽象的なニュアンスを含むため、中級レベルに相当します。
- 「at(前置詞)」+「all(すべて)」
組み合わせることで「強調のための副詞句」として機能します。 - “not at all” : 「まったく〜ない」「いえいえ、どういたしまして」(丁寧な返事)
- “if at all” : 「もしあるにしても」「(あるとしても)ほとんど〜ない」のように条件を強調する表現
- “not like something at all”
(何かをまったく好きではない) - “do not mind at all”
(まったく気にしない) - “no problem at all”
(全然問題ありませんよ) - “not at all interested”
(まったく興味がない) - “hardly at all”
(ほとんど〜ない) - “if at all possible”
(もし可能ならば) - “doesn’t matter at all”
(まったく問題ない) - “no clue at all” / “no idea at all”
(まったく手がかり/アイデアがない) - “not helpful at all”
(まったく役に立たない) - “any difference at all”
(ほんの少しでも違いがあるか) - 「at」は前置詞で、位置や対象を指す言葉。
- 「all」は古英語の “eall” に由来しており、「全て・まったく」の意味を持つ。
- 否定文では「まったく〜ない」と強い否定を示す。口語でも書き言葉でも問題なく使用可能。
- 疑問文では「少しでも〜?」という含みがある。
- 条件文(if節など)でも、極端に少ない可能性を示す。
- 口語寄りですが、ビジネスメールなど丁寧な文脈でも十分使われます(例:「If you need any help at all, please let me know.」)。
- 〈否定文〉: 「主語 + 助動詞/do + not + 動詞 + (目的語) + at all」
- 例: “I do not understand this at all.”(これをまったく理解できない)
- 〈疑問文〉: 「Do/Does/Did + 主語 + 動詞 + (目的語) + at all?」
- 例: “Do you understand this at all?”(少しでも理解してる?)
- 〈条件文〉: 「If + 主語 + 動詞 + at all, …」
- 例: “If it happens at all, it will be a big surprise.”(もし本当に起こるとしたら、それは大きな驚きだ)
- フォーマルな文書でも普通に使われますが、カジュアルにも自然に馴染む表現です。
- “I don’t watch TV at all these days.”
(最近はテレビをまったく見ないんだ。) - “Do you exercise at all?”
(運動とか、少しでもしてるの?) - “I’m not hungry at all; I already ate.”
(全然お腹が空いてないよ、もう食べたから。) - “We haven’t received any feedback at all from the client.”
(クライアントから全くフィードバックをもらっていません。) - “If you have any issues at all, please feel free to contact us.”
(もし何か問題があれば、いつでもご連絡ください。) - “I’m afraid the budget won’t cover this expense at all.”
(申し訳ありませんが、この費用は予算ではまったくまかなえません。) - “If the phenomenon occurs at all, it would significantly impact our research findings.”
(その現象がもし起こるとすれば、我々の研究結果に大きな影響を与えるでしょう。) - “Data points do not correlate at all under these conditions.”
(この条件下ではデータの相関がまったく見られません。) - “There is no evidence at all to support the hypothesis.”
(その仮説を裏づける証拠はまったくありません。) - “in the least” :(否定文で)少しも~ない
- “I’m not interested in the least.”(少しも興味がない)
- “I’m not interested in the least.”(少しも興味がない)
- “by any means” :(否定文で)決して~ない
- “It’s not accurate by any means.”(それは決して正確ではない)
- “It’s not accurate by any means.”(それは決して正確ではない)
- “hardly / barely” :ほとんど~ない
- “I hardly eat meat these days.”(最近はほとんど肉を食べない)
- アメリカ英語(IPA):/ət ˈɔːl/ または /ət ˈɔl/
- イギリス英語(IPA):/ət ˈɔːl/
- アクセント(強勢)は “all” のほうに置かれやすいです(「アット-オール」という音の流れ)。
- “at” を弱く「アッ」や「エッ」に近い音で発音し、”all” をはっきり発音すると自然です。
- 「アットオール」と区切りすぎるとやや不自然に聞こえるので、つなげ気味に発音すると良いでしょう。
- スペルミス:
- “atoll”(環礁)などと混同しないように注意。
- “atoll”(環礁)などと混同しないように注意。
- “not at all” と “at all” の区別:
- “Thank you!” に対して “Not at all.”(どういたしまして)のように返す場合は一つのイディオムですが、普通の否定文で “I don’t like it at all.” とは若干ニュアンスが異なります。
- “Thank you!” に対して “Not at all.”(どういたしまして)のように返す場合は一つのイディオムですが、普通の否定文で “I don’t like it at all.” とは若干ニュアンスが異なります。
- 語順の間違い:
- 否定文や疑問文の最後に “at all” を置くのが一般的。“I don’t understand it at all.” と言うところを “I don’t at all understand it.” のように文中に不自然に入れるとぎこちなくなります。
- 否定文や疑問文の最後に “at all” を置くのが一般的。“I don’t understand it at all.” と言うところを “I don’t at all understand it.” のように文中に不自然に入れるとぎこちなくなります。
- TOEICや英検でも否定の強調・疑問文などの問題でしばしば出題されます。「少しでも〜するか」「まったく〜しない」のニュアンスを問われることがあります。
- “at all” は “「全然 or 少しでも」あなたに注目してる” というように「at」(何かを的確に捉えるイメージ) + 「all」(すべて・全体) で、強調してゼロか完全かという両極端を表すイメージ。
- 例文を声に出して反復練習すれば、自然な音の流れで覚えやすくなります。
- “If…at all” で「もし〜するとしてもごくわずか」というイメージを覚えておくと、読解問題やリスニングでも役立ちます。
- 「in theory」はフレーズのため、動詞のような活用形はありません。
- 類似の形として、形容詞の “theoretical(理論的な)”、副詞の “theoretically(理論的には)” があります。
- 名詞: theory(理論)
- 形容詞: theoretical(理論的な)
- 副詞: theoretically(理論的には)
- 動詞: theorize(理論化する、仮説を立てる)
- B2(中上級): 日常会話では比較的よく登場するが、抽象的な思考や説明をする際など、中上級以上でよく使われる。
- in: 前置詞。「〜の中に」という基本的な意味がありますが、慣用的な表現として副詞句を構成します。
- theory: 「理論」。学問的・抽象的な枠組みや考え方を指します。
- theoretical: 形容詞。「理論的な」
- theoretically: 副詞。「理論的には」
- theorize: 動詞。「理論化する、仮説を立てる」
- in theory and practice(理論と実践において)
- in theory, it should work(理論上はうまくいくはず)
- purely in theory(純粋に理論上)
- in theory, everything is simple(理論上はすべて簡単)
- according to theory(理論によれば)
- have a theory about...(〜についての理論・仮説を持っている)
- develop a theory(理論を発展させる)
- prove a theory(理論を証明する)
- disprove a theory(理論を反証する)
- a working theory(作業仮説、現時点での理論)
- 語源: “theory” はギリシャ語の “theoria”(観察・考察)に由来し、「眺める、考える」という意味を持ちます。
- 歴史的背景: 古代ギリシャの哲学の領域で「観照」や「観点」を表す語として使われていたものが、近代に「理論」という訳として確立されました。
- ニュアンス・使用上の注意: 「in theory」は、「実際はまだ分からないが、理論上そう考えられる」というニュアンスを持ちます。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使われますが、特に「実際にやってみた場合とは異なる可能性がある」という含みや、多少の皮肉を込めて使われることもあります。
- 副詞句: 「in theory」は副詞句として文全体を修飾し、動詞や文における主張を補足する機能を持ちます。
- 使用シーン:
- フォーマル: 学術的、ビジネス文書で「理論上は〜である」と述べるとき。
- カジュアル: 日常会話でも「まあ理論上はね...」という形で使われます。
- フォーマル: 学術的、ビジネス文書で「理論上は〜である」と述べるとき。
- 可算・不可算: 「theory」は可算名詞ですが、一般的に抽象的な理論を指す場合は不可算的に扱われることもあります。ただし、複数形「theories」は特定の複数の理論を示すときに用いられます。
- In theory, we can finish all our chores today, but something always comes up.
(理論上は今日中に全部家事を終わらせられるはずだけど、いつも何か起こるんだよね。) - In theory, you should be able to fix your phone by restarting it.
(理論上は、再起動すれば携帯は直るはずだよ。) - In theory, you can bake this cake without eggs, but I’m not sure how it’ll taste.
(理論上は卵なしでこのケーキを焼けるはずだけど、美味しくなるかは分からない。) - In theory, our new marketing strategy will increase sales by 20%.
(理論上は、新しいマーケティング戦略で売上が20%上がるはずです。) - In theory, this software update should resolve the recurring bugs.
(理論上は、このソフトウェアのアップデートで繰り返し発生していたバグが解消されるはずです。) - In theory, outsourcing could reduce operating costs significantly.
(理論上は、アウトソーシングによって運営コストを大幅に削減できるでしょう。) - In theory, the hypothesis aligns with existing literature on climate change.
(理論上、その仮説は既存の気候変動に関する文献と一致しています。) - In theory, quantum mechanics allows for particles to be in multiple states simultaneously.
(理論上、量子力学では粒子が同時に複数の状態をとることが可能です。) - In theory, the proposed model can predict market fluctuations with high accuracy.
(理論上、その提案されたモデルは高い精度で市場の変動を予測できるはずです。) - theoretically(理論的には)
- 「in theory」とほぼ同じ意味ですが、副詞として文中に挿入しやすい形です。
- 「in theory」とほぼ同じ意味ですが、副詞として文中に挿入しやすい形です。
- on paper(理論上は、書面上は)
- 「書類や理屈の上ではうまくいくけれど」というニュアンスです。ややカジュアル。
- 「書類や理屈の上ではうまくいくけれど」というニュアンスです。ややカジュアル。
- supposedly(おそらく、推定上は)
- 「そう言われているけれど確証がない」というニュアンスが強いです。
- in practice(実際には)
- 「理論と違って実際にはこうだ」という対比を示す代表的な表現です。
- 「理論と違って実際にはこうだ」という対比を示す代表的な表現です。
- 発音記号:
- アメリカ英語: /ɪn ˈθɪəri/ または /ɪn ˈθiː.ə.ri/
- イギリス英語: /ɪn ˈθɪə.ri/
- アメリカ英語: /ɪn ˈθɪəri/ または /ɪn ˈθiː.ə.ri/
- 強勢(アクセント)の位置: “theory” の第一音節 “thee” (θɪə / θiː) に強勢がきます。
- よくある発音の間違い: 「theory」を「セオリー」と日本語っぽく読むと伝わりにくいです。/θ/ の音に注意して、舌を前歯の間に軽く出して発音するのがポイントです。
- スペルミス: 「theory」を “theary” や “theofy” と間違えるケースがあるので要注意。
- 同音異義語との混同: 特に英語には “thee” (古英語的「あなた」)など古い表現があるが、現代ではほぼ混同しないでしょう。
- 試験対策: TOEICやIELTS、英検などでは、理論と実践の違いを問う問題や、レポートでよく使われる表現として出題される可能性があります。「in practice」との対比を問われることもあります。
- 暗記のコツ: 「理論(in theory)」と「実践(in practice)」をセットで覚えると使い分けがしやすくなります。
- ストーリーでイメージ: 「引き出しの中で考える(in theory)」と「引き出しを開けて使う(in practice)」というイメージを思い浮かべると記憶に結びつきやすいです。
- 肯定形: so as to + 動詞の原形
- 否定形: so as not to + 動詞の原形
- so:ここでは「〜するように」という意味合いを持つ接続的要素
- as:比較や関連性を表す接続詞/副詞
- to:不定詞を導く前置詞的要素
- 「so as not to」:〜しないように
- 「in order to」:ほぼ同義の表現
- 「so that」:節を導く形で「〜するように」「〜できるように」
- so as to avoid (something) – (何かを) 避けるために
- so as to improve (skills) – (スキルを) 向上させるために
- so as to provide (information) – (情報を) 提供するために
- so as not to be late – 遅刻しないように
- so as to ensure (success) – (成功を) 確実にするために
- so as to reduce (costs) – (コストを) 減らすために
- so as to meet (deadlines) – (締め切りを) 守るために
- so as to secure (funding) – (資金を) 確保するために
- so as to maintain (relationship) – (関係を) 維持するために
- so as not to cause (trouble) – (問題を) 起こさないように
- ややフォーマル: 日常のカジュアルな会話では「to」や「in order to」が多用される傾向があります。
- 文章寄り: 文面やスピーチなど、文語的なニュアンスを出したい時に使われることがあります。
主語 + 動詞 + so as to + 動詞の原形 + ...
例: I woke up early so as to finish my work.主語 + 動詞 + so as not to + 動詞の原形 + ... (否定形)
例: He covered the cage so as not to let the bird escape.- 「so as to」はあくまで「〜するために」を示すフレーズなので、名詞や形容詞を直接修飾する用途には使いません。
- フォーマル: so as to
- カジュアル: to, in order to
- I turned off the TV so as to focus on my homework.
(宿題に集中するためにテレビを消した。) - She took a different route so as not to get stuck in traffic.
(交通渋滞にはまらないように彼女は違う道を選んだ。) - We left home early so as to arrive before everyone else.
(他の人より前に着くために早く家を出た。) - I updated the software so as to enhance productivity.
(生産性を高めるためにソフトウェアを更新しました。) - Our team held a meeting so as not to overlook any critical details.
(重要な詳細を見逃さないように会議を開きました。) - The company revised its policy so as to comply with new regulations.
(新しい規制に従うために、会社は方針を修正しました。) - The researcher conducted multiple experiments so as to verify the hypothesis.
(仮説を検証するために複数の実験を行った。) - The authors used a standardized protocol so as not to introduce bias.
(バイアスが入らないように標準化された手順を用いた。) - The study was designed so as to measure the long-term effects of the medication.
(薬の長期的な効果を測定するために、その研究は設計された。) - in order to(〜するために)
- 「so as to」より少しだけカジュアル。文章・会話ともに広く使用される。
- 例: I studied in order to pass the exam.
- 「so as to」より少しだけカジュアル。文章・会話ともに広く使用される。
- to(〜するために)
- 最もカジュアルでよく使われる。短くてシンプル。
- 例: I left early to catch the train.
- 最もカジュアルでよく使われる。短くてシンプル。
- so that(〜するように)
- “so that + 主語 + can/will/may + 動詞の原形”の形で用いられることが多い。目的をはっきり示す場合はこちら。
- 例: I left early so that I could catch the train.
- “so that + 主語 + can/will/may + 動詞の原形”の形で用いられることが多い。目的をはっきり示す場合はこちら。
- so /soʊ/ (米), /səʊ/ (英)
- as /æz/
- to /tuː/, /tʊ/, 速い発音では /tə/
- アメリカ英語では “so” が /soʊ/、イギリス英語では /səʊ/。
- 「to」の発音は文中で弱くなり /tə/ と聞こえることが多いです。
- “as” と “to” が近いので、一気に詰まった音として聞こえる場合があります。
- 「so as to」と「so that」の混同
- 「so that」は節(主語 + 動詞)を伴うのが基本ですが、「so as to」は不定詞を伴います。
- 「so that」は節(主語 + 動詞)を伴うのが基本ですが、「so as to」は不定詞を伴います。
- 「so as not to」を忘れる
- 否定形で誤って「so not as to」と書かないように注意しましょう。
- 否定形で誤って「so not as to」と書かないように注意しましょう。
- スペルや配置ミス
- 「so as to」は一つのまとまったフレーズ扱いです。特に手紙文やエッセイで綴りなどに気をつけてください。
- 資格試験対策
- TOEICや英検などでは、「in order to」のフォーマルなバリエーションとして出題される可能性があります。正しい文脈で使えるかを問われる問題が出ることもあります。
- 「目的を示す 表現=in order to, so as to, to」のセットで覚えると便利です。
- 「so as to」は「そうあすとぅ」と読めるので、「そうあす(そうやって)to(〜するために)」と、日本語で無理やり関連付けると印象に残りやすいかもしれません。
- エッセイやレポート、上級レベルの文章を書くときに「so as to」を使うと少しフォーマルかつ多様な表現ができるようになります。
- 「on average」はフレーズとしてほぼ固定で使われるため、活用(時制など)はありません。
- 「average」はもともと形容詞や名詞としても使われ、以下のように使い分けられます。
- 形容詞: The average score was 75. (平均的なスコアは75点でした)
- 名詞: The average of the two numbers is 50. (その2つの数の平均は50です)
- 形容詞: The average score was 75. (平均的なスコアは75点でした)
- 「on」: 前置詞
- 「average」: 名詞または形容詞として使われる単語(ここでは名詞の感覚に近い)
- average (名詞): 平均
- average (形容詞): 平均の、普通の
- averaged (動詞): 〜の平均を出す(例: We averaged 60km per hour.)
- in an average way: 平均的なやり方で
on average, people spend…
(平均的に、人々は〜を費やす)on average, it takes…
(平均的に、〜かかる)the average person
(平均的な人)the national average
(全国平均)above average
/below average
(平均以上 / 平均以下)average rate
(平均率)average income
(平均収入)average life expectancy
(平均寿命)work out the average
(平均を求める)average out to
(最終的に平均が〜になる)文法位置: 「on average」は文中で副詞句として使われ、文頭や文末に置かれることが多いです。
例: On average, children watch two hours of TV a day. / Children watch two hours of TV a day on average.使用シーン: フォーマル・インフォーマルどちらでも問題なく使えます。ただしレポートや論文などの正式文書では、「statistically speaking」や「typically」などと使い分けられることもあります。
可算・不可算: 「average」が名詞で使われるときは可算名詞または不可算名詞の両方で使われるケースがありますが(「the average」 vs. 「an average」)、フレーズ「on average」はそのまま固定表現です。
On average, I drink two cups of coffee a day.
(平均すると、私は1日にコーヒーを2杯飲みます。)My sister works out three times a week on average.
(私の姉は平均すると週に3回運動をしています。)Children in this neighborhood, on average, walk to school.
(この地域の子どもたちは、たいていの場合徒歩で学校に通います。)Our company sells, on average, 1,000 units a month.
(当社は月に平均1000台売り上げています。)On average, it takes about two weeks to finalize the contract.
(平均すると、契約を最終決定するのに約2週間かかります。)Employees, on average, work 40 hours a week here.
(従業員は、ここでは平均的に週に40時間働きます。)On average, the research participants scored 75 on the test.
(平均すると、研究参加者はそのテストで75点を取りました。)The study found that, on average, female students outperformed male students in language tests.
(その研究では、平均すると女性の学生のほうが言語テストで男性学生より高成績だったことがわかりました。)On average, global temperatures have been rising over the past century.
(平均すると、過去1世紀で世界の気温は上昇してきています。)- typically(一般的に)
- usually(たいていは)
- generally(概して)
- ordinarily(普通は)
- exceptionally(例外的に)
- unusually(いつもと違って)
- 発音記号(IPA):
- on average: /ɒn ˈæv.ər.ɪdʒ/ (UK), /ɑːn ˈæv.ər.ɪdʒ/ (US)
- on average: /ɒn ˈæv.ər.ɪdʒ/ (UK), /ɑːn ˈæv.ər.ɪdʒ/ (US)
- アクセント: 「average」の第一音節「av」に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- UK: 「on」は短い「ɒ」の音で「on」
- US: 「on」は長めの「ɑː」になることが多い
- UK: 「on」は短い「ɒ」の音で「on」
- 「on the average」と言わないことはありませんが、一般的には「on average」のほうが自然です。
- スペルミスで “avarage” や “avarage” と書いてしまう初学者が多いので注意。
- TOEICや英検などでは、統計情報や数値を述べる問題文に出る可能性があります。グラフやデータを読み取って説明する際に「on average」を使う機会は多いです。
- 品詞: イディオム (基本の構造としては、動詞 “take” + 前置詞 “into” + 名詞 “account”)
- 活用形:
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- into account: 変化しない(イディオム全体として使用)
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- 「account」という名詞が「accountable」という形容詞(責任がある)の形になりますが、「take into account」の場合はイディオムとしてかたまりで使います。
- 「account」から派生した動詞として「account for」(~を説明する・占める) がありますが、こちらは別のイディオムです。
- 日常会話からビジネス、学術的なやりとりでも使われ、重要なイディオムです。
- take: 「取る」という動詞が元になっていますが、イディオムでは「考慮に加える」という抽象的な意味に変化します。
- into: 「~の中へ」を表す前置詞。ここでは「考慮の中に入れる」というニュアンスを付け加えています。
- account: 「口座」という意味でも有名ですが、このイディオムでは「考慮、計算、評価」という意味で使われています。
- to take something into consideration(同じ意味で「~を考慮に入れる」)
- account for(「~を説明する」「~を占める」) ← イディオムは違いますが “account” を用いる別の表現
- take all factors into account(すべての要素を考慮する)
- take the cost into account(費用を考慮する)
- take someone’s opinion into account(誰かの意見を考慮する)
- take time constraints into account(時間的制約を考慮する)
- take cultural differences into account(文化の違いを考慮する)
- take potential risks into account(潜在的なリスクを考慮する)
- take external factors into account(外的要因を考慮する)
- take social impact into account(社会への影響を考慮する)
- take environmental issues into account(環境問題を考慮する)
- take future possibilities into account(将来の可能性を考慮する)
語源:
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
- “account” はラテン語で「計算・数える」を意味する“computare”に由来し、フランス語を経由して英語に取り入れられました。
- 「考慮に入れる」イディオムとして centuries(何世紀も)にわたって使われてきました。
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- フォーマルにもカジュアルにも使えますが、ビジネス文脈やアカデミックな文脈で特に登場頻度が高いです。
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- 構文: take + 目的語 + into account
- 例: We need to take (the situation) into account.
- 例: We need to take (the situation) into account.
- フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- 他動詞・自動詞:
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
- “into account” は前置詞句として働き、セットで “考慮対象に~を入れる” という意味を作ります。
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
“Let’s take the weather into account before deciding when to go hiking.”
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
“You should take her feelings into account when you talk to her.”
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
“I always take my budget into account when I’m shopping.”
- 買い物をするときは、いつも予算を考慮しているんだ。
“We must take the potential risks into account before launching this product.”
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
“Please take into account the client’s feedback in the final design.”
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
“Our proposal takes into account the market trends for the next five years.”
- 私たちの提案は今後5年間の市場動向を考慮に入れています。
“When analyzing the data, researchers must take statistical bias into account.”
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
“This study takes into account previous research on the subject.”
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
“The new theory fails to take into account socioeconomic factors.”
- その新しい理論は社会経済的要因を考慮に入れていない。
consider(~を考慮する)
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
- 単純に「考える」感じ。少し幅広いニュアンス。
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
take into consideration(~を考慮する)
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
- 「take into account」とほぼ同義で、置き換え可能。
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
factor in(要因として繰り入れる)
- 例: “We need to factor in the cost.”
- 数値や要因を計算に組み込むイメージ。
- 例: “We need to factor in the cost.”
bear in mind(心に留める)
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- 「覚えておく」「念頭に置く」というやや口語的表現。
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- overlook(見落とす、見逃す)
- 例: “He overlooked that important detail.”
- 「~を考慮しなかった」という意味合いで対比されやすいです。
- 例: “He overlooked that important detail.”
発音記号(IPA):
- take /teɪk/
- into /ˈɪn.tuː/ (アメリカ英語では /ˈɪn.tu/ とも)
- account /əˈkaʊnt/
- take /teɪk/
アクセント:
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
よくある発音ミス:
- “account” の最後の /t/ を弱く発音しすぎたり、 /ə/(シュワー)を発音せず “a-count” と読んでしまうなどのミスに注意。
- 綴りのミス:
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- 別表現との混同:
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリーディング問題では「consider」の言い換え表現として出題されることがあります。特に「~を考慮する」という意味合いで要チェックです。
- “take” + “into” + “account” という組み合わせをイメージしてみましょう。『手に取って中に入れる』→『考慮の中に入れる』と連想すると覚えやすくなります。
- 「考慮や計算に入れる」と言うときの“account”は、銀行口座以外に「計算する・考慮する」という意味もあることを思い浮かべると、混乱しにくくなります。
- 練習:自分の身の回りで、何かを決めるときに「何を考慮に入れるかな?」と英語の日記などで使ってみると定着しやすいです。
- 「in place」は主に副詞的、あるいは形容詞的に使われるイディオム表現です。
- 英語では“in the proper position or location”または“fully operational, established”などの意味を持ちます。
- 日本語では「所定の位置に」「正しい場所に」「準備が整っている」「施行されている」などと訳せます。
- 例:Everything is in place.(すべてが所定の位置にある)
- 例:The new regulations are now in place.(新しい規則が現在施行されている)
- 例:Everything is in place.(すべてが所定の位置にある)
- 「in place」は、「物事が適切な位置や状態にある」というイメージで使われます。
- 形として「~はきちんと整っている」「~は実施されていて、機能している」など、場所や状態に焦点を当てるニュアンスがあります。
- イディオムですので、動詞や名詞のように明確な活用はありません。文中で「be in place」「put (something) in place」のように、前後の動詞を変えることで表現します。
- 「place」が名詞として使われている場合は “places” などの複数形や “placing” (動名詞) などが存在しますが、「in place」自体はイディオムとして一定の形で使われます。
- 一般的なイディオムであり、幅広い文脈で用いられます。会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも出てくるため、中上級レベル以上で確実に運用できる表現です。
- 「in」 + 「place」の組み合わせですが、あくまでひとまとまりのイディオムとして認識するとよいです。
- 接頭語や接尾語はなく、「place(場所)」が中核のイメージです。
- 「place」単体の動詞形 “to place ~” (~を置く)、名詞形 “place” (場所)、形容詞形 “placed” (置かれた)などがありますが、「in place」はそれらとは別の慣用表現です。
- put something in place(何かを所定の場所に置く・導入する)
- keep something in place(何かをその場所に保つ)
- stay in place(その場を動かない/その場所にとどまる)
- hold in place(固定する)
- remain in place(その状態を維持する・残る)
- have policies in place(政策が整備されている)
- get everything in place(すべてを整える・準備する)
- system in place(体制が整備されている)
- already in place(すでに整備されている/すでにされた状態)
- keep your hair in place(髪型を整った状態に保つ)
- 「in place」は古くから「正しい場所にある」という単純な組み合わせとして使われてきました。
- “place”の語源はラテン語の“platea”(広い道)から派生し、フランス語を経て英語に入ったとされています。
- 「in place」は、状況に応じて物理的な位置を意味する場合と、制度や施策が「整備されている・施行されている」といった比喩的な使い方の両方があります。
- フォーマルな文書(「The new regulations are in place.」)からカジュアルな会話(「Everything is in place for the party!」)まで幅広く使われます。
「be in place」
- 例: Everything is in place.(全てが所定の位置にある/整っている)
- 状態を表す「be動詞」と組み合わせて、「~が整っている・~がきちんとなっている」意味になる。
- 例: Everything is in place.(全てが所定の位置にある/整っている)
「put … in place」
- 例: We need to put new measures in place.(新しい対策を施行する必要がある)
- 「put A in place」で「Aを導入する」「Aを施行する」などの意味合いを持つ。
- 例: We need to put new measures in place.(新しい対策を施行する必要がある)
「remain in place」
- 例: The rules remain in place.(その規則は今も有効だ)
- 特に制度やルールが廃止されず「引き続き守られる/適用される」ニュアンス。
- 例: The rules remain in place.(その規則は今も有効だ)
- ビジネス文書や公的なアナウンスでも使用されるフォーマル度が比較的高めの表現です。
- とはいえ、日常会話でも問題なく使用されるので、幅広いシーンで使えます。
- 「in place」自体は可算・不可算の区別などはありません。他動詞や自動詞という区切りでもなく、イディオムとして成り立っています。
- Everything is in place for our trip tomorrow.
- 明日の旅行の準備はすべて整ってるよ。
- 明日の旅行の準備はすべて整ってるよ。
- I just need to put these books in place before we start.
- 始める前に、この本を所定の位置に戻さなきゃ。
- 始める前に、この本を所定の位置に戻さなきゃ。
- Make sure all the chairs are in place for the party.
- パーティーに向けて、いすを全部所定の場所に置いといてね。
- We have a new hiring policy in place to ensure fair recruitment.
- 公平な採用を確保するため、新しい採用方針を導入しています。
- 公平な採用を確保するため、新しい採用方針を導入しています。
- The security protocols must be in place before the product launch.
- 製品発表の前に、セキュリティ手順をしっかり整備しておかなければなりません。
- 製品発表の前に、セキュリティ手順をしっかり整備しておかなければなりません。
- Put a clear communication system in place to avoid confusion among team members.
- チーム内の混乱を避けるために、明確なコミュニケーション体制を整備しましょう。
- The country has several measures in place to protect endangered species.
- その国には絶滅危惧種を保護するための複数の施策が整っています。
- その国には絶滅危惧種を保護するための複数の施策が整っています。
- Economic policies were put in place to stabilize the currency.
- 通貨を安定させるために経済政策が施行されました。
- 通貨を安定させるために経済政策が施行されました。
- The new guidelines will remain in place until further notice.
- 新しいガイドラインは追って通知があるまで適用されたままになります。
- “in position”(位置について、適所に)
- 「物理的に所定の場所にある」ときに使われやすい。制度の整備などにはあまり使わない。
- 「物理的に所定の場所にある」ときに使われやすい。制度の整備などにはあまり使わない。
- “set up”(設定されている、設置されている)
- 「設定・用意」など、比較的カジュアル。「制度を設ける」という場合にも使えます。
- 「設定・用意」など、比較的カジュアル。「制度を設ける」という場合にも使えます。
- “installed”(導入されている、インストールされている)
- 機器・ソフトウェアを導入するときに使われるが、やや対象が限定的。
- “out of place”
- 「場違いな」「位置がずれている」「本来あるべき場所にない」など。
- 英: /ɪn pleɪs/
- 米: /ɪn pleɪs/ (イギリス英語・アメリカ英語で大きな差はありません)
- “in”よりも “place”をやや強めに発音する場合が多いです。
- 「イン プレイス」のように区切って聞こえやすいですが、会話では滑らかに “inplace” のようにつながることもあります。
- “in”を「イン」ではなく「イーン」のように引き伸ばす方がいますが、それほど長くはありません。はっきり区切る程度でOKです。
- スペルミス
- “in place” と書くべきところを “inplace” と一語にまとめてしまうミス。
- “in place” と書くべきところを “inplace” と一語にまとめてしまうミス。
- 同音異義語との混同
- “place”には同音異義語はあまりありませんが、“piece”との聞き間違いなどで混乱することがあります。
- “place”には同音異義語はあまりありませんが、“piece”との聞き間違いなどで混乱することがあります。
- 「in a place」と「in place」の違い
- “in a place” は「ある場所で/に」という単純な意味ですが、 “in place” はイディオムとして「整っている」「所定の位置にある」という意味合いを持つので注意。
- “in a place” は「ある場所で/に」という単純な意味ですが、 “in place” はイディオムとして「整っている」「所定の位置にある」という意味合いを持つので注意。
- 試験対策・資格試験
- TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、「施行されている」「整備されている」という文脈が出た際に“in place”が登場することがあります。
- 「in place」を覚えるには、「物事がキチンとハマっている」イメージを持つとわかりやすいです。
- “Put everything in place!”(すべてのピースを正しい場所にはめる)というパズルを完成させるようなシーンを想像するとイメージしやすいでしょう。
- スペリングは簡単でも、誤って一語で “inplace” としてしまいがちなので注意してください。
- B2:中上級レベルの英語学習者が理解できる目安。日常会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも使われる表現をある程度身につけている想定です。
- 「as」自体は副詞・接続詞などとして使われることがあり、
- 「to」は前置詞(または不定詞を導くもの)として機能します。
- as:もともと「〜のように」「〜と同様に」といった意味を持つ語。接続詞、副詞など多彩な用法がある。
- to:本来「〜へ」「〜に」「〜まで」といった方向や対象を示す前置詞。
- “as for”:「〜について(言えば)」※“as to”と似た意。やや口語的。
- “as regards”:「〜に関しては」※“as to”よりもフォーマル。
- as to the details(詳細について)
- as to the cause(原因について)
- as to the future plan(今後の計画について)
- as to your question(あなたの質問について)
- as to whether 〜(〜かどうかに関して)
- as to when 〜(いつ〜かに関して)
- as to why 〜(なぜ〜かに関して)
- as to the possibility(その可能性について)
- as to his opinion(彼の意見に関して)
- as to the solution(解決策に関して)
- 文章やフォーマルな文脈でよく使われます。口語でも使えなくはないですが、「about」を使ったほうがよりカジュアルで自然な場合が多いです。
- 人によっては「堅苦しい」と感じることがあるため、ビジネス文書や公的書面などで重宝されることが多いです。
文中の位置
“as to”はいわゆる前置詞句的に使われるため、構文上では「as to + 名詞」または「as to + 疑問詞節(whether, why, howなど)」の形をとります。
例: As to whether he will come, I’m uncertain.(彼が来るかどうかについては、わかりません。)フォーマル/カジュアルの違い
- フォーマルな文書、ビジネスシーン、アカデミックライティングでよく見かける。
- カジュアルな会話では、代わりに“about”や“regarding”が使われることも多い。
- フォーマルな文書、ビジネスシーン、アカデミックライティングでよく見かける。
可算・不可算などの問題
「as to」自体は前置詞句なので、名詞の可算・不可算を選ぶ際は「as to」の後ろに来る名詞の性質によります。「as to + 可算名詞」「as to + 不可算名詞」で両方問題なく使えます。As to our trip next month, have you decided where you want to go?
(来月の旅行についてだけど、行きたい場所は決まった?)I’m not sure as to what time the movie starts.
(映画が何時に始まるかは、よくわからないんだ。)As to dinner, let’s just order pizza.
(夕飯については、ピザを頼もうよ。)As to the agenda for tomorrow’s meeting, please find the attached document.
(明日の会議の議題につきましては、添付書類をご確認ください。)We have some concerns as to the cost of implementing this new system.
(この新システム導入にかかるコストについて、いくつか懸念があります。)As to the client’s request, we’ll need further clarification before proceeding.
(顧客からの要望に関しては、進める前にさらなる説明が必要です。)As to the validity of this hypothesis, additional experimental data are required.
(この仮説の妥当性に関しては、追加の実験データが必要である。)As to whether the theory applies to all cases, further research must be conducted.
(その理論がすべての事例に当てはまるかどうかについては、さらなる研究が必要だ。)There is still debate as to the precise origins of the phenomenon.
(その現象の厳密な起源については、依然として議論がある。)about(〜について)
- カジュアルで最も広く使われる単語。
- 例: What about the schedule?(スケジュールはどう?)
- カジュアルで最も広く使われる単語。
regarding(〜に関して)
- フォーマルな文書にも日常会話にも使える便利な単語。
- 例: Regarding your request, we’ll respond by tomorrow.(あなたの依頼に関して、明日までに返信いたします。)
- フォーマルな文書にも日常会話にも使える便利な単語。
concerning(〜に関して)
- ややフォーマル。時に否定的なニュアンスを含むこともある。
- 例: There are issues concerning quality control.(品質管理に関する問題がある。)
- ややフォーマル。時に否定的なニュアンスを含むこともある。
as for(〜について言えば)
- 「話題の転換」や「意見を述べる前置き」によく使われる。口語的。
- 例: As for me, I prefer to stay home.(私としては、家にいたいです。)
- 「話題の転換」や「意見を述べる前置き」によく使われる。口語的。
in regard to(〜に関して)
- ややフォーマルだが、ビジネス文書で一般的。
- 例: In regard to your inquiry, we have attached the relevant files.(ご質問に関しては、関連ファイルを添付しました。)
- ややフォーマルだが、ビジネス文書で一般的。
発音記号(IPA)
- “as”:[æz](アメリカ英語)/[æz](イギリス英語)
- “to”:[tuː](アメリカ英語・イギリス英語), ただしくだけた会話では[tə]になることも多い。
- “as”:[æz](アメリカ英語)/[æz](イギリス英語)
強勢(アクセント)
- 日常会話では全体的に弱めに発音される傾向がありますが、相手に話題を明確に提示したい場合は “as” をやや強調します。
- イギリス英語・アメリカ英語で大きな違いはありませんが、発音の早さや弱音化の度合いが異なることがあります。
- 日常会話では全体的に弱めに発音される傾向がありますが、相手に話題を明確に提示したい場合は “as” をやや強調します。
よくある発音の間違い
- “as”の [æ] が [ɑː] に伸びて発音されるなど、母音を長く伸ばしすぎるケース。
- “to”を [toʊ] と不必要に二重母音化してしまうケース。自然に [tuː] や [tə] で発音するとスムーズです。
- “as”の [æ] が [ɑː] に伸びて発音されるなど、母音を長く伸ばしすぎるケース。
- スペルミス
“as to” はあくまで2語なので、続けて書かないようにしましょう。 - 同音異義語との混同
「as too」や「as two」などと誤解してしまうことはほぼありませんが、音声だけだと間違える可能性があります。文脈で判断しましょう。 - 試験対策
TOEICや英検でも、ビジネスやフォーマルな文章など読解パートで「as to」が使われることがあります。“as to whether”のような接続に慣れておくと、文章理解に役立ちます。 - 「as to」を「about」のフォーマル版として位置づけると覚えやすいです。
- 「a*s* to = 'S'ubject 'to'」「S’topic to’」というように、「話題(S)に向かう(to)」とイメージすると、意味が連想しやすくなります。
- 「As to 意味は “About to”!」と語呂合わせで覚える人も(多少強引ですが記憶には残りやすいかもしれません)。
- (1) to end a relationship (恋愛関係や友人関係などを終わらせる)
- (2) to separate into smaller pieces (物をバラバラに分解する)
- (3) to disperse or stop (集まりや会合などを解散する・終わらせる)
(1) 「(恋愛関係などを)解消する、別れる」
→ カップルが別れるときに使われる表現です。相手との関係を終わりにしたい、というニュアンスがあります。(2) 「バラバラにする、分解する」
→ 物を壊して小さなかけらにするイメージで使われる場合があります。(3) 「解散させる、解散する」
→ 会議や集会、パーティなどを終わらせて解散になるときにも使われます。- 現在形: break up
- 過去形: broke up
- 過去分詞形: broken up
- 現在分詞形: breaking up
- break-up (名詞): 「(関係などの)破局、終わり、解体」
例: “Their break-up was unexpected.”(彼らの破局は予想外だった) - break: 元々「壊す、壊れる」というイメージを持つ動詞
- up: 「上へ、上に」だけでなく、英語の句動詞では「完全に、全体的に」など強調のニュアンスを持つことも多い
- breakdown: 故障、分類、精神的な打ち壊れなど
- breakout: 脱出、発生
- break off: 急にやめる、関係を断つ
- break away: 離脱する、抜け出す
- break up a fight
- けんかを止める
- けんかを止める
- break up the assembly
- 集会を解散する
- 集会を解散する
- break up a couple
- カップルを別れさせる
- カップルを別れさせる
- break up the party
- パーティをお開きにする/解散させる
- パーティをお開きにする/解散させる
- break up with someone
- (人と)別れる
- (人と)別れる
- relationships break up
- 関係が破局する/終わる
- 関係が破局する/終わる
- break up the work
- 仕事を分割する、分担する
- 仕事を分割する、分担する
- break up an argument
- 口論を収める
- 口論を収める
- break up the text (into paragraphs)
- 文章を段落に分割する
- 文章を段落に分割する
- break up the land
- 土地を小分けにする/開墾する(文脈による)
- 語源: “break” は古英語の “brecan” に由来し、「壊す、裂く、砕く」という意味を持ちます。“up” はゲルマン諸語に由来し、方向や上方または「完了」を示すニュアンスを強めることがあります。
- 歴史的背景: “break” 単体で「壊す」というイメージがあり、そこに “up” が加わることで「完全にバラバラにする」「すっかり終わらせる」といった意味が生じました。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 口語/カジュアル: 恋愛関係の「別れる」はあまりフォーマルな状況では使いませんが、日常会話で頻出します。
- フォーマル/文章: 会議の解散などにはフォーマルにも使えます。ただし書き言葉では “adjourn” などの別の単語を使うこともあります。
- 感情的に「破局・終局を強調」するケースが多いため、少し強いニュアンスになることがあります。
- 口語/カジュアル: 恋愛関係の「別れる」はあまりフォーマルな状況では使いませんが、日常会話で頻出します。
- 他動詞用法: 「(物・集合体) をバラバラにする」「(会合等を) 解散させる」
例: “The police broke up the protest.”(警察はデモを解散させた) - 自動詞用法: 「(人・関係が) 別れる」「(会合等が) 終わる」
例: “They broke up after a long argument.”(彼らは長い口論の末に別れた) - break up with someone: (人と)別れる
- break up into pieces: バラバラに分解する
- break up (the meeting): 会議を終わらせる・解散させる
- “I heard you broke up with your girlfriend. Are you okay?”
(彼女と別れたって聞いたよ。大丈夫?) - “Let’s break up the tasks so we can finish faster.”
(作業を分担して早く終わらせよう。) - “The kids were fighting, so Dad had to break up the fight.”
(子どもたちがけんかしていたので、お父さんが止めに入った。) - “We should break up the meeting into smaller sessions to focus on each topic.”
(会議をもう少し小さなセッションに分割して、各トピックに集中すべきです。) - “The manager decided to break up the large team into smaller groups.”
(マネージャーは大きなチームを小さいグループに分割することに決めた。) - “The event will break up around 5 p.m., so please wrap up your tasks by then.”
(イベントは午後5時ごろに終了しますので、それまでに作業を終わらせてください。) - “The study aims to break up the data into distinct categories for analysis.”
(この研究はデータをいくつかのカテゴリーに分割して分析することを目的としています。) - “The lecture broke up earlier than scheduled due to technical difficulties.”
(技術的な問題で講義は予定より早く終了しました。) - “Scientists are attempting to break up complex compounds into simpler constituents.”
(科学者たちは複雑な化合物をより単純な成分に分解しようとしている。) - split up (分裂する/関係を終わらせる)
- 「部品や関係を分割する」という点では “break up” と近いですが、より「分割する」イメージが強いです。恋愛関係の「別れる」としてもよく使われます。
- 「部品や関係を分割する」という点では “break up” と近いですが、より「分割する」イメージが強いです。恋愛関係の「別れる」としてもよく使われます。
- separate (分離する/別れる)
- よりフォーマルで幅広い文脈で使われます。肉体的・物理的に離すニュアンスも含みます。
- よりフォーマルで幅広い文脈で使われます。肉体的・物理的に離すニュアンスも含みます。
- disperse (散らばる/解散する)
- 特に人々が集まっている場合に「散り散りになる」イメージ(フォーマル)
- 特に人々が集まっている場合に「散り散りになる」イメージ(フォーマル)
- part ways (別々の方向へ進む/別れる)
- 主に人間関係や道を分かれる場合に用いる表現で、ややフォーマル・文語的です。
- get together (集まる)
- make up (仲直りする)
- unite (団結する)
- 発音記号 (IPA): /breɪk ʌp/
- アクセント: “break” に強勢が来て、続けて “up” はやや弱めに発音します。
- アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語の方が /r/ の音がはっきり聞こえます。
- よくある間違い: “break” /breɪk/ を /brɪk/ (「ブリック」)などと短く発音しないように注意しましょう。
- 「break up」と「break down」の取り違え
- break down は「故障する、分解する、精神的に参る」など各種意味があるため、混同しやすいです。
- break down は「故障する、分解する、精神的に参る」など各種意味があるため、混同しやすいです。
- 「break」と「brake」のスペルミス
- “brake” は「ブレーキ」です。意味が全く異なるのでスペルに注意してください。
- “brake” は「ブレーキ」です。意味が全く異なるのでスペルに注意してください。
- TOIEC・英検などの試験対策
- Phrasal verbs(句動詞)は特によく出題されるポイントです。“break up” はリーディング中の文脈把握でも重要です。
- 関連表現(break up with someone など)を覚えておくとリスニングやリーディングで役立ちます。
- Phrasal verbs(句動詞)は特によく出題されるポイントです。“break up” はリーディング中の文脈把握でも重要です。
- 「break」は「壊す」、「up」は「上へ」だけでなく「完全に」のニュアンスを持つことがある、と覚えるとパズルのように意味を推測しやすいです。
- 「(何かを)バラバラに壊して上に飛ばす(完全に壊す・終わらせる)」というイメージで連想すると、記憶に定着しやすくなります。
- 恋愛関係の「break up」は感情的要素が強いので、ドラマや映画のシーンで「We broke up.」というフレーズがいろいろ出てくることを思い出すと覚えやすいでしょう。
- “in case” は複数形や時制変化などの文法的な活用は基本的にありません。
- 似た表現に “in case of 〜” がありますが、こちらは前置詞句として “In case of emergency, …”(緊急事態の場合は…)のように用いられます。
- in: 前置詞で「〜の中に」を表す語。
- case: 「状況」「場合」「出来事」などを意味する名詞。
- “Take an umbrella in case it rains.”
- (雨が降るといけないから傘を持っていって)
- (雨が降るといけないから傘を持っていって)
- “Lock the door in case of intruders.”
- (不審者が入ってくる可能性があるからドアに鍵をかける)
- (不審者が入ってくる可能性があるからドアに鍵をかける)
- “Prepare extra food in case of guests.”
- (来客があるかもしれないので、食べ物を多めに用意する)
- (来客があるかもしれないので、食べ物を多めに用意する)
- “Make a copy in case you lose the original.”
- (オリジナルを失くすかもしれないからコピーを作っておく)
- (オリジナルを失くすかもしれないからコピーを作っておく)
- “Check the forecast in case of bad weather.”
- (悪天候の可能性があるから天気予報を確認する)
- (悪天候の可能性があるから天気予報を確認する)
- “Carry your ID in case of emergency.”
- (緊急時に備えて身分証を持ち歩く)
- (緊急時に備えて身分証を持ち歩く)
- “Bring a jacket in case it gets cold.”
- (寒くなるかもしれないから上着を持っていく)
- (寒くなるかもしれないから上着を持っていく)
- “Leave early in case there is traffic.”
- (渋滞があるかもしれないから早めに出発する)
- (渋滞があるかもしれないから早めに出発する)
- “Take notes in case you forget.”
- (忘れるかもしれないからメモを取る)
- (忘れるかもしれないからメモを取る)
- “Save your data frequently in case of a power outage.”
- (停電に備えてこまめにデータを保存する)
- 語源: “case” はラテン語の “casus(出来事、事象)” に由来し、古フランス語を経て英語に取り入れられました。
- 歴史的背景: 古くから「状況・出来事」を意味する “case” を「in(その状況の中に)」と組み合わせることで「もしそのような状況になったら」に備える、といったニュアンスが生まれました。
- ニュアンスや注意点:
- 「in case」は「本当に起こるかは分からないけれど、起こる可能性を想定して準備する」という気持ちを表します。日本語でいう「〜するといけないから」「〜の場合に備えて」に近いです。
- 口語でも書き言葉でもよく使われますが、あくまで「想定外の出来事への備え」という意味のため、単純な「もし〜ならば (if)」とは少し違った使い分けが必要です。
- 「in case」は「本当に起こるかは分からないけれど、起こる可能性を想定して準備する」という気持ちを表します。日本語でいう「〜するといけないから」「〜の場合に備えて」に近いです。
- 接続詞的用法: “In case it rains, take an umbrella.”(もし雨が降ったら困るから/降る可能性があるから傘を持っていって)
- “if (もし〜ならば)” とは異なり、「もし〜する可能性があるから準備をする」というニュアンス。
- “if (もし〜ならば)” とは異なり、「もし〜する可能性があるから準備をする」というニュアンス。
- 前置詞的用法(in case of 〜): “In case of fire, call 911.”(火事の場合には 911 に電話する)
- “in case of” は “〜の場合には” として、主節の前に置いて使われるパターンです。
- “in case of” は “〜の場合には” として、主節の前に置いて使われるパターンです。
- フォーマル / カジュアル:
- 日常会話からビジネス文書まで幅広く使われます。フォーマルすぎる表現ではありませんが、“in case of an emergency” のように堅めの文脈でも馴染みます。
- “Bring your sunglasses in case it’s sunny later.”
- (後で晴れるかもしれないからサングラスを持って行って)
- (後で晴れるかもしれないからサングラスを持って行って)
- “I’ll set my alarm early in case I oversleep.”
- (寝坊するかもしれないから、早めにアラームをセットする)
- (寝坊するかもしれないから、早めにアラームをセットする)
- “Let’s write down the directions in case our phone battery dies.”
- (スマホのバッテリーが切れるかもしれないから、道順を書き留めておこう)
- “Please keep a backup of all files in case of a system failure.”
- (システム障害に備えて、すべてのファイルのバックアップを取ってください)
- (システム障害に備えて、すべてのファイルのバックアップを取ってください)
- “We should prepare additional chairs in case more attendees show up.”
- (もっと参加者が来るかもしれないから、椅子を追加で用意しておきましょう)
- (もっと参加者が来るかもしれないから、椅子を追加で用意しておきましょう)
- “I’ll draft an alternative proposal in case our main plan is rejected.”
- (メインの計画が却下されるかもしれないから、代わりの提案を下書きしておきます)
- “Researchers should always have a control group in case the initial hypothesis proves inconclusive.”
- (研究者は初期仮説が結論を得られない場合に備えて、常にコントロール群を用意しておくべきだ)
- (研究者は初期仮説が結論を得られない場合に備えて、常にコントロール群を用意しておくべきだ)
- “In case of any unforeseen complications, additional data analysis methods must be considered.”
- (予期しない問題が発生した場合に備えて、追加のデータ分析手法も検討する必要がある)
- (予期しない問題が発生した場合に備えて、追加のデータ分析手法も検討する必要がある)
- “Have a contingency plan in case the primary experiment cannot be conducted.”
- (主たる実験が行えない場合に備えて、代替手段を用意しておく)
類義語:
- “if”(もし〜ならば):ただし「条件が起こった場合のみ」を比定するニュアンスが強く、準備や備えの意識は薄い。
- “just in case”(念のため): “in case” よりカジュアルに「念のため」と言う場合によく使う。
- “in the event that”(万が一〜の場合には):よりフォーマルで、法的文書などでは “in the event ofX” と書くことも多い。
- “if”(もし〜ならば):ただし「条件が起こった場合のみ」を比定するニュアンスが強く、準備や備えの意識は薄い。
反意語:
- 明確な反意語というより、“without any preparation(何の準備もせずに)” が逆の状況になるでしょう。
- 直接的に反意を示す単語は少ないものの、“no matter what happens(どうなろうとも)” のような表現は「備えない」ニュアンスに映ることがあります。
- 明確な反意語というより、“without any preparation(何の準備もせずに)” が逆の状況になるでしょう。
- 発音記号(IPA): /ɪn keɪs/
- アメリカ英語 / イギリス英語: 発音の違いはほとんどありません。両方とも [イン ケイス] のように発音されます。
- アクセント(強勢): “in” は弱く発音し、 “case” のほうを強く発音するイメージです。
- よくある発音ミス: “case” を /kəs/ や /kæs/ のように曖昧にしてしまうことがあるので、しっかり /keɪs/ と発音しましょう。
- “in case” と “if” の混同
- “if” は「もし〜したら」という条件節。
- “in case” は「〜するといけないから」「〜の可能性に備えて」という準備のニュアンス。
- 例)“Take an umbrella if it rains.”(雨が降ったらそのときに傘を持って行く)
“Take an umbrella in case it rains.”(雨が降ったら困るから、あらかじめ傘を持って行く)
- “if” は「もし〜したら」という条件節。
- “in case of 〜” と “in case (S+V)” の違い
- “in case of” は前置詞句で、その後ろに名詞。例) “In case of fire …”
- “in case (S+V)” は接続詞的用法で、その後ろに節が続きます。例) “In case you need help …”
- “in case of” は前置詞句で、その後ろに名詞。例) “In case of fire …”
- スペルミス: “case” を “cace” や “casse” にしてしまうミスに注意。
- 資格試験での出題傾向:
- TOEIC や英検などで、 “in case” と “if” の使い分けを問う問題が出ることがあります。
- TOEIC や英検などで、 “in case” と “if” の使い分けを問う問題が出ることがあります。
- イメージ: 「箱(case)の中に備品を入れるイメージ」で、「起こるかもしれないことを箱に入れて用意しておく」。
- 覚え方のコツ:
- “Just in case” という表現があるので、「何かが起こる場合(case)の中に入って対策する」と覚えると定着しやすいです。
- “in the event that” のような類似表現とセットで覚えておくと、テストや実務でも役立ちます。
- “Just in case” という表現があるので、「何かが起こる場合(case)の中に入って対策する」と覚えると定着しやすいです。
- B2: 日常的な話題のみでなく、抽象的・専門的な内容についても概ね理解できるレベル
- 連結的な表現のため、動詞のように「活用」はありません。
- 類似の表現に「insofar as」「as far as」があり、文法的・意味的にはほぼ同様に使われます。
- 「so」 + 「far」 + 「as」
- 「so」は「その程度まで」、「far」は「遠く・程度が大きい」、「as」は「〜のように/〜ほどに」というイメージです。
- 「so」は「その程度まで」、「far」は「遠く・程度が大きい」、「as」は「〜のように/〜ほどに」というイメージです。
- 「as far as」を強調する形の一種と捉えることができます。
- as far as:意味はほぼ同じ。「私の知る限りでは」「〜の範囲では」
- insofar as:ややフォーマルよりの書き言葉。「〜する限りで」「〜の範囲においてのみ」
- so far as I know(私の知る限り)
- so far as I can tell(私が判断できる限り)
- so far as I’m aware(私が認識している範囲では)
- so far as is possible(可能な範囲で)
- so far as my memory goes(私の記憶が及ぶ限りでは)
- so far as concerns me(私に関係する範囲では)
- so far as the law is concerned(法律に関して言えば)
- so far as the data suggests(データが示す限りでは)
- so far as I’m involved(私が関わっている範囲では)
- so far as the situation allows(状況が許す範囲で)
- 「as far as〜」という形は古くからあり、主に空間的・物理的な距離「〜まで遠く」に加え、「程度や範囲」を示す比喩的表現として使われてきました。
- 「so far as〜」は「as far as〜」を強調・変形した表現で、「その程度(so)まで」という含意が強めに感じられます。
- ニュアンスとしては、話し手が自分の主張や情報源を範囲づけ・限定する際に用いられることが多く、「あくまで私の知っている範囲内で」という控えめなトーンを醸し出します。
- カジュアルにもフォーマルにも使えますが、口語では「as far as I know」、ややフォーマルな文書では「insofar as」などが選ばれることもあります。
- 用法: 接続詞的に、主節の範囲・条件を限定するときに用いられる。
例: “So far as I know, he hasn’t arrived yet.”(私が知る限り、彼はまだ到着していません。) - 文頭に来る構文: “So far as 〜,” の形で文頭に置き、後ろにメインの文を続ける。
- 口語/フォーマル:
- 口語では “as far as I know,” “as far as I’m concerned” が頻出。
- ビジネス・学術的文脈では “So far as the data is concerned,” “Insofar as〜” が使われる厳密な表現になりがち。
- 口語では “as far as I know,” “as far as I’m concerned” が頻出。
- 可算・不可算の区別: 名詞ではなくフレーズのため適用外。
- 他動詞・自動詞の区別: 動詞ではないので適用外。
- So far as I know, Jane moved to London last month.
(私の知る限り、ジェーンは先月ロンドンに引っ越したよ。) - So far as we can tell, there’s no problem with the car.
(私たちが判定できる範囲では、車には問題なさそうだね。) - So far as I’m concerned, you can stay here as long as you need.
(私としては、あなたが必要なだけここにいていいよ。) - So far as the client’s requirements go, we have fulfilled them all.
(クライアントの要求に関して言えば、すべて満たしています。) - So far as our budget is concerned, we should be able to cover the new project.
(予算に関しては、新しいプロジェクトを賄えると思います。) - So far as we have discussed, the merger seems beneficial for both parties.
(これまでの議論では、この合併は双方にメリットがありそうです。) - So far as the data indicates, the hypothesis holds true under these conditions.
(データが示す範囲では、この仮説はこれらの条件下で有効です。) - So far as statistical analysis can determine, the correlation is significant.
(統計分析が判定できる範囲では、有意な相関が認められます。) - So far as the historical records reveal, this artifact dates back to the 12th century.
(史料が示す範囲においては、この遺物は12世紀にまでさかのぼるとされています。) - as far as(〜する限りでは)
- 意味はほぼ同じ。ただし口語的には「as far as」の方が一般的。
- 意味はほぼ同じ。ただし口語的には「as far as」の方が一般的。
- insofar as(〜の範囲において)
- ややフォーマルな文書表現。「insofar as the statistics show...」など。
- ややフォーマルな文書表現。「insofar as the statistics show...」など。
- to the extent that(〜する限りで)
- 論文や公的な文書で、条件や範囲を定義するときによく使われる。
- 論文や公的な文書で、条件や範囲を定義するときによく使われる。
- so long as(〜しさえすれば)
- 条件を表す点は似ているが、「〜しさえすれば」という「条件付きの許容」を意味する場合が多い。
- 明確な反意語はありませんが、「beyond one’s ability/knowledge」(自分の理解の範囲を超えて)などが反対のニュアンスとして用いられます。
- IPA表記(アメリカ英語): /soʊ fɑːr æz/
- IPA表記(イギリス英語): /səʊ fɑːr æz/
- アクセント: 基本的に “far” をやや強めに発音し、全体は繋げて話される傾向があります。
- よくある発音の間違い:
- “so” を “saw” のように /sɔː/ で伸ばしてしまう
- “far” を “fur” /fɜː/ にしてしまう
- “so” を “saw” のように /sɔː/ で伸ばしてしまう
- スペルミス: “so for as” のように “far” を “for” と書き間違えることがあるので注意。
- 同音異義語との混同: “so far”(今のところ)だけで止めてしまうと意味が変わるので、後ろの “as” の有無を確認しましょう。
- 試験対策: 英検やTOEICなどのリーディングで、文意を制限・特定する表現として出題される場合があります。
- 文脈把握: 「so far as I know」と「as far as I know」の違いは意味的には非常に近いですが、微妙にニュアンスが異なることもあります(“so” が入ると「その程度(まで)」という少し強調が加わる)。
- イメージ: 「so far 」=「ここまで遠く」、それに「as」をつけて「ここまで遠く(≒この範囲)」という連想をすると覚えやすいです。
- 覚え方: 「So far as I know...(私の知る限りでは)」を一つの塊として何度も声に出して練習しましょう。「私の守備範囲はここまで」とイメージして、使う場面を明確にすると定着しやすいです。
- 勉強テクニック: 短めの英語ニュースや論説記事で、“so far as”や“insofar as”が使われている部分にアンダーラインを引いて、どんな範囲を限定しているか読解してみると良い訓練になります。
I don't like spicy food at all.
I don't like spicy food at all.
解説
私は辛い食べ物が少しも好きではありません。
at all
以下では、「at all」という表現をできるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば否定文で “I don’t like it at all.” と言うと、「それがまったく好きではない」という強い否定を表します。一方、疑問文で “Do you like it at all?” のように使うと、「少しでも好きですか?」という意味合いにもなります。
学習者にとっては、「全然〜ない」「少しでも」という日本語に近いニュアンスで、否定・疑問などの文を強めるために使われる、副詞的な表現だと考えるとわかりやすいでしょう。
品詞と活用
他の品詞形例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「at all」は中英語の頃から否定や疑問を強めるために使われてきたとされますが、文献ごとに微妙なニュアンスの差があります。
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“at all” はよりカジュアルで日常的に使われる感じが強いのに対し、“in the least” や “by any means” はややフォーマルまたは書き言葉寄りの印象があります。
反意語
“completely” や “absolutely” は、場合によって真逆の意味合い(肯定の強調)を持つかもしれませんが、「at all」の直反対表現というよりは、肯定文での強い「まったく」を表す単語です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「at all」の詳細な解説です。否定文や疑問文で“at all”を見かけたら、「まったく…ない」「少しでも…?」という強調表現としてとらえてみてください。学習シーンや会話で頻繁に使われる表現なので、ぜひ積極的に使ってみましょう。
《否定文で》少しも...でない,全く...でない
《疑問文で》いったい,そもそも
《条件文で》少しも
《肯定文で》本当に,ともかく
In theory, everything should work perfectly.
In theory, everything should work perfectly.
解説
理論的には、すべてが完璧に動作するはずです。
in theory
1. 基本情報と概要
英語表現: in theory
品詞: 副詞句(慣用表現)
日本語の意味: 「理論上は」「建前としては」「頭の中の考えとしては」
「in theory」は、物事が理論上ではこうなるはずだという意味を表す表現です。実際に行動したり実践したりした場合には、異なる結果になる可能性があることを示唆するときによく使われます。会話や文章で「いちおう理論上はそうなんだけど、実際はちょっと違うかもしれないね」というニュアンスを伝えたいときに使われます。
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
関連単語や派生語など
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
まとめると、「in theory」は「理論的には、建前としては」という意味を持つ便利なフレーズであり、日常会話からビジネスシーン、学術的文脈まで幅広く活用されます。理論と実際の差異を強調したいときにぜひ使ってみてください。
理論的には, 理論上は, 理屈の上では
I woke up early so as to catch the first train.
I woke up early so as to catch the first train.
解説
私は早起きした、最初の電車に乗るために。
so as to
以下では「so as to」について、9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
【品詞・フレーズの種類】
・連結表現(接続詞的/前置詞的な用法を持つ慣用句)
・文中では多くの場合、「〜するために」という目的を表す副詞句として用いられます。
【英語・日本語の意味】
・英語意味: “in order to”
・日本語意味: 「〜するために」
たとえば「I left work early so as to catch the train.」は「電車に乗るために早退した」という使い方です。
「in order to」と同じ意味ですが、やや丁寧・フォーマルなニュアンスが加わります。カジュアルな会話ではあまり使われない傾向があります。
【活用形】
「so as to」は熟語なので、通常の動詞のように「活用形」があるわけではありません。ただし、否定形として「so as not to」という形がよく使われます。
【他の品詞になった時の例】
単独で名詞や形容詞、動詞形になることはありません(あくまでフレーズです)。
【CEFRレベル目安】
・B2(中上級)
「in order to」と同様の意味ですが、文語ややフォーマルな表現として使われるためB2レベル程度が目安です。
2. 語構成と詳細な意味
「so as to」は、下記の語が組み合わさった熟語です。
これらが一緒になって、「目的を達成するために」という意味を表します。
関連表現・派生語
コロケーション・関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
「so」と「as」という英語の古い形が組み合わさってできた表現で、伝統的には「ある目的を果たすためにこのようにする」というような論理的なつながりを示すフレーズでした。現代では「in order to」と同じ意味で使われることが多いですが、少し文語的・フォーマルな響きがあります。
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
名詞・動詞の使い分け
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
① 日常会話 (カジュアル〜ややフォーマル)
② ビジネス場面
③ 学術・アカデミック場面
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意表現
目的を表す反意語はあまりありませんが、内容に応じて「〜しないように」を表す場合は「so as not to」を使います。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
一続きに発音すると、
soʊæstə, səʊæstə
のようになります。
ネイティブのリズムでは “so as to” と区切りながら発音するより、やや続けて「ソアズトゥ」のように聞こえます。
アクセント・注意点
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「so as to」の徹底解説です。少しフォーマルな目的表現として、ぜひ使い分けてみてください。
《目的》 …するために
On average, people spend 2 hours a day on social media.
On average, people spend 2 hours a day on social media.
解説
平均して、人々は1日に2時間をソーシャルメディアに費やしています。
on average
1. 基本情報と概要
単語・フレーズ: on average
品詞: 副詞句(あるいは前置詞句)
意味(英語): typically or normally, taking all data or instances into consideration, or when something is calculated as an average.
意味(日本語): 「平均的に」、「概して」、「大体の場合」という意味です。たとえば多くのデータを集計したり、ざっくりとした見積もりを表すときに使われます。
「on average」は、統計や日常会話のなかで、「たいていの場合はこうだよ」「平均を取るとこういう感じだよ」というニュアンスで使われる表現です。
CEFRレベル: B1(中級)
→ 「on average」は日常会話やビジネスなど幅広く使われるため、比較的なじみやすい表現ですが、初心者には「average」という単語自体への理解が必要になるため、中級レベル目安としています。
活用形・他品詞
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「on average」は、「平均の上で(に)」→「平均的には」というイメージで捉えるとわかりやすいでしょう。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
「average」の語源は、元々はフランス語の“avarie (損害)”に由来すると言われ、船荷に関する損害や費用を分担するという意味から転じて、貨物全体の「割り勘」を指すようになり、そこから「平均」の意味を持つようになりました。
「on average」は、英語圏では非常によく使われる表現で、書き言葉から口語まで幅広い場面で使われます。特にカジュアルでもフォーマルでも違和感のないフレーズで、ビジネスや学術的な文脈でも頻繁に登場します。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈の3つにわけて例文をそれぞれ3つずつ紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
「on average」は「具体的に数値を伴うイメージ」を強調するのに対し、generally
や ordinarily
はより漠然とした「一般的に」を表します。
反意語
上記の反意語は「通常とは違った、平均から外れた」というニュアンスを伝えます。
7. 発音とアクセントの特徴
学習者は「average」の最後の発音「-ridge」と聞こえるところで、/ɪdʒ/としっかり発音するように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「on(上に)+ average(平均)」というイメージで、「平均に乗っかってみるとこんな感じ」という感覚で覚えるとわかりやすいでしょう。統計や数値情報を表すときに大切な副詞句なので、「一般的に(in general)」という意味合いとは少し違って「数値的にまとめると…」というニュアンスがあることを意識すると深く記憶できます。
「average」のスペリングには “-er-” があることに注意し、口に出して「アヴァレッジ」のように練習すると覚えやすいでしょう。
以上が「on average」の詳細解説です。ぜひ日常会話やレポート、ビジネス文書などで活用してみてください。
平均で, 平均して
一般に, 大抵は
When making a decision, it is important to take into account all the relevant factors.
When making a decision, it is important to take into account all the relevant factors.
解説
意思決定をする際には、関連する要素をすべて考慮に入れることが重要です。
take into account
1. 基本情報と概要
英語表現: take into account
日本語訳: ~を考慮に入れる、~を考慮する
意味・概要(やさしい日本語で)
「take into account」は「~を考慮に入れる」という意味のイディオムで、何かを判断するときや物事を決めるときに、その要素をしっかりと踏まえて考える、というニュアンスの表現です。たとえば、計画を立てるときや問題を解決するときに「ほかのいろいろな条件」や「人々の気持ち」などを忘れずに考慮する、というときに使われます。
他の品詞への変化例
CEFRレベル: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(例と日本語訳)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take into account」の詳しい解説です。何かを判断するときに忘れず「考慮に入れる」、というときにとても便利な表現なので、ぜひ覚えてみてください。
解説
よし、これでパズルの最後のピースが揃いましたね。
in place
「in place」の徹底解説
1. 基本情報と概要
品詞・意味(英語 + 日本語)
「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」
活用形・ほかの品詞形
CEFRレベル目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語など
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
ほかの文法上のポイント
5. 実例と例文
(1) 日常会話で使われる例文
(2) ビジネスシーンで使われる例文
(3) 学術的/フォーマルな文脈で使われる例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢・アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in place」の詳細解説です。日常会話からビジネス文書まで幅広く使える便利な表現なので、ぜひ活用してみてください。
(計画・事などが)うまくいって
準備が整って
(法律が)施行されて
正しい位置に,所定の位置に
As to the meeting time, we will let you know in advance.
As to the meeting time, we will let you know in advance.
解説
会議の時間については、事前にお知らせいたします。
as to
1. 基本情報と概要
単語(熟語): as to
品詞: 句(前置詞的表現)
意味(英語): “concerning,” “regarding,” “about”
意味(日本語): 「〜に関して」「〜について」
「as to」は、主に「〜について言えば」「〜に関しては」といった意味で使われます。少し硬め・フォーマルな響きがあり、対象となるテーマや話題に言及するときに使われます。
難易度の目安(CEFRレベル): B2(中上級)
「as to」の活用形というものはありませんが、
他の品詞への変化例としては、「as」は“as”のままでも文中の役割(接続詞など)を持ち、「to」は不定詞を導く働きを持つこともある、という形で変化が可能です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
2つの要素が合わさって「〜に関して」「〜について」という前置詞的表現を作っています。
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
「as」は古英語の“ealswā”などに由来し、「同様に」「〜のように」という意味を含んできました。「to」は古英語の“tō”にさかのぼり、「〜へ」「〜へ向かって」を示す前置詞として使われてきました。
これらが組み合わさった「as to」は、もともと「〜へ向かって、〜と同様に意識を向ける」というニュアンスで、現代英語では「その事柄に関して」という意味に定着しています。
ニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
ビジネス(フォーマルな場面)
学術的な文脈(アカデミック)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「as to」の明確な反意語はありませんが、「無関係で」という意味で意図するなら “unrelated to” や “not concerning” が使われることはあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「as to」という表現はフォーマルな場面でとても便利です。イメージとしては、「〜に焦点が向かっている」「〜を取り上げる」というニュアンスを持ちながら、相手に「どの話題について話しているのか」を明示する役割を果たします。ビジネスメールや報告書、会議資料など、少しかしこまった文章ほど頻繁に目にするので、ぜひ使いこなしてみてください。
...について, ...に関して
《文頭で》...はといえば
(基準・原則)に従って
They decided to break up after five years of dating.
They decided to break up after five years of dating.
解説
彼らは5年間の交際の後、別れることを決めました。
break up
【名/U/C】 《...の》解消, 絶縁, 崩壊, 分裂, 解体 《of ...》/ 破綻する,別れる;(結婚・関係など)を終わらせる / ばらばらになる,分解される; をばらばらに分解する
1. 基本情報と概要
単語: break up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFR レベル: B1(中級)
英語での意味
日本語での意味
このように「break up」は「別れる」「解散する」「バラバラにする」といった場面で幅広く使われる句動詞です。
活用形
他の品詞形(名詞など)
2. 語構成と詳細な意味
「break up」は、動詞 “break” と副詞(または前置詞) “up” が組み合わさった句動詞です。
関連する派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “break up” の詳細解説です。句動詞の特性から文脈により微妙に意味合いが変わるので、例文をたくさん参考にすると効果的にマスターできます。ぜひ活用してみてください。
【名
U
C】 《...の》解消, 絶縁, 崩壊, 分裂, 解体 《of ...》
破綻する,別れる;(結婚・関係など)を終わらせる
ばらばらになる,分解される; をばらばらに分解する
In case it rains, I will bring an umbrella.
In case it rains, I will bring an umbrella.
解説
万一雨が降った場合、私は傘を持って行きます。
in case
1. 基本情報と概要
表現: in case
品詞: 慣用表現(主に接続詞的に使われる)
CEFR レベル (目安): B1(中級)
「in case」は、何か起こる可能性に備えて「万が一の場合に備えて」「もし〜の場合には」という意味を表す英語表現です。
日常会話では「もし雨が降ったら困るから傘を持っていく」など、リスク回避や事前準備のニュアンスでよく使います。
活用形や関連表現
2. 語構成と詳細な意味
「in case」は、本来 “in + case” の組み合わせで、「ある事態の中に入ったとき、もしそうなったときに備えて」というニュアンスを持ちます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話例 (3つ)
ビジネスシーン例 (3つ)
学術・フォーマルシーン例 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in case」の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術シーンまで幅広く使える便利な表現なので、ぜひ使い方をマスターしてください。
【接】万一…するといけないので, …する場合に備えて
もし…の場合には
【副】 万一のために
So far as I know, he is the best candidate for the job.
So far as I know, he is the best candidate for the job.
解説
私の知る限りでは、彼はその仕事の最適な候補者です。
so far as
1. 基本情報と概要
英語表記: so far as
品詞: 連結的な表現(接続詞的に使われるフレーズ)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語):
「to the extent that」「to the degree that(〜する範囲において)」という意味を表す表現です。
意味(日本語):
「〜する限り」「〜の範囲では」という意味です。「〜する程度まで」を表して、その程度器や範囲を限定するときに使います。
こういう場面で使われます:自分が知っている情報や、ある条件の範囲内でのみ主張をするとき、あるいは「私の知る限りではこうだよ」というニュアンスを伝えるときによく使われます。
活用形と他の品詞:
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
関連表現・派生語:
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術・専門的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
反意語:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “so far as” の詳しい解説です。自分の主張や情報を制限して伝えたいときに便利なフレーズなので、ぜひ使いこなしてみてください。
【接】…の限りでは
…と同じ距離まで
《~ ... goes》...に関する限りでは
【前】(ある場所・程度)まで
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