頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 「make up」
1) to create or invent(何かを作り上げる、でっち上げる)
2) to reconcile or become friends again after a quarrel(仲直りする)
3) to compensate for something missed or lost(埋め合わせる、取り戻す)
4) to constitute or form something(構成する)
5) to put on cosmetics(化粧をする) - 「make up」は主に「動詞句(句動詞)」として使われます。
- 原形:make up
- 三人称単数現在形:makes up
- 現在進行形:making up
- 過去形:made up
- 過去分詞形:made up
- 「make」(動詞):「作る」
- 「make-up」(名詞):「化粧、化粧品」や「構成、組成」の意味で用いられる(例:the make-up of the committee)。
- B1(中級)〜B2(中上級)レベル
- 「make up」はさまざまな意味をもち、やや複雑ですが、中級レベル以上であれば十分に理解・運用できる単語です。
- 「make」(作る) + 「up」(上へ、上に、または完了を示す副詞表現 など)
- 句動詞のため、「make」と「up」の組み合わせで元の動詞とは異なる多彩な意味を生み出します。
- 話や嘘、口実などを作り上げる場合に使われます。
2) (reconcile) 仲直りする - 友人や家族とけんかしたあとで、再び良い関係に戻るとき。
3) (compensate) 埋め合わせる - 遅れた分の作業や不足分を取り戻す・補うとき。
4) (form / constitute) 構成する - チームやグループなど全体を構成するとき。
5) (apply cosmetics) 化粧をする - 顔に化粧をする動作を表すとき。
- make up an excuse(言い訳をでっち上げる)
- make up a story(話を作り上げる)
- make up after a fight(けんかした後に仲直りをする)
- make up for lost time(失った時間を取り戻す)
- make up one’s mind(決心する)
- make up a large portion(大部分を占める)
- make up to someone(人に愛想を振りまく、取り入る)
- make up with someone(人と仲直りする)
- make up a deficit(不足を補う)
- make up (one’s) face(化粧する)
- 「make」は古英語で「作る」という意味を持つ“macian”に由来します。「up」は位置・方向などを表す副詞・前置詞でしたが、中世英語以降、動詞と組み合わさって新たな意味をもつ句動詞を形成してきました。「make up」のそれぞれの意味も時代とともに広がりを見せ、現在のように多義的になっています。
- 「でっち上げる」「作り話をする」というときはやや否定的な含みがあるため、使う際は注意が必要です。
- 「仲直りする」や「不足分を埋め合わせる」など、ポジティブな意味としてもよく使われます。
- 口語表現として普段の会話で頻繁に使われますが、「make up for」などはビジネス文書でも使われる比較的カジュアル〜フォーマル問わない表現です。
句動詞「make up」は目的語が間に入る場合と、後ろに続く場合があります。
- 例1) Make up a story. / Make a story up.
- 例2) Make up for something.(“for”が続くタイプで分割できない)
- 例1) Make up a story. / Make a story up.
名詞用法としては「make-up」で「化粧」「構成」といった意味がありますが、ハイフン付きが多いです。
「仲直りする」や「埋め合わせる」の文脈では、他動詞的に目的語を取る場合や補語的に使われる場合など、文脈によってさまざまな使い方があります。
- 「make up for〜」などはビジネス文書でも許容される比較的フォーマルな表現。
- 「make up an excuse」などはカジュアルな会話でもよく使われます。
“Don’t make up excuses! Just tell me the truth.”
「言い訳をでっち上げないで!本当のことを言ってよ。」“They finally made up after a huge argument yesterday.”
「昨日の大ゲンカのあとで、ようやく仲直りしたよ。」“I forgot my wallet, but I’ll buy you dinner next time to make up for it.”
「財布を忘れちゃったから、埋め合わせに次回夕食をおごるよ。」“We need to make up for the delays in the project schedule.”
「プロジェクトのスケジュールの遅れを取り戻す必要があります。」“Our team makes up more than half of the workforce in this department.”
「私たちのチームは、この部署の人員の半分以上を構成しています。」“She made up a convincing proposal for the marketing strategy.”
「彼女はマーケティング戦略の説得力のある提案を作り上げました。」“The experimental group was made up of 50 volunteers.”
「実験群は50人のボランティアで構成されていました。」“The students can make up the missed exams next week.”
「学生たちは来週、受け損ねた試験の埋め合わせをすることができます。」“He made up a hypothesis based on preliminary findings.”
「彼は予備的な調査結果に基づいて仮説を立てました(作り上げました)。」- invent(発明する / 作り出す)
- 主に新しいものを発明するイメージ。
- 主に新しいものを発明するイメージ。
- fabricate(でっち上げる)
- 事実をねじ曲げて何かを作り上げるニュアンスが強く、悪意的なニュアンスがある。
- 事実をねじ曲げて何かを作り上げるニュアンスが強く、悪意的なニュアンスがある。
- reconcile(仲直りする)
- よりフォーマルな表現。ビジネスや公式の場で使われやすい。
- よりフォーマルな表現。ビジネスや公式の場で使われやすい。
- compensate for(埋め合わせる)
- よりフォーマルで直接的に「補償する」意味が強い。
- よりフォーマルで直接的に「補償する」意味が強い。
- constitute(構成する)
- 組織・システム・集団などの要素を表すフォーマルな動詞。
- break up(関係を断つ / 解散する)
- 「結びつきを壊す、壊れる」という意味で「仲直りする」の反対。
- 「結びつきを壊す、壊れる」という意味で「仲直りする」の反対。
- separate(分離する)
- 「構成する」の反対。
- 「構成する」の反対。
- make up: /meɪk ʌp/
- アメリカ英語(米): /meɪk ʌp/
- イギリス英語(英): /meɪk ʌp/
ほとんど同じ音ですが、地域差によって「meɪk」がやや平板に発音されることがあります。 - 句動詞の場合、「make」より「up」を強めに発音することも多いですが、文脈によって変化します。
- 「make-up」(名詞)の場合は先頭付近にアクセントが来やすい(やや “MAKE-up”)。
- /meɪk/ が /mæk/ などと誤って発音されることがあるので注意してください。
- 「make out」と混同しない
- “make out”は「理解する」「いちゃつく」など別の意味があります。
- “make out”は「理解する」「いちゃつく」など別の意味があります。
- 分離可能な句動詞かどうかの判断
- “make up a story” と “make a story up” はどちらもOK。
- ただし “make up for something” は “make for something up” とは言えない。
- “make up a story” と “make a story up” はどちらもOK。
- 「作る」という意味の「make」と、「でっち上げる」「仲直りする」などの「make up」は文脈で区別。
- スペルの誤りに注意
- 「makeup」(一語) と書く場合は名詞的: 化粧品や化粧行為を指すことが多い。
- TOEIC・英検などでも、句動詞の問題として「make up (for)〜」の正しい使い方が問われることがあります。派生表現やコロケーションをしっかり覚えておきましょう。
- 「メイクアップアーティスト(Make-up artist)」から「化粧をする」という意味は想起しやすい。
- 「埋め合わせる」=何かを“up”して補う、足りない部分に“up”するイメージを想像する。
- 「仲直りする」は「関係性をもう一度“作り直す” (make) + “仕上げる” (up)」とイメージすると覚えやすい。
- 品詞: 慣用句・副詞句 (Phrase / Adverbial phrase)
- 活用形: 固定フレーズのため動詞のように活用しません。
- 他の品詞形: 「sense」は名詞ですが、「in a sense」はフレーズとして使われます。
- in: 「~の中に」「~の状態で」を表す前置詞
- a: 不定冠詞(ここでは「単一の」というよりも慣用的につながっています)
- sense: 「感覚」「意味」「見方」「解釈」
- in a sense, it’s true.
- ある意味では、それは本当だ。
- in a broader sense
- より広い意味では
- in a literal sense
- 文字通りの意味では
- in a figurative sense
- 比喩的な意味では
- in some sense(s)
- ある種の意味では
- in a real sense
- 実際のところは
- in no sense
- 決して~でない
- in every sense of the word
- あらゆる意味で
- in the strict sense
- 厳密な意味では
- in a certain sense
- ある意味では
- 語源: 「sense」はラテン語の「sentīre(感じる)」から派生し、古フランス語を経由して英語に入ったとされています。「in a sense」は「ある感覚・観点の中では」というところから、「ある意味では~」という意味合いに発展しました。
- ニュアンス: 「完全にそうだと言い切れないが、ある特定の角度や観点から見れば」という遠回し・控えめな言い方です。直截的ではなく、柔らかいニュアンスを持ちます。
- 使用時の注意:
- 口語・文章ともに使える柔軟な表現です。少し控えめに主張するときや、ニュアンスを和らげたいときに使われます。
- フォーマルすぎないので、ビジネス文書などでも比較的そのまま使えますが、より丁寧に表現するときは他のフレーズ(e.g., “to some extent”)を使うこともあります。
- 文法: 前置詞句(in + a + sense)で構成され、文中では副詞句として機能します。
- 使用シーン: 一般的に文章にも口語にもよく出てきます。
- 可算・不可算: 「sense」は名詞ですが、ここでは「in a sense」という慣用句として固定しているため、可算・不可算の区別としては「sense」は可算名詞ですが、このフレーズ自体にはその区別を意識しなくて問題ありません。
- 典型的な構文例:
- In a sense, (主語 + 動詞 + …)
- (主語 + be動詞) + in a sense.
- In a sense, (主語 + 動詞 + …)
- “In a sense, I agree with you, but I still have some doubts.”
- 「ある意味ではあなたに賛成だけど、まだちょっと疑問があるよ。」
- “In a sense, it’s like you’re starting over.”
- 「ある意味では、あなたは一からやり直しているような感じだよ。」
- “It’s not cheating in a sense, but it feels unfair.”
- 「ある意味ではズルじゃないけど、不公平な感じがするね。」
- “In a sense, the new strategy addresses the market gap effectively.”
- 「ある意味で、この新しい戦略は市場の隙間を効果的に埋めています。」
- “Our product, in a sense, remains unique in the industry.”
- 「ある意味で、当社の製品は業界内でユニークな存在です。」
- “In a sense, we are restructuring to improve overall efficiency.”
- 「ある意味で、全体の効率化を図るために再編成を行っています。」
- “In a sense, this theory provides a new perspective on the phenomenon.”
- 「ある意味で、この理論はその現象に新たな視点を与えます。」
- “The conclusion is valid in a sense, yet further research is clearly needed.”
- 「結論はある意味では正しいが、さらなる研究が明らかに必要です。」
- “In a sense, these findings underscore the importance of interdisciplinary approaches.”
- 「ある意味で、これらの発見は学際的アプローチの重要性を強調しています。」
- to some extent(ある程度は)
- 「in a sense」より“程度”に注目した言い方で、やや客観的な響きがある。
- in some way(何らかの意味で)
- より漠然とした表現で、意味・方法がはっきりしないニュアンス。
- sort of / kind of(ちょっとした、ある種の)
- 口語的でカジュアル。「曖昧だけどね」というニュアンスが強い。
- in a manner of speaking(言ってみれば)
- より丁寧かつ婉曲的な言い回し。
- in a way(ある意味で)
- 「in a sense」とほぼ同義。ただし、より日常的に使われることが多い。
- 「in a sense」の明確な反意表現はありませんが、強いて挙げるなら
- “absolutely”(絶対に)や “definitely”(はっきりと)は「ある意味では」ではなく「完全に」という対極のニュアンスになります。
- 発音記号(IPA): /ɪn ə sens/
- アメリカ英語: [ɪn ə sɛns]
- イギリス英語: [ɪn ə sɛns](大きな違いはありません)
- アメリカ英語: [ɪn ə sɛns]
- アクセント: 特定の単語に強いアクセントは置かれず、「in a sense」のまとまりとして軽く続けて発音します。「sense」の“S”音をはっきりと発音するのがポイントです。
- よくある間違い:
- “in sense”と“in a sense”を混同する。慣用句としては必ず“a”が入ります。
- スペルミス: “sence”や“scense”などと書き間違えないように注意。
- 同音異義語: “cents” (硬貨のセント)、“scents” (香り、匂い)、“sense” (意味、感覚) は同音異義語なので注意が必要です。
- 試験対策:
- TOEICや英検などで長文読解に出てくる場合は、「部分的に」というニュアンスを上手に捉えるのがポイントです。
- イメージ: 「in a sense」は「1つの見方(sense)の中に入って考えてみるイメージ」。位置関係を思い浮かべるとわかりやすいです。
- 覚え方: 「ある感覚の中に(in)1つ(a)の世界がある」という連想をすると、無理なく頭に入りやすいでしょう。
- To move closer or physically approach someone or something.
- To reach or match a particular standard or expectation.
- (人や物に)近づく、話しかけに行く
- (期待や基準などに)達する、到達する
- 原形: come up to
- 過去形: came up to
- 過去分詞形: come up to
- 現在進行形: coming up to
- 「come」自体は動詞以外にも「なりゆき」(名詞) として使われることがありますが、句動詞の「come up to」としては基本的に動詞句です。
- come: 主に「来る」という意味の動詞
- up: 副詞(方向を示す)
- to: 前置詞(~へ、~に対して)
物理的に近づく
例: Someone came up to me and asked for directions.
(誰かが私のところに近づいてきて、道を尋ねた。)基準・期待などに近づく・達する
例: Her work didn’t come up to our expectations.
(彼女の仕事は私たちの期待に達しなかった。)- come up to someone → (人に)近づく
- come up to the mark → 基準に達する
- come up to expectations → 期待に応える
- come up to standard → 標準を満たす
- come right up to the door → ドアのところまで来る
- sales come up to target → 売り上げが目標に達する
- come up to the requirement → 要求を満たす
- come up to see you → 会いに(あなたのところに)行く
- come up to the front → 前の方に近づく
- come up to a conclusion(やや不自然だが、意味としては「結論に近づく」) → 結論に至る
- 「come」は古英語の “cuman” に由来します。「到着する」「移動する」という意味が古くからありました。
- 「up」はラテン語やゲルマン語の流れを汲み、「上方へ」や「近づく」などの方向を表す副詞・前置詞です。
- 「to」は対象や方向を示す前置詞です。
これらが組み合わさり、「上がってきて、その方向へ行く」というイメージから現在の意味になっています。 - 「come up to someone」には、比較的カジュアルで直接的、積極的な印象が伴います。
- 「come up to one’s expectations」などの表現はフォーマルな文章でも使われますが、期待値に関する表現なので、ビジネスやアカデミックシーンでも目にします。
- 「come up to」は「近づく」という意味と「期待に達する」という意味があり、前後文脈から判断する必要があります。
- 口語・書き言葉の両方で使用できますが、フォーマル文脈で使う場合は、しっかりと相手の期待値などを表現してあげると誤解が生じにくいです。
人や物に近づく(自動詞的用法)
- 例: “He came up to me.”
- 「up」は方向を補足し、「to」は目標を示します。
- 例: “He came up to me.”
(期待・基準などに)達する(比喩的用法)
- 例: “Her performance didn’t come up to my expectations.”
- 目的語となるのは「expectations」など、ある種の「基準」や「期待」です。
- 例: “Her performance didn’t come up to my expectations.”
- 「come」は基本的に自動詞ですが、「come up to + 目的語(誰か・何か)」という形で、前置詞句が伴うことで文意が変化。この場合も文法上は自動詞+前置詞句ですが、意味上は目的語に「近づく」「達する」イメージがあります。
- カジュアル → “Hey, can you come up to me for a second?”
- ややフォーマル → “The new policy doesn’t really come up to the required standards.”
“Someone just came up to me at the mall and asked if I worked here.”
(さっきショッピングモールで、誰かが急に近づいてきて、私がそこで働いているか聞かれたよ。)“Can you come up to my room? I need to show you something.”
(私の部屋まで来てくれる?見せたいものがあるんだ。)“My brother came up to me with a silly grin on his face.”
(弟がへらへら笑いながら近づいてきた。)“Our sales figures didn’t come up to the forecast this quarter.”
(今期の売上高は予測に達しませんでした。)“We need to ensure that our new project plan comes up to the board’s expectations.”
(新しいプロジェクト計画が取締役会の期待に応えられるようにしなければなりません。)“The candidate must come up to the minimum requirements to pass the initial screening.”
(候補者は一次選考を通過するための最低条件を満たさなければなりません。)“If the experimental data does not come up to the theoretical predictions, we’ll have to re-evaluate our model.”
(実験データが理論値に達しない場合は、モデルを再評価しなければなりません。)“The results came up to the standards set by the regulatory body.”
(結果は規制機関が設定した基準に達しました。)“Her latest publication truly comes up to the scientific community’s high expectations.”
(彼女の最新の論文は、学術界の高い期待にしっかり応えている。)approach (近づく)
- 日本語: 近づく
- 例: “He approached me quietly.” / 「彼は静かに近づいた。」
- ニュアンス: 「距離を縮める」イメージに焦点
- 日本語: 近づく
come over to (立ち寄る、来訪する)
- 日本語: (場所や人に)来る
- 例: “Why don’t you come over to my place tomorrow?” / 「明日、うちに来ない?」
- ニュアンス: 「友人の家などに立ち寄る」というカジュアルなイメージ
- 日本語: (場所や人に)来る
measure up (to) (基準・期待に適う)
- 日本語: 基準を満たす
- 例: “He didn’t measure up to our expectations.” / 「彼は我々の期待を満たさなかった。」
- ニュアンス: 「評価基準に足りるかどうか」に焦点
- 日本語: 基準を満たす
- fall short of (~に達しない)
- 日本語: (期待/基準に)達しない
- 例: “His performance fell short of our expectations.” / 「彼のパフォーマンスは期待に及ばなかった。」
- 日本語: (期待/基準に)達しない
- アメリカ英語: /kʌm ʌp tuː/
- イギリス英語: /kʌm ʌp tʊ/ または /tuː/(文脈や話者によって変化あり)
- “come” に強勢が置かれやすく、「up to」はあまり強く発音されないことが多いです。
- 例: “CÓME up to me.”
- “come”を [kɒm] や [kəm] のように曖昧に発音してしまう
- “up” を強く発音しすぎて単語全体のリズムを崩す
“come up with” と混同
- “come up with” は「思いつく・アイデアを出す」という意味。 “come up to” と混同しないように注意。
- “come up with” は「思いつく・アイデアを出す」という意味。 “come up to” と混同しないように注意。
前置詞を間違える
- “come up to” と似た形で “come up at” “come up in” などが使われることもありますが、全く違う意味になります。
- “come up to” と似た形で “come up at” “come up in” などが使われることもありますが、全く違う意味になります。
文脈で意味が大きく変わる
- 「近づく」の意味と「期待に達する」の意味。周囲の文脈から正しく判断しましょう。
試験での出題傾向
- TOEICや英検などでも「phrasal verb の意味の区別」は頻出。 “come up to the standard” = 基準に達する、といった問題が出ることがあります。
- “come up to” は「人・物に”上がって”近づく」とイメージするとわかりやすいです。
- 誰かに近づく情景を思い浮かべて覚えると同時に、基準や期待に到達するイメージを「目標に向かって上がっていく」と関連付けると覚えやすくなります。
- スペル自体は易しいですが、同じ “come up” を使った句動詞(come up with, come up against, etc.)との区別が紛らわしいので、それぞれの後につく前置詞をセットで覚えると効果的です。
- 日常会話でもビジネス文書でも比較的よく使われるため、中級学習者レベルから習得しておくと便利です。
- expect (動詞):期待する
- 例: I expect that he will arrive soon.(彼がもうすぐ到着すると期待しています)
- expected (形容詞):期待された、予想された
- 例: The expected outcome was different from the actual result.(予想された結果は実際の結果と違った)
- expectation (名詞):期待、予想
- 例: My expectations were too high.(私の期待は高すぎた)
- be + expected + to ~
- 「be」は受動態の助動詞として、
- 「expected」は「expect」の過去分詞形、
- 「to」は不定詞です。
- 「be」は受動態の助動詞として、
- be expected to arrive soon
- すぐに到着することが期待されている
- すぐに到着することが期待されている
- be expected to perform well
- 良い成績を残すことが期待されている
- 良い成績を残すことが期待されている
- be expected to comply with regulations
- 規則を守ることが求められている
- 規則を守ることが求められている
- be expected to take responsibility
- 責任を取ることが期待されている
- 責任を取ることが期待されている
- be expected to meet deadlines
- 期限を守ることが期待されている
- 期限を守ることが期待されている
- be expected to behave properly
- きちんとした振る舞いをすることが期待されている
- きちんとした振る舞いをすることが期待されている
- be expected to improve sales
- 売上を伸ばすことが期待されている
- 売上を伸ばすことが期待されている
- be expected to be on time
- 時間通りに来る(いる)ことが期待されている
- 時間通りに来る(いる)ことが期待されている
- be widely expected to ~
- 広く~と予想されている
- 広く~と予想されている
- be generally expected to ~
- 一般的に~するとみなされている
- 一般的に~するとみなされている
- expectはラテン語の「ex-(外へ)」と「spectare(見る)」が組み合わさった語源と言われています。「先を見通す、見張る」というイメージから「期待する」という意味が生まれました。
- be expected to という形は、受動態で「期待される」が強調される表現なので、「自分の意志よりも周囲の合意や常識として求められている」というニュアンスが含まれやすいです。
- 口語でも文章でも広く使われますが、どちらかといえばビジネスメールやフォーマルな場面でやや頻度が高い印象です。
- 「社会的な義務」「周囲からの要望」が強いシチュエーションで使われることが多いため、例えば「自分が勝手にそう思う」のではなく、「周囲、あるいは規則がそう求めている」というトーンになります。
- 主語 + be動詞 + expected + 不定詞(to + 動詞の原形)
- 例) He is expected to finish the report by Friday.
- (彼は金曜日までにレポートを仕上げることが期待されている)
- 例) He is expected to finish the report by Friday.
- 「expect」の受動態構文なので、「by+人」などを付けて具体的に誰が期待しているのかを明示することもできます。
- 例) He is expected by his boss to finish the report by Friday.
- ただし文が長くなるため、あまり頻繁には使われません。
- 例) He is expected by his boss to finish the report by Friday.
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、ビジネス文書や公的な文章では特に多用されます。
- 「expect」は他動詞として「~を期待する」というときは続く対象を目的語にします。
- 受動表現の「be expected to」は「何かをすることを期待されている」と、目的語は不定詞の形で表されます。
A: “Are you expected to help with the move tomorrow?”
B: “Yeah, my friends want me to be there early in the morning.”- (A:「明日、引っ越しを手伝うことになってるの?」 B:「うん、友達が朝早く来てほしいって言ってるんだ。」)
“I’m expected to babysit my cousin this weekend, so I can’t go to the party.”
- (今週末はいとこの子守をすることになってるから、パーティには行けないんだ。)
“My parents expect me to study hard for exams, but sometimes I just want to rest.”
- (両親は私に試験勉強をしっかりやってほしいって思ってるけど、時々は休みたいんだよね。)
“Employees are expected to adhere to the company’s dress code policy.”
- (従業員は会社の服装規定に従うことが求められています。)
“You are expected to submit the project proposal by Friday.”
- (金曜日までにプロジェクトの企画書を提出することが期待されています。)
“Managers are expected to provide feedback promptly to their team members.”
- (マネージャーはチームメンバーに対して速やかにフィードバックを行うことが期待されています。)
“Researchers are expected to follow ethical guidelines when conducting experiments.”
- (研究者は実験を行う際、倫理的ガイドラインに従うことが求められています。)
“Students are expected to demonstrate critical thinking in their thesis papers.”
- (学生は論文において批判的思考力を示すことが期待されています。)
“All members of the committee are expected to attend the annual conference.”
- (委員会の全メンバーは年次会議に出席することが期待されています。)
be supposed to(~することになっている)
- 「be expected to」と似ていますが、「規則や一般的な合意としてそう決まっている」ニュアンスが強いです。
- 例:
You are supposed to wear a helmet on site.
(現場ではヘルメット着用が決まりです)
- 「be expected to」と似ていますが、「規則や一般的な合意としてそう決まっている」ニュアンスが強いです。
should / ought to(~すべき)
- 「道徳的・一般的に見てそうするのが当然」というニュアンス。期待や義務に近い。
- 例:
You should finish your homework before playing games.
(ゲームの前に宿題を終わらせるべきです)
- 「道徳的・一般的に見てそうするのが当然」というニュアンス。期待や義務に近い。
be required to(~する必要がある、~が義務)
- 法的・制度的な「義務」がより強調される表現。
- 例:
You are required to submit this form.
(この用紙の提出が義務づけられています)
- 法的・制度的な「義務」がより強調される表現。
be anticipated to(~すると予測されている)
- 「予測」の意味が強く、「期待」というよりは「見込み」のニュアンス。
- 例:
The market is anticipated to grow by 5% next year.
(市場は来年5%成長すると予測されている)
- 「予測」の意味が強く、「期待」というよりは「見込み」のニュアンス。
- be not expected to は直接の反意語の場合「期待されていない」という意味になりますが、自然に使うなら 「It’s not necessary to ~」 などに置き換えるほうが多いです。
- 発音記号 (IPA) :
- be /biː/
- expected /ɪkˈspektɪd/ (米: /ɪkˈspɛktɪd/ または /ɪkˈspɛktəd/, 英: /ɪkˈspɛktɪd/)
- to /tuː/ (弱形では /tə/)
- be /biː/
- アクセントは「ex*pect」の **pect* の部分に強勢がきます。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きく異なるわけではありませんが、最後の -ed の発音が [ɪd] になりやすいか、[əd] に近くなるかの違いが出る場合があります。
- スペルミス:
- 「expexted」や「expeckted」などと書いてしまうミスに注意が必要です。
- 「expexted」や「expeckted」などと書いてしまうミスに注意が必要です。
- 意味の取り違え:
- 「自分が思う・意図する」 →
want to
やintend to
と混同しないように、「他人が期待している」という意味合いが入ることを忘れないようにしましょう。
- 「自分が思う・意図する」 →
- 試験での使われ方:
- TOEICや英検などでも、工場のルールや会社の規定等を説明する文章中に頻出します。
- 「誰が何を期待しているか」という受動態構文を埋める問題などで問われることが多いです。
- TOEICや英検などでも、工場のルールや会社の規定等を説明する文章中に頻出します。
- 「他人が先を見て、その人に何かをやらせることを期待する」というイメージで覚えましょう。
- 「expect」の「ex-(外へ)+ spect(見る)」という語源から「先を見据えて待つ→期待する」と理解するとイメージしやすいです。
- 「be expected to」で「周りからこう見られている・やるだろうと求められている」と想起すると文脈を捉えやすくなります。
- 例: “The test was all too difficult.”(テストはあまりにも難しすぎた。)
- A1 超初心者: 基本的な挨拶や数字など
- A2 初級: 短いフレーズでやり取りができる
- B1 中級: 日常会話の話題をこなせる
- B2 中上級: 抽象的な話題や複雑な文章もある程度理解できる
- C1 上級: かなり高度な話題も理解・発信できる
- C2 最上級: ほぼ母語話者と同等に使いこなせる
- all: 「すべて」「完全に」などを意味する単語ですが、ここでは“強調”の役割。
- too: 「〜すぎる」「あまりにも〜」といった、“過剰”を意味する単語。
- too: 過剰・過度を表す
- far too:「はるかに〜しすぎる」という似た強調表現
- only too: 「とても〜だ(嬉しいほどに)」という肯定的強調(文脈で意味が変わる)
- be all too aware of …(…を痛いほど心得ている)
- all too easy(あまりにも簡単すぎる)
- all too often(あまりにも頻繁に)
- all too common(あまりにもよくあること)
- all too soon(あまりにも早すぎる)
- all too familiar(あまりによく知っている)
- all too real(あまりにも現実的なもの / 切迫感がある)
- all too human(人間らしすぎる、人間臭い)
- all too late(あまりにも遅すぎる)
- all too quickly(あまりにもすぐに)
- 感情的・否定的に捉えられることが多い
例:It’s all too sad.
(あまりにも悲しすぎる) - やや文語的または文章的な響きがありますが、口語でも使われます。
- 自分の感情や考え方を強調する場合に使われることが多いです。
基本構文: “all too + 形容詞/副詞” もしくは “be all too + 形容詞”
- 例: “It is all too obvious.”(あまりにも明らかだ)
- 例: “The day ended all too quickly.”(その日はあまりにもすぐに終わってしまった)
- 例: “It is all too obvious.”(あまりにも明らかだ)
口語・文章どちらでも使えますが、文章的には「心情のこもった強調表現」として用いられることも多いです。
副詞句であるため、前後の文脈次第で位置を変えても意味は伝わりますが、形容詞/副詞の直前が最も自然です。
- “The party was all too short. I wish it had lasted longer.”
- (パーティーがあまりにも短かった。もっと続いていたらよかったのに。)
- (パーティーがあまりにも短かった。もっと続いていたらよかったのに。)
- “I found his joke all too funny; I couldn’t stop laughing.”
- (彼の冗談があまりにも面白すぎて、笑いが止まらなかった。)
- (彼の冗談があまりにも面白すぎて、笑いが止まらなかった。)
- “It’s all too easy to spend money on online shopping these days.”
- (最近はオンラインショッピングでお金を使いすぎてしまいがちだ。)
- “The deadline approached all too quickly, leaving us little time to review.”
- (締め切りがあまりにも早く迫ってきて、レビューの時間がほとんどありませんでした。)
- (締め切りがあまりにも早く迫ってきて、レビューの時間がほとんどありませんでした。)
- “It’s all too common for small errors to lead to major project setbacks.”
- (小さなミスが大きなプロジェクトの後退につながることはあまりにもよくあることです。)
- (小さなミスが大きなプロジェクトの後退につながることはあまりにもよくあることです。)
- “We became all too aware of the market’s volatility after last month’s losses.”
- (先月の損失を経て、市場の変動の大きさを痛いほど実感するようになりました。)
- “In historical studies, it is all too easy to overlook the contributions of minority groups.”
- (歴史研究においては、少数派集団の貢献を見落とすことがあまりにも簡単に起こりがちです。)
- (歴史研究においては、少数派集団の貢献を見落とすことがあまりにも簡単に起こりがちです。)
- “The phenomenon is all too often misunderstood, leading to inaccurate conclusions.”
- (その現象はあまりにも頻繁に誤解されており、不正確な結論に結びつくことが多い。)
- (その現象はあまりにも頻繁に誤解されており、不正確な結論に結びつくことが多い。)
- “Researchers are all too familiar with the challenge of securing sufficient funding.”
- (研究者たちは、十分な資金を確保することの難しさをあまりにもよく知っている。)
- very(とても)
- “very”は単純に程度の高さを表す。一方で“all too”は「度を越している/過度に」というネガティブ・感情的ニュアンスが強い。
- “very”は単純に程度の高さを表す。一方で“all too”は「度を越している/過度に」というネガティブ・感情的ニュアンスが強い。
- excessively(過剰に/度を超えて)
- “excessively”は書き言葉でフォーマル寄り。 “all too”はやや文芸的な響きがある。
- “excessively”は書き言葉でフォーマル寄り。 “all too”はやや文芸的な響きがある。
- far too(はるかに〜すぎる)
- “far too”も「〜すぎる」を強調する(しばしば感情的)。“all too”よりも「差が大きい」ことを強く示す印象。
- overly(過度に、やたらに)
- “overly”も「〜すぎる」を表すが、“all too”ほど感情のこもった表現ではない。
- 明確な反意語はありませんが、強いて言えば「not too ~」「hardly too ~」などで「そこまで〜ではない」と表現する場合があります。
IPA(国際音声記号):
- イギリス英語 (RP): /ɔːl tuː/
- アメリカ英語 (GA): /ɑːl tuː/ または /ɔl tuː/
- イギリス英語 (RP): /ɔːl tuː/
アクセント:
- “all” と “too” それぞれにアクセントがありますが、通常は「all TOO」のように “too” を強めて言うことが多いです。
- “all” と “too” それぞれにアクセントがありますが、通常は「all TOO」のように “too” を強めて言うことが多いです。
よくある間違い:
- “all to” と書き間違えたり発音してしまうことがありますが、必ず “all too” です。
- “too” が /tu/ (トゥー) にならず /tə/ (タ) のように弱音化するとニュアンスが伝わりにくくなります。
- “all to” と書き間違えたり発音してしまうことがありますが、必ず “all too” です。
- スペルミス: “all to” と書いてしまう。
- 文法的混乱: “It’s all too late” と “It’s always too late” を混同する。
- 意味の誤解: “very” くらいの軽い強調と思いがちだが、実際には「過度の強調」や「感情的強調」がある。
- 英検やTOEICの読解問題などで、文章中の微妙なニュアンスを捉えさせる問題として出題される可能性があります。
- 「all too often」や「all too easy」などが熟語表現として選択肢に含まれ、適切な意味を選ばせるパターンも考えられます。
- 「all=すべて」「too=〜すぎる」から、“すべてが過度すぎるイメージ”を連想すると覚えやすいです。
- 「必要以上に(all)さらに(too)強調している」という流れで理解すると、読んだだけで「かなり強調しているな」という響きが掴めます。
- 「だけど、本当にやりすぎ…!」という感情的ニュアンスを頭に置いておくと、自然な使い方をしやすくなります。
- CEFRレベル目安: B2(中上級)
日常会話でさらりと使われる口語表現のため、やや上級者が使いこなしやすいフレーズです。 - 「and all that」は一定の形を保つ定型フレーズなので、活用形はありません。
- 他の品詞として使う特例はほぼありませんが、「all that」単独なら形容詞的に「そんなに大した(もの/こと)」の意で使われることがあります(例: “He’s not all that smart.”)。
- and + all + that
- “and”は接続詞
- “all”は「全部」
- “that”は「それ」「それら」などを指す代名詞
- “and”は接続詞
- これらが組み合わさり、「その他全部ひっくるめて」という意味合いを生み出します。
- “and so on” / “and so forth” / “etc.”:似たような省略表現
- “and the like”:同様に「その他の同類」を示す
- “love and all that” - 「愛とかそういうこと全部」
- “money and all that” - 「お金やらあれこれ」
- “success and all that” - 「成功とか何やら」
- “health and all that” - 「健康面やその他いろいろ」
- “family and all that” - 「家族関係とか諸々」
- “work and all that” - 「仕事関係とかいろいろ」
- “studies and all that” - 「勉強に関すること全部」
- “household chores and all that” - 「家事とかその他諸々」
- “shopping and all that” - 「買い物とかいろいろ」
- “travel plans and all that” - 「旅行の計画とかあれこれ」
- “and all that”は、古い英語の文献などで“and all that sort of thing”などが短縮されてきた口語表現です。省略的な“and that”や“an’ all that”として使われることもあります。
- ニュアンス: 省略して「他にもたくさんあるけれど、その辺の細かい話はここでは割愛するよ」というラフなニュアンスがあります。
- 使用時の注意点: 非常にカジュアルな印象を与えるため、フォーマルなビジネス文章や公的なスピーチではあまり使いません。
- 文中ではしばしば 挿入句 のように用いられ、「〜, and all that, 〜」とコンマで挟まれることがあります。
例: “He’s done with the paperwork, contracts, and all that.” - 口語表現なので、可算・不可算といった厳密な名詞分類の意識はあまりしていません。
- カジュアルな構文例: “I’m tired of the meetings, the deadlines, and all that.”
“I went to the park, had a picnic, and all that. It was a lovely day.”
(公園に行ってピクニックとか色々してたんだ。すごくいい日だったよ。)“She told me about her new job, her colleagues, and all that.”
(彼女は新しい仕事のこととか同僚の話とか、そういうのをいろいろ話してくれたよ。)“He’s into gourmet food, fancy restaurants, and all that.”
(彼はグルメだし、高級レストランとかそういうのが好きなんだよね。)“I handled the budget, scheduling, and all that for the project.”
(そのプロジェクトでは予算管理やスケジュール調整など諸々を担当しました。)“They manage publicity, marketing, and all that, so you might want to talk to them.”
(その人たちが広報やマーケティングとか、その辺全部を担当しているから、相談してみたらいいよ。)“We discussed sales strategies, quarterly reports, and all that in the meeting.”
(ミーティングでは販売戦略や四半期報告など色々なことについて議論しました。)“In her thesis, she examined cultural norms, societal impact, and all that.”
(彼女は論文で、文化的規範や社会への影響などを総合的に検証しました。)“The professor covered theories of linguistics, syntax, semantics, and all that.”
(教授は言語学の理論、統語論、意味論など諸々を扱いました。)“Her research focuses on neural networks, deep learning, and all that technical stuff.”
(彼女の研究はニューラルネットワークやディープラーニングなど、その手の技術的な領域に焦点を当てています。)- “and so on” - 「などなど」
- より一般的に書き言葉でも使われる省略表現。
- より一般的に書き言葉でも使われる省略表現。
- “and so forth” - 「などなど」
- “and so on”とほぼ同じ使い方だが、ややフォーマル。
- “and so on”とほぼ同じ使い方だが、ややフォーマル。
- “etc.” - 「等」
- ラテン語由来。書き言葉でよく使われ、簡潔にまとめるときに便利。
- ラテン語由来。書き言葉でよく使われ、簡潔にまとめるときに便利。
- “and the like” - 「そのようなもの」
- ややフォーマルで書き言葉。口語ではあまり使われない。
- 特に定番の反意語はありませんが、言外に「それ以外は含めない」ことを強調したいときは、あえて“nothing else”や“without any of that”などを使用する場合があります。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ænd ɔːl ðæt/ (“all”を /ɑːl/ と発音する地域もあり)
- イギリス英語: /ænd ɔːl ðæt/
- アメリカ英語: /ænd ɔːl ðæt/ (“all”を /ɑːl/ と発音する地域もあり)
- アクセントは強く意識されないことが多いですが、一般的には「and ALL that」のように “all” をやや強めに発音する人が多いです。
- 早口になると “and all that” がひとかたまりになり、「’nʾall that」「nawl that」に近い音になりがちです。
- スペルミス: 書き言葉であまり使わないため、そもそもスペルを間違えることは少ないですが、無意識に “and that all” のように順番を混同することはあります。
- 同音異義語との混同: 特に意識すべき同音異義語はありません。
- 試験対策: TOEICや英検などで直接問われる表現ではありませんが、「会話表現」に関する問題で選択肢として登場することもあります。
- 「りんごもバナナもみかんも…その他もろもろ全部!」というときの「〜その他全部!」が “and all that” というイメージで覚えましょう。
- テキストに書くよりも実際の会話やリスニングで聞き取れるようになると、自然な英語力がアップします。
- 覚えるコツとしては、「and so on」のもっとカジュアル版、とイメージすると便利です。
- B1(中級):日常でよく使われる表現として理解すると便利です。
- 英語: “in mind” means to have something in your thoughts or to be considering it. Often used in phrases like “keep in mind,” “have in mind,” or “bear in mind.”
- 日本語: 「考えている・念頭に置いている」という意味です。何かを計画していたり、覚えておいたりするシーンで使われる表現です。
- 前置詞句のため、動詞のように活用形はありません。
- “mind” が他の品詞になる例としては、動詞の “to mind”(気にする/嫌がる)があります。
- 接頭語: なし
- 語幹: mind(心・頭の中の考えや思考)
- 接尾語: なし
- bear in mind: 念頭に置く
- have in mind: 考えている、思い描いている
- keep in mind: 覚えておく
- mind(名詞): 心、精神、考え
- mind(動詞): 気にする、嫌がる
- keep in mind → 忘れないでおく
- bear in mind → 心に留めておく
- have something in mind → 何か考えがある
- with something in mind → 〜を考慮に入れて
- what did you have in mind? → 何を考えていたの?
- never mind → 気にしないで(※“in mind” そのものではありませんが関連用法)
- come to mind → 思い浮かぶ
- out of sight, out of mind → 見えなくなれば忘れてしまう(ことわざ)
- in the back of one’s mind → 心の奥で(漠然と考えている)
- frame of mind → 心の状態、気分
- 語源: “mind” は古英語 “gemynd” に由来し、「記憶/思考」を意味していました。“in mind” は、文字通り「心の中に」という意味から、現代の「念頭に置いておく」というニュアンスに発展しました。
- ニュアンス・注意点:
- 「in mind」は主に何かを“考慮”または“念頭に置く”ときに用いられます。
- フォーマルな文章でもカジュアルな会話でもよく使われます。
- 「on my mind」は「頭から離れない」「悩みとして心にある」というニュアンスが強いので区別に注意してください。
- 「in mind」は主に何かを“考慮”または“念頭に置く”ときに用いられます。
- 前置詞句 “in mind”
- 動詞の目的語として「in mind」を含む表現がよく用いられます。
- 例: “keep (something) in mind,” “have (something) in mind,” “bear in mind.”
- 動詞の目的語として「in mind」を含む表現がよく用いられます。
- フォーマル/カジュアル:
- どちらのシーンでも使用されますが、フォーマルな文章では “bear in mind” が好まれる傾向があります。
- どちらのシーンでも使用されますが、フォーマルな文章では “bear in mind” が好まれる傾向があります。
- 可算・不可算:
- “mind” は名詞として数えられない抽象概念の場合が多い(不可算扱いが一般的)。ただし「人々の心」など複数形で “minds” とする表現は可能です。
- “Keep in mind that the store closes early on Sundays.”
(日曜日はお店が早く閉まるから、覚えておいてね。) - “Do you have anything in mind for dinner tonight?”
(今夜の夕食、何か考えてる?) - “I’ll keep your advice in mind when I talk to her.”
(彼女と話すときに、あなたのアドバイスを念頭に置いておくよ。) - “Please bear in mind that we need the report by Friday.”
(金曜日までにレポートが必要だということを念頭に置いてください。) - “With budget constraints in mind, we should revise the project plan.”
(予算制限を考慮しつつ、プロジェクト計画を修正すべきですね。) - “Keep in mind the client’s feedback when drafting the proposal.”
(提案書を作成する際には、クライアントのフィードバックを頭に入れておいてください。) - “Researchers must always keep ethical considerations in mind.”
(研究者は常に倫理的配慮を頭に入れておかなければなりません。) - “Have you any specific methodology in mind?”
(何か特定の方法論を考えていますか?) - “When analyzing historical data, it’s crucial to bear context in mind.”
(歴史的データを分析するときは、文脈を考慮することが重要です。) - keep in mind(念頭に置く)
- bear in mind(覚えておく)
- remember(思い出す/覚えている)
- consider(考慮する)
- これらは全て“何かを頭の中に留めておく”という意味で近いですが、
- “remember” は過去の記憶を思い出す強調。
- “consider” は考慮・検討するニュアンス。
- “remember” は過去の記憶を思い出す強調。
- forget(忘れる)
- “forget” は「頭の中から抜け落ちる」という意味で “in mind” の反対と言えます。
- 発音記号(IPA):
- in: /ɪn/
- mind: /maɪnd/
- in: /ɪn/
- 強勢(アクセント)の位置:
- “in” は短く /ɪn/、 “mind” がしっかり /maɪnd/ と発音されます。
- “in” は短く /ɪn/、 “mind” がしっかり /maɪnd/ と発音されます。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い:
- 大きな相違はありませんが、イギリス英語は若干 /aɪ/ の音が短めに聞こえる場合があり、アメリカ英語はやや長く /maɪnd/ と発音される傾向があります。
- 大きな相違はありませんが、イギリス英語は若干 /aɪ/ の音が短めに聞こえる場合があり、アメリカ英語はやや長く /maɪnd/ と発音される傾向があります。
- よくある発音ミス:
- “mind” の /maɪ/ を /miː/ と伸ばしてしまうケース。
- “in” と “mind” の間を区切りすぎて “in…mind” のように聞こえないように注意すると自然です。
- “mind” の /maɪ/ を /miː/ と伸ばしてしまうケース。
- “in mind” と “on my mind” の混同:
- “in mind” → 考慮している、念頭に置いている
- “on my mind” → 頭から離れない、心配している
- “in mind” → 考慮している、念頭に置いている
- スペルミス: “mind” を “mide” や “mend” などと間違えないようにしましょう。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などのビジネス/実用英語テストで “keep in mind”や “bear in mind” はよく出題される表現です。
- “in mind” は「心という引き出しの中にしまっておくイメージ」。
- 「頭の中の箱(mind)に何かを入れる(in)」とイメージすると覚えやすいです。
- ノートに「Keep it in mind → 覚えておく」とイラスト付きで書いてみると記憶に残りやすいです。
- 品詞: 「worth」は名詞または形容詞的に用いられ、「of」は前置詞です。セットで表現するときは「(数量・価値) + worth of + 名詞」の形をとります。
- 活用形: 通常は “worth” 自体は活用しません(複数形もありません)。所有格をつける場合、“one dollar’s worth of candy(1ドル分のお菓子)” のように “dollar’s” へ変化します。
- 他の品詞例:
- “worth” が形容詞的に用いられる: “It’s worth trying.”(やってみる価値がある)
- “worthy” (形容詞): “He is worthy of respect.”(彼は尊敬に値する)
- worth: 価値(がある)、〜分の
- of: 前置詞で「〜の」という意味
- worthy: 値する(形容詞)
- worthwhile: 時間や労力をかける価値がある
- worthless: 価値がない
- “a dollar’s worth of candy” (1ドル分のお菓子)
- “ten dollars’ worth of fuel” (10ドル分の燃料)
- “a day’s worth of work” (1日分の仕事)
- “two weeks’ worth of groceries” (2週間分の食料品)
- “three hours’ worth of study” (3時間分の勉強)
- “a week’s worth of data” (1週間分のデータ)
- “a month’s worth of rent” (1か月分の家賃)
- “a lifetime’s worth of experience” (生涯分の経験)
- “five dollars’ worth of change” (5ドル相当のお釣り)
- “a dollar’s worth of advice” (1ドルの価値がある助言、比喩的表現として使われる)
- 語源: “worth” は古英語の “weorth” に由来し、「価値がある」「値する」という意味がありました。そこから「〜相当の」というニュアンスで広がったと考えられます。
- ニュアンスと使用時の注意:
- “worth of” はカジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。ただし、「これだけの量/価値がある」という客観的な評価を示す場合が多いです。
- コミュニケーションでは「〜分の」という量的表現として変換しやすく、「(数量/時間)的にこれだけのものを持っている」「これだけ相当のものを買った/使った」という雰囲気を伝えます。
- “worth of” はカジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。ただし、「これだけの量/価値がある」という客観的な評価を示す場合が多いです。
- 一般的な構文:
“(数量)'s worth of + 名詞” の形で、
例: “I bought a dollar’s worth of candy.” - フォーマル/カジュアル:
- ビジネス文書でも「契約や取引金額」に関して “several millions’ worth of inventory” などフォーマルに使われます。
- 日常会話でも「これだけ買ったよ」とカジュアルに使われます。
- ビジネス文書でも「契約や取引金額」に関して “several millions’ worth of inventory” などフォーマルに使われます。
- 名詞としての可算・不可算:
- “worth” 自体は不可算的に扱われますが、フレーズ全体が「数量 + worth of」という可算的な部分(お金や時間)と結びつくため、表現したいものによって数の扱いが変動します。
- “I have about five dollars’ worth of coins in my pocket.”
(ポケットに5ドル分くらいの小銭がある。) - “We watched two hours’ worth of movies last night.”
(昨夜2時間分の映画を観た。) - “Could you give me a week’s worth of groceries in one delivery?”
(1週間分の食料品をまとめて配達してもらえますか?) - “We received over a million dollars’ worth of orders last quarter.”
(先四半期に100万ドル分を超える注文を受けました。) - “The company wrote off thousands of dollars’ worth of obsolete inventory.”
(その会社は何千ドルもの価値がある在庫を廃棄処分にした。) - “They purchased six months’ worth of supplies in advance.”
(彼らは6か月分の備品を前もって購入した。) - “The researchers collected five years’ worth of data on climate changes.”
(研究者たちは気候変動に関する5年分のデータを集めた。) - “This archive holds decades’ worth of historical documents.”
(このアーカイブには数十年分の歴史文書が保管されている。) - “We analyzed hundreds of hours’ worth of recorded interviews.”
(私たちは数百時間分の録音インタビューを分析した。) - 類義表現
- “amount of” (〜の量)
- より定義的に「量」を表すときに使う。
- より定義的に「量」を表すときに使う。
- “value of” (〜の価値)
- お金や評価の観点で「価値」を表すとき。
- お金や評価の観点で「価値」を表すとき。
- “in total” (合計で)
- 具体的な数値か合計を表すときによく使われる。
- 具体的な数値か合計を表すときによく使われる。
- “amount of” (〜の量)
- 違い:
“worth of” はあくまで「金額など数量として〜分の」を強調し、数量や時間を名詞化しているイメージ。 “amount of” は「量」の概念、 “value of” は「価値」の概念を中心にしています。 - 反意語: 厳密な反意語はありませんが、「価値がない」を表すなら “worthless” が近い意味になり得ます。
- IPA: /wɜːrθ əv/ (アメリカ英語), /wɜːθ ɒv/ (イギリス英語)
- “worth” の母音はアメリカ英語だと [ɝː],イギリス英語だと [ɜː] に近い音です。
- “worth” の母音はアメリカ英語だと [ɝː],イギリス英語だと [ɜː] に近い音です。
- 強勢: “worth” の部分に少し強調が置かれやすい傾向があります。(“WORTH-uhv” のように)
- よくある間違い: “worth” の “r” の発音が曖昧になりやすいので注意が必要です。
- スペルミス: “worth” の o と r の順番を間違えて “wroth” と書いてしまうなど。
- 同音異義語: “worth” は目立った同音異義語はありませんが、似たスペリングで “worse” などとは発音も綴りも異なります。
- “worth ~ing” と “worth of” の混同:
- “worth ~ing” は “It’s worth seeing.”(見る価値がある)のように使います。
- “worth of” は “ten dollars’ worth of” のように「数量」を伴って使います。
- “worth ~ing” は “It’s worth seeing.”(見る価値がある)のように使います。
- 試験対策: TOEICや英検のリーディングで数値表現の一環として出題されることがあります。 “(金額)’s worth of 〜” の形に注意が必要です。
- イメージで覚える:
「(お金・時間など) + ’s worth of + (対象)」で、「〜と同等の価値や量を持つ○○」と理解するとわかりやすいです。 - 勉強テクニック:
- “two hours’ worth of sleep” (2時間分の睡眠) など身近な例で口に出して数回練習する。
- 日々の買い物やスケジュールで、「◯◯ドル分」「◯時間分」と思い浮かぶ度に、この表現を当てはめてみると自然に定着します。
- “two hours’ worth of sleep” (2時間分の睡眠) など身近な例で口に出して数回練習する。
- 英語: “to lay out”
- 日本語: 「配置する」「設計する」「説明する」「お金を費やす」などの意味を持つ句動詞。
- 句動詞(Phrasal Verb): 動詞 “lay” + 副詞 “out” の組み合わせ
- 原形: lay out
- 3人称単数現在形: lays out
- 過去形: laid out
- 過去分詞形: laid out
- 現在分詞形: laying out
- 名詞形: layout (ハイフンなしで一語、「レイアウト」)
- 例: The layout of the page is quite clear. (ページのレイアウトがとてもわかりやすい)
- B2(中上級)
- 「lay out」は基本的な単語の組み合わせで理解できる一方、ニュアンスや使い方が多岐にわたるため、ある程度の語彙力が必要となります。
- lay (置く・敷く) + out (外へ・広げて)
「外に広げて置く」がベースのイメージ。 - 物を配置する、並べる
- 例: lay out the tools on the table (テーブルの上に道具を並べる)
- 設計・構想する、計画を立てる
- 例: lay out a plan (プランを策定する)
- 説明する、示す(特にわかりやすく整理して)
- 例: lay out the details (詳細を説明する)
- (お金を)費やす
- 例: lay out a large sum of money (大金をつぎ込む)
- (口語的に)殴って倒す、打ちのめす
- 例: He was laid out by one punch. (一発で倒された)
- lay out a plan → プランを策定する
- lay out a budget → 予算を組む・予算を提示する
- lay out the tools → 道具を並べる
- lay out the blueprint → 設計図を広げる/示す
- lay out the foundation → 基礎を築く/考えを提示する
- lay out the garden → 庭を設計する
- lay out one’s ideas → 考えを整理して示す
- lay out a timeline → スケジュールを組む
- lay out all the options → 選択肢をすべて提示する
- lay out money for something → 何かにお金を出す
- 「lay」は古英語 “lecgan”(置く・寝かせる)に由来します。
- 「out」は古英語 “ut”(外に)に由来し、「外に広げる」イメージを補強します。
- 組み合わさることで、「外に並べて見せる・敷く」→「配置・設計・説明する」と意味が広がってきました。
- 基本的には「計画・説明・配置」など、整理して示すイメージ。
- お金を費やす含みは文脈による。
- 「殴って倒す」意はやや口語的・カジュアルです。
- 文章、スピーチ、会議、プレゼンテーション、日常会話まで広範囲で使用。
- 「knock someone out」と同様に「laid out flat on the ground」のときはかなりカジュアル・口語的です。
- 「lay out + 目的語」の形で、他動詞的に使われるのが基本です。
- 例: She laid out the documents clearly.
- 例: She laid out the documents clearly.
- 目的語が代名詞の場合は分割できる(目的語を間に挟める)。
- 例: She laid them out on the table. (OK) / She laid out them on the table. (やや不自然)
- 多くの場合「them」を“lay”と“out”の間に置くほうが好まれます。
- 例: She laid them out on the table. (OK) / She laid out them on the table. (やや不自然)
- フォーマル/カジュアルどちらでも使われるが、口語では「設計」「費やす」以外にも「打ちのめす」の意味をとることがあるため注意が必要。
- 名詞形の “layout” は可算名詞として使われる場合が多いです。
- 例: The layout of this magazine is quite appealing. (可算名詞)
- “Could you lay out the tableware before our guests arrive?”
(お客さんが来る前に食器を並べてくれる?) - “I need to lay out my clothes for tomorrow’s trip.”
(明日の旅行のために服を準備しておかなくちゃ。) - “He laid out all his cards on the table and confessed everything.”
(彼はすべてを包み隠さず話したよ。比喩的表現) - “We should clearly lay out our marketing strategy for the next quarter.”
(次の四半期に向けて、マーケティング戦略を明確に提示する必要がある。) - “Could you lay out a timeline for the new project launch?”
(新しいプロジェクトの開始に向けたスケジュールを組んでもらえますか?) - “They have laid out a detailed financial plan to secure funding.”
(資金調達を確保するため、彼らは詳しい財務計画を策定しました。) - “This paper lays out the theoretical framework for our study.”
(この論文は私たちの研究の理論的枠組みを提示しています。) - “He laid out the historical context first to support his argument.”
(彼は主張を裏付けるために、まず歴史的背景を提示しました。) - “The researcher will lay out the methodology in the following section.”
(研究者は次のセクションで研究手法を示します。) - “arrange” (配置する / 準備する)
- “Arrange” は物の配置だけでなく、人との約束や予定を「整える」ニュアンスにも使います。
- “lay out” はより「広げて並べる」イメージが強い。
- “Arrange” は物の配置だけでなく、人との約束や予定を「整える」ニュアンスにも使います。
- “set out” (準備して始める / 明示する)
- “Set out” は主に「旅に出る」「計画を始める」というニュアンスにも使われます。
- “lay out” は「見せる・方針を明確にする」ニュアンスが強い。
- “Set out” は主に「旅に出る」「計画を始める」というニュアンスにも使われます。
- “map out” (全体像を示して計画する)
- “Map out” は特に「段取りを緻密に計画する」イメージ。
- “lay out” はもう少し広い意味で、並べる・示す・費用をかけるなど多義的。
- “Map out” は特に「段取りを緻密に計画する」イメージ。
- “conceal”(隠す)
- “lay out” は明確に見えるように並べたり説明したりするので、その反対は「隠す」や「伏せる」。
- “withhold”(保留する、留保する)
- “lay out” が情報を積極的に提示するイメージに対し、「withhold」は出し惜しみする感覚。
- 発音記号(IPA): /leɪ aʊt/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな変化はありませんが、
- アメリカ英語: [レイ アウト]寄りの口の開きがやや大きい
- イギリス英語: [レイ アウト]もほぼ同じ。 “out” がやや /aʊ/ で少し短めになる場合も。
- アメリカ英語: [レイ アウト]寄りの口の開きがやや大きい
- アクセントは「lay」の部分に自然に強勢が置かれ、“out”もはっきりと発音されます。
- 間違いがちなのは “lie out” と混同すること。“lie” と “lay” は異なる動詞ですので要注意。
- スペルミス: “lay out” と “layout” の区別
- “layout” は名詞として一語で使われる。
- “lay out” は動詞句として分けて使われる。
- “layout” は名詞として一語で使われる。
- “lie”と“lay”の混同
- “lie out” という表現は一般的ではない。
- “lie” (横になる) と “lay” (〜を置く) の区別は大切。
- “lie out” という表現は一般的ではない。
- TOEICや英検では、計画や説明をする文脈で「lay out a plan / approach」として出題されることがある。
- ビジネス文脈や意図を説明する文脈で役立つ表現。
- “lay + out” → 直訳すると「外に置く・広げる」。
- 机の上に物を並べて広げるイメージや、頭の中の考えを外に広げて見せるイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “Layout” が「デザインや配置」という名詞になった理由も、「外へ広げて見せる」イメージから来ています。
活用形
- 固定表現のため、動詞のような時制変化はありません。文中での位置や文章構造によって “as far as” の機能が変わります(前置詞的な用法、接続詞的な用法など)。
他の品詞になった場合の例
- “as” や “far” はそれぞれ独立した単語ですが、“as far as” は1セットで使われることが多いです。
- “as” は副詞・接続詞としても用いられます。例: “As I told you, …” (接続詞)
- “far” は形容詞・副詞として、距離や程度を表す際に単独で使われます。例: “How far is it?” (副詞)
- “as” や “far” はそれぞれ独立した単語ですが、“as far as” は1セットで使われることが多いです。
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2(中上級):日常会話はもちろん少し複雑な議論でも使いこなせるレベルです。長めの文脈や抽象的な話題でも十分に対応できる表現として扱われます。
- “as” + “far” + “as” の3つの単語から成るフレーズです。
- as: 「~と同じくらい」を表す接続詞や副詞としてよく使われる単語。
- far: 「遠く、遠い」を表す語(形容詞・副詞)。
- as(再度): 同上。
- as: 「~と同じくらい」を表す接続詞や副詞としてよく使われる単語。
範囲や制限を示す
例) “As far as I know, he hasn’t arrived yet.”
「私の知る限りでは、彼はまだ到着していません。」物理的な距離を示す
例) “We walked as far as the park.”
「私たちは公園まで歩きました。」- “As far as I know” – (私の知る限りでは)
- “As far as I’m concerned” – (私に関する限り、私の考えでは)
- “As far as possible” – (可能な限り)
- “As far as the eye can see” – (見渡す限り)
- “As far as it goes” – (その範囲内では、その程度なら)
- “As far as the budget allows” – (予算が許す限り)
- “As far as I can tell” – (私のわかる限りでは)
- “As far as evidence suggests” – (証拠が示す限りでは)
- “As far as safety is concerned” – (安全面に関して言えば)
- “Go as far as to do something” – (~までする)
- “as far as” は “as (同じ程度) + far (遠く) + as” の組み合わせで、「距離や程度が同じレベルまで」という概念がもとになっています。
- 歴史的には「距離」を表す “far” を中心に、「~と同じ程度まで」「~の範囲まで」という使い方が拡張され、抽象的な範囲(情報や意見など)にも広がったと考えられます。
- カジュアルとフォーマル: どちらでもよく使われますが、例えば「As far as I'm concerned, …」はややフォーマル寄りに、意見を述べる際にも使える表現です。
- 強調の度合い: 「As far as I know」は「自分の知る範囲では」と断りを入れる表現なので、直接的断言を避けつつ情報を伝えたいときに便利です。
前置詞的な使い方
“We drove as far as the lake.” → 目的地や到達点を表す。- 後ろには名詞や代名詞などが置かれ、具体的な地点を示します。
接続詞的な使い方
“As far as I know, she hasn’t called.” → ある条件や範囲を示す節を導く。- 後ろに主語+動詞が来る形で、「~する限りでは…」といった文を作ります。
イディオム的な使い方
- “As far as … is concerned” → 「…に関して言うと」
- “As far as … goes” → 「…に関しては」、やや口語的
- “As far as … is concerned” → 「…に関して言うと」
- フレーズそのものは名詞ではないため、可算・不可算の区別はありません。
- 文中で前置詞句・接続詞句・副詞句など多様な役割を果たします。
- “As far as I know, they broke up last month.”
- 「私の知る限りでは、彼らは先月別れたんだよ。」
- “You can sit anywhere as far as I’m concerned.”
- 「私としては、どこに座っても構わないよ。」
- “I only went as far as the station and came back.”
- 「駅までしか行かなくて、すぐ戻ってきたんだ。」
- “As far as the budget is concerned, we need to cut costs.”
- 「予算に関して言えば、コストを削減する必要があります。」
- “As far as logistics go, everything is on schedule.”
- 「物流面については、すべて予定通りに進んでいます。」
- “As far as the client’s request is concerned, we can accommodate the changes.”
- 「顧客の要望に関しては、その変更に対応可能です。」
- “As far as current research indicates, this method is highly reliable.”
- 「現在の研究が示す限りでは、この手法は非常に信頼性が高いです。」
- “As far as the data show, there is a significant correlation between these variables.”
- 「データが示すところによると、これらの変数には有意な相関があります。」
- “As far as theoretical models are concerned, further validation is necessary.”
- 「理論モデルに関しては、さらなる検証が必要です。」
- “So far as” – (意味はほぼ同じだが、やや古風または文語的)
- “Insofar as” – (もう少しフォーマルで学術的ニュアンスが強い)
- “To the extent that” – (範囲を示すが、フォーマルな場面で使われることが多い)
- “Regarding” – (「~に関して」の意。単語1つで幅広い文脈で使用)
- “Concerning” – (「~に関して」の意。接続詞的ではなく前置詞的に使う)
- 「範囲を制限しない表現」のため直接の反意語はありませんが、意味合いとして対照的な表現を挙げるなら:
- “Beyond” – (「~を超えて」、範囲の外側)
- “Beyond” – (「~を超えて」、範囲の外側)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /əz fɑːr əz/ または æz fɑɹ æz
- イギリス英語: /əz fɑːr əz/ または [æz fɑːr æz]
- アメリカ英語: /əz fɑːr əz/ または æz fɑɹ æz
アクセントの位置
- それぞれの単語 “as,” “far,”
as
は短い音で、全体としては “as FAR as” のように “far” にやや強勢を置くことが多いです。
- それぞれの単語 “as,” “far,”
よくある発音の間違い
- “far” を曖昧母音にしてしまうと伝わりにくいことがあります。はっきり “ファー(fɑːr)” と伸ばすようにしましょう。
- 速く話すと “as far as” が [əz·fɑːr·əz] のように一続きに聞こえやすいです。
- “far” を曖昧母音にしてしまうと伝わりにくいことがあります。はっきり “ファー(fɑːr)” と伸ばすようにしましょう。
- スペルミス: “as far as” は3つの単語を必ず正しくスペースを入れて書くこと (“asfaras” などと続けない)
- “so far” (今のところ)と混同しない: “so far” は「今までのところ」を表す副詞句。“as far as” とは意味が異なります。
- TH(トーフルやIELTSなど)でも、接続詞・前置詞句の概念を問う文法問題やリーディング中の表現として出現します。「~の範囲で」と訳せるかを問われることが多いです。
- “as far as” は「距離」を思い浮かべると覚えやすいです。
- “as far as the park” → その「公園まで」 (物理的距離)
- 転じて「情報や意見の範囲まで」という抽象的イメージにも広がる
- “as far as the park” → その「公園まで」 (物理的距離)
- “as far as I know” などの定番表現をまるごと覚えると応用が効きます。
- “as (同程度で) + far (遠い) + as (同程度で)" → “同じくらい遠くまで” → 「~の範囲まで」というイメージを常に思い出すと混乱しにくいです。
They had a big argument yesterday, but they made up this morning.
They had a big argument yesterday, but they made up this morning.
解説
彼らは昨日大喧嘩したけれど、今朝仲直りした。
make up
を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》
以下では、英語の動詞句(句動詞)「make up」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
日本語での説明
「make up」は「何かを作り上げる」「仲直りをする」「不足分を埋め合わせる」「構成する」「化粧をする」と、文脈によってさまざまな意味を持つ句動詞(動詞句)です。日常会話からビジネスまで幅広く使われるフレーズで、特に「仲直りする」や「埋め合わせをする」という文脈で非常によく登場します。また、「話をでっち上げる」というニュアンスで使われることも多いため、使い方に注意が必要です。
品詞
活用形
他の品詞への派生
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
具体的な意味の補足
1) (create / invent) でっち上げる
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的 / アカデミック
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アメリカ英語とイギリス英語の違い
アクセントの位置
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を参考にして「make up」を使いこなすと、英会話や英作文の幅がさらに広がります。多義語(句動詞)である分だけ、意味を整理して使うことで表現力がアップします。ぜひ、日常的にいろいろな例文を作ってみてください。
In a sense, he is right.
In a sense, he is right.
解説
ある意味では彼は正しい。
in a sense
1. 基本情報と概要
英語表記: in a sense
日本語訳: 「ある意味では」「ある程度」「言ってみれば」
「in a sense」は、物事をやや限定的に捉えたり、特定の観点から考えたときに「こういう解釈もできる」というニュアンスを伝えるための表現です。ちょっと遠回しに、直接的ではないけれど、ある意味でそうとも言える、といったニュアンスがあります。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
※日常会話でも使われますが、微妙なニュアンスを伝えられるようになると、語学レベルとしては中上級以上の表現になります。
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(中程度のフォーマル)
学術的な文脈(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in a sense」の詳細解説です。物事を少し遠回しに、柔らかく表現したい時に、とても便利なフレーズです。ぜひ会話や文章で使ってみてください。
ある意味では
ある程度までは,一面では
I saw a deer come up to the edge of the forest.
I saw a deer come up to the edge of the forest.
解説
私は鹿が森の端まで達するのを見た。
come up to
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): come up to
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
意味(日本語):
「come up to」は「近づく」という物理的な動作から、「期待に見合う(満たす)」という比喩的な意味もある句動詞です。日常会話でも文章でも使われますが、前後関係によって意味が変わることがあるので注意が必要です。
活用形:
※「come」自体が不規則動詞 (come – came – come) です。
他の品詞形:
CEFRレベル目安: B1(中級)
・「come up to」は前置詞「to」を伴って意味が変わるため、中級レベルの習熟度が求められます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
それらが組み合わさって「~のところまで来る」「(ある基準や期待に)近づく・達する」という意味になります。
詳細な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・感情的響き
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
他動詞・自動詞の使い分け
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・専門的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「come up to」の詳細な解説です。意味としては大まかに「近づく」と「期待や標準に到達する」の2種類があるので、文脈から意味を取り違えないように気をつけてください。
(物・人が)...まで達する, ...に届く
…のすぐそばまでやってくる
...に匹敵する
(期待など)に沿う
She is expected to win the competition.
She is expected to win the competition.
解説
彼女は競技に勝つことが期待されている。
be expected to
1. 基本情報と概要
英語表現: be expected to
品詞: 表現全体としては「受動態+不定詞」という文法構造(助動詞的な役割を果たすフレーズ)。
CEFRレベルの目安: B1(中級)~B2(中上級)
意味(英語):
• Someone is required or anticipated to do something.
意味(日本語):
• 「~することが期待されている」「~することになっている(見込みである)」という意味です。
「他者や社会から『やるべき』『やることが当然だろう』と見なされているときに使う表現です。学校や職場で『~することが求められる』という文脈や、一般的に『そうなるだろう』と想定されている状況を示します。」
活用形や他の品詞への変化
「be expected to」は「expect」という動詞が「受動態 (be + pp)」と「to不定詞」を伴った表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
ここでは「誰かによって(社会/周囲/組織など)期待されている」が根底にあります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
これらはビジネスでも日常でもよく使われるパターンです。
3. 語源とニュアンス
使用上の注意点
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算や他動詞・自動詞に関する補足
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文(3つ)
ビジネスシーン(ややフォーマル)での例文(3つ)
学術・公的文脈(フォーマル)での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「be expected to」の詳細な解説です。ビジネスでも日常会話でも使える便利な表現ですので、ぜひニュアンスと一緒に覚えて活用してみてください。
...と期待されている
...するはずである
解説
休暇はあっという間に終わった。
all too
以下では “all too” を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
品詞: 副詞句 (intensifier / 強調表現)
主な意味(英語): “very” や “excessively” (過度に、あまりにも)
主な意味(日本語): 「あまりにも」「非常に」「とても」「過度に」など。
「all too」は、形容詞や副詞をさらに強めるために使われる表現です。通常「too(〜すぎる)」をさらに強調するときに用いられ、「想像以上に〜」「必要以上に〜」というニュアンスを強く示すときに便利です。
なお、「all too」自体は「活用形」などを持ちません。あくまで「all」+「too」の組み合わせです。
また、「all」や「too」を単独で使うときの意味はそれぞれ異なりますが、組み合わさることで「過度の強調」を表す定型的な副詞句になります。
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
この2つが合わさって「必要以上に・あまりにも過度に」という強めの意味を表します。
派生表現や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
「all」や「too」はともに古英語時代から使われている頻出単語ですが、二つが結びついた「all too」は、少なくとも中英語以降に「too(あまりに〜)」をさらに強めたい場合に使われてきたと考えられます。
微妙なニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的文脈の3パターンで例文を示します。
A. 日常会話での例文 (3つ)
B. ビジネスシーンでの例文 (3つ)
C. 学術的/フォーマルな文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策や資格試験での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “all too” の詳細解説です。
「過度な強調」や「必要以上に強い感情」を表したいときに便利な表現ですので、文脈に応じて使ってみてください。
(しばしば好ましくないことに対して)非常に,あまりにも
Refugees will suffer lack of food, water, medicine and all that.
Refugees will suffer lack of food, water, medicine and all that.
解説
避難民は食料や水、薬などその他いろいろ不足を被るものだ。
and all that
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): and all that
品詞: 名詞句(ただし非常に口語的で、しばしば挿入句として扱われる表現)
意味(英語): This phrase is used to indicate “and other similar things,” “and everything related,” or “and so forth.”
意味(日本語): 「その他諸々」「〜などいろいろ」「〜みたいなこと全部」に相当する表現です。口語的に、「…とか何とか、ほらあれこれといったこと全部」というニュアンスで使われることが多いです。
「and all that」は日常会話で相手に「細かいことは省略するけど、そのほかにも色々あるんだよ」というニュアンスを伝えるときに用いられます。カジュアルな言い回しなので、友達同士やくだけた場面でよく使われる表現です。
活用形・他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“and all that”はこれらの表現に比べ、より口語的でカジュアルな印象を与えます。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のように「and all that」は、カジュアルに「〜とか色々といった感じで」とまとめたいときによく使う定番フレーズです。文章というよりも会話での省略表現として理解しておくと、英語表現の幅が広がります。
《くだけた話》...やらいろいろ, その他もろもろ
Keep your goals in mind when making decisions.
Keep your goals in mind when making decisions.
解説
意思決定をする際には目標を考慮してください。
in mind
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): in mind
品詞: 前置詞句(“in” は前置詞、“mind” は名詞)
CEFRレベル目安: B1(中級)
意味(英語・日本語)
「in mind」は、英語の会話や文章で「何かを頭の中に留めておく」「考慮しておく」というニュアンスを持つフレーズです。覚えておくべきことや、まだ具体化していないアイデアを示唆する際に便利な表現です。
活用形
2. 語構成と詳細な意味
「in mind」は、「頭の中に(in)+ 心/思考(mind)」という構成です。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in mind” の詳しい解説になります。日常会話でもビジネスでも幅広く使える便利なフレーズですので、ぜひ覚えておきましょう。
...を考慮して, ...を念頭に置いて
《have ~ 》...を考えている, ...を計画している, ...の心当たりがある
This painting is worth of a million dollars.
This painting is worth of a million dollars.
解説
この絵は100万ドルの価値がある。
worth of
「worth of」の解説
1. 基本情報と概要
「worth of」は、価値や量を示すときに使われる英語のフレーズです。
たとえば「10ドル分の食べ物」なら “10 dollars’ worth of food” のように言います。日本語では「〜分の」「〜相当の」といった意味合いです。「どれくらいの量/価値があるか」を表すときに使われます。
CEFRレベル目安: B1(中級)
「worth of」は、基礎的な英語を学んだあと、実用的な場面でよく出てくるフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「worth of」は日常会話やビジネス、学術的文脈など幅広い場面で活用できる表現です。金額や時間、数量相当の「〜分の」「〜相当の」として、ぜひ使いこなしてみてください。
...の価値がある, ...に値する
《(価格)~ ...》...相当の..., ...分の...
Let me lay out the plan for you.
Let me lay out the plan for you.
解説
あなたに計画を明確に説明させてください。
lay out
以下では、句動詞「lay out」をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、部屋の家具をきれいに並べるときに「lay out the furniture」と言ったり、計画を詳細に説明するときに「lay out the plan」と言います。日常的な場面から、ビジネス文書や会議でのプレゼンなど幅広く使われる表現です。
品詞
活用形
他の品詞への変化例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味・用法
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・注意点
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
(B) ビジネスでの例文
(C) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「lay out」の詳細な解説です。並べる、広げる、見せるといったイメージをつかむと覚えやすいので、ぜひ参考にしてください。
を明確に説明する
を並べる, を広げる
As far as I know, she is not coming to the party.
As far as I know, she is not coming to the party.
解説
私の知る限りでは、彼女はパーティーに来ない。
as far as
1. 基本情報と概要
語句: “as far as”
品詞: 句(前置詞句、接続詞句、副詞句としても機能)
“as far as” は英語で「~の限り」「~まで」という意味を持つフレーズです。
日本語で言えば、「~に関する限り」「~の範囲では」「~に到達するまで」といったニュアンスです。会話や書き言葉の両方でよく使われ、「自分が把握している情報の範囲では…」「物理的な範囲としては…」など、範囲や程度を示すときに便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
意味の詳細
コロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
使用上の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算などの区別
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“as far as” は基本的に「範囲」を示す表現であるため、反意語というよりは超過や無制限を示す語 (“beyond,” “above and beyond,” など) と対比されるイメージです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習時はまず “As far as I know,” “As far as I’m concerned,” “As far as possible” のように定型表現として覚え、そこから用途を広げると習得しやすいでしょう。
【接】…の限りでは
…と同じ距離まで
《~ ... goes》...に関する限りでは
【前】(ある場所・程度)まで
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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