頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- 英語: “not even”
- 日本語: 「まったく〜ない」「少しも〜ない」「〜ですらない」などの強調表現
- フレーズ(慣用的な副詞句・強調表現)
- “not even” 自体はフレーズなので、時制や形を変化させることはありません。
- ただし “not” は主語や時制に合わせて “can’t even…,” “didn’t even…,” “don’t even…,” “won’t even…” のように組み合わせることが多いです。
- “even” 単独では副詞・形容詞として使われ、たとえば “Even if…”(たとえ〜だとしても)や “an even surface”(平らな表面)のように別の意味で使われることがあります。
- B2(中上級)
「否定を強調するゆえのニュアンス理解や、口語表現としての使い方が少し難易度が上がるため、中上級レベルと考えられます。」 - not : 否定を表す語。語源は古英語の “nōt” や “naught” など。
- even : 「〜でさえ」「〜すらも」「平らな」などの意味をもちますが、ここでは強調の副詞として使われます(“I can’t even…” など)。
- 「not even」は、「本来なら(少しぐらいは可能だと思われること)さえも起こらない・できない」という強い否定として使います。
- “can’t even…”: 「〜することすらできない」
- “didn’t even…”: 「〜さえもしなかった」
- “won’t even…”: 「〜すらもしない(つもりだ)」
- “never even…”: 「一度も〜すらない」(“never” でさらに強い否定)
- “not even close” – まったく近くもない / 全然違う
- “not even once” – 一度たりとも〜ない
- “not even a little” – 少しも〜ない
- “not even a single ~” – 1つたりとも〜ない
- “not even sure” – 確信もない / まったくわからない
- “not even half” – 半分ですらない
- “not even worth it” – やる価値すらない
- “I can’t even begin to ~” – どうやって〜し始めたらいいかすらわからない
- “don’t even think about ~” – ~のことを考えるのはやめろ / まったく考えるな
- “not even funny” – (本来面白い場面のはずが)笑い事ですらない
- “not” は古英語 “nōt” や “ne + wīt” から来ており、「〜でない」を表す。
- “even” は古英語の “efen” に由来し、当初は「平らな」「等しい」を意味していましたが、副詞としては「〜でさえも」というニュアンスで使われるようになりました。
- この2つが組み合わさり、強い否定を表すフレーズとして定着しました。
- 強調の程度が強いので、フランクな会話などでは非常によく使われます。
- “I can’t even…” は特に口語表現での強い驚きや呆れ、嘆きを込める場合に用いられます。
- ビジネスメールなどフォーマルな文章でも稀に見かけますが、やや口語的・情緒的な響きがあるため、多用は避ける場合が多いです。
- “not even” は、動詞や名詞を否定する際に使われる強調構文です。
例) “He did not even apologize.”(彼は謝罪すらしなかった) - “even” が否定文で使われるときは、もともとの「〜さえも」という意味に “not” が加わり、「〜さえもない」「少しも〜ない」という強い否定ニュアンスを生み出します。
- 口語では “I can’t even.” だけで感嘆的に使うことがあり、「もう何も言えないほど呆れている」というような意味合いになります。
- “not even” 自体は副詞句なので、他動詞・自動詞の区別は動詞側で行います。
“They didn’t even sleep.”(自動詞 “sleep” を否定)
“They didn’t even do it.”(他動詞 “do” を否定) - “I can’t even handle this spicy food!”
- 「こんな辛い料理、まったく耐えられない!」
- 「こんな辛い料理、まったく耐えられない!」
- “He didn’t even say goodbye before leaving.”
- 「彼は去る前にさよならすら言わなかった。」
- 「彼は去る前にさよならすら言わなかった。」
- “You’re not even trying to listen to me.”
- 「あなたは私の話を少しも聞こうとしてないじゃない。」
- “She didn’t even attend the kickoff meeting.”
- 「彼女はキックオフミーティングにすら参加しませんでした。」
- 「彼女はキックオフミーティングにすら参加しませんでした。」
- “We can’t even proceed without the client’s approval.”
- 「クライアントの承認がないとまったく進めることができません。」
- 「クライアントの承認がないとまったく進めることができません。」
- “The competitor’s product is not even comparable in quality.”
- 「競合他社の製品は品質面で比較にすらならない。」
- “The hypothesis does not even account for external variables.”
- 「その仮説は外部変数すら考慮していない。」
- 「その仮説は外部変数すら考慮していない。」
- “They did not even examine the control group thoroughly.”
- 「彼らは対照群を徹底的に調査すらしなかった。」
- 「彼らは対照群を徹底的に調査すらしなかった。」
- “The data presented is not even sufficient to draw a preliminary conclusion.”
- 「提示されたデータは、仮説段階の結論を出すにすら十分でない。」
- “never” – 「決して〜ない」
- “never” は一度も起こらない確固とした否定を表す。 “not even” はより感情的・強調的。
- “never” は一度も起こらない確固とした否定を表す。 “not even” はより感情的・強調的。
- “absolutely not” – 「絶対に〜ない」
- “absolutely” が強調の役割を果たし、きっぱりした否定を示す。
- “absolutely” が強調の役割を果たし、きっぱりした否定を示す。
- “no way” (口語) – 「まったく無理」「あり得ない」
- 口語的に強い否定を表す点では類似。
- 口語的に強い否定を表す点では類似。
- “actually” – 「実は」「実際には」
- “indeed” – 「確かに」「本当に」
- これらは肯定や事実認定を強めるため、 “not even” の否定強調と反対の意味合いになります。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /nɑt ˈiːvən/
- イギリス英語: /nɒt ˈiːvən/
- アメリカ英語: /nɑt ˈiːvən/
- アクセント
- “NOT E-ven” のように “EVEN” の部分に強めのアクセントがおかれることが多いです。語調を強めるときは特に “NOT E-VEN!” という感じで強調します。
- よくある発音の間違い
- “even” を /ˈɛvən/ などと短く発音し、濁る音が曖昧になりやすいので注意。
- “not” の /t/ が早口で落ちたりしやすい(“no’ even” のように聞こえる場合がある)。
- “even” を /ˈɛvən/ などと短く発音し、濁る音が曖昧になりやすいので注意。
- “not even” を無理に分解しすぎて “no even” と書いてしまうミス。
- “didn’t even” と時制を合わせずに “don’t even” を使ってしまうなど、動詞と否定の組み合わせのテンプレートを誤用すること。
- スペリングミスは少ないが、文法的な位置を間違えて “They not even did it.” と書いてしまうと不自然。正しくは “They did not even do it.”
- TOEIC や英検などのリスニングで、話者が驚きや強調として “I can’t even…” と言ったとき、意味を捉えられないケースがよくあります。口語的用法を理解しておくと役立ちます。
- 「“even” は『〜でさえ』、『そこに “not” が加わると、『〜ですらない』という強調になる」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「とにかく強調したいときに ‘not even’」とイメージするのもおすすめです。
- 自分で例文を作る場合に “didn’t even 〇〇” の形を使って慣れると、自然にフレーズとして使えるようになります。
- 現在形: keep on
- 三人称単数現在形: keeps on
- 過去形: kept on
- 過去分詞: kept on
- 現在分詞 / 動名詞: keeping on
- B1(中級): 日常会話や簡単な文章で頻繁に登場するため、このレベルぐらいから理解・使いこなしができるとよいでしょう。
- keep: 「保つ」「続ける」「所有する」などの意味をもつ動詞
- on: 「上に」「...し続ける」など、継続のニュアンスを与える副詞/前置詞
- keep doing something: 同じニュアンスを持つが、後ろに進行形や動名詞を伴って「~し続ける」という意味。
- go on: 「続ける」「先へ進む」という似た表現。
- keep on going (歩き続ける / 進み続ける)
- keep on talking (話し続ける)
- keep on working (働き続ける)
- keep on trying (挑戦し続ける / 努力し続ける)
- keep on smiling (笑顔を絶やさない / 微笑み続ける)
- keep on practicing (練習し続ける)
- keep on asking (尋ね続ける / 質問し続ける)
- keep on believing (信じ続ける)
- keep on about something (同じ話を繰り返す)
- keep on repeating oneself (同じことを繰り返し言う)
- 語源: 「keep」は古英語の “cēpan” (持ち続ける、保つ、守るなど)に由来するとされます。一方、「on」は継続・持続のイメージを強める副詞として、古英語から存在します。
- 歴史的変遷: 「keep」の意味領域は「保持する」「管理する」などから広がり、句動詞として様々な連結語(off, on, up など)と組み合わさり意味が派生してきました。
- 微妙なニュアンス: 「keep on」はポジティブな「続ける」という意味だけでなく、文脈によっては「しつこく同じことを繰り返す」というネガティブな響きを持つことがあります。
- 使用時の注意: 主に口語表現ですが、カジュアルから日常的なフォーマルシーンまで幅広く使われます。ただし書き言葉できわめてフォーマルにしたい場合は「continue to do...」などを使うことが多いです。
動詞 + 副詞 (句動詞)
- 「keep on + 動名詞/現在分詞」で、「~し続ける」「ずっと~している」という継続の意味。
- 例) keep on talking, keep on running, keep on working, etc.
フォーマル/カジュアル
- カジュアルな会話や口語でよく使われる表現。
- ビジネスで丁寧に表現したいときは「continue」や「persist in」などが代用になりやすいです。
- カジュアルな会話や口語でよく使われる表現。
他動詞/自動詞の使い分け
- 「keep」は他動詞としても自動詞としても使えますが、「keep on」はほとんど「続幕」のように用いられ、自動詞的に扱われます。「(人が) 話し続ける」「(行動を) やり続ける」といった形です。
“You should keep on trying even if you fail once.”
(一度失敗しても、挑戦を続けたほうがいいよ。)“I told him to stop, but he just kept on talking.”
(やめてと言ったのに、彼は話し続けたんだ。)“No matter what happens, keep on smiling.”
(何があっても笑顔を続けてね。)“We need to keep on improving our customer service.”
(私たちは顧客サービスを改善し続ける必要があります。)“If we keep on working like this, we’ll meet the deadline.”
(このまま作業を続ければ、納期に間に合うでしょう。)“Please keep on updating the project status regularly.”
(プロジェクトの進捗は定期的に引き続き共有してください。)“Researchers must keep on gathering data to validate their hypothesis.”
(研究者は仮説を検証するために、データ収集を続けなければならない。)“Even when results are inconclusive, it’s important to keep on conducting further experiments.”
(結果が決定的でない場合でも、さらなる実験を続けることが大切です。)“We should keep on exploring alternative methodologies to enhance accuracy.”
(精度向上のために、代替的な手法の探索を続けるべきです。)continue(続ける)
- 比較的フォーマルな文脈でもOK。
- “She continued working despite the late hour.”
- 比較的フォーマルな文脈でもOK。
carry on(続行する)
- ややカジュアル。「何事もなかったかのように続ける」のようなニュアンスにもなる。
- “Let’s carry on with our discussion.”
- ややカジュアル。「何事もなかったかのように続ける」のようなニュアンスにもなる。
go on(続く / 続ける)
- 時間的に先へ進むイメージが強い。
- “He went on talking for another hour.”
- 時間的に先へ進むイメージが強い。
- stop(止める / 止まる)
- cease(やめる / 中止する ※フォーマル)
- 発音記号(IPA):
- イギリス英語: /kiːp ɒn/
- アメリカ英語: /kiːp ɔːn/ または /kiːp ɑːn/
- イギリス英語: /kiːp ɒn/
- アクセント:
- 「keep」の部分に強勢が置かれ、「on」はあまり強く読まないのが一般的。
- 例: kéepon のようなイメージ。
- 「keep」の部分に強勢が置かれ、「on」はあまり強く読まないのが一般的。
- よくある誤発音:
- 「kip on」と短くしすぎて聞き取りづらくなるミスに注意。
- スペルミス: 「keap」「keepon」などを書いてしまう。必ず「keep」と「on」は分けて書きます。
- 混同: 「keep off」(~から離れている) や「keep up」(続ける/維持する/遅れないでついていく) など、類似の句動詞とごっちゃになりやすい。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリスニングセクションで「keep on doing」のような表現が使われることがある。
- 文脈から「続いている」の意味をしっかり捉えることが大切。
- TOEICや英検などのリスニングセクションで「keep on doing」のような表現が使われることがある。
- 「keep」という単語自体に「その状態を保つ・続けるイメージ」があるので、「on」を付けることで継続ニュアンスがより強調されます。
- 「on」は「スイッチがオンになったまま」というイメージから「続ける」と覚えるとわかりやすいかもしれません。
- 勉強テクニックとしては「keep on + 現在分詞」に慣れておくと、英作文や発話でスムーズに使えるでしょう。
- call for: to require or demand something(何かを要求・必要とする、呼びかける)
- 品詞: 句動詞(動詞 + 前置詞)
- 活用形(通常の動詞callの活用を含む)
- 原形: call
- 三人称単数現在: calls
- 過去形: called
- 過去分詞: called
- 現在分詞: calling
- 原形: call
- call(動詞):「電話をかける」「呼ぶ」など
- call(名詞):「呼び声」「電話」など
- caller(名詞):「呼び出す人」「電話をかける人」など
- A1:超初心者
- A2:初級
- B1:中級
- B2:中上級 ← ここ
- C1:上級
- C2:最上級
- call(語幹):「呼ぶ」や「電話をかける」「要求する」の意味を含む動詞
- for(前置詞):「~のために」「~を求めて」
- call off(取り消す、キャンセルする)
- call out(大声で呼ぶ、指摘する)
- call up(電話をかける、思い出させる)
- call for an explanation(説明を求める)
- call for action(行動を呼びかける)
- call for calm(落ち着きを呼びかける)
- call for a celebration(祝賀を要求・呼びかける)
- call for reform(改革を求める)
- call for a vote(投票を求める)
- call for someone’s resignation(辞任を要求する)
- call for backup(応援・助けを要請する)
- call for a meeting(会議を招集する)
- call for a moment of silence(一瞬の黙祷を呼びかける)
- “to call” は古英語 “ceallian” に由来し、「大声で呼ぶ、呼びつける」などの意味を持ちます。
- “for” は古英語 “for, fore” に由来し、「~のために」を示す前置詞として長い歴史があります。
- 「call for」はしばしば公の場で「公式に要求・要請する」という響きがあります。日常会話でも使えますが、少し「正式な」「公的な」印象を与えやすい言い回しです。
- 口語では “ask for” のほうがシンプルに「~を頼む」の意味を示すことが多いですが、“call for” は「必要としている」「状況が~を求める」といったニュアンスが強いです。
- This situation calls for immediate action.
2) call for + 人 + to + 動詞 - They called for the government to reduce taxes.
- “call for something” = 「~を必要とする、要求する」
- “call for someone” = 「人を迎えに行く」「人を呼び出す」(まれ)
- フォーマル: “call for” はフォーマルな文章やスピーチでもよく使われます。
- カジュアル: 日常会話でも使われますが、「状況が…」など、やや改まった雰囲気を漂わせます。
- call は元々他動詞(誰かを呼ぶ)にもなりますが、「call for ~」として句動詞になると目的語を前置詞
for
の後ろに置く構文になります。 - “I think this calls for a celebration!”
「これはお祝いが必要だと思う!」 - “Does this problem call for a different approach?”
「この問題は別のアプローチが必要かな?」 - “That movie was so good, it calls for a rewatch.”
「あの映画すごく良かったから、もう一回見ないとね。」 - “The unexpected results call for an urgent team meeting.”
「予想外の結果が出たので、緊急のチームミーティングが必要です。」 - “Our executive board calls for stricter quality control.”
「取締役会は、より厳しい品質管理を求めています。」 - “The sudden change in regulations calls for a revision of our policies.”
「規制が突然変わったので、当社の方針を見直す必要があります。」 - “The study’s findings call for further research in this area.”
「この研究の結果は、この分野でさらなる研究が必要であることを示しています。」 - “Experts call for international collaboration to address climate change.”
「専門家たちは、気候変動に取り組むための国際協力を呼びかけています。」 - “The report calls for implementing more comprehensive safety measures.”
「その報告書は、より包括的な安全対策の実施を要請しています。」 - demand(要求する)
- “They demanded an explanation.”(彼らは説明を要求した)
- “demand” は「強い要求」のニュアンス。
- “They demanded an explanation.”(彼らは説明を要求した)
- require(必要とする)
- “This job requires technical skills.”(この仕事には技術的なスキルが必要だ)
- “require” は「必須である」という意味合いが強い。
- “This job requires technical skills.”(この仕事には技術的なスキルが必要だ)
- ask for(頼む・求める)
- “They asked for a raise.”(彼らは昇給を頼んだ)
- “ask for” は日常的で直接的な「お願い」のニュアンス。
- “They asked for a raise.”(彼らは昇給を頼んだ)
- 不明瞭な反意語はあまりありませんが、強いて挙げれば “reject”(拒絶する)や “dismiss”(却下する)が対照的な立ち位置になることがあります。
- アメリカ英語: /ˈkɔːl fər/ または /kɔːl fɔːr/(地域差あり)
- イギリス英語: /ˈkɔːl fə/
- “call” の母音がしっかり伸びる /kɔːl/ に強勢が置かれることが多い。
- “for” は弱く発音される(フォーではなく「ファ」や「フə」に近い音になる)。
- “call” の音が /kæl/(「キャル」)になってしまうミス。実際はもう少し「コール」に近い音 /kɔːl/。
- “for” を強く「フォー」と発音してしまいがちだが、連続すると弱まって「ファ」や「フォ(r)」に近くなる。
- 前置詞を間違える
call on
と混同しがち。“call on someone” は「人に頼む、呼びかける」、特にテーブルごとに「先生が生徒に発言を求める」など別のニュアンス。
ask for
とcall for
の違い
ask for
はカジュアルに「~を頼む」call for
は「強く・正式に要求する」「状況が必要としている」というニュアンス。
- スペルミス
- “call” を “cal” “coll” と書いてしまうことなど。
- TOEIC などの読解問題や会話文で、「要求する・必要としている」という文脈で選択肢に出ることが多いため、定型表現として覚えておくと正答率が上がります。
- “call” = 「呼びかける」+ “for” = 「~のために」 → 「~を呼んで(求めて)いる」
- イメージとしては「大勢の人が集まって、プラカードを掲げながら何かを要求している」ような印象だと覚えやすいです。
- 「この状況(situation)がAを必要としている」というときに自然と “This situation calls for A.” が出るようにイメージして練習してみましょう。
- B2:中上級レベルの英語学習者が理解できる目安。日常会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも使われる表現をある程度身につけている想定です。
- 「as」自体は副詞・接続詞などとして使われることがあり、
- 「to」は前置詞(または不定詞を導くもの)として機能します。
- as:もともと「〜のように」「〜と同様に」といった意味を持つ語。接続詞、副詞など多彩な用法がある。
- to:本来「〜へ」「〜に」「〜まで」といった方向や対象を示す前置詞。
- “as for”:「〜について(言えば)」※“as to”と似た意。やや口語的。
- “as regards”:「〜に関しては」※“as to”よりもフォーマル。
- as to the details(詳細について)
- as to the cause(原因について)
- as to the future plan(今後の計画について)
- as to your question(あなたの質問について)
- as to whether 〜(〜かどうかに関して)
- as to when 〜(いつ〜かに関して)
- as to why 〜(なぜ〜かに関して)
- as to the possibility(その可能性について)
- as to his opinion(彼の意見に関して)
- as to the solution(解決策に関して)
- 文章やフォーマルな文脈でよく使われます。口語でも使えなくはないですが、「about」を使ったほうがよりカジュアルで自然な場合が多いです。
- 人によっては「堅苦しい」と感じることがあるため、ビジネス文書や公的書面などで重宝されることが多いです。
文中の位置
“as to”はいわゆる前置詞句的に使われるため、構文上では「as to + 名詞」または「as to + 疑問詞節(whether, why, howなど)」の形をとります。
例: As to whether he will come, I’m uncertain.(彼が来るかどうかについては、わかりません。)フォーマル/カジュアルの違い
- フォーマルな文書、ビジネスシーン、アカデミックライティングでよく見かける。
- カジュアルな会話では、代わりに“about”や“regarding”が使われることも多い。
- フォーマルな文書、ビジネスシーン、アカデミックライティングでよく見かける。
可算・不可算などの問題
「as to」自体は前置詞句なので、名詞の可算・不可算を選ぶ際は「as to」の後ろに来る名詞の性質によります。「as to + 可算名詞」「as to + 不可算名詞」で両方問題なく使えます。As to our trip next month, have you decided where you want to go?
(来月の旅行についてだけど、行きたい場所は決まった?)I’m not sure as to what time the movie starts.
(映画が何時に始まるかは、よくわからないんだ。)As to dinner, let’s just order pizza.
(夕飯については、ピザを頼もうよ。)As to the agenda for tomorrow’s meeting, please find the attached document.
(明日の会議の議題につきましては、添付書類をご確認ください。)We have some concerns as to the cost of implementing this new system.
(この新システム導入にかかるコストについて、いくつか懸念があります。)As to the client’s request, we’ll need further clarification before proceeding.
(顧客からの要望に関しては、進める前にさらなる説明が必要です。)As to the validity of this hypothesis, additional experimental data are required.
(この仮説の妥当性に関しては、追加の実験データが必要である。)As to whether the theory applies to all cases, further research must be conducted.
(その理論がすべての事例に当てはまるかどうかについては、さらなる研究が必要だ。)There is still debate as to the precise origins of the phenomenon.
(その現象の厳密な起源については、依然として議論がある。)about(〜について)
- カジュアルで最も広く使われる単語。
- 例: What about the schedule?(スケジュールはどう?)
- カジュアルで最も広く使われる単語。
regarding(〜に関して)
- フォーマルな文書にも日常会話にも使える便利な単語。
- 例: Regarding your request, we’ll respond by tomorrow.(あなたの依頼に関して、明日までに返信いたします。)
- フォーマルな文書にも日常会話にも使える便利な単語。
concerning(〜に関して)
- ややフォーマル。時に否定的なニュアンスを含むこともある。
- 例: There are issues concerning quality control.(品質管理に関する問題がある。)
- ややフォーマル。時に否定的なニュアンスを含むこともある。
as for(〜について言えば)
- 「話題の転換」や「意見を述べる前置き」によく使われる。口語的。
- 例: As for me, I prefer to stay home.(私としては、家にいたいです。)
- 「話題の転換」や「意見を述べる前置き」によく使われる。口語的。
in regard to(〜に関して)
- ややフォーマルだが、ビジネス文書で一般的。
- 例: In regard to your inquiry, we have attached the relevant files.(ご質問に関しては、関連ファイルを添付しました。)
- ややフォーマルだが、ビジネス文書で一般的。
発音記号(IPA)
- “as”:[æz](アメリカ英語)/[æz](イギリス英語)
- “to”:[tuː](アメリカ英語・イギリス英語), ただしくだけた会話では[tə]になることも多い。
- “as”:[æz](アメリカ英語)/[æz](イギリス英語)
強勢(アクセント)
- 日常会話では全体的に弱めに発音される傾向がありますが、相手に話題を明確に提示したい場合は “as” をやや強調します。
- イギリス英語・アメリカ英語で大きな違いはありませんが、発音の早さや弱音化の度合いが異なることがあります。
- 日常会話では全体的に弱めに発音される傾向がありますが、相手に話題を明確に提示したい場合は “as” をやや強調します。
よくある発音の間違い
- “as”の [æ] が [ɑː] に伸びて発音されるなど、母音を長く伸ばしすぎるケース。
- “to”を [toʊ] と不必要に二重母音化してしまうケース。自然に [tuː] や [tə] で発音するとスムーズです。
- “as”の [æ] が [ɑː] に伸びて発音されるなど、母音を長く伸ばしすぎるケース。
- スペルミス
“as to” はあくまで2語なので、続けて書かないようにしましょう。 - 同音異義語との混同
「as too」や「as two」などと誤解してしまうことはほぼありませんが、音声だけだと間違える可能性があります。文脈で判断しましょう。 - 試験対策
TOEICや英検でも、ビジネスやフォーマルな文章など読解パートで「as to」が使われることがあります。“as to whether”のような接続に慣れておくと、文章理解に役立ちます。 - 「as to」を「about」のフォーマル版として位置づけると覚えやすいです。
- 「a*s* to = 'S'ubject 'to'」「S’topic to’」というように、「話題(S)に向かう(to)」とイメージすると、意味が連想しやすくなります。
- 「As to 意味は “About to”!」と語呂合わせで覚える人も(多少強引ですが記憶には残りやすいかもしれません)。
- 英語: “in so far as” は “to the extent that” と同義で、「〜する範囲において」「〜する限りにおいて」を意味します。
- 日本語: 「〜する限りでは」「〜の範囲内で」という意味合いがあります。特定の条件や制限付きで何かが当てはまる場合に使われる表現です。
- 厳密には一種の 接続詞句(phrase) や 複合副詞句(phrase) として扱われます。
- 「in so far as」自体は句なので、動詞のように時制による活用はありません。
- 同義の表現として “insofar as” (綴りを1語にまとめる形) や “so far as” の形もよく使われます。文体・好みに応じて使い分けられます。
- この表現自体は他の品詞(たとえば形容詞や名詞)としては存在しません。ただし、言い換えとして “to the extent that” (接続詞句) や “as long as” (接続詞句) などが使用されます。
- B2(中上級): 条件・制限を伴う論理的な文脈でよく使われるため、中上級レベルの英語学習者向けです。
- in: 前置詞
- so far: 「これ(そこ)まで、ある程度まで」
- as: 接続詞として「〜する限り」「〜のように」などの機能を持ちます。
- insofar as: “in so far as” をつづめて一語化したもの
- so far as: “in” が省かれる場合もある
- to the extent that: 同じように「〜する範囲で」を意味する同義表現
- as long as: 「〜である限りは」という条件表現(ニュアンスがやや近い)
- in so far as possible → 可能な範囲において(は)
- in so far as is appropriate → 適切な範囲で(は)
- in so far as the law permits → 法が許す範囲で(は)
- in so far as I understand → 私が理解している限りでは
- in so far as circumstances allow → 状況が許す限りでは
- in so far as we can tell → 私たちが把握できている限りでは
- in so far as evidence shows → 証拠が示す範囲で(は)
- in so far as it concerns you → あなたに関わる範囲で(は)
- in so far as it is relevant → それが関連する限りでは
- in so far as we know → 私たちが知る限りでは
- “in so far as” は古英語由来の “so far as” と「〜まで」の意味を表す “as far as” の表現が、前置詞 “in” と結びついたものとされています。
- 歴史的には “so far as” の方が単独で使用されるケースも多かったですが、文語表現として「in so far as」が使われるようになりました。
- フォーマル度: ややフォーマルな響きがあります。論文や法律文書、ビジネス文書でもよく見られます。
- 口語 / 文章: 日常会話ではあまり頻繁には使われず、書き言葉・スピーチ・ビジネスやアカデミックな場面などでやや硬いニュアンスをもって用いられます。
- 感情的な響き: 直接的に感情を表現するのではなく、論理的に条件を加える印象を与えます。
【主節】 + “in so far as” + 【条件や範囲を示す節】
例: He is correct in so far as he focuses on the financial aspect. (彼は、財政面に関しては正しい。)または “in so far as” が文頭に置かれることもあります:
例: In so far as it concerns budget allocation, we must be very careful.- 先述のとおり、比較的フォーマルな表現です。カジュアルな文脈では “as long as” や “to the extent that” の方がより口語的になる場合もあります。
- 接続詞的に使うため、後ろには 節(主語+動詞があるフレーズ) が続くことが多いです。
- 前置詞句のようにも機能しますが、使う際は後ろをしっかり節にするか、名詞を伴わせるか考慮する必要があります。
In so far as I know, she hasn’t arrived yet.
(私が知っている限りでは、彼女はまだ到着していないよ。)You can use my car in so far as you promise to fill up the tank.
(ガソリンを満タンにして返すという約束をしてくれるなら、私の車を使ってもいいよ。)In so far as it’s possible, let’s finish the project today.
(可能な範囲で、今日中にプロジェクトを終わらせましょう。)We will approve the expenses in so far as they align with company policy.
(会社の方針に合致する範囲であれば、出費を承認します。)In so far as it concerns the budget, we need to consult our finance department.
(予算に関しては、経理部と相談する必要があります。)The company supports flexible work hours in so far as productivity remains stable.
(生産性が安定している限りは、会社は柔軟な労働時間をサポートしています。)In so far as the data indicate a correlation, further research is warranted.
(そのデータが相関を示す限りにおいては、さらなる研究が必要である。)The hypothesis holds true in so far as we only consider ideal conditions.
(理想的な条件のみを考慮する限りでは、その仮説は成り立つ。)In so far as historical records are accurate, we can trace the lineage back to the 12th century.
(歴史資料が正確である限りでは、我々はその系譜を12世紀までさかのぼって辿ることができる。)- to the extent that(〜する範囲で)
- ほぼ同じ意味だが、より口語的ともいわれる。
- ほぼ同じ意味だが、より口語的ともいわれる。
- as long as(〜である限り)
- 「条件」を強調するニュアンスが強く、必須条件というイメージがある。
- 「条件」を強調するニュアンスが強く、必須条件というイメージがある。
- so far as(〜する限りでは)
- 「in」がない形で、ややカジュアル。
- 明確な反意語はありませんが、条件を否定する表現としては “unless” や “except that” などを使って反対条件を示すことが可能です。
- IPA: /ɪn səʊ fɑːr æz/ (イギリス英語), /ɪn soʊ fɑːr æz/ (アメリカ英語)
- アクセント: 大きな強勢がかかるのは主要要素 “so far” の “far” にかけることが多いです( “in SO FAR as” )。
- アメリカ英語 / イギリス英語 の違い: “so” の母音が英: /səʊ/、米: /soʊ/ になる程度で、それほど大きな違いはありません。
- スペルの違い: “in so far as” と “insofar as” の使い分け。どちらも正しいですが、混在して使わないように注意。オフィシャルな文書ではスタイルガイドに従うこと。
- 同音異義語: 同音異義語ではないものの、 “as far as” や “so long as” など類似フレーズが多いので混同に注意。
- 使いすぎに注意: 英語学習者がフォーマルにしたくて多用しがちですが、不自然にならないようコンテクストを意識すること。
- 試験での出題傾向: 法律文書やアカデミックライティングなど、特定の文体に関する問題で出題される可能性があります。TOEICや英検よりは、IELTSやTOEFLなどのアカデミック寄り試験で目にすることがあるかもしれません。
- “in so far as” = “in” + “so far” + “as” → “その範囲内で” とざっくり覚える。
- 覚え方のイメージ: 「地図の上に円を描き、その円の中が有効範囲」という絵を想像して、「あくまでその円の中(条件の範囲)で」というニュアンスをイメージすると良いです。
- スペルを覚えるコツ: “insofar” と一語にしてしまう方法もありますが、意味をわかりやすくするためにあえて分けて書く場合もある、という柔軟性を頭に入れておくと記憶に残りやすいです。
- 表現: for good
- 品詞: 慣用表現(イディオム/副詞句的に用いられる)
- 意味(英語): permanently, forever
- 意味(日本語): 「永久に」「ずっと」「きっぱりと」
- 「good」は形容詞や名詞としても使われますが、「for good」の場合はセットで“永久に”という意味を持つ慣用表現です。単体の“good”が異なる文脈で使われるときは意味が変わります(例:「a good day」=「良い日」や「do good」=「良いことをする」など)。
- for: 前置詞で何かの目的や期間を表します。
- good: 「良い」という形容詞や「善」「利益」という名詞として使われますが、ここでは「最終的に完結」「戻らない」というニュアンスをもたせる特別な慣用句の一部となっています。
- 「for good measure」 = 「おまけに」「念のために」
- 「for the good of 〜」 = 「〜のために(利益のために)」
- leave for good(永久に去る)
- gone for good(永久にいなくなった)
- quit smoking for good(完全に禁煙する)
- end the relationship for good(関係を完全に終わらせる)
- close down for good(永久に閉鎖する)
- retire for good(完全に引退する)
- disappear for good(永久に消える)
- seal it for good(永久に封印する)
- banish for good(永久に追放する)
- stop for good(きっぱりとやめる)
- 「永久的に終わり」という非常に強い決定・最終性を表します。
- 文語・口語問わずシンプルかつよく使われる表現です。
- 比較的カジュアルな会話でも問題なく使えますが、フォーマルな文章でも用いられます。
- 文法上のポイント: 「for good」は慣用表現としてまとめて副詞的に機能し、「永久に」「ずっと」という意味を持ちます。
- 使用シーン: 口語・文語の両方。決断を示す場面などで用いられます。
- S + V + (場所や状況) + for good
- 例: I’m leaving this town for good.
- “be gone for good” = “もう二度と戻らない、いなくなる”
- I’ve finally decided to quit junk food for good.
(ジャンクフードはもう一生やめることに決めたよ。) - She moved to Canada for good last year.
(彼女は昨年、もう戻らないつもりでカナダに引っ越したんだ。) - After losing his passport for the third time, he left the country for good.
(パスポートを3回も失くして、もう国を出たまま戻ってこなかった。) - Our department decided to close the old branch for good to cut costs.
(費用削減のため、我々の部署は古い支店を完全に閉鎖することを決めました。) - The company is considering shutting down the outdated data center for good.
(会社は時代遅れのデータセンターを永久に閉じることを検討しています。) - He retired for good after 30 years of service in the firm.
(彼は30年間勤務した後、完全に退職しました。) - The researcher abandoned the previous hypothesis for good when new evidence arose.
(新たな証拠が出たため、研究者は前の仮説を完全に捨てました。) - Once the publishing rights expired, the article was pulled from the database for good.
(出版権が切れた時点で、その論文はデータベースから永久に削除されました。) - The professor left the committee for good, citing ethical concerns.
(倫理面での懸念を理由に、教授は委員会を完全に離れました。) - permanently(永久に)
- forever(永遠に)
- once and for all(きっぱりと)
- eternally(永遠に)
- 「permanently」や「forever」は「for good」と同じく「永久に」「ずっと」という意味を表しますが、口語感では「for good」がややカジュアルで決定的な響きがある点が特徴です。
- 「once and for all」は「最終的に」「一度きりで終わらせて」というニュアンスが強くなります。
- temporarily(とりあえず、一時的に)
- for the time being(当面の間)
- 「temporarily」「for the time being」は「一時的に」という意味で、「for good」とは正反対のニュアンスです。
- IPA(米英): [fər ɡʊd]
- IPA(英英): [fə ɡʊd]
- 強勢は特に大きく変化しませんが、“for”は弱く発音されることが多く、“good”のほうをややはっきり発音します。
- イギリス英語では “for” が [fə] のように曖昧母音で発音されることが多いです。
- アメリカ英語でも “for” は [fər] と弱めに発音し、“good” は [gʊd](「グッド」に近い音)ですが、ときどき [gʊd] と [gʊːd] の中間的発音になることもあります。
- “for”を強く [fɔːr] と発音しすぎる、あるいは [gʊt](「グット」)のように “d” の音を落としてしまうなどのミスに注意が必要です。
- 「for the good (of) ...」と混同しない
- 「for the good of everyone」(みんなのために)などは意味が異なります。
- 「for the good of everyone」(みんなのために)などは意味が異なります。
- 「4 good」など、スペルミス(数字と混同)に気をつける
- 「good for」(〜に良い) と順序が逆になって混ざらないように
- 例: “Walking is good for your health.”(散歩は健康に良い)とは文意がまったく変わります。
- 例: “Walking is good for your health.”(散歩は健康に良い)とは文意がまったく変わります。
- 「for good」はTOEICや英検などでも、イディオム問題の選択肢として出る場合があります。文脈を読み、「永久に」「決定的に」という意味で選べるようにしましょう。
- 「for good = forever」という “F” で始まる合わせ技で覚える。
- 「これで終了(good-bye)」のイメージを持つと記憶しやすい:まるで「さようなら (good-bye)」を言うように「戻らない」という感覚がある。
- スペリングも短いので、音のイメージ「ファグッド → for good」と反復して口に出して覚えるのもおすすめです。
- 英語: “in favour (of something/someone)” means “to support or approve of something/someone.”
- 日本語:「(何か・誰かに)賛成している、支持している」という意味です。
- favour (名詞) → favourable (形容詞) → favourably (副詞)
- favour: 名詞 → 「好意・支持・恩恵」
- to favour: 動詞 → 「~を好む、~を支持する」
- favourable: 形容詞 → 「好意的な、有望な」
- B2(中上級)
- 「in favour」という表現自体は中級以上で学ぶことが多いです。日常会話だけでなく、新聞社説やビジネスでも使われます。
- in: 前置詞。「~の中に」「~に賛同して」というニュアンスを与える
- favour: 名詞。「好意、支持、賛同」を意味する(英:favour、米:favor)
- favourable(形容詞): 好意的な、有利な
- favourably(副詞): 好意的に、有利に
- do someone a favour: 「(人)の頼みを聞く、助ける」
- favourite(形容詞/名詞、英):お気に入りの、お気に入りのもの/人
- 米綴り:favorite
- be in favour of ~
(~に賛成である) - come out in favour of ~
(~を支持する立場を明らかにする) - swing in favour of ~
(世論・状況などが~に有利に傾く) - vote in favour
(賛成票を投じる) - weigh in favour of ~
(~に有利に働く、~に傾く) - shift in favour
(支持・状況などが賛成・有利に変化する) - argue in favour of ~
(~を支持する旨を主張する) - speak in favour of ~
(~を支持する意見を述べる) - rule in favour of ~
(裁判などで~に有利な判決を下す) - a bias in favour of ~
(~に対する偏り、~寄りのバイアス) - favourはラテン語で「好意」を意味する “favor” が語源で、古フランス語を経由して英語に取り入れられました。
- “in favour” は文字通り「好意(favour)の中にある」→「支持・賛成している」というニュアンスを表します。
- 口語からビジネス文書まで幅広く使用されます。イギリス英語では “in favour” のつづりが一般的ですが、アメリカ英語では “in favor” と書かれることが多いです。
- 政治や法的文脈など、フォーマルな場面でもよく使われます。
前置詞句として用いられるため、後ろに “of + 名詞/動名詞” が来るのが一般的です。
例: “I am in favour of the new policy.” (その新しい政策に賛成です)可算・不可算の区別は、名詞の “favour” 自体は可算・不可算両方の使い方がありますが、この表現自体は固定的に使われます。
フォーマル/カジュアルどちらでも使われますが、書き言葉でも違和感なく使えます。
“Are you in favour of ordering pizza tonight?”
「今夜はピザを注文するのに賛成?」“I’m totally in favour of going to the beach this weekend!”
「今週末、ビーチに行くの大賛成だよ!」“Most of my friends are in favour of watching that new movie.”
「友達のほとんどは、あの新作映画を見ることに賛成してるよ。」“The majority of the board members are in favour of the merger.”
「取締役の大半は合併に賛成しています。」“I strongly recommend that we vote in favour of the proposed budget.”
「提案された予算案に賛成票を入れることを強くお勧めします。」“Our clients seem to be in favour of extending the contract.”
「クライアントは契約延長に前向きなようです。」“Recent studies have shown a trend in favour of sustainable energy solutions.”
「最近の研究では、持続可能なエネルギーソリューションを支持する傾向が示されています。」“Public opinion is largely in favour of stricter environmental regulations.”
「世論は大部分がより厳しい環境規制を支持しています。」“The court ruled in favour of the plaintiff after reviewing the evidence.”
「証拠を検討した後、裁判所は原告側に有利な判決を下しました。」- for(〜に賛成の)
- よりカジュアルかつ短い表現。「I’m for the new plan.」のように使います。
- よりカジュアルかつ短い表現。「I’m for the new plan.」のように使います。
- supportive of(〜を支持している)
- 若干フォーマル。「He’s very supportive of our decision.」など。
- 若干フォーマル。「He’s very supportive of our decision.」など。
- approve of(〜を承認・賛成する)
- 「認める」というニュアンスが強い。「Do you approve of these changes?」など。
- against(〜に反対して)
- “I’m against raising taxes further.” など、直接的な反対を表します。
- “I’m against raising taxes further.” など、直接的な反対を表します。
- opposed to(〜に反対して)
- よりフォーマルに、強い反対を示す。「She is firmly opposed to the policy.」
- イギリス英語: /ɪn ˈfeɪvə/
- アメリカ英語: /ɪn ˈfeɪvər/ (つづりが “favor” になることに注意)
- イギリス英語の “-our” は実際の発音では “ər” になるため、日本人学習者はつづりにつられて伸ばし過ぎないように注意しましょう。
- スペルの違い: イギリス英語 (favour) とアメリカ英語 (favor) を混同しないようにする。
- 同音異義語との混同: “favour” と “flavour” はつづりが似ていますが、意味が異なります。
- TOEICや英検などの試験対策では、読解問題や設問で「in favour of ~」が出現し、文脈から賛成・支持を表すことを問うケースが多いです。
- “favour” はラテン語の「好意」を由来とし、「好意・支持」のイメージを持っておくと覚えやすいです。
- “in favour” は、文字通り “favour(好意・支持)の中にいる” → “賛成している” と考えると理解しやすくなります。
- スペリングの差(favour/favor)は “U” の有無を「イギリス英語は”U”を入れて、アメリカ英語は”U”を抜く」程度に覚えておきましょう。
- 「some more」は厳密には一つの単語ではなく、定冠詞や冠詞のように使う「some」と、比較級の「more」が組み合わさったフレーズです。
- 「some」は不定数量をあらわす限定詞(determiner)・代名詞(pronoun)として機能します。
- 「more」は「多い(many/much)」の比較級で、「さらに多く」「追加の」という意味を持ちます。
- 日常会話では「もう少し○○をください」「もう少し○○が欲しい」というニュアンスを表すときに使われます。
- たとえば、「May I have some more coffee? (コーヒーをもう少しいただけますか?)」のように使います。
- A2〜B1程度
- A2(初級): 「some」「more」といった基本語彙を少しずつ使える初級レベル。
- B1(中級): 日常生活で自然に「もう少し欲しい」と伝えられる。
- A2(初級): 「some」「more」といった基本語彙を少しずつ使える初級レベル。
- some: いくらかの、不特定の量を示す語(不定限定詞 / 不定代名詞)
- more: 「多い」の比較級。「さらに」「もっと多い」「追加の」という意味。
- 「some」は「someone(誰か)」「something(何か)」などの派生形でも見られます。
- 「more」は「most(最も多い)」という最上級が存在します。
- some more time → もう少し時間
- some more water → もう少し水
- some more advice → もう少しアドバイス
- some more food → もう少し食べ物
- some more money → もう少しお金
- some more information → 追加の情報
- some more questions → 追加の質問
- some more help → さらに手伝い(助け)
- some more space → もう少しスペース
- some more effort → もう少し努力
- some: 古英語の「sum」から来ており、「ある程度の」「ある人・物」を示す言葉。
- more: 古英語の「māra」から派生し、「より大きい」や「もっと」を意味する比較級。
- 「some more」はカジュアルな日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使えますが、非常に口語的でもあります。ビジネスの場でも「May I have some more details?」など、より丁寧な言い回しとして十分通用します。
- 相手に何かを求めたり、提案したりするときに「直接的な要求」よりも柔らかい響きがあり、「少し追加でほしい/提供したい」という穏やかな感じを与えます。
- 「some more」は 名詞の前に置いて、「追加の〜」という意味を示します。可算・不可算いずれの名詞にも使えます。
- 可算名詞: some more cookies (いくつかクッキーを追加で)
- 不可算名詞: some more time (時間をもう少し)
- 可算名詞: some more cookies (いくつかクッキーを追加で)
- 質問文では「Would you like some more...?」とすることで、相手に提案する表現になります。
- カジュアル/フォーマルの差: カジュアルな会話では「Can I get some more...?」がよく聞かれます。フォーマルでは「May I have some more...?」「Would it be possible to have some more...?」など丁寧な表現に変化します。
- “Could I have some more water, please?”
(お水をもう少しいただけますか?) - “I think we need some more chairs for the guests.”
(お客さんのためにもう少し椅子が必要だと思います。) - “Do you want some more of this cake? It’s really good.”
(このケーキ、もう少し食べる? すごくおいしいよ。) - “Could you provide some more details on the sales report?”
(販売レポートについて、もう少し詳細を提供していただけますか?) - “We need some more time to finalize the contract.”
(契約をまとめるために、もう少し時間が必要です。) - “May I ask you for some more clarification regarding this project?”
(このプロジェクトについて、さらにご説明いただけますか?) - “The researchers requested some more data to support their hypothesis.”
(研究者たちは仮説を裏付けるために追加のデータを求めました。) - “We need some more samples to ensure the validity of the experiment.”
(実験の妥当性を確保するために、もう少しサンプルが必要です。) - “Could you provide some more references for this paper?”
(この論文に関して、さらに参考文献を提供していただけますか?) - a little more (もう少しだけ)
- 「a little more」は量を少しだけ増やしたいときに使う。やや控えめな印象。
- 「a little more」は量を少しだけ増やしたいときに使う。やや控えめな印象。
- some extra (追加の)
- 「extra」は「余分の」を意味し、「少し余分に欲しい」という意味で似ている。ややカジュアルで直接的。
- 「extra」は「余分の」を意味し、「少し余分に欲しい」という意味で似ている。ややカジュアルで直接的。
- additional (追加の)
- 「some more」ほど口語的ではなく、ややフォーマルに「追加の〜」を表す。
- 直接的な反意語はありませんが、「no more (これ以上〜しない/いらない)」が対照的に用いられることがあります。
- 例: “I need no more help.” (これ以上手助けはいらない)
- IPA表記: /sʌm mɔːr/ (アメリカ英語では /sʌm mɔːr/、イギリス英語でも同様。ただし more の /ɔː/ は英米で若干長さの違いがある場合があります)
- アクセント: 「some」と「more」にそれぞれ強勢がかかりやすいが、会話の流れの中では「some」を軽めに、「more」をやや強めに発音する場合もあります。
- よくある発音の間違い: “some”を /soʊm/ と読まないように注意すること。正しくは /sʌm/ で、日本語の「サム」に近い音。
- スペルミス: 一般的に「some」と「more」はスペルが短く単純ですが、「somemore」と一語で続けてしまう誤りに注意しましょう。正しくは「some more」と二語です。
- 同音異義語との混同: 「sum (合計)」と「some」の混同に気をつけます。発音やスペルが似ていても全く意味が異なります。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングや読解で、「additional」「extra」「further」と同じニュアンスとして出る可能性があります。文脈から「追加の(もの)」を表していることを理解するのがポイントです。
- 「some more」は「もうちょっと」「いくらか追加で欲しい」ときに使う表現です。「some」と「more」の二つの単語をセットで覚えておくと便利です。
- 「some」は「いくつか」「いくらか」という漠然とした量を表す言葉と覚えましょう。
- 「more」は「より多い」という比較級。数字のイメージで「+」が頭に浮かぶとわかりやすいでしょう。
- 覚え方のコツとしては、普段の生活で「もう少し」を探してみて、そのたびに英語で「some more」と声に出してみると定着しやすくなります。
英語: “the extent to which”
- 「ある事柄がどの程度まで(及ぶか/影響するか)を示す表現」の意味があります。
日本語: 「〜がどの程度なのか」「〜がどのくらいの範囲や度合いであるのか」
- 例えば、「その施策がどの程度まで結果に影響を与えるのか」や「それがどのくらい深く関わっているのか」を表したいときに使われます。比較的フォーマルな文脈で、物事の度合い(程度)を学術的・客観的に議論する際によく使われるフレーズです。
品詞: 名詞句 (noun phrase)
- 「extent」という名詞と、それを修飾する「to which」からなるフレーズです。
活用形
- 「the extent」は名詞のため、数形は
the extent
(単数)/the extents
(複数)と拡張できますが、実際は複数形で使われることは稀です。 - 「to which」の部分は関係詞句で活用は変化しません。
- 「the extent」は名詞のため、数形は
他の品詞
- 「extent」は名詞ですが、同じ語幹 “extend” は動詞で “to extend” (〜を拡張する) という形で使われます。形容詞形の “extended” (拡張された、広範な) なども関連あります。
- B2(中上級)〜C1(上級)
- 抽象的・学術的な議論で出てくる表現であり、英語を一定以上勉強していないと理解・使用が難しいため、B2以上が妥当です。
- extent(名詞): 「範囲」「度合い」「大きさ」などを意味します。
- to which(関係詞句): “which” が受ける内容(ここでは “extent”)に対し、「どの程度まで」という相対的な関係を示します。
- extend (動詞): 〜を延長する・拡張する
- extension (名詞): 延長・拡張・内線(電話内線番号)
- extent (名詞): 範囲・程度
- “assess the extent to which …”
(…がどの程度であるか評価する) - “determine the extent to which …”
(…がどの程度であるか決定する/見極める) - “measure the extent to which …”
(…がどの程度であるか測定する) - “understand the extent to which …”
(…がどの程度であるか理解する) - “clarify the extent to which …”
(…がどの程度なのか明らかにする) - “investigate the extent to which …”
(…がどの程度までかを調査する) - “limit the extent to which …”
(…がどの程度まで及ぶかを制限する) - “appreciate the extent to which …”
(…がどの程度までかを正しく評価する) - “reveal the extent to which …”
(…がどの程度であるかを明らかに示す) - “recognize the extent to which …”
(…がどの程度なのか認識する) - 「extent」はラテン語の “extentus” (広げられた) に由来します。その後、中英語を経て現在の “extent” となりました。
- 「to which」は関係代名詞 “which” を用いた表現で、古くから文語や学術的表現として受け継がれています。
- ニュアンス: 対象が「どの程度まで、範囲・度合いが及んでいるか」という、抽象的かつフォーマルな響きを持ちます。日常会話よりは、アカデミックな場面やビジネス文書で用いられることが多いです。
- 使用時の注意: 「the extent to which」を使うと、後ろに必ず具体的な説明(文や節)が続きます。例えば “the extent to which this policy benefits people” のように、「(この政策が)どの程度人々の助けになるか」が続きます。
- 文法上のポイント:
- 「the extent (名詞) + to which (関係詞) + SV(節)」という構文が一般的です。
- 可算名詞としての “extent” に “the” がつき、さらに “to which” が続くことで、「〜する程度」を示す関係名詞節が完成します。
- 「the extent (名詞) + to which (関係詞) + SV(節)」という構文が一般的です。
- 使用シーン: フォーマル寄り。学術論文、レポート、報告書など。
- “to some extent” / “to a certain extent”: 「ある程度まで」
- 例: “I agree with you to some extent.” (ある程度はあなたに賛成です。)
- “I want to see the extent to which this new recipe can simplify our dinner routine.”
(新しいレシピが夕食の準備をどのくらい楽にしてくれるのか確かめたいんだ。) - “We need to figure out the extent to which we should spend our weekend practicing.”
(週末のどの程度を練習に充てるべきか考えないといけないね。) - “The extent to which I can help you depends on my schedule.”
(どの程度手伝えるかは私のスケジュール次第だよ。) - “We must evaluate the extent to which our marketing strategy aligns with current consumer trends.”
(我々のマーケティング戦略が現行の消費者動向とどの程度合っているか評価しなければならない。) - “Please determine the extent to which this new policy impacts our overall budget.”
(この新しい方針が総予算にどの程度影響するのかを判断してください。) - “We need to clarify the extent to which employees are allowed to work remotely.”
(従業員がリモート勤務をどの程度許可されているのかをはっきりさせる必要があります。) - “The study aims to measure the extent to which environmental factors influence behavioral changes.”
(その研究は環境要因が行動変化にどの程度影響を与えるかを測定することを目的としています。) - “Researchers sought to understand the extent to which social media affects communication patterns among teenagers.”
(研究者たちはソーシャルメディアがティーンエイジャーのコミュニケーションパターンにどの程度影響しているかを理解しようとした。) - “It remains unclear the extent to which these findings apply to different demographic groups.”
(これらの調査結果が異なる人口集団にどの程度当てはまるかは依然として不明だ。) - “the degree to which …”
- 「〜がどの程度なのか」
- 意味合いが非常に近く、よりカジュアルに置き換え可能な場合もあります。
- 「〜がどの程度なのか」
- “the scope to which …”
- 「〜の範囲」
- 範囲としての広がりを強調したいときに使われます。
- 「〜の範囲」
- “the level at which …”
- 「〜のレベル」
- より数値的/具体的レベルを想定している場合に用いられます。
- 「〜のレベル」
- 直接的な反意語はありませんが、「the absence of any extent to which …」など「全くどの程度にも至らない状況」を示すときは、逆の状況を表現できます。
- IPA:
- 米英: /ði ɪkˈstɛnt tu wɪtʃ/
- 英英: /ði ɪkˈstɛnt tʊ wɪtʃ/
- 米英: /ði ɪkˈstɛnt tu wɪtʃ/
- アクセント: “extent” の第2音節 “-tent” に強勢がきます (“ik-STENT”)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: ほとんど差はなく、toの発音が「トゥ /tu/」か「トゥ /tʊ/」か程度のわずかな違いです。
- よくある間違い: “extent” のつづり(ex-tent / exdent としない)、“which” の /wɪtʃ/ の発音(/witʃ/ とならないように気をつけましょう)。
- スペリングミス: “extention” と書いてしまうなど(正しくは “extension” が別の単語)。
- 前置詞の混乱: “the extent of which” としてしまう誤用。正しくは “to which”。
- 使用シーン: 大学のレポートやTOEIC、英検などの読解問題で出てくることがあります。ビジネスメールでも目にする機会がありますが、口語ではやや硬めに聞こえるかもしれません。
- 「extent = ex (外へ) + tend (伸ばす)」のイメージで「広げた先の範囲」を思い浮かべましょう。
- 「どの程度か」を表すときに「the degree to which」や「the level at which」と同じ感覚で捉えると覚えやすいです。
- 覚える際は「the extent to... 〜の程度」と頭の中で自動的にセットにすると、実際の文章で見たときに意味を把握しやすくなります。
- 英語:
better off
- 日本語: 「(前よりも)より良い状態にある」「(経済的・物質的に)暮らし向きが良い」
- 品詞: 形容詞(形容詞句としても扱われる)
- 活用は原形のみで、比較級・最上級などの変化は「better off」のフレーズ自体にはありません。
- ただし、文脈によっては “best off” という表現を使うことはありますが、一般的には “better off” が慣用的に使われます。
- 「better」は形容詞や副詞の比較級としても使われます(例: “good” → “better” → “best”)。
- 「off」は副詞や前置詞などで使われる語ですが、ここでは慣用的に組み合わさって形容詞句を形成しています。
- B1(中級)
「better off」は、比較構文やニュアンスのある表現を理解するため、Aレベルよりはやや進んだ段階で学習する単語(フレーズ)と言えます。 - better
- 意味: 「より良い」「より望ましい」という比較級
- 意味: 「より良い」「より望ましい」という比較級
- off
- ここでは状態を示す言葉として使われ、他の表現 (well off, worse off) と組み合わせることで「~の状態にある」という意味合いを生む。
- well off: 「裕福な」「十分に恵まれた状態にある」
- worse off: 「(前より)悪い状態にある」「落ちぶれた」
- be better off without something → 「(~がない方が)むしろ良い」
- be better off doing something → 「(~をした方が)より良い」
- financially better off → 「経済的により良い状態で」
- better off now → 「今は以前より状況が良い」
- feel better off → 「(気分的に)前より良い状態だと感じる」
- end up better off → 「結果的に状況が改善する」
- better off than before → 「以前よりも良い状態にある」
- better off at home → 「家にいた方が良い状態にある」
- not necessarily better off → 「必ずしも良くなったわけではない」
- expect to be better off → 「より良い状態になると期待する」
- 「better」は古英語の “betera”(善いの比較級)に由来し、ラテン語などの影響を受けて形を変えながら現在の形となりました。
- 「off」は古英語 “of” から変化した語で、もともとは「離れて」「遠ざかって」という意味が強いですが、慣用的に「状態・状況」を示す役割も担います。
- 「better off」は、これらの語が繰り返し使われるうちに「(状態を表す)off + より良い状態や比較を示す better」の組み合わせで、「以前よりも良い状態」全般を指す成句として確立しました。
- 口語・文章のどちらでもよく使われますが、比較的カジュアルな会話で頻出します。
- 意味合いとして「状況が良くなった」というポジティブさや安堵感が含まれることがあります。時に金銭面での豊かさを指す場合も多いです。
be動詞 + better off
例:He is better off now.
(彼は今、以前よりも状況が良い)would be better off + ~ing
例:You’d be better off staying home today.
(今日は家にいた方が良いよ)- これは助動詞 “would” と組み合わせて、アドバイスや提案をする際によく使われます。
not better off / no better off
例:They are no better off than they were before.
(彼らは以前と比べて何も良くなっていない)- “no” と組み合わせると、「まったく改善していない」という強めの否定を表すことがあります。
- ビジネスメールなどのフォーマルな文書でも使われることがありますが、比較的口語でもよく登場する表現です。
- 堅苦しさはあまりなく、日常的・会話的ニュアンスでも気軽に使えます。
I feel much better off now that I’ve changed my job.
(仕事を変えたおかげで、今はずっと暮らし向きが良くなった気がするよ。)We’re better off cooking at home instead of eating out every day.
(毎日外食するより、家で料理した方が経済的にいいよ。)You’d be better off calling her rather than texting.
(テキストするより、電話した方がいいんじゃないかな。)Our company is better off focusing on core products to increase profit.
(当社は利益を上げるために、コア製品に集中した方が上手くいく。)He decided he would be better off resigning before the merger.
(彼は合併前に辞める方が得策だと判断した。)We might be better off negotiating a long-term contract.
(長期契約を交渉した方が、私たちにとって有利かもしれません。)Studies suggest that many individuals are better off investing in index funds rather than actively managed portfolios.
(多くの研究によると、人々は積極的に運用されるポートフォリオよりもインデックスファンドに投資した方が好結果を得られる場合が多い。)Some communities are better off when they implement inclusive economic policies.
(包括的な経済政策を導入すると、多くの地域社会で状況が改善する。)According to the data, patients are better off receiving holistic care in addition to medication.
(データによると、患者は薬物療法に加えて全人的ケアを受けた方がより良い状態になる。)- well off(裕福な / 暮らし向きが良い)
- 「生活が豊か」という点では似ていますが、「better off」の方が「前と比べて」という比較のニュアンスが強いです。
- 「生活が豊か」という点では似ていますが、「better off」の方が「前と比べて」という比較のニュアンスが強いです。
- in a better position(より好都合な状況にある)
- 意味的には近いですが、よりビジネス寄りやフォーマルな文脈で使われることがあります。
- 意味的には近いですが、よりビジネス寄りやフォーマルな文脈で使われることがあります。
- improved(改善された)
- 「改善された」という意味ですが、感情的・主観的に「より良くなった」と伝える「better off」とはややニュアンスが異なります。
- worse off(より悪い状態にある)
- 「悪化している」「状況が悪くなった」というときに用いります。
- 発音記号 (IPA): /ˈbɛtər ɔːf/ (アメリカ英語)/ˈbetə(r) ɒf/(イギリス英語)
- アメリカ英語: 「ベタァー オーフ」
- イギリス英語: 「ベタ オフ」
- アメリカ英語: 「ベタァー オーフ」
- アクセントは比較的「bétter」の最初の音節に強勢が置かれます。
- “off” の音はアメリカ英語では /ɔːf/ に近く、イギリス英語では /ɒf/ に近い発音です。
- スペリングミス:
beter off
のように “t” を1つだけにして書いてしまうミスに注意。 best off
などのバリエーションと混同しない:You’d be best off doing...
もありえますが、より一般的なのはYou’d be better off doing...
です。be better off
は動詞や助動詞とセットで使うのが基本: 例)I'm better off,
He'd be better off,
など。単体で名詞的に使うことはできません。- TOEICや英検の中級レベル(英検2級~準1級、TOEIC 600点~)あたりで、比較表現や助言表現で頻出する可能性があります。
- 特に長文読解やリスニングで、状況がどう変化したかを問う文脈で登場することがあります。
- “better off” は、「状況から離れて(off)より良い(better)場所へ行く」とイメージすると覚えやすいです。
- 「off」は「離れる」「状態を示す」というイメージがあるので、「悪い状態から離れて良い状態へ移行する」というストーリーで連想すると定着しやすいでしょう。
- 「~した方がよいよ」というアドバイスに繋がる表現ですので、会話で頻繁に使ってみると自然と記憶に残ります。
not even
not even
解説
...でさえない, ...さえない
【発音記号】nɑt ˈivɪn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
No one cared, not even when they saw the photos.
写真を見ても誰も気にしませんでした。
not even
以下では、「not even」という表現について、できるだけ詳しく解説していきます。マークダウン形式でまとめてありますので、学習の際にご活用ください。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば “I can’t even imagine.”(想像すらできない)のように、否定を強調したり、「まったくない」ことを強めて言うときに使われます。
品詞
“not even” は単独の単語ではなく、「not(否定)」+「even(〜さえも)」が組み合わさった表現です。
活用形
他の品詞になる例
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
意味の詳細
派生語や関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
他動詞・自動詞の使い分け
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文(3つ)
(2) ビジネスシーンでの例文(3つ)
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(シノニム)
反意語(アンテニム)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「not even」はネイティブの日常会話で頻繁に使われる、強い否定を示す表現です。使いこなせると、思い切り強調したいときに便利ですので、ぜひ練習してみてください。
...でさえない, ...さえない
【動/自】続く, 《...を》続ける《with ...》,そのまま進む, 《...ついて》勝手に喋り続ける《about ...》 【動/他】...を着たままでいる,...を取らないでいる / ...を続ける
keep on
keep on
解説
【動/自】続く, 《...を》続ける《with ...》,そのまま進む, 《...ついて》勝手に喋り続ける《about ...》 【動/他】...を着たままでいる,...を取らないでいる / ...を続ける
【発音記号】kip ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
Freeways kept on being built.
高速道路は建設され続けた。
keep on
【動/自】続く, 《...を》続ける《with ...》,そのまま進む, 《...ついて》勝手に喋り続ける《about ...》 【動/他】...を着たままでいる,...を取らないでいる / ...を続ける
以下では、英熟語「keep on」について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: keep on
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語): to continue doing something; to persist in doing something
意味(日本語): 「続ける」「しつこく続ける」「やめずにやり続ける」
「keep on」は、「行動・状態をやめずに継続する」という場面で使われます。たとえば、「何度失敗しても挑戦し続ける」「話し続ける」「歩き続ける」などのニュアンスを表すときによく用いられます。日常会話でよく見る表現です。
活用形
「keep」は動詞で、そこに副詞(または前置詞的に機能する)「on」が組み合わさって句動詞になっています。
なお、「keep」は名詞として「城の天守」(the keep of a castle) の意味がありますが、「keep on」はその用法とは別物です。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
これらが組み合わさることで、「継続する」「ずっと続ける」といった意味合いを強調します。
関連語・派生語など
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・専門的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(シノニム)
反意語(アントニム)
類義語は「continue」や「carry on」「go on」が近いニュアンスですが、「keep on」よりややフォーマルだったり、微妙に使い方が異なる場合もあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「keep on」は日常会話では頻出のフレーズなので、ぜひ習得して活用してください。何かを続けたいとき、諦めずにやりたいときに便利な表現です。
【動
自】続く, 《...を》続ける《with ...》,そのまま進む, 《...ついて》勝手に喋り続ける《about ...》 【動
他】...を着たままでいる,...を取らないでいる
...を続ける
call for
call for
解説
を必要とする / を要求する, を声をあげて求める / ...を求めて電話する / ...を迎えに行く / ...を予報する
【発音記号】kɔl fɔr
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
Hard times call for tough measures.
困難な時代は厳しい対策を必要とします。
call for
以下では、英語の句動詞 call for
について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「call for
は、何かを強く求めたり、必要とする場面で使われます。例えば、“This situation calls for urgent action.”(この状況は緊急の行動を必要とする)というように、事態や状況が何かを『必要とする・呼びかける』ときに用いられます。また、“The protesters called for reform.”(抗議者たちは改革を要求した)のように、人々が声を挙げて何かを『要求する』ときにも使われます。」
品詞と活用形
他の品詞形
※CEFRレベルの目安: call for
はB2(中上級)レベルくらい
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
「call for」は「呼びかける」「要求する」という意味を作り、単に “call” + “for” の直線的な組み合わせではなく、“call for” でひとつの句動詞として覚えることが大切です。
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳)
3. 語源とニュアンス
語源
“call for” は、もともと「~を呼び寄せる、呼んで求める」という発想から、「何かを必要としている、要求している」という意味合いに発展していきました。
微妙なニュアンス・感情的な響き
使用の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
1) 主語 + call for + 名詞
イディオム的用法
フォーマル/カジュアル
他動詞・自動詞の区別
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢(アクセント)の位置
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験(TOEIC・英検など)での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、句動詞 call for
の詳細解説です。何かを要求したり、状況が何かを必要としていると表現したいときに、ぜひ使ってみてください。
を必要とする
を要求する, を声をあげて求める
as to
as to
解説
...について, ...に関して / 《文頭で》...はといえば(as for) / (基準・原則)に従って
【発音記号】æz tu
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
There was some confusion as to its whereabouts.
その所在については、いくつかの混乱があった。
as to
1. 基本情報と概要
単語(熟語): as to
品詞: 句(前置詞的表現)
意味(英語): “concerning,” “regarding,” “about”
意味(日本語): 「〜に関して」「〜について」
「as to」は、主に「〜について言えば」「〜に関しては」といった意味で使われます。少し硬め・フォーマルな響きがあり、対象となるテーマや話題に言及するときに使われます。
難易度の目安(CEFRレベル): B2(中上級)
「as to」の活用形というものはありませんが、
他の品詞への変化例としては、「as」は“as”のままでも文中の役割(接続詞など)を持ち、「to」は不定詞を導く働きを持つこともある、という形で変化が可能です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
2つの要素が合わさって「〜に関して」「〜について」という前置詞的表現を作っています。
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
「as」は古英語の“ealswā”などに由来し、「同様に」「〜のように」という意味を含んできました。「to」は古英語の“tō”にさかのぼり、「〜へ」「〜へ向かって」を示す前置詞として使われてきました。
これらが組み合わさった「as to」は、もともと「〜へ向かって、〜と同様に意識を向ける」というニュアンスで、現代英語では「その事柄に関して」という意味に定着しています。
ニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
ビジネス(フォーマルな場面)
学術的な文脈(アカデミック)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「as to」の明確な反意語はありませんが、「無関係で」という意味で意図するなら “unrelated to” や “not concerning” が使われることはあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「as to」という表現はフォーマルな場面でとても便利です。イメージとしては、「〜に焦点が向かっている」「〜を取り上げる」というニュアンスを持ちながら、相手に「どの話題について話しているのか」を明示する役割を果たします。ビジネスメールや報告書、会議資料など、少しかしこまった文章ほど頻繁に目にするので、ぜひ使いこなしてみてください。
...について, ...に関して
《文頭で》...はといえば
(基準・原則)に従って
in so far as
in so far as
解説
…する限りにおいて
【発音記号】ɪn soʊ fɑr æz
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
The plan was fine in so far as time and transport.
時間的にも交通の便的にも問題ないプランでした。
in so far as
以下の解説では「in so far as」をできるだけ詳しく説明します。マークダウン形式で記載しましたので、学習の参考にしてください。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「こういう範囲で話しています」「これが条件になる場合に限り、そのことが言えます」というニュアンスで使われます。
品詞
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
ひとまとまりにすると、「(何かが)こういう限りでは/こういう範囲においては」という意味合いを示す表現になります。
関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル/カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈の例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in so far as」の詳細な解説です。学習や実際の文章作成で活用する際は、硬い・フォーマルな印象を与える表現なので、ややかしこまった場面や文章でよく使われるという点を念頭に置いてください。
for good
for good
解説
《話》いつまでも,(これから先も)ずっと, 永久に / これを最後に
for good
以下では、「for good」という表現について、学習者の方が理解しやすいように9つの観点から解説します。
1. 基本情報と概要
「for good」は、「これで最後」「もう戻らない」「永久に」というニュアンスで使われる英語表現です。たとえば、「I’m leaving here for good.」(私はここをもう二度と戻らないつもりで去ります)のように用います。とても決定的・最終的な響きがあるため、中上級(B2)レベルの表現といえます。
活用形
「for good」は複数形や時制の変化などの活用はありません。イディオムとして固定的に使われます。
他の品詞になった時の例
2. 語構成と詳細な意味
関連する派生・類縁表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「for good」という表現は、古英語で「善のために」や「有益な目的のために」というニュアンスで使われていたfor godeなどがもとになり、時代を経て「二度と元に戻らない」「最終的に」という意味を持つ慣用表現に発展したと考えられます。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「for good」は「完全に終わらせる」「二度と戻らない」というニュアンスを強調したいときに便利な表現です。普段の会話からビジネス、学術的な文章でも使用できる汎用性の高いイディオムなので、ぜひ使い方をマスターしてみてください。
《話》いつまでも,(これから先も)ずっと, 永久に
これを最後に
in favour
in favour
解説
《...に》賛成で《of ...》 / 《...に》人気のある,気に入られて《with ...》
【発音記号】ɪn ɛf-eɪ-vi-oʊ-ju-ɑr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
I don’t know about you but I’m in favour.
あなたのことは知らないけど、私は賛成です。
in favour
1. 基本情報と概要
英語表記: in favour(アメリカ英語では in favor)
品詞: 句(前置詞句・副詞句的に用いられる表現)
意味(英語・日本語)
「このアイデアに賛成だよ」「この候補者を支持しているよ」というように、相手や選択肢に好意的な態度を示す時に使う表現です。
活用形
単語の活用というよりは「in + favour」から成る定型フレーズなので、特別な活用はありません。ただし、favour(イギリス英語)をfavourable(形容詞:「好意的な」「有利な」)やfavourably(副詞:「好意的に」「有利に」)などに変化させる場合があります。
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントは “favour/favor” の最初の音節 “fa-” に置かれます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in favour」の詳細な解説です。文脈に応じて「~に賛成する」という意味を中心に、ビジネスや議論などフォーマルな場面でも幅広く使えるフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
some more
some more
解説
もう少し, もうちょっと
【発音記号】sʌm mɔr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】*
【例文】
I’ll have to think some more before deciding.
もう少し考えてから決めたいと思います。
some more
以下では「some more」という表現について、できるだけ詳細に解説します。マークダウン形式でまとめていますので、学習にお役立てください。
1. 基本情報と概要
英語: some more
日本語: もう少し、いくらか追加
品詞・概要
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連性・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時のニュアンスや注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「some more」の詳細な解説です。主に「いくらか追加」「もう少し」という意味で使われ、日常会話からビジネス、学術研究の場まで幅広く活躍する表現です。ぜひ具体的な文脈で繰り返し練習し、使いこなせるようにしてください。
もう少し, もうちょっと
the extent to which
the extent to which
解説
...する度合い, ...する程度
【発音記号】ði ɪkˈstɛnt tu wɪʧ
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】*
【学術】* * *
【例文】
The extent to which the preceding can be asserted is largely dependent on what emerges in the study.
先行することをどこまで主張できるかは、研究の中で何が出てくるかに大きく左右される。
the extent to which
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞と活用
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生語
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム例
これらとは別に、「the extent to which」はもう少し踏み込んだ内容を述べる文脈で使われることが多いです。
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “the extent to which” の詳細な解説です。この表現はフォーマルな文章やレポートなど、きちんと物事の度合いを述べたい場面で非常によく使われます。しっかり覚えておくと、読解やライティングで役立つでしょう。
better off
better off
解説
《be ~》(人が)うまくいっている, 順調である / 《be ~ ...》...したほうがもっと良い状態になる / 裕福な
【発音記号】ˈbɛtər ɔf
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
You’re better off without him.
彼がいない方がいい
better off
以下では、形容詞(もしくは形容詞句)としての better off
を、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味・概略
「better off」は、「今までより状況が良くなった」「金銭的・物質的に余裕が出て生活が安定した」といった場面で使われる形容詞(または形容詞句)です。とくに「(~したおかげで)前の状態に比べて好転した」というニュアンスが強いです。
品詞・活用形
他の品詞形との関係
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
微妙なニュアンスや感情的な響き
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策(TOEIC・英検など)
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、形容詞(形容詞句)としての better off
の詳細解説です。比較表現や助言表現としても便利なので、ぜひ例文をまねして使ってみてください。
【形】裕福な
《be ~》(人が)うまくいっている, 順調である
《be ~ ...》...したほうがもっと良い状態になる
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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