頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
活用形
- 固定表現のため、動詞のような時制変化はありません。文中での位置や文章構造によって “as far as” の機能が変わります(前置詞的な用法、接続詞的な用法など)。
他の品詞になった場合の例
- “as” や “far” はそれぞれ独立した単語ですが、“as far as” は1セットで使われることが多いです。
- “as” は副詞・接続詞としても用いられます。例: “As I told you, …” (接続詞)
- “far” は形容詞・副詞として、距離や程度を表す際に単独で使われます。例: “How far is it?” (副詞)
- “as” や “far” はそれぞれ独立した単語ですが、“as far as” は1セットで使われることが多いです。
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2(中上級):日常会話はもちろん少し複雑な議論でも使いこなせるレベルです。長めの文脈や抽象的な話題でも十分に対応できる表現として扱われます。
- “as” + “far” + “as” の3つの単語から成るフレーズです。
- as: 「~と同じくらい」を表す接続詞や副詞としてよく使われる単語。
- far: 「遠く、遠い」を表す語(形容詞・副詞)。
- as(再度): 同上。
- as: 「~と同じくらい」を表す接続詞や副詞としてよく使われる単語。
範囲や制限を示す
例) “As far as I know, he hasn’t arrived yet.”
「私の知る限りでは、彼はまだ到着していません。」物理的な距離を示す
例) “We walked as far as the park.”
「私たちは公園まで歩きました。」- “As far as I know” – (私の知る限りでは)
- “As far as I’m concerned” – (私に関する限り、私の考えでは)
- “As far as possible” – (可能な限り)
- “As far as the eye can see” – (見渡す限り)
- “As far as it goes” – (その範囲内では、その程度なら)
- “As far as the budget allows” – (予算が許す限り)
- “As far as I can tell” – (私のわかる限りでは)
- “As far as evidence suggests” – (証拠が示す限りでは)
- “As far as safety is concerned” – (安全面に関して言えば)
- “Go as far as to do something” – (~までする)
- “as far as” は “as (同じ程度) + far (遠く) + as” の組み合わせで、「距離や程度が同じレベルまで」という概念がもとになっています。
- 歴史的には「距離」を表す “far” を中心に、「~と同じ程度まで」「~の範囲まで」という使い方が拡張され、抽象的な範囲(情報や意見など)にも広がったと考えられます。
- カジュアルとフォーマル: どちらでもよく使われますが、例えば「As far as I'm concerned, …」はややフォーマル寄りに、意見を述べる際にも使える表現です。
- 強調の度合い: 「As far as I know」は「自分の知る範囲では」と断りを入れる表現なので、直接的断言を避けつつ情報を伝えたいときに便利です。
前置詞的な使い方
“We drove as far as the lake.” → 目的地や到達点を表す。- 後ろには名詞や代名詞などが置かれ、具体的な地点を示します。
接続詞的な使い方
“As far as I know, she hasn’t called.” → ある条件や範囲を示す節を導く。- 後ろに主語+動詞が来る形で、「~する限りでは…」といった文を作ります。
イディオム的な使い方
- “As far as … is concerned” → 「…に関して言うと」
- “As far as … goes” → 「…に関しては」、やや口語的
- “As far as … is concerned” → 「…に関して言うと」
- フレーズそのものは名詞ではないため、可算・不可算の区別はありません。
- 文中で前置詞句・接続詞句・副詞句など多様な役割を果たします。
- “As far as I know, they broke up last month.”
- 「私の知る限りでは、彼らは先月別れたんだよ。」
- “You can sit anywhere as far as I’m concerned.”
- 「私としては、どこに座っても構わないよ。」
- “I only went as far as the station and came back.”
- 「駅までしか行かなくて、すぐ戻ってきたんだ。」
- “As far as the budget is concerned, we need to cut costs.”
- 「予算に関して言えば、コストを削減する必要があります。」
- “As far as logistics go, everything is on schedule.”
- 「物流面については、すべて予定通りに進んでいます。」
- “As far as the client’s request is concerned, we can accommodate the changes.”
- 「顧客の要望に関しては、その変更に対応可能です。」
- “As far as current research indicates, this method is highly reliable.”
- 「現在の研究が示す限りでは、この手法は非常に信頼性が高いです。」
- “As far as the data show, there is a significant correlation between these variables.”
- 「データが示すところによると、これらの変数には有意な相関があります。」
- “As far as theoretical models are concerned, further validation is necessary.”
- 「理論モデルに関しては、さらなる検証が必要です。」
- “So far as” – (意味はほぼ同じだが、やや古風または文語的)
- “Insofar as” – (もう少しフォーマルで学術的ニュアンスが強い)
- “To the extent that” – (範囲を示すが、フォーマルな場面で使われることが多い)
- “Regarding” – (「~に関して」の意。単語1つで幅広い文脈で使用)
- “Concerning” – (「~に関して」の意。接続詞的ではなく前置詞的に使う)
- 「範囲を制限しない表現」のため直接の反意語はありませんが、意味合いとして対照的な表現を挙げるなら:
- “Beyond” – (「~を超えて」、範囲の外側)
- “Beyond” – (「~を超えて」、範囲の外側)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /əz fɑːr əz/ または æz fɑɹ æz
- イギリス英語: /əz fɑːr əz/ または [æz fɑːr æz]
- アメリカ英語: /əz fɑːr əz/ または æz fɑɹ æz
アクセントの位置
- それぞれの単語 “as,” “far,”
as
は短い音で、全体としては “as FAR as” のように “far” にやや強勢を置くことが多いです。
- それぞれの単語 “as,” “far,”
よくある発音の間違い
- “far” を曖昧母音にしてしまうと伝わりにくいことがあります。はっきり “ファー(fɑːr)” と伸ばすようにしましょう。
- 速く話すと “as far as” が [əz·fɑːr·əz] のように一続きに聞こえやすいです。
- “far” を曖昧母音にしてしまうと伝わりにくいことがあります。はっきり “ファー(fɑːr)” と伸ばすようにしましょう。
- スペルミス: “as far as” は3つの単語を必ず正しくスペースを入れて書くこと (“asfaras” などと続けない)
- “so far” (今のところ)と混同しない: “so far” は「今までのところ」を表す副詞句。“as far as” とは意味が異なります。
- TH(トーフルやIELTSなど)でも、接続詞・前置詞句の概念を問う文法問題やリーディング中の表現として出現します。「~の範囲で」と訳せるかを問われることが多いです。
- “as far as” は「距離」を思い浮かべると覚えやすいです。
- “as far as the park” → その「公園まで」 (物理的距離)
- 転じて「情報や意見の範囲まで」という抽象的イメージにも広がる
- “as far as the park” → その「公園まで」 (物理的距離)
- “as far as I know” などの定番表現をまるごと覚えると応用が効きます。
- “as (同程度で) + far (遠い) + as (同程度で)" → “同じくらい遠くまで” → 「~の範囲まで」というイメージを常に思い出すと混乱しにくいです。
- 英語: “mere” = “only”, “just”, or “nothing more than …”
- 日本語: “ただの…にすぎない”、“ほんの…”、“わずかの…”
- 形容詞 (adjective)
・“mere” は比較級・最上級をとらない、いわゆる絶対的形容詞のひとつです。
・“a mere + 名詞” の形で「たったの(名詞)」という意味を表します。
・副詞形は存在しません(“merely” を「ただ単に」という副詞として使うことが多いです)。 - 形容詞:mere
- 副詞:merely(例:He’s merely a beginner. = 彼はただの初心者にすぎない。)
- B2(中上級)
学術的な文章やニュース等でも目にする単語で、日常会話にも使われるので、語彙範囲がある程度広い人向けのレベル感です。 - a mere child → ほんの子ども
- a mere detail → ただの細部にすぎない
- a mere formality → 形だけのもの/ただの形式
- a mere fraction of … → …のほんの一部
- a mere handful of … → わずか…しかない
- a mere coincidence → 単なる偶然
- a mere 10 dollars → たった10ドル
- a mere second → ほんの1秒
- a mere mention of … → …の話題をちらっと出すだけ
- a mere possibility → ほんの可能性、あり得るかもしれない程度
- “mere” は Middle English(中英語)を経由した単語で、古フランス語の “megre”(やせた、乏しい)あたりに由来し、さらにラテン語の “macer” からきていると言われています。もともとは「薄い、乏しい」などのニュアンスをもつ語源があります。
- 「a mere ...」は「本当にちっぽけな…」「取るに足らない…」といった、「数量・程度・重要性の少なさ」を強調する表現です。
- 強調の仕方としてはやや強めなので、日常会話からフォーマルな文書まで幅広く使えますが、相手に対して「そんなの大したことないよ」という印象を与える可能性があるので、ワンクッションを置いたり丁寧な言い回しとあわせたりするとよいでしょう。
- 「a mere + 数詞・量詞 + 名詞」の形が多用されます。例: “a mere 5 minutes”, “a mere handful of people” など。
- 「a mere + 抽象名詞」で「わずかな…」「ちょっとした…」といった意味になります。例: “a mere formality”, “a mere possibility” など。
- フォーマル/カジュアルどちらにも使われますが、カジュアルでは「just」や「only」を代わりに使うことも多いです。
- 「mere」は形容詞なので、後ろに来る名詞が可算・不可算いずれであっても使えます。ただし「a」がついている以上、文脈的に単数形の名詞(可算名詞や抽象名詞)と組み合わせるのが一般的です。
- “It’s just a mere scratch. Don’t worry about it.”
→「ただのかすり傷だよ。心配しなくていいよ。」 - “He’s a mere beginner, but he’s learning fast.”
→「彼はまだ初心者にすぎないけれど、飲み込みが早いね。」 - “That’s a mere rumor, so I wouldn’t take it seriously.”
→「それはただの噂にすぎないから、真に受けないほうがいいよ。」 - “It’s not a mere formality; we need to follow the proper procedure.”
→「これは単なる形式ではなく、しかるべき手続きを踏む必要があります。」 - “The cost is a mere 5% of the total budget, so it shouldn’t be an issue.”
→「総予算のわずか5%の費用ですから、大きな問題ではないでしょう。」 - “He contributed more than a mere suggestion; his ideas shaped the entire project.”
→「彼はただ提案してくれただけでなく、そのアイデアがプロジェクト全体を形作ったのです。」 - “This is not a mere hypothesis; it’s backed by substantial data.”
→「これは単なる仮説ではなく、大量のデータによって裏付けられています。」 - “A mere correlation does not imply causation.”
→「単なる相関が必ずしも因果関係を意味するわけではありません。」 - “Even a mere fraction of these findings can significantly affect our conclusions.”
→「こうした知見のほんの一部でも、私たちの結論を大きく左右しうるのです。」 - “only” (ただ…だけ)
- 意味としては非常に近いですが、やや口語寄りの表現です。
- 例: “It’s only 10 dollars.” = 「それはたった10ドルだよ。」
- 意味としては非常に近いですが、やや口語寄りの表現です。
- “just” (ほんの… / たった…)
- “just” は口語で幅広く用いられます。強調の度合いは比較的軽め。
- 例: “It’s just a few minutes away.” = 「それはほんの数分の距離だよ。」
- “just” は口語で幅広く用いられます。強調の度合いは比較的軽め。
- “simply” (シンプルに / ただ単に)
- 理由や手段を説明するときに用いられることが多い。
- 例: “It’s simply not true.” = 「それはただの嘘だよ。」
- 理由や手段を説明するときに用いられることが多い。
- 例: “It’s a significant problem.” = 「それは重要な問題だ。」
- 例: “It’s an important factor.” = 「それは重要な要因だ。」
- 発音記号(IPA): /mɪər/ (イギリス英語), /mɪr/ (アメリカ英語)
- アクセントの位置: 単音節語なので、特にアクセント位置が移動することはありません。
- アメリカ英語では「ミア」に近く(mɪr)、イギリス英語では「ミア(またはミアー)」に近い音(mɪər)になります。
- よくある間違いは /meər/ のように発音してしまうなど。母音は /ɪə/(イギリス)か /ɪ/(アメリカ)に近いです。
- スペルミス: “mere” は “meer” や “mier” と間違いやすいことがあります。
- “mare” (雌馬) など、スペルが似た単語と混同しないよう注意してください。
- “merely” (副詞) と「only」や「just」とのニュアンスの違いにも気をつけると良いでしょう。
- 試験対策: 英検やTOEICなどでも、“a mere …” が強調表現の一例として出題されることがあります。特に読解問題で「この表現はどんなニュアンスか」を問われる可能性があります。
- 「見る(mere)」と似た音で「一見、ほんのちょっとしかない」と覚える、といったごろ合わせで記憶すると覚えやすいかもしれません。
- あるいは「merely」という単語と合わせて、「“merely” = “本当にちょっと”」というイメージ作りをするのもよいでしょう。
- “a mere” を使った表現を見るたびに「“たったの〇〇”と強調しているんだな」と意識すると自然に定着します。
- 現在形: carry out
- 過去形: carried out
- 過去分詞形: carried out
- 現在分詞形: carrying out
- carry: 「運ぶ」という動詞
- out: 「外へ」「外に向かって」を表す副詞・前置詞
- carry on: 続ける
- carry away: 持ち去る、運び去る(比喩的に「夢中にさせる」という意味も)
- carry out a plan(計画を実行する)
- carry out instructions(指示を遂行する)
- carry out research(調査・研究を行う)
- carry out duties(職務を遂行する)
- carry out orders(命令を実行する)
- carry out an experiment(実験を行う)
- carry out a survey(アンケート・調査を実施する)
- carry out a task(タスクをこなす)
- carry out an operation(手術・操作を行う)
- carry out an inspection(検査・視察を実施する)
- ビジネスやフォーマルな場面でも頻繁に使われる表現で、口語でも使われます。
- 「carry out」は「計画や試みをやり遂げる」という肯定的なイメージがあり、責任感を伴うニュアンスがあります。
- 他動詞的に使われる句動詞: 「carry out + 目的語(計画・命令など)」という形で使うのが基本です。
- 分離可能: 「carry out the plan」のように目的語を後ろに置くのが一般的ですが、「carry it out」のように代名詞を間に入れる形もあります。
- 例: We need to carry the project out. / We need to carry it out.
- to carry something out in practice(実際に何かを行う)
- to carry out one’s promise(約束を果たす)
“I have to carry out the chores my mom gave me.”
(お母さんが私に出した家事をやらなきゃ。)“Could you carry out the trash for me?”
(ゴミを外に出してくれる?)
※ ここでは文字通り「持ち出す」という意味ですが、実行するイメージが共通しています。“Let’s carry out our plan to surprise John tonight.”
(今夜ジョンを驚かせる計画を実行しようよ。)“We need to carry out a risk assessment before launching the product.”
(製品を発売する前にリスク評価を実施しなければなりません。)“The management team will carry out the new policies next month.”
(経営陣は来月に新しい方針を実行する予定です。)“Our department is responsible for carrying out these financial procedures.”
(私たちの部署はこれらの財務手続きを遂行する責任があります。)“We intend to carry out further experiments to verify our hypothesis.”
(仮説を検証するために、さらに実験を実施するつもりです。)“The research team carried out a comprehensive survey on social media usage.”
(研究チームはソーシャルメディアの使用状況について包括的な調査を行いました。)“They are carrying out a longitudinal study on climate change impacts.”
(彼らは気候変動の影響に関する長期的な研究を進めています。)- execute(実行する)
- 法的・公式的なニュアンスが強い
- 法的・公式的なニュアンスが強い
- perform(遂行する)
- 行為そのものを実行するイメージ。芸術的・技能的な場面にも
- 行為そのものを実行するイメージ。芸術的・技能的な場面にも
- conduct(行う、指揮する)
- 調査や実験・プロジェクトなどを指揮・運営する際に多用
- 調査や実験・プロジェクトなどを指揮・運営する際に多用
- implement(実装する、実行する)
- 計画や政策を実際に形にして運用を開始するイメージ
- 計画や政策を実際に形にして運用を開始するイメージ
- cancel(取り消す)
- abandon(放棄する)
- 発音記号(IPA): /ˈkæri aʊt/
- アクセント: “carry” の “car” のあたりに強勢(kæ-)。“out” は短く発音します。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語: /ˈkæri aʊt/(キャリィ アウト)
- イギリス英語: /ˈkæri aʊt/(キャリィ アウト)
- 大きな違いはありませんが、「a」の発音がやや異なる場合があります。
- アメリカ英語: /ˈkæri aʊt/(キャリィ アウト)
- よくある発音ミス:
- “carry” を /ˈkɑːri/ と伸ばしすぎたり、 “out” を /oʊt/ や /uːt/ と誤って発音することがあるので注意。
- スペルミス: 「carry」の r を一つしか書かないなどのミス。
- 似たフレーズとの混同: 「carry on」(続ける)や「carry away」(運び去る、夢中になる)と混同しない。
- 句動詞の分離・非分離: “carry it out” と “carry out the task” の両方がOK。代名詞の場合は間に挟む。
- TOEIC/英検での出題傾向: メール文面や指示文、営業報告書などの指示・計画実行に関する文脈で出題されやすい。ビジネス英語の基本句動詞の一つ。
- “carry out” = “外へ運び出す” → “行動に移す” → “最後までやる” というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「計画や指示を“外に運び出す”⇒実際に世に出して形にする」と考えるとイメージが固まりやすいです。
- 勉強テクニックとしては、ビジネス文書やニュース記事などで「carry out」が出てきたら、どういう対象(plan, experiment, surveyなど)を実行しているのかに注目して読み進めると、自然に使い方が身につきます。
- “hand over” は、「(何かを)(手渡し・引き渡しの形で)誰かに渡す」という意味の英語の句動詞です。日本語では「引き渡す」「譲り渡す」「手渡す」という意味合いを持ちます。
- たとえば、権限や物などを正式に相手に渡す際に使われるイメージの強い表現です。カジュアルな場面でも使えますが、ビジネスなどフォーマルな場面では、より「責任や権限を委譲する」といったニュアンスが出ることが多いです。
- 現在形: hand over
- 三人称単数現在形: hands over
- 過去形・過去分詞形: handed over
- 現在分詞・動名詞形: handing over
- 名詞形: handover(綴りが一語になるケースが多い)
- 例: “the handover of power” (権力の引き渡し)
- 例: “the handover of power” (権力の引き渡し)
- 同じ動詞 “hand” を使った別の句動詞: “hand in” (提出する), “hand out” (配布する) など
- hand: “手”という名詞が元になっています。ここでは動詞としても用いられ、“(手で)渡す”のニュアンスがあります。
- over: “上を、越えて、向こう側へ”という意味合いの前置詞・副詞です。ここでは「引き渡す対象へ向けて」という動き・方向を表します。
- handover (n):「引き渡し」「譲渡」「委譲」という意味の名詞
- hand in:「提出する」
- hand out:「配る」「配布する」
- hand over control → 支配権を譲る
- hand over responsibility → 責任を引き渡す
- hand over the keys → 鍵を渡す
- hand over the documents → 書類を引き渡す
- refuse to hand over → 引き渡すのを拒む
- be forced to hand over → 引き渡しを余儀なくされる
- hand over one’s duties → 職務を引き継ぐ
- hand over custody → 親権・保護権を移す
- smooth handover → スムーズな引き継ぎ
- formal handover ceremony → 正式な引継ぎ式
- 語源: “hand” は古英語 “hand” に遡り、形や機能は大きく変化していません。“over” も古英語 “ofer” (〜の上に/越えて)が由来です。両者が合わさることで「手を使って別の人に渡す」というニュアンスが生まれました。
- 歴史的用法: 基本的に「物理的に手渡す」概念からスタートし、“権利”や“権限”といった抽象的なものの引き渡しにも使われるようになりました。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- 物理的に物を渡すだけでなく、権力や責任など抽象的なものを譲り渡すときにもしばしば使われます。
- ビジネス・フォーマルの場合:「引き渡す」「正式に譲る」のニュアンス。
- カジュアルな場合:「ちょっとそれ取って」「渡して」という軽いニュアンス。
- 物理的に物を渡すだけでなく、権力や責任など抽象的なものを譲り渡すときにもしばしば使われます。
- 句動詞 (phrasal verb) であり、他動詞的に用いられることが多いです。
- 一般的には「hand over + 目的語」の順で使いますが、「hand + 目的語 + over」と目的語を挟む形も可能です。
- 名詞として使う場合は「handover」(一語)で「引き渡し」「委譲」という意味。
- hand over + 物/権利/責任
- 例: “I handed over the documents to the manager.”
- 例: “I handed over the documents to the manager.”
- hand + [物] + over
- 例: “Hand them over right now.”
- 例: “Hand them over right now.”
- (名詞形) a handover of + [物/権力]
- 例: “The handover of the presidency will take place next month.”
- “Could you hand over the remote? I want to change the channel.”
- 「リモコン取ってくれる?チャンネル変えたいんだ。」
- 「リモコン取ってくれる?チャンネル変えたいんだ。」
- “Mom told me to hand over my phone before bed.”
- 「寝る前に携帯を渡しなさいってお母さんに言われた。」
- 「寝る前に携帯を渡しなさいってお母さんに言われた。」
- “Hand your ticket over to the attendant at the gate.”
- 「ゲートで係員にチケットを渡してね。」
- “Please hand over the client files to the new manager.”
- 「顧客ファイルを新しいマネージャーに引き渡してください。」
- 「顧客ファイルを新しいマネージャーに引き渡してください。」
- “I will officially hand over my responsibilities next week.”
- 「来週、正式に私の責任範囲を引き継ぎます。」
- 「来週、正式に私の責任範囲を引き継ぎます。」
- “We need a smooth handover to ensure no disruption in service.”
- 「サービスが滞らないように、スムーズな引き継ぎが必要です。」
- “The researcher handed over the collected data to the analysis team.”
- 「研究者は収集したデータを分析チームに引き渡した。」
- 「研究者は収集したデータを分析チームに引き渡した。」
- “During the project handover, detailed documentation is critical.”
- 「プロジェクトの移管では、詳細な文書化が重要です。」
- 「プロジェクトの移管では、詳細な文書化が重要です。」
- “Please hand over the original samples for further examination.”
- 「さらなる検査のために、オリジナルのサンプルを提出してください。」
- “The suspect was handed over to the local authorities.”
- 「容疑者は地元当局に引き渡された。」
- 「容疑者は地元当局に引き渡された。」
- “A formal agreement was signed before handing over the property.”
- 「物件を引き渡す前に正式な契約が交わされた。」
- 「物件を引き渡す前に正式な契約が交わされた。」
- “The company had to hand over all internal records under the court order.”
- 「裁判所の命令により、その会社は内部記録をすべて引き渡さなければならなかった。」
- give (与える)
- “hand over” は「権限を正式に渡す」ニュアンス、 “give” はより一般的。
- “hand over” は「権限を正式に渡す」ニュアンス、 “give” はより一般的。
- pass (渡す・まわす)
- “pass” も日常的に物を渡す意味。 “hand over” よりフォーマル度合いが低いことが多い。
- “pass” も日常的に物を渡す意味。 “hand over” よりフォーマル度合いが低いことが多い。
- deliver (配達する・届ける)
- “deliver” は「運んで届ける」というニュアンスが強い。 “hand over” は相手への直接的な引き渡し感が強い。
- “deliver” は「運んで届ける」というニュアンスが強い。 “hand over” は相手への直接的な引き渡し感が強い。
- transfer (移す・転送する)
- “transfer” は位置や所有権を公式に切り替える印象。 “hand over” も所有権の移行を含むが、口語表現でも幅広く使える。
- “transfer” は位置や所有権を公式に切り替える印象。 “hand over” も所有権の移行を含むが、口語表現でも幅広く使える。
- keep (保つ/保持する), hold on to (手放さずに持っている)
- “hand over” は渡す、引き渡すイメージ。これらは「手元にとどめる」「持っておく」イメージ。
- アメリカ英語(IPA): /ˈhænd ˌoʊvər/
- 「ハンド・オウヴァー」のように「オウ」に近い音。
- 「ハンド・オウヴァー」のように「オウ」に近い音。
- イギリス英語(IPA): /ˈhænd ˌəʊvə/
- 「ハンド・オウヴァ(アに近い)」のような発音。
- 「ハンド・オウヴァ(アに近い)」のような発音。
- アクセントは “hand” の “han-” に強勢が置かれ、その後 “over” が続きます。
- 間違えやすい点: “hand over” をひとまとまりとして、素早くくっつけて発音しないように意識するとよいです。
- スペルミス: “over” の綴りを “ove” や “ovre” と誤って書かないように注意。
- 混同注意: “hand in” と “hand over” は動詞句としては似ているようで、 “hand in” は提出する(宿題や課題など)、 “hand over” は引き渡す・譲渡する(より広義)。
- 試験対策: TOEIC や英検で、ビジネスや責任の委譲に関する文脈で問われることがあります。文脈から「誰に何を渡しているのか」をしっかり押さえましょう。
- 手(hand)を相手の側へ(over)持っていく → 相手側に渡しているイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「手渡し」の動作だけでなく、「責任を放して、相手側に預ける」様子もイメージすると、抽象的な「権限の譲渡」も覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、実際にペンや何か物を渡す場面をイメージしながら「Here, I hand over my pen to you.」などと音読するとしっかり記憶に残ります。
- 英語: “even so” = “nevertheless,” “in spite of that,” “despite that”
- 日本語: 「それでも」「それにもかかわらず」
- 主に副詞句(adverbial phrase)として扱われます。
- 文頭や文中で接続詞的に、前の文とのつながりを示す役割を持ちます。
- 慣用表現のため、活用はありません。常に“even so”の形で使われます。
- “even” は形容詞・副詞、“so” は副詞・接続詞など、多くの品詞で使われますが、「even so」は1つの独立した副詞句として捉えるのが一般的です。
例:
- even (adjective): “I want an even surface.” (平らな面が欲しい)
- so (conjunction): “I think so.” (そう思うよ)
- even (adjective): “I want an even surface.” (平らな面が欲しい)
- B2(中上級): 前後関係を理解しながら論理展開をつなげる表現であり、上級よりは一段浅いレベルですが、日常でも文章でも的確に使うには中上級程度は必要となるでしょう。
- “even” + “so”
それぞれ単独では副詞として機能しますが、組み合わせることで「前置きがあっても、それにもかかわらず…」と意味を強調する慣用句(定型表現)になります。 - “even though” (接続詞):「たとえ〜でも」
- “even if” (接続詞):「たとえ〜の場合でも」
- Even so, I believe …
(それでも私は信じます…) - Even so, we must continue.
(それでも私たちは続けなければなりません。) - It’s raining heavily. Even so, he went out.
(すごい雨が降っている。それでも彼は出かけた。) - The plan seems risky. Even so, let’s try.
(その計画はリスクが高そうだが、それでもやってみよう。) - The data looks incorrect. Even so, we need to verify.
(データは誤っているように見えるが、それでも検証が必要だ。) - Times are tough. Even so, we have hope.
(時代は厳しい。それでも希望はある。) - Even so, I can’t agree with your proposal.
(それでも、あなたの提案には賛成できません。) - The recipe is complicated. Even so, it’s worth the effort.
(レシピは複雑ですが、それでもやる価値があります。) - I’m busy right now. Even so, I’ll help you.
(今は忙しい。とはいえ、お手伝いしますよ。) - Even so, I appreciate your feedback.
(それでも、フィードバックをありがたく思います。) - “even” は古英語で “efen” (平らな・同じ) に由来し、「対等さ」を表す言葉から発展しました。
- “so” は古英語の “swa” に由来し、「そのように」「それほど」「それで」という意味を持ちます。
- 組み合わさって「〜にもかかわらず、それでも」という意味の慣用句として使われるようになりました。
- 前に述べた事柄を一部受け止めつつも「それだけでは終わらない」と言いたいときの文頭に置くケースが多いです。
- 比較的かしこまった文脈でも、口語的な会話でも使用可能です。
- “even though” や “even if” とは文構造が異なるので注意(“even though/if” は節を導く接続詞、“even so” は前文を受けてから「それでも…」と続ける役割)。
- 文全体をつなげる接続詞的な副詞句(句動詞とも呼ばれることがある)として機能します。
- 多くの場合はセミコロン(;)やピリオド(.)で文章を一度区切り、新しい文頭に “Even so,” を置く形が一般的です。
例: “He apologized. Even so, she was still upset.” - フォーマルな文書やカジュアルな会話のどちらでも使えますが、エッセイやビジネスメールなどでは、ややフォーマルに響くこともあります。
- “I know it’s late. Even so, I might go out for a quick walk.”
(もう遅いのはわかってるけど、それでもちょっと散歩に行くかもしれない。) - “He’s not very polite. Even so, he’s actually a kind person deep down.”
(彼はあまり礼儀正しくないけれど、それでも根は優しい人なんだよ。) - “I’m really tired. Even so, I need to finish my homework tonight.”
(とても疲れているけど、今夜は宿題を終わらせなきゃいけない。) - “The budget is tight. Even so, we must invest in quality training.”
(予算は厳しい。それでも、質の良い研修に投資しなければなりません。) - “We faced several setbacks. Even so, we’re close to achieving our target.”
(いくつかの挫折があった。しかしながら、我々は目標達成に近づいています。) - “Even so, I believe this approach will benefit our organization in the long run.”
(それでも、このやり方は長期的に見て私たちの組織に利益をもたらすと信じています。) - “Some studies yield conflicting data. Even so, the consensus remains unchanged.”
(いくつかの研究は相反するデータを示しているが、それでも全体の合意は変わらない。) - “The methodology is not without flaws. Even so, it provides valuable insights.”
(その方法論には欠点がないわけではないが、それでも貴重な洞察をもたらす。) - “Even so, further research is essential to validate these preliminary findings.”
(それでも、この予備的な調査結果を検証するにはさらなる研究が不可欠です。) - Nevertheless (それにもかかわらず)
- Nonetheless (それにもかかわらず)
- Still (それでも)
- All the same (それでもやはり)
- “Even so” は若干口語的・柔らかい響きがある一方、 “Nevertheless” や “Nonetheless” は少しフォーマル度が高く、文章向きです。
- Therefore (それゆえに)
- Consequently (結果として)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˈiːvən soʊ/
- イギリス英語: /ˈiːvən səʊ/
- アメリカ英語: /ˈiːvən soʊ/
強勢(アクセント)は “ˈiːvən” の “e” の部分が強く、「イーヴン」のように伸ばして読みます。続く “so” (アメリカ英語では “soʊ“) は比較的軽く発音されます。
よくある間違いとして “even though” (/ðoʊ/) や “even so” (/soʊ/) を混同してしまうケースがありますので、“though” と “so” の発音の違いに注意してください。
“even though” との混同
- “even though” は「たとえ〜でも」という意味の接続詞で、後ろに主語・動詞を続ける。
- “even so” は「それでも」「にもかかわらず」という意味の副詞句で、前の文全体を受けて別の文を始める。
- “even though” は「たとえ〜でも」という意味の接続詞で、後ろに主語・動詞を続ける。
スペルミス
- “even” を “evan” と書き間違えたり、 “so” を “sow” と書き間違えたりしないように気をつけましょう。
試験での出題傾向
- 英文読解問題や英作文で、「前文を受けてつなげる論理展開を問う」ような問題に出る可能性があります。TOEICや英検などでは接続表現として選択肢に登場することが多いです。
- “even so” をイメージする際は「前の条件を“平らにならす(even)”ことで受け止め、それでも何かを言いたい」という映像を持つと覚えやすいかもしれません。
- “even so” は、「どれだけ反対材料があっても“そうする”」というニュアンスを含むため、“even” (たとえ・それでも) と結びつけることで記憶しやすいです。
- 短い表現ですが、多用されるため、普段の英語リーディングやリスニングで見かけたら、その都度「それでも」と訳して最大限イメージを膨らませると定着しやすいでしょう。
“case”:
1) (物を入れる)箱、容器、ケース
2) 事例、場合、状況
3) (法廷での)訴訟、事件、裁判の案件
など、文脈によってさまざまな意味を持つ名詞です。日本語では「ケース」「事例」「場合」「事件」などと訳されます。「ある特定の状況や例、または箱などの容れ物」を指す単語です。日常生活からビジネス、法廷映画やニュースなど、非常に幅広い場面で使われます。
- 品詞: 名詞 (noun)
- 単数形: case
- 定冠詞付き: the case (特定の出来事・状況を指すとき)
- 複数形: cases
- 動詞形: to case(口語で「下見をする」「下調べする」の意)
- 例: “He cased the house before the robbery.”(彼は強盗の前にその家を下見した)
- 形容詞形はありませんが、分詞的に “casing” (名詞形・形容詞的役割で「外装」「囲い」など)があります。
- B1(中級)
日常生活や一般的な文脈で頻繁に登場する単語です。多義語ですが、慣れてしまえば使いやすい語です。 - あえて言えば語幹 “case” のみで、特定の接頭語・接尾語はついていません。
- “encase” (動詞):「~を包む」「~をケースに入れる」
- “casing” (名詞):「外装」「包むこと」「(ソーセージなどの)腸詰めの皮」
- “casework” (名詞):「(社会福祉などの)ケースワーク」
- “in case of ~” / ~の場合に
- “court case” / 法廷での裁判案件
- “make a case for ~” / ~を支持する主張をする
- “case study” / 事例研究
- “case in point” / 適切な例
- “borderline case” / 境界例、ぎりぎりの事例
- “the worst-case scenario” / 最悪の事態
- “in that case” / その場合は
- “a hopeless case” / どうしようもないケース(人や状況)
- “an open-and-shut case” / 解決が容易な事件や問題
- ラテン語 “casus”(「落ちること・起こること」「事例」)→ 古フランス語 “cas” → 中英語 “case” と変遷したとされています。
- 元々「起こったこと」「例」という意味から派生し、状況・事例・容器など多義的に使われるようになりました。
- 「箱」や「容器」の意味と、「出来事・事件・事例・状況」の意味をしっかり区別する必要があります。
- 「訴訟」や法関連の文脈ではフォーマルな響きがあり、「事例・例示」という意味合いではカジュアルな文脈でも使われます。
- 単に “case” と言うと「裁判の案件」「事件」という印象を持たれることもあるので、文脈をよく確認すると良いでしょう。
- “in case + 主語 + 動詞”
例: “Take an umbrella in case it rains.”(雨が降る場合に備えて傘を持っていきなさい) - “It’s the case that ...”(…という事実・状況だ)
- “be on the case”(事件・問題などに取り組んでいる最中である)
例: “Don’t worry, I’m on the case!”(安心して、私が対応中だから!) - 法的な “case” はフォーマル感が強い場合あり。
- 日常で「ケース」「事例」などと話すときはカジュアル寄り。
- 多くの場合、可算名詞として扱われます。
- 例: “We have several cases to discuss today.”
- 例: “We have several cases to discuss today.”
- 不可算的に使われることはほぼありません。
- “I’m looking for my phone case. Have you seen it?”
(スマホのケースを探してるんだけど、見た?) - “In case you need anything, just call me.”
(何か必要なときは、電話してね。) - “We can meet at my place, in case you can’t find a café.”
(もしカフェが見つからなかったら、私の家で会おうよ。) - “Let’s prepare a worst-case scenario plan for the project.”
(プロジェクトの最悪の事態に備えた計画を立てましょう。) - “We need more data to make a stronger case for the budget increase.”
(予算増額を主張するには、より多くのデータが必要です。) - “Please review the case study on last year’s successful product launch.”
(昨年の成功した製品発売に関する事例研究を確認してください。) - “This case highlights the importance of effective communication in a crisis.”
(この事例は、危機における効果的なコミュニケーションの重要性を強調している。) - “The court case set a legal precedent for future lawsuits.”
(その裁判事件は、今後の訴訟に対する法的先例を作った。) - “We will conduct a case-by-case analysis to determine the best strategy.”
(最良の戦略を見極めるために、ケースバイケースの分析を行う予定です。) - “instance”(事例)
- 「何かの具体的な一例」を指す点で似ているが、法廷や箱などの意味はない。
- 「何かの具体的な一例」を指す点で似ているが、法廷や箱などの意味はない。
- “situation”(状況)
- 状況そのものを示し、容器の意味は含まない。より広い文脈で使える。
- 状況そのものを示し、容器の意味は含まない。より広い文脈で使える。
- “example”(例)
- 例示に使うが、「法的ケース」や「容器」という意味合いは持たない。
- 例示に使うが、「法的ケース」や「容器」という意味合いは持たない。
- “lawsuit”(訴訟)
- 法的な争いそのものを指す言葉で、より限定的。
- “absence of a case” や “no case” が文脈により使われることがありますが、直接対になるような反意語はありません。
- イギリス英語: /keɪs/
- アメリカ英語: /keɪs/
- “case” は1音節なので、特にアクセントは意識しなくてOKです。「ケイス」という伸ばし気味の発音になります。
- 母音 “ei” を「アイ」や「エ」だけで発音してしまうミス。正しくは「ケイス」に近い音です。
- “cage”(/keɪdʒ/)と混同しないように注意。
- スペルミス: “case” を “cace” や “cas” と書き間違えないように。
- 元々の意味が多い語なので、文脈把握が大切です。
- “case” と “cause”(原因)を混同しないように出題されることがあるので注意しましょう。
- 資格試験(TOEIC・英検など)では、いろいろな意味の “case” が問われることがあります。特に “in case of” や “worst-case scenario” といった熟語表現に注意です。
- “case” を「入れ物」に関連づけて覚えておくと、「物を入れるケース」「(情報を入れた)事例」などイメージしやすいです。
- “in case” の熟語は「念のため」「~に備えて」という意味になりがちなので、常に「備えるケース」=“in case”と連想するとよいでしょう。
- “court case” など法的手続きでは「案件をまとめる(入れる)場所」としてイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 英語: “over there” means “in or to a place that is at some distance (often within sight).”
- 日本語: 「あそこに」「あちらの方に」という意味です。
目の前に見えるが少し離れた場所や方向を指し示すときに使うフレーズです。「向こうだよ」というように、人に場所を教える時にカジュアルに使われます。 - 固定の表現なので、形が変化することはありません。
- 「over」は前置詞や副詞(例: “The lamp hangs over the table.”)としても使われます。
- 「there」は副詞(例: “There is a book on the table.”)として単独でも使われます。
- over: 「覆う」「越えて向こう側」「上方を越えて」といった意味の前置詞または副詞
- there: 「そこ」「あそこ」という場所を示す副詞
- “Look over there!”(あっちを見て!)
- “Wait over there, please.”(あちらで待っていてください。)
- “What’s happening over there?”(あちらで何が起こっているの?)
- “Put your coat over there on the hook.”(あなたのコートをあそこのフックにかけてください。)
- “He’s standing over there by the window.”(彼はあの窓のそばに立っています。)
- “The bus stop is just over there.”(バス停はちょうどあそこにあります。)
- “Could you move the chair over there?”(その椅子をあちらに移動してもらえますか?)
- “I heard some noise coming from over there.”(あちらから何か音が聞こえたよ。)
- “Stay over there until I call you.”(私が呼ぶまであちらにいてください。)
- “Let’s meet over there by the entrance.”(入り口のあたりで会おう。)
- 語源: “over” は古英語 “ofer” から、 “there” は古英語 “þǣr” から来たとされ、それぞれ「越えて」「その場所」という意味を古くから持っています。
- ニュアンス: 相手に「離れた場所や方向」を示すときに使う、非常に日常的でカジュアルな表現です。あまりフォーマルさを必要としない場面からビジネスシーンまで幅広く使用可能です。その場所が明確に見えている、または予想できる範囲にあるイメージを伴います。
文法上のポイント:
- “over there” は副詞句として文中で場所の情報を補足します。
- 例えば “He is over there.” のように “be動詞 + over there” で人や物が「そこにいる」ことを伝えます。
- 指示代名詞 “that” と組み合わせて “That is over there.” と言うと、「あれはあそこにある」という意味になります。
- “over there” は副詞句として文中で場所の情報を補足します。
使用シーン:
- カジュアル: 友人同士の会話や家族との会話などで頻繁に使われます。
- 少し丁寧: ビジネスでも場所を示すときに “Could you please go over there?” のように使えます。
- カジュアル: 友人同士の会話や家族との会話などで頻繁に使われます。
- “Excuse me, do you know if there’s a restroom over there?”
(すみません、あちらにトイレがあるか知っていますか?) - “Hey, look over there! Isn’t that your friend?”
(おい、あっち見て!あれ君の友達じゃない?) - “You can set your bag over there by the wall.”
(壁のそばにバッグを置いていいよ。) - “Please wait over there and someone will assist you shortly.”
(あちらでお待ちいただけば、すぐに担当者が参ります。) - “The projector is located over there next to the whiteboard.”
(プロジェクターはホワイトボードの隣にあそこにあります。) - “Could you move this equipment over there for the presentation?”
(プレゼンのためにこの機材をあちらに移動していただけますか?) - “Over there in the laboratory is where the experiment will be conducted.”
(実験はあちらの実験室で行われます。) - “The reference materials are kept over there on the closest shelf.”
(参考文献はあそこの一番手前の棚に保管されています。) - “If you observe over there under the microscope, you can see the cell structures.”
(あちらの顕微鏡下を観察すると、細胞構造が見えますよ。) 類義語 (Synonyms)
- “there”(そこ)
- 短く場所を指す言い方。「over there」ほど「やや離れた場所」というニュアンスは強くない。
- 短く場所を指す言い方。「over there」ほど「やや離れた場所」というニュアンスは強くない。
- “out there”(外の方に)
- 「屋外の向こう」や「世の中のあちら」という印象。より広範囲を指す場合がある。
- 「屋外の向こう」や「世の中のあちら」という印象。より広範囲を指す場合がある。
- “that way”(あちらの方向に)
- 方向を強調する表現。「over there」よりも「そちらの方向」を指して動きを示したい時に使うことが多い。
- 方向を強調する表現。「over there」よりも「そちらの方向」を指して動きを示したい時に使うことが多い。
- “there”(そこ)
反意語 (Antonyms)
- “over here”(こちらに)
- 反対に「こちら」を指して呼び込む場合に使う。
- 反対に「こちら」を指して呼び込む場合に使う。
- “over here”(こちらに)
アメリカ英語(IPA): /ˈoʊvər ðɛr/
- “o” は “oh” のように発音
- “there” の “th” は舌を軽く歯に当てて発音し、 “r” はアメリカ英語特有の巻き舌
- “o” は “oh” のように発音
イギリス英語(IPA): /ˈəʊvə ðeə/
- “o” は “əʊ” と、やや中央寄りの音
- “there” の最後の “r” はほとんど発音しない(非重子音)
- “o” は “əʊ” と、やや中央寄りの音
よくある間違い: “there” の “th” を “z” や “d” で発音してしまうケース。舌先を前歯に軽く当てて息を出すのがポイント。
- スペルミス: “over” の “v” を “b” と混同したり、「ther」だけで終わらせたりすること。
- 同音異義: “their” /ðeər/(彼らの),“they’re” /ðeər/(彼らは)との混同に注意。
- 試験対策: TOEIC や英検などでは、リスニングで人や物の位置を述べる問題がよく出ます。“over there” は「少し離れた場所」を指す表現としてよく聞かれます。
- イメージ: 指をさして「あっちだよ」と言うときのジェスチャーを思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- 覚え方の工夫:
- “over” = “超える、向こう側”という意味を単独でしっかり理解する。
- “there” = “そこ”の基本的な意味を忘れない。
- 組み合わせると「そこを越えた向こう=あそこ」というイメージが湧きやすい。
- “over” = “超える、向こう側”という意味を単独でしっかり理解する。
- さまざまな意味を持ち、状況によって「鳴る」「爆発する」「腐る」「立ち去る」などに使われる表現です。英語学習者には少し難しく感じるかもしれませんが、非常に日常的に使われます。
- (Alarm or device) to start making a sudden noise
- アラームや装置が突然鳴る
- 例: “The alarm went off at 7 a.m.”(朝7時にアラームが鳴った)
- アラームや装置が突然鳴る
- (Explosive) to explode
- 爆発する
- 例: “The bomb went off.”(爆弾が爆発した)
- 爆発する
- (Food) to become spoiled
- 食べ物が腐る
- 例: “This milk has gone off.”(この牛乳は腐ってしまった)
- 食べ物が腐る
- (Person) to leave a place (特に意図してどこかへ向かう、または立ち去る)
- 人がどこかへ向かう、出かける
- 例: “He went off to find his friends.”(彼は友達を探しに出かけた)
- 人がどこかへ向かう、出かける
- (Suddenly get angry or rant) 急に怒り出す・言いまくる
- 例: “She just went off on me for no reason.”(彼女は急に理由もなく私に向かってキレだした)
- 原形: go off
- 三人称単数現在形: goes off
- 過去形: went off
- 過去分詞形: gone off
- 進行形: going off
- go (動詞)+off (副詞/前置詞的役割) なので、厳密には「off」が他の品詞に変わることはありませんが、「go」は名詞として「the go」(稼働・活動状態)の意味を持つ場合があります。ただし「go off」という句動詞としては、別の品詞にはなりません。
- 接頭語: なし
- 語幹: “go” (「行く」という意味の動詞)
- 副詞/派生要素: “off” (「離れて」「動作が離脱していく」ニュアンスを示す)
- go out : 外出する、消灯する
- go on : 続ける、起こる
- go over : 調べる、復習する
- go through : 経験する、通過する
- “The alarm goes off” – アラームが鳴る
- “The bomb went off” – 爆弾が爆発した
- “Milk goes off quickly in hot weather” – 暑い天候だと牛乳はすぐに腐る
- “Go off to bed” – ベッドへ行く、寝るために立ち去る
- “Go off on a tangent” – 話題から逸れる
- “Go off the rails” – 常軌を逸する、乱れる
- “Go off on someone” –(感情を爆発させながら)人に怒りをぶつける
- “The gun went off by accident” – 銃が誤って発砲した
- “The party really went off” – (カジュアル) パーティーがすごく盛り上がった
- “He went off track” – (話や計画が)脱線する
- アラームや爆発など「急に始まる」「急に起きる」ニュアンス
- 食べ物が腐るときは「時間経過で元の食べられる状態から離れる」イメージ
- 人間関係や感情表現では「急に怒り出す」や「勢いよく行動を始める」など、やはり急に状態が変化するイメージ
他動詞/自動詞: 基本的に“go off”は他動詞を直接とらず、自動詞として使われる。
例: “The alarm went off.” (主語 + 動詞)一般的な構文:
- [Something] + goes off.
- “My alarm goes off every morning at 6.”
- “My alarm goes off every morning at 6.”
- [Someone] + goes off + [place/time/purpose].
- “He went off to Europe for a month.”
- [Something] + goes off.
イディオム的な用法:
- “Go off on a rant” → 長々と文句を言い始める
- “Go off without a hitch” → 何事もなくスムーズに事が進む
- “Go off on a rant” → 長々と文句を言い始める
- “My phone alarm goes off every ten minutes. It’s so annoying!”
- 携帯のアラームが10分おきに鳴るんだ。うんざりだよ!
- 携帯のアラームが10分おきに鳴るんだ。うんざりだよ!
- “Be careful with the milk; it might have gone off.”
- 牛乳に気をつけて。もう腐ってるかもしれない。
- 牛乳に気をつけて。もう腐ってるかもしれない。
- “He went off on me for a small mistake. It was so unexpected.”
- ちょっとしたミスで彼が私に向かってキレてきたんだ。予想もしてなかったよ。
- “The office alarm went off at midnight. We need to check the security system.”
- 真夜中にオフィスの警報が鳴りました。セキュリティシステムを確認する必要があります。
- 真夜中にオフィスの警報が鳴りました。セキュリティシステムを確認する必要があります。
- “I’m sorry, I have to go off to meet a client now.”
- すみません、今からクライアントに会いに出かけないといけないんです。
- すみません、今からクライアントに会いに出かけないといけないんです。
- “Be sure the power supply doesn’t go off during the presentation.”
- プレゼン中に電源が落ちないように注意してください。
- “Should the device go off inadvertently, it could pose a serious safety risk.”
- もしその装置が誤作動を起こすと、安全上大きなリスクになる可能性があります。
- もしその装置が誤作動を起こすと、安全上大きなリスクになる可能性があります。
- “When the timer goes off, the chemical reaction will be complete.”
- タイマーが鳴ったら、その化学反応は完了するでしょう。
- タイマーが鳴ったら、その化学反応は完了するでしょう。
- “The researcher went off to collect more data in the field.”
- その研究者は現地で追加のデータを採取しに出かけました。
- sound(鳴る)
- 例: “The alarm sounded at 7 a.m.”
- “go off”は「急に鳴り始める」ニュアンスが強い。
- 例: “The alarm sounded at 7 a.m.”
- explode(爆発する)
- 例: “The bomb exploded.”
- “go off”は「爆発する」という意味合いのほか、広い場面で使える。
- 例: “The bomb exploded.”
- leave(出発する・去る)
- 例: “He left the room.”
- “go off”はどこか特定の目的地へ向かうニュアンスを強調するときに使いやすい。
- 例: “He left the room.”
- 厳密に反意語というよりは「go off」が意味する事態が「起こる・腐る・爆発する」などなので、「remain silent」(鳴らない、静かなまま)、「stay fresh」(腐らない)、「stay put」(とどまる)などがシチュエーションごとの反意表現になる。
発音記号(IPA):
アクセント: “go” と “off” の両方をそれぞれはっきり発音するが、素早く繋げると “goff” のように聞こえる場合もある。
よくある間違い: “go off” の“off”を “of”(オブ)と混同して “go of”と誤記すること。
- “off”のスペルミス
- “of” と間違えるケースが多い。しっかり“off”と綴る。
- “of” と間違えるケースが多い。しっかり“off”と綴る。
- 多義的な意味の混同
- “go off”には「腐る」「立ち去る」「鳴る」など様々な意味があるので、文脈から意味を判断しよう。
- “go off”には「腐る」「立ち去る」「鳴る」など様々な意味があるので、文脈から意味を判断しよう。
- 「爆発する」意味と「突然怒り出す」意味
- どちらも「急に衝撃的な動きが起きる」イメージだが、紛らわしいので使われているシーンをしっかり確認する。
- どちらも「急に衝撃的な動きが起きる」イメージだが、紛らわしいので使われているシーンをしっかり確認する。
- 試験対策
- TOEICや英検などでは、句動詞の問題として「爆発する」意味合いで出題されやすい。またアラームや警報に関して出題されることも多い。
- “go + off” の組み合わせは、「元の場所・状態から離れて急に何かが起きる」というイメージを持つと覚えやすいです。
- アラームの鳴る瞬間や、爆弾が“バン”と爆発する瞬間をイメージすると、“go off”の持つ「急変」のニュアンスが頭に入りやすいでしょう。
- 食べ物について「go off」と言うと、「新鮮な状態から姿を変えてムッと悪くなる」ような離脱イメージを持つと記憶しやすいです。
- 品詞: 接続詞(句)(従属接続詞の一種として扱われることが多い)
- 活用形: 接続詞なので通常の動詞のような「時制・人称」などの活用はありません。
- 他の品詞: 句自体はほぼ接続詞としての役割で固定されており、他の品詞に変化する形はありません。
- as: 「〜のように」「〜のとおりに」などの意味。
- if: 「もし〜ならば」を表す接続詞。
- as though: 「まるで〜のように」というほぼ同義の表現。
- like: 口語的に似たニュアンスで、しばしば「as if」と置き換えられることがありますが、文法的・文体的にはややカジュアル。
- look as if 〜 (まるで〜のように見える)
- sound as if 〜 (まるで〜のように聞こえる)
- feel as if 〜 (まるで〜のように感じる)
- act as if 〜 (あたかも〜であるかのように振る舞う)
- treat someone as if 〜 (誰かをまるで〜のように扱う)
- talk as if 〜 (まるで〜のように話す)
- it seems as if 〜 (どうやら〜のようだ)
- look at me as if 〜 (まるで〜のように私を見る)
- it’s almost as if 〜 (ほとんど〜のようだ)
- as if by magic (まるで魔法でもかかったかのように)
- 「as」は古英語の「ealswā(まったく同様に)」に由来し、 「if」は古英語の「gif(もし〜ならば)」に由来します。
- 二つが合わさることで、「もし〜ならば(そのような状態である)かのように」という比較・仮定の意味を生み出しました。
- カジュアルな皮肉: 「As if!」のように単独で言う場合、「そんなわけないでしょ!」という強い否定・皮肉のニュアンスがあります。
- 文章/会話両方: 場面を問わず使われますが、書き言葉では「as though」と同じようにかしこまった印象を与えることもあります。
- 接続詞として従属節を導く: 「He spoke to me as if I were a child.(彼は私にまるで子どもと話すように話した)」のように、主節(He spoke to me)+従属節(as if I were a child)で構成するのが一般的です。
- 仮定法過去(subjunctive)を用いることが多い: 「as if」の後ろは現実には起こっていない(または事実でない)ことを示すために、しばしば仮定法が使われます。ただし、日常会話では普通の過去形で置き換えられることもあります。
- 可算・不可算: 名詞ではなく句なので、この区別は関係ありません。
- フォーマル/カジュアル: フォーマルな文章では「as though」が好まれる場合もあります。カジュアルな会話では「as if」「like」を使うことが多いです。
- “You look as if you’ve seen a ghost!”
(まるで幽霊でも見たみたいな顔してるね!) - “As if I’d lend him more money!”
(そんなわけないでしょ! 彼にこれ以上お金を貸すなんてありえないよ!) - “He acted as if nothing had happened.”
(彼は何もなかったかのように振る舞ったよ。) - “She presented the data as if the outcome were already certain.”
(彼女はまるで結果がすでに確定しているかのようにデータを提示した。) - “It seemed as if the negotiations would never end.”
(交渉は終わりがないかのように思われた。) - “He spoke as if he had all the answers, but we still need to verify.”
(彼はまるで答えをすべて知っているかのように話しましたが、まだ検証が必要です。) - “The theory treats particles as if they possess both wave and particle properties simultaneously.”
(その理論は、粒子が同時に波と粒子の特性を持っているかのように扱う。) - “He wrote in his paper as if the hypothesis were already proven.”
(彼は、まるで仮説がすでに証明されたかのように論文に記していた。) - “Researchers examined the data as if no bias existed.”
(研究者たちはバイアスが存在しないかのようにデータを検証した。) - as though
- 日本語: まるで〜のように
- 使われ方: 「as if」とほぼ同じ意味だが、やや文語寄り・フォーマルな響き。
- 日本語: まるで〜のように
- like
- 日本語: 〜みたいに
- 使われ方: 口語的でカジュアル。「as if」の代わりに使われることも多い。
- 日本語: 〜みたいに
- it seems that / it seems like
- 日本語: 〜のようだ
- 使われ方: 状態を客観的に述べる。比喩というより「客観的にそう見える」ニュアンスが強い。
- 日本語: 〜のようだ
- 厳密な反意語は存在しませんが、「not as if 〜」で「〜というわけではない」という否定を表します。
- 発音記号(IPA): /æz ɪf/
- アクセント: 一般的には“as”と“if”の両方をあまり強くはっきり分けずに、全体を自然につなげて発音します。
- アメリカ英語: [アズ イフ](“as”の「z」と“if”の「i」を短めにつなげる)
- イギリス英語: [アズ イフ](Rの発音や母音に若干の違いがありますが、ほぼ同じ)
- アメリカ英語: [アズ イフ](“as”の「z」と“if”の「i」を短めにつなげる)
- よくある間違い: 「as」と「if」を分けすぎる、または「if」を弱く発音しすぎて聞き取りにくくなる。
- スペルミス: “as if”は二語ですが、まれに “asif”と誤記されるケースがあります。
- 同音/類似表現との混同: “as if”と“like”を区別しにくい場合があります。文法的にしっかり区別することを意識しましょう。
- 仮定法の用法: “as if”の後ろの動詞を過去形にする(He acts as if he knew everything.)など、仮定法特有の使い方を理解する必要があります。
- 試験対策での出題傾向: TOEICや英検でも句動詞や接続詞の問題として、または仮定法の文法問題として出題されることがあります。
- “2つの単語がセット”であることを覚える: 「as if」は切り離さずに一つのかたまりとしてインプットするとわかりやすいです。
- “過去形を用いる仮定法”と一緒に覚える: “He treats me as if I were a child.”という典型例をイメージしながら、そのまま覚えると練習になります。
- 漫画やドラマのセリフで覚える: 皮肉や驚きの「As if!」はドラマなどの英語台詞でよく登場するので、そのまま定型フレーズとしてインプットしやすいです。
英語の意味:
1) to leave or exit a place (e.g., “I want to get out of the house.”)
2) to remove something from somewhere (e.g., “Can you get the book out of the box?”)
3) (情報・ニュースなどが)外部に漏れる、広まる (e.g., “The news finally got out.”)日本語の意味:
1) 場所から出る、抜け出す
2) 取り出す、取り除く
3) (情報・うわさなどが)広まる、漏れる- get (原形)
- got (過去形)
- got / gotten (過去分詞)
※アメリカ英語では過去分詞に 「gotten」 を使うことが多いですが、「got」 も使われます。 - get (動詞) ⇒ “getter” (名詞) という形も英語には存在しますが、日常的にはあまり使われません。
- “get” は多くの副詞や前置詞とくっついて句動詞になります (例: get in, get over, get along)。
語構成:
- “get” + “out”
- “get” は「得る」「到達する」「移動する」など多くのコア意味を持ち、前置詞や副詞と組み合わせると意味が多様化します。
- “out” は「外へ」「外への方向」を示す副詞/前置詞です。
- “get” + “out”
他の単語との関連性:
- “get away” (逃げる、離れる)
- “get in” (中に入る)
- “get off” (降りる)
- “get over” (乗り越える)
- “get through” (通り抜ける、やり遂げる)
など、同じ “get” を用いた句動詞が多数存在します。
- “get away” (逃げる、離れる)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
- get out of bed 「ベッドから出る」
- get out of the car 「車から降りる」
- get out of trouble 「トラブルから抜け出す」
- get out of debt 「借金を免れる」
- get out of a contract 「契約から抜け出す」
- get out safely 「安全に出る/脱出する」
- get out your notebook 「ノートを取り出す」
- get out the vote 「投票を呼びかける」
- the secret got out 「秘密が漏れた」
- the word (news) got out 「うわさ(ニュース)が広まった」
- get out of bed 「ベッドから出る」
語源:
- “get” は中英語 (Middle English) の “geten” に由来し、「得る」「獲得する」という意味がありました。
- “out” は古英語 (Old English) の “ūt” に由来し、「外へ」という意味を持ちます。
- 中世以降、英語で前置詞や副詞を動詞と組み合わせる句動詞が増え、その一つが “get out” です。
- “get” は中英語 (Middle English) の “geten” に由来し、「得る」「獲得する」という意味がありました。
ニュアンス・使用上の注意:
- 「Get out!」は命令形かつカジュアルというより少し強め・乱暴な響きがあります。「出ていけ!」というイメージです。
- 「I want to get out more. (もっと外に出て気分転換したい)」など、カジュアルな会話でよく使われます。
- ニュースや情報に対して “get out” を使うと、「漏れる、広まる」というニュアンスです。
- フォーマルな文書では「exit」「leave」「be disclosed」などに置き換えられることもありますが、日常的には “get out” のほうが自然です。
- 「Get out!」は命令形かつカジュアルというより少し強め・乱暴な響きがあります。「出ていけ!」というイメージです。
句動詞 (Phrasal Verb):
- 主に 自動詞的にも 他動詞的にも使われます。
- 自動詞: “I want to get out.” (私は外に出たい)
- 他動詞: “Get the book out.” (その本を取り出して)
- 主に 自動詞的にも 他動詞的にも使われます。
一般的な構文やイディオム:
- “Get out of (something)”: 何かから抜け出す・避ける
- 例: “He wants to get out of doing his chores.” (彼は雑用をするのを避けたい)
- 例: “He wants to get out of doing his chores.” (彼は雑用をするのを避けたい)
- “Get out!”: (命令形で) 出て行け!
- “Get the word out”: 情報を広める
- “Get out of (something)”: 何かから抜け出す・避ける
フォーマル/カジュアル:
- 会話的: “Just get out of here.” (相手を追い払うようなきつい表現)
- ビジネス / 少しフォーマル: “We need to get out of this agreement.” (契約から抜け出す必要がある)
- 会話的: “Just get out of here.” (相手を追い払うようなきつい表現)
“I really need to get out of the house and get some fresh air.”
(本当に家から出て新鮮な空気を吸わないと。)“Hey, get out of my room! I need some privacy.”
(ちょっと、私の部屋から出てよ! プライバシーが欲しいの。)“Let’s get out for a walk before it starts raining.”
(雨が降り始める前に散歩に行こうよ。)“We need to get out of this contract without causing any legal issues.”
(法的問題を起こさずにこの契約から抜け出す必要があります。)“Could you get out the financial reports for the meeting?”
(会議用に財務報告書を取り出してもらえますか?)“Our goal is to get out all relevant data to stakeholders as soon as possible.”
(できるだけ早く、関連するデータをすべての利害関係者に提供することが私たちの目標です。)“Researchers must get the raw data out before drawing any conclusions.”
(研究者は結論を出す前に、生のデータを明らかにしなければなりません。)“It’s essential to get out of conventional thinking in order to find innovative solutions.”
(革新的な解決策を見つけるためには、従来の考え方から抜け出すことが不可欠です。)“Once the information got out, other scholars began to investigate further.”
(情報が広まると、他の学者たちがさらに調査を始めました。)- 類義語 (Synonyms)
- “leave” (去る)
- “exit” (退出する)
- “depart” (出発する、離れる)
- “escape” (逃げる、脱出する)
- “pull out” ((状況などから)手を引く)
- “leave” (去る)
- 反意語 (Antonyms)
- “enter” (入る)
- “come in” (中に入ってくる)
- “remain” (とどまる)
- “enter” (入る)
- 発音記号 (IPA): /ɡet aʊt/
- アクセント:
- “get” のまま軽く発音し、“out” の “aʊ” をしっかり口を開いて発音します。
- “get” のまま軽く発音し、“out” の “aʊ” をしっかり口を開いて発音します。
- アメリカ英語 (AE) とイギリス英語 (BE):
- AE: /ɡɛt aʊt/(“t” の音が強め、またはやや弾かれる音になることも)
- BE: /ɡet aʊt/(“t” をはっきりと発音)
- AE: /ɡɛt aʊt/(“t” の音が強め、またはやや弾かれる音になることも)
- よくある発音ミス:
- “get” を “git” と誤って発音したり、 “out” の二重母音 “aʊ” を曖昧に発音してしまうなど。
- スペルミス: “get out” を “getout” と続けて書かないように注意。
- 同音異義語との混同: 特に同音異義語はありませんが、
got out
(過去形) と混乱しないように。 - “go out” との混同: “go out” は「(外へ)出かける」、 “get out” は「(何かを)抜け出す、取り出す」、命令形では「出ていけ」。少しニュアンスが異なります。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、句動詞を問う問題が出ることが多いです。“get out of ~” など構文ごと覚えておくと役立ちます。
- イメージ: “get” = 「得る・到達する・移動する」+ “out” = 「外へ」 → 「外へ移動する、抜け出す」の感覚
- 覚え方: “Get out!” (映画やドラマなどでしばしば耳にするフレーズ) として音ごとインプットしておく。
- 勉強テクニック: “get” に前置詞・副詞を付けて広がる句動詞のパターン表を作り、場面ごとの例文と一緒に覚えると効果的。
as far as
as far as
解説
【接】…の限りでは / …と同じ距離まで / 《~ ... goes》...に関する限りでは /【前】(ある場所・程度)まで
【発音記号】æz fɑr æz
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
as far as = so far as
【例文】
What are you thinking, as far as feasibility on this?
これの実現可能性に関して、あなたは何を考えていますか?
as far as
1. 基本情報と概要
語句: “as far as”
品詞: 句(前置詞句、接続詞句、副詞句としても機能)
“as far as” は英語で「~の限り」「~まで」という意味を持つフレーズです。
日本語で言えば、「~に関する限り」「~の範囲では」「~に到達するまで」といったニュアンスです。会話や書き言葉の両方でよく使われ、「自分が把握している情報の範囲では…」「物理的な範囲としては…」など、範囲や程度を示すときに便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
意味の詳細
コロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
使用上の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算などの区別
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“as far as” は基本的に「範囲」を示す表現であるため、反意語というよりは超過や無制限を示す語 (“beyond,” “above and beyond,” など) と対比されるイメージです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習時はまず “As far as I know,” “As far as I’m concerned,” “As far as possible” のように定型表現として覚え、そこから用途を広げると習得しやすいでしょう。
【接】…の限りでは
…と同じ距離まで
《~ ... goes》...に関する限りでは
【前】(ある場所・程度)まで
a mere
a mere
解説
ほんの, 単なる / 単に…にすぎない, まったく…にすぎない
【発音記号】ə mɪr
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
She made a mere penny per shirt.
彼女はシャツ一枚につき、たった一銭を稼いだ。
a mere
以下では「a mere(“mere” という形容詞を冠詞 “a” とともに用いた表現)」を、「mere」という単語の解説を中心に、できるだけ詳細に説明します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「a mere」は、名詞の前に置いて「たったこれだけ」、「こんなに小さい/取るに足らない」というニュアンスを強調するときに使われます。たとえば「a mere child(ほんの子ども)」「a mere 10 minutes(たった10分)」のように用いられ、物事のささやかさ・取るに足りなさを強調する際に使われる表現です。
品詞と活用
他の品詞形の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“mere” 自体は接頭語・接尾語が付かない形容詞ですが、派生語として “merely” があります。語幹も “mer-” のようにはっきり分解されるわけではなく、一語として覚えるのが一般的です。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
これらは、「たった」「わずか」「ほんの」といった意味合いを強調する際の定番パターンです。
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞・不可算名詞
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“a significant/important …”(重要な…)などが実質的な対義表現になりえます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “a mere” の解説です。名詞の前につけて「たったの」「ほんの」という意味合いを強調する便利な表現ですので、ぜひ例文とあわせて使い方を身につけてみてください。
ほんの, 単なる
単に…にすぎない, まったく…にすぎない
carry out
carry out
解説
を実行する,を完了する / を実行に移す,を実施する
【発音記号】ˈkæri aʊt
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
It was not as easy to carry out without funding.
資金がないとなかなか実行に移せませんでした。
carry out
1. 基本情報と概要
単語: carry out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
活用形:
英語の意味: to perform, to conduct, to execute (何かを実行する、成し遂げる)
日本語の意味: 実行する、行う、実施する、遂行する
「carry out」は、「計画や命令などを実際に実行する、やり遂げる」というニュアンスの句動詞です。指示や任務をきちんと終わらせる、途中で投げ出さずに最後までやりきるときに使われます。
CEFRレベル: B2(中上級)
B2レベルは、ある程度複雑な内容を理解し、実務や学術的な話題にも対応できるレベルです。この表現はビジネスやアカデミックな文脈でもよく登場しますので、B2に相当すると考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
これらが結びついて「運び出す」というイメージから転じて、「計画や指示などを行動に移す」「最後まで遂行する」という意味になりました。
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
「carry」は中英語や古フランス語(carier)を経て、ラテン語の「carrus(車)」が起源とされています。「out」は古英語の「ūt」が由来です。もともとは「運び出す」という直訳的な意味ですが、時代を経て「物事を完遂する」という比喩的なニュアンスが強くなりました。
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
イディオム・構文例
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
5.2 ビジネスでの例文
5.3 学術的・研究での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
どちらも「carry out」とは逆に、「やり遂げることを取りやめる」ニュアンスを持ちます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「carry out」の詳細な解説になります。ぜひ、実際の会話やビジネス文章でも「carry out」を使ってみてください。
を実行する,を完了する
を実行に移す,を実施する
hand over
hand over
解説
《...に》を手渡す《to ...》 / 《...に》を引き渡す,を譲り渡す《to ...》
【発音記号】hænd ˈoʊvər
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
The responsibility was expected to be handed over.
責任は手渡されることが予想された。
hand over
1. 基本情報と概要
単語: hand over
品詞: 句動詞(phrasal verb)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
関連する単語・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
その他(法的シーンなど)の例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “hand over” の詳細な解説です。実際の使い方やニュアンスをしっかり押さえて、場面に合わせて使い分けてください。
《...に》を手渡す《to ...》
《...に》を引き渡す,を譲り渡す《to ...》
even so
even so
解説
そうは言っても, だからって,たとえそうであっても / それにもかかわらず
【発音記号】ˈivɪn soʊ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
Even so, it’s no way to treat a guest.
そうは言っても、それは客をもてなす方法ではありません。
even so
以下では「even so」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「even so」は、前に述べたこととは逆のこと、あるいは予想に反する内容を続けるときに使われる表現です。たとえば、「状況は悪いが、それでも〜」のように、前の事柄をある程度認めつつも、それに左右されずに結論を述べたいときに使うニュアンスがあります。
品詞
活用形
他の品詞の形
難易度の目安 (CEFR)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生語
「even so」とは文法的機能が異なるので混同しないよう注意してください(詳細は後述)。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
これらは前文で「〜だけれども、依然として…」という内容を続ける際に使われる点で共通しています。
反意語(Antonyms)
前文を受けて「だから〜」と結論へつなげる表現は、「それでも~」と逆の働きをします。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
まとめ
“even so” は「それでも」「にもかかわらず」を意味し、前の文で示された状況や意見を一部認めながらも、その事実に動じず反対の結論・意見を続けたいときに使う副詞句です。“even though” (たとえ〜でも) と混同しがちですが、役割や文法構造が違うので注意してください。 中上級(B2)レベルの学習者向けの論理展開として非常に便利な表現なので、接続詞や副詞句を増やしたいときにぜひ習得しておきましょう。
the case
the case
解説
(物事の)事実, 実情, 真相 / 《that is ~》そうした事情なので;その通りです / 《If that is ~》もしそうであれば
【発音記号】ðə keɪs
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s not the case that I don’t love him.
彼を愛していないわけではありません。
the case
以下では、名詞 “the case” をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞・活用形
他の品詞形
難易度(CEFR)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
フォーマル/カジュアルでの使われ方
名詞の可算・不可算
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的・専門的(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のように、名詞 “the case” は多義的で使い勝手の良い単語です。文脈やフレーズによって意味が大きく変わるので、ぜひいろいろな場面で使ってみてください。
(物事の)事実, 実情, 真相
《that is ~》そうした事情なので;その通りです
《If that is ~》もしそうであれば
over there
over there
解説
そちらに, そちらで, あそこに, あそこで / その国に,その国で
over there
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): “over there”
品詞: 副詞句(Adverbial phrase)
CEFRレベル: A2(初級)
意味(英語 & 日本語)
活用形
他の品詞になった例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“over” と “there” を組み合わせることで、「少し離れた場所・方向を越えた先」というニュアンスを表します。
関連表現・コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“over there” はとても日常的な表現ですので、ぜひ普段から「向こうに何かある」と伝えたい時に思い出してみてください。
そちらに, そちらで, あそこに, あそこで
その国に,その国で
go off
go off
解説
《...に》行く,出発する, 立ち去る《to ...》 / 急に大きな音が鳴る, 急に発光する / 爆発する, (銃が)発射される / 急に始める
【発音記号】goʊ ɔf
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
She went off without even saying goodbye.
さよならも言わずに去っていった。
go off
1. 基本情報と概要
単語: go off
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル: B2(中上級)
主な意味一覧(英語/日本語)
活用形
他の品詞になった場合
2. 語構成と詳細な意味
「go off」は本来「離れる(off)ように行く(go)」という発想から、いろいろな方向に派生した意味をもつようになりました。
関連語・派生語
コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
「go」は古英語の「gān」に由来し、「行く」という意味を中心に多様な句動詞が生まれました。
「off」は「離れる」「分離する」を表す前置詞/副詞です。
組み合わさることで、「もとから離れて新しい状態になる」という動きを感じさせるのが“go off”の原意です。
微妙なニュアンス
“go off”は日常会話でもビジネス会話でも比較的カジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、感情を爆発させる意味などはカジュアルな口語表現です。
4. 文法的な特徴と構文
フォーマルな文脈でも、たとえば「警報装置が作動した」などのニュアンスで使われることがあり、カジュアルな文脈では「すごく盛り上がる」「怒り出す」といった砕けた表現でも使われます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
いろいろな状況で意味が変化する便利な句動詞なので、シチュエーション別のイメージでしっかり覚えておくと使いこなせるはずです。ぜひ、日常会話や試験対策で活用してみてください。
《...に》行く,出発する, 立ち去る《to ...》
急に大きな音が鳴る, 急に発光する
爆発する, (銃が)発射される
急に始める
as if
as if
解説
(まるで)...であるかのように
【発音記号】æz ɪf
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
They walked together as if no time had passed.
二人は時間が経つのを忘れたかのように一緒に歩いていた。
as if
1. 基本情報と概要
英語: as if
日本語: まるで〜のように、まるで〜かのように
「as if」は、相手に対して「まるで〜であるかのように」「あたかも〜のように」という意味を伝える表現です。日常会話でもよく使われるフレーズで、比喩や仮定のニュアンスを含むときに用いられます。また、カジュアルな文脈では、驚きや皮肉のニュアンスを込めて「そんなわけないでしょう!」のような否定・反発を表すときにも使われます。
CEFRレベル: B1(中級)
B1くらいになると、条件節や比喩表現が出てくるため、日常会話や文章で使われる「as if」を理解・使用する機会が多くなります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
それぞれを組み合わせて「(もし本当であるかのように)〜する」というニュアンスになっています。
関連表現や派生表現
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈に分けて例文を提示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「as if」の詳細解説です。比喩や仮定を表す便利な表現なので、状況に合わせてぜひ使ってみてください。
(まるで)...であるかのように
get out
get out
解説
出る, ...から出す,から逃げ出す《of ...》
【発音記号】gɛt aʊt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
There was no way to get out of work that Friday.
その金曜日に仕事を抜け出す方法はありませんでした。
get out
1. 基本情報と概要
単語: get out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
「get out」は、「出る」「外に出す」「外に広まる」といったニュアンスをもつ句動詞です。口語的に「出て行け!」と命令形で使われたり、「やめる」「抜け出す」のように比喩的にも使われます。
活用形
他の品詞への変化例
CEFR レベル: B1 (中級)
「get」は非常によく使う動詞ですが、複数の前置詞や副詞と組み合わせることで意味が多彩になります。B1レベルでも習得しておくとコミュニケーションの幅が広がります。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3文)
ビジネスでの例文 (3文)
学術的な場面での例文 (3文)
6. 類義語・反意語と比較
例: “I want to leave the party.” は単に「パーティーを去りたい」。
“I want to get out of the party.” は「パーティーの雰囲気から抜け出したい」というカジュアルなニュアンス。
例: “I decided to remain inside.” (中にとどまることにした) は “get out” の反対のイメージです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “get out” の詳細解説です。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える句動詞なので、ぜひ構文とニュアンスをしっかり押さえてみてください。
出る, ...から出す,から逃げ出す《of ...》
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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