頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- B2:中上級
理由:日常会話でも出てきますが、特に文章やフォーマルな会話で強調したいときに使われるため、中上級レベル以上で自然に使える表現です。 - more: 「より多く」「さらに」などを意味する比較級。
- so: 「そのように」「そう」といった意味を持つ副詞。
- even more so: さらに一層、もっとそうである
- all the more so: それだけいっそう、なおさら
- much more so: さらにずっとそう、いっそうそうである
- far more so: はるかにそうある
- none the more so: まったく(それ以上に)そうではない(打ち消しの強調として稀に使われる)
- “even more so” – 「さらにそうだ」
- “all the more so” – 「なおさらそうだ」
- “much more so” – 「ずっとそうだ」
- “far more so” – 「ずっとそうだ/はるかにそうだ」
- “increasingly more so” – 「ますますそうだ」
- “all the more so for ~” – 「~だからこそ、なおさらそうだ」
- “perhaps more so” – 「おそらくさらにそうだ」
- “significantly more so” – 「顕著にそうだ」
- “likely more so” – 「おそらくさらにそうだ」
- “all the more reason to ~” – 「だからこそ、なおさら~する理由だ」
※最後は “more so” の形を直接含んではいませんが、似た「more」を含む強調表現としてよく使われます。 - “more” は古英語 “máre” に由来し、比較を示す形。
- “so” は古英語 “swá” に由来し、「そのように」という意味。
これらを組み合わせて、強調として使われるようになりました。 - 文脈依存: 前の文脈(先行する話題)があって初めて成り立つ表現です。単独でいきなり使うと意味が伝わりません。
- ややフォーマル寄り: 口語でも使われますが、文章や論文、ビジネスシーンでの信憑性を強調する際によく登場します。
- カジュアルにも使われるが、カジュアル会話では “even more” だけで済ませることも多いです。
- “X is good, and Y is more so.”
- 例: “This restaurant is famous, but the one next door is more so.”
- 例: “This restaurant is famous, but the one next door is more so.”
- “X is true; all the more so given that Y.”
- 例: “This regulation is important; all the more so given the recent changes.”
- フォーマルでは「書き言葉やスピーチ」で論理展開を強調する際に有効。
- カジュアルでは「会話で既に述べたことをさらに強調するとき」に使われます。
- “more so” は副詞句なので、名詞の可算・不可算などの問題はありません。また動詞の他動詞・自動詞の区別とも直接結びつきません。
- 文全体の補足として使われ、前にある文意を受けて「より一層」をつけ加えるだけです。
- “I like spicy food, and my sister does more so. She can handle any level of heat!”
(私は辛いものが好きだけど、妹はもっと好きなんだ。どんな辛さでも平気!) - “He’s friendly, but his brother is even more so.”
(彼は親しみやすいけど、彼の兄はさらに親しみやすいよ。) - “This park is beautiful in spring, and perhaps more so in autumn.”
(この公園は春もきれいだけど、秋はさらにきれいかもしれないね。) - “Our new product is innovative, even more so than our previous model.”
(新製品は画期的で、前のモデルよりさらにすごいです。) - “We value teamwork, all the more so given our current challenging environment.”
(私たちはチームワークを重視しています。なおさら今の厳しい状況下では重要です。) - “This strategy is effective, and it becomes more so when combined with proper data analysis.”
(この戦略は効果的で、適切なデータ分析と組み合わせるとさらに効果的になります。) - “Recent studies suggest that climate change is affecting coastal areas, and more so in regions with vulnerable ecosystems.”
(最近の研究によると、気候変動は沿岸地域に影響を及ぼしており、脆弱な生態系を持つ地域ではなお一層その影響が大きい。) - “The theory holds true in most cases, and is more so when external variables are controlled.”
(この理論は多くの場合で当てはまるが、外的変数が制御されるとさらに当てはまる。) - “Particle interactions are complex, even more so at the quantum level.”
(粒子の相互作用は複雑で、量子レベルではさらに複雑になる。) - “even more”(さらにもっと)
- 例文: “I liked the original movie, but I liked the sequel even more.”(元の映画も好きだったけど、続編はさらに好き。)
- “more so” は「先に述べた性質を強調する」ニュアンスが強いのに対し、“even more” は単に「比較してより強い程度」を示します。
- 例文: “I liked the original movie, but I liked the sequel even more.”(元の映画も好きだったけど、続編はさらに好き。)
- “all the more”(なおさら)
- 例文: “Because he’s honest, I trust him all the more.”(彼は正直なので、なおさら信用している。)
- “all the more so” と非常に近い意味。言いかえで使われることがあります。
- 例文: “Because he’s honest, I trust him all the more.”(彼は正直なので、なおさら信用している。)
- “further”(さらに)
- 例文: “We need further proof to support our hypothesis.”(仮説を裏づけるさらなる証拠が必要だ。)
- 「あとに続くものを追加する」感覚で、前文を受けて使う “more so” とはやや異なる背景があります。
- 例文: “We need further proof to support our hypothesis.”(仮説を裏づけるさらなる証拠が必要だ。)
- はっきりした反意語はありませんが、強調を打ち消す意味合いの “less so” や “not as much” が状況によって反対のニュアンスとなります。
- 例文: “He’s excited about the project, but I’m less so.”(彼はそのプロジェクトにワクワクしているが、私はそこまでじゃない。)
- more: /mɔːr/ (米) /mɔː/ (英)
- so: /soʊ/ (米) /səʊ/ (英)
- (米) /mɔːr soʊ/
- (英) /mɔː səʊ/
のようになります。大きく強勢(アクセント)が移動することはなく、“more” と “so” をそれぞれはっきり発音するのが自然です。 - “more” の /r/ をしっかり発音するアメリカ英語に対し、イギリス英語の /mɔː/ はほとんど “モー” のように聞こえます。
- “so” はアメリカ英語で /soʊ/、イギリス英語では /səʊ/ と違いがある点に注意。
- スペルミス: “moreso” のように一語で書いてしまうのは誤りとされることが多いです。正しくは “more so” の2語。
- 前文脈がないと伝わらない: “more so” は必ず「前に述べている何か」を受けて使います。会話や文章の流れを意識して使いましょう。
- TOEIC・英検など: 多くの場合は別の強調表現(“even more” や “much more”)が出題されることが多いですが、高度な長文読解やエッセイなどで“more so”を見かけることがあります。
- “more so” = “前の内容をさらに上乗せ”とイメージする:まず使いたい形容詞や状態を述べ、それに「さらにそれを強める」感じです。
- 「さらにそうだ」フレーズ集として“even more so,” “all the more so” などをまとめて覚えると便利。
- スペルは必ず「more (スペース) so」。
- 文脈を忘れず、前の文や話題をあとで増幅させるために用いる、と理解しておくと自然に使えるようになります。
- “not less than” → それ以上ではないこと、つまり「最低限」の数量や程度を表す。
- “in any case” / “anyway” → 「少なくとも」「とにかく」のように、妥協して言う場合や自分の意見を補う場合などに使う。
- 「少なくとも」「最低でも」
- 「せめて」「とにかく」
- 「least」は形容詞・副詞の「little」の最上級ですが、「at least」はあくまでフレーズとして機能します。
- 「least」自体は、形容詞「little」の比較級(less)・最上級(least)として使われることがあります。(例: “He had the least money of us all.”)
- at : 前置詞
- least : 形容詞/副詞 “little” の最上級形
- least (形容詞/副詞) : 最も少ない、最少の
- at most : せいぜい、最大でも (反対の意味合い)
- the least : 最も少ないもの
- at least once a day → (少なくとも1日に1回は)
- at least 50 people → (最低でも50人)
- at least try → (せめてやってみる)
- at least in theory → (理論上は少なくとも)
- at least for now → (今のところは少なくとも)
- at least in part → (少なくとも一部は)
- at least you tried → (少なくとも君は試したよね)
- make at least some effort → (少なくとも何らかの努力をする)
- spend at least an hour → (最低でも1時間を費やす)
- at least from my perspective → (少なくとも私の視点からは)
- 「最低でも〜だよ」という、主張や要求の程度を下限で示したいときに用います。
- 相手に対して少し強めに「それだけは守って」と言いたい場合にも使われますが、命令的というよりは提案や妥協の雰囲気を持ちます。
- 日常会話 (カジュアルからフォーマルまで広く使われる)
- ビジネスメールや会議など (最低限の要件や数値を提示するとき)
- 文章・エッセイ (議論をする中での譲歩など)
- 文中での位置は柔軟で、しばしば文末や文頭に置かれる。
例: “At least, I tried.” / “I tried, at least.” - 副詞句として機能し、数量や程度を説明する。
- 「at least + 名詞/数詞/フレーズ」の形がよく見られる。
- フォーマル/カジュアルのどちらでも使用できる
- 口語でも文章でも一般的
- 可算・不可算の意識は基本的に不要。
- 動詞の自動詞/他動詞の区別にも影響しない。
“I don’t have much money, but I can at least buy you a coffee.”
→ 「あまりお金はないけれど、少なくともコーヒーぐらいはおごれるよ。」“At least call me when you get home, so I know you’re safe.”
→ 「せめて家に着いたら電話してね、無事を知りたいから。」“I’m not sure if I can finish this, but I’ll at least give it a try.”
→ 「できるかどうかわからないけど、少なくともやってみます。」“We need at least three more team members to complete this project on time.”
→ 「このプロジェクトを期限内に終わらせるには、少なくともあと3人は必要です。」“Please allocate at least two hours for the client meeting.”
→ 「クライアントとの打ち合わせには、少なくとも2時間は確保してください。」“At least notify the supervisor if you’re going to be late for the deadline.”
→ 「締め切りに遅れるなら、せめて上司には連絡をしてください。」“Participants should have at least a year of experience in the field of data analysis.”
→ 「参加者は少なくとも1年のデータ分析の経験を持っている必要があります。」“At least in theory, this method should yield more accurate results.”
→ 「少なくとも理論上は、この手法の方がより正確な結果を出すはずです。」“Students are expected to write at least 2,000 words for the final paper.”
→ 「学生は最終レポートで最低2,000語を書くことが求められています。」- “minimum” (最小限)
- “You need a minimum of five years’ experience.”
- 「at least」は会話でより頻繁に使われ、口語的に柔らかい。
- “You need a minimum of five years’ experience.”
- “no fewer than / no less than” (〜以上、少なくとも)
- ややフォーマル・書き言葉的に使われる傾向。
- ややフォーマル・書き言葉的に使われる傾向。
- “to say the least” (控えめに言っても)
- “The project was challenging, to say the least.” のように、状況を強調するときに使う。
- “at most” (最大でも、せいぜい)
- “It will take at most two days.” (反対に上限を設定する表現)
- アメリカ英語: /ət ˈliːst/ または /æt ˈliːst/
- イギリス英語: /ət ˈliːst/
- 「at」と「least」のどちらかというと「least」に強勢が置かれることが多いです(“at LEAST”).
- “leet” (リーt) が曖昧になる /iː/ の長音を短く発音すると、伝わりにくいことがあるので注意。
- 「at」と「least」がくっついて「ətliːst」のように聞こえることも一般的です。
- スペルミス
- “at least” を “at leat” や “at lest” と書いてしまう。
- “at least” を “at leat” や “at lest” と書いてしまう。
- 同音異義語との混同は少ないが、「least」の正確なスペルは確認が必要。
- TOEICや英検などでは、リスニング・リーディング両方で登場しやすい表現。特に「最低限の数値や条件を示す文章」で見かける。
- 「最小限に ‘at’(で) ‘least’(最も小さい) ⇒ 最小限」というイメージで覚えるとよいです。
- 「せめてやる」= “at least do it” というフレーズを口癖のように覚えておくと自然と定着しやすいでしょう。
- “At least” と “at most” のペアで覚えると、上限・下限の表現がスムーズに使えるようになります。
- 現在形: bring about
- 過去形: brought about
- 過去分詞: brought about
- 現在分詞: bringing about
- bring (動詞): 運ぶ、持ってくる
- bringable (形容詞): ほぼ使われませんが、あえて作ると「持参可能な」というようなニュアンス
実際には一般的に使われない形ですが、英語の形容詞化の一例として挙げています。 - bring(連れてくる、もたらす)
- about(おおよそ、周りに/周囲に、関連して)
が組み合わさった句動詞です。 - 「bring」の語幹には「運ぶ、持ってくる」の意味があり、
- 副詞や前置詞の「about」によって「~に関して、~を巡って、結果として」というニュアンスが加わり、「結果を生じさせる、引き起こす」という意味が強調されます。
- bring on: …を引き起こす/誘発する(ただし「急激に起こす」ニュアンスが強い)
- bring out: …を取り出す/明らかにする/出版する
- bring over: …を連れてくる、誘う(人を家に呼ぶ、なびかせる など)
- bring about change → 変化をもたらす
- bring about improvement → 改善をもたらす
- bring about reform → 改革を引き起こす
- bring about peace → 平和をもたらす
- bring about results → 結果を生じさせる
- bring about a solution → 解決をもたらす
- bring about an outcome → 結果を招く
- bring about a revolution → 革命を起こす
- bring about understanding → 理解を促す
- bring about awareness → 意識を高める
- 「結果を導く」「生じさせる」というややフォーマルまたは中立的なニュアンスがあります。
- 「原因として何かを生む」という点で、「意図的に物事を起こす」といった積極的なイメージがあります。
- ビジネス文書やスピーチなど、フォーマルでもカジュアルでも使いますが、書き言葉では落ち着いた、要点をまとめるニュアンスでよく使われます。
- 「実際に行動して結果を引き起こす」というニュアンスがあるため、単なる偶然ではなく原因と結果の関係を強調したいシーンで使われやすいです。
- 他動詞句動詞: 目的語を必ず伴います。例) bring about + 名詞
- 例: “They brought about significant changes.” (目的語: changes)
- 例: “They brought about significant changes.” (目的語: changes)
- フォーマル/カジュアル両方で使用可: ビジネス文書でも雑談でも使いやすい表現です。
- 受動態での使用: “was brought about” / “were brought about” として「もたらされた」「引き起こされた」という形にもしやすい。
- “(主語) + bring(s) about + (目的語)”
- “(主語) + be + brought about + by (何か/誰か)”
- “bring about a sea change” → 大きな変化をもたらす(「sea change」は劇的な変化を指すイディオム)
- “I hope this new policy will bring about some positive changes in our neighborhood.”
(この新しい政策が私たちの地域に何らかの良い変化をもたらしてくれるといいんだけど。) - “His new idea brought about a huge improvement in our workflow.”
(彼の新しいアイディアは、私たちの作業工程に大きな改善をもたらした。) - “Sometimes a small step can bring about significant results.”
(ときには小さな一歩が大きな結果をもたらすことがあるよ。) - “The CEO’s decision brought about a major restructuring of the company.”
(CEOの決断が、会社の大規模なリストラクチャリングをもたらしました。) - “This marketing campaign will bring about a considerable increase in sales.”
(このマーケティングキャンペーンは売り上げの大幅な増加をもたらすでしょう。) - “We aim to bring about innovation through collaborative efforts.”
(私たちは協力体制を通じてイノベーションをもたらすことを目指しています。) - “Such discoveries have brought about paradigm shifts in the field of physics.”
(そのような発見が物理学分野にパラダイムシフトをもたらしてきました。) - “Political reforms often bring about lasting social changes.”
(政治改革はしばしば長期的な社会変化をもたらすことがあります。) - “The new evidence brought about a reinterpretation of the historical event.”
(新しい証拠により、その歴史的事件の解釈が変わりました。) - cause(原因となる)
- 例: “His actions caused a lot of trouble.” / “His actions brought about a lot of trouble.”
- 「cause」はより直接的・単純に「原因となる」というニュアンス。
- 例: “His actions caused a lot of trouble.” / “His actions brought about a lot of trouble.”
- lead to(~につながる)
- 例: “Her proposal led to a successful outcome.”
- 「lead to」はプロセスを経て特定の結果に行き着くイメージ。
- 例: “Her proposal led to a successful outcome.”
- result in(結果として~になる)
- 例: “This policy resulted in a sharp decline in pollution.”
- 結果としてそうなった、というニュアンス。
- 例: “This policy resulted in a sharp decline in pollution.”
- prevent(阻止する)
- bring aboutが「起こす」のに対して、preventは「起こらないようにする」。
- 発音記号 (IPA): /brɪŋ əˈbaʊt/
- アクセント:
- “bring”と“about”を区切って発音し、「a-bout」の部分に強めのアクセントがきます。
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはなく、“about”の発音で若干の母音の違いがあります(アメリカ英語では [əˈbaʊt]、イギリス英語では [əˈbaʊt] または [əˈbaʊt] でほぼ同じ)。
- “bring”と“about”を区切って発音し、「a-bout」の部分に強めのアクセントがきます。
- よくある誤り: “bring” の /brɪŋ/部分を「ブリング」と濁らせずに /briŋ/ のように発音してしまうケースなど。
- スペルミス: bring /b-r-i-n-g/ を b-r-i-n-k のように間違えるケース。
- 同音異義語: 特になし(単独のbringとは同じスペルなので、あまり混同されにくい)。
- 試験対策: TOEIC・英検などで「cause」「lead to」「bring about」などの類義表現を区別する問題に出ることがあります。「bring about = cause something to happen」のイディオム的な意味をしっかり覚えておくと便利です。
- 「bring」と「about」の文字通り「(何かを)連れてきて周りを変えてしまう」というイメージで覚えると記憶しやすいです。
- 「バタフライ効果」のように小さなアクションが大きな変化を「bring about」するというストーリーでイメージするのもおすすめです。
- スペリングのポイントは“about”をしっかり書く(a-b-o-u-t)こと。「bring a boat(船を持ってくる)」と似た形にならないように注意しましょう。
- 英語: “in front of”
- 日本語: 「~の前に」「~の前方で」という意味です。
「何かの手前に位置していること、または人や物の前方に立っていること」を表すフレーズです。 例えば「家の前に車がある」「上司の前で試験の結果を話す」のように、空間的・場所的にも、状況的にも「前に位置する/いる」ことを表現します。 - 品詞: 前置詞句(prepositional phrase)
- 基本的に「in front of」は連続した前置詞句で、活用形はありません。
- 品詞転換もほとんどありませんが、「front」が名詞として使われる例はあります。(例: “He stood at the front of the line.”)
- 「front」自体を動詞として使う場合も(「~に面する」「~を前にする」など)ありますが、本題の「in front of」は常に前置詞句です。
- in + front + of で構成されるフレーズです。
- 「front」は名詞として「前面」「前方」を表します。
- 「in」と「of」はそれぞれ前置詞ですが、組み合わさることで「~の前に」という定型表現になっています。
- front: 名詞「前」、動詞「面する」、形容詞「前の」
- in front: 「前方に」という表現でも使われることがありますが、多くの場合 “in front of” とセットで使います。
- stand in front of …
(…の前に立つ) - park in front of …
(…の前に駐車する) - wait in front of …
(…の前で待つ) - sit in front of the TV
(テレビの前に座る) - line up in front of …
(…の前に並ぶ) - gather in front of …
(…の前に集まる) - kneel in front of …
(…の前にひざまずく) - speak in front of …
(…の前で話をする) - bow in front of …
(…の前で礼をする) - place something in front of …
(…の前に何かを置く) - 「front」はラテン語の「frons」(額、前面)が由来とされています。古フランス語“fronte”を経て、英語で “front” となりました。
- 「in front of」は空間的な「前」だけでなく、場面によって心理的なニュアンス(「人に見られている前で」など)を伴います。例えば “speak in front of people” と言うと、人前で話す=緊張するといった感情的なニュアンスもあります。
- 日常会話でもフォーマルでも広く使われます。カジュアルな会話からビジネスシーンまで、この表現自体は失礼や砕けすぎることなく、問題なく使えます。
- ただし “before …” と混乱しがちなので、「~の前に」として物理的な位置を表す場合は「in front of」を使いましょう。「時間的に先に」や「順序的に前に」という意味のときは “before” が適切です。
前置詞句: “in front of + [名詞/代名詞]” という形で、場所を表すフレーズとして機能します。
例: “in front of the building” 「建物の前で」可算・不可算: 「in front of」は前置詞句なので可算・不可算の区別はありません。
フォーマル / カジュアル: 両方で問題なく使えます。カジュアルでは「in front of you」「in front of the house」のように気軽に使い、ビジネス文書でも「Please park in front of the designated area.(指定の場所の前に駐車してください)」のように書けます。
- “Subject + be + in front of + [名詞].”
例: “My car is in front of the gate.” (私の車は門の前にあります。) - “Subject + stand/sit/wait + in front of + [名詞].”
例: “She stood in front of me in the queue.” (彼女は列で私の前に立っていました。) - in front of an audience: 観衆の前で
“I’ll wait for you in front of the movie theater.”
「映画館の前で待ってるね。」“There’s a strange car parked in front of my house.”
「家の前に見知らぬ車が止まってるんだけど。」“Please don’t leave your bike in front of the entrance.”
「入り口の前に自転車を置かないでください。」“We placed a sign in front of the showroom to attract customers.”
「ショールームの前に看板を設置して顧客を呼び込みました。」“Could you wait in front of the reception desk for a moment?”
「受付の前で少々お待ちいただけますか。」“We need to park the company car in front of the building for easy access.”
「業務車両はアクセスしやすいよう建物の前に駐車する必要があります。」“The monument stands in front of the historical museum.”
「その記念碑は歴史博物館の前に立っています。」“In front of the main gate, there is a plaque commemorating the establishment date.”
「正門の前には、創設日を記念する銘板があります。」“Many students gathered in front of the library to protest the new policy.”
「多くの学生が新しい方針に抗議するため、図書館の前に集まりました。」before(~の前に)
- 時間的・順序的な「前」を表す場合に使われます。
in front of
とは異なり物理的な位置の意味は持ちません。 - 例: “I arrived before you.”(私はあなたより先に着きました。)
- 時間的・順序的な「前」を表す場合に使われます。
ahead of(~の前方に)
- 前方に位置する、時間や順序で先行している場合にも使われます。物理的な位置も含められますが、やや抽象度が高く、「優位に/前に進んでいる」といったニュアンスもあります。
- 例: “He walked ahead of me.”(彼は私の前を歩いた。)
- 前方に位置する、時間や順序で先行している場合にも使われます。物理的な位置も含められますが、やや抽象度が高く、「優位に/前に進んでいる」といったニュアンスもあります。
in the presence of(~のいるところで)
- 物理的な「前」ではなく、「誰かの面前で」という意味合いを持ちます。
- 例: “He apologized in the presence of the board members.”(彼は役員たちの前で謝罪した。)
- 物理的な「前」ではなく、「誰かの面前で」という意味合いを持ちます。
- 直接的な「正反対」は「behind」(~の後ろに)です。
例: “The car is behind the house.”(車は家の後ろにある。) - IPA: /ɪn frʌnt əv/
- アメリカ英語では「フラント」の /ʌ/ の音が比較的はっきり響きます。
- イギリス英語では似た音ですが、人によっては /ə/ に近い発音になることもあります。
- アメリカ英語では「フラント」の /ʌ/ の音が比較的はっきり響きます。
- アクセント: 特に「front」の部分がやや強めに発音されます。
- よくある間違い: 「front」の /r/ を正しく発音せずに「フラント」か「フロント」か不明瞭になるパターンがあります。音の切れ目を意識して、「in-front-of」と一気に流すイメージで発音してください。
- “before” との混同
- 空間の「前」は “in front of”、時間的・順序的な「前」は “before” を使います。
- 空間の「前」は “in front of”、時間的・順序的な「前」は “before” を使います。
- スペルミス
- “front” の綴りを “froant” や “frant” と間違えるケースがあります。
- “front” の綴りを “froant” や “frant” と間違えるケースがあります。
- 音のつながり
- “in front of” が「インフロントブ」のように続けて聞こえやすいです。リスニングで捉えにくい場合があります。
- 前置詞問題で “in front of” と “before” の使い分けを問われることがよくあります。TOEICや英検でも、場所を表す前置詞の問題で頻出します。
- 「in front of」は“in” + “front” + “of” で出来上がった「~の前」という表現。
- 「front」=「前面」と直訳しながら「in + front + of」で「~の前に」と覚えると分かりやすいです。
- 覚える際は、「目で見える“前”」というイメージを定着させると、時間的な意味の “before” とは混同しにくくなります。
- 「based on」は「base」という動詞の過去分詞形「based」と前置詞「on」が組み合わさった表現で、文法上は「be based on ~」という構文で使われることが多いです。
- 「be based on ~ (何かに基づく)」という形でよく見られます。
- 他の例として、文章中で「Based on the results, we decided to proceed.(結果に基づいて、私たちは進めることに決めた)」のように使います。
- 「base」(原形・動詞)
- 「based」(過去形・過去分詞)
- 「basing」(現在分詞)
- 「base」:名詞(「基地」「拠点」など)や動詞(「~の基礎を置く」)、形容詞「basic」(基本の)など。
- おおよそ B1(中級) 相当
- 日常会話やビジネス文章でもよく使われる基本的な定型表現ですが、「基にしている対象」が抽象的な場合も多く、A2レベルよりやや踏み込んだ表現力が必要とされるため、B1レベルに近いと言えます。
- 「base」(動詞) + 「-ed」(過去分詞形) + 前置詞「on」
- 「basic」 (形容詞):「基本的な」
- 「basis」 (名詞):「基礎」「根拠」
- 「foundation」 (名詞):「土台」(意味上の類似語)
- be based on facts (事実に基づく)
- be based on evidence (証拠に基づく)
- be based on assumptions (仮定に基づく)
- be based on data (データに基づく)
- be based on a theory (理論に基づく)
- be based on research (調査に基づく)
- be based on speculation (推測に基づく)
- be based on actual events (実際の出来事に基づく)
- be based on historical records (歴史的記録に基づく)
- be based on user feedback (ユーザーのフィードバックに基づく)
- 「base」はラテン語の “basis” やギリシャ語の “basis” (=foundation) を起源とし、「土台」「基礎」を意味します。
- その過去分詞形 “based” + 前置詞 “on” で、「~を土台としている」という意味合いになります。
- 「何を根拠にしているか」を示すときによく用いられます。
- カジュアルにもフォーマルにも使えますが、レポートやビジネス文書などでは特にフォーマルな印象を与えます。
- 口語でも「Based on what you just said...(今言ったことに基づいて・・・)」のように、ふつうに会話で登場します。
- be based on + 名詞/名詞句
例:The marketing strategy is based on thorough research. - Based on + 名詞/名詞句, 主語 + 動詞
例:Based on the survey results, we decided to revise our plan. - 「base」という動詞に由来する表現ではあるものの、「based on」で使う場合は大半が受動態(be + past participle)に近い形で使われます。
- 「be based on」は「動作」ではなく「状態」を表すことが多い点が特徴です。
- フォーマル:レポート・論文・ビジネス文書
- カジュアル:普通の会話でも使用可能
- “This recipe is based on my grandmother’s cooking style.”
(このレシピは祖母の料理法に基づいているんだ。) - “Everything I said was based on what I heard from a friend.”
(私が話したことは全部、友達から聞いた話に基づいているよ。) - “Based on your mood, maybe we should watch a comedy tonight.”
(あなたの気分を考えると、今夜はコメディを見るのがいいかもね。) - “Our decision to invest was based on the market analysis.”
(私たちの投資判断は、市場分析に基づいていました。) - “Based on the new regulations, we need to update our policy.”
(新しい規制に基づいて、当社の方針を更新する必要があります。) - “The report is based on data collected over six months.”
(そのレポートは6か月にわたって収集したデータに基づいています。) - “Their theory is based on extensive empirical research.”
(彼らの理論は、広範な実証研究に基づいています。) - “The conclusion is based on a review of previous literature.”
(その結論は、先行研究のレビューに基づいています。) - “Based on statistical analysis, we can infer a significant correlation.”
(統計分析に基づいて、有意な相関を推測できます。) - according to(~によれば/~に従って)
- 若干「情報源」を示すニュアンスが強い
- 例:「According to the report, sales are up.」
- 若干「情報源」を示すニュアンスが強い
- on the basis of(~を基礎として)
- 「based on」のよりフォーマルな表現
- 例:「He was hired on the basis of his experience.」
- 「based on」のよりフォーマルな表現
- derived from(~に由来する)
- 「そこから派生した」という成り立ちのニュアンスが強い
- 例:「This method is derived from older procedures.」
- 「そこから派生した」という成り立ちのニュアンスが強い
- unrelated to(~と関係がない)
- independent of(~とは無関係に)
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /beɪst ɔːn/
- イギリス英語: /beɪst ɒn/
- アメリカ英語: /beɪst ɔːn/
強勢(アクセント):
- 「based」の「beɪst」の部分に強めのアクセントがあります。
- 「on」は前置詞で短く発音されがちです。
- 「based」の「beɪst」の部分に強めのアクセントがあります。
よくある間違い:
- “baced on” や “baised on” など、スペリングミスに注意。
- スペルミス: “based” を “baced” や “baised” と書き間違えることが多いので注意。
- 混同: “base” (動詞) と “based on” (熟語表現) を混同して、「I base on the data.」のように誤用してしまう。正しくは「It is based on the data.」のように受動的に使われます。
- 前置詞の使い間違い: 「based in」と「based on」は全く別の意味。
- based in:所在地を示す(会社や人の拠点など)
- based on:根拠や土台を示す
- based in:所在地を示す(会社や人の拠点など)
- 試験対策でのポイント:
- TOIECや英検などでも長文読解やリスニングで「~に基づいて」という意味を問われる問題で登場することが多いです。
- ビジネス文書でも頻出表現です。
- TOIECや英検などでも長文読解やリスニングで「~に基づいて」という意味を問われる問題で登場することが多いです。
- 「base(土台)」という言葉から「何かを置く“土台”がある → それに基づく」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「be動詞 + based + on」で一つのセットとして頭に入れておくと混乱しにくくなります。
- 「Based on …」と最初に言ってから本題や結論を述べる、というスピーチやライティングの定型フレーズとしても覚えておくと便利です。
- 原形: put forward
- 三人称単数形: puts forward
- 現在進行形: putting forward
- 過去形 / 過去分詞形: put forward (変化なし)
- 名詞形は直接はありませんが、「suggestion(提案)」「proposal(提案)」などが「put forward」の意味領域を担う名詞になります。
- 「put」が別の句動詞を作る例:
- put off(延期する)
- put on(身につける)
- put up with(我慢する)
などが挙げられます。
- put off(延期する)
- 目安: B2 (中上級)
「日常会話だけでなく、ビジネスや学術でも使われるため、ある程度文脈に応じた柔軟な使い分けが必要で、B2レベル以上の表現力でスムーズに使えるようになってきます。」 - put: 「置く、入れる」といった意味を持つ動詞
- forward: 「前へ、先へ」という副詞
- put forth(非常に近い意味で提案する/述べる)
- put across(意見をうまく伝える)
- put down(書き留める、抑える)
- put forward a proposal(提案を出す)
- put forward an idea(アイデアを提案する)
- put forward a motion(動議を提出する)
- put forward an argument(議論を提示する)
- put forward a theory(理論を提唱する)
- put forward a plan(計画を提示する)
- be put forward for consideration(検討のために提示される)
- put forward a candidate(候補者を推薦する)
- put forward a suggestion(提案を提示する)
- put forward a hypothesis(仮説を提示する)
- 「put」は古英語の “putian” などに由来すると言われ、「置く、動かす」という意味がコアにあります。
- 「forward」は古英語の “foreweard”(前方へ)に由来し、「前方向」という意味を持ちます。
- 両者が組み合わさり、「前に置く・押しやる」という感覚から「(意見や提案を)人々の前に出す」という意味へと発展しました。
- 「put forward」はどちらかというとフォーマルな状況で使われがちですが、日常会話でも「提案する」の意味を表すときによく使います。
- 「suggest」よりも若干軽くなく、「しっかり意見を示す」ニュアンスがあるため、会議・ディスカッションで用いられるといったイメージです。
- ビジネスメールやプレゼンでも違和感なく使えるため、フォーマルな場面でも通用します。
- 「put forward + 目的語」の形で用いられる、他動詞+副詞の句動詞です。
- 目的語が代名詞(it, themなど)の場合、「put it forward」「put them forward」のように副詞の前に入れることができますが、口語では「put forward it」はあまり用いず、「put it forward」が自然です。
- フォーマル / カジュアルどちらでも使えますが、ビジネス文書や会議ではフォーマル感が強めに響きます。
- to put forward the idea that … (…という考えを提唱する)
- to put (someone) forward for a position (役職などに人を推す)
“I’d like to put forward an idea for our weekend trip. How about hiking?”
(週末の旅行について提案があるんだけど、ハイキングはどう?)“Let me put forward my suggestion: we should split the cost equally.”
(私から提案なんだけど、費用は平等に割り勘にしよう。)“If you’re not sure, you can always put forward a different plan later.”
(もし確信がないなら、別の計画を後で提示してもいいんだよ。)“I would like to put forward a new proposal for improving our sales strategy.”
(販売戦略を改善するための新しい提案を提示したいと思います。)“During the meeting, she put forward several creative ideas that impressed everyone.”
(会議中、彼女はみんなを感心させるいくつものクリエイティブなアイデアを提案しました。)“The board members put forward a motion to expand our operations overseas.”
(役員は海外での事業拡大を提案しました。)“In his paper, the researcher puts forward a compelling argument about climate change.”
(論文の中で、その研究者は気候変動について説得力のある議論を提示している。)“They put forward a new hypothesis regarding the origin of the universe.”
(彼らは宇宙の起源に関して新しい仮説を提唱した。)“This study puts forward evidence that challenges previous theories.”
(この研究は、以前の理論に異議を唱える証拠を提示している。)- propose(提案する)
- 「公式な場で新たな提案をする」という点で近いが、ややフォーマル。
- 「公式な場で新たな提案をする」という点で近いが、ややフォーマル。
- suggest(提案する/示唆する)
- 日常会話で広く使われ、比較的カジュアル。
- 日常会話で広く使われ、比較的カジュアル。
- offer(申し出る)
- 「助言・提案・物などを提供する」のニュアンスが強い。
- 「助言・提案・物などを提供する」のニュアンスが強い。
- present(提示する)
- 「資料や情報を提示する」の意味でフォーマルに使われる。
- 「資料や情報を提示する」の意味でフォーマルに使われる。
- advance(提唱する、前進させる)
- アイデアや議論をさらに進めるイメージ。
- withdraw(取り下げる)
- 「提案を取り下げる」の意味として使われる。
- IPA(アメリカ英語): /pʊt ˈfɔːr.wərd/
- IPA(イギリス英語): /pʊt ˈfɔː.wəd/
- 「put」のつづりを「putt」と混同しない。(puttはゴルフ用語)
- 代名詞の場合は「put it forward」のように、代名詞を挟む形になるのが一般的。
- 「put forward」自体のスペルミスは少ないですが、スペースの有無やハイフンなどは入れないように注意。
- TOEICや英検の長文問題で、「提案する」「示す」の意味として選択肢に出てくることがあるので、意味を押さえておくと得点につながる場合が多いです。
- 「前へ(forward)置く(put)」 ⇒ 「みんなの前に“出す”イメージ」で覚えると理解しやすいです。
- 「提案する」ニュアンスの句動詞で、会議などでよく耳にします。
- ビジネスシーンでは “I would like to put forward ~” というフレーズを型として覚えておくと便利です。
- 覚えるときは「put forward an idea / proposal / plan」というよくある形をセットで暗記するとスムーズに使えます。
- 英語: “in which case”
- 日本語: 「もしそういう状況(場合)であれば」「その場合には」
- フレーズ全体としては、接続詞(やや副詞的な役割も持つ)に近い表現です。
- 個別にみると、
- in (前置詞)
- which (関係代名詞)
- case (名詞)
- in (前置詞)
- 「which」が「前の文や状況」を代名詞として受けています。
- 活用形というより、句として固定的に使われる表現です。
- 「which」は、形容詞的に用いられることもあり (“which book?” など)、「case」は名詞で “cases” と複数形もありますが、フレーズとしての “in which case” は一定の形です。
- 同様の役割をする類似フレーズ: “in that case”, “if so”, など。
- B2(中上級):
日常的な会話の中でも使えますが、少しフォーマルな文脈の方が多い表現です。中上級レベルの英語学習者が、論理展開や条件付けを丁寧に説明するときに使える、やや高度な表現といえます。 - このフレーズは、以下の語から構成されています。
- in (前置詞:「〜の中に」)
- which (関係代名詞:「どれ」「どちら」など)
- case (名詞:「場合」「状況」)
- in (前置詞:「〜の中に」)
- “in that case” : 「その場合には」— “in which case”ほどフォーマルではないが、意味は近い。
- “case in point” : 「適例」「好例」— “case”が使われる熟語。
- “in any case” : 「いずれにせよ」— 総括的に話を進めるときに使われる。
- “in which case we might…”
- (その場合には私たちは〜するかもしれない)
- (その場合には私たちは〜するかもしれない)
- “in which case you should…”
- (その場合にはあなたは〜するべきだ)
- (その場合にはあなたは〜するべきだ)
- “in which scenario”
- (どのようなシナリオにおいて、フォーマル寄り)
- (どのようなシナリオにおいて、フォーマル寄り)
- “in any case though”
- (いずれにしても、ただ…)
- (いずれにしても、ただ…)
- “in such a case”
- (そのような状況において)
- (そのような状況において)
- “if that happens, in which case…”
- (もしそれが起こると、その場合には…)
- (もしそれが起こると、その場合には…)
- “in the event of an emergency, in which case…”
- (緊急事態の場合には、その場合には…)
- (緊急事態の場合には、その場合には…)
- “in which case we have no choice but to…”
- (その状況では〜するしかない)
- (その状況では〜するしかない)
- “in this situation, in which case you may need to…”
- (この状況下では、その場合〜が必要かもしれない)
- (この状況下では、その場合〜が必要かもしれない)
- “you might be late, in which case please call”
- (遅れるかもしれないので、その場合は電話してください)
- “case”はラテン語の“casus(出来事、偶然)”に由来し、「状況」「場合」という意味を持ちます。
- “which”は古英語からあり、関係代名詞として多用されてきました。
- “in which”という形で「〜の中で」「〜における」という繋がりが強調され、そこに“case”が加わることで条件づけのニュアンスを作り出しています。
- 文語・フォーマルな場面で使われやすい表現ですが、口語でも丁寧な言い回しとして使われることがあります。
- “in that case”よりもフォーマルで、論理の繋がりを強調するニュアンスがあります。
- 主張や結論を補足・制約付きで述べたいときに適しています。
- 直前の文または節に続けてコンマ(,)で区切ったうえで使われることが多い
例: “He might not finish on time, in which case we’ll have to find another solution.” - 文頭で使われることは比較的少なく、主に中間・後置的に挿入されます。
- “in which case”自体はイディオムというよりは句(フレーズ)ですが、上記のように「if that situation arises」という条件を導入する働きをします。
- フォーマル:レポート・エッセイ・ビジネスメールなどで使いやすい。
- カジュアル:日常会話でも使われますが、もう少し口語的には “in that case” や “if so” を使うほうが自然です。
- 他動詞・自動詞の区別は問いません。「前の節・文が指す“状況”や“事態”を受け、それが起これば…」という論理接続に重点があります。
- “We might miss the bus, in which case we’ll just walk.”
- (バスに乗り遅れるかもしれないから、その場合は歩いて行こう。)
- (バスに乗り遅れるかもしれないから、その場合は歩いて行こう。)
- “I’m not sure if I’ll make it to the party, in which case please go without me.”
- (パーティーに行けるか分からないから、その場合は私抜きで行ってね。)
- (パーティーに行けるか分からないから、その場合は私抜きで行ってね。)
- “It could rain this afternoon, in which case you should bring an umbrella.”
- (午後に雨が降るかもしれないから、その場合は傘を持って行ったほうがいいよ。)
- “The client might request additional data, in which case we’ll have to prepare an updated report.”
- (クライアントが追加データを求めるかもしれないので、その場合は新しいレポートを用意する必要がある。)
- (クライアントが追加データを求めるかもしれないので、その場合は新しいレポートを用意する必要がある。)
- “We may not receive funding on time, in which case the project timeline will be delayed.”
- (予定どおり資金が下りないかもしれません。その場合プロジェクトのスケジュールは遅れるでしょう。)
- (予定どおり資金が下りないかもしれません。その場合プロジェクトのスケジュールは遅れるでしょう。)
- “We’re waiting for their feedback, in which case we can finalize the proposal by Friday.”
- (先方からのフィードバックを待っています。その場合には金曜日までに企画書を確定できます。)
- “The experiment may yield conflicting results, in which case further trials will be necessary.”
- (実験は矛盾する結果をもたらすかもしれません。その場合は追加試験が必要になるでしょう。)
- (実験は矛盾する結果をもたらすかもしれません。その場合は追加試験が必要になるでしょう。)
- “The hypothesis could be disproven, in which case we must reconsider the theoretical framework.”
- (仮説が否定される可能性があります。その場合、理論的枠組みを再検討しなければなりません。)
- (仮説が否定される可能性があります。その場合、理論的枠組みを再検討しなければなりません。)
- “Participants might drop out, in which case our sample size will be reduced.”
- (被験者が途中で辞退するかもしれません。その場合、サンプル数が減ってしまいます。)
- “in that case”
- 日本語: 「その場合は」
- ニュアンス: “in which case”よりもややカジュアル。基本的に同じ意味だが、論理展開をよりラフに示す。
- 日本語: 「その場合は」
- “if so”
- 日本語: 「もしそうなら」
- ニュアンス: 直接的に「もしそうならば」を示し、簡潔。
- 日本語: 「もしそうなら」
- “then”
- 日本語: 「それならば」
- ニュアンス: 一番短くカジュアルなつなぎ方。
- 日本語: 「それならば」
- 条件を示すものであり、明確な「反意語」は存在しませんが、逆接として “however” や “nevertheless” などを使う場合があります。
- 発音記号(IPA): /ɪn wɪtʃ keɪs/
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きな違いはありませんが、
- アメリカ英語: [ɪn wɪtʃ keɪs] (/wɪtʃ/ がやや軽快に発音されることが多い)
- イギリス英語: [ɪn wɪtʃ keɪs] (/wɪtʃ/ をはっきり発音することが多い)
- アメリカ英語: [ɪn wɪtʃ keɪs] (/wɪtʃ/ がやや軽快に発音されることが多い)
- アクセント: “in WHICH CASE” の “which” と “case” の両方に意識を置くことが多く、文脈によっては “case” に強調がかかります。
- スペルミス: “which” と “witch”(魔女) を混同しないように注意。
- “in which case” と “just in case” は全く別の意味なので、混同しやすい点に注意。
- “just in case” は「念のため」「万が一に備えて」という意味。
- “just in case” は「念のため」「万が一に備えて」という意味。
- TOEIC・英検などの試験で、接続詞・句を使った論理展開問題の中で見かける可能性があります。意味を把握しておくと長文読解に有利です。
- “in which case” は 「もしその中の状況ならば」と考えるとイメージしやすい。
- “which” は「どの状況?」と指し示す関係代名詞。“in ~” があるので「その環境・状況の中において」というイメージで結びつける。
- 「that よりも which の方がフォーマル」という感覚をもっておくと使い分けに便利です。
- 勉強テクニックとしては、 “We might ~, in which case ~.” という型で練習すると、自分の英文を自然で論理的に展開しやすくなります。
- 英語: “way round” generally means a method, path, or strategy to circumvent or go around something (often a difficulty). Sometimes it appears as “the other way round” or “the long way round,” each with slightly different nuances.
- 日本語: 何かを避けたり、遠回りをして進んだりする「方法」「回避策」や「迂回経路」という意味です。また、「the other way round」は「逆の方向・反対のやり方」を指します。日常的な状況からビジネスシーンまで、問題や制限を乗り越える際によく使われる表現です。
- 「way round」は句表現なので、動詞のような活用はありません。
- 名詞 “way” の複数形は “ways” ですが、「way round」の場合はそのまま “way round” または “ways round” と表記されることもあります。
- 「way」自体は名詞。形容詞的に “way-out” (形容詞:斬新な、奇抜な)などの表現はありますが、「way round」については基本的に名詞句として使われます。
- way: 「道」「方法」「手段」を表す名詞。
- round: 「周りに」「一周して」「回避する」などのニュアンスを加える副詞や前置詞、形容詞、名詞など多様な品詞があります。
- the other way round: 「逆の方向・反対に」
- the long way round: 「遠回り」
- way around: アメリカ英語では “way around” の形で「回避策」「方法」の意味をよく取ります。
- find a way round (〜を回避する方法を見つける)
- look for a way round (〜を回避する方法を探す)
- the best way round (最も良い回避策・方法)
- a quick way round (手っ取り早い方法)
- the long way round (遠回り)
- the other way round (反対のやり方)
- a safe way round (安全な回避方法)
- a temporary way round (一時的な回避策)
- a legal way round (合法的な抜け道)
- a neat way round (うまい回避方法)
- way は古英語 “weg” に由来し、「道」「進むべきところ」を意味します。
- round は古フランス語や中英語などを経由して発展し、「丸い」「周囲」「回り道をする」といった意味を持つようになりました。
- イギリス英語での “way round” は、問題や障害を「周りから行く」「避ける」イメージを伴う表現です。
- 形式ばらない日常会話でも、ビジネスシーンでも比較的幅広く使われますが、「回避策」や「迂回」を意味することが多いため、前向きに解決策を見つけようとするニュアンスが含まれます。
- “the other way round” は「正反対に」を含むため、誤解を招かないように文脈に応じて使いましょう。
名詞句 “way round”
- 文中では「We found a way round the issue.(私たちはその問題の回避策を見つけた)」のように目的語として機能することが多い。
- 「round」はしばしば前置詞や副詞の感覚で使われますが、この表現では「道」+「回り道」という結合として、ほぼ一つの熟語的に扱われます。
- 文中では「We found a way round the issue.(私たちはその問題の回避策を見つけた)」のように目的語として機能することが多い。
イディオム “the other way round”
- “If anything, it’s the other way round.”(むしろ逆だ)などの構文で使われる。
- 日常会話では「I’ll find a way round it.」で十分カジュアル
- ビジネス文書やメールでも「We must find a legal way round these restrictions.」などの表現が使われる。
- “I think there’s a way round the traffic if we take the side streets.”
(脇道を使えば渋滞を避ける方法があると思うよ。) - “I don’t have the key, so I need to find a way round this locked door.”
(鍵を持っていないから、この鍵のかかったドアを回避する方法を見つけないと。) - “Is there any way round paying that much for a ticket?”
(チケット代がそんなに高くなるのを避ける方法ってないかな?) - “Our legal team found a way round the new regulations.”
(法務部が新しい規制を回避する方法を見つけました。) - “We need to propose a way round the budget limitations.”
(予算制限を乗り越える策を提案する必要があります。) - “Let’s see if there is a way round these shipping delays.”
(出荷遅延を回避する方法があるかどうか検討しましょう。) - “Researchers are seeking a way round the ethical challenges in this study.”
(研究者たちはこの研究に関する倫理的課題を回避する方法を探しています。) - “The team’s innovation offers a way round the limitations of current technology.”
(そのチームの革新技術は、現在の技術の限界を回避する方法を提供しています。) - “We must find a way round data privacy regulations without compromising security.”
(セキュリティを損なわずに、データプライバシー規制を回避する方法を見つけなければいけません。) - way around (アメリカ英語)
- 同じ意味で使われ、若干地域差がある。
- 例: “We found a way around the problem.”
- 同じ意味で使われ、若干地域差がある。
- workaround (名詞)
- 「回避策」「一時的な対処方法」。IT分野で頻出。
- 例: “Let’s use a workaround until the bug is fixed.”
- 「回避策」「一時的な対処方法」。IT分野で頻出。
- alternative (名詞)
- 「代わりとなる方法・選択肢」。
- 例: “We need to look for an alternative.”
- 「代わりとなる方法・選択肢」。
- dead end: 「行き止まり、解決策なし」
- 例: “We’ve hit a dead end with this approach.”
- 発音記号(IPA)
- way: /weɪ/
- round: /raʊnd/
- way: /weɪ/
- アメリカ英語: [weɪ raʊnd](ただし “way around” と発音することが多い)
- イギリス英語: [weɪ raʊnd]
- アクセント: “way” と “round” それぞれスタンダードに第1音節が強調されます。
- よくあるミス: “round” の発音を “rɑːnd” のように引き延ばす傾向があるが、正しくは /raʊnd/ で、aʊ の音をしっかり出す。
- スペルミス: “way round” と “way around” は地域差や文脈上の表記の違いなので混同しがち。
- “the other way round” と “the other way around” はほぼ同じ意味だが、表記の揺れがある。
- 試験での注意: 英検やTOEICなどでは特に「同義表現の書き換え問題」で “way round” / “way around” が出ることがある。 “to circumvent” や “to bypass” と同意とされるケースもあるため、覚えておくと便利。
- 「way(道)」+「round(回り道)」で、直進せずに周囲を回って進むイメージ。
- イギリス英語では“round”を多く使うが、アメリカ英語では“around”を使うことが多いと覚えると区別しやすい。
- 「何かを避ける」というときに“round”が入っているイメージを思い浮かべると、状況を回避したり遠回りする感覚がつかめます。
- 一つずつ順番に(one after another)
- (結果として)その結果、次に(as a result)
- 「順番に」という意味で使われます。
- 「結果として」「それが原因で次の事が起きる」という意味合いでも使われます。
- 慣用句のため、動詞のような活用はありません。
- もともとは “turn” が名詞/動詞ですが、「in turn」は副詞句として機能します。
- 他の品詞への派生例
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- “a turn” (名詞) : 順番、回転
- “turning” (形容詞/動名詞) : 回っている、回ること
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- 「in turn」は日常会話でも使われますが、因果関係や順序立てた表現での使用はやや高度な文脈で出ることが多いため、B2程度のレベルを想定します。
- in(前置詞)+ turn(名詞・動詞)
ここでは慣用表現として結びついており、副詞句の役割を担っています。 - 順番を表すとき
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
(彼が最初に話して、彼女は順番に続けて話した。)
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
- 連鎖的な結果を表すとき
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
(彼の行動が反応を起こし、その結果さらに変化が生じた。)
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
- “A in turn caused B”
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- “which in turn affects …”
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- “X responded in turn”
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- “led in turn to …”
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- “this in turn means …”
- これによって結果的に…という意味になる
- これによって結果的に…という意味になる
- “prompted in turn by …”
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- “triggered in turn”
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- “in turn shape …”
- 順々に(物事を形成・影響)する
- 順々に(物事を形成・影響)する
- “in turn lead someone to do …”
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- “they, in turn, decided …”
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 「turn」は古英語 “turnian” に関連があるとされ、中世フランス語 “tourner” に由来し、「回る・回転する」あるいは「順番の番が来る」という意味合いをもっています。
- 「in turn」は「順番の中に入って」というニュアンスから発展し、現在では「結果として」「その次に」という使い方も定着しています。
- 口語でも文章でも使われますが、特に文章やフォーマルなレポートなどで因果関係や連鎖を説明する際によく見られる表現です。
- 口語でもしばしば「結果として」「そうして次に」という意味で使用されますが、やや文語的・書き言葉のニュアンスがあります。
- 副詞句として、文全体を修飾します。
- 可算・不可算の区別が必要な名詞ではなく、動詞の自動詞/他動詞の使い分けなどがあるわけでもありません。
- 一般的には文中でコンマ(,)で区切り「SV, and in turn, SV.」のように挿入的に用いられることも多いです。
- 「SがVしたことによって、結果としてVが…という流れ」によく使われる構文。
“She gave me a ride to the station, and I in turn bought her coffee.”
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
“My older sister taught me how to cook, and I in turn helped her with the dishes.”
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
“He apologized for being late, and I in turn told him not to worry.”
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
“Our company expanded its production capacity, which in turn increased overall revenue.”
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
“By delegating tasks effectively, employees feel more confident and in turn perform better.”
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
“We provided extra training, and this in turn reduced the number of customer complaints.”
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
“Increased atmospheric CO₂ levels lead to global warming, which in turn affects ocean currents.”
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
“The results suggest a correlation between sleep deprivation and stress, which in turn impacts cognitive function.”
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
“A shift in policy would redistribute resources, which in turn could stimulate economic growth.”
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- “consequently”(その結果)
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- “as a result”(その結果)
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- “then”(それから)
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- “in turn” は「因果関係が連鎖している」あるいは「順番が回ってきて話が続く」ニュアンスがやや強いです。
- “consequently” や “as a result” はシンプルに「結果として」を示すために使われます。
- “then” は時系列の単純な「次に」。因果まで示す場合には文脈次第です。
- 明確な反意語はありませんが、あえて言えば「この後の展開が起こらない、続くことがない」といったニュアンスを表すフレーズは対立的といえます。例えば “it ended there”(そこで終わった)など。
発音記号(IPA)
アクセント
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
- “turn”(/tɜːrn/)の母音 /ɜː/ は日本人学習者にとってやや発音が難しい場合があります。
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
よくある間違い
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- 会話で速く話すと “in turn” と “intern” が似た発音になることがあります。
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- スペリング上の混乱: 「intern(インターン)」と間違えるケース。
- “in turn” が持つ「連鎖的な結果」というニュアンスを、ただ「そして次に」として訳してしまうと、文意がうまく伝わらないことがあります。
- TOEICや英検などでも読解パートで、「in turn」が因果関係を示すキーワードとして出題されることがあります。文脈から「次に」「結果として」といった意味を正しく読み取る必要があります。
- 「in turn」は「順番に(turn)」の中にいる(in)イメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 「輪になって順番が回ってくると、皆が行動し、その作用が次へ繋がる」というストーリーをイメージすると理解しやすいです。
- フレーズとして使うため、動詞や形容詞のように時制変化はありません。
- 「handful」は名詞で、単独で「手いっぱいの量」「厄介な人(扱いづらい人)」という意味でも使われます。
- 例: “He can be a real handful.”(彼は本当に手に負えない/厄介です。)
- “Handful”(n.) → 「一握りの量」「やっかいな人」
- “Hand” (n./v.) → 名詞「手」、動詞「手渡す」など
- 「hand」+「ful」
- “hand”は「手」、
- “-ful”は「一握りの量」や「手に収まる量」という意味を持つ接尾語です。
- “hand”は「手」、
- 物理的に「手のひらに収まる程度の量」を指すとき
- 例: “I took a handful of peanuts.”
- 例: “I took a handful of peanuts.”
- 比喩的に「数が少ない」「人数が少ない」などを表現するとき
- 例: “Only a handful of people came to the event.”
- a handful of people → (ごく少数の人々)
- a handful of coins → (一握りの硬貨)
- a handful of times → (数回)
- a handful of complaints → (わずかばかりの苦情)
- a handful of customers → (ほんのわずかな客)
- a handful of opportunities → (限られた機会)
- a handful of tasks → (少数のタスク)
- only a handful of votes → (わずかな票数だけ)
- just a handful of friends → (ほんの数人の友人)
- a handful of ideas → (いくつかのアイデア)
- 古英語の “handful” (hand-ful) に由来し、「手のひらいっぱいの量」という原義を持ちます。そこから、比喩的に「ごく少量」「少数」の意味へと拡張されてきました。
- 日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、あまりフォーマルすぎる場面では “a small number of” など別の表現を使うこともあります。
- “a handful of” は「少ない」という印象を与えるため、ポジティブにもネガティブにも使われやすいフレーズです。
- “a handful of + 可算名詞の複数形” の形を取ることが多いです。
例: “a handful of people,” “a handful of coins.” - 名詞 “handful” は可算名詞ですが、このフレーズで使うときは定型的に単数形(a handful)+ of + 複数形の名詞となります。
- フォーマル度: ややカジュアル〜中程度。書き言葉でも使用可能ですが、論文や公式文書では “a small number of” といった表現がより一般的です。
- “I only have a handful of cookies left. Do you want one?”
- (クッキーがあと少ししか残ってないんだ。いる?)
- (クッキーがあと少ししか残ってないんだ。いる?)
- “There are just a handful of people at the party tonight.”
- (今夜のパーティにはほんのわずかしか人がいないね。)
- (今夜のパーティにはほんのわずかしか人がいないね。)
- “We made a handful of mistakes, but we can fix them easily.”
- (ミスは少しあったけど、すぐ直せるよ。)
- “We have a handful of potential investors interested in our project.”
- (我々のプロジェクトに興味を示している投資家が、少数だがいます。)
- (我々のプロジェクトに興味を示している投資家が、少数だがいます。)
- “Only a handful of candidates met all the job requirements.”
- (募集要件をすべて満たした候補者はごくわずかだった。)
- (募集要件をすべて満たした候補者はごくわずかだった。)
- “A handful of new clients could significantly boost our sales.”
- (少数の新規顧客でも売上を大きく伸ばす可能性があります。)
- “Only a handful of studies have explored this topic in detail.”
- (このトピックを詳細に探究した研究はごくわずかしかない。)
- (このトピックを詳細に探究した研究はごくわずかしかない。)
- “A handful of researchers have expressed doubts about the methodology.”
- (数名の研究者が、その手法について疑問を呈している。)
- (数名の研究者が、その手法について疑問を呈している。)
- “There are only a handful of references available on this subject.”
- (この主題について利用可能な参考資料は数点しかない。)
- “a few” → 「少しの」「いくつかの」
- よりカジュアルで、漠然と「いくつかある」という意味を示す。
- よりカジュアルで、漠然と「いくつかある」という意味を示す。
- “a small number of” → 「少数の」
- 文書やレポートに多用される、よりフォーマルな表現。
- 文書やレポートに多用される、よりフォーマルな表現。
- “several” → 「いくつかの」
- “a handful of” よりはやや多めのニュアンス。
- “a handful of” よりはやや多めのニュアンス。
- “a tiny amount of” → 「極めて少ない量の」
- 不可算名詞に使われることが多い。
- 不可算名詞に使われることが多い。
- “a large number of” → 「多数の」
- “plenty of” → 「十分にある、たくさんの」
- “a handful” の部分: /ə ˈhændfʊl/
- アクセントは “hand” の部分にあります(/ˈhænd/)。
- アクセントは “hand” の部分にあります(/ˈhænd/)。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差異はありませんが、/æ/(キャットの母音)の発音に若干の地域差があります。
- /handful/ を /handfall/ などと綴ったり読んだりしないように注意。
- スペルミス: “handful” の途中を “handfull” と “l” を重ねてしまうミス。
- 同音・類似表現: 文章で使うときに “a handful” を “handfuls” などにする際、単数・複数の扱いに注意。フレーズとしては「a handful of」で覚えてしまったほうがよい。
- 試験対策: 英検やTOEICなどでも比較の文脈や数を表す表現を問う問題で、「a handful of」は “a few” などと混同されがちですが、基本的には「ほんの一握りしかない」イメージが強いです。
- “hand” + “ful” = “手いっぱい分” から「少数(しか持てない)」を連想すると覚えやすいです。
- 覚え方のコツ: 「手に持てるくらいしかない」というビジュアルイメージを持つと、自然に「少数の」という意味が頭に入りやすくなります。
- “handful” のつづりは “hand + ful” と分解してスペルミスを防ぎましょう。
more so
more so
解説
ましてそうだ / 《~ than》...よりももっと
【発音記号】mɔr soʊ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Boston is walkable, and San Francisco more so.
ボストンは歩いて行けるし、サンフランシスコはもっと行ける。
more so
以下では「more so」を、学習者の方にもわかりやすいように、9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: more so
日本語: 「さらにそうである」「(先に述べたことを)いっそう強調する」
品詞
慣用的に使われる副詞句 (adverbial phrase)として扱われます。
意味の概要
“more so” は、前に述べた内容をさらに強調するニュアンスを持っています。例えば「Aは素晴らしい、Bはmore so(なお一層そうだ)」というふうに使い、「よりいっそう」「さらにそうである」という感じを出します。
「相手が言ったことや前の文脈を踏まえて、『それは確かにそうだけれど、実はもっとそうなんだよ』という場面で使われます。」というイメージです。
活用形
フレーズなので、動詞のように活用変化はありません。文脈によって微妙に構造が変わることはありますが、基本は “more so” のままです。
他の品詞形
“more so” そのものが品詞転換するケースはありません。同じような強調表現として “even more so” や “all the more so” などのバリエーションがあります。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが一緒になって、前の文または発言を「さらにその通りだ」という意味合いで強調する表現になります。
関連表現や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル/カジュアル
可算・不可算、他動詞・自動詞などの文法上のポイント
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈でそれぞれ3つずつ、合計9つの例文を示します。
① 日常会話での例文
② ビジネスシーンでの例文
③ 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
ふたつ続けて発音するときは、
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「more so」の詳細な解説です。文脈のなかで「さらに」「いっそう強調したい」場面にうまく使いこなしてみてください。
ましてそうだ
《~ than》...よりももっと
at least
at least
解説
少なくとも
【発音記号】æt list
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】* *
【例文】
Well, you could email me at least.
まあ、メールくらいはしてくれてもいいんじゃないかな。
at least
以下では「at least」というフレーズについて、詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: at least
品詞: 副詞句 (phrase/adverbial phrase)
意味 (英語で)
意味 (日本語で)
たとえば、「少なくともこれだけは必要です」など、必要最低限の情報や数量を伝えるときに使います。日常会話でもビジネスでも非常によく使われる表現で、相手に「最低限」というニュアンスを伝えたいときに便利です。
活用形
「at least」は慣用的な副詞句なので、動詞のような複雑な時制変化はありません。ただし、同じ副詞句として文中のどこに位置するかは文脈によって異なります。
ほかの品詞への派生例
CEFRレベルの目安: A2
A2(初級)レベルでもよく登場する表現です。会話や文章で必要な最低限の基準を示す際に大変便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「at least」は、直訳すると「最小限において」というイメージで、「これだけは最低限」というニュアンスを表します。
関連単語や派生語
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「least」は古英語で「láest」という形があり、「little」の比較級(less)、最上級(least)にあたります。「at least」というフレーズになったのは、中世頃から「最低限」を示す便利なまとまりとして使われてきたと考えられています。
ニュアンス・感情的な響き
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン/スタイル
文法上の注意点
5. 実例と例文
日常会話で (3例)
ビジネスで (3例)
学術的な文脈で (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
IPA表記
強勢(アクセント)
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「at least」の詳細解説になります。日常会話やビジネスシーン、あらゆる場面で使いやすい表現なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
少なくとも
bring about
bring about
解説
...をもたらす, ...を引き起こす
【発音記号】brɪŋ əˈbaʊt
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
It was expected that he would bring about change.
彼が変化をもたらすことが期待されていた。
bring about
1. 基本情報と概要
単語: bring about
品詞: 句動詞(phrasal verb)
活用:
英語の意味: to cause something to happen; to make something happen
日本語の意味: 何かを引き起こす、もたらす
「bring about」は、「特定の変化や出来事を引き起こす」「ある状況をもたらす」といった意味を表す句動詞です。たとえば「この行動が大きな変化をもたらした」というような文脈で使われます。日常会話でもビジネス会話でも広く使われ、実際に状況や結果を生じさせるニュアンスがあります。
CEFRレベル: B2(中上級)
持続的に英語を使いはじめた学習者が、より複雑な表現を習得する際に習うレベルのフレーズです。
他の品詞になったときの例
2. 語構成と詳細な意味
bring about は、
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源: 「bring」は古英語 bringan から、「about」は古英語 abutan(周囲に)などから由来し、2つの語の組み合わせで「物事を周りに引き起こす=物事を起こす」という意味合いになっています。
ニュアンス:
使用上の注意:
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム的な言い回し
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「bring about」の詳細解説です。ぜひ例文やコロケーションを使いながら、実際にアウトプットしてみてください。
(ポジティブなこと)をもたらす,を引き起こす
in front of
in front of
解説
...のすぐ前に,のすぐ前で / ...の前方に, の前方で
【発音記号】ɪn frʌnt ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
She did not want to say anything in front of the kids.
子供の前では何も言いたくなかったそうです。
in front of
「in front of」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞
CEFRレベルの目安: A2(初級)
→ A2は初級レベルなので、日常生活でよく使う表現です。やや単語が増えてきた段階ですが、会話の中ではとても頻出のため、覚えておくと便利なフレーズです。
活用形・他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性・派生語
よく使われるコロケーションと関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
代表的な構文
イディオム的な表現
5. 実例と例文
1) 日常会話(カジュアル)での例文
2) ビジネスシーンでの例文
3) 学術・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in front of」の詳細な解説です。物理的な位置を表すときにはとても頻繁に使う表現なので、会話やリスニングでしっかりと身につけておくと便利です。
...のすぐ前に,のすぐ前で
...の前方に, の前方で
based on
based on
解説
...に基づいて, ...を根拠にして
【発音記号】beɪst ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Based on the reports, it seems it was an accident.
報道を見る限りでは、事故だったようです。
based on
「based on」の詳細解説
1. 基本情報と概要
品詞: 重複的ではありますが、大まかには以下のように捉えられます。
意味(英語):
“based on” means “founded on,” or “derived from.”
(直訳すると「~に基づいて」)
意味(日本語):
「~に基づいて」「~を根拠にして」という意味です。たとえば「The movie is based on a true story.(その映画は実話に基づいている)」のように使います。何かを判断したり行動したりするときに、土台となる情報や事実がある場合に「based on」をよく使います。
活用形:
「be based on」というフレーズでよく使われるので、単独で「base」の活用を考えるよりも、「based on」が一つの表現として覚えられることが多いです。
関連する他の品詞形:
CEFRレベル:
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
もともと「base」は「基礎を置く」という動詞です。その過去分詞形「based」が「on」と組み合わされ、「~に基づく」という意味を作ります。
他の派生語や類縁語:
よく使われるコロケーション (共起表現) 10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
名詞化・動詞形
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(完全な反意表現ではありませんが、対比として)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「based on」の解説です。何かを判断・行動・説明するときに「どの事実や情報を基にしているのか」を示す、大変便利な表現です。ぜひ活用してみてください。
...に基づいて, ...を根拠にして
put forward
put forward
解説
(考え・計画など)を提案する, を示す, を提出する
【発音記号】pʊt ˈfɔrwərd
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
The group put forward several other proposals.
同グループは他にもいくつかの提案を出した。
put forward
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): put forward
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
• To propose, present, or suggest an idea, plan, or opinion for consideration.
意味(日本語):
• (意見や提案などを)提案する、提示する、提出する
「何かを新しく提案したり、議論にかけたい場合に使われる表現です。“具体的なアイデアをみんなに示す”というニュアンスがあります。フォーマルな場面でも、カジュアルな会話でも比較的幅広く使えますが、ビジネスや会議など、少し改まったシーンでよく聞かれる表現です。」
活用形
「put」は他動詞、そこに副詞「forward」がついて句動詞となっています。
他の品詞になったときの例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
「置く(put)」+「前へ(forward)」=「前に押し出す、提示する」というイメージがそのまま「提案する」に繋がります。
派生語や類縁語
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム/構文
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
強勢は「forward」の前半にかかりやすいです。アメリカ英語では「フォーウォード」、イギリス英語では「フォーウッド」に近い響きになります。
「put」を /pʊt/ と発音するとき、「プッ」に近い短い音に注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「put forward」の詳しい解説です。会議や論文、プレゼンなどで積極的に提案をする際に役立つ表現ですので、ぜひ使いこなしてみてください。
in which case
in which case
解説
《前文の内容を受けて》もしもそうした場合には, もしそうなった場合には
【発音記号】ɪn wɪʧ keɪs
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
That means it’s midnight, in which case it’s closed.
つまり深夜だと閉まっているということです。
in which case
以下では、“in which case”というフレーズについて、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「in which case」は、直前の文や状況で述べた内容を受けて、「もし(そこで述べた状況が)起こったら」という意味を表します。ややフォーマルなニュアンスでよく使われ、話題にしている条件が成立するならば、この後に続く結果・対応が起こる、といった論理的なつながりを示します。
品詞・活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
「前の文や内容」というものが“which”によって指し示され、その状態の中(in)というニュアンスが「case(場合・状況)」と合わさり、「もしそれが当てはまる状況ならば」という意味を作り出しています。
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・微妙なニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオムの紹介
フォーマル/カジュアル
文法ポイント
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的文脈の3つの場面で、それぞれ3つずつ例文を挙げます。
① 日常会話
② ビジネス
③ 学術的・専門的
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in which case” の詳細な解説です。条件を示す際にスムーズに使えると、英語の文章や会話が論理的で洗練された印象を与えます。ぜひ活用してみてください。
《前文の内容を受けて》もしもそうした場合には, もしそうなった場合には
way round
way round
解説
逃げ道, 回避法, 逃げ方
【発音記号】weɪ raʊnd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
Do you know your way round?
逃げ方を知っているか?
way round
1. 基本情報と概要
単語・表現: way round
品詞: 主に名詞句として扱われることが多い(「way」と「round」の結合)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語 & 日本語)
例えば「We need to find a way round these regulations.(これらの規制を回避する方法を見つける必要がある)」のような使われ方をします。
活用形
他の品詞になった場合の例
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的・専門的
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
まとめ
「way round」は、問題や困難を「遠回りして回避する方法」「うまく避ける手段」を指すフレーズです。イギリス英語でよく見られる表現ですが、アメリカ英語では“way around”の形がよく使われます。日常会話からビジネスまで幅広く使うことができ、類似表現として“workaround”なども覚えておくと便利です。
逃げ道, 回避法, 逃げ方
in turn
in turn
解説
次に、それに続いて、その結果
【発音記号】ɪn tɜrn
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
The supermarket in turn will donate seven thousand.
スーパーが順番に7,000ドルを寄付してくれる。
in turn
1. 基本情報と概要
英語表現: in turn
品詞: 副詞句(慣用表現)
英語の意味
日本語の意味
「in turn」は「一つずつ順を追って行う場合」や、「Aに対してBが起き、Bに対してCが起きた」といった因果や連鎖を示すときに使います。ニュアンスとしては、物事が次々と後に続くイメージを表します。
活用形・他の品詞形
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連コロケーションやフレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
例:構文
• “S + V, which in turn + V …”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
使い方の違い
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習のコツとしては、因果関係を説明する例文をいくつか暗記して「人口が増え、それに伴って需要が増え、それによって価格が上昇した」を “The population grew, which in turn increased demand, which in turn drove up prices.” のように言えるようにすると、自然に身につきます。
a handful of
a handful of
解説
一握りの量の..., 一つかみの量の... / 《くだけて, 通例just/only ~ 》 ほんの少数の..., わずかの...
【発音記号】ə ˈhændˌfʊl ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Only a handful of them were actually awake.
実際に起きていたのはほんの一握り。
a handful of
1. 基本情報と概要
英語表記: a handful of
品詞: 句(数量表現の一種)
意味(英語): “a small number or amount of something.”
意味(日本語): 「一握りの」「少数の」「わずかな量の」という意味です。
「a handful of ~」は、文字通り「手一杯分の~」というニュアンスで、実際の数や量が少ないことを表します。「人数が少ない」「数量が少ない」という話をするときによく使われるフレーズで、カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
活用形:
他の品詞になった時の例:
CEFRレベルの目安: B1(中級)
日常会話で頻繁に出てくるため、よく聞いたり使ったりしますが、学習者としては「a few」「several」などとあわせて覚えておきたいフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
詳細な意味:
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的/フォーマル文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA): /ə ˈhændfʊl əv/
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚える時は、実際の会話の中で「a handful of」を使ってみると定着しやすいです。ぜひいろいろな名詞と組み合わせて使ってみてください。
一握りの量の..., 一つかみの量の...
《くだけて, 通例just
only ~ 》 ほんの少数の..., わずかの...
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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