頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- 「by way of」は、物事や場所を“経由して”や“手段として”という意味を表す表現です。例えば「ロサンゼルス経由で東京に行く」とか、「ご挨拶として一言述べさせていただく」といったニュアンスを伝える際に使います。
- 「via」や「through」と似た役割をしますが、ややフォーマルな響きがあり、書き言葉や正式な場面で用いられることも多いです。
- 「by way of」は句なので、動詞のように時制や人称によって形が変化することはありません。
- 名詞・形容詞などへの派生もなく、このフレーズ自体が機能的に前置詞句として使われます。
- 似た表現として「by the way(ところで)」はありますが、これは慣用表現で、意味と用法がまったく異なる点に注意が必要です。
- by: (前置詞)「〜によって」「〜のそばに」「〜を用いて」など、幅広い意味を持つ
- way: 「道」「方法」「手段」
- of: (前置詞)「〜の」「〜について」
- travel by way of …(…を経由して旅する)
- come by way of …(…を経由して来る)
- permission by way of …(…を通じて許可を得る)
- proceed by way of …(…を通って進む / …(手段)によって進める)
- introduction by way of …(…としての序文 / 導入)
- explanation by way of examples(例を用いた説明)
- compensation by way of …(…による補償)
- by way of apology(謝罪として)
- by way of clarification(説明のために / 説明として)
- by way of comparison(比較として / 比較のため)
- 語源:
- 「by」は古英語 “bi” から来た前置詞。
- 「way」は古英語 “weg” に由来し、「道」や「方法」を意味。
- 「of」は古英語 “of” から来て、「〜から」「〜の」という意味を持つ。
- 「by」は古英語 “bi” から来た前置詞。
- 歴史的には、「道を通って」「その手段を使って」という意味で発達してきました。
- ニュアンス:
- フォーマル度が高めの表現で、「〜を経由して」あるいは「〜として」の強調がやや丁寧に響きます。
- 口語よりも書き言葉やフォーマルなスピーチ、ビジネス文書などでしばしば見られます。
- カジュアルすぎる場や会話では、より短い「via」や「through」を用いたほうが自然なこともあります。
- フォーマル度が高めの表現で、「〜を経由して」あるいは「〜として」の強調がやや丁寧に響きます。
- 前置詞句としての機能:
「by way of + 名詞/場所/手段」で、「〜を経由して」「〜として」という内容を補足説明します。
例) I went to Tokyo by way of Nagoya.(名古屋経由で東京に行った) - 可算・不可算の区別:
- 「by way of」は句なので名詞ではなく、可算・不可算の区別はありません。
- 「by way of」は句なので名詞ではなく、可算・不可算の区別はありません。
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマル→「by way of」を使う
- カジュアル→「via」「through」などを使うことが多い
- フォーマル→「by way of」を使う
- “We came here by way of the back road to avoid traffic.”
(渋滞を避けるために、裏道を通ってここに来たよ。) - “I learned about this café by way of a friend.”
(友達経由でこのカフェについて知ったんだ。) - “I’ll send you the files by way of my phone, if that’s easier.”
(それが簡単なら、スマホを使ってファイル送るね。) - “We secured the contract by way of a mutual acquaintance.”
(共通の知人を通じて、その契約を獲得しました。) - “By way of introduction, let me first summarize our key objectives.”
(はじめに、導入として、我々の主要な目的をまとめます。) - “We plan to address the client’s concerns by way of a formal proposal.”
(正式な提案書を通じて、クライアントの懸念に対応する予定です。) - “By way of experimental analysis, the team tested various hypotheses.”
(実験的な分析を通じて、チームはいくつかの仮説を検証した。) - “The researcher gathered data by way of interviews and surveys.”
(研究者はインタビューとアンケートを通じてデータを収集した。) - “By way of a thorough review, we hope to extend the current theory.”
(徹底的なレビューを通じて、既存の理論を拡張することを目指している。) 類義語
- via(〜を通じて / 〜経由で)
- 「by way of」よりも一般的で、フォーマルでもカジュアルでも使える。
- 「by way of」よりも一般的で、フォーマルでもカジュアルでも使える。
- through(〜を通って / 〜を介して)
- カジュアルな文章や会話で好まれる。
- カジュアルな文章や会話で好まれる。
- by means of(〜という手段によって)
- 手段を強調する表現で、ややフォーマル。
- 手段を強調する表現で、ややフォーマル。
- via(〜を通じて / 〜経由で)
反意語
- はっきりとした反意語はありませんが、経由せずに直接というニュアンスなら “directly” が対照的になります。
- 例) “I went directly to Tokyo” (東京へ直接行った) ↔︎ “I went to Tokyo by way of Nagoya.” (名古屋経由で東京へ行った)
- はっきりとした反意語はありませんが、経由せずに直接というニュアンスなら “directly” が対照的になります。
- IPA: /baɪ weɪ əv/
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありません。
- 「way」の発音 [weɪ] が弱めに聞こえることもありますが、中心のアクセントは“way”に置きやすいです。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありません。
- よくある間違い:
- 「by the way」と混同しないように注意(意味が全然異なる)。
- スペルミス:
- “by the way” (ところで) と “by way of” (〜を経由して) を混同しない。
- “by the way” (ところで) と “by way of” (〜を経由して) を混同しない。
- 同音異義語との混同:
- “by” / “buy” / “bye” はいずれも発音が似ているので要注意。
- “by” / “buy” / “bye” はいずれも発音が似ているので要注意。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリスニングで“by way of”を聞き取れず、“by the way”や“buy way of”と勘違いするケースがありえます。
- ビジネス文章やフォーマルメールでも見かける表現なので、完全に理解しておくと便利です。
- TOEICや英検などのリスニングで“by way of”を聞き取れず、“by the way”や“buy way of”と勘違いするケースがありえます。
- イメージ:
- 「道(way)」を使って進むイメージから「〜を通って」「〜経由で」と覚えると良いです。
- 「道(way)」を使って進むイメージから「〜を通って」「〜経由で」と覚えると良いです。
- 記憶テクニック:
- “by” + “way” + “of” → “道を使って進む感じ” または “手段として”といった視覚イメージを思い浮かべる。
- “by” + “way” + “of” → “道を使って進む感じ” または “手段として”といった視覚イメージを思い浮かべる。
- スペリング注意:
- 一つ一つ区切って:“by + way + of”。 “byway of”とまとめて書かないように気をつける!
- 活用形: フレーズのため、活用はありません。
- 他の品詞になった時の例:
- 「that」自体は指示代名詞や関係代名詞などとして使われ、「that is」は特定の挿入句としての使い方です。
- A1(超初心者):日常表現を身につけ始める段階
- A2(初級):基本的なやりとりができる段階
- B1(中級)
- B2(中上級)
- C1(上級)
- C2(最上級)
- that: 指示代名詞(「あれ」「それ」など)
- is: be動詞の3人称単数現在形
- that is to say: すなわち
- in other words: 言い換えると
- i.e.(ラテン語id est): すなわち
- 上記はいずれも「さらに説明を加える」ニュアンスや機能として似ています。
- That is correct. (それは正しい)
- That is to say... (すなわち…)
- That is why... (だから…なのです)
- That is all. (以上です)
- That is the question. (問題はそこ(それ)だ)
- That is important. (それは重要です)
- That is amazing! (それはすごい!)
- That is not the case. (そういうわけではない)
- That is for sure. (それは確かだ)
- That is the reason. (それが理由です)
- thatは古英語 “þæt (θæt)” に由来し、指示代名詞として「それ」「あれ」を表す言葉です。
- isは古英語 “is” に由来し、「存在する」「~である」といった意味を持つbe動詞の一形態です。
- 使用時の注意点:
- カジュアル: 「that’s...」
- フォーマル: 「that is...」「that is to say...」など
いずれも補足説明や言い換えが主目的で、そこまで感情的なニュアンスではなく、説明っぽい雰囲気を伴います。
- カジュアル: 「that’s...」
構文上の使い方:
- 文中で挿入句のように使われる: “He is my friend, that is, my best friend since childhood.”
- 文頭で導入する: “That is, we need to reconsider our strategy.”
- 文中で挿入句のように使われる: “He is my friend, that is, my best friend since childhood.”
フォーマル / カジュアル:
- フォーマルな文面: 「that is to say」と展開を丁寧に示す
- カジュアルな会話: 「that's ...」と短く要点をまとめる
- フォーマルな文面: 「that is to say」と展開を丁寧に示す
可算・不可算などの概念:
- 「that is」は名詞ではなく、フレーズなので可算・不可算の区別はありません。
- 「that is」は名詞ではなく、フレーズなので可算・不可算の区別はありません。
他動詞・自動詞の使い分け:
- こちらも動詞というよりbe動詞+指示語の組み合わせなので、他動詞・自動詞の使い分けもあてはまりません。
- “I’m planning to travel next week—that is, if I can get time off work.”
(来週は旅行するつもりだよ。つまり、仕事の休みが取れたらだけど。) - “He said he would come, that is, if nothing urgent happens.”
(彼は来るって言ってた。つまり、急用がなければだけど。) - “I love eating out, that is if the restaurant is not too crowded.”
(外食が好きだよ。つまり、お店が混んでなければね。) - “The goal, that is, our main objective, is to increase brand awareness.”
(目標、すなわち、私たちの主たる目的はブランド認知度を高めることです。) - “We should meet the deadline, that is, if the supply chain remains stable.”
(納期を守るべきです。つまり、サプライチェーンが安定していれば、という意味です。) - “Management is expecting results soon—that is why we must act quickly.”
(経営陣は近いうちに成果を期待しています。だからこそ迅速に行動しなければなりません。) - “The hypothesis, that is, the proposed explanation, requires more empirical data.”
(仮説、つまり、提示された説明にはさらに実証的なデータが必要です。) - “This principle, that is to say the law of universal gravitation, was groundbreaking.”
(この原理、すなわち万有引力の法則は、画期的なものでした。) - “Our research indicates a trend, that is, a consistent pattern over several decades.”
(我々の研究はある傾向を示唆しています。つまり、数十年にわたる一貫したパターンです。) - 類義語:
- in other words(言い換えれば)
- namely(すなわち)
- i.e.(ラテン語の略で「すなわち」)
- that is to say(すなわち)
- in other words(言い換えれば)
- 反意語:
- 明確に反対となるフレーズはありませんが、逆接や対比を導くフレーズとして
- “However,” “On the other hand,” “Conversely,” などが「that is」の役割とは異なる逆方向の意味を示す表現として対比されることがあります。
- 明確に反対となるフレーズはありませんが、逆接や対比を導くフレーズとして
- 発音記号 (IPA):
- イギリス英語: /ðæt ɪz/
- アメリカ英語: /ðæt ɪz/
- イギリス英語: /ðæt ɪz/
- アクセント:
- “that is” の “is” が弱く読まれることが多く、自然な会話では「that's」と縮約されて /ðæts/ の形で発音されるケースが非常に一般的です。
- “that is” の “is” が弱く読まれることが多く、自然な会話では「that's」と縮約されて /ðæts/ の形で発音されるケースが非常に一般的です。
- よくある間違い:
- “ð” (th) の発音を “d” や “z” と混同しないよう注意しましょう。
- “that is”と“this is”の混同
- “this is”: 発話者にとって近い対象を指す イメージ
- “that is”: 発話者からやや離れた対象、あるいは前の文脈を指す・補足説明のフレーズ
- “this is”: 発話者にとって近い対象を指す イメージ
- スペルミス
- “that’s” のアポストロフィを忘れる、 “thats” と書いてしまうなどのミス
- “that’s” のアポストロフィを忘れる、 “thats” と書いてしまうなどのミス
- 口語・書き言葉での使い分け
- 堅い文書では “that is to say” などを多用しがちですが、あまりに連発するとくどくなるのでバランスが必要です。
- 堅い文書では “that is to say” などを多用しがちですが、あまりに連発するとくどくなるのでバランスが必要です。
- 試験での出題傾向
- TOEIC や英検等では、接続詞・挿入句の問題や、文章中のまとめ表現として、類義表現(in other words / i.e. / namely など)と共に問われる場合があります。
- イメージ: 「that is」は手で少し離れたところを指しながら「つまりこういうことだよ」と補足している姿を思い浮かべると、日本語の「つまり」「すなわち」と近いイメージで覚えられます。
- 覚え方: ラテン語の “id est (i.e.)” と同じ意味。短いけれども文章の要点整理に使える大事なフレーズと認識しておくと便利です。
- 勉強テクニック: 英文をまとめるときに「that is」を一度挿入して言い換えを試みる習慣をつけると、読者にとってわかりやすい文章になります。
- 「get」は「得る」や「~になる」など多くの意味をもつ基本的な動詞ですが、「up」という副詞(あるいは前置詞)が加わることで、「ベッドから起きる」「立ち上がる」という意味になります。
- 「起きる」のニュアンスが強いので、朝目覚めてベッドから離れるシーンや、座った状態から立ち上がるシーンでよく使われます。
- 現在形: get up
- 過去形: got up
- 過去分詞形: got up (米英ともに一般的) / gotten up (主に米国でまれに使われる)
- ing形: getting up
- 「get」はさまざまな句動詞で使われる動詞ですが、名詞化した「get-up」という形では「服装」「装い」という意味もあります(例:「That’s quite an unusual get-up you’re wearing.」)。
- get(動詞):「得る」「~になる」「~を手に入れる」など、多義語。
- up(副詞 / 前置詞):「上へ」「上に向かって」。
- get up early(早起きする)
- get up late(遅く起きる)
- get up from bed(ベッドから起きる)
- get up from a chair(椅子から立ち上がる)
- make someone get up(誰かを起こす)
- struggle to get up(起きるのに苦労する)
- get up at dawn(夜明けに起きる)
- get up the courage(勇気を奮い起こす)
- get up off the floor(床から立ち上がる)
- can’t get up(起き上がれない / 動けない)
- 「get」は古英語や中英語の段階から「得る」「到達する」の意味として存在しており、いろいろな副詞や前置詞と結びついて意味が派生してきました。
- 「up」は「上方への動き」を表し、二つが結びつくことで「下(寝ている/座っている状態)から上(立つ/起きる状態)へ移る」という物理的動作のイメージが生まれています。
- 使われ方としては日常的でカジュアルな場面が多いですが、丁寧な表現でもよく使われるので、必ずしもくだけた言い方ではありません。
- 自動詞的用法: 「get up」は基本的に「起きる」「立ち上がる」という 自動詞 用法が多いです。
例:I usually get up at 6 a.m.(よく午前6時に起きます。) - 他動詞的用法: 「get someone up」のように誰かを起こす、立たせるという意味でも使えます。
例:I got him up at 7.(彼を7時に起こした。) - 主語 + get up + (補足情報)
- “I get up at six every morning.”
- “I get up at six every morning.”
- 主語 + get + 目的語 + up
- “She got her kids up for school.”
- “She got her kids up for school.”
- 「get up to (something)」は別の句動詞で、「(何か面白い・悪いことを)企む、する」という意味もあり、若干ニュアンスが異なりますので注意が必要です。
- “I usually get up at 6 a.m. to go jogging.”
(私はジョギングをするため、ふだんは朝6時に起きます。) - “I couldn’t get up this morning; the bed was too comfortable.”
(今朝は起きられなかったよ。ベッドがあまりにも快適だったんだ。) - “What time do you usually get up on weekends?”
(週末はだいたい何時に起きるの?) - “I make sure to get up early to answer international emails.”
(海外からのメールに対応するため、早起きするようにしています。) - “He got up during the meeting to give his presentation.”
(彼はプレゼンをするため会議中に立ち上がりました。) - “You’ll need to get up and greet the new clients as soon as they arrive.”
(新規顧客が到着したらすぐに立ち上がって挨拶してください。) - “Participants were instructed to get up from their desks every hour to reduce fatigue.”
(参加者は疲労を軽減するため、毎時間デスクから立ち上がるよう指示されました。) - “The researcher noted how often subjects would get up for breaks during the study.”
(研究者は実験中に被験者が休憩のために何度立ち上がるかを記録しました。) - “Several factors influence an individual’s decision to get up early, such as work schedule and circadian rhythms.”
(早起きに影響する要因には、仕事のスケジュールや概日リズムなどが挙げられます。) - wake up(目を覚ます)
- “wake up” はただ「意識が覚める」ことを指し、「get up」のように「ベッドから立ち上がる」動作までは含みません。
- “wake up” はただ「意識が覚める」ことを指し、「get up」のように「ベッドから立ち上がる」動作までは含みません。
- stand up(立ち上がる)
- 着席や横になっている状態から物理的に立つことを指します。時に「起立」を示す場合に使われます。
- 着席や横になっている状態から物理的に立つことを指します。時に「起立」を示す場合に使われます。
- arise(起こる、起きる)
- 文語的、フォーマルな響きがあり、「起こる」という抽象的な意味でも使われます。
- lie down(横になる)
- sit down(座る)
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ɡɛt ʌp/
- イギリス英語: /ɡet ʌp/
- アメリカ英語: /ɡɛt ʌp/
- 通常、両方とも “get” の “e” は短い「エ」の音、 “up” の “u” は「ア」の音に近いです。
- 強勢は “get up” の “up” の方にやや置くことが多いですが、状況によって変わることがあります。
- “GET up!” と動作を指示する場合は最初の “get” に強勢が置かれやすいです。
- “GET up!” と動作を指示する場合は最初の “get” に強勢が置かれやすいです。
- スペルミス: “get” と “up” は短いためミスは起こりにくいですが、文脈によっては「getup」とつづってしまうことがあるので注意。“get-up” は別の意味(装い)です。
- 意味の取り違え: “wake up” と “get up” の違いを明確にしておきましょう。「意識が覚める」か「ベッドから起きる」かで変わります。
- TOEICや英検などの試験で: 朝のルーティンや日常動作を問う問題で「What time do you usually get up?」のように聞かれることが多いです。
- 「目が覚めたら、“up”の方向に行く」 とイメージしてみましょう。
- 朝が苦手な方は、「Alarm goes off → Wake up(目が覚める)→ Get up(ベッドから起きる)」の三段階をセットで覚えておくと便利です。
- 音としては「ゲット アップ」と切って発音するイメージ。リズムよく「ゲッタップ」と少し短くする感覚で言うと通じやすいです。
- フレーズなので、動詞ではなく文全体で形を変えません。
- 「as」自体は接続詞や副詞などとして使われることがありますが、「as it were」はイディオム的表現として一まとまりで使われます。
- “as”:〜のように
- “it”:それ(仮主語など)
- “were”:be動詞の仮定法過去形(条件や仮想の表現)
- “so to speak” (いわば)
- “if you will” (言ってみれば)
- “in a manner of speaking” (ある意味で)
“He was, as it were, the leader of the group.”
(彼はいわば、そのグループのリーダーだった。)“The plan failed, as it were, before it even began.”
(計画は言ってみれば、始まる前にすでに失敗していた。)“This idea is, as it were, a double-edged sword.”
(このアイデアはいわば、諸刃の剣だ。)“We need to tread carefully, as it were.”
(いわば、慎重に行動する必要がある。)“They were, as it were, destined to meet.”
(彼らはいわば、出会う運命にあった。)“It’s our duty, as it were, to help the community.”
(地域社会を助けるのは、いわば私たちの義務だ。)“He walked into a trap, as it were.”
(彼はいわば、罠に飛び込んだようなものだ。)“She acted, as it were, like a mentor to me.”
(彼女はいわば、私にとってメンターのような存在だった。)“Life itself is, as it were, a journey toward self-discovery.”
(人生そのものはいわば、自己発見への旅だ。)“They have, as it were, painted themselves into a corner.”
(彼らはいわば、自らを窮地に追い込んだ。)- 口語よりはやや文語的、または書き言葉に近い表現です。
- カジュアルな会話でも時々使われますが、やや形式ばった響きがあるため、過度に使うと古風な印象を与えることもあります。
- 何かを断定せずに「やわらかく、婉曲に説明する」時に適しています。
- 構文上の特徴:
挿入句として用いられることが多く、「He was, as it were, a lost soul.」のように文の途中に組み込まれる場合があります。 - 使用シーン:
- 論文や書き言葉、多少フォーマルなスピーチ・講演など
- カジュアルでも比喩的または婉曲的な言い方をしたいとき
- 論文や書き言葉、多少フォーマルなスピーチ・講演など
“He’s always by himself, as it were, so I feel a bit sorry for him.”
(彼はいつも一人でいるという感じで、ちょっとかわいそうに思う。)“She became the star of the show, as it were.”
(彼女はいわば、そのショーの主役になったよ。)“You’re opening Pandora’s box, as it were, by asking that question.”
(その質問をするのは、いわばパンドラの箱を開けるようなものだ。)“The new marketing strategy will, as it were, revolutionize our approach.”
(新しいマーケティング戦略は、いわば私たちのアプローチを一新するでしょう。)“We should, as it were, hedge our risks before expanding overseas.”
(海外展開する前に、いわばリスクをヘッジすべきです。)“He represents, as it were, the voice of the consumer.”
(彼はいわば、消費者の声を代表しているのです。)“These findings constitute, as it were, the foundation of our new theory.”
(これらの発見はいわば、私たちの新しい理論の土台を成すと言えます。)“The artist’s use of light is, as it were, a critical element in interpreting the painting.”
(その画家の光の使い方はいわば、その絵画を解釈する上で重要な要素となっています。)“The phenomenon acts, as it were, like a catalyst for social change.”
(その現象はいわば、社会変化の触媒のような役割を果たしているのです。)so to speak(いわば)
- 「as it were」とほぼ同じ意味だが、「so to speak」の方が口語的に使われやすい。
if you will(言ってみれば)
- 「as it were」よりもさらに柔らかいニュアンスの場合がある。
in a manner of speaking(ある意味で)
- 若干説明的な印象を与える表現。主に書き言葉では「as it were」と似たように使われる。
- 直接的な反意語はありませんが、「literally」(文字どおり)で対比的に使われることがあります。
- “literally” は「本当に」「厳密に」という意味で、「as it were」の比喩性・仮説性とは逆の方向で使います。
発音記号(IPA):
/æz ɪt wɜːr/ (アメリカ英語)
/æz ɪt wɜː/ (イギリス英語)強勢(アクセント)の位置:
特に強く発音される箇所はなく、ややフラットに「as it were」と流すイメージです。
挿入句で用いられるときには前後で少し間をとる場合があります。よくある発音の間違い:
- “were” を “where” と混同したりする。
- “it” が弱形で発音されすぎて聞き取りにくいケースがある。
- “were” を “where” と混同したりする。
- スペルミス: “as it was” と書き間違えてしまうことがある。
- 同音異義語との混同: 特に英国英語発音で “were” と “where” は音が近い場合があり、混同に注意。
- 試験対策:
- TOEIC や英検ではあまり頻出ではないものの、読解問題で見かける場合があります。
- 自然な英作文で挿入句として使うと表現に幅を持たせることができるかもしれません。
- TOEIC や英検ではあまり頻出ではないものの、読解問題で見かける場合があります。
- 「as it were」を「いわば」と覚える。
- 「were」は仮定法の過去形なので、「もし本当にそうだったとしたら…」くらいの比喩感を連想すると理解しやすい。
- 使い慣れるまでは、「so to speak」や「if you will」と同じポジションで代用するとわかりやすいです。
- 文章にちょっとした挿入句を入れたい時に「あ、ここは ‘as it were’」とイメージするのがおすすめです。
- 「oh dear」は、驚き、心配、戸惑い、後悔など、軽い感情の動揺を表すときに使われる感嘆表現です。
- 「あらまあ」「おやおや」「あら大変」「どうしよう」といったニュアンスで、日本語でも感嘆詞に相当します。
- たとえば、失敗をしてしまったり、人の話を聞いて「それは困ったね」と反応するときなどに、「あらまあ、どうしましょう」というイメージの感嘆詞として使われます。「おお、なんてこと!」と少し驚いたときや、軽く困った気持ちをあらわすときに使いやすい表現です。
- 間投詞なので、文法上の活用はありませんが、場合によっては「oh dear me」や「oh dear Lord」など、続けて使われる形もあります。
- ただし、どれも感嘆詞という品詞的特性は変わりません。
dear
は形容詞、名詞、呼びかけ表現(“My dear 〜”)としても使われますが、「oh dear」としてはあくまで間投詞の働きになります。
- 例:
He is a dear friend of mine.
(形容詞的に「大切な」) - 例:
My dear, have you finished your work?
(呼びかけ)
- 例:
- A2 (初級) 〜 B1 (中級)
- 「oh dear」はとても基本的な感嘆表現なので、初級レベル(A2)からも耳にしたり使ったりできる身近なフレーズです。
oh
+dear
oh
: 感嘆を表す賛辞・驚きの言葉dear
: 本来は「愛しい、大切な」という単語ですが、「oh dear」でまとめて感情を表す言い回しとして定着しています。
dear me
oh my
oh dear me
oh dear Lord
dear oh dear
(「まったくね...」という少し強めのトーン)Oh dear, I'm late again.
- 「あら大変、また遅刻しちゃった。」
Oh dear me!
- 「あらまあ!」(驚きや困惑が強いとき)
Dear me, that’s unfortunate.
- 「あらまあ、それはお気の毒。」
Oh my dear!
(やや古風/親しみを込めた呼びかけ)
- 「あら、あなた!」(柔らかい呼びかけ・驚き)
Oh dear, what have I done?
- 「あら、私何をしちゃったの?」
Oh dear, that’s a big problem.
- 「おやおや、それは大変だね。」
Dear oh dear, this is quite troublesome.
(強めの困惑)
- 「まったくこれはかなり困ったことだ。」
Oh dear, look at the time!
- 「あら、もうこんな時間だわ!」
Oh dear, sorry about that!
- 「あら、申し訳ない!」
Oh dear, I forgot to bring my wallet.
- 「しまった、お財布を持ってくるのを忘れた。」
- 「Dear」は古英語の「dēore」からきており、「大切な」「尊い」という意味を持っていました。
- 「oh dear」は主に18〜19世紀あたりから、驚きや嘆きの感情を表すための丁寧な感嘆詞として定着したとされています。
- 現在では、特にイギリス英語でよく使われる穏やかな響きの感嘆詞として認識されています。
- 軽い驚きや苦境に対する反応として、カジュアルでもフォーマルでも使われやすいですが、少し上品で古風な響きが残るため、場面や話者のキャラクターによっては「やや丁寧・保守的」な印象を与えます。
- 「oh dear」は独立した間投詞として文頭/文中で使われます。
- 会話文や文中で、他の文と組み合わせで使われることが多いです。
- 例:
Oh dear, I'm so sorry for your loss.
- 例:
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマルな場でも使われますが、カジュアルな場面の方がより一般的です。
- イギリス英語圏のスピーチや物語で見る機会が多い表現です。
- フォーマルな場でも使われますが、カジュアルな場面の方がより一般的です。
Oh dear, I spilled my coffee.
- 「あらまあ、コーヒーこぼしちゃった。」
Oh dear, did you forget the tickets?
- 「あら、チケットを忘れちゃったの?」
Oh dear, I can't find my keys anywhere.
- 「おやおや、鍵がどこにも見つからないよ。」
Oh dear, there seems to be a discrepancy in the figures.
- 「これは大変だ、数値に食い違いがあるようです。」
Oh dear, we must address this issue right away.
- 「大変ですね、この問題にはすぐに対処しなくてはいけません。」
Oh dear, I’m afraid we’ll have to reschedule the meeting.
- 「困ったことに、ミーティングの予定を変更しなければならないようです。」
Oh dear, I overlooked that crucial study.
- 「しまった、あの重要な研究を見落としていました。」
Oh dear, the results have been miscalculated.
- 「あらまあ、計算結果を間違えてしまいました。」
Oh dear, I'm afraid the data do not support our hypothesis.
- 「困りましたね、データが私たちの仮説を裏付けていないようです。」
Oh no
- 日本語訳: 「ああ、なんてことだ」
- 「oh dear」よりも少し強い驚きや悲嘆、ネガティブな感情が表に出る傾向があります。
- 日本語訳: 「ああ、なんてことだ」
My goodness
- 日本語訳: 「まあ、なんということ」
- お上品な響きがあり、驚きを表す表現。
- 日本語訳: 「まあ、なんということ」
Dear me
- 日本語訳: 「あらまあ」
- 「oh dear」とほぼ同じように使えるが、単独で使われることが多い。
- 日本語訳: 「あらまあ」
Goodness me
- 日本語訳: 「あら!」
- 驚きにフォーカスしている感嘆。
- 日本語訳: 「あら!」
- 感嘆詞の反意語として直接対応するものはありませんが、ポジティブな感嘆として「Wow!」「Great!」などが対照的な雰囲気を持つ表現になります。
- IPA:
- アメリカ英語: [oʊ ˈdɪr]
- イギリス英語: [əʊ ˈdɪə]
- アメリカ英語: [oʊ ˈdɪr]
- アクセント:
- 「oh」にも少し強調がかかり、「dear」の部分も軽く強調されます。
- 「oh」にも少し強調がかかり、「dear」の部分も軽く強調されます。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い:
oh
の発音は、アメリカ英語では [oʊ]、イギリス英語では [əʊ]。dear
は、アメリカ英語では「ディア」に近く、イギリス英語では「ディア」より口が広く開く印象です。
- スペリングに関して間違いは少ないですが、「dear」を「deer(シカ)」と書き間違えないように注意しましょう。
- 「oh deer」とすると、「ああ、シカ…」というまったく違う意味になってしまいます。
- TOEICや英検などに直接出題される可能性は低い表現ですが、リスニングなどで「驚き・困り」を表す感嘆として理解しておくと便利です。
- イギリスのおばあちゃんが日常的に使っていそうな、おだやかだけど驚いたようなイメージで覚えるとよいでしょう。
- 「oh dear」は「おお、ディア」と区切って考えると、つい「シカ(deer)」ではなく「dear」とわかりやすいかもしれません。
- 繰り返し音読して、実際の会話でちょっと意識的に使ってみると自然に身につきます。
- advance (動詞): 前進する、進める、進歩させる
- 例: The army advanced toward the city. (軍は都市へ前進した)
- 例: The army advanced toward the city. (軍は都市へ前進した)
- advance (名詞): 前進、進展、前払い、先行
- 例: We received an advance on our salary. (私たちは給与の前払いを受けた)
- 例: We received an advance on our salary. (私たちは給与の前払いを受けた)
- advanced (形容詞): 進んだ、上級の
- 例: She is studying in an advanced course. (彼女は上級コースで学んでいる)
- in: (前置詞)「~の中に」
- advance: (名詞/動詞)「前進」「事前に進める」、など
- advance (動/名)
- advanced (形)
- advancement (名: 進歩、昇進)
- book in advance(予約を事前にする)
- pay in advance(先払いする)
- thank you in advance(事前にお礼を言う)
- ask in advance(前もって尋ねる)
- notify in advance(事前に通知する)
- arrange in advance(事前に手配する)
- plan in advance(あらかじめ計画を立てる)
- check in advance(事前に確認する)
- prepare in advance(あらかじめ準備する)
- apologize in advance(前もって謝る)
- 「あらかじめ行うことで、スムーズにことを進める」という前向きな印象があります。
- カジュアル/フォーマルどちらでも通じやすい表現で、特に文書やビジネスシーンで使われると、丁寧で準備ができている印象を与えます。
- 「先にやっておく」という雰囲気が強いので、日本語の「先手を打つ」「事前に」はかなり近いニュアンスです。
- 副詞句 (adverbial phrase) として文全体を修飾し、「前もって」「事前に」という意味を付け加えます。
- 「Please ~ in advance(~をあらかじめ~してください)」のように命令文や依頼フレーズでよく使われます。
- フォーマル/カジュアルともに使えますが、ビジネスなどのオフィシャル場面では特に頻出です。
- Could you call me in advance if you’re coming over?
(もし来るんだったら、前もって連絡してくれる?) - I always check the weather in advance before going on a trip.
(旅行に行く前に天気をあらかじめチェックするようにしています。) - Thank you in advance for helping me move.
(引っ越しを手伝ってくれて、あらかじめありがとうね。) - Please send us the documents in advance so we can review them.
(書類を事前に送付していただき、確認できるようにお願いいたします。) - We need to book the conference room in advance to secure a spot.
(会議室を確保するためには、事前に予約が必要です。) - I would appreciate it if you could let me know in advance about any changes to the schedule.
(スケジュールに変更があった場合は、事前にお知らせいただけるとありがたいです。) - Researchers must submit their proposals in advance of the deadline.
(研究者は締切前に提案書を提出しなければなりません。) - Please register in advance to ensure you have a seat at the seminar.
(セミナー席を確保するために、事前登録をお願いします。) - We recommend that statements and data be reviewed in advance by the ethics committee.
(声明とデータは、あらかじめ倫理委員会による審査を受けることを推奨します。) - beforehand(あらかじめ)
ほぼ同じ意味。in advanceよりもカジュアル寄りに感じる人もいますが、ほとんど差はありません。
- 例: Please let me know beforehand.
- 例: Please let me know beforehand.
- ahead of time(時間より早く)
時間的に早めに行うニュアンス。in advanceと似ていますが「時間に対して早めに」というイメージが強いです。
- 例: We arrived ahead of time, so we waited in the lobby.
- 例: We arrived ahead of time, so we waited in the lobby.
- afterward(s)(後で)
- 例: They decided on the details afterward.
- 例: They decided on the details afterward.
- later on(後ほど)
- 例: We’ll discuss it later on.
- IPA(米音): /ɪn ədˈvæns/
- IPA(英音): /ɪn ədˈvɑːns/
- アクセントは「ad*vance*」の「vance」の部分にあります。「in」は弱く発音し、「in ədVANCE」のように /əd/ の音がつながりやすいです。
- American Englishでは“æ”に近い発音(アドヴァァンス)、British Englishでは“ɑː”より長めの音(アドヴァーンス)になります。
- 「in advanced」と間違えてしまう人がいますが、正しくは「in advance」です。
- スペルミス: 「advance」を「advence」と綴ってしまう誤り。
- 熟語の混同: 「in advanced」と書き間違えるケース。副詞的表現は「in advance」と覚えましょう。
- TOEICや英検などの試験: ビジネス文書でよく見かける表現なので、Eメール対応や文章穴埋め問題で頻出です。事前連絡をする機会を示す例文が多い傾向にあります。
- 「アドバンス(advance)」は「前へ進む」というイメージ。なので「in advance」で「あらかじめ進んで」→「事前に」と覚えると良いです。
- 「in advance」の前の “in” が「前もって中に入っている」イメージで、物事を先取りして準備している、と想像すると暗記しやすいでしょう。
- 話すときに「in advance!」だけでも「前もって!」というニュアンスが伝わるので、カジュアルに使えます。
- A2(初級): よく使われる基本的な未来表現として学習する段階
- B1(中級): will と組み合わせて、状況に応じた未来時制の使い分けを学ぶ段階
- I am going to work.(私は働くつもりです)
- You are going to study.(あなたは勉強をするつもりです)
- He/She is going to play.(彼/彼女は遊ぶつもりです)
- We/You/They are going to travel.(私たち/あなたたち/彼らは旅行するつもりです)
- 「going」は本来、動詞 go の進行形 (going) です。
- 「to」は不定詞や前置詞としての機能を持ちます。
- なお、口語では「gonna」という短縮形もあります。
- going: 動詞 go の現在分詞 (〜している)
- to: 不定詞の一部(意図を表す助動的表現)
- be going to happen – (何かが起こりそうだ)
- be going to rain – (雨が降りそうだ)
- be going to leave – (出発するつもりだ)
- be going to buy – (買うつもりだ)
- be going to study – (勉強するつもりだ)
- be going to get married – (結婚するつもりだ)
- be going to call – (電話するつもりだ)
- be going to watch – (見るつもりだ)
- be going to move – (引っ越す/移動するつもりだ)
- be going to have a party – (パーティーを開くつもりだ)
- 意図・計画を強く示す:すでにやることを決めている、または起こる可能性がかなり高い状況。
- カジュアルで日常的:友達や家族とのカジュアルな会話で頻繁に使われる。
- 書き言葉でも使うが、カジュアル〜セミフォーマルな文体に向いている。よりフォーマルには、「will」などの使用もあり。
- 「be going to + 動詞の原形」で、未来の出来事や意図を表す。
- I’m going to visit my parents this weekend.
- I’m going to visit my parents this weekend.
- 疑問文・否定文も be 動詞 を使って形成する。
- Are you going to visit your parents this weekend?
- I’m not going to visit my parents this weekend.
- Are you going to visit your parents this weekend?
- カジュアル: 一般的な会話では「gonna」と口語的に省略する場合が多いです。
- フォーマル: 書き言葉やビジネスメールなどでは省略しないほうがよいです。「going to」のまま使います。
- 「be going to」は助動詞的役割を果たしますが、厳密には「助動詞 + 動詞」とは少し異なる構造です。
- 「will」と同じく「未来表現」を示すが、ニュアンスは異なります(計画性・意図をより強調)。
- I’m going to watch a movie tonight.
- 今夜映画を見るつもりだよ。
- 今夜映画を見るつもりだよ。
- Are you going to join the party tomorrow?
- 明日のパーティーに参加するの?
- 明日のパーティーに参加するの?
- I’m not going to cook today. Let’s order pizza!
- 今日は料理しないよ。ピザを頼もう!
- We’re going to launch the new product next month.
- 来月、新製品をローンチする予定です。
- 来月、新製品をローンチする予定です。
- Is the client going to approve this proposal?
- クライアントはこの提案を承認してくれるでしょうか?
- クライアントはこの提案を承認してくれるでしょうか?
- I’m going to attend a conference in London next week.
- 来週、ロンドンでの会議に出席する予定です。
- The research team is going to publish their findings in a journal.
- その研究チームは、研究結果を学術誌に発表する予定です。
- その研究チームは、研究結果を学術誌に発表する予定です。
- We are going to hold a symposium on climate change next quarter.
- 来期に気候変動に関するシンポジウムを開催する予定です。
- 来期に気候変動に関するシンポジウムを開催する予定です。
- Are you going to present your paper at the upcoming conference?
- 次の学会で論文を発表する予定ですか?
will(~するつもり・〜だろう)
- 「going to」に比べて、意思表示や予測の度合いが若干薄い場合があり、ラフな未来表現。シンプルに「〜だろう」や「〜します!」という形。
- 例: I will go to the festival tomorrow.(明日祭りに行くつもりです)
- 「I’m going to go to the festival tomorrow.」の方が計画されているニュアンスが強い。
- 「going to」に比べて、意思表示や予測の度合いが若干薄い場合があり、ラフな未来表現。シンプルに「〜だろう」や「〜します!」という形。
be about to(まさに〜しようとしている)
- 「be going to」よりも即時性が強く、今まさに行動を開始する直前という意味合い。
- 例: I’m about to leave.(今まさに出発しようとしているところです)
- 「be going to」よりも即時性が強く、今まさに行動を開始する直前という意味合い。
発音記号 (イギリス英語 / アメリカ英語)
- going: /ˈɡəʊ.ɪŋ/ (英), /ˈɡoʊ.ɪŋ/ (米)
- to: /tuː/, 口語的に /tə/ と弱まることもある
- going: /ˈɡəʊ.ɪŋ/ (英), /ˈɡoʊ.ɪŋ/ (米)
強勢(アクセント)
- 通常、
go
の部分にアクセントが強く置かれがちです: GO-ing to
- 通常、
よくある発音の間違い
- 日本人学習者は /ɡoɪŋg/ と尻上がりに「ゴイング」と発音しがち。末尾の /ŋ/ を意識的に口蓋化(舌の奥を上あごに付ける感覚)するとよいです。
- 「gonna」と略した際は /ˈɡʌn.ə/ (ガナ)や /ˈɡɒn.ə/ (ゴナ)に近い音になりますので要注意。
- 日本人学習者は /ɡoɪŋg/ と尻上がりに「ゴイング」と発音しがち。末尾の /ŋ/ を意識的に口蓋化(舌の奥を上あごに付ける感覚)するとよいです。
- 「gonna」を書き言葉で多用しない
- スラングや口語表現なので、メールやビジネス文書などフォーマルな場面には不向き。
- スラングや口語表現なので、メールやビジネス文書などフォーマルな場面には不向き。
- will との比較を整理する
- 試験で「will / going to」を使い分ける問題がよく出ます。going to は明確な意図や確定した未来イベントに使いやすいという点がポイント。
- 試験で「will / going to」を使い分ける問題がよく出ます。going to は明確な意図や確定した未来イベントに使いやすいという点がポイント。
- 縮約形のスペルミス
I’m going to
→I’m gonna
と書く場合など、口語と正式表記を混同しない。
- 「I’m going somewhere to do something」という感覚でイメージすると、「行動の目的」としての未来表現を捉えやすくなります。
- 音的に「ゴイングトゥ → ゴナ」と短縮して流れるので、発音やリズムに気を付けながら、リスニングと会話練習をすると自然に覚えられます。
- 予定表に「I’m going to ...」で書き出してみたり、1日の行動予定を英語で声に出してみると、習得に効果的です。
- フレーズ(動詞フレーズ)
- 主に「所有を表す」意味で使われます。
- 「~を持っている」という意味を表す際に、通常の “have” とほぼ同じニュアンスで使われます。口語でよく使われる表現です。
- I have got → I’ve got
- You have got → You’ve got
- He has got → He’s got
- We have got → We’ve got
- They have got → They’ve got
- 否定形: I have not got → I haven’t got
- 疑問形: Have I got...? / Has he got...?
- “get” は単独で動詞として「手に入れる」「到着する」などの意味を持ちますが、 “have got” は「すでに持っている(所有している)」という状態を強調する表現となっています。
- おおむね A2〜B1(初級~中級) レベルで学習されることが多い表現です。ネイティブの日常会話では非常によく使われます。
- “have” + “got” という2つの単語で構成されます。
- “have” は「持つ」という一般的な動詞。
- “got” は “get” の過去形・過去分詞形ですが、ここでは「状態・所有を手にしている」ことを表す慣用的な表現として使われます。
- “have to” → 「~しなければならない」
- “have got to” → 「~しなければならない」という意味で、必然性・義務を強調
- have got a point → (議論の要点を)納得できるもの、筋がある
- have got a minute → 時間がある
- have got to go → 行かなければならない
- have got a clue → 手がかりがある、わかっている
- have got a cold → 風邪をひいている
- have got time → 時間を持っている
- have got something to do → やることがある
- have got no idea → まったくわからない
- have got trouble → 困りごとがある
- have got a question → 質問がある
- “have” は古英語から変化しながら残っている最も基本的な動詞の一つです。
- “got” は “get” の過去・過去分詞形で、「手に入れる、獲得する」を意味します。もともと “have gotten” という形がありましたが、イギリス英語では過去分詞形として “got” が定着しています。
- 「すでに所有している」「すでに状態を得ている」というニュアンスを含みます。アメリカ英語よりもイギリス英語で好まれる言い回しですが、アメリカ英語でもカジュアルな会話でしばしば使われます。
- 書き言葉(フォーマルな文書)よりも口語(カジュアルな会話)で多用される傾向にあります。
所有を表す
- I have got a book. (I’ve got a book.) → 「本を持っています。」
- 質問形: Have you got a book? → 「本を持っていますか?」
- 否定形: I haven’t got a book. → 「本を持っていません。」
- I have got a book. (I’ve got a book.) → 「本を持っています。」
義務・必要性を表す
- I have got to go. (I’ve got to go.) → 「行かなければなりません。」
- 質問形: Have you got to go soon? → 「すぐ行かなきゃいけないの?」
- 口語では "I gotta go” のように省略形でもよく聞かれます。
- I have got to go. (I’ve got to go.) → 「行かなければなりません。」
- “have got” はフレーズなので、名詞ではなく動詞句として使われます。
- “have got” は「所有」が中心のため形式上は他動詞として目的語をとります。
例: I have got a car. (目的語: a car) - I’ve got a new phone! → 新しいスマホを手に入れたよ!
- Have you got any plans for tonight? → 今夜なにか予定ある?
- I haven’t got any money on me. → お金持ってないんだ。
- I’ve got a meeting at 10 a.m. → 10時に会議があります。
- Have we got enough data to proceed? → 進めるのに十分なデータはありますか?
- I’ve got some feedback on the project. → プロジェクトについてのフィードバックがあります。
- He has got several publications in that field. → 彼はその分野でいくつかの出版物を持っています。
- She has got evidence to support her hypothesis. → 彼女は仮説を裏付ける証拠を持っています。
- Have they got the necessary resources for the experiment? → その実験に必要なリソースは持っていますか?
- have → 「持っている」
- I have a car. / I’ve got a car.
- ほぼ同義。ただし “I’ve got” の方がやや口語的。
- I have a car. / I’ve got a car.
- possess → 「所有する」
- もっとフォーマル・堅い響き。法律文書や技術文書で使われることが多い。
- “lack” → 「欠いている、持っていない」
- I lack the expertise. → 「専門知識がない。」
- アメリカ英語: /hæv ɡɑːt/ や /hæv ɡʌt/
- イギリス英語: /hæv ɡɒt/
- “I’ve GOT” のように “got” にアクセントがきやすいですが、文全体で繋げて言うことが多いです。
- /got/ を /gɒ/ のように短く曖昧に発音してしまう
- 繋げて発音する練習をしておくとスムーズになります。
“have” と “have got” の混同
- 意味はほぼ同じですが、テストで文法上の形式を問われるときは注意。
- “do” や “does” を使って疑問や否定にしがちな学習者もいますが、“have got” を使う時は “Have you got...?” と作ります。
- 意味はほぼ同じですが、テストで文法上の形式を問われるときは注意。
短縮形の使い方
- 後ろを “I’ve got” と言うのか “I have got” と省略しないかによって、よりカジュアルかややフォーマルかが変わることがあります。
試験対策
- TOEICなどのリスニングで “I’ve got to...” が “I gotta...” のように聞こえて聞き取れない場合が多いので要注意。
- 英検などでは文法的に分解する問題として “Have you got ~?” などが問われることがあります。
- TOEICなどのリスニングで “I’ve got to...” が “I gotta...” のように聞こえて聞き取れない場合が多いので要注意。
- 「(すでに)手に入れた状態を維持している」というイメージを思い浮かべると “get” から “got” になっている理由が理解しやすい。
- 口では「アイブガタ~」 (I’ve gotta) とリズムよく言うジョーク等で繰り返すと覚えやすいです。
- “I’ve got this!” (大丈夫任せて!というニュアンス)と覚えるのも良いテクニックです。
- 「keep up」は句動詞のため、単体の動詞「keep」の活用によって変化します。
- 原形: keep up
- 過去形: kept up
- 過去分詞: kept up
- 現在分詞: keeping up
- 原形: keep up
- keep (動詞): 「保つ」「維持する」の基本的な動詞。
- “keeper” (名詞): 「管理人」「守る人」の意味。
- “keepable” (形容詞): 一般的ではありませんが、「保持できる」「保管に適した」のような意味で使われることがあります。
- keep up the good work
- (いい仕事ぶりを続ける)
- (いい仕事ぶりを続ける)
- keep up with the latest trends
- (最新の流行についていく)
- (最新の流行についていく)
- keep up appearances
- (外見を取り繕う)
- (外見を取り繕う)
- keep up morale
- (士気を保ち続ける)
- (士気を保ち続ける)
- keep up your spirits
- (気持ちを前向きに保つ)
- (気持ちを前向きに保つ)
- keep up communication
- (コミュニケーションを絶やさない)
- (コミュニケーションを絶やさない)
- keep up with technology
- (テクノロジーの進歩についていく)
- (テクノロジーの進歩についていく)
- keep up your pace
- (ペースを維持する)
- (ペースを維持する)
- keep up contact
- (連絡を取り続ける)
- (連絡を取り続ける)
- keep up a tradition
- (伝統を守り続ける)
- 語源・歴史: 「keep」は古英語の“cépan”に由来し、「持ち続ける、守る」といった意味がありました。一方、「up」は空間的・抽象的に「上」のイメージを持ちます。この2つが組み合わさることで、「高いレベルを保ち続ける」や「後れを取らない」などのニュアンスになりました。
- 使用時の注意点・微妙なニュアンス:
- 「頑張って続ける」ニュアンスがある(ポジティブな意味)。
- 「~に追いつく」のように相手や基準に合わせるイメージが含まれる。
- 「頑張って続ける」ニュアンスがある(ポジティブな意味)。
- 口語/文章、カジュアル/フォーマル: どちらでも比較的よく使われますが、ビジネスメールや会話でも自然に用いられるため、フォーマル・カジュアル問わず活躍する表現です。
- 句動詞として: 「keep up (with + 目的語)」のように「with」とセットで使うことが多い。例: “keep up with my classmates.”
- 他動詞/自動詞:
- 多くの場合「keep (他動詞) + up (副詞) + with (前置詞) + 目的語」の形。
- 「keep up」自体は「そのレベルやスピードを続ける」という意味を持つため、目的語がなく単独で使われることもある(例: “You must keep up!”)。
- 多くの場合「keep (他動詞) + up (副詞) + with (前置詞) + 目的語」の形。
- to keep up with + 名詞(人・物・状況)
- (~に遅れずについていく)
- (~に遅れずについていく)
to keep up + 名詞(努力など)
- (~を続ける/維持する)
イディオム:
- “keep up with the Joneses”
- (隣人や周囲と張り合って生活水準を保つ、見栄を張ること)
- “keep up with the Joneses”
- “I walk fast. Can you keep up?”
- 「私、速く歩くけど、ついてこれる?」
- 「私、速く歩くけど、ついてこれる?」
- “You’ve improved a lot in tennis. Keep it up!”
- 「テニス、すごく上達したね。その調子でがんばって!」
- 「テニス、すごく上達したね。その調子でがんばって!」
- “I can’t keep up with all these new phone apps.”
- 「これらの新しいアプリについていけないよ。」
- “We need to keep up with our competitors’ marketing strategies.”
- 「競合他社のマーケティング戦略に遅れずについていく必要があります。」
- 「競合他社のマーケティング戦略に遅れずについていく必要があります。」
- “Please keep up the great work; our team really appreciates it.”
- 「引き続き素晴らしい仕事を続けてください。チーム全体が本当に感謝しています。」
- 「引き続き素晴らしい仕事を続けてください。チーム全体が本当に感謝しています。」
- “I’m trying to keep up with daily reports, but the workload is heavy.”
- 「毎日のレポートをこなそうと頑張っているんですが、仕事量が多いんですよね。」
- “It’s challenging to keep up with the latest research findings in this field.”
- 「この分野の最新の研究成果に追いつくのは大変です。」
- 「この分野の最新の研究成果に追いつくのは大変です。」
- “To keep up with the course syllabus, you should read at least one article per week.”
- 「授業のシラバスに遅れずについていくには、週に最低1つは論文を読むべきです。」
- 「授業のシラバスに遅れずについていくには、週に最低1つは論文を読むべきです。」
- “Students often struggle to keep up with complicated theoretical concepts.”
- 「学生たちは複雑な理論概念を理解し続けるのに苦労することが多いです。」
- maintain (維持する)
- 「keep up」よりもかしこまった書き言葉で使われやすい。
- 「keep up」よりもかしこまった書き言葉で使われやすい。
- continue (続ける)
- 「keep up」と似た意味だが、「遅れずに追随する」というニュアンスは弱い。
- 「keep up」と似た意味だが、「遅れずに追随する」というニュアンスは弱い。
- stay on track (軌道に乗り続ける)
- 「正しい道を外れない」という意味で、やや比喩的。
- 「正しい道を外れない」という意味で、やや比喩的。
- catch up (追いつく)
- 一時的に差がついた状態を埋める、というニュアンス。
- 一時的に差がついた状態を埋める、というニュアンス。
- fall behind (遅れをとる)
- 「keep up」と反対に、「間に合わなくなる」「遅れを取る」という意味。
- 「keep up」と反対に、「間に合わなくなる」「遅れを取る」という意味。
- 発音記号: [kiːp ʌp]
- アメリカ英語 / イギリス英語: どちらも大きな違いはありませんが、
- アメリカ英語では “キープ アップ”(最後をやや短めに切る)
- イギリス英語では “キープ アップ” (/ʌ/ の母音がやや口を広げる感じ)
- アメリカ英語では “キープ アップ”(最後をやや短めに切る)
- アクセント: 句動詞の場合、動詞 (“keep”) に自然に強勢が来がちですが、会話の中では “keep” と “up” の両方を同じくらい強く発音することもあります。
- よくある発音ミス: “kip” としないように、「キープ」としっかり発音する。また “up” は「アッ(プ)」と曖昧母音にならないように注意しましょう。
- スペルミス: “keep” を “keap” と書いてしまう例。
- 乱用に注意: 「維持する」「続ける」をすべて「keep up」で表現しようとすると単調になるので、文脈に応じて “maintain” や “continue” を使い分けるとよい。
- TOEICや英検などの試験対策: 「keep up with + 名詞」を問う問題や、文中の意味として「遅れずに~する」の理解を問う問題が出題されやすい。
- “Keep” は「保ち続ける」、 “up” は「上に・上向きに」とイメージして、「常にレベルを上に保ち続ける」→「遅れずについていく、維持する」という覚え方ができます。
- 「追いつく」「そのままのレベルを保つ」とイメージしながら、「KEEP UP!」と言われたときにスポーツや勉強などでがんばってペースを保つ絵を思い浮かべると記憶に定着しやすいです。
- 例: “He succeeded at the expense of his colleagues.”
(彼は同僚を犠牲にして成功した。) - イディオムのため、動詞のような時制や形の変化はありません。固定表現として使われます。
- 「expense」は名詞で「(金銭的な)費用」「犠牲」を意味しますが、”at the expense of”はイディオムとして主に前置詞句の働きをします。
- 同じ「expense」を用いた形容詞に “expensive”「高価な」、動詞に “to expend”「費やす」などがあります。
- A1〜A2(超初心者〜初級)ではあまり出てこない表現ですが、中上級以上になると、文章や会話で目にすることがあります。
- expense: 「費用」「支出」「犠牲」を意味する名詞。
- at the expense of: 「(誰か・何か) を犠牲にして」「(誰か・何か) の負担で」というまとまったイディオム。
- expense (n.): 費用、出費、犠牲
- expend (v.): 費やす
- expensive (adj.): 高価な
- inexpensive (adj.): 安価な
- succeed at the expense of others
(他人を犠牲にして成功する) - profit at the expense of consumers
(消費者を犠牲にして利益を得る) - expand at the expense of local communities
(地域社会を犠牲にして拡大する) - grow at the expense of the environment
(環境を犠牲にして成長する) - gain advantages at the expense of fairness
(公正さを犠牲にして有利になる) - at the expense of one’s health
(健康を犠牲にして) - at the expense of quality
(品質を犠牲にして) - go to the expense of ~ (やや関連表現)
(〜の費用をかける) - at the company’s expense
(会社の費用負担で) - make jokes at someone’s expense
(誰かを犠牲にして冗談のネタにする) 語源:
「expense」はラテン語の “expendere”(意味:費やす、支払う)からきています。
“at the expense of” は、もともと「〜の支払いで」という文字通りの意味から、「〜を犠牲にして」という転義的な意味へ広がりました。ニュアンス:
「誰かや何かに損害や負担を強いる」ときに使うため、ややネガティブな響きがあります。特に道徳的・倫理的な文脈で「犠牲にしてまで……」という批判的ニュアンスを帯びることがあります。使用時の注意点:
- フォーマル/カジュアルいずれでも使われますが、深刻な内容においても軽い内容(冗談など)においても、相手を気分を害する可能性がある表現なので注意が必要です。
- 「誰かを犠牲にする」という距離感があるため、ビジネスや文章表現ではややフォーマル寄りに使われやすいです。
- フォーマル/カジュアルいずれでも使われますが、深刻な内容においても軽い内容(冗談など)においても、相手を気分を害する可能性がある表現なので注意が必要です。
構文: “at the expense of + 名詞(代名詞)”
例: “He made fun of her at the expense of her feelings.”他の構文やイディオム:
- “make jokes at someone’s expense”
- “do something at one’s own expense” (「自分の費用負担で何かをする」) など
- “make jokes at someone’s expense”
可算・不可算:
“expense” は名詞として「費用」「コスト」を指すときは通常可算・不可算両方で使いますが、イディオム “at the expense of” では可算・不可算を考えず、1つのまとまった表現として扱います。使用シーン:
- 書き言葉:新聞・ニュース記事、エッセイなど
- 話し言葉:ビジネスミーティングやフォーマルな会話、あるいはカジュアルに冗談を言うシーンなど
- 書き言葉:新聞・ニュース記事、エッセイなど
- “He keeps making fun of me at the expense of my feelings.”
(彼は私の気持ちを犠牲にして、ずっとからかってくるんだ。) - “I don’t want to buy an expensive car at the expense of my savings.”
(貯金を犠牲にしてまで高級車を買いたくない。) - “She stayed up late studying, at the expense of her sleep.”
(彼女は睡眠を犠牲にしてまで夜遅くまで勉強した。) - “The company prioritized profits at the expense of customer satisfaction.”
(その会社は顧客満足を犠牲にしてまでも利益を優先した。) - “He got promoted at the expense of his coworkers’ reputations.”
(彼は同僚たちの評判を犠牲にして昇進した。) - “We can’t afford to cut costs at the expense of product quality.”
(製品の品質を犠牲にしてコストを削減するわけにはいかない。) - “Rapid industrialization often occurs at the expense of environmental sustainability.”
(急速な工業化はしばしば環境の持続可能性を犠牲にして起こる。) - “Some theories focus on economic growth at the expense of social welfare.”
(一部の理論は社会福祉を犠牲にして経済成長に焦点を当てている。) - “New policies must not be implemented at the expense of civil liberties.”
(新しい政策は市民の自由を犠牲にして実施されるべきではない。) - to the detriment of
- 日本語: 「〜を損なって」「〜に不利益をもたらして」
- ニュアンス: “at the expense of” とほぼ同様に、「何かを犠牲・損害として行う」意味。
例: “He pursued his ambition to the detriment of his family.”
- 日本語: 「〜を損なって」「〜に不利益をもたらして」
- by sacrificing ~
- 日本語: 「〜を犠牲にして」
- イディオムほど決まった形ではないが、似た意味で使われる。
- 日本語: 「〜を犠牲にして」
- for the benefit of
- 日本語: 「〜の利益のために」
- 反意の文脈で使われるが、直接的な対比ではなく肯定的な表現。
- 日本語: 「〜の利益のために」
- in favor of
- 日本語: 「〜に賛成して」「〜を支持して」
- “〜に有利になる形で”という意味合いがある点では、ほぼ反義的な立ち位置で使われることがある。
- 日本語: 「〜に賛成して」「〜を支持して」
発音記号(IPA):
ət ði ɪkˈspɛns əv- 「the」は子音の前では [ðə] と発音することが多く、母音の前では [ði] になることがあります。
- 「expense」は /ɪkˈspɛns/ で、第二音節「-spense」にアクセントがきます。
- 「the」は子音の前では [ðə] と発音することが多く、母音の前では [ði] になることがあります。
強勢(アクセント):
- “at the exPENSE of” のように “expense” の第2音節に強勢があります。
- 「of」は弱く発音されることが多いです。
- “at the exPENSE of” のように “expense” の第2音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
ほとんどありませんが、音のつながりや /r/ の発音が地方・話者によって微妙に異なる程度です。よくある間違い:
- “at the expensive of …” と誤って形容詞 “expensive” を使ってしまうミスに注意。
- 前置詞を “on” や “by” と間違えて “on the expense of” “by the expense of” などとしてしまう場合があるので要注意です。
- “at the expensive of …” と誤って形容詞 “expensive” を使ってしまうミスに注意。
- スペルの混同: “expense” と “expensive” を混同しないこと。
- 同音異義語との混同: 特にはありませんが、“expanse”(広がり)との混同に注意。
- 試験での頻出:
- TOEICや英検の長文読解問題などで「〜を犠牲にして利益を得る」などの文脈でよく登場します。
- 前置詞句のイディオムとして問われる可能性があるので慣れておくと良いでしょう。
- TOEICや英検の長文読解問題などで「〜を犠牲にして利益を得る」などの文脈でよく登場します。
- 「誰かのサイフ(費用負担)を犠牲にしている」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。
- 「expense」 のスペルが紛らわしいという学習者は、“ex + pens + e” と分解して覚えるのもおすすめです(ex- は「外へ」、pendere(ラテン語由来)は「支払う・費やす」の意味)。
- フレーズごとに何度も音読し、文章の中で丸ごと暗記すると使いやすくなります。
by way of
by way of
解説
...を通って,...を経由して / ...を手段として / ...の目的で, ...のつもりで
【発音記号】baɪ weɪ ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
It was only by way of bribery that they managed.
彼らが管理したのは、賄賂の経由だけでした。
by way of
1. 基本情報と概要
英語表記: by way of
品詞: 句(前置詞句 / 接続的な働きをする表現)
CEFRレベル目安: B2(中上級)
活用と品詞展開
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさって、「〜を通って」「〜として(の手段で)」という意味を生み出します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by way of」の詳細解説です。フォーマルな文章ややや丁寧なニュアンスを含みたいときに使える表現なので、ぜひ活用してみてください。
...を通って,...を経由して
...を手段として
...の目的で, ...のつもりで
that is
that is
解説
《明確化》つまり,すなわち / (通例末尾で、前文に限定を加えて)と言っても…ならばの話だが / 《訂正・話》いや,というか
【発音記号】ðæt ɪz
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s yours, as long as you pay that is.
それはあなたのものです。と言っても、あなたがそれを支払う限りの話ですが。
that is
1. 基本情報と概要
英語表記: that is
品詞: フレーズ(連語/挿入句として機能)
日本語訳: 「つまり」「言い換えると」「すなわち」
「that is」は、前に述べた内容を言い換えたり、説明を補足したりするときに使われるフレーズです。「つまり」「言い換えると」といったニュアンスを持ち、書き言葉・話し言葉の両方で用いられます。
CEFRレベルの目安: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
この2語が組み合わさり、「that is ...」=「つまり…」「言い換えると…」というフレーズとなります。
接頭語や接尾語はありません。
関連語や関連フレーズ
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
歴史的にも「that + is」が組み合わさり、「前に出た内容を改めて説明する」フレーズとして使われてきました。わりとカジュアルにもフォーマルにも使えますが、書き言葉では論理展開をはっきり示す目的でよく登場します。口語では「that is」というより「that's」と省略することが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
これらはいずれも「さらに説明する」「言い換える」ときに使われます。語感や文体のフォーマル度合いが微妙に異なりますが、ほぼ同等に使えることが多いです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「that is」の詳細な解説です。書き言葉・話し言葉ともに、前の内容をさらにわかりやすく伝えたいときに使える便利なフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
《明確化》つまり,すなわち
(通例末尾で、前文に限定を加えて)と言っても…ならばの話だが
《訂正・話》いや,というか
get up
get up
解説
起きる, 立ち上がる
【発音記号】gɛt ʌp
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
It was easy getting up but the commute was awful.
起きるのは楽だけど、通勤はひどい。
get up
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): get up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFR レベルの目安: A2(初級)
主な活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
「get up」は、上に移動するイメージから「立ち上がる」や「ベッドから起き上がる」の意味を持ちます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム的用法
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
いずれも「横になる」や「座る」という「下に移動する」イメージで、「get up」(上へ動く)と反対のニュアンスです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「get up」の詳細解説です。朝起きるときや、座った状態から立ち上がるときに、気軽に使ってみてください。
起きる, 立ち上がる
as it were
as it were
解説
《かたい話》いわば
【発音記号】æz ɪt wɜr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
The party was a smash as it were.
パーティーは、いわば衝突事故でした。
as it were
1. 基本情報と概要
英語表記: as it were
品詞: 慣用的な副詞句(イディオム的表現)
意味(英語):
• “so to speak” / “in a manner of speaking” / “if you will”
→ 物事をはっきりと言い切るのではなく、比喩的・仮説的に表現するときに「いわば」「言ってみれば」というニュアンスを加える。
意味(日本語):
• 「いわば」「言ってみれば」
→ 何かを説明するとき、「厳密にはそうではないかもしれないが、こう表現した方がわかりやすいだろう」というようなニュアンスで用いる表現です。
活用形:
他の品詞の例:
CEFRレベルの目安: C1(上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
本来この表現は仮定法過去「were」の形を利用して「もしそうであるかのように」というニュアンスを生み出しています。厳密には「仮定的にそう言えば」という意味が込められています。
関連表現・派生
よく使われる共起表現(コロケーションや関連フレーズ10選)
3. 語源とニュアンス
語源:
「were」という仮定法過去形を使って、「実際にはそうではないけれど、仮定的にそういうものとして話してみる」という古い英語の構造をもとに形成されました。
歴史的には、多くの文学作品でも「as it were」が比喩的表現を和らげるために用いられています。
ニュアンス・使用時の注意:
4. 文法的な特徴と構文
他動詞・自動詞の使い分けが必要な単語ではなく、イディオムとして使うフレーズであるため、文法上は「副詞的表現」として機能します。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「as it were」の詳細解説です。ぜひ書き言葉や、少しフォーマルな場面で使ってみてください。
《かたい話》いわば
oh dear
oh dear
解説
《驚く》あら, まあ / 《残念》 やれやれ,あらら
oh dear
1. 基本情報と概要
単語: oh dear
品詞: 間投詞 (interjection)
英語での意味:
日本語での意味(優しい解説):
活用形
他の品詞になる例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性(派生語や類縁表現)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (フォーマル寄り)
学術的・公的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「oh dear」は、物事が想定外だったり、ちょっとしたトラブルや困惑を感じたときにサッと使える便利な感嘆詞です。イギリス英語らしい上品な響きがあるので、ぜひいろいろなシーンで試してみてください。
《驚く》あら, まあ
《残念》 やれやれ,あらら
in advance
in advance
解説
前もって, あらかじめ / 前金で, 前払いで / ...より前に, ...に先だって《of ...》
【発音記号】ɪn ədˈvæns
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s something you should do in advance.
事前にやっておくべきことです。
in advance
1. 基本情報と概要
英語表記: in advance
日本語訳: あらかじめ、事前に
品詞: 副詞句 (adverbial phrase)
「in advance」は「事が起こる前に」という意味で、「何かを先に済ませる」「準備しておく」といったニュアンスをもつ表現です。例えば、映画のチケットを購入するとき、当日ではなく早めに買っておくイメージです。話し言葉でも書き言葉でもよく使われる、便利なフレーズです。
活用形・他の品詞
「in advance」は句としての固定表現なので、活用形はありません。
ただし、下記のように「advance」単体は名詞・動詞として使われます。
CEFRレベル
おおよそ B1(中級) レベルに相当します。
・A1(超初心者)、A2(初級)の段階では習得していなくても問題ないですが、B1(中級)以降では会話や文章でよく出てくるので覚えると便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「in + advance」で「前進の中にいる→先に行っている」イメージから「事前に」という意味になりました。
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
「advance」は古フランス語の「avancier(前に進む)」に由来し、さらにラテン語の「abante(前方に)」から来ています。「in advance」はその名詞/動詞「advance」と前置詞「in」が組み合わさった表現です。
ニュアンス:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(フォーマル)
学術的・公的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in advance」の詳しい解説です。事前準備や先手を打つときに大変便利な表現なので、ぜひ日常会話でもビジネス場面でも活用してみてください。
前もって, あらかじめ
前金で, 前払いで
...より前に, ...に先だって《of ...》
going to
going to
解説
...するつもりだ / これから...する / ...になるだろう
【発音記号】ˈgoʊɪŋ tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
be going toは、くだけてgonnaと言い換えられることがある。
【例文】
I’m going to think about it.
考えてみようと思います。
going to
1. 基本情報と概要
単語(表現): going to
品詞: 構文(助動的に用いられる表現)
CEFRレベルの目安: A2(初級)〜B1(中級)
英語の「going to」は、「be going to + 動詞の原形」で、近い未来や意図を表すときに使われる表現です。日本語では「〜するつもり」「〜しそう」「〜しようとしている」などのニュアンスがあります。日常会話では非常によく出てくるフレーズで、「これから〜するよ」というカジュアルな雰囲気から、意図や計画、予測などさまざまな場面で幅広く使えます。
活用形
「be going to」の形をとるため、be 動詞の活用とあわせて次のようになります。
他の品詞形
「going to」自体が品詞として単独で変化するわけではありませんが、
2. 語構成と詳細な意味
もともとは「I am going (somewhere) to do something.(どこかに行って〜する)」という目的表現でしたが、そこから未来時制を表す構文へ変化したとされています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「be going to」は、もともと「be going to (場所)」という移動を意味する表現でした。そこから、「何かをしに行く」といった目的を示す中で、計画された未来を表すように用法が拡張され、現在では未来形の一種として使われています。
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的 or フォーマル (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
未来を否定する確立された表現は特にありませんが、強いて挙げるなら「be not going to」(〜しないつもり)や「will not (won’t)」が否定(反意)に近い役割を果たします。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「going to」の詳しい解説です。日常会話からビジネス、フォーマルな場面まで幅広く使える未来表現なので、まずは自分の日々の計画を「I’m going to ~」の形でたくさん口に出して練習してみてください。
...するつもりだ
これから...する
...になるだろう
have got
have got
解説
《話》を持っている
【発音記号】hæv gɑt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
現在形のhave
と同じ意味。
【例文】
I don’t know what he has got planned.
彼が何を計画しているのかは知らない。
have got
「have got」の徹底解説
1. 基本情報と概要
品詞
活用形
「has」か「have」かは主語によって変化し、否定形・疑問形にするときは以下のようになります:
他の品詞との関連
CEFRレベル
「have got」は英語で「所有している」「~がある」という意味です。たとえば “I’ve got a car.” は「車を持っていますよ」という意味になります。日本語では「私は〜を持っている」というニュアンスで気軽に日常会話で使われる表現です。
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
名詞かどうか
他動詞/自動詞の使い分け
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的・フォーマル寄り
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
“have” の「ア」音と “got” の「オ」音が地域によってやや異なります。最大のポイントは、口語で “I’ve got” と一気に発音することが多い点です。短縮形が自然に感じられます。
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
総括すると、「have got」は「すでに持っている」「すでに獲得している」の状態を強調する表現です。イギリス英語を中心に人々の日常会話で非常に頻繁に使われるため、場面によっては単に “I have” と言うより自然に聞こえる場合があります。短縮形や否定形・疑問形の作り方をしっかり身につけて、スムーズに使えるよう練習してみてください。
《話》を持っている
keep up
keep up
解説
《...に》遅れずについていく, 《...と》同じ割合で増える《with ...》/ を続ける,を維持する
keep up
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): keep up
品詞: 句動詞(phrasal verb)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
「keep up」は英語で「同じ速度やレベルを保つ、遅れずについていく」「維持する」という意味を持つ句動詞です。
日本語では「遅れずについていく」「維持する」「続ける」などと訳されることが多いです。話し相手のスピードや流れ、あるいは勉強や仕事のペースに追いつく、あるいは同じレベルを保ち続けるような場面で使います。
活用形
他の品詞になる例
2. 語構成と詳細な意味
「keep up」は「keep(保つ)」と副詞の「up(上へ、上に)」が合わさった句動詞です。単に「keep」だけだと「保つ」という意味ですが、「keep up」となることで「水準や速度を保ち続ける」「遅れずについていく」「続ける」といった意味合いが強調されます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的/アカデミックな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のポイントを意識すると、「keep up」の使い方やニュアンスを理解しやすくなります。ビジネスや日常会話など、さまざまな場面で積極的に使ってみてください。
at the expense of
at the expense of
解説
...の金を使って, ...の費用負担で / ...を犠牲にして, ...を食い物にして, ...をだしにして
【発音記号】æt ði ɪkˈspɛns ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
They were laughing at the expense of the photo.
写真をだしに笑われていました。
at the expense of
1. 基本情報と概要
語句: at the expense of
品詞: 熟語(前置詞句 / イディオム)
意味(英語): doing something by sacrificing or causing harm/loss to someone or something else, or indicating that the cost is paid by someone/something else.
意味(日本語): 「〜を犠牲にして」「〜の負担で」「〜の費用で」。
「誰かや何かに損失や犠牲を強いたり、負担をかけたりしながら何かを行う」というニュアンスを持つ表現です。
活用形:
他の品詞への変化例:
CEFR レベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “at the expense of” の詳細な解説です。「〜を犠牲にして」という少し強めのニュアンスを持つので、使うシーンや文脈には注意しましょう。
...の金を使って, ...の費用負担で
...を犠牲にして, ...を食い物にして, ...をだしにして
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