頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- phrasal verb(句動詞)で複数の意味を持つため、やや上級者向け。
- to see or understand something with difficulty → 「何かをやっと見分ける・理解する」
「遠くてよく見えないものを、ようやく判別できるときに使います。」 - to write or fill in (a document) → 「書類や小切手などを作成する」
「書類に記入するとき、特に“書き上げる”ニュアンスがあります。」 - to kiss or engage in physical affection (informal) → 「(カジュアルに)キスをする・イチャイチャする」
「主に若者向けのカジュアル表現で、親密なスキンシップを指すときに使います。」 - to manage or get along (old-fashioned) → 「うまくやっていく・何とかやりくりする」
「古い表現ですが、困難を乗り切る感じを示すときに使われることがあります。」 - 原形: make out
- 三人称単数現在: makes out
- 進行形: making out
- 過去形: made out
- 過去分詞形: made out
- 名詞的用法で “make-out session” と言うと、「イチャイチャする行為(の時間)」を指すことがあります(カジュアル・スラング寄り)。
- make は「作る」「行う」などを意味する動詞です。
- out は「外へ」「外側へ」などを表す副詞/前置詞です。
- make out a check → 小切手を切る
- make out the details → 詳細を理解する
- make out the handwriting → 手書きを判読する
- can’t make out what someone is saying → 誰かが言っていることが聞き取れない
- make out an invoice → 請求書を作成する
- make out in the dark → 暗闇の中で見極める
- make out with someone → (カジュアルに) 誰かとキスする・イチャつく
- barely make out → かろうじて理解する
- make out the shape → 形を見分ける
- make out a plan → 計画を作り上げる(作成する)
- 語源: 「make」は古英語の “macian” に由来し、「何かを作る・行う」という基本的な動作を表します。ここに “out” がつくことで「外へ示す、浮き彫りにする」というニュアンスが加わり、最初は「何とかやりくりする」「うまくいく」という意味で使われていました。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 「やっと理解する」時はフォーマル文脈でも使われますが、「イチャイチャする」の意味は非常にカジュアル・口語的です。公の場では使いにくいので注意が必要です。
- 書面を「書き上げる」という意味はビジネスシーンでも使われます。
- 「やっと理解する」時はフォーマル文脈でも使われますが、「イチャイチャする」の意味は非常にカジュアル・口語的です。公の場では使いにくいので注意が必要です。
- 「make out + 目的語」で「何かを解釈する、見分ける」という 他動詞としても、「They made out (together in the library)」のように「キスをする・イチャイチャする」の場合は目的語無しで 自動詞的に使うこともあります。
- フォーマル/カジュアルの使い分け
- 「理解する」意味:比較的広いシーンでOK(日常〜フォーマル書き言葉でも)。
- 「書類を作成する」意味:ビジネス文書内でも使われる。
- 「イチャイチャする」意味:カジュアルで、口語的。
- 「理解する」意味:比較的広いシーンでOK(日常〜フォーマル書き言葉でも)。
- I can’t make out what you’re saying.
- They were making out in the back seat.
- Make out the check to “John Smith.”
- “I couldn’t make out the sign in the distance.”
(遠くの看板がよく見えなかった。) - “We made out in the movie theater.”
(映画館でイチャイチャしてた。) - “Could you make out what the speaker said?”
(スピーカーが何を言ったか聞き取れた?) - “Could you make out an invoice for this order?”
(この注文の請求書を作成してもらえますか?) - “I need you to make out a check to our supplier.”
(仕入れ先宛ての小切手を切ってください。) - “I can’t quite make out the deadline from this memo.”
(このメモからは締め切り日がはっきりわかりません。) - “Researchers are attempting to make out the complexities of this phenomenon.”
(研究者たちは、この現象の複雑さを理解しようとしている。) - “It’s difficult to make out the precise meaning of the ancient manuscript.”
(古文書の正確な意味を判別するのは難しい。) - “Scholars have yet to make out the full implications of the new theory.”
(学者たちは、その新しい理論の全面的な意味合いをまだ把握しきれていない。) - figure out (~を理解する)
- より「頭を使って解明する」ニュアンスが強い。
- より「頭を使って解明する」ニュアンスが強い。
- understand (~を理解する)
- 「全般的に理解する」という直接的な動詞。
- 「全般的に理解する」という直接的な動詞。
- discern (見分ける)
- 文章や会話では少しフォーマル。感覚的に「識別する」イメージ。
- 文章や会話では少しフォーマル。感覚的に「識別する」イメージ。
- fill out (書類などに書き込む)
- 「書き込む」という点では類似だが、“make out” は「書類を完成させる」寄り。
- 「書き込む」という点では類似だが、“make out” は「書類を完成させる」寄り。
- kiss (キスする)
- 「make out」はより情熱的で長いキスや軽いスキンシップともなりやすい。
- 認識や理解を表すとき → fail to understand(理解し損ねる)
- 書類を書く → leave blank(空欄のままにする)
- イチャイチャする → stay apart(離れている、接触しない)
- IPA: /meɪk aʊt/
- アクセント: “make” の「メイク」部分と “out” の「アウト」部分を同じくらいしっかり発音します。
- アメリカ英語: [meɪk aʊt] (メイク アウト)
- イギリス英語: [meɪk aʊt] (メイク アウト)
- 大きな違いはありませんが、母音の微妙な違いがある場合も。
- 大きな違いはありませんが、母音の微妙な違いがある場合も。
- よくある間違い: “make” を [maːk](マー)と発音してしまうなど。しっかり [meɪk] と伸ばさずに発音してください。
- 「make up」との混同: 「make up」は「埋め合わせをする」「化粧をする」「作り上げる」など全く別の意味になるので注意。
- 「イチャイチャする」意味のカジュアル度: 場面を選ばないと不適切になる場合があります。正式な場で誤って使わないように。
- スペルミス: “makeout” と続けて書かないように注意(ただし、スラング的に “make-out” とハイフンでつなぐ場合はあります)。
- 資格試験などでのポイント: TOEICや英検などでも句動詞はよく出題される分野。文脈に合わせた意味を正しく判断する問題が多いです。
- 「“make” という基本動詞に “out” = “外に出す” というイメージを重ねると、“何とか外に結論や意味を引き出す” → “理解する・見分ける” → “文書をちゃんと完成させる” という流れを想像すると覚えやすいです。」
- イチャイチャする意味は思春期ドラマや映画でよく出てくるシーンを思い浮かべると、ストーリーとともに記憶しやすいかもしれません。
- 勉強テクニックとしては、「make out + 目的語」「make out (with 人)」など典型的なコロケーションを一緒に覚えると混乱しにくいです。
- 品詞: フレーズ(副詞句、あるいは接続的に用いられることも多い)
- 活用形: 単語同士の組み合わせのため、活用はありません。
- 他の品詞の例: 「after」を前置詞、「all」を名詞・代名詞などで使用する場合がありますが、「after all」は固定表現です。
- B1 (中級) 〜 B2 (中上級)
このフレーズは日常会話でもよく使われますが、微妙なニュアンスを伴うため、意味を理解して正しく使うには中級〜中上級レベルが適しています。 語構成:
- after: 元々は「~の後で」を表す前置詞/副詞
- all: 「すべて」「完全に」などを表す名詞/代名詞/形容詞/副詞
- しかし「after all」は結合して「結局のところ」「色々考えた末に」「最終的に」という慣用的な意味を作るフレーズです。
- after: 元々は「~の後で」を表す前置詞/副詞
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10例)
- After all is said and done (結局いろいろ言った後で)
- It turns out that, after all (結局のところ、〜ということがわかった)
- Maybe he was right after all (やっぱり彼が正しかったのかもしれない)
- After all these years (これだけの歳月を経ても)
- You should trust him after all (結局のところ、彼を信頼するべきだ)
- We decided to go after all (色々考えた結果、やっぱり行くことにした)
- She came back after all (結局のところ、彼女は戻ってきた)
- I was correct after all (やっぱり僕が正しかった)
- It’s not so bad after all (結局そんなに悪くない)
- I do want to help you after all (やはりあなたを助けたいと思う)
- After all is said and done (結局いろいろ言った後で)
語源:
- 「after」と「all」という単語そのものは古英語由来で非常に古い歴史をもっています。
- 両者を組み合わせた「after all」としてのイディオム的な用法は「どんな状況・要素を考慮しても最終的には」という意味が広まり、現在の「やっぱり」「つまるところ」といった用法に定着しました。
- 「after」と「all」という単語そのものは古英語由来で非常に古い歴史をもっています。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 結論や最終判断を伝えるときに使います。
- 対比的に「~と思ったけど、やっぱり~だ」というニュアンスを含む場合が多いです。
- 口語でも、文章(特にエッセイや意見文など)でも使われます。ややカジュアルな場面からフォーマルな文章まで幅広く対応可能です。
- 結論や最終判断を伝えるときに使います。
特徴:
- 「after all」はフレーズとして、文中で副詞的に用いられることが多いです。
- 「..., after all.」のように文末に付けたり、「After all, ...」のように文の冒頭に持ってきたりできます。
- 場合によっては接続詞的にも使われ、主張・主題を補足する役割を果たします。
- 「after all」はフレーズとして、文中で副詞的に用いられることが多いです。
文法上のポイント:
- 今までの議論や根拠をまとめて最終判断を言うときに便利です。
- 会話ではしばしば「~, after all」として言い訳や理由を示す接続のように使われます。
- 今までの議論や根拠をまとめて最終判断を言うときに便利です。
- I thought it would rain, but it stayed sunny after all.
- (雨が降ると思ってたけど、結局晴れのままだった。)
- (雨が降ると思ってたけど、結局晴れのままだった。)
- Let’s go to the party after all.
- (やっぱりパーティーに行こう。)
- (やっぱりパーティーに行こう。)
- He’s a nice guy after all.
- (なんだかんだ言って、やっぱり彼はいい人だ。)
- After all, our primary goal is to satisfy the customer.
- (最終的には、当社の最大の目的は顧客を満足させることです。)
- (最終的には、当社の最大の目的は顧客を満足させることです。)
- We decided to proceed with the project after all.
- (いろいろ協議しましたが、結局プロジェクトを進めることにしました。)
- (いろいろ協議しましたが、結局プロジェクトを進めることにしました。)
- After all the analysis, we believe this is the best strategy.
- (分析を経て、これが最良の戦略であると考えています。)
- After all, the evidence strongly supports this theory.
- (結局のところ、その証拠はこの理論を強く裏付けています。)
- (結局のところ、その証拠はこの理論を強く裏付けています。)
- It is, after all, a matter of interpretation.
- (それは、結局のところ解釈の問題です。)
- (それは、結局のところ解釈の問題です。)
- The data indicates, after all, that our initial hypothesis was correct.
- (データによると、やはり我々の最初の仮説が正しかったということになります。)
類義表現:
- in the end (最終的には)
- 「結局」を意味しますが、もう少し単純に「終わりの段階になって」というニュアンスです。
- 「結局」を意味しますが、もう少し単純に「終わりの段階になって」というニュアンスです。
- ultimately (最終的に)
- 「究極的に」という硬めの語感で、フォーマル度がやや高い傾向。
- 「究極的に」という硬めの語感で、フォーマル度がやや高い傾向。
- after everything (いろいろあった後)
- 「全てが終わってから、最終的には」という意。やや口語的。
- 「全てが終わってから、最終的には」という意。やや口語的。
- at the end of the day (結果としては)
- イディオム的に「結局さ」を伝える表現。比較的口語的でカジュアル。
- イディオム的に「結局さ」を伝える表現。比較的口語的でカジュアル。
- when all is said and done (結局のところ)
- ことわざ風のニュアンスを持ち、やや文章・スピーチ調。
- in the end (最終的には)
反意語:
- 「after all」の直接的な反意語はありません。ただし「in spite of everything (それでもなお)」などの逆接表現がありますが、意味合いは微妙に異なります。
- 発音記号 (IPA): /ˈæf.tɚ ɔːl/ (米), /ˈɑːf.tər ɔːl/ (英)
- 強勢 (アクセント): 「after」の第一音節「af-」と、「all」の単語そのものに強めのイントネーションが置かれがちです。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語: [æ]の発音 (ア) に近い。「tɚ」の部分は結合して「ター」または「ダー」と発音されがち。
- イギリス英語: [ɑː]の発音 (アー) に近い。「tər」の部分ははっきり「ター」と発音。
- アメリカ英語: [æ]の発音 (ア) に近い。「tɚ」の部分は結合して「ター」または「ダー」と発音されがち。
- よくある間違い: 「after」を「アフタ―」のようにあまりにも日本語的に発音しすぎると通じにくい場合があるので注意。
- スペルミス: 「after」を「afetr」とタイプミスすることがあるので注意。
- 使いどころの誤り: 「after all」を「結局すべてが終わってから」のような限定的意味でとらえず、「やっぱり」「結果的に」という結論づけのニュアンスで使うことを意識すると自然になります。
- 試験対策: TOEICや英検でも、読解問題で理由や結論をまとめる文脈に登場します。逆接の流れや強調の流れを理解しているかどうかを問われる場合があります。
- 「after all」は「たくさんのことがあっても、全て(=all)を踏まえたあと(=after)の結論」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「結局」「やっぱり」などを思い浮かべるとき、「すべて(all)が終わった後(after)に」というストーリーに結びつけると頭に残りやすいでしょう。
- また会話中に「... after all.」と言われたら、「結論はこうだ」「言い訳や補足のまとめだ」と理解しておくとスムーズです。
- 活用形: 副詞句のため、動詞のような活用はありません。
- 他の品詞例: “once”は副詞(「一度」)や接続詞(古い用法だが「ひとたび〜すれば」の意味)などとしても使われますが、「once more」はひとまとまりで副詞句として扱います。
- “once”: もともと「一度」「一回」という意味の副詞。
- “more”: 形容詞・副詞の“much/many”の比較級で「より多く」「もっと」という意味。
- “once again”: 同じ意味(もう一度/再び)。
- “one more time”: 同じ意味(もう一度)。
- “Once more, please.”
- (もう一度お願いします)
- (もう一度お願いします)
- “Let’s try once more.”
- (もう一度やってみましょう)
- (もう一度やってみましょう)
- “Could you say that once more?”
- (もう一度それを言ってもらえますか?)
- (もう一度それを言ってもらえますか?)
- “He asked for the explanation once more.”
- (彼はもう一度説明を求めた)
- (彼はもう一度説明を求めた)
- “Play the song once more.”
- (その曲をもう一度かけてください)
- (その曲をもう一度かけてください)
- “She read the letter once more.”
- (彼女はもう一度その手紙を読んだ)
- (彼女はもう一度その手紙を読んだ)
- “We decided to go over the plan once more.”
- (私たちは計画をもう一度見直すことにした)
- (私たちは計画をもう一度見直すことにした)
- “Once more with feeling!”
- (もう一度気持ちを込めて!)
- 演技や演奏でよく使われるフレーズ
- (もう一度気持ちを込めて!)
- “The teacher repeated the instruction once more.”
- (先生はもう一度指示を繰り返した)
- (先生はもう一度指示を繰り返した)
- “He won the race once more.”
- (彼は再びレースに勝った)
- 語源:
- “once” は古英語の “ān siex” や “ānes”が変化し、「一度」「たった一回」という意味で使われてきました。
- “more” は基本的に「より多く」「追加で」という意味を持つ比較級の語からきています。
- “once” は古英語の “ān siex” や “ānes”が変化し、「一度」「たった一回」という意味で使われてきました。
- 歴史的背景:
- 古くから “once” と “more” はそれぞれの形で使われ、「1回」「もっと」というアイデアを組み合わせて「もう一度」を表現するようになりました。
- 古くから “once” と “more” はそれぞれの形で使われ、「1回」「もっと」というアイデアを組み合わせて「もう一度」を表現するようになりました。
- ニュアンスや使用時の注意:
- 堅苦しくなく、日常会話からビジネスまで幅広い文脈で使えます。
- 「もう一回だけ」というニュアンスが強いので、「何度も繰り返す」よりは「一度きりの追加」のイメージがあります。
- 文章中でも口語中でも違和感なく使えます。
- 堅苦しくなく、日常会話からビジネスまで幅広い文脈で使えます。
副詞句としての位置:
- 動詞や文全体を修飾するために、文中のさまざまな位置に置けます。
- 例: “I want to see it once more.” / “Once more, I want to see it.”
- 動詞や文全体を修飾するために、文中のさまざまな位置に置けます。
フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使いやすい表現ですが、とくにカジュアル・日常的な会話に多く登場します。
- フォーマルな場面でも問題なく使えるため、ビジネスシーンや文章でも活用されます。
- どちらでも使いやすい表現ですが、とくにカジュアル・日常的な会話に多く登場します。
可算・不可算の区別や他動詞・自動詞などの区別:
- 副詞句なので、名詞の可算・不可算や、動詞の他動詞・自動詞を意識する必要はありません。
- “Could you play that song once more? I really liked it.”
- (あの曲もう一度かけてくれる?すごく気に入ったんだ)
- (あの曲もう一度かけてくれる?すごく気に入ったんだ)
- “Once more, please. I didn’t catch what you said.”
- (もう一度お願いします。何て言ったのか聞き取れませんでした)
- (もう一度お願いします。何て言ったのか聞き取れませんでした)
- “We tried that café once more and it was actually better this time.”
- (もう一度あのカフェに行ってみたら、今回は実際に良かったよ)
- “Could you clarify the cost structure once more before we finalize?”
- (最終決定する前に、コスト構造をもう一度明確にしていただけますか?)
- (最終決定する前に、コスト構造をもう一度明確にしていただけますか?)
- “Let’s review the proposal once more to ensure everything’s correct.”
- (すべてが正しいか確認するために、もう一度企画書を見直しましょう)
- (すべてが正しいか確認するために、もう一度企画書を見直しましょう)
- “I want to hear your feedback once more so we can address any concerns.”
- (懸念点に対応できるよう、もう一度あなたの意見を聞かせてください)
- “Let us examine the data once more to verify our findings.”
- (我々の発見を検証するために、もう一度データを調べましょう)
- (我々の発見を検証するために、もう一度データを調べましょう)
- “The researcher repeated the experiment once more to confirm the results.”
- (研究者は結果を確かめるために、もう一度実験を繰り返した)
- (研究者は結果を確かめるために、もう一度実験を繰り返した)
- “Before concluding, we should read the referenced literature once more.”
- (結論を下す前に、参考文献をもう一度読みましょう)
- once again(もう一度)
- 「再び」の意味は同じですが、“once more”と比べるとやや口語度が上がることがあります。ニュアンスはほぼ同じです。
- 「再び」の意味は同じですが、“once more”と比べるとやや口語度が上がることがあります。ニュアンスはほぼ同じです。
- one more time(もう一回)
- 口語的でカジュアルな言い方。さらに繰り返すイメージを強調します。
- 口語的でカジュアルな言い方。さらに繰り返すイメージを強調します。
- again(また)
- 使いやすい最もシンプルな表現。ただし「また何度も」など広い状況で使われやすい。
- 使いやすい最もシンプルな表現。ただし「また何度も」など広い状況で使われやすい。
- “never again”(二度と~しない)
- 「もう一度~する」の真逆としては、この表現がよく引き合いに出されます。
発音記号(IPA):
- once: /wʌns/
- more: /mɔːr/ (英), /mɔr/ (米)
- once: /wʌns/
強勢(アクセント)の位置:
- 「once MORE」のように、“more”の部分を強く発音することが多いです。ただし、文脈に応じて変わる場合があります。
- 「once MORE」のように、“more”の部分を強く発音することが多いです。ただし、文脈に応じて変わる場合があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- “more” の発音が /mɔːr/ (ブリティッシュアクセント), /mɔr/ または /mɔːr/ (アメリカンアクセント) の微妙な差があります。
- “more” の発音が /mɔːr/ (ブリティッシュアクセント), /mɔr/ または /mɔːr/ (アメリカンアクセント) の微妙な差があります。
よくある発音ミス:
- “once” の /wʌns/ が /wʌnts/ と /t/ を入れてしまうミス。
- スペルミス: “once” を “onse” や “oncee” と書いてしまう。
- 同音異義語との混同:
- 「once」と「ones(所有代名詞のoneの複数形)」などを混合しないように注意。
- 「once」と「ones(所有代名詞のoneの複数形)」などを混合しないように注意。
- 試験対策:
- 文中で「もう一度」という簡潔な言い回しとして、TOEICや英検などでリスニング・リーディングに頻出します。
- “once more” の意味が “again” に置き換えられて出題されることもあるので、意識して覚えましょう。
- 文中で「もう一度」という簡潔な言い回しとして、TOEICや英検などでリスニング・リーディングに頻出します。
- ヒント・イメージ:
- “once more”=「一度 + より多く」→「さらにもう一回!」とイメージする。
- “once more”=「一度 + より多く」→「さらにもう一回!」とイメージする。
- 勉強テクニック:
- 音読しながら、「ワンス モア」とリズムをつけて口に出すと覚えやすい。
- 同じニュアンスの “once again” や “one more time” とセットで覚えて、場面によって使い分けると表現力がアップします。
- 音読しながら、「ワンス モア」とリズムをつけて口に出すと覚えやすい。
英語: “the extent to which”
- 「ある事柄がどの程度まで(及ぶか/影響するか)を示す表現」の意味があります。
日本語: 「〜がどの程度なのか」「〜がどのくらいの範囲や度合いであるのか」
- 例えば、「その施策がどの程度まで結果に影響を与えるのか」や「それがどのくらい深く関わっているのか」を表したいときに使われます。比較的フォーマルな文脈で、物事の度合い(程度)を学術的・客観的に議論する際によく使われるフレーズです。
品詞: 名詞句 (noun phrase)
- 「extent」という名詞と、それを修飾する「to which」からなるフレーズです。
活用形
- 「the extent」は名詞のため、数形は
the extent
(単数)/the extents
(複数)と拡張できますが、実際は複数形で使われることは稀です。 - 「to which」の部分は関係詞句で活用は変化しません。
- 「the extent」は名詞のため、数形は
他の品詞
- 「extent」は名詞ですが、同じ語幹 “extend” は動詞で “to extend” (〜を拡張する) という形で使われます。形容詞形の “extended” (拡張された、広範な) なども関連あります。
- B2(中上級)〜C1(上級)
- 抽象的・学術的な議論で出てくる表現であり、英語を一定以上勉強していないと理解・使用が難しいため、B2以上が妥当です。
- extent(名詞): 「範囲」「度合い」「大きさ」などを意味します。
- to which(関係詞句): “which” が受ける内容(ここでは “extent”)に対し、「どの程度まで」という相対的な関係を示します。
- extend (動詞): 〜を延長する・拡張する
- extension (名詞): 延長・拡張・内線(電話内線番号)
- extent (名詞): 範囲・程度
- “assess the extent to which …”
(…がどの程度であるか評価する) - “determine the extent to which …”
(…がどの程度であるか決定する/見極める) - “measure the extent to which …”
(…がどの程度であるか測定する) - “understand the extent to which …”
(…がどの程度であるか理解する) - “clarify the extent to which …”
(…がどの程度なのか明らかにする) - “investigate the extent to which …”
(…がどの程度までかを調査する) - “limit the extent to which …”
(…がどの程度まで及ぶかを制限する) - “appreciate the extent to which …”
(…がどの程度までかを正しく評価する) - “reveal the extent to which …”
(…がどの程度であるかを明らかに示す) - “recognize the extent to which …”
(…がどの程度なのか認識する) - 「extent」はラテン語の “extentus” (広げられた) に由来します。その後、中英語を経て現在の “extent” となりました。
- 「to which」は関係代名詞 “which” を用いた表現で、古くから文語や学術的表現として受け継がれています。
- ニュアンス: 対象が「どの程度まで、範囲・度合いが及んでいるか」という、抽象的かつフォーマルな響きを持ちます。日常会話よりは、アカデミックな場面やビジネス文書で用いられることが多いです。
- 使用時の注意: 「the extent to which」を使うと、後ろに必ず具体的な説明(文や節)が続きます。例えば “the extent to which this policy benefits people” のように、「(この政策が)どの程度人々の助けになるか」が続きます。
- 文法上のポイント:
- 「the extent (名詞) + to which (関係詞) + SV(節)」という構文が一般的です。
- 可算名詞としての “extent” に “the” がつき、さらに “to which” が続くことで、「〜する程度」を示す関係名詞節が完成します。
- 「the extent (名詞) + to which (関係詞) + SV(節)」という構文が一般的です。
- 使用シーン: フォーマル寄り。学術論文、レポート、報告書など。
- “to some extent” / “to a certain extent”: 「ある程度まで」
- 例: “I agree with you to some extent.” (ある程度はあなたに賛成です。)
- “I want to see the extent to which this new recipe can simplify our dinner routine.”
(新しいレシピが夕食の準備をどのくらい楽にしてくれるのか確かめたいんだ。) - “We need to figure out the extent to which we should spend our weekend practicing.”
(週末のどの程度を練習に充てるべきか考えないといけないね。) - “The extent to which I can help you depends on my schedule.”
(どの程度手伝えるかは私のスケジュール次第だよ。) - “We must evaluate the extent to which our marketing strategy aligns with current consumer trends.”
(我々のマーケティング戦略が現行の消費者動向とどの程度合っているか評価しなければならない。) - “Please determine the extent to which this new policy impacts our overall budget.”
(この新しい方針が総予算にどの程度影響するのかを判断してください。) - “We need to clarify the extent to which employees are allowed to work remotely.”
(従業員がリモート勤務をどの程度許可されているのかをはっきりさせる必要があります。) - “The study aims to measure the extent to which environmental factors influence behavioral changes.”
(その研究は環境要因が行動変化にどの程度影響を与えるかを測定することを目的としています。) - “Researchers sought to understand the extent to which social media affects communication patterns among teenagers.”
(研究者たちはソーシャルメディアがティーンエイジャーのコミュニケーションパターンにどの程度影響しているかを理解しようとした。) - “It remains unclear the extent to which these findings apply to different demographic groups.”
(これらの調査結果が異なる人口集団にどの程度当てはまるかは依然として不明だ。) - “the degree to which …”
- 「〜がどの程度なのか」
- 意味合いが非常に近く、よりカジュアルに置き換え可能な場合もあります。
- 「〜がどの程度なのか」
- “the scope to which …”
- 「〜の範囲」
- 範囲としての広がりを強調したいときに使われます。
- 「〜の範囲」
- “the level at which …”
- 「〜のレベル」
- より数値的/具体的レベルを想定している場合に用いられます。
- 「〜のレベル」
- 直接的な反意語はありませんが、「the absence of any extent to which …」など「全くどの程度にも至らない状況」を示すときは、逆の状況を表現できます。
- IPA:
- 米英: /ði ɪkˈstɛnt tu wɪtʃ/
- 英英: /ði ɪkˈstɛnt tʊ wɪtʃ/
- 米英: /ði ɪkˈstɛnt tu wɪtʃ/
- アクセント: “extent” の第2音節 “-tent” に強勢がきます (“ik-STENT”)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: ほとんど差はなく、toの発音が「トゥ /tu/」か「トゥ /tʊ/」か程度のわずかな違いです。
- よくある間違い: “extent” のつづり(ex-tent / exdent としない)、“which” の /wɪtʃ/ の発音(/witʃ/ とならないように気をつけましょう)。
- スペリングミス: “extention” と書いてしまうなど(正しくは “extension” が別の単語)。
- 前置詞の混乱: “the extent of which” としてしまう誤用。正しくは “to which”。
- 使用シーン: 大学のレポートやTOEIC、英検などの読解問題で出てくることがあります。ビジネスメールでも目にする機会がありますが、口語ではやや硬めに聞こえるかもしれません。
- 「extent = ex (外へ) + tend (伸ばす)」のイメージで「広げた先の範囲」を思い浮かべましょう。
- 「どの程度か」を表すときに「the degree to which」や「the level at which」と同じ感覚で捉えると覚えやすいです。
- 覚える際は「the extent to... 〜の程度」と頭の中で自動的にセットにすると、実際の文章で見たときに意味を把握しやすくなります。
- 「turn」は動詞、そこに副詞(または前置詞)「up」がついています。
- 現れる・姿を見せる (to arrive or appear)
- 「パーティや会合など、思わぬタイミングや場所にふっと現れる」ニュアンスがあります。
- 「パーティや会合など、思わぬタイミングや場所にふっと現れる」ニュアンスがあります。
- (音量・温度など)を上げる (to increase something)
- 「テレビの音量を上げる」、「暖房の設定温度を上げる」など、物事を大きく・強くするイメージです。
- 「テレビの音量を上げる」、「暖房の設定温度を上げる」など、物事を大きく・強くするイメージです。
- 見つかる・出てくる (to be found, especially by chance)
- 「なくしたと思っていたものが意外なところから出てくる」感じを表します。
- 「なくしたと思っていたものが意外なところから出てくる」感じを表します。
- 現在形: turn up
- 過去形: turned up
- 過去分詞形: turned up
- 進行形: turning up
- turn (動詞)
- 「回す」「向きを変える」「曲がる」など、さまざまな意味のある基本動詞です。
- 「回す」「向きを変える」「曲がる」など、さまざまな意味のある基本動詞です。
- turn (名詞)
- 「順番」「回転」などの意味があります。(例: It's my turn.)
- 「順番」「回転」などの意味があります。(例: It's my turn.)
- B1(中級): 日常的な表現の中で、やや複数の意味を持つ句動詞としては中級レベルと考えられます。
- turn(動詞): 「回す」「回る」「向きを変える」など。
- up(副詞/前置詞): 「上の方向へ」を基本とし、比喩的に「強める」「増加する」を表すことが多い。
- turn up the volume(音量を上げる)
- turn up the heat(暖房の温度を上げる / 圧力をかける)
- turn up at the party(パーティに現れる)
- turn up unexpectedly(思いがけず現れる)
- turn up in the lost and found(遺失物取扱所で見つかる)
- nothing turned up(何も見つからなかった)
- turn up late(遅れて到着する)
- turn up missing(行方不明になる、または見つからない)
- things turned up(事態が好転する;好ましい形で「浮上する」イメージ)
- turn-up on trousers(ズボンの裾上げ部分;衣類における名詞用法)
- turn: 古英語「tyrnan, turnian」などから変化してきた語で、「回す」「向きを変える」の基本意味をもつ動詞。
- up: 古英語「up(p)」から来ており、「上に」「上昇」が基本的な意味。
- 「turn up (現れる)」はカジュアルな口語表現としてよく使われます。「show up」と似たニュアンスで、フォーマルな場面では「arrive」などを使うことが多いです。
- 「turn up (音量を上げる)」は比較的カジュアルな表現ですが、ビジネスや日常会話でも広く使われます。
- 他動詞的な使い方: 「turn up + 目的語」
- 例: Turn up the radio.(ラジオの音量を上げて。)
- 例: Turn up the radio.(ラジオの音量を上げて。)
- 自動詞的な使い方: 「turn up(~に現れる)」
- 例: He turned up late.(彼は遅れてやって来た。)
- 例: Turn it up.(それの音量を上げて。)
- “Could you turn up the TV? I can’t hear what they’re saying.”
- 「テレビの音量を上げてもらえる? 何を言ってるかわからないよ。」
- 「テレビの音量を上げてもらえる? 何を言ってるかわからないよ。」
- “I’m hungry. I hope something turns up in the fridge!”
- 「お腹すいたな。冷蔵庫から何か出てこないかな!」
- 「お腹すいたな。冷蔵庫から何か出てこないかな!」
- “He always turns up when you least expect him.”
- 「彼はいつも、まったく予期してないときに現れるんだ。」
- “Please turn up the volume for the conference call speaker.”
- 「電話会議用のスピーカーの音量を上げてください。」
- 「電話会議用のスピーカーの音量を上げてください。」
- “The missing documents finally turned up in an archived folder.”
- 「紛失していた書類は、結局アーカイブフォルダの中から見つかりました。」
- 「紛失していた書類は、結局アーカイブフォルダの中から見つかりました。」
- “He turned up at the meeting without an appointment.”
- 「彼はアポイントなしで会議に現れました。」
- “New evidence turned up during the research process, altering our initial hypothesis.”
- 「研究過程で新しい証拠が見つかったため、当初の仮説が変わりました。」
- 「研究過程で新しい証拠が見つかったため、当初の仮説が変わりました。」
- “Researchers hope that further data will turn up in future surveys.”
- 「研究者たちは、今後の調査でさらなるデータが出てくることを期待しています。」
- 「研究者たちは、今後の調査でさらなるデータが出てくることを期待しています。」
- “Historical artifacts may turn up in various unexpected places.”
- 「歴史的な遺物は、思いもよらない場所で見つかることがあります。」
- show up(現れる)
- 意味的にはほぼ同じですが、より「姿を見せる」「来る」といった行為そのものに焦点があります。
- 意味的にはほぼ同じですが、より「姿を見せる」「来る」といった行為そのものに焦点があります。
- arrive(到着する)
- もっとフォーマルで、「到着時間」を意識した文脈で頻繁に使われます。
- もっとフォーマルで、「到着時間」を意識した文脈で頻繁に使われます。
- appear(姿を表す)
- 目に見えて現れる感じで、「出現」するというニュアンスが強いです。
- 目に見えて現れる感じで、「出現」するというニュアンスが強いです。
- turn down(音量や温度などを下げる)
- “miss” (何かに「間に合わない」、または「見逃す」) → 「turn up(来る/見つかる)」との対比として、「来ない/見つからない」イメージになります。
- 発音 (IPA): /tɝːn ʌp/ (アメリカ英語), /tɜːn ʌp/ (イギリス英語)
- アクセントはそれぞれ “turn” と “up” に分かれますが、全体としては「ターン アップ」と滑らかにつながります。
- アクセントはそれぞれ “turn” と “up” に分かれますが、全体としては「ターン アップ」と滑らかにつながります。
- アメリカ英語: 「ターン(舌を巻くr) アップ」
- イギリス英語: 「ターン(口を少し広げるrを発音しない場合も) アップ」
- よくある間違い: “turn up” が “turn off” や “turn out” など、他の似た句動詞と紛らわしくなりやすい。特に “turn out” は「判明する」「結果になる」という全然違う意味なので要注意です。
- スペルミス: 「tun up」と書いてしまうなど、「r」が抜けてしまうエラー。
- 同音異義語との混同: 「turn down」「turn out」「turn on」など、後ろの前置詞・副詞が変わると意味も変わってしまうので注意。
- TOEIC・英検での出題傾向: 日常会話やリスニングなどで「現れる」「音量や温度を調整する」などの問で出やすい句動詞です。状況把握問題での頻出表現といえます。
- 「turn up」は「回転させて上に上げる」イメージ。
- “show up” と似ているイメージを関連付けると、「急に姿を現す(上へフッと湧いてくる)」と覚えやすいです。
- 音量を上げる時の“↑”をイメージしたり、「面白いものが上からポンと降ってくる(見つかる)」とイメージすると記憶に残りやすいでしょう。
- いろいろな「turn + 前置詞/副詞」があるので、一覧表を作ってまとめるのは有効な学習法です。
- in + spite + of で構成されています。
- spite は「悪意」「意地」などの意味を持つ名詞ですが、ここでは固まりとして「〜にもかかわらず」という慣用的な意味になります。
- in spite of the rain → 雨にもかかわらず
- in spite of difficulties → 困難にもかかわらず
- in spite of everything → 何があっても(すべてにもかかわらず)
- in spite of his advice → 彼の忠告にもかかわらず
- in spite of the evidence → 証拠があるにもかかわらず
- in spite of opposition → 反対意見にもかかわらず
- in spite of her protest → 彼女の抗議にもかかわらず
- in spite of their efforts → 彼らの努力にもかかわらず
- in spite of the risk → 危険を冒してでも(リスクにもかかわらず)
- in spite of the warning → 警告を受けたにもかかわらず
- 「despite」と同じような意味ですが、「in spite of」の方がやや口語的で強調感があります。
- フォーマルな文章でも使えますが、書き言葉では「despite」1語の方が簡潔に表現できるため好まれる場合もあります。
- 逆境を乗り越える強い態度や意思を示すときに使われることが多いです。
- 「in spite of」は前置詞句なので、後に名詞や名詞句、動名詞(-ing 形)などが続きます。
- 例) in spite of the rain, in spite of his warning, in spite of failing several times
- 「in spite of the fact that + 文章」 という形で「〜という事実にもかかわらず」という構文もよく用いられます。
- 例) In spite of the fact that it was raining, we still played soccer.
- in spite of oneself: 「思わず」「自分の意思に反して」という意味
例) He smiled in spite of himself. (彼は思わず微笑んだ。) - カジュアルな会話でも文章でも幅広く使われますが、よりフォーマルな文章では「despite」が好まれるケースもあります。
In spite of the heavy traffic, I managed to arrive on time.
(ひどい渋滞だったにもかかわらず、なんとか時間通りに着いたよ。)We went to the beach in spite of the bad weather forecast.
(天気予報が悪かったのにもかかわらず、海に行ったよ。)In spite of feeling tired, I joined my friends for dinner.
(疲れていたにもかかわらず、友達との夕食に参加したよ。)In spite of the recent setbacks, the project is still on schedule.
(最近の障害があったにもかかわらず、プロジェクトはまだ予定通りに進んでいます。)She presented her proposal in spite of strong opposition from some team members.
(チームの何人かの強い反対があったにもかかわらず、彼女は提案を行いました。)The sales figures grew in spite of the economic downturn.
(景気の後退にもかかわらず、売上は伸びました。)In spite of numerous studies supporting the theory, some researchers remain skeptical.
(数多くの研究がその理論を支持しているにもかかわらず、依然として疑念を持つ研究者がいます。)The experiment was successful in spite of limited resources.
(限られた資源だったにもかかわらず、実験は成功しました。)In spite of the complexity of the subject, the researcher explained it clearly.
(テーマが複雑であるにもかかわらず、その研究者はわかりやすく説明しました。)despite → 「〜にもかかわらず」
- よりフォーマルで簡潔。書き言葉で好まれやすい。
- 例) Despite the rain, we still went hiking.
- よりフォーマルで簡潔。書き言葉で好まれやすい。
regardless of → 「〜に関係なく」「〜にもかかわらず」
- 「何も考慮せずに」というニュアンスが強い。
- 例) We will proceed regardless of the outcome.
- 「何も考慮せずに」というニュアンスが強い。
notwithstanding → 「〜にもかかわらず」
- かなりフォーマルで法律文書などでよく見かける。
- 例) Notwithstanding the evidence, the jury remained unconvinced.
- かなりフォーマルで法律文書などでよく見かける。
- because of → 「〜のために」「〜が理由で」
- 「in spite of」の逆で「理由や原因」を示す表現。
- 例) Because of the rain, the event was canceled.(雨が原因でイベントは中止になった。)
- 「in spite of」の逆で「理由や原因」を示す表現。
- アメリカ英語: [ɪn spaɪt əv]
- イギリス英語: [ɪn spaɪt ɒv] (“of”の母音が /ɒ/ に近い音になることもある)
- 通常、「spite」にやや強調が置かれます: “in SPITE of”。
- 早口の場合「in spite of」が一塊に聞こえますが、綴りを崩さないよう注意が必要です。
- “spite”の [aɪ] を [ɪ] や [iː] などにしてしまいがちですが、正しくは「スパイト」に近い音。
- “of” を 強く「オフ」と発音し過ぎないよう注意。「アヴ」「オヴ」に近い音で発音します。
- スペルミス
- × inspite of → 正しくは「in spite of」。3語に分けて書きます。
- × inspite of → 正しくは「in spite of」。3語に分けて書きます。
- despite と in spite of の混同
- 「in spite of」の後に “of” を入れ忘れる、または「despite」には “of” をつけてしまうなどの間違いに注意。
- 「in spite of」の後に “of” を入れ忘れる、または「despite」には “of” をつけてしまうなどの間違いに注意。
- TOEICや英検などの試験対策
- 文章中の逆接を示す問題や穴埋め問題でよく問われる表現。
- 文法事項としては「in spite of / despite」や「although / even though」との言い換え問題が頻出。
- 文章中の逆接を示す問題や穴埋め問題でよく問われる表現。
- 「spite(悪意、意地)」という単語を思い浮かべながら、「悪意があってもしぶとくやる → 〜にもかかわらず」とイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 「despite」は1語、「in spite of」は3語としっかり区別すると混同を防げます。
- 「in spite of the obstacles」が「障害があっても乗り越える」という強いイメージになるので、前向きさを感じながら覚えると印象に残りやすくなります。
- 英語: “Something about” indicates an indefinite or vague quality or detail related to a person, thing, or situation, often implying that there is an aspect you cannot fully define or explain.
- 日本語: 「~についての何か」「~には何かしらの特徴がある」「~するときの漠然としたポイント」などを表します。はっきりと言い切れない、あるいは説明しづらい要素を曖昧に示すときに使われる表現です。
- A1(超初心者)では各単語を個別に学んでいる段階
- A2(初級)を過ぎて、フレーズで使いこなす段階
- B1(中級)ではこうした日常的なフレーズを柔軟に使えるようになる
- “something” は不定代名詞のため活用形はありません。
- “about” は前置詞で、形が変化しません。
- “Somebody said something (代名詞) strange (形容詞).”
- “He is about (副詞) to leave.”
- この“about”は副詞として「今まさに~しようとしている」を表す用法です。
- 語構成: 「something(不定代名詞) + about(前置詞)」
- “some” + “thing” が合わさった “something” は「何か」を示す不定代名詞。
- “about” は「~について」「~に関して」を表す前置詞。
- “some” + “thing” が合わさった “something” は「何か」を示す不定代名詞。
- 詳細な意味: 「はっきりとつかめない何かの要素」や「~についての、不確定な情報・雰囲気」を指す。
- “something like” → 「~のような何か」
- “something of” → 「~の要素をもった何か」
- “anything about” → 「~について何か(あるか?)」という疑問形などに使いやすい
- “There’s something about him.”
- (彼には何かしらの特徴がある。)
- (彼には何かしらの特徴がある。)
- “I heard something about that.”
- (それについて何かを耳にしたよ。)
- (それについて何かを耳にしたよ。)
- “Something about this feels wrong.”
- (これについては何かおかしい気がする。)
- (これについては何かおかしい気がする。)
- “Do you know something about the incident?”
- (その出来事について何か知っていますか?)
- (その出来事について何か知っていますか?)
- “There’s something about her smile that’s comforting.”
- (彼女の笑顔には、何か安心感がある。)
- (彼女の笑顔には、何か安心感がある。)
- “Is there something about today’s schedule I should know?”
- (今日のスケジュールで知っておくべきことはありますか?)
- (今日のスケジュールで知っておくべきことはありますか?)
- “Something about the way he spoke bothered me.”
- (彼の話し方には何か気になるものがあった。)
- (彼の話し方には何か気になるものがあった。)
- “I recall something about a deadline next week.”
- (来週の締め切りについて何か思い出すんだけど。)
- (来週の締め切りについて何か思い出すんだけど。)
- “Could you clarify something about your proposal?”
- (あなたの提案について何か確認させてもらえますか?)
- (あなたの提案について何か確認させてもらえますか?)
- “Something about her cooking is always special.”
- (彼女の料理には何か特別なものがある。)
- 語源:
- “something” は古英語の “sum thing” が由来で、「ある(sum)」+「物(thing)」を意味します。
- “about” は古英語の “abutan”(「~の周りに」、転じて「~に関して」)に由来します。
- “something” は古英語の “sum thing” が由来で、「ある(sum)」+「物(thing)」を意味します。
- ニュアンス:
- 相手には明確に示せない、しかし気になる特徴や要因を指し示すときに使われます。
- 口語でも文章でも広く使われ、カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できます。ただし「曖昧さ・漠然とした感じ」を伝えるので、フォーマルなビジネス文書では「Something about ~」だけでは不明瞭と感じられる場合もあります。
- 相手には明確に示せない、しかし気になる特徴や要因を指し示すときに使われます。
一般的な構文:
- “There’s something about + [名詞/人/物/事] ...”
- (~には何かがある)
- “I heard something about + [名詞/事柄] ...”
- (~について何かを聞いた)
- “There’s something about + [名詞/人/物/事] ...”
フォーマル/カジュアル:
- 口語・日常の会話で頻繁に使われる。
- ビジネスメールや正式な文書では、もう少し明確に “some specific issue about ~” のように具体的に書くのが好まれます。
- 口語・日常の会話で頻繁に使われる。
可算/不可算・他動詞/自動詞の使い分けなど
- “something” は不定代名詞、可算・不可算の区別がない特殊な形。
- “about” は前置詞なので、目的語(~について)が必ず続きます。
- “something” は不定代名詞、可算・不可算の区別がない特殊な形。
- “There’s something about your new haircut that looks really cool.”
- (あなたの新しい髪型、何かすごくカッコいいね。)
- (あなたの新しい髪型、何かすごくカッコいいね。)
- “I just love this café. There’s something about the atmosphere here.”
- (このカフェが大好きなんだ。ここには何か独特の雰囲気があるんだよね。)
- (このカフェが大好きなんだ。ここには何か独特の雰囲気があるんだよね。)
- “Did you hear something about the party next week?”
- (来週のパーティーについて何か聞いた?)
- “I recall something about a policy update coming soon.”
- (近いうちにポリシーが更新されるっていう話を聞いたような気がします。)
- (近いうちにポリシーが更新されるっていう話を聞いたような気がします。)
- “There’s something about our marketing strategy we should reconsider.”
- (私たちのマーケティング戦略について何か見直すべき点があります。)
- (私たちのマーケティング戦略について何か見直すべき点があります。)
- “Could you clarify something about the budget for next quarter?”
- (次の四半期の予算について、何か確認したいことがあるのですが。)
- “I remember reading something about this theory in a journal article.”
- (この理論について、どこかの学術論文で読んだ覚えがあります。)
- (この理論について、どこかの学術論文で読んだ覚えがあります。)
- “There’s something about this experimental result that seems inconsistent.”
- (この実験結果には何か不整合があるように思われます。)
- (この実験結果には何か不整合があるように思われます。)
- “We need more data to understand something about the underlying mechanism.”
- (根底にあるメカニズムについて何か理解するには、もっとデータが必要です。)
- 類義語:
- “something regarding” → 「~に関して何か」
- “regarding” はややフォーマル。
- “regarding” はややフォーマル。
- “something on” → 「~に関する何か」
- より口語的・カジュアル。
- より口語的・カジュアル。
- “something related to” → 「~に関連する何か」
- 明確に関連性を示す表現。
- 明確に関連性を示す表現。
- “something regarding” → 「~に関して何か」
- 使い方の違い:
- “something about” は「ぼんやりとした要素」を含む曖昧なニュアンス。
- “something regarding” はよりフォーマルで、ビジネスや公式文書に向く。
- “something on” は「このトピックについて何か」問いかけに使われやすい。
- “something about” は「ぼんやりとした要素」を含む曖昧なニュアンス。
- 反意語:
- “nothing about” → 「~について何もない」
- ただし「反意語」というよりは否定形で「何も~について知らない」といったニュアンス。
- “nothing about” → 「~について何もない」
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: [ˈsʌmθɪŋ əˈbaʊt]
- イギリス英語: [ˈsʌmθɪŋ əˈbaʊt]
- アメリカ英語: [ˈsʌmθɪŋ əˈbaʊt]
- アクセント:
- “something” の第1音節「some-」にやや強勢が置かれ、“about” は第2音節「-bout」に強勢。
- “something” の第1音節「some-」にやや強勢が置かれ、“about” は第2音節「-bout」に強勢。
- よくある発音の間違い:
- “something” を “some-thin” として /θ/ の音が抜けやすい。
- “about” の /ə/(シュワー)の部分を /æ/ や /eɪ/ と混同しやすい。
- “something” を “some-thin” として /θ/ の音が抜けやすい。
- スペルミス
- “somehting” や “somthing” などと “something” の中で文字を落としやすい。
- “somehting” や “somthing” などと “something” の中で文字を落としやすい。
- 前置詞の混同
- “something about” と “something of” を混同する場合がある。 “~について” なら “about”。
- “something about” と “something of” を混同する場合がある。 “~について” なら “about”。
- 試験対策
- TOEIC や英検などのリスニング・リーディングで「about」と組み合わせて文意を推測させる問題が出やすい。
- 「ぼんやりとした話題」あるいは「詳細が分からないが何かある」といったシーンで登場しやすい。
- TOEIC や英検などのリスニング・リーディングで「about」と組み合わせて文意を推測させる問題が出やすい。
- 「something about」は「はっきりできないけれど、何か気になる」という“もやっとした”イメージ
- 覚え方のコツ:
- “something about X” = “X に関しては何かある” → “どこか引っかかる”イメージ
- 「何か“アバウト(about)”な状態」というごろ合わせで記憶すると、曖昧さを思い出しやすい。
- “something about X” = “X に関しては何かある” → “どこか引っかかる”イメージ
- 勉強テクニック:
- “There’s something about (名詞) ...” の形で例文を自分で作り、少し曖昧な状況を表現する練習をすると覚えやすくなります。
- 英語: “to lay out”
- 日本語: 「配置する」「設計する」「説明する」「お金を費やす」などの意味を持つ句動詞。
- 句動詞(Phrasal Verb): 動詞 “lay” + 副詞 “out” の組み合わせ
- 原形: lay out
- 3人称単数現在形: lays out
- 過去形: laid out
- 過去分詞形: laid out
- 現在分詞形: laying out
- 名詞形: layout (ハイフンなしで一語、「レイアウト」)
- 例: The layout of the page is quite clear. (ページのレイアウトがとてもわかりやすい)
- B2(中上級)
- 「lay out」は基本的な単語の組み合わせで理解できる一方、ニュアンスや使い方が多岐にわたるため、ある程度の語彙力が必要となります。
- lay (置く・敷く) + out (外へ・広げて)
「外に広げて置く」がベースのイメージ。 - 物を配置する、並べる
- 例: lay out the tools on the table (テーブルの上に道具を並べる)
- 設計・構想する、計画を立てる
- 例: lay out a plan (プランを策定する)
- 説明する、示す(特にわかりやすく整理して)
- 例: lay out the details (詳細を説明する)
- (お金を)費やす
- 例: lay out a large sum of money (大金をつぎ込む)
- (口語的に)殴って倒す、打ちのめす
- 例: He was laid out by one punch. (一発で倒された)
- lay out a plan → プランを策定する
- lay out a budget → 予算を組む・予算を提示する
- lay out the tools → 道具を並べる
- lay out the blueprint → 設計図を広げる/示す
- lay out the foundation → 基礎を築く/考えを提示する
- lay out the garden → 庭を設計する
- lay out one’s ideas → 考えを整理して示す
- lay out a timeline → スケジュールを組む
- lay out all the options → 選択肢をすべて提示する
- lay out money for something → 何かにお金を出す
- 「lay」は古英語 “lecgan”(置く・寝かせる)に由来します。
- 「out」は古英語 “ut”(外に)に由来し、「外に広げる」イメージを補強します。
- 組み合わさることで、「外に並べて見せる・敷く」→「配置・設計・説明する」と意味が広がってきました。
- 基本的には「計画・説明・配置」など、整理して示すイメージ。
- お金を費やす含みは文脈による。
- 「殴って倒す」意はやや口語的・カジュアルです。
- 文章、スピーチ、会議、プレゼンテーション、日常会話まで広範囲で使用。
- 「knock someone out」と同様に「laid out flat on the ground」のときはかなりカジュアル・口語的です。
- 「lay out + 目的語」の形で、他動詞的に使われるのが基本です。
- 例: She laid out the documents clearly.
- 例: She laid out the documents clearly.
- 目的語が代名詞の場合は分割できる(目的語を間に挟める)。
- 例: She laid them out on the table. (OK) / She laid out them on the table. (やや不自然)
- 多くの場合「them」を“lay”と“out”の間に置くほうが好まれます。
- 例: She laid them out on the table. (OK) / She laid out them on the table. (やや不自然)
- フォーマル/カジュアルどちらでも使われるが、口語では「設計」「費やす」以外にも「打ちのめす」の意味をとることがあるため注意が必要。
- 名詞形の “layout” は可算名詞として使われる場合が多いです。
- 例: The layout of this magazine is quite appealing. (可算名詞)
- “Could you lay out the tableware before our guests arrive?”
(お客さんが来る前に食器を並べてくれる?) - “I need to lay out my clothes for tomorrow’s trip.”
(明日の旅行のために服を準備しておかなくちゃ。) - “He laid out all his cards on the table and confessed everything.”
(彼はすべてを包み隠さず話したよ。比喩的表現) - “We should clearly lay out our marketing strategy for the next quarter.”
(次の四半期に向けて、マーケティング戦略を明確に提示する必要がある。) - “Could you lay out a timeline for the new project launch?”
(新しいプロジェクトの開始に向けたスケジュールを組んでもらえますか?) - “They have laid out a detailed financial plan to secure funding.”
(資金調達を確保するため、彼らは詳しい財務計画を策定しました。) - “This paper lays out the theoretical framework for our study.”
(この論文は私たちの研究の理論的枠組みを提示しています。) - “He laid out the historical context first to support his argument.”
(彼は主張を裏付けるために、まず歴史的背景を提示しました。) - “The researcher will lay out the methodology in the following section.”
(研究者は次のセクションで研究手法を示します。) - “arrange” (配置する / 準備する)
- “Arrange” は物の配置だけでなく、人との約束や予定を「整える」ニュアンスにも使います。
- “lay out” はより「広げて並べる」イメージが強い。
- “Arrange” は物の配置だけでなく、人との約束や予定を「整える」ニュアンスにも使います。
- “set out” (準備して始める / 明示する)
- “Set out” は主に「旅に出る」「計画を始める」というニュアンスにも使われます。
- “lay out” は「見せる・方針を明確にする」ニュアンスが強い。
- “Set out” は主に「旅に出る」「計画を始める」というニュアンスにも使われます。
- “map out” (全体像を示して計画する)
- “Map out” は特に「段取りを緻密に計画する」イメージ。
- “lay out” はもう少し広い意味で、並べる・示す・費用をかけるなど多義的。
- “Map out” は特に「段取りを緻密に計画する」イメージ。
- “conceal”(隠す)
- “lay out” は明確に見えるように並べたり説明したりするので、その反対は「隠す」や「伏せる」。
- “withhold”(保留する、留保する)
- “lay out” が情報を積極的に提示するイメージに対し、「withhold」は出し惜しみする感覚。
- 発音記号(IPA): /leɪ aʊt/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな変化はありませんが、
- アメリカ英語: [レイ アウト]寄りの口の開きがやや大きい
- イギリス英語: [レイ アウト]もほぼ同じ。 “out” がやや /aʊ/ で少し短めになる場合も。
- アメリカ英語: [レイ アウト]寄りの口の開きがやや大きい
- アクセントは「lay」の部分に自然に強勢が置かれ、“out”もはっきりと発音されます。
- 間違いがちなのは “lie out” と混同すること。“lie” と “lay” は異なる動詞ですので要注意。
- スペルミス: “lay out” と “layout” の区別
- “layout” は名詞として一語で使われる。
- “lay out” は動詞句として分けて使われる。
- “layout” は名詞として一語で使われる。
- “lie”と“lay”の混同
- “lie out” という表現は一般的ではない。
- “lie” (横になる) と “lay” (〜を置く) の区別は大切。
- “lie out” という表現は一般的ではない。
- TOEICや英検では、計画や説明をする文脈で「lay out a plan / approach」として出題されることがある。
- ビジネス文脈や意図を説明する文脈で役立つ表現。
- “lay + out” → 直訳すると「外に置く・広げる」。
- 机の上に物を並べて広げるイメージや、頭の中の考えを外に広げて見せるイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “Layout” が「デザインや配置」という名詞になった理由も、「外へ広げて見せる」イメージから来ています。
- To move closer or physically approach someone or something.
- To reach or match a particular standard or expectation.
- (人や物に)近づく、話しかけに行く
- (期待や基準などに)達する、到達する
- 原形: come up to
- 過去形: came up to
- 過去分詞形: come up to
- 現在進行形: coming up to
- 「come」自体は動詞以外にも「なりゆき」(名詞) として使われることがありますが、句動詞の「come up to」としては基本的に動詞句です。
- come: 主に「来る」という意味の動詞
- up: 副詞(方向を示す)
- to: 前置詞(~へ、~に対して)
物理的に近づく
例: Someone came up to me and asked for directions.
(誰かが私のところに近づいてきて、道を尋ねた。)基準・期待などに近づく・達する
例: Her work didn’t come up to our expectations.
(彼女の仕事は私たちの期待に達しなかった。)- come up to someone → (人に)近づく
- come up to the mark → 基準に達する
- come up to expectations → 期待に応える
- come up to standard → 標準を満たす
- come right up to the door → ドアのところまで来る
- sales come up to target → 売り上げが目標に達する
- come up to the requirement → 要求を満たす
- come up to see you → 会いに(あなたのところに)行く
- come up to the front → 前の方に近づく
- come up to a conclusion(やや不自然だが、意味としては「結論に近づく」) → 結論に至る
- 「come」は古英語の “cuman” に由来します。「到着する」「移動する」という意味が古くからありました。
- 「up」はラテン語やゲルマン語の流れを汲み、「上方へ」や「近づく」などの方向を表す副詞・前置詞です。
- 「to」は対象や方向を示す前置詞です。
これらが組み合わさり、「上がってきて、その方向へ行く」というイメージから現在の意味になっています。 - 「come up to someone」には、比較的カジュアルで直接的、積極的な印象が伴います。
- 「come up to one’s expectations」などの表現はフォーマルな文章でも使われますが、期待値に関する表現なので、ビジネスやアカデミックシーンでも目にします。
- 「come up to」は「近づく」という意味と「期待に達する」という意味があり、前後文脈から判断する必要があります。
- 口語・書き言葉の両方で使用できますが、フォーマル文脈で使う場合は、しっかりと相手の期待値などを表現してあげると誤解が生じにくいです。
人や物に近づく(自動詞的用法)
- 例: “He came up to me.”
- 「up」は方向を補足し、「to」は目標を示します。
- 例: “He came up to me.”
(期待・基準などに)達する(比喩的用法)
- 例: “Her performance didn’t come up to my expectations.”
- 目的語となるのは「expectations」など、ある種の「基準」や「期待」です。
- 例: “Her performance didn’t come up to my expectations.”
- 「come」は基本的に自動詞ですが、「come up to + 目的語(誰か・何か)」という形で、前置詞句が伴うことで文意が変化。この場合も文法上は自動詞+前置詞句ですが、意味上は目的語に「近づく」「達する」イメージがあります。
- カジュアル → “Hey, can you come up to me for a second?”
- ややフォーマル → “The new policy doesn’t really come up to the required standards.”
“Someone just came up to me at the mall and asked if I worked here.”
(さっきショッピングモールで、誰かが急に近づいてきて、私がそこで働いているか聞かれたよ。)“Can you come up to my room? I need to show you something.”
(私の部屋まで来てくれる?見せたいものがあるんだ。)“My brother came up to me with a silly grin on his face.”
(弟がへらへら笑いながら近づいてきた。)“Our sales figures didn’t come up to the forecast this quarter.”
(今期の売上高は予測に達しませんでした。)“We need to ensure that our new project plan comes up to the board’s expectations.”
(新しいプロジェクト計画が取締役会の期待に応えられるようにしなければなりません。)“The candidate must come up to the minimum requirements to pass the initial screening.”
(候補者は一次選考を通過するための最低条件を満たさなければなりません。)“If the experimental data does not come up to the theoretical predictions, we’ll have to re-evaluate our model.”
(実験データが理論値に達しない場合は、モデルを再評価しなければなりません。)“The results came up to the standards set by the regulatory body.”
(結果は規制機関が設定した基準に達しました。)“Her latest publication truly comes up to the scientific community’s high expectations.”
(彼女の最新の論文は、学術界の高い期待にしっかり応えている。)approach (近づく)
- 日本語: 近づく
- 例: “He approached me quietly.” / 「彼は静かに近づいた。」
- ニュアンス: 「距離を縮める」イメージに焦点
- 日本語: 近づく
come over to (立ち寄る、来訪する)
- 日本語: (場所や人に)来る
- 例: “Why don’t you come over to my place tomorrow?” / 「明日、うちに来ない?」
- ニュアンス: 「友人の家などに立ち寄る」というカジュアルなイメージ
- 日本語: (場所や人に)来る
measure up (to) (基準・期待に適う)
- 日本語: 基準を満たす
- 例: “He didn’t measure up to our expectations.” / 「彼は我々の期待を満たさなかった。」
- ニュアンス: 「評価基準に足りるかどうか」に焦点
- 日本語: 基準を満たす
- fall short of (~に達しない)
- 日本語: (期待/基準に)達しない
- 例: “His performance fell short of our expectations.” / 「彼のパフォーマンスは期待に及ばなかった。」
- 日本語: (期待/基準に)達しない
- アメリカ英語: /kʌm ʌp tuː/
- イギリス英語: /kʌm ʌp tʊ/ または /tuː/(文脈や話者によって変化あり)
- “come” に強勢が置かれやすく、「up to」はあまり強く発音されないことが多いです。
- 例: “CÓME up to me.”
- “come”を [kɒm] や [kəm] のように曖昧に発音してしまう
- “up” を強く発音しすぎて単語全体のリズムを崩す
“come up with” と混同
- “come up with” は「思いつく・アイデアを出す」という意味。 “come up to” と混同しないように注意。
- “come up with” は「思いつく・アイデアを出す」という意味。 “come up to” と混同しないように注意。
前置詞を間違える
- “come up to” と似た形で “come up at” “come up in” などが使われることもありますが、全く違う意味になります。
- “come up to” と似た形で “come up at” “come up in” などが使われることもありますが、全く違う意味になります。
文脈で意味が大きく変わる
- 「近づく」の意味と「期待に達する」の意味。周囲の文脈から正しく判断しましょう。
試験での出題傾向
- TOEICや英検などでも「phrasal verb の意味の区別」は頻出。 “come up to the standard” = 基準に達する、といった問題が出ることがあります。
- “come up to” は「人・物に”上がって”近づく」とイメージするとわかりやすいです。
- 誰かに近づく情景を思い浮かべて覚えると同時に、基準や期待に到達するイメージを「目標に向かって上がっていく」と関連付けると覚えやすくなります。
- スペル自体は易しいですが、同じ “come up” を使った句動詞(come up with, come up against, etc.)との区別が紛らわしいので、それぞれの後につく前置詞をセットで覚えると効果的です。
- 一つずつ順番に(one after another)
- (結果として)その結果、次に(as a result)
- 「順番に」という意味で使われます。
- 「結果として」「それが原因で次の事が起きる」という意味合いでも使われます。
- 慣用句のため、動詞のような活用はありません。
- もともとは “turn” が名詞/動詞ですが、「in turn」は副詞句として機能します。
- 他の品詞への派生例
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- “a turn” (名詞) : 順番、回転
- “turning” (形容詞/動名詞) : 回っている、回ること
- “to turn” (動詞) : 回す、曲がる
- 「in turn」は日常会話でも使われますが、因果関係や順序立てた表現での使用はやや高度な文脈で出ることが多いため、B2程度のレベルを想定します。
- in(前置詞)+ turn(名詞・動詞)
ここでは慣用表現として結びついており、副詞句の役割を担っています。 - 順番を表すとき
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
(彼が最初に話して、彼女は順番に続けて話した。)
- “He spoke first, and she spoke in turn.”
- 連鎖的な結果を表すとき
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
(彼の行動が反応を起こし、その結果さらに変化が生じた。)
- “His action caused a reaction, which in turn led to further changes.”
- “A in turn caused B”
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- Aが原因となり、それが結果としてBを引き起こした
- “which in turn affects …”
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- それによって結果的に…に影響を及ぼす
- “X responded in turn”
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- Xが(誰かの行動・発言に対して)応じた/反応した
- “led in turn to …”
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- (何らかの結果が)最終的に…へとつながった
- “this in turn means …”
- これによって結果的に…という意味になる
- これによって結果的に…という意味になる
- “prompted in turn by …”
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- …によって引き起こされ(そこからさらに事態が発展した)
- “triggered in turn”
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- 連続的に(次の事柄を)引き起こした
- “in turn shape …”
- 順々に(物事を形成・影響)する
- 順々に(物事を形成・影響)する
- “in turn lead someone to do …”
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- その連鎖で(誰かが…するように)仕向ける
- “they, in turn, decided …”
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 彼らは(前の出来事を受け)次のステップとして…を決断した
- 「turn」は古英語 “turnian” に関連があるとされ、中世フランス語 “tourner” に由来し、「回る・回転する」あるいは「順番の番が来る」という意味合いをもっています。
- 「in turn」は「順番の中に入って」というニュアンスから発展し、現在では「結果として」「その次に」という使い方も定着しています。
- 口語でも文章でも使われますが、特に文章やフォーマルなレポートなどで因果関係や連鎖を説明する際によく見られる表現です。
- 口語でもしばしば「結果として」「そうして次に」という意味で使用されますが、やや文語的・書き言葉のニュアンスがあります。
- 副詞句として、文全体を修飾します。
- 可算・不可算の区別が必要な名詞ではなく、動詞の自動詞/他動詞の使い分けなどがあるわけでもありません。
- 一般的には文中でコンマ(,)で区切り「SV, and in turn, SV.」のように挿入的に用いられることも多いです。
- 「SがVしたことによって、結果としてVが…という流れ」によく使われる構文。
“She gave me a ride to the station, and I in turn bought her coffee.”
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
- 彼女が駅まで車に乗せてくれたので、そのお礼として私はコーヒーを買ってあげた。
“My older sister taught me how to cook, and I in turn helped her with the dishes.”
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
- 姉が料理の仕方を教えてくれたので、その代わりに私は食器洗いを手伝った。
“He apologized for being late, and I in turn told him not to worry.”
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
- 彼は遅刻を謝ってきたので、私は気にしなくていいと言った。
“Our company expanded its production capacity, which in turn increased overall revenue.”
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
- 我々の会社は生産能力を拡大し、その結果全体の収益が増加した。
“By delegating tasks effectively, employees feel more confident and in turn perform better.”
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
- 仕事を効果的に割り振ることで、従業員は自信を持ち、結果としてより良いパフォーマンスを発揮する。
“We provided extra training, and this in turn reduced the number of customer complaints.”
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
- 追加の研修を行い、その結果顧客からのクレーム数が減少した。
“Increased atmospheric CO₂ levels lead to global warming, which in turn affects ocean currents.”
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
- 大気中のCO₂濃度の上昇は地球温暖化を引き起こし、それがさらには海流に影響を及ぼす。
“The results suggest a correlation between sleep deprivation and stress, which in turn impacts cognitive function.”
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
- 実験結果は睡眠不足とストレスの相関関係を示しており、それがさらに認知機能に影響を与える。
“A shift in policy would redistribute resources, which in turn could stimulate economic growth.”
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- 政策の変更によって資源の再配分が起こり、それがさらに経済成長を促進する可能性がある。
- “consequently”(その結果)
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- よりフォーマルな単語で、一つの出来事に対する結果として話題を転じる。
- “as a result”(その結果)
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- 直接的に結果を説明するときに用いられるフレーズ。
- “then”(それから)
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- より口語的・簡単な表現。時系列のつながりを強調する。
- “in turn” は「因果関係が連鎖している」あるいは「順番が回ってきて話が続く」ニュアンスがやや強いです。
- “consequently” や “as a result” はシンプルに「結果として」を示すために使われます。
- “then” は時系列の単純な「次に」。因果まで示す場合には文脈次第です。
- 明確な反意語はありませんが、あえて言えば「この後の展開が起こらない、続くことがない」といったニュアンスを表すフレーズは対立的といえます。例えば “it ended there”(そこで終わった)など。
発音記号(IPA)
アクセント
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
- “turn”(/tɜːrn/)の母音 /ɜː/ は日本人学習者にとってやや発音が難しい場合があります。
- “in” も “turn” もそれぞれ短い語ですが、よく連結して発音されます。
よくある間違い
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- 会話で速く話すと “in turn” と “intern” が似た発音になることがあります。
- “intern” (/ˈɪntɜːrn/)「インターン(研修生)」と混同しないように注意が必要です。
- スペリング上の混乱: 「intern(インターン)」と間違えるケース。
- “in turn” が持つ「連鎖的な結果」というニュアンスを、ただ「そして次に」として訳してしまうと、文意がうまく伝わらないことがあります。
- TOEICや英検などでも読解パートで、「in turn」が因果関係を示すキーワードとして出題されることがあります。文脈から「次に」「結果として」といった意味を正しく読み取る必要があります。
- 「in turn」は「順番に(turn)」の中にいる(in)イメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 何かが起きて、それに続いてさらに何かが起きる、という“順の流れ”を表す。
- 「輪になって順番が回ってくると、皆が行動し、その作用が次へ繋がる」というストーリーをイメージすると理解しやすいです。
make out
make out
解説
【発音記号】meɪk aʊt
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
He could barely make out her signature.
彼はかろうじて彼女のサインを見つけることができた
make out
1. 基本情報と概要
英語表記: make out
品詞: 動詞(句動詞)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味と概要(英語 → 日本語)
単語の活用形(動詞)
他の品詞での例
2. 語構成と詳細な意味
「make」と「out」が結びつき、元々は「外に何かを作り上げる、はっきりさせる」といったニュアンスから、「判別する・理解する・作成する」など多様な意味につながりました。
コロケーションと関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
慣用的な構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(用法ごとの対比)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「make out」の詳細な解説です。複数の意味を持つ句動詞なので、前後の文脈やフォーマル/カジュアルの度合いをきちんと見極めながら使ってみてください。
を見分ける,を聞き分ける
進展する
イチャイチャする, 抱擁する
《...に》仕立て上げる,《人が...であると》もっともらしく言う(見せる)《to be》
うまく...を出る《make it out of ...》
after all
after all
解説
【発音記号】ˈæftər ɔl
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
He is only six years old, after all.
何しろまだ6歳ですから。
after all
1. 基本情報と概要
英語: after all
日本語: 結局のところ、色々あったけれど結局は、やはり
「after all」は、何かの結論を述べるときや、前に述べた情報を踏まえつつ「やはりこういうことだ」「結局こうだった」と言いたいときに使われるフレーズです。
「色々考えてみたけれど、結論として〜」「何にせよ、実際には〜」といったニュアンスで使われます。
CEFRレベル:
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
【日常会話での例文】
【ビジネスでの例文】
【学術的な・フォーマルな文脈での例文】
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
once more
once more
解説
【発音記号】wʌns mɔr
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* *
once more = once again
【例文】
I call on you once more my fellow citizens.
私はもう一度、同胞の市民に呼びかけます。
once more
1. 基本情報と概要
単語: once more
品詞: 副詞句 (adverbial phrase)
意味(英語): “Once more” means “again” or “one more time.”
意味(日本語): 「もう一度」や「再び」という意味です。
「一度やったことをもう1回繰り返す」というときに使われる、とてもシンプルな表現です。日常会話だけでなく、フォーマルな場面でも自然に使えます。
CEFRレベル: A2 (初級)
「once」「more」自体は簡単な単語ですが、使い方として「正常な言い回しとして使いこなす」という点でA2レベル程度でしょう。
2. 語構成と詳細な意味
「once more」は「より多くもう一回」というニュアンスで「もう一度、再び」を表します。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
ビジネスシーンでの例文(3例)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “once more” の詳細な解説です。「もう一度言ってほしい」「もう一度試す」というときに便利なフレーズなので、ぜひ覚えて使ってみてください。
もう1度, また
ふたたび, 以前のように
《主に文頭で》またしても, 繰り返して言うが
the extent to which
the extent to which
解説
【発音記号】ði ɪkˈstɛnt tu wɪʧ
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】*
【学術】* * *
【例文】
The extent to which the preceding can be asserted is largely dependent on what emerges in the study.
先行することをどこまで主張できるかは、研究の中で何が出てくるかに大きく左右される。
the extent to which
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞と活用
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生語
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム例
これらとは別に、「the extent to which」はもう少し踏み込んだ内容を述べる文脈で使われることが多いです。
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “the extent to which” の詳細な解説です。この表現はフォーマルな文章やレポートなど、きちんと物事の度合いを述べたい場面で非常によく使われます。しっかり覚えておくと、読解やライティングで役立つでしょう。
turn up
turn up
解説
turn up
以下では「turn up」という英単語(句動詞)について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語: turn up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味 (主なもの)
また「turn up」には、名詞用法としてズボンの裾を折り上げた部分を指す場合があります(イギリス英語で turn-up
とハイフンでつづる形が一般的)。
活用形
他の品詞になったときの例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
これらの組み合わせによって、「turn up」には「何かが上に向かう」「大きくなる」「急に姿をあらわす」といった意味が生まれます。
よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
歴史的には「turn up」は、16~17世紀ごろから「思いがけず上がってくる」→「意外な形で姿を見せる」→「到着する」「見つかる」といった使われ方をしてきたとされています。
微妙なニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
句動詞として副詞を後ろに取るため、目的語が「代名詞」の場合は副詞の前に置くのが原則です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(文脈による)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn up」についての詳細解説です。句動詞のため、大きく分けて「現れる・見つかる」と「上げる」の2つの意味を中心に覚えると使い分けやすいでしょう。ぜひ日常会話やビジネスシーンで活用してみてください。
を見つける,を発見する,に気づく
(音や熱など)を大きくする,を上げる
現れる, 姿を現す
in spite of
in spite of
解説
【発音記号】ɪn spaɪt ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
In spite of all the work there were few alterations.
すべての作業にもかかわらず、ほとんど変更はありませんでした。
in spite of
以下では「in spite of」について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語表記: in spite of
品詞: 前置詞句(prepositional phrase)
日本語訳: 「〜にもかかわらず」「〜であるにもかかわらず」
「in spite of」は、「〜にもかかわらず」という意味を持つ前置詞句です。 例えば、「天候が悪いにもかかわらず、出かける」「反対意見があったにもかかわらず、実行する」など、逆境や障害があっても行動を続けるニュアンスを伝えるときに使われます。
※「in spite of」はイディオム(定型表現)なので、活用形は特にありません。
※他の品詞としては単独で「spite(名詞/動詞)」が存在します。名詞の「spite」は「悪意」を指し、動詞でも「(人に)意地悪をする 」といった意味で使われることがあります。
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
・ある程度複雑な文章で前置詞句を使いこなす必要があるため、中上級者レベルで習得が好ましい表現です。
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
「spite」は中英語で古フランス語 “despit” に由来し、「軽蔑」「侮辱」の意味を持っていました。 その名残りから、元来は「悪意」のニュアンスがありますが、「in spite of」は慣用表現として「障害や反対をものともせずに行う」「何かネガティブな状況があってもそれに影響されない」というポジティブな意志を示すフレーズとして使われるようになりました。
ニュアンスや使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
他のイディオムや構文
フォーマル/カジュアル:
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
強勢(アクセント)
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in spite of」の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーン、学術的な文脈でも幅広く使える便利なフレーズなので、ぜひ覚えて活用してみてください。
...にもかかわらず, ...をものともせず
(やるまいと思っても)思わず《oneself》
something about
something about
解説
【発音記号】ˈsʌmθɪŋ əˈbaʊt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
There’s something about her I find interesting.
彼女はなんとなく面白い気がする。
something about
《do ~》...の問題を解決するためにどうにかする, ...を何とかする, ...に対処する / 《there is ~ 》何となくだけれど...と思う, Oは何となくCな気がする《C about O》
1. 基本情報と概要
英語表現: “something about”
品詞: フレーズ(「something」=不定代名詞 + 「about」=前置詞)
意味(英語・日本語)
「Something about him bothers me.(彼には何か気になる点がある)」のように、対象に対する漠然としたニュアンスを伝えるときに使われます。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
活用形
他の品詞への変化例
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁表現
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的な文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “something about” の詳細な解説です。曖昧さや漠然としたニュアンスを伝えるときに非常に便利な表現なので、日常会話からビジネス英語まで幅広く使ってみてください。
《do ~》...の問題を解決するためにどうにかする, ...を何とかする, ...に対処する
《there is ~ 》何となくだけれど...と思う, Oは何となくCな気がする《C about O》
lay out
lay out
解説
【発音記号】leɪ aʊt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
The countries laid out plans for a peace agreement.
各国は和平合意に向けた計画を打ち出した。
lay out
以下では、句動詞「lay out」をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、部屋の家具をきれいに並べるときに「lay out the furniture」と言ったり、計画を詳細に説明するときに「lay out the plan」と言います。日常的な場面から、ビジネス文書や会議でのプレゼンなど幅広く使われる表現です。
品詞
活用形
他の品詞への変化例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味・用法
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・注意点
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
(B) ビジネスでの例文
(C) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「lay out」の詳細な解説です。並べる、広げる、見せるといったイメージをつかむと覚えやすいので、ぜひ参考にしてください。
を明確に説明する
を並べる, を広げる
come up to
come up to
解説
【発音記号】kʌm ʌp tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
Men always come up to me first.
男はいつも先に寄ってくる。
come up to
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): come up to
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
意味(日本語):
「come up to」は「近づく」という物理的な動作から、「期待に見合う(満たす)」という比喩的な意味もある句動詞です。日常会話でも文章でも使われますが、前後関係によって意味が変わることがあるので注意が必要です。
活用形:
※「come」自体が不規則動詞 (come – came – come) です。
他の品詞形:
CEFRレベル目安: B1(中級)
・「come up to」は前置詞「to」を伴って意味が変わるため、中級レベルの習熟度が求められます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
それらが組み合わさって「~のところまで来る」「(ある基準や期待に)近づく・達する」という意味になります。
詳細な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・感情的響き
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
他動詞・自動詞の使い分け
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・専門的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「come up to」の詳細な解説です。意味としては大まかに「近づく」と「期待や標準に到達する」の2種類があるので、文脈から意味を取り違えないように気をつけてください。
(物・人が)...まで達する, ...に届く
…のすぐそばまでやってくる
...に匹敵する
(期待など)に沿う
in turn
in turn
解説
【発音記号】ɪn tɜrn
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
The supermarket in turn will donate seven thousand.
スーパーが順番に7,000ドルを寄付してくれる。
in turn
1. 基本情報と概要
英語表現: in turn
品詞: 副詞句(慣用表現)
英語の意味
日本語の意味
「in turn」は「一つずつ順を追って行う場合」や、「Aに対してBが起き、Bに対してCが起きた」といった因果や連鎖を示すときに使います。ニュアンスとしては、物事が次々と後に続くイメージを表します。
活用形・他の品詞形
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連コロケーションやフレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
例:構文
• “S + V, which in turn + V …”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
使い方の違い
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習のコツとしては、因果関係を説明する例文をいくつか暗記して「人口が増え、それに伴って需要が増え、それによって価格が上昇した」を “The population grew, which in turn increased demand, which in turn drove up prices.” のように言えるようにすると、自然に身につきます。
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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