頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 品詞: フレーズ(前置詞 “over” + 名詞 “time” の組み合わせ)ですが、文章中で副詞句として機能することが多いです。
- 活用形: “over time” 自体に時制や数の変化はありません。
- 他の品詞になった例:
- 「overtime」(1語)になると「残業」「時間外」という別の意味の名詞・副詞になりますので注意してください。
- 例: “He worked overtime yesterday.” (彼は昨日残業した)
- 「overtime」(1語)になると「残業」「時間外」という別の意味の名詞・副詞になりますので注意してください。
over
- 「上方・上に覆う」などの意味を持つ前置詞・副詞・形容詞など、多用途で用いられる要素。
- 時間的な範囲を表す時には「〜にわたって」というニュアンスになります。
- 「上方・上に覆う」などの意味を持つ前置詞・副詞・形容詞など、多用途で用いられる要素。
time
- 「時」「時間」という名詞。抽象名詞としては不可算名詞ですが、文脈によっては可算名詞(回数・時点を数える場合)になることもあります。
- ここでは「一定の期間」と捉えて、不可算扱いになります。
- 「時」「時間」という名詞。抽象名詞としては不可算名詞ですが、文脈によっては可算名詞(回数・時点を数える場合)になることもあります。
- change over time → 時間の経過とともに変化する
- evolve over time → (生物や状況などが) 時間とともに進化する
- develop over time → (計画やスキルなどが) 長い間に発展する
- improve over time → 時間とともに良くなる
- accumulate over time → (蓄積が) 時間をかけて増える
- shift over time → 徐々に移り変わる
- learn over time → 時間をかけて学ぶ
- grow over time → 少しずつ成長する
- occur over time → 時間をかけて起こる
- fade over time → (熱意や印象などが) 時間とともに薄れる
語源:
「over」は古英語の “ofer” に由来し、「上に」「超えて」「範囲を越える」などの意味を持っていました。これが時間の流れにも適用され、時間を覆うイメージで「〜にわたって」という意味に発展しました。「time」はラテン語経由で古英語の “tīma” から来ており、「時」「期間」という意味があります。ニュアンス・使用時の注意:
- 「徐々に起こる」というニュアンスが強い
- あまり急激な変化には使わず、一定の長さのある変化に用いる
- 場面としてはカジュアルからフォーマルまで幅広く使えます
- 「徐々に起こる」というニュアンスが強い
文法上の役割:
副詞的に「時間経過によって・長い期間かけて」という意味を加える場合が多い。文中では副詞句(Adverbial phrase)として機能する。可算/不可算:
- 「time」は不可算名詞で使われていますが、単語そのものを複数形 etc. に変化させることはありません。
- 「time」は不可算名詞で使われていますが、単語そのものを複数形 etc. に変化させることはありません。
使用シーン:
- フォーマル/カジュアル: 両方で使える
- 会話/文章: どちらにも問題なく使える
- フォーマル/カジュアル: 両方で使える
“You’ll learn to cook better over time. Practice makes perfect!”
(時間が経てば料理はもっと上手になるよ。練習あるのみ!)“Don’t worry too much right now; things usually get clearer over time.”
(今はあまり心配しすぎないで。物事は時間とともにはっきりしてくるものだよ。)“Your plant will grow stronger over time if you keep watering it.”
(水やりを続ければ、その植物は時間とともに丈夫に育つよ。)“Our company’s reputation has improved over time through consistent customer service.”
(当社の評判は、継続的な顧客対応によって時間とともに良くなってきています。)“Over time, we expect these new policies to increase employee satisfaction.”
(時間の経過とともに、これらの新しい方針が従業員満足度を高めると期待しています。)“Sales figures tend to fluctuate over time, so we analyze long-term trends.”
(売上高は時間とともに変動しがちなので、長期的な傾向を分析しています。)“The data indicates that climate patterns have shifted over time due to global warming.”
(データによると、地球温暖化の影響で気候パターンは時間の経過とともに変化しています。)“Researchers found that language usage evolves over time in response to social changes.”
(研究者たちは、社会的変化に応じて言語の使用方法が時間とともに進化することを発見しました。)“Over time, repeated exposure to certain chemicals can lead to significant health risks.”
(特定の化学物質に繰り返しさらされると、時間の経過とともに重大な健康リスクが生じる可能性があります。)gradually (徐々に)
- 強調するのは「少しずつ」の変化。副詞で単独でもよく使う。
- 例: “My interest in art grew gradually.”
- 強調するのは「少しずつ」の変化。副詞で単独でもよく使う。
in the course of time (やがて、長い時間をかけて)
- ややフォーマル。書き言葉などで見かけることが多い。
- 例: “In the course of time, the new system gained widespread acceptance.”
- ややフォーマル。書き言葉などで見かけることが多い。
as time goes by (時が経つにつれて)
- 会話でよく使われる表現。より口語的で、そのままフレーズとして使う。
- 例: “As time goes by, you’ll get used to the new environment.”
- 会話でよく使われる表現。より口語的で、そのままフレーズとして使う。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˌoʊvər ˈtaɪm/
- 「オウヴァー・タイム」のように “over” の “o” はやや強めに、「ver」は弱く、「time」の “i” が「アイ」のように発音されます。
- イギリス英語: /ˌəʊvə ˈtaɪm/
- “over” の “o” は「オウ」ではなく「əʊ(アウに近い)」に。
- アメリカ英語: /ˌoʊvər ˈtaɪm/
強勢:
- 通常 “over” と “time” 両方がほぼ均等に強調される傾向がありますが、文脈によって “time” に強調が置かれることもあります。
- 通常 “over” と “time” 両方がほぼ均等に強調される傾向がありますが、文脈によって “time” に強調が置かれることもあります。
よくある間違い:
- 「overtime」と続け書きにすると「残業」「時間外」の意味になり、まったく異なる語になります。
“overtime” との混同
- スペルが一緒かと思いきや、1語と2語で意味が変わる。
- “overtime” ≠ “over time”
- スペルが一緒かと思いきや、1語と2語で意味が変わる。
時制の間違い
- “Over time, he will learn” と言うべきところを “Over times” と誤って複数形にしてしまうケースもある。
- 「time」はここでは不可算扱い。
- “Over time, he will learn” と言うべきところを “Over times” と誤って複数形にしてしまうケースもある。
試験での出題例
- TOEICや英検の長文読解で「時間経過による変化」を表すフレーズとして登場することがある。
- “Over time, the effects of the policy became clear.” のような文脈で、意味を取り違えないように注意。
- TOEICや英検の長文読解で「時間経過による変化」を表すフレーズとして登場することがある。
- 「時間を覆う (over) イメージで、長期にわたって何かがじわじわ進む」という絵を思い浮かべると覚えやすいです。
- 「overtime」と混同しないために、「1語になると“残業”の意味になるんだな」とセットで覚えるとミスを減らせます。
- 「over the long term」や「in the long run」など似たニュアンスのフレーズと一緒に頭に入れておくと、英作文にも役立ちます。
- “mind you” は慣用表現で、動詞のmind を含んでいますが、一つのまとまったフレーズとして扱われます。
- mind(動詞)としては “minds”, “minding”, “minded” などの活用がありますが、本フレーズでは活用しません。
- 他品詞への派生例(参考)
- mind が名詞の場合: “Have you lost your mind?”(「正気を失ったの?」)
- mind が動詞の場合: “Do you mind opening the window?”(「窓を開けてもらっていいですか?」)
- mind が名詞の場合: “Have you lost your mind?”(「正気を失ったの?」)
- mind: 「気にする」「注意する」「心」を表す動詞・名詞。
- you: 相手を示す代名詞。
- ただし“mind you”は一まとまりのイディオムとして使われるため、単独の接頭語・接尾語のような構成要素はありません。
- remind(動詞): 「(人に)思い出させる」
- mindful(形容詞): 「注意深い、気にかけている」
- never mind(フレーズ): 「気にしないで」
- “mind you, it could be worse.”
→(日本語)「でもね、もっと悪い状況だってあり得るよ」 - “mind you, I’m not telling you what to do.”
→(日本語)「言っとくけど、あなたにどうしろとは言ってないからね」 - “mind you, he’s very kind in person.”
→(日本語)「ただし、直接会うと彼はとても親切だよ」 - “It’s expensive. Mind you, it’s worth the money.”
→(日本語)「高いよ。でもね、その価値はあるんだよ」 - “Mind you, she did warn us.”
→(日本語)「そうは言っても、彼女はちゃんと警告してくれたよ」 - “I wasn’t really upset — mind you, I wasn’t thrilled either.”
→(日本語)「そこまで腹を立てたわけじゃなかったよ。でもまあ、すごく嬉しかったわけでもないけど」 - “He’s usually on time. Mind you, he can be late sometimes.”
→(日本語)「彼はふだん時間厳守だよ。とはいえ、たまに遅れることもあるけどね」 - “Mind you, we have to leave early tomorrow.”
→(日本語)「いいかな、明日は早く出発しないといけないよ」 - “I love their food. Mind you, it’s quite spicy.”
→(日本語)「ここの料理は大好きだよ。ただし、かなり辛いんだけどね」 - “Maybe you should try. Mind you, it’s not easy.”
→(日本語)「もしかしたら挑戦してみたら? ただし、簡単ではないけどね」 - 「mind」は古英語時代から「心・精神」を意味したり、「注意する」の動詞として使われています。そこから “mind you!” は「あなたに注意を向けさせる」という発想で、「よく聞いておいて」というニュアンスが発展しました。
- 主に口語表現で、カジュアルな会話や少しインフォーマルな文章で使われます。
- 発言を補足・修正したり、注意をひくために使われるので、書き言葉の正式なレポートなどではあまり使用しません。
- 軽い「ただし」を入れたいときに有効です。
- 文中での位置: 挿入句として文の途中や文末によく置かれます。
- 機能: 追加の説明を加えるための間投詞的役割を持ちます。
- レジスター: カジュアル寄り。フォーマルな文書には不向き。
- 可算名詞/不可算名詞 の区別などは関係ありません。
- 文頭/文末/挿入など、比較的自由に配置されますが、話し言葉で多用されます。
“I just met her yesterday. Mind you, I didn’t get a chance to talk much.”
→「昨日ちょうど彼女に会ったの。とはいえ、あまり話す機会はなかったんだけどね」“He’s an excellent cook. Mind you, his dishes can be really spicy sometimes.”
→「彼はすごく料理がうまいよ。でも、彼の料理はときどきかなり辛いんだ」“I can drive you there. Mind you, I only have a small car.”
→「車で送って行くよ。とはいえ、俺の車は小さいんだけどね」“The product is quite popular. Mind you, we need to check the inventory carefully.”
→「この製品はかなり人気があります。とはいえ、在庫をしっかり確認する必要があります」“He delivered the project on time. Mind you, he had a lot of help from the team.”
→「彼はプロジェクトを期限内に納品しました。でも、チームから大きなサポートを受けていたのは確かです」“Sales are increasing steadily. Mind you, we shouldn’t overlook potential risks.”
→「売り上げは着実に伸びています。ただし、潜在的なリスクを見落としてはいけません」“This theory seems sound. Mind you, more data is needed for confirmation.”
→「この理論は筋が通っているように思えます。とは言え、確認にはより多くのデータが必要です」“The manuscript appears original. Mind you, peer review is still underway.”
→「この原稿はオリジナル性が高いようです。とはいえ、査読はまだ進行中です」“We might adopt this method. Mind you, it’s only in a pilot phase.”
→「私たちはこの手法を導入するかもしれません。とはいえ、まだ試験段階にすぎません」- “however”(しかし)
- フォーマルでも使える。接続詞として文頭によく置かれる。「mind you」より文章調。
- フォーマルでも使える。接続詞として文頭によく置かれる。「mind you」より文章調。
- “though”(~だけれども)
- カジュアルな口語にも使いやすい。「~だけどね」という響き。
- カジュアルな口語にも使いやすい。「~だけどね」という響き。
- “that said”(とはいえ)
- ややフォーマル。「そうは言ってもね」というニュアンス。
- ややフォーマル。「そうは言ってもね」というニュアンス。
- “nevertheless”(それにもかかわらず)
- フォーマル。論文やビジネス文書でも使用。
- フォーマル。論文やビジネス文書でも使用。
- “still”(それでも)
- 状況や意見をひっくり返すような意味合い。もう少し口語的。
- 厳密な反意語はありませんが、“mind you” が補足・強調をする役割なので、強調を打ち消すような表現は特にありません。
- mind you: /maɪnd juː/
- アメリカ英語もイギリス英語も大きな違いはありません。
- ただし、連結して「/maɪn(d)juː/」や「/maɪn(d)jə/」のように弱まって発音されることがあります。
- アメリカ英語もイギリス英語も大きな違いはありません。
- “mind” の /aɪ/ を「あい」としっかり伸ばして発音すること。
- “you” の部分が曖昧になりやすいので丁寧に発音すると言いやすいです。
- 一気に「マインジュ」となってしまうこともしばしばなので、区切って強調したいときには「Mind you!」と少しはっきり分けて発音します。
- スペルミス: “mind” を “mide” としたり、うっかり “mend” と書いたりしないように注意。
- 同音異義語との混同: “mine” や “wind” /wɪnd/(風)との発音の違いに注意。
- TOEICや英検などのテストでは、会話文中の挿入表現として出題される可能性があります。熟語・イディオムの一つとして認識しておくとよいでしょう。
- 「Mind you」は「聞いてちょうだい」のような呼びかけ。「Mind = 注意を払う」と「You = あなた」なので、「あなたも気をつけて(このポイントを見てね)」というイメージで覚えるとよいです。
- 実際に会話で耳にするときは「マインジュ」のように素早く発音されがちなので、映画やドラマの口語表現で探してみましょう。
- 英語: “on behalf of (someone/something)”
- 日本語: 「(人・組織など)の代理として」「(人・組織など)を代表して」「〜に代わって」
- 「on behalf of」は前置詞句(プレポジショナル・フレーズ)です。
- 「behalf」は単独で名詞ですが、単独で使われるよりも「on behalf of ○○」とセットで使われることがほとんどです。
- 目安: B2(中上級)
フォーマルな文脈で使われることが多いため、中級以上で出てくる表現として位置づけられます。 - on + behalf + of
- on: 前置詞
- behalf: 名詞(「代理、代表」)
- of: 前置詞
- on: 前置詞
- in behalf of:文献や古い表現では見かけることもあるが、現代英語では「on behalf of」が主流。
- on one’s behalf:同じ意味で使われることが多い。
- on behalf of the entire staff
(スタッフ全員を代表して) - speak on behalf of someone
(誰かを代表して話す) - thank you on behalf of ○○
(○○を代表して感謝する) - sign a contract on behalf of the company
(会社を代表して契約書に署名する) - vote on behalf of the shareholders
(株主を代表して投票する) - apologize on behalf of the team
(チームを代表して謝罪する) - on behalf of all members
(メンバー全員を代表して) - accept an award on behalf of someone
(誰かを代表して賞を受け取る) - issue a statement on behalf of the organization
(組織を代表して声明を出す) - act on behalf of a client
(顧客を代理して行動する) - 「behalf」は、中英語(Middle English)の “behalfe” に由来するとも言われています。古くは「助け・味方・支持」といった意味合いがあり、「~の側(味方)に立つ」というニュアンスから「代理・代表」の意味へ派生したとされています。
- かしこまった場面やビジネスシーンでよく使われるため、フォーマルな印象が強い表現です。友達同士のカジュアルな会話でも通じますが、あえて「on behalf of」を使うと少し改まった響きになります。
- 「for(〜のために)」と混同されがちですが、「for」よりも「代理・代表」のニュアンスが強いのが特徴です。
- on behalf of + 名詞/代名詞
例: “I would like to speak on behalf of my manager.”
(マネージャーを代表して発言したいと思います。) - in one’s behalf(やや古風・あまり一般的ではない)
- on one’s behalf(よりカジュアルに「人称代名詞の所有格」を使う形)
- フォーマルな文章やスピーチ:“On behalf of the company, I would like to welcome you.”
- カジュアルな表現:そこまで頻繁ではないが、日常会話でも使われるときは丁寧な印象。
- 「on behalf of」自体は前置詞句扱いなので、直後には名詞(もしくは代名詞)がきます。
- 目的格で代名詞を使う場合は所有格として“someone’s behalf”にするのではなく、必ず“on (someone’s) behalf of…”の形になる点に注意します。(実際には“on his behalf”などとする)
- “Could you pick up my package on behalf of me if it arrives while I’m out?”
(私が外出中に荷物が届いたら、代わりに受け取ってくれる?) - “I’m speaking on behalf of Jane because she’s stuck in traffic.”
(ジェーンが渋滞にはまってるから、私が彼女の代わりに伝えてるんだ。) - “My friend asked me to apologize on behalf of him.”
(友達が、自分の代わりに謝ってほしいと言ってきた。) - “On behalf of our company, I would like to thank you for your support.”
(弊社を代表して、皆さまのご支援に感謝申し上げます。) - “I’m signing this agreement on behalf of the CEO.”
(CEOを代表してこの契約書に署名いたします。) - “The manager made a statement on behalf of the entire team.”
(マネージャーはチーム全体を代表して声明を発表した。) - “This research was conducted on behalf of the National Science Foundation.”
(この研究は、国立科学財団を代表して行われました。) - “The committee spoke on behalf of the public interest.”
(委員会は公益を代表して発言した。) - “We submitted the report on behalf of the environmental organization.”
(私たちは、その環境団体を代表してレポートを提出しました。) - for(〜のために)
- “I bought this gift for you.”(あなたのために買った)
- 代理・代表というより「…のために」という目的を表す。
- “I bought this gift for you.”(あなたのために買った)
- in the name of(〜の名の下に)
- “She acted in the name of justice.”(正義の名の下に行動した)
- 「代理」というよりもっと宗教的・精神的ニュアンスや「〜に関して」のニュアンスが強い。
- “She acted in the name of justice.”(正義の名の下に行動した)
- representing(代表して)
- “I’m representing our team here.”(ここではチームを代表している)
- 動詞形ながら、意味としてはon behalf ofに近い。
- “I’m representing our team here.”(ここではチームを代表している)
- on one’s account(〜のために、〜の責任で)
- 「(誰かの)目的や利益を守るために」という意味合いが強く、代理や代表という一致したニュアンスと少し異なる。
- 直接的な反意語はありませんが、“on behalf of”に対して、「自分自身のために」などと言いたい場合は “on my own” や “for myself” などを使います。
- アメリカ英語: /ɑːn bɪˈhæf ʌv/
- イギリス英語: /ɒn bɪˈhɑːf ɒv/
- “behalf”の後ろの “half” 部分にアクセントがきます。
- 強勢を置く場所は “be-HALF” (米: /bɪˈhæf/, 英: /bɪˈhɑːf/) となります。
- “behave(行動する)” と混同して発音してしまう人がいますが、スペルも音も異なるので注意が必要です。
- 「on the behalf of」と言ってしまう
- 正しくは“on behalf of”です。冠詞 “the” は不要です。
- 正しくは“on behalf of”です。冠詞 “the” は不要です。
- 「in behalf of」との混同
- 現代英語では「in behalf of」はあまり使われず、「on behalf of」が標準的です。
- 現代英語では「in behalf of」はあまり使われず、「on behalf of」が標準的です。
- スペルミス “behave” と “behalf” の混同
- 単語のつづりが似ているので注意しましょう。
- 単語のつづりが似ているので注意しましょう。
- TOEICや英検などの資格試験でも、ビジネスメールや公式文書の一節として登場することがあります。文脈で代理や代表を示すキーフレーズとして覚えておくと得点アップが期待できます。
- 「behalf」の“half”という部分を「ハーフ=半分」と結びつけ、「相手の立場(もう半分)に立って行動する」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「on behalf of」は丁寧な言い方で、自分が「代わりに働いている/話している」ほうが大事な状況や、ビジネスシーンでよく使われる、とイメージしましょう。
take on
- (責任・仕事などを)引き受ける
- (相手と)対戦する、立ち向かう
- (新しい性質・外見などを)帯びる、現す
- (責任・仕事などを)引き受ける
- 句動詞(phrasal verb)
- 原形: take
- 過去形: took
- 過去分詞: taken
- 現在分詞・進行形: taking
- 名詞
take
(例: “What's your take on this?” → 「あなたの見解はどうですか?」) - 「take on」は名詞的に「(人の)意見・見解」という意味を持つ表現
one's take on something
もありますが、こちらはやや口語的・カジュアルな用法です(例: “My take on this issue is…”)。 - B1~B2(中級〜中上級)
- 「take on」は日常生活や簡単なビジネスシーンでも使われる頻度が高く、複数の意味があります。語い力がある程度ついてくるレベルから、実際の場面で使えるようになる単語(熟語)です。
take
(動詞)+on
(副詞・前置詞)
→ 組み合わさって句動詞として機能し、単独の動詞では表せない意味を付与します。- (仕事・責任を)引き受ける
- 例: “I decided to take on extra responsibilities at work.”
- 例: “I decided to take on extra responsibilities at work.”
- (相手と)戦う、競う、立ち向かう
- 例: “He will take on the champion in the next match.”
- 例: “He will take on the champion in the next match.”
- (姿・性質などを)帯びる、(新しい段階を)迎える
- 例: “The discussion took on a more serious tone.”
- take over: (仕事・地位などを)引き継ぐ、乗っ取る
- take up: (時間・場所などを)占める、(趣味などを)始める
- take back: 取り消す、返品する
- take in: 理解する、取り入れる、だます
- take on new responsibilities(新しい責任を引き受ける)
- take on staff(スタッフを雇い入れる)
- take on challenges(挑戦を引き受ける)
- take on a project(プロジェクトを引き受ける)
- take on debt(借金を負う)
- take on a competitor(競合相手と戦う)
- take on a leadership role(リーダーシップを引き受ける)
- take on a different meaning(異なる意味を帯びる)
- take on the world(世界に挑む)
- take on a new appearance(新たな姿/外見を帯びる)
- 「引き受ける」から「挑む・立ち向かう」まで幅広いニュアンスがあるため、文脈に合わせて意味を正しく把握する必要があります。
- 口語/ビジネス/フォーマルな文書など、さまざまな場面で使われますが、比較的カジュアルな印象が強い表現です。
take on + 名詞
(他動詞的に用いる):
例: “I’m willing to take on this project.”- 自動詞的に使われることはほとんどなく、目的語を伴うことが多い表現です。
- イディオム的表現:
- “take on board”: (意見・提案を)考慮する、受け入れる
- “take on water”: (船が)水をかぶる、浸水する(比喩的にも使われる)
- “take on board”: (意見・提案を)考慮する、受け入れる
- ビジネスメールや口頭での会話など、広く使用可能。
- フォーマル文書でも問題なく使えますが、「undertake」などのよりフォーマルな動詞と置き換え可能な場合もあります(ただしニュアンスが若干異なる)。
- “I’m going to take on a new hobby this year—maybe painting.”
(今年は新しい趣味を始めようと思うんだ。絵画とかいいかも。) - “I can’t take on any more chores right now. I’m already too busy.”
(これ以上家事は引き受けられないよ。もう手いっぱいだ。) - “He decided to take on the challenge of running a marathon.”
(彼はマラソンに挑戦することにした。) - “Our team will take on the responsibility of managing the new project.”
(私たちのチームが新プロジェクトの管理責任を引き受けます。) - “We need to take on more staff to handle the workload.”
(作業量をこなすために、もっとスタッフを雇う必要があります。) - “He’s ready to take on a leadership role in the department.”
(彼はその部署でリーダーとしてのポジションを引き受ける準備ができている。) - “The study takes on a comprehensive approach to analyzing climate data.”
(その研究は気候データを包括的に分析する手法を採用している。) - “When examining historical sources, the narrative can take on different interpretations depending on the perspective.”
(歴史資料を調査すると、視点によって物語は異なる解釈を帯びうる。) - “Her research takes on various methodologies to validate the hypothesis.”
(彼女の研究は仮説を検証するために、さまざまな方法論を取り入れている。) - accept(受け入れる)
- 仕事や提案などを「了承する」というニュアンスが強いですが、「挑戦する」というニュアンスは弱めです。
- 仕事や提案などを「了承する」というニュアンスが強いですが、「挑戦する」というニュアンスは弱めです。
- assume((責任などを)引き受ける、仮定する)
- フォーマルな文脈で「責務を負う」ときに使われることがあります。
- フォーマルな文脈で「責務を負う」ときに使われることがあります。
- undertake(着手する、引き受ける)
- こちらもフォーマル寄りの語で、計画や任務を開始するときに使われます。
- こちらもフォーマル寄りの語で、計画や任務を開始するときに使われます。
- face(直面する)
- 「困難や相手」に対して向き合うイメージ。試合などでの対戦にも使えますが、必ずしも「引き受ける」ニュアンスはありません。
- refuse(断る)
- back down(後退する、手を引く)
- 発音記号(IPA)
- take: /teɪk/
- on: アメリカ英語 /ɑːn/(地域により /ɔn/ に近い場合も); イギリス英語 /ɒn/
- take: /teɪk/
- アクセント
- “take” の強勢があり、“on” はやや軽めに続くイメージです。
- “take” の強勢があり、“on” はやや軽めに続くイメージです。
- ありがちな発音の間違い
- /tɛk/になったり、onを「アン」と曖昧に発音してしまう場合があります。
- /ɑːn/ と /ɒn/ の音の違いに注意しましょう(米英発音の違い)。
- /tɛk/になったり、onを「アン」と曖昧に発音してしまう場合があります。
- スペルミス:
take
とon
自体は短い単語なので大きなミスは少ないですが、続けてtakeon
と書いてしまう間違いに注意。 take over
など類似の句動詞と混同しやすい。- “take on” と “take up” も意味が異なるので注意:
- “take up” は「占める」「始める」など。
- “take up” は「占める」「始める」など。
- 試験対策
- TOEICや英検などで「句動詞の意味」問題に出やすいです。前後の文脈で「引き受ける」の意味なのか「対戦する」の意味なのか、しっかり読み取る必要があります。
- 「take(取る)」の上に何かを「on(乗せる)」イメージを持つ:
→ 「新しい仕事や責任を自分の肩に乗せる」「相手に向かっていく」と考えると覚えやすい。 - “take on the challenge” = 挑戦を(肩に)引き受けるイメージで覚えましょう。
- ほかの似た表現
take off
(離陸する、脱ぐ)やtake over
(引き継ぐ)と意味が全く違うので、前置詞や副詞の役割もイメージで捉えると区別しやすくなります。 - フレーズとして使うため、動詞や形容詞のように時制変化はありません。
- 「handful」は名詞で、単独で「手いっぱいの量」「厄介な人(扱いづらい人)」という意味でも使われます。
- 例: “He can be a real handful.”(彼は本当に手に負えない/厄介です。)
- “Handful”(n.) → 「一握りの量」「やっかいな人」
- “Hand” (n./v.) → 名詞「手」、動詞「手渡す」など
- 「hand」+「ful」
- “hand”は「手」、
- “-ful”は「一握りの量」や「手に収まる量」という意味を持つ接尾語です。
- “hand”は「手」、
- 物理的に「手のひらに収まる程度の量」を指すとき
- 例: “I took a handful of peanuts.”
- 例: “I took a handful of peanuts.”
- 比喩的に「数が少ない」「人数が少ない」などを表現するとき
- 例: “Only a handful of people came to the event.”
- a handful of people → (ごく少数の人々)
- a handful of coins → (一握りの硬貨)
- a handful of times → (数回)
- a handful of complaints → (わずかばかりの苦情)
- a handful of customers → (ほんのわずかな客)
- a handful of opportunities → (限られた機会)
- a handful of tasks → (少数のタスク)
- only a handful of votes → (わずかな票数だけ)
- just a handful of friends → (ほんの数人の友人)
- a handful of ideas → (いくつかのアイデア)
- 古英語の “handful” (hand-ful) に由来し、「手のひらいっぱいの量」という原義を持ちます。そこから、比喩的に「ごく少量」「少数」の意味へと拡張されてきました。
- 日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、あまりフォーマルすぎる場面では “a small number of” など別の表現を使うこともあります。
- “a handful of” は「少ない」という印象を与えるため、ポジティブにもネガティブにも使われやすいフレーズです。
- “a handful of + 可算名詞の複数形” の形を取ることが多いです。
例: “a handful of people,” “a handful of coins.” - 名詞 “handful” は可算名詞ですが、このフレーズで使うときは定型的に単数形(a handful)+ of + 複数形の名詞となります。
- フォーマル度: ややカジュアル〜中程度。書き言葉でも使用可能ですが、論文や公式文書では “a small number of” といった表現がより一般的です。
- “I only have a handful of cookies left. Do you want one?”
- (クッキーがあと少ししか残ってないんだ。いる?)
- (クッキーがあと少ししか残ってないんだ。いる?)
- “There are just a handful of people at the party tonight.”
- (今夜のパーティにはほんのわずかしか人がいないね。)
- (今夜のパーティにはほんのわずかしか人がいないね。)
- “We made a handful of mistakes, but we can fix them easily.”
- (ミスは少しあったけど、すぐ直せるよ。)
- “We have a handful of potential investors interested in our project.”
- (我々のプロジェクトに興味を示している投資家が、少数だがいます。)
- (我々のプロジェクトに興味を示している投資家が、少数だがいます。)
- “Only a handful of candidates met all the job requirements.”
- (募集要件をすべて満たした候補者はごくわずかだった。)
- (募集要件をすべて満たした候補者はごくわずかだった。)
- “A handful of new clients could significantly boost our sales.”
- (少数の新規顧客でも売上を大きく伸ばす可能性があります。)
- “Only a handful of studies have explored this topic in detail.”
- (このトピックを詳細に探究した研究はごくわずかしかない。)
- (このトピックを詳細に探究した研究はごくわずかしかない。)
- “A handful of researchers have expressed doubts about the methodology.”
- (数名の研究者が、その手法について疑問を呈している。)
- (数名の研究者が、その手法について疑問を呈している。)
- “There are only a handful of references available on this subject.”
- (この主題について利用可能な参考資料は数点しかない。)
- “a few” → 「少しの」「いくつかの」
- よりカジュアルで、漠然と「いくつかある」という意味を示す。
- よりカジュアルで、漠然と「いくつかある」という意味を示す。
- “a small number of” → 「少数の」
- 文書やレポートに多用される、よりフォーマルな表現。
- 文書やレポートに多用される、よりフォーマルな表現。
- “several” → 「いくつかの」
- “a handful of” よりはやや多めのニュアンス。
- “a handful of” よりはやや多めのニュアンス。
- “a tiny amount of” → 「極めて少ない量の」
- 不可算名詞に使われることが多い。
- 不可算名詞に使われることが多い。
- “a large number of” → 「多数の」
- “plenty of” → 「十分にある、たくさんの」
- “a handful” の部分: /ə ˈhændfʊl/
- アクセントは “hand” の部分にあります(/ˈhænd/)。
- アクセントは “hand” の部分にあります(/ˈhænd/)。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差異はありませんが、/æ/(キャットの母音)の発音に若干の地域差があります。
- /handful/ を /handfall/ などと綴ったり読んだりしないように注意。
- スペルミス: “handful” の途中を “handfull” と “l” を重ねてしまうミス。
- 同音・類似表現: 文章で使うときに “a handful” を “handfuls” などにする際、単数・複数の扱いに注意。フレーズとしては「a handful of」で覚えてしまったほうがよい。
- 試験対策: 英検やTOEICなどでも比較の文脈や数を表す表現を問う問題で、「a handful of」は “a few” などと混同されがちですが、基本的には「ほんの一握りしかない」イメージが強いです。
- “hand” + “ful” = “手いっぱい分” から「少数(しか持てない)」を連想すると覚えやすいです。
- 覚え方のコツ: 「手に持てるくらいしかない」というビジュアルイメージを持つと、自然に「少数の」という意味が頭に入りやすくなります。
- “handful” のつづりは “hand + ful” と分解してスペルミスを防ぎましょう。
- 英語の意味例:
1) Outside; in the external world.
2) Unconventional; strange or unusual. - 日本語の意味例:
1) 「外の世界で」「あちらの外側で」
2) 「かなり変わった」「常識から外れた」 - 基本的には副詞句(adverbial phrase)として扱われることが多いです。
- 例: “He is out there now.”(彼は今外にいる)
- 例: “His ideas are really out there.”(彼の考え方はかなり突飛だ)
- 例: “He is out there now.”(彼は今外にいる)
- 厳密には「out」と「there」が組み合わさったフレーズなので、活用形は特にありません。
- 単独で「out」や「there」として使われることはありますが、「out there」のまま他の品詞になる例はほぼありません。
- 例として、形容詞的用法(extremely out-there)で「極めて突飛な」といった表現をするケースもありますが、これは口語的・スラング的な用法です。
- 目安: B1 (中級)
- 理由: 割と日常的に使われる表現ですが、比喩的な使い方の理解は中級レベル以降に求められることが多いため。
- “out” + “there”
- 接頭語や接尾語は含まれておらず、2つの単語の結合によるフレーズです。
- “outside” (外側)
- “outward” (外に向かう)
- “out of this world” (信じられないほど素晴らしい、または奇妙)
- “There’s something out there.”
(外に何かあるよ) - “Way out there.”
(はるか向こうに/かなりぶっ飛んでいる) - “Far out there.”
(遠くの方に/ものすごく変わっている) - “Ideas out there.”
(世の中にあるアイデア、または突飛なアイデア) - “Somewhere out there.”
(どこか遠くで) - “Still out there.”
(まだ外にある、まだ解決していない) - “Out there in the world.”
(世の中で、世界で) - “Just out there.”
(ただ外に/本当に変わっている) - “Keep an eye out there.”
(あちらにも気を配る) - “Out there on the horizon.”
(地平線上に/これから期待できるものとして) - “out” は古英語の「ūt」から、 “there” は古英語の「þǣr」(thǣr) からきています。両者とも「外」や「そこ」を示す基本的な副詞ですが、それを組み合わせた「out there」は、時代とともに比喩的な意味を持つようにもなりました。
- 物理的な意味: 「あちらの外にある/いる」という単純な空間的ニュアンス。
- 比喩的な意味: 「奇抜で常識外れ」「突拍子もない」「変わった」といったニュアンス。
- カジュアル vs. フォーマル: 会話やカジュアルな文章でよく使われますが、フォーマルな文章ではあまり使われません。ビジネス文書や学術的文書の場合は言い換えることが多いです。
- “Someone is out there.” → 「誰かが外にいる」
- 副詞としての機能がメイン。
- “That idea is (really/far) out there.” → 「そのアイデアは(本当に/かなり)突飛だ」
- 文中で形容詞句のように機能することもある。
- カジュアルな会話では頻繁に登場。
- フォーマルな文書では、「unorthodox」「unusual」「beyond the norm」などと言い換えることが多い。
- 「out there」はそもそも動詞ではなく副詞句なので、他動詞・自動詞の概念は当てはまりません。
- “Hey, let’s go check out what’s out there!”
(ねえ、外で何があるのか見に行こうよ!) - “I heard there’s a new restaurant out there in the next town.”
(隣町に新しいレストランができたって聞いたよ。) - “Her fashion sense is really out there, but I kind of like it.”
(彼女のファッションセンスは本当に独特だけど、私は好きだな。) - “We need to see what options are out there before making a decision.”
(決断を下す前に、世の中にどんな選択肢があるか調べる必要があります。) - “Let’s explore the marketing tools out there to expand our reach.”
(私たちのリーチを拡大するために、世の中にあるマーケティングツールを調べてみましょう。) - “Some of the proposals seem a bit out there, but we should keep an open mind.”
(提案の中にはちょっと突飛なものがありますが、柔軟に考えるべきでしょう。) - “Researchers believe there might be undiscovered species out there in the deep ocean.”
(深海にはまだ発見されていない生物がいるかもしれない、と研究者たちは考えています。) - “While some theories sound out there, they can inspire groundbreaking research.”
(一部の理論は突飛に聞こえるかもしれませんが、画期的な研究を刺激することがあります。) - “It’s important to verify all data sources out there to maintain academic integrity.”
(学術的な誠実性を保つため、世の中にあるすべてのデータソースを検証することが重要です。) - “outside”(外側に):より物理的。比喩的意味合いは弱い。
- “unconventional”(型破りな):もう少しフォーマルで、中立的な印象。
- “weird”(変わった):口語的。ネガティブな響きが強い場合がある。
- “far-fetched”(信じがたい):何か根拠が薄く無理がある感じを示唆。
- “normal”(普通の)
- “conventional”(伝統的な、従来の)
- “mainstream”(主流の)
- IPA表記:
- アメリカ英語: /aʊt ˈðɛr/
- イギリス英語: /aʊt ˈðeə/
- アメリカ英語: /aʊt ˈðɛr/
- アクセント: “out” の /aʊt/ の二重母音がポイント。続く “there” の /ð/ の発音も日本語話者には難しいとされます。
- よくある間違い:
- /ð/ を /d/ や /z/ と混同してしまう。
- “out there”を早口で発音するとき、「アウッ・ゼア」のように聴こえる場合が多い。
- /ð/ を /d/ や /z/ と混同してしまう。
- スペルミス: 「out there」は2語なので、くっつけて書かないように注意(“outthere” は誤り)。
- 同音異義語との混同: 「there」と「their」や「they’re」を混同しないように。
- 試験対策: TOEICや英検で直接頻出というよりは、リスニングで “out there” がサッと出てきた時に物理的な意味か「変わった」意味かを文脈で判断できるかがポイント。
- “Out” + “There” = 「外の、あちらの」。どこか遠くにあるイメージや、常識の外にあるイメージを思い浮かべて連想すると覚えやすいです。
- 「奇抜」なイメージを、頭の中で「遠くにある風船」や「宇宙」に例えて思い浮かべると印象に残りやすいでしょう。
- 話し言葉の中で「Your idea is out there!」と言われたら「すごく(常識外れで)面白い」と受け取るとよいです。
- CEFRレベル: B1(中級)
- B1レベル(中級): 日常的な会話でよく使う表現であり、やや幅広い文脈で使えるため、中級レベルと位置付けています。
- 現在形: get on with
- 過去形: got on with
- 過去分詞形: got on with / gotten on with (主に米国)
- get: 「手に入れる」「〜になる」「(動作)をする」「進む」など、多様な意味を持つ動詞
- on: 「上に」「続いて」「先に進む」というイメージを持つ前置詞/副詞
- with: 「〜と共に」「〜を用いて」といったイメージを持つ前置詞
- get on well with …(…と仲良くやる)
- get on with your life(人生を続ける/立ち直る)
- get on with your work(仕事を続ける/さっさと進める)
- can’t get on with …(…とうまくいかない)
- get on with each other(お互いにうまくやっている)
- get on with the show(ショー/イベントを続ける)
- get on with the task(課題を進める)
- get on with the plan(計画を進める)
- get on with one’s life after a setback(挫折後も人生を続ける/立ち直る)
- get on with it(さっさと始める/続ける)
- 語源: 「get」はゲルマン系の語源を持ち、古英語の「gietan(得る)」などに由来します。
- ニュアンス: 「get on」自体は「進む」「乗る」「先に進む」などのイメージを含んでおり、そこに「with(〜と一緒に)」が加わることで、「(人と/仕事を)一緒に進める」というニュアンスになります。
- 使用時の注意: 「get on with」の意味は文脈で変わります。「他者とうまくやる」「仕事を進める」など異なる内容を指すため、前後の文脈に注意する必要があります。カジュアルな文脈でもビジネスでも、比較的よく使われるフレーズです。
- 可算名詞/不可算名詞: 句動詞のため名詞の可算・不可算はありません。
- 他動詞/自動詞: 「get」は他動詞として直接目的語をとる場合もありますが、「get on with」は「with」を伴うため、目標とする人やものを付けて使います。
一般的な構文例:
S + get on with + 人/物事
(Sは主語)S + get on (well) with + 人
Let's get on with it.
のように目的語を省略して「さっさと続けよう/始めよう」と言うことも可能です。
フォーマル/カジュアル: 日常会話やビジネスメールなど、カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使えます。極めてかしこまった場では「continue with」などの表現を使うことが多いです。
How do you get on with your neighbors?
「ご近所さんとはうまくやってるの?」I really get on with my new classmates.
「新しいクラスメイトたちと本当に仲がいいんだ。」I need to stop chatting and get on with my homework.
「おしゃべりはやめて宿題をさっさと進めないと。」We should get on with the project without further delay.
「これ以上の遅れなくプロジェクトを進めるべきです。」I get on well with my colleagues and that boosts our teamwork.
「同僚とうまくやれているので、チームワークが向上しています。」Let’s skip the small talk and get on with the agenda for today’s meeting.
「雑談は省いて、本日の議題に取りかかりましょう。」The researchers decided to get on with the next phase of the experiment.
「研究者たちは次の実験段階に進むことにした。」It is necessary to get on with the data analysis promptly to meet the publication deadline.
「論文の締め切りに間に合わせるためにも、データ分析を迅速に進める必要がある。」Once the grant was approved, the team could finally get on with their fieldwork.
「助成金の承認が下りて、チームはようやくフィールドワークに取りかかることができた。」類義語
- continue with(〜を続ける)
- 例:
Let’s continue with our work now.
(今から仕事を続けましょう。) - 「get on with」の方がやや口語的。
- 例:
- go on with(〜を続ける)
- 例:
You may go on with your presentation.
(プレゼンを続けてください。) - 類似した意味で使われ、同様に口語でもフォーマルでも比較的幅広く使う。
- 例:
- carry on with(〜を続ける)
- 例:
We should carry on with this project, despite the setbacks.
(障害があっても、このプロジェクトを続けるべきです。) - 「carry on」はやや「(困難にもめげず)続ける」というニュアンスが強い。
- 例:
- continue with(〜を続ける)
反意語(文脈によって)
- stop(やめる)
I decided to stop working on the project.
(そのプロジェクトに取り組むのをやめました。)
- give up on(諦める)
She gave up on finishing the report.
(彼女はレポートの完了を諦めた。)
- stop(やめる)
発音記号 (IPA):
- イギリス英語: /ɡet ɒn wɪð/
- アメリカ英語: /ɡet ɔːn wɪð/ または /ɡet ɑːn wɪθ/(地方によって異なる)
- イギリス英語: /ɡet ɒn wɪð/
強勢: 主に「get」と「on」に弱いアクセントがあり、
with
は短めに発音されがちです。よくある発音の間違い: 「get」と「on」の間に不要な間(ま)を入れると不自然に聞こえます。また、「with」の θ を [s] や [z] と発音してしまう間違いに注意が必要です。
- 「get on well with」や「get along with」と混同する場合がありますが、「get on with」と「get along with」は非常に近い意味です。イギリス英語では「get on with」の方がやや一般的です。
- 「get on with something」を「〜と思う」と勘違いする場合があるので注意してください(「〜と思う」は
think
などの動詞を使います)。 - 試験対策のポイント: TOEICや英検などで句動詞問題として出題されることがあります。文脈上「作業を続ける」「人とうまくやる」という両方の意味があるため、前後の文をよく読み取る必要があります。
- 「get on」は「(乗り物に)乗る」と覚えられるように、そこから「進んでいく」イメージに展開してください。それに「with」が加わると「仲間を連れて(あるいは仕事を連れて)乗り込む」→「一緒にうまく進む」イメージが湧きます。
- 「前に進む」感じをイメージしておくことで、「さっさと取りかかる」「うまくやっていく」などの意味に結びつきやすくなります。
- スペリングは「get + on + with」の3つに分解して考えましょう。
- 「no such」は主に「そのようなものは存在しない」「そんなもの(人・事柄)はない」といった意味合いを持つ表現です。
- 例: “There is no such thing as a free lunch.”(ただより高いものはない[直訳:無料のランチなんて存在しない])
- 「no such」は文法的には「no (形容詞) + such (形容詞または代名詞として機能)」の組み合わせで、決まったフレーズ(表現)として扱われます。
- 単独の「no」「such」はそれぞれ別の品詞・用法がありますが、「no such」は一塊として「そのような存在はない」と言い切るときに使われます。
- 「no」:形容詞・副詞的に使われる(“I have no money.” など)
- 「such」:形容詞・代名詞として使われる(“It was such a nice day.” など)
- B1(中級)以上
理由: 「no such」は日常会話からビジネスまで幅広く使われる一方、初学者レベル(A1/A2)でも見聞きはしますが、瞬時に訳せるようになるには中級程度の文脈理解が必要なためです。 - 元々「not any」「none」を意味する語。“none”とも関連。
- 「そのような」「そういった種類の」という意味。
- 古英語の “swylc” に由来し、“of this kind” のニュアンスを持つ。
- no such thing → (そんなもの・事柄は存在しない)
- no such person → (そんな人はいない)
- no such place → (そんな場所はない)
- no such luck → (そんなうまい話(幸運)はなかった)
- no such problem → (そんな問題はない)
- no such record → (そのような記録はない)
- no such evidence → (そのような証拠はない)
- no such option → (そんな選択肢はない)
- no such case → (そのような事例は存在しない)
- no such plan → (そのような計画はない)
- “no”は古英語の “nā” (not any) に由来し、強い否定を表す語として長い歴史を持ちます。
- “such”は古英語の “swylc” (of this kind) に由来し、「~のような」と種類・性質を指し示す語です。
- 組み合わさった “no such” は、英語の中でもきわめてストレートに「該当するものは存在しない」と否定するための決まり文句として使われてきました。
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われますが、ビジネス文書や正式な場面では「no such document exists」のように、ややかしこまった言い回しにもなり得ます。
- 「No such luck.」はややくだけた印象で、「そんな都合のいい話はなかったよ」といった口語表現です。
- “There is no such + 名詞 + (as ~).”
例: “There is no such thing as a free lunch.” - “No such + 名詞 + exists.”
例: “No such record exists in our database.” - “No such luck.”
→ 「(期待したけど)そんなラッキーなことはなかった」という慣用表現。 - フォーマル: “No such document can be found.”
- カジュアル: “I looked everywhere, but there’s no such place.”
- 「no such」はあくまで名詞を修飾する表現(「そのような~は存在しない」)であり、動詞の他動詞/自動詞の区別には直接関与しません。
- “I checked the store, but they said there’s no such product available.”
(お店で確認したけど、そんな商品は置いてないって言われたよ。) - “He claims he sent a letter, but I have no such letter in my mailbox.”
(彼は手紙を送ったって言うけど、私の郵便受けにはそんな手紙は来てないよ。) - “Did you call? Sorry, I see no such call in my call history.”
(電話した? ごめん、着信履歴にはそういうのが見当たらないよ。) - “Our records indicate no such transaction took place on that date.”
(当社の記録によれば、その日にそのような取引は行われていません。) - “I've reviewed all the relevant documents, and I found no such agreement.”
(関連書類をすべて確認しましたが、そのような合意書は見当たりません。) - “There is no such clause in the contract.”
(契約書にはそのような条項はありません。) - “Based on our current knowledge, there is no such phenomenon observed in any experiments.”
(現在の知識に基づく限りでは、どの実験においてもそのような現象は観測されていません。) - “The data suggests no such species exists in this region.”
(データによると、この地域にそのような種は存在しないと示唆されています。) - “Until now, we have found no such evidence supporting that hypothesis.”
(これまでのところ、その仮説を裏付ける証拠は見つかっていません。) - “no (something) at all” → (まったく~はない)
- 「No information at all」(まったく情報がない) のように、「全く」という強調が入りやすい。
- 「No information at all」(まったく情報がない) のように、「全く」という強調が入りやすい。
- “not exist” / “does not exist” → (存在しない)
- もっと直接的・フォーマルに「存在しない」と言うときに使われる。
- もっと直接的・フォーマルに「存在しない」と言うときに使われる。
- “none” → (1つもない)
- 単独の形で「なし」「1つもない」を示す。
- 厳密な反意語というよりは、「あること」を表すフレーズとして “some such” (何らかのそういうもの) などがありますが、日常的には “some such” はあまり多用されません。「(実際に) ある / 存在する」と対比するなら “Yes, there is such a thing.” などが挙げられます。
- アメリカ英語 (IPA): /noʊ sʌtʃ/
- “no” は「ノウ」、 “such” は「サッチ」のように発音。
- “no” は「ノウ」、 “such” は「サッチ」のように発音。
- イギリス英語 (IPA): /nəʊ sʌtʃ/
- “no” は「ナウ」または「ノウ」に近い音。
- “no” は「ナウ」または「ノウ」に近い音。
- アクセントは「no」にやや強めに置かれることが多いです (“NO such”)。
- よくある間違い: “such”の発音を /suːtʃ/ と引き延ばすなど、母音を伸ばしすぎる誤りに注意。
- スペリングミス: “no sush” など、タイプミスをしやすい。
- 同音異義語の混同: とくに “such” を “search” と混同するケースがある。
- “no such thing” と “nothing” の使い分けに注意:
- “There is no such thing as ghosts.” → 「幽霊なんて存在しない」
- “There is nothing here.” → 「何もない」 というように強調したい対象が違う。
- “There is no such thing as ghosts.” → 「幽霊なんて存在しない」
- 資格試験・英検・TOEICなどでも、「no such」構文が出てくる例文が時々あります。特に読解問題で「書類が存在しない」や「証拠がない」という内容を伝える際に使われやすいです。
- 有名な格言: “There is no such thing as a free lunch.”(ただより高いものはない)
→ このフレーズを丸ごと覚えると「no such」の使い方をイメージしやすいです。 - 「“no”で強く否定し、“such”で特定の種類を示す」と覚えると分かりやすいでしょう。
- 発音する際は「ノウサッチ」と一気に言う練習をすると、聞き取りと発話の両面で定着しやすくなります。
- 品詞: 副詞句・接続詞的表現
- 文中では副詞的に働き、文と文を繋げるときには接続詞に近い用法になります。
- 活用形: フレーズなので動詞のように活用変化はありません。
- 他の品詞形:
- セットフレーズのため、単独で別の品詞形に変化することはありません。ただし「same」(形容詞)、「time」(名詞)など、単語単体では別の品詞が存在します。
- at: ~に(おいて)
- the: 定冠詞(その)
- same: 同じ
- time: 時間
- “at the same time as…” – 「…と同時に」
- “happen at the same time” – 「同時に起こる」
- “run at the same time” – 「同時に実行される(動く)」
- “watch at the same time” – 「同時に見る」
- “start at the same time” – 「同時に始まる」
- “end at the same time” – 「同時に終わる」
- “grow at the same time” – 「同時に成長する」
- “speak at the same time” – 「同時に話をする」
- “think at the same time” – 「同時に考える」
- “work at the same time” – 「同時に作業をする」
- 語源的背景: 「time」は古英語の
tīma
(時期、時間)から来ています。「at the same time」は、英語の中世以降に確立した前置詞句の形をとる熟語で、シンプルに「同じタイミング(時)」という意味を表しています。 - ニュアンス:
- “同時進行している”という直線的な時間的同時性
- “前の文脈とは別の側面がありながらも同時に成り立つ”という対比的ニュアンス
- “同時進行している”という直線的な時間的同時性
- 文法上のポイント:
- 副詞句や接続詞的に使われ、節や文を繋ぐ働きを持つことがあります。
- 例: “He’s kind; at the same time, he can be very strict.”
- 副詞句や接続詞的に使われ、節や文を繋ぐ働きを持つことがあります。
- 可算/不可算の区別:
- 「at the same time」はフレーズなので可算・不可算の区別は関係ありません。
- 「at the same time」はフレーズなので可算・不可算の区別は関係ありません。
- 使用シーン:
- フォーマル: 論文やビジネス文書でも「一方で、しかし同時に」として比較・対比を示す際に使える
- カジュアル: 日常会話でも頻出
- フォーマル: 論文やビジネス文書でも「一方で、しかし同時に」として比較・対比を示す際に使える
“I’m trying to cook dinner and watch TV at the same time.”
(夕飯を作りながら、同時にテレビを見ようとしているんだ。)“We started laughing at the same time when we heard that joke.”
(あのジョークを聞いたとき、私たちは同時に笑い出したよ。)“It’s hard to drive and talk on the phone at the same time.”
(運転しながら電話で話すのは難しいよね。)“We need to handle multiple projects at the same time to meet our deadlines.”
(締め切りに間に合わせるために、複数のプロジェクトを同時進行する必要があります。)“The manager praised our efforts and, at the same time, asked us to be more efficient.”
(マネージャーは私たちの努力を称賛すると同時に、もっと効率を上げるよう求めてきました。)“He is leading the marketing team and at the same time supporting the sales team.”
(彼はマーケティングチームを率いながら、同時に営業チームもサポートしています。)“The study aimed to measure cognitive load and, at the same time, assess behavioral changes.”
(その研究は認知負荷を測定すると同時に、行動変化を評価することを目的としました。)“These findings suggest a strong correlation and, at the same time, highlight the need for further research.”
(これらの発見は強い相関を示すと同時に、さらなる研究の必要性を浮き彫りにしています。)“The agreement preserved national sovereignty; at the same time, it promoted international cooperation.”
(その協定は国家主権を維持すると同時に、国際的な協力を促進しました。)simultaneously (同時に)
- よりフォーマルか学術的な文脈で用いられる「同時に」という意味
- 例: “They all shouted simultaneously.”(全員が同時に叫んだ。)
- よりフォーマルか学術的な文脈で用いられる「同時に」という意味
concurrently (同時進行で)
- 仕事やプロセスを同時に進めるときなどに用いられ、ややビジネス・フォーマル寄り
- 例: “Two systems were operating concurrently.”(2つのシステムが同時に作動していた。)
- 仕事やプロセスを同時に進めるときなどに用いられ、ややビジネス・フォーマル寄り
in parallel (並行して)
- ミーティングや作業を同時進行するときに使われる。技術やコンピュータ関連の文脈でもよく使われる
- 例: “We ran the experiments in parallel.”(私たちは実験を並行して行った。)
- ミーティングや作業を同時進行するときに使われる。技術やコンピュータ関連の文脈でもよく使われる
- separately (別々に)
- 「同時ではなく、個別に」という意味
- 例: “We carried out each study separately。”(各研究を個別に行った。)
- 「同時ではなく、個別に」という意味
- IPA表記(アメリカ英語標準):
/ət ðə seɪm taɪm/ - IPA表記(イギリス英語標準):
/ət ðə seɪm taɪm/ - アメリカ英語でもイギリス英語でも大きな違いはなく、どちらも同様に発音されます。
- 日本人学習者は「the」の発音で /ðə/ と発音するのがポイントです。
- “in the same time”と書いてしまう
- 正しくは「at the same time」です。「in the same time」は通常使われないので注意しましょう。
- 正しくは「at the same time」です。「in the same time」は通常使われないので注意しましょう。
- “on the same time”と混同
- これも誤用です。「at」以外の前置詞は基本的に使いません。
- これも誤用です。「at」以外の前置詞は基本的に使いません。
- 発音で the の /ðə/ が抜ける
- 早口になると「at same time」と聞こえることもありますが、しっかり /ðə/ を意識しましょう。
- 早口になると「at same time」と聞こえることもありますが、しっかり /ðə/ を意識しましょう。
- イメージ: “同じ時計の針の上で起こっている”と心に描くと覚えやすいです。
- スペリング: at・the・same・time の綴りをしっかり区切って覚えましょう。
- 勉強テクニック:
- 例文を声に出して練習し、「“同時に”を言いたいときは “at the same time”!」と体で覚えましょう。
- 「same」と「time」はセットで響きも似ていてリズミカルなので、リズムをつけて言うと記憶に残りやすいです。
- 例文を声に出して練習し、「“同時に”を言いたいときは “at the same time”!」と体で覚えましょう。
- look like: “to appear similar to someone or something”
(~のように見える、~に似ている)
「相手や物が何かに似ている、あるいは特定の状態に見える、というときに使う表現です。『はたから見た外見や印象』について話すときによく使います。」 - look は動詞、like は前置詞や接続詞としても働きますが、ここでは「look + like」で一つの表現(連語)として扱われます。
- 主な活用は「look」の動詞としての変化です:
- 現在形:look (I/you/we/they look, he/she/it looks)
- 過去形:looked
- 現在分詞:looking
- 過去分詞:looked
- 現在形:look (I/you/we/they look, he/she/it looks)
- look は名詞としても使われます。例:「She has a new look.(彼女は新しい見た目をしているね)」
- like は前置詞だけでなく、接続詞「…のように」(例:“Do it like I do.”「私がやるようにやってください。」)としても使われます。
- A2 初級:日常会話でしばしば登場するため、初心者~初級レベルからでも使用が期待できる表現です。
- look (動詞) + like (前置詞)
- 「see」とは異なり、「look」は『見る行為』『見えている状態』に焦点を当て、そのニュアンスに「…に似ている、…な状態に見える」を付加するのが「look like」です。
- look-alike (名詞) : 「そっくりさん」
- resemble (動詞) : 「似ている」(よりフォーマルな響き)
- look like a movie star(映画スターのように見える)
- look like trouble(問題を引き起こしそうに見える)
- look like a mess(ひどい状態に見える)
- look like a million dollars(とても魅力的に見える)
- look like an idiot(バカみたいに見える)
- look like a ghost(顔色が悪い、まるで幽霊のように見える)
- look like a drowned rat(ずぶ濡れでみすぼらしく見える)
- look like you’ve seen a ghost(とても驚いた表情をしている)
- look like a piece of cake(とても簡単そうに見える)
- look like it’s going to rain(雨が降りそうに見える)
- look は古英語の “lōcian” に由来し、「見る、見つめる」という意味を持ちます。
- like はゲルマン系の「似ている」という意味の単語に由来します。
- 歴史的に「look + like」で、「…と同じような外見・様子に見える」という意味が根付きました。
- 「look like」はカジュアルな会話された英語からビジネスシーンまで幅広く使われる、ごく一般的な表現です。
- 「resemble」は書き言葉でややフォーマル、「appear to be」は丁寧な書き言葉というイメージです。
- 構文:
(主語) + (look / looks) + like + (名詞)
(主語) + (look / looks) + like + (主語 + 動詞)(節を伴う場合)
例:「You look like you’re tired.(疲れているように見えるね)」 - 「look like + 名詞」はカジュアルからフォーマルまで多用できます。
- 「look」は自動詞 / 他動詞どちらにもなりますが、「look like」の場合は自動詞的に使われ、後ろに目的語(名詞・代名詞など)を取るイメージです。
- “You look like you had a long day.”
(とても疲れているみたいだね。) - “It looks like it’s going to rain soon.”
(もうすぐ雨が降りそうだね。) - “He looks like his father when he smiles.”
(彼は笑うとお父さんにそっくりだね。) - “It looks like sales are improving this quarter.”
(今期の売り上げは改善しているように見えます。) - “It looks like the meeting will be rescheduled.”
(会議は再調整されるようです。) - “From this data, it looks like the market is stabilizing.”
(このデータから見ると、市場は安定しつつあるようです。) - “Based on the findings, it looks like the hypothesis holds true.”
(調査結果から判断すると、その仮説は正しいように思われる。) - “It looks like further research is needed to confirm this theory.”
(この理論を確認するには、さらなる研究が必要に思われる。) - “In light of recent studies, it looks like our understanding of the phenomenon is incomplete.”
(最近の研究を踏まえると、この現象に対する我々の理解は不十分であるように見えます。) - resemble(~に似ている)
- 「look like」よりもややフォーマル。主に外見の類似について使います。
- 例:“She resembles her mother.”(彼女は母親に似ている。)
- 「look like」よりもややフォーマル。主に外見の類似について使います。
- appear(~のように見える)
- 「appear to be」と組み合わせて、客観的な印象を述べるときに使われる。
- 例:“He appears to be very confident.”(彼はとても自信があるように見える。)
- 「appear to be」と組み合わせて、客観的な印象を述べるときに使われる。
- seem(~のように思われる、見受けられる)
- 見た目や印象だけでなく、全体的な「気がする」ニュアンスを含む。
- 例:“She seems tired today.”(彼女は今日は疲れているみたい。)
- 見た目や印象だけでなく、全体的な「気がする」ニュアンスを含む。
- 「look like」の直接的な反意語はありませんが、見え方の逆を表す例として “look different”「違って見える」などは対比的に語られることがあります。
- 発音記号(IPA)
- look: /lʊk/ (米) /lʊk/ (英)
- like: /laɪk/ (米) /laɪk/ (英)
- look like: /lʊk laɪk/
- look: /lʊk/ (米) /lʊk/ (英)
- 強勢(アクセント)
- 基本的に “look” と “like” の両方に同じくらいのアクセントがかかりがちですが、自然な速さで発音すると “look” が若干強めになることがあります。
- 基本的に “look” と “like” の両方に同じくらいのアクセントがかかりがちですが、自然な速さで発音すると “look” が若干強めになることがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- “look” の母音 /ʊ/ はアメリカ英語では口をすぼめるように、イギリス英語ではやや浅めに発音される傾向があります。
- “look” の母音 /ʊ/ はアメリカ英語では口をすぼめるように、イギリス英語ではやや浅めに発音される傾向があります。
- よくある間違い
- “look” の母音を /uː/(ルーク)と長く伸ばしてしまうこと。
- “like” を /liːk/(リーク)と誤って発音すること。
- “look” の母音を /uː/(ルーク)と長く伸ばしてしまうこと。
- スペルミス: “looklike” と続け書きしてしまうケースがありますが、正しくは分けて “look like” です。
- 同音異義語との混同: “look” はそれほど同音異義語が多くありませんが、特に “luck” /lʌk/ と混同しないように気をつけましょう。
- TOEIC・英検などの試験対策: 会話文やリスニングでしばしば “look like” が登場します。穴埋め問題や会話表現の問題でよく出題されるので、必ずマスターしましょう。
- 「look」と「like」のそれぞれの意味を想起し、「[知覚(見る)] + [似ている(like)] = ~のように見える」とイメージすると覚えやすいです。
- 「まるで誰か/何かに見える」というシーンを頭に浮かべて、身近なものにたとえてイメージすると定着が早まります。
- 勉強テクニックとして、日常で何かを見たときに心の中で「It looks like a ~.」とつぶやいて練習すると自然に使えるようになります。
over time
over time
解説
【発音記号】ˈoʊvər taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It might change over time.
時間が経てば変わるかもしれません。
over time
1. 基本情報と概要
英語: over time
日本語: 時間が経つにつれて、徐々に、長い時間をかけて
「over time」は「時間が経つにつれ」「長いスパンで見れば」という意味で使われる表現です。
「ある変化や結果が、すぐには起こらずに、時の流れとともに徐々に現れる」というニュアンスがあります。
会話でも文章でも使いやすい、比較的カジュアルな印象のフレーズです。
CEFRレベル: B1(中級)
日常会話からビジネスの場面まで幅広く使用されるので、比較的覚えやすく、使いやすい表現です。
2. 語構成と詳細な意味
「over time」は「時間にわたって=長期的に物事が進行する様子」を表すフレーズです。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル)
学術的・専門的 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
厳密な反意語はありませんが、「一瞬で」「すぐに」を表すニュアンスとしては「immediately」「instantly」などが対比として挙げられます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「over time」の詳細な解説です。時間の経過、物事が徐々に変化・発展するイメージをしっかりと持って使うと、自然な英語表現に役立ちます。ぜひ活用してみてください。
mind you
mind you
解説
【発音記号】maɪnd ju
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
【例文】
Mind you, that’s one reason why I go there.
一言付け加えておくと、それが私がそこに行く理由の1つです。
mind you
以下では、イディオム “mind you” の意味・使い方・語源・例文などを詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: mind you
品詞: イディオム(主に間投詞や挿入句的に使われる表現)
意味(英語)
• “mind you” is used to add a contrasting or clarifying point or comment, often to strengthen or modify a previous statement.
意味(日本語)
• 何かを付け加えて強調したり、「ただし」「でもね」などのニュアンスで、前に述べたことを補足・修正するときに使います。
「~とはいえ」「とは言ってもね」「それはそうだけど」などの感覚で、話し手が「よく聞いておいてほしい」「ここを強調しておきたい」という気持ちを示す表現です。
CEFRレベル目安: B2(中上級)
• 日常会話ではよく登場するものの、教科書英語にはあまり載っていない口語的な表現です。ある程度英語に慣れた学習者が習得できます。
活用形・他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例文付き)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオムとしての特徴
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
あまり頻繁には使われませんが、カジュアルな説明や講義での口語表現として:
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
強勢とよくある発音間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “mind you” の詳細解説です。主に「~とはいえね」「そうは言うものの」「聞いておいて」というニュアンスを補足するイディオムで、会話での自然な流れを作るのに便利です。ぜひいろいろな場面で使ってみてください。
いいかい, よく聞いてよ
でもね, でも断っておくけど, 念のため言っておくけど
一言付け加えておくと, ちなみに
気をつけろ
on behalf of
on behalf of
解説
【発音記号】ɑn bɪˈhæf ʌv
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】*
【学術】* * *
【例文】
I’d like to apologize on behalf of the committee.
委員会を代表してお詫び申し上げます。
on behalf of
以下では、英語表現「on behalf of」について、学習者の方にもわかりやすいようにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「on behalf of」は、誰かの代理として行動したり、誰かを代表して話をしたりする場面で使われる表現です。ちょっとフォーマルな響きがあり、ビジネスや公式な場面でもよく使われます。
品詞
動詞などの活用形というよりは、前置詞に続いて「behalf」という名詞が入っており、さらに「of」が続く特殊な形です。そのため、動詞のような活用(過去形・現在進行形など)はありません。
他の品詞の例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
実際は「on + 名詞 + of」で「〜の代理として」という意味をつくる、やや慣用的なフレーズです。
関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオムやバリエーション
フォーマル/カジュアルでの使い分け
文法上のポイント
5. 実例と例文
それぞれの文脈で3つずつ例文を提示します。
(1) 日常会話での例文(カジュアルな場面)
(2) ビジネスでの例文(フォーマルな場面)
(3) 学術的 / 公的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
※“behalf”の部分は、英語圏でも地域や話者によって多少変化しますが、アメリカ英語は「ビハァフ」、イギリス英語は「ビハーフ」のように聞こえます。
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「on behalf of」についての詳細な解説です。
「〜を代表して」「〜の代理として」といった公式・ビジネスシーンで使う機会の多い表現なので、ぜひ会議やメールなどで使ってみてください。
(人)の代理で,(団体)を代表して
(人など)のために
take on
take on
解説
【発音記号】teɪk ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
You’d better think twice before taking on more work.
これ以上の仕事を引き受ける前によく考えた方がいい。
take on
以下では、英熟語 take on
について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「take on」は「仕事を引き受ける」「挑戦を受けて立つ」「新しい形や色を帯びる」といった意味合いを持つ句動詞です。日常的な場面では「この仕事を引き受けよう」や「強い相手に挑む」といった意味で使われます。
品詞
活用形
take
は不規則動詞なので、以下の形を用います:
例)I took on the challenge. / We are taking on a new project.
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション/関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
take
は古英語「tacan」に由来し、「手に取る」や「受け取る」というニュアンスを持っています。
「on」は中英語などを経て副詞や前置詞として様々に使われ、「~の上に」「~に向かって」「取り掛かる」などの要素を付与します。
組み合わさった take on
は「何かを(自分の)上に乗せる・引き受ける」というイメージが拡張し、現在のように「責任を負う」「挑戦を受ける」「新たな状態になる」などの意味合いを帯びるようになりました。
注意すべきニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネスシーン
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、英熟語 “take on” の詳細な解説です。文脈によってさまざまな訳語・ニュアンスが出てくるので、ぜひ例文と一緒に覚えて使いこなしてください。
を担当する,を扱う,を引き受ける
を得る
a handful of
a handful of
解説
【発音記号】ə ˈhændˌfʊl ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Only a handful of them were actually awake.
実際に起きていたのはほんの一握り。
a handful of
1. 基本情報と概要
英語表記: a handful of
品詞: 句(数量表現の一種)
意味(英語): “a small number or amount of something.”
意味(日本語): 「一握りの」「少数の」「わずかな量の」という意味です。
「a handful of ~」は、文字通り「手一杯分の~」というニュアンスで、実際の数や量が少ないことを表します。「人数が少ない」「数量が少ない」という話をするときによく使われるフレーズで、カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
活用形:
他の品詞になった時の例:
CEFRレベルの目安: B1(中級)
日常会話で頻繁に出てくるため、よく聞いたり使ったりしますが、学習者としては「a few」「several」などとあわせて覚えておきたいフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
詳細な意味:
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的/フォーマル文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA): /ə ˈhændfʊl əv/
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚える時は、実際の会話の中で「a handful of」を使ってみると定着しやすいです。ぜひいろいろな名詞と組み合わせて使ってみてください。
一握りの量の..., 一つかみの量の...
《くだけて, 通例just
only ~ 》 ほんの少数の..., わずかの...
out there
out there
解説
【発音記号】aʊt ðɛr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
There are simply no jobs out there right now.
今は単純に仕事がないだけです。
out there
以下では、英語の表現 “out there” について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「out there」は、カジュアルな会話の中でよく使われる表現で、文脈次第で「実際に外にいる」「世の中にある」という物理的な意味から、「突飛な」「風変わりな」といった比喩的な意味まで幅広く使われます。
品詞・活用
他の品詞形へ派生する例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意点
4. 文法的な特徴と構文
1) 物理的な意味での使用例
2) 比喩的な意味での使用例
3) フォーマル/カジュアルの使い分け
4) 他動詞・自動詞などの区別
5. 実例と例文
それぞれ日常会話・ビジネス・学術的な文脈で3つずつ提示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“out there” が「風変わり/突飛」を意味する場合、上記の反意語と比較すると「主流ではない」という対比がわかりやすいです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “out there” の詳細な解説です。物理的な意味と比喩的な意味をしっかり区別しつつ、日常ではよく使われるカジュアルな表現だと理解しておくと便利です。
あそこに, 向こうで
《米俗》(人・考え方などが)普通でない, 並外れた
get on with
get on with
解説
【発音記号】gɛt ɑn wɪð
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
I need to get on with my work.
仕事に取り掛からないといけない。
get on with
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): get on with
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
英語での意味は「仲良くやる」「うまくやっていく」「続ける」、文脈によっては「(作業などを)さっさと進める」という意味があります。日本語では「〜とうまくやる」「〜をさっさと続ける」というイメージです。
「get on with」は、日常会話などで「人とうまくやっていく」「仕事を再開する・続ける」といった場面で使われる便利なフレーズです。相手との相性や雰囲気にフォーカスするときや、作業をやめずに続けるニュアンスを伝えたいときに使われます。
活用形
句動詞として、時制や人称によって本体の動詞 get
が変化します。通常は “get” の過去形 “got”、過去分詞形 “got/gotten(米)” を用いて got on with
have got on with
のように変化しますが、前置詞部分 on with
は変化しません。
また、get
はほかの品詞としては名詞形 get
はあまり一般的ではありません。ただし、「収穫物」「得ること」といったニュアンスで使われる場合がありますが、口語的です。
2. 語構成と詳細な意味
「get on with」という句動詞は、「on(先へ進む・そのまま続ける)」と「with(誰かと/何かとともに)」が合わさり、「(誰かと)うまくやっていく/(何かを途切れず)続ける」という意味を生み出しています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「get on with」の詳細な解説です。ぜひ実際の会話や文章でも使ってみてください。
(仕事などを)をうまくこなす
(中断していた事)を続ける
(やろうと思っていた事)を始める
no such
no such
解説
【発音記号】noʊ sʌʧ
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
He said no such thing.
そんなことはないと言っていました。
no such
以下では「no such」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
日本語では、「~というもの(こと)はない」「~なんてないよ」と強く否定するときに使われます。カジュアルな日常会話からビジネス、学術的な文脈まで、さまざまな場面で使われます。
品詞と活用
他の品詞形
「no such」というフレーズ自体は、形容詞+形容詞(または代名詞)の組み合わせで、一定の文脈で否定表現として固定化されています。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
1) “no”
2) “such”
「no such」は、それらが合わさることで「そのようなものは存在しない」という否定を強調するフレーズとなります。
関連表現・コロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
微妙なニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
1) 一般的な構文
2) イディオム
3) フォーマル / カジュアルの使い分け
4) 他動詞・自動詞の区別
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「no such」の詳細な解説です。日常からビジネス、学術の場面まで幅広く使える否定表現ですので、覚えておくと大変便利です。ぜひ例文を口に出したり、書き写したりして身につけてください。
《There is ~ thing as ...》…なんて存在しない
《~ luck》残念ながらそうはいかない
at the same time
at the same time
解説
【発音記号】æt ðə seɪm taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
At the same time it may be worth it.
同時にそれは価値があるかもしれません。
at the same time
1. 基本情報と概要
英語表記: at the same time
日本語訳: 同時に、その一方で
「at the same time」は、主に“同じ時間に”や“同時に起こる”という意味を持つ熟語フレーズです。また、前件と後件の内容が同時に成立するときや、ある事柄を述べたあとで「しかし同時に…」という形で“対立するような側面も存在する”ことを示すときなどに使われます。
CEFRレベル目安: B1(中級)
B1レベルは、日常会話での表現や、少し複雑な意見・事柄を伝えるときに使う語彙・表現として位置づけられます。
2. 語構成と詳細な意味
「at the same time」は4つの単語から成るフレーズですが、接頭語・接尾語などの要素ではなく、前置詞+冠詞+形容詞+名詞の組み合わせです。個々の単語は以下の意味を持ちます:
「同じ時間に・同時に」という直訳どおり、“二つのことが同じタイミングで起こる”“前文の内容とは違う側面があるが同時に成り立つ”というニュアンスを強調します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
多くの場合、日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使用されます。ただし、くだけた会話だけでなくフォーマルな奴でも頻繁に使われるため、状況や文脈を選ばずに活用しやすい表現です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下に、それぞれの場面での例文を示します。
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的な文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
「at the same time」は「物理的、時間的に同時」と「内容的に同時」にいう場合が多いため、「separately」または「independently」を対義語として挙げられます。
7. 発音とアクセントの特徴
実際の発音では「at the」の部分が短くなって「ə(t) ðə」のように聞こえることが多いです。強勢は“same”と“time”に置かれやすく、「at the SAME TIME」のように発音されます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
TOEICや英検などでも、読解問題や会話問題で選択肢に出ることがあります。「同時に」という意味や「同じタイミングで」というニュアンスから、接続表現問題に登場しがちです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “at the same time” に関する詳しい解説です。同時に起こる出来事や考え方の対比を表現する際に、ぜひ活用してみてください!
同時に,それと同時に
その一方で
look like
look like
解説
【発音記号】lʊk laɪk
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
look likeのあとには名詞句が続く。
【例文】
It’s not what it looks like.
見た目とは違います。
look like
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
活用形
「look like」は「(主語) + look(s) + like + (名詞 / 代名詞 / 文)」のパターンで使われます。
他の品詞になった時の例
CEFR レベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁語
10個のよく使われるコロケーション(共起表現)
3. 語源とニュアンス
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的な文脈(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “look like” の解説です。実際の状況をイメージしながら会話や文章で多用することで、応用や自然な使い方が身に付くでしょう。
...のようにみえる, ...に似ている
...になりそうだ
loading!!
頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
外部リンク
キー操作
最初の問題を選択する:
Ctrl + Enter
解説を見る:Ctrl + G
フィードバックを閉じる:Esc
問題選択時
解答する:Enter
選択肢を選ぶ:↓ or ↑
問題の読み上げ:Ctrl + K
ヒントを見る: Ctrl + M
スキップする: Ctrl + Y