頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 品詞: “wealth” は名詞ですが、“wealth of” は慣用的なフレーズとして機能し、後に続く名詞を修飾します。
- 活用形: “wealth” は数えられない名詞(不可算名詞)ですが、“a wealth of …” という形で「多くの…」という意味になります。
- 他の品詞形:
- 形容詞形に “wealthy” (富裕な) があります。
- 動詞形はありませんが、関連語として “to prosper” (繁栄する) などが挙げられます。
- “wealth of” はB2(中上級)レベル程度。日常会話でも見聞きしますが、「豊富な」「潤沢な」といった少しフォーマル寄りの書き言葉でも使われる表現です。単語として「wealth」はB1~B2レベルの対応範囲にあたります。
- “wealth” はもともと “weal” (幸福・繁栄) と “-th” (名詞を作る接尾辞) に由来するとされます。
- 直接的な接頭語・接尾語が明確に機能しているわけではなく、まとまったかたちで “wealth” という単語として存在しています。
- “wealthy” (形容詞): 豊かな、富裕な
- “welfare” (名詞): 福祉、幸福
- a wealth of information
- (豊富な情報)
- (豊富な情報)
- a wealth of knowledge
- (豊富な知識)
- (豊富な知識)
- a wealth of experience
- (豊富な経験)
- (豊富な経験)
- a wealth of resources
- (潤沢な資源)
- (潤沢な資源)
- a wealth of opportunities
- (たくさんの機会)
- (たくさんの機会)
- a wealth of data
- (膨大なデータ)
- (膨大なデータ)
- bring a wealth of expertise
- (豊富な専門知識をもたらす)
- (豊富な専門知識をもたらす)
- draw on a wealth of research
- (豊富な研究を活用する)
- (豊富な研究を活用する)
- tap into a wealth of potential
- (豊富な可能性を引き出す)
- (豊富な可能性を引き出す)
- a wealth of ideas
- (豊富なアイデア)
- (豊富なアイデア)
- “wealth” の古英語 “weal” は「幸福」「健康」といった意味を持ち、それが転じて「所有する財産」「富」の意味合いへと広がったと考えられています。
- “wealth of” は「豊かさ」「大量の」というニュアンスを示し、ポジティブで、何かが満ち足りている印象を与えます。
- フォーマル・カジュアルどちらにも使えますが、ビジネス文書や学術的文章でややフォーマルに「多くの~がある」ことを強調したいときによく登場します。
- 口語でも、「a wealth of options」という具合に生き生きとしたイメージを伝えたいときに使われることがあります。
- “wealth” は不可算名詞で、単数・複数の形をとりません。
- “a wealth of + (複数形の名詞/不可算名詞)” という構文で、「たくさんの~」「豊富な~」という意味になります。
- 硬さの度合い: “plenty of” や “lots of” よりもフォーマルな響きがありますが、学術・ビジネスから日常会話まで幅広く使えます。
- “She has a wealth of recipes for quick meals.”
- (彼女は手早く作れる料理のレシピをたくさん知っているんだ。)
- “You’ll find a wealth of amazing hiking trails in that region.”
- (あの地域にはすばらしいハイキングコースがたくさんあるよ。)
- “My grandmother possesses a wealth of wisdom from her life experiences.”
- (祖母は人生経験から得た豊かな知恵を持っている。)
- “Our new hire brings a wealth of industry experience to the team.”
- (新しく雇った社員は業界での豊富な経験をチームにもたらしてくれます。)
- “We have a wealth of resources to support our marketing campaign.”
- (マーケティングキャンペーンをサポートするための豊富なリソースが揃っています。)
- “This report provides a wealth of data that will guide our strategic decisions.”
- (このレポートには戦略的決定を導くための豊富なデータが含まれています。)
- “Recent studies have yielded a wealth of findings regarding climate change.”
- (最近の研究は、気候変動に関して多くの発見をもたらしている。)
- “The archive contains a wealth of historical documents dating back to the 18th century.”
- (そのアーカイブには18世紀にさかのぼる豊富な歴史文書が保管されている。)
- “A wealth of literature supports the efficacy of this medical treatment.”
- (この医療処置の有効性を証明する豊富な文献が存在する。)
- “abundance of”
- (大量の~)
- “a wealth of” よりやや口語的で、具体的にも抽象的にも使いやすい表現です。
- (大量の~)
- “plenty of”
- (十分な~、たっぷりの~)
- 日常的な表現で、カジュアルな文脈での「たくさんの~」に使われます。
- (十分な~、たっぷりの~)
- “a great deal of”
- (たくさんの~)
- 不可算名詞に対して使われることが多いです。フォーマル度合いは中程度。
- (たくさんの~)
- “lots of”
- (たくさんの~)
- 非常にカジュアルな響きです。
- (たくさんの~)
- “lack of”
- (不足している、~の欠乏)
- 「まったく~がない」「不足している」という意味で、対照的な表現となります。
- (不足している、~の欠乏)
- “wealth” の発音: wɛlθ
- アクセント: “wealth” の1音節目 “wel” にアクセントがきます。
- “th” の部分で舌先を前歯のあたりに軽くあてて発音します。
- “wealth of” と続けて言うときは “wealth” の子音 “θ” と “of” の音がつながりやすいですが、[wɛlθ əv] のように母音をややはっきり発音します。
- スペルミス: “weath” や “welth” と書いてしまう間違いに注意してください。
- “wealth” と “health” の混同: h の位置が違うだけで意味が全く変わるので要注意です。
- 試験対策: TOEIC・英検などで「多種多様」「豊富な」ことを表現する際に、形式ばった表現として “a wealth of information” などが出題される可能性があります。使える言い回しとして覚えておくと、語句のバリエーションを増やせます。
- 英語: “in accordance with …”
- 日本語: 「…に従って」「…に則って」「…と一致して」
- 慣用的な前置詞句(prepositional phrase)として扱われます。
- 固定フレーズのため、活用はありません。
- ただし “in accordance with” に続く名詞句や代名詞で内容を補足します。
- 「accordance」という名詞部分を動詞や形容詞に変えたい場合は「accord(動詞: 一致する)」や「accordant(形容詞: 一致した)」が関連する形として挙げられます。しかし「in accordance with」は一つのセットとして使われる決まった言い回しで、あまり形を変えずに用いられるのが一般的です。
- B2(中上級)~C1(上級)レベル
法律文書やビジネス文書で頻繁に出現するため、ややフォーマルな表現として上級寄りに位置づけられます。 - “in” + “accordance” + “with”
- “in” は「〜の中で」「〜において」を表す前置詞
- “accordance” は「一致」「調和」を意味する名詞(“accord” + “-ance” という語尾で名詞化)
- “with” は「〜と共に」「〜に従って」を表す前置詞
- “in” は「〜の中で」「〜において」を表す前置詞
- 三つの要素が合わさり「〜と一致する状態の中で」というニュアンスを作り出します。
- “accord” (動詞・名詞) … 「(動詞) 一致する、与える」「(名詞) 調和、一致」
- “accordant” (形容詞) … 「一致した、調和した」
- “according to …” … 「〜によると」「〜によれば」という別の前置詞句。ニュアンスは似ていますが “in accordance with” はよりフォーマル。
- in accordance with the law「法律に従って」
- in accordance with the regulations「規則に則って」
- in accordance with the contract「契約に基づいて」
- in accordance with the company policy「会社の方針に則って」
- in accordance with standard procedure「標準手順に従って」
- in accordance with the terms and conditions「諸条件に合わせて」
- in accordance with your request「ご要望に応じて」
- in accordance with the protocol「手順・議定書に従って」
- in accordance with the rules and guidelines「規定および指針に従って」
- in accordance with common practice「通例に従って」
- “accordance” は “accord”(一致、調和)に名詞化接尾辞 “-ance” がついた形から派生しています。
- “accord” はラテン語で「心」を意味する “cor” に由来し、複数の意味が転じて「一致・合意」の意味を持つようになりました。
- 法律や契約など公的・公式な文章中で用いられることが多いため、フォーマルな響きを持ちます。日常会話ではやや硬い印象がありますが、丁寧に表現したい場合やビジネス・アカデミックな文章で使用されます。
- “in accordance with + 名詞句/代名詞” の形で用いられ、その名詞句が示す規則・方針・命令などに「従って」行う意味を示します。
- フォーマルさが求められるレター文書やビジネスEmail、契約書などで多用されます。カジュアルな会話では、より単純な “according to” に言い換える場合も多いです。
“Everything was done in accordance with the instructions you gave me.”
- (すべて、あなたが私にくれた指示に従って行いました。)
“In accordance with my doctor’s advice, I’ve decided to reduce my sugar intake.”
- (医師の助言に従って、糖分を減らすことにしました。)
“I rearranged the furniture in accordance with your preference.”
- (あなたの好みに合わせて、家具の配置を変えました。)
“All employees are expected to behave in accordance with the company’s code of conduct.”
- (すべての従業員は、会社の行動規範に従って行動することが求められます。)
“We have prepared the financial report in accordance with international accounting standards.”
- (国際的な会計基準に従って、財務報告書を作成しました。)
“Our contract states that we must proceed in accordance with the agreed schedule.”
- (契約書には、合意されたスケジュールに従って進めることが明記されています。)
“The experiment was conducted in accordance with ethical guidelines set by the committee.”
- (実験は、委員会が定めた倫理指針に従って行われました。)
“In accordance with the theory of relativity, time is not an absolute concept.”
- (相対性理論によれば、時間は絶対的な概念ではありません。)
“All research data must be stored in accordance with institutional regulations.”
- (すべての研究データは、機関の規定に従って保管しなければなりません。)
“according to …”(〜によれば)
- 日常的に広く使われるフレーズ。フォーマル度は少し下がる。
- 例: “According to the rules, we cannot proceed.”
- 日常的に広く使われるフレーズ。フォーマル度は少し下がる。
“in line with …”(〜と一致して、〜に沿って)
- ややカジュアルにもビジネスでも使われる。
- 例: “Our strategies should be in line with the market trends.”
- ややカジュアルにもビジネスでも使われる。
“consistent with …”(〜と一致して、矛盾しないで)
- 論理的・学術的な文脈や報告書などに使われることが多い。
- 例: “The results are consistent with previous studies.”
- 論理的・学術的な文脈や報告書などに使われることが多い。
“in harmony with …”(〜と調和して)
- さらに文芸的・抽象的な表現。ニュアンスがやや感性的。
- 例: “We need to live in harmony with nature.”
- さらに文芸的・抽象的な表現。ニュアンスがやや感性的。
- “in conflict with …”(~と対立している)
- 例: “His statement is in conflict with the evidence.”
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɪn əˈkɔːrdəns wɪθ/
- イギリス英語: /ɪn əˈkɔːdəns wɪð/ ( “with” が /wɪð/ または /wɪθ/ になる場合あり)
- アメリカ英語: /ɪn əˈkɔːrdəns wɪθ/
アクセントは “ac*cord*ance” の “cord” 部分に強勢が置かれます。
“with” の発音は /wɪθ/ または /wɪð/ のどちらも正解ですが、アメリカ英語では /wɪθ/ がやや多い傾向です。
- スペルミス
- “accordance” の途中に “o” と “a” の順番が逆になりやすい (
accordence
など)。
- “accordance” の途中に “o” と “a” の順番が逆になりやすい (
- フォーマルとカジュアルの使い分け
- 会話で多用すると堅苦しく聞こえる場合があるので、文脈に注意。
- 会話で多用すると堅苦しく聞こえる場合があるので、文脈に注意。
- “according to” との混同
- “according to” はより広範な意味で使われますが、“in accordance with” は「規則・方針などに従う」意味合いが強い。
- “according to” はより広範な意味で使われますが、“in accordance with” は「規則・方針などに従う」意味合いが強い。
- 試験対策
- TOEICや英検などのビジネス文書・公式文書読解で登場する可能性大。意味を正確に把握しておくと得点につながります。
- 「心(cor)を合わせる(ad)」が語源にある “accord” から“accordance”が派生し、“in accordance with” は「相手の心(合意・ルール)や決まりに従って行う」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “in accordance with” の形はほぼ固定なので、フレーズ全体をひとかたまりとして暗記するのがおすすめです。
- 「段取りを“in accordance with”計画書に従って進める」という短い文章を何度か口に出して練習すると定着しやすいです。
- 品詞: 連語(副詞句 / 慣用表現)
- 意味 (英語): “by now” means “already” or “at this point in time.”
意味 (日本語): 「もうすでに」「今の時点では」。
すでに何かが完了している、またはこの時点までに起こることを示す表現です。「今頃にはやっているはず」「今の時点ですでに…」というニュアンスで使われます。CEFR レベル: B1(中級)
比較的よく使われる日常的な表現なので、初級から中級レベルで覚えておくと便利です。- 「by」は前置詞、「now」は副詞ですが、セットで使われるときは一種の副詞句的な表現です。
- 「by」の他の使い方: 「by (動詞の ing 形)」で「~することで」、例: “By working hard, you can achieve your goals.”
- 「now」の他の使い方: 副詞として「今」「さあ」「さて」など。
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: 「by」「now」
“by” は「~のそばに」「~によって」「~までに」などの意味をもつ前置詞・副詞です。“now” は「今」「現在」を表す副詞。 - 関連性:
“by now” は、時間の経過や完了を強調する文脈で使われます。 - “By now, you should know…” –(今の時点では、あなたは知っているはずです…)
- “I thought we’d be finished by now.” –(もう終わっていると思っていた。)
- “It’s likely done by now.” –(今頃には終わっているでしょう。)
- “You must have realized by now…” –(今頃には気づいていなければいけません…)
- “By now, it’s clear that…” –(今の時点で、それは明らかです。)
- “I’m sure he’s left by now.” –(彼はもう出発しているはずです。)
- “The store should be open by now.” –(その店はもう開いているはずです。)
- “We probably missed the train by now.” –(たぶんもう電車に乗り遅れています。)
- “They might have reached a conclusion by now.” –(今頃には結論に至っているかもしれません。)
- “If not by now, then soon.” –(もし今でなければ、もうすぐそうなるでしょう。)
- 語源:
“by” は古英語の “bi, be” に由来し、接近や手段などを表す前置詞。 “now” は古英語の “nu” に由来し、時間的に「今」を表す語。 - 歴史的に:
“by now” という組み合わせの表現自体は英語の口語表現として長く使用され、手紙や会話などで「これまでには」「今やもう」などを強調するのに使われてきました。 - ニュアンス・使用時の注意:
特にカジュアルまたは日常会話でよく使われ、「もういい加減に~しているはずだ」という印象を持たせることもあります。書き言葉でも問題なく使えますが、フォーマルな文書では “already” や “at this point” などの別表現も検討される場合があります。 副詞句としての働き:
文頭、文中、文末など、比較的自由な位置で使われます。
例:- “By now, we’ve all realized the importance.”
- “We’ve all realized the importance by now.”
- “By now, we’ve all realized the importance.”
他動詞・自動詞の区別:
“by now” はあくまでも副詞句なので、動詞の他動・自動に関係なく修飾することができます。フォーマル/カジュアル:
どちらでも使えますが、砕けた日常会話からビジネスメールまで幅広く使用可能です。- “By now, I thought you’d be home.”
(もうあなたは家にいると思っていたよ。) - “You must be hungry by now.”
(もうお腹が空いているでしょう。) - “By now, everyone knows about the surprise party.”
(今の時点では、みんなサプライズパーティーを知っているよ。) - “By now, our team should have finalized the proposal.”
(今の時点では、我々のチームは提案書を完成させているはずです。) - “I expect the shipment to have arrived by now.”
(もう発送品は届いていると思います。) - “By now, we’ve gathered enough data to make a decision.”
(今の段階で、意思決定に十分なデータを収集しました。) - “By now, considerable research has been conducted on this topic.”
(今までに、このテーマに関するかなりの研究が行われています。) - “Most scholars by now acknowledge this theory’s significance.”
(現時点では、多くの学者がこの理論の重要性を認めています。) - “By now, it is widely accepted that climate change affects biodiversity.”
(今では、気候変動が生物多様性に影響を与えることが広く受け入れられています。) - already(すでに)
- “I have already finished the report.”
- “by now” と比べて、動作がやや早めに完了しているニュアンス。
- “I have already finished the report.”
- at this point(この時点で)
- より客観的で形式的に「現在の状況」を示す。
- より客観的で形式的に「現在の状況」を示す。
- so far(これまでのところ)
- まだ完了しきっていないが、ここまでの進捗であることを示すときに使う。
- まだ完了しきっていないが、ここまでの進捗であることを示すときに使う。
- 発音記号 (IPA):
- “by” /baɪ/
- “now” /naʊ/
- “by” /baɪ/
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
特筆すべき大きな違いはありません。両方とも [baɪ naʊ] という発音です。 - 強勢:
ふつうは “by” よりも “now” をやや強調する傾向があります。 - よくある発音ミス:
“by” を /bɪ/ と発音しないように注意。 “now” の語尾 /aʊ/ を曖昧にせず、はっきり下げ気味に発音するとよいです。 - スペルミス:
“by now” は二語なので、つなげて “bynow” と書かないように注意。 - “already”、“yet”、“still” などとの混同:
時制や文脈によっては “already” や “yet” などと機能が似るため、文脈を確かめることが重要。 - 試験対策:
TOEIC や英検でも文脈を問う問題で “by now” が選択肢として出る場合があり、「すでに~している」というニュアンスを理解しているかどうかをチェックされることがあります。 - 「by + 時間」=「~までには」というイメージ。そこに “now=現在” が合わさって「現在までには(すでに)」というイメージで覚えましょう。
- 「現在までにしっかり完了している!」という絵をイメージすると印象に残りやすいです。
- “already,” “yet,” “still” など「時間」を表す副詞を一緒にまとめて覚えると、比較しながら習得しやすくなります。
- 形としては、指示語 “that” と量を表す “much” が組み合わさったフレーズです。
- 文中では副詞的にも形容詞的にも働くことがあり、「そんなに多く/大きく/程度が高く」のように意味が変わります。
- 「that much」自体はフレーズなので、文中で変化する形はありません。
- 品詞の変化例:
- 「that」は指示形容詞 (that book など) や指示代名詞 (I know that. など) として使われます。
- 「much」は単独で副詞 (I don’t like it much.) や名詞・代名詞 (Much of the work is done.) として使われます。
- 「that」は指示形容詞 (that book など) や指示代名詞 (I know that. など) として使われます。
- B1 (中級): 日常会話で頻繁に登場する、基本的な指示表現の一つとして覚えておきたいレベルです。
- 「that」: 指示語。もともと“あれ”や“それ”を指します。
- 「much」: 量・程度を表す語。“多い”、“たくさん”の意。
- 「this much」: 「これほど(の量)」
- 「so much」: 「とても多く(の量)」, 「たいへん」
- cost that much → 「そんなに費用がかかる」
- weigh that much → 「そんなに重い」
- eat that much → 「そんなに食べる」
- grow that much → 「そんなに大きくなる」
- change that much → 「そんなに変わる」
- matter that much → 「そこまで重要である」
- help that much → 「そんなに助けになる」
- hurt that much → 「そんなに痛む」
- need that much → 「そんなに必要である」
- pay that much → 「そんなに支払う」
- “that” は古英語の “thæt” から来ていて、指示代名詞として「あれ/それ」を表し、距離感を示します。
- “much” は古英語の “micel” から来ていて、「大きい」「多い」という意味を持つ語に由来しています。
- 「that much」は否定文や疑問文で驚きを表す場面などで多用されます。
- 口語で自然に使われますが、フォーマルな文章でもニュアンスを強調したいときに使用されることがあります。
- 「that much」は量や程度を指示・強調するフレーズです。
- 修飾する対象(費用・重さ・変化などの程度)とセットで使われることが多いです。
- カジュアル: 「I can’t believe it was that much!」など、驚きや感情をストレートに表したいときに使われます。
- フォーマル: 書き言葉でも、程度を示す強調表現として用いることがありますが、口語ほど出番は多くありません。
- 「much」は本来不可算名詞に使われますが、「that much」は「そんなに多くの量/程度」と意味するため、さまざまな名詞の前で使うことができます。
“I didn’t expect the ticket to cost that much.”
(チケットがそんなに高いとは思わなかった。)“I don’t like spicy food that much.”
(そんなに辛い食べ物は好きじゃない。)“Are you really going to eat that much?”
(本当にそんなにたくさん食べるの?)“I’m surprised the budget increased by that much this quarter.”
(今期、予算がそんなに増えたなんて驚きです。)“We didn’t anticipate the project would cost that much in additional resources.”
(このプロジェクトでそんなにの追加リソース費用がかかるとは想定していませんでした。)“It matters that much to our clients, so we can’t ignore their feedback.”
(顧客にとってそれほど重要なことなので、フィードバックを無視できません。)“The data does not deviate that much from the original hypothesis.”
(そのデータは元の仮説からそれほど大きく逸脱していない。)“It’s unclear why the results would vary that much between the two test groups.”
(なぜ二つのテスト群でそんなに結果が変わるのかは不明だ。)“The survey indicates the population did not increase that much over the decade.”
(調査によると、この10年で人口はそれほど増加しなかった。)“so much” → 「ものすごく」「とてもたくさん」
- “that much”は驚きや意外性をともなうことが多いのに対し、“so much”は単に「とても」を意味する場合が多い。
- “that much”は驚きや意外性をともなうことが多いのに対し、“so much”は単に「とても」を意味する場合が多い。
“this much” → 「これほど」
- “that much”が「話し手から離れた量・程度」を指すのに対し、“this much”は「今、手が届く範囲や目の前のこと」を指すイメージが強い。
- “that much”が「話し手から離れた量・程度」を指すのに対し、“this much”は「今、手が届く範囲や目の前のこと」を指すイメージが強い。
“that many” → 「そんなにたくさんの(可算名詞用)」
- “that much”は不可算名詞用、または程度や量の概念を総称的に扱うのに対し、「that many」は可算の複数名詞に使う。
- はっきりとした反意語はありませんが、反対のニュアンスとして “not that much” → 「それほどでもない」が挙げられます。
- 発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ðæt mʌtʃ/
- イギリス英語: /ðæt mʌtʃ/
- アメリカ英語: /ðæt mʌtʃ/
- アクセント: 特に大きな強勢の違いはありませんが、「that」に少し強調がかかることがあります。
- よくある間違い: “that” の /ð/ の発音が /z/ や /d/ になりやすい。口先だけでなく舌先を歯の間に軽く置くようにして発音するとよいでしょう。
- スペルミス: “that” と “what” を混同すると意味が変わるので注意。
- 同音異義語との混同: “that” /ðæt/ は “dat” などと混同しないように気をつけましょう。
- 試験対策: TOEICや英検でも、会話文の穴埋め問題などで「それほど」という強調表現として問われる場合があります。否定文で「I don’t think it will cost that much.」や疑問文で「Does it really cost that much?」といった用法に注意しましょう。
- 「that=あれほど」+「much=たくさん」→「あれほどたくさん」→「そんなに」という流れでイメージ。
- 何かに驚いたり、意外感を覚えたりするときの “Wow!” とセットで覚えるとイメージしやすいです。
- 「that much」は日本語で「そんなに」という口癖に近く、シチュエーションと一緒にフレーズごと使い慣れることがコツです。
- 「in place」は主に副詞的、あるいは形容詞的に使われるイディオム表現です。
- 英語では“in the proper position or location”または“fully operational, established”などの意味を持ちます。
- 日本語では「所定の位置に」「正しい場所に」「準備が整っている」「施行されている」などと訳せます。
- 例:Everything is in place.(すべてが所定の位置にある)
- 例:The new regulations are now in place.(新しい規則が現在施行されている)
- 例:Everything is in place.(すべてが所定の位置にある)
- 「in place」は、「物事が適切な位置や状態にある」というイメージで使われます。
- 形として「~はきちんと整っている」「~は実施されていて、機能している」など、場所や状態に焦点を当てるニュアンスがあります。
- イディオムですので、動詞や名詞のように明確な活用はありません。文中で「be in place」「put (something) in place」のように、前後の動詞を変えることで表現します。
- 「place」が名詞として使われている場合は “places” などの複数形や “placing” (動名詞) などが存在しますが、「in place」自体はイディオムとして一定の形で使われます。
- 一般的なイディオムであり、幅広い文脈で用いられます。会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも出てくるため、中上級レベル以上で確実に運用できる表現です。
- 「in」 + 「place」の組み合わせですが、あくまでひとまとまりのイディオムとして認識するとよいです。
- 接頭語や接尾語はなく、「place(場所)」が中核のイメージです。
- 「place」単体の動詞形 “to place ~” (~を置く)、名詞形 “place” (場所)、形容詞形 “placed” (置かれた)などがありますが、「in place」はそれらとは別の慣用表現です。
- put something in place(何かを所定の場所に置く・導入する)
- keep something in place(何かをその場所に保つ)
- stay in place(その場を動かない/その場所にとどまる)
- hold in place(固定する)
- remain in place(その状態を維持する・残る)
- have policies in place(政策が整備されている)
- get everything in place(すべてを整える・準備する)
- system in place(体制が整備されている)
- already in place(すでに整備されている/すでにされた状態)
- keep your hair in place(髪型を整った状態に保つ)
- 「in place」は古くから「正しい場所にある」という単純な組み合わせとして使われてきました。
- “place”の語源はラテン語の“platea”(広い道)から派生し、フランス語を経て英語に入ったとされています。
- 「in place」は、状況に応じて物理的な位置を意味する場合と、制度や施策が「整備されている・施行されている」といった比喩的な使い方の両方があります。
- フォーマルな文書(「The new regulations are in place.」)からカジュアルな会話(「Everything is in place for the party!」)まで幅広く使われます。
「be in place」
- 例: Everything is in place.(全てが所定の位置にある/整っている)
- 状態を表す「be動詞」と組み合わせて、「~が整っている・~がきちんとなっている」意味になる。
- 例: Everything is in place.(全てが所定の位置にある/整っている)
「put … in place」
- 例: We need to put new measures in place.(新しい対策を施行する必要がある)
- 「put A in place」で「Aを導入する」「Aを施行する」などの意味合いを持つ。
- 例: We need to put new measures in place.(新しい対策を施行する必要がある)
「remain in place」
- 例: The rules remain in place.(その規則は今も有効だ)
- 特に制度やルールが廃止されず「引き続き守られる/適用される」ニュアンス。
- 例: The rules remain in place.(その規則は今も有効だ)
- ビジネス文書や公的なアナウンスでも使用されるフォーマル度が比較的高めの表現です。
- とはいえ、日常会話でも問題なく使用されるので、幅広いシーンで使えます。
- 「in place」自体は可算・不可算の区別などはありません。他動詞や自動詞という区切りでもなく、イディオムとして成り立っています。
- Everything is in place for our trip tomorrow.
- 明日の旅行の準備はすべて整ってるよ。
- 明日の旅行の準備はすべて整ってるよ。
- I just need to put these books in place before we start.
- 始める前に、この本を所定の位置に戻さなきゃ。
- 始める前に、この本を所定の位置に戻さなきゃ。
- Make sure all the chairs are in place for the party.
- パーティーに向けて、いすを全部所定の場所に置いといてね。
- We have a new hiring policy in place to ensure fair recruitment.
- 公平な採用を確保するため、新しい採用方針を導入しています。
- 公平な採用を確保するため、新しい採用方針を導入しています。
- The security protocols must be in place before the product launch.
- 製品発表の前に、セキュリティ手順をしっかり整備しておかなければなりません。
- 製品発表の前に、セキュリティ手順をしっかり整備しておかなければなりません。
- Put a clear communication system in place to avoid confusion among team members.
- チーム内の混乱を避けるために、明確なコミュニケーション体制を整備しましょう。
- The country has several measures in place to protect endangered species.
- その国には絶滅危惧種を保護するための複数の施策が整っています。
- その国には絶滅危惧種を保護するための複数の施策が整っています。
- Economic policies were put in place to stabilize the currency.
- 通貨を安定させるために経済政策が施行されました。
- 通貨を安定させるために経済政策が施行されました。
- The new guidelines will remain in place until further notice.
- 新しいガイドラインは追って通知があるまで適用されたままになります。
- “in position”(位置について、適所に)
- 「物理的に所定の場所にある」ときに使われやすい。制度の整備などにはあまり使わない。
- 「物理的に所定の場所にある」ときに使われやすい。制度の整備などにはあまり使わない。
- “set up”(設定されている、設置されている)
- 「設定・用意」など、比較的カジュアル。「制度を設ける」という場合にも使えます。
- 「設定・用意」など、比較的カジュアル。「制度を設ける」という場合にも使えます。
- “installed”(導入されている、インストールされている)
- 機器・ソフトウェアを導入するときに使われるが、やや対象が限定的。
- “out of place”
- 「場違いな」「位置がずれている」「本来あるべき場所にない」など。
- 英: /ɪn pleɪs/
- 米: /ɪn pleɪs/ (イギリス英語・アメリカ英語で大きな差はありません)
- “in”よりも “place”をやや強めに発音する場合が多いです。
- 「イン プレイス」のように区切って聞こえやすいですが、会話では滑らかに “inplace” のようにつながることもあります。
- “in”を「イン」ではなく「イーン」のように引き伸ばす方がいますが、それほど長くはありません。はっきり区切る程度でOKです。
- スペルミス
- “in place” と書くべきところを “inplace” と一語にまとめてしまうミス。
- “in place” と書くべきところを “inplace” と一語にまとめてしまうミス。
- 同音異義語との混同
- “place”には同音異義語はあまりありませんが、“piece”との聞き間違いなどで混乱することがあります。
- “place”には同音異義語はあまりありませんが、“piece”との聞き間違いなどで混乱することがあります。
- 「in a place」と「in place」の違い
- “in a place” は「ある場所で/に」という単純な意味ですが、 “in place” はイディオムとして「整っている」「所定の位置にある」という意味合いを持つので注意。
- “in a place” は「ある場所で/に」という単純な意味ですが、 “in place” はイディオムとして「整っている」「所定の位置にある」という意味合いを持つので注意。
- 試験対策・資格試験
- TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、「施行されている」「整備されている」という文脈が出た際に“in place”が登場することがあります。
- 「in place」を覚えるには、「物事がキチンとハマっている」イメージを持つとわかりやすいです。
- “Put everything in place!”(すべてのピースを正しい場所にはめる)というパズルを完成させるようなシーンを想像するとイメージしやすいでしょう。
- スペリングは簡単でも、誤って一語で “inplace” としてしまいがちなので注意してください。
- 「take advantage (of ...)」
英語: to make use of a situation or resource to gain benefit
日本語: (…を)利用する、有利な点を活かす、時には他人や状況をうまく利用する - 「take advantage」は「take」という動詞 + 「advantage」という名詞からなるフレーズ動詞 (phrasal verb) のようにも扱われる表現です。
- 主な形は「take advantage of + 名詞/代名詞」です。
- take advantage of → 現在形 (例: I take advantage of…)
- took advantage of → 過去形 (例: I took advantage of…)
- taken advantage of → 過去分詞形 (例: I have taken advantage of…)
- advantage (名詞):有利、利点
- advantageous (形容詞):有利な
- advantageously (副詞):有利に
- B2(中上級)
日常からビジネスシーンまで幅広く使われ、この表現を知っていると、自分の意図をより的確に表現できるようになります。 - take(動詞)+ advantage(名詞)
「take」は「取る」、 「advantage」は「利点」というニュアンスなので、「利点を取る(=利用する)」とイメージできます。 - advantage(名詞)
- 「benefit」(利益、恩恵)、 「profit」(利益) とよく似た意味を持ちますが、「advantage」は「有利さ」「優位性」や「好機」という点が強調されます。
- 「benefit」(利益、恩恵)、 「profit」(利益) とよく似た意味を持ちますが、「advantage」は「有利さ」「優位性」や「好機」という点が強調されます。
- advantageous(形容詞):「有利な」「都合の良い」
- disadvantage(名詞):「不利」「デメリット」
- take advantage of an opportunity(機会を利用する)
- take advantage of a sale(バーゲンやセールを活用する)
- take advantage of someone’s kindness(誰かの親切につけ込む)
- take full advantage of the situation(状況を最大限に利用する)
- take advantage of new technology(新技術を活用する)
- be taken advantage of(利用される、損をする)
- give someone an advantage(誰かに有利な立場を与える)
- gain the advantage(優位に立つ)
- have an advantage over 〜(〜より有利である)
- lose one’s advantage(有利な立場を失う)
- 「advantage」はもともと古フランス語の “avantage” に由来し、「前方への進展」「利点」を意味していました。
- 英語に取り入れられ、「利点」「優位性」を指すようになりました。「take advantage」はその有利性を「取る」=「利用する」という意味合いで使われています。
- ポジティブ:チャンスや好機を逃さずに「活かす」
- ネガティブ:他人の気持ちや状況に「つけ込む」「搾取する」
- カジュアルかフォーマルか:会話やビジネス文書でも幅広く使われますが、人から見ると悪い印象を与えかねない場合は注意が必要です。
- take advantage of + 名詞/代名詞
- 例: I took advantage of the discount.(割引を利用した。)
- “don’t let anyone take advantage of you”
(誰にもつけ込まれないようにしなさい。) - フォーマルでもカジュアルでもよく使われます。ビジネスメールなどでは「活用する」の意味合いで比較的フォーマルに使われることが多いです。
- ほとんどの場合「of」を伴うので、単に「take advantage」だけで終わらせない点に注意が必要です。
- 動詞としては「他動詞」的に使われ、目的語を導入するために前置詞「of」がセットになるイメージです。
I always take advantage of sunny weekends to go hiking.
(晴れた週末をいつも逃さずにハイキングに行きます。)She took advantage of the summer sale to buy a new laptop.
(彼女は夏のセールを活用して新しいノートパソコンを買った。)Don’t let him take advantage of your kindness.
(彼にあなたの優しさにつけ込まれないようにね。)We should take advantage of our existing customer data to boost sales.
(販売を促進するために、既存顧客データを活用すべきです。)They took advantage of the market gap and introduced a new product.
(彼らは市場の隙間をうまく利用して新製品を投入しました。)I recommend taking advantage of this networking event.
(このネットワーキングイベントを活用することをおすすめします。)Researchers took advantage of recent technological advances to conduct more accurate studies.
(研究者たちは最近の技術的進歩を活用して、より正確な研究を行った。)Students can take advantage of the university’s online library resources.
(学生は大学のオンライン図書館資源を活用することができます。)By taking advantage of historical data, analysts have forecasted future trends.
(過去のデータを活用することで、アナリスト達は将来の傾向を予測しました。)- make use of(〜を利用する・活用する)
- 「take advantage of」よりも中立的で、ややフォーマル。
- 「take advantage of」よりも中立的で、ややフォーマル。
- capitalize on(〜を資本化する・活かす)
- ビジネス寄りのニュアンスが強く、「チャンスを最大限活かす」というイメージ。
- ビジネス寄りのニュアンスが強く、「チャンスを最大限活かす」というイメージ。
- exploit(〜を搾取する[ネガティブも含む])
- 「take advantage of」のネガティブニュアンスがより強調された表現。
- utilize(〜を利用する・活用する)
- フォーマルな文脈で多用される。
- miss an opportunity(チャンスを逃す)
- overlook(見落とす)
- forgo(自発的に放棄する)
- アメリカ英語(IPA)
/teɪk ədˈvæn.t̬ɪdʒ/ - イギリス英語(IPA)
/teɪk ədˈvæn.tɪdʒ/ - “take”→ /teɪk/(テイク)
- “advantage”→ /ədˈvæn.tɪdʒ/(アドヴァンティッジ)
よくある間違いとして、「advantage」で “ad-van-tage” の最後を /-tage/(タージ)ではなく /-tɪdʒ/(ティッジ)と発音する点に注意しましょう。 - 「of」を入れ忘れる
- ×
I took advantage the discount.
→ ○I took advantage of the discount.
- ×
- 「advantage」のスペルミス
- × advant*ege, × advanti*ge など。
- × advant*ege, × advanti*ge など。
- 「exploit」との混同
- 「exploit」は悪い意味合いが強くなる場合が多いので、誤解を招かないように注意が必要です。
- TOEICや英検などでも「take advantage of」という熟語が穴埋め問題などで出題されることがよくあります。
- ビジネス英語でも非常に頻出のフレーズですので、覚えておくと得点につながります。
- 「有利 (advantage) を自分の手に――'take' する」イメージで覚えましょう。
- 「take advantage of」を「TAO(タオ)」と頭文字で覚える人もいます。
- 「手に(take)利益(advantage)を取る(of)」の順番が大事だと頭にイメージすると、前置詞「of」を入れ忘れるミスを減らせます。
- 英語: “to switch on” means “to turn on a device, machine or system.”
- 日本語: 「(電化製品や機械などの)スイッチを入れる、電源をつける」という意味です。
たとえば、電気をつけたり、テレビの電源を入れたりするときに用いられる表現です。比較的日常的でカジュアルな表現なので、友達との会話などでよく使われます。 - 句動詞(動詞+副詞の組み合わせ)
- 現在形: switch on
- 三人称単数現在形: switches on
- 過去形 / 過去分詞形: switched on
- 現在進行形 / 動名詞: switching on
- “switch” (名詞) ⇒ 「スイッチ、切り替え装置」の意味
- “switch off” (動詞句) ⇒ 「電源を切る」
- A2(初級)
日常会話で頻繁に使う動詞句なので、初級(A2)レベルから学び始めるとよいでしょう。 - “switch” + “on”
- “switch” は「切り替える・スイッチを切り替える」という動詞や、「スイッチ」という名詞としても使われます。
- “on” は副詞として「オンの状態にする」というニュアンスを与えます。
- “switch” は「切り替える・スイッチを切り替える」という動詞や、「スイッチ」という名詞としても使われます。
- switch (名詞)
- switch off (句動詞)
- switched-on (形容詞的に「意識が高い」「最新の情報に通じている」の意味でも使われることがあります)
- switch on the light(明かりをつける)
- switch on the TV(テレビをつける)
- switch on the computer(コンピューターを起動する)
- switch on your phone(携帯電話の電源を入れる)
- switch on the radio(ラジオをつける)
- automatically switch on(自動的にスイッチが入る)
- forget to switch on(スイッチを入れ忘れる)
- remember to switch on(スイッチを入れるのを忘れない)
- switch on the engine(エンジンを始動する)
- switch on the heating(暖房をつける)
- 「turn on」に比べると、やや“物理的にスイッチを操作する”ニュアンスが強いです。
- カジュアルから日常的なフォーマルシーンまで幅広く使えますが、“switch on”は日常生活で特に口語的に使われやすい表現です。
- 書き言葉でも問題なく使えますが、ビジネス文書などでは「turn on」のほうがやや一般的かもしれません。
- 基本的には他動詞的に使う(目的語を取る)。
例: “switch on the light.” / “switch the light on.”
(目的語が代名詞の場合は間に入れる: “switch it on.”) - 一般的な日常会話ではかなりカジュアルに使われます。
- 堅い場面 (~フォーマル) でも、意味が明確なので誤解なく伝わります。
- “switch on to something” ⇒ 何かに対して意識を向け始める、集中し始める
- “be switched on” ⇒ 最新の情報に敏感である、意識が高い
“Don’t forget to switch on the light when you go in.”
(部屋に入ったら明かりをつけるのを忘れないでね。)“Could you please switch on the TV? I want to watch the news.”
(テレビをつけてくれる? ニュースが見たいんだ。)“I always switch on my phone as soon as I wake up.”
(起きたらすぐに携帯の電源を入れるのが習慣です。)“Before the presentation starts, make sure you switch on the projector.”
(プレゼンが始まる前に、プロジェクターの電源を入れるのを忘れないようにしてください。)“We need to switch on the backup generator if there’s a power outage.”
(停電になったら、予備発電機を起動する必要があります。)“Please switch on your microphone during the conference call.”
(会議通話の時は、マイクの電源を入れてください。)“Students should switch on their devices for today’s online lecture.”
(今日はオンライン講義なので、学生はデバイスの電源を入れておくべきだ。)“When conducting the experiment, remember to switch on the timer first.”
(実験を行うときは、まずタイマーのスイッチを入れるのを忘れないように。)“Please switch on the digital microscope to observe the specimen.”
(検体を観察するために、デジタル顕微鏡のスイッチを入れてください。)- turn on(電源を入れる)
- power up(機器を起動する)
- activate(作動させる)
- “turn on” は最も一般的で、会話でも文章でも広く使われます。
- “power up” は電子機器に対してやや技術的・フォーマルな響きがあり、特にIT関連で使用されることがあります。
- “activate” は動作を有効にするときに使われ、ややフォーマル・テクニカル。
- switch off(電源を切る)
- turn off(電源を切る)
- power down(機器を停止する)
- イギリス英語: /swɪtʃ ɒn/
- アメリカ英語: /swɪtʃ ɔːn/ や /swɪtʃ ɑːn/(地域によって /ɒn/ と /ɔn/ の違いがあります)
- “switch” にやや強勢が置かれ、二語目の “on” は、短く添えるように発音します。
- “switch” の最後の /tʃ/ を “t” や “ch” と誤って区切らないように、1つの破擦音として “swit-ch” とまとめて発音することに注意。
- 「switch on」と「switch off」を逆に使用しないように注意。
- 「turn on / turn off」との混同。意味はほぼ同じでも使い方を意識して練習するとよい。
- スペル: “switch” の “t” と “c” の順番を間違えて “swicth” としないように気を付ける。
- 資格試験(TOEICなど)では会話問題やメール文面の指示などで “switch on” / “switch off” が登場することがあり、目的語を間に挟む形(switch it on)が正しいかどうかを問う問題が出ることもあります。
- “switch” は「スイッチを切り替える」動作をイメージすると覚えやすいでしょう。
- 「電気をオンにする」絵を頭に浮かべると、自然に「switch on」のイメージが定着しやすくなります。
- 「SWItCH lights ON!」のように、S・W・I・T・C・H のスペリングをはっきり意識しながら声に出して練習すると効果的です。
- 英語: “on the one hand”
- 日本語: 「一方では」「一つには」
- 品詞: 句(接続詞的な役割を果たすフレーズ)
- 文法上は接続副詞的・つなぎ表現として扱われることが多いです。
- 文法上は接続副詞的・つなぎ表現として扱われることが多いです。
- 活用形: 特定の活用形はありません。固定表現として「on the one hand」→「on the other hand」と対セットで使われます。
- B2(中上級)
- 理由: 文脈を対比する論理的な文章やスピーチなどで使われるやや発展的な表現であり、簡単な日常会話よりも論理的なやり取りでの使用が多いからです。
- 「on the one hand」は句であり、接頭語・接尾語などの明確な語構成はありません。
- 「on the other hand」:対比を完結させる歌い文句(対になる表現)。
- 「in contrast」:対比を示す別の表現。
- 「however」「nevertheless」:逆説や譲歩を示す表現。
- “On the one hand, … on the other hand, …”
- (一方では…、他方では…)
- “On the one hand, he’s quite strict; on the other hand, he’s very fair.”
- (一方では彼はとても厳しいが、他方ではとても公平だ)
- “On the one hand, I could save money; on the other hand, I want to buy a new car.”
- (一方ではお金を貯めたいが、他方では新しい車が欲しい)
- “On the one hand, we need speed; on the other hand, we must ensure quality.”
- (一方では速さが必要だが、他方では品質を保証しなければならない)
- “On the one hand, there’s a risk; on the other hand, the profit could be huge.”
- (一方ではリスクがあるが、他方では大きな利益を得られる可能性がある)
- “On the one hand, I like living in the city; on the other hand, it’s very noisy.”
- (一方では都会住まいが気に入っているが、他方ではとてもうるさい)
- “From one perspective” (類似表現)
- (一つの観点から見れば)
- “Looking at it from another angle” (類似表現)
- (別の角度から見れば)
- “Conversely” (単語単体で対比を示す別の表現)
- (逆に)
- “In contrast to” (前置詞句で対比を示す表現)
- (〜と対比して)
- 英語の “hand(手)” という具体的な単語を用いた比喩的表現で、「片方の手では○○」⇔「もう片方の手では××」という対比を表すために古くから存在しています。
- 「一方では…」という対比感を強く出すため、普通は後に続く「on the other hand」とセットで使います。
- フォーマル・カジュアルどちらの文章でも見られますが、口語でも文章でも、比較的論理的・説明的な場面で用いられることが多いです。
- 一方だけ言って「on the one hand」で終わってしまうと、文章として不完全に聞こえる場合が多いので注意が必要です。
- つなぎ表現(ディスコースマーカー)として、文頭に置かれることが多いです。
- “On the one hand … . On the other hand … .” という構文で、論理的な対比を示します。
- カジュアルな文脈では “on one hand” と “on the other hand” の両方を省略して会話を進めることもありますが、きちんとした対比を描く場合はフルフレーズを使います。
“On the one hand, I really want to go to the party; on the other hand, I have a big exam tomorrow.”
- (一方ではパーティに本当に行きたいけど、他方では明日大事な試験があるんだ。)
“On the one hand, I love cats because they’re cute; on the other hand, I’m allergic to them.”
- (一方では猫が大好きなんだけど、他方ではアレルギーがあるんだよね。)
“On the one hand, I want to travel abroad this summer; on the other hand, it’s quite expensive.”
- (一方ではこの夏に海外旅行をしたいんだけど、他方ではそれは結構高くつくんだ。)
“On the one hand, we could invest in new technology to increase efficiency; on the other hand, it will require significant capital.”
- (一方では新技術に投資して効率を上げることができるが、他方ではかなりの資金が必要になる。)
“On the one hand, outsourcing could reduce our labor costs; on the other hand, we might lose direct control over quality.”
- (一方では外注によって人件費を削減できるが、他方では品質管理を直接行いにくくなるかもしれない。)
“On the one hand, launching a new product might capture new markets; on the other hand, there’s a substantial risk of failure.”
- (一方では新製品の発売によって新たな市場を獲得できるが、他方では失敗のリスクが大きい。)
“On the one hand, the study provides valuable insights into consumer behavior; on the other hand, the sample size is relatively small.”
- (一方ではその研究は消費者行動について有用な洞察を与えるが、他方ではサンプルサイズが比較的小さい。)
“On the one hand, the theory has been widely accepted; on the other hand, critics argue that the methodology is flawed.”
- (一方ではその理論は広く受け入れられているが、他方では批判者たちは方法論に欠陥があると主張している。)
“On the one hand, historical records support this interpretation; on the other hand, some evidence remains inconclusive.”
- (一方では歴史記録がこの解釈を支持しているが、他方では結論を出せない証拠もある。)
- “However” (しかしながら)
- より短い逆説表現。文頭だけでなく文中・文末にも来られる。
- “Nevertheless” (それにもかかわらず)
- 譲歩を伴った逆説表現。フォーマルで書き言葉に多い。
- “In contrast” (対照的に)
- 明確に対照を示す。文章の冒頭か文中でしばしば使われる。
- “on the other hand” が「対」として使われますが、これだけが機能的に反意語ではなく、両者セットで対比を作ります。
- 発音記号 (IPA): /ɒn ðə wʌn hænd/ (イギリス英語), /ɔn ðə wʌn hænd/ (アメリカ英語でもほぼ同様)
- アクセントの位置: 特に強く意識する場合は “ONE” に強調を置いて話すことが多いです。「on THE ONE hand」のように。
- よくある発音の間違い: “the” を “zi” のように発音するクセや、 “hand” の /d/ を抜かすなど。意識して正しい発音を心がけましょう。
- “on the one hand” と言ったあとに “on the other side” とか “on the different hand” といった誤用をしがちですが、正しくは “on the other hand” です。
- 一方だけ (“on the one hand”) で終わってしまい、対比が無いまま次の文に移るのは不自然です。
- TOEICや英検などの資格試験で、文章構成問題や整序問題の中でよく出てきます。特に “on the one hand … on the other hand …” のペアで回答を選ばせる形があるので注意しましょう。
- 「片手では〇〇、もう片手では△△」と実際に両手を使って身振りすると覚えやすいです。
- 日本語でも「一方では〜、他方では〜」と言うように、手を二つ使ってイメージすると記憶に残りやすいでしょう。
- 文章を書くときや口頭で議論するとき、論理的に話を展開する“キーワード”として利用するとスムーズに使い方に慣れられます。
- 「of little」は「(価値や重要性が)ほとんどない」「わずかしかない」「大したものではない」というような意味を表すときに使われる表現です。
- たとえば “of little importance” であれば「ほとんど重要ではない」というニュアンスになります。
- 日常的には、ものごとの大きさ・重要度・価値などが非常に小さい、もしくはほとんどないと伝えたいときに使います。
- 「of little」は「of(前置詞)+ little(形容詞・限定詞など)」が組み合わさった表現です。
- それぞれの品詞は以下のとおりです。
- of: 前置詞(preposition)
- little: 形容詞(adjective)や限定詞(determiner)として使われます。
- of: 前置詞(preposition)
- 通常、単語としての「little」には比較級 “less”、最上級 “least” などがありますが、 “of little” という構文では「of less」や「of least」という形はあまり一般的ではありません。
- 他の品詞の例:
- 名詞 “a little”:「少量」(可算・不可算名詞で使い分け)
- 副詞 “little”:「ほとんど〜ない、わずかしか〜ない」という意味で用いられる場合(例: “He cares little about it.”)
- 名詞 “a little”:「少量」(可算・不可算名詞で使い分け)
- B1(中級):基本的な文章や会話に出てくる可能性があり、抽象度の高い評論的文章や解説文などでも利用される表現です。
- 「of little」は1つの語ではなく、「of + little」の2語からなる句なので、接頭語や接尾語はありません。
- 「little」自体は「少量」「小さい」という意味を含む語幹を持っています。
- of little importance(重要性がほとんどない)
- of little value(ほとんど価値がない)
- of little use(あまり役に立たない)
- of little significance(意味合いがほとんどない)
- of little interest(興味がほとんどない)
- of little consequence(結果として大した影響がない)
- of little comfort(慰めとしてはほとんど力がない)
- of little benefit(益がほとんどない)
- of little help(あまり助けにならない)
- of little concern(関心や心配がほとんどない)
- 「of」は古英語の「æf」「of」から来ており、「〜の」という所有・関連性を示す前置詞です。
- 「little」は古英語の「lytel」に由来し、「小さい・少量の」という意味を持っていました。
- これらが組み合わさった表現は、中世以来、「(本来の量・重要性が)ほとんどない」と伝えるために使われています。
- 「of little」は、やや書き言葉寄り・フォーマルな響きを持ちます。
- 口語で言い換えるときは “not very important” や “not much” などがよく使われます。
- 場面としては、学術的文章やフォーマルな文書でも多用される表現ですが、日常会話で軽く使う場合もあります(ただしややかしこまった印象を与えることもあります)。
- 「of little + 名詞」の形で、名詞の重要度や価値などが非常に低いことを表します。
- 前置詞 “of” を伴うため、「(〜のうち)わずかしかない」「(〜にとって)重要性がほとんどない」という具合に日本語訳となる場合が多いです。
フォーマルな文章でよく見られる構文:
- This solution is of little use in practice.
- His opinion is of little significance in this matter.
- This solution is of little use in practice.
名詞の可算・不可算は、“of little” で修飾される名詞自体の性質に従います。例:“of little help” (help は不可算名詞として扱うことが多い)。
- This old gadget is of little use now; I might just throw it away.
- (この古い装置はもうほとんど使い道がないよ。捨てちゃおうかな。)
- (この古い装置はもうほとんど使い道がないよ。捨てちゃおうかな。)
- Your advice is of little comfort to me at this moment.
- (今の私にとっては、あなたのアドバイスは正直あまり慰めにならないわ。)
- (今の私にとっては、あなたのアドバイスは正直あまり慰めにならないわ。)
- These instructions are of little help if you’re new to the software.
- (ソフトを初めて使う人にとっては、こういう指示はあまり助けにならないんだよね。)
- The minor discrepancy is of little concern to the clients.
- (その小さな食い違いは、顧客にとってはあまり気になることではありません。)
- (その小さな食い違いは、顧客にとってはあまり気になることではありません。)
- The proposal seems of little benefit to our long-term strategy.
- (その提案は長期戦略に対してはほとんどメリットがないように思えます。)
- (その提案は長期戦略に対してはほとんどメリットがないように思えます。)
- The outdated data is of little relevance to our current project.
- (その古いデータは、今進めているプロジェクトにほとんど関係がありません。)
- The correlation observed is of little significance statistically.
- (観察された相関は、統計学的にはほとんど有意ではありません。)
- (観察された相関は、統計学的にはほとんど有意ではありません。)
- This historical document may be of little value for modern researchers.
- (この歴史資料は、現代の研究者にとってはあまり価値がないかもしれません。)
- (この歴史資料は、現代の研究者にとってはあまり価値がないかもしれません。)
- The findings are of little consequence without further evidence.
- (さらなる証拠がなければ、これらの発見はほとんど意味を持ちません。)
- insignificant(取るに足らない)
- 例: “His contribution is insignificant.” “of little”より単体の形容詞で、くだけた言い方にも書き言葉にも使われます。
- 例: “His contribution is insignificant.” “of little”より単体の形容詞で、くだけた言い方にも書き言葉にも使われます。
- trivial(ささいな)
- 例: “It’s a trivial matter, so don’t worry.” やや日常会話でも使います。
- 例: “It’s a trivial matter, so don’t worry.” やや日常会話でも使います。
- negligible(無視できる程度の)
- 例: “The cost increase is negligible.” よりフォーマルな場面でも使われます。
- 例: “The cost increase is negligible.” よりフォーマルな場面でも使われます。
- of great importance(非常に重要な)
- of high value(高い価値がある)
- of considerable benefit(かなりの利益がある)
- 発音記号(IPA):
- of: /əv/ (文脈によっては /ʌv/ や /ɒv/ になることも)
- little: /ˈlɪt.əl/
- of: /əv/ (文脈によっては /ʌv/ や /ɒv/ になることも)
- アメリカ英語とイギリス英語で若干の差はありますが、基本的に “of” は弱く /əv/ と発音されることが多いです。
- “little” の発音での注意点:
- アメリカ英語では「リル」/ˈlɪt̬.əl/ に近い音で発音されやすく、/t/ がフラップ化して /d/ に近い音になることがあります。
- アメリカ英語では「リル」/ˈlɪt̬.əl/ に近い音で発音されやすく、/t/ がフラップ化して /d/ に近い音になることがあります。
- 同じ “little” でも、
- “a little” は「少しはある(肯定寄り)」
- “little” は「ほとんどない(否定寄り)」
と意味が変わるので注意が必要です。
- “a little” は「少しはある(肯定寄り)」
- “of little” は名詞を修飾する構文で、主語や目的語の位置で使う場合は文全体の構造に注意します。
- スペルミス:
- “little” の “t” が連続するので、タイピング時によく “litle” とミスすることがあります。
- “little” の “t” が連続するので、タイピング時によく “litle” とミスすることがあります。
- 資格試験での注意点:
- TOEICや英検などでも、文中に「of little importance」や「of little use」が出題されることがあります。読解問題で意味を取り違えないように注意してください。
- 「of little = ほとんど〜ない」というイメージをまとまった表現として暗記すると便利です。
- “little” は小学英語などでも登場する単語ですが、前置詞 “of” と組み合わせることで「大して〜ない」ニュアンスになると覚えましょう。
- 大きさや価値などが「ごくわずか」というイメージを頭に浮かべると記憶しやすいでしょう。
- 「based on」は「base」という動詞の過去分詞形「based」と前置詞「on」が組み合わさった表現で、文法上は「be based on ~」という構文で使われることが多いです。
- 「be based on ~ (何かに基づく)」という形でよく見られます。
- 他の例として、文章中で「Based on the results, we decided to proceed.(結果に基づいて、私たちは進めることに決めた)」のように使います。
- 「base」(原形・動詞)
- 「based」(過去形・過去分詞)
- 「basing」(現在分詞)
- 「base」:名詞(「基地」「拠点」など)や動詞(「~の基礎を置く」)、形容詞「basic」(基本の)など。
- おおよそ B1(中級) 相当
- 日常会話やビジネス文章でもよく使われる基本的な定型表現ですが、「基にしている対象」が抽象的な場合も多く、A2レベルよりやや踏み込んだ表現力が必要とされるため、B1レベルに近いと言えます。
- 「base」(動詞) + 「-ed」(過去分詞形) + 前置詞「on」
- 「basic」 (形容詞):「基本的な」
- 「basis」 (名詞):「基礎」「根拠」
- 「foundation」 (名詞):「土台」(意味上の類似語)
- be based on facts (事実に基づく)
- be based on evidence (証拠に基づく)
- be based on assumptions (仮定に基づく)
- be based on data (データに基づく)
- be based on a theory (理論に基づく)
- be based on research (調査に基づく)
- be based on speculation (推測に基づく)
- be based on actual events (実際の出来事に基づく)
- be based on historical records (歴史的記録に基づく)
- be based on user feedback (ユーザーのフィードバックに基づく)
- 「base」はラテン語の “basis” やギリシャ語の “basis” (=foundation) を起源とし、「土台」「基礎」を意味します。
- その過去分詞形 “based” + 前置詞 “on” で、「~を土台としている」という意味合いになります。
- 「何を根拠にしているか」を示すときによく用いられます。
- カジュアルにもフォーマルにも使えますが、レポートやビジネス文書などでは特にフォーマルな印象を与えます。
- 口語でも「Based on what you just said...(今言ったことに基づいて・・・)」のように、ふつうに会話で登場します。
- be based on + 名詞/名詞句
例:The marketing strategy is based on thorough research. - Based on + 名詞/名詞句, 主語 + 動詞
例:Based on the survey results, we decided to revise our plan. - 「base」という動詞に由来する表現ではあるものの、「based on」で使う場合は大半が受動態(be + past participle)に近い形で使われます。
- 「be based on」は「動作」ではなく「状態」を表すことが多い点が特徴です。
- フォーマル:レポート・論文・ビジネス文書
- カジュアル:普通の会話でも使用可能
- “This recipe is based on my grandmother’s cooking style.”
(このレシピは祖母の料理法に基づいているんだ。) - “Everything I said was based on what I heard from a friend.”
(私が話したことは全部、友達から聞いた話に基づいているよ。) - “Based on your mood, maybe we should watch a comedy tonight.”
(あなたの気分を考えると、今夜はコメディを見るのがいいかもね。) - “Our decision to invest was based on the market analysis.”
(私たちの投資判断は、市場分析に基づいていました。) - “Based on the new regulations, we need to update our policy.”
(新しい規制に基づいて、当社の方針を更新する必要があります。) - “The report is based on data collected over six months.”
(そのレポートは6か月にわたって収集したデータに基づいています。) - “Their theory is based on extensive empirical research.”
(彼らの理論は、広範な実証研究に基づいています。) - “The conclusion is based on a review of previous literature.”
(その結論は、先行研究のレビューに基づいています。) - “Based on statistical analysis, we can infer a significant correlation.”
(統計分析に基づいて、有意な相関を推測できます。) - according to(~によれば/~に従って)
- 若干「情報源」を示すニュアンスが強い
- 例:「According to the report, sales are up.」
- 若干「情報源」を示すニュアンスが強い
- on the basis of(~を基礎として)
- 「based on」のよりフォーマルな表現
- 例:「He was hired on the basis of his experience.」
- 「based on」のよりフォーマルな表現
- derived from(~に由来する)
- 「そこから派生した」という成り立ちのニュアンスが強い
- 例:「This method is derived from older procedures.」
- 「そこから派生した」という成り立ちのニュアンスが強い
- unrelated to(~と関係がない)
- independent of(~とは無関係に)
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /beɪst ɔːn/
- イギリス英語: /beɪst ɒn/
- アメリカ英語: /beɪst ɔːn/
強勢(アクセント):
- 「based」の「beɪst」の部分に強めのアクセントがあります。
- 「on」は前置詞で短く発音されがちです。
- 「based」の「beɪst」の部分に強めのアクセントがあります。
よくある間違い:
- “baced on” や “baised on” など、スペリングミスに注意。
- スペルミス: “based” を “baced” や “baised” と書き間違えることが多いので注意。
- 混同: “base” (動詞) と “based on” (熟語表現) を混同して、「I base on the data.」のように誤用してしまう。正しくは「It is based on the data.」のように受動的に使われます。
- 前置詞の使い間違い: 「based in」と「based on」は全く別の意味。
- based in:所在地を示す(会社や人の拠点など)
- based on:根拠や土台を示す
- based in:所在地を示す(会社や人の拠点など)
- 試験対策でのポイント:
- TOIECや英検などでも長文読解やリスニングで「~に基づいて」という意味を問われる問題で登場することが多いです。
- ビジネス文書でも頻出表現です。
- TOIECや英検などでも長文読解やリスニングで「~に基づいて」という意味を問われる問題で登場することが多いです。
- 「base(土台)」という言葉から「何かを置く“土台”がある → それに基づく」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「be動詞 + based + on」で一つのセットとして頭に入れておくと混乱しにくくなります。
- 「Based on …」と最初に言ってから本題や結論を述べる、というスピーチやライティングの定型フレーズとしても覚えておくと便利です。
wealth of
wealth of
解説
【発音記号】wɛlθ ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
The library holds a wealth of knowledge.
図書館には豊富な知識が詰まっています。
wealth of
以下では “wealth of” という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
“wealth of” は「豊富な量の~」「たくさんの~」を表すフレーズです。主に “a wealth of …” という形で、「知識がたくさんある」「情報が大量にある」のように、何かが大量にあること・豊富にあることを強調する際に用いられます。
日本語での簡単な意味
「(何かが)たっぷりあること」「惜しみなくあるほど豊かさがある状態」です。たとえば、「豊富な知識」「潤沢なリソース」というように、量が多い様子を表して「得した気分になる」「ありがたい程度にたくさんある」イメージで使われます。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のコツとしては、“wealth” を「富」→「お金だけでなく豊富さも含むイメージ」と結び付けるといいでしょう。「視覚的に“満ちあふれた宝箱”を思い浮かべる」と覚えやすいです。
“a wealth of” と “abundance of” は似た意味で、どちらも「滝のようにあふれ出る」イメージを持つと覚えやすいでしょう。
以上が “wealth of” の詳細な解説です。「豊富な~がある」と表現したいときに、フォーマル・カジュアル両方に応用できる便利なフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
in accordance with
in accordance with
解説
【発音記号】ɪn əˈkɔrdəns wɪð
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
The plan was execute in accordance with municipal guidelines.
市のガイドラインに沿って計画を実行しました。
in accordance with
以下では「in accordance with」というフレーズを、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味
「〜の規則や方針・条件などに従って行う」という意味合いを伝える決まり文句です。主にフォーマルな場面でよく使われます。
品詞
活用形
他の品詞になった場合
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
例:
• “We must act in accordance with the law.”
• “All procedures should be carried out in accordance with company guidelines.”
5. 実例と例文
ここでは、いくつかの場面に分けて例文を示します。
日常会話(丁寧寄りの言い回しが多い)
ビジネス
学術・公的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in accordance with” の詳細な解説です。フォーマルな文書やビジネスシーンで活躍する表現なので、ぜひ使いこなしてみてください。
...に従って, ...に一致して
by now
by now
解説
【発音記号】baɪ naʊ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
I thought they’d be here by now.
もう来ていると思っていました。
by now
1. 基本情報と概要
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
厳密な反意語はありませんが、もし時間の進行が全くないニュアンスを出したいなら “not yet” (まだ~していない)などが対照的になります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
《推量》今ごろはもう
《過去形と共に》そのころにはもう
that much
that much
解説
that much
「that much」の徹底解説
1. 基本情報と概要
◼︎ 英語表記: that much
◼︎ 日本語訳: 「そんなに」「それほど(たくさん / 大きく / ひどく など)」という程度や量を強調する表現
「that much」は会話や文章で「そんなに~なの?」というように、量や程度を強調する際に使われるフレーズです。
たとえば「I didn't think it would cost that much.(そんなに費用がかかるとは思わなかったよ)」のように、驚きや想定外を表すのに便利な表現です。
品詞
活用形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・語幹・接尾語
2つが組み合わることで「それほど(多い / 大きい / ひどい)」といった意味を強調する表現になります。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
歴史的には「that を使って強調をしつつ much を伴わせる」という使い方があり、「そんなに」を表すフレーズになりました。
注意すべきニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
可算・不可算
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「that much」の詳細解説です。量や程度を強調したいときにとても便利な表現なので、日常的に取り入れてみてください。
【形】それだけの
それほど多く
【名】それだけのこと
in place
in place
解説
【発音記号】ɪn pleɪs
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
There are systems in place to handle that.
それを処理するためのシステムが所定の位置にあります。
in place
「in place」の徹底解説
1. 基本情報と概要
品詞・意味(英語 + 日本語)
「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」
活用形・ほかの品詞形
CEFRレベル目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語など
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
ほかの文法上のポイント
5. 実例と例文
(1) 日常会話で使われる例文
(2) ビジネスシーンで使われる例文
(3) 学術的/フォーマルな文脈で使われる例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢・アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in place」の詳細解説です。日常会話からビジネス文書まで幅広く使える便利な表現なので、ぜひ活用してみてください。
(計画・事などが)うまくいって
準備が整って
(法律が)施行されて
正しい位置に,所定の位置に
take advantage
take advantage
解説
【発音記号】teɪk ædˈvæntɪʤ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Some people just want to take advantage.
恩恵を受けたいだけの人もいる
take advantage
以下では「take advantage」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語・日本語での意味
「take advantage of 〜」という形で使われることが多いです。
「いい機会を活かす」「お買い得を利用する」「他人の善意につけ込む」など、状況によって「ポジティブにもネガティブにも」使われます。
品詞
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム・関連表現
フォーマル/カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに例文をいくつか挙げます。
日常会話の例文
ビジネスシーンの例文
学術的・フォーマルな場面の例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントは「ad*van*tage」の「van」の部分にあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「take advantage」は、ポジティブにもネガティブにも使える柔軟な表現です。上手に使いこなして、英語の表現力をさらに広げてください。
switch on
switch on
解説
【発音記号】swɪʧ ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
It’s plugged in but it won’t switch on.
差し込んだけど電源が入らない。
switch on
以下では、「switch on」というフレーズを多角的に解説します。
1. 基本情報と概要
◼︎ 意味(英語 / 日本語)
◼︎ 品詞
◼︎ 活用形
◼︎ 他の品詞形での例
◼︎ CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
◼︎ 語構成
◼︎ 派生語・類縁語
◼︎ よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
◼︎ 語源
“switch” は中英語の “swicche” に由来すると言われ、もともとは「枝・細いむち」の意味もありました。そこから「切り替える」「スイッチを操作する」という動詞として派生し、機器の電源を入れる動作を指すようになりました。
◼︎ ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
◼︎ 句動詞 (phrasal verb) としての特徴
◼︎ フォーマル / カジュアル
◼︎ イディオム的表現や構文
5. 実例と例文
以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈それぞれで3つずつ例文を示します。
1) 日常会話
2) ビジネス
3) 学術・アカデミック
6. 類義語・反意語と比較
◼︎ 類義語 (Synonyms)
◼︎ 反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
◼︎ 発音記号(IPA)
◼︎ 強勢(アクセント)の位置
◼︎ よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「switch on」の詳細解説です。日常会話からビジネスまで幅広く使えるフレーズなので、ぜひ使いこなしてみてください。
(人が)スイッチを入れる
(機械などが)スイッチが入る
on the one hand
on the one hand
解説
【発音記号】ɑn ðə wʌn hænd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
On the one hand, it’s cheap.
一方で、それは安いです。
on the one hand
以下では、「on the one hand」という英語表現について詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「on the one hand」は対比を示す表現で、「一方では〇〇だが、他方では△△でもある」というふうに、主に議論や文章の中で二つの視点や意見を対比させるときに使う表現です。たとえば「Aという見方がある。一方では(B)という見方もある。」という感覚です。
品詞と活用
他の品詞への変化例
「on the one hand」は決まったフレーズであり、ほかの品詞に変化しませんが、同様の意味をもつ単語やフレーズとしては “alternatively” (副詞:もしくは) や “however” (副詞:しかしながら) などがあります。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーン(3つ)
学術的・議論の場面(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
上記の類義語に比べて、“on the one hand” は、対比をより構造的に二項対立として並べたいときに便利です。
反意表現
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「on the one hand」の詳説です。論理的な対比を示す上で、ぜひセット表現「on the other hand」と合わせて活用してみてください。
一方では
of little
of little
解説
【発音記号】ʌv ˈlɪtəl
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
It was of little relevance, really.
あまり関連性はなかったですね。
of little
以下では「of little」というフレーズを、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞・活用形・派生形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
関連・派生語やコロケーション例
“of little” は後ろに名詞を伴うことが多いです。以下に10のよく使われる共起表現(コロケーション)を挙げます。
3. 語源とニュアンス
語源
使用上のニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下に、さまざまな文脈で使われる例文を挙げます。
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「of little」の詳細解説です。フォーマルな文章から日常会話まで、幅広いシーンで使えるので、しっかりと意味と使い方を押さえておきましょう。
《be ~》ほとんど...ない
based on
based on
解説
【発音記号】beɪst ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Based on the reports, it seems it was an accident.
報道を見る限りでは、事故だったようです。
based on
「based on」の詳細解説
1. 基本情報と概要
品詞: 重複的ではありますが、大まかには以下のように捉えられます。
意味(英語):
“based on” means “founded on,” or “derived from.”
(直訳すると「~に基づいて」)
意味(日本語):
「~に基づいて」「~を根拠にして」という意味です。たとえば「The movie is based on a true story.(その映画は実話に基づいている)」のように使います。何かを判断したり行動したりするときに、土台となる情報や事実がある場合に「based on」をよく使います。
活用形:
「be based on」というフレーズでよく使われるので、単独で「base」の活用を考えるよりも、「based on」が一つの表現として覚えられることが多いです。
関連する他の品詞形:
CEFRレベル:
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
もともと「base」は「基礎を置く」という動詞です。その過去分詞形「based」が「on」と組み合わされ、「~に基づく」という意味を作ります。
他の派生語や類縁語:
よく使われるコロケーション (共起表現) 10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
名詞化・動詞形
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(完全な反意表現ではありませんが、対比として)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「based on」の解説です。何かを判断・行動・説明するときに「どの事実や情報を基にしているのか」を示す、大変便利な表現です。ぜひ活用してみてください。
...に基づいて, ...を根拠にして
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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