頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- B2:中上級
理由:日常会話でも出てきますが、特に文章やフォーマルな会話で強調したいときに使われるため、中上級レベル以上で自然に使える表現です。 - more: 「より多く」「さらに」などを意味する比較級。
- so: 「そのように」「そう」といった意味を持つ副詞。
- even more so: さらに一層、もっとそうである
- all the more so: それだけいっそう、なおさら
- much more so: さらにずっとそう、いっそうそうである
- far more so: はるかにそうある
- none the more so: まったく(それ以上に)そうではない(打ち消しの強調として稀に使われる)
- “even more so” – 「さらにそうだ」
- “all the more so” – 「なおさらそうだ」
- “much more so” – 「ずっとそうだ」
- “far more so” – 「ずっとそうだ/はるかにそうだ」
- “increasingly more so” – 「ますますそうだ」
- “all the more so for ~” – 「~だからこそ、なおさらそうだ」
- “perhaps more so” – 「おそらくさらにそうだ」
- “significantly more so” – 「顕著にそうだ」
- “likely more so” – 「おそらくさらにそうだ」
- “all the more reason to ~” – 「だからこそ、なおさら~する理由だ」
※最後は “more so” の形を直接含んではいませんが、似た「more」を含む強調表現としてよく使われます。 - “more” は古英語 “máre” に由来し、比較を示す形。
- “so” は古英語 “swá” に由来し、「そのように」という意味。
これらを組み合わせて、強調として使われるようになりました。 - 文脈依存: 前の文脈(先行する話題)があって初めて成り立つ表現です。単独でいきなり使うと意味が伝わりません。
- ややフォーマル寄り: 口語でも使われますが、文章や論文、ビジネスシーンでの信憑性を強調する際によく登場します。
- カジュアルにも使われるが、カジュアル会話では “even more” だけで済ませることも多いです。
- “X is good, and Y is more so.”
- 例: “This restaurant is famous, but the one next door is more so.”
- 例: “This restaurant is famous, but the one next door is more so.”
- “X is true; all the more so given that Y.”
- 例: “This regulation is important; all the more so given the recent changes.”
- フォーマルでは「書き言葉やスピーチ」で論理展開を強調する際に有効。
- カジュアルでは「会話で既に述べたことをさらに強調するとき」に使われます。
- “more so” は副詞句なので、名詞の可算・不可算などの問題はありません。また動詞の他動詞・自動詞の区別とも直接結びつきません。
- 文全体の補足として使われ、前にある文意を受けて「より一層」をつけ加えるだけです。
- “I like spicy food, and my sister does more so. She can handle any level of heat!”
(私は辛いものが好きだけど、妹はもっと好きなんだ。どんな辛さでも平気!) - “He’s friendly, but his brother is even more so.”
(彼は親しみやすいけど、彼の兄はさらに親しみやすいよ。) - “This park is beautiful in spring, and perhaps more so in autumn.”
(この公園は春もきれいだけど、秋はさらにきれいかもしれないね。) - “Our new product is innovative, even more so than our previous model.”
(新製品は画期的で、前のモデルよりさらにすごいです。) - “We value teamwork, all the more so given our current challenging environment.”
(私たちはチームワークを重視しています。なおさら今の厳しい状況下では重要です。) - “This strategy is effective, and it becomes more so when combined with proper data analysis.”
(この戦略は効果的で、適切なデータ分析と組み合わせるとさらに効果的になります。) - “Recent studies suggest that climate change is affecting coastal areas, and more so in regions with vulnerable ecosystems.”
(最近の研究によると、気候変動は沿岸地域に影響を及ぼしており、脆弱な生態系を持つ地域ではなお一層その影響が大きい。) - “The theory holds true in most cases, and is more so when external variables are controlled.”
(この理論は多くの場合で当てはまるが、外的変数が制御されるとさらに当てはまる。) - “Particle interactions are complex, even more so at the quantum level.”
(粒子の相互作用は複雑で、量子レベルではさらに複雑になる。) - “even more”(さらにもっと)
- 例文: “I liked the original movie, but I liked the sequel even more.”(元の映画も好きだったけど、続編はさらに好き。)
- “more so” は「先に述べた性質を強調する」ニュアンスが強いのに対し、“even more” は単に「比較してより強い程度」を示します。
- 例文: “I liked the original movie, but I liked the sequel even more.”(元の映画も好きだったけど、続編はさらに好き。)
- “all the more”(なおさら)
- 例文: “Because he’s honest, I trust him all the more.”(彼は正直なので、なおさら信用している。)
- “all the more so” と非常に近い意味。言いかえで使われることがあります。
- 例文: “Because he’s honest, I trust him all the more.”(彼は正直なので、なおさら信用している。)
- “further”(さらに)
- 例文: “We need further proof to support our hypothesis.”(仮説を裏づけるさらなる証拠が必要だ。)
- 「あとに続くものを追加する」感覚で、前文を受けて使う “more so” とはやや異なる背景があります。
- 例文: “We need further proof to support our hypothesis.”(仮説を裏づけるさらなる証拠が必要だ。)
- はっきりした反意語はありませんが、強調を打ち消す意味合いの “less so” や “not as much” が状況によって反対のニュアンスとなります。
- 例文: “He’s excited about the project, but I’m less so.”(彼はそのプロジェクトにワクワクしているが、私はそこまでじゃない。)
- more: /mɔːr/ (米) /mɔː/ (英)
- so: /soʊ/ (米) /səʊ/ (英)
- (米) /mɔːr soʊ/
- (英) /mɔː səʊ/
のようになります。大きく強勢(アクセント)が移動することはなく、“more” と “so” をそれぞれはっきり発音するのが自然です。 - “more” の /r/ をしっかり発音するアメリカ英語に対し、イギリス英語の /mɔː/ はほとんど “モー” のように聞こえます。
- “so” はアメリカ英語で /soʊ/、イギリス英語では /səʊ/ と違いがある点に注意。
- スペルミス: “moreso” のように一語で書いてしまうのは誤りとされることが多いです。正しくは “more so” の2語。
- 前文脈がないと伝わらない: “more so” は必ず「前に述べている何か」を受けて使います。会話や文章の流れを意識して使いましょう。
- TOEIC・英検など: 多くの場合は別の強調表現(“even more” や “much more”)が出題されることが多いですが、高度な長文読解やエッセイなどで“more so”を見かけることがあります。
- “more so” = “前の内容をさらに上乗せ”とイメージする:まず使いたい形容詞や状態を述べ、それに「さらにそれを強める」感じです。
- 「さらにそうだ」フレーズ集として“even more so,” “all the more so” などをまとめて覚えると便利。
- スペルは必ず「more (スペース) so」。
- 文脈を忘れず、前の文や話題をあとで増幅させるために用いる、と理解しておくと自然に使えるようになります。
- 英語: “the former”
- 日本語: 「前者」
- 連続した文章の中で使われるときは、代名詞的に機能します。「名詞的な表現扱い」になると考えてよいでしょう。
- 形容詞: “former president” (以前の大統領)
→ “former”は「前の」「元の」という意味の形容詞。 - 名詞的に使う場合: “the former”
→ 「前者」を指し示す表現として使われる。 - “the former”は “the + former”で成り立ちます。
- “former”の語源的な部分は後述しますが、基本的に“former”は「前の」「元の」を意味する形容詞です。それを“the”と組み合わせ、名詞(代名詞)的に使っています。
- “the latter” : 「後者」
- “former” : 「前の、かつての」
- “formerly” : 「以前は」 (副詞)
- “between the former and the latter”
→ 「前者と後者の間で」 - “the former case”
→ 「先に述べたケース・前者のケース」 - “the former example”
→ 「先に挙げた例」 - “the former approach”
→ 「前者のアプローチ」 - “the former statement”
→ 「前述の主張」 - “the former scenario”
→ 「前のシナリオ・前述の状況」 - “the former president” (形容詞的に“former”使用)
→ 「前大統領」 - “the former version”
→ 「以前のバージョン・前のバージョン」 - “compared to the former”
→ 「前者と比べると」 - “choose the former”
→ 「前者を選ぶ」 - “the former”は、2つの対象を明確に示してから使う必要があります。突然「the former」と言っても、何と比べて「前者」なのかがわからないので、前文脈で2つのものを列挙しておく必要があります。
- よりフォーマルな文書やエッセイなどでよく見られる表現です。日常会話でも意味は通じますが、口語では「the first one」「the first option」などと言いかえることも多いです。
- 人称代名詞のように使われ、「前者」を指し示す代名詞の働きをします。
- 基本的に複数の対象(2つ以上)を示す文脈で用い、1つ目を“the former”・2つ目を“the latter”と表すのが典型です。
- フォーマルな文脈での使用が多いですが、カジュアルでも使うことはできます。文章寄り、書き言葉寄りのイメージが強い表現です。
- “I have two favorite movies: ‘Inception’ and ‘Interstellar.’ I prefer the former because it’s more mind-bending.”
(お気に入りの映画が2つあるの。『インセプション』と『インターステラー』なんだけど、前者のほうがより頭を使う感じで好きかな。) - “There are apple pies and blueberry pies on the table. Do you want the former or the latter?”
(テーブルにアップルパイとブルーベリーパイがあるけど、前者と後者どっちがいい?) - “Between visiting the museum and going shopping, the former sounds more interesting to me.”
(博物館に行くか、買い物に行くかだったら,前者のほうが面白そう。) - “We have two proposals: one focusing on cost reduction and another on increasing revenue. I recommend the former for immediate impact.”
(コスト削減に焦点を当てた提案と、収益増加に焦点を当てた提案があります。迅速な効果を得るためには、前者をおすすめします。) - “Two candidates are being considered for the job. The former has more experience, while the latter shows great potential for growth.”
(2人の候補者を検討しています。前者のほうが経験豊富ですが、後者は伸びしろが大きいです。) - “Concerning the deadlines, we can either extend the current schedule or optimize internal processes. The former might be less disruptive.”
(納期に関しては、スケジュールを延ばすか、社内プロセスを最適化するか、2つの選択肢があります。前者のほうが影響が少ないかもしれません。) - “In psychological research, extrinsic motivation and intrinsic motivation are often discussed. The former refers to external rewards, while the latter involves internal drives.”
(心理学の研究では、外発的動機づけと内発的動機づけがよく議論されます。前者は外部からの報酬を指し、後者は内面的な欲求に関わるものです。) - “Classical conditioning and operant conditioning play crucial roles in behaviorism. The former involves learning through association, whereas the latter is based on consequences.”
(古典的条件づけとオペラント条件づけは行動主義において重要な役割を果たします。前者は連合による学習で、後者は結果に基づくものです。) - “When comparing GDP and GNP, the former measures economic output within a country’s borders, and the latter includes the output of a nation’s residents regardless of location.”
(GDPとGNPを比較すると、前者は国境内での経済生産を測定し、後者は国民がどこで生産したかを問わず測定します。) - “the first one”:「最初のもの」
ニュアンスは近いですが、ややカジュアル。 - “the previously mentioned”:「先述のもの」
意味合いは似ているが、論文などで使われるややフォーマルな言い方。 - “the latter”:「後者」
2つあるうちの「もう一方」を指します。必ずセットで使われることも多いです。 - “the former / the latter”は文章やフォーマルな文脈で2つを対比する場合に使われます。
- “the first one / the second one”はよりカジュアルで、口語でも使いやすい表現です。
- 発音(IPA):
- アメリカ英語: /ðə ˈfɔːrmər/
- イギリス英語: /ðə ˈfɔːmə/
- アメリカ英語: /ðə ˈfɔːrmər/
- 強勢(アクセント)は“for-”の部分にあります。
- “former”挟まる「r」の音が米音と英音で変わります。アメリカ英語ではしっかりと /r/ を発音し、イギリス英語では語末の /r/ は弱く、あるいは発音されにくい傾向があります。
- /ðə/ はしばしば弱形の /ðə/(「ザ」よりも「ザァ」に近い音)で発音され、場合によっては /ði/(ジ)と発音されることもあります。
- スペルミス: “former”を“formar”などと綴るミスに注意。
- 「the former」と「the latter」はセットで覚えると便利ですが、どちらが前者でどちらが後者かを逆に覚えてしまう人がいます。
- 同音異義語で混同しやすい単語は特にありませんが、“farm”や“warm”など、音が似た別単語と混同しないよう発音に注意。
- 資格試験などでは、読解問題中に「the former」「the latter」が出てきて、どちらが何を指すのかを問う問題が散見されます。前後をよく確認してください。
- 「former」は「front(先のほう)」のイメージ。
- “the former”と並べて書かれたら、次に“the latter”が続くケースが多いと意識しておくと混同しにくい。
- “former”を覚える際は、「フォーマー = “前”のやつ」と音でつなげて暗記しておくと区別がつきやすいでしょう。
- 2つの対象を対比するときに定番のペア表現であることをイメージしておくと実際に使いやすくなります。
- 英語表記: or anything
- 品詞: フレーズ(接続詞 “or” + 代名詞 “anything”)
- CEFRレベルの目安: B1〜B2(中級〜中上級)
- 日常会話でもよく使われる口語表現ですが、意味を理解していないとなかなか使いこなせないため、中級以上が目安です。
- 英語: Used (often in negative statements or questions) to broaden or generalize a statement, offer, or request, implying “anything else” or “whatever.”
- 日本語: 「…とか何でも」「…みたいなもの」「…とかそういうこと」など。否定文や疑問文で「他に何か(ない)」とニュアンスを広げたりやわらげたりするために使われる表現です。
- “I’m not upset or anything.” → 「別に怒ってるわけじゃないんだけどね。」
- “Do you need a pen or anything?” → 「ペンとか何か必要?」
- or: 接続詞。「または」「あるいは」などを意味します。
- anything: 代名詞。「何でも」「どんなものでも」という意味。
“or anything like that”
- 日本語: 「そんなようなもの」とか
- 例: “I didn’t mean to offend you or anything like that.”
- 日本語: 「そんなようなもの」とか
“or anything else”
- 日本語: 「他に何か」
- 例: “Would you like coffee, tea, or anything else?”
- 日本語: 「他に何か」
“or anything at all”
- 日本語: 「全く何でも」
- 例: “Let me know if you need help or anything at all.”
- 日本語: 「全く何でも」
“not angry or anything”
- 日本語: 「怒ってるわけじゃない」
- 例: “I’m not angry or anything; I just want an explanation.”
- 日本語: 「怒ってるわけじゃない」
“not that I’m implying or anything”
- 日本語: 「そんなつもりで言ってるわけじゃないけど」
- 例: “Not that I’m implying or anything, but you might want to check again.”
- 日本語: 「そんなつもりで言ってるわけじゃないけど」
“didn’t see him or anything”
- 日本語: 「彼を見かけたりはしなかった」
- 例: “I didn’t see him or anything yesterday.”
- 日本語: 「彼を見かけたりはしなかった」
“or anything of the sort”
- 日本語: 「そういう類いのもの」
- 例: “I have no interest in horror movies or anything of the sort.”
- 日本語: 「そういう類いのもの」
“or anything along those lines”
- 日本語: 「それに近いようなもの」
- 例: “I’m not asking for money or anything along those lines.”
- 日本語: 「それに近いようなもの」
“ask for advice or anything”
- 日本語: 「アドバイス的なものを求める」
- 例: “Feel free to ask for advice or anything.”
- 日本語: 「アドバイス的なものを求める」
“no complaints or anything”
- 日本語: 「不満があるわけじゃない」
- 例: “I have no complaints or anything, but could we discuss this?”
- 日本語: 「不満があるわけじゃない」
- “or” は古英語 “oþþe” に由来し、選択や追加を示す接続詞です。
- “anything” は “any” + “thing” の組み合わせで、「どんな物でも」という意味。また、否定や疑問文で用いられると “something” より幅広い可能性を示唆します。
- 感情的な響き: 「強い主張ではない」「そこまで深刻ではない」といった控えめ、もしくはさりげない印象を与えることが多いです。
- 使用シーン: カジュアルな会話で最もよく使われ、フォーマルな文章ではあまり見かけません。
- 文法上のポイント:
- “or anything” は文末に付け加えて使われることが多いです。
- 主に否定文 (I didn’t …, I’m not …) や疑問文 (Do you want …, Are you looking for …?) で用いられ、ニュアンスを和らげたり細かい追加をほのめかす働きをします。
- “or anything” は文末に付け加えて使われることが多いです。
- 構文の例:
- 否定文+“or anything” → “He’s not upset or anything.”
- 疑問文+“or anything” → “Do you need a ride or anything?”
- “I didn’t mean (to) … or anything” → 「そんなつもりじゃないんだけど」
- 否定文+“or anything” → “He’s not upset or anything.”
- フォーマル/カジュアル: カジュアルな口語表現。ビジネス文書など、フォーマルな場面ではあまり使いません。
- “I’m not hungry or anything, but I could eat a snack.”
- 「お腹が空いてるわけじゃないけど、軽く何か食べてもいいかな。」
- “Do you need a jacket or anything before we go?”
- 「出かける前にジャケットとか何か必要?」
- “He wasn’t mad or anything, just a bit stressed out.”
- 「彼、怒ってたわけじゃないよ。ただちょっとストレスがたまってただけ。」
- “I’m not suggesting a major change or anything, but maybe we can tweak the design.”
- 「大きな変更を求めてるわけじゃないんですが、デザインを少し調整できるかもしれません。」
- “Let me know if you need additional data or anything else for the report.”
- 「レポート用に追加のデータとか何かが必要なら教えてください。」
- “I don’t want to rush you or anything, but could we get an update by Friday?”
- 「急かすわけじゃないんですが、金曜日までに進捗を教えていただけますか?」
- “I’m not claiming definitive proof or anything, but the data suggests a strong correlation.”
- 「断定的な証拠だと言ってるわけではないですが、そのデータは強い相関を示しています。」
- “Feel free to interrupt me or anything if you have questions during the presentation.”
- 「プレゼン中に質問があれば、発言や何かで気軽に中断していただいて大丈夫です。」
- “I don’t mean to contradict your findings or anything, but I’d like to propose an alternative viewpoint.”
- 「あなたの研究結果に反論するつもりはないのですが、代わりの視点を提示したいと思います。」
- “or something”
- 「…とか何か」
- より曖昧に「何かあるかもしれない」のニュアンス。
- 例: “Do you want a soda or something?”
- 「…とか何か」
- “or whatever”
- 「…とか何でも」
- “whatever” は 「何でも」「どうでも」という響きがあり、よりカジュアル感が強い。
- 「…とか何でも」
- “or anything like that”
- “or anything” よりも “like that” を付けることで、「そういった類いのもの」を強調。
- “or anything” よりも “like that” を付けることで、「そういった類いのもの」を強調。
- “or else”
- 「さもないと」「他に…ないと」
- 意味合いが変わるので注意が必要。
- 「さもないと」「他に…ないと」
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈɛniθɪŋ/ または /ər ˈɛniθɪŋ/(“or” は弱く発音されがち)
- イギリス英語: /ɔː ˈenɪθɪŋ/
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈɛniθɪŋ/ または /ər ˈɛniθɪŋ/(“or” は弱く発音されがち)
- アクセント:
- “or” は文章中では弱く発音されることが多い。
- “anything” の第一音節 “en” に強勢が置かれます (EN-i-thing)。
- “or” は文章中では弱く発音されることが多い。
- よくある間違い:
- “anything” の /θɪŋ/ の部分を /tɪn/ や /θɪn/ と発音しないように注意。
- スペルミス: “anything” の “y” を抜かしたり、 “anithing” としないようにする。
- 同音異義語との混同: “anything” と “nothing,” “something” を取り違えると意味が大きく変わるので要注意。
- 使いすぎ: “or anything” はカジュアルな表現なので、ビジネス文脈やフォーマルな書き言葉には適さない場合が多い。
- 資格試験: TOEIC や英検のリスニングパートで、相手の申し出をやんわり断るフレーズとして “or anything” が登場することがあるので、聞き取れるようにしておくと良いです。
- “or anything” は「何かほかにある?」という手広い余裕を見せる響きをイメージすると覚えやすいです。
- 「曖昧に広げる表現」と頭に入れておけば、日常会話の中で “Do you want some water or anything?” のように自然に出てきやすくなります。
- また、否定文で使う “I’m not angry or anything.” も「本当に怒ってるわけじゃない。一切そんなことない」という柔らかい否定の仕方だと考えるとイメージしやすいです。
- 英語での意味: A long time prior to something else (何かが起こるよりもずっと前に)
- 日本語での意味: 「ずっと前に」「~よりはるか前に」
- たとえば「Long before I was born, this house had been here.(私が生まれるずっと前からこの家は存在していました)」のように、「ある出来事よりも大分前から」というニュアンスを伝えるときに使う表現です。
- 実際の会話や文章の中で、時系列を強調して述べたいときに自然に出てくる表現です。中上級の英語学習者が理解しやすい表現ですが、使いこなすにはやや慣れが必要です。
- Long before we noticed, the game had already started.
- Long before I moved here, this city was much smaller.
「long」単体で形容詞や副詞として使用可能です。
- 形容詞: “This is a long journey.”(これは長い旅です)
- 副詞: “That didn’t take long.”(それは長い時間かからなかった)
- 形容詞: “This is a long journey.”(これは長い旅です)
「before」単体で前置詞・接続詞・副詞として使用可能です。
- 前置詞: “before sunrise”(日の出前)
- 接続詞: “Finish your work before you go out.”(外出する前に仕事を終わらせなさい)
- 副詞: “I’ve seen him before.”(以前に彼を見たことがある)
- 前置詞: “before sunrise”(日の出前)
- long(形容詞/副詞): 「長い」「長く」
- before(前置詞/接続詞/副詞): 「~の前」
の組み合わせで、「~の前だけれどもかなり前」という意味を強調する表現となります。 - beforehand: 「前もって、事前に」
- previously: 「以前に」
- earlier: 「より早い時に」
- long before dawn (夜明けよりずっと前)
- long before the event (その出来事のずっと前)
- long before we realized (私たちが気づくよりずっと前)
- long before that day came (その日が来るずっと前)
- long before I was ready (私が準備できるずっと前)
- long before the deadline (締め切りよりずっと前)
- long before the sun rose (日が昇るずっと前)
- long before it was discovered (それが発見されるずっと前)
- long before they understood (彼らが理解するずっと前)
- long before you imagine (あなたが想像するよりずっと前)
- long は古英語の “lang,” “long” から来ており、「引き伸ばされた距離や時間」を表します。
- before は古英語 “beforan” から来ています。
- 「long before」は、もともと「単に“before(前)」というより時間的に大きく隔たりがある」ことを強調するフレーズです。
- 「before」だけだと単に「前に」という意味ですが、「long before」にすることで「ずっと前」「はるか前」と、より強調します。
- フォーマルな文章でも、話し言葉でも比較的よく使われますが、文章語的に少し強調したいニュアンスを出すときに用いられることが多いです。
接続詞(あるいは副詞句)として long before + 主語 + 動詞 の形で使い、主節よりも前の時点を強調します。
- Long before I met him, I had heard many stories about his adventures.
- Long before I met him, I had heard many stories about his adventures.
文の最初だけでなく、文中や文末に置くことも可能ですが、接続詞として使う場合は通常、従属節の先頭に置きます。
「before」と「after」のように、時系列を示す接続詞の一種なので、主に過去や未来の時制を語るときに使われるケースが多いです。
Long before we actually met in person, we had been chatting online.
- (実際に会うずっと前から、私たちはオンラインでやりとりしていたんだ。)
I started cooking long before you woke up.
- (あなたが起きるずっと前から料理を始めていたよ。)
They left long before the party ended.
- (彼らはパーティが終わるずっと前に帰ってしまった。)
The company had finalized its strategy long before the competitors even noticed the market trend.
- (競合他社が市場のトレンドに気づくずっと前に、その会社は戦略を確定していた。)
Long before the official announcement, we prepared a contingency plan.
- (公式発表のずっと前に、私たちは緊急時対応の計画を立てていました。)
We need to secure funding long before the next fiscal year begins.
- (次の会計年度が始まるずっと前に、資金を確保する必要があります。)
Long before the theory was established, researchers had hinted at similar patterns.
- (その理論が確立されるずっと前から、研究者たちは類似のパターンを示唆していた。)
Evidence shows that this phenomenon existed long before recorded history.
- (記録された歴史よりずっと前から、この現象が存在していたという証拠がある。)
Long before the scientific community accepted the data, numerous experiments demonstrated the same results.
- (科学界がそのデータを受け入れるずっと前から、多くの実験が同じ結果を示していた。)
- long ago(ずっと前に)
- 「long before」は「何かよりも前」という比較のニュアンスがありますが、「long ago」は単に昔という意味を表します。
- 「long before」は「何かよりも前」という比較のニュアンスがありますが、「long ago」は単に昔という意味を表します。
- well before(かなり前に)
- 「well before」は期間こそ強調されるものの「long before」ほどの強いニュアンスではない場合があります。
- 「well before」は期間こそ強調されるものの「long before」ほどの強いニュアンスではない場合があります。
- way before(はるか前に)
- 「way before」はくだけた、口語的な表現で、カジュアルな場面で「ずっと前に」と言うときに使います。
- long after(~のずっと後に)
- 「long before」とは反対の事柄として「ずっと後に」という意味を持ちます。
- 発音記号(IPA): /lɔːŋ bɪˈfɔːr/ (イギリス英語), /lɔːŋ bɪˈfɔːr/ or /lɑːŋ bɪˈfɔːr/ (アメリカ英語)
- アクセントは「long」の [ɔːŋ](または [ɑːŋ]) 音と、続く「be*fore」の *-fore** がやや強調されます。
- [long] の末尾 “ng” 音 /ŋ/ をくっきり発音し、[before] の [r] をアメリカ英語ではしっかり巻き舌気味に発音します。
- よくある間違いとして、[long] の “o” の母音を短く [lɒŋ] としてしまう、または “before” を [bəfɔr] のように短く発音してしまうケースがあります。
- 「long before」は一つのかたまりとして覚えましょう。「before long」とは意味が逆転します。
- “before long” は「まもなく」の意味なので全く違います。
- “before long” は「まもなく」の意味なので全く違います。
- 「long」か「before」どちらかだけを使うと強調が弱まるので、意味の強さに応じて使い分けましょう。
- TOEICや英検などの試験では、時制や接続詞に関する問題で「long before」の誤用や混同に注意が必要です。たとえば「before long」と勘違いしてしまうなど、出題の可能性があります。
- 「ロング(すごく長い)+ビフォー(前)」とイメージして、「はるか昔・ずっと前」というニュアンスで覚えましょう。
- 「before long(まもなく)」と正反対なので、語順を混同しないように “LONG BEFORE = ずっと前” と “BEFORE LONG = まもなく” のセットで暗記すると良いです。
- 文章の流れで、時間の差をぐっと強調したいときに使える便利なフレーズなので、エッセイやスピーチなどでも活用できます。
- touch (名詞)
- 単数形: touch
- 複数形: touches
- 単数形: touch
- touch (動詞)
- 三人称単数現在形: touches
- 過去形・過去分詞形: touched
- 現在分詞形: touching
- 三人称単数現在形: touches
- 形容詞形: “touchy” (厄介な、敏感な) など
- 過去分詞形: “touched” (感動した などの意味で形容詞的に使われる)
- touch: 触れる、接触する感覚や「少量」という意味での名詞。
- of: 所有や部分を示す前置詞。
- to touch (動詞): 触れる/接する
- untouched (形容詞): 手つかずの
- touchy (形容詞): 敏感な、扱いに注意が必要な
- a touch of color
- (ほんの少しの色味)
- (ほんの少しの色味)
- a touch of humor
- (少しのユーモア)
- (少しのユーモア)
- a touch of mystery
- (わずかな神秘さ)
- (わずかな神秘さ)
- a touch of class
- (上品さの一端)
- (上品さの一端)
- a touch of irony
- (皮肉のニュアンス)
- (皮肉のニュアンス)
- a touch of sadness
- (少しの悲しみ)
- (少しの悲しみ)
- a touch of cold
- (少し風邪気味/体の冷え)
- (少し風邪気味/体の冷え)
- a touch of guilt
- (わずかな罪悪感)
- (わずかな罪悪感)
- a touch of elegance
- (エレガンスさのひと味)
- (エレガンスさのひと味)
- a touch of sweetness
- (ほんの少しの甘さ)
- 語源: “touch” は古フランス語の “touchier” に由来し、「触れる、当たる」という意味を持ちます。そこから「書物上で触れること」「影響を少し及ぼすこと」というニュアンスが加わり、現在の「少しの量」を表す使い方にも広がっています。
- ニュアンス: 「微妙な程度」「控えめな量」を表すため、あまり大げさにせずやんわりと何かを示唆したいときに使う表現です。
- カジュアル/フォーマル: あまり硬い表現ではなく、どちらかというとカジュアルから中程度のフォーマルまで幅広く使えます。
- 感情的な響き: 「ほんの少しだけ〜がある」という意味なので、ポジティブな文脈でも否定的な文脈でも比較的中性の響きを持ちます。
- “a touch of + [名詞]”: 「わずかな〜」「〜のひと味」という定番構文
- 可算/不可算: “touch” は もともと可算名詞ですが、ここでは「比喩的な1単位」のような扱いで “a touch of” として使われます。
- 他動詞・自動詞の使い分け(動詞 “touch” の場合):
- 他動詞: “touch the screen”
- 自動詞: ほとんどの場合は他動詞として使われ、単独で使う自動詞例は限定的です(文脈によって “Don’t touch!” のように目的語が省略される場面はありますが実質他動詞の省略形)。
- 他動詞: “touch the screen”
- “I like to add a touch of cinnamon to my coffee.”
- 「コーヒーにシナモンを少し加えるのが好きなんだ。」
- “She’s always got a touch of humor in her stories.”
- 「彼女の話にはいつも少しユーモアがあるんだよね。」
- “I’m feeling a touch of nostalgia looking at these photos.”
- 「これらの写真を見ていると懐かしい気持ちでいっぱいになるよ。」
- “Our presentation needs a touch of creativity to stand out.”
- 「私たちのプレゼンには目立たせるためにもう少しクリエイティブさが必要だ。」
- “Could we add a touch of formality to this proposal?”
- 「この提案書にもう少し格式を加えることはできませんか?」
- “We need a touch of data to support our argument.”
- 「私たちの主張を裏付けるデータを少し用意する必要があります。」
- “There is a touch of uncertainty in the experimental results.”
- 「その実験結果にはわずかな不確定要素がある。」
- “A touch of skepticism can lead to more rigorous testing.”
- 「少しばかりの懐疑心はより厳密なテストにつながる可能性がある。」
- “This theory introduces a touch of complexity to the standard model.”
- 「この理論は標準モデルにわずかな複雑性をもたらしている。」
- a hint of
- 日本語訳: 「ほのかな・わずかな」
- ニュアンス: “touch of” とほぼ同じように、軽微な量を示す。
- 日本語訳: 「ほのかな・わずかな」
- a trace of
- 日本語訳: 「かすかな痕跡」
- ニュアンス: さらに微量なニュアンスが強い。
- 日本語訳: 「かすかな痕跡」
- a bit of
- 日本語訳: 「ちょっとした」
- ニュアンス: 口語で使いやすく、砕けた印象。
- 日本語訳: 「ちょっとした」
- a dash of
- 日本語訳: 「(料理などに)少量スパイスなどを振りかける」
- ニュアンス: 特に料理や調味料、飲み物にちょっと加えるイメージ。
- 日本語訳: 「(料理などに)少量スパイスなどを振りかける」
- a sprinkle of
- 日本語訳: 「ふりかける程度の」
- ニュアンス: 料理や粉物など、「振りかける」動作を強調。
- 日本語訳: 「ふりかける程度の」
- touch の発音 (IPA): /tʌtʃ/
- アメリカ英語 (米音): /tʌtʃ/ (短い “u” の発音)
- イギリス英語 (英音): /tʌtʃ/ (同じく短い “u” の発音)
- アメリカ英語 (米音): /tʌtʃ/ (短い “u” の発音)
- アクセント: 一音節語なので、明確な強勢は “touch” の1音節にあります。
- よくある間違い: “u” を長音 /uː/(「トゥーチ」のように)と誤って発音してしまうことが多いです。正しくは短い母音 /ʌ/ となります。
- スペルミス: “touch” は “tou_c_h” で、 “tuch” や “touche”(フランス語だと「トゥシェ」)などと間違わないようにしましょう。
- 同音異義語の混同: “touch” と同音の単語はありませんが、
tough
(/tʌf/, 意味:「タフな」) などとスペリングで間違えがちです。 - 試験対策: TOEIC、英検などのリーディングセクションで “a touch of” が「わずかな」ニュアンスで出題される場合があります。またリスニングでは背景知識として知っているとわかりやすい表現です。
- 「ちょっとだけ“タッチ”された→少しだけ付け加えられた・含まれた」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 発音のポイント: “touch” は “タッチ” とカタカナっぽく発音しても大きな違和感はありませんが、母音を /ʌ/ で意識しておくと自然に聞こえます。
- 勉強テクニック: 類似表現 “a hint of” や “a bit of” もセットで覚えておくと、言い換えができるようになり、表現の幅が広がります。
- 単数: point of view
- 複数: points of view
- “view” (名詞・動詞): 「見方(名詞)」「見る(動詞)」
- “viewpoint” (名詞): 「観点」 -> “point of view”とほぼ同義ですが、単語が一語化されたものです。
- B2(中上級)
よく使われる表現ですが、抽象的なトピックでの意見を述べる場面でよく登場するため、一般的な会話というよりは少しレベルの高いディスカッションやエッセイなどで頻出します。 - point: 「点」「要点」などを表す語
- of: 所有・所属・部分などを示す前置詞
- view: 「視野」「視界」「見ること」などを示す語
- viewpoint: 意味はほぼ同じ。
- standpoint: 「立場」という意味合いが強い、ややフォーマルより。
- from a different point of view
- 別の視点から
- 別の視点から
- share one’s point of view
- (人)の視点を共有する
- (人)の視点を共有する
- consider all points of view
- あらゆる視点を考慮する
- あらゆる視点を考慮する
- a historical point of view
- 歴史的観点
- 歴史的観点
- a fresh point of view
- 新鮮な視点
- 新鮮な視点
- a neutral point of view
- 中立的な視点
- 中立的な視点
- a personal point of view
- 個人的な視点
- 個人的な視点
- clash of points of view
- 視点(意見)の衝突
- 視点(意見)の衝突
- from a purely objective point of view
- 完全に客観的な視点から
- 完全に客観的な視点から
- shift one’s point of view
- 視点を変える
- point: ラテン語の “punctum”(点)に由来し、フランス語を経由して英語に入った語。
- view: ラテン語の “vidēre”(見る)が起源で、古フランス語 “veue” となり英語に入った語。
- 個人的な意見(opinion)よりも「見ている位置」「視野の取り方」に焦点があるため、客観・主観に関わらず、どの立場から言っているのかを明示する表現。
- 日常会話だけでなく、ビジネスや学術的場面でも使う汎用性の高いフレーズ。
- 形式的・口語的どちらもOKだが、正式な文章では“from my point of view”のように前置詞と併用されることが多い。
- 可算名詞として扱われ、単数形・複数形が存在する(point of view / points of view)。
- “from (someone’s) point of view” として、「(人)の視点から見て」という構文が最も一般的。
- “in my point of view” と表現されることもありますが、やや不自然になる場合が多く、”from”の方が一般的。
- from a/one’s point of view: 「~の視点から見ると」
- it depends on your point of view: 「それはあなたの視点(見方)次第だ」
- in terms of points of view: 「観点の面では」
- From my point of view, this movie is a bit too long, but still entertaining.
- (私の視点からすると、この映画は少し長すぎるけど、面白いよ。)
- (私の視点からすると、この映画は少し長すぎるけど、面白いよ。)
- I understand your point of view, but I still disagree.
- (あなたの視点はわかるけど、私はやっぱり反対です。)
- (あなたの視点はわかるけど、私はやっぱり反対です。)
- Let’s see the issue from another point of view to find a better solution.
- (もっと良い解決策を見つけるために、別の視点から問題を見てみよう。)
- From a customer’s point of view, the product should be more user-friendly.
- (顧客の視点からすると、この製品はもっと使いやすい方がいいでしょう。)
- (顧客の視点からすると、この製品はもっと使いやすい方がいいでしょう。)
- We need to consider all points of view before finalizing the project plan.
- (プロジェクト計画を確定する前に、あらゆる視点を考慮する必要があります。)
- (プロジェクト計画を確定する前に、あらゆる視点を考慮する必要があります。)
- Could you share your point of view on our new marketing strategy?
- (私たちの新しいマーケティング戦略について、あなたの視点を教えていただけますか?)
- From a historical point of view, this event significantly shaped modern society.
- (歴史的観点から見ると、この出来事は現代社会を大きく形成しました。)
- (歴史的観点から見ると、この出来事は現代社会を大きく形成しました。)
- Researchers need to adopt a neutral point of view when analyzing the data.
- (データを分析する際は、中立的な視点を採用する必要があります。)
- (データを分析する際は、中立的な視点を採用する必要があります。)
- This theory has been challenged from various points of view in recent studies.
- (この理論は、最近の研究でさまざまな視点から異議が唱えられています。)
- perspective(視点・観点)
- “point of view”とほぼ同程度に使えるが、やや文学的なニュアンスや専門的な文脈で多用。
- “point of view”とほぼ同程度に使えるが、やや文学的なニュアンスや専門的な文脈で多用。
- viewpoint(観点)
- 「何かを見ている視点」という意味では“point of view”とほぼ同義。
- 「何かを見ている視点」という意味では“point of view”とほぼ同義。
- standpoint(立場)
- 個人の「立場」や「根拠となる位置づけ」を強調する際に用いられる。
- 個人の「立場」や「根拠となる位置づけ」を強調する際に用いられる。
- angle(視点・観点)
- 口語的に使われる。「~の切り口」ぐらいのニュアンス。
- common ground(共通認識)
- 個々の違う視点の対極として、皆が共有できる観点や立場を指す場合に使われる。
- point of view: /pɔɪnt əv vjuː/
- アメリカ英語: [pɔɪnt əv vjuː](「ポイントァヴ ヴュー」)
- イギリス英語: [pɔɪnt ɒv vjuː](「ポイントォヴ ヴュー」)
- アメリカ英語: [pɔɪnt əv vjuː](「ポイントァヴ ヴュー」)
- “point”の“pɔɪnt”と“view”の“vjuː”の部分をしっかり発音し、“of”は弱めに発音されることが多いです。
- “point”の最後を「ポイントゥ」のように強く伸ばす
- “of”を “ov” や “off” などと誤って発音する
- “view”の「v」音が曖昧になり「ビュー」に近くなる
- スペルミス: そもそも“point of view”は三つの単語からなる表現だが、続けて “pointofview” などと誤記する。
- “in my point of view” と言うこともあるが、一般的には “from my point of view” と表現する方が自然。
- “point of view”を「意見」(opinion) と完全に同じと捉えるのは誤り。視点・立場を表す場合は “point of view” がより適切。
- ビジネス英語やアカデミック英語のライティング(TOEIC、IELTS、英検など)で頻出。
- 主張を述べるエッセイで“From my point of view,”と書き出すと、論理的な文章構成に見えやすい。
- “point” -> 「点」
- “view” -> 「見る」
- 「見る点=視点」とイメージすると覚えやすい。
- “しかし、人それぞれ見る位置が違う”と想像すると、多様な “point of view” を意識できる。
- 簡単な単語を組み合わせていますが、イディオムとしてやや上級レベルの理解が必要です。
- 例えば大切な人の好意や、生活環境などを当然のように思ってしまうときに使われる表現です。
- 「いつでもあるもの」「いつもしてもらえるもの」と思って感謝や意識が足りないニュアンスを含みます。
- 現在形: take for granted
- 過去形: took for granted
- 過去分詞形: taken for granted
- taken for granted(形容詞的に使われることがある)
例: “Her kindness is often taken for granted.”(彼女の優しさはしばしば当然のことと思われる) - grant(動詞):認める、与える
例: “The committee granted permission.”(委員会は許可を与えた) - take(動詞) + for(前置詞) + granted(過去分詞形 / 形容詞的用法)
- “grant” は「与える・許可する」という動詞で、過去分詞が “granted” となっています。
- “for granted” は、イディオムとしてまとまった意味を持ち、「(何かを)当たり前のものとして扱う」というニュアンスを作り出します。
- “grant” は「与える・許可する」という動詞で、過去分詞が “granted” となっています。
- grant(動詞/名詞)
- granted(過去分詞 / 接続詞的に “Granted(that)...” として「たしかに~だけど」という意味でも使われる)
- “take someone’s kindness for granted”
(誰かの優しさを当然のことと思う) - “take health for granted”
(健康を当然のものとみなす) - “We shouldn’t take it for granted”
(それを当然だと思うべきではない) - “take nothing for granted”
(何事も当たり前と考えない) - “stop taking everything for granted”
(全てを当たり前だと思うのをやめる) - “take the availability for granted”
(利用可能であることを当然視する) - “avoid taking people around you for granted”
(周りの人を当たり前に思うことを避ける) - “I used to take my freedom for granted”
(かつては自由を当たり前と思っていた) - “he was taken for granted at work”
(彼の存在は職場で当然のように扱われていた) - “never take success for granted”
(成功を決して当然のものと考えない) - “grant” はラテン語の “credere(信じる)” や古フランス語の “graanter(認める、保証する)” に由来し、英語では「許可する、認める、与える」といった意味で使われるようになりました。
- “take for granted” は「許可された状態、既に保証された状態として受け取る」という意味合いから、転じて「当然扱う」ニュアンスが生まれたと考えられます。
- 「当然視する」というやや否定的・反省的な響きを持つ場合が多いです。
- カジュアルにもフォーマルにも使えますが、感謝や意識不足を指摘する文脈で使われることが多いです。
- 句動詞/イディオムとして用いられ、間に他の語(例: 目的語)が入ることはありません。
例: “take (someone/something) for granted” - “take” は他動詞なので、後ろに目的語がきます。その目的語が「当然視されている対象」です。
- “for granted” は不可分のフレーズとしてセットで使われます。
- “He takes everything for granted.”
- “Don’t take your privileges for granted.”
- “It’s easy to take these benefits for granted.”
- どちらの文脈でも用いられます。
- 書き言葉・話し言葉ともに頻出。
- ビジネスや学術の場面でも、物事を軽視する意味でしばしば使われます。
- “I used to take my parents’ support for granted, but now I realize how lucky I was.”
(両親のサポートを当然だと思っていたけど、いまは自分がどれだけ幸運だったか気づいたよ。) - “You shouldn’t take your friends for granted. Show them you appreciate them.”
(友達を当たり前の存在だと思うべきじゃないよ。感謝していることを伝えなきゃ。) - “Let’s not take this sunny weather for granted. Let’s go outside!”
(この晴れた天気を当然と思わずに、外に出ようよ!) - “We often take our clients for granted. It’s time to improve our communication.”
(私たちはしばしば顧客を当たり前の存在だと考えがちです。コミュニケーションを改善するときです。) - “Don’t take the resources for granted; we must manage them efficiently.”
(リソースを当たり前のものだと思わずに、効率的に管理しなければなりません。) - “Companies shouldn’t take their employees’ dedication for granted.”
(企業は従業員の献身を当然のことと見なすべきではありません。) - “Researchers must not take these initial findings for granted; further investigation is necessary.”
(研究者はこれらの初期的な発見を当然だとみなしてはいけません。さらなる調査が必要です。) - “It is crucial not to take the validity of this hypothesis for granted.”
(この仮説の妥当性を当然視しないことが非常に重要です。) - “We shouldn’t take the peer-review process for granted as it ensures academic integrity.”
(学術の完全性を担保するため、査読プロセスを当然のものと思うべきではありません。) - assume(想定する)
- “assume” は単に「~だと仮定する、思い込む」の意味。
- “take for granted” は「感謝の気持ちや考慮を省いて当然と思う」要素を含む点で少し強い。
- “assume” は単に「~だと仮定する、思い込む」の意味。
- presume(推定する)
- “presume” も論理的・状況的に「~と思う」意味。
- “take for granted” ほど感覚的な「当然視」のニュアンスは薄い。
- “presume” も論理的・状況的に「~と思う」意味。
- underestimate(過小評価する)
- “underestimate” は「本来の価値や程度を低く見る」。
- “take for granted” は「当たり前に捉える」点で、価値が見落とされるという類似があります。
- “underestimate” は「本来の価値や程度を低く見る」。
- overlook(見落とす)
- “overlook” は無意識に見過ごす場合に使う。
- “take for granted” は「意識が至らない」ことにも注意を向け、価値に対して無頓着な感覚。
- “overlook” は無意識に見過ごす場合に使う。
- appreciate(感謝する/真価を認める)
- “take for granted” の反意語として、相手や物事の価値を認める・感謝する意味をもつ。
- IPA:
- アメリカ英語: /teɪk fər ˈɡræntɪd/ (“for” は弱音化して /fər/ や /fr̩/)
- イギリス英語: /teɪk fə ˈɡrɑːntɪd/ (“grant” 部分を /ɡrɑːnt/ と発音)
- アメリカ英語: /teɪk fər ˈɡræntɪd/ (“for” は弱音化して /fər/ や /fr̩/)
- “take” の “テイク” ははっきりと /teɪk/。
- “for” は文中で弱まることが多い。
- “granted” の “gran-” 部分にアクセント。アメリカ英語では /ˈɡræntɪd/、イギリス英語では /ˈɡrɑːntɪd/ の違いがある。
- “granted” の /t/ を弱く発音する場合が多く、”gran-id” のように聞こえる場合もある。
- “take it for granted” と言うところを “take for it granted” のように語順を間違えるケースがある。
- “take for granted” がひとかたまりのイディオムであるため、間に他の語を挟まないことが重要。
- “grant it” と誤って書いてしまうスペルミスや混同に注意する。
- TOEICや英検の読解パートで、「当然視する」「感謝しないで受け止める」の文脈で出題されやすい。
- “take for granted” → “grant(ed) = 許可されて当たり前になっている状態” とイメージすると覚えやすいです。
- 「当然のこととして“受け取る(take)”」という絵を想像すると定着しやすいでしょう。
- 「ありがたみを感じずにパッと手に取っている」イメージを持つと、ニュアンスもつかみやすくなります。
- 英語: “if so” = “if that is the case”
- 日本語: “もしそうであれば”
- フレーズ(副詞句/接続句的表現)
- 活用形はなく、常に “if so” の形で使われます。
- 「if」自体は接続詞(conjunction)で、「so」は副詞(adverb)や接続副詞としても使われます。ただし、“if so” はあくまで一定の形で使う慣用的フレーズで、時制や形などは変化しません。
- 目安: A2〜B1(初級〜中級)
- A2(初級): 簡単な日常会話や文章で条件表現を学び始める段階
- B1(中級): 比較的自然に条件表現を使いこなせるようになる段階
- A2(初級): 簡単な日常会話や文章で条件表現を学び始める段階
- “if” = 「もし~ならば」という条件を示す接続詞
- “so” = 「そうである、その通り」という意味の副詞
- “if not” 「そうでないなら」
- “if so, then…” 「もしそうなら、それなら…」
- “If so, please let me know.”
(もしそうなら、教えてください。) - “If so, I’ll handle it differently.”
(もしそうなら、私は違うやり方で対処します。) - “If so, we need to proceed carefully.”
(もしそうなら、慎重に進める必要があります。) - “If so, thank you for your cooperation.”
(もしそうなら、ご協力ありがとうございます。) - “If so, could you confirm the details?”
(もしそうなら、詳細を確認していただけますか?) - “If so, please keep me posted.”
(もしそうなら、知らせてください〔状況を報告してください〕。) - “If so, you should consult a specialist.”
(もしそうなら、専門家に相談するべきです。) - “If so, I might reconsider my plan.”
(もしそうなら、私の計画を再考するかもしれません。) - “If so, we might be on the wrong track.”
(もしそうなら、私たちは間違った方向に進んでいるかもしれません。) - “If so, we’ll reschedule.”
(もしそうなら、予定を再調整します。) - “if” は古英語 “gif” にさかのぼり、条件を表す接続詞です。
- “so” は古英語 “swa” に由来し、「そのように」「そう」という意味を持ちます。
- 英語の歴史とともに短く洗練された表現として “if so” が定着しています。
- 前提や状況を受けて「もしそうならば」という条件を提示するフレーズ。
- 文章でも会話でも使われ、ややフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも自然に用いられます。
- “if so” は文頭・文中・文末のどこに置いても、文全体に対し「もしそうならば」という条件を付与します。
- 口語的にも書き言葉的にも使用されますが、ビジネスメールやフォーマルな文書でも違和感なく使える便利な表現です。
- “if so” の前にコンマを置くことで挿入句的に使うのが一般的です。
- “It might rain tomorrow. If so, we should cancel the picnic.”
(明日は雨が降るかもしれない。もしそうなら、ピクニックは中止にすべきだ。) - “He may be late. If so, we’ll start without him.”
(彼は遅れるかもしれない。もしそうなら、彼なしで始めます。) “Will you be free on Saturday? If so, let’s go hiking.”
(土曜日は空いてる? もし空いてるならハイキングに行こうよ。)“Are you tired? If so, we can take a break.”
(疲れてる? もしそうなら、休憩してもいいよ。)“Did you forget your wallet? If so, I can lend you some money.”
(財布を忘れたの? もしそうなら、お金を貸せるよ。)“The client requested a new proposal. If so, we need to revise the budget.”
(クライアントが新しい提案を求めてきています。もしそうなら、予算を見直す必要があります。)“We might have an urgent meeting this afternoon. If so, please prepare the slides.”
(今日の午後に緊急会議があるかもしれません。もしそうなら、スライドを準備してください。)“Is the project behind schedule? If so, we must inform management immediately.”
(プロジェクトはスケジュールより遅れているのですか? もしそうなら、すぐに経営陣に報告しなければなりません。)“The data suggests a correlation between the two variables. If so, further analysis is required.”
(データはこの2つの変数間に相関を示唆しています。もしそうなら、さらなる分析が必要です。)“We hypothesize that the drug could reduce inflammation. If so, it would be a major breakthrough.”
(その薬は炎症を緩和する可能性があると仮説を立てています。もしそうなら、大きな進歩となるでしょう。)“They claim the theory is obsolete. If so, we should revisit our fundamental assumptions.”
(彼らはこの理論が時代遅れだと主張しています。もしそうなら、我々の基本的な仮定を見直す必要があります。)- “if that’s the case”
- 「もしそういうことなら」
- “if so” よりややフォーマル・丁寧な響き
- 「もしそういうことなら」
- “should that be the case”
- 「もしそういうことであれば」
- 非常にフォーマルなニュアンス
- 「もしそういうことであれば」
- “if it is true”
- 「もしそれが真実なら」
- 事実ベースで確認を強調したいときに使われる
- 「もしそれが真実なら」
- “if not” 「もしそうでないなら」
- “If so” の逆の状況を表す表現。
- 例: “Are you available? If not, just let me know.”
- “If so” の逆の状況を表す表現。
- アメリカ英語: /ɪf soʊ/
- イギリス英語: /ɪf səʊ/
- 強勢は “if” と “so” の両方がほぼ同じくらい軽く発音されることが多いですが、話し手によって “so” にややアクセントを置くことがあります。
- よくある間違いとして、早口で「イフソー」のように発音してしまうことがありますが、自然な英語では “if so” と間を意識して発音すると通じやすいです。
- スペルミスはあまり起こりませんが、文中でピリオドやコンマの位置を間違えることがあります。
- “if so” を “if so that” などと不必要に伸ばさないよう注意してください。
- TOEICや英検などの試験でも、文脈を判断する問題で “if so” が出る場合があります。「前文の内容が真実/成立する」という条件を表すことを理解しておくと解きやすくなります。
- “if” + “so” の組み合わせで「もしそうならば」と覚えるとシンプルです。
- 会話や文章の中で、前の内容を受けてすばやく条件を示すのに便利なフレーズだとイメージすると記憶しやすいです。
- 勉強テクニックとしては、実際に日常会話で “If so, …” と言い始めるクセをつけることで定着させるのがおすすめです。
(phrasal verb) 「to begin or start doing something, especially with energy or vigor」
「何かを熱心に(または勢いよく)始める」という意味です。たとえば「作業にすぐ取りかかる」といった場面で使われます。
「Let’s set to work on this project.(このプロジェクトにとりかかろう)」のようなニュアンスです。(noun: set-to) 「an argument or a brief fight」
「口論」や「小競り合い」という意味で使われることがあります。
「They had a little set-to yesterday.(彼らは昨日ちょっとした口論があった)」のような場面で使われます。- set to, setting to, set to
→ 動詞set
が変化しないため、過去形/過去分詞形もset
です。
→ ただし「set to」で一続きの句動詞として扱われ、setting to
なども会話では使われる場合があります。例:「They are setting to work right now.」 - set (動詞): 「~を置く」「設定する」「整える」など多義語
- set (名詞): 「一式」「セット」 など
- set (形容詞): 「固まった」「決まった」「所定の」など
- set-to (名詞): 口論、小競り合い
- 接頭語: なし
- 語幹: set
- 副詞/前置詞: to
- setback: 挫折、後退
- set about: ~に取りかかる
- outset: 始まり、発端
- setting: 背景、設定
- set to work → 仕事に着手する
- set to task → 課題に取りかかる
- set to cooking → 料理(調理)を始める
- set to cleaning → 掃除を開始する
- set to writing → 執筆を始める
- quick set-to → 短い言い合い/小競り合い
- serious set-to → 深刻な口論
- set to some music → 音楽に合わせて何か(ダンス・運動など)を始める
- set to a deadline → 期限に向けて取りかかる
- set to a tasklist → タスクリスト(やることリスト)に着手する
- 語源: 「set」は古英語の「settan」に由来し、「to」は方向や目的を表す前置詞。合わせることで「何かに向かって着手する・向かう」というニュアンスを生み出します。
- 歴史的背景: 古くから “to set to work” のような表現が使われ、特に農作業や工事のように「勢いよく作業を始める」状況を示す言い回しでした。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 口語的な文脈で、「勢いよく始める」ポジティブなイメージがあります。
- 「set-to(口論)」としては、あまりフォーマルではない会話寄りの表現です。公的文章ではあまり使われません。
- 口語的な文脈で、「勢いよく始める」ポジティブなイメージがあります。
- 句動詞 (phrasal verb): 「set + to + (動名詞/名詞)」の形で使われ、「~に取りかかる」「~を始める」の意味をもつ。
- 名詞形: 「set-to」は可算名詞(口論の数を表せる。「They had two set-tos this week.」など)。
- フォーマル/カジュアル:
- 「set to(動詞句)」: カジュアルな日常会話や手紙・メールなどで自然に使われる。
- 「set-to(名詞)」: かなりカジュアルで口語寄り。フォーマル文書では避ける傾向あり。
- 「set to(動詞句)」: カジュアルな日常会話や手紙・メールなどで自然に使われる。
- 「set to work on + 名詞」: 「~に取り組み始める」
- 「have a set-to with + 人」: 「(人)と口論する」(会話表現)
- “Let’s set to cleaning the house before our guests arrive.”
(お客さんが来る前に家の掃除に取りかかろう。) - “I’ll set to cooking dinner once I finish this phone call.”
(電話が終わったら夕食の料理を始めるよ。) - “They had a little set-to this morning, but they made up quickly.”
(彼らは今朝少し言い合いがあったけど、すぐ仲直りしたよ。) - “We need to set to work on the presentation right away.”
(すぐにプレゼンの作成に取りかかる必要があります。) - “Our team will set to finalizing the project budget this afternoon.”
(私たちのチームは今日の午後にプロジェクト予算の最終調整に取りかかります。) - “Could you set to updating the client database this week?”
(今週クライアントデータベースの更新に着手してもらえますか?) - “After gathering sufficient data, researchers set to analyzing the results.”
(十分なデータを集めた後、研究者たちは結果の分析に取りかかった。) - “The author set to rewriting the draft to incorporate the latest findings.”
(著者は最新の情報を組み込むために原稿の書き直しに着手した。) - “Despite the initial disagreement, they avoided a full set-to by engaging in constructive debate.”
(初期の対立はあったものの、建設的な議論に徹し、激しい口論を回避した。) - get down to (~に取りかかる)
例: “Let’s get down to business.”(仕事に取りかかろう)
→ “set to”より若干フォーマル度が高いことがあります。 - start up (始める)
例: “We should start up the process soon.”
→ 機械や計画など「作動させる」イメージでも使われる。 - embark on (~に乗り出す)
例: “He embarked on a new career.”
→ 「大きなことに踏み出す」というニュアンスが強く、フォーマルです。 - put off (延期する)
“They decided to put off the project until next month.” - hold back (取りかかるのをためらう)
“She held back from joining the debate.” - 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈsɛt tuː/
- イギリス英語: /ˈsɛt tuː/
- アメリカ英語: /ˈsɛt tuː/
- 強勢(アクセント): 「set」に強勢が来るが、ほぼ単語ごとの平坦な発音に近い。
- よくある間違い: “sit to” と混同しないように注意。set /sɛt/ と sit /sɪt/ はしっかり区別しましょう。
- スペルミス: “sett to” と重ねて書いてしまうなど。 “set” は単語としてすでに完成されており、重ねない。
- 同音異義語: “set” は非常に多義的(名詞、動詞、形容詞、句動詞)なので、使い分けに注意しましょう。
- 試験対策: 英検やTOEIC などでも「句動詞問題」で “set about” “set off” “set out” などと混ざる設問が多いです。「set to work」「set to do something」には「すぐに始める」ニュアンスがあると押さえておくと便利です。
- 「set + to = ~へ(目標に)向かって(本腰を入れて)始める」というイメージを頭に置くと覚えやすいです。
- “set to work” と “get down to business” はどちらも「仕事に取りかかろう」と覚えておくと、業務シーンでスムーズに使えるでしょう。
- “set-to” とハイフンを入れると「ちょっとしたケンカ」という名詞になるので、ハイフンの有無で意味が変わるとイメージすると間違いを減らせます。
- 「at this point」=「(今)この時点で」「この段階で」
- 今何かの状況を説明したり、議論している内容が現在どういうステータスにあるかを表すときに使われます。「現在の状況では」「今のところ」といったニュアンスを持つフレーズです。
- 日常的な会話やちょっとしたレポート、説明などでもよく使います。比較的身近ですが、一歩進んだ英語学習者が使いこなせるようになると便利な表現です。
- 派生的に、「at that point(その時点で)」「at some point(いつか/ある時点で)」などがあります。
- こちらは「フレーズ」のため、単独で名詞・動詞・形容詞などへ変化するわけではありませんが、文に対して副詞的・前置詞句的役割を持ちます。
- 例: “at this point in time” → 名前は長くなるだけで同様の意味合いで使われます(ややフォーマル)。
- at (前置詞) + this (指示形容詞) + point (名詞)
- 直訳すると「この点(ポイント)において」という意味になります。
- at that point(その時点で)
- at some point(どこかの段階で)
- from this point on(ここから先は)
- to the point(要点に達する)※同じ“point”を使った異なる表現
- at this point in time → 「今、現時点で」
- at this point in the discussion → 「この議論の段階で」
- at this point in the process → 「このプロセスの段階で」
- at this point in our relationship → 「私たちの関係において現時点で」
- get to the point → 「要点に行く(はっきり言う)」
- make a point of 〜 → 「〜を特に強調する/必ず〜するようにする」
- on point → 「的を射ている、正確である」※スラング的に「最高にイケてる」という意味も
- at that point → 「その時点で」
- at this juncture → 「この時点で」※「at this point」のフォーマル版
- a turning point → 「転換点」
語源:
- 「point」はラテン語起源の“punctum”(突き刺す、小さな点)に由来し、英語では「地点・要点・点数・考え方」などの意味がある単語です。
- 「at this point」は、文字通り「この点(要点)において」を表し、時間や状況の現在地点を強調します。
- 「point」はラテン語起源の“punctum”(突き刺す、小さな点)に由来し、英語では「地点・要点・点数・考え方」などの意味がある単語です。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 口語・文章ともに使えるが、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるフレーズです。
- 「話していて、今の状況ではこうだよ」「現段階ではこういう状態だよ」と言いたいときに便利です。
- 口語・文章ともに使えるが、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるフレーズです。
- 文法的特徴:
- 前置詞「at」の目的語として「this point」が続き、まとまって「副詞句」として機能することが多いです。
- 前置詞「at」の目的語として「this point」が続き、まとまって「副詞句」として機能することが多いです。
構文例:
- “At this point, we should reconsider our strategy.”
- 「この時点で、私たちは戦略を再考すべきだ。」(副詞句が文頭に来る例)
- 「この時点で、私たちは戦略を再考すべきだ。」(副詞句が文頭に来る例)
- “We should, at this point, reconsider our strategy.”
- 「私たちは今の段階で戦略を再考すべきだ。」(文中に挿入する例)
- “At this point, we should reconsider our strategy.”
使用シーン:
- フォーマル/カジュアルともに問題なく使用可能。会議やレポートなど少し丁寧な場面でもよく使われます。
- “I don’t have any more solutions at this point.”
- 「今のところ、これ以上の解決策はないよ。」
- “At this point, I just want to relax and watch a movie.”
- 「今のところ、ただリラックスして映画を観たいだけなんだ。」
- “We’ve tried everything we can at this point.”
- 「この時点で、私たちができることは全部やり尽くしたよ。」
- “At this point, we need to finalize the budget proposal.”
- 「この段階で、予算案を確定する必要があります。」
- “It’s challenging to predict the outcome at this point.”
- 「現時点では結果を予測するのは困難です。」
- “We have not received any further instructions at this point.”
- 「今の段階では、追加の指示は受け取っていません。」
- “At this point in the research, only preliminary conclusions can be drawn.”
- 「この研究の現段階では、まだ仮説的な結論しか導けません。」
- “It is clear at this point that further experimentation is required.”
- 「この時点で、さらなる実験が必要であることは明らかです。」
- “The theory, at this point, remains largely untested.”
- 「現段階では、その理論はほぼ検証されていないままです。」
- “at this moment” → 「今、この瞬間に」
- 時間的な“今”を強調する点で似ていますが、瞬間的なニュアンスが強めです。
- 時間的な“今”を強調する点で似ていますが、瞬間的なニュアンスが強めです。
- “currently” → 「現在」
- より形式ばった単語で、文章やビジネスメールなどで使われることが多いです。
- より形式ばった単語で、文章やビジネスメールなどで使われることが多いです。
- “for the time being” → 「当面の間は」
- 一時的に、という感じでやや暫定的なニュアンスがあります。
- 一時的に、という感じでやや暫定的なニュアンスがあります。
- “as of now” → 「今現在の時点では」
- 口語でもビジネスでも使えますが、少し断定的に「今のところ」というイメージ。
- 厳密な反意語はありませんが、時間的に対比させる場合は “at a later point”「後の段階で」などが対置されます。
- 発音記号(IPA):
- /ət ðɪs pɔɪnt/(アメリカ英語・イギリス英語共通でほぼ同じ)
- /ət ðɪs pɔɪnt/(アメリカ英語・イギリス英語共通でほぼ同じ)
- アクセントの位置:
- 「this」や「point」がやや強調されやすいですが、基本はフレーズとして流れるように発音します。
- 「this」や「point」がやや強調されやすいですが、基本はフレーズとして流れるように発音します。
アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはほぼありませんが、pɔɪnt の “ɔɪ” の音が地域によって微妙に変化することがあります。
よくある発音の間違い:
- “ð” (th) を /d/ や /z/ で発音しないように注意しましょう。
- “point” の末尾 /t/ が弱くなりすぎて “poin” のように聞こえる場合があるので、意識できるとよいです。
- “ð” (th) を /d/ や /z/ で発音しないように注意しましょう。
- スペルミス:
- 「this」を「thes」と書いたり、「point」を「ponit」のようによくあるタイプミスに注意する。
- 「this」を「thes」と書いたり、「point」を「ponit」のようによくあるタイプミスに注意する。
- 熟語同士の混同:
- “up to this point” と “at this point” は微妙に意味合いが違うので混同しないように。
- “up to this point” は「ここまでずっと」という経過を包含するニュアンス。
- “up to this point” と “at this point” は微妙に意味合いが違うので混同しないように。
- 試験対策:
- TOEICや英検のリスニングやリーディングで「現在の状況」「議論の段階」を述べる際よく見られます。会話文中の状況説明や、ビジネス文書の変更点を示す箇所などでチェックするとよいでしょう。
- イメージ:
- 地図やグラフ上で「印をつける点」として想像し、「今ここ!」という感じで頭にイメージすると覚えやすいです。
- スペリングと発音のポイント:
- 「at this point」を一息で言う練習をして、自然な音の連結(リエゾン)を身につけると、リスニングでもスピーキングでも混乱しにくくなります。
- 勉強テクニック:
- 実際の会話で「今どうしようか?」と考えた時に、“At this point, let’s do 〜”と使ってみると、自然に身につきます。
more so
more so
解説
【発音記号】mɔr soʊ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Boston is walkable, and San Francisco more so.
ボストンは歩いて行けるし、サンフランシスコはもっと行ける。
more so
以下では「more so」を、学習者の方にもわかりやすいように、9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: more so
日本語: 「さらにそうである」「(先に述べたことを)いっそう強調する」
品詞
慣用的に使われる副詞句 (adverbial phrase)として扱われます。
意味の概要
“more so” は、前に述べた内容をさらに強調するニュアンスを持っています。例えば「Aは素晴らしい、Bはmore so(なお一層そうだ)」というふうに使い、「よりいっそう」「さらにそうである」という感じを出します。
「相手が言ったことや前の文脈を踏まえて、『それは確かにそうだけれど、実はもっとそうなんだよ』という場面で使われます。」というイメージです。
活用形
フレーズなので、動詞のように活用変化はありません。文脈によって微妙に構造が変わることはありますが、基本は “more so” のままです。
他の品詞形
“more so” そのものが品詞転換するケースはありません。同じような強調表現として “even more so” や “all the more so” などのバリエーションがあります。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが一緒になって、前の文または発言を「さらにその通りだ」という意味合いで強調する表現になります。
関連表現や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル/カジュアル
可算・不可算、他動詞・自動詞などの文法上のポイント
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈でそれぞれ3つずつ、合計9つの例文を示します。
① 日常会話での例文
② ビジネスシーンでの例文
③ 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
ふたつ続けて発音するときは、
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「more so」の詳細な解説です。文脈のなかで「さらに」「いっそう強調したい」場面にうまく使いこなしてみてください。
ましてそうだ
《~ than》...よりももっと
the former
the former
解説
【発音記号】ðə ˈfɔrmər
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
The former can actually require much more money.
前者は実際にはもっと多くのお金が必要になることがあります。
the former
以下では、「the former」という表現について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「two things(2つのもの)」や「two people(2人の人)」について言及するときに、「the first one(最初のもの・最初に言及したもの)」を指すのが“the former”です。日本語でいう「前者」に相当します。文中で2つの対象を挙げた場合、1つ目を“the former”、2つ目を“the latter”と呼ぶのが一般的です。
「前者」「後者」として物事を対比させるときに使われる表現、ややフォーマルなニュアンスがあります。
品詞
活用形
“the former”自体は慣用句的な決まったフレーズなので、動詞のように時制によって活用するわけではありません。ただし“former”単独(形容詞)の場合は活用がなく、通常は“former”という形で変化しません。
他の品詞になった時の例
難易度(CEFR レベル)
B2(中上級)レベル
(理由:文章中で2つの対象を対比的に述べる、ややフォーマルな表現として使われるため。)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
“former”は古英語の「forma(最初の/前の)」から来ているとされ、何かを語る際の順序で「一番目」「先に述べられたほう」を表すことに由来しています。
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下、場面ごとに3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
使い方の違い
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が“the former”についての詳細な解説です。
「前者・後者」を明確にしたいとき、フォーマルな文脈で特に重宝する表現ですので、ぜひセットで覚えてください。
【名】前者
or anything
or anything
解説
【発音記号】ɔr ˈɛniˌθɪŋ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
【例文】
I don’t want any trouble or anything.
何のトラブルもしたくないです。
or anything
以下では “or anything” という表現について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、
「単にひとつの限定した物事だけではなく、他にも何か付随するものや、代わりになるものはないか」という含みを持って話をしています。カジュアルな会話で相手に配慮を示したり、自分の言葉をやわらかくするときに使います。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両者が組み合わさることで、「〜とか何でも」という広範囲を含意する表現になります。
特に否定文や疑問文で “or anything” が付け加えられると、「それ以外のものはないか」「別にそこまで深い意味じゃないけど」というニュアンスが伝えられます。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
“or anything” は主に口語表現として、否定文や疑問文で「(他に)何もないよ」「他に欲しいものない?」のようなニュアンスを柔らかく持たせるためによく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈での例文をそれぞれ3つずつ挙げます。
(例文はすべて英語 → 日本語訳の順で示します)
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマルな環境だがカジュアルにもなりうる場面)
学術的/フォーマル寄りの文脈(口頭説明の中でやわらかく使う場合など)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“or anything” と “or something” は似ていますが、前者は否定文や疑問文などで「何も欲していない/何も問題ない」と意味を和らげる印象が強く、後者は特に肯定的な文脈でよく使われます。
反意語
厳密な反意語はありませんが、強いて言うなら “definitely” や “certainly” といった完全に限定するニュアンスの語が逆側のイメージを作るかもしれません。たとえば “I’m definitely hungry” は「もしかしたら…かも」的な曖昧性を含まないので対極的といえます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “or anything” の詳細解説です。日常的にもよく登場する「ちょっとした曖昧さの余白を残す表現」として、ぜひ使い方をつかんでみてください。
...といったさまざまなこと, ...や何か, ...とかいったもの
《否定文で》...も何もなくて
long before
long before
解説
【発音記号】lɔŋ bɪˈfɔr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Long before I could quit I was offered a promotion.
辞めるずっと前に昇進のオファーがあった。
long before
1. 基本情報と概要
英語表記: long before
品詞: 接続詞(句として用いられる場合が多い)、または副詞的フレーズ
CEFRレベル: B2(中上級)
活用形
「long before」はフレーズ(句)として用いられるため、動詞のように活用しません。接続詞的に使う場合は主節に対して従属節を導くときに使います。
例:
他の品詞の例
2. 語構成と詳細な意味
「long before」は、
派生語・類縁語
コロケーション(共起表現)10選
どれも「ある基準となる時点よりかなり前に」という意味を持っています。
3. 語源とニュアンス
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のポイントを押さえて「long before」を使えば、出来事の時系列をより強調して伝えることができるようになります。会話でも文章でも応用できるフレーズなので、ぜひ覚えてみてください。
【接】(時間的に)...よりずっと前に, ...よりかなり以前に
touch of
touch of
解説
【発音記号】tʌʧ ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
There was a touch of sadness in her voice.
彼女の声にはかすかな悲哀の響きがあった。
touch of
以下では英語表現「touch of」を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語・フレーズ: “touch of”
意味(英語): a small amount or slight degree of something
意味(日本語): ほんの少しの・わずかな量のもの
「touch of」は、何かを「ちょっとだけ足す・持っている」というニュアンスの表現です。
例えば「彼はユーモアを少し持っている」と言いたいときに、“He has a touch of humor.” のように使います。場面によっては「少しばかりの〜」や「かすかな〜」と訳せることも多いです。
品詞と活用形
ただし、ここでの “touch of” は名詞的用法で「少量・わずか」の意味を表す表現です。
他の品詞になった例
CEFRレベルの目安: B1 (中級)
日常会話でよく登場し、ネイティブの会話にも多用される表現です。英語をある程度学んでいる学習者であれば、理解して使うことができるでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
“touch of” は以下のように分解できます:
ここでは「もののほんの一部が付随している」というイメージになります。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10 個
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的文脈など、さまざまな場面での例文を示します。
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・専門的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“touch of” の反意語としては、「大量の」「完全な」などが考えられますが、直接的な対語はあまりありません。 強いて言えば「a great deal of (大量の)」や「a whole lot of (かなりの量の)」などが、意味的に対極に位置します。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “touch of” の詳細解説です。少しだけ何かを添えたり、含んでいたりすることを表したいときに、是非使ってみてください。
《a ~》少量の..., わずかの...
《a ~》軽い症状の...
point of view
point of view
解説
【発音記号】pɔɪnt ʌv vju
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
They all had a different point of view.
みんな視点が違っていました。
point of view
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): point of view
品詞: 名詞(フレーズ)
英語での意味: “the position or perspective from which something is considered or evaluated”
日本語での意味: 「物事を考察・評価する際の視点・観点・立場」
例えば、「私の視点からすると~」「この話を別の視点から見ると~」など、ある出来事や議論をどのような立場や考え方で捉えているかを表します。意見や見解とも関連しますが、主に“視点”というニュアンスが強い表現です。
活用形
※「視点」を表す名詞フレーズであり、動詞としての活用形はありません。
他の品詞形の例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさって、「視点・観点」という意味になります。
派生語・類縁語など
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
複合的に「見るべき点」「見る立場」といった意味合いをもつようになったと考えられます。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な場面でそれぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“point of view”には明確な反意語は存在しませんが、あえて対照的な言葉を探すと、
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習者は “from my point of view” と “from your point of view” をペアで覚えておくと、会話や作文で使い勝手が良いです。
以上が、名詞「point of view」の詳細な解説です。視点・観点を表す非常に便利な表現ですので、様々な場面で活用してみてください。
見地,観点(viewpoint)
考え方,態度
take for granted
take for granted
解説
【発音記号】teɪk fɔr ˈgræntəd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
通常、《take A for granted》の形で用いられるが、目的語が長い場合には、《take for granted A》の形で用いられる。
【例文】
It’s just something I’ve always taken for granted.
当たり前のことを当たり前のようにやっていただけなのに。
take for granted
1. 基本情報と概要
英語表記: take for granted
品詞: 句動詞(イディオム)
難易度(CEFR): B2(中上級)
意味(英語): to assume (something) is true or will always be available without showing appreciation or proper consideration.
意味(日本語): (物事・人の存在や恩恵を)当然のことだと思う、当たり前のように扱う
活用形:
他の品詞・関連表現:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文例
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的・フォーマル(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Similar Expressions)
反意語(Opposite Expressions)
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント・発音上の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “take for granted” の詳細解説です。「大切なものや人を当然と思わずに、ちゃんと感謝しましょう」というニュアンスで人間関係やビジネスシーンでもよく使われる重要なイディオムです。
...を当たり前とみなす, ...を当然と考える
(当たり前として)...を評価しない, ...を軽視する
if so
if so
解説
【発音記号】ɪf soʊ
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
If so, you may want to consider Greece.
もしそうであれば、ギリシャを検討してみてはいかがでしょうか。
if so
以下では、“if so” というフレーズについて、学習者の方にもわかりやすいように9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「if so」は、「(前の文・状況が)もしそうである場合」という条件を表すフレーズです。基本的に、すでに話題に上がった内容や状況に対して「もし本当にそうならば」というニュアンスで使われます。
品詞と活用
他の品詞化の例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“if” と “so” が合わさることで、「もし(前に述べたこと・仮定した内容)が本当なら、その通りならば」を表現します。
関連する派生表現 / 類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
使用例 (構文)
5. 実例と例文
ここでは、日常・ビジネス・学術の3つの文脈それぞれでの例文を示します。
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意表現
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “if so” の詳細な解説です。前提を踏まえて「もしそうであるなら」と言いたいときには、とてもシンプルかつ汎用性の高いフレーズなので、使い方を身につけてみてください。
もしそうなら, そうだとしたら
set to
set to
解説
set to
1. 基本情報と概要
単語(表現): set to
品詞: 句動詞(phrasal verb)/名詞(時に hyphen を加えて “set-to” という形で使われる)
CEFR レベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
日本語では、「作業に着手する」「本腰を入れて始める」「ちょっとした口論」のように、状況に応じて意味が変わる表現です。ややカジュアルなニュアンスの英語表現として覚えると理解しやすいでしょう。
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
「set」という非常に多義的な動詞に前置詞「to」がついて、「本格的に始める」「取りかかる」という意味になります。また、名詞の set-to
として「口論」や「けんか」の意味も生じます。
関連語・派生語など
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文・イディオム
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的/フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “set to” の詳細解説です。ぜひ使ってみてください。
(仕事など)を始める, にとりかかる
...に向かう
《be ~ 》...することになっている
at this point
at this point
解説
【発音記号】æt ðɪs pɔɪnt
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
At this point there’s no telling who might win.
この時点では誰が勝つかわからない。
at this point
1. 基本情報と概要
英語表記: at this point
品詞: 句(前置詞句、または副詞句として扱われることが多い)
意味(英語・日本語):
CEFRレベル: B1(中級)
活用形:
「at this point」はフレーズのため、動詞のように活用しません。
他の品詞になったときの例:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(フォーマル)
学術的な文脈(セミフォーマル〜フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「at this point」は英会話やビジネスシーンでも使い勝手が良い表現です。このフレーズを使いこなすと、状況を的確に表現できるようになります。ぜひマスターしてみてください。
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