頻出句動詞150 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を答える問題です。
英語: “bring back”
1) To return something to its original place or owner.
2) To make someone recall or remember something from the past.日本語: 「持ち帰る・返却する」「昔を思い出させる、思い起こさせる」
例えば、友達に借りたものを「返す」(持ち帰る)の意味や、昔の思い出を「呼び起こす」という意味で使われる表現です。日常会話では、「懐かしい気持ちを思い出させる」というニュアンスでもよく使われます。- Phrasal Verb(句動詞)
- 「bring(動詞)」+「back(副詞/前置詞)」の組み合わせ
- bring back (原形)
- brings back (三人称単数現在)
- brought back (過去形・過去分詞形)
- bringing back (進行形)
- bring (動詞) → bringer (名詞) はあまり一般的ではありませんが、「持ってくる人」という意味で使われることがあります。
- “back” 単独では副詞や名詞として使われることがありますが、「bring back」は句動詞として一つの意味を成します。
- B1(中級)
Phrasal verb(句動詞)は、複数の意味を持つため、少し難しめです。ただし比較的よく使われる表現なので、中級レベルの英語学習で覚えておくと便利です。 - bring:古英語 bringan (運ぶ、もたらす など)
- back:主に「後ろに」「元の場所へ」の意味を持つ副詞/前置詞
- 物理的に「持ち帰る」「返却する」
- 記憶や感情を「呼び起こす」「思い出させる」
- bring back memories → 思い出を呼び起こす
- bring back souvenirs → お土産を持ち帰る
- bring back results → 結果を持ち帰る/報告する
- bring back the old days → 昔のことを思い出させる
- bring back to life → 蘇らせる/活気づける
- bring back a policy → 政策を復活させる
- bring back an item → 商品を返品する
- bring back from the dead → (比喩的に)死のふちから救う/再興する
- bring back into focus → 再び注目させる/焦点を当てる
- bring back a tradition → 伝統を復活させる
- 「bring」は古英語の “bringan” から派生し、「運ぶ」「移動させる」の意味。
- 「back」は古英語の “bæc” で、「後方」「元の場所に」などの意味。
- 物理的な移動を表すだけでなく、懐かしさやノスタルジーを伴う表現としてもよく使われます。
- 口語・文語どちらでも使えますが、特に日常会話でよく耳にします。
- フォーマルからカジュアルまで幅広く対応し、どんなシーンでも比較的使いやすいです。
- 句動詞(phrasal verb)なので、「bring back + 目的語」の形をとります。
- 代名詞が目的語の場合「bring it back」のように “it” を間に挟むのが基本です(“bring back it” は不自然)。
- “Could you bring (the book) back?”
→ 物を返却する依頼 - “This song brings back (wonderful) memories.”
→ 懐かしい思い出を呼び起こす - 一般的な言い方なので、会話でもビジネスでも自然に使えます。
- 論文などの硬い文章でも、必要に応じて使われますが、よりフォーマルな文脈では “return” や “recall” を使うこともあります。
- “Can you bring back some milk from the store?”
- お店から牛乳を持ってきてくれる?
- お店から牛乳を持ってきてくれる?
- “That movie always brings back great memories of my childhood.”
- あの映画を見ると、子どもの頃の楽しい思い出がよみがえるんだ。
- あの映画を見ると、子どもの頃の楽しい思い出がよみがえるんだ。
- “I lent my friend a book; I hope she brings it back soon.”
- 友達に本を貸したんだけど、早く返してくれるといいな。
- “Please bring back the signed contract by the end of the week.”
- 署名した契約書を週末までにお戻しください。
- 署名した契約書を週末までにお戻しください。
- “We’re trying to bring back our old customers with a new loyalty program.”
- 新しいロイヤルティプログラムで、以前の顧客を呼び戻そうとしています。
- 新しいロイヤルティプログラムで、以前の顧客を呼び戻そうとしています。
- “Could you bring back the sales report after the meeting?”
- 会議が終わったら、販売レポートを持ってきてもらえますか?
- “The discovery of ancient artifacts can bring back our understanding of past civilizations.”
- 古代の遺物の発見は、過去の文明への理解を呼び覚ましてくれます。
- 古代の遺物の発見は、過去の文明への理解を呼び覚ましてくれます。
- “Such experiments may bring back vital data for our research.”
- そのような実験は、研究にとって重要なデータをもたらすかもしれません。
- そのような実験は、研究にとって重要なデータをもたらすかもしれません。
- “Archaeological sites often bring back new insights into human history.”
- 考古学遺跡は、人類の歴史について新たな洞察をもたらすことが多いです。
- return(返す・戻す)
- より直接的でフォーマル。例: “Return the book to the library.”
- より直接的でフォーマル。例: “Return the book to the library.”
- recall(思い出す、呼び起こす)
- 精神的に思い出すニュアンスが強い。例: “Hearing that song recalls my high school days.”
- 精神的に思い出すニュアンスが強い。例: “Hearing that song recalls my high school days.”
- restore(元に戻す、修復する)
- 「元の状態に戻す」イメージが強く、フォーマル度合いが高い。
- 「元の状態に戻す」イメージが強く、フォーマル度合いが高い。
- take away(取り去る)
- remove(取り除く)
- forget(忘れる)
- 発音記号(IPA): /brɪŋ bæk/
- アメリカ英語(AmE) と イギリス英語(BrE) で大きな差はありません。
- “bring” は /brɪŋ/ (「ブリング」より「ブリン」に近い)
- “back” は /bæk/ (「バック」よりも少し短め)
- “bring” の /r/ と /ŋ/ をしっかり発音せず、/blɪn/ のように聞こえてしまうケースに注意。
- “back” は /bɑːk/(バーク)にならないように気をつけましょう(アメリカ英語でも [æ] が基本です)。
- 「bring back it」のように、目的語が代名詞の場合は “it” を動詞と “back” の間に置く。
- 正: “bring it back”
- 誤: “bring back it”
- 正: “bring it back”
- “bring back” と “take back” の混同。
- “bring back” は話し手がいる場所、あるいは文脈上の目的地に「持ってくる」ニュアンス。
- “take back” は別の場所へ「持っていく」ニュアンス。
- “bring back” は話し手がいる場所、あるいは文脈上の目的地に「持ってくる」ニュアンス。
- スペルミス “bring” → “biring” などに要注意。
- TOEICや英検など、ビジネスメールの中で “Please bring back the documents” のように「返却」「持ち帰る」の意味で出題されることがあります。
- 「懐かしい気持ちを思い起こす」の用法がリーディングセクションで問われる場合もあります。
- 「bring back」は「戻す」「呼び戻す」のイメージ。
- 「思い出」(memories)を「連れてくる」(bring)=「呼び戻す」の絵を思い浮かべると覚えやすいです。
- 「友達に借りた物を家に“持って帰る”」→「返却して元に戻す」という発想を基本にすると、意味の広がり(思い出を呼び起こすなど)が理解しやすくなります。
- 「落ち着く(calm down)」や「腰を据える」といったニュアンスを持つ表現です。
- 日常会話では「ちょっと落ち着いて」と相手に呼びかけるときや、「新しい場所に住むことにした」「家庭を持って落ち着く」といった意味でも使われます。
- settle (原形)
- settles (三人称単数現在)
- settled (過去形・過去分詞形)
- settling (現在分詞形)
- 名詞形: settlement (定住、和解、合意)
- 形容詞形: settled (安定した、定住した)
- “settle” (動詞) + “down” (副詞的に働く)
- “settle” = 腰を据える、安定させる、解決する
- “down” = 下へ、落ち着かせるイメージ
- “settle” = 腰を据える、安定させる、解決する
- (人が) 気持ちを落ち着ける、静かになる
- (場所や生活面で) 定住する、落ち着く
- (結婚や家庭を持って) 落ち着いた生活を始める
- settle down quietly → 静かに落ち着く
- settle down for the evening → 夕方に落ち着く/くつろぎ始める
- settle down with someone → 誰かと一緒に暮らす/結婚して落ち着く
- settle down after moving → 引っ越し後に落ち着く
- finally settle down → ついに落ち着きを得る
- talk someone into settling down → 誰かに落ち着くよう説得する
- settle down to work → 腰を据えて仕事に取りかかる
- settle down in a new city → 新しい街で落ち着く
- tell the kids to settle down → 子ども達に「静かにしなさい」と言う
- settle down comfortably → 快適に落ち着く
- “settle” は中英語 “set(t)elen” に由来し、「解決する」「落ちつかせる」などの意味を持ちます。
- “down” は下方や落ち着きのイメージを伴う副詞で、動詞に付くことで「落ち着く」ニュアンスを強調します。
- 「落ち着いて静かになってほしい」「腰を据えて落ち着いた生活をスタートする」といった文脈で使われるので、カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。
- 口語表現では “Calm down” と似たニュアンスで相手を落ち着かせる表現にも使えますが、もう少しソフトな響きがあることが多いです。
- 恋愛や結婚を含むライフステージで「そろそろ結婚して落ち着く」という文脈によく登場します。
- 句動詞のため、目的語が入る場合には “settle down” の間に入れないことが一般的です(“settle down the situation” などとはあまり言わず、“settle the situation” となる)。
- 他動詞としての “settle” は「~を解決する/~を定住させる」などの意味で使いますが、“settle down” はより「自分自身が落ち着く」ニュアンス(自動詞的な使い方も多い)を持ちます。
- “(人) + settle down”
- “(人) + settle down to + 目的語” (例: settle down to work, settle down to study)
- “(人) + settle down with + 人” (例: settle down with my partner)
- 日常会話(カジュアル): “Let’s settle down and discuss this.”
- ビジネスや公的な場(フォーマル): “We need to settle this matter before we can settle down to our tasks.”
“Could you please settle down for a minute and listen to me?”
-「ちょっと落ち着いて聞いてくれない?」“I plan to settle down in my hometown after traveling around the world.”
-「世界を旅した後、地元に落ち着くつもりなんだ。」“Once the kids settle down, we can watch a movie.”
-「子どもたちが静かになったら映画を見よう。」“Let’s settle down and review yesterday’s meeting details.”
-「ちょっと落ち着いて昨日の会議の詳細を振り返りましょう。」“After finishing this project, we can settle down and plan our next steps.”
-「このプロジェクトが終わったら、一息ついて次のステップを考えましょう。」“Once the market settles down, we’ll make a final decision.”
-「市場が落ち着いたら、最終決定を下します。」“After several debates, the committee decided to settle down on a unified theory.”
-「いくつかの議論の末、委員会は統一理論で落ち着くことにした。」“The data will eventually settle down to a stable pattern.”
-「そのデータはいずれ安定したパターンに落ち着きます。」“Researchers need time to settle down and analyze the findings thoroughly.”
-「研究者は十分に落ち着いて調査結果を分析するための時間が必要です。」- calm down (落ち着く)
- 「今すぐ落ち着け!」という感じで「気持ちを静める」に焦点がある
- 「今すぐ落ち着け!」という感じで「気持ちを静める」に焦点がある
- relax (リラックスする)
- “settle down” よりも「力を抜いてくつろぐ」ニュアンスが強い
- “settle down” よりも「力を抜いてくつろぐ」ニュアンスが強い
- get comfortable (くつろぐ)
- シンプルに「快適になる」の意味
- シンプルに「快適になる」の意味
- stabilize (安定させる)
- 物事や状態を安定させる、状況が落ち着くという文脈で使われる
- 物事や状態を安定させる、状況が落ち着くという文脈で使われる
- get anxious / get upset (不安定になる、動揺する)
- wander around (さまよう、定住しない)
- stir up (かき乱す、煽る)
- 発音記号 (IPA): /ˈsɛt(ə)l daʊn/
- アメリカ英語: [ˈsɛt̬.əl daʊn]
- イギリス英語: [ˈsɛt.l̩ daʊn]
- アメリカ英語: [ˈsɛt̬.əl daʊn]
- “settle” の “t” を曖昧に発音してしまう。
- “down” の二重母音 /aʊ/ を単なる “a” にしてしまう。
- “settle” と “settle down” の混同
- “settle the problem” → 問題を解決する
- “settle down” → 心や状況を落ち着かせる、定住する
- “settle the problem” → 問題を解決する
- スペルミス
- “setle” と “t” を一つにしてしまったり、 “settle” に “l” を二つ入れて “settlle” とする誤り。
- “setle” と “t” を一つにしてしまったり、 “settle” に “l” を二つ入れて “settlle” とする誤り。
- “Calm down” と “Settle down” の混同
- 大きく意味が違うわけではないが、“calm down” は気持ちの興奮や怒りを沈める意味が強い。
- 大きく意味が違うわけではないが、“calm down” は気持ちの興奮や怒りを沈める意味が強い。
- 試験・資格対策では “settle down” が「落ち着く」「定住する」という両方の意味を問われる可能性があるので注意。
- “Settle” は “Seat” に近いニュアンスと関連付けると覚えやすいかもしれません。椅子に「腰を下ろす」ように「腰を据える、落ち着く」イメージ。
- “Down” は下方向なので、「余計な力が下に降りていき、落ち着く」というビジュアルを思い浮かべる。
- 勉強テクニックとしては、実際に自分が疲れて落ち着きたいときに “I need to settle down now.” と声に出して言うと、身体感覚と結びついて記憶に残りやすいです。
- 「turn over」
1) (物を)ひっくり返す、裏返す
2) (考えなどを)熟考する
3) (権限・所有権などを)引き渡す、移す
4) (エンジンなどが)回転を始める、動く
…など、文脈によってさまざまな意味を持つ句動詞です。 - 主に「句動詞 (Phrasal verb)」として使われます。
- 「turn」は動詞、「over」は副詞または前置詞ですが、合わせて“turn over”と句動詞を形成します。
- 原形: turn over
- 三人称単数現在形: turns over
- 現在分詞: turning over
- 過去形 / 過去分詞: turned over
- 名詞形として「turnover」(ひとつの単語) があります。
例: The company’s annual turnover is very high. (その会社の年間売上高はとても高い)
これは「売上高」「離職率」「回転率」などの意味を持つ名詞です。 - B1〜B2 (中級〜中上級)
句動詞として意味を複数持ち、使い分けが少し難しくなるため、B1からB2程度のレベルと言えます。 - 「turn」は「回す・向きを変える」という意味の動詞。
- 「over」は「上を越えて」「覆って」「ひっくり返して」などのニュアンスを擁します。
これらが合わさって「turn over」は「回して上に持ってくる、裏返す」「あれこれ考える」などの意味に広がります。 - 「turn around」(方向を変える、好転させる)
- 「turn up」(現れる、大きくする)
- 「turn down」(断る、音量を下げる)
- 「turn in」(提出する、寝る、引き渡す)
など、「turn + 前置詞/副詞」の句動詞は非常に多いので、一緒に覚えると使いやすいです。 - turn over a new leaf (心を入れ替える)
- turn over the pages (ページをめくる)
- turn over the soil (土を掘り起こす)
- turn over in one’s mind (頭の中であれこれ考える)
- turn over property (財産を引き渡す/譲る)
- turn over an engine (エンジンをかける)
- turn over the evidence to the police (証拠を警察に引き渡す)
- turnover rate (離職率、売上高などを指す名詞形)
- turn over the responsibility (責任を移す)
- turn over the pancake (パンケーキをひっくり返す)
- 「turn」は古英語の「tyrnan」「turnian」に由来し、ラテン語「tornare(回す)」にもさかのぼると言われます。
- 「over」は古英語「ofer」(〜の上、越えて)から来ています。
古くから「向きを変えて乗り越える/覆す」というイメージで使われていました。 - 「turn over」の表現はシンプルながら、一度に多くの意味を覚える必要があります。確実に文脈から意味を判断するとよいでしょう。
- カジュアルにもフォーマルにも使われますが、ビジネス文書などでは「hand over」「pass on」と言い換えられる場合もあります。
- 可算名詞 / 不可算名詞ではなく、動詞フレーズとして使う場面が多い句動詞です。
- フォーマルにもカジュアルにも幅広く使われますが、文脈を選んで作動詞か自動詞かを使い分ける必要があります。
“Could you turn over the steak for me while I grab the seasoning?”
(ちょっとスパイス取ってくる間にステーキをひっくり返しておいてくれる?)“I can’t sleep. I keep turning over in bed all night.”
(眠れない。ベッドの中でずっと寝返りを打ってるんだ。)“Make sure you turn over the page and read the next part.”
(必ず次のページをめくって次のパートを読んでね。)“We need to turn over all financial records to the auditing team by Friday.”
(金曜日までにすべての財務記録を監査チームに引き渡す必要があります。)“Before we decide on the budget, let’s turn over these numbers in our minds for a bit.”
(予算を決定する前に、これらの数字を少し検討しましょう。)“The manager decided to turn over the project leadership to a more experienced colleague.”
(マネージャーは、プロジェクトのリーダーシップをより経験豊富な同僚に引き継がせることにしました。)“Scientists are turning over various hypotheses regarding climate change.”
(科学者たちは気候変動に関してさまざまな仮説を検討しています。)“The legal team turned over all the case files to the court as requested.”
(法務チームは要求に従ってすべての案件ファイルを裁判所に提出しました。)“The researchers’ new findings may turn over the conventional theories in this field.”
(研究者たちの新しい発見は、この分野の従来の理論を覆すかもしれません。)hand over (引き渡す)
例: “He handed over the keys to his neighbor.” (彼は隣人に鍵を渡した)
→ 「turn over」の「引き渡す」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマルで単にモノを渡すニュアンスが強い。flip (ひっくり返す)
例: “Flip the pancake now.” (今パンケーキをひっくり返して)
→ 動きとしては非常に似ているが、単純にパンケーキなどの面を変える物理的操作のイメージが強い。pass on (引き継ぐ、伝える)
例: “I’ll pass on this information to my team.” (この情報をチームに伝えます)
→ 口頭や書類で情報を「引き継ぐ」という意味合い。- keep (保持する、保管する) → “turn over”の「引き渡す」に対して「保持する」
- maintain (維持する) → ひっくり返すことなく「保持し続ける」イメージ
- アメリカ英語: /tɜːrn ˈoʊvər/
- イギリス英語: /tɜːn ˈəʊvə/
- “turn”と“over”それぞれが強調される場合は、「TURN O-ver」のように“turn”がやや強めですが、会話では連続的に「turn over」と発音されることが多いです。
- “turn”が /tʌrn/ と /tɜːrn/ の中途半端な発音になりがちなので注意。アメリカ英語では「ターン /tɝn/」、イギリス英語では「ターン /tɜːn/」のように母音をしっかり引き伸ばします。
- スペルミス
- “turn”を “trun” と書いてしまうミスがたまにあります。
- “turn”を “trun” と書いてしまうミスがたまにあります。
- 同音異義語との混同
- “tern”(アジサシという鳥)などとは綴りが異なるので注意が必要です。
- “over”を “ovre” などとするスペルミスも注意。
- “tern”(アジサシという鳥)などとは綴りが異なるので注意が必要です。
- 試験での出題傾向
- TOEICや英検などの問題では、「turn over the document」=「書類を引き渡す」の意味など、ビジネス文脈で出題されやすいです。
- 句動詞として、文脈から意味を推測させる問題がよく出ます。
- TOEICや英検などの問題では、「turn over the document」=「書類を引き渡す」の意味など、ビジネス文脈で出題されやすいです。
- 「turn (回す) + over (覆して)」=「裏返す・方向を変えて渡す」→「ひっくり返す/引き渡す」
- パンケーキをひっくり返すイメージや、書類を相手に渡す姿を思い浮かべると覚えやすいです。
- 「turnover」という名詞は「売上高」や「離職率」の意味になることもよく目にするので、あわせて覚えておくと便利です。
(主に招待や誘いで) 一緒に来る・ついてくる
- 例: “Do you want to come along to the cinema?”(映画に一緒に行かない?)
「一緒に行く」というニュアンスで、人が相手を誘う場面でもよく使われます。
- 例: “Do you want to come along to the cinema?”(映画に一緒に行かない?)
(進捗や状態が) 進む・はかどる
- 例: “My project is coming along nicely.”(私のプロジェクトは順調に進んでいます)
「物事の進捗具合を肯定的に示す」というときに使います。
- 例: “My project is coming along nicely.”(私のプロジェクトは順調に進んでいます)
(望ましいものが) 現れる・登場する
- 例: “I was waiting for an opportunity, and finally one came along.”(チャンスを待っていたら、ようやくやってきた)
「突然機会や出来事が現れる」という意味合いも含みます。
- 例: “I was waiting for an opportunity, and finally one came along.”(チャンスを待っていたら、ようやくやってきた)
(カジュアルな呼びかけで) さぁ行こう / さぁ頑張れ
- 例: “Come along, we need to hurry!”(さあ行こう、急がないと!)
「さあ、急いで」などの軽い促しの表現としても使われます。
- 例: “Come along, we need to hurry!”(さあ行こう、急がないと!)
- B1(中級): 会話で自然に使われる表現なので、日常会話を学んでいる方では中級レベルくらいで習得できます。
- come along は句動詞(phrasal verb)のため、動詞 “come” の変化に伴って時制が変わります。
- come along → came along → coming along → (have/has) come along
- 他の品詞としては “come” が名詞や形容詞になることはまれですが、 “come” が別の句動詞と組み合わされる例(come by, come over など)は多数存在します。
- 「come」は「来る」を意味する動詞の語幹。
- 「along」は副詞・前置詞的に「沿って」「一緒に」というイメージを持つ語。
- 組み合わせることで「一緒に来る」「進んでくる」「やって来る」という意味を派生します。
- come across: ふと見かける / 偶然出くわす
- come by: 手に入れる / 立ち寄る
- come on: (励まし、促しとして)頑張れ、行こう
- come over: (相手のところへ)やって来る
など、同じ “come” を使った句動詞が多く存在します。 - “come along with me” → 「私と一緒に来る」
- “the opportunity came along” → 「チャンスがやってきた」
- “things are coming along” → 「物事が進んでいる」
- “come along for the ride” → 「ただ付き合う(参加する)」
- “come along nicely” → 「順調に進んでいる」
- “come along on a trip” → 「旅行に一緒に行く」
- “come along now” → 「さあ、行こう」(促す言い方)
- “didn’t see that coming along” → 「そんなことが起こるとは思わなかった」
- “come along at the right time” → 「ちょうどいいタイミングでやってくる」
- “if you want to come along” → 「もし一緒に来たいなら」
- “come” は古英語の “cuman” に起源を持ち、「来る」「到着する」を意味します。
- “along” は「~に沿って」という古い前置詞・副詞 “onge langa(ラテン語的な語形変化含む)”に由来するとされ、「続いて」「先へ」「一緒に」といったニュアンスにつながります。
- 「誘う」ニュアンス:「一緒に来る?」と相手を歓迎する場面で使われることが多く、比較的カジュアルな表現です。
- 「進み具合を示す」ニュアンス: 物事の進捗を「順調」「ある程度うまくいっている」感じで伝えたい時に使います。
- 「突然の出現」を表すニュアンス: 強調したい場合は「finally came along」のように、待ち望んだタイミングで使います。
- 文章でも会話でも、比較的カジュアルから日常フォーマルまで幅広く使われます。ただし、公式文書などで極めてフォーマルに書く場合は別の言い回しを使うこともあります。
- come along は自動詞として扱われ、その後に「with+人」などを伴って「~と一緒に来る」という形がよく見られます。
- また、目的語を直接取らないので他動詞としては使いません。
- 構文例としては:
- “Would you like to come along?” → 「一緒に来ませんか?」
- “He came along with his friend.” → 「彼は友人と一緒にやってきた。」
- “Would you like to come along?” → 「一緒に来ませんか?」
- 「Come along!」(さあ、行こう!) は口語的な響きが強いです。
- ビジネスやややフォーマルな場では “Would you like to come along to the meeting?” のように丁寧にすると自然です。
- “Hey, I’m going shopping. Want to come along?”
- (やあ、買い物に行くんだけど、一緒に来る?)
- (やあ、買い物に行くんだけど、一緒に来る?)
- “Come along, let’s see what they have at the market!”
- (さあ行こう、市場にどんなものがあるか見に行こう!)
- (さあ行こう、市場にどんなものがあるか見に行こう!)
- “My English is coming along, but I still need more practice.”
- (英語は順調に上達しているけど、まだ練習が必要だね。)
- “How is the new project coming along so far?”
- (新しいプロジェクトは今のところどのように進んでいますか?)
- (新しいプロジェクトは今のところどのように進んでいますか?)
- “If you’re available, you can come along to the client meeting this afternoon.”
- (もし時間があれば、今日の午後のクライアントとの打ち合わせにご一緒にどうですか?)
- (もし時間があれば、今日の午後のクライアントとの打ち合わせにご一緒にどうですか?)
- “The negotiations are coming along steadily, though we still have issues to discuss.”
- (交渉は着実に進んでいますが、まだ議論すべき問題があります。)
- “The research on this topic has been coming along gradually, but requires further investigation.”
- (このテーマに関する研究は少しずつ進んでいますが、さらなる調査が必要です。)
- (このテーマに関する研究は少しずつ進んでいますが、さらなる調査が必要です。)
- “We hope new findings will come along to strengthen our theory.”
- (新たな発見が現れて私たちの理論を強化してくれることを望んでいます。)
- (新たな発見が現れて私たちの理論を強化してくれることを望んでいます。)
- “Progress has come along in the field, yet certain hurdles remain.”
- (この分野では進展が見られていますが、いくつかの難関が残っています。)
- “join” → 「参加する、一緒に来る」
- “Join us for dinner.” → “Come along for dinner.” とほぼ同意。ただし “join” のほうがフォーマル・直接的。
- “Join us for dinner.” → “Come along for dinner.” とほぼ同意。ただし “join” のほうがフォーマル・直接的。
- “go with” → 「一緒に行く」
- “I’ll go with you.” は「一緒に行く」という意味で似ていますが、 “come along” よりも単に同行や移動を示します。
- “I’ll go with you.” は「一緒に行く」という意味で似ていますが、 “come along” よりも単に同行や移動を示します。
- “tag along” → 「くっついて行く、ついて行く」 (ややカジュアル、時に軽い否定的ニュアンス)
- 直接の反意語というよりは、一緒に行かない、進まない、現れないなどが反意的文脈になります。
- 例: “stay behind” → 「残る、ついて行かない」
- 例: “stay behind” → 「残る、ついて行かない」
- 発音記号(IPA)
- イギリス英語(BrE): /ˈkʌm əˈlɒŋ/
- アメリカ英語(AmE): /ˈkʌm əˈlɔːŋ/
- イギリス英語(BrE): /ˈkʌm əˈlɒŋ/
- 強勢(アクセント)の位置
- “come” に第一強勢、 “along” にも軽い強勢が乗るイメージ。
- “come” に第一強勢、 “along” にも軽い強勢が乗るイメージ。
- 発音上の注意
- “come” は「カム」、 “along” は「アロング」に近い音。
- アメリカ英語では “along” の「o」が「ɔː」(オー)のように発音される場合が多いです。
- “come” は「カム」、 “along” は「アロング」に近い音。
- スペルミス: “come” を “com” と書いてしまう / “along” を “alon” とするミスが稀にある。
- 同音異義語との混同: 「come」自体はあまりありませんが、“come on” と “come along” を混同してしまうケースがあるかもしれません。
- “come on” は「おいおい」「頑張れ」「馬鹿なこと言うなよ」など、文脈によっていろんな意味を持ちます。
- “come along” は「一緒に来る」「進んでいる」という意味合い。
- “come on” は「おいおい」「頑張れ」「馬鹿なこと言うなよ」など、文脈によっていろんな意味を持ちます。
- 試験対策(TOEIC・英検など): リスニング問題や会話文で、「一緒に行きますか?」といった誘いの表現としてよく登場します。
- “come” = 「来る」、 “along” = 「一緒に」 と覚えると、「一緒に来る」「一緒に進む」という直感的なイメージを持ちやすいです。
- “Let’s come along!” で「さあ、みんなで行こう」というフレンドリーな場面をイメージして覚えると、実際の会話でも使いやすくなります。
- 英語: break down
- 日本語: 主に「故障する」「分解する」「失敗する」「取り乱す」など
- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
- 活用:
- 現在形: break down
- 過去形: broke down
- 完了形: broken down
- 現在形: break down
- breakdown (名詞):「破損」「故障」「崩壊」「明確な分析・内訳」の意味で使われます。例: “We need a breakdown of the expenses.”(私たちは経費の内訳が必要だ)
- break (動詞) + down (副詞) は句動詞ですが、名詞の形「breakdown」は一語になります。
- B2(中上級)レベル: 句動詞としての使い方を理解し、状況に応じた意味の違いを把握できるようになるには中上級程度の英語力が求められます。
- break: 「壊す」「割る」「中断する」というイメージをもつ動詞
- down: 「下へ」「崩す」「分解する」というニュアンスをもつ副詞・前置詞
- (機械などが) 故障する
例: My car broke down on the highway. - (関係・交渉などが) 失敗する、決裂する
例: The negotiations broke down at the last minute. - (物質・情報などを) 分解する、分析する
例: Let’s break down the code to see how it works. - (感情的に) 崩れる、取り乱す、泣き出す
例: She broke down in tears when she heard the news. - break down a task(タスクを細分化する)
- break down barriers(障壁を取り除く)
- break down communication(コミュニケーションが決裂する/崩壊する)
- machinery breaks down(機械が故障する)
- break down complex ideas(複雑な考えをわかりやすく分解する)
- break down negotiations(交渉が決裂する)
- break down walls(壁を壊す、心理的障壁を打ち破る)
- emotionally break down(感情的に取り乱す)
- break down the process(プロセスを分析する)
- break down prejudice(偏見を取り除く)
- 「break」は古英語の“brecan”から来ており、「破る」「砕く」という意味を持ちます。
- 「down」は古英語の“dūn”に由来し、「下へ」「落とす」という方向性を持つ語です。
- 合わさることで「押し下げて壊す/分解する」というイメージが含意されるようになりました。
- 機械的な故障から感情的に「崩れる」まで幅広い意味をもつため、文脈・トーンによって受け取られ方が変化します。
- 口語でもビジネスシーンでも目にしやすい表現です。カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できますが、特に文章で「分解する」「分析する」という意味でもよく使われます。
S + break down
(主語が壊れる/崩れる)
例: The machine broke down.S + break + O + down
(主語が目的語を分解する/分析する)
例: Let’s break this concept down into smaller parts.- 自動詞: 「故障する」「崩れる」
例: My computer broke down. - 他動詞 (*実質的には「break ~ down」で一つの句動詞として扱う): 「~を分解する・分析する」
例: We need to break this project down into smaller tasks. - どちらでも使用可能ですが、特にビジネス文書などでは “analyze” と同じ意味で
break down
を使う場合があります。カジュアル会話では単に「壊れる」意味で登場することが多いです。 - “My car suddenly broke down on my way to work.”
(仕事に行く途中で車が突然壊れちゃったんだ。) - “Don’t worry, I’ll help you break down these boxes for recycling.”
(心配しないで、リサイクルのためにこれらの箱を片づけるの手伝うよ。) - “He broke down when he heard the sad news.”
(悲しい知らせを聞いたとき、彼は取り乱してしまった。) - “We need to break down the budget for each department.”
(各部署ごとの予算を明確に分解する必要があります。) - “The negotiation broke down due to a lack of trust between the parties.”
(当事者間の信頼不足によって交渉が決裂しました。) - “Let’s break down the project timeline into weekly milestones.”
(プロジェクトのタイムラインを週ごとのマイルストーンに分割しましょう。) - “Scientists are trying to break down the compound into its basic elements.”
(科学者たちはその化合物を基本的な元素に分解しようとしている。) - “We need to break down the data to identify specific trends.”
(特定の動向を見つけるために、そのデータを細かく分析する必要がある。) - “This enzyme helps break down proteins in the digestive process.”
(この酵素は消化過程でタンパク質を分解するのを助けます。) - fail(故障する / 失敗する)
- 機械や計画に対して「うまく機能しなくなる」という点が共通。
- ただし「感情的に崩れる」という文脈では通常使われない。
- 機械や計画に対して「うまく機能しなくなる」という点が共通。
- collapse(崩壊する / 倒壊する)
- 「物理的/感情的に崩れる」という点では近いが、「分析・分解する」という意味はない。
- 「物理的/感情的に崩れる」という点では近いが、「分析・分解する」という意味はない。
- malfunction(故障する)
- 特に機械が誤作動を起こす意味で近いが、句動詞ではなく単語の形。
- 特に機械が誤作動を起こす意味で近いが、句動詞ではなく単語の形。
- work / function(機能する)
- 「機械が正常に動く」意味としての対極。
- 「機械が正常に動く」意味としての対極。
- hold together(保つ、崩壊せずにいる)
- 「崩れずに保たれる」という意味で反意的。
- 「崩れずに保たれる」という意味で反意的。
- 発音記号(IPA): [breɪk daʊn]
- アメリカ英語 / イギリス英語での大きな違いはほとんどありませんが、
- アメリカ英語: [breɪk daʊn]
- イギリス英語: [breɪk daʊn]
- アメリカ英語: [breɪk daʊn]
- アクセントは「break」の方に強勢が置かれる傾向が強いです。
- よくある間違い: “break” の母音を曖昧にして “brik” のように発音するケースがあるので注意しましょう。
- スペリングミス: “brake down” と書いてしまう人がいますが、正しくは “break down” です。 “brake” は「ブレーキ」の意味なので注意しましょう。
- 同音異義語: “brake” (ブレーキ) と “break” は発音が似ているが、意味は全く異なります。
- 「breakdown」を一語で書くと「名詞(故障/崩壊など)」の意味になり、動詞句として使う場合には必ず “break down” と2語で分けます。
- TOEICや英検などの試験では、句動詞としての意味を問われたり、名詞 “breakdown” の意味(内訳、分析結果)を書かせる問題が出ることがあります。
- “break” = 「壊す」+ “down” = 「下へ」「ばらばらにする」と覚えて、「壊して分解する」「ばらばらにして分析する」とイメージすると理解しやすいでしょう。
- 感情が「崩れ落ちる」というところから「泣き崩れる」「取り乱す」というニュアンスが派生していると意識すると、記憶に残りやすいです。
- 勉強テクニック: “break down” を使ったフレーズを日常生活で探す、あるいは自分で「故障した」「分析した」などの場面を想定して口頭で使ってみると早く定着します。
(下に) 降りる / 降りてくる
- 英語: to move from a higher position to a lower one
- 日本語: 高い所から低い所へ降りる
- 「階段を降りるときや、建物の上階から下階へ移動するときなどに使われます。」
- 英語: to move from a higher position to a lower one
(価格・程度などが) 下がる
- 英語: to decrease in price or level
- 日本語: (値段やレベルが) 下がる
- 「商品価格が下がったり、熱が下がったりするときに使われます。」
- 英語: to decrease in price or level
(病気などに) かかる, 発症する (come down with ...)
- 英語: to become ill with a particular illness
- 日本語: ~の病気にかかる
- 「“I came down with a cold.”(風邪をひいた)のように、病気のときによく使われます。」
- 英語: to become ill with a particular illness
(決定・判決などが) 下される (come down on/upon)
- 英語: to be decided or announced officially
- 日本語: (判決・決定が) 下される/発表される
- 「法的な判断や評決が正式に発表されるときに使われます。」
- 英語: to be decided or announced officially
(~に) 本質的に帰着する, 落ち着く (what it comes down to)
- 英語: essentially amount to
- 日本語: 結局~に行き着く、要するに~である
- 「物事の要点をまとめるときに使われる表現です。」
- 英語: essentially amount to
- 原形: come down
- 現在進行形: coming down
- 過去形: came down
- 過去分詞形: come down
- come (動詞)
- 「来る」という基本動詞。
- 「来る」という基本動詞。
- down (副詞/前置詞/形容詞)
- 「下へ/下に」など位置を示す副詞や、前置詞としても使われます。
- 例: “sit down” (座る), “down the street” (通りの先)
- 「下へ/下に」など位置を示す副詞や、前置詞としても使われます。
- downfall (名詞)
- 「失墜、崩壊」を意味する派生語。
- come + down
それぞれの要素が「来る (come)」と「下に (down)」のニュアンスを持ち、合わせて「上から下へ来る」イメージを作ります。 - come around: 周る、立ち寄る
- come out: 出る、公表される
- come back: 戻る
- come across: 出会う、伝わる(印象が~)
- come up: 上がる、生じる
- come down in price → 価格が下がる
- come down with a cold → 風邪をひく
- come down hard on (someone) → (人)を厳しく罰する/叱責する
- come down to earth → 現実に立ち戻る
- the rain came down → 雨が降り続ける(激しく降るニュアンス)
- come down from the mountain → 山から降りてくる
- come down on one side or the other → いずれかの立場を取る
- come down to a decision → 決断に至る
- come down for the weekend → 週末を過ごしに(遠方から)やってくる
- come down in history → 歴史に残る
語源的な背景
「come」は古英語の“cuman”に由来し、「到着する」という意味をもっていました。“down”は「下へ」の意味で、合わせて「上から下へ動く」を表現するようになったと考えられます。ニュアンス・使用時の注意点
- 物理的に「降りる」だけでなく、価格・水準・気分・判定など、幅広く「低下」や「下落」を示す場合に使われるので、文脈で意味を正しく捉える必要があります。
- 口語でも文章でもよく使われるフレーズですが、フォーマル度は主に文脈で変わります。
- 物理的に「降りる」だけでなく、価格・水準・気分・判定など、幅広く「低下」や「下落」を示す場合に使われるので、文脈で意味を正しく捉える必要があります。
- 主な構文パターン
- “(Subject) + come down + from/with + (場所/病名)”
- 例: “He came down from the stairs.” (階段を降りてきた)
- 例: “She came down with the flu.” (彼女はインフルエンザにかかった)
- 例: “He came down from the stairs.” (階段を降りてきた)
- “(Subject) + come down + from/with + (場所/病名)”
“(Subject) + come down + to + (要点/結論)”
- 例: “It all comes down to money.” (結局はお金の問題だ)
“(Subject) + come down + on + (人/物事)”
- 例: “The judge came down on him.” (裁判官は彼に厳しい判決を下した)
フォーマル/カジュアル
- 「物理的に降りる」「価格が下がる」→ 比較的カジュアル。
- 「判決が下される」「重要な結論に行き着く」→ 場合によってはフォーマルにも使われる。
- 「物理的に降りる」「価格が下がる」→ 比較的カジュアル。
他動詞/自動詞
「come down」は自動詞として使うことが多いです。「何か/どこかから降りてくる」イメージです。
ただし「come down on someone」の場合は「(主語)が(対象)を厳しく責める/処罰する」というように、目的語に人や組織などをとるような構造になります。- “Hey, could you come down here for a second?”
「ちょっとここまで降りてきてくれる?」 - “The price of bananas finally came down.”
「バナナの値段がやっと下がったよ。」 - “I think I’m coming down with a cold.”
「風邪をひいたかも。」 - “Our sales figures have come down slightly this quarter.”
「今期の売上はやや下がりました。」 - “It all comes down to how effectively we manage our budget.”
「結局は予算をどれだけ効率的に管理できるかにかかっています。」 - “The final decision will come down from the board of directors next week.”
「最終決定は来週、取締役会から下されます。」 - “As the data shows, inflation rates have come down significantly over the past year.”
「データが示すとおり、過去1年間でインフレ率は大幅に低下しています。」 - “Scientists predict that the temperature will come down after the cold front passes.”
「科学者たちは、寒冷前線が通過した後、気温が下がると予測しています。」 - “The theory ultimately comes down to the principle of energy conservation.”
「その理論は最終的にエネルギー保存の原理に行き着きます。」 go down (下がる/減る)
- 例: “The price of gold went down last week.”
- 「come down」と異なり、主語が積極的に“移動”してくるイメージは弱いが、「下がる」という結果をより客観的に表すことが多い。
- 例: “The price of gold went down last week.”
drop (落ちる/下がる)
- 例: “His grades dropped this semester.”
- 「come down」と似ているが、“drop”はやや急激な下落のイメージ。
- 例: “His grades dropped this semester.”
decrease (減少する)
- 例: “The population in rural areas has decreased.”
- フォーマルなトーンで「数量が減る」という意味を表す。
- 例: “The population in rural areas has decreased.”
- go up / come up (上がる, 上昇する)
- 物理的・価格的に上昇する意味で「come down」の反意表現。
発音記号 (IPA)
- 英: /ˌkʌm ˈdaʊn/
- 米: /ˌkʌm ˈdaʊn/
- 英: /ˌkʌm ˈdaʊn/
強勢(アクセント)の位置
- “come DOWN” の “down” のほうに少し強調が置かれることが多い。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- “come” の母音音 (ʌ) は、アメリカ英語とイギリス英語で若干の違いが出る可能性がありますが、大きな差異はないです。
よくある発音の間違い
- “down” の /aʊ/ を /oʊ/ のように発音してしまう場合。
- “come” の /ʌ/ を /ɔ:/ や /u/ のように発音してしまう場合。
- “down” の /aʊ/ を /oʊ/ のように発音してしまう場合。
スペルミスに注意
- “come” を “com” や “cam” と書いてしまわないように注意。
- 句動詞の “come down” は、綴りを別々に書く点に注意。
- “come” を “com” や “cam” と書いてしまわないように注意。
同音異義語との混同
- “come” と “cum”(ラテン語由来の前置詞「〜と共に」など、特殊な用法)を混同しないように。
TOEIC・英検などでの出題傾向
- “come down with a cold” の用法は頻出。
- 価格や数値が「下がる」表現として、文脈から意味を推測する問題として出題されやすい。
- “come down with a cold” の用法は頻出。
- “come” は「来る」、 “down” は「下に」→ “上から下に来る”をイメージすると覚えやすい。
- 病気に“come down with”という言い方は「体が下がる(弱る)感じをイメージすると覚えやすい。
- 価格や数値が「下に来る」= 下がる、と関連づけると応用が効きます。
- 覚え方のコツ: 「“come down” は前の位置(高いところ)から現在の位置(低いところ)に“来る”イメージ」→ 低下や下落の意味に結びつける。
- 英語: “figure out”
- 日本語: 「理解する」「解決策を見つける」「(原因や答えなどを)突き止める」
- 動詞(句動詞 / phrasal verb)
- 現在形: figure out
- 過去形: figured out
- 現在分詞/進行形: figuring out
- 過去分詞: figured out
- 「figure」自体は他にも「数字」「姿・形」などを意味する名詞や、「〜と推測する」という動詞として使われますが、「figure out」という形で他の品詞になることはありません。
- 例: “I figure (動詞) it’s going to rain tomorrow.” (推測する)
- 例: “The sales figure (名詞) last month was the highest this year.” (数字・統計)
- 例: “I figure (動詞) it’s going to rain tomorrow.” (推測する)
- B1(中級)〜B2(中上級)相当
日常会話では一般的によく使われる句動詞ですが、細かいニュアンスをつかむには少し慣れが必要です。 - “figure” + “out”
「figure」はもともと「形」「姿」「数字」「考える」などを表す動詞または名詞ですが、ここでは「解明する、判断する」という意味に近い動詞として使われます。そこに副詞「out」がつくことで、“何かの答えや解決策を外に引き出す”というニュアンスになります。 - “figure on” : ~を予想する、計画する
- “figure up” : (金額などを)合計する
- “figure”名詞形 : 数字、姿、人物像
- “figurative” : 比喩的な
- figure out the problem
- (問題を解決する)
- (問題を解決する)
- figure out a solution
- (解決策を見つける)
- (解決策を見つける)
- figure out what went wrong
- (何がうまくいかなかったのか突き止める)
- (何がうまくいかなかったのか突き止める)
- figure out how to do (something)
- (~のやり方を理解する・把握する)
- (~のやり方を理解する・把握する)
- figure out the meaning
- (意味を理解する)
- (意味を理解する)
- figure out the cost
- (費用を割り出す)
- (費用を割り出す)
- figure out a plan
- (計画を立てる / 練る)
- (計画を立てる / 練る)
- figure out the best approach
- (最善の取り組み方を導き出す)
- (最善の取り組み方を導き出す)
- figure it out by yourself
- (自分で何とか理解する / 何とかする)
- (自分で何とか理解する / 何とかする)
- can’t figure (someone) out
- (人の考えがわからない)
- 「○○に気づく」「解決策を見いだす」など、少しカジュアルなニュアンスでよく使われます。
- フォーマルすぎる文章では「determine」「ascertain」「work out」などに言い換えられることもありますが、ビジネスシーンでも「figure out」は頻繁に用いられます。
- figure out + 名詞
- 例: “I need to figure out the answer.”
- 例: “I need to figure out the answer.”
- figure + 名詞 + out
- 例: “I need to figure the answer out.”
→ “figure out”は可分(分離可能)な句動詞なので、目的語を間に挟む形でも使われます。
- 例: “I need to figure the answer out.”
- figure out + 疑問詞節(how / why / what など)
- 例: “I can’t figure out why she left.”
- 例: “I can’t figure out why she left.”
- ビジネス文書などでも割とカジュアルに使われることが多いですが、極めてフォーマルな論文の中や公的文書では “find a solution” や “determine” を使う場合もあります。
- “figure out”は他動詞として目的語をとる形で使われます。
- 自動詞としては使えないので、後ろに「解決したい対象」「理解したい対象」が必要です。
- “I need to figure out what to cook for dinner tonight.”
- 夕飯に何を作るか考えなきゃ。
- 夕飯に何を作るか考えなきゃ。
- “I can’t figure out this puzzle; it’s really tricky.”
- このパズルがわからない。すごく難しいよ。
- このパズルがわからない。すごく難しいよ。
- “Could you help me figure out why my phone isn’t working?”
- どうして私のスマホが動かないのか、一緒に原因を突き止めてもらえない?
- “We have to figure out a more efficient strategy to boost sales.”
- 売上を伸ばすために、より効率的な戦略を考え出さないといけません。
- 売上を伸ばすために、より効率的な戦略を考え出さないといけません。
- “Let’s figure out the budget before we proceed with the project.”
- プロジェクトを進める前に予算を割り出しましょう。
- プロジェクトを進める前に予算を割り出しましょう。
- “I need more time to figure out how we can reduce operational costs.”
- 運営コストをどう削減できるか考えるのに、もう少し時間が必要です。
- “Researchers are trying to figure out the underlying mechanism of this disease.”
- 研究者たちはこの病気の根本的なメカニズムを解明しようとしている。
- 研究者たちはこの病気の根本的なメカニズムを解明しようとしている。
- “We need to figure out the best way to analyze these data sets.”
- これらのデータを分析する最善の方法を検討する必要がある。
- これらのデータを分析する最善の方法を検討する必要がある。
- “It’s crucial to figure out the theoretical framework before conducting experiments.”
- 実験を行う前に理論的枠組みをきちんと理解することが重要です。
- “understand” (理解する)
- 「単に理解する」という意味ではほぼ同義ですが、「努力して解明する(答えを出す)」という積極的なニュアンスはやや弱い。
- 「単に理解する」という意味ではほぼ同義ですが、「努力して解明する(答えを出す)」という積極的なニュアンスはやや弱い。
- “work out” (解決する、うまくいく)
- “figure out”と似ていて、問題解決のためによく使われます。イギリス英語では特に “work out”も日常的に用いられます。
- “figure out”と似ていて、問題解決のためによく使われます。イギリス英語では特に “work out”も日常的に用いられます。
- “find out” (調べて知る、発見する)
- 「情報を得る」という意味合いが強めで、何かを調べて結論に至るニュアンス。
- 「情報を得る」という意味合いが強めで、何かを調べて結論に至るニュアンス。
- “sort out” (整理する、解決する)
- 「混乱している状況を整理して解決する」イメージが強い。
- はっきりとした反意語(「理解しない」「解決しない」など)は「misunderstand(誤解する)」「ignore(無視する)」に近いですが、必ずしも厳密な対義語ではありません。
- アメリカ英語(IPA表記): /ˈfɪɡjər aʊt/ または /ˈfɪɡjər ˈaʊt/
- イギリス英語(IPA表記): /ˈfɪɡə(r) aʊt/
- “figure”の第1音節 “fig-” にアクセントが置かれます (“FIG-yər”)。
- “out” も強めにはっきり発音されることが多いです。
- “figure”が「フィギュア」と日本語に近い発音になりすぎて英語らしい母音が失われることがあります。
- “fɪg-jər” のように “g” と “y” の繋がりを意識しつつ、あまり巻き舌にしすぎないことがポイントです。
- スペルミス: “figure” を “figuer” や “figur” と書き間違えることがあるので注意。
- “figure out” は他動詞の句動詞なので、「対象(何を解決するのか)」を文中で明示する必要があります。
- “find out” との混同: どちらも「わかる」という意味があるが、“figure out”は「自分で考え抜いて解決する/理解する」、 “find out” は「情報を得て知る」ニュアンス。
- 資格試験・TOEICなどでも、句動詞として “figure out” はリスニングやリーディングに頻繁に登場。文脈から意味を推測して正しく解釈できるようにしましょう。
- “figure” は「形や数字をイメージするもの」、そこから「頭であれこれ動かして考える」イメージを持つと覚えやすいです。
- 「何かの答えを“外(out)”に導き出す」というイメージを思い浮かべると「figure out = 解明する・考え出す」という意味が頭に入りやすいです。
- 同じ語幹の “figure skating”(フィギュアスケート)から「形」「イメージ」を連想し、“out” で外へ引っ張り出す…とストーリーで覚えると定着しやすいでしょう。
- 現在形: turn around
- 過去形: turned around
- 過去分詞形: turned around
- 現在分詞形: turning around
- 名詞形: 「turnaround」(一語) → 「変化」「好転」「立て直し」など。
例) The company achieved a turnaround in profits last year. - turn: 「回す」「曲がる」などの意味を持つ動詞。
- around: 「周りに」「振り返って」「(状況を)反転して」といった意味を持つ副詞/前置詞。
- turn around quickly(素早く向きを変える)
- turn around time(納期・処理時間・完了までの時間)
- turn around decision(決定を覆す)
- turn around strategy(再建戦略、業績回復策)
- turn around plan(方向転換計画、事業立て直し計画)
- turn around moment(転換点)
- turn around the economy(経済を立て直す)
- turn around the situation(状況を好転させる)
- turn around and say(振り向いて言う)
- turn around performance(業績を向上させる)
- turn は古英語の “tyrnan” に由来し、「回す」や「曲がる」といった意味を持ちます。ラテン語の “tornare”(ろくろを回す)に遡るともされます。
- around は古英語の “ā-rund” などが語源で、「回って」「周囲を」という意味を持ちます。
- 「体の向きを変える」「振り向く」という物理的な意味から、「立て直しをする」「改善する」などの抽象的な意味まで広く使えます。
- カジュアルな日常会話からビジネス文書まで、比較的幅広い文脈で使われます。フォーマル度合いとしては中程度で、論文などの非常に堅い文体でも、比喩的に使われることがあります。
- 自動詞的用法: He turned around to see who was calling him.(振り返って誰が呼んでいるのか確認した)
- 他動詞的用法: We need to turn around the project.(プロジェクトを立て直す必要がある)
- turn around and + 動作: “He turned around and walked away.”(彼は振り向いてから立ち去った)
- turn around time: 「物事の処理にかかる時間」を示す名詞表現として定着しています。
“Could you turn around for a second? I want to see if that dress fits you.”
(ちょっと振り向いてくれる? そのドレスが合ってるか見たいの。)“When I called his name, he turned around and smiled.”
(私が彼の名前を呼んだら、彼は振り向いて笑ってくれた。)“I realized I forgot my phone, so I had to turn around and go back home.”
(携帯を忘れたのに気づいて、振り返って家に戻らなくちゃいけなかった。)“We need a new strategy to turn around our sales.”
(売上を立て直すには新しい戦略が必要だ。)“The CEO successfully turned the company around in less than a year.”
(CEOは1年もしないうちに会社を見事に立て直した。)“What’s the usual turn-around time for this type of project?”
(このタイプのプロジェクトは通常どれくらいで完了しますか?)“The research findings turned around the conventional theories in this field.”
(その研究結果は、この分野の従来の理論を覆した。)“It took years to turn around the negative public perception of the scientific study.”
(その科学研究に対する否定的な世間の認識を好転させるのに何年もかかった。)“Their new methodology has turned around the way we approach historical data analysis.”
(彼らの新しい方法は、歴史データ分析のアプローチを一変させた。)reverse(逆転させる):
- 例) “They reversed their policy.” → 「彼らは方針を覆した。」
- 「turn around」よりも「真逆にする」というニュアンスが強い。
- 例) “They reversed their policy.” → 「彼らは方針を覆した。」
change direction(方向転換する):
- 例) “We need to change direction in our marketing approach.”
- より一般的表現で、「turn around」ほど「好転させる」ニュアンスは強くない。
- 例) “We need to change direction in our marketing approach.”
improve(改善する):
- 例) “We have to improve our process to save costs.”
- より単純に「良くする」という意味合いで、「turn around」の方向転換感は弱い。
- 例) “We have to improve our process to save costs.”
- stay the same(同じままでいる)
- decline(悪化する)
- remain unchanged(変わらないままでいる)
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /tɝːn əˈraʊnd/
- イギリス英語: /tɜːn əˈraʊnd/
- アメリカ英語: /tɝːn əˈraʊnd/
強勢・アクセント: “turn aROUND” のように、“around” の第2音節 “-round” にストレスを置く傾向があります。
よくある間違い: “turn” の母音を「ターン」と伸ばしすぎたり、 “around” の /əˈraʊnd/ の部分を「アラウンド」と発音せずに「アラウンドゥ」のように曖昧母音を弱めず発音することが多いです。ネイティブのように曖昧母音 /ə/ を入れて、「ターン・アラウンド」に近い感覚で発音すると自然です。
- スペル:
- 名詞化した場合「turnaround」は一語になることが多いですが、動詞フレーズとしては「turn around」と2語で書きます。
- 名詞化した場合「turnaround」は一語になることが多いですが、動詞フレーズとしては「turn around」と2語で書きます。
- 同音異義語: 「turn round」と書く場合もありますが、イギリス英語や日常的な省略表現などで見られるものです。意味はほぼ同じですが、試験や正式な文書では「turn around」の方が一般的です。
- 試験対策: TOEICや英検などの問題で、句動詞の違い(turn off/ turn on / turn around / turn down など)を問う問題がよく出ます。文脈に注意しましょう。
- 「方向を変える/物事の流れを反対にして好転させる」というイメージを思い浮かべてください。
- 「トラックがUターンする」ように視覚的に覚えるとわかりやすいです。
- 名詞形「turnaround」はプロジェクトや企業などの「逆転劇」「立て直し」というビジネス用語でよく出てくるので、合わせて覚えましょう。
- lay down (句動詞/phrasal verb)
- To put something down in a flat position.
- To establish or formulate rules, laws, or guidelines.
- To surrender or give up (e.g., “lay down arms”).
- To store or set aside for future use (e.g., “lay down wine”).
- 何かを平らな位置(床やテーブルなど)に置く。
- 規則・法律・指針などを定める。
- 武器などを放棄する、降伏する。
- 将来使用するために取っておく(ワインを寝かせておく、など)。
- 句動詞(動詞+副詞)
- ベースの動詞は “lay”。
- “down” は副詞や前置詞として機能しますが、ここでは句動詞の一部です。
- ベースの動詞は “lay”。
- 原形:lay down
- 三人称単数現在形:lays down
- 過去形:laid down
- 過去分詞:laid down
- 現在分詞:laying down
- “lay” は単独で動詞として使われ、意味は「~を置く」「横たえる」などです。
- 名詞としては “lay” に「素人(専門知識のない人)※形容詞的に使われることが多い(lay opinion など)」の用法がありますが、頻度は比較的低いです。
- B2(中上級)
- 句動詞は概念をしっかり理解する必要があるため,B2レベル以上の学習者向けです。
- lay: 古英語の “lecgan” から派生し、「物を置く」「横たえる」という意味があります。
- down: 空間的に「下方へ」を表す副詞・前置詞。句動詞になると「完全に~する/物理的に下げる・置く/確定させる」というニュアンスになります。
- (put in a flat position)
「何かを平らに置く」という物理的な行為。 - (establish or formulate)
「規定する、定める」というややフォーマルなニュアンスで、法律や方針などを「敷く・打ち立てる」という場面で使います。 - (surrender or give up)
「武器を放棄する」「戦いをやめる」という場面でよく使います。 - (store for future)
「取っておく」「将来に備えて蓄えておく」という場面で使います(ワインを貯蔵する、など)。 - lay down the law → (法律や規則を)制定する
- lay down one’s arms → 武器を捨てる/降伏する
- lay down restrictions → 制限を設ける
- lay down the groundwork → 土台を築く
- lay down a plan → 計画を策定する
- lay down rules → 規則を設ける
- lay down a carpet → カーペットを敷く
- lay down your burden → 重荷を下ろす(比喩的表現)
- lay down guidelines → ガイドラインを定める
- lay down an ultimatum → 最後通告を突きつける
- lay は古英語 “lecgan” に由来し、「寝かせる・置く」という原義があります。
- down は古英語 “dūn”(丘・小高い場所の下)から派生し、後に副詞・前置詞としての「下に」という意味を持つようになりました。
- 「lay down the law」などはややフォーマル、または少し上から目線のニュアンスとして使われることもあります。
- 「lay down arms」は戦争や紛争など公式(フォーマル)な状況や歴史的文脈で用いられることが多いです。
- 口語では「ものを置く」という意味面で「I’m going to lay down the book」などの形が出てきますが、日常会話では “put down” がより多く使われるかもしれません。
- 一方、規定やルールを「決める・定める」意味はビジネスや公式文章で使用されやすい表現です。
他動詞としての使い方
- “lay” はもともと他動詞なので、目的語を取ります。
- 例: “lay down the book,” “lay down rules.”
- “lay” はもともと他動詞なので、目的語を取ります。
イディオム的用法
- “lay down the law,” “lay down one’s arms” など定型表現があります。
- “lay down the law,” “lay down one’s arms” など定型表現があります。
フォーマル度合い
- 規定や指針を示す場合はフォーマル。
- 物を置く意味では、比較的カジュアルでも使えますが、 “put down” と似た意味で日常会話ではそちらが頻出。
- 規定や指針を示す場合はフォーマル。
可算・不可算に関して
- 動詞なので可算・不可算は関係しませんが、目的語が複数形か単数形かによって “lay down a law” か “lay down laws” かが変わります。
- “Could you lay down those groceries over here?”
(その食料品をここに置いてくれる?) - “I’m going to lay down this heavy box for a moment.”
(この重い箱をちょっと置くね。) - “Don’t lay down your phone on the wet table!”
(濡れたテーブルに携帯を置かないで!) - “The CEO plans to lay down new guidelines for remote work.”
(CEO はリモートワークに関する新たなガイドラインを設定する予定です。) - “We need to lay down clear policies to address this issue.”
(この問題に対処するため、明確な方針を定める必要があります。) - “Before we proceed, let’s lay down a detailed plan for the next quarter.”
(進める前に、次の四半期に向けた詳細な計画を立てましょう。) - “The committee will lay down the official terms of reference for the research.”
(委員会は、その研究に対する正式な諮問事項を定める予定です。) - “This treaty lays down the fundamental principles of cooperation between the two nations.”
(この条約は、両国間の協力に関する基本的な原則を定めています。) - “Historical records show that the king laid down a series of harsh laws during his reign.”
(歴史的な記録によると、その王は在位中に一連の厳しい法律を制定しました。) - put down(〜を置く)
- 日常会話で単に「置く」と言いたいときに使われることが多い。
- 日常会話で単に「置く」と言いたいときに使われることが多い。
- establish(確立する/設立する)
- 法律や組織などを「確立する」ニュアンス。よりフォーマル。
- 法律や組織などを「確立する」ニュアンス。よりフォーマル。
- formulate(策定する)
- 政策や理論などを体系的に「練り上げる」「策定する」。学術的でフォーマル。
- 政策や理論などを体系的に「練り上げる」「策定する」。学術的でフォーマル。
- set down(書き留める/定める)
- 文章に記録したり、規定を文字化するときに用いる。
- pick up(拾い上げる/~を取り上げる)
- 物理的に何かを「持ち上げる」という意味で “lay down” の反対。
- “put down” と “lay down”
- 両方とも「~を下に置く」意味があるが、 “lay down” のほうがややフォーマル・書き言葉寄りで、指針や武器放棄などに転用される意味が強い。
- 両方とも「~を下に置く」意味があるが、 “lay down” のほうがややフォーマル・書き言葉寄りで、指針や武器放棄などに転用される意味が強い。
- “establish” と “lay down”
- “establish” は組織の設立や制度の確立など、比較的大規模・正式なことに使う。 “lay down” は規則を設けたり、物事の基準を定める表現で、より指令的なニュアンスを含む。
- 発音記号 (IPA): /leɪ daʊn/
- アクセントの位置:
- “LAY” の母音 [eɪ] をはっきり伸ばし、 “DOWN” は [daʊn] と下がり気味に発音。
- “LAY” の母音 [eɪ] をはっきり伸ばし、 “DOWN” は [daʊn] と下がり気味に発音。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな差はありませんが、アメリカ英語のほうが “daʊn” の [aʊ] をやや鼻にかけて発音する傾向があります。
- 大きな差はありませんが、アメリカ英語のほうが “daʊn” の [aʊ] をやや鼻にかけて発音する傾向があります。
- よくある発音の間違い:
- [laɪ] と混同して「ライダウン」とならないように注意( “lay” と “lie” はしばしば混同されがち)。
- “lie down” との混同
- “lie down” は自分自身が横になる(自動詞)。
- “lay down” は何かを置く(他動詞)。
- 例: “I’m going to lie down on the sofa.”(私はソファに横になる)
- 例: “I’m going to lay down the book on the sofa.”(私は本をソファの上に置く)
- “lie down” は自分自身が横になる(自動詞)。
- スペルミス
- 過去形や過去分詞が “laid” であり “layed” ではない。
- 過去形や過去分詞が “laid” であり “layed” ではない。
- TOEIC・英検などでの出題傾向
- 句動詞の中でも複数の意味を持つため、文脈把握問題やイディオム問題で出題されやすい。
- “lay down the law” や “lay down arms” など定型表現として問われることもある。
- 句動詞の中でも複数の意味を持つため、文脈把握問題やイディオム問題で出題されやすい。
- 「lay down」は「下に置く」イメージをまずしっかり持つと、そこから「ルールを敷く」「武器を置く」「ワインを寝かせる」などの具体的な使い方に派生しやすいです。
- “lie” と “lay” の混同をしないように、「lay」は必ず目的語が必要で「何かを置く」イメージで覚えましょう。
- 規則や法を「敷く=敷布のように広げる」とイメージすると、 “lay down the rules” が覚えやすくなります。
- 「shut」は動詞ですが、「shut down」は句動詞としてまとまった意味を持ちます。
- 名詞形として「shutdown」(一語) が使われる場合もあります(例: a system shutdown)。
- To stop operating something or to cease activity.
- 「(機械・システムなどを)停止する」「(施設などを)閉鎖する」「(会話や議論などを)打ち切る」
- たとえばコンピューターを終了するとき、あるいは工場を閉鎖する際などに 「shut down」が使われます。会話を強制的に打ち切るようなニュアンスもあります。
- shut down – shut down – shut down
- 「shut」は不規則動詞ですが、過去形・過去分詞形も同形の“shut”になります。
- noun: “shutdown” (システムや組織の「停止」や「閉鎖」を表す名詞)
例: “The factory faces a possible shutdown.” - 「shut」の基本意味としてはA2レベルでも出てきますが、句動詞としての「shut down」は少しレベルが上がり、日常会話からビジネスでの使用まで幅広く使われる表現です。
- shut: 「閉じる」「閉める」という意味を持つ動詞。
- down: 状態や動作を強調して「停止」や「下へ」というニュアンスを加える副詞。
- shutdown (名詞): システム停止、閉鎖
- shut off: (電源・水道などを)止める
- close down: (店・事業を)完全に閉める/閉鎖する (shut down に似ています)
- shut down a computer(コンピューターを終了する)
- shut down operations(操業を停止する)
- shut down the machine(機械を止める)
- shut down a factory(工場を閉鎖する)
- shut down a business(事業をたたむ)
- shut down the conversation(会話を打ち切る)
- a total shutdown(完全な停止・シャットダウン)
- sudden shutdown(突然の停止)
- partial shutdown(一部の閉鎖)
- government shutdown(政府機関の閉鎖)
- shut は中英語(Middle English)由来で、「閉じる、閉ざす」という意味。
- down は古英語(Old English)由来で、「下に」「下向きに」という空間的な意味を持っていました。
- これらが合わさり、中世から近代にかけて「完全に閉じる」「閉鎖して活動を止める」というニュアンスを帯びるようになりました。
- 「shut down」は、機械やサービスなどを「停止する」という、主に物理的・システム的な意味でよく使われます。
- 「強制的に打ち切る」つまり相手の話を遮るときにも使われ、相手に対してやや強い・冷たい印象を与える場合があります。
- フォーマルな書き言葉から日常会話・スラング的表現まで幅広く使われます。
- 例: “He shut me down in the middle of my presentation.”(プレゼン中に話を打ち切られた。)
- 句動詞は「shut + down」の順番を守る必要があります。
- 他動詞としての用法があるので、目的語をとる場合が多いです。
例: “Shut down the computer.” → コンピューターを終了しなさい。 - 名詞としての用法: “shutdown”
- 例: “We had a complete shutdown of the system.” → システムが完全に停止しました。
- どちらでも使われますが、文章の中では「cease operations」のようなフォーマルな言い方に置き換えられることもあります。
“I always shut down my laptop before going to bed.”
- 寝る前にいつもノートパソコンをシャットダウンするよ。
- 寝る前にいつもノートパソコンをシャットダウンするよ。
“Don’t forget to shut down the TV when you’re done.”
- テレビを見終わったら消し忘れないでね。
- テレビを見終わったら消し忘れないでね。
“He just shut down my idea without even considering it.”
- 彼は私のアイデアをまったく考えもせずに却下したんだ。
- 彼は私のアイデアをまったく考えもせずに却下したんだ。
“Our company plans to shut down two branches due to budget cuts.”
- 予算削減のため、弊社は2つの支店を閉鎖する予定です。
- 予算削減のため、弊社は2つの支店を閉鎖する予定です。
“Please make sure you shut down the system properly at the end of the day.”
- 1日の終わりには必ずシステムを正しく停止してください。
- 1日の終わりには必ずシステムを正しく停止してください。
“After the plant shut down, the workers were transferred to another location.”
- 工場が閉鎖された後、労働者たちは別の場所に配置転換されました。
- 工場が閉鎖された後、労働者たちは別の場所に配置転換されました。
“The experiment requires us to shut down all electronic devices before testing.”
- この実験では、テスト前にすべての電子機器を停止する必要があります。
- この実験では、テスト前にすべての電子機器を停止する必要があります。
“Frequent shutdowns of the reactor indicate a safety concern.”
- 原子炉の頻繁な停止は安全上の懸念を示しています。
- 原子炉の頻繁な停止は安全上の懸念を示しています。
“If the server shuts down unexpectedly, we must check the error logs immediately.”
- サーバーが予期せず停止した場合は、すぐにエラーログを確認しなければなりません。
- サーバーが予期せず停止した場合は、すぐにエラーログを確認しなければなりません。
close down(閉鎖する):
- 物理的な店舗や事業を「閉じる」ニュアンス。
- 例: “They decided to close down the store due to low sales.”
- 物理的な店舗や事業を「閉じる」ニュアンス。
turn off(電源を切る):
- 主に電源を切ることに焦点がある。
- 例: “Don’t forget to turn off the lights when you leave.”
- 主に電源を切ることに焦点がある。
power off(電源を落とす):
- こちらもデバイスの電源に特化。少し技術的・専門分野らしい響き。
- こちらもデバイスの電源に特化。少し技術的・専門分野らしい響き。
cease operations(操業をやめる):
- フォーマルな文書でよく使われる表現。
- フォーマルな文書でよく使われる表現。
- start up(起動する)
- turn on(電源を入れる)
- open up(開店する、開く)
- IPA: /ʃʌt daʊn/
- アメリカ英語: [ʃʌt daʊn](「ʌ」は「ア」のような中間母音)
- イギリス英語: [ʃʌt daʊn] (ほぼ同じ発音)
- アメリカ英語: [ʃʌt daʊn](「ʌ」は「ア」のような中間母音)
- 強勢の位置: “SHUT”に軽くストレスがかかり、2つめの音節“down”もやや強調される場合があります。(会話の流れにもよります)
- よくある発音の間違い: “u” は「ア」に近い短い音で、曖昧に「シャット」ではなく /ʃʌt/ を意識すると良いでしょう。
- スペルミス: “shut” を “shutt” と書いてしまったり、 “down” を “dawn” と混同する場合がある。
- 同音異義語: “dawn” /dɔːn/(夜明け)との綴り違いに注意。
- 句動詞の順序: “shut down” と “down shut” は間違い。必ず “shut down” の順序を守りましょう。
- 資格試験 (TOEIC・英検など)
- 機械・コンピューターを終了する表現として、ビジネス文脈で「shut down」を目にする機会が多いです。文脈を読み取り、停止・閉鎖の意味と理解しておきましょう。
- 「shut(閉じる)」+「down(下へ/停止)」というイメージを思い浮かべ、扉や電源スイッチを完全に「バタン!」と落とすイメージを持つと覚えやすいです。
- 「シャットダウン」(カタカナ) でコンピューターの画面に書いてあるのを思い出すと、英語でも同じスペル・同じ意味で使われるという関連イメージで覚えやすくなります。
- 実際に自分のパソコンやスマホなどのメニューで “shut down” の表現に触れて、使うタイミングを合わせてみると記憶が定着します。
bring back
bring back
解説
【句動】が戻る / 《...から》持ち帰る《from ....》
【発音記号】brɪŋ bæk
【1】 Make something/somebody return to a place, state, situation, or conversation topic (52.5%)
【1】何か/誰かを場所、状態、状況、会話の話題に戻す(52.5%)。
【1】 This will bring back war into the country.
【1】これで国内に戦争が復活する。
【2】 Bring something one has taken from a place they come from (22.5%)
【2】出身地から持ってきたものを持ってくる(22.5%)
【2】 This is the hat he brought back from South America.
【2】南米から持ち帰った帽子です。
bring back
以下では、英熟語 bring back
を、学習者の方にもわかりやすいように、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 & 日本語)
品詞
活用形
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「bring back」は「元の場所(back)へ持ってくる(bring)」が直感的なイメージ。
そこから転じて、「昔の事柄や記憶をもう一度呼び戻す」のような比喩的な意味でも使われます。
代表的な意味
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
語源
歴史的には、「持っているものを元の場所へ戻す」のニュアンスが核心ですが、比喩的に「記憶」や「気持ち」を呼び起こすイメージでも使われるようになりました。
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
構文例
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
「bring back」は「返却する」「呼び起こす」のイメージですが、反意語は「取り去る・忘れる」というように、対照的なイメージになります。
7. 発音とアクセントの特徴
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “bring back” の詳細解説です。日常会話やビジネス、学術的な文脈でも使える便利な句動詞なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
【句動】が戻る
《...から》持ち帰る《from ....》
settle down
settle down
解説
【句動】身を落ち着ける, 結婚して身を固める / 落ち着く / 座る,腰を落ち着ける
【発音記号】ˈsɛtəl daʊn
【1】 Adopt a quieter and steadier lifestyle (31%)
【1】より静かで安定したライフスタイルを採用する(31%)。
【1】 I just want to fall in love with the right guy and settle down.
【1】いい男と恋に落ちて落ち着きたいだけです。
【2】 Become calmer, quieter, more orderly (26.5%)
【2】落ち着いた、静かな、整然とした感じになる(26.5%)。
【2】 We need things to settle down before we can make a serious decision.
【2】真面目な決断をする前に、物事が落ち着く必要があります。
【3】 Get into a comfortable position, either sitting or lying (20%)
【3】座っているか横になっているかのいずれかの快適な姿勢になる (20%)
【3】 When he reached the top of the hill, he settled down in the grass to have a rest.
【3】丘の上に着くと、彼は草むらに腰を下ろして休憩を取った。
settle down
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): settle down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベルの目安: B1 (中級)
活用形
句動詞であるため、動詞 “settle” の活用で変化します。
他の品詞の形
「settle」はもともと「解決する」「定住する」などの意味を持つ動詞ですが、phrasal verbとして “settle down” になると、より「落ち着く」「腰を据える」といった意味合いで使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
よく使われる意味
関連フレーズ・コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
以下、それぞれ3例ずつ提示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
“settle down” は精神的、物理的に落ち着くニュアンスがあるため、動揺したり落ち着きのない状態は反意語側になります。
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント: “settle” の第1音節 “se” に力が入ります。 “down” はしっかり母音 /aʊ/ を発音します。
よくある発音ミス:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “settle down” の詳細な解説になります。しっかりとフレーズの意味を把握し、文脈に合わせて使えるよう練習してみてください。
【句動】身を落ち着ける, 結婚して身を固める
落ち着く
座る,腰を落ち着ける
turn over
turn over
解説
【句動】《...に》を明け渡す,を引き渡す《to ...》 / をひっくり返す
【発音記号】tɜrn ˈoʊvər
【1】 Surrender possession or control to somebody/something (esp. in authority) (59.5%)
【1】所有・支配権を誰かに明け渡す(59.5%)
【1】 The policeman turned over the criminal to the jail guard.
【1】警察官は犯人を留置場の警備員に引き渡した。
【2】 Change position so that the other side is facing towards the outside or the top, or another direction (34%)
【2】反対側が外側や上、または別の方向を向くように位置を変更する (34%)
【2】 Put the chicken on the grill and turn it over a few times
【2】グリルに鶏肉を入れて数回ひっくり返す
turn over
以下では「turn over」という句動詞(またはフレーズ)について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味 (英語 / 日本語)
日本語で言えば、「ひっくり返す」「検討する」「引き渡す」のように、状況に合わせて使われる単語です。たとえば、パンケーキを焼くとき裏返す場合にも使えますし、仕事を誰かに引き継ぐときにも使えます。
品詞
活用形
他の品詞形
難易度 (CEFR レベル目安)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹など
他の単語との関連性
よく使われるコロケーションや関連フレーズ (10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
1) 他動詞としての使い方 (目的語を取るパターン)
例: He turned over the stone. (彼はその石をひっくり返した)
2) 自動詞としての使い方 (目的語がないパターン)
例: The car turned over. (車が横転した)
3) 目的語が代名詞の場合は句動詞の間に置く
例: Turn it over. (それをひっくり返す)
4) 「~に引き渡す/渡す」場合も「turn over + 目的語 + to ~」の形
例: They turned the documents over to the manager. (彼らは書類をマネージャーに引き渡した)
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスでの例文 (3つ)
学術的/専門的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセントの位置
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn over」の詳細な解説です。文脈に応じて様々に意味を変える便利な句動詞ですので、例文を通して慣れていくのがおすすめです。
【句動】《...に》を明け渡す,を引き渡す《to ...》
をひっくり返す
come along
come along
解説
【句動】やって来る,現れる / 《...と》一緒に来る《with ...》 / 進捗する, 上達する, うまくいく
【発音記号】kʌm əˈlɔŋ
【1】 Appear or arrive; come into existence (72.5%)
【1】現れるか、到着するか;存在する(72.5%)
【1】 Such an opportunity comes along only once in a lifetime.
【1】このような機会は一生に一度しかありません。
【2】 Go somewhere with somebody (20.5%)
【2】誰かとどこかに行く(20.5%)
【2】 We’re going to the cinema tonight; you should come along with us!
【2】今夜は映画館に行くから、一緒に来てね。
come along
以下では「come along」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): come along
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語・日本語)
学習者にとっては、「一緒に行く」「進む」「やってくる」という3つの主要ニュアンスがあることをまず押さえておくと便利です。
CEFRレベルの目安:
活用形・他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
カジュアル / フォーマルの使い分け
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「come along」は日常的に使えるフレーズで、相手を誘ったり、進捗を伝えたりと便利な表現です。上達段階で取り入れておくと、会話の幅がぐっと広がるでしょう。
【句動】やって来る,現れる
《...と》一緒に来る《with ...》
進捗する, 上達する, うまくいく
break down
break down
解説
【句動】故障する,失敗する,を破壊する / 《...に》を分解する《into ...》/ 取り乱す,精神的に参る / (化学分解を受けて)を分離する
【発音記号】breɪk daʊn
【1】 Stop working or functioning; fail or collapse (vehicle, device, relationship, negotiations) (24%)
【1】動かなくなったり、機能しなくなったり、故障したり、崩壊したりする(乗り物、装置、関係性、交渉) (24%)
【1】 Our car broke down yesterday
【1】昨日、車が故障しました。
【2】 Divide or separate into categories or smaller components so as to make it easier to understand or deal with (20%)
【2】理解しやすいように、あるいは扱いやすいように、カテゴリーや小さな構成要素に分けたり、分けたりする (20%)
【2】 Let’s break down the task into three easy steps.
【2】タスクを簡単な3つのステップに分解してみましょう。
【3】 Lose control of one’s emotions and yield to tears or distress (17.5%)
【3】自分の感情をコントロールできず、涙や苦痛に屈する(17.5%)
【3】 He broke down at his son’s funeral.
【3】息子の葬儀で倒れた。
【4】 Undergo chemical decomposition; separate into different substances (13.5%)
【4】化学分解を受け、異なる物質に分離する(13.5%)。
【4】 Digestion breaks down food into small molecules.
【4】消化は食べ物を小さな分子に分解します。
break down
以下では英熟語「break down」を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味
「break down」は「壊れる・故障する」や、「分解する」という意味で使われる動詞句(句動詞)です。感情面では「取り乱す」「泣き崩れる」のようなニュアンスもあり、場面によって幅広く使われます。
品詞と活用形
他の品詞に変化した場合の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味のバリエーション
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
他動詞・自動詞としての使い分け
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話
ビジネスシーン
学術的/専門的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「break down」の詳細な解説です。句動詞は同じ単語の組み合わせでも文脈によって複数の意味を持つため、例文とセットで覚えることをおすすめします。
【句動】故障する,失敗する,を破壊する
《...に》を分解する《into ...》
取り乱す,精神的に参る
(化学分解を受けて)を分離する
come down
come down
解説
【句動】降りる / 《主語it,all》大切なのは結局...である《to ...》/ (金額・価値が)下がる
【発音記号】kʌm daʊn
【1】 Move from a higher spatial location to a lower one; fall/land onto the ground (32.5%)
【1】高い空間的位置から低い空間的位置に移動し、地面に落下・着地する(32.5%)。
【1】 Come down from the roof or you will hurt yourself.
【1】屋根から降りてこないと怪我をするぞ
【2】 (+ to) Reduce itself to one particular thing that is the most important or essential matter (20.5%)
【2】に)それ自体を最も重要な、または本質的な事柄である特定の一つのものに減らす(20.5%)
【2】 What it all comes down to is that the rules have not been respected.
【2】結局のところ、ルールが尊重されていないということです。
【3】 Become lower in amount or value (11%)
【3】金額や価値が低くなる(11%)
【3】 Interest rates are currently coming down
【3】現在は金利が下がってきている
come down
以下では、“come down”について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: come down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル: B1(中級)
(「come down」はよく使われる句動詞ですが、文脈によって多様な意味をもつため、学習者にはやや難しく感じることもあります。)
意味(英語・日本語の両方で簡潔に)
活用形
他の品詞になる例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル)
学術的・専門的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come down” の詳細解説です。さまざまな文脈で使われ、意味も複数ありますが、基本は「上から下へ動く」イメージを押さえると理解や使い分けがしやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
figure out
figure out
解説
【句動】を理解する,を明らかにする,を突き止める
【発音記号】ˈfɪgjər aʊt
【1】 Come to understand or determine something (100%)
【1】何かを理解したり、明らかにする (100%)
【1】 Despite her efforts, she couldn’t figure out what had happened
【1】努力しても、何が起こったのかわからなかった。
figure out
以下では、英熟語「figure out」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味
「figure out」は、何か問題などについて「自分で考えて理解する」「答えを導き出す」というニュアンスがあります。わからないことや問題に直面したとき、それを分析して解明したり、方法や原因を見いだしたりする際に使われる表現です。
品詞
活用形
英語の句動詞ですので、主に時制で変化します。動詞「figure」に -ed, -ing などが付き、次のようになります。
他の品詞になった場合の例
難易度(CEFRレベル目安)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
語源
“figure”はラテン語の “figura” に由来し、「形、姿、輪郭」を意味していました。英語で「figure」が「考える」や「推測する」を表すようになり、そこに「out」(外へ、解きほぐすイメージ)がつくことで「問題や答えを外へ導き出す、解き明かす」という意味の句動詞が形成されました。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル / カジュアル
他動詞・自動詞
5. 実例と例文
それぞれの文脈で3つずつ例文を挙げます。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「figure out」の詳細解説です。
問題解決や理由を突き止めるときに日常会話からビジネスまで幅広く使える便利な表現ですので、ぜひ活用してください。
turn around
turn around
解説
【句動】振り向く,振り返る / を好転させる
【発音記号】tɜrn əˈraʊnd
【1】 Move so as to face in the opposite direction (67.5%)
【1】反対方向を向くように動く(67.5%)。
【1】 She turned around and walked out the door.
【1】彼女は振り向いてドアの外に出て行った。
【2】 Make something become better or more successful than it previously was (economy, business) (24.5%)
【2】何かを以前よりも良くしたり、成功させたりする(経済・ビジネス) (24.5%)
【2】 People have stopped believing the President could turn around the economy.
【2】人々は大統領が経済を好転させることができると信じるのをやめてしまった。
turn around
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): turn around
意味(英語): to change the direction one is facing or traveling, or to reverse a situation/condition in a positive way
意味(日本語): 向きを変える、または状況を好転させるという意味です。たとえば、歩いている時に振り返るときにも使えますし、ビジネスで組織や業績を立て直すといったイメージでも使われます。
「turn around」は「振り向く」「方向転換する」「改善させる」といったニュアンスを持つ句動詞です。日常会話でもビジネスシーンでも幅広く使われます。
品詞: 句動詞(動詞 + 副詞)
活用形例:
他の品詞形:
CEFRレベル: B1(中級)
→ 日常会話やビジネスシーンでよく使われる表現のため、中級の学習者にとって覚えておくと便利な句動詞です。
2. 語構成と詳細な意味
二つが合わさることで、「体や方向を反転する」「状況を好転させる」という意味を持ちます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
歴史的には「物理的に方向を変える」という意味が主でしたが、徐々に比喩的にも使われるようになり、「状況を立て直す」といった意味まで広がりました。
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
句動詞としての特徴
句動詞のため、目的語を間に挟むことが可能な場合もありますが、たとえば「turn the project around」というように、単語の間に目的語を挟む形が一般的です。
イディオム・構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn around」の詳細な解説です。ビジネスから日常会話まで幅広く使える句動詞なので、ぜひ積極的に活用してみてください!
【句動】振り向く,振り返る
を好転させる
lay down
lay down
解説
【句動】(使い終わったもの)を置く / (休むために)横になる / ...と規定する, ...ということを正式に決める
【発音記号】leɪ daʊn
【1】 Put something away or down on a surface, esp. because one has stopped using it (31%)
【1】使わなくなったものを置く (31%)
【1】 I laid down my book and stood up.
【1】本を横にして立ち上がった。
【2】 Lie flat on a surface, usually to rest (28%)
【2】表面に平らに横たわる、通常は休むために (28%)
【2】 He laid the child down on the bed and wished her good night.
【2】彼は子供をベッドに寝かせ、おやすみを願った。
【3】 Lay the foundations of; establish or create (17%)
【3】基礎を築く;確立または創造する (17%)
【3】 The principles of good conduct were laid down decades ago
【3】善行の原則は数十年前に定められました。
lay down
以下では、句動詞「lay down」を、初学者から上級者まで幅広く理解できるよう、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英単語
意味(英語)
意味(日本語)
「lay down」は、上記のように複数の意味を持ちます。文脈によっては「置く」「規定する」「放棄する」「寝かせる」といったニュアンスになります。特に「規則を定める」や「武器を捨てる」など、ある行動や規定をはっきりと打ち出すときに使われる表現です。
品詞
活用形
他の品詞例
CEFRレベル(目安)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
使い方の違いの例
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「lay down」の詳細な解説です。目的語を伴い「〜を置く」基礎的な意味から、指針・ルール・武器などの抽象的概念を「下に置く」「放棄する」という比喩的な意味まで幅広く使われる点に注目していただければ、理解が深まるでしょう。
【句動】(使い終わったもの)を置く
(休むために)横になる
...と規定する, ...ということを正式に決める
shut down
shut down
解説
【句動】を停止する
【発音記号】ʃʌt daʊn
【1】 Stop (or make something stop) working or operating (machine, computer, business, premise, strategy) (94%)
【1】働きまたは動作を停止させる(またはものを停止させる)(機械、コンピュータ、ビジネス、前提、戦略) (94%)
【1】 You should shut down your computer at night to save electricity
【1】節電のために夜はパソコンをシャットダウンしたほうがいい
shut down
1. 基本情報と概要
単語: shut down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
英語での意味:
日本語での意味:
活用形:
他の品詞:
CEFRレベル目安: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両方が合わさって「機能や活動を停止させる」「閉鎖させる」という意味になります。
ほかの関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル:
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的・専門的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “shut down” の詳細な解説です。
停止・閉鎖の意味をしっかりと押さえ、ビジネスや日常会話で役立ててみてください。
【句動】を停止する
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