頻出句動詞150 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を答える問題です。
- 英語: to suddenly stop doing something, to separate a part of something, or to end a relationship/negotiation abruptly.
- 日本語: 急に行動や会話をやめる、物の一部を切り離す、または交渉や関係などを急に打ち切るという意味です。たとえば、会話の途中で急に話をやめたり、チョコレートなどの一部をパキッと折り取ったり、交渉を決裂させたりするときに使われる表現です。
- 原形: break off
- 三人称単数現在形: breaks off
- 現在進行形: breaking off
- 過去形: broke off
- 過去分詞形: broken off
- 「break (動詞)」が名詞になる場合: a break(休憩/中断)
- 「breakable (形容詞)」: 壊れやすい
- B1(中級)~ B2(中上級)
日常会話で使われるが、やや比喩的・抽象的な使い方も含まれるため、中級〜中上級レベルの学習者向けです。 - break: 「壊す」「切り離す」「分解する」といったニュアンスを持つ動詞。
- off: 「離れて」「切り離されて」という方向性や分離を表す副詞・前置詞。
- break off a piece of ~(〜の一部を折り取る)
- break off negotiations(交渉を打ち切る)
- break off relations(関係を断つ)
- break off talks(話し合いを途中で切り上げる)
- break off an engagement(婚約を解消する)
- break off contact(連絡を絶つ)
- suddenly break off(突然中断する)
- break off in the middle of a sentence(話の途中で言葉を切る)
- break off ties(絆・繋がりを断つ)
- break off from the group(グループから離れる)
語源:
- 「break」は古英語の“brecan”に由来し、「壊す」「砕く」の意味を持つ言葉として長い歴史があります。
- 「off」は古英語の“of”から派生し、「離れる」「分離する」という意味を強調します。
- 組み合わせることで、「何かを急に断ち切る」「途中でやめる」というイメージが生まれています。
- 「break」は古英語の“brecan”に由来し、「壊す」「砕く」の意味を持つ言葉として長い歴史があります。
ニュアンス:
- 急に話をやめる、関係を断つといった「予期せぬ・急な中断」という響きが強いです。
- カジュアルな場面では「ばらばらにする」「折り取る」という意味もよく使われます。
- ビジネスや外交の場面では「交渉を打ち切る」というフォーマルなニュアンスもあります。
- 急に話をやめる、関係を断つといった「予期せぬ・急な中断」という響きが強いです。
自動詞・他動詞
- 「break off」は目的語をとる場合(他動詞的な使い方)と、とらない場合(自動詞的な使い方)の両方があります。
- 他動詞: “They decided to break off the talks.”(彼らは話し合いを打ち切ることにした)
- 自動詞: “She began to speak, but suddenly broke off.”(彼女は話し始めたが、急に言葉を切った)
- 「break off」は目的語をとる場合(他動詞的な使い方)と、とらない場合(自動詞的な使い方)の両方があります。
一般的な構文・イディオム
- “break off with someone” = (誰かとの関係を絶つ)
- “break off from something” = (何かを中断・離脱する)
- “break off with someone” = (誰かとの関係を絶つ)
使用シーン
- カジュアル: 「お菓子を折り取る」「会話を急にやめる」
- フォーマル: 「交渉・関係を打ち切る」
- カジュアル: 「お菓子を折り取る」「会話を急にやめる」
- “Could you break off a piece of that chocolate for me?”
(そのチョコレート、少し折り取ってくれない?) - “He was telling a story but broke off when the phone rang.”
(彼は話をしていたが、電話が鳴ったときに話を中断した。) - “I had to break off from the conversation to answer the door.”
(玄関に出るために会話を途中で離れた。) - “The company decided to break off negotiations due to budget constraints.”
(会社は予算の都合で交渉を打ち切ることを決定した。) - “We might have to break off this partnership if the terms aren’t met.”
(条件が満たされない場合、この提携を解消する必要があるかもしれません。) - “They broke off the discussion after failing to reach a consensus.”
(意見がまとまらなかったため、彼らは議論を打ち切った。) - “When analyzing rock samples, researchers often break off small fragments for closer examination.”
(岩石サンプルを分析する際、研究者はしばしば小片を折り取って詳しく調べる。) - “The conversation on ethics broke off abruptly as time ran out.”
(時間切れとなり、倫理に関する議論は急に打ち切られた。) - “They decided to break off the experimental procedure due to safety concerns.”
(安全上の懸念から、実験手順を中断することを決定した。) - cut off(切断する、中断する)
- より「強制的に遮る」ニュアンスが強い。
- 例: “The electricity was cut off.”(電気が止められた)
- より「強制的に遮る」ニュアンスが強い。
- halt(停止する)
- 改まった表現で「停止」を意味する。
- 例: “They decided to halt production.”(生産を停止することに決めた)
- 改まった表現で「停止」を意味する。
- discontinue(中止する)
- 主に商品やサービスを「続けない」という意味に使われる。
- 例: “They will discontinue this product line.”(この製品ラインを廃止する)
- 主に商品やサービスを「続けない」という意味に使われる。
- continue(続ける)
- 例: “They decided to continue negotiations.”(彼らは交渉を続けることを決めた)
- 例: “They decided to continue negotiations.”(彼らは交渉を続けることを決めた)
- proceed(先へ進む)
- 例: “Let’s proceed with the meeting.”(会議を続けましょう)
発音記号(IPA): /breɪk ɔːf/ (英), /breɪk ɒf/ (英), /breɪk ɔːf/ or /breɪk ɑːf/ (米)
- イギリス英語では [ɔː] や [ɒ] の音になる場合が多い。
- アメリカ英語では [ɔː] や [ɑː] など地域によって多少の違いがある。
- イギリス英語では [ɔː] や [ɒ] の音になる場合が多い。
アクセント:
- “break” に強勢が置かれやすい: “BREAK off”.
- “off” は軽めに発音する。
- “break” に強勢が置かれやすい: “BREAK off”.
よくある間違い:
- “break of” と綴ってしまったり、“break up” と混同したりする点に注意。
- スペルミス: “break of” や “brake off”(車のブレーキの “brake” と混同)に注意。
- 混同しがちな句動詞: “break up” → 主に「解散する」「砕く」「恋人同士が別れる」の意。 “break off” とは微妙に意味が異なる。
- 試験対策: TOEICや英検などで、交渉などを表す語い問題や長文読解で「交渉を打ち切る」ニュアンスで出題されることがある。
- “break off” は「チョコレートをポキッと折る」イメージを持つと覚えやすいです。
- “break” の「壊す・中断する」イメージと “off” の「切り離す・離脱する」イメージを組み合わせるとわかりやすいです。
- 会話や交渉などでも「ポキッと急に折る・切り離す」ように中止することを思い出すと定着しやすいでしょう。
- 原形: run out
- 過去形: ran out
- 過去分詞: run out
- 現在進行形: running out
- 「run (動詞)」や「a run (名詞)」という形もありますが、「run out」は主に句動詞としての形が基本です。
- run:本来「走る」を意味する動詞
- out:外へ、外側へ、尽きるイメージを表す副詞/前置詞
- run out of time(時間がなくなる)
- run out of money(お金が尽きる)
- run out of gas(ガソリンが切れる)
- run out of patience(我慢の限界に達する)
- run out of ideas(アイデアが尽きる)
- run out of stock(在庫がなくなる)
- run out onto the street(通りへ走り出る)
- run out of breath(息が切れる)
- run out of supplies(物資が不足する)
- time is running out(時間が迫っている)
- 語源:
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
- “out”も古英語の「ūt」に由来し、「外へ」という意味を表します。
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
歴史的背景:
「run」と「out」が組み合わさって、もともとは「外へ走り去る」という物理的な動きや、そこから転じて「無くなる」や「尽きる」といった意味でも用いられるようになりました。使用時の注意点・ニュアンス:
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 口語からビジネスでも比較的カジュアルなニュアンスで使われるので、シーンを選ばずに使いやすい表現です。
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 自動詞的用法:
例) We ran out of milk.(牛乳がなくなった)
「run out of + 名詞」の形で「〜が尽きる」と、目的格(何がなくなったのか)を“of”の後ろに置きます。 他動詞的用法(まれ):
例) They ran him out of town.(彼らは彼を町から追い出した)
この場合は少し違う意味(追い出す)で使われるので注意が必要です。その他構文:
「running out」で進行形を用いて「なくなりつつある」「時間が残り少ない」などの表現をする場合にもよく使われます。可算・不可算など:
「run out」は句動詞で、名詞ではないので可算・不可算の区別はありません。ただし、受け取る対象の名詞(milk, time など)が不可算・可算いずれかを取るかは注意が必要です。“We’re about to run out of milk. Could you buy some on your way home?”
(牛乳がそろそろなくなりそうだから、帰りに買ってきてもらえる?)“I ran out of gas on the highway today. It was so embarrassing!”
(今日高速道路でガソリンが切れちゃったの。すごく恥ずかしかったよ!)“Hurry up! We’re running out of time.”
(急いで!時間がなくなってきてるよ。)“We might run out of stock if orders keep coming in at this rate.”
(この調子で注文が入り続けると、在庫がなくなるかもしれません。)“Our budget will run out by the end of this quarter if we’re not careful.”
(注意しないと今四半期末までに予算が尽きてしまうでしょう。)“Please ensure we never run out of essential office supplies.”
(必須のオフィス用品が切れないようにしておいてください。)“If the lab equipment runs out of power, the experiment will be compromised.”
(実験装置の電源が切れてしまうと、実験が台無しになってしまう。)“As resources run out, researchers must find alternative solutions.”
(資源が尽きていくにつれて、研究者たちは代替策を見つけなければならない。)“When the sample supply ran out, we had to halt the study temporarily.”
(サンプルの供給が切れたとき、一時的に研究を中断せざるを得なかった。)- use up(使い果たす)
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- 「run out」とほぼ同じように“何かを使い切る、尽きる”の意味で使われます。
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- deplete(減耗させる)
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- こちらはややフォーマル・学術的なニュアンスがあります。
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- come to an end(終わりに近づく)
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- より抽象的に“終わりに近い”という意味合いです。
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- be replenished(補充される)
- be stocked (up)(在庫を十分に持つ)
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- イギリス英語: /rʌn aʊt/
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- 強勢(アクセント)の位置:
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- よくある発音ミス:
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- “ran out”の過去形を /ræn aʊt/ できちんと区別できず、「ランナウ」のように曖昧になってしまうケースが多いです。
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- スペルミス: “run out”を一語で書いてしまう(“runout”)などの間違いに注意。句動詞なので二語または三語(“run out of”)に分けて書きます。
- 同音異義語との混同: 特になし。ただし「run on」「run off」「run over」など、似た形の句動詞が多いので注意。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングや読解パートでよく出題されます。“We’re running out of time”などは特に頻出フレーズの一つです。
- 「走り去る(run)+ 外へ(out)」から、「何かが外へ行ってしまう(出ていってしまう)= なくなる・尽きる」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “time is running out”のような表現をよく見かけるので、ドラマや映画のシーンなどで「時間切れ」を思い浮かべると印象深く覚えられます。
- ノートなどに“run out of”とセットでフレーズをメモし、よく使う名詞(milk, money, time, gasなど)と一緒に覚えると、実践的です。
(公表物が) 出る / 発売される / 出版される
- 例: “The new book will come out next month.”
- 「新しい本が来月に発売されます。」といった意味です。
- こういう場面では、出版物や映画などの「公開」「発売」を指します。
- 例: “The new book will come out next month.”
(事実や真実などが) 明らかになる / 発覚する
- 例: “The truth finally came out.”
- 「真実がついに明らかになりました。」という意味です。
- 隠されていた出来事が表に出るイメージで使われます。
- 例: “The truth finally came out.”
(人が) カミングアウトする
- 例: “He came out as gay.”
- 「彼はゲイであることを公表しました」という意味です。
- 「自分の秘密や本当の姿を公にする」というニュアンスでよく使われます。
- 例: “He came out as gay.”
(結果などが) ~に終わる / ~の状態になる
- 例: “Everything came out fine in the end.”
- 「結局すべてうまくいきました。」という意味です。
- 例: “Everything came out fine in the end.”
(写真などが) うまく写る / 仕上がる
- 例: “The photos came out great.”
- 「写真はうまく撮れました。」という意味です。
- 例: “The photos came out great.”
- come out - came out - come out
「come」は不規則動詞ですので、過去形: “came”、過去分詞形: “come” となります。 - “outcome” (名詞) → 結果
- “coming” (動名詞/形容詞的用法) → 来ること・これから来る
- come: 「来る」という意味を持つ動詞
- out: 「外へ」「外に向かって」という意味を持つ副詞・前置詞
- come out of nowhere → (突然) 現れる
- come out on top → 勝者となる / 成功する
- come out wrong → うまく言えない / うまく出力されない
- the truth came out → 真実が明らかになる
- come out in the wash → 結局解決する / 大した問題にはならない
- come out of hiding → 隠れ家から出てくる / 公の場に出てくる
- come out with (a statement) → (声明などを) 発表する
- come out of one’s shell → 殻を破る / 心を開く
- come out in a rash → 発疹が出る
- a new product comes out → 新商品が発売される
- “come”は古英語の “cuman” に遡り、「到着する」という意味が由来です。
- “out”はゲルマン系言語から派生した言葉で「外へ」という意味を持ちます。
- それらが組み合わさり「内側から外へ移動する」という基本イメージを形成しました。
- 通常は口語的にも書き言葉にもしばしば登場します。
- 「(秘密を)カミングアウトする」の意味になるときは、相手に深い意味を伝える可能性があるため、丁寧な文脈かカジュアルな文脈かを見極めて使うのがよいです。
- ビジネスメールなどでは「The report will come out next week」のように、フォーマルな言い方としても使われます。
- 他動詞 / 自動詞: 「come out」は自動詞的に用いられる場合が多いです。結果や状態を表すときにも役立ちます。
- 構文例:
- “(Subject) + come out + (complement/adverbial).”
- “The sun came out.” → 太陽が出てきた。
- “It came out that he was innocent.” → 彼は無実だということが分かった(判明した)。
- “She came out against the plan.” → 彼女はその計画に反対を表明した。 (※「~に反対 اعلامする」のニュアンス)
- カジュアル: “My photos didn’t come out nicely.”
- フォーマル: “The findings of the research will come out in the next journal issue.”
- “I heard your new album just came out. How’s it doing?”
- (「新しいアルバムが発売されたって聞いたよ。調子はどう?」)
- (「新しいアルバムが発売されたって聞いたよ。調子はどう?」)
- “My secret finally came out during the party!”
- (「パーティーでついに私の秘密がバレちゃった!」)
- (「パーティーでついに私の秘密がバレちゃった!」)
- “The stain on my shirt won’t come out. Any suggestions?”
- (「シャツのシミが落ちない(消えない)んだけど、何かいい方法ある?」)
- “Our quarterly report will come out next Monday.”
- (「私たちの四半期報告書は来週月曜日に出ます。」)
- (「私たちの四半期報告書は来週月曜日に出ます。」)
- “Everything came out well in the negotiations.”
- (「交渉はすべてうまくいきました。」)
- (「交渉はすべてうまくいきました。」)
- “We plan to come out with an official statement by the end of the day.”
- (「本日中に公式声明を発表する予定です。」)
- “The research findings will come out in a prestigious journal next month.”
- (「研究結果は来月、有名な学術誌に掲載されます。」)
- (「研究結果は来月、有名な学術誌に掲載されます。」)
- “It came out that their hypothesis was flawed.”
- (「彼らの仮説には欠陥があることが判明しました。」)
- (「彼らの仮説には欠陥があることが判明しました。」)
- “The data suggests a pattern that hasn’t come out in previous studies.”
- (「そのデータは、これまでの研究では見られなかったパターンを示しています。」)
- “be revealed” (明かされる)
- “The truth was revealed.” (よりフォーマル)
- “The truth was revealed.” (よりフォーマル)
- “be published” (出版される)
- “Her book was published.” (出版社などの特定行為を強調)
- “Her book was published.” (出版社などの特定行為を強調)
- “emerge” (現れる)
- “A new problem emerged.” (問題が浮上、という少しフォーマルなニュアンス)
- “remain hidden” (隠れたままでいる)
- “stay in” (中にとどまる)
- 発音記号(IPA): /kʌm aʊt/
- 英: [kʌm aʊt] / 米: [kʌm aʊt]
- アクセントはそれぞれの単語にあり、「come」 “カム” と「out」 “アウト” をそれぞれはっきり発音すると伝わりやすいです。
- よくある間違い: “out”の [aʊ] を [ɔː](オー)と発音してしまうなど。
- “came out” の過去形と “come out” 現在形・過去分詞形の混同に注意
- 同音異義語 “cum out” などは全く意味が異なるためスペルミスに注意
- “come out” は多義的なので、文脈によってどの意味で使われているかを見極めることが大切です。
- TOEICや英検などのテストでは「真実が明るみに出る」「出版物が出る」などの意味合いで出題されることがあります。
- “come” = 来る + “out” = 外へ → 「内から外へ出る」のイメージ。
- そこから何かが公に「現れる」「公開される」イメージに派生すると覚えやすいです。
- 「アルバムが外(市場)に出る」「事実が光の下に出る」「人が殻を破る」などを連想すれば、いろいろな意味をまとめて思い出せます。
- to begin or start (something, such as a hobby or activity)
- to occupy or fill (space or time)
- to accept or adopt (an idea, offer, or challenge)
- (趣味や活動を)始める
- (空間や時間を)占める
- (提案や挑戦などを)受け入れる、引き受ける
- 原形: take up
- 三人称単数現在形: takes up
- 過去形: took up
- 現在分詞・動名詞: taking up
- 過去分詞: taken up
語構成:
- take: 「取る」「持っていく」などを意味する動詞
- up: 副詞として「上に」「上方へ」「占める」ニュアンスを与える
- take: 「取る」「持っていく」などを意味する動詞
関連する他の句動詞(派生):
- take on(引き受ける・雇う)
- take off(離陸する・脱ぐ)
- take in(取り入れる・(人を)泊める)
- take out(取り出す・外へ連れ出す)
- take on(引き受ける・雇う)
よく使われるコロケーション/関連フレーズ 10選 (日本語訳付き):
- take up space(場所を取る)
- take up time(時間を取る)
- take up a hobby(趣味を始める)
- take up a challenge(挑戦を受ける)
- take up an offer(申し出を受ける)
- take up residence(居を定める)
- take up arms(武器を取る=武力を行使する)
- take up a position(ポジションにつく/役職につく)
- take up sewing(裁縫を始める)
- take up golf(ゴルフを始める)
- take up space(場所を取る)
- 語源: 「take」は古英語の“tacan(取る)”に由来するとされ、スカンジナビア語からの影響も受けています。「up」は方向・上昇を指す副詞ですが、句動詞になった際には単に「始める」「取りかかる」「(空間を)占める」といった抽象的意味も表します。
- 歴史的な使われ方: 中世英語の時代から「take up」は「拾い上げる」「取り上げる」という文字通りの意味で使われてきましたが、時間を占める、興味を持って始めるなどの意味が徐々に広がりました。
- 使用時のニュアンス:
- カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
- 「始める」感が強いので、よく「new hobby」や「project」と組み合わさりやすいです。
- 「空間や容量を占める」という場合は、やや直接的なニュアンスとなります。
- カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
文法上のポイント:
- 「take up + 名詞」を目的語に取り、他動詞的に使います。
- 分離可能な句動詞なので、目的語が代名詞(it, themなど)のときは必ず「take it up」のように「代名詞」を動詞と副詞の間に置きます。
- × I took up it.
- ○ I took it up.
- 「take up + 名詞」を目的語に取り、他動詞的に使います。
一般的な構文例:
- S + take up + 名詞(趣味や活動): I took up painting last year.
- S + take + 代名詞 + up: I took it up to relieve stress.
- It + take up + space/time: This sofa takes up too much space.
- S + take up + 名詞(趣味や活動): I took up painting last year.
フォーマル / カジュアル:
- 日常会話: 「I want to take up yoga.」
- ビジネスやフォーマル: 「We should take up the matter at the next meeting.」のように使われることがある
- ただし「あらたまった文書」よりは比較的口語的なニュアンスが強い
- 日常会話: 「I want to take up yoga.」
“I’ve decided to take up jogging to get in shape.”
(体を鍛えるためにジョギングを始めることにしたよ。)“My sister took up painting during the lockdown.”
(姉はロックダウン中に絵を描き始めたよ。)“That couch takes up too much space in the living room.”
(そのソファ、リビングの場所を取りすぎるよ。)“We need to take up this issue at the next board meeting.”
(次回の取締役会でこの問題を取り上げる必要があります。)“I took up the opportunity to lead the new project.”
(私は新しいプロジェクトを率いる機会を引き受けました。)“These tasks won’t take up too much time if we plan efficiently.”
(うまく計画を立てれば、これらの仕事はあまり時間をとりません。)“The researcher took up the challenge of exploring unexplored data sets.”
(その研究者は未踏のデータセットを探求するという課題に取り組んだ。)“He took up the debate regarding social policy reforms.”
(彼は社会政策改革に関する議論に乗り出した。)“This matter was taken up by several experts in the field.”
(この問題は、その分野の専門家たちによって取り上げられた。)- 類義語 (Synonyms):
- begin(始める)
- start(開始する)
- engage in((活動などを)行う)
- occupy((空間を)占める) - 「場所を取る」という意味合いで類義
- begin(始める)
- “I began painting last year.”(昨年絵を描き始めた)
“I started a new hobby recently.”(最近新しい趣味を始めた)
- 反意語 (Antonyms):
- 反意語 (Antonyms):
give up(やめる)
quit(辞める)
abandon(放棄する)
“He gave up painting after a few months.”(数か月後に絵をやめてしまった)
- ニュアンスや使い方の違い:
- ニュアンスや使い方の違い:
「take up」は「新しく取り組む」という前向きなイメージ。
「begin」「start」はより汎用的で文脈を選ばず使える。
「occupy」は物理的に場所をふさぐイメージが強い。
反意語のいずれも「やめる・途中放棄する」ニュアンスを帯びる。
- 発音記号(IPA): /teɪk ʌp/
- アクセント: 「take」のほうに強勢が置かれます(TAKE up)。
- アメリカ英語/イギリス英語: 基本的に同じですが、/teɪk/ の母音のニュアンスが地域によってわずかに変わる程度です。
- よくある発音ミス: 「take」の /eɪ/ を短く発音してしまうこと。しっかりとやや長めの二重母音 /eɪ/ を意識しましょう。
- スペルミス: 短い動詞なのでスペルミスはあまり多くありませんが、句動詞として「takeup」と続けて書いてしまうミスに注意。正しくは「take up」です。
- 混同しやすい他の句動詞:
- take on(引き受ける/対峙する)
- take off(離陸する/脱ぐ)
- take in(取り入れる/理解する)
- それぞれ意味が異なるので注意が必要です。
- take on(引き受ける/対峙する)
- TOEIC・英検などの試験対策: 句動詞問題は頻出です。“take up something”が「(空間や時間を)占める」「~を始める」という意味で出題されやすいので、どちらの意味も習得しておきましょう。
- 「撮る(取る)+上へ」というイメージ: 「上に持ち上げる」→「拾い上げて採用する」→「新しく始める」や「スペースを取る」といった思考の流れでイメージすると覚えやすいです。
- 「up」は“意欲的に何かを取り入れる”ポジティブなニュアンスが出やすいので、何か始めるにふさわしい表現と覚えると良いでしょう。
- スペリングに自信がない場合は「take」+「up」を必ず分けて書く練習をすると混乱しにくいです。
- こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:
- 実際の現場や会話の途中で意見の不一致があって急に離れる・退場する
- 職場などでのストライキ行動(組織的な「ストライキ」行動としての walkout の場合、名詞「walkout」を使うこともある)
- 実際の現場や会話の途中で意見の不一致があって急に離れる・退場する
- walk – walked – walked – walking
- walkout (名詞): 「ストライキ」や「抗議退場」という意味を表す名詞としても使われます(EX: There was a walkout by the workers.)。
- A1: 超初心者
- A2: 初級
- B1: 中級
- B2: 中上級 (句動詞や微妙なニュアンスの動詞句を使いこなす必要があるため)
- C1: 上級
- C2: 最上級
- walk (動詞): 歩く
- out (副詞/前置詞由来): 外へ、外に、外側に
- 突然席を立つ / 離脱する: 怒りや対立、抗議を表すためにその場を去る。
- (仕事や会議などを) 放棄する、ストライキをする: 従業員が団体で仕事をやめ、抗議行動として職場を離れる。
- (恋人やパートナーを) 見捨てて去る: 人間関係を立ち去る、放り出すというニュアンス。
- walk out on a meeting (会議を途中で退席する)
- walk out of the room (部屋から出て行く)
- walk out on a job (仕事を放棄して立ち去る)
- walk out in protest (抗議のために立ち去る)
- walk out without warning (何の前触れもなく立ち去る)
- walk out on a bill (支払いをせずに店を出て行く)
- walk out over pay disputes (賃金トラブルの抗議ストライキをする)
- stage a walkout (ウォークアウトを企画・決行する)
- threaten to walk out (立ち去る/ストライキすると脅す)
- walk out on someone (誰かを見捨てて去る)
- 語源:
- “walk” は古英語の “wealcan” (転がる、うねうね動くという意味) が語源と言われ、時代を経て「歩く」の意味に。
- “out” は古英語の “ūt” (外に) に由来。
- “walk” は古英語の “wealcan” (転がる、うねうね動くという意味) が語源と言われ、時代を経て「歩く」の意味に。
- 歴史的背景:
walk out
自体は、単に「外へ歩いて出て行く」という直訳的な用法にとどまらず、抗議や感情的表現として使われるように広まりました。 - ニュアンス・使用時の注意:
- 急な抗議や突然の退席を強調するため、しばしば否定的・衝突のニュアンスを伴います。
- カジュアルからビジネスシーンまで使えますが、ビジネス文書などで 堅い表現にしたい場合は “leave” や “withdraw” などを使うこともあります。
- 急な抗議や突然の退席を強調するため、しばしば否定的・衝突のニュアンスを伴います。
- 文法カテゴリ: 自動詞としても、目的語を伴う形(walk out on someone/something)としても使われる句動詞。
- 自動詞用法: He walked out.(彼は立ち去った)
- 前置詞を伴う形: He walked out on his family.(彼は家族を置き去りにして去った)
- 自動詞用法: He walked out.(彼は立ち去った)
- イディオム:
- “walk out on someone” = (人を見捨てて立ち去る)
- “stage a walkout” = (グループでストライキや抗議退席をする)
- “walk out on someone” = (人を見捨てて立ち去る)
- フォーマル / カジュアル:
- 日常会話ではカジュアルに「急に席を立つ」という意味合いで使われることが多いです。
- ビジネス文章では「退場する」「ストライキを実施する」というややフォーマルよりの表現として使えます。
- 日常会話ではカジュアルに「急に席を立つ」という意味合いで使われることが多いです。
“I got so angry that I decided to walk out.”
- (あまりにも腹が立ったから、途中で席を立つことにしたんだ。)
- (あまりにも腹が立ったから、途中で席を立つことにしたんだ。)
“She walked out of the restaurant without saying a word.”
- (彼女は一言も言わずにレストランを出て行った。)
- (彼女は一言も言わずにレストランを出て行った。)
“He walked out on the movie halfway through because he found it boring.”
- (彼はその映画が退屈だと思って途中で席を立った。)
- (彼はその映画が退屈だと思って途中で席を立った。)
“Several employees walked out in protest of the new policy.”
- (新しい方針に抗議して、数名の社員が職場を離れた。)
- (新しい方針に抗議して、数名の社員が職場を離れた。)
“The workers plan to walk out if their demands aren’t met.”
- (もし要求が聞き入れられなければ、労働者たちはストライキを決行するつもりだ。)
- (もし要求が聞き入れられなければ、労働者たちはストライキを決行するつもりだ。)
“Management was shocked when key staff members simply walked out.”
- (主要スタッフが何の前触れもなく辞めてしまったので、経営陣はショックを受けた。)
- (主要スタッフが何の前触れもなく辞めてしまったので、経営陣はショックを受けた。)
“During the conference, some attendees walked out to show their disapproval of the keynote speaker.”
- (カンファレンスの間、基調講演者に賛同できない出席者が退場した。)
- (カンファレンスの間、基調講演者に賛同できない出席者が退場した。)
“Researchers observed that the participants would walk out if they felt the experiment was unethical.”
- (研究者たちは、被験者が実験に倫理的疑問を感じると退席することに気づいた。)
- (研究者たちは、被験者が実験に倫理的疑問を感じると退席することに気づいた。)
“The students staged a walkout to protest the new campus regulations.”
- (学生たちは新しいキャンパス規則に抗議するため、集団で退場した。)
- (学生たちは新しいキャンパス規則に抗議するため、集団で退場した。)
leave suddenly(突然立ち去る)
- より一般的で、ニュートラルに「出て行く」ことを指す。
- より一般的で、ニュートラルに「出て行く」ことを指す。
storm out(怒って飛び出す)
- 怒りの感情を強調;“walk out” より感情的に激しい印象。
- 怒りの感情を強調;“walk out” より感情的に激しい印象。
exit(退場する)
- フォーマルかつ短い表現。感情的な含みは薄い。
- フォーマルかつ短い表現。感情的な含みは薄い。
depart(出発する・離れる)
- ややフォーマルで、物理的な出発・離脱を表す。
- stay (とどまる)
- remain (残る)
- IPA (アメリカ英語): /wɔːk aʊt/ または /wɑːk aʊt/
- “walk” の母音は地域によって /ɔː/ と /ɑː/ の違いがある
- “walk” の母音は地域によって /ɔː/ と /ɑː/ の違いがある
- IPA (イギリス英語): /wɔːk aʊt/
- アクセント: “walk OUT” のように、ふたつの単語にほぼ均等にアクセントが置かれることが多いですが、話し手によっては “walk” 側がやや強調されることがあります。
- よくある発音の間違い: “walk” の “l” を発音してしまう、あるいは “wok”(/wɒk/) のように短くなりすぎるミス。
- スペルミス: “walk” を “work” と書き間違える (
work out
と混同する)。 - 類似表現との混同: “walk out” と “walk off”、 “walk away” は似ているが微妙に意味が違う。“walk out” は抗議や怒りを伴う場合が多い。
- 試験対策: TOEIC や英検などでのリスニング問題などで “walk out on someone/to protest” の用法を問われる場合がある。脈絡をつかんで意味を判断するように。
- イメージ: 「会場や関係を“歩いて外へ”出る」状態をイメージする。頭の中でドアをバタンと閉めて出て行くシーンを思い描くとよいでしょう。
- 勉強テクニック:
- “walk out” と同じように “step out” は「ちょっと外へ出る」イメージがあり、ニュアンスを比較しながら覚えると混乱が減ります。
- 感情や抗議で退席するシーンをドラマや映画で見つけて、実際に声に出して練習してみましょう。
- “walk out” と同じように “step out” は「ちょっと外へ出る」イメージがあり、ニュアンスを比較しながら覚えると混乱が減ります。
- 英語: “sort out” means “to arrange, organize, or resolve a problem or confusion.”
- 日本語: 「sort out」は「整理する」「解決する」「問題を片付ける」という意味です。
例:「散らかったものを整理する」「トラブルを解決する」などの場面で使われる、比較的カジュアルなニュアンスの句動詞です。 - 品詞: 句動詞 (Phrasal verb)
- 一般的な活用:
- “sort out” (現在形)
- “sorted out” (過去形・過去分詞形)
- “sorting out” (現在分詞形)
- “sort out” (現在形)
- “sort” (動詞/名詞)
- 動詞としては「分類する・仕分けする」という意味
- 名詞としては「種類、タイプ」という意味を持ちます。
- 動詞としては「分類する・仕分けする」という意味
- “sortable” (形容詞):「ソートできる、分類可能な」という意味。(あまり一般的ではありません)
- “sorted” (形容詞):「きちんと整理された」など。口語で「Everything is sorted.(万事解決)」といった表現に使われます。
- B1(中級)〜B2(中上級)
日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも使われるような、少し幅広いレベルの表現です。 - “sort” + “out” の結合による句動詞。
- “sort” は「種類ごとに分ける、整理する」を表す動詞。
- “out” は「外に向かって完了する、きれいに取り除く」イメージを持つ副詞(句動詞においては粒子)。
- “sort” は「種類ごとに分ける、整理する」を表す動詞。
- “ resort to ~” (別の表現)
- “ assort” (「分類する」- フォーマル)
- “ sorted” (すでに整理済みの状態)
- sort out a problem(問題を解決する)
- sort out the mess(混乱を片付ける / 整理する)
- sort out differences(意見の相違を調整する)
- sort out your schedule(スケジュールを整理する)
- sort out these files(これらのファイルを整理する)
- sort out your finances(経済状況を整える / お金の管理をする)
- sort out the misunderstanding(誤解を解く)
- sort out the laundry(洗濯物を仕分ける)
- sort out the details(細部をまとめる・詰める)
- sort out the plan(計画をまとめる)
- “sort” はラテン語の “sors (sortis)”=「くじ引き、運命、割り当て」から転じて、「分類」や「仕分け」の意味に発展。
- “out” は古英語での「外へ」という基本的意味から、「行為を完了させる」イメージに派生していきました。
- 「解決する」「片付ける」というニュアンスを強調したいときに便利です。カジュアルな口語表現にも、ビジネス文章にも両方使えます。
- 強い命令口調で「Sort it out!」というと、相手に「早く片付けて!」というややきつい響きになる場合があります。
- 友達同士の「I’ll sort it out.(自分が何とかするよ)」は比較的カジュアルな印象です。
- 他動詞的に働いているので、目的語を置く位置に注意が必要。
- 短い代名詞を挟む場合: “sort it out”
- 名詞や長めの目的語の場合: “sort out the problem” が自然です。
- 例:
- I’ll sort the problem out.(目的語が短い場合)
- I’ll sort out the problem.(より一般的)
- I’ll sort the problem out.(目的語が短い場合)
- 口語・日常会話でも使われるが、ビジネスメールや会議で「We need to sort out these issues.」などフォーマルシーンでも使える。
- 「~を整理する・解決する」という意味で、必ず目的語(何を整理・解決するのか)を取る形です。
- “I need to sort out my room before guests arrive.”
(お客さんが来る前に部屋を片付けないと。) - “Let's sort out our vacation plans this weekend.”
(今週末に休暇の計画をまとめよう。) - “Could you sort out the trash? We need to recycle properly.”
(ゴミを仕分けしてくれる?リサイクルをちゃんとしないと。) - “We need to sort out these budget issues before the end of the quarter.”
(四半期末までに予算の問題を解決する必要があります。) - “The manager is trying to sort out the staffing for the new project.”
(マネージャーは新プロジェクトの人員配置を整理中です。) - “Could you please sort out the client’s request by tomorrow?”
(明日までにクライアントの要望をまとめていただけますか?) - “Researchers aim to sort out conflicting data by conducting additional experiments.”
(研究者たちは追加実験を行うことで相反するデータを解決しようとしている。) - “To sort out the discrepancies, we need a more systematic approach.”
(相違点を解消するには、より体系的なアプローチが必要だ。) - “The board will sort out the final details of the proposal.”
(理事会は提案の最終的な細部を詰める予定だ。) - “organize”(整理する)
- 物事やイベントを整理整頓する。より全般的に「組織化・体系化する」のニュアンスが強いです。
- 物事やイベントを整理整頓する。より全般的に「組織化・体系化する」のニュアンスが強いです。
- “arrange”(手配する、整頓する)
- 必要事項を計画して整えるイメージ。
- 必要事項を計画して整えるイメージ。
- “figure out”(解決策・答えを見つける)
- 「頭を使って理解・解決に至る」ニュアンス。
- 「頭を使って理解・解決に至る」ニュアンス。
- “deal with”(対処する)
- 「問題に取り組む・処理する」ニュアンスを包含。
- 整理・解決の真逆:
- “mess up”(台無しにする、混乱させる)
- “complicate”(複雑にする)
- “mess up”(台無しにする、混乱させる)
- アメリカ英語(IPA): /sɔːrt aʊt/
- [ソー(r)ト アウ(t)]のように「r」を強めに発音する傾向があります。
- [ソー(r)ト アウ(t)]のように「r」を強めに発音する傾向があります。
- イギリス英語(IPA): /sɔːt aʊt/
- [ソート アウト] のように「r」の発音があまり強調されません。
- [ソート アウト] のように「r」の発音があまり強調されません。
- アクセント: “sort” の音節に少し強調が置かれることが多いです。
- よくある間違い: “sought out” (sought = seek の過去・過去分詞) と混同して書いてしまうケース。スペルが似ているので注意。
- スペルミス: “sort” を “sourt” “sot” などと間違えないように注意。
- 同音異義語: “sought out” と発音が似ているが、意味が全く異なる(“seek” の過去形 “sought” なので「探し出された」の意味)。
- 試験対策や資格試験: TOEICや英検でもビジネス文章中に「sort out the issue」「sort out the details」などで出題されやすいです。特にパート5(文章穴埋め)やリーディングの文脈で見かけることが多いです。
- 覚えやすいイメージ: 「ぐちゃぐちゃになったものを“仕分け(sort)”して、それを外へ(out)取り出すイメージでゴチャゴチャを片付けていく」
- スペリングポイント: “sort” の “o” の後ろに “r” と “t” が続く点を明確に。 “out” はたいていの句動詞で完了や外に出すイメージがある、と思い出すと覚えやすいです。
- 勉強テクニック: “I’ll sort it out!”など短い決まり文句を声に出して練習すると、自然な表現として会話で出てきやすくなります。
- (戦争・疫病・火事などが)突然起こる、発生する
- (吹き出物・汗などが)急に出る
- (場所・状況などから)脱出する、逃げ出す
- 思いがけず何かが起こる(戦争・感染症・火事などが急に始まるときに使います)
- 身体に吹き出物や汗がいきなり出る
- 監禁されている状態から逃げ出す
- break out (現在形)
- broke out (過去形)
- broken out (過去分詞形)
- breaking out (進行形)
- B2:中上級
日常会話での使用頻度は比較的高めですが、複数の意味を瞬時に理解し使い分けるためには中上級レベルの英語力が必要です。 - break: 「壊す、折る、砕く」という意味の動詞
- out: 「外へ」「外に向かって」という意味の副詞・前置詞
- 何かが急に起こる・始まる
例: A fire broke out in the kitchen.(キッチンで火事が起こった) - 体に変化(吹き出物・汗など)が急に現れる
例: I broke out in a rash.(発疹が急に出た) - 閉鎖された状況から逃げる、脱出する
例: The prisoners broke out of jail.(囚人たちは刑務所から脱獄した) - break out in a rash
(発疹が出る) - break out in a cold sweat
(冷や汗が出る) - break out of prison
(刑務所から脱走する) - break out of one’s shell
(殻を破る、内向的な人が社交的になる) - break out of a bad habit
(悪い習慣から抜け出す) - break out unexpectedly
(思いがけず始まる、起こる) - break out in laughter
(突然笑い出す) - break out in applause
(拍手喝采が起こる) - a breakout success
(大成功、急に注目を浴びる成功 ※形容詞的に使う “breakout”) - break out the champagne
(シャンパンを開ける ※お祝いで使う表現) - 「break(壊す、破る)」+「out(外へ)」が合わさり、「閉じ込められた状態から壊して外へ出る」「あるいは現象が破裂するように始まる」といったニュアンスに発展。
- 主に「監禁状態からの逃亡」を意味していましたが、徐々にあらゆる種類の突発的発生(戦争、火事、感染症など)に使われるようになりました。
- 突然性・予想外の含みが強い表現です。特に「break out in + 症状」などは「どこかから吹き出すように生じる」というイメージがあります。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使われますが、「脱獄する」などの文脈はやや劇的な場面を想起させます。
他動詞・自動詞的な使い分け
「break out」は自動詞的に使われることが多く、目的語を直接とりません。
例: A fire broke out.(火事が発生した)
一方、目的語を必要とするときは「break out + of 何か」という形になります。
例: The prisoners broke out of the prison.(囚人たちは刑務所から脱走した)イディオム的な構文
- break out in something(何かが皮膚などに急に出現する)
- break out of somewhere(どこかから脱出する)
- break out in something(何かが皮膚などに急に出現する)
フォーマル/カジュアル
- 会話的にも文章的にもよく使われます。
- 公的なレポートでも「An epidemic broke out in the region.」のように使われるため、硬すぎず砕けすぎず、汎用的に使える表現です。
- 会話的にも文章的にもよく使われます。
- “I’m so nervous that I might break out in hives.”
(すごく緊張してじんましんが出そうだよ。) - “When the party started, everyone suddenly broke out in laughter.”
(パーティーが始まったとき、みんな急に笑い出したんだ。) - “My sister broke out in pimples after eating too much chocolate.”
(妹はチョコを食べ過ぎてニキビが出ちゃったよ。) - “A heated debate broke out during the board meeting.”
(取締役会の途中で激しい議論が起こった。) - “We need an emergency plan in case a crisis breaks out.”
(危機が発生したときのために緊急計画が必要です。) - “When the scandal broke out, the company had to release an official statement.”
(スキャンダルが起こると、会社は公式声明を出さざるを得なかった。) - “After the conflict broke out in the region, many researchers studied its causes.”
(その地域で紛争が勃発した後、多くの研究者が原因を調査した。) - “An outbreak of the disease broke out last winter, affecting thousands.”
(昨冬、その病気の流行が始まり、数千人に影響を及ぼした。) - “When civil unrest broke out, experts advised political reforms.”
(市民の騒乱が起こると、専門家たちは政治改革を提案した。) erupt(勃発する、噴火する)
- 自然現象や感情が噴き出すときにも使われます。
- 例: Riots erupted across the city.(暴動が街中で勃発した。)
- 自然現象や感情が噴き出すときにも使われます。
start suddenly(突然始まる)
- より平易ですが、「思いがけなく始まる」ニュアンスが共通します。
- 例: A massive thunderstorm started suddenly.(大きな雷雨が突如始まった。)
- より平易ですが、「思いがけなく始まる」ニュアンスが共通します。
burst out(突然声を上げる)
- 突然叫ぶ、笑い出すなどに使われます。
- 例: They all burst out laughing.(彼らはみんな突然笑い出した。)
- 突然叫ぶ、笑い出すなどに使われます。
- calm down(落ち着く)
- 騒ぎや緊張状態・暴動などが収束していくニュアンスのため、対照的。
- 発音記号(IPA): /breɪk aʊt/
- アメリカ英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- イギリス英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- アメリカ英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- アクセントは「break」の母音 /breɪk/ にしっかり強勢を置くイメージです。
- 「out」は /aʊt/ で、「アウ」に近い音を意識しましょう。
- 早口になると「brake-out」ではなく、「ブレイカウッ」のようになりがちなので、母音 /aʊ/ をはっきり発音するように注意すると伝わりやすいです。
- スペルミス: 「break」を「breake」や「brake」と書き間違えることがあります。特に「brake(ブレーキ)」と混同に注意。
- 用法: 「break out of something」と「break out in something」の区別が大切です。「of」は脱出、「in」は体の症状に使われます。
- 試験対策: TOEICや英検、大学入試などで「急に起こる」「脱獄する」という文脈でよく問われる表現です。「break out + 前置詞」の使い方や、時制変化をミスしないように注意しましょう。
- 「内側で何かが“破裂”して外に飛び出す」イメージで覚えると、多義的な意味をまとめて理解しやすいです。
- 監獄から“バーン”と外に飛び出すように「break out」、病気のウイルスが“破裂”して外へ広がるイメージ、肌の上に吹き出物が“外へ”飛び出すイメージ、すべて「break out」という感覚でつなげましょう。
- 「break」と「out」のスペルと発音をしっかり意識すると、スペリングミスを防ぎやすいです。
基本の活用形
- come up (現在形)
- came up (過去形)
- come up (過去分詞形)
- coming up (進行形)
- come up (現在形)
他の品詞の例
- 「come」の名詞形は基本的にありませんが、形容詞的に使われる場合(例: “coming event” = 来るイベント)など他の形で意味を持つことがあります。
- 「up」は副詞や前置詞としても使われますが、ここでは「come」と組み合わせて句動詞として機能しています。
- 「come」の名詞形は基本的にありませんが、形容詞的に使われる場合(例: “coming event” = 来るイベント)など他の形で意味を持つことがあります。
語構成
- come + up
- 「up」は「上に」という意味ですが、句動詞として意味が派生して、「近づく」「生じる」「(話題などが)上がってくる」といったニュアンスを付加します。
- come + up
詳細な意味
- (物理的に)近づいてくる・上に上がる
例: “A runner came up behind me.”(ランナーが後ろから近づいてきた) - 話題や問題などが「上がる・浮上する」
例: “Your name came up in conversation.”(会話の中で君の名前が出た) - (行事や予定が)近づく
例: “My birthday is coming up.”(私の誕生日がもうすぐです) - (状況や問題が)急に起こる・発生する
例: “Something came up, so I can’t make it today.”(急用ができて、今日は行けなくなりました)
- (物理的に)近づいてくる・上に上がる
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
- come up with (~を思いつく)
- come up against (~に直面する)
- come up short (結果が足りない、うまくいかない)
- come up to someone (誰かに近づく)
- a problem came up (問題が起きた)
- come up on the schedule (予定が近づいてくる)
- come up for discussion (議題に上がる)
- come up in conversation (会話に出てくる)
- come up empty (結果が得られない)
- come up high (結果が予想より高く出る、値段など)
- come up with (~を思いつく)
語源
「come」は古英語の “cuman” に由来し、“移動する”“到着する”の意味を持っていました。「up」は古英語の “up” から来ており、“上方へ”の意味です。これらが組み合わさって、「上へ来る」「近づいて来る」「発生する」のような派生的な意味を持つようになりました。ニュアンスと使用時の注意点
- 「話題や問題が“浮上する”」という比喩的なニュアンスを持つことが多い
- 会話の中で気軽に使えるカジュアルな表現だが、ビジネスの場面でも問題の発生を表す際によく使われる
- 「何かが起きた」という意味で使う場合、緊急性を含んだニュアンスとして使われる場合もある
- 「話題や問題が“浮上する”」という比喩的なニュアンスを持つことが多い
口語/文章での使い方:
- 口語で非常によく使われる表現
- 文章でも比較的カジュアルからビジネスレベルまでの文書で見かけることがある
- 口語で非常によく使われる表現
構文上の特徴
- 句動詞 (phrasal verb) なので、「come up + 名詞」や「come up in + 名詞」という形をとることが多いです。
- “come up with” や “come up against” など前置詞が変化すると、意味が全く変わるので注意が必要です。
- 句動詞 (phrasal verb) なので、「come up + 名詞」や「come up in + 名詞」という形をとることが多いです。
可算・不可算
- 動詞句のため、可算・不可算は該当しません。
他動詞/自動詞
- 「come up」は自動詞的に使われます。「誰々に~」という目的語を直接とらない代わりに、前置詞を伴います。
- 「come up」は自動詞的に使われます。「誰々に~」という目的語を直接とらない代わりに、前置詞を伴います。
イディオムの例
- “Something came up.”(何かが起こった/急用ができた)
- “It came up in the meeting.”(それは会議で話題に上がりました)
- “Something came up.”(何かが起こった/急用ができた)
“I can’t go out tonight because something came up at home.”
(家でちょっとした問題が起きたから、今夜は出かけられないんだ。)“Your name came up in our chat yesterday.”
(昨日の雑談で、あなたの名前が話題に上ったよ。)“The topic of traveling to Europe always comes up when we meet.”
(私たちが会うと、いつもヨーロッパ旅行の話題が出ます。)“The issue of budget overruns came up at the meeting.”
(会議で予算超過の問題が取り上げられました。)“If any complications come up, please let me know immediately.”
(何か問題が生じたら、すぐに知らせてください。)“A new opportunity has come up for a partnership with another firm.”
(他社との提携について、新たな機会が浮上しました。)“The concept of social identity came up during the symposium.”
(シンポジウムの中で、社会的アイデンティティの概念が話題に上がりました。)“The question of ethics inevitably comes up in scientific research.”
(科学研究においては、倫理の問題が必然的に浮上します。)“When discussing quantum mechanics, uncertainties often come up.”
(量子力学について議論するとき、不確定要素がよく出てきます。)類義語
- “arise” (問題・機会などが生じる)
- “arise” はややフォーマルで、ビジネスや学術書で使われることが多い。
- “arise” はややフォーマルで、ビジネスや学術書で使われることが多い。
- “turn up” (予期せず現れる、姿を現す)
- “turn up” は人や物が思いがけず登場するイメージ。
- “turn up” は人や物が思いがけず登場するイメージ。
- “occur” (起こる)
- “occur” は出来事や出来事の発生を表し、より書き言葉より。
- “occur” は出来事や出来事の発生を表し、より書き言葉より。
- “arise” (問題・機会などが生じる)
反意語
- 明確な反意語はありませんが、「話題が消える」「問題が解決する」という場合は “go away” や “disappear” などを使って表します。
- 明確な反意語はありませんが、「話題が消える」「問題が解決する」という場合は “go away” や “disappear” などを使って表します。
ニュアンスの違い
- “come up” はより口語的で、日常生活やビジネスでも軽めのトーンで使われる。
- “arise” や “occur” はやや硬いニュアンス。
- “turn up” は「出てくる」の意味合いは似ているが、「姿を現す」というニュアンスが強い。
- “come up” はより口語的で、日常生活やビジネスでも軽めのトーンで使われる。
- 発音(IPA): [kʌm ʌp]
- アメリカ英語: (カム アップ)
- イギリス英語: (カム アップ)
- アメリカ英語: (カム アップ)
- 発音時の注意
- “come” の母音 /ʌ/ は「ア」に近い音。
- “up” の /ʌ/ も同じく「ア」に近い音。
- アクセントは “come” にやや強めに置かれることが多いが、句動詞でつながっているのでそれほど強いアクセントの差はありません。
- “come” の母音 /ʌ/ は「ア」に近い音。
スペリングミス
- 「come」を「cam」や「com」などと誤記しないように注意。
- 「up」でつづり間違いは少ないが、口語で略して”c’up?”のように書くと通じない場合があるので注意。
- 「come」を「cam」や「com」などと誤記しないように注意。
同音・類似表現
- “come in” (中に入る) や “come on” (相手を促す) など、他の句動詞との混同。文脈で意味が大きく変わるので注意。
- “come in” (中に入る) や “come on” (相手を促す) など、他の句動詞との混同。文脈で意味が大きく変わるので注意。
試験対策
- TOEICや英検で「句動詞の意味が問われる」問題が多いため、文脈の中でどのように意味が変わるかを把握しておくとよい。
- TOEICや英検で「句動詞の意味が問われる」問題が多いため、文脈の中でどのように意味が変わるかを把握しておくとよい。
- 「come」のイメージは「こちらへ来る」、そこに「up」が加わることで「(上に/前に)現れる」「問題として浮上する」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「何かが上からヒョイっとやって来る(浮上する)」とイメージすると理解しやすいでしょう。
- 勉強テクニックとして、他の句動詞(come about, come across, come along, etc.)とまとめて覚えておくと便利です。
- To move backward or away from a situation, position, or commitment.
- 「後退する」「身を引く」「撤退する」「手を引く」といった意味を持ちます。
たとえば、交渉の場面で一度合意しそうになったものの最終的には「撤回する」というようなニュアンスでも使われます。基本的には「一歩引く」「後ろに下がる」イメージです。 - 原形: pull back
- 三人称単数現在形: pulls back
- 進行形: pulling back
- 過去形・過去分詞形: pulled back
- pullback (名詞): 「後退」「引き戻し」「市場の調整」などの意味で用いられることがあります。
例: “We saw a slight pullback in the stock market yesterday.” (昨日株式市場で小幅な後退が見られた) - B2(中上級)
使い方が複数ある句動詞で、会話でもビジネスでも幅広く使われる表現なので、中上級レベルとして位置づけられます。 - pull: 「引く」という動作を示す動詞
- back: 「後ろへ」「元の位置へ」を示す副詞
- pull back from an agreement
(合意から手を引く/撤回する) - pull back the troops
(軍隊を撤退させる) - pull back on spending
(支出を抑える/削減する) - pull back at the last minute
(土壇場で手を引く) - pull back your hand
(手を引っ込める) - pull back slightly
(少し後退する) - pull back the curtain
(カーテンを引いて開ける/閉める) - financial pullback
(財政的な後退、投資引き上げ) - pull back from the brink
(危機や破綻手前から撤退する) - pull back investment
(投資を引き上げる/後退させる) - “Pull” は古英語の「pyllan」に由来し、「引っ張る」動作を指す言葉として長い歴史があります。
- “Back” は「後方へ」を意味する言葉として用いられており、文脈によっては「元の場所へ戻る」というニュアンスが強調されます。
- pull back は全体として「引き戻す」「戻る」というイメージがあり、物理的に引く場合だけでなく、計画・行動・発言を《撤回する/取りやめる》ニュアンスでも使われます。
- 軍事・投資・ビジネスなどフォーマルな文脈でも使われますが、日常会話でも「引き下がる」「引っ込む」のようなカジュアル表現としても使われます。
- 相手との交渉や約束事などの局面で使うときは、やや強い「撤回・撤退」のイメージが出るので注意が必要です。
- 自動詞的用法: 「(人や物が)後退する」
例: The troops pulled back. (軍隊が後退した) - 他動詞的用法: 「(人や物を)引き戻す、後退させる」
例: He pulled his chair back. (彼は椅子を後ろに引いた) - pull back from something: 何かから手を引く/撤回する
- 例: They decided to pull back from the contract.
- 例: They decided to pull back from the contract.
- pull back the curtain: 実際にカーテンを「引き開ける/閉める」の他に「真相を明らかにする」比喩としても使われることがあります。
- pull back on something: ~を抑制する
- 例: The company had to pull back on production.
- 例: The company had to pull back on production.
- ビジネス文書や公式な場面では “withdraw” や “retract” の方がよりフォーマルに響きますが、“pull back” でも十分に通じます。
- カジュアルな会話では「Actually, I want to pull back.(やっぱり引っ込めるわ/やめとくわ)」のように使われます。
- “I quickly pulled back my hand when I realized the stove was still hot.”
(まだコンロが熱いと気づいて、すぐに手を引っ込めたんだ。) - “She pulled back at the last second because she got nervous.”
(彼女は最後の瞬間、緊張して後退した。) - “Let’s pull back and think about a different option.”
(ちょっと一歩引いて、別の選択肢を考えてみようよ。) - “The company decided to pull back from the overseas venture due to high costs.”
(高額のコストがかかるため、その企業は海外事業から撤退することを決定しました。) - “We might need to pull back our budget for marketing this quarter.”
(今四半期のマーケティング予算を削減する必要があるかもしれません。) - “Investors are pulling back in response to the recent economic uncertainty.”
(最近の経済的な不確実性を受けて、投資家は投資を引き上げています。) - “Historically, military forces often pull back to defensible positions to minimize losses.”
(歴史的に見ると、軍隊は損害を最小限に抑えるために守りやすい拠点へよく後退します。) - “The research team decided to pull back from publishing prematurely.”
(研究チームは性急な出版を見送りました。) - “Government officials have announced they will pull back on certain regulations.”
(政府関係者は、特定の規制を撤廃する(または緩和する)と発表しました。) - withdraw (撤退する/引き下がる)
- よりフォーマルな響き。退却や軍事行動の撤回などに使われる。
- よりフォーマルな響き。退却や軍事行動の撤回などに使われる。
- retract (撤回する/取り消す)
- 主に発言や文書などを「取り消す・撤回する」際に用いられる。
- 主に発言や文書などを「取り消す・撤回する」際に用いられる。
- back off (引き下がる/やめる)
- 口語的でややくだけた表現。「一歩引く」のニュアンス。
- 口語的でややくだけた表現。「一歩引く」のニュアンス。
- push forward / move forward: 前進する
- advance: 前に進める・進行する
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /pʊl bæk/
- イギリス英語: /pʊl bæk/
- アメリカ英語: /pʊl bæk/
- “pull” と “back” の両方が同程度に強調される。
- よくある間違いは /puːl/ のように伸ばして発音してしまうこと。実際は短く /pʊl/ と発音します。
- スペルミス: “pull” を “pul” や “pall” と書いてしまうミスがたまに見られる。
- 同音異義語との混同: Pull と Pool (プール) は音が似ているようで異なる。母音の短さ・長さに注意。
- 試験対策: TOEICや英検などで、句動詞を問われる文法問題として出題される可能性がある。選択肢の中で「後退する」「縮小する」「撤回する」ニュアンスに当たりそうなものを見極めるときに活用するとよい。
- 「プル」+「バック」= 「手前(後ろ)へ引く」イメージ
日常の動作で「ドアを手前に引く」のイメージを浮かべると感覚がつかみやすいです。 - カタカナ語と混同しない: 「プルバック(pullback)」は英語では軍や投資が「撤退する」イメージ。模型のミニカーの「プルバック(ゼンマイで後ろに引いて走らせる)」とも関連付けると覚えやすいかもしれません。
- 勉強テクニックとしては「引く」という動きと「後ろ」をセットでイメージしておくとスムーズに慣れます。
- (結果として)~であることがわかる / to prove to be or to end up being
- (催しなどに)集まる、参加する / to attend or arrive
- (製品などを)作り出す、産出する / to produce something
- 「結果として~になる」「~であることが判明する」
- たとえば、何かをやっていたら最終的に別の結果になったときに使います。
- たとえば、何かをやっていたら最終的に別の結果になったときに使います。
- 「(イベントなどに)人が集まる、参加する」
- イベントや集会に多くの人が集まった、という状況の時に使われます。
- イベントや集会に多くの人が集まった、という状況の時に使われます。
- 「(製品などを)作り出す、産出する」
- 工場が大量の製品を作っているといった場面で使われます。
- 工場が大量の製品を作っているといった場面で使われます。
活用形:
- 動詞部分「turn」が現在形、過去形「turned」、過去分詞「turned」、進行形「turning」として活用されます。
- 「turn out」は句動詞のため、全体として時制に合わせて「turns out」「turned out」「turning out」のように変化します。
- 動詞部分「turn」が現在形、過去形「turned」、過去分詞「turned」、進行形「turning」として活用されます。
他の品詞形:
- 「turn」自体は動詞ですが、名詞として「a turn(回転、順番)」という使い方もあります。
- 「turnout」は名詞形として「(集会などへの) 出席者数」「投票率」という意味で使われます。
- 「turn」自体は動詞ですが、名詞として「a turn(回転、順番)」という使い方もあります。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- よく使われる表現で、複数の意味を持つため、ある程度慣れが必要です。
語構成:
- 「turn」(回る、向きを変える) + 「out」(外へ、外側に)
- 「out」が付くことで、「結果として外へ出る・出現する」イメージで「結果的に~になる」などの意味を持ちます。
- 「turn」(回る、向きを変える) + 「out」(外へ、外側に)
派生語や類縁語:
- 「turn」関連の句動詞: turn on, turn off, turn in, turn up, turn down など
- 名詞形: turnout(出席者数、投票率)
- 「turn」関連の句動詞: turn on, turn off, turn in, turn up, turn down など
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- turn out fine(結果的にうまくいく)
- turn out badly(悪い結果になる)
- turn out to be true(真実であるとわかる)
- turn out to be false(誤りであるとわかる)
- turn out for an event(イベントに参加する)
- turn out in droves(大勢で参加する)
- turn out a product(製品を作り出す)
- turn out the light(灯りを消す)※別の意味として「電気を消す」
- it turned out that...(~であるとわかった)
- a big turnout(大勢の参加者)
- turn out fine(結果的にうまくいく)
語源:
「turn」は古英語で“曲がる、回る”という意味をもつ語から来ており、「out」は“外に”を示す言葉です。合わさることで「外へ返る、予想外のところに出る」というニュアンスが生じ、やがて転じて「結果として~になる」「~だと判明する」という意味に落ち着きました。微妙なニュアンスや感情的な響き:
- 「結果がどうなるかはわからない」が、「結局こうなった」というニュアンスが強いです。
- 口語でも文章でもよく使われますが、会話では「It turns out (that) …」は非常によく使われる言い回しです。
- 「結果がどうなるかはわからない」が、「結局こうなった」というニュアンスが強いです。
使用シーン:
- 口語: 友達や家族との会話で使う際、「いろいろあったけど、結局こうなったよ」と気軽に説明する時。
- 文章: レポートなどでも「It turned out that the hypothesis was correct.」のように、実験や調査の結果をまとめる時に使われる。
- 口語: 友達や家族との会話で使う際、「いろいろあったけど、結局こうなったよ」と気軽に説明する時。
「turn out」の主な構文:
- turn out (to be) + 名詞/形容詞
- “It turned out to be a wonderful day.”
- “It turned out to be a wonderful day.”
- turn out that + 節
- “It turned out that he was right.”
- “It turned out that he was right.”
- turn out for + 名詞
- “Many people turned out for the demonstration.”
- “Many people turned out for the demonstration.”
- turn out + 目的語(産出する/作り出す)
- “The factory turns out thousands of cars every year.”
- “The factory turns out thousands of cars every year.”
- turn out (to be) + 名詞/形容詞
フォーマル/カジュアル:
- ビジネスメールで「結果として~でした」と書くときにも使えますし、カジュアルに友達との会話でも使えます。万能感のある表現です。
他動詞・自動詞の使い分け:
- 「turn out (to be) + ~」は自動詞的な用法。
- 「turn out + モノ」は他動詞的な使い方(「生産・作り出す」)。
- 「turn out (to be) + ~」は自動詞的な用法。
- “It turns out I forgot my wallet at home!”
- 「結局、財布を家に忘れてきちゃったことがわかったんだよ!」
- “We thought it would rain, but it turned out to be a sunny day.”
- 「雨が降ると思ってたけど、結局晴れた日になったんだ。」
- “I was worried about the party, but it turned out great!”
- 「パーティーが心配だったけど、結果的にすごくうまくいったよ!」
- “It turned out that the client preferred a different design.”
- 「クライアントは別のデザインを好んでいることがわかりました。」
- “Our new policy turned out well, leading to higher customer satisfaction.”
- 「新しい方針はうまくいき、顧客満足度の向上につながりました。」
- “Many people turned out for the product launch event.”
- 「たくさんの人々が製品発表イベントに来場しました。」
- “It turned out that the hypothesis was supported by further experiments.”
- 「仮説がさらなる実験によって支持される結果となりました。」
- “The survey turned out unexpected data on consumer behavior.”
- 「その調査は消費者行動に関して予想外のデータを生み出しました。」
- “Upon re-examination, it turned out that the initial results were accurate.”
- 「再検証したところ、初期の結果が正確であることが判明しました。」
類義語
- end up(結局~になる)
- 例: “We ended up taking a taxi.” / 「私たちは結局タクシーに乗ることになった。」
- 「turn out」と近い意味だが、「最後は~の状態になった」の語感が強い。
- 例: “We ended up taking a taxi.” / 「私たちは結局タクシーに乗ることになった。」
- prove (to be)(~であると判明する)
- 例: “He proved (to be) very reliable.” / 「彼はとても信頼できることがわかった。」
- 「turn out」と同じように「判明する」というニュアンスがあるが、ややフォーマル。
- 例: “He proved (to be) very reliable.” / 「彼はとても信頼できることがわかった。」
- come out(結果が出る)
- 例: “The test results came out positive.” / 「検査結果は陽性だった。」
- 「turn out」よりも「結果が公表される」イメージが強い。
- 例: “The test results came out positive.” / 「検査結果は陽性だった。」
- end up(結局~になる)
反意語
- 「turn out」に直接的な反意語はありませんが、「予想と違う結果になる」という点においては、期待と真逆の結果を強調する場合、例えば “go wrong” (うまくいかない) などが対比的に用いられます。
発音記号(IPA):
- [US] /tɝːn aʊt/
- [UK] /tɜːn aʊt/
- [US] /tɝːn aʊt/
アメリカ英語では「ɝː(r音)」、イギリス英語では「ɜː(rをあまり強く発音しない)」となるのが大きな違いです。
アクセント: “turn” と “out” 康音が繋がるように発音されますが、どちらも大きく強調されやすいです。
よくある間違いとして、母音の発音が曖昧になりがちなので、「ターン・アウト」のようにしっかり区別して発音するのがポイントです。
- スペルミス: “turn” と “out” はどちらも短い単語ですが、慣れない段階で「tunr out」「tarn out」などのタイポが起こりがちです。
- 同音異義語:
- 「tern」(アジサシ:鳥の種類) などとつづりを混同しないように注意しましょう。
- 「tern」(アジサシ:鳥の種類) などとつづりを混同しないように注意しましょう。
- 句動詞であること:
- 「turn」と「out」は分離不可のパターン(「turn out something」と「turn something out」は意味により可変だが、別の句動詞結合だと意味が違う場合がある)に注意。
- 「turn」と「out」は分離不可のパターン(「turn out something」と「turn something out」は意味により可変だが、別の句動詞結合だと意味が違う場合がある)に注意。
- TOEIC・英検などの試験対策:
- 「turn out to be ~」や「turn out that ~」の構文は長文読解でしばしば登場します。結果がどうなったかを示す文でよく使われるため、読解で要チェック。
- 覚え方のイメージ:
- 「turn」は「回る」で「out」は「外へ」。何が”くるっと回って外に現れる”イメージから、最終結果や真相が「外に出る→判明する」と覚えると記憶しやすいです。
- 「turn」は「回る」で「out」は「外へ」。何が”くるっと回って外に現れる”イメージから、最終結果や真相が「外に出る→判明する」と覚えると記憶しやすいです。
- スペリングのポイント:
- “turn” と “out” の間にスペースがあるときは句動詞。名詞や形容詞化すると一語になる(turnout)こともあるので使い分けに注意。
- “turn” と “out” の間にスペースがあるときは句動詞。名詞や形容詞化すると一語になる(turnout)こともあるので使い分けに注意。
- 勉強テクニック:
- 実際の会話や身近な例(「結果がどうなるかまだわからないこと」)を思い浮かべながら、「It might turn out okay!」などと声に出して練習すると自然と身につきます。
- 実際の会話や身近な例(「結果がどうなるかまだわからないこと」)を思い浮かべながら、「It might turn out okay!」などと声に出して練習すると自然と身につきます。
break off
break off
解説
【句動】はずれる,取れる,を折り取る,をちぎり取る / 急に話をやめる, (会話)を急にやめる / (関係・同盟・交渉など)を絶つ,を解消する,を打ち切る
【発音記号】breɪk ɔf
【1】 Separate a part (or become separate) from a larger piece (40%)
【1】大きめのものからパーツを切り離す(または別体にする)(40%)。
【1】 He accidentally broke off a piece of wood from the fence.
【1】誤ってフェンスから木片を折ってしまった。
【2】 Stop speaking, especially suddenly (28%)
【2】話すのをやめる、特に急に話すのをやめる(28%)
【2】 “There is something that…” He broke off abruptly.
【2】何かが....
彼は突然話すのをやめた。
【3】 Put an end to something (relationship, discussion, talks, negotiations) (24%)
【3】何かに終止符を打つ(関係、話し合い、協議、交渉) (24%)
【3】 They broke off diplomatic relations in 1986.
【3】1986年に国交断絶。
break off
1. 基本情報と概要
英語表記: break off
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語・日本語)
「break (壊す) + off (離れる)」というイメージで、行為を「断ち切る・切り離す」というニュアンスがあります。日常的にもビジネスシーンでも、思いがけず何かを途中でやめる・中断する状況でよく使われます。
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (フォーマル)
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “break off” の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える表現なので、ぜひ覚えてみてください。
【句動】はずれる,取れる,を折り取る,をちぎり取る
急に話をやめる, (会話)を急にやめる
(関係・同盟・交渉など)を絶つ,を解消する,を打ち切る
run out
run out
解説
《時間・金・忍耐などが》尽きる,無くなる,使い果たす《of ...》/ 走って外に出る,走り出る
【発音記号】rʌn aʊt
【1】 (+ of) Use something (or become used) completely so that nothing is left (49.5%)
【1】(+ of)何かを完全に使用する(または使用される)ようにして、何も残らないようにする(49.5%)
【1】 We’ve run out of biscuits.
【1】ビスケットを使い果たしてしまった。
【2】 Leave suddenly, as if in a hurry (34%)
【2】慌てているように急に離れる(34%)
【2】 After the argument, she ran out into the garden and screamed.
【2】口論の後、彼女は庭に飛び出して叫びました。
run out
1. 基本情報と概要
単語: run out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
1) (of a supply) to be used up or finished.
2) to leave a place running.
意味(日本語):
1) (物資や時間などが)なくなる、切れる、使い果たす
2) 走って外へ出る
「run out」は、たとえば「時間がなくなる」「ガソリンが切れる」のように、「何かが尽きる・切れる」という場面や、「急いで(走って)外へ出る」というイメージで使われる句動詞です。日常会話で非常によく登場する表現となります。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル: B1(中級)
句動詞の中では比較的よく出てくる表現で、日常会話でも多用されるため、中級を目安としています。
2. 語構成と詳細な意味
「run out」はこれら2つが結びつき、以下のようなニュアンスで使われます。
1) 「(何かが)尽きる、なくなる」
2) 「急いで外へ出る、飛び出す」
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(例・訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「run out」の詳細な解説になります。句動詞の中でも使い勝手がよく、いろいろなシチュエーションで活躍する表現なので、ぜひ覚えて使ってみてください。
《時間・金・忍耐などが》尽きる,無くなる,使い果たす《of ...》
走って外に出る,走り出る
come out
come out
解説
【句動詞】登場する、出てくる
【発音記号】kʌm aʊt
【1】 Leave a place (room, building, container) or appear from it.(38%)
【1】場所(部屋、建物、容器)を離れる、またはそこから現れる(38%)
【1】 She went into the bank and came out with some money.
【1】彼女は銀行に入り、お金を持って出てきた。
【2】 Become known or revealed after being kept secret (13.5%)
【2】秘密にしているうちに知られてしまったり、明らかになってしまったりする(13.5%)。
【2】 The news came out that he was leaving the team.
【2】退団のニュースが出てきた。
【3】 (Come out and do something) Make public knowledge a privately held position (11.5%)
【3】(出てきて何かをする)ひそかに抱えていた意見を世間一般に知れ渡らせる(11.5%)
【3】 People need to come out and say what they think about it.
【3】人は出てきて、自分が思ったことを言う必要があります。
【4】 Become available or released to the public (film, record, book) (10%)
【4】公開・公開される(映画・レコード・書籍)(10%)
【4】 Their new album is coming out next month.
【4】彼らのニューアルバムが来月に発売される。
come out
1. 基本情報と概要
英単語/フレーズ: come out
品詞: 句動詞 (phrasal verb、動詞 + 副詞/前置詞)
主な意味(英語・日本語)
いくつか意味がありますが、全体として「中から外へ出る」というイメージが広がり、多義的に使われる表現です。
活用形
他の品詞形
CEFRレベル: B1 (中級)
「come out」は日常会話やニュースでもよく使う表現で、B1レベル(中級)の学習者が習得する目安です。
2. 語構成と詳細な意味
「come out」は「中から外に出る」という基本イメージから、派生的にいくつもの意味が生まれています。
関連表現(コロケーション 10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・一般的な構文
カジュアル/フォーマル
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスでの例文 (3つ)
学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語 (厳密な反意は取りにくいが対比できる概念)
これら類義語は、微妙に文脈やレジスター(フォーマル/カジュアル)が異なるので使い分けが必要です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come out” の詳細解説です。文脈に合わせて正しく使えるように、イメージをしっかりつかんで練習してみてください。
take up
take up
解説
(特定の量の時間や労力など)を使う / を議論する,を対処する / (喜びのために)を始める / を取り上げる,を上げる/(時間・場所など)を占める
【発音記号】teɪk ʌp
【1】 Use a particular amount of space, time or effort (25.5%)
【1】特定の量のスペース、時間、または労力を使用する(25.5%)
【1】 The rewriting of the document took up a whole afternoon
【1】文書の書き換えに午後一時を要した。
【2】 Discuss or deal with (issue, idea, matter) (17.5%)
【2】議論したり、対処したりする(問題、アイデア、問題) (17.5%)
【2】 The Senate will take up the issue tomorrow.
【2】明日、上院がこの問題を取り上げます。
【3】 Start doing a particular job or activity, esp. for pleasure (10.5%)
【3】喜びのために特定の仕事や活動を始める(10.5%)
【3】 He took up gardening last year
【3】昨年からガーデニングを始めたそうです。
【4】 Grasp an object, often moving it from a lower to a higher position (10%)
【4】物体をつかむ、しばしばそれを低い位置から高い位置に移動させる (10%)
【4】 I have to take up the carpet before I start hoovering.
【4】掃除を始める前にカーペットを取り上げる必要があります。
take up
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): take up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
主な意味(英語):
主な意味(日本語):
「take up」は、たとえば「新しい趣味を始める」や「場所をとる」などの文脈で使われる句動詞です。「何かを自分の中に取り入れる」ニュアンスがあり、相手が提案したものや挑戦を「引き受ける」という意味合いも持ちます。
活用形:
「take」は動詞で、そこに副詞(up)がついて句動詞となっています。もし「take」がほかの副詞や前置詞と組み合わされば、「take on」「take off」「take in」など別の意味になる別の句動詞を作ります。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
・日常会話でよく登場する句動詞であり、中級レベルの学習者が比較的早めに覚える表現です。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文
B. ビジネスシーンでの例文
C. 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
例:
例:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take up」の詳細な解説です。特に「新しい趣味や活動を始める」文脈は日常会話で頻出なので、ぜひ覚えておくと便利です。
(特定の量の時間や労力など)を使う 、占める
を議論する,を対処する
(喜びのために)を始める
walk out
walk out
解説
【句動】《...から》(怒り・不満で)出て行く,退席する,退場する;《仕事などを》突然やめる《of ...》
【発音記号】wɔk aʊt
【1】 Leave a place or event, especially suddenly or angrily (81.5%)
【1】場所や出来事から離れる、特に突然、または怒って離れる(81.5%)。
【1】 She walked out of the meeting feeling irritated by her colleagues.
【1】彼女は同僚に苛立ちを感じながら会議を抜け出した。
walk out
「walk out」の詳細解説
1. 基本情報と概要
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語): “Walk out” means to leave a place, event, or situation suddenly, often due to anger, disagreement, or protest.
意味(日本語): 「walk out」は、その場や状況から突然立ち去る、抜け出すという意味です。とくに、抗議や怒り、対立などの理由で急に離脱するときに使われます。たとえば、会議に怒って席を立つとか、職場ストライキのために作業を放棄して現場を離れるようなニュアンスがあります。
活用形: 動詞 “walk” の活用は以下のとおりですが、あくまで “walk out” は句動詞として使われます。
他の品詞:
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両単語が組み合わさって「急に(場から)歩いて出る」というイメージを作っています。
詳細な意味
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネス・職場での例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
(「立ち去らず、その場に居続ける」という意味で対義語的に見ることができます)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「walk out」の詳しい解説です。怒りや抗議を示すような場面でよく使われるので、そのまま覚えるだけでなく、関連表現の “storm out” や “walk out on someone” なども合わせて練習してみてください。
【句動】《...から》(怒り・不満で)出て行く,退席する,退場する;《仕事などを》突然やめる《of ...》
sort out
sort out
解説
を整理する, を分類する / を明らかにする,を解決する
【発音記号】sɔrt aʊt
【1】 Do what is needed to solve a problem, conflict or difficult situation (51%)
【1】問題や葛藤、困難な状況を解決するために必要なことをする(51%)
【1】 A few ideas were raised to sort out the company’s financial issues.
【1】会社の財務問題を整理するために、いくつかの案が出されました。
【2】 Find out information so as to understand something (25.5%)
【2】何かを理解するために情報を調べる (25.5%)
【2】 He will need some time to sort out the reasons for his failure
【2】彼は失敗の理由を明らかにするために時間が必要になります。
sort out
以下では「sort out」という句動詞について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味 (英語・日本語)
品詞と活用
他品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
コロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
1) 目的語を間に挟むか、後ろに置く形
2) フォーマル/カジュアル
3) 他動詞としての使い方
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的/フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「sort out」の詳細な解説です。日常的に使いやすい句動詞なので、ぜひ使いこなしてみてください。
を整理する, を分類する
を明らかにする,を解決する
break out
break out
解説
【句動】(戦争・火事・乱闘などが〉急に起こる,勃発する
【発音記号】breɪk aʊt
【1】 Start suddenly, esp. something undesirable and unpleasant (69.5%)
【1】突然、開始します。特に、望ましくない不快なもの(69.5%)
【1】 Riots broke out that night.
【1】その夜、暴動が起きた。
break out
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): break out
品詞: 句動詞(phrasal verb)
英語での意味
日本語での意味
「事件がいきなり始まる」「急に吹き出物ができる」「刑務所からの脱走」のようなシーンで使われる、日常的にもよく登場する句動詞です。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも比較的使われるので、使い方を覚えておくと便利です。
活用形
「break」は動詞なので、「break out」が句動詞の形になります。他品詞への派生はあまり一般的ではありませんが、「break」という動詞自体の派生語としては「breakage(破損、名詞)」などがあります。
難易度(CEFRレベル)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両方を組み合わせて「何かが壊れて外に飛び出すように起こる、あるいは囲いから外へ飛び出す」というイメージが根底にあります。
詳細な意味の解説
よく使われるコロケーション・関連フレーズ 10 個
3. 語源とニュアンス
語源
歴史的な使用
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的/フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「break out」の詳細な解説です。突然に何かが起こるシーンから、脱出や吹き出物などまで、使い方が広いフレーズなので、場面に応じて使い分けてみてください。ぜひ覚えて活用してみてくださいね。
【句動】(戦争・火事・乱闘などが〉急に起こる,勃発する
come up
come up
解説
【句動】《...を》思いつく, 考える, 提案する, 生産する《with ...》 / もうすぐ起こる
【発音記号】kʌm ʌp
【1】 (+ with) Bring forth or produce (34%)
【1】(+with)提出する、または産み出す (34%)
【1】 She instantly came up with a solution to the problem.
【1】彼女は瞬時に問題の解決策を思いついた。
【2】 (Be coming up) Be happening soon (esp. be broadcast soon) (27.5%)
【2】もうすぐ起きる(27.5%)
【2】 Coming up after the news, our cooking program will feature cheese.
【2】ニュースの後の料理番組では、チーズを特集します。
come up
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): come up
品詞: 動詞句(句動詞: phrasal verb)
「come up」は「近づいて来る」「上がってくる」「話題に上る」「起こる」などの意味を持つ表現です。たとえば、「ある話題が会話に出てきた」「問題が発生した」「日程が近づいてきた」というような場面で使われます。日常会話からビジネスシーンまで、幅広く使われる便利な表現です。
CEFRレベルの目安: B1 (中級)
日常会話でよく使われるので、中級レベルの学習者が身につけておきたい表現です。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的/フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come up” の詳細な解説です。日常会話でもビジネスシーンでもよく使われる表現ですので、文脈に合わせて使い分けながらしっかり覚えておきましょう。
【句動】《...を》思いつく, 考える, 提案する, 生産する《with ...》
もうすぐ起こる
pull back
pull back
解説
【句動】引っ込める,ひきもどす / 後退する,撤退する
【発音記号】pʊl bæk
【1】 Move backwards or make somebody/something move backwards (66.5%)
【1】後ろに移動する、または誰か/何かに後ろに移動させる(66.5%)。
【1】 She pulled back the hair from her face.
【1】彼女は顔から髪の毛を引っ込めた。
【2】 Withdraw or retreat from an activity or location, esp. military (31%)
【2】活動や場所からの撤退・後退 (31%)
【2】 The army was forced to pull back due to bad weather.
【2】悪天候のため、軍は撤退を余儀なくされた。
pull back
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): pull back
品詞: 句動詞(phrasal verb)
英語での意味
日本語での意味
活用形
他の品詞形
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
それらが組み合わさって「(後ろへ)引く」「(ある状態から)後退させる」をイメージさせます。
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3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや一般的な構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス
学術・公的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
pull は /pʊl/(「プル」のように短く唇をすぼめて発音)
back は /bæk/(「バック」のように、日本語の「ア」に近い母音)
強勢(アクセント)
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “pull back” の詳細な解説です。後退や撤回といった動作・行動を表す際に、ビジネスでも日常生活でも幅広く使える表現なので、場面に応じて使い分けてみてください。
【句動】引っ込める,ひきもどす
後退する,撤退する
turn out
turn out
解説
...だとわかる, ...だと判明する《C / to be》
【発音記号】tɜrn aʊt
【1】 Prove or be discovered to happen or be (91%)
【1】証明されたり、発見されたりする (91%)
【1】 Her suspicion turned out to be justified.
【1】彼女の疑いは正当化された。
turn out
1. 基本情報と概要
英語表記: turn out
品詞: 句動詞(phrasal verb)
英語での主な意味:
日本語での主な意味とニュアンス:
このように「turn out」は、結果がわかったり、(イベントなどに)人が出席する様子を表したり、何かを生産することを表すときに使われる便利な句動詞です。流れや変化を感じさせるときによく使われるフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスの場面での例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn out」の詳細解説です。結果的に何かがどうなるかや、多くの人が集まる様子を表すのに非常に便利な表現ですので、ぜひ実際の会話や文章で使ってみてください。
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