頻出句動詞150 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を答える問題です。
- 英語:
put in
- 日本語: 「入れる」「設置する」「(労力・時間を)注ぎ込む」「提出する」など
- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
- 活用形:
- 原形: put in
- 現在分詞: putting in
- 過去形・過去分詞: put in (※
put
自体が不規則動詞で形が変化しません)
- 原形: put in
- put (動詞): 「置く」「入れる」など
- puttable (形容詞): 一般的ではありませんが、一部専門分野で「置くことが可能な」などの形容詞として使われる場合があります。
- B2(中上級): 「put in」という句動詞は基本動詞「put」の派生ですが、ビジネスシーンや変化したイディオム的な使い方が多く、ある程度の運用力(会話・文書でのバリエーション)が必要となります。
- put: 置く・入れる
- in: 中へ・内側に
- put on: 着る、身につける
- put up: 建てる、掲示する、掲げる
- put out: 消す、公表する、出す
- put off: 延期する、先送りする
- put in an application(申し込みを書く/提出する)
- put in a request(リクエストを出す)
- put in a good word(良い評価を伝える/口をきく)
- put in hours(時間を費やす)
- put in place(設置する/導入する)
- put in perspective(物事を正しい視点で捉える)
- put in a shift(勤務をする/シフト制で働く)
- put in an appearance(ちょっと顔を出す)
- put in for a refund(返金を申請する)
- put in a vote(投票をする)
- 語源: 「put」は中英語(Middle English)の“putten”にさかのぼり、元々は“押す・動かす”といったニュアンスを含む動詞でした。その後、前置詞や副詞を伴い、多彩な意味を持つ句動詞を形成してきました。
- ニュアンス:
- 「提出する / 申し込む」のニュアンス: フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使いやすい。
- 「設置する / 入れる」のニュアンス: わりとカジュアルだけでなく、ビジネスでも「新しいシステムをput inする」などで使われる。
- 「時間や努力を注ぎ込む」のニュアンス: カジュアルでもビジネスでも、「長い時間を費やした」「労力を投入した」と表現する際に用いられる。
- 「提出する / 申し込む」のニュアンス: フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使いやすい。
他動詞としての使い方
- 「put in + 名詞」の形をとり、目的語を伴う
- 例: put in an application, put in a new system
- 「put in + 名詞」の形をとり、目的語を伴う
受動態での使い方
- 例:
A new system was put in.
(新しいシステムが導入された)
- 例:
イディオム的な使い方
- 「put in for 〜」で「〜を申し込む/(昇給や異動などを)願い出る」の意味
- 例: “I put in for a transfer to another department.”
- 「put in for 〜」で「〜を申し込む/(昇給や異動などを)願い出る」の意味
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 日常会話: “I put in a lot of hours this week.”(今週はかなりの時間を費やした)
- ビジネス文書: “We put in our proposal yesterday.”(昨日、私たちは提案書を提出しました)
- 日常会話: “I put in a lot of hours this week.”(今週はかなりの時間を費やした)
- “I need to put in more practice before the concert.”
(コンサート前にもっと練習しなきゃ。) - “She put in a lot of time on that project.”
(彼女はそのプロジェクトにかなりの時間を注いだ。) - “Did you put in the request for vacation yet?”
(もう休暇申請は出した?) - “We decided to put in a new security system.”
(私たちは新しいセキュリティシステムを導入することに決めました。) - “I put in my application for the management position.”
(私はマネージャー職の応募を提出しました。) - “Please put in a request for an earlier deadline extension.”
(より早い締め切り延長を求めるリクエストを提出してください。) - “They have put in a proposal to the committee for funding.”
(彼らは委員会に資金提供の提案を提出しました。) - “We must put in considerable effort to validate the data.”
(私たちはデータを検証するためにかなりの努力を注がなければなりません。) - “The engineers have put in a system that automatically collects research samples.”
(エンジニアたちは研究試料を自動的に採取するシステムを設置しました。) - submit(提出する)
- 「書類・提案などを提出する」という意味では類義語。よりフォーマルに感じる。
- 「書類・提案などを提出する」という意味では類義語。よりフォーマルに感じる。
- install(インストールする、設置する)
- 「put in a system」と「install a system」はほぼ同義だが、「install」は技術・機械に特化しがち。
- 「put in a system」と「install a system」はほぼ同義だが、「install」は技術・機械に特化しがち。
- insert(差し込む、入れる)
- 「物理的に中に差し込む」イメージが強い。書類に書き込みや挿入する場合にも用いられる。
- 明確な反意語はありませんが、意味合いとして逆に「取り出す・撤去する・撤回する」を表す場合、「take out」「remove」「withdraw」などが反意的に使われます。
- 発音記号(IPA): [pʊt ɪn] (米・英ともに大きく変わりません)
- アクセント: 「put」の「u」の音が短く曖昧になりがち。“pʊt”の「ʊ」は日本語の「ウ」に近い短めの音です。
- アメリカ英語・イギリス英語の差: 大きな差異はありませんが、アメリカ英語では「t」の発音がやや弱くなる(フラップT気味になる)場合があります。
- よくある間違い: 「put」を [pət] や [pɚt] のように発音してしまうこと。母音を短めに意識してください。
- スペルミス: “putin” と続けて書いてしまうと人名(プーチン)になってしまうので注意。
- 文脈の変化: “put in” には意味が多いので、文脈に沿った訳をしっかり把握することが大事。
- 類似句動詞との混同: “put on” “put up” “put out” など、同じ
put
を使う別の句動詞を混同しやすい。 - 試験での出題傾向: TOEICや英検などでも、句動詞問題で「put in」の用法(「申し込む」「導入する」など)を問う問題がみられます。
- 「put」の基本イメージは「置く」で、「in」は「中へ」。
- 「中に置く・入れる→提出・設置・投入」の流れを頭の中でイメージすると理解しやすい。
- 「モノを物理的に中へ入れる」「アイデアや書類をシステムの中へ入れる」「努力や時間を心身から外に出さずプロジェクトに「入れる」」と連想すると覚えやすいです。
- 現在形:put up (主語が三人称単数の場合は puts up)
- 現在分詞:putting up
- 過去形 / 過去分詞:put up
- put:もともとは「置く」という意味の動詞
- up:方向・上昇や完了などを示す前置詞/副詞
- 掲示・貼り出す
例:put up a poster(ポスターを貼り出す) - 建てる・立てる/組み立てる
例:put up a tent(テントを張る) - 泊める(宿泊を提供する)
例:put someone up for the night(人を一晩泊める) - 価格や数値を上げる
例:put up the price(値段を上げる) - 我慢する(with を伴う)
例:put up with someone/something(人・物事を我慢する / 耐える) - put up with: 「耐える」「我慢する」
- put-down(名詞): 人を批判・侮辱する言葉(「put」と「down」の組み合わせ)
- put up a sign(掲示板や看板を立てる)
- put up a poster(ポスターを貼る)
- put up a fight(抵抗する、喧嘩腰になる)
- put up a tent(テントを張る)
- put up with noise(騒音を我慢する)
- put up the price(値段を上げる)
- put up decorations(飾り付けをする)
- put up funds(資金を提供する)
- put up a building(建物を建てる)
- put someone up for the night(誰かを一晩泊める)
語源
「put」は古英語の “putian” に由来する動詞で、「置く・推し進める」のような意味をもっていました。「up」は古英語 “úp” に由来し、「上に」「上方へ」の意味が中心です。これらが組み合わさり、「上げる」「上に置く」などのイメージが広がって、現代では「張る」「掲示する」「値段を上げる」「人を泊める(家に“引き上げる”イメージ)」「我慢する(負担を上に乗せる感覚)」と多義的に使われるようになりました。ニュアンス・使用上の注意
- 「put up with(我慢する)」は口語でも書き言葉でも頻繁に使われますが、少し「嫌だけど仕方なく受け入れる」というニュアンスがあります。
- 「put up a poster」「put up a notice」などは日常会話からビジネスまで幅広く使います。
- 「泊める」という意味合いは口語的ですが、フォーマルシーンでも“I’d be happy to put you up.”などで使えます。
- 「put up with(我慢する)」は口語でも書き言葉でも頻繁に使われますが、少し「嫌だけど仕方なく受け入れる」というニュアンスがあります。
自動詞 / 他動詞
「put up」は基本的に他動詞的に使われ、目的語をとることが多いです(例:put up a shelf, put up a sign など)。
一方で「put up with」は動詞+前置詞+目的語の形で使われ、目的語は「with」の後に置かれます。主な構文
- Put up + 名詞: put up a tent / put up a shelf / put up decorations
- Put + 目的語 + up: 場合によっては目的語が前にくることもあるが、「put up for the night」のように塊で覚えることが多いです。
- Put up with + 名詞/代名詞: ~を我慢する
- Put up + 名詞: put up a tent / put up a shelf / put up decorations
フォーマル/カジュアル
- 「put up」は比較的カジュアルな場面でも問題なく使えます。
- ビジネス文書などでは動詞そのものを「increase」「accommodate」「post」など言い換えることも。
- 「put up」は比較的カジュアルな場面でも問題なく使えます。
- “Could you put me up for a few days?”
「数日泊めてもらえないかな?」 - “I’ll put up a poster about the event in the hallway.”
「廊下にイベントのポスターを貼るよ。」 - “I can’t put up with his complaining anymore!”
「彼の文句にはもう我慢できないよ!」 - “We need to put up a notice informing staff about the new policy.”
「新しい方針について従業員に知らせる掲示を貼る必要があります。」 - “Do you mind if we put you up in a hotel during the conference?”
「カンファレンスの間、ホテルに宿泊していただいてもよろしいですか?」 - “Given our budget constraints, we can’t put up the price without justification.”
「予算上の制約を考えると、正当な理由なしには値上げできません。」 - “The university decided to put up additional dormitories to accommodate the growing number of students.”
「大学は学生数の増加に対応するため、追加の寮を建てることを決定した。」 - “He was kind enough to put me up in his residence while I was conducting research.”
「研究を行っている間、彼は私を親切にも自宅に泊めてくれた。」 - “We questioned whether we should put up with the unreliable data source any longer.”
「私たちはこれ以上不確かなデータソースに耐えるべきかどうかを検討した。」 - erect(建立する)
- 主に建物やモニュメントなど大型のものを「建てる」イメージ。フォーマル寄り。
- 主に建物やモニュメントなど大型のものを「建てる」イメージ。フォーマル寄り。
- install(設置する)
- 機器や設備を取り付ける、工事的イメージ。
- 機器や設備を取り付ける、工事的イメージ。
- accommodate(宿泊させる・収容する)
- フォーマルな言い回し。「(施設が)~人を収容できる」など。
- フォーマルな言い回し。「(施設が)~人を収容できる」など。
- tolerate(我慢する)
- 「put up with」と同じ「我慢する」の意味。フォーマル。
- 「put up with」と同じ「我慢する」の意味。フォーマル。
- endure(耐える)
- 苦しみなどを「長期間にわたってこらえる」ニュアンス。
- take down(取り下げる、掲示物などを外す)
- pull down(建物などを取り壊す)
- refuse / decline(人を泊めるのを断る)
- give up(我慢するのをやめる、降参する) ※文脈によっては対義的に使われる
- 発音記号(IPA): /pʊt ʌp/
- アクセント: シンプルに “put” と “up” をそれぞれはっきり発音します。
- アメリカ英語: [pʊt ʌp](/ʊ/ は「ウ」に近い短い音)
- イギリス英語: [pʊt ʌp](アメリカ英語とほぼ同じですが、イギリス英語の /ʊ/ はやや唇を丸めるイメージ)
- アメリカ英語: [pʊt ʌp](/ʊ/ は「ウ」に近い短い音)
- よくある間違い: “put” を /pʌt/ と発音してしまう場合があります。「プット(短い“ウ”の音)」と意識して発音するとよいでしょう。
- 「put up」を「put on」「put off」などのほかの句動詞と混同しがち
- put on:身に着ける / put off:延期する / put away:片付ける など。意味が異なるので要注意。
- put on:身に着ける / put off:延期する / put away:片付ける など。意味が異なるので要注意。
- 「put up with」を間違えて「put with up」などと並べ替えない
- 英文法的に「put up with」で一つのまとまった句動詞です。
- 英文法的に「put up with」で一つのまとまった句動詞です。
- TOEICや英検などの試験
- 「put up with」などの句動詞はリーディングやリスニング問題で頻出。
- 「文脈に応じた意味の切り替え(建てる・貼る・泊める・我慢する)」を把握しておくと点数につながります。
- 「put up with」などの句動詞はリーディングやリスニング問題で頻出。
- 「put up」は「上へ(up)置く(put)」というイメージを持っておくと、「掲示する(ポスターを上に貼る)」「立ち上げる(テントを設置する)」「値段を引き上げる」「耐え(上に重荷を載せるイメージ)る」と、連想しやすいです。
- 「泊める」場合も「家や部屋に人を“引き上げる”」というふうにイメージすると覚えやすいでしょう。
- いろいろな意味があるため、フレーズや例文ごとに丸暗記するほうが効率的です。
- 原形:clean up
- 三人称単数現在形:cleans up
- 過去形:cleaned up
- 過去分詞:cleaned up
- 現在分詞・動名詞:cleaning up
- To make a place or object neat, tidy, or free from dirt.
- To remove or eliminate unwanted or unnecessary items or aspects.
- (比喩的にも) To have a great success or to earn a lot of profit.
- 場所や物をきれいにする。
- 不要な物や汚れを取り除く。
- (比喩的に)大きな成功を収める、または多くの利益を得る。
- A2 (初級): よく使われる日常表現の一つ。
- B1 (中級): 多義的な用法にも対応できるようになる。
- cleanup (名詞): 「大掃除」「片付け」という意味になります。たとえば “We did a big cleanup after the party.”(パーティー後に大掃除をした)。
- clean(動詞):「きれいにする」「掃除する」を意味する
- up(副詞/小辞): 結果や完了、徹底的な行為を強調する働きがある
- clean(形容詞): 汚れのない
- cleanliness(名詞): 清潔さ
- cleaning(動名詞): 掃除
- cleanup(名詞): 掃除、片付けの行為またはイベント
- clean up the mess → 「散らかったものを片付ける」
- clean up after yourself → 「自分が出したものを片付ける」
- clean up nicely → 「きれいに仕上がる/見違えるほどきれいになる」
- clean up one’s act → 「行動を改める/態度を改める」
- clean up a spill → 「こぼれた液体などをきれいにする」
- clean up the table → 「テーブルを片付ける」
- clean up debris → 「がれきや破片を片付ける」
- clean up a computer → 「(デジタル上で)不要ファイルなどを整理する」
- clean up the crime scene → 「犯罪現場を片付ける、(比喩的に)証拠隠滅をする」
- clean up at the box office → 「(映画などが)興行的に大成功を収める」
- 語源:
- “clean” は古英語 “clæne” に由来し、「汚れがない」や「純粋な」という意味を持っていました。
- “up” は古英語 “up” に由来し、上方や完了を示すニュアンスを持つ副詞または前置詞です。
- “clean” は古英語 “clæne” に由来し、「汚れがない」や「純粋な」という意味を持っていました。
- 歴史的な使われ方:
- 「clean」という言葉自体は非常に古くから存在し、ほとんどの場合は「きれいにする」という意味で使われてきました。これに「up」という副詞をつけることで「徹底的に、すっかり」などのニュアンスが加わっています。
- 「clean」という言葉自体は非常に古くから存在し、ほとんどの場合は「きれいにする」という意味で使われてきました。これに「up」という副詞をつけることで「徹底的に、すっかり」などのニュアンスが加わっています。
- ニュアンスと使用上の注意:
- 日常会話では単に「掃除する・片付ける」というカジュアルな意味でよく使います。
- ビジネスや公式の文書でも、「全体的に整理する」「改善する」といった前向きなイメージで応用できます。
- 比喩を含む表現としては「大成功を収める」というポジティブな場面でもよく見かけます。
- 日常会話では単に「掃除する・片付ける」というカジュアルな意味でよく使います。
- 句動詞 (phrasal verb):
- 多くの場合、目的語が “clean” と “up” の間に入ることができます。
例: “clean the room up” / “clean up the room” - 代名詞を目的語にする場合は、
clean it up
のように “up” の後ろではなく “clean” の後ろに入れます。
例: “I need to clean it up quickly.” (○) / “I need to clean up it.” (×)
- 多くの場合、目的語が “clean” と “up” の間に入ることができます。
他動詞・自動詞の使い分け:
- 他動詞的に目的語を伴うパターン:
clean up the room
(部屋を掃除する) - 自動詞的に目的語を伴わずに使うパターン:
I need to clean up before guests arrive.
(お客が来る前に片付けなきゃ)
- 他動詞的に目的語を伴うパターン:
フォーマル / カジュアルな使い方:
- カジュアル:あまり意識せず日常会話で多用する。
- フォーマル:ビジネスメールなどで「整理する」「改善する」という意味で使われる場合もあるが、日常的なフレーズとしての印象が強い。
- カジュアル:あまり意識せず日常会話で多用する。
“I have to clean up my room before my parents visit.”
(両親が来る前に部屋を片付けなきゃ。)“Could you help me clean up after dinner?”
(夕食後の片付けを手伝ってくれる?)“Let’s clean up the living room so we can watch a movie comfortably.”
(映画を快適に観られるように、リビングを片付けよう。)“We need to clean up the data before we present it to the client.”
(クライアントに提示する前に、そのデータを整理しなければなりません。)“The new manager intends to clean up the company’s outdated processes.”
(新しいマネージャーは、社内の時代遅れのプロセスを一新しようとしている。)“Let’s clean up the layout of our presentation slides.”
(プレゼン資料のレイアウトを見直して整えましょう。)“This environmental program aims to clean up polluted rivers.”
(この環境保護プログラムは汚染された川を浄化することを目的としている。)“They are organizing a campaign to clean up the beach.”
(彼らはビーチを清掃するためのキャンペーンを企画しています。)“The task force was established to clean up corruption in local government.”
(地方政府の汚職を一掃するために特別チームが設立された。)- 類義語 (Synonyms)
- tidy up(片付ける):主に「整頓する」ニュアンスが強い。
- clear up(片づける・晴らす):誤解などを「解消する」の意味もあり。
- straighten out(整理する):混乱や誤解を「整頓する」ニュアンス。
- spruce up(こぎれいにする):少しおしゃれに、見栄えよくするイメージ。
- tidy up(片付ける):主に「整頓する」ニュアンスが強い。
- 反意語 (Antonyms)
- make a mess(散らかす)
例: “Don’t make a mess—it took me hours to clean up this place!” (散らかさないで。ここを片付けるのに何時間もかかったんだから。)
- make a mess(散らかす)
発音記号 (IPA):
- 英: /kliːn ʌp/
- 米: /kliːn ʌp/
- 英: /kliːn ʌp/
アクセントの位置:
- “clean” の母音 /iː/ をしっかり伸ばす。
- “up” は短く発音。
- 一般的に大きく変化はなく “clean UP” のように “up” に軽い強調が入る場合もありますが、全体的にはフラットに続けて発音されることが多いです。
- “clean” の母音 /iː/ をしっかり伸ばす。
アメリカ英語とイギリス英語での違い:
- 大きな違いはありませんが、/r/ やイントネーションの違いなど全体的な発話アクセントで差異が出る程度です。
- 大きな違いはありませんが、/r/ やイントネーションの違いなど全体的な発話アクセントで差異が出る程度です。
よくある間違い:
- “cleen up” と綴りを間違えることや、/kli:n/ を /klɪn/ と短く発音してしまうこと。
- “cleen up” と綴りを間違えることや、/kli:n/ を /klɪn/ と短く発音してしまうこと。
- スペルミス:
- “clean” を “cleen” や “clen” と書いてしまわないように注意。
- “clean” を “cleen” や “clen” と書いてしまわないように注意。
- 同音異義語との混同:
- “clean” と “kleen” (ブランド名など) を混同しないように。
- “clean” と “kleen” (ブランド名など) を混同しないように。
- 句動詞固有の語順:
- 目的語が代名詞の場合は “clean it up” が正しい形で、“clean up it” は誤り。
- 目的語が代名詞の場合は “clean it up” が正しい形で、“clean up it” は誤り。
- 試験対策 (TOEIC・英検など):
- 日常的な語彙問題やリスニングなどで頻出。会話文中の動詞の置き場所や時制に注意しておくとよい。
- 日常的な語彙問題やリスニングなどで頻出。会話文中の動詞の置き場所や時制に注意しておくとよい。
- “clean” + “up” で “しっかりきれいにする” と覚えるとイメージしやすいです。
- “clean up” は「掃除する」だけでなく、「成功をおさめる」「不要なファイルやデータを整理する」など幅広い使い方があるという印象を持っておくと便利です。
- 覚え方のコツ: “Clean up!” と誰かに言われたら「一気に終わらせるぞ!」という感覚で理解すると定着しやすいです。
- To extinguish (a fire or light).
- To produce or publish something (e.g., a book, an album).
- To inconvenience someone or cause them trouble.
- To place something outside (e.g., trash).
- (In casual speech) to exert effort or to make oneself available in a certain way.
- (火や明かりを)消す
- (本やアルバムなどを)出す・発行する・リリースする
- (人に)迷惑をかける・負担をかける
- (ゴミなどを)外に出す
- (くだけた言い方で)尽力する・身を捧げる
- 現在形: put out
- 三人称単数現在形: puts out
- 過去形: put out
- 過去分詞形: put out
- 現在分詞形: putting out
- 名詞形としてはあまり用いられませんが、「the put-out (状態)」のように、ごくまれに形容詞的に扱われる場合があります(「(人が)気分を害している」など)。しかし一般的ではありません。
- 「put」の名詞形は「put(投資用語などの特殊用法)」などありますが、句動詞「put out」とは直接関係しません。
- B1(中級)~ B2(中上級)
→ 「put out」は複数の意味を持ち、文脈によって訳が変わるため、中級者から上達段階でしっかり習得することがおすすめです。 - put(動詞): 置く、入れる、~の状態にする
- out(前置詞・副詞): 外へ、消す、離す、完了させる などのニュアンス
- put off: 延期する
- put away: 片付ける、しまう
- put up with: 我慢する
- output: 名詞で「出力」
- input: 名詞で「入力」
- put out the fire → 火を消す
- put out the light → 明かりを消す
- put out a statement → 声明を出す
- put out an album → アルバムをリリースする
- put out a press release → プレスリリースを出す
- put out new products → 新商品を出す
- be put out by something → 何かに腹を立てる・不快に思う
- put out the garbage → ゴミを外に出す
- don’t want to put you out → あなたに迷惑をかけたくない
- put out adds (effort) → さらなる努力を注ぐ(口語的ニュアンス)
- 「put」は古英語の「putian」や中英語の「putten」に由来するとされ、確固たる語源がはっきりしているわけではありませんが、“動かす”や“配置する”のイメージが強いです。
- 「out」は古英語「ūt」に遡り、“外へ出す”意味が基本です。
- 二つが組み合わさって「外に出す」「火などを外に追い出す(消す)」「世の中に出す」などの多義的意味が生まれました。
- 「火を消す」などの具体的な意味から、「出版する」「人を煩わせる」など、抽象的な使い方まで幅広く使われます。
- 「put out」はカジュアルにもビジネスにも使えますが、「(人に)迷惑をかける」意味で使う場合は、少し遠回しにもなるので、ニュアンスを伝えるために丁寧な言い回しが望まれることがあります。
- 「身体を捧げる」というようなスラング的な使い方もあり、やや砕けた言い回しです。使う場面には注意しましょう。
直後に目的語を置けるかどうか
- 「火を消す」場合: put out the fire. (目的語「the fire」の位置はoutの後ろが一般的)
- 一部の句動詞では「put the fire out」と真ん中に目的語を入れることも可能です。両方とも文法的に正しいです。
- 「火を消す」場合: put out the fire. (目的語「the fire」の位置はoutの後ろが一般的)
他動詞・自動詞
- 「put out」は多くの場合、他動詞として目的語を伴います(put out the fire, put out a statementなど)。
- 「be put out (by ...)」は受け身構文で使われる例があります(I was really put out by his behavior.)。
- 「put out」は多くの場合、他動詞として目的語を伴います(put out the fire, put out a statementなど)。
フォーマル/カジュアル
- カジュアルな表現としては「I don’t want to put you out.(迷惑をかけたくない)」などの言い回し。
- ビジネス表現では「We put out a new product line.(新しい製品ラインを出しました)」などで使われますが、やや口語的なので、文書では「release」や「issue」が用いられることも多いです。
- カジュアルな表現としては「I don’t want to put you out.(迷惑をかけたくない)」などの言い回し。
“Could you put out the candles before you leave the room?”
(部屋を出る前にろうそくを消してもらえる?)“I don't want to put you out, but could you give me a ride?”
(迷惑をかけたくないんだけど、車に乗せてもらえるかな?)“They put out some snacks for the guests.”
(お客さんのために軽食をテーブルに出したよ。)“The company put out a statement regarding the product defect.”
(その会社は製品の欠陥について声明を発表しました。)“We’re planning to put out a new software update next month.”
(来月、新しいソフトウェアアップデートをリリースする予定です。)“I’m sorry to put you out, but could you send me the data again?”
(ご面倒をおかけして申し訳ないのですが、もう一度データを送ってもらえますか?)“The researchers put out a revised paper to address the errors.”
(研究者たちは誤りに対応するため、改訂版の論文を公表しました。)“After gathering new evidence, they put out an updated hypothesis.”
(新しい根拠を収集した後、彼らは更新された仮説を発表しました。)“The institute regularly puts out reports on climate change.”
(その研究所は定期的に気候変動に関する報告書を発行しています。)- extinguish (火を消す)
- “Please extinguish the campfire before sleeping.”(寝る前に焚き火を消してください)
- よりフォーマル・直接的に「火を消す」に特化
- “Please extinguish the campfire before sleeping.”(寝る前に焚き火を消してください)
- release (出版する、リリースする)
- “They released a new single last week.”
- 出版・公開という点で同義
- “They released a new single last week.”
- issue (公表する、発行する)
- “They will issue a new statement tomorrow.”
- ビジネスや公的機関が「声明を出す」などの場面に合う
- “They will issue a new statement tomorrow.”
- inconvenience (迷惑をかける)
- “I hope this hasn’t inconvenienced you.”
- 迷惑をかけるという側面だけを表す
- “I hope this hasn’t inconvenienced you.”
- 「火を消す」の反意語 → light, ignite, spark
- 「出版する・出す」の反意語 → withdraw, suppress, hide
- IPA: /pʊt aʊt/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きくは変わりませんが、「out」の発音に若干の差が出る場合があります。
- アメリカ英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はやや曖昧に「アウ」に近い音)
- イギリス英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はややはっきりめに発音されることも)
- アメリカ英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はやや曖昧に「アウ」に近い音)
- 強勢は通常「put」よりも「out」に少し強めにおくことが多いです: “put OUT.”
- “put”を /pət/ のように曖昧に発音してしまう場合があります。/pʊt/ (プット)を意識することが大切です。
- スペルミス
- 「put」や「out」は短い単語なのでまれですが、焦って書くと「putout」とくっつけて書いてしまうことがあります。正しくは分けて書きましょう。
- 「put」や「out」は短い単語なのでまれですが、焦って書くと「putout」とくっつけて書いてしまうことがあります。正しくは分けて書きましょう。
- 同音異義語との混同
- “put”と“putt(ゴルフ用語)”はスペルが違うので注意。
- “put”と“putt(ゴルフ用語)”はスペルが違うので注意。
- 文脈による意味の変化
- 「put out a fire」を「火を外に出す」と誤訳しないように注意しましょう。句動詞として「火を消す」意味があります。
- 「put out a fire」を「火を外に出す」と誤訳しないように注意しましょう。句動詞として「火を消す」意味があります。
- TOEICや英検など試験対策
- Phrasal verb(句動詞)はTOEICや英検でも設問に出ることが多いです。特に「put out」のように意味が複数ある動詞はしっかり覚えておくと高得点につながります。
- 「火を 外 に出す→消す」「情報を 外 に出す→公表する」と考えると覚えやすいです。
- 「put」自体は「置く」のイメージで広く使われるので、““out”に置く”と思えば「外への動作=広める、消す、リリースする、迷惑をかける(飛び道具的なイメージ)」とイメージできます。
- 「I don’t want to put you out」= 「あなたを外に追いやりたくない」→「迷惑をかけたくない」のように、比喩的な感覚で覚えると定着しやすいでしょう。
- 「take」は動詞、「over」は副詞(または前置詞的な役割)として機能し、合わせて「take over」という句動詞を形成します。
- 「take over」は、だれかや何かの役割や仕事を代わりに引き受けたり、組織などを支配下に置いたりすることを表します。「バトンタッチして、そのまま引き継ぐ」イメージや、「支配権を握ってしまう」ニュアンスを含みます。
- 現在形: take over / takes over
- 過去形: took over
- 過去分詞: taken over
- 進行形: taking over
- 名詞形「takeover」: (企業買収などの)乗っ取り、引き継ぎ
例) “The takeover of the company was completed last month.” - 形容詞や副詞形はありません(ただし、関連する表現「takeover bid」などの複合語は存在します)。
- A1: 超初心者
- A2: 初級
- B1: 中級
- B2: 中上級 ←「take over」は句動詞であり、ビジネス文脈でもよく使われるためB2レベル。
- C1: 上級
- C2: 最上級
- take(動詞): 「取る」「引き受ける」「持っていく」など、非常に多義的
- over(副詞/前置詞): 「上に」「越えて」「覆って」というイメージ、または「引き継ぎ」のニュアンスに転じる
- to take over a project
(プロジェクトを引き継ぐ) - to take over a company
(会社を買収して乗っ取る) - to take over someone’s position
(誰かの役職を継承する) - to take over from someone
(誰かから引き継ぐ) - to initiate a takeover
(買収・引き継ぎを開始する) - hostile takeover
(敵対的買収) - friendly takeover
(友好的買収) - takeover bid
(買収提案) - to allow someone to take over
(誰かに引き継ぎを許可する) - management takeover
(経営陣の引き継ぎ・交代) - 「take」は古英語の
tacan
(北欧由来)から派生し、「手に取る・所有する」などの意味をもつ動詞として広範に使われてきました。 - 「over」は古英語の
ofer
に由来し、「~の上に」「~を越えて」という意味から転じて「引き継ぎ」感を出すようになりました。 - カジュアル: 日常会話でも「引き継ぐ」「代わりにやってあげる」など、比較的気軽に使えます。
- フォーマル/ビジネス: ビジネスシーンでは「買収する」「支配権を握る」を表す際によく用いられます。特に「hostile takeover(敵対的買収)」などはかなりフォーマルな文脈です。
- 場合によっては「力ずくで乗っ取る」ような、やや強いニュアンスを持つこともあるので文脈に注意が必要です。
- 他動詞としての使い方: 「take over + 対象物」で「~を引き継ぐ/乗っ取る」の意味
例) “I will take over the project.” - 目的語を間に挟む用法: 「take + 目的語 + over」
例) “I will take the project over.”(同義だが、目的語が長い場合は最後に置くのが自然) - from+人を伴う用法: “take over from someone” で「誰かから引き継ぐ」の意味
例) “He took over from his predecessor last year.” “Can you take over cooking dinner while I finish this call?”
(この電話を終わらせる間、夕食作りを代わってくれる?)“I’m exhausted. Could you take over the driving for a bit?”
(疲れたよ。しばらく運転を代わってもらえる?)“My sister will take over caring for the dog on weekends.”
(週末は妹が犬の世話を引き継いでくれるんだ。)“Our company plans to take over the smaller startup by next quarter.”
(我が社は来期までにその小さなスタートアップを買収する予定です。)“Could you take over the client meeting today? I have a scheduling conflict.”
(今日のクライアントとの会議を引き継いでくれませんか?予定がかぶってしまって。)“After the merger, the new CEO will officially take over.”
(合併後、新しいCEOが正式に引き継ぐことになります。)“A different approach may take over if the current methodology fails.”
(現在の方法がうまくいかない場合は、別のアプローチが主流を占めるかもしれない。)“As technology advances, automation might take over many manual tasks.”
(技術が進歩するにつれ、多くの手作業が自動化によって取って代わられる可能性がある。)“In a historical context, one regime often attempts to take over another.”
(歴史的文脈では、ある政権が別の政権を乗っ取ろうとすることがしばしばある。)- assume control(コントロールを引き受ける)
- 「take over」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル。
- 「take over」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル。
- take charge(責任を負う・指揮を執る)
- 必要な状況で指導権を握るイメージ。
- 必要な状況で指導権を握るイメージ。
- gain control(支配権を得る)
- 「力が及ぶところに置く」というニュアンス。
- 「力が及ぶところに置く」というニュアンス。
- relinquish control(支配権を手放す)
- give up(放棄する)
- 「引き継ぐ」と逆に、何かを放棄する状況。
- 「引き継ぐ」と逆に、何かを放棄する状況。
- hand over(引き渡す)
- 「take over」と逆方向の動作になるが、文脈によっては「引き渡す側」を表す。
IPA(国際音声記号)
- アメリカ英語: /teɪk ˈoʊvɚ/
- イギリス英語: /teɪk ˈəʊvə/
- アメリカ英語: /teɪk ˈoʊvɚ/
強勢(アクセント):
- 「take óver」のように「o」に強勢が来がちですが、実際は「take」より「over」のほうを強めに発音する場合が多いです。
- ただし、文脈や発話のスピードによって「テイクオウヴァー」のように全体をフラットに発音することも。
- 「take óver」のように「o」に強勢が来がちですが、実際は「take」より「over」のほうを強めに発音する場合が多いです。
よくある発音ミス:
- 「テイク オバー」など、「over」の母音を「アー」にしてしまうケース。
- 米英どちらでも「オウ」に近い音を意識するのがポイント。
- 「テイク オバー」など、「over」の母音を「アー」にしてしまうケース。
- スペルミス: “takeover” と続けて書くと名詞として使われることが多い。「take over」の区切りのスペルにも注意。
- 同音異義・混同の恐れ: 「take off(離陸する/脱ぐ)」や「take out(取り出す/連れ出す)」と混同しやすい。
- 試験対策:
- TOEICや英検などビジネスシーンを含む問題で「企業買収」を示す文脈として「take over」がよく登場します。「hostile takeover」なども重要なビジネス英語です。
- 引き継ぎや交替の文脈でも出題されるため、目的語の位置(take + 目的語 + over / take over + 目的語)に注意しましょう。
- TOEICや英検などビジネスシーンを含む問題で「企業買収」を示す文脈として「take over」がよく登場します。「hostile takeover」なども重要なビジネス英語です。
- 「take over」は「バトンを取って走り出す」イメージで覚えるとわかりやすいです。リレー競技でバトンを
take
して、レーンover(越えて)
に続くイメージ。 - ビジネス文脈では「買収」や「乗っ取り(強いニュアンス)」と覚えると印象に残りやすいでしょう。
- スペリングを覚える際、「take」と「over」の間にはスペースを入れること(句動詞)。名詞形は「takeover」と書くことをセットで覚えると便利です。
- 「stand」は「立つ」、「up」は「上へ」というニュアンスを持ちます。そのため「stand up」は「立ち上がる」という意味が基本ですが、文脈によっては比喩的な意味も持ちます。
- 「「立ち上がる」という動作はもちろん、比喩的に「立ち向かう」「(主張などが)通用する」といった意味でも用いられます。主に会話や文章の両方でよく使われる表現です。
- 動詞は「stand」の変化を受けますが、句動詞の「stand up」は分離しない場合と分離する場合、両方があります。
- 現在形: stand up
- 過去形: stood up
- 過去分詞形: stood up
- 現在分詞形: standing up
- 現在形: stand up
- stand (動詞): 立っている
- stand (名詞): 屋台・立ち場・立場(意見)など
- stand-up (形容詞): スタンドアップの、立った状態で行う (例: stand-up comedy, stand-up meeting)
- stand: 「立つ」を意味する動詞。古英語の “standan” に由来。
- up: 「上へ」「上方へ」という意味を持つ副詞/前置詞。
- 立ち上がる (基本的な動作)
例: “Please stand up when the teacher enters the room.” - (比喩的に)立ち向かう、抵抗する
例: “We should stand up for our rights.” - (意見や主張が)有効である、通用する、崩れない
例: “Will this argument stand up in court?” - stand up for someone/something (〜のために立ち向かう)
- stand up to someone (〜に対抗する、〜に立ち向かう)
- stand up in court (法廷で通用する)
- stand up well (よく耐える・長持ちする)
- stand-up comedy (スタンドアップ・コメディ)
- stand up tall (背筋を伸ばして立つ)
- stand up and be counted (声を上げる、はっきりと意見を述べる)
- stand up (someone) (デートなどですっぽかす) ※「He stood me up.」
- stand up meeting (立ったまま行うミーティング)
- stand up to scrutiny (厳しく調べられても崩れない)
- 「stand」は古英語“standan”にさかのぼります。人が立ち上がる基本動作から、比喩的に「支える」「耐える」のような広い意味を派生してきました。
- 「up」は上方向を表す副詞/前置詞で、「立つ」という意味に付加されて「起き上がる」「上方へ動く」といったニュアンスが加わっています。
- 「stand up」は日常会話でもよく使われる、カジュアルな表現です。 ただし、「stand up in court」のようにフォーマルな文脈でも「(証拠・主張などが)有効である」という意味で使われます。
- 「stand up for 〜」のように、「〜のために立ち向かう」といった強い意志や応援のニュアンスを含むことも多いです。
- 自動詞としての用法
- “Please stand up.”
→ 「立ち上がる」の動作にフォーカスしており、目的語を取らない。
- “Please stand up.”
- 他動詞的に目的語を取る時
- “He stood her up.”
→ デートの約束などをすっぽかす意味。「彼は彼女を(デートで)すっぽかした。」
- “He stood her up.”
- 比喩表現
- “stand up for one’s rights” (自分の権利を守る)
- “stand up to bullying” (いじめに対抗する)
- “stand up for one’s rights” (自分の権利を守る)
- カジュアル: “Stand up, please.” / “He stood me up yesterday!”
- フォーマル: “His argument may stand up in a court of law.”
- “I can’t believe you just stood me up last night!”
(昨日すっぽかすなんて信じられない!) - “Please stand up when you greet the guests.”
(お客さんにあいさつするときは立ち上がってね。) - “I stood up too quickly and almost fell over.”
(急に立ち上がって、倒れそうになった。) - “We usually have a stand-up meeting every Monday morning.”
(私たちは毎週月曜の朝にスタンドアップミーティングを行います。) - “The proposal may stand up to further scrutiny by the board.”
(その提案は取締役会の精査にも十分耐えうるでしょう。) - “Be prepared to stand up for your ideas during the presentation.”
(プレゼンでは自分のアイデアをしっかり守る準備をしてください。) - “This evidence might not stand up in court without additional proof.”
(追加の証拠がなければ、この証拠は法廷で通用しないかもしれません。) - “His theory continues to stand up despite recent criticisms.”
(最近の批判にもかかわらず、彼の理論は依然として通用しています。) - “In historical context, certain beliefs did not stand up over time.”
(歴史的観点で見ると、ある信念は時代を経て通用しなくなりました。) - get up (起き上がる)
- 「寝ている/座っている状態から立ち上がる」の意味。“I got up from the chair.”
- 「stand up」と似ているが、主に座っている・横になっている状態から起きる動作を強調。
- 「寝ている/座っている状態から立ち上がる」の意味。“I got up from the chair.”
- rise (上昇する、立ち上がる)
- 文語的・フォーマルに「上がる」「昇る」イメージ。
- 文語的・フォーマルに「上がる」「昇る」イメージ。
- face up to (立ち向かう)
- 「困難や現実などに直面して受け止める」という意味合い。
- 「困難や現実などに直面して受け止める」という意味合い。
- defend (守る)
- 「弁護する」「防御する」のニュアンスが強い。
- sit down (座る)
- 文字通り、「立ち上がる」の反対の動作。
- 発音記号(IPA): /ˌstænd ˈʌp/
- “stand”: /stænd/
- “up”: /ʌp/
- “stand”: /stænd/
- アクセント:
- “stand”の “a” は「短いア」(æ)の発音。
- “up”の “ʌ” はやや開け気味の「ア」。
- “stand”の “a” は「短いア」(æ)の発音。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはないが、イギリス英語の “stand” がやや短く鋭い発音になることが多い。
- 大きな違いはないが、イギリス英語の “stand” がやや短く鋭い発音になることが多い。
- よくある間違い:
- 「スタンド アップ」ではなく「スタン ダップ」に近い音になることが多い点。
- つづりの間違い: 「stand」の“a”を “u”と書いてしまうなど。
- 意味の混同: “He stood me up.” と聞いて「彼は私の前に立ち上がった」と勘違いしがちだが、ここでは「すっぽかす」という意味になる。
- 同音異義表現: “stand up” と “stand upon” など、前置詞/副詞が変わると意味が変化する。
- 試験(TOEIC・英検など)対策:
- Phrasal verb対策として、「stand up for / stand up to / stand up (someone)」などの用法の違いを覚えることが多い。
- 会話問題でも「約束をすっぽかす」の意味が問われやすい。
- Phrasal verb対策として、「stand up for / stand up to / stand up (someone)」などの用法の違いを覚えることが多い。
- 「stand up」は「立って上がる」イメージをまず押さえると、他の派生的な意味が理解しやすくなります。
- 「みんなのために立ち上がる」=「support / defend」のように、物理的な動作から精神的な「立ち向かう」イメージへと広げると覚えやすいです。
- 「up」の持つ「上へ」「より高い次元へ」というイメージを意識すると、比喩表現にもつながります。
- 英語: “look down”
- 日本語: 「下を見る」「見下す」「軽蔑する」
- 品詞: 句動詞(動詞 “look” + 副詞 “down”)
- “look” は動詞
- “down” は副詞(この句動詞の場合)
- “look” は動詞
- 原形: look
- 三人称単数: looks
- 過去形: looked
- 過去分詞: looked
- 現在分詞: looking
- “look” を名詞として使う場合: “take a look” (名詞句)
- “look” を形容詞として使う場合はあまりありませんが、分詞形で “looking” が形容詞的に用いられる文脈はあります (e.g. “good-looking”).
- B1(中級)
“look down” は比較的よく使われる句動詞ですが、直訳以外のニュアンス(見下す・軽蔑する)もしっかり理解する必要があります。中級レベルの学習者向けの表現といえます。 - “look” (視線を向ける・見る)
- “down” (下に、低いほうへ)
- “look up” (上を見る / 調べる)
- “look out” (注意する)
- “look over” (ざっと目を通す)
- “look forward to” (楽しみにする)
- look down on someone
- 誰かを見下す
- 誰かを見下す
- look down at the ground
- 地面を見下ろす・地面を見る
- 地面を見下ろす・地面を見る
- look down in shame
- 恥ずかしそうに下を向く
- 恥ずかしそうに下を向く
- look down from a skyscraper
- 高層ビルから下を見下ろす
- 高層ビルから下を見下ろす
- never look down on others
- 決して他人を見下さない
- 決して他人を見下さない
- look down one’s nose at someone
- 鼻であしらうように見下す(やや古風な表現)
- 鼻であしらうように見下す(やや古風な表現)
- look down the list
- リストを下に向かって見ていく
- リストを下に向かって見ていく
- look down upon people of lower status
- 社会的地位が低い人を見下す
- 社会的地位が低い人を見下す
- look down when feeling sad
- 悲しいときに下を向く
- 悲しいときに下を向く
- look down in silent contemplation
- 静かに考え込みながら下を向く
- 静かに考え込みながら下を向く
語源:
“look” は中英語の “loken” にさかのぼり、“down” は古英語の “dūn” (丘や高台から下へ)に由来します。もともとは「上から下の方向を向いて見る」という物理的・空間的な意味が基本でしたが、徐々に心理的な「軽蔑」「侮蔑」のニュアンスを帯びる形になりました。ニュアンス / 使用時の注意点:
- 物理的に下を向くのか、人を見下すのか、コンテクストによって意味が大きく変わります。
- “look down on (someone)” を使うときは、相手を蔑視している印象が強く、ネガティブな感情をはらむ表現です。
- 口語でも文章でも使えますが、相手への侮蔑を表す場合は相手に対してかなり失礼なニュアンスになるので注意が必要です。
- 物理的に下を向くのか、人を見下すのか、コンテクストによって意味が大きく変わります。
一般的な構文
- look down on + [名詞 / 代名詞]
- ex) He always looks down on others.
- ex) He always looks down on others.
- look down + 場所・方向を示す言葉
- ex) She looked down at her phone.
- ex) She looked down at her phone.
- look down on + [名詞 / 代名詞]
フォーマル / カジュアルの度合い
- “look down” 自体は幅広く使われる表現。くだけた口語表現としても、フォーマルな文書での説明的な文でも使える。
- ただし、誰かを「見下す」のニュアンスを表すときには強い否定的感情を伴う可能性があるので場面に注意。
- “look down” 自体は幅広く使われる表現。くだけた口語表現としても、フォーマルな文書での説明的な文でも使える。
他動詞 / 自動詞区別
- “look” 自体は自動詞として機能しますが、“look down on” のように前置詞句も含めて目的語を取るかたちで、文を構成します。基本的に “look down” は自動詞に副詞が伴っている形です。
- “Don’t look down while hiking on that narrow path—it might make you dizzy.”
(あの狭い道をハイキングしているときは下を見ないで、めまいがするかもしれないよ。) - “He tends to look down on people who don’t share his interests.”
(彼は自分と興味が合わない人を見下す傾向があるんだ。) - “When I’m sad, I often just look down and avoid eye contact.”
(悲しいときは、よく下を向いて目を合わせないようにしてしまうの。) - “We should never look down on clients, regardless of their budget.”
(私たちは、クライアントの予算額に関わらず決して見下してはいけない。) - “The manager asked us to look down at the figures carefully to spot any errors.”
(マネージャーは私たちに、誤りを見つけるために数字をしっかりと下へ追って確認するように言った。) - “It’s important not to look down on junior staff if we want to maintain a healthy work environment.”
(健全な職場環境を維持するには、後輩を見下さないことが大切です。) - “Researchers often look down into microscopes for hours, studying cellular structures.”
(研究者たちは細胞構造を調べるため、しばしば何時間も顕微鏡をのぞき込みます。) - “Some scholars look down on popular literature, considering it less sophisticated.”
(一部の学者は大衆文学を洗練されていないと見なして見下すことがあります。) - “When studying behavioral psychology, one cannot look down on anecdotal evidence completely; it may offer valuable insights.”
(行動心理学を研究する際に、逸話的な証拠を完全に見下すわけにはいきません。それは有益な洞察をもたらすこともあるからです。) - “despise”(軽蔑する)
- “look down on” とほぼ同じ意味だが、より強く嫌悪感を示すニュアンス。
- “look down on” とほぼ同じ意味だが、より強く嫌悪感を示すニュアンス。
- “scorn”(蔑視する)
- “look down on” より古風で文学的な印象を与える場合が多い。
- “look down on” より古風で文学的な印象を与える場合が多い。
- “contempt”(軽蔑)
- 名詞形であり、感情の強さを示す。
- 名詞形であり、感情の強さを示す。
- “respect”(尊敬する)
- “admire”(称賛する)
- “look up to”(尊敬する、憧れる)
発音記号:
- アメリカ英語(General American): [lʊk daʊn]
- イギリス英語(RP): [lʊk daʊn]
- アメリカ英語(General American): [lʊk daʊn]
アクセント:
“look” と “down” はそれぞれ短い語なので、音節ごとの強勢は大きく変わりませんが、話し手によっては “LOOK DOWN” のように “down” にやや強調が来ることもあります(「見下す」ニュアンスを強めたい場合など)。よくある発音の間違い:
- “l” と “r” の混同(日本語話者にとって)。
- “down” の /daʊn/ がカタカナの「ダウン」に引っ張られて /doʊn/ に寄ってしまうこと。
- “l” と “r” の混同(日本語話者にとって)。
- “look down at” と “look down on” を混同する
- “look down at” は単に「下を見る」。
- “look down on” は「見下す・軽蔑する」。文意が大きく違うので要注意。
- “look down at” は単に「下を見る」。
- スペルミスや語順の間違い
- 句動詞は “look” + “down” の順番を入れ替えない。
- 句動詞は “look” + “down” の順番を入れ替えない。
- 同音異義語との混同
- 同音異義語はあまりありませんが、「look down」を「lock down」と混同しがち(“lock down” は封鎖するなどの意味)。
- 同音異義語はあまりありませんが、「look down」を「lock down」と混同しがち(“lock down” は封鎖するなどの意味)。
- 試験対策
- TOEIC・英検などでは句動詞の問題で “look down on” が出題されることがあります。「軽蔑する」の意味を押さえておきましょう。
- “look down” をイメージするときは、何か高い場所から下を覗き込む様子や、人を下に見る(軽蔑する)様子を思い浮かべるとよいでしょう。
- “down” は重力のイメージが付きまといます。「視線が下がる=相手を軽んじる」という連想で記憶すると覚えやすいです。
- 間違いを防ぐには “look down” は “down→低い位置” のイメージをしっかり定着させると、文脈による二つの意味(物理的・心理的)も自然と思い出せます。
- (動詞) “To support or help someone or something” / 「(人や物事を)支持する、助ける」
「友達を助けるときや、議論で味方をするときなどに使われる表現です。」 - (動詞) “To make a copy of data or files” / 「データやファイルのバックアップを取る」
「パソコンやスマホのデータを守るために、コピーを作っておくニュアンスです。」 - (動詞) “To move backwards” / 「後退する」
「車を下がらせたいときや、後ろへ下がるときなどに使います。」 - (名詞・形容詞: “backup”) 「後援、援助、予備、代替」
「緊急時の代替要員や、ファイルのコピーのことを指すときにも使われます。」 - 動詞形:
- 原形: back up
- 3単現: backs up
- 現在進行形: backing up
- 過去形/過去分詞形: backed up
- 原形: back up
- B1(中級): 「back up」は複数の意味を持つ句動詞で、日常会話でも業務でもよく使われます。使いこなせるようになるとコミュニケーションがスムーズになります。
- back: 「後ろ」「戻る」という意味をもつ単語
- up: 上向きや上昇を示す前置詞/副詞
- 過去に戻って「支える」(転じて「助ける、補強する」)
- 衝突を避けるために「後ろに下がる」行為
などを表すようになりました。 - back up your data(データをバックアップする)
- back up your claims(主張を裏付ける)
- back up a friend(友人を助ける/支持する)
- back up files regularly(定期的にファイルをバックアップする)
- back up slowly(ゆっくりバックする)
- provide backup(支援を提供する)
- call for backup(応援/援護を呼ぶ)
- traffic is backed up(交通が渋滞している)
- have a backup plan(代替案を用意する)
- back up an argument(議論を補強する)
- 語源: 「back」は古英語 “bæc” に由来し、「身体の背中」や「後ろ」を表しました。「up」はゲルマン語系の語から来ており、「上へ」「上方へ」を意味する基本的な語でした。これらが組み合わさり、“to move backward or to provide support” のイメージへと広がっています。
- ニュアンス/使用時の注意点:
- 「支援する」「助ける」の意味では、よりカジュアルなニュアンスが強く、友人や同僚の間でよく使います。
- 「データのコピーを取る」の意味では、ITやビジネスの現場などフォーマルな場面でもよく登場します。
- 「後退する」の意味では、運転時や身体を動かすシーンで使われる、どちらかというと日常での口頭表現が中心です。
- 「支援する」「助ける」の意味では、よりカジュアルなニュアンスが強く、友人や同僚の間でよく使います。
他動詞としての用法
- 目的語が必要: “back up something/someone” / “back something/someone up”
- 例: “I need to back up my computer files.”
- 目的語が必要: “back up something/someone” / “back something/someone up”
自動詞的に使われるパターン
- 目的語が省略される場合: “The car backed up slowly.”
- 動作だけを表すため、目的語を伴いません。
- 目的語が省略される場合: “The car backed up slowly.”
名詞/形容詞としての “backup”
- 例: “We have a backup (noun) in case the system fails.”
- 例: “We need a backup plan (adjective + noun).”
- 例: “We have a backup (noun) in case the system fails.”
フォーマル/カジュアル
- 「support」の意味合いで書類やビジネスメールに使っても問題ありません。
- 「後退する」は主に会話や日常表現で使われます。
- 「support」の意味合いで書類やビジネスメールに使っても問題ありません。
- “Could you back up a little? I need some space to open the door.”
(ちょっと下がってくれますか? ドアを開けるスペースが必要なんです。) - “Don’t worry, I’ll back you up if Mom gets angry.”
(心配しないで。もしお母さんが怒っても、僕が助け舟を出すよ。) - “Remember to back up your phone photos regularly.”
(スマホの写真は定期的にバックアップを取るのを忘れないでね。) - “Please back up all the project files before we update the system.”
(システムをアップデートする前に、プロジェクトのファイルすべてをバックアップしてください。) - “If you have evidence to back up your proposal, please share it with the team.”
(提案を裏付ける証拠があるなら、チームに共有してください。) - “The delivery trucks need to back up to the loading dock carefully.”
(配送のトラックは、慎重に荷台にバックしてください。) - “The researcher used statistical data to back up her hypothesis.”
(研究者は仮説を裏付けるために統計データを使用しました。) - “Please back up your experimental results with reliable sources.”
(実験結果を信頼できる情報源で裏付けてください。) - “All raw data must be backed up according to the laboratory’s protocol.”
(すべての生データは研究室の規定に従ってバックアップを取らなければなりません。) - support(サポートする): 「支える」「幇助する」という意味で近い。よりフォーマル。
- assist(助ける): 「手伝う」という意味合いが強い。
- bolster(強化する): 主に意見や考えを「補強する」ニュアンス。
- reinforce(強化する): 主張や建築物などを「補強する」、「強くする」イメージ。
- undermine(弱体化させる): 「足を引っ張る」「台無しにする」など、支えとは反対。
- oppose(反対する): 「援助する」の反対の行為。
発音記号(IPA)
- 動詞句動詞 “back up”: /bæk ʌp/ (米・英ほぼ同じ)
- 名詞/形容詞 “backup”: /ˈbækʌp/ (アクセントは “bæk” の部分)
- 動詞句動詞 “back up”: /bæk ʌp/ (米・英ほぼ同じ)
強勢(アクセント)の位置
- 動詞としての「back up」は2語に分かれるため、特定の「アクセント」は “back” に置かれがちですが、状況によって [up] を強く言う場合もあります。
- 名詞または形容詞の「backup」は1語なので、最初の “back” に強勢が置かれます。
- 動詞としての「back up」は2語に分かれるため、特定の「アクセント」は “back” に置かれがちですが、状況によって [up] を強く言う場合もあります。
アメリカ英語とイギリス英語
- 大きな差はありませんが、イギリス英語のほうが [æ](バッ)の音がやや明確に聞こえる場合があります。
- 大きな差はありませんが、イギリス英語のほうが [æ](バッ)の音がやや明確に聞こえる場合があります。
よくある発音の間違い
- [bɛk] や [bɑːk] と発音してしまうことがありますが、正しくは短い “æ” の音です。
- スペルミス
- 名詞/形容詞で使うときの “backup” を “back-up” とハイフンで書く場合もあるが、頻度は低め。
- 動詞句動詞は必ず2語に分けて “back up” と書くのが基本です。
- 名詞/形容詞で使うときの “backup” を “back-up” とハイフンで書く場合もあるが、頻度は低め。
- 同音異義語
- “back-up” とハイフンで書かれる場合も意味はほとんど同じですが、文法上の働き方が変わるので注意。
- “back-up” とハイフンで書かれる場合も意味はほとんど同じですが、文法上の働き方が変わるので注意。
- TOEIC・英検などの試験での出題傾向
- 「データをバックアップする」「誰かをサポートする」の文脈で問われることが多いです。
- 句動詞としての意味で「後ろに下がる」も出題される場合があります。
- 「データをバックアップする」「誰かをサポートする」の文脈で問われることが多いです。
- 覚え方: “back” の「後ろ」+ “up” の「上(向き)」という2つの動きや方向をイメージし、「もとあった位置(あるいはさらに後ろ)へ動かす」 →「サポートする」「ファイルを保持する」と展開させると理解しやすいです。
- 勉強テクニック:
- 実際にパソコンでファイルのバックアップを取るとき、必ず「I’m backing up my data.」と声に出してみる。
- 友達に「もし何かあったらback me up」と言う練習をすると、自然と使い方が身につきます。
- 実際にパソコンでファイルのバックアップを取るとき、必ず「I’m backing up my data.」と声に出してみる。
- To proceed or continue with something
- To start or begin something
- To move forward
- 「前に進む」、「進める」、「始める」などの意味を持つ表現です。会話中に「どうぞ、先にやってください」というニュアンスで「Go ahead.」と言うことも多く、相手に許可を与えたり、自分が何かを開始する際に用いられます。
- 原形: go ahead
- 三人称単数現在形: goes ahead
- 過去形: went ahead
- 過去分詞形: gone ahead
- 現在分詞形: going ahead
- 「ahead」は副詞としても使われます。
- 例:「We walked ahead.」(私たちは前方に歩きました)
- go: 「行く」
- ahead: 「前方へ」、「先に」、「一歩進んで」
- go on
- go forward
- proceed
- carry on
- go ahead and finish (先に終わらせる)
- go ahead with the plan (計画を進める)
- go ahead without permission (許可なしで進める)
- please, go ahead (どうぞお先に)
- go ahead and laugh (遠慮なく笑う)
- go ahead of schedule (予定より早く進める)
- we can go ahead together (一緒に進められる)
- let’s go ahead and discuss (先に進んで議論しましょう)
- are you sure you want to go ahead? (本当に進めたいの?)
- go right ahead (構わないから進んで)
- go は古英語の “gān” に由来し、「動く、歩む」という基本的な意味を持っています。
- ahead は、古英語で前方を意味する接頭辞 “a-” と「頭」を意味する “head” が結びついた形です。「頭を前方に出す → 前へ進む」というイメージがあります。
- 「go ahead」は「どうぞやってください」という許可・承認を与える柔らかい表現として、会話で非常によく使われます。カジュアルな場面でもビジネスの少しフォーマルな場面でも、使い勝手が良い表現の一つです。
- 相手に先に行ってもらう丁寧なニュアンスや、会話の主導権を譲るニュアンスがあります。
- 句動詞のため、「go」は変化し、「ahead」は常に同じ形、副詞として機能します。
- 用法: 他者に「話し続けてOK」「行動してOK」と伝える時によく使われます。少し許可のニュアンスが含まれるので、命令形で「Go ahead.」と単独で使うこともよくあります。
- 場面: カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。メール文や会議中のやり取りなどビジネスシーンでも使われます。
A: “Can I ask you something?”
B: “Sure, go ahead.”
(A「ちょっと聞きたいことがあるんだけど?」 B「いいよ、どうぞ。」)“I’m hungry. Let’s go ahead and make dinner.”
(「お腹空いたね。夕食作り始めようか。」)A: “Do you mind if I sit here?”
B: “No, go ahead.”
(A「ここに座ってもいい?」 B「どうぞ、座っていいよ。」)“Let’s go ahead and finalize the contract by Friday.”
(「金曜日までに契約を最終決定しましょう。」)“You have the green light, so please go ahead with the project.”
(「承認がおりましたので、プロジェクトを進めてください。」)“Could you go ahead and send me the updated report?”
(「最新版のレポートを送っていただけますか?」)“After reviewing the data, we decided to go ahead with the experiment.”
(「データを検証した後、その実験を進めることに決めました。」)“The committee gave us permission to go ahead and publish our findings.”
(「委員会は、私たちの研究成果を発表する許可を出しました。」)“We are now able to go ahead and expand our research scope.”
(「私たちは研究範囲を拡大することが可能になりました。」)- proceed (進む)
- 「形式的に続行する、着手する」という意味合いが強く、よりフォーマルな場面で使われることが多いです。
- 「形式的に続行する、着手する」という意味合いが強く、よりフォーマルな場面で使われることが多いです。
- continue (続ける)
- 単に「続ける」というニュアンス。相手に許可を与える感じはありません。
- 単に「続ける」というニュアンス。相手に許可を与える感じはありません。
- go forward (前に進む)
- 物理的・比喩的に前進する意味。許可というよりは単に方向性を示す。
- 物理的・比喩的に前進する意味。許可というよりは単に方向性を示す。
- hold off (差し控える、延期する)
- stop (止める)
- pause (一時停止する)
- アメリカ英語 (IPA): /ɡoʊ əˈhɛd/
- イギリス英語 (IPA): /ɡəʊ əˈhɛd/
- go /ɡoʊ/ または /ɡəʊ/
- ahead /əˈhɛd/
- スペルミス: 「go ahead」は比較的短い句動詞ですが、ahead を「a head」と分割してしまうミスなどに注意。
- 同音異義語との混同: 「ahead」と「a head (頭一つ)」はスペース有無で意味が変わるので注意。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングで「Go ahead.」が承認や許可を示すフレーズとして登場することが多いです。
- 時制の混乱: 「go ahead」の過去形や三人称単数形を「went ahead」「goes ahead」のように正しく使い分ける必要があります。
- イメージ: 「Go ahead」の「ahead」は「頭を前に出して前進する、前に進む」と覚えましょう。「どうぞ行ってください」という場面をイメージすると定着しやすいです。
- 記憶法: 「go ahead」の「ahead」を「先へ(進む)」や「どうぞ先に」というフレーズに置き換え、映像として思い浮かべると覚えやすいです。
- 勉強テクニック: ネイティブが会話で「Go ahead.」「Go ahead and…」を使うのをよく耳にするので、リスニング教材などで繰り返し聞いてフレーズとして習得するのがおすすめです。
- To note or record something on paper.
- To reduce the value of something in accounting (financial context).
- 何かを紙などに書き留めること。
「自分が覚えたいことやメモしておきたい内容をペンや紙、もしくは他の形で書き留める(記録する)というニュアンスです。」 - 会計の文脈では、資産などの価値を引き下げることを意味する場合もあります。
「経理や会計の処理で、実質的な資産価値を記録上で引き下げる、という専門的な要素を含みます。」 - 現在形: write down
- 過去形: wrote down
- 過去分詞形: written down
- 現在進行形: writing down
- 「write」は動詞ですが、その名詞形として「writer(書き手)」、形容詞的な使い方としては「written(書かれた)」などがあります。
- write (単体での動詞としては A1 レベル: 超初心者向け)
- ただし「write down」という句動詞としての使い方は A2〜B1 (初級〜中級) 程度の難易度と考えられます。
- write: 「記す、筆記する」という意味の動詞
- down: 「下へ、下に」という副詞です。動詞と組み合わせることで「書き留める」という特別な句動詞の意味を生み出します。
- write up: 詳細に書き上げる
- write off: 帳消しにする、無価値とみなす
- writer: 作家、筆者
- handwriting: 手書き
- write down the main points → 主要なポイントを書き留める
- write down ideas → アイデアを書き留める
- write down a phone number → 電話番号を書き留める
- write down meeting minutes → 会議の議事録を書き留める
- write down your goals → 目標を書き出す
- write down new vocabulary → 新しい語彙を書き留める
- write down a recipe → レシピを書き留める
- write down a quotation → 引用文を書き留める
- write down an address → 住所を書き留める
- write down a reminder → リマインダー(思い出すためのメモ)を書き留める
- write は、古英語の “writan” に由来し、「刻む」「記す」というニュアンスがもともとあります。
- down は、空間的な「下に」という意味から派生し、動詞と組み合わさることで、特定の「書く」動作を強調したり、内容を定着させたりするイメージを与えます。
- 全体のニュアンス: 「情報を紙に下ろす(蓄積して確定する)」という感覚があります。「頭の中にあるものを紙に落とす」というイメージです。
- 会計や財務では、資産価値の引き下げ(write down)という専門的な意味があるので、文脈をチェックする必要があります。
- フォーマルな文章でも口語でもよく使われる便利な句動詞ですが、会計での使用時は少しフォーマル、一般的なメモの意味ならカジュアル、と文脈によってトーンが変わります。
- 句動詞 (phrasal verb): 「write (動詞) + down (副詞)」の組み合わせ。
- 他動詞としての使い方: 目的語を後に置きます。
- 例: She writes down everything the teacher says. (彼女は先生が言うことをすべて書き留めます。)
- 例: She writes down everything the teacher says. (彼女は先生が言うことをすべて書き留めます。)
- 目的語が代名詞の場合: 「代名詞 + down」の形にする必要があります。
- 例: Please write it down. (それを書き留めてください。)
- write down debts: 借金を帳簿上減らす
- write down a thought: 思いついたことを書き留める
- 日常会話・個人的なメモ → カジュアルに使う。
- ビジネス文書 → ミーティング記録などで「write down」も多用。文面では「record」や「note down」などを代わりに使うケースもあり。
- “I always write down my grocery list before going shopping.”
(買い物に行く前にいつも食料品リストを書き留めるんだ。) - “Could you write down your email address for me?”
(あなたのメールアドレスを書いてもらえますか?) - “Let me write down the directions so I don’t forget.”
(道案内を書き留めておくよ、忘れないようにね。) - “Please write down the minutes of today’s meeting.”
(本日の会議の議事録を書き留めてください。) - “I need to write down the key points for the project proposal.”
(プロジェクト提案書の重要ポイントを書き留める必要があります。) - “Make sure you write down the client’s requirements accurately.”
(顧客の要件を正確に書き留めるようにしてください。) - “Students are required to write down the references in a proper format.”
(学生は参考文献を適切な形式で書き留める必要があります。) - “Researchers must write down the experimental results in detail.”
(研究者は実験結果を詳細に記録しなければなりません。) - “Please write down all the data points before drawing conclusions.”
(結論を出す前に、すべてのデータポイントを書き留めてください。) - note down (日本語: 書き留める)
- 「write down」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル度が高い傾向。
- 「write down」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル度が高い傾向。
- jot down (日本語: さっとメモする)
- 「短くささっと書き留める」というニュアンスが強い。
- 「短くささっと書き留める」というニュアンスが強い。
- record (日本語: 記録する)
- もう少しフォーマルで、音声録音やデータ入力も含める広い意味を持つ。
- もう少しフォーマルで、音声録音やデータ入力も含める広い意味を持つ。
- erase (消す), remove (取り除く) などを挙げられますが、厳密に「write down」の反意語というよりは“書く”行動に対して“消す”行動となります。
- IPA: /ˌraɪt ˈdaʊn/
- アクセントは “write” も “down” も、それぞれの語で強勢がきますが、自然に言うときは「right- ダウン」と「ダウン」の部分を少し強調するイメージです。
- アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほぼありませんが、/raɪt/ の /t/ がアメリカ英語では弱めに発音されたり、あいまいになりやすい場合があります。
- よくある誤りとして、書くときの “write” と 右の意味の “right” は同音異義語(ともに /raɪt/)なので混同しないよう注意してください。
- スペルミス: “write” を “wright” や “right” と混同しやすい。
- 別の句動詞との混乱: “write out” と “write down” は微妙にニュアンスが違います。「write out」は「最初から全文を書く」、あるいは「清書する」イメージ。
- TOEIC・英検などの試験対策:
- リスニングで “write down” は「記録する」という意味で指示や質問に登場しやすい。
- ビジネス文書、Eメールでの実務フレーズとしても頻出。
- リスニングで “write down” は「記録する」という意味で指示や質問に登場しやすい。
- 「頭の中の考えを下におろす (down) → 紙に引き下ろす → 書き下ろす」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「アウトプットをする」イメージで「down」は“自分の外へ取り出して、形にする”感じもあります。
- スペリングでは “w + r + i + t + e” → “write” としっかり覚え、同音異義語の “right” と区別するのがポイントです。
put in
put in
解説
【句動】の中に入れる,含める,挿入する,入れる / (時間・努力)をつぎ込む,を投資する,を費やす
【発音記号】pʊt ɪn
【1】 Put one thing inside another; include or insert (50%)
【1】一つのものを別のものの中に入れて、含めるまたは挿入する (50%)
【1】 You need to put in your contact details in case there is a problem.
【1】何かあった時のために連絡先を入れておく必要があります。
【2】 Invest or devote so as to achieve something (time, effort, work) (26.5%)
【2】何かを達成するために投資したり、費やしたりする(時間、努力、仕事)(26.5%)
【2】 I put in ten hours a day at the office.
【2】1日10時間は会社に入れた。
put in
1. 基本情報と概要
英語・日本語での意味
「put in」は、基本的には何かを“中へ入れる”イメージで、「提出する」「設置する」「努力や時間を投下する」などの意味を持つ句動詞です。会話でもビジネスでもよく使われる語で、「申し込みを出す」「書類を出す」「新しい設備を設置する」「時間や労力を割く」など、多彩な用途があります。文脈によって意味が変化しやすいので注意しましょう。
同じ「put」を用いた他の品詞例:
CEFR レベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「put in」のコアイメージは「(場所や組織などの)中に入れる」ことです。ここから派生して様々な意味が生まれています。
主な派生・類縁表現
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
口語でもよく使いますが、ビジネス文章などでも「We will put in a request for additional funds(追加予算を申請します)」のようにフォーマルに用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「put in」は多義的な句動詞ですが、コアイメージ(中に入れる)をおさえると文脈ごとの具体的な訳が推測しやすくなります。ぜひ何度も例文を使って慣れてみてください。
【句動】の中に入れる,含める,挿入する,入れる
(時間・努力)をつぎ込む,を投資する,を費やす
put up
put up
解説
置く、泊める、提供する、(見えるように)を取り付ける, (壁などに)を貼る / ...を大目に見る《with ...》/ を建てる、を置く
【発音記号】pʊt ʌp
【1】 Display or attach something (e.g. to a wall) so it can be seen (23%)
【1】見えるように表示したり、取り付けたりする(壁など) (23%)
【1】 They put up a few posters on the wall.
【1】壁に何枚かポスターを貼ってくれています。
【2】 (+ with) Be willing to accept something unpleasant or not desirable; tolerate (19%)
【2】(+with) 不快なことや好ましくないことを喜んで受け入れる; 大目に見る (19%)
【2】 I won’t put up with your bad behaviour for much longer
【2】私はあなたの悪い振る舞いにいつまでも我慢できない
【3】 Build or place something somewhere (18%)
【3】どこかに何かを建てる、または置く (18%)
【3】 They’re putting up a new fence after the previous one fell apart
【3】前のものがバラバラになった後、彼らは新しいフェンスを設置しています。
put up
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): put up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
活用形:
「put up」は「何かを上げる・掲示する」「(建物や物)を立てる・設置する」「人を泊める・宿泊させる」「(値段など)を上げる」「我慢する(put up with の形)」など、状況に応じて多彩な意味を持つ句動詞です。
たとえば「put up a poster(ポスターを貼る)」「put up a tent(テントを張る)」「Could you put me up for the night?(一晩泊めてもらえますか?)」など、日常会話でよく耳にします。
「put up with」の形になると「我慢する」「耐える」という別の意味になるので要注意です。
CEFRレベル(目安):B1(中級)
日常生活で頻繁に使われる句動詞の一つであり、中級レベルで習得を意識する表現です。
2. 語構成と詳細な意味
これらが組み合わさることで、さまざまな意味へと派生します。
よく使われる意味の例
派生語・関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話の例(3つ)
ビジネスシーンの例(3つ)
学術的/フォーマルな文脈の例(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「put up」は日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる重要な句動詞です。上に示した意味や用例をしっかり押さえれば、英語の理解・表現力がさらに豊かになります。
(見えるように)を取り付ける, (壁などに)を貼る
...を大目に見る《with ...》
を建てる,を置く
clean up
clean up
解説
【句動】を掃除する,をきれいにする,を片付ける / を一掃する,を根絶する
【発音記号】klin ʌp
【1】 Get rid of dirt, mess, pollution, or chemical substances in a place or area (74%)
【1】場所や場所の汚れ、汚物、汚染、化学物質を取り除く (74%)
【1】 Make sure you clean up your mess because I won’t do it for you.
【1】お前のためにはしないから、ちゃんと片付けろよ。
【2】 Make something free from dangerous, unacceptable or controversial activities or contents(22%)
【2】危険な、容認できない、または物議を醸す活動や内容から何かを解放する(22%)
【2】 He was asked to clean up his bad language during his interview
【2】インタビュー中に悪口の片付けを求められた
clean up
1. 基本情報と概要
単語: clean up
品詞: 句動詞(phrasal verb)
活用形:
主な意味(英語):
主な意味(日本語):
「clean up」は、散らかった部屋をきれいにしたり、汚れを取り除いたりするときに使われる句動詞です。ときには「成功をおさめる」という比喩的な意味でも使われます。日常会話でもビジネスシーンでもよく使われる表現です。
CEFRレベル目安: A2 〜 B1
他の品詞形の例
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的 / 公的場面
6. 類義語・反意語と比較
例: “I need to tidy up my desk” は「机を整頓する」という感じで、“clean up” よりもゴミなどの汚れを取り除くよりは「物の配置を整える」イメージが強い。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “clean up” の詳細な解説です。
部屋や机を片づけるとき、何かを一掃するときに、ぜひ使ってみてください!
【句動】を掃除する,をきれいにする,を片付ける
を一掃する,を根絶する
put out
put out
解説
【句動】出す, 公開する / 消える,を消す / (見たり使ったりするために)を置く
【発音記号】pʊt aʊt
【1】 Make something known or accessible to the public (information, products) (47%)
【1】何かを知ってもらう、または一般の人が利用できるようにする(情報、製品)(47%)。
【1】 Police have put out a warning about thieves in the area.
【1】警察は、この地域に泥棒が入っていると警告を出しています。
【2】 Stop something from burning or shining (14%)
【2】燃えたり光ったりしているものを止める (14%)
【2】 The fire has finally been put out
【2】遂に火が消えた
【3】 Place something somewhere in order for it to be seen or used (10%)
【3】見たり使ったりするためにどこかに置いておく (10%)
【3】 I’ve put out some glasses and a bottle of wine.
【3】グラスとワインを出してみました。
put out
以下では、英語の句動詞「put out」を、さまざまな観点から解説します。
1. 基本情報と概要
英単語(句動詞): put out
品詞: 句動詞 (主に動詞)
意味(英語)
意味(日本語)
「put out」は文脈によって意味が変わります。よく使われるのは「火を消す」「出版する・発売する」「人に手間をかけさせる」というニュアンスが代表的です。カジュアルな場面からビジネスまで幅広く使われる表現ですが、使うときは前後の文脈に注意してください。
活用形
「put」は不規則動詞ですが、過去形・過去分詞形ともに「put」なので、句動詞でも形は同じになります。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「put out」は、「put」+「out」の組み合わせで、それぞれ「置く、押し出す」と「外へ、離れたところへ」という原義から、火を“外”へやる(消す)イメージや、出版物を“世の中(外)”に出すイメージなど、多面的なニュアンスを生み出しています。
関連語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文
B. ビジネスでの例文
C. 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(文脈による)
7. 発音とアクセントの特徴
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「put out」の詳細な解説です。句動詞は文脈によって意味が変わるため、それぞれの用法を例文とともに覚えておくことが大切です。使いこなせるようになると表現の幅が大きく広がるでしょう。ぜひ参考にしてください。
【句動】出す, 公開する
消える,を消す
(見たり使ったりするために)を置く
take over
take over
解説
を引き継ぐ
【発音記号】teɪk ˈoʊvər
【1】 Gain control, management, or possession of something/somebody (task, job, political party, organisation) (96.5%)
【1】何か/誰か(仕事、仕事、政党、組織)の支配、管理、所有を得る(96.5%)。
【1】 After her father died, she took over the company.
【1】父親の死後、彼女は会社を継いだ。
take over
1. 基本情報と概要
英語: take over
日本語: (仕事や任務を)引き継ぐ、(支配権などを)乗っ取る
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(やさしい日本語の説明):
活用形(一例):
他の品詞になった例:
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「take over」は、文字通りには「上に取る」「越えて取る」というニュアンスですが、実際は「引き継ぐ」「支配権を握る」という意味合いを持つ句動詞として定着しています。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「take over」は特にビジネス分野で「乗っ取る」や「引き継ぐ」を表す単語として広く用いられてきました。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
句動詞なので、カジュアルな会話から文章語まで幅広く使われますが、ビジネスや公式文章でもよく見られます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話(カジュアルシーン)
5.2 ビジネスシーン
5.3 学術的・フォーマルシーン
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take over」の詳細な解説です。日常的な「引き継ぎ」からビジネスにおける「買収」まで幅広く使われる便利な表現ですので、ぜひ覚えて活用してみてください。
を引き継ぐ
stand up
stand up
解説
【句動】立ち上がる / 表明する,堂々と言う,《~ to ...》《...に》恐れず立ち向かう
【発音記号】stænd ʌp
【1】 Rise to a standing position after sitting or lying down (67.5%)
【1】座ったり横になったりした後に立ち上がる(67.5%)。
【1】 He pushed away from the table and stood up
【1】彼はテーブルから押しのけて立ち上がった
【2】 (Stand up and say something) Make public knowledge a privately held position (11%)
【2】(立って何かを言う)ひそかに抱えていた意見を世間一般に知れ渡らせる(11%)
【2】 Somebody’s got to stand up and say what’s wrong with this country.
【2】誰かが立ち上がって、この国が何が悪いのか言わないと。
stand up
以下では、「stand up」という表現について、学習者の方にもわかりやすいようにできるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語(表現): stand up
品詞: 句動詞 (phrasal verb) / 慣用表現
CEFRレベルの目安: A2(初級)〜B1(中級)
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)例文
ビジネスシーン例文
学術的/フォーマル例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「stand up」についての詳しい解説です。「立ち上がる」ことから、守るべきものに「立ち向かう」という意味まで、多彩な使い方をする便利な表現です。ぜひ日常会話やビジネスシーン、さらにはフォーマルな文章でも活用してみてください。
【句動】立ち上がる
表明する,堂々と言う,《~ to ...》《...に》恐れず立ち向かう
look down
look down
解説
【句動】下を向く,見下ろす / 《...を》見下す《on ...》
【発音記号】lʊk daʊn
【1】 Lower one’s eyes to see what is below (92%)
【1】目線を下げて下を見る(92%)
【1】 She looked down at the ground to see what she stepped on.
【1】彼女は何を踏んだのかと地面を見下ろした。
look down
「look down」の詳細解説
1. 基本情報と概要
意味
“look down”は、「文字通り下を見る」という意味のほかに、「人を見下す」や「軽蔑する」といった心理的・態度的な意味を持つ熟語(句動詞)です。日常会話では、相手に対して優越感を持つ様子などを表すときにもよく使われますが、同時に「単に視線を下げる」という物理的な意味にもなります。文脈によってどちらの意味で使われているかを判断する必要があります。
品詞と活用形
“look” 自体の活用形は以下のとおりです。
他の品詞への変化例
難易度(CEFRレベルの目安)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5-1. 日常会話での例文(3つ)
5-2. ビジネスでの例文(3つ)
5-3. 学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“look up to” は “look down on” の正反対の意味を持つ句動詞です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “look down” の詳細解説です。下を見るだけでなく、軽蔑のニュアンスにも注意して使いこなしましょう。
【句動】下を向く,見下ろす
《...を》見下す《on ...》
【名/U】予備 / 支援,応援 / 渋滞【形】予備の / 支援の / 非常用の【句動】後退する;を後退させる / を支援する,を後援する / 裏付ける, の裏付けをする/〜を渋滞させる
back up
back up
解説
【名/U】予備 / 支援,応援 / 渋滞【形】予備の / 支援の / 非常用の【句動】後退する;を後退させる / を支援する,を後援する / 裏付ける, の裏付けをする/〜を渋滞させる
【発音記号】bæk ʌp
【1】 Move or drive backwards a short way (26%)
【1】少し後ろに移動または運転する(26%)
【1】 He got into his car and backed up out of the alley.
【1】彼は車に乗り込み、路地を外れてバックした。
【2】 Take action in order to support something or make it happen (21%)
【2】何かを支援したり、実現させるために行動を起こす(21%)
【2】 Politicians often fail to back up their words with actions.
【2】政治家は行動で言葉を裏付けることを怠ることが多い。
【3】 Establish as valid or genuine (20.5%)
【3】有効または真正であることを証明する(20.5%)
【3】 You have to back up your accusations with solid evidence.
【3】しっかりとした証拠で告発を裏付ける必要があります。
back up
【名/U】予備 / 支援,応援 / 渋滞【形】予備の / 支援の / 非常用の【句動】後退する;を後退させる / を支援する,を後援する / 裏付ける, の裏付けをする/〜を渋滞させる
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): back up
品詞: 動詞(句動詞としての「back up」)、または名詞・形容詞(「backup」表記の場合)
意味(英語・日本語)
活用形
「backup」が名詞や形容詞として使われる場合もあります(例: “We need to have a backup plan.”)。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
back + up の句動詞
この2つが組み合わさり、
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
類似表現でも「back up」は「コピーを取る/保存する」という意味合いがあるため、IT分野では “save,” “store” などとも関連しますが、ニュアンスは少し異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「back up」は、日常生活からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる便利な句動詞です。動詞と名詞(または形容詞)でスペル表記が異なる点や、多様な意味をもつ点に注意しつつ、有効に使い分けてください。
【名
U】予備
支援,応援
渋滞【形】予備の
支援の
非常用の【句動】後退する;を後退させる
を支援する,を後援する
裏付ける, の裏付けをする
〜を渋滞させる
go ahead
go ahead
解説
遠慮なく進める
【発音記号】goʊ əˈhɛd
【1】 Proceed with a course of action without further hesitation (99%)
【1】それ以上躊躇することなく行動を進める(99%)
【1】 Go ahead and ask me your question!
【1】質問してみてください!
go ahead
1. 基本情報と概要
単語/表現: go ahead
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
英語での意味:
日本語での意味:
(CEFRレベル目安:B1 – 中級
使い勝手がよく、日常会話やビジネスでも頻繁に使われるため、中級レベルの学習者が積極的に使いこなすと便利です。)
活用形
「go ahead」は句動詞のため、本動詞「go」の活用形のみ変化します。
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
go + ahead の2語からなる句動詞です。
二つが組み合わさることで、「前に進む」「先に始めてもいいよ」という意味合いを持つ表現になります。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
微妙なニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル) 3例
ビジネス (フォーマル気味) 3例
学術的・フォーマルな文脈 3例
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
強勢(アクセント)は「ahead」の第2音節 “-head” に置かれやすいです。
「go ahead」と続けて言う場合、アメリカ英語では /ɡoʊəˈhɛd/ と繋がりがちになり、「go」の[oʊ] のあとに「あ」のような音が続きます。
よくある発音間違いとしては、「head」の “h” が弱くなりすぎて「go a-ed」と聞こえてしまうことなどがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「go ahead」は、人に先に何かを促すとき、自分自身が物事を進めるときなど、さまざまな場面で便利に使える表現です。ぜひ実際の会話や文章で多用して慣れてみてください。
write down
write down
解説
【句動】を書き留める,を記録する
【発音記号】raɪt daʊn
【1】 Record information on paper (98%)
【1】紙に情報を記録する(98%)
【1】 You should write down his contact details in case you want to get in touch.
【1】念のために彼の連絡先を書いておくと良いでしょう。
write down
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): write down
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語)
意味(日本語)
活用形
他の品詞への変化例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム例
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的文脈(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(関連記事・ニュアンスの違い)
反意語(文脈上の対比)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「write down」の詳細解説です。何か気になったときは、ぜひ実際に書く場面を思い浮かべながら身につけてみてください。どんどん使って覚えましょう!
【句動】を書き留める,を記録する
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頻出句動詞(PHaVEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の句動詞(動詞 + 前置詞)を学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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