頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 英語表記: or anything
- 品詞: フレーズ(接続詞 “or” + 代名詞 “anything”)
- CEFRレベルの目安: B1〜B2(中級〜中上級)
- 日常会話でもよく使われる口語表現ですが、意味を理解していないとなかなか使いこなせないため、中級以上が目安です。
- 英語: Used (often in negative statements or questions) to broaden or generalize a statement, offer, or request, implying “anything else” or “whatever.”
- 日本語: 「…とか何でも」「…みたいなもの」「…とかそういうこと」など。否定文や疑問文で「他に何か(ない)」とニュアンスを広げたりやわらげたりするために使われる表現です。
- “I’m not upset or anything.” → 「別に怒ってるわけじゃないんだけどね。」
- “Do you need a pen or anything?” → 「ペンとか何か必要?」
- or: 接続詞。「または」「あるいは」などを意味します。
- anything: 代名詞。「何でも」「どんなものでも」という意味。
“or anything like that”
- 日本語: 「そんなようなもの」とか
- 例: “I didn’t mean to offend you or anything like that.”
- 日本語: 「そんなようなもの」とか
“or anything else”
- 日本語: 「他に何か」
- 例: “Would you like coffee, tea, or anything else?”
- 日本語: 「他に何か」
“or anything at all”
- 日本語: 「全く何でも」
- 例: “Let me know if you need help or anything at all.”
- 日本語: 「全く何でも」
“not angry or anything”
- 日本語: 「怒ってるわけじゃない」
- 例: “I’m not angry or anything; I just want an explanation.”
- 日本語: 「怒ってるわけじゃない」
“not that I’m implying or anything”
- 日本語: 「そんなつもりで言ってるわけじゃないけど」
- 例: “Not that I’m implying or anything, but you might want to check again.”
- 日本語: 「そんなつもりで言ってるわけじゃないけど」
“didn’t see him or anything”
- 日本語: 「彼を見かけたりはしなかった」
- 例: “I didn’t see him or anything yesterday.”
- 日本語: 「彼を見かけたりはしなかった」
“or anything of the sort”
- 日本語: 「そういう類いのもの」
- 例: “I have no interest in horror movies or anything of the sort.”
- 日本語: 「そういう類いのもの」
“or anything along those lines”
- 日本語: 「それに近いようなもの」
- 例: “I’m not asking for money or anything along those lines.”
- 日本語: 「それに近いようなもの」
“ask for advice or anything”
- 日本語: 「アドバイス的なものを求める」
- 例: “Feel free to ask for advice or anything.”
- 日本語: 「アドバイス的なものを求める」
“no complaints or anything”
- 日本語: 「不満があるわけじゃない」
- 例: “I have no complaints or anything, but could we discuss this?”
- 日本語: 「不満があるわけじゃない」
- “or” は古英語 “oþþe” に由来し、選択や追加を示す接続詞です。
- “anything” は “any” + “thing” の組み合わせで、「どんな物でも」という意味。また、否定や疑問文で用いられると “something” より幅広い可能性を示唆します。
- 感情的な響き: 「強い主張ではない」「そこまで深刻ではない」といった控えめ、もしくはさりげない印象を与えることが多いです。
- 使用シーン: カジュアルな会話で最もよく使われ、フォーマルな文章ではあまり見かけません。
- 文法上のポイント:
- “or anything” は文末に付け加えて使われることが多いです。
- 主に否定文 (I didn’t …, I’m not …) や疑問文 (Do you want …, Are you looking for …?) で用いられ、ニュアンスを和らげたり細かい追加をほのめかす働きをします。
- “or anything” は文末に付け加えて使われることが多いです。
- 構文の例:
- 否定文+“or anything” → “He’s not upset or anything.”
- 疑問文+“or anything” → “Do you need a ride or anything?”
- “I didn’t mean (to) … or anything” → 「そんなつもりじゃないんだけど」
- 否定文+“or anything” → “He’s not upset or anything.”
- フォーマル/カジュアル: カジュアルな口語表現。ビジネス文書など、フォーマルな場面ではあまり使いません。
- “I’m not hungry or anything, but I could eat a snack.”
- 「お腹が空いてるわけじゃないけど、軽く何か食べてもいいかな。」
- “Do you need a jacket or anything before we go?”
- 「出かける前にジャケットとか何か必要?」
- “He wasn’t mad or anything, just a bit stressed out.”
- 「彼、怒ってたわけじゃないよ。ただちょっとストレスがたまってただけ。」
- “I’m not suggesting a major change or anything, but maybe we can tweak the design.”
- 「大きな変更を求めてるわけじゃないんですが、デザインを少し調整できるかもしれません。」
- “Let me know if you need additional data or anything else for the report.”
- 「レポート用に追加のデータとか何かが必要なら教えてください。」
- “I don’t want to rush you or anything, but could we get an update by Friday?”
- 「急かすわけじゃないんですが、金曜日までに進捗を教えていただけますか?」
- “I’m not claiming definitive proof or anything, but the data suggests a strong correlation.”
- 「断定的な証拠だと言ってるわけではないですが、そのデータは強い相関を示しています。」
- “Feel free to interrupt me or anything if you have questions during the presentation.”
- 「プレゼン中に質問があれば、発言や何かで気軽に中断していただいて大丈夫です。」
- “I don’t mean to contradict your findings or anything, but I’d like to propose an alternative viewpoint.”
- 「あなたの研究結果に反論するつもりはないのですが、代わりの視点を提示したいと思います。」
- “or something”
- 「…とか何か」
- より曖昧に「何かあるかもしれない」のニュアンス。
- 例: “Do you want a soda or something?”
- 「…とか何か」
- “or whatever”
- 「…とか何でも」
- “whatever” は 「何でも」「どうでも」という響きがあり、よりカジュアル感が強い。
- 「…とか何でも」
- “or anything like that”
- “or anything” よりも “like that” を付けることで、「そういった類いのもの」を強調。
- “or anything” よりも “like that” を付けることで、「そういった類いのもの」を強調。
- “or else”
- 「さもないと」「他に…ないと」
- 意味合いが変わるので注意が必要。
- 「さもないと」「他に…ないと」
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈɛniθɪŋ/ または /ər ˈɛniθɪŋ/(“or” は弱く発音されがち)
- イギリス英語: /ɔː ˈenɪθɪŋ/
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈɛniθɪŋ/ または /ər ˈɛniθɪŋ/(“or” は弱く発音されがち)
- アクセント:
- “or” は文章中では弱く発音されることが多い。
- “anything” の第一音節 “en” に強勢が置かれます (EN-i-thing)。
- “or” は文章中では弱く発音されることが多い。
- よくある間違い:
- “anything” の /θɪŋ/ の部分を /tɪn/ や /θɪn/ と発音しないように注意。
- スペルミス: “anything” の “y” を抜かしたり、 “anithing” としないようにする。
- 同音異義語との混同: “anything” と “nothing,” “something” を取り違えると意味が大きく変わるので要注意。
- 使いすぎ: “or anything” はカジュアルな表現なので、ビジネス文脈やフォーマルな書き言葉には適さない場合が多い。
- 資格試験: TOEIC や英検のリスニングパートで、相手の申し出をやんわり断るフレーズとして “or anything” が登場することがあるので、聞き取れるようにしておくと良いです。
- “or anything” は「何かほかにある?」という手広い余裕を見せる響きをイメージすると覚えやすいです。
- 「曖昧に広げる表現」と頭に入れておけば、日常会話の中で “Do you want some water or anything?” のように自然に出てきやすくなります。
- また、否定文で使う “I’m not angry or anything.” も「本当に怒ってるわけじゃない。一切そんなことない」という柔らかい否定の仕方だと考えるとイメージしやすいです。
- “in addition” means “also,” “additionally,” or “furthermore.”
- 「加えて」「さらに」「その上」。
追加情報を付け加える際に使う表現です。会話や文章で、新しい情報や要素を付け足すニュアンスを持っています。 - 固定表現のため、動詞のように時制や数による変化はありません。
- 同じような意味で使われる表現として、
additionally
(副詞)やfurthermore
(副詞)、also
(副詞)などがあります。 - B1(中級): 日常会話でもよく使う表現ですが、文章やプレゼンなどでの接続表現としても頻出です。学習の優先度が高いフレーズです。
in
+addition
in
は前置詞(~の中に、〜の状態で)addition
は名詞(付け足すこと、付け加え)
もともとは “付け加えられたものの中に” といったイメージから、追加情報を付け加える際に用いられます。
- add (動詞): 付け加える
- addition (名詞): 付け加えること、加算
- additional (形容詞): 追加の
- additionally (副詞): さらに、その上
- in addition to …(~に加えて)
- in addition, …(さらに、…)
- an additional fee(追加料金)
- an additional piece of information(追加情報)
- add insult to injury(さらに侮辱を重ねる)
- add flavor/colour to the dish(料理に味/色を加える)
- add up the numbers(数字を足し合わせる)
- add up to …(合計で~になる)
- additionally, …(さらに、その上)
- a new addition to the team(チームに新しく加わった人/もの)
- “add” はラテン語の “addere”(加える)から来ています。 “in addition” は英語で「加えて」という意味を持つ副詞句として、書き言葉・話し言葉の両方で使われてきました。
- 追加情報を述べる際に比較的カジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、ビジネスやアカデミックな文書でも好まれる、ややフォーマルよりのニュアンスを帯びる場合が多いです。
- 口語でも、「Also」や「And」よりも少し丁寧・書き言葉寄りの印象を与えます。
- 副詞句/接続詞句 として扱われ、文頭・文中・文末で使用可能です。
- 使用例:
- 文頭に置く: “In addition, we have to consider the budget.”
- 文中に置く: “We, in addition, need to think about the timeline.”(やや改まった言い方)
- 文末に置くことも可能ですが、日常的には文頭・文中に置くことが多いです。
- 文頭に置く: “In addition, we have to consider the budget.”
- ビジネスや学術的な文章、プレゼン、報告の場面でよく使われるため、フォーマルなシーンで好まれます。
- カジュアルな会話では “and also” や “besides” などに置き換えることも多いですが、
in addition
は少し丁寧な印象を与えます。 “I bought some apples. In addition, I got a discount on oranges.”
(リンゴを買ったんだ。さらに、オレンジは割引価格だったよ。)“I’m going to the gym this evening. In addition, I might go for a run tomorrow morning.”
(今夜はジムに行く予定なんだ。それに加えて、明日の朝はランニングをするかもしれない。)“He’s very talented at singing. In addition, he writes all his own songs.”
(彼はとても歌が上手なんだ。それに加えて、自分で曲も全部書いてるよ。)“We will lower the production cost. In addition, we plan to shorten the delivery time.”
(生産コストを下げます。それに加えて、納期も短縮する予定です。)“In addition to the yearly bonus, the company provides extra vacation days.”
(年次ボーナスに加えて、その会社は追加の休暇日も提供しています。)“In addition, please review the attached proposal before the meeting.”
(さらに、会議の前に添付の提案書をご確認ください。)“In addition, the study suggests that more sample data is required.”
(さらに、この研究はさらなるサンプルデータが必要だと示唆しています。)“This theory, in addition, has been examined in previous research.”
(この理論は、さらに、先行研究でも検証されています。)“In addition to the findings above, further investigation is warranted.”
(上記の結果に加えて、さらに詳しい調査が必要とされます。)also(また、同様に)
- より口語的でシンプルな接続。
furthermore(さらに、その上)
- ややフォーマルな響き、書き言葉でよく用いられる。
moreover(さらに、それに加えて)
- “furthermore” と同様フォーマルで、論理的文章で多用される。
besides(そのうえ、おまけに)
- 追加情報の提供だが、少し“付け足し感”が強い。日常でも文章でも使われる。
- 「反意語」というより、「追加する」ことを打ち消す表現としては “on the contrary” や “instead” などが挙げられますが、直接の反意語というよりは意見を逆にする時に用いられます。
発音記号:
- イギリス英語 (RP): /ɪn əˈdɪʃ(ə)n/
- アメリカ英語 (GA): /ɪn əˈdɪʃən/
- イギリス英語 (RP): /ɪn əˈdɪʃ(ə)n/
アクセント:
- “addition” の「di」の部分にストレスがあります。(ə-DÍSH-ən)
よくある間違い:
- 「イン アディション」のように発音するとき、
in
とaddition
のつながりが不明瞭になりやすいです。 「インナディション」のように流れる口調で発音すると、より自然に聞こえます。
- 「イン アディション」のように発音するとき、
- スペルミス: “addition” を “additon” や “adition” と誤記する場合があります。
- “in addiction” と混同(“addiction”=「中毒」)する間違いもよく見られます。つづりをしっかり確認することが大切です。
- 日本語で「そして」や「それと」程度のニュアンスで安易に繰り返し使いすぎると文章が単調になりがちです。書き言葉では “furthermore”, “moreover,” “besides” などをバランスよく使い分けましょう。
- TOEIC や大学入試・英検などで、文頭接続詞句の形で出題されることが多いため、例文ごとにおさえると効果的です。
- 「plus(プラス)」のイメージで覚える: 「話にプラスアルファの情報を与える」= “in addition” と連想するとわかりやすいです。
- “add” = 加えるイメージを常に連想すると、「追加で何か言いたいときに使う表現なんだ」と自然に繋がります。
- スペリング対策: “ad + di + tion” と小分けに覚えると間違えにくいです。
- 「あぁ、ディション!」と唱えるように覚えると
addiction
と区別がつきます(in addition / in addiction の混同を防ぐ)。 - この表現自体は定型句なので、動詞のように活用はしません。
- 中心となる名詞 “thing” は、単数形 thing、複数形 things という変化があります。
- “things like that” のほかに “stuff like that” や “stuff like this” という言い回しもあります。
- “thing” が形容詞として使われることは基本的にありませんが、 “thingy” のように口語で「何かよくわからないもの」を指す言い方はあります(ただし正式な語ではなく俗語)。
- things: 「もの」や「こと」を表す名詞(複数形)。
- like: ここでは「〜のような」という前置詞的な用法。
- that: 「それ」「そういうもの」を指す指示代名詞。
- “stuff like that”:「そういうもの(こと)」
- “that kind of thing”:「ああいう種類のもの」
- “similar things”:「似たようなもの」
- “I don’t like things like that.”(そういうものは好きじゃない)
- “Have you seen things like that before?”(そういうの見たことある?)
- “We usually talk about sports, music, and things like that.”(普段はスポーツや音楽、そういう話をします)
- “People often forget things like that.”(人はそういうことをよく忘れがちだ)
- “Don’t worry about things like that.”(そんなことは気にしないで)
- “I’m interested in science, technology, and things like that.”(科学やテクノロジー、そんな分野に興味がある)
- “I never expected things like that to happen.”(そんなことが起こるなんて思わなかった)
- “We need to prepare for things like that.”(そういったことに備える必要がある)
- “She collects stamps, coins, and things like that.”(彼女は切手やコイン、そんなものを集めている)
- “You might see things like that in big cities.”(大都市ではそういったものを目にすることがあるかもしれない)
- 語源: “thing” は古英語 “þing”(議会や集会も含む広い意味)に由来し、物事全般を指す単語として発展してきました。“like” は古英語の “līc”(形・種類)に遡り、現在は「〜のような」を指す接続詞・前置詞として定着しています。“that” は指示代名詞として古英語の “þæt” に由来し、遠称を指す際に使われます。
- ニュアンス: 日常的かつ口語的で、あまりフォーマルな場では使われません。会話ベースで「その他諸々をひっくるめて」指す時にぴったりです。ざっくりまとめたいときに多用される親しみやすい表現です。
- 用法: まとめ表現として文末や文中で用いることが多い。
例: “I like watching movies, playing games, and things like that.” - カジュアル/フォーマル: 圧倒的にカジュアル寄りの表現。ビジネス文書やフォーマルなレターなどでは “and similar items” や “and so forth” など別の表現が好まれます。
- 可算・不可算: “thing” は可算名詞ですが、“things” と複数形で使うのが一般的です。
- “I love painting, drawing, and things like that.”
(絵を描いたり、スケッチしたり、そういったことが大好きです。) - “He always talks about money, fame, and things like that.”
(彼はいつもお金とか名声とか、そういう話ばかりしてる。) - “Could you pick up some paper towels, napkins, and things like that?”
(ペーパータオルとかナプキンとか、そういうの買ってきてくれる?) - “We provide reports, data analyses, and things like that to our clients.”
(当社は顧客にレポートやデータ分析など、そういったサービスを提供しています。) - “He handles scheduling, budget management, and things like that.”
(彼は日程管理や予算管理など、その類の業務を担当しています。) - “We’re discussing marketing strategies, customer engagement, and things like that.”
(マーケティング戦略や顧客とのやり取りなど、そういったことを議論しています。) - “In this study, we examined various psychological responses, social factors, and things like that.”
(本研究では、さまざまな心理的反応や社会的要因などを検証しました。) - “The experiment focuses on temperature changes, chemical reactions, and things like that.”
(その実験は、温度変化や化学反応などを中心に扱っています。) - “We need to consider historical context, cultural influences, and things like that when analyzing the data.”
(データを分析する際は、歴史的背景や文化的影響など、そういった要素を考慮する必要があります。) 類義語
- “stuff like that”
- 日本語: 「そんなもの」「そういうこと」
- より口語的で砕けています。
- “that kind of thing” / “those kinds of things”
- 日本語: 「ああいう種類のもの」「ああいうこと」
- ややフォーマル度が上がる場合も。
- “and so on” / “and so forth”
- 日本語: 「などなど」
- 曖昧に列挙を終わらせる表現。フォーマルでも使いやすい。
- “stuff like that”
反意語
“things like that” 自体が「他にもいろいろ」という意味なので、明確な反意語はありません。強いて挙げるなら「そんなものではない(something completely different)」というような全否定が反対概念になります。発音記号(IPA):
/ˈθɪŋz laɪk ðæt/ (アメリカ英語・イギリス英語とも大きくは変わりません)強勢(アクセント):
“things” と “that” にやや強めのアクセントが置かれやすいです。- “THINgs LIKE THAT” のように “things” と “that” を少し強調しがち。
よくある発音の間違い:
- “things” の語頭の /θ/(舌を歯の間に添える無声歯摩擦音)が “s” や “z” のようになりやすい。
- “that” の /ð/(有声歯摩擦音)を “d” として発音してしまう。
- “things” の語頭の /θ/(舌を歯の間に添える無声歯摩擦音)が “s” や “z” のようになりやすい。
- スペルミス: “thing” を “think” と書いてしまうミス。
- 似た表現の混同: “things like that” と “things like this” を区別せず混ぜて使う場合があるが、実際には「今目の前にある場合」は “this”、「離れたものや既に話題に出たもの」は “that” のイメージがある。
- 試験対策: TOEIC や英検などではあまり直接問われませんが、リスニングや文法穴埋め問題での「口語的表現」として登場することがあります。
- CEFRレベル目安: B2(中上級)
よく使われる重要表現で、ある程度理解が進んだ学習者向けです。 - 「due」は形容詞として「支払期限が来た」「当然支払われるべき」という意味を持ちます。
- 例: The rent is due tomorrow.(家賃は明日が支払期限です)
- because of: 〜のために
- owing to: 〜のせいで
- thanks to: 〜のおかげで
- 「due」自体は形容詞として「期限が来ている」「当然与えられるべき権利」の意味を持ちます。
- due to the weather(天候のため)
- due to unforeseen circumstances(予期せぬ事情のため)
- due to technical difficulties(技術的なトラブルのため)
- due to a lack of evidence(証拠不十分のため)
- due to high demand(需要が高いため)
- due to illness(病気のため)
- due to time constraints(時間の制約があるため)
- due to personal reasons(個人的な理由により)
- due to budget cuts(予算削減のため)
- due to recent events(最近の出来事を受けて)
- 「due」はラテン語の “debitus”(借りがある状態)に由来し、もともと「支払われるべき、当然の」という感覚がありました。
- 英語で「due to」が「〜に起因する」という意味で使われ始めたのは、19世紀頃からとされます。
- 現代でもビジネスやフォーマルな文書で幅広く用いられますが、口語でも「〜のせいで(理由)」を簡潔に述べたいときには自然に使われます。
- 「due to」はややフォーマルな響きもあるため、カジュアルな会話では「because of」を使う方が好まれることがあります。
- ただし、現代では「due to」も口語で一般的に使われており、不自然ではありません。
due to + 名詞/名詞句 という形で、主に文中または文末で理由を示します。
- 例: The train was delayed due to heavy rain.
- 例: The train was delayed due to heavy rain.
長年の文法書では「due to」は形容詞 “due” の補語として扱われる場合があるため、本来は “be due to” の形が推奨されるとも言われましたが、現代英語では「The train was delayed due to heavy rain」のような使い方でも広く認められ、一般的です。
フォーマル/カジュアル
- ビジネス文書や公的なアナウンスにもよく使われるためフォーマル寄りですが、日常会話でも十分通じます。
I couldn't go to the party due to family matters.
(家族の用事があってパーティーに行けなかったんだ。)The picnic was cancelled due to the rain.
(雨のせいでピクニックが中止になったよ。)Due to traffic, I was late for our meeting.
(交通渋滞のため、ミーティングに遅れてしまった。)Our flight was delayed due to adverse weather conditions.
(悪天候のため、私たちのフライトは遅れました。)The conference schedule has been changed due to a double-booking.
(ダブルブッキングにより、会議スケジュールが変更されました。)Sales have increased due to our new marketing strategy.
(新しいマーケティング戦略のおかげで、売り上げが伸びています。)The experiment was halted due to safety concerns.
(安全上の懸念により、実験は中止されました。)The event was postponed due to new government regulations.
(新たな政府の規制により、そのイベントは延期されました。)The patient’s condition worsened due to complications.
(合併症のため、患者の容体は悪化しました。)because of(〜のために)
- カジュアルな口語表現でよく使われる。
- 例: I couldn’t join because of the rain.
- カジュアルな口語表現でよく使われる。
owing to(〜のせいで)
- かなりフォーマル、文書によく使われる。
- 例: Owing to the economic downturn, the company had to close.
- かなりフォーマル、文書によく使われる。
on account of(〜のために、〜が理由で)
- ややフォーマル。
- 例: The event was canceled on account of the bad weather.
- ややフォーマル。
thanks to(〜のおかげで)
- ポジティブな要因が強いときに使われる。
- 例: Thanks to your help, we finished on time.
- ポジティブな要因が強いときに使われる。
- 直接の反意語はありませんが、「due to」の反意としては「in spite of(〜にもかかわらず)」や「despite(〜にもかかわらず)」が対比的に使われることがあります。
- IPA: /ˈdjuː tuː/(イギリス英語)、/ˈduː tuː/(アメリカ英語)
- イギリス英語では「dju」のように音が出やすいですが、アメリカ英語では「du」のように簡潔に発音することが多いです。
- 「due」の「u」が「ユー」となるイギリス寄りの発音もあれば、アメリカ英語では「ドゥー」に近い発音になることがあります。
- スペルミス: 「duo to」「do to」などと書いてしまうミスがあるため注意。
- 「due to」は後ろに名詞が来る構文で使うのが基本です。文全体を従える場合の “because” と混同しないようにしましょう。
- 例: “I couldn’t go due to I was sick.” は誤りで、正しくは “I couldn’t go because I was sick.” または “I couldn’t go due to my illness.”
- TOEICや英検などでは、接続詞か前置詞かを判別させる問題や、文法的な正確さを問う問題として出題されることが多いです。
- 「due」は「支払期限(due date)」などで目にするように、「当然起こる/来るべき」というイメージがあると覚えやすいです。「to 〜(名詞)」へと原因が向かっている、という感覚で捉えてみましょう。
- スペルチェック: 「due」のuの位置や「to」の語感をイメージし、間違えないように日頃から書き取って練習するのも効果的です。
- 原形: run out
- 過去形: ran out
- 過去分詞: run out
- 現在進行形: running out
- 「run (動詞)」や「a run (名詞)」という形もありますが、「run out」は主に句動詞としての形が基本です。
- run:本来「走る」を意味する動詞
- out:外へ、外側へ、尽きるイメージを表す副詞/前置詞
- run out of time(時間がなくなる)
- run out of money(お金が尽きる)
- run out of gas(ガソリンが切れる)
- run out of patience(我慢の限界に達する)
- run out of ideas(アイデアが尽きる)
- run out of stock(在庫がなくなる)
- run out onto the street(通りへ走り出る)
- run out of breath(息が切れる)
- run out of supplies(物資が不足する)
- time is running out(時間が迫っている)
- 語源:
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
- “out”も古英語の「ūt」に由来し、「外へ」という意味を表します。
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
歴史的背景:
「run」と「out」が組み合わさって、もともとは「外へ走り去る」という物理的な動きや、そこから転じて「無くなる」や「尽きる」といった意味でも用いられるようになりました。使用時の注意点・ニュアンス:
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 口語からビジネスでも比較的カジュアルなニュアンスで使われるので、シーンを選ばずに使いやすい表現です。
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 自動詞的用法:
例) We ran out of milk.(牛乳がなくなった)
「run out of + 名詞」の形で「〜が尽きる」と、目的格(何がなくなったのか)を“of”の後ろに置きます。 他動詞的用法(まれ):
例) They ran him out of town.(彼らは彼を町から追い出した)
この場合は少し違う意味(追い出す)で使われるので注意が必要です。その他構文:
「running out」で進行形を用いて「なくなりつつある」「時間が残り少ない」などの表現をする場合にもよく使われます。可算・不可算など:
「run out」は句動詞で、名詞ではないので可算・不可算の区別はありません。ただし、受け取る対象の名詞(milk, time など)が不可算・可算いずれかを取るかは注意が必要です。“We’re about to run out of milk. Could you buy some on your way home?”
(牛乳がそろそろなくなりそうだから、帰りに買ってきてもらえる?)“I ran out of gas on the highway today. It was so embarrassing!”
(今日高速道路でガソリンが切れちゃったの。すごく恥ずかしかったよ!)“Hurry up! We’re running out of time.”
(急いで!時間がなくなってきてるよ。)“We might run out of stock if orders keep coming in at this rate.”
(この調子で注文が入り続けると、在庫がなくなるかもしれません。)“Our budget will run out by the end of this quarter if we’re not careful.”
(注意しないと今四半期末までに予算が尽きてしまうでしょう。)“Please ensure we never run out of essential office supplies.”
(必須のオフィス用品が切れないようにしておいてください。)“If the lab equipment runs out of power, the experiment will be compromised.”
(実験装置の電源が切れてしまうと、実験が台無しになってしまう。)“As resources run out, researchers must find alternative solutions.”
(資源が尽きていくにつれて、研究者たちは代替策を見つけなければならない。)“When the sample supply ran out, we had to halt the study temporarily.”
(サンプルの供給が切れたとき、一時的に研究を中断せざるを得なかった。)- use up(使い果たす)
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- 「run out」とほぼ同じように“何かを使い切る、尽きる”の意味で使われます。
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- deplete(減耗させる)
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- こちらはややフォーマル・学術的なニュアンスがあります。
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- come to an end(終わりに近づく)
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- より抽象的に“終わりに近い”という意味合いです。
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- be replenished(補充される)
- be stocked (up)(在庫を十分に持つ)
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- イギリス英語: /rʌn aʊt/
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- 強勢(アクセント)の位置:
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- よくある発音ミス:
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- “ran out”の過去形を /ræn aʊt/ できちんと区別できず、「ランナウ」のように曖昧になってしまうケースが多いです。
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- スペルミス: “run out”を一語で書いてしまう(“runout”)などの間違いに注意。句動詞なので二語または三語(“run out of”)に分けて書きます。
- 同音異義語との混同: 特になし。ただし「run on」「run off」「run over」など、似た形の句動詞が多いので注意。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングや読解パートでよく出題されます。“We’re running out of time”などは特に頻出フレーズの一つです。
- 「走り去る(run)+ 外へ(out)」から、「何かが外へ行ってしまう(出ていってしまう)= なくなる・尽きる」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “time is running out”のような表現をよく見かけるので、ドラマや映画のシーンなどで「時間切れ」を思い浮かべると印象深く覚えられます。
- ノートなどに“run out of”とセットでフレーズをメモし、よく使う名詞(milk, money, time, gasなど)と一緒に覚えると、実践的です。
- 意味(英語): “It is not surprising” or “That makes sense.”
意味(日本語): 「驚きではない」「不思議ではない」「なるほど納得だ」というニュアンスで使います。
たとえば、誰かがとても疲れている理由を聞いて「寝ていない」と言われたら、「そりゃ疲れるのも当然だよね」という感じで使われます。品詞: 慣用表現(idiomatic phrase)
→ 文法上、特定の品詞というよりは「No wonder (that) + 文章」という形で主に文頭で使われる表現です。活用形: 慣用表現のため、通常の動詞のような活用形はありません。
他の品詞形:
- wonder(名詞): “驚き、驚嘆”
例: It’s a wonder you remembered!(覚えていたなんて驚きだ) - wonder(動詞): “不思議に思う、疑問に思う”
例: I wonder if he’ll come tomorrow.(彼は明日来るのかなと思う)
- wonder(名詞): “驚き、驚嘆”
CEFRレベル: B1(中級)
→ 日常会話でよく使われる表現ですが、簡単な文章ではあまり登場せず、少し複雑な会話や文章で役立ちます。- no + wonder の2語から成る慣用的なフレーズです。
- no: 「ない/全く〜ない」
- wonder: 「驚くこと、不思議に思うこと」
- no: 「ない/全く〜ない」
- No wonder you’re tired.
→「疲れているのも不思議じゃないね」 - No wonder he’s upset.
→「彼が腹を立てるのも当然だね」 - No wonder she left early.
→「彼女が早く帰ったのも当然だね」 - “No wonder” people say that.
→「人々がそう言うのも無理はないね」 - It's no wonder that + [節].
→「~というのも不思議ではない」 - Small wonder (that) + [節].
→「驚くにはあたらない(無理もない)」 - It’s hardly surprising + [節].
→「ほとんど驚くことでもない」 - No wonder he quit his job.
→「彼が仕事を辞めたのも納得できるね」 - No wonder you failed the test.
→「テストに失敗したのも当然だね」 - No wonder everyone loves it.
→「みんながそれを好きなのも当たり前だね」 語源:
「wonder」は古英語で「驚き・不思議」を意味する “wundor” に由来します。“No wonder” は「笑うにあたらず」のような古くからある表現で、英語でも長い歴史を通じて「驚きではない(=当然)」を意味する定型表現として使われてきました。ニュアンス:
物事が起こるのも当然/不思議ではない、と言いたいときのフレンドリーな表現です。カジュアルでもフォーマルでも使えますが、カジュアルな会話でより頻繁に登場します。使用上の注意:
- 直接的に「あなたが失敗するのも無理ないね」ときつい印象を与える場合もあるので、文脈や相手との関係性に注意して使いましょう。
- 書き言葉でも口語でも使えますが、やや口語寄りの印象です。
- 直接的に「あなたが失敗するのも無理ないね」ときつい印象を与える場合もあるので、文脈や相手との関係性に注意して使いましょう。
一般的な構文:
“No wonder + 主語 + 動詞”
“No wonder (that) + 主語 + 動詞”
例: No wonder (that) she is angry.使用シーンに応じた特徴:
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、カジュアル寄りです。
- ビジネス文書などでは「It’s not surprising that…」と書く方がよりフォーマルです。
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、カジュアル寄りです。
可算・不可算、他動詞・自動詞など:
- 「no wonder」はそもそも慣用句なので、この区別はありません。
- 「wonder」単体で名詞の場合は可算名詞で使われることもあり、ただし抽象概念としては不可算名詞的に扱われる場合もあります。
- 「no wonder」はそもそも慣用句なので、この区別はありません。
No wonder you’re exhausted; you’ve been working all night!
- 「一晩中働いていたんだから、疲れているのも当然だよ!」
No wonder the house is so cold; the window was open.
- 「窓が開いてたんだから、この家が寒いのも当然だね!」
No wonder he’s grumpy today; he didn’t get any sleep.
- 「今日は彼が不機嫌なのも無理ないね。全然眠れなかったみたいだから。」
No wonder sales have decreased; we haven’t updated our marketing strategy.
- 「販売数が減ったのも当然です。マーケティング戦略をずっと更新していませんでしたから。」
No wonder the client is upset; the delivery was three days late.
- 「納品が3日遅れたなら、顧客が腹を立てるのも無理はありません。」
No wonder costs are high; we’re still using outdated equipment.
- 「未だに古い設備を使っているのだから、コストが高いのも当然ですね。」
No wonder this hypothesis is receiving attention, given the recent findings.
- 「最近の研究結果を踏まえると、この仮説が注目されるのも当然だ。」
No wonder the results were inconclusive; the sample size was insufficient.
- 「サンプル数が不十分だったので、結果がはっきりしないのも当然だ。」
No wonder the literature review is extensive; the topic spans multiple disciplines.
- 「このトピックは複数分野にまたがるので、文献レビューが広範なのも納得できます。」
類義語:
- It’s not surprising (that) …(驚くことではない)
- よりフォーマルな印象
- よりフォーマルな印象
- It’s hardly surprising (that) …(ほとんど驚くべきことではない)
- 「まったく驚くほどでもない」の強調
- 「まったく驚くほどでもない」の強調
- Little wonder (that) …(ほとんど不思議ではない)
- やや文語的
- やや文語的
- Small wonder (that) …(あまり驚くにあたらない)
- やや文学的・文語的
- It’s not surprising (that) …(驚くことではない)
反意語:
- It’s surprising (that) …(驚くべきことだ)
- It’s unexpected (that) …(予想外のことだ)
- It’s surprising (that) …(驚くべきことだ)
発音記号 (IPA):
- no: /noʊ/ (米), /nəʊ/ (英)
- wonder: /ˈwʌndər/ (米), /ˈwʌndə/ (英)
- no: /noʊ/ (米), /nəʊ/ (英)
強勢(アクセント)の位置:
- wonder は第1音節 “wʌn” にアクセントがあります。「ワン(dər)」のように発音します。
- “No wonder” と続けて言うときも nəʊ ˈwʌn.dər、noʊ ˈwʌn.dɚ のようになります。
よくある発音の間違い:
- “wonder” の “o” を “wo” と長く伸ばしすぎないように注意。
- 舌をしっかり動かして “-der” を発音しないと “wonda” のように聞こえる場合があります。
- “wonder” の “o” を “wo” と長く伸ばしすぎないように注意。
スペルミス:
- “wonder” を “wounder” と書いてしまう場合があります。スペリングに注意しましょう。
同音異義語との混同:
- “wander” (/ˈwɑːndər/ 「さまよう」) と混同しがち。スペリングをしっかり区別する必要があります。
試験対策・出題傾向:
- TOEIC や英検などでは「文章全体の流れを読み取らせる」問題で “No wonder…” が出るとき、「当然だね」というニュアンスを理解しているかを問われやすいです。
覚え方のヒント:
- 「no + wonder(驚きがない)=当然だよ」というイメージを持つと分かりやすいです。
- 日本語の「なるほどね」「そりゃそうだ」といった表現と結びつけて覚えるのも効果的です。
- 「no + wonder(驚きがない)=当然だよ」というイメージを持つと分かりやすいです。
勉強テクニック:
- 「It’s no wonder (that) …」とセットで覚えると、会話で使いやすくなります。
- ネイティブの英会話動画などを見て、話し手が「No wonder…」をどう使っているかを確認しましょう。
- 「It’s no wonder (that) …」とセットで覚えると、会話で使いやすくなります。
- 英語: “bring up”
- 主な意味:
1) (話題などを)持ち出す、提起する、言い出す
2) (子どもを)育てる、しつける
3) (食べたものを)吐く(カジュアル・やや口語的)
- 主な意味:
- 日本語: 「持ち出す」「提起する」「育てる」「吐く」などの意味を持つ句動詞です。
日常会話では、「話に持ち出す」「子育て(子を育てる)」「吐く」の文脈でよく使われます。シチュエーションによって意味が変わるため、コンテクスト(文脈)をよく確認して使います。 - 句動詞(phrasal verb)
- “bring” は動詞、“up” は副詞(または前置詞句として機能する場合もあり)。
- 英語の文法上は「他動詞 + 副詞」の形で、目的語が入るかどうかで語順が変わることがあります(例: “bring the topic up” や “bring up the topic” など)。
- bring – brought – brought – bringing
- “I bring up / you bring up / he brings up …”
- “I brought up / you brought up …”
- “I am bringing up / he is bringing up …”
- “bring” 自体は動詞ですが、“bring out” “bring in” など、別の句動詞としても多くの派生形があります。
- “bring” を名詞化した形はありません。(“bringing” は動名詞としては使えますが、独立の名詞としてはあまり使われません。)
- B1(中級)レベル
- 日常会話でよく使われるため、中級程度でよく身につけたい表現です。
- bring (動詞) + up (副詞)
- bring:もともと「持ってくる」「連れてくる」という意味の動詞
- up:上へ・上に向かって、持ち上げるイメージ
- bring up a topic → 話題を持ち出す
- bring up the subject → その話題を取り上げる
- bring up children → 子どもを育てる
- bring up an issue → 問題を提起する
- bring up in conversation → 会話の中で持ち出す
- be brought up by someone → (人)に育てられる
- bring up concerns → 懸念を伝える
- bring up questions → 疑問を提起する
- bring up for discussion → 討議のために取り上げる
- brought up to respect others → 他者を尊重するよう育てられた
- “bring” は古英語の “bringan” に遡り、「運ぶ」「もたらす」を意味していました。
- “up” は上方向、または強調のニュアンスを持ち、「持ち上げる」「上まで引き上げる」という感覚です。
- そこから、人を「大人にまで成長させる(上へ引き上げる)」という意味から「育てる」、話題を「会話に引き上げる」→「提起する」と使われるようになりました。
- カジュアル(口語)・フォーマルどちらでも使われるが、子育てを指すときはどちらかといえばカジュアル寄り。
- 「提起する」という意味でビジネスでも使われるが、文書では “raise” や “mention” を使うことも多い。
- 口語で「吐く」という意味にも使われるが、やや直接的なので注意が必要。
- “bring + [名詞] + up”
- “bring up + [名詞]”
- どちらも意味は同じですが、目的語が短い場合は “bring up the topic” のように続ける傾向があり、目的語が長い場合は “bring the topic about the new project up” のように分割されることもあります。
- “bring someone up short” → 相手をハッとさせる、不意打ちのように止める
- “bring up the rear” → (隊列や列の) 最後尾を進む
- 「提起する」意味での “bring up” は会議やメールなど幅広い状況で使える。
- 「子どもを育てる」意味での “bring up” はややカジュアル寄りで、フォーマルには “raise” を使うことが多い。
- 「吐く」の意味は口語表現でフォーマルな場面には不向き。
- 他動詞として目的語をとります。“bring up + 目的語”
- 自動詞的にも文脈がはっきりしていれば使えますが、通例は他動詞として扱われるケースが多いです。
- “I don’t want to bring up my ex-boyfriend in this talk.”
- (この話で元カレの話は持ち出したくないんだ。)
- (この話で元カレの話は持ち出したくないんだ。)
- “I was brought up in a small town by my grandparents.”
- (私は祖父母に、小さな町で育てられました。)
- (私は祖父母に、小さな町で育てられました。)
- “Don’t bring up that embarrassing story again, please!”
- (あの恥ずかしい話、もう持ち出さないでよ!)
- “Could you bring up the sales report in our next meeting?”
- (次のミーティングで売上報告書について提起してもらえますか?)
- (次のミーティングで売上報告書について提起してもらえますか?)
- “I will bring up the budget issues with the finance department.”
- (財務部門と予算の問題を話し合いたいと思います。)
- (財務部門と予算の問題を話し合いたいと思います。)
- “We should bring up our concerns about the new policy.”
- (新しい方針についての懸念を提起するべきです。)
- “The professor brought up the concept of ‘cognitive dissonance’ in the lecture.”
- (教授は講義で「認知的不協和」の概念を取り上げました。)
- (教授は講義で「認知的不協和」の概念を取り上げました。)
- “When discussing historical events, it’s crucial to bring up various perspectives.”
- (歴史的出来事を議論する際には、様々な観点を提示することが重要です。)
- (歴史的出来事を議論する際には、様々な観点を提示することが重要です。)
- “She brought up a fascinating hypothesis regarding climate change.”
- (彼女は気候変動に関して興味深い仮説を持ち出しました。)
- raise(提起する/育てる)
- 例: “raise a topic” / “raise children”
- “bring up” より少しフォーマル。
- 例: “raise a topic” / “raise children”
- mention(言及する)
- 例: “mention the issue”
- “bring up” ほど「強く提起する」ニュアンスはない。
- 例: “mention the issue”
- introduce(導入する、紹介する)
- 例: “introduce a new idea”
- 「新しいアイデアを導入する」ニュアンス。
- 例: “introduce a new idea”
- rear(子どもや動物を育てる)
- 例: “to rear children”
- ややフォーマルまたは専門的な語感。
- 例: “to rear children”
- “omit” (省略する、触れない)
- 例: “omit the topic” → (話題を省略する)
- 例: “omit the topic” → (話題を省略する)
- “neglect” (育てない、放置する)→ 子育ての文脈での反意に相当。
- 発音記号 (IPA): /brɪŋ ʌp/
- アクセント: “BRING up” のように “bring” に強勢がきやすい。
- アメリカ英語とイギリス英語ともに基本的に同じ発音。
- “bring” の “r” をしっかり発音する点が、英語学習者には少し難しい場合あり。
- スペルミス: bring や brought のスペルに注意。「brought」は “b-r-o-u-g-h-t” と “gh” を落としがち。
- 同音異義語との混同はあまりありませんが、 “bring” と “take” の混同は多い。
- “bring” は「(相手のいる場所に) 持ってくる」、 “take” は「(相手の場所から) 持っていく」。
- “bring” は「(相手のいる場所に) 持ってくる」、 “take” は「(相手の場所から) 持っていく」。
- 「提起する」と「育てる」の全く異なる文脈で使われるため、誤解されないようコンテクストを大事にする。
- TOEICなどでも「会議で話題を提起する」という文脈や、「誤答選択肢として ‘bring up children’ を育てる意味でなく混同する」といった問題が出題されることがあるので注意。
- “bring up” は「下のものを上に持ち上げる」イメージ。 → 子どもを大人に、あるいは話題を会話に持ち上げる。
- “子どもを育てる” と “話題を持ち出す” は、どちらも「下から上へ引き上げる」という概念で関連づけると覚えやすい。
- “bring up” = “bring (pull) up” と視覚化してみると記憶しやすい。
- 発音のポイントは “br-” で唇をしっかり閉じて息を出すこと。最後の “-ng” は鼻音で終わる。
- on: 前置詞
- one’s: 所有格(oneの所有格)
- own: 形容詞(「自分自身の」という意味)
- 「by oneself」と意味が近い
- 「(be) on one’s own feet」(独立して立っている) などの関連フレーズもあり
- live on one’s own(自分一人で暮らす)
- do things on one’s own(物事を自力で行う)
- manage on one’s own(自分一人で切り盛りする)
- travel on one’s own(一人旅をする)
- work on one’s own(独立して働く、または自力で作業する)
- stand on one’s own(独り立ちする、自立する)
- operate on one’s own(独力で作動する)
- survive on one’s own(独力で生き延びる)
- decide on one’s own(自分の判断で決める)
- raise a child on one’s own(シングルで子育てする)
- 古くから “on” + “one’s” + “own” として、前置詞 + 所有格 + 形容詞が一まとまりになって「自分の力のみで」というニュアンスを持つようになりました。
- 特に「own」が「自分自身」という意味を強調するため、所有格と組み合わせることで「まさにその本人による」という語感を持ちます。
- 独立性・自立性を強く示すため、前向きなニュアンスで使われることが多いです。
- 「私はこれを誰の助けも借りずにやった」「君は一人でできるはずだ」というように、少し誇らしげ・自慢げに聞こえる場合もあります。
- 口語でも文章でも広く使われます。カジュアルからややフォーマルまで幅広い場面で活用可能です。
- 副詞句としての用法: 「I did it on my own. (自分でやった)」のように、動詞を修飾して「独力で」という意味を添えます。
- 形容詞句としての用法: 「He is on his own now. (彼は今、一人きりだ)」のように、主語の状態を表すこともあります。
- 使用シーン
- フォーマル/カジュアルいずれの場面でも使用可能ですが、非常に改まった文書よりは汎用的・日常的な英語表現として使われることが多いです。
“I prefer studying on my own because I can concentrate better.”
(自分で勉強する方が好きなんだ。そっちの方が集中できるから。)“Did you fix the bike on your own?”
(自分で自転車を直したの?)“She decided to move out and live on her own.”
(彼女は引っ越して一人暮らしすることに決めた。)“I completed the report on my own without any assistance.”
(そのレポートは誰の手も借りずに自分で仕上げました。)“He’s managing the project on his own, which is quite impressive.”
(彼はそのプロジェクトを独力で管理していて、すごいですね。)“If you work on your own, make sure to meet the deadlines.”
(自力で作業する場合は、締め切りをしっかり守ってくださいね。)“The researcher conducted the experiment on her own to maintain objectivity.”
(研究者は客観性を保つため、自ら独力で実験を行った。)“Students are encouraged to explore the topic on their own before the seminar.”
(セミナーの前に、学生は自分でトピックを調べておくよう推奨されています。)“He published the paper on his own, demonstrating his expertise in the field.”
(彼は単独で論文を発表し、その分野における専門性を示した。)- by oneself(自力で、単独で)
- 「on one’s own」とほぼ同じ意味。文体やリズムに応じて使い分ける程度の違い。
- 「on one’s own」とほぼ同じ意味。文体やリズムに応じて使い分ける程度の違い。
- independently(独立して、自立して)
- よりフォーマルで、状況によっては「経済的にも自立して」のような含みを持つ場合がある。
- よりフォーマルで、状況によっては「経済的にも自立して」のような含みを持つ場合がある。
- alone(単独で、一人で)
- 「孤独に」という感情的なニュアンスが強調されることがある。
- 「孤独に」という感情的なニュアンスが強調されることがある。
- solo(単独で、ソロで)
- 音楽や公演などにおいて「ソロで」という意味合いが強い。
- with others(他の人と一緒に)
- together(共同で、一緒に)
- IPA(アメリカ英語): /ɑːn wʌnz oʊn/ または /ɔn wʌnz oʊn/
- IPA(イギリス英語): /ɒn wʌnz əʊn/
- スペルミスやアポストロフィの付け忘れ
- “one’s”の部分を“ones”と書いてしまうミスに注意。
- “one’s”の部分を“ones”と書いてしまうミスに注意。
- “by one’s own”との混同
- 正しくは“on one’s own”または“by oneself”。“by one’s own”とは言わない。
- 正しくは“on one’s own”または“by oneself”。“by one’s own”とは言わない。
- 所有格の使い分け
- “my own,” “your own,” “his own,” “her own,” “our own,” “their own” と必ず主語に合わせて変える。
- “my own,” “your own,” “his own,” “her own,” “our own,” “their own” と必ず主語に合わせて変える。
- TOEIC・英検などでの出題傾向
- 英文の穴埋め問題や会話問題で“on my own / on your own / on their own”を入れる形で問われることがある。
- 文章読解の中で「独力でやった」という内容を理解させるために登場する場合もある。
- 英文の穴埋め問題や会話問題で“on my own / on your own / on their own”を入れる形で問われることがある。
- 「自分自身(on my own)の“own”は“私のもの”や“自分が持っている力”を強調する」というイメージで覚えると良いです。
- 「“on”の上に“my own”が乗っている」ような感覚で「自分の範囲でやっている」=「私ひとりでやっている」という連想を持つと覚えやすいです。
- 毎日の生活で、「これは誰かの助けなしでできたか?」と考えるときに「I did it on my own!」と言うクセをつけると定着しやすくなります。
- 英語: 「such a」は、「とても~な」「こんなにも~な」「あまりにも~な」といった強調のニュアンスを付与する表現です。
- 日本語: 「こんなにも~な」「これほどの~な」といった意味で使われるフレーズです。話し手が驚きや感嘆を込めて、「とても~である」と強調するときによく使われます。
such
= 形容詞・限定詞(determiner)a
= 冠詞 (article)such
自体は活用形が変化しません。代わりに「a/an + 名詞」を伴って使われます。
- 例:
such a
+ (子音で始まる名詞) →such a book
- 例:
such an
+ (母音で始まる名詞) →such an idea
- 例:
such
は名詞として使われる例はあまり一般的ではありませんが、中にはAs such, ~
(それ自体としては~)のような使い方もあります。ただし、今回の「such a」は限定詞(形容詞的用法)と冠詞の組み合わせとして使われることがほとんどです。- B1 (中級): 日常会話で感情や驚きを示したり、強調したりする際に頻出する表現です。基礎を習得した学習者が、より自然な表現を使いたい場合に覚えるとよいでしょう。
such
は古英語であるswilc
やsyllic
に由来しており、特に接頭語や接尾語は含まれません。a
は不定冠詞です。- 「such as ~」: 「たとえば~」という意味での使い方。
- 「as such, ~」: 「それ自体としては、~」という構文。
- such a good idea (とてもいい考え)
- such a lovely day (とても素敵な日)
- such an amazing experience (とても素晴らしい体験)
- such a difficult situation (とても難しい状況)
- such a strong feeling (とても強い感情)
- such a talented musician (非常に才能のある音楽家)
- such a big problem (とても大きな問題)
- such an interesting book (とても興味深い本)
- such a clear explanation (とても分かりやすい説明)
- such a remarkable achievement (非常に顕著な業績)
such
は古英語のswilc/swelc
からきており、「同じ」「そのような」という意味。次第に「とても」「こんなにも」と強調の意味合いを帯びるようになりました。- 強調表現: 「very」や「so」のように程度を強調しますが、「such a」のほうが驚きや感嘆を示す感じが強いことが多いです。
- 口語/文章: 両方で使えますが、口語発話で感情を表すときによく登場します。
- カジュアル/フォーマル: カジュアルにもフォーマルにも幅広く使えますが、あまりに連発するとくだけた印象になる場合があります。
- such a + 形容詞 + 名詞
- 例:
It was such a nice day.
- 例:
- such + 名詞 (ただし可算名詞単数形の場合は「a」/「an」を伴う)
- 例:
They are such good friends.
(可算名詞複数形なのでa/an
は不要)
- 例:
- 「such a」は主に名詞を修飾するフレーズなので、動詞の他動詞/自動詞の区別とは直接関係しません。
- 幅広いシーンで使えますが、カジュアルな会話でよく聞かれます。ビジネスや学術的な文章でも、強調を入れたいときに使用できます。
That was such a great movie! I want to watch it again.
(あれは本当に素晴らしい映画だった!もう一度見たいよ。)You’re such a good cook. Everything tastes amazing!
(あなたは本当に料理が上手ね。どれもすごくおいしいわ!)I had such a hard time finishing that puzzle.
(あのパズルを終わらせるのは本当に大変だったよ。)We had such a productive meeting today; we covered all the main points.
(今日はとても生産的な会議でした。主要なポイントはすべてカバーできました。)It’s such a great opportunity for the company to expand overseas.
(それは会社が海外進出するうえでとても大きなチャンスです。)We received such positive feedback from our clients this quarter.
(今期は顧客からとても好意的なフィードバックをいただきました。)It is such a significant discovery in the field of neuroscience.
(これは神経科学の分野で非常に重要な発見です。)The results presented in the study provide such a strong argument for climate change mitigation.
(この研究で示された結果は、気候変動対策の必要性を非常に強く示す論拠となっています。)Such a complex hypothesis requires thorough testing and validation.
(非常に複雑な仮説なので、徹底的な検証が必要です。)- so + 形容詞 + (名詞)
- 例:
It’s so nice.
/It’s so nice a day.
(ただしso nice a day
はやや文語的で少し硬い表現) - 「so」は単独の形容詞・副詞を強調するのに対し、「such a」は名詞への強調に用いられる傾向が強い。
- 例:
- very + 形容詞 + 名詞
- 例:
It’s a very nice day.
(「such a」と比べると感情的な強調度はやや低い。)
- 例:
- 例:
It’s just a day.
(ただの一日だ。) such
の発音 (IPA): /sʌtʃ/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありません。
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありません。
- アクセント:
such
単独の発音はさほど長く引っ張ることはなく、短く「サッチ」と発音するイメージです。 - よくある発音ミス: 「サック」と濁らずに /ʧ/ の破擦音 (ch) を意識しましょう。
so a
としてしまう誤用:He is so a nice guy.
は誤り。正しくはHe is such a nice guy.
またはHe is so nice.
- 母音で始まる名詞のときの冠詞:
such an expensive car
のように、母音で始まる場合はan
を使う。 - スペルミス:
sutch
と書いてしまわないように注意。 - 試験対策: TOEICなどの文法問題や英検でも、「強調表現」の一種として出題されることがあります。誤用のパターンが問われることが多いです。
such a
は「so + (形容詞) + a(n) + 名詞」をやや砕いて強調しているイメージ。- “s” と “a” を結び付けて、「“Such A” (サッチ・エー) で強調するんだ」と覚えるとミスを減らせます。
- 短く盛り上げるイメージで“サッ” → “チ” の音を意識すると、発音も定着しやすいでしょう。
品詞:
- “sight” は 名詞、“of” は 前置詞
- このフレーズ全体としては「名詞+前置詞」のかたまりで、特定の視点や光景を指し示します。
- “sight” は 名詞、“of” は 前置詞
活用形:
- “sight” 自体は名詞なので、特別な活用変化(動詞のような時制変化など)はありません。
- 動詞形 “to sight” (目撃する、見つける) も存在しますが、“sight of” のフレーズはあくまで名詞として使います。
- “sight” 自体は名詞なので、特別な活用変化(動詞のような時制変化など)はありません。
他の品詞になったときの例:
- 動詞 “to sight”: “We sighted land after a long journey.”(長い航海の末、陸地を見つけた)
- 名詞 “a sight”: “That castle is quite a sight!”(あの城はなかなかの見ものだ)
- 動詞 “to sight”: “We sighted land after a long journey.”(長い航海の末、陸地を見つけた)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- “sight” はA1/A2レベルの超基本語彙ではありませんが、日常会話でもよく登場し、主観的な感情を伴う文脈でも使われるため、中級レベル(B1)くらいの学習者が身につけておきたい語です。
- “sight”
- 語幹: “sight” (視覚、視界、光景)
- 接頭語・接尾語: 特にありません(“sight”はそれ自体で成立する単語)
- 語幹: “sight” (視覚、視界、光景)
- “of”
- 前置詞で、「〜の」「〜に関する」といった意味を表します。
- insight (洞察)
- oversight (見落とし、監督)
- foresight (先見の明)
- the sight of blood → 血を見た光景
- the sight of a sunset → 夕日を見た光景
- the sight of an accident → 事故現場を見た光景
- the sight of food → 食べ物を見たときの光景
- the mere sight of (something) → ただ◯◯を見ただけで
- can’t stand the sight of (something) → ◯◯を見るだけでも我慢できない
- catch sight of (something) → ◯◯をちらりと目にする/見かける
- lose sight of (something) → ◯◯を見失う
- the first sight of (someone/something) → ◯◯を初めて見た瞬間
- faint at the sight of (something) → ◯◯を見て気を失う
語源:
“sight” は古英語の “siht” (または “gesiht”) に由来し、「見ること」「視覚」を表す言葉でした。そこから現代英語でも「目に映るもの」「見え方」「光景」を指すようになりました。歴史的用法・ニュアンス:
昔から “the sight of 〜” という形で、「〜を目にしたとき」「〜が視界に入ったとき」という意味で用いられ、感情的・心理的な反応について言及するときにも使われてきました。使用時の注意点・ニュアンス:
“the sight of ...” は、ポジティブにもネガティブにも使えますが、とくに「嫌悪感」「恐怖」「驚き」を表す場合に頻繁に用いられます。たとえば “the sight of blood” は典型的に「血を見て気分が悪くなる」という文脈でよく使われます。逆に、美しい風景を前にして「それを目にすること自体が素晴らしい」という意味にも用いられます。口語/文章・カジュアル/フォーマル:
日常的にもビジネスコミュニケーションでもシンプルに使われる言い回しです。フォーマル・カジュアルどちらでも自然に使われます。一般的な構文:
- “(Somebody) + (verb) + at the sight of + (something).”
例: “He flinched at the sight of the snake.” (彼はヘビを見てびくっとした) - “The sight of + (something) + (verb) + (somebody) + (adverb).”
例: “The sight of fireworks filled her with joy.” (花火を見た光景が彼女を喜びで満たした)
- “(Somebody) + (verb) + at the sight of + (something).”
イディオム:
- “Can’t stand the sight of (something)” →「〜を見るのも耐えられない」
例: “I can’t stand the sight of bugs.” (虫を見るのも耐えられない)
- “Can’t stand the sight of (something)” →「〜を見るのも耐えられない」
名詞の可算・不可算:
- “sight” は状態や概念として扱うときは主に不可算名詞のように使われがちですが、「珍しいもの」「面白いもの」として数えるときには “a sight” のように可算扱いになります。
- “the sight of ◯◯” は「◯◯という光景」という特定のイメージなので、基本的には “the sight of” の形が定型的に使われます。
- “sight” は状態や概念として扱うときは主に不可算名詞のように使われがちですが、「珍しいもの」「面白いもの」として数えるときには “a sight” のように可算扱いになります。
- “I nearly fainted at the sight of that huge spider in my room!”
(部屋にいた大きなクモを見て、危うく気絶しそうになったよ!) - “She couldn’t help smiling at the sight of her family waiting at the airport.”
(空港で家族が待っているのを見て、彼女はつい笑顔になってしまった。) - “The sight of freshly baked bread always makes me hungry.”
(焼きたてのパンを見るといつもお腹がすく。) - “The sight of our product displayed at the conference excited all the team members.”
(カンファレンスで自社製品が展示されているのを目にして、チーム全員が興奮した。) - “Investors were encouraged by the sight of strong sales figures for the quarter.”
(投資家たちは四半期の堅調な売上数字を見て、心強く思った。) - “He froze at the sight of a big crowd waiting for him to speak.”
(彼はスピーチを待っている大勢の聴衆を見て固まってしまった。) - “Researchers were astonished at the sight of new bacterial colonies forming overnight.”
(研究者たちは、一晩で形成された新しい細菌コロニーを見て驚愕した。) - “The sight of the aurora borealis has long fascinated astronomers and physicists alike.”
(オーロラの光景は、長い間天文学者や物理学者を魅了し続けてきた。) - “The sight of ancient artifacts in the excavation site provided key insights into the civilization.”
(発掘現場にある古代の遺物を見たことで、その文明について重要な洞察が得られた。) 類義語
- “view of” → 「〜の眺め」
- “The view of the city from the tower is breathtaking.”(塔からの街の眺めは息をのむように美しい)
- “sight of” はより「見て瞬間的に感じる印象」、 “view of” は「景色や視界」としてどちらかというと場面や風景をもう少し定常的に表すニュアンスがあります。
- “The view of the city from the tower is breathtaking.”(塔からの街の眺めは息をのむように美しい)
- “vision of” → 「〜の幻影」「〜のイメージ」
- “He had a vision of world peace.”(彼には世界平和のビジョンがあった)
- かなり抽象的・概念的な語感で、実際に眼で見る「光景」よりも心の中で思い描く「ビジョン」を指すことが多いです。
- “He had a vision of world peace.”(彼には世界平和のビジョンがあった)
- “glimpse of” → 「〜を一瞬ちらっと見ること」
- “I caught a glimpse of the celebrity.”(有名人をちらっと見かけた)
- “sight of” よりも短い、ほんの一瞬の「ちら見」を強調します。
- “I caught a glimpse of the celebrity.”(有名人をちらっと見かけた)
- “view of” → 「〜の眺め」
反意語に近い概念
- “absence of sight”/“lack of sight” → 「見えないこと」「視力がないこと」という全く逆の状況を表しますが、日常的に「反意語」として使われるわけではありません。
発音記号 (IPA)
- “sight” → /saɪt/
- “of” → /əv/(弱形), /ɒv/(主にイギリス英語), /ʌv/(アメリカ英語 口語でもしばしば /əv/ と発音)
- “sight” → /saɪt/
アクセント
- “sight” の1音節目 “saɪt” に強勢がきます。
- “of” は弱形になりやすく、まず母音が曖昧音 /ə/ になる場合が多いです。
- “sight” の1音節目 “saɪt” に強勢がきます。
よくある発音の間違い
- “site” /saɪt/ との混同に注意。(スペリングも homophone で同じ音。)
- “sight of” を “site of” と書き間違えるケースがありがちです。
- “site” /saɪt/ との混同に注意。(スペリングも homophone で同じ音。)
- スペリングミス: “sight (視覚・光景)” と “site (場所)”, “cite (引用する)” は発音が同じでも綴りと意味が全く異なります。
- 同音異義語との混同: “sight” と “site” を混同すると誤解を招きます。文脈を意識して区別しましょう。
- 試験対策: TOEIC や英検などで出題される場合、「見たものに対する反応を描写する文脈」で出てくることが多いです。たとえば “He couldn’t believe the sight of …” (〜の光景を信じられなかった) などの表現がリスニングや長文読解に登場します。
- 「light」に“S”がくっついたイメージで“sight”
- 「光(light)」を視覚(sight)に変えるように、light に“s”がついたら“見る”ことに関係する単語になる、とイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 「光(light)」を視覚(sight)に変えるように、light に“s”がついたら“見る”ことに関係する単語になる、とイメージすると覚えやすいかもしれません。
- “catch sight of” で「チラ見」
- “catch sight of” は「一瞬目に入る」というイメージが強いので、モノを視界で“キャッチ”するイメージで覚えると定着しやすいです。
You can talk to me about your problems or anything else.
You can talk to me about your problems or anything else.
解説
あなたは自分の問題や他の何でも私に話すことができます。
or anything
以下では “or anything” という表現について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、
「単にひとつの限定した物事だけではなく、他にも何か付随するものや、代わりになるものはないか」という含みを持って話をしています。カジュアルな会話で相手に配慮を示したり、自分の言葉をやわらかくするときに使います。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両者が組み合わさることで、「〜とか何でも」という広範囲を含意する表現になります。
特に否定文や疑問文で “or anything” が付け加えられると、「それ以外のものはないか」「別にそこまで深い意味じゃないけど」というニュアンスが伝えられます。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
“or anything” は主に口語表現として、否定文や疑問文で「(他に)何もないよ」「他に欲しいものない?」のようなニュアンスを柔らかく持たせるためによく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈での例文をそれぞれ3つずつ挙げます。
(例文はすべて英語 → 日本語訳の順で示します)
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマルな環境だがカジュアルにもなりうる場面)
学術的/フォーマル寄りの文脈(口頭説明の中でやわらかく使う場合など)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“or anything” と “or something” は似ていますが、前者は否定文や疑問文などで「何も欲していない/何も問題ない」と意味を和らげる印象が強く、後者は特に肯定的な文脈でよく使われます。
反意語
厳密な反意語はありませんが、強いて言うなら “definitely” や “certainly” といった完全に限定するニュアンスの語が逆側のイメージを作るかもしれません。たとえば “I’m definitely hungry” は「もしかしたら…かも」的な曖昧性を含まないので対極的といえます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “or anything” の詳細解説です。日常的にもよく登場する「ちょっとした曖昧さの余白を残す表現」として、ぜひ使い方をつかんでみてください。
...といったさまざまなこと, ...や何か, ...とかいったもの
《否定文で》...も何もなくて
In addition to studying English, she also learns French.
In addition to studying English, she also learns French.
解説
英語の勉強に加えて、彼女はフランス語も学んでいます。
in addition
1. 基本情報と概要
単語(表現): in addition
品詞: 副詞句、接続詞句(文中でつなぎ言葉として用いられます)
意味(英語)
意味(日本語)
活用形
他の品詞になった時の例
in addition
はあくまで句として使われるため、単独でほかの品詞に変化する形はありませんが、同じ語源を持つ形容詞や副詞などとして additional
(形容詞: 追加の)や additionally
(副詞: さらに)などの形があります。
難易度(CEFRレベル目安)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in addition” の詳細解説です。追加情報をスムーズに加えたい時、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使える便利なフレーズです。
その上, さらに
...に加えて, ...のほかにも《to ...》
I don't like things like that.
I don't like things like that.
解説
私はそのようなことが好きではありません。
things like that
1. 基本情報と概要
単語(表現): “things like that”
品詞: 句(名詞句的表現)
英語での意味
「そういう類のもの」 / 「そのようなものいろいろ」
日本語での意味と概要
「これこれこういうものたち」や「そういったこと全般」という感じです。
会話の中で、具体的な例を挙げた後に “things like that” とまとめることで、「他にも似たような商品・状況・話題」などをざっくり指し示すニュアンスがあります。
日常会話で「〜とかそんなの」「〜とかなんとか」を一括りに含ませたいときによく使います。
活用形
他の品詞になったときの例
CEFRレベルの目安: B1(中級)
比較的やさしい表現で、日常会話でしばしば登場します。
2. 語構成と詳細な意味
その他の関連表現・派生
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
イメージとしては、横にある箱に「いろいろ同じようなもの」をざっくり入れている感じです。頭の中で、何かの列挙をするとき最後に “things like that” と付け足すイメージを持つと、自然に使えるでしょう。
スペリングは “thing” の “g” と “like” の “k” の音がくっついて、発音されるとやや曖昧になりがちなので、確実に音を拾う練習をすると混在しにくくなります。忘れないように口に出して “THINgs LIKE THAT” とリズムで覚えてみましょう。
以上が “things like that” の詳細です。日常会話で「〜とかそんなの」とまとめる際に非常に便利なので、ぜひ使ってみてください。
そのようなこと, そういったこと
The flight was delayed due to bad weather.
The flight was delayed due to bad weather.
解説
飛行機の出発が悪天候のため遅れました。
due to
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): due to
品詞: 前置詞句 (慣用的に前置詞として扱われることもあります)
英語での意味: “because of” / “owing to” のように、理由や原因を示す表現
日本語での意味: 〜のために、〜が原因で
「due to」は主に原因や理由を表す際に使われます。例えば、「〜が理由で何かが起こった」のような状況を述べるときに頻繁に用いられます。文書やビジネス文など、少しフォーマルな場面でもよく見かける表現です。
活用形
「due to」はフレーズのため動詞のような活用変化はありませんが、後ろに名詞・名詞句が来るのが基本パターンです。
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
「due to」は、もともと形容詞 “due”(当然支払われるべき・期限がきた)に前置詞 “to” を組み合わせて「〜に起因する」という意味を作った表現とされています。
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・公的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
これらを押さえておけば、「due to」を見たり聞いたりしたときに、フォーマルにもカジュアルにも、正しく自然に使えるようになるはずです。ぜひ多くの文章で試してみてください。
《be ~ ...》〈人・物・事〉が原因で, ...のせいで, ...のために
…に支払われるべき
…する予定
I need to go to the store because I've run out of milk.
I need to go to the store because I've run out of milk.
解説
牛乳がなくなったので、お店に行かなければなりません。
run out
1. 基本情報と概要
単語: run out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
1) (of a supply) to be used up or finished.
2) to leave a place running.
意味(日本語):
1) (物資や時間などが)なくなる、切れる、使い果たす
2) 走って外へ出る
「run out」は、たとえば「時間がなくなる」「ガソリンが切れる」のように、「何かが尽きる・切れる」という場面や、「急いで(走って)外へ出る」というイメージで使われる句動詞です。日常会話で非常によく登場する表現となります。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル: B1(中級)
句動詞の中では比較的よく出てくる表現で、日常会話でも多用されるため、中級を目安としています。
2. 語構成と詳細な意味
「run out」はこれら2つが結びつき、以下のようなニュアンスで使われます。
1) 「(何かが)尽きる、なくなる」
2) 「急いで外へ出る、飛び出す」
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(例・訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「run out」の詳細な解説になります。句動詞の中でも使い勝手がよく、いろいろなシチュエーションで活躍する表現なので、ぜひ覚えて使ってみてください。
《時間・金・忍耐などが》尽きる,無くなる,使い果たす《of ...》
走って外に出る,走り出る
No wonder he failed the exam, he didn't study at all.
No wonder he failed the exam, he didn't study at all.
解説
彼が試験に落ちたのも驚くに値しない、全く勉強しなかったからだ。
no wonder
1. 基本情報と概要
単語(表現): no wonder
2. 語構成と詳細な意味
「no wonder」は直訳すると「驚くことはない」という意味で、「そんなの当たり前だ」「不思議じゃない」というニュアンスを伝えます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “no wonder” の詳細な解説です。日常会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも「~は驚きではない、当然だ」というニュアンスを伝える際に役立つ表現です。上手に使いこなして英語表現をさらに豊かにしてくださいね。
驚くに値しない, ...も不思議ではない, ...も無理はない, なるほど...なわけだ,どうりで...なわけだ, ...も当然である
I want to bring up an important topic during the meeting.
I want to bring up an important topic during the meeting.
解説
会議中に重要な話題を取り上げたいと思います。
bring up
以下では「bring up」について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味・派生
1) 話題を“持ち上げる”→「提起する、持ち出す」
2) 子どもを“育て上げる”イメージ→「育てる、しつける」
3) (俗な表現で)胃の中から“持ち上げる”→「吐く」
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
使用シーン: フォーマル/カジュアル
他動詞・自動詞の使い分け
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術の3つの文脈でそれぞれ3つずつ例文を示します。
① 日常会話
② ビジネス
③ 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “bring up” の詳細な解説です。意味や文脈、使い方をしっかり把握して、ぜひ日常会話やビジネスシーンで活用してみてください。
を持ち出す
を育てる
She completed the project on her own.
She completed the project on her own.
解説
彼女は自力でプロジェクトを完成させました。
on one's own
以下では、副詞的に用いられる句「on one’s own」をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語)
• on one’s own: by oneself, without help from others
意味(日本語)
• 自力で、独力で、誰の助けも借りずに
「on one’s own」は「自分自身で」「誰の助けも借りずに」というニュアンスを持ち、何かを独立して行う様子を表すときに使われる表現です。「私は一人でやっています」「独り立ちして生活しています」など、“自分で完結させる”“他人に頼らない”という状況を示します。
品詞と活用形
• 基本的には「副詞句(あるいは形容詞句)」として扱われます。
• 「on my own / on your own / on his own / on her own / on our own / on their own」のように、所有格(所有代名詞)が変化します。
• 他品詞への変化というよりは、所有格のみが主語に合わせて変わる点に注意します。
CEFRレベルの目安
• B1(中級): 日常会話でもよく登場し、自分の意思や状況を説明する際に学習者が頻繁に使う表現。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらがまとまって「副詞句」または「形容詞句」として機能し、「独力で」という意味を作り出します。
派生や関連フレーズ
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文(3例)
5.2 ビジネスシーンでの例文(3例)
5.3 学術的・フォーマルな文脈の例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
それぞれ「on」「one’s」「own」に強調を置く場合が多いですが、自然な会話の中では連続して発音されます。特に “wʌnz” の部分が「ワンズ」となるので、日本語話者は「ワンス」と言わないように気をつけましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、副詞句「on one’s own」の詳細な解説です。「独力で」「誰の力も借りずに」という意味を伝えたいときに、ぜひ活用してみてください。
自力で, 独力で, 単独で, 自活して
I have never seen such a beautiful sunset before.
I have never seen such a beautiful sunset before.
解説
私は今までにそのような美しい夕日を見たことがありません。
such a
「such a」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、It’s such a beautiful day!
(なんて素敵な日なんだ!)のように、驚きや感情を込めたいときに使われます。
品詞
組み合わせることで「非常に~な」「こんなにも~な」といった意味を表すフレーズになります。
活用形
他の品詞になったときの例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性(派生語・類縁語など)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
微妙なニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
他動詞/自動詞の使い分けなど
フォーマル/カジュアルなどの使用シーン
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「such a」の直接の反意語はありませんが、強調を取り除く表現としては「a(n) ~」だけにする、などがニュアンスとして近いです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「such a」の詳しい解説です。名詞を強調したいときに使いやすく、自然な英語表現の幅を広げる便利なフレーズです。ぜひ会話や文章で取り入れてみてください。
The sight of the sunset over the ocean took my breath away.
The sight of the sunset over the ocean took my breath away.
解説
海の上で夕日を見る光景に息をのんだ。
sight of
《the~》...を見ること, ...の景色, ...の光景 /《a ~》多数の... / 《at ~》...を見てすぐ / 《can't bear [stand] the ~》...が大嫌いである / 《catch [get, have] ~》...を見つける /《in ~》...が見えるところに / 《lose ~》...を見失う
1. 基本情報と概要
「sight of」は「〜を目にすること」「〜を見たときの光景」「〜を見た瞬間」のような意味合いを表すフレーズです。
英語では “the sight of (名詞/状況)” という形で使われることが多く、「◯◯を見たとき」に注目して、その視覚的・心理的な印象や反応を表します。たとえば “the sight of blood (血を見たときの光景)” や “the sight of the ocean (海を見たときの光景)” のように使います。「このような光景を目にすると、こういう感情や反応になる」というニュアンスを持ち、とても日常的によく使われる表現です。
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
フレーズ「sight of」は「◯◯を見たときの状態」や「◯◯という光景」という意味合いに特化しており、目にしたものに対する強い印象や反応を表すときに特に使われます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話、ビジネス、学術的文脈でそれぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “sight of” の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術的シーンまで幅広く使われる表現なので、ぜひこの機会に慣れてみてください。
《a ~》多数の...
《at ~》...を見てすぐ
《can't bear [stand] the ~》...が大嫌いである
《catch [get, have] ~》...を見つける
《in ~》...が見えるところに
《lose ~》...を見失う
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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