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最終更新日 :2026/06/09

bring up

IPA(発音記号)

を持ち出す / を育てる

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解説

以下では「bring up」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)

  • 英語: “bring up”
    • 主な意味:
      1) (話題などを)持ち出す、提起する、言い出す
      2) (子どもを)育てる、しつける
      3) (食べたものを)吐く(カジュアル・やや口語的)
  • 日本語: 「持ち出す」「提起する」「育てる」「吐く」などの意味を持つ句動詞です。
    日常会話では、「話に持ち出す」「子育て(子を育てる)」「吐く」の文脈でよく使われます。シチュエーションによって意味が変わるため、コンテクスト(文脈)をよく確認して使います。

品詞

  • 句動詞(phrasal verb)
    • “bring” は動詞、“up” は副詞(または前置詞句として機能する場合もあり)。
    • 英語の文法上は「他動詞 + 副詞」の形で、目的語が入るかどうかで語順が変わることがあります(例: “bring the topic up” や “bring up the topic” など)。

活用形

  • bring – brought – brought – bringing
    • “I bring up / you bring up / he brings up …”
    • “I brought up / you brought up …”
    • “I am bringing up / he is bringing up …”

他の品詞形

  • “bring” 自体は動詞ですが、“bring out” “bring in” など、別の句動詞としても多くの派生形があります。
  • “bring” を名詞化した形はありません。(“bringing” は動名詞としては使えますが、独立の名詞としてはあまり使われません。)

CEFRレベルの目安

  • B1(中級)レベル
    • 日常会話でよく使われるため、中級程度でよく身につけたい表現です。

2. 語構成と詳細な意味

語構成

  • bring (動詞) + up (副詞)
    • bring:もともと「持ってくる」「連れてくる」という意味の動詞
    • up:上へ・上に向かって、持ち上げるイメージ

詳細な意味・派生

1) 話題を“持ち上げる”→「提起する、持ち出す」

2) 子どもを“育て上げる”イメージ→「育てる、しつける」

3) (俗な表現で)胃の中から“持ち上げる”→「吐く」

コロケーション・関連フレーズ(10個)

  1. bring up a topic → 話題を持ち出す
  2. bring up the subject → その話題を取り上げる
  3. bring up children → 子どもを育てる
  4. bring up an issue → 問題を提起する
  5. bring up in conversation → 会話の中で持ち出す
  6. be brought up by someone → (人)に育てられる
  7. bring up concerns → 懸念を伝える
  8. bring up questions → 疑問を提起する
  9. bring up for discussion → 討議のために取り上げる
  10. brought up to respect others → 他者を尊重するよう育てられた

3. 語源とニュアンス

語源

  • “bring” は古英語の “bringan” に遡り、「運ぶ」「もたらす」を意味していました。
  • “up” は上方向、または強調のニュアンスを持ち、「持ち上げる」「上まで引き上げる」という感覚です。
  • そこから、人を「大人にまで成長させる(上へ引き上げる)」という意味から「育てる」、話題を「会話に引き上げる」→「提起する」と使われるようになりました。

ニュアンス・使用上の注意

  • カジュアル(口語)・フォーマルどちらでも使われるが、子育てを指すときはどちらかといえばカジュアル寄り。
  • 「提起する」という意味でビジネスでも使われるが、文書では “raise” や “mention” を使うことも多い。
  • 口語で「吐く」という意味にも使われるが、やや直接的なので注意が必要。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文

  • “bring + [名詞] + up”
  • “bring up + [名詞]”
    • どちらも意味は同じですが、目的語が短い場合は “bring up the topic” のように続ける傾向があり、目的語が長い場合は “bring the topic about the new project up” のように分割されることもあります。

イディオム

  • “bring someone up short” → 相手をハッとさせる、不意打ちのように止める
  • “bring up the rear” → (隊列や列の) 最後尾を進む

使用シーン: フォーマル/カジュアル

  • 「提起する」意味での “bring up” は会議やメールなど幅広い状況で使える。
  • 「子どもを育てる」意味での “bring up” はややカジュアル寄りで、フォーマルには “raise” を使うことが多い。
  • 「吐く」の意味は口語表現でフォーマルな場面には不向き。

他動詞・自動詞の使い分け

  • 他動詞として目的語をとります。“bring up + 目的語”
  • 自動詞的にも文脈がはっきりしていれば使えますが、通例は他動詞として扱われるケースが多いです。

5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術の3つの文脈でそれぞれ3つずつ例文を示します。

① 日常会話

  1. “I don’t want to bring up my ex-boyfriend in this talk.”
    • (この話で元カレの話は持ち出したくないんだ。)
  2. “I was brought up in a small town by my grandparents.”
    • (私は祖父母に、小さな町で育てられました。)
  3. “Don’t bring up that embarrassing story again, please!”
    • (あの恥ずかしい話、もう持ち出さないでよ!)

② ビジネス

  1. “Could you bring up the sales report in our next meeting?”
    • (次のミーティングで売上報告書について提起してもらえますか?)
  2. “I will bring up the budget issues with the finance department.”
    • (財務部門と予算の問題を話し合いたいと思います。)
  3. “We should bring up our concerns about the new policy.”
    • (新しい方針についての懸念を提起するべきです。)

③ 学術的な文脈

  1. “The professor brought up the concept of ‘cognitive dissonance’ in the lecture.”
    • (教授は講義で「認知的不協和」の概念を取り上げました。)
  2. “When discussing historical events, it’s crucial to bring up various perspectives.”
    • (歴史的出来事を議論する際には、様々な観点を提示することが重要です。)
  3. “She brought up a fascinating hypothesis regarding climate change.”
    • (彼女は気候変動に関して興味深い仮説を持ち出しました。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)

  1. raise(提起する/育てる)
    • 例: “raise a topic” / “raise children”
    • “bring up” より少しフォーマル。
  2. mention(言及する)
    • 例: “mention the issue”
    • “bring up” ほど「強く提起する」ニュアンスはない。
  3. introduce(導入する、紹介する)
    • 例: “introduce a new idea”
    • 「新しいアイデアを導入する」ニュアンス。
  4. rear(子どもや動物を育てる)
    • 例: “to rear children”
    • ややフォーマルまたは専門的な語感。

反意語(Antonyms)

  • “omit” (省略する、触れない)
    • 例: “omit the topic” → (話題を省略する)
  • “neglect” (育てない、放置する)→ 子育ての文脈での反意に相当。

7. 発音とアクセントの特徴

  • 発音記号 (IPA): /brɪŋ ʌp/
  • アクセント: “BRING up” のように “bring” に強勢がきやすい。
  • アメリカ英語とイギリス英語ともに基本的に同じ発音。
  • “bring” の “r” をしっかり発音する点が、英語学習者には少し難しい場合あり。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • スペルミス: bring や brought のスペルに注意。「brought」は “b-r-o-u-g-h-t” と “gh” を落としがち。
  • 同音異義語との混同はあまりありませんが、 “bring” と “take” の混同は多い。
    • “bring” は「(相手のいる場所に) 持ってくる」、 “take” は「(相手の場所から) 持っていく」。
  • 「提起する」と「育てる」の全く異なる文脈で使われるため、誤解されないようコンテクストを大事にする。
  • TOEICなどでも「会議で話題を提起する」という文脈や、「誤答選択肢として ‘bring up children’ を育てる意味でなく混同する」といった問題が出題されることがあるので注意。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • “bring up” は「下のものを上に持ち上げる」イメージ。 → 子どもを大人に、あるいは話題を会話に持ち上げる。
  • “子どもを育てる” と “話題を持ち出す” は、どちらも「下から上へ引き上げる」という概念で関連づけると覚えやすい。
  • “bring up” = “bring (pull) up” と視覚化してみると記憶しやすい。
  • 発音のポイントは “br-” で唇をしっかり閉じて息を出すこと。最後の “-ng” は鼻音で終わる。

以上が “bring up” の詳細な解説です。意味や文脈、使い方をしっかり把握して、ぜひ日常会話やビジネスシーンで活用してみてください。

意味のイメージ
bring up
意味(1)

を持ち出す

意味(2)

を育てる

復習用の問題

を持ち出す / を育てる

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英語 - 日本語

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