things like that
1. 基本情報と概要
単語(表現): “things like that”
品詞: 句(名詞句的表現)
英語での意味
「そういう類のもの」 / 「そのようなものいろいろ」
日本語での意味と概要
「これこれこういうものたち」や「そういったこと全般」という感じです。
会話の中で、具体的な例を挙げた後に “things like that” とまとめることで、「他にも似たような商品・状況・話題」などをざっくり指し示すニュアンスがあります。
日常会話で「〜とかそんなの」「〜とかなんとか」を一括りに含ませたいときによく使います。
活用形
- この表現自体は定型句なので、動詞のように活用はしません。
- 中心となる名詞 “thing” は、単数形 thing、複数形 things という変化があります。
- “things like that” のほかに “stuff like that” や “stuff like this” という言い回しもあります。
他の品詞になったときの例
- “thing” が形容詞として使われることは基本的にありませんが、 “thingy” のように口語で「何かよくわからないもの」を指す言い方はあります(ただし正式な語ではなく俗語)。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
比較的やさしい表現で、日常会話でしばしば登場します。
2. 語構成と詳細な意味
- things: 「もの」や「こと」を表す名詞(複数形)。
- like: ここでは「〜のような」という前置詞的な用法。
- that: 「それ」「そういうもの」を指す指示代名詞。
その他の関連表現・派生
- “stuff like that”:「そういうもの(こと)」
- “that kind of thing”:「ああいう種類のもの」
- “similar things”:「似たようなもの」
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- “I don’t like things like that.”(そういうものは好きじゃない)
- “Have you seen things like that before?”(そういうの見たことある?)
- “We usually talk about sports, music, and things like that.”(普段はスポーツや音楽、そういう話をします)
- “People often forget things like that.”(人はそういうことをよく忘れがちだ)
- “Don’t worry about things like that.”(そんなことは気にしないで)
- “I’m interested in science, technology, and things like that.”(科学やテクノロジー、そんな分野に興味がある)
- “I never expected things like that to happen.”(そんなことが起こるなんて思わなかった)
- “We need to prepare for things like that.”(そういったことに備える必要がある)
- “She collects stamps, coins, and things like that.”(彼女は切手やコイン、そんなものを集めている)
- “You might see things like that in big cities.”(大都市ではそういったものを目にすることがあるかもしれない)
3. 語源とニュアンス
- 語源: “thing” は古英語 “þing”(議会や集会も含む広い意味)に由来し、物事全般を指す単語として発展してきました。“like” は古英語の “līc”(形・種類)に遡り、現在は「〜のような」を指す接続詞・前置詞として定着しています。“that” は指示代名詞として古英語の “þæt” に由来し、遠称を指す際に使われます。
- ニュアンス: 日常的かつ口語的で、あまりフォーマルな場では使われません。会話ベースで「その他諸々をひっくるめて」指す時にぴったりです。ざっくりまとめたいときに多用される親しみやすい表現です。
4. 文法的な特徴と構文
- 用法: まとめ表現として文末や文中で用いることが多い。
例: “I like watching movies, playing games, and things like that.” - カジュアル/フォーマル: 圧倒的にカジュアル寄りの表現。ビジネス文書やフォーマルなレターなどでは “and similar items” や “and so forth” など別の表現が好まれます。
- 可算・不可算: “thing” は可算名詞ですが、“things” と複数形で使うのが一般的です。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I love painting, drawing, and things like that.”
(絵を描いたり、スケッチしたり、そういったことが大好きです。) - “He always talks about money, fame, and things like that.”
(彼はいつもお金とか名声とか、そういう話ばかりしてる。) - “Could you pick up some paper towels, napkins, and things like that?”
(ペーパータオルとかナプキンとか、そういうの買ってきてくれる?)
ビジネスシーンでの例文
- “We provide reports, data analyses, and things like that to our clients.”
(当社は顧客にレポートやデータ分析など、そういったサービスを提供しています。) - “He handles scheduling, budget management, and things like that.”
(彼は日程管理や予算管理など、その類の業務を担当しています。) - “We’re discussing marketing strategies, customer engagement, and things like that.”
(マーケティング戦略や顧客とのやり取りなど、そういったことを議論しています。)
学術的な文脈での例文
- “In this study, we examined various psychological responses, social factors, and things like that.”
(本研究では、さまざまな心理的反応や社会的要因などを検証しました。) - “The experiment focuses on temperature changes, chemical reactions, and things like that.”
(その実験は、温度変化や化学反応などを中心に扱っています。) - “We need to consider historical context, cultural influences, and things like that when analyzing the data.”
(データを分析する際は、歴史的背景や文化的影響など、そういった要素を考慮する必要があります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “stuff like that”
- 日本語: 「そんなもの」「そういうこと」
- より口語的で砕けています。
- “that kind of thing” / “those kinds of things”
- 日本語: 「ああいう種類のもの」「ああいうこと」
- ややフォーマル度が上がる場合も。
- “and so on” / “and so forth”
- 日本語: 「などなど」
- 曖昧に列挙を終わらせる表現。フォーマルでも使いやすい。
- “stuff like that”
反意語
“things like that” 自体が「他にもいろいろ」という意味なので、明確な反意語はありません。強いて挙げるなら「そんなものではない(something completely different)」というような全否定が反対概念になります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
/ˈθɪŋz laɪk ðæt/ (アメリカ英語・イギリス英語とも大きくは変わりません)強勢(アクセント):
“things” と “that” にやや強めのアクセントが置かれやすいです。- “THINgs LIKE THAT” のように “things” と “that” を少し強調しがち。
よくある発音の間違い:
- “things” の語頭の /θ/(舌を歯の間に添える無声歯摩擦音)が “s” や “z” のようになりやすい。
- “that” の /ð/(有声歯摩擦音)を “d” として発音してしまう。
- “things” の語頭の /θ/(舌を歯の間に添える無声歯摩擦音)が “s” や “z” のようになりやすい。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “thing” を “think” と書いてしまうミス。
- 似た表現の混同: “things like that” と “things like this” を区別せず混ぜて使う場合があるが、実際には「今目の前にある場合」は “this”、「離れたものや既に話題に出たもの」は “that” のイメージがある。
- 試験対策: TOEIC や英検などではあまり直接問われませんが、リスニングや文法穴埋め問題での「口語的表現」として登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
イメージとしては、横にある箱に「いろいろ同じようなもの」をざっくり入れている感じです。頭の中で、何かの列挙をするとき最後に “things like that” と付け足すイメージを持つと、自然に使えるでしょう。
スペリングは “thing” の “g” と “like” の “k” の音がくっついて、発音されるとやや曖昧になりがちなので、確実に音を拾う練習をすると混在しにくくなります。忘れないように口に出して “THINgs LIKE THAT” とリズムで覚えてみましょう。
以上が “things like that” の詳細です。日常会話で「〜とかそんなの」とまとめる際に非常に便利なので、ぜひ使ってみてください。

そのようなこと, そういったこと
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