和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1) - 未解答
日本語の意味から正しい英単語を選ぶ問題です。会話力、ライティング能力の向上に役立ちます。
- 原形: deserve
- 現在形: deserves (主語が三人称単数のとき)
- 過去形: deserved
- 過去分詞: deserved
- 現在分詞 / 動名詞: deserving
- 形容詞: deserving (「値する」「ふさわしい」という意味の形容詞。例: a deserving cause「支援に値する大義」)
- 名詞形はありませんが、
deserving
が名詞的にも使われる場合があります (例: the deserving「相応しい人々」など)。 - B2(中上級)
・「自分の意見をある程度複雑な内容で表現できるレベル」・「ニュースや学術的な文献を理解する素地があるレベル」で習得されやすい単語です。 - 語源的には、ラテン語の “dēservīre” (de- + servīre) に由来します。
- “de-” : 「完全に」「徹底的に」を表す接頭語
- “servire” : 「仕える」「奉仕する」
- “de-” : 「完全に」「徹底的に」を表す接頭語
- deserving (形容詞または名詞的用法)
- undeserved (形容詞: 「不当に得た」「受ける価値がない」)
- deserve attention(注目に値する)
- deserve respect(尊敬に値する)
- deserve praise(称賛を受けるに値する)
- deserve recognition(認知・評価に値する)
- deserve credit(評価・称賛に値する)
- deserve a chance(チャンスを得るに値する)
- deserve punishment(罰を受けるに値する)
- deserve better(より良い扱いを受けるに値する)
- deserve an explanation(説明を受けるに値する)
- deserve reward(報酬を受けるに値する)
- ある行為や状況が「当然の結果として福利や不利益を受けるに値する」と伝える際に用いられます。
- 「努力・報い」という文脈でポジティブにもネガティブにも使われます(たとえば “deserve punishment” は「罰に値する」)。
- 口語・文章どちらでも使われますが、フォーマルな文章でも頻繁に見られます。
- 他動詞として目的語を取る:
例) “He deserves praise.”(彼は称賛に値する) - “deserve + to + 動詞の原形”:
例) “You deserve to be happy.”(あなたは幸せになるに値する) - What have I done to deserve this?
「こんな目に遭うなんて、いったい何をしたのだろう?」 - フォーマル/カジュアルどちらでも使えますが、フォーマル寄りの文書でも違和感なく使われる単語です。
- 基本的には他動詞です。目的語(名詞または「to不定詞」)がほぼ常に必要となります。
“I’ve been working all day. I deserve a break!”
(一日中働いてたんだ。休憩するに値するよね!)“You studied so hard; you definitely deserve a vacation.”
(すごく頑張って勉強したから、休暇を取るのも当然だよ。)“He apologized sincerely, but does he really deserve your trust?”
(彼は真剣に謝ったけど、本当に信用するに値するかな?)“Our team put in extra hours, so we deserve recognition for our efforts.”
(私たちのチームは残業してがんばったので、その努力は正当に評価されるべきです。)“You deserve a promotion after consistently meeting your targets.”
(継続的に目標を達成してきたのだから、昇進に値しますよ。)“Clients deserve to be treated with respect and transparency.”
(顧客は敬意と透明性を持って対応されるに値します。)“Her groundbreaking research deserves further investigation.”
(彼女の画期的な研究は、さらに調査される価値がある。)“The study’s findings deserve serious consideration by the scientific community.”
(その研究の発見は、科学界で真剣に検討されるべきだ。)“This complex topic deserves a thorough review of previous literature.”
(この複雑なテーマは、先行研究を徹底的にレビューする価値がある。)merit(~に値する、価値がある)
・“merit” は「功績があるために値する」という文脈。やや硬い語感。
例: “His contributions merit further attention.”be worthy of(~に値する)
・“deserve” よりも少しフォーマルで重々しい印象。
例: “This matter is worthy of our time.”earn(稼ぐ・(努力によって)得る)
・「努力を重ねた結果として得る」というニュアンスが強い。
例: “She earned a promotion through hard work.”be entitled to(~の資格がある)
・「権利」として正式に得られるニュアンスがある。
例: “They are entitled to receive compensation.”- not deserve(値しない) / be unworthy of(価値がない)
- lack the right to(その資格がない)
- イギリス英語 (UK): /dɪˈzɜːv/
- アメリカ英語 (US): /dɪˈzɝːv/
- 第2音節の “-serve” の部分にアクセントがあります (“dee-ZURV” のように発音)。
- “de-” の部分を「デ」ではなく「ディ」と発音するのが一般的です。
- “-serve” は「サーブ」ではなく、「ザー(ズァ)-ヴ」のように発音します。
- スペルミス: “desserve” と綴ってしまうミスが多いので注意
- 類似単語との混同: “reserve” (予約する/蓄え)、“preserve” (保存する)、“observe” (観察する) はつづりが似ていますが意味は異なります。
- TOEICや英検などの試験では「努力や結果に基づく評価」を問う文脈で登場しやすい単語です。文章中で論理関係を問われる問題でも使われることがあります。
- 「仕える (serve) → 報いを受けるに値する (deserve)」とイメージすると覚えやすい。
- 接頭語 “de-” に「完全に・徹底的に」という意味があるので、「完全に仕えるほど頑張った → それに値する」という流れで意味を思い出すとよいでしょう。
- “deserve” を発音するときは、最初の “de-” と “-serve” にアクセントを置いてリズムをつかむとスムーズにマスターできます。
- 形容詞: second (2番目の)
- 名詞: second (秒/第二のもの・人)
- 動詞: to second (提案を「支持する」や「助ける」の意味)
- A2(初級)
“second” は順位を表す数字の言い方と同様に、早めに学習する機会が多い単語です。プレゼンや論述の流れを示すときによく使われるため、A2レベルとして把握しておくとよいでしょう。 - 語幹: “second”
- ラテン語の “secundus” (「後に続く」「第二番目の」の意)に由来するとされています。
- ラテン語の “secundus” (「後に続く」「第二番目の」の意)に由来するとされています。
- 接頭語や接尾語は特に付いていません。
- First and second
「第一と第二」 - Second only to
「~に次いで二番目に」 - Second thought(s)
「再考、ためらい」 - Second to none
「誰にも劣らない、一番である」 - Coming in second
「二番目に来る/二位になる」 - Second attempt
「二度目の試み」 - Second round
「第二ラウンド、二回戦」 - Second phase
「第二段階」 - Second place
「二位、第二の位置」 - Second position
「第二のポジション(順位)」 - 語源: ラテン語 “secundus” → 古フランス語 “second” → 中英語 “secunde” を経て現代の “second” に至りました。
- 歴史的背景: 時間の最小単位としての “second (秒)” が定着したのは後の時代ですが、順位を表す “secundus” の意味はラテン語時代からあります。
- ニュアンス:
- “second” を副詞で使う場合は、「最初に(first)なにかを挙げて、その次に(second)これを挙げる」という形で、主に文章やスピーチで使われるパターンです。
- カジュアルでもフォーマルでも通用しますが、プレゼン・ビジネス文書ではより頻度が高い表現です。話し言葉でも問題なく使われます。
- “second” を副詞で使う場合は、「最初に(first)なにかを挙げて、その次に(second)これを挙げる」という形で、主に文章やスピーチで使われるパターンです。
- 副詞“second”
- 位置は主に文頭やセミコロンの後、リスト化した文章で使われることが多い
- 例: “Second, we should consider other options.”
- 位置は主に文頭やセミコロンの後、リスト化した文章で使われることが多い
- 形容詞“second”
- 「第二の」「2番目の」を意味する。可算名詞の前などで使われる。
- 「第二の」「2番目の」を意味する。可算名詞の前などで使われる。
- 名詞“second”
- 「秒」や「二位」「第二の人/もの」を指す。可算名詞で使える場合が多い。
- 「秒」や「二位」「第二の人/もの」を指す。可算名詞で使える場合が多い。
- 動詞“to second”
- 「人の意見に賛成する」「提案を支持する」の意味。
- 例: “I second the motion.” (議事進行などで使われる)
- 「人の意見に賛成する」「提案を支持する」の意味。
“First, let’s grab some coffee. Second, we can head to the bookstore.”
→「まずコーヒーを買って、その次に本屋に行こう。」“First, I’ll finish my homework. Second, I’ll join you for the movie.”
→「まず宿題を終わらせて、それから映画に合流するよ。」“First, you should rest. Second, you should see a doctor if it gets worse.”
→「まずは休むべきだよ。それで、もし悪化するようだったらお医者さんに行った方がいいよ。」“First, we need to analyze last quarter’s sales data. Second, we need to establish new targets.”
→「まず前四半期の売上データを分析し、次に新たな目標を設定する必要があります。」“First, I want to welcome our new team members. Second, let’s outline today’s agenda.”
→「まず、新しいチームメンバーを歓迎したいと思います。次に、本日のアジェンダをお伝えします。」“First, the budget needs approval. Second, we will proceed with the marketing campaign.”
→「予算承認が第一です。それに続いて、マーケティングキャンペーンを開始します。」“First, the hypothesis must be clearly stated. Second, the methodology should be outlined.”
→「まず仮説を明確に述べる必要があります。その次に、研究方法を概説する必要があります。」“First, we review previous studies. Second, we conduct our own experiments for validation.”
→「まず先行研究を調査します。その次に、検証のために独自の実験を行います。」“First, the data is gathered from reliable sources. Second, the analysis is performed using statistical software.”
→「まず信頼できる情報源からデータを収集します。次に統計ソフトウェアを使用して分析を行います。」Next (次に)
- 副詞 “next” は「次に○○を行う」と続けるときに使えます。ただし “second” は「2番目」と明確に順番を示すのに対し、“next” は単に「次の行動」を示すにすぎません。
Then (それから)
- よりカジュアルで、文のつながりとして使われることが多いです。“second” は “first” と対比される明確な「順番」を示す点で異なります。
Secondly (第二に)
- 実質的に「意味」は “second” の副詞用法とほぼ同じですが、演説や作文では “firstly … secondly … thirdly …” の形が多用されます。
- “second” よりもややフォーマルまたは文語的なニュアンスが強いです。
- 実質的に「意味」は “second” の副詞用法とほぼ同じですが、演説や作文では “firstly … secondly … thirdly …” の形が多用されます。
- 発音記号(IPA): /ˈsek.ənd/
- アメリカ英語・イギリス英語ともにおおむね同じ発音になります。
- アメリカ英語・イギリス英語ともにおおむね同じ発音になります。
- 強勢(アクセント): 第1音節“sec”に強勢があります。
- よくある発音の間違い:
- “second” の “-ond” の部分を「アンド」と発音しすぎたり、「セカンドゥ」と語尾を強調しすぎるケース。
- アクセントはあくまでも “SEC-ond” です。
- “second” の “-ond” の部分を「アンド」と発音しすぎたり、「セカンドゥ」と語尾を強調しすぎるケース。
- スペルミス: “secound” や “secod” などの誤りが起きやすい。
- 混同: “secondly” と “second” の使い分けに注意。
- 文頭でリスト形式に書く場合、どちらでも正しいが、フォーマルな文面では “secondly” が好まれる場合もある。
- 文頭でリスト形式に書く場合、どちらでも正しいが、フォーマルな文面では “secondly” が好まれる場合もある。
- 試験対策: TOEIC・英検などで段落やプレゼン構成を述べる問題に頻出。「上から順に物事をならべる」設問で使われることが多いです。
- 特に“I second” (賛成する) として動詞で出されると混乱する可能性があるため、文脈で判断する必要があります。
- 「順番の2番目」というイメージをしっかり持ち、人に説明するときの道しるべワードとして覚えると定着しやすいです。
- “first … second … third …” はスピーチや作文でもよく使うテンプレート表現、と覚えておきましょう。
- 動詞の “to second” (「支持する」「後押しする」) が別にあると認識し、混同しないように注意しましょう。
- 英語の意味: The study of chemical processes and substances that occur within living organisms.
- 日本語の意味: 生体内で起こる化学反応や物質の変化を研究する学問分野。
「生物学 (biology) と 化学 (chemistry) が組み合わさった領域で、生命現象を化学的に解明するための学問です。医療や薬学、食品科学など、幅広い分野で応用されます。」 - B2 (中上級): 一般的な学術用語として、専門的な分野を扱う際に必要とされる場合が多い。
- biochemistry: 名詞(不可算)
- biochemical: 形容詞(例: biochemical processes … 生化学的過程)
- biochemist: 名詞(生化学者)
- bio-: 「生命」「生物」を意味する接頭語(ギリシャ語由来
bios
)。 - chemistry: 「化学」を意味する語。
- biology(生物学)
- chemistry(化学)
- biomedical(生物医学の)
- biochemical reaction(生化学反応)
- biochemical process(生化学過程)
- molecular biochemistry(分子生化学)
- clinical biochemistry(臨床生化学)
- biochemistry lab(生化学実験室)
- principles of biochemistry(生化学の原理)
- biochemistry textbook(生化学の教科書)
- advances in biochemistry(生化学の進歩)
- protein biochemistry(タンパク質生化学)
- experimental biochemistry(実験生化学)
- 「bio- (ギリシャ語で“生命”)」+「chemistry (化学)」によって生まれた造語。
- 19世紀末から20世紀初頭にかけて生まれ、生命現象を化学の観点から解析するという学問領域として確立されました。
- 専門用語であり、多くの場合は科学や医療など、学術的・専門的文脈で使われることが多いです。日常会話で言及される際は、大学や研究室での話題に関連して使われる場合がほとんどです。
- カジュアルな場面ではあまり使われず、フォーマル・学術的な場面で多用されます。
- 名詞 (不可算): 個々の生化学的現象を指すときでも「biochemistry」を単数形で使います。
- フォーマルな文脈で、学術論文やレポート、記事などで使用される頻度が高いです。
- “Biochemistry is essential for understanding metabolic processes.”
(生化学は代謝過程を理解する上で不可欠である。) - “I am studying biochemistry at university.”
(私は大学で生化学を専攻しています。) “I heard you’re taking a biochemistry course this semester. How is it going?”
(今学期、生化学の授業を取っているんだって? どんな感じ?)“My friend is really into biochemistry. She always talks about how enzymes work.”
(友達が生化学にハマっていて、酵素の働きについていつも話してるんだ。)“I’m thinking of switching my major to biochemistry because I find it fascinating.”
(生化学が面白いから、専攻を変えようか考えているんだ。)“Our company invests heavily in research related to biochemistry for new drug development.”
(当社は新薬開発のために、生化学関連の研究に多額の投資を行っています。)“We collaborate with leading biochemistry labs to improve the quality of our products.”
(当社は最先端の生化学研究室と連携して、製品の品質向上に取り組んでいます。)“A strong background in biochemistry helps when analyzing complex food processing methods.”
(複雑な食品加工法を分析するには、生化学のしっかりした知識が役立ちます。)“Recent advances in biochemistry have shed new light on the pathophysiology of Alzheimer’s disease.”
(近年の生化学の進歩により、アルツハイマー病の病態生理に新たな光が当てられた。)“Her doctoral thesis focuses on the structural biochemistry of viral proteins.”
(彼女の博士論文はウイルスタンパク質の構造生化学に焦点を当てている。)“Biochemistry provides the foundation for understanding complex biological pathways at the molecular level.”
(生化学は、分子レベルで複雑な生物学的経路を理解するための基盤となる。)molecular biology(分子生物学)
- 生物学的現象を分子レベルで研究する学問。遺伝子やDNA、RNAの働きに焦点を当てることが多い。
- 「biochemistry」はより化学的な反応や物質面に注目し、「molecular biology」はより遺伝子や分子機構に注目する傾向があります。
- 生物学的現象を分子レベルで研究する学問。遺伝子やDNA、RNAの働きに焦点を当てることが多い。
chemical biology(ケミカルバイオロジー)
- 生物学を化学的ツールや手法で解析しようとする学問領域。
- 「biochemistry」が生理的なプロセスの解明を主眼とするのに対し、「chemical biology」は化学の視点から生命を探求する、少し異なるアプローチを含むことが多い。
- 生物学を化学的ツールや手法で解析しようとする学問領域。
pharmacology(薬理学)
- 薬の作用メカニズムを中心に、化学と生物学の観点で研究する学問。
- 「biochemistry」とは重なる領域もありますが、こちらは薬効や副作用などの研究に焦点を当てます。
- 薬の作用メカニズムを中心に、化学と生物学の観点で研究する学問。
- 専門的な反対語は存在しませんが、一般的には「non-science (非科学)」や「pure biology(純粋生物学)」などの広義の領域とは対照的に使われることがあります。
発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˌbaɪ.oʊˈkɛm.ɪstri/
- 「バイオゥケミストゥリー」のように発音。
- 第3音節
chem
にアクセント。 - イギリス英語: /ˌbaɪ.əʊˈkem.ɪstri/
- 「バイオゥケミストリィ」に近い発音。
- 同様に “chem” の部分に強勢を置く。
- アメリカ英語: /ˌbaɪ.oʊˈkɛm.ɪstri/
よくある発音の間違い
- /ˌbioʊ/ ではなく /ˌbaɪ.oʊ/ のように「バイオ」と発音する点に注意。
- スペルミス: “biochemistry” の途中を “biochmistry” のように抜かしてしまう、または “bio-chemistly” などに誤記しやすい。
- 同音異義語との混同: 特にはありませんが、”bio” と付く単語が多いので混同しやすい場合があります(biology、biography など)。
- 試験対策
- TOEICや英検など、一般英語試験ではそれほど多くは出題されませんが、専門科目としての試験(大学入試・学術試験)や学会発表などでは必須単語。専門分野に進む方にとっては頻出語です。
- “bio” = 生命 + “chemistry” = 化学、というイメージで、生命の“化学反応”を学問として扱う、というストーリーが分かりやすいです。
- スペリングは “bio + chemistry” をしっかり結びつけて覚えると書き間違いが減ります。
- 「バイオケミストリー」と音読して、頭の中で “bio” と “chemistry” を分けて発音・書き取りすると定着しやすくなります。
- 品詞: 名詞 (countable / uncountable 両方で使用されることがあります)
活用形:
- 単数形: disability
- 複数形: disabilities
- 単数形: disability
関連する他の品詞の例:
- 動詞: disable(~を無力化する、機能しないようにする)
- 形容詞: disabled(障害のある、機能しないなど)
- 名詞: disabling(障害をもたらすこと/状態;形容詞的用法もあり)
- 動詞: disable(~を無力化する、機能しないようにする)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
障害を表現する場面や法律系の文章など、ややフォーマルな文脈で登場することが多いため、中上級レベルの語彙とされています。- 接頭語「dis-」: 「否定」「反対」「取り除く」のニュアンスを持ちます。
- 語幹「ability」: 「能力」を意味します。
よって、「dis-」 + 「ability」で「能力がない状態」、つまり「障害」という意味になります。 - physical disability(身体障害)
- mental disability(精神障害)
- learning disability(学習障害)
- disability support(障害に対するサポート)
- disability benefits(障害手当)
- disability rights(障害者の権利)
- people with disabilities(障害のある人々)
- disability awareness(障害に対する意識)
- disability discrimination(障害差別)
- disability accommodations(障害に対する配慮/設備)
語源:
「dis-」(否定・逆) + 「ability」(能力) から成り、古フランス語や中英語を経由して現代英語に定着しました。もともとは「能力がない状態」をシンプルに示す語でしたが、現代では身体的・精神的状態や社会的側面も含めた幅広い意味を持ちます。ニュアンスと使用時の注意点:
- 「disability」は、ある特定の機能的制限を指すだけでなく、その制限を周囲がどのように支援や配慮をするかを含めて考えられることが多いです。
- 近年では「people with disabilities」のように、人を主体に置いた言い方が推奨される傾向があります。
- 文脈によってはフォーマルな響きがあり、レポートや法律文書などにもよく登場します。日常会話でも「disability」は抵抗なく使われますが、配慮のある言葉選びが重要です。
- 「disability」は、ある特定の機能的制限を指すだけでなく、その制限を周囲がどのように支援や配慮をするかを含めて考えられることが多いです。
名詞としての可算・不可算:
- 可算名詞: 「様々な種類の障害」という意味で複数形(disabilities)を取ることがあります。
- 不可算名詞: 総称として「障害」という概念をまとめて扱うときに使われます。
- 可算名詞: 「様々な種類の障害」という意味で複数形(disabilities)を取ることがあります。
一般的な構文例:
- “He has a learning disability.” (彼は学習障害を抱えている。)
- “Their disability benefits were approved.” (彼らの障害手当が承認された。)
- “He has a learning disability.” (彼は学習障害を抱えている。)
フォーマル/カジュアルの使い分け:
- フォーマル: 政府文書、法律、学術論文などで広く使われる。
- カジュアル: 日常会話でも使うが、人への配慮を含めた言い回しが求められる。
- フォーマル: 政府文書、法律、学術論文などで広く使われる。
“My friend has a physical disability, so we make sure the restaurant is wheelchair-accessible.”
(私の友人は身体障害があるので、車椅子で入れるレストランを選ぶようにしているよ。)“I’m learning a lot about disabilities from volunteering at the local community center.”
(地域のコミュニティセンターでボランティアをして、障害について色々学んでいるんだ。)“He doesn’t want his disability to define who he is.”
(彼は、自分を障害だけで決めつけられたくないと思っている。)“Our company provides training on disability awareness for all employees.”
(当社では、全従業員に障害に対する意識向上の研修を行っています。)“The HR department handles all disability accommodation requests.”
(人事部がすべての障害に関する配慮や設備の要望を受け付けています。)“We must comply with disability regulations to ensure an inclusive workplace.”
(包括的な職場を目指すために、障害に関する規制を遵守しなければなりません。)“Recent studies on disability have emphasized the social model of inclusion.”
(障害に関する近年の研究は、社会的包摂のモデルを強調している。)“The conference addressed the intersection of disability and technology.”
(その学会では、障害とテクノロジーの交差する課題について取り上げられた。)“Her thesis focuses on disability policy reform in higher education.”
(彼女の論文は、高等教育における障害者政策改革に焦点を当てている。)類義語:
- impairment(損傷・機能障害)
- 身体の特定の器官や精神機能の「損傷・低下」を強調する語。
- handicap(ハンディキャップ)
- 古くから使われてきた言葉だが、近年ではあまり推奨されない場合もある。
- 古くから使われてきた言葉だが、近年ではあまり推奨されない場合もある。
- limitation(制限)
- 必ずしも「障害」に限らず、制限一般を示す場合に使われる。
- impairment(損傷・機能障害)
反意語:
- ability(能力)
- 「障害がある状態」と対比して「能力がある状態」を表す。
- ability(能力)
- IPA発音記号: /ˌdɪs.əˈbɪl.ə.ti/
- アクセント: 第3音節「-bil-」に強勢を置きます。
- 「ディス・ア・ビ“ル”・ィ・ティ」のように、「bil」の部分を強調します。
- 「ディス・ア・ビ“ル”・ィ・ティ」のように、「bil」の部分を強調します。
- アメリカ英語/イギリス英語: アクセント位置は同じですが、母音の発音が若干異なる場合があります。
- よくある間違い: “disabilty” とつづりを誤り、l と i の順番が入れ替わってしまうミスが起こりやすいです。
- スペルミス: 「disability」の「l」と「i」の位置を入れ替えてしまう間違いに注意。
inability
との混同: 「inability」は「(何かが)できないこと」を示す一般的な「無能力」であり、「障害」という意味とは異なります。- TOEICや英検など: ビジネス文脈や社会的課題を扱う文章で出題されることがあり、設問の内容から「障害を対象とした企業方針」などを読み取る問題が出題される可能性があります。
dis + ability
で「反対の、否定の + 能力」と覚えると意味がわかりやすい。- 「ディスは否定」のイメージを持っておくのがポイント。
- 実際には「何もできない」わけではなく、何らかの機能が十分に働きづらい状態を指すことが多いので、“people with disabilities”のように「人」を主体に置いた表現を意識すると理解が深まります。
- 覚える際は「disable」「able」「able-bodied(健常者)」など関連単語とセットで押さえておくとスムーズです。
- 品詞: 名詞 (countable noun)
- 複数形: notice boards
- CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 日常で目にするものなので、比較的早い段階で習得しておくと便利です。
- notice (noun): 「掲示、お知らせ」
- to notice (verb): 「気づく、注目する」
- board (noun): 「板」
- to board (verb): 「(飛行機・船・バスなどに)乗り込む」「下宿する」など
- notice
- 「お知らせ」を意味する名詞。動詞としては「気づく」「注目する」の意味もあります。
- 「お知らせ」を意味する名詞。動詞としては「気づく」「注目する」の意味もあります。
- board
- 「板」を意味する名詞。もともとは木の板を指しますが、さまざまな素材にも用いられます。
- bulletin board: アメリカ英語での言い方
- noticeboard(一語表記): イギリス英語でしばしば見られる書き方
- announcement board: 類似の表現
- put a notice on the notice board
(掲示板にお知らせを貼る) - pin a flyer to the notice board
(フライヤーを掲示板にピンで留める) - remove notices from the notice board
(掲示板からお知らせをはがす) - check the notice board regularly
(定期的に掲示板をチェックする) - update the notice board
(掲示板を更新する) - official notice board
(公式の掲示板) - staff notice board
(職員用掲示板) - school notice board
(学校の掲示板) - community notice board
(コミュニティの掲示板) - digital notice board
(デジタル掲示板) - 語源:
- 「notice」は、ラテン語の“notitia”(=knowledge, 情報)に由来し、要点を伝える「掲示・知らせ」の意味を持つようになりました。
- 「board」は古英語の“bord”(=板)が変化したもので、木製の板を指す言葉でした。
- 「notice」は、ラテン語の“notitia”(=knowledge, 情報)に由来し、要点を伝える「掲示・知らせ」の意味を持つようになりました。
- ニュアンス・使用場面:
- 公共の場や学校、オフィス等で「お知らせを貼る」「連絡事項を掲示する」ための板を指します。
- カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使用されます。
- 公共の場や学校、オフィス等で「お知らせを貼る」「連絡事項を掲示する」ための板を指します。
可算名詞
「a notice board」「two notice boards」のように冠詞や複数形を伴って使われます。一般的な構文例
- “There is a notice board near the entrance.”
(入口付近に掲示板があります。) - “Please check the notice board for updates.”
(最新情報は掲示板を確認してください。)
- “There is a notice board near the entrance.”
フォーマル・カジュアル両方で使用
- 学校、会社、公共施設など、どのような場面でも使える便利な言葉です。
- “Did you see the event poster on the notice board today?”
(今日、掲示板に貼ってあったイベントのポスター見た?) - “I’ll pin the bakery coupon on the notice board.”
(パン屋のクーポンを掲示板に貼っておくね。) - “We should remove old notices from our notice board.”
(掲示板の古いお知らせははがしたほうがいいね。) - “Please post the meeting schedule on the office notice board.”
(オフィスの掲示板に会議スケジュールを掲示してください。) - “The HR department updated the notice board with the new policies.”
(人事部が新しい方針について、掲示板を更新しました。) - “Make sure to check the notice board for any announcements before you leave.”
(退勤前に、何かお知らせがないか掲示板を必ずチェックしてください。) - “According to the notice board, the seminar will be held in Room 202.”
(掲示板によると、セミナーは202号室で行われるようです。) - “A revised version of the conference program was posted on the notice board.”
(学会プログラムの改訂版が掲示板に掲示されていました。) - “The notice board in the university hallway displays upcoming research presentations.”
(大学の廊下にある掲示板には今後の研究発表が掲示されています。) - bulletin board (掲示板)
- アメリカ英語での言い方。イギリス英語の“notice board”と同じ意味。
- アメリカ英語での言い方。イギリス英語の“notice board”と同じ意味。
- announcement board (告知板)
- 類似の意味だが、ややフォーマルに「告知を行うための板」というニュアンス。
- 類似の意味だが、ややフォーマルに「告知を行うための板」というニュアンス。
- 「notice board」自体の反意語は特にありません。ただし、掲示物を貼らないディスプレイやモニターでは「digital display, electronic sign」などがありますが、機能が異なるため厳密には反意語ではないです。
発音記号(IPA):
- イギリス英語: /ˈnəʊtɪs bɔːd/
- 「ノーティス ボード」のように「ボード」をやや長めに発音します。
- アメリカ英語: /ˈnoʊtɪs bɔːrd/
- 「ノウティス ボード」で、“r”を意識して「ボー(r)ド」と発音します。
- イギリス英語: /ˈnəʊtɪs bɔːd/
アクセント:
- 「NO-tice」, 「BOARD」(または「BO-ard」)。
- 基本的には “NO-tice” の “NO” の部分が強めになります。
- 「NO-tice」, 「BOARD」(または「BO-ard」)。
よくある間違い:
- “notice board” の真ん中の音 (t) を曖昧にしてしまい、/ˈnoʊɪs bɔːrd/のように聞こえることがありますので注意しましょう。
- スペルミス:
- “notice bord” としてしまったり、 “notice bored” のように誤変換してしまうケースがあります。
- “notice bord” としてしまったり、 “notice bored” のように誤変換してしまうケースがあります。
- イギリス英語とアメリカ英語の差異:
- アメリカ英語では“bulletin board”という表現が一般的。試験でどちらで書くか、文脈に合わせて選ぶ必要があります。
- アメリカ英語では“bulletin board”という表現が一般的。試験でどちらで書くか、文脈に合わせて選ぶ必要があります。
- TOEICや英検などでの出題傾向:
- オフィスの備品や学校などの施設紹介などで出てくることが多い単語です。
- “Check the notice board.” のような指示表現に注意しましょう。
- オフィスの備品や学校などの施設紹介などで出てくることが多い単語です。
- “Notice”=「気づき・お知らせ」+ “Board”=「板」 という合成とイメージすると覚えやすいです。
- 学校や公民館など、壁に掛かっている「掲示板」を思い浮かべることで実際のイメージを得やすいでしょう。
- 「ノーティスボード(板)」とカタカナを繰り返すことで発音のリズムをつかむのも有効です。
- 活用形: 形容詞の比較級・最上級は「awesomer / awesomest」ですが、日常的にはあまり使われません。代わりに “more awesome / most awesome” を用いる方が一般的です。
- 他の品詞形:
- 名詞形: awesomeness(例: The awesomeness of the view was beyond words.)
- 動詞形はありません。
- 名詞形: awesomeness(例: The awesomeness of the view was beyond words.)
- CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 日常会話で頻出する語で、感嘆や賛辞を表現するための重要単語です。
- 接頭語: 特にありません。
- 語幹: awe (畏怖や感嘆の気持ち)
- 接尾語: -some (「〜の性質を持つ」「〜を引き起こす」という意味を持ち、wholesomeやtroublesomeなどに見られます)
- awesomeness (名詞): “素晴らしさ”/“驚嘆すべき状態”
- awestruck (形容詞): “畏怖の念に打たれた”/“感嘆して”
- awe-inspiring (形容詞): “畏敬の念を起こさせるような”“素晴らしい”
- awesome view(素晴らしい景色)
- awesome job(見事な仕事)
- awesome party(最高のパーティー)
- awesome movie(すごい映画)
- awesome experience(素晴らしい体験)
- totally awesome(完全に最高)
- pretty awesome(かなりすごい)
- that’s awesome(それはすごいね)
- sounds awesome(それ、いいね)
- an awesome place to visit(訪れるのに最高な場所)
- 「awe」(畏敬の念)+「-some」(〜を引き起こす性質のある)から形成されました。
- 中世英語や古ノルド語の “agi” にさかのぼり、元々は「恐れや畏怖」を含む深い尊敬や感嘆を表していました。
- もともとは「畏怖させる」「恐れ多いほどに偉大な」という意味合いでしたが、現代ではカジュアルな「すごい・最高!」というポジティブな感覚にも広く使われます。
- 多くの場合、口語的・カジュアルな場面で使われ、フォーマルな文書では “amazing”“impressive” などを使う方が好まれることがあります。
- 形容詞(adjective)として使用され、名詞を修飾したり、補語(補足説明)として使われます。
- フォーマル度合いは低めで、特にカジュアルな会話やSNSなどで盛んに登場します。
- 比較的カジュアルな表現なので、ビジネス文章や公式文書では他の単語に置き換えることも多いです。
- That’s awesome!(「うわー、最高!」のように感嘆の一言として使われる)
- You look awesome!(「めっちゃカッコいい/ステキだね!」)
- “That concert was awesome! I can’t wait to see them again.”
(あのコンサート、最高だったよ!また見に行きたい。) - “Your new haircut looks awesome!”
(新しい髪型、すごくいいね!) - “Thanks for the present. It’s so awesome!”
(プレゼントありがとう。めっちゃ素敵だよ!) - “The results of the campaign were awesome; we exceeded our targets.”
(キャンペーンの結果は素晴らしかったです。目標を上回りました。) - “That’s awesome news about the merger. Let’s update the stakeholders immediately.”
(合併の情報は素晴らしいですね。すぐに関係者に共有しましょう。) - “Your presentation was awesome; it really clarified the project’s direction.”
(あなたのプレゼンは素晴らしかったです。プロジェクトの方向性がよくわかりました。) - “The discovery of this ancient fossil is truly awesome, changing our understanding of the species.”
(この古代化石の発見は実に驚嘆に値し、この種への理解を変えてしまうほどです。) - “The complexity of quantum mechanics is awesome yet challenging.”
(量子力学の複雑さは驚嘆すべきだが、同時に難しくもあります。) - “It’s awesome how these theories interrelate and support each other.”
(これらの理論がどのように相互に関連し合い、相互補完するのかはすごいことです。) - amazing(驚くべき)
- wonderful(素晴らしい)
- incredible(信じられないほど素晴らしい)
- fantastic(とても素晴らしい)
- impressive(感動的・見事な)
- “awesome” はカジュアルな文脈で用いられ、「最高!」「超すごい!」という活気あるイメージが強いです。
- “impressive” はややフォーマルよりで、「感銘を与える」というニュアンスがあります。
- terrible(ひどい)
- awful(最悪な)
- unimpressive(印象に残らない)
- 特に “awful” は、「ひどい・恐ろしい」という強いネガティブニュアンスがあり、単語の形が似ているので要注意です。
- IPA: /ˈɔː.səm/ (イギリス英語), /ˈɑː.səm/または/ˈɔː.səm/ (アメリカ英語)
- アクセント: 最初の音節 “aw” に強勢があります (AW-some)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- イギリス英語では「オーサム」に近い音 (ɔː)。
- アメリカ英語では「アーサム」または「オーサム」に聞こえます。
- イギリス英語では「オーサム」に近い音 (ɔː)。
- よくある間違い: “awful” と混同しないように注意が必要です(スペリングは似ていますが意味は正反対です)。
- スペルミス: “awsome” (wが抜けないように注意)、「awfull」と書いてしまう、など。
- 発音: “aw” の部分を曖昧に発音せず、しっかりと母音を伸ばすイメージを持つと良いです。
- 同音/類似単語との混同: “awful” (形が似ていて音も少し似ているが意味は真逆)。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングで登場することもありますが、主に日常会話表現として頻出します。書き言葉というより口語・スピーキング対策で押さえておくとよいでしょう。
- 「AWE + some」で “畏怖や感嘆の気持ちを引き起こすもの」 とイメージすると記憶しやすいです。
- “awesome” は「オーサム」と伸ばし気味に発音して「スゴ~イ!」という軽い感嘆を表す感覚を覚えましょう。
- 視覚的イメージで「巨大な花火が夜空を圧倒するような場面」を思い浮かべると、「おおー!」という感動が伝わり、単語のイメージが強く残ります。
- 学習者にとっては、感情を込めて声を上げる、あるいは誰かに怒りや喜びを伝える場面で使う言葉として覚えやすいでしょう。
- 現在形: shout
- 三人称単数現在形: shouts
- 現在分詞/動名詞: shouting
- 過去形: shouted
- 過去分詞: shouted
- 名詞 (a shout): 例)He let out a loud shout. (彼は大きな叫び声を上げた)
- 名詞形 “shouter” は「叫ぶ人」を指すことがありますが、日常的にはあまり多用されません。
- B1(中級): 日常的な会話や、実生活で起こるトピックを扱う際に使いやすいレベルの単語です。
- 接頭語・接尾語は特になく、単一の語幹 “shout” です。
- shout out: 大声で呼びかける、または名前などを大声で伝える
- shout down: かき消すほど大声で叫ぶ、相手を黙らせる
- shouting match: 叫び合いによる口論
- shout for help(助けを求めて叫ぶ)
- shout at someone(誰かに向かって怒鳴る/叫ぶ)
- shout in anger(怒りの声を上げる)
- shout with joy(喜びのあまり叫ぶ)
- shout from the rooftops(公然と大声で広める)
- shout a warning(警告を叫ぶ)
- shout down (someone)(相手の声をかき消すように叫ぶ)
- shout out (someone’s name)(誰かの名前を大声で呼ぶ)
- shout instructions(指示を大声で叫ぶ)
- shout abuse(罵声を浴びせる)
- 語源: 中英語 “shouten” に由来するとされ、古英語の “sceotan” (to shoot) と関係がある可能性が示唆されています。
- 歴史的な使い方: 「大きな声を発する」という意味で中世から使われています。
- ニュアンス: 怒り・喜び・恐怖・驚きなど、感情が強くこもる場面で使用されます。人に対して使う場合、怒りをぶつけるニュアンスが強いので注意が必要です。
- 使用シーン:
- 口語: 感情や緊急性が高いときに頻繁に使います。
- 文章: 小説や書き言葉でも登場しますが、論文などフォーマルな文脈では頻度が低めです。
- 口語: 感情や緊急性が高いときに頻繁に使います。
- 他動詞/自動詞の使い分け
- 自動詞: “He shouted loudly.”(彼は大声で叫んだ)
- 他動詞: “He shouted my name.”(彼は私の名前を叫んだ)
- 自動詞: “He shouted loudly.”(彼は大声で叫んだ)
前置詞との組み合わせ
- “shout at someone”: 怒りや苛立ちを込めた叫び
- “shout to someone”: その人に声が届くように呼びかけるイメージ
- “shout at someone”: 怒りや苛立ちを込めた叫び
イディオムや構文例
- shout from the rooftops: 「大々的に公言する」
- shout down: 「相手を黙らせるように大声で言い返す」
- shout from the rooftops: 「大々的に公言する」
- “Don’t shout at me; I’m standing right here!”
(そんな大声を出さないでよ、すぐ近くにいるんだから!) - “He shouted for help when he got stuck in the elevator.”
(エレベーターに閉じ込められて、彼は助けを求めて叫んだ。) - “I had to shout to my friend across the street.”
(通りの向こう側にいる友達に向かって、叫んで呼びかけなきゃならなかった。) - “She shouted instructions over the construction noise.”
(彼女は工事の騒音を掻き消すように、大声で指示を出した。) - “Our manager never shouts at us, even under pressure.”
(私たちのマネージャーは、どんなに忙しくても決して怒鳴ったりしない。) - “Please avoid shouting during meetings; it disrupts communication.”
(会議中に大声を出すのは避けてください。やり取りの妨げになります。) - “In the seminar on public speaking, the professor emphasized that shouting may undermine credibility.”
(プレゼンテーションに関するセミナーで、教授は叫ぶ行為が信頼性を損ねる可能性を強調していた。) - “Studies have shown that children respond negatively when teachers shout frequently.”
(研究によれば、教師が頻繁に怒鳴ると、子供の反応は否定的になることがわかっている。) - “Researchers observed that an unexpected shout can trigger a stress response.”
(研究者たちは、突然叫び声を聞くとストレス反応が引き起こされることを観察した。) - yell(大声で叫ぶ)
- 怒りや恐れ、興奮など強い感情による大声という点で似ていますが、“yell” にはより強い勢いが感じられるときもあります。
- 怒りや恐れ、興奮など強い感情による大声という点で似ていますが、“yell” にはより強い勢いが感じられるときもあります。
- cry out(叫び声を上げる)
- 苦痛や驚き、恐怖など、より緊急で切迫した感じが強い表現。
- 苦痛や驚き、恐怖など、より緊急で切迫した感じが強い表現。
- bellow(太く低い声でどなる)
- 低音で腹の底からうなるように叫ぶイメージ。特に怒りを伴う大声。
- 低音で腹の底からうなるように叫ぶイメージ。特に怒りを伴う大声。
- holler(叫ぶ、わめく)
- 口語的で、地域差によっては「呼ぶ」というニュアンスも含むカジュアルな表現。
- whisper(ささやく)
- murmur(つぶやく)
- speak softly(静かに話す)
- 発音記号 (IPA): /ʃaʊt/
- 強勢: 1音節なので、全体にストレスがかかります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 基本的に /ʃaʊt/ と同じですが、アクセントの違いはほとんどありません。わずかに「aʊ」の音が地域によって変わる場合があります。
- よくある間違い: “shoot” (/ʃuːt/) と混同しないようにしましょう。
- スペルミス: “shout” を “shaut” や “shoutt” などと間違えないように注意。
- 同音異義語との混同: 類似する音の “shoot” と混同されがちなので、母音の違いに気をつける。
- 前置詞の使い方:
- “shout at someone” は怒っているニュアンス
- “shout to someone” は呼びかけのニュアンス
- “shout at someone” は怒っているニュアンス
- 資格試験・試験対策: TOEICなどでも、感情表現や状況説明の問題で出題されることがあります。前置詞との組み合わせや正確な綴りに気をつけましょう。
- 「シャウト」と日本語でもカタカナでよく使われているので覚えやすいです。
- ロックの曲などで「Shout! Shout!」と歌われるフレーズからイメージすると、覚えやすくなります。
- “sh-ou-t” と区切って、 “ou” の音に注意を向けると “shoot” との違いを納得しやすくなります。
- 単数形: gym
- 複数形: gyms
- gymnasium (n.) → “gym”の正式名称。よりフォーマルな言い方です。
- “gym” は “gymnasium” を短縮した形です。語源は後述の通りギリシャ語から来ています。
- go to the gym(ジムへ行く)
- gym membership(ジムの会員資格)
- gym equipment(ジムの器具)
- gym clothes(ジム用の服、運動着)
- gym bag(ジムに持っていくカバン)
- hit the gym(ジムに行く・ジムで運動する〈カジュアル〉)
- join a gym(ジムに入会する)
- gym buddy(ジム仲間)
- high school gym(高校の体育館)
- gymnasium class(体育の授業)
- “gym” は “gymnasium” の省略形で、もともとは古代ギリシャ語の “gymnasion (γυμνάσιον)” に由来します。ギリシャ語の “gymnos (γυμνός)” は「裸の」という意味で、古代ギリシャでは裸で運動・競技を行ったことからこの言葉が生まれました。
- “gym” はカジュアルな日常会話でよく使われます。
- “gymnasium” はより正式な表現で、学校体育館などを指すフォーマルなシチュエーションで使われることが多いです。
- “gym” と言うと、単に運動するための場所を指すことが多く、「スポーツクラブ」「トレーニングセンター」などの意味合いが強いです。
- 名詞として可算名詞 (countable noun) です。
例) one gym, two gyms, three gyms … - 一般的には “the gym” と定冠詞を付けて言うことが多く、「いつも行くジム」「家の近くのジム」というニュアンスになります。
- イディオム “hit the gym” はカジュアルな表現で、「ジムで運動を始める」「ジムへ行く」という意味です。
- “I usually go to the gym three times a week to stay fit.”
(健康を維持するために、普段は週に3回ジムへ行きます) - “Do you want to join me at the gym after dinner?”
(夕食の後、ジムに一緒に行かない?) - “I forgot my gym bag at home, so I couldn’t work out today.”
(家にジム用のカバンを忘れてしまって、今日はトレーニングできなかった) - “Our company offers a free gym membership to all employees.”
(当社では、従業員に無料のジム会員資格を提供しています) - “He invited the clients to visit the corporate gym after the meeting.”
(彼はミーティングの後で、顧客を社内ジムに招待しました) - “Staying healthy is important, so the new office building includes a gym.”
(健康を保つことは大切なので、新しいオフィスビルにはジムが設けられています) - “The university’s gym is open to both students and faculty.”
(大学のジムは学生と教職員の両方が利用できます) - “We had a sports festival in the school gym last weekend.”
(先週末、学校の体育館でスポーツフェスティバルがありました) - “The physical education class is held in the gymnasium twice a week.”
(体育の授業は週に2回、体育館で行われます) - fitness center(フィットネスセンター)
- health club(ヘルスクラブ)
- workout facility(ワークアウト施設)
- exercise center(エクササイズセンター)
- athletic club(アスレチッククラブ)
- “health club” はやや高級なイメージを伴うことがあります。
- “fitness center” は設備やプログラムが充実している印象を与えます。
- “gym” は最もカジュアルで短い表現です。
- “office” (オフィス)
- “library” (図書館)
など、座って過ごす場所はある種対照的といえるでしょう。ただし、このように「運動しない空間」をカテゴリ的に対比するのみで、直接の反意語ではありません。 - 発音記号 (IPA): /dʒɪm/
- アメリカ英語 / イギリス英語 ともにほぼ同じ発音です。
- “Jim”(人名)と同じ音になります。
- 強勢は一音節しかないため、特にどこかにアクセントが置かれることはありませんが、冒頭の /dʒ/ の音をはっきりと発音するように注意してください。
- よくある間違いは、 /ʒɪm/ と濁音気味になったり、「ギム」と読んでしまうことです。
正しくは “ジム” (dʒɪm) と発音します。 - スペリングミス: “gym” を “jim” や “gymm” と書いてしまうケース。
- 冠詞の使い方: 「ジムに行く」は “go to the gym” と定冠詞 “the” を付けることが多いです。英語だと「自分がよく行くあの場所」というニュアンスになります。一方、ジムという概念を初めて言及するなら “a gym” とも言えます。
- 同音異義語との混同: “Jim” (人名) と同じ発音のため、文脈で判断が必要です。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、オフィス環境や健康管理に関する英単語として “gym” は頻出です。リスニングやリーディングで「ジム (運動施設)」か「人名のJim」かを見分ける必要があります。
- 「ジムで運動する⇒健康的な姿」をイメージするとよいでしょう。
- スペリングが短いので、同音の “Jim” (人名) を思い浮かべて、「Jimと一緒に、gymに行く」と覚えると面白いかもしれません。
- 語源の “gymnos (裸)” から、「古代ギリシャで運動した場所」というストーリーで記憶すると、単語の背景を思い出しやすくなります。
- 英語: “(to) flood” – to cover a place with water, or to overflow; to fill or become filled to overflowing.
- 日本語: 「(~を)水浸しにする」「氾濫する」「あふれるように送る」などを意味します。土地や建物などを水で覆ってしまう場合だけでなく、物や情報などが大量に押し寄せる様子を表すのにも使われます。「氾濫するようにたくさん送る/来る」というニュアンスで、メールやリクエストが大量に殺到する場面などでも使われます。
- 動詞(他動詞・自動詞として使われることがあります)
- 他動詞: “The heavy rain flooded the town.”(激しい雨が町を水浸しにした)
- 自動詞: “The river flooded after the storm.”(嵐の後、その川は氾濫した)
- 他動詞: “The heavy rain flooded the town.”(激しい雨が町を水浸しにした)
- 現在形: flood / floods
- 過去形: flooded
- 過去分詞形: flooded
- 現在分詞形: flooding
- 名詞 “flood”:「洪水」「氾濫」「あふれるような大量のもの」
例: “There was a massive flood in the city.” - B1(中級)程度
- “flood”は日常生活でも自然災害の文脈でよく聞く単語で、中級レベルの学習者でも理解が必要な語です。
- “flood” ははっきりとした接頭語・接尾語が付いていない形で、一語の単語です。
- “flooding” (名詞/動名詞):洪水状態、氾濫
- “floodgate” (名詞):水門
- “flood the market”(市場に大量に投入する)
- “flood into somewhere”(~へ大量に押し寄せる)
- “be flooded with calls”(電話が殺到する)
- “be flooded with orders”(注文が殺到する)
- “flood of information”(情報の洪水)
- “flash flood”(鉄砲水)
- “flood control”(洪水防止・治水)
- “flood warning”(洪水警報)
- “flood damage”(洪水被害)
- “flood the inbox”(メールボックスをあふれさせる)
- “flood”は古英語の“flōd”に由来し、“flow(流れ)”と同根の言葉です。
- 古くは川や海の水位が上がる意味を中心に使われていましたが、現代では水だけでなく「人・物・情報が一気に押し寄せる」イメージでも使われます。
- 天災としての洪水を表すときはやや深刻なニュアンスがあります。
- 情報や依頼などが大量に送られる場合、比較的カジュアルな文脈でも使いやすい表現です。
- “flood”は口語・文章どちらでも使われますが、災害報道や公的文書などフォーマルな場面でもよく目にします。
- 例: “Heavy rains flooded the basement.”
2) 自動詞用法: “flood”(何かが氾濫する) 例: “The river flooded after the storm.”
- 可算/不可算:
- 動詞には可算・不可算の区別はありませんが、名詞「flood」は通常可算名詞(a flood, floods)として扱います。
- “flood in/out”などの句動詞的表現もあります。
- 可算/不可算:
“The streets flooded after the heavy rain last night.”
(昨夜の激しい雨の後、通りが水浸しになったよ。)“My inbox is flooded with promotional emails this morning.”
(今朝はプロモーションメールで受信箱があふれ返っているよ。)“Don’t leave the tap running or you’ll flood the bathroom!”
(蛇口を出しっぱなしにしないでよ、浴室を水浸しにしちゃうよ!)“We need to be cautious not to flood the market with too many products at once.”
(一度にあまりにも多くの商品を市場に投入しすぎないように注意が必要です。)“Our customer service line was flooded with calls after the new campaign launched.”
(新しいキャンペーン開始後、カスタマーサービスへの電話が殺到しました。)“If we flood our subscribers with emails, they might unsubscribe.”
(購読者にメールを送りすぎると、解除されてしまうかもしれません。)“The low-lying regions are prone to flooding due to inadequate drainage systems.”
(低地は排水設備が不十分なため、洪水になりやすいです。)“This study examines how rivers flood during severe weather conditions.”
(本研究は、厳しい気象条件下で川がどのように氾濫するかを調査します。)“Researchers developed a model to predict the likelihood of coastal flooding.”
(研究者たちは沿岸部の洪水の可能性を予測するモデルを開発しました。)- “overflow”(あふれる)
- 川から水があふれる場合などによく使われます。
- 川から水があふれる場合などによく使われます。
- “inundate”(水浸しにする/殺到させる)
- フォーマルな文脈で使用されることが多い。レポートや新聞記事で頻出。
- フォーマルな文脈で使用されることが多い。レポートや新聞記事で頻出。
- “deluge”(大量に浴びせる/大洪水)
- “deluge”は名詞で「大洪水」、動詞で「~に大雨を降らせる/大量に押し寄せる」の意味があり、やや文学的または書き言葉で使われることが多い。
- “drain”(排水する)
- “dry out”(乾かす)
- 米英・英英とも: /flʌd/
- “flood” は単音節なのでアクセントの位置は変わりません(“flʌd”)。
- “flood” と “floor” などを混同しないように注意しましょう。“flood” の母音は「ʌ(ア)」に近い音です。
- スペルの “oo” に引きずられて「フード」と発音しそうになりますが正しくは /flʌd/ です。
- スペルミス: “flood” を “floods” と書き間違えたり、 “floor” と混同したりするケースがある。
- 同音異義語とまではいきませんが、 “food” (食べ物) /fuːd/ とは発音が似て非なるものなので注意。
- 試験対策(TOEIC・英検など)では、自然災害やビジネス文脈で「情報や物が押し寄せる」意味などで出題される可能性があります。
- スペルの“oo”を見るとつい“oo”を長く伸ばしてしまいがちですが、実際には短い「ʌ」の音であることを強く意識して覚えましょう。
- “flood”を“blood”と比較すると、スペルは似ていてどちらも /ʌ/ の音なので、セットで「フラッド」「ブラッド」と覚えるとよいです。
- 水が溢れるイメージと、設定したメールアドレスに大量のメールが押し寄せるイメージをリンクさせると、ビジネスや日常会話で使う場面が自然と思い浮かびます。
- 英語の意味: a reddening of the face caused by embarrassment, shame, or modesty
- 日本語の意味: 恥ずかしさや照れから顔が赤くなる(赤面)こと、またはその状態。
- 名詞形: blush (複数形: blushes)
- 動詞形: blush (例: I blush easily.)
- 動詞: “to blush” → 「赤面する、顔を赤らめる」
- blusher (名詞): チーク(化粧品)
- blushing (形容詞): 恥ずかしさで顔が赤い、または赤らんでいる状態を表す
- a slight blush → (ほのかな赤面)
- a deep blush → (深い赤面)
- bring on a blush → (赤面を引き起こす)
- overcome with a blush → (赤面で一杯になる)
- a sudden blush → (突然の赤面)
- hide one's blushes → (顔の赤らみを隠す)
- a pink blush → (ピンクがかった赤面)
- cause somebody to blush → (誰かを赤面させる)
- a blush of embarrassment → (恥ずかしさの赤面)
- a blush creeps across one's cheeks → (頬が徐々に赤くなる)
- 恥ずかしさだけでなく、喜びや照れも含む、感情で頬が赤くなる様子を含意します。
- 口語でも文語でも用いられますが、身近な感情変化を描写するため、会話や小説などでよく目にする表現です。
- 可算名詞としての用法: “a blush,” “blushes” として扱うことができます。例: “She had a slight blush.”
- 動詞(自動詞): “to blush” は自動詞で「赤面する」という意味を持ちます。目的語を取る場合は “cause someone to blush” などのように他の動詞を使って表します。
- When used as a noun: “He greeted me with a slight blush.”
- When used as a verb: “She always blushes when she gets a compliment.”
- “I noticed a small blush on her cheeks when I complimented her dress.”
(彼女のドレスを褒めたら、ほおが少し赤くなっているのに気づいたよ。) - “He had a slight blush as he introduced himself to the class.”
(彼は自己紹介をするときに、ほんのり顔が赤くなっていた。) - “A quick blush crossed his face every time someone mentioned his name.”
(名前を呼ばれるたび、彼の顔にさっと赤みがさした。) - “She managed to hide her blush when presenting the sales report.”
(彼女は営業報告をするとき、自分の赤面をなんとか隠した。) - “A blush of confusion appeared on his face as the client asked a tricky question.”
(顧客が難しい質問をしたとき、彼の顔には困惑で赤みがさした。) - “Despite a slight blush, he answered confidently during the interview.”
(少し顔を赤らめながらも、彼は面接で自信をもって答えました。) - “The study examined whether a blush could be provoked by social anxiety triggers.”
(この研究では、社交不安によって赤面が誘発されるかどうかを調査した。) - “A physiological response, such as a blush, may indicate heightened emotional arousal.”
(赤面などの生理的反応は、感情的な興奮状態の高まりを示唆する可能性がある。) - “Researchers concluded that the onset of a blush correlates with self-awareness.”
(研究者らは、赤面の発現は自己認知と相関していると結論づけた。) flush (顔が急に赤くなること)
- “He felt a flush of embarrassment when he stumbled over his words.”
- 「顔がさっと赤くなる」という点では似ていますが、“flush” はより一時的かつ急激に血が上るイメージがあります。
- “He felt a flush of embarrassment when he stumbled over his words.”
reddening (赤くなること)
- 日常会話よりもやや文語的な響きがあります。物理的に赤くなる様子を表すことが多いです。
glow (顔がほのかに赤くなること)
- 恥ずかしさというよりは健康的・幸福感からくる赤みを連想しやすいです。
- paleness (顔色が青白い/蒼白状態)
- こちらは興奮や恥ずかしさとは逆に「血の気が引いている」状態を表します。
- 発音記号 (IPA): /blʌʃ/
- アクセントの位置: 単音節語なので特にアクセント位置というより、全体を同じ調子で発音します。
- アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語は /blʌʃ/、「ブラッシュ」に近い音で、イギリス英語もほぼ同じ発音です。
- よくある間違い: /bruːʃ/ (brush) と間違えて発音してしまうと「ブラッシュ(ブラシ)」になってしまうので注意が必要です。
- スペルミス: blush は “u” と “sh” を間違えやすいので注意。(例: “blash” や “blushh” など)
- 同音異義語との混同: “brush” (ブラシ) と紛らわしいですが、母音が異なるため区別が必要です。
- 試験対策: TOEIC・英検などで、感情表現のボキャブラリー問題として出題されることがあります。動詞形 “to blush” と区別して覚えておきましょう。
- “blush” と “brush” はスペルが似ていますが、赤面の “blush” は “u” を中心に発音も /ʌ/ (ア = 「あ」の音に近い) になる、と覚えるとよいでしょう。
- 顔を赤らめるイメージの “u” に注目して、あなた自身が羞恥で「う……」となる感じを思い浮かべると記憶しやすいかもしれません。
deserve
deserve
解説
(賞罰・評価など)に値する, を受ける価値がある / 《...を》 受けるに足る 《of ...》
deserve
以下では、英単語“deserve”を、学習者の方にもわかりやすいように9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語)
“deserve”
・To be worthy of something
・To have earned or merited something
意味(日本語)
「~に値する」「~を受けるにふさわしい」という意味です。「何かに見合う行動をしたからこそ、その見返りがふさわしく得られる」というニュアンスを含んだ単語です。「努力したのだから報酬を受けるに値する」「誠実に振る舞ったから信用を受けるに値する」というように使われます。
品詞
・動詞(他動詞)
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「徹底的に仕える → 報いを受けるだけの価値がある」といった流れが“deserve”の元の意味になります。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
先述の通り、ラテン語の “dēservīre” に由来し、「徹底的に仕える」というイメージがベースになっています。中世フランス語を経由して、古期英語に取り入れられました。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
基本的な使い方
イディオム
フォーマル / カジュアルの別
他動詞・自動詞
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
例: “He does not deserve our trust.”
(彼は私たちの信頼を得るに値しない。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢(アクセント)
よくある発音のまちがい
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、動詞“deserve”の詳細な解説となります。
「努力した結果として、それへの対価・評価を受ける資格がある」というポジティブな文脈にも、逆に「違反や悪行に対して処罰を受けるのに値する」というネガティブな文脈にも使えるため、使い所の多い便利な単語です。ぜひ活用してみてください。
〈賞罰・評価など〉‘に'値する,‘を'受ける価値がある(進行形にできない)
(…を)受けるに足る《+of+名》
second
second
解説
第二に,二番目に
second
1. 基本情報と概要
単語: second
品詞: 副詞 (※形容詞、名詞、動詞としても使われる)
英語での意味: “in the second place” / “next after the first”
日本語での意味: 「2番目に」「第二に」というニュアンス。
例えば、プレゼンテーションなどで「第一に...、第二に...」と論点を並べるときに使われることが多いです。理由や手順を順番に述べるときなど、きわめてシンプルに「次に」「二番目に」という意味を示す副詞です。
活用形
副詞としての “second” は形が変化しません。
ただし、形容詞・名詞・動詞としては以下の用法があります。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーション10選
これらの中でも “second” が副詞として使われるのは主に「First, second, third」のように列挙するときです(例: “First, I’ll introduce the topic. Second, we’ll discuss the main points.”)。
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な場面(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“second” は順位や順番を示す語なので、直接的な反意語はありません。ただし、比較対象として “first” や “last” が挙げられます(「先頭」「最後」という意味の対立)。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が副詞 “second” の詳細な解説です。「最初に(First)、次に(Second)」という流れで物事を整理するときに、ぜひ活用してみてください。
biochemistry
biochemistry
解説
生化学
biochemistry
1. 基本情報と概要
単語: biochemistry
品詞: 名詞 (通常、不可算名詞として扱われることが多い)
CEFRレベルの目安
活用形や関連品詞
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
主な構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が biochemistry (生化学) の詳細な解説です。生命を化学の視点から理解する奥深い分野で、多くの応用先がある重要な学問です。学習や研究にぜひ役立ててください。
生化学
disability
disability
解説
〈U〉無能, 無力 / 〈C〉障害, 欠陥 / 〈U〉《米》障害者年金 / (法律で)無能力,無資格
disability
名詞 disability
の解説
1. 基本情報と概要
英語の意味:
「disability」は、「障害」や「能力の欠如」を指す名詞です。身体的・精神的・知的など、さまざまな形で「何らかの機能が十分に働かない状態」を示します。
日本語の意味:
「障害」あるいは「能力の欠如」を意味する単語です。「身体や心、または学習面で通常の機能が制限される状態」を幅広く表します。日常会話でも公的機関でも使われ、「障害がある」と言うよりも、やや包括的なニュアンスを持つことがあります。
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
これらの表現は、公的機関や法律文書、日常の会話など多彩な場面で使用されます。
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話、ビジネス、学術的文脈の3つの場面で、それぞれ例文を示します。
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル)
学術的な文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
これらの単語は、微妙なニュアンスや時代の背景で好まれる/好まれない場合があります。「disability」は当事者側への配慮を強調した、比較的ニュートラルな言い回しです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「disability」の詳細な解説です。日常からビジネス、学術まで幅広く使われる単語ですが、現代では配慮ある使い方が特に重視されます。ぜひ参考にしてください。
notice board
notice board
解説
掲示板(bulletin board)
notice board
以下では「notice board」という名詞について、学習者が理解しやすいように詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: notice board
日本語: 掲示板(けいじばん)
学校やオフィスなどで見かける、紙の掲示物を貼るための板のことです。イギリス英語では「notice board」と呼びますが、アメリカ英語では「bulletin board」のほうが一般的です。
「お知らせなどを貼る板」という意味で、非常に身近な場面で使われる表現です。
他の品詞との関連
※「notice board」はあくまでも名詞の複合語です。
2. 語構成と詳細な意味
「notice board」は、以下の2語からなる複合名詞です。
派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
歴史的には、人々がお知らせを書いた紙を貼る板として使われ始めたことが起源です。イギリス英語では一般的に「notice board」という呼び名が定着しています。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「notice board」の詳細解説です。掲示物を文字通り「板」にまとめて貼るものとして覚えるとイメージしやすいでしょう。イギリス英語圏とアメリカ英語圏で呼び方が違う点に特に注意してください。日常からビジネス、学術の場面まで幅広く使える便利な単語です。
掲示板(bulletin board)
awesome
awesome
解説
畏敬の念を起こさせる;恐ろしい / 畏敬の念に満ちた;うやうやしい 素晴らしい
awesome
1. 基本情報と概要
英単語: awesome
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): Extremely impressive, excellent, or inspiring admiration.
意味(日本語): 「とても素晴らしい」「すごくかっこいい」「圧倒されるような」というポジティブな印象を伝える形容詞です。カジュアルな会話でよく使われ、「最高だね!」「すごいね!」といったニュアンスを出すのに便利です。
2. 語構成と詳細な意味
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンスの変化:
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「awesome」の詳細解説です。日常会話からカジュアルなビジネスまで幅広く使われる便利な形容詞なので、積極的に使ってみてください。
畏敬の念を起こさせる;恐ろしい
畏敬の念に満ちた;うやうやしい
shout
shout
解説
〈自〉叫ぶ, 大声を出す《out》 / 〈他〉...を大声で言う, を叫ぶ《out》
shout
1. 基本情報と概要
単語: shout
品詞: 動詞 (他動詞・自動詞として使われる)
意味(英語):
To say something very loudly, often to express strong emotions such as anger, excitement, or urgency.
意味(日本語):
「大声で叫ぶ」「強く叫ぶ」。強い感情(怒りや喜び、緊急性など)を表すために、大きな声を出して言葉を発する動作を指します。たとえば、遠くの人に声を届けたいときや、感情が高ぶったときなどに使われる単語です。
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話
(B) ビジネス
(C) 学術・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“shout” は「大声を上げる」行為ですが、それ以外の類義語は少しずつニュアンスが異なるので、使い分けに注意しましょう。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「shout」は、日常会話でもビジネスでも使える便利な動詞ですが、感情が強く表に出るというニュアンスをおさえておくと、より適切に使い分けできます。
叫ぶ,大声を出す,どなる《+out》
…‘を'大声で言う,叫ぶ《+名+out,+out+名》
gym
gym
解説
〈C〉=gymnasium l / 〈U〉(学科目の)体操(gymnastics)
gym
1. 基本情報と概要
単語: gym
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A place, often indoors, equipped with machines and space for people to exercise or play sports.
意味(日本語): スポーツや運動をするための器具やスペースがある施設、いわゆる「ジム」や「体育館」のことです。
「ジムに行って運動する」「体育の授業をする場所」といったイメージです。日常的に使われるカジュアルな単語です。
活用形: 名詞なので、基本的に変化は “gym” (単数) / “gyms” (複数) です。
関連する品詞形:
CEFRレベル目安: A2(初級)
誰もが日常でよく耳にする、比較的かんたんな単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
例:
• I’m going to hit the gym after work. (仕事の後にジムに行くつもりです)
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的/学校での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
これらはいずれも運動やトレーニングをする施設を指しますが、
反意語 (Antonyms)
ジムのように運動をする場所の正反対という意味での反意語は直接的にはありませんが、
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、“gym” の詳細解説です。日常会話でもビジネスでも非常によく登場する単語なので、ぜひ活用してみてください。
〈C〉=gymnasium l
〈U〉(学科目の)体操(gymnastics)
flood
flood
解説
をあふれさせる / 〈人・物が〉…に殺到する
flood
以下では、動詞としての「flood」を中心に、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
活用形
他の品詞としての例
難易度(CEFR目安)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・関連語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用の注意点
4. 文法的な特徴と構文
1) 他動詞用法: “flood + 目的語”
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3つ)
(B) ビジネスでの例文(3つ)
(C) 学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
“flood”は主に「水・ものがあふれる」動きなので、反対の動きは「水が引く」「乾かす」になります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
発音上の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、動詞としての「flood」の詳細解説です。洪水のように「水があふれる様子」から転じて、「大量の物や情報が一度に押し寄せるニュアンス」でも使われます。日常からビジネス、学術、フォーマルな文脈まで幅広く使われる単語なので、ぜひさまざまな文例・コロケーションと併せて学習してみてください。
blush
blush
解説
〈C〉(当惑・恥ずかしさによる)『赤面』 / 〈U〉〈C〉赤み,ばら色
blush
1. 基本情報と概要
単語: blush
品詞: 名詞 (動詞としても使われます)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
「blush」は「顔が赤くなる状態」を表す名詞です。人が恥ずかしい思いをしたり、照れたりして頬が赤くなったときを表現するときに使われます。日本語の「赤面状態」を指すので、プライベートでの会話から文学的な描写まで幅広く使われる単語です。
単語の活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
blush は短い単語で、はっきりした接頭語や接尾語を含んでいません。語幹は “blush” そのものです。
関連語(派生語・類縁語など)
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
“blush” は中英語(Middle English)の “blushen” に由来するとされ、さらに古英語(Old English)の “blyscan” から派生したと考えられています。当初から「赤くなる」意味をもっていた単語です。
使用上のニュアンス:
4. 文法的な特徴と構文
例:
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“blush” は、感情表現に深みを持たせるために使いやすい単語です。表情描写や自分の気持ちを伝えるときに積極的に使ってみましょう。
〈C〉(当惑・恥ずかしさによる)赤面
〈U〉〈C〉赤み,ばら色
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CEFR-J B1 - 中級英単語
CEFR-JのB1レベル(中級レベル)の英単語を覚えられる問題集です。
英語学習者必見!東京外国語大学が開発した最強の頻出英単語・英文法リスト!!【CEFR-J Wordlist, CEFR-J Grammar Profile】
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