最終更新日
:2025/01/27
gym
解説
1. 基本情報と概要
単語: gym
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A place, often indoors, equipped with machines and space for people to exercise or play sports.
意味(日本語): スポーツや運動をするための器具やスペースがある施設、いわゆる「ジム」や「体育館」のことです。
「ジムに行って運動する」「体育の授業をする場所」といったイメージです。日常的に使われるカジュアルな単語です。
活用形: 名詞なので、基本的に変化は “gym” (単数) / “gyms” (複数) です。
- 単数形: gym
- 複数形: gyms
関連する品詞形:
- gymnasium (n.) → “gym”の正式名称。よりフォーマルな言い方です。
CEFRレベル目安: A2(初級)
誰もが日常でよく耳にする、比較的かんたんな単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “gym” は “gymnasium” を短縮した形です。語源は後述の通りギリシャ語から来ています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- go to the gym(ジムへ行く)
- gym membership(ジムの会員資格)
- gym equipment(ジムの器具)
- gym clothes(ジム用の服、運動着)
- gym bag(ジムに持っていくカバン)
- hit the gym(ジムに行く・ジムで運動する〈カジュアル〉)
- join a gym(ジムに入会する)
- gym buddy(ジム仲間)
- high school gym(高校の体育館)
- gymnasium class(体育の授業)
3. 語源とニュアンス
語源
- “gym” は “gymnasium” の省略形で、もともとは古代ギリシャ語の “gymnasion (γυμνάσιον)” に由来します。ギリシャ語の “gymnos (γυμνός)” は「裸の」という意味で、古代ギリシャでは裸で運動・競技を行ったことからこの言葉が生まれました。
ニュアンス・使用時の注意点
- “gym” はカジュアルな日常会話でよく使われます。
- “gymnasium” はより正式な表現で、学校体育館などを指すフォーマルなシチュエーションで使われることが多いです。
- “gym” と言うと、単に運動するための場所を指すことが多く、「スポーツクラブ」「トレーニングセンター」などの意味合いが強いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞として可算名詞 (countable noun) です。
例) one gym, two gyms, three gyms … - 一般的には “the gym” と定冠詞を付けて言うことが多く、「いつも行くジム」「家の近くのジム」というニュアンスになります。
- イディオム “hit the gym” はカジュアルな表現で、「ジムで運動を始める」「ジムへ行く」という意味です。
例:
• I’m going to hit the gym after work. (仕事の後にジムに行くつもりです)
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I usually go to the gym three times a week to stay fit.”
(健康を維持するために、普段は週に3回ジムへ行きます) - “Do you want to join me at the gym after dinner?”
(夕食の後、ジムに一緒に行かない?) - “I forgot my gym bag at home, so I couldn’t work out today.”
(家にジム用のカバンを忘れてしまって、今日はトレーニングできなかった)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company offers a free gym membership to all employees.”
(当社では、従業員に無料のジム会員資格を提供しています) - “He invited the clients to visit the corporate gym after the meeting.”
(彼はミーティングの後で、顧客を社内ジムに招待しました) - “Staying healthy is important, so the new office building includes a gym.”
(健康を保つことは大切なので、新しいオフィスビルにはジムが設けられています)
学術的/学校での例文
- “The university’s gym is open to both students and faculty.”
(大学のジムは学生と教職員の両方が利用できます) - “We had a sports festival in the school gym last weekend.”
(先週末、学校の体育館でスポーツフェスティバルがありました) - “The physical education class is held in the gymnasium twice a week.”
(体育の授業は週に2回、体育館で行われます)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- fitness center(フィットネスセンター)
- health club(ヘルスクラブ)
- workout facility(ワークアウト施設)
- exercise center(エクササイズセンター)
- athletic club(アスレチッククラブ)
これらはいずれも運動やトレーニングをする施設を指しますが、
- “health club” はやや高級なイメージを伴うことがあります。
- “fitness center” は設備やプログラムが充実している印象を与えます。
- “gym” は最もカジュアルで短い表現です。
反意語 (Antonyms)
ジムのように運動をする場所の正反対という意味での反意語は直接的にはありませんが、
- “office” (オフィス)
- “library” (図書館)
など、座って過ごす場所はある種対照的といえるでしょう。ただし、このように「運動しない空間」をカテゴリ的に対比するのみで、直接の反意語ではありません。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /dʒɪm/
- アメリカ英語 / イギリス英語 ともにほぼ同じ発音です。
- “Jim”(人名)と同じ音になります。
- 強勢は一音節しかないため、特にどこかにアクセントが置かれることはありませんが、冒頭の /dʒ/ の音をはっきりと発音するように注意してください。
- よくある間違いは、 /ʒɪm/ と濁音気味になったり、「ギム」と読んでしまうことです。
正しくは “ジム” (dʒɪm) と発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “gym” を “jim” や “gymm” と書いてしまうケース。
- 冠詞の使い方: 「ジムに行く」は “go to the gym” と定冠詞 “the” を付けることが多いです。英語だと「自分がよく行くあの場所」というニュアンスになります。一方、ジムという概念を初めて言及するなら “a gym” とも言えます。
- 同音異義語との混同: “Jim” (人名) と同じ発音のため、文脈で判断が必要です。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、オフィス環境や健康管理に関する英単語として “gym” は頻出です。リスニングやリーディングで「ジム (運動施設)」か「人名のJim」かを見分ける必要があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ジムで運動する⇒健康的な姿」をイメージするとよいでしょう。
- スペリングが短いので、同音の “Jim” (人名) を思い浮かべて、「Jimと一緒に、gymに行く」と覚えると面白いかもしれません。
- 語源の “gymnos (裸)” から、「古代ギリシャで運動した場所」というストーリーで記憶すると、単語の背景を思い出しやすくなります。
以上が、“gym” の詳細解説です。日常会話でもビジネスでも非常によく登場する単語なので、ぜひ活用してみてください。
意味のイメージ

意味(1)
〈C〉=gymnasium l
意味(2)
〈U〉(学科目の)体操(gymnastics)
復習用の問題
英和辞書

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