頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 英語の意味: to be confronted with something; to have to deal with something
- 日本語の意味: 「〜に直面する」「〜に迫られる」
- CEFRレベル目安: B2(中上級)
- この表現は習得すると「状況に直面する」というニュアンスを的確に伝えられるようになります。
- この表現は習得すると「状況に直面する」というニュアンスを的確に伝えられるようになります。
- face (動詞): face - faced - faced / facing
- face (名詞): 「顔」「表面」という意味
- faced (形容詞的用法): 「〜に面した」「〜の表面を持った」という意味で形容詞的に使われることもある(例: a brick-faced wall 「レンガ張りの壁」など)。
- face: ラテン語由来(facies「顔、外見」)が語源とされ、英語では「顔」や「向かい合う」という意味。
- -ed: 「face」の過去形・過去分詞形を作る接尾語。
- with: 前置詞で「〜と共に」「〜に対して」の意味。
- face a problem(問題に直面する)
- be faced with a dilemma(ジレンマに直面する)
- be faced with adversity(逆境に直面する)
- be faced with criticism(批判に直面する)
- be faced with a challenge(課題・挑戦に直面する)
- be faced with obstacles(障害に直面する)
- be faced with a choice(選択を迫られる)
- be faced with reality(現実に向き合う)
- be faced with the fact(事実に直面する)
- be faced with uncertainty(不確実性に直面する)
- 語源: 「face」はラテン語“facies”(「顔、外観」)に起源を持ち、フランス語を経由して中英語に取り入れられました。「顔を向ける→立ち向かう→直面する」という意味の変化をたどっています。
- ニュアンス: 「避けられない問題や状況が自分にのしかかってきて、それを乗り越えなくてはならない」というニュアンスを帯びています。
- 使用時の注意点: 「カジュアルからフォーマルまで幅広いシーン」で使えますが、書き言葉(ビジネス文書など)では“be confronted with”のほうがやや硬い表現になる場合もあります。
- 主な構文: “(主語) + be + faced + with + (名詞/状況)”
- 例: We are faced with a serious issue.
- 例: We are faced with a serious issue.
- 文法上のポイント: 他動詞「face」の受け身形(過去分詞 “faced”)に前置詞 “with” が続いています。
- 可算・不可算の区別: “face”が名詞で使われる場合は可算名詞。 “faced with”はあくまでイディオム句なので、可算・不可算の区別は「with」の後ろに来る名詞に左右されます。
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマル: “We are faced with a pressing concern.”
- カジュアル: “We’re faced with a tough choice here.”
- フォーマル: “We are faced with a pressing concern.”
- “I was faced with so many errands this morning.”
(今朝はやることが多すぎて大変だったよ。) - “When faced with a tough decision, I usually talk to my friends.”
(難しい決断に迫られたときは、友達に相談することが多いんだ。) - “She was faced with the realization that she forgot her wallet.”
(彼女は財布を忘れたことに気づいて焦っていたよ。) - “We are faced with a significant budget cut this quarter.”
(今四半期は大幅な予算削減に直面しています。) - “Our team was faced with multiple challenges during the project’s rollout.”
(プロジェクトの導入時にチームはいくつもの課題に直面しました。) - “The company is faced with an urgent need to innovate.”
(その企業は革新を急ぐ必要性に迫られています。) - “Researchers are faced with ethical considerations when conducting human trials.”
(研究者はヒト臨床試験を行う際に倫理的配慮に直面します。) - “Economists are faced with complex models that require careful statistical analysis.”
(経済学者は綿密な統計分析が必要な複雑なモデルに直面しています。) - “Engineers are often faced with design constraints that challenge innovation.”
(エンジニアはしばしば革新を試される設計上の制約に直面しています。) - be confronted with(〜に直面する)
- よりフォーマルで少し硬い印象を与える。
- よりフォーマルで少し硬い印象を与える。
- come up against(〜にぶつかる)
- 口語的でカジュアル。
- 口語的でカジュアル。
- encounter(〜に遭遇する)
- 偶然ぶつかる、出くわすというニュアンス。
- 偶然ぶつかる、出くわすというニュアンス。
- deal with(〜に対処する)
- 直面して「処理する」という強調がある。
- be free from(〜から解放されている)
- avoid(〜を避ける)
- disregard(〜を無視する)
- 発音記号(IPA): /feɪst wɪð/ (アメリカ英語・イギリス英語ほぼ同様)
- アメリカ英語では「ウィズ」に近い音(/wɪð/)、イギリス英語でも同様ですが、地域によっては /wɪθ/ と発音されることもあります。
- アメリカ英語では「ウィズ」に近い音(/wɪð/)、イギリス英語でも同様ですが、地域によっては /wɪθ/ と発音されることもあります。
- アクセント: 「faced」の /feɪst/ の部分に強勢があります。
- よくある発音ミス: 「faced」の過去形・過去分詞の “-ed” を /ɪd/ と発音しないよう注意(/feɪsɪd/ ではなく /feɪst/)。
- スペルミス: “faced” を “fase” や “faeced” などと書き間違えないよう注意。
- 混同例: “face” と “phase” はスペルも発音も似ていますが、意味がまったく違います。
- 試験対策: TOEIC・英検などでも「受け身表現の一部」として出題される場合があります(We are faced with... など)。特に“be faced with”と“be faced by”の使い分けを問われることがあり、前置詞は “with” が一般的です。
- “faced with”は「目の前に『顔がある』ように問題や課題が迫っている」イメージでとらえると覚えやすいです。
- “face”は「顔」。困難や問題と「顔を合わせる」→つまり「直面する」イメージを思い浮かべると記憶に残りやすいでしょう。
- 練習法として、自分の日常で「直面していること」を英語にして言ってみると、自然に表現に慣れます。
- 意味(英語): “It is not surprising” or “That makes sense.”
意味(日本語): 「驚きではない」「不思議ではない」「なるほど納得だ」というニュアンスで使います。
たとえば、誰かがとても疲れている理由を聞いて「寝ていない」と言われたら、「そりゃ疲れるのも当然だよね」という感じで使われます。品詞: 慣用表現(idiomatic phrase)
→ 文法上、特定の品詞というよりは「No wonder (that) + 文章」という形で主に文頭で使われる表現です。活用形: 慣用表現のため、通常の動詞のような活用形はありません。
他の品詞形:
- wonder(名詞): “驚き、驚嘆”
例: It’s a wonder you remembered!(覚えていたなんて驚きだ) - wonder(動詞): “不思議に思う、疑問に思う”
例: I wonder if he’ll come tomorrow.(彼は明日来るのかなと思う)
- wonder(名詞): “驚き、驚嘆”
CEFRレベル: B1(中級)
→ 日常会話でよく使われる表現ですが、簡単な文章ではあまり登場せず、少し複雑な会話や文章で役立ちます。- no + wonder の2語から成る慣用的なフレーズです。
- no: 「ない/全く〜ない」
- wonder: 「驚くこと、不思議に思うこと」
- no: 「ない/全く〜ない」
- No wonder you’re tired.
→「疲れているのも不思議じゃないね」 - No wonder he’s upset.
→「彼が腹を立てるのも当然だね」 - No wonder she left early.
→「彼女が早く帰ったのも当然だね」 - “No wonder” people say that.
→「人々がそう言うのも無理はないね」 - It's no wonder that + [節].
→「~というのも不思議ではない」 - Small wonder (that) + [節].
→「驚くにはあたらない(無理もない)」 - It’s hardly surprising + [節].
→「ほとんど驚くことでもない」 - No wonder he quit his job.
→「彼が仕事を辞めたのも納得できるね」 - No wonder you failed the test.
→「テストに失敗したのも当然だね」 - No wonder everyone loves it.
→「みんながそれを好きなのも当たり前だね」 語源:
「wonder」は古英語で「驚き・不思議」を意味する “wundor” に由来します。“No wonder” は「笑うにあたらず」のような古くからある表現で、英語でも長い歴史を通じて「驚きではない(=当然)」を意味する定型表現として使われてきました。ニュアンス:
物事が起こるのも当然/不思議ではない、と言いたいときのフレンドリーな表現です。カジュアルでもフォーマルでも使えますが、カジュアルな会話でより頻繁に登場します。使用上の注意:
- 直接的に「あなたが失敗するのも無理ないね」ときつい印象を与える場合もあるので、文脈や相手との関係性に注意して使いましょう。
- 書き言葉でも口語でも使えますが、やや口語寄りの印象です。
- 直接的に「あなたが失敗するのも無理ないね」ときつい印象を与える場合もあるので、文脈や相手との関係性に注意して使いましょう。
一般的な構文:
“No wonder + 主語 + 動詞”
“No wonder (that) + 主語 + 動詞”
例: No wonder (that) she is angry.使用シーンに応じた特徴:
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、カジュアル寄りです。
- ビジネス文書などでは「It’s not surprising that…」と書く方がよりフォーマルです。
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、カジュアル寄りです。
可算・不可算、他動詞・自動詞など:
- 「no wonder」はそもそも慣用句なので、この区別はありません。
- 「wonder」単体で名詞の場合は可算名詞で使われることもあり、ただし抽象概念としては不可算名詞的に扱われる場合もあります。
- 「no wonder」はそもそも慣用句なので、この区別はありません。
No wonder you’re exhausted; you’ve been working all night!
- 「一晩中働いていたんだから、疲れているのも当然だよ!」
No wonder the house is so cold; the window was open.
- 「窓が開いてたんだから、この家が寒いのも当然だね!」
No wonder he’s grumpy today; he didn’t get any sleep.
- 「今日は彼が不機嫌なのも無理ないね。全然眠れなかったみたいだから。」
No wonder sales have decreased; we haven’t updated our marketing strategy.
- 「販売数が減ったのも当然です。マーケティング戦略をずっと更新していませんでしたから。」
No wonder the client is upset; the delivery was three days late.
- 「納品が3日遅れたなら、顧客が腹を立てるのも無理はありません。」
No wonder costs are high; we’re still using outdated equipment.
- 「未だに古い設備を使っているのだから、コストが高いのも当然ですね。」
No wonder this hypothesis is receiving attention, given the recent findings.
- 「最近の研究結果を踏まえると、この仮説が注目されるのも当然だ。」
No wonder the results were inconclusive; the sample size was insufficient.
- 「サンプル数が不十分だったので、結果がはっきりしないのも当然だ。」
No wonder the literature review is extensive; the topic spans multiple disciplines.
- 「このトピックは複数分野にまたがるので、文献レビューが広範なのも納得できます。」
類義語:
- It’s not surprising (that) …(驚くことではない)
- よりフォーマルな印象
- よりフォーマルな印象
- It’s hardly surprising (that) …(ほとんど驚くべきことではない)
- 「まったく驚くほどでもない」の強調
- 「まったく驚くほどでもない」の強調
- Little wonder (that) …(ほとんど不思議ではない)
- やや文語的
- やや文語的
- Small wonder (that) …(あまり驚くにあたらない)
- やや文学的・文語的
- It’s not surprising (that) …(驚くことではない)
反意語:
- It’s surprising (that) …(驚くべきことだ)
- It’s unexpected (that) …(予想外のことだ)
- It’s surprising (that) …(驚くべきことだ)
発音記号 (IPA):
- no: /noʊ/ (米), /nəʊ/ (英)
- wonder: /ˈwʌndər/ (米), /ˈwʌndə/ (英)
- no: /noʊ/ (米), /nəʊ/ (英)
強勢(アクセント)の位置:
- wonder は第1音節 “wʌn” にアクセントがあります。「ワン(dər)」のように発音します。
- “No wonder” と続けて言うときも nəʊ ˈwʌn.dər、noʊ ˈwʌn.dɚ のようになります。
よくある発音の間違い:
- “wonder” の “o” を “wo” と長く伸ばしすぎないように注意。
- 舌をしっかり動かして “-der” を発音しないと “wonda” のように聞こえる場合があります。
- “wonder” の “o” を “wo” と長く伸ばしすぎないように注意。
スペルミス:
- “wonder” を “wounder” と書いてしまう場合があります。スペリングに注意しましょう。
同音異義語との混同:
- “wander” (/ˈwɑːndər/ 「さまよう」) と混同しがち。スペリングをしっかり区別する必要があります。
試験対策・出題傾向:
- TOEIC や英検などでは「文章全体の流れを読み取らせる」問題で “No wonder…” が出るとき、「当然だね」というニュアンスを理解しているかを問われやすいです。
覚え方のヒント:
- 「no + wonder(驚きがない)=当然だよ」というイメージを持つと分かりやすいです。
- 日本語の「なるほどね」「そりゃそうだ」といった表現と結びつけて覚えるのも効果的です。
- 「no + wonder(驚きがない)=当然だよ」というイメージを持つと分かりやすいです。
勉強テクニック:
- 「It’s no wonder (that) …」とセットで覚えると、会話で使いやすくなります。
- ネイティブの英会話動画などを見て、話し手が「No wonder…」をどう使っているかを確認しましょう。
- 「It’s no wonder (that) …」とセットで覚えると、会話で使いやすくなります。
- B2(中上級): “to some extent”という表現は、基本の単語を組み合わせたものですが、どのような場面で部分的承認や限定を表すかを理解するには少し広めのボキャブラリーや表現力が必要になるため、中上級レベル程度として扱うことが多いです。
- to + some + extent という3つの要素から成ります。
- to: 前置詞(ここでは「~へ」「~に対して」というよりは、程度を示す「…の程度まで」)
- some: いくらか、若干
- extent: 範囲、程度
- extent (名詞): 範囲、広がり
- 例: “the extent of damage”「被害の範囲」
- 例: “the extent of damage”「被害の範囲」
- to a certain extent: ほぼ同義の表現。「ある程度」という意味で、よりフォーマルに聞こえることがあります。
- to some extent agree → ある程度同意する
- to some extent understand → ある程度理解する
- limited to some extent → ある程度まで制限される
- influenced to some extent → ある程度影響を受ける
- applicable to some extent → ある程度適用できる
- true to some extent → ある程度真実である
- justified to some extent → ある程度正当化される
- beneficial to some extent → ある程度利益がある
- correct to some extent → ある程度正しい
- misleading to some extent → ある程度誤解を招く
- extentは、中英語で「外へ伸ばす」を意味するラテン語の“extendere(拡張する)”から来ており、「範囲・程度」をあらわす名詞に発展しました。
- 「to some extent」は、口語でも文章でもややフォーマル寄りですが、一般的な会話からビジネスメール、論文など幅広い場面で見かけます。ニュアンスとしては「ぼかして伝える」「全部ではないが部分的にはそうである」という意味合いをもたせるのが特徴です。
文中の置き方: 副詞句として文頭、文中、文末のいずれにも置けます。
- 例:
- “To some extent, I agree.”
- “I agree, to some extent.”
- “I, to some extent, agree with your idea.”
- 例:
カジュアル/フォーマル:
- 日常会話でも使えますが、論文やニュース記事など、文章中で使われることも多く、フォーマルな場面でも自然に使えます。
- 日常会話でも使えますが、論文やニュース記事など、文章中で使われることも多く、フォーマルな場面でも自然に使えます。
可算・不可算: 「extent」は可算名詞ですが、多くの場合は「the extent of 〜」形で使われることが多いです。
他動詞・自動詞の区別: 動詞ではないため、他動詞・自動詞の区別はありません。
- “To some extent, I can guess what you mean, but I'm not entirely sure.”
(ある程度は君の言ってることがわかるけど、完全には確信がないよ。) - “I agree with you to some extent, but let’s ask someone else for a second opinion.”
(ある程度は賛成だけど、他の人の意見も聞いてみようよ。) - “We can do it ourselves to some extent, but we might need professional help eventually.”
(ある程度は自力でできるけど、最終的には専門家の助けが必要かもしれないね。) - “The new policy addresses the issue to some extent, but further action is required to solve it fully.”
(新しい方針はその問題をある程度は対処していますが、完全に解決するにはさらなる対応が必要です。) - “To some extent, our sales have improved, but we still need a better marketing strategy.”
(ある程度売上は改善しましたが、まだよりよいマーケティング戦略が必要です。) - “I can support your proposal to some extent, but the budget constraints remain a concern.”
(あなたの提案をある程度は支持できますが、予算の制約が懸念材料として残っています。) - “The hypothesis holds true to some extent, although additional experiments are necessary.”
(その仮説はある程度は成り立ちますが、追加の実験が必要です。) - “The survey data indicate a positive correlation to some extent between study time and exam performance.”
(調査データは、学習時間と試験成績の間にある程度の正の相関があることを示しています。) - “This model explains the phenomenon to some extent, but there are still unexplained variables.”
(このモデルはその現象をある程度説明していますが、未解明の変数が依然として存在します。) - to a certain degree (ある程度)
- “to a certain extent”よりも微妙にフォーマルに聞こえることがあります。
- “to a certain extent”よりも微妙にフォーマルに聞こえることがあります。
- partially (部分的に)
- 単語ひとつでの表現ですが「部分的に」をストレートに表すときに使います。
- 単語ひとつでの表現ですが「部分的に」をストレートに表すときに使います。
- somewhat (いくらか、多少)
- 「ふんわりある程度に」という印象で、口語でもよく使われます。
- in part (一部は)
- より限定された感じが出る表現です。
- entirely (完全に)
- completely (完全に)
発音記号(IPA):
- to /tuː/ または /tʊ/(速い会話では弱形 /tə/)
- some /sʌm/、/səm/
- extent /ɪkˈstent/ または /ɛkˈstent/
- to /tuː/ または /tʊ/(速い会話では弱形 /tə/)
アクセント:
- “extent”の第2音節に強勢があります(ex-tent)。
- “extent”の第2音節に強勢があります(ex-tent)。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 大きな違いはありませんが、母音の長短や曖昧母音が多少異なる場合があります。
- 大きな違いはありませんが、母音の長短や曖昧母音が多少異なる場合があります。
よくある発音の間違い:
- “extent”と“extend”を混同しないように注意してください。
- “extend”は /ɪkˈstend/ で、語尾の音が“d”で終わります。
- “extent”と“extend”を混同しないように注意してください。
- 拼写ミス:
- “extent”の“t”を一つだけにして“exten”などと書かないように注意。
- “extent”の“t”を一つだけにして“exten”などと書かないように注意。
- 表現の混同:
- “to some extent”と“to some extends”としないように(“extends”は動詞形“extend”の三人称単数形)。
- “to some extent”と“to some extends”としないように(“extends”は動詞形“extend”の三人称単数形)。
- 試験対策(TOEIC・英検など):
- 部分的同意や範囲を表すためによく出題される例でもあります。選択肢の中で「in part」「somewhat」と並んで出る場合があるため、文脈から見分けましょう。
- “extent”は「伸びる(extend)」の名詞形から来ていると覚えると、「どこまで伸びているか=範囲・程度」という連想がしやすいでしょう。
- 「to some extent」は「どこかまで伸ばしてある程度」をイメージすると記憶に残りやすいです。
- スペリングの確認:ex + tent(テント)と覚えると間違えにくいかもしれません。
- 「get」は「得る」や「~になる」など多くの意味をもつ基本的な動詞ですが、「up」という副詞(あるいは前置詞)が加わることで、「ベッドから起きる」「立ち上がる」という意味になります。
- 「起きる」のニュアンスが強いので、朝目覚めてベッドから離れるシーンや、座った状態から立ち上がるシーンでよく使われます。
- 現在形: get up
- 過去形: got up
- 過去分詞形: got up (米英ともに一般的) / gotten up (主に米国でまれに使われる)
- ing形: getting up
- 「get」はさまざまな句動詞で使われる動詞ですが、名詞化した「get-up」という形では「服装」「装い」という意味もあります(例:「That’s quite an unusual get-up you’re wearing.」)。
- get(動詞):「得る」「~になる」「~を手に入れる」など、多義語。
- up(副詞 / 前置詞):「上へ」「上に向かって」。
- get up early(早起きする)
- get up late(遅く起きる)
- get up from bed(ベッドから起きる)
- get up from a chair(椅子から立ち上がる)
- make someone get up(誰かを起こす)
- struggle to get up(起きるのに苦労する)
- get up at dawn(夜明けに起きる)
- get up the courage(勇気を奮い起こす)
- get up off the floor(床から立ち上がる)
- can’t get up(起き上がれない / 動けない)
- 「get」は古英語や中英語の段階から「得る」「到達する」の意味として存在しており、いろいろな副詞や前置詞と結びついて意味が派生してきました。
- 「up」は「上方への動き」を表し、二つが結びつくことで「下(寝ている/座っている状態)から上(立つ/起きる状態)へ移る」という物理的動作のイメージが生まれています。
- 使われ方としては日常的でカジュアルな場面が多いですが、丁寧な表現でもよく使われるので、必ずしもくだけた言い方ではありません。
- 自動詞的用法: 「get up」は基本的に「起きる」「立ち上がる」という 自動詞 用法が多いです。
例:I usually get up at 6 a.m.(よく午前6時に起きます。) - 他動詞的用法: 「get someone up」のように誰かを起こす、立たせるという意味でも使えます。
例:I got him up at 7.(彼を7時に起こした。) - 主語 + get up + (補足情報)
- “I get up at six every morning.”
- “I get up at six every morning.”
- 主語 + get + 目的語 + up
- “She got her kids up for school.”
- “She got her kids up for school.”
- 「get up to (something)」は別の句動詞で、「(何か面白い・悪いことを)企む、する」という意味もあり、若干ニュアンスが異なりますので注意が必要です。
- “I usually get up at 6 a.m. to go jogging.”
(私はジョギングをするため、ふだんは朝6時に起きます。) - “I couldn’t get up this morning; the bed was too comfortable.”
(今朝は起きられなかったよ。ベッドがあまりにも快適だったんだ。) - “What time do you usually get up on weekends?”
(週末はだいたい何時に起きるの?) - “I make sure to get up early to answer international emails.”
(海外からのメールに対応するため、早起きするようにしています。) - “He got up during the meeting to give his presentation.”
(彼はプレゼンをするため会議中に立ち上がりました。) - “You’ll need to get up and greet the new clients as soon as they arrive.”
(新規顧客が到着したらすぐに立ち上がって挨拶してください。) - “Participants were instructed to get up from their desks every hour to reduce fatigue.”
(参加者は疲労を軽減するため、毎時間デスクから立ち上がるよう指示されました。) - “The researcher noted how often subjects would get up for breaks during the study.”
(研究者は実験中に被験者が休憩のために何度立ち上がるかを記録しました。) - “Several factors influence an individual’s decision to get up early, such as work schedule and circadian rhythms.”
(早起きに影響する要因には、仕事のスケジュールや概日リズムなどが挙げられます。) - wake up(目を覚ます)
- “wake up” はただ「意識が覚める」ことを指し、「get up」のように「ベッドから立ち上がる」動作までは含みません。
- “wake up” はただ「意識が覚める」ことを指し、「get up」のように「ベッドから立ち上がる」動作までは含みません。
- stand up(立ち上がる)
- 着席や横になっている状態から物理的に立つことを指します。時に「起立」を示す場合に使われます。
- 着席や横になっている状態から物理的に立つことを指します。時に「起立」を示す場合に使われます。
- arise(起こる、起きる)
- 文語的、フォーマルな響きがあり、「起こる」という抽象的な意味でも使われます。
- lie down(横になる)
- sit down(座る)
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ɡɛt ʌp/
- イギリス英語: /ɡet ʌp/
- アメリカ英語: /ɡɛt ʌp/
- 通常、両方とも “get” の “e” は短い「エ」の音、 “up” の “u” は「ア」の音に近いです。
- 強勢は “get up” の “up” の方にやや置くことが多いですが、状況によって変わることがあります。
- “GET up!” と動作を指示する場合は最初の “get” に強勢が置かれやすいです。
- “GET up!” と動作を指示する場合は最初の “get” に強勢が置かれやすいです。
- スペルミス: “get” と “up” は短いためミスは起こりにくいですが、文脈によっては「getup」とつづってしまうことがあるので注意。“get-up” は別の意味(装い)です。
- 意味の取り違え: “wake up” と “get up” の違いを明確にしておきましょう。「意識が覚める」か「ベッドから起きる」かで変わります。
- TOEICや英検などの試験で: 朝のルーティンや日常動作を問う問題で「What time do you usually get up?」のように聞かれることが多いです。
- 「目が覚めたら、“up”の方向に行く」 とイメージしてみましょう。
- 朝が苦手な方は、「Alarm goes off → Wake up(目が覚める)→ Get up(ベッドから起きる)」の三段階をセットで覚えておくと便利です。
- 音としては「ゲット アップ」と切って発音するイメージ。リズムよく「ゲッタップ」と少し短くする感覚で言うと通じやすいです。
- 英語: “was to” (often in the pattern “was to + 動詞の原形”)
- 日本語: (過去の視点で)「〜することになっていた / 〜する運命だった / 〜する予定だった」というような意味を表す。
- 現在形: is / am / are to
- 過去形: was / were to
- 完了形: have/has/had been to(ただし “have been to” は別の意味を取ることが多いため注意)
- is to → 現在形で、“〜する予定だ / 〜しなければならない”
- were to → 仮定法で “もし〜するようなことがあれば” のような条件節(If we were to...)で使われる場合もある。
- be (was) → 存在を表す動詞 “be” の過去形
- to → 不定詞を導くマーカー
- am/is/are to … (現在形)
- was/were to … (過去形、または仮定法)
- was to blame → 「責任があった」
- was to become famous → 「有名になる運命だった / 予定だった」
- was to meet someone → 「〜と会う予定になっていた」
- was to play a key role → 「重要な役割を果たすことになっていた」
- was to inherit (something) → 「〜を相続することになっていた」
- was to lead the team → 「チームを率いる運命/予定だった」
- was to remain secret → 「秘密のままであるはずだった」
- was to happen sooner or later → 「遅かれ早かれ起こる運命だった」
- was to attend the conference → 「会議に出席することになっていた」
- was to fail from the start → 「最初から失敗する運命にあった」
- was: 古英語の “wæs” に由来し、be動詞の過去形
- to: 古英語の “tō” に由来する前置詞・不定詞マーカー
- 何かが「必然的に起こる」あるいは「運命(公式の予定や歴史的事実)として決まっていた」という、ややフォーマルな響きを持ちます。
- 日常会話でも使われることはありますが、多くの場合は文語表現ややや改まった書き言葉で登場します。
- 口語では “was supposed to” の方が「〜するはずだった」という意味でよく耳にします。一方 “was to” は淡々とした説明調に近いです。
- “He was to speak at the conference the following day.”
(彼は翌日、その会議で話すことになっていた。) - “He was to have given a speech, but he fell ill.”
(彼はスピーチをするはずだったのに、体調を崩した。) - フォーマル寄りの文章: ○ “He was to lead the team in the competition.”
- カジュアル寄りの会話なら: “He was supposed to lead the team” や “He was going to lead the team.” のほうが自然な場合が多いです。
- be動詞+不定詞構文なので、名詞の可算・不可算の区別はありません。
- 動詞としての「was」は過去形・単数主語で用いられる点がポイントとなります。
- “I heard he was to start college this fall, but he changed his plans.”
(彼はこの秋に大学に入ることになってたと聞いたけど、計画を変えたんだ。) - “My sister was to meet her friend today, but the meeting got postponed.”
(姉は今日友達に会う予定だったけど、延期になった。) - “He was to take care of the dog while I was away.”
(私が留守にしている間、彼がその犬の世話をすることになっていた。) - “Mr. Johnson was to present his findings at the conference, but a sudden emergency prevented him.”
(ジョンソンさんは会議で調査結果を発表することになっていましたが、急な用事でできませんでした。) - “She was to negotiate a new contract, but the deal fell through.”
(彼女は新しい契約の交渉をすることになっていましたが、その取引は流れてしまいました。) - “The launch event was to be held next month, but due to budget cuts, it’s been postponed.”
(ローンチイベントは来月開催されることになっていましたが、予算削減により延期されました。) - “Einstein was to revolutionize physics with his theory of relativity.”
(アインシュタインは相対性理論で物理学を一変させる運命だった。) - “The study was to reveal groundbreaking results, marking a new era in medical research.”
(その研究は画期的な結果を明らかにし、医学研究の新時代を開くはずだった。) - “He was to publish his second paper on quantum mechanics before the end of the year.”
(年末までに、量子力学についての2本目の論文を発表する予定だった。) - was supposed to → 「〜するはずだった」
- “He was supposed to finish the project by Friday.”
- “was to” より口語的で、「期待や予定があったが、実際には〜だったかもしれない」など、もう少し一般的なニュアンス。
- “He was supposed to finish the project by Friday.”
- was going to → 「〜するつもりだった / 〜しようとしていた」
- 日常会話で非常によく使われる。
- intended to → 「〜するつもりだった」
- 意図や意思があったことを明示。
- 意図や意思があったことを明示。
- would → 「〜する予定だった(過去の未来形)」
- “We thought he would take the job.”
- “It was not to be.” → (残念ながら)「そうはならなかった。」
- IPA表記例: /wʌz tə/ または /wəz tə/
- “was to” はあえて強調しない限り、自然な会話では /wəz tə/ のように弱音化しやすいです。
- アメリカ英語・イギリス英語ともに発音は似ていますが、アメリカ英語では “was” が /wʌz/ ではなく /wəz/ のように短くなる場合が多いです。
- 「was to」を「was + 前置詞 to」と混同しない
- “was to” はあくまでも “be to” 構文の一部です。
- “was to” はあくまでも “be to” 構文の一部です。
- 「was supposed to」との使い分け
- “was to” はより文語的・固い感じ。 “was supposed to” は口語的で「〜するはずだったのに」というニュアンスが強い。
- “was to” はより文語的・固い感じ。 “was supposed to” は口語的で「〜するはずだったのに」というニュアンスが強い。
- 「was to have + 過去分詞」は別の用法
- 「(予定だったが実現しなかった)」というニュアンスになる。
- 「(予定だったが実現しなかった)」というニュアンスになる。
- TOEICや英検などでは、文法問題や読解問題で “be to” 構文が出題されることがあります。特に「公式な予定・義務・運命」を表す表現として見かける可能性があります。
- “was to” を見たら、「その時の視点では、まだ先の出来事だったんだな」と意識することがポイント。
- 「was to」のイメージ:「あのときは将来そうなる予定・運命だった」
- 例文を音読し、自分で「『〜する予定だった』けど、よく考えたら…」の文脈で何度か繰り返して使えば、自然と身につきます。
- 表現: for good
- 品詞: 慣用表現(イディオム/副詞句的に用いられる)
- 意味(英語): permanently, forever
- 意味(日本語): 「永久に」「ずっと」「きっぱりと」
- 「good」は形容詞や名詞としても使われますが、「for good」の場合はセットで“永久に”という意味を持つ慣用表現です。単体の“good”が異なる文脈で使われるときは意味が変わります(例:「a good day」=「良い日」や「do good」=「良いことをする」など)。
- for: 前置詞で何かの目的や期間を表します。
- good: 「良い」という形容詞や「善」「利益」という名詞として使われますが、ここでは「最終的に完結」「戻らない」というニュアンスをもたせる特別な慣用句の一部となっています。
- 「for good measure」 = 「おまけに」「念のために」
- 「for the good of 〜」 = 「〜のために(利益のために)」
- leave for good(永久に去る)
- gone for good(永久にいなくなった)
- quit smoking for good(完全に禁煙する)
- end the relationship for good(関係を完全に終わらせる)
- close down for good(永久に閉鎖する)
- retire for good(完全に引退する)
- disappear for good(永久に消える)
- seal it for good(永久に封印する)
- banish for good(永久に追放する)
- stop for good(きっぱりとやめる)
- 「永久的に終わり」という非常に強い決定・最終性を表します。
- 文語・口語問わずシンプルかつよく使われる表現です。
- 比較的カジュアルな会話でも問題なく使えますが、フォーマルな文章でも用いられます。
- 文法上のポイント: 「for good」は慣用表現としてまとめて副詞的に機能し、「永久に」「ずっと」という意味を持ちます。
- 使用シーン: 口語・文語の両方。決断を示す場面などで用いられます。
- S + V + (場所や状況) + for good
- 例: I’m leaving this town for good.
- “be gone for good” = “もう二度と戻らない、いなくなる”
- I’ve finally decided to quit junk food for good.
(ジャンクフードはもう一生やめることに決めたよ。) - She moved to Canada for good last year.
(彼女は昨年、もう戻らないつもりでカナダに引っ越したんだ。) - After losing his passport for the third time, he left the country for good.
(パスポートを3回も失くして、もう国を出たまま戻ってこなかった。) - Our department decided to close the old branch for good to cut costs.
(費用削減のため、我々の部署は古い支店を完全に閉鎖することを決めました。) - The company is considering shutting down the outdated data center for good.
(会社は時代遅れのデータセンターを永久に閉じることを検討しています。) - He retired for good after 30 years of service in the firm.
(彼は30年間勤務した後、完全に退職しました。) - The researcher abandoned the previous hypothesis for good when new evidence arose.
(新たな証拠が出たため、研究者は前の仮説を完全に捨てました。) - Once the publishing rights expired, the article was pulled from the database for good.
(出版権が切れた時点で、その論文はデータベースから永久に削除されました。) - The professor left the committee for good, citing ethical concerns.
(倫理面での懸念を理由に、教授は委員会を完全に離れました。) - permanently(永久に)
- forever(永遠に)
- once and for all(きっぱりと)
- eternally(永遠に)
- 「permanently」や「forever」は「for good」と同じく「永久に」「ずっと」という意味を表しますが、口語感では「for good」がややカジュアルで決定的な響きがある点が特徴です。
- 「once and for all」は「最終的に」「一度きりで終わらせて」というニュアンスが強くなります。
- temporarily(とりあえず、一時的に)
- for the time being(当面の間)
- 「temporarily」「for the time being」は「一時的に」という意味で、「for good」とは正反対のニュアンスです。
- IPA(米英): [fər ɡʊd]
- IPA(英英): [fə ɡʊd]
- 強勢は特に大きく変化しませんが、“for”は弱く発音されることが多く、“good”のほうをややはっきり発音します。
- イギリス英語では “for” が [fə] のように曖昧母音で発音されることが多いです。
- アメリカ英語でも “for” は [fər] と弱めに発音し、“good” は [gʊd](「グッド」に近い音)ですが、ときどき [gʊd] と [gʊːd] の中間的発音になることもあります。
- “for”を強く [fɔːr] と発音しすぎる、あるいは [gʊt](「グット」)のように “d” の音を落としてしまうなどのミスに注意が必要です。
- 「for the good (of) ...」と混同しない
- 「for the good of everyone」(みんなのために)などは意味が異なります。
- 「for the good of everyone」(みんなのために)などは意味が異なります。
- 「4 good」など、スペルミス(数字と混同)に気をつける
- 「good for」(〜に良い) と順序が逆になって混ざらないように
- 例: “Walking is good for your health.”(散歩は健康に良い)とは文意がまったく変わります。
- 例: “Walking is good for your health.”(散歩は健康に良い)とは文意がまったく変わります。
- 「for good」はTOEICや英検などでも、イディオム問題の選択肢として出る場合があります。文脈を読み、「永久に」「決定的に」という意味で選べるようにしましょう。
- 「for good = forever」という “F” で始まる合わせ技で覚える。
- 「これで終了(good-bye)」のイメージを持つと記憶しやすい:まるで「さようなら (good-bye)」を言うように「戻らない」という感覚がある。
- スペリングも短いので、音のイメージ「ファグッド → for good」と反復して口に出して覚えるのもおすすめです。
- 英語: “at all”
- 日本語: 「まったく」「少しでも」「全然」「そもそも」など、状況によって訳し分けることが多い表現です。
- 「at all」は慣用的な表現(フレーズ)であり、文法上では副詞句(adverbial phrase)の役割を果たします。
- 単語としての「at」は前置詞(preposition)、「all」は代名詞・形容詞・副詞など複数の品詞として機能しますが、「at all」でひとまとまりの副詞句として使うのが一般的です。
- 活用はありませんが、否定文・疑問文・条件文などで使われるのが大半です。
- “all” は名詞(名詞として「すべて」)、形容詞(「すべての」)、副詞(「まったく」など)と多様に使われますが、「at all」はセットで一つの意味を持つイディオムと覚えてください。
- 目安: B1(中級)
- 理由: 日常生活や基本会話でよく登場しますが、否定文や疑問文の強調表現としてやや抽象的なニュアンスを含むため、中級レベルに相当します。
- 「at(前置詞)」+「all(すべて)」
組み合わせることで「強調のための副詞句」として機能します。 - “not at all” : 「まったく〜ない」「いえいえ、どういたしまして」(丁寧な返事)
- “if at all” : 「もしあるにしても」「(あるとしても)ほとんど〜ない」のように条件を強調する表現
- “not like something at all”
(何かをまったく好きではない) - “do not mind at all”
(まったく気にしない) - “no problem at all”
(全然問題ありませんよ) - “not at all interested”
(まったく興味がない) - “hardly at all”
(ほとんど〜ない) - “if at all possible”
(もし可能ならば) - “doesn’t matter at all”
(まったく問題ない) - “no clue at all” / “no idea at all”
(まったく手がかり/アイデアがない) - “not helpful at all”
(まったく役に立たない) - “any difference at all”
(ほんの少しでも違いがあるか) - 「at」は前置詞で、位置や対象を指す言葉。
- 「all」は古英語の “eall” に由来しており、「全て・まったく」の意味を持つ。
- 否定文では「まったく〜ない」と強い否定を示す。口語でも書き言葉でも問題なく使用可能。
- 疑問文では「少しでも〜?」という含みがある。
- 条件文(if節など)でも、極端に少ない可能性を示す。
- 口語寄りですが、ビジネスメールなど丁寧な文脈でも十分使われます(例:「If you need any help at all, please let me know.」)。
- 〈否定文〉: 「主語 + 助動詞/do + not + 動詞 + (目的語) + at all」
- 例: “I do not understand this at all.”(これをまったく理解できない)
- 〈疑問文〉: 「Do/Does/Did + 主語 + 動詞 + (目的語) + at all?」
- 例: “Do you understand this at all?”(少しでも理解してる?)
- 〈条件文〉: 「If + 主語 + 動詞 + at all, …」
- 例: “If it happens at all, it will be a big surprise.”(もし本当に起こるとしたら、それは大きな驚きだ)
- フォーマルな文書でも普通に使われますが、カジュアルにも自然に馴染む表現です。
- “I don’t watch TV at all these days.”
(最近はテレビをまったく見ないんだ。) - “Do you exercise at all?”
(運動とか、少しでもしてるの?) - “I’m not hungry at all; I already ate.”
(全然お腹が空いてないよ、もう食べたから。) - “We haven’t received any feedback at all from the client.”
(クライアントから全くフィードバックをもらっていません。) - “If you have any issues at all, please feel free to contact us.”
(もし何か問題があれば、いつでもご連絡ください。) - “I’m afraid the budget won’t cover this expense at all.”
(申し訳ありませんが、この費用は予算ではまったくまかなえません。) - “If the phenomenon occurs at all, it would significantly impact our research findings.”
(その現象がもし起こるとすれば、我々の研究結果に大きな影響を与えるでしょう。) - “Data points do not correlate at all under these conditions.”
(この条件下ではデータの相関がまったく見られません。) - “There is no evidence at all to support the hypothesis.”
(その仮説を裏づける証拠はまったくありません。) - “in the least” :(否定文で)少しも~ない
- “I’m not interested in the least.”(少しも興味がない)
- “I’m not interested in the least.”(少しも興味がない)
- “by any means” :(否定文で)決して~ない
- “It’s not accurate by any means.”(それは決して正確ではない)
- “It’s not accurate by any means.”(それは決して正確ではない)
- “hardly / barely” :ほとんど~ない
- “I hardly eat meat these days.”(最近はほとんど肉を食べない)
- アメリカ英語(IPA):/ət ˈɔːl/ または /ət ˈɔl/
- イギリス英語(IPA):/ət ˈɔːl/
- アクセント(強勢)は “all” のほうに置かれやすいです(「アット-オール」という音の流れ)。
- “at” を弱く「アッ」や「エッ」に近い音で発音し、”all” をはっきり発音すると自然です。
- 「アットオール」と区切りすぎるとやや不自然に聞こえるので、つなげ気味に発音すると良いでしょう。
- スペルミス:
- “atoll”(環礁)などと混同しないように注意。
- “atoll”(環礁)などと混同しないように注意。
- “not at all” と “at all” の区別:
- “Thank you!” に対して “Not at all.”(どういたしまして)のように返す場合は一つのイディオムですが、普通の否定文で “I don’t like it at all.” とは若干ニュアンスが異なります。
- “Thank you!” に対して “Not at all.”(どういたしまして)のように返す場合は一つのイディオムですが、普通の否定文で “I don’t like it at all.” とは若干ニュアンスが異なります。
- 語順の間違い:
- 否定文や疑問文の最後に “at all” を置くのが一般的。“I don’t understand it at all.” と言うところを “I don’t at all understand it.” のように文中に不自然に入れるとぎこちなくなります。
- 否定文や疑問文の最後に “at all” を置くのが一般的。“I don’t understand it at all.” と言うところを “I don’t at all understand it.” のように文中に不自然に入れるとぎこちなくなります。
- TOEICや英検でも否定の強調・疑問文などの問題でしばしば出題されます。「少しでも〜するか」「まったく〜しない」のニュアンスを問われることがあります。
- “at all” は “「全然 or 少しでも」あなたに注目してる” というように「at」(何かを的確に捉えるイメージ) + 「all」(すべて・全体) で、強調してゼロか完全かという両極端を表すイメージ。
- 例文を声に出して反復練習すれば、自然な音の流れで覚えやすくなります。
- “If…at all” で「もし〜するとしてもごくわずか」というイメージを覚えておくと、読解問題やリスニングでも役立ちます。
- 「in theory」はフレーズのため、動詞のような活用形はありません。
- 類似の形として、形容詞の “theoretical(理論的な)”、副詞の “theoretically(理論的には)” があります。
- 名詞: theory(理論)
- 形容詞: theoretical(理論的な)
- 副詞: theoretically(理論的には)
- 動詞: theorize(理論化する、仮説を立てる)
- B2(中上級): 日常会話では比較的よく登場するが、抽象的な思考や説明をする際など、中上級以上でよく使われる。
- in: 前置詞。「〜の中に」という基本的な意味がありますが、慣用的な表現として副詞句を構成します。
- theory: 「理論」。学問的・抽象的な枠組みや考え方を指します。
- theoretical: 形容詞。「理論的な」
- theoretically: 副詞。「理論的には」
- theorize: 動詞。「理論化する、仮説を立てる」
- in theory and practice(理論と実践において)
- in theory, it should work(理論上はうまくいくはず)
- purely in theory(純粋に理論上)
- in theory, everything is simple(理論上はすべて簡単)
- according to theory(理論によれば)
- have a theory about...(〜についての理論・仮説を持っている)
- develop a theory(理論を発展させる)
- prove a theory(理論を証明する)
- disprove a theory(理論を反証する)
- a working theory(作業仮説、現時点での理論)
- 語源: “theory” はギリシャ語の “theoria”(観察・考察)に由来し、「眺める、考える」という意味を持ちます。
- 歴史的背景: 古代ギリシャの哲学の領域で「観照」や「観点」を表す語として使われていたものが、近代に「理論」という訳として確立されました。
- ニュアンス・使用上の注意: 「in theory」は、「実際はまだ分からないが、理論上そう考えられる」というニュアンスを持ちます。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使われますが、特に「実際にやってみた場合とは異なる可能性がある」という含みや、多少の皮肉を込めて使われることもあります。
- 副詞句: 「in theory」は副詞句として文全体を修飾し、動詞や文における主張を補足する機能を持ちます。
- 使用シーン:
- フォーマル: 学術的、ビジネス文書で「理論上は〜である」と述べるとき。
- カジュアル: 日常会話でも「まあ理論上はね...」という形で使われます。
- フォーマル: 学術的、ビジネス文書で「理論上は〜である」と述べるとき。
- 可算・不可算: 「theory」は可算名詞ですが、一般的に抽象的な理論を指す場合は不可算的に扱われることもあります。ただし、複数形「theories」は特定の複数の理論を示すときに用いられます。
- In theory, we can finish all our chores today, but something always comes up.
(理論上は今日中に全部家事を終わらせられるはずだけど、いつも何か起こるんだよね。) - In theory, you should be able to fix your phone by restarting it.
(理論上は、再起動すれば携帯は直るはずだよ。) - In theory, you can bake this cake without eggs, but I’m not sure how it’ll taste.
(理論上は卵なしでこのケーキを焼けるはずだけど、美味しくなるかは分からない。) - In theory, our new marketing strategy will increase sales by 20%.
(理論上は、新しいマーケティング戦略で売上が20%上がるはずです。) - In theory, this software update should resolve the recurring bugs.
(理論上は、このソフトウェアのアップデートで繰り返し発生していたバグが解消されるはずです。) - In theory, outsourcing could reduce operating costs significantly.
(理論上は、アウトソーシングによって運営コストを大幅に削減できるでしょう。) - In theory, the hypothesis aligns with existing literature on climate change.
(理論上、その仮説は既存の気候変動に関する文献と一致しています。) - In theory, quantum mechanics allows for particles to be in multiple states simultaneously.
(理論上、量子力学では粒子が同時に複数の状態をとることが可能です。) - In theory, the proposed model can predict market fluctuations with high accuracy.
(理論上、その提案されたモデルは高い精度で市場の変動を予測できるはずです。) - theoretically(理論的には)
- 「in theory」とほぼ同じ意味ですが、副詞として文中に挿入しやすい形です。
- 「in theory」とほぼ同じ意味ですが、副詞として文中に挿入しやすい形です。
- on paper(理論上は、書面上は)
- 「書類や理屈の上ではうまくいくけれど」というニュアンスです。ややカジュアル。
- 「書類や理屈の上ではうまくいくけれど」というニュアンスです。ややカジュアル。
- supposedly(おそらく、推定上は)
- 「そう言われているけれど確証がない」というニュアンスが強いです。
- in practice(実際には)
- 「理論と違って実際にはこうだ」という対比を示す代表的な表現です。
- 「理論と違って実際にはこうだ」という対比を示す代表的な表現です。
- 発音記号:
- アメリカ英語: /ɪn ˈθɪəri/ または /ɪn ˈθiː.ə.ri/
- イギリス英語: /ɪn ˈθɪə.ri/
- アメリカ英語: /ɪn ˈθɪəri/ または /ɪn ˈθiː.ə.ri/
- 強勢(アクセント)の位置: “theory” の第一音節 “thee” (θɪə / θiː) に強勢がきます。
- よくある発音の間違い: 「theory」を「セオリー」と日本語っぽく読むと伝わりにくいです。/θ/ の音に注意して、舌を前歯の間に軽く出して発音するのがポイントです。
- スペルミス: 「theory」を “theary” や “theofy” と間違えるケースがあるので要注意。
- 同音異義語との混同: 特に英語には “thee” (古英語的「あなた」)など古い表現があるが、現代ではほぼ混同しないでしょう。
- 試験対策: TOEICやIELTS、英検などでは、理論と実践の違いを問う問題や、レポートでよく使われる表現として出題される可能性があります。「in practice」との対比を問われることもあります。
- 暗記のコツ: 「理論(in theory)」と「実践(in practice)」をセットで覚えると使い分けがしやすくなります。
- ストーリーでイメージ: 「引き出しの中で考える(in theory)」と「引き出しを開けて使う(in practice)」というイメージを思い浮かべると記憶に結びつきやすいです。
- 通常、活用形というよりは固定表現として用いられます。
- 他の品詞には変化しないフレーズですが、例として副詞的な機能を持つ類似表現には「sometimes」「occasionally」などがあります。
- from + time + to + time
- “from ... to ...” の構造に「time」が入ることで「時から時へ」というイメージがもとになっています。
- I visit my parents from time to time.(時々両親の家を訪れます)
- From time to time, we get unexpected visitors.(時々、予想外の来客があります)
- You should check your email from time to time.(時々メールをチェックした方がいいよ)
- I like to read mystery novels from time to time.(時々ミステリー小説を読むのが好きです)
- We go hiking from time to time when the weather is nice.(天気が良いときに時々ハイキングに出かけます)
- I get bored of cooking every day, so I eat out from time to time.(毎日料理するのに飽きるので、時々外食します)
- It’s good to take a break from time to time.(時々は休憩を取るのがいいですよ)
- From time to time, our internet connection goes down.(時々、インターネット接続が切れることがあります)
- They quarrel from time to time, but they still get along.(彼らは時々ケンカするが、それでも仲は良い)
- He updates the blog from time to time, so keep checking.(時々ブログを更新するので、チェックしておいてください)
- 語源: 英語の古い表現で、“from A to B”のフォーマットを用い、AにもBにも「time」を入れることで「ある時点から別の時点まで」という意味が転じて「時々行う」ニュアンスとして定着しました。
- ニュアンス:
- 「いつも」「頻繁」ではなく、間隔をあけて行われる、ゆるやかな印象を与える表現です。
- 口語的にも文章的にもどちらにも使えるため、フォーマル・カジュアルどちらにも適度に馴染むフレーズです。
- 「いつも」「頻繁」ではなく、間隔をあけて行われる、ゆるやかな印象を与える表現です。
- 用法: 副詞句として文中で用います。
例:
- I go to the gym from time to time.
- From time to time, I enjoy cooking.
- I go to the gym from time to time.
- 一般的な文頭、文中、文末のどこに置いても意味は大きく変わりません。ただし、文頭に置くと少し強調されるニュアンスがあります。
- 可算・不可算の区別:
- 「time」は通常不可算名詞として扱われることが多いですが、「from time to time」はフレーズとして固定されているため、可算・不可算の議論は当てはまりません。
- I like to go for a walk from time to time after dinner.
(夕食後に時々散歩に行くのが好きなんです。) - Could you water my plants from time to time when I’m away?
(留守の間、ときどき私の植物に水をあげてもらえますか?) - From time to time, I treat myself to some chocolate.
(時々自分にご褒美でチョコレートを買います。) - From time to time, we need to update our company policies.
(時々、会社の方針を更新する必要があります。) - I’ll send you a summary report from time to time.
(ときどき要約レポートを送りますね。) - The marketing team meets from time to time to discuss new strategies.
(マーケティングチームは、新しい戦略について話し合うために時々会合を開きます。) - The professor mentions case studies from time to time during the lecture.
(講義の中で、教授は時々事例研究について言及します。) - Researchers need to reassess their hypotheses from time to time.
(研究者は、自身の仮説を時々見直す必要があります。) - From time to time, historical documents are reinterpreted based on new findings.
(新たな発見に基づいて、時々歴史資料の解釈が更新されます。) sometimes(時々)
- 最も一般的に「時々」を表す単語で、口語・文章ともに幅広く使われます。
- 例: I sometimes go jogging before work.
- 最も一般的に「時々」を表す単語で、口語・文章ともに幅広く使われます。
occasionally(時々・たまに)
- 「時々」よりはもう少しフォーマル寄りに使われることがあります。
- 例: We occasionally have technical issues with the server.
- 「時々」よりはもう少しフォーマル寄りに使われることがあります。
once in a while(時々)
- 比較的カジュアルな表現。
- 例: I enjoy a glass of wine once in a while.
- 比較的カジュアルな表現。
- often(しばしば)
- frequently(頻繁に)
- always(いつも)
- 発音記号(IPA): /frəm taɪm tə taɪm/ または /frʌm taɪm tuː taɪm/
- アクセント:
- それぞれの単語に強いアクセントはなく、全体的にリズムよく繋げて発音します。
- “time” の部分でやや強めに音を置く人が多いです。
- それぞれの単語に強いアクセントはなく、全体的にリズムよく繋げて発音します。
- イギリス英語とアメリカ英語の違い:
- 大きな違いはありませんが、from の「o」の発音が多少 /ɒ/ に近い場合がある(イギリス英語っぽい発音)などの差異があります。
- 大きな違いはありませんが、from の「o」の発音が多少 /ɒ/ に近い場合がある(イギリス英語っぽい発音)などの差異があります。
- よくある発音の間違い: “time” を「タイム」ではなく「ターム」と濁らないように気をつけましょう。
- スペルミス:
- 「from」や「time」を間違うと意味が変わってしまうため、しっかりとスペルを覚えましょう。
- 「from」や「time」を間違うと意味が変わってしまうため、しっかりとスペルを覚えましょう。
- 同音類似表現との混同:
- 「some time to time」などと誤って書かないように注意してください。
- 「some time to time」などと誤って書かないように注意してください。
- 試験対策:
- TOEICや英検などでも「時々」を表す熟語として選択肢に出ることがあります。
- 選択問題では「時々」の意味を問われる場合があるため、正しく意味を理解し区別できることが重要です。
- TOEICや英検などでも「時々」を表す熟語として選択肢に出ることがあります。
- “time” が2回出てきて、それらを“from 〜 to 〜”でつないでいるので、「ある時から別の時へ」というイメージが湧くと覚えやすいです。
- “from A to B” のフォーマットに同じ単語 “time” が繰り返されるため、リズミカルに聴こえ、記憶に残りやすい表現です。
- “hand over” は、「(何かを)(手渡し・引き渡しの形で)誰かに渡す」という意味の英語の句動詞です。日本語では「引き渡す」「譲り渡す」「手渡す」という意味合いを持ちます。
- たとえば、権限や物などを正式に相手に渡す際に使われるイメージの強い表現です。カジュアルな場面でも使えますが、ビジネスなどフォーマルな場面では、より「責任や権限を委譲する」といったニュアンスが出ることが多いです。
- 現在形: hand over
- 三人称単数現在形: hands over
- 過去形・過去分詞形: handed over
- 現在分詞・動名詞形: handing over
- 名詞形: handover(綴りが一語になるケースが多い)
- 例: “the handover of power” (権力の引き渡し)
- 例: “the handover of power” (権力の引き渡し)
- 同じ動詞 “hand” を使った別の句動詞: “hand in” (提出する), “hand out” (配布する) など
- hand: “手”という名詞が元になっています。ここでは動詞としても用いられ、“(手で)渡す”のニュアンスがあります。
- over: “上を、越えて、向こう側へ”という意味合いの前置詞・副詞です。ここでは「引き渡す対象へ向けて」という動き・方向を表します。
- handover (n):「引き渡し」「譲渡」「委譲」という意味の名詞
- hand in:「提出する」
- hand out:「配る」「配布する」
- hand over control → 支配権を譲る
- hand over responsibility → 責任を引き渡す
- hand over the keys → 鍵を渡す
- hand over the documents → 書類を引き渡す
- refuse to hand over → 引き渡すのを拒む
- be forced to hand over → 引き渡しを余儀なくされる
- hand over one’s duties → 職務を引き継ぐ
- hand over custody → 親権・保護権を移す
- smooth handover → スムーズな引き継ぎ
- formal handover ceremony → 正式な引継ぎ式
- 語源: “hand” は古英語 “hand” に遡り、形や機能は大きく変化していません。“over” も古英語 “ofer” (〜の上に/越えて)が由来です。両者が合わさることで「手を使って別の人に渡す」というニュアンスが生まれました。
- 歴史的用法: 基本的に「物理的に手渡す」概念からスタートし、“権利”や“権限”といった抽象的なものの引き渡しにも使われるようになりました。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- 物理的に物を渡すだけでなく、権力や責任など抽象的なものを譲り渡すときにもしばしば使われます。
- ビジネス・フォーマルの場合:「引き渡す」「正式に譲る」のニュアンス。
- カジュアルな場合:「ちょっとそれ取って」「渡して」という軽いニュアンス。
- 物理的に物を渡すだけでなく、権力や責任など抽象的なものを譲り渡すときにもしばしば使われます。
- 句動詞 (phrasal verb) であり、他動詞的に用いられることが多いです。
- 一般的には「hand over + 目的語」の順で使いますが、「hand + 目的語 + over」と目的語を挟む形も可能です。
- 名詞として使う場合は「handover」(一語)で「引き渡し」「委譲」という意味。
- hand over + 物/権利/責任
- 例: “I handed over the documents to the manager.”
- 例: “I handed over the documents to the manager.”
- hand + [物] + over
- 例: “Hand them over right now.”
- 例: “Hand them over right now.”
- (名詞形) a handover of + [物/権力]
- 例: “The handover of the presidency will take place next month.”
- “Could you hand over the remote? I want to change the channel.”
- 「リモコン取ってくれる?チャンネル変えたいんだ。」
- 「リモコン取ってくれる?チャンネル変えたいんだ。」
- “Mom told me to hand over my phone before bed.”
- 「寝る前に携帯を渡しなさいってお母さんに言われた。」
- 「寝る前に携帯を渡しなさいってお母さんに言われた。」
- “Hand your ticket over to the attendant at the gate.”
- 「ゲートで係員にチケットを渡してね。」
- “Please hand over the client files to the new manager.”
- 「顧客ファイルを新しいマネージャーに引き渡してください。」
- 「顧客ファイルを新しいマネージャーに引き渡してください。」
- “I will officially hand over my responsibilities next week.”
- 「来週、正式に私の責任範囲を引き継ぎます。」
- 「来週、正式に私の責任範囲を引き継ぎます。」
- “We need a smooth handover to ensure no disruption in service.”
- 「サービスが滞らないように、スムーズな引き継ぎが必要です。」
- “The researcher handed over the collected data to the analysis team.”
- 「研究者は収集したデータを分析チームに引き渡した。」
- 「研究者は収集したデータを分析チームに引き渡した。」
- “During the project handover, detailed documentation is critical.”
- 「プロジェクトの移管では、詳細な文書化が重要です。」
- 「プロジェクトの移管では、詳細な文書化が重要です。」
- “Please hand over the original samples for further examination.”
- 「さらなる検査のために、オリジナルのサンプルを提出してください。」
- “The suspect was handed over to the local authorities.”
- 「容疑者は地元当局に引き渡された。」
- 「容疑者は地元当局に引き渡された。」
- “A formal agreement was signed before handing over the property.”
- 「物件を引き渡す前に正式な契約が交わされた。」
- 「物件を引き渡す前に正式な契約が交わされた。」
- “The company had to hand over all internal records under the court order.”
- 「裁判所の命令により、その会社は内部記録をすべて引き渡さなければならなかった。」
- give (与える)
- “hand over” は「権限を正式に渡す」ニュアンス、 “give” はより一般的。
- “hand over” は「権限を正式に渡す」ニュアンス、 “give” はより一般的。
- pass (渡す・まわす)
- “pass” も日常的に物を渡す意味。 “hand over” よりフォーマル度合いが低いことが多い。
- “pass” も日常的に物を渡す意味。 “hand over” よりフォーマル度合いが低いことが多い。
- deliver (配達する・届ける)
- “deliver” は「運んで届ける」というニュアンスが強い。 “hand over” は相手への直接的な引き渡し感が強い。
- “deliver” は「運んで届ける」というニュアンスが強い。 “hand over” は相手への直接的な引き渡し感が強い。
- transfer (移す・転送する)
- “transfer” は位置や所有権を公式に切り替える印象。 “hand over” も所有権の移行を含むが、口語表現でも幅広く使える。
- “transfer” は位置や所有権を公式に切り替える印象。 “hand over” も所有権の移行を含むが、口語表現でも幅広く使える。
- keep (保つ/保持する), hold on to (手放さずに持っている)
- “hand over” は渡す、引き渡すイメージ。これらは「手元にとどめる」「持っておく」イメージ。
- アメリカ英語(IPA): /ˈhænd ˌoʊvər/
- 「ハンド・オウヴァー」のように「オウ」に近い音。
- 「ハンド・オウヴァー」のように「オウ」に近い音。
- イギリス英語(IPA): /ˈhænd ˌəʊvə/
- 「ハンド・オウヴァ(アに近い)」のような発音。
- 「ハンド・オウヴァ(アに近い)」のような発音。
- アクセントは “hand” の “han-” に強勢が置かれ、その後 “over” が続きます。
- 間違えやすい点: “hand over” をひとまとまりとして、素早くくっつけて発音しないように意識するとよいです。
- スペルミス: “over” の綴りを “ove” や “ovre” と誤って書かないように注意。
- 混同注意: “hand in” と “hand over” は動詞句としては似ているようで、 “hand in” は提出する(宿題や課題など)、 “hand over” は引き渡す・譲渡する(より広義)。
- 試験対策: TOEIC や英検で、ビジネスや責任の委譲に関する文脈で問われることがあります。文脈から「誰に何を渡しているのか」をしっかり押さえましょう。
- 手(hand)を相手の側へ(over)持っていく → 相手側に渡しているイメージで覚えるとわかりやすいです。
- 「手渡し」の動作だけでなく、「責任を放して、相手側に預ける」様子もイメージすると、抽象的な「権限の譲渡」も覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、実際にペンや何か物を渡す場面をイメージしながら「Here, I hand over my pen to you.」などと音読するとしっかり記憶に残ります。
faced with
faced with
解説
【発音記号】feɪst wɪð
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
Faced with defeat, he changed tactics.
敗北に直面し、彼は戦術を変えた。
faced with
1. 基本情報と概要
単語/表現: faced with
品詞: 基本的には「face」という動詞の過去形・過去分詞形「faced」が受け身の形で用いられ、“be faced with 〜”という構文で使われるイディオム(句動詞的表現)です。
「ある問題や状況に直面して、その状況を受け止める立場にいる」というニュアンスの表現です。日常会話でもビジネスでも幅広く使われます。
活用形および他の品詞
“faced with”自体は「be動詞 + faced + with」という形で、人や組織などが何らかの問題に直面する、というときに使われます。
2. 語構成と詳細な意味
「faced with 〜」は、「〜という状況と向き合わざるを得ない」状態を表す表現です。
関連フレーズ・コロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3例)
ビジネスでの例文 (3例)
学術的・専門的な文脈での例文 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “faced with” についての詳細解説です。問題や状況が「目の前」にやってきたときに使いやすい表現なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
《be ~ 》...に直面している, ...と向かい合っている
no wonder
no wonder
解説
【発音記号】noʊ ˈwʌndər
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
No wonder he’s ranked first.
1位になっても不思議ではない。
no wonder
1. 基本情報と概要
単語(表現): no wonder
2. 語構成と詳細な意味
「no wonder」は直訳すると「驚くことはない」という意味で、「そんなの当たり前だ」「不思議じゃない」というニュアンスを伝えます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “no wonder” の詳細な解説です。日常会話だけでなく、ビジネスやアカデミックな場面でも「~は驚きではない、当然だ」というニュアンスを伝える際に役立つ表現です。上手に使いこなして英語表現をさらに豊かにしてくださいね。
驚くに値しない, ...も不思議ではない, ...も無理はない, なるほど...なわけだ,どうりで...なわけだ, ...も当然である
to some extent
to some extent
解説
【発音記号】tu sʌm ɪkˈstɛnt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It is to some extent what is considered standard.
ある程度、標準と見なされるものです。
to some extent
1. 基本情報と概要
英語表記: to some extent
品詞: 副詞句(phrasal adverbial expression)
意味(英語): partially; not completely or entirely, but somewhat
意味(日本語): ある程度は、部分的には
「to some extent」は、「全部ではないけれど、ある一定レベルまではそうだよ」というニュアンスを持つフレーズです。自分の主張や受け止め方を弱めるときにも使えます。たとえば「ある程度わかるけど、全部は無理だよ」という感じです。
活用形
フレーズなので、動詞のように時制変化はありません。文中では修飾語として扱われます。
他の品詞例
このフレーズ自体は他の品詞に変化しません。「extent」という名詞は文脈によって「extent of something」のように使われます。
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「to some extent」は“部分的”、“ある程度”ですが、“entirely”や“completely”は「完全に」という意味になります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「to some extent」の詳細解説です。部分的に同意したいときや、自分の意見を少し控えめに伝えたいときに非常に便利な表現です。ぜひ活用してみてください。
ある程度
get up
get up
解説
【発音記号】gɛt ʌp
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
It was easy getting up but the commute was awful.
起きるのは楽だけど、通勤はひどい。
get up
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): get up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFR レベルの目安: A2(初級)
主な活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
「get up」は、上に移動するイメージから「立ち上がる」や「ベッドから起き上がる」の意味を持ちます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム的用法
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
いずれも「横になる」や「座る」という「下に移動する」イメージで、「get up」(上へ動く)と反対のニュアンスです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「get up」の詳細解説です。朝起きるときや、座った状態から立ち上がるときに、気軽に使ってみてください。
起きる, 立ち上がる
was to
was to
解説
【発音記号】wʌz tu
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】* *
was to
= was going to
【例文】
The message was to be transmitted worldwide.
メッセージは世界中に送信されることになっていた。
was to
《書》《予定》...することになっていた / 《意志》...するつもりだった / 《運命》...する運命にあった /《義務》...しなければならなかった / 《可能》...できた /
以下では、やや特殊な文法表現である「was to」を、できるだけ詳細に解説します。「was」(be動詞の過去形) と「to」が組み合わさった構文として扱い、英語の文法的な使い方やニュアンス、実例などを示していきます。
1. 基本情報と概要
・意味(英語 / 日本語)
例:
“He was to inherit the estate.”
「彼は(その時点での将来に)その土地を相続することになっていた。」
「was to」は “be to” 構文(予定・義務・運命などを表す文法構文)の過去形として使われます。少し文語調またはフォーマルな響きがあり、「後で分かったが、その時点では〜する運命だった / 予定だった」というニュアンスを含むことが多いです。
・品詞 / 構成
1) “was” → be動詞の過去形 (単数)
2) “to” → 不定詞を導く to
「be to」の形は、助動詞的に使われる構文と思って構いません。(通常のbe動詞 + 前置詞「to」とは別の使い方です。)
・活用形
「was」はbe動詞の一形態です。
・派生形
・CEFRレベル目安
文意を深く理解するには少し上級寄りの文法ですので、B2(中上級)〜C1(上級)レベルくらいで習得されることが多いです。
2. 語構成と詳細な意味
“was to” は「was + to」の組み合わせですが、文法上は “be to + 動詞の原形” という構文の一部です。
同類の派生表現として以下のようなものがあります。
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
“be to” 構文は古くから「定められた予定や義務、運命」を表す際に使われ、少し文語的・書き言葉的な背景があります。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
“[主語] + was/were + to + [動詞の原形] + ...”
例:
イディオム
“was to have + 過去分詞” → 「〜するはずだったのに、実現しなかった」という、計画が実現しなかったニュアンスを表すこともあります。
フォーマル/カジュアル
可算・不可算などの区別
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的の3つの文脈別に、例文を3つずつ挙げます。
① 日常会話の例文
② ビジネスシーンの例文
③ 学術的な例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
厳密な反意語はありませんが、用法によって “was not to” の形で「起こらない運命だった」という表現が可能です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「was to」の詳細な解説です。文法書や長文読解で出合った際は、「過去のある時点から見た未来の予定・運命・義務を表す構文」だという理解を元に、文脈から適切に訳すよう心がけてみてください。
《書》《予定》...することになっていた
《意志》...するつもりだった
《運命》...する運命にあった
《義務》...しなければならなかった
《可能》...できた
for good
for good
解説
for good
以下では、「for good」という表現について、学習者の方が理解しやすいように9つの観点から解説します。
1. 基本情報と概要
「for good」は、「これで最後」「もう戻らない」「永久に」というニュアンスで使われる英語表現です。たとえば、「I’m leaving here for good.」(私はここをもう二度と戻らないつもりで去ります)のように用います。とても決定的・最終的な響きがあるため、中上級(B2)レベルの表現といえます。
活用形
「for good」は複数形や時制の変化などの活用はありません。イディオムとして固定的に使われます。
他の品詞になった時の例
2. 語構成と詳細な意味
関連する派生・類縁表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「for good」という表現は、古英語で「善のために」や「有益な目的のために」というニュアンスで使われていたfor godeなどがもとになり、時代を経て「二度と元に戻らない」「最終的に」という意味を持つ慣用表現に発展したと考えられます。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「for good」は「完全に終わらせる」「二度と戻らない」というニュアンスを強調したいときに便利な表現です。普段の会話からビジネス、学術的な文章でも使用できる汎用性の高いイディオムなので、ぜひ使い方をマスターしてみてください。
《話》いつまでも,(これから先も)ずっと, 永久に
これを最後に
at all
at all
解説
at all
以下では、「at all」という表現をできるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば否定文で “I don’t like it at all.” と言うと、「それがまったく好きではない」という強い否定を表します。一方、疑問文で “Do you like it at all?” のように使うと、「少しでも好きですか?」という意味合いにもなります。
学習者にとっては、「全然〜ない」「少しでも」という日本語に近いニュアンスで、否定・疑問などの文を強めるために使われる、副詞的な表現だと考えるとわかりやすいでしょう。
品詞と活用
他の品詞形例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「at all」は中英語の頃から否定や疑問を強めるために使われてきたとされますが、文献ごとに微妙なニュアンスの差があります。
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“at all” はよりカジュアルで日常的に使われる感じが強いのに対し、“in the least” や “by any means” はややフォーマルまたは書き言葉寄りの印象があります。
反意語
“completely” や “absolutely” は、場合によって真逆の意味合い(肯定の強調)を持つかもしれませんが、「at all」の直反対表現というよりは、肯定文での強い「まったく」を表す単語です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「at all」の詳細な解説です。否定文や疑問文で“at all”を見かけたら、「まったく…ない」「少しでも…?」という強調表現としてとらえてみてください。学習シーンや会話で頻繁に使われる表現なので、ぜひ積極的に使ってみましょう。
《否定文で》少しも...でない,全く...でない
《疑問文で》いったい,そもそも
《条件文で》少しも
《肯定文で》本当に,ともかく
in theory
in theory
解説
【発音記号】ɪn ˈθɪri
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
In theory that is why he went there.
理論的には、それが彼がそこに行った理由です。
in theory
1. 基本情報と概要
英語表現: in theory
品詞: 副詞句(慣用表現)
日本語の意味: 「理論上は」「建前としては」「頭の中の考えとしては」
「in theory」は、物事が理論上ではこうなるはずだという意味を表す表現です。実際に行動したり実践したりした場合には、異なる結果になる可能性があることを示唆するときによく使われます。会話や文章で「いちおう理論上はそうなんだけど、実際はちょっと違うかもしれないね」というニュアンスを伝えたいときに使われます。
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
関連単語や派生語など
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
まとめると、「in theory」は「理論的には、建前としては」という意味を持つ便利なフレーズであり、日常会話からビジネスシーン、学術的文脈まで幅広く活用されます。理論と実際の差異を強調したいときにぜひ使ってみてください。
理論的には, 理論上は, 理屈の上では
from time to time
from time to time
解説
【発音記号】frʌm taɪm tu taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
He does come round from time to time.
彼は時々やってくる
from time to time
1. 基本情報と概要
英語表現: from time to time
品詞: 副詞句 (adverbial phrase)
意味(英語): occasionally, sometimes, once in a while
意味(日本語): 時々、たまに
「from time to time」は、「時々」「たまに」といった意味で使われる決まり文句です。話し手が「頻繁ではないけれど、ある程度不定期に発生する」ニュアンスを表すときに使います。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
この表現は英語学習の中級レベルで習得するとよいでしょう。日常会話でも頻出で、自然な言い回しとしてよく耳にします。
2. 語構成と詳細な意味
「from time to time」というフレーズ自体は、直訳すると「時から時へ」ですが、慣用的に「時々、たまに」という意味で使われます。
関連表現やコロケーション
以下は「from time to time」を使う、あるいは同じように「時々」を表す英語フレーズや関連表現です。日本語訳を添えています。
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・アカデミックな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「from time to time」の反意語として「しばしば・頻繁に・いつも」のような表現は、頻度が高いことを指し示します。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「from time to time」の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術的な場面まで、幅広く使える便利な言い回しですので、ぜひ覚えて活用してみてください。
ときどき, 時折
hand over
hand over
解説
【発音記号】hænd ˈoʊvər
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
The responsibility was expected to be handed over.
責任は手渡されることが予想された。
hand over
1. 基本情報と概要
単語: hand over
品詞: 句動詞(phrasal verb)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
関連する単語・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
その他(法的シーンなど)の例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “hand over” の詳細な解説です。実際の使い方やニュアンスをしっかり押さえて、場面に合わせて使い分けてください。
《...に》を手渡す《to ...》
《...に》を引き渡す,を譲り渡す《to ...》
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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