頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 活用形:
- この連語表現自体に動詞のような活用はありませんが、
be
の部分が主語や時制に合わせて変化します。 - 例:
I am about to ~ / He was about to ~ / They are about to ~
- この連語表現自体に動詞のような活用はありませんが、
- 他の品詞に変化した例:
- 「about」自体は副詞や前置詞として使える(例:
It's about five o'clock.
/Let's talk about this.
) - ただし「about to」は慣用表現なので「about to」のまま品詞変化はしません。
- 「about」自体は副詞や前置詞として使える(例:
- A2 (初級)〜B1 (中級) 程度
比較的早い段階で習う表現ですが、文章として正確に運用するには中級レベルの知識が必要です。 - 語構成
- 「about」: もともと副詞・前置詞などの機能を持つ。
- 「to」: ここでは基本的に不定詞(動詞の原形)を導くための要素。
- 「about」: もともと副詞・前置詞などの機能を持つ。
- 詳細な意味
- 「be動詞 + about to + 動詞の原形」で「まさに~するところだ」という意味を表す。
- be about to start (始めようとしている)
- be about to leave (出発しようとしている)
- be about to happen (今にも起こりそう)
- I’m about to head out. (今から出かけようとしている)
- She was about to cry. (彼女は今にも泣きそうだった)
- be about to make a decision (まさに決断しようとしている)
- be about to begin (開始直前である)
- be about to finish (終わりかけている)
- The show is about to end. (ショーがまもなく終わる)
- everything was about to change (すべてが変わろうとしていた)
語源
- 「about」は古英語や中英語で「周囲に」「ぐるりと」等を表す言葉に由来し、「ある事柄の近くにある」ニュアンスで使われてきました。
- 「to」は不定詞を導く基本的な前置詞として広く使われています。
- 両者が組み合わさった「about to」は「(行為や出来事が)その近くに来ている=まさに起こらんとしている」という意味合いと考えられます。
- 「about」は古英語や中英語で「周囲に」「ぐるりと」等を表す言葉に由来し、「ある事柄の近くにある」ニュアンスで使われてきました。
ニュアンス・使用時の注意
- 「今にでも起こる」という近い未来を強く示唆し、 多くの場合はその「行為の切迫感」や「直前感」を強調する表現です。
- 口語でも文章でも使われ、カジュアル・フォーマルどちらでも問題ありません。
- ただし「本当にすぐ起こる」ことを指すので、実際には少し先のことなら「about to」は誤解を招く可能性があります。
- 「今にでも起こる」という近い未来を強く示唆し、 多くの場合はその「行為の切迫感」や「直前感」を強調する表現です。
典型的な構文:
(主語) + (be動詞) + about to + (動詞の原形)
例:I am about to leave.
可算・不可算
- 名詞ではなく慣用的な構文表現のため、可算・不可算の区別は関係ありません。
他動詞・自動詞
- 後ろに置く動詞が他動詞でも自動詞でも構文は変わりません。
- 例:
He is about to eat dinner.
(他動詞: eat + 目的語 dinner) - 例:
They are about to arrive.
(自動詞: arrive)
- 後ろに置く動詞が他動詞でも自動詞でも構文は変わりません。
フォーマル / カジュアル
- 会話、ビジネス文書、メールなど幅広い場面で使えます。
I'm about to go shopping. Do you need anything?
(今から買い物に行くんだけど、何か必要?)Hurry up! The movie is about to start.
(急いで!映画が始まろうとしているよ。)I was about to call you when you texted me.
(君がメッセージをくれた時、ちょうど電話しようとしていたところだったよ。)We’re about to launch our new product next week.
(来週、私たちは新製品をまさに発売しようとしています。)I’m about to send the updated report. Please wait a moment.
(改訂版のレポートを今から送ります。少々お待ちください。)They were about to finalize the contract when we received their email.
(契約をまさに最終決定しようとしていたときに、先方からメールが届きました。)The experiment is about to enter its final phase.
(実験は最終段階に入ろうとしている。)Our research team is about to publish a groundbreaking paper.
(研究チームは画期的な論文をまもなく発表します。)The conference is about to begin, so please take your seats.
(学会がまもなく始まりますので、席に着いてください。)類義語
on the verge of
(まさに~する寸前)
I was on the verge of quitting my job.
(仕事を辞めようとする寸前だった。)- 「about to」よりもギリギリのイメージが強い場合が多い。
just about to
(ちょうど今まさに~するところ)
I'm just about to leave the office.
- 「about to」に「ちょうど」「今まさに」のニュアンスを強めた表現。
on the brink of
(~の寸前)
They are on the brink of a significant discovery.
- 「verge」に似たニュアンスで、重大事を控えている感じ。
反意語
- 明示的な反意語はあまりありませんが、あえて挙げるなら「far from ~ing」(~するにはほど遠い状態)などが対比として使われることがあります。
- 発音記号 (IPA): /əˈbaʊt tuː/ (アメリカ英語・イギリス英語ともにおおむね共通)
- 「about」の強勢は第2音節の「-bout」に置かれます。
- 連続して話すと「about to」は「アバウトゥ」のように繋がり、 /əˈbaʊtə/ と聞こえることもあります。
- 「about」の強勢は第2音節の「-bout」に置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- どちらも大まかな発音は同じですが、母音の発声や
t
の音の脱落など地域差がある場合もあります。
- どちらも大まかな発音は同じですが、母音の発声や
- よくある発音の間違い
- 「about」の /əˈbaʊt/ を /əˈbɒut/ や /ˈæbaʊt/ としてしまう誤りがあるので、母音や強勢位置に注意しましょう。
- スペルミス
about
がabount
などと誤記されることがあるので注意。
- 同音異義語・混同
about
と発音が似ている明確な同音異義語はないが、「about to do something」を「around to do something」と混同しないように注意。
- 試験対策
- TOEICや英検でも、近い未来を表す表現として選択肢に出ることがあります。
- 「be about to ~」に続く動詞を、動名詞として間違えたりしないように(
about to doing
×)。
- TOEICや英検でも、近い未来を表す表現として選択肢に出ることがあります。
- 「もうすぐ」「待ったなし」のイメージ
about to
は「もう何かが起こりそうなところ」を示します。ドアノブに手をかけて今まさに出ようとしているような絵を想像すると覚えやすいかもしれません。 - 音とスペリングのポイント
about
は「ア・バウト」ではなく「アバウ(と)」くらいのイメージで。
- 勉強テクニック
I'm about to 〇〇
を、普段の行動の直前につぶやいて練習しましょう。
例:I'm about to eat lunch.
I'm about to study English.
- first: 「最初の」「第一の」を意味する形容詞/副詞
- of: 所有・所属などを示す前置詞
- all: 「すべて」を意味する形容詞/代名詞/副詞など
- to begin with
- to start with
- in the first place
- First of all, I’d like to introduce myself.
→ (まず第一に、自己紹介をさせてください) - First of all, let’s discuss the main topic.
→ (まず最初に、主要なトピックを議論しましょう) - First of all, thank you for coming.
→ (まずは皆さん来てくれてありがとうございます) - First of all, we need to check the schedule.
→ (まずはスケジュールを確認しなければなりません) - I want to say this first of all.
→ (何よりもまず、これを言いたいです) - First of all, could you tell me your name?
→ (まず始めに、お名前を教えていただけますか?) - First of all, I want to congratulate you on your success.
→ (まず第一に、あなたの成功をお祝いしたいです) - First of all, we should get more information.
→ (何より先に、もっと情報を集めるべきです) - First of all, don’t panic.
→ (とにかく最初に、落ち着いてください) - First of all, let me make this clear.
→ (まず一番に、これをはっきりさせておきたいです) - 「first」自体は古英語の“fyrst”から派生しており、「最初の」という意味を持つ言葉です。
- 「of all」は「すべての中で」という意味で、それを合わせて「全ての中でまず第一に」という意味が生まれました。
- 日常会話でも書き言葉でも幅広く使われますが、文章で意見を述べるときやプレゼンテーションなど、フォーマルな場面でも使える万能フレーズです。
- 若干カジュアル寄りに聞こえることもありますが、ビジネス文書においても十分許容される表現です。「First of all」の後には大事なポイントが来るというニュアンスが強いので、読者・聴き手の注意を引く効果があります。
- 品詞: 副詞句(discourse markerとして使われることが多い)
- 文頭に置いて最初のポイントを提示するために使われます。
- フォーマル/カジュアルどちらのシーンでも使えますが、非常に砕けた会話よりは少し丁寧な印象を与えます。口語で言う場合には「Well, first of all, …」などと接続詞を合わせることもあります。
- 構文:
- First of all, S + V + …
- Well, first of all, S + V + …
- First of all, S + V + …
- “First of all, let’s decide where we want to eat tonight.”
- まずは、今夜どこで食べたいか決めよう。
- まずは、今夜どこで食べたいか決めよう。
- “First of all, I need to clean my room before I go out.”
- 外出する前に、まず部屋を掃除しなきゃ。
- 外出する前に、まず部屋を掃除しなきゃ。
- “First of all, I’ve got to call my parents.”
- まず最初に、両親に電話しなくちゃ。
- “First of all, I’d like to thank you all for attending this meeting.”
- まずはこの会議にご参加いただきありがとうございます。
- まずはこの会議にご参加いただきありがとうございます。
- “First of all, we should clarify our objectives for this project.”
- まず第一に、このプロジェクトの目的を明確にすべきです。
- まず第一に、このプロジェクトの目的を明確にすべきです。
- “First of all, let’s review the data from last quarter.”
- まず最初に、前四半期のデータを見直しましょう。
- “First of all, we need to define our research hypothesis.”
- まず第一に、研究仮説を定義する必要があります。
- まず第一に、研究仮説を定義する必要があります。
- “First of all, I will outline the theoretical framework.”
- まず初めに、理論的枠組みを概説します。
- まず初めに、理論的枠組みを概説します。
- “First of all, the primary sources must be thoroughly examined.”
- 何よりもまず、一次資料を徹底的に検証する必要があります。
- to begin with(まずはじめに)
- 「first of all」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル度合いが高まる。
- 「first of all」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル度合いが高まる。
- to start with(最初に)
- カジュアルな会話でも使われる表現。「first of all」と入れ替えて使える。
- カジュアルな会話でも使われる表現。「first of all」と入れ替えて使える。
- in the first place(そもそも、まずは)
- 「第一に」という意味で使われるが、議論の最初の段階を示す時や、反論をするときにも用いられる。
- 「第一に」という意味で使われるが、議論の最初の段階を示す時や、反論をするときにも用いられる。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈfɝːst əv ˈɔːl/
- イギリス英語: /ˈfɜːst əv ˈɔːl/
- アメリカ英語: /ˈfɝːst əv ˈɔːl/
- アクセントは “first” の第一音節「fir-」の部分が強く発音され、“of” は弱く、「all」も比較的強めに発音されます。
- よくある間違いとして、 “of” の発音が /ɔːf/ のように伸びたり、 “all” の L が発音されないなどがあります。
- 「first of all」は常にこの語順で使います。“of first all”などにしないように注意しましょう。
- 「firstly, secondly…」などの列挙表現との混同に気をつけましょう。「firstly」は文語的、「first of all」はもう少し会話的かつ万能です。
- 「firstable」と綴ってしまうミス(“first”+“able”のように誤記)は学習者に多いスペルミスですので注意してください。
- TOEICや英検などでも、段落の冒頭に置く表現として選択肢に出てくることがあります。主張や意見の流れを示す上で重要なフレーズなので、文章に組み込む練習をすると効果的です。
- 「何かを言い始めるときには“first of all”!」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “First of all = まず最初に全部の中から” と考えると全体を見渡して「何よりも先にこれを言いたい!」というニュアンスがよくわかります。
- スペリング面では“of”と“all”の間に “first” がくるという順番を常に意識しておくと間違いにくいです。
- CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2(中上級): 日常会話をこなし、抽象度の高い話題にもある程度対応できるレベル
- 通常は形容詞として「be consistent with A」の形で使われます。
- 「be + consistent + with + 名詞/代名詞」の構文で用いられます。
- 名詞形: consistency (一貫性、整合性)
例: “The consistency of the argument is remarkable.” - 副詞形: consistently (常に一貫して)
例: “They have consistently followed the same procedure.” - con-: 「共に、完全に」などの意味をもつ接頭語
- sist: ラテン語の「立つ(stare)」に関連する語根
- -ent: 形容詞化する接尾語
- consistency (n.): 一貫性、整合性
- consistent (adj.): 一貫した
- consistently (adv.): 一貫して、いつも変わらず
- inconsistent (adj.): 矛盾している
- inconsistency (n.): 不一致、矛盾
- consistent with the evidence
- (証拠と)矛盾しない、一致している
- (証拠と)矛盾しない、一致している
- consistent with the data
- (データと)一致している
- (データと)一致している
- consistent with the rules
- (規則と)矛盾しない
- (規則と)矛盾しない
- consistent with company policy
- (社内方針と)合致している
- (社内方針と)合致している
- consistent with previous findings
- (先行研究と)一致している
- (先行研究と)一致している
- remain consistent with …
- … と一致した状態を保つ
- … と一致した状態を保つ
- be fully consistent with …
- … と完全に整合性がある
- … と完全に整合性がある
- not entirely consistent with …
- … と完全には一致しない
- … と完全には一致しない
- appear consistent with …
- … と一致しているように見える
- … と一致しているように見える
- findings are consistent with …
- 調査結果が … と合致している
- 調査結果が … と合致している
- ラテン語の“consistere”由来で、「一つの場所に留まる」「一緒に立つ」という意味を持ちます。「全体としてしっかり立っている・保たれている」というニュアンスが「consistent」の背後にあります。
- 「consistent with」は、互いに矛盾がなく調和している関係を表します。非常にフォーマルな文脈でも用いられますが、日常会話、ビジネス、学術論文など幅広いシーンで使われます。
- 強調度はそれほど高くなく、冷静かつ客観的な印象を与える表現です。
- 形容詞として「be consistent with + 名詞/代名詞」の形で使われ、主語が「~と一致している」ことを表します。
- 可算/不可算: 「consistent」という形容詞は数えられませんが、名詞形「consistency」は不可算名詞として用いられることが多いです(ただし、文脈によっては可算扱いする場合もあります)。
- フォーマル/カジュアル:
- 「consistent with」はビジネス・学術の場面で使われることが多め。
- カジュアルな会話でも「That’s consistent with what I heard!(それは聞いていた話と合っているよ)」など自然に使われます。
- 「consistent with」はビジネス・学術の場面で使われることが多め。
- be consistent with: 「~と一致している」
- remain consistent with: 「~と矛盾なくあり続ける」
- “Her story is consistent with what we saw on the news.”
- 彼女の話はニュースで見たことと矛盾していない。
- 彼女の話はニュースで見たことと矛盾していない。
- “Your explanation seems consistent with the facts I know.”
- あなたの説明は、私が知っている事実と合っているように思えます。
- あなたの説明は、私が知っている事実と合っているように思えます。
- “That’s consistent with what my friend told me.”
- それは友達が私に教えてくれたことと一致しているよ。
- それは友達が私に教えてくれたことと一致しているよ。
- “Our new policy needs to be consistent with company regulations.”
- 新しい方針は、会社の規定と一致していなければなりません。
- 新しい方針は、会社の規定と一致していなければなりません。
- “These figures are consistent with last quarter’s sales data.”
- これらの数値は前四半期の売上データと整合しています。
- これらの数値は前四半期の売上データと整合しています。
- “We must ensure that the marketing strategy is consistent with our brand image.”
- マーケティング戦略を、ブランドイメージと一致させる必要があります。
- マーケティング戦略を、ブランドイメージと一致させる必要があります。
- “The results are consistent with previous research findings.”
- その結果は先行研究の発見と一致しています。
- その結果は先行研究の発見と一致しています。
- “This hypothesis is consistent with existing theories on language acquisition.”
- この仮説は言語習得に関する既存の理論と矛盾しません。
- この仮説は言語習得に関する既存の理論と矛盾しません。
- “All data points appear consistent with our initial assumptions.”
- 全てのデータポイントが当初の仮定と一致しているように見えます。
- 全てのデータポイントが当初の仮定と一致しているように見えます。
- in agreement with: ~と合意/一致している
- in line with: ~に沿って、~と合致して
- in accord with: ~と一致して
- compatible with: ~と両立可能で
- congruent with: (形状や数学的概念において)~と一致して
- “compatible with” は「互換性」や「両立性」を強調する場合によく使われます。
- “in line with” はビジネスなどのフォーマルな場面でも非常に一般的です。
- inconsistent with: ~と矛盾している
- contradictory to: ~と正反対である
- 発音記号(IPA): /kənˈsɪstənt wɪθ/
- アメリカ英語: [kən-SIS-tənt with]
- イギリス英語: [kən-SIS-tənt wɪθ] (/wɪð/と発音されることもある)
- アメリカ英語: [kən-SIS-tənt with]
- 強勢(アクセント): “con*sistent”のsis*にアクセントがきます。
- 発音の注意: “consistent”の最後の “-ent” は弱く発音し、「コンシステントゥ」のように母音が曖昧になる傾向があります。
- スペルミス: “consistent”で “-ent”部分を “-ant”と書いてしまうことがあるので注意。
- 同音異義語との混同: “consistence”という表記はあまり一般的ではなく、通常 “consistency” で学ぶとよい。
- TOEIC・英検などでの出題傾向:
- ビジネス場面や何かの調査結果に言及する文章で「~と一致しているかどうか」を問う問題で出る場合がある。
- 読解問題で「be consistent with」の意味を理解していないと誤答に繋がるため、しっかり覚えておくと有利です。
- ビジネス場面や何かの調査結果に言及する文章で「~と一致しているかどうか」を問う問題で出る場合がある。
- “con-” は「一緒に」、”sist” は「立つ」、そこから「一緒に立つ=矛盾せず併せ立つ」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「consistent」という単語は「con(共に) + sist(立つ)」が合体したイメージを頭に描くと「ブレずにしっかり立っている」と捉えやすくなります。
- スペルは「con + sist + ent」で区切って何度か書いたり、発音してみたりすると定着しやすいです。
活用形(動詞
come
の場合)- 原形: come
- 過去形: came
- 過去分詞: come
- 現在分詞: coming
- 原形: come
他の品詞例
- “come” は主に動詞ですが、名詞的に使われること(例:
The best is yet to come
)はあるものの、頻度は低いです。 - “come up with” そのものが形容詞や名詞になることは通常ありません。
- “come” は主に動詞ですが、名詞的に使われること(例:
CEFRレベル: B2(中上級)
「日常的かつビジネスでも使われる割に、ニュアンスを理解して適切に使いこなすにはある程度の英語力が必要とされます。」接頭語・接尾語・語幹
- “come” が動詞の語幹。
- “up” は副詞/前置詞的な役割。
- “with” は前置詞として使用。
- それぞれが合わさって特別な意味を持つ句動詞(phrasal verb)になっています。
- “come” が動詞の語幹。
関連する派生語・類縁語
- come in, come out, come across, come along など、「come + 前置詞/副詞」の形で多くの句動詞があります。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- come up with a solution(解決策を思いつく)
- come up with an idea(アイデアを考え出す)
- come up with a plan(計画を立てる)
- come up with an excuse(言い訳を考え出す)
- struggle to come up with something(何かを思いつくのに苦労する)
- come up with a name(名前を考える)
- come up with a strategy(戦略を考える)
- come up with fresh perspectives(新しい視点を思いつく)
- come up with the money(お金を工面する)
- come up with a slogan(スローガンを考え出す)
- come up with a solution(解決策を思いつく)
語源
“come” は古英語のcuman
(到着する、行く)に由来し、 “up” と “with” を組み合わせることで「下から上へ引っ張り上げる」イメージが転じて、頭の中からアイデアを“引っ張り出す”ように考えられます。使用上のニュアンス
- 「新しいものを思いつく」「何かを提案する」という前向きで積極的なイメージがあります。
- カジュアル〜ビジネス、口語〜文章と幅広く使えますが、非常にかしこまった文書では「devise」や「formulate」が使われることもあります。
- 「新しいものを思いつく」「何かを提案する」という前向きで積極的なイメージがあります。
使用時の注意点
- アイデアを産み出す・発想するシーンでは便利ですが、単に「思いつく」だけでなく、具体的なアイデアや解決策を示唆するニュアンスがあります。
一般的な構文
S + come + up with + O
例: I came up with a great idea.フォーマル/カジュアル
- カジュアルな会話:問題なし。
- ビジネス、プレゼンなどフォーマルシーン:非常によく使われる。
- スラングではないので、フォーマル場面でも問題なく使えます。
- カジュアルな会話:問題なし。
他動詞・自動詞の使い分け
“come up with” は特定の目的語(アイデアや解決策など)を伴うため、他動詞的(目的語必須) に使われます。可算・不可算
- 名詞ではなく句動詞なので、可算・不可算の区別はありません。
- I need to come up with a gift idea for my sister’s birthday.
(妹の誕生日プレゼントを考えないといけないんだ。) - We’re trying to come up with something fun to do this weekend.
(今週末に何をするか、楽しいことを思いつこうとしているんだ。) - Can you come up with a quick snack recipe?
(手軽なおやつのレシピ、何か思いつかない?) - We need to come up with a more efficient marketing strategy.
(もっと効率の良いマーケティング戦略を考え出す必要がある。) - Our team came up with several proposals for the new project.
(私たちのチームは新プロジェクトに関していくつかの提案を考え出しました。) - Let’s come up with a timeline and assign tasks accordingly.
(スケジュールを立てて、それに合わせてタスクを割り振りましょう。) - Researchers are trying to come up with innovative ways to store solar energy.
(研究者たちは太陽エネルギーを蓄える革新的な方法を考案しようとしている。) - The professor encouraged the students to come up with their own hypotheses.
(教授は学生たちに自分たちの仮説を考えるよう促した。) - The conference aims to come up with sustainable solutions for climate change.
(この会議では気候変動への持続可能な解決策を見出すことを目的としている。) - think of(〜を思いつく)
- より広範囲で使われるが、アイデアを「出す」ニュアンスが弱い。
- より広範囲で使われるが、アイデアを「出す」ニュアンスが弱い。
- devise(考案する)
- もう少しフォーマルで、計画を練る・仕組みを作る感が強い。
- もう少しフォーマルで、計画を練る・仕組みを作る感が強い。
- invent(発明する)
- 完全に新しいものを「発明する」という意味合い。
- 完全に新しいものを「発明する」という意味合い。
- dream up(思いつく)
- 口語的でクリエイティブなニュアンスが強い。
- 口語的でクリエイティブなニュアンスが強い。
- propose(提案する)
- 提示する、公式な場などで「提案する」ニュアンス。
- (直接的な反意語はありませんが)
- fail to find a solution(解決策を見出せない)
- discard an idea(アイデアを棄却する)
などが文脈によって逆の状況を表せます。
- fail to find a solution(解決策を見出せない)
- 発音記号(IPA): /kʌm ʌp wɪθ/
- アメリカ英語: 「カム・アップ・ウィス/ウィズ」のように「θ」を「ス」寄りに発音することもあるが、 /wɪθ/ か /wɪð/ と発音する人もいる。
- イギリス英語: /kʌm ʌp wɪθ/(語尾の「θ」がよりはっきり発音される場合が多い)。
- アメリカ英語: 「カム・アップ・ウィス/ウィズ」のように「θ」を「ス」寄りに発音することもあるが、 /wɪθ/ か /wɪð/ と発音する人もいる。
- アクセント
- “come UP with” のように、
up
にやや強勢をおく人も多いですが、全体としてはフレーズとして流れるように発音されます。
- “come UP with” のように、
- よくある間違い
- “come up to” や “come with” と混同しないように注意。
- スペルミス
- “come” を “com” や “came” と書き間違えると伝わりにくくなります。
- “come” を “com” や “came” と書き間違えると伝わりにくくなります。
- 前置詞の混乱
- “come up to” や “come with” と混同すると全く別の意味(例: “come up to” は「基準に達する」など)になってしまうので注意。
- “come up to” や “come with” と混同すると全く別の意味(例: “come up to” は「基準に達する」など)になってしまうので注意。
- TOEIC・英検などの試験対策
- ビジネスシーンや意見交換の場面で、アイデアを提案する文脈で出題されやすいフレーズです。
- イメージ: 「下(頭の中)からアイデアを '引き上げる' (up) ようにして '持ってくる' (come)」という動きを思い浮かべてみましょう。
- 記憶テクニック
- “C(考える) + UP(上げる) + WITH(一緒に)” で “思いつく”。
- 実際にアイデアを頭から取り出して手元に持ってくるイメージを描くと覚えやすいです。
- “C(考える) + UP(上げる) + WITH(一緒に)” で “思いつく”。
- get away with – 現在形
- got away with – 過去形
- getting away with – 現在進行形
- gotten away with – 過去分詞形(主に米) / got away with – 過去分詞形(主に英)
- get:「手に入れる」、「(状態を)得る」、「(ある場所へ)行く」など、非常に多義的な動詞
- away:「離れて、離れたところへ」
- with:「~と共に」、「~によって」、「~を使って」などの基本的な前置詞
- get away(逃げる)
- get by(なんとかやっていく)
- away 自体にも「遠くへ」「退場する」というニュアンスがあるので、「逃げ切る」感覚が強まります。
- get away with murder: 「(比喩的に)何をやっても咎められない」
- can’t get away with (something): 「(何か)は許されない」
- barely get away with: 「かろうじてばれずに済む」
- try to get away with: 「ばれずに済ませようとする」
- get away with lying: 「嘘をついても罰せられない」
- get away with cheating: 「ごまかしをしても咎められない」
- get away with shoplifting: 「万引きしてもばれないでいる」
- let (someone) get away with (something): 「(誰か)を(何か)で見逃す/大目に見る」
- get away with minimal punishment: 「最小限の罰で済む」
- get away with a warning: 「警告だけで済む」
- 語源的背景: 「get」は古英語の「gettan」に由来し、「取得・獲得」「状態や場所の変化」を広く表す語です。「away」は古英語で「aweg」であり「離れたところに」という意味。「with」は古英語「wiþ」で「~と共に」を表す。
- 歴史的な使われ方: もともとは「逃げる」「立ち去る」という「get away」に、対象との関連や状況を示す「with」が加わった形で、悪い行為から「逃れられる」ことを指すようになりました。
- ニュアンスや注意点:
- 多少カジュアルな響きがあり、日常会話やカジュアルな文章でよく使われます。
- フォーマルな文書では「escape punishment」や「evade responsibility」といった別表現が使われることが多いです。
- 誰かを非難したり、羨ましく思ったりする場合にも使われます (e.g. “He always gets away with everything!”)。
- 多少カジュアルな響きがあり、日常会話やカジュアルな文章でよく使われます。
- 句動詞 (phrasal verb):他動詞的使い方をしますが、その目的語が「(悪い行為)」であることが多いです。
- 一般的な構文:
- 主語 + get away with + 名詞/動名詞
- 例: He got away with stealing the money.
- 主語 + get away with + 名詞/動名詞
- フォーマル度:カジュアル寄り。ビジネスシーンでも、相手との距離が近い場合は使っても差し支えありませんが、正式な書類では避けるのが無難です。
- “I can’t believe you got away with parking there without getting a ticket!”
- あんなところに駐車しておいて、罰金取られずに済んだなんて信じられないよ!
- あんなところに駐車しておいて、罰金取られずに済んだなんて信じられないよ!
- “He always tries to cheat on tests, but he never gets away with it.”
- 彼はいつもテストでカンニングしようとするけど、絶対に見つかるんだよね。
- 彼はいつもテストでカンニングしようとするけど、絶対に見つかるんだよね。
- “They managed to get away with breaking the curfew last night.”
- 昨夜は夜間外出禁止令を破ったのに、結局お咎めなしで済んだんだよ。
- “The supervisor will notice if you don’t do the tasks properly, so don’t think you can get away with slacking off.”
- ちゃんと仕事をしないと上司にバレるから、手を抜いても許されるとは思わないようにね。
- ちゃんと仕事をしないと上司にバレるから、手を抜いても許されるとは思わないようにね。
- “If you try to manipulate the data, you won’t get away with it in this company.”
- データを操作しようとしても、この会社では絶対に逃れられないよ。
- データを操作しようとしても、この会社では絶対に逃れられないよ。
- “Sometimes, a competitor might try unethical methods, but they rarely get away with it in the long run.”
- ライバル企業が不正な手段を使っても、長い目で見れば大抵は逃げ切れない。
- “Researchers who falsify data seldom get away with such misconduct indefinitely.”
- データを捏造する研究者は、たいていは不正がいつか発覚する。
- データを捏造する研究者は、たいていは不正がいつか発覚する。
- “No political figure can get away with corruption forever once the media starts investigating.”
- メディアに調査され始めれば、政治家が腐敗行為を永遠に隠すことはできない。
- メディアに調査され始めれば、政治家が腐敗行為を永遠に隠すことはできない。
- “A mere technicality cannot enable one to get away with severe legal violations.”
- ちょっとした法の盲点を突いても、大きな法令違反をうやむやにすることはできない。
- evade punishment (罰を逃れる)
- ややフォーマルな響き。
- ややフォーマルな響き。
- escape blame (責任逃れをする)
- “blame”は他人からの非難をイメージ。
- “blame”は他人からの非難をイメージ。
- pull something off (うまくやってのける)
- 必ずしも「悪い行為」ではなく、「難しいこと」をやり遂げるときにも使う。語感はややポジティブ。
- get caught (捕まる、バレる)
- 文字通り「捕まる」意味。
- 文字通り「捕まる」意味。
- face consequences (結果に直面する)
- 罪などの結果を受け入れる、罰を受ける。
- 罪などの結果を受け入れる、罰を受ける。
- アクセント:「away」の第二音節「-way」に強勢が重くなりやすく、「with」は弱く発音されます。
- アメリカ英語では「with」の /ð/ を弱く発音し、早口だと /wɪθ/ のように無声音寄りになることもあります。
- イギリス英語でもほぼ同じだが、人によっては /wɪθ/ が /wɪð/ と有声・無声がやや揺れます。
- スペルミス:「get away with」の3つの単語を1つにまとめて「getawaywith」と書くミスや、「get a way with」と余計なスペースを入れる間違い。
- 他の表現との混同:「get away」と「get by」は全く意味が異なるので要注意。
- 試験対策:TOEICや英検などのリスニング・長文読解で、悪いことから「逃れる」文脈で登場することがある。文章の流れが早いと聞き逃しやすいので注意。
- 「Get + away + with」の順番をイメージ:
- Get:手に入れる、ある状態になる
- Away:遠ざける・離れる
- With:(した行為)を持ったまま
- Get:手に入れる、ある状態になる
- 「shown」は動詞 “show” の過去分詞形です。
- 「shown to …」は、主に次の2つのパターンで用いられます:
- 「(場所など)へ案内される・連れて行かれる」の意
例: “I was shown to my seat.”(私は席に案内された) - 「(何かの性質・事実)であると示される/立証される」の意
例: “This method has been shown to be effective.”(この方法は効果的であると示されている) - 「~へ案内された・示された」
- 「~であると証明された/示された」
のように理解できます。shown to
は「示す(show)」の受動態で「~に示された」ニュアンスを持ち、丁寧に言えば「~に連れていかれた」「~であると証明された」というような使い方をします。 - 「It has been shown to …」=「~であると証明されている」
- 「I was shown to …」=「~に案内された」
という2つの文型パターンが中心です。 - “show” は動詞 (Verb)。主な活用は以下の通りです:
- 原形:show
- 三人称単数現在形:shows
- 過去形:showed
- 過去分詞形:shown (showed も可だが、現在は “shown” が一般的)
- 現在分詞形:showing
- 原形:show
- 名詞 “show”:「展示会」「見せ物」「番組」など。例: “a talent show” (タレントショー)
- 形容詞 “showy”:「派手な」「人目を引く」
- 名詞 “showing”:「上映」「実演」「成果の提示」など。
- A1:超初心者
- A2:初級
- B1:中級
- B2:中上級 ← “shown to” はこのあたりから使いやすくなる
- C1:上級
- C2:最上級
- show(動詞)+ -n(過去分詞の形) → shown
- to(前置詞)
- show (動):「見せる」「示す」「案内する」
- showing (名):「上映」「見せること」「成果」
- showy (形):「派手な」「目立つ」
- be shown to the door
- ドアまで案内される
- ドアまで案内される
- be shown to one’s seat
- 席に案内される
- 席に案内される
- be shown to the table
- テーブルに案内される
- テーブルに案内される
- be shown to work
- 効果があると証明される
- 効果があると証明される
- be shown to improve performance
- パフォーマンスを向上させると示される
- パフォーマンスを向上させると示される
- has been shown to be effective
- 効果的であると示されている
- 効果的であると示されている
- was shown to be wrong
- 誤りであると証明された
- 誤りであると証明された
- be shown to have benefits
- 利点があると示される
- 利点があると示される
- be shown to reduce costs
- コスト削減に役立つと示される
- コスト削減に役立つと示される
- be shown to be safe
- 安全であると示される
- 安全であると示される
- “show” は古英語の “scēawian” (見る、見せる) に由来し、ゲルマン語圏を経て現在の英語になりました。
- “shown” はその過去分詞形で、中世英語の頃から “showen → shown” へ変化してきました。
- 「案内される」という物理的な使い方:
- “I was shown to the door.”(ドアまで案内された)
- フォーマルな文面でもカジュアルな会話でも使われます。
- “I was shown to the door.”(ドアまで案内された)
- 「~であると証明される」など、抽象的・論理的な使い方:
- “It has been shown to be a fact.”
- 研究報告やニュース記事など、ややフォーマルな文脈でよく用いられます。
- “It has been shown to be a fact.”
- “shown” は過去分詞なので、ほぼ例外なく受動態 (be shown to …) か完了形 (have shown) の形で使います。
- 他動詞 “show” の受動態:
- (人) + be + shown + (目的地/結果) + (to …)
- (物/事柄) + be + shown + to + (動詞/形容詞) など
- (人) + be + shown + (目的地/結果) + (to …)
- be shown to (場所/人) :「(場所・人)へ案内される」
- be shown to (動詞原形) :「~することが証明される」
- be shown to (be) + (形容詞/名詞) :「~だと示される」
- show (someone) the door: 「(人を)追い出す/クビにする/ドアまで案内する」
- 口語では「追い出す」のイディオム的表現。
- “I was shown to my seat by the usher.”
(案内係に席まで連れて行かれたよ。) - “She was shown to the exit after the show ended.”
(ショーが終わったあと、彼女は出口まで案内された。) - “We were shown to the best spots in the park by a local.”
(地元の人に公園のベストスポットへ連れて行ってもらった。) - “Clients are always shown to the conference room.”
(来客はいつも会議室に案内されます。) - “It has been shown to increase productivity in our latest study.”
(最新の調査では、生産性が向上することが示されています。) - “Employees should be shown to their assigned workstations on the first day.”
(従業員は初日に割り当てられた作業ブースへ案内されるべきです。) - “This new drug has been shown to be highly effective in clinical trials.”
(この新薬は臨床試験において高い効果があると示されています。) - “The theory was shown to hold under specific conditions.”
(その理論は特定の条件下で成り立つことが証明されました。) - “Such techniques have been shown to reduce error rates significantly.”
(そのような手法は誤差率を大幅に減らすと示されています。) - “demonstrated to” : 「実証された」
- “It has been demonstrated to be useful.” → どちらかというとフォーマルで、学術的・公式な場で使われやすい。
- “It has been demonstrated to be useful.” → どちらかというとフォーマルで、学術的・公式な場で使われやすい。
- “proved to” : 「証明された」
- “He was proved to be innocent.” → 法的・科学的に「証明する」ニュアンスが強い。
- “He was proved to be innocent.” → 法的・科学的に「証明する」ニュアンスが強い。
- “revealed to” : 「明らかにされた/わかった」
- “It was revealed to the public that …” → 公に発覚した、などのニュアンス。
- “shown”
- アメリカ英語: /ʃoʊn/
- イギリス英語: /ʃəʊn/
- アメリカ英語: /ʃoʊn/
- “shown” は一音節なので、単純に /ʃoʊn/ と発音します。
- 文中で「shown to」が続くときは「ショーン トゥ/ショウン トゥ」のように横につながります。
- “shown” を “showen” と2音節で発音しないように注意してください。
- “shown” は /ʃoʊn/ (ショーン) で、 “show” と “n” の間に母音は入りません。
- スペルミス “showen” → 正しくは “shown”
- “showed” と “shown” の混同
- 完了形や受動態で “shown” が推奨される場面が多い。
- 完了形や受動態で “shown” が推奨される場面が多い。
- “It has been shown to …” 構文で “It has been showed to …” としてしまうミス
- 過去分詞は “shown” が一般的。
- 過去分詞は “shown” が一般的。
- 同音異義語 “shone” (/ʃɒn/、英: 光るの過去形) と混同しないように注意。
- TOEIC や英検などで、受動態の熟語表現として出題される可能性があります。
- 学術文献やニュース記事の要約問題でも「~であると示されている」というような文脈で登場しやすいです。
- “shown” は “show” の「見せる→(結果として)示された」イメージを持ち、「何かが公開・立証される」感じと覚えましょう。
- “Shown to the door” のような物理的イメージを思い浮かべれば、「扉に向かって案内される」シーンが記憶に残りやすいです。
- “It has been shown to …” はレポートや論文などで「研究によって明らかになった」と書きたいときに便利なので、一緒に覚えると良いでしょう。
- 英語: “not only”
- 日本語: 「~だけでなく」
- フレーズ(相関接続詞 / 副詞的表現)として使われる場合が多いです。
- 「not only」は定型的なフレーズであり、動詞のように活用形(過去形・現在形など)はありません。
- ただし、文頭に置くときは倒置(inversion)と呼ばれる語順変更が生じる場合があります。
例: “Not only did he win the race, but he also broke the record.”
(彼はレースに勝っただけでなく、記録も破った。) - 「only」は単独で副詞や形容詞として使われることがあり、「ただ~だけ」という意味がありますが、「not only」は一つのセット表現として理解するのが基本です。
- B1(中級)
→ 日常的な文章や会話において見かける機会が比較的多く、学習者が少し慣れてきた段階で覚えるとよい表現です。 - 「not」:否定を表す副詞
- 「only」:主に「ただ~だけ」を意味する副詞または形容詞
- 「not only」の組み合わせで、「~だけでなく」「ひとつだけにとどまらず」を表す。
- “not merely”, “not just”, “not simply” など、類似した否定 + 副詞の形で強調表現を作ることができます。
- not only A but also B → AだけでなくBも
- not only in theory but also in practice → 理論上だけでなく実践でも
- not only is it important → それは重要なだけではなく
- not only do we... → 私たちは~するだけでなく
- not only can you... → あなたは~できるだけでなく
- not only that → それだけでなく
- this not only helps but also encourages → これは助けとなるだけでなく、励みにもなる
- not only did he... → 彼は~しただけでなく
- not only in name but also in substance → 名目だけでなく実質的にも
- not only requires effort but also dedication → 努力だけでなく献身も必要とする
- 「not」は古英語 “naht” や “naught” などの形から発展。
- 「only」は古英語 “ān(līc)”(「ただ一つの」という意味)に由来し、中英語を経て現在の形に定着。
- 組み合わせとしては古くから「否定 + 限定」という形で「~だけではない」という意味を作り、強調表現として使われてきました。
- 相手に「A だけと考えないで、B もあるんだよ!」という追加情報や強調を示すときに有用です。
- フォーマル・カジュアルを問わず利用されますが、文頭で使うと倒置が起きるため、書き言葉やスピーチなどフォーマルな文脈での使用が多い印象です。
- “Not only A but also B.”
- 例: “Not only is she smart, but she’s also incredibly kind.”
(彼女は頭がいいだけでなく、とても親切だ。)
- 例: “Not only is she smart, but she’s also incredibly kind.”
- 文頭に置いた場合の倒置(inversion)
- 例: “Not only did he finish the project on time, but he also exceeded the quality expectations.”
(彼はプロジェクトを期限内に終わらせただけでなく、品質面でも期待を上回った。)
- 例: “Not only did he finish the project on time, but he also exceeded the quality expectations.”
- カジュアル: “She’s not only talented but also very hard-working.” など、倒置を使わずにシンプルに表現してもOK。
- フォーマル: 倒置を用いるとより強調が強まり、高度な表現として見られます。
- 相関接続詞として “not only ... but also ...” で使われる際、並列する要素(品詞の整合性)に気をつける。
例: “Not only does he sing well, but he also plays the guitar beautifully.”
(“sing” と “play the guitar” はどちらも動詞。) - “I not only went grocery shopping but also baked a cake for you.”
(買い物に行っただけでなく、あなたのためにケーキも焼いたんだ。) - “He’s not only a great cook but also really good at cleaning up.”
(彼は料理が上手なだけでなく、後片付けも得意なんだ。) - “Not only did they host the party, but they also drove everyone home.”
(彼らはパーティーを開いただけでなく、みんなを車で家まで送ってくれたよ。) - “Our new software not only speeds up data processing but also reduces errors.”
(新しいソフトウェアはデータ処理を高速化するだけでなく、エラーも減らしてくれます。) - “Not only did the marketing campaign increase brand awareness, but it also led to higher sales.”
(そのマーケティングキャンペーンはブランド認知度を高めただけでなく、売上増にもつながりました。) - “He’s not only efficient in his tasks but also helpful to other team members.”
(彼は自分の業務を効率的にこなすだけでなく、ほかのチームメンバーの助けにもなる存在だ。) - “This study not only identifies the key factors but also suggests implications for future research.”
(この研究は主要な要因を特定するだけでなく、今後の研究への示唆も提示している。) - “Not only does the hypothesis assume independence, but it also requires a large sample size.”
(その仮説は独立性を仮定しているだけでなく、大規模なサンプルサイズも必要とする。) - “The new findings not only challenge existing theories but also open the door to novel approaches.”
(新たな発見は既存の理論に疑問を投げかけるだけでなく、新しいアプローチの可能性を開く。) - “not just” / 「~だけじゃなく」
- ニュアンス:より口語的に「~だけじゃなく」感を出せる。
- ニュアンス:より口語的に「~だけじゃなく」感を出せる。
- “not merely” / 「ただ~だけではない」
- ニュアンス:やや文語的・フォーマルな響き。
- ニュアンス:やや文語的・フォーマルな響き。
- “not simply” / 「単に~だけではない」
- ニュアンス:論理的な文脈で使われやすい。
- 完全な反意語は存在しませんが、文脈的には “only” / 「~だけ」という形が対照的になることがあります。
例: “We only focused on cost reduction.”(私たちはコスト削減だけに焦点を当てました。)
⇄ “We not only focused on cost reduction but also on quality improvement.”
(私たちはコスト削減だけでなく、品質向上にも焦点を当てました。) - アメリカ英語: /nɑt ˈoʊn.li/
- イギリス英語: /nɒt ˈəʊn.li/
- “not ONLY” の “O” の部分に強勢が来ることが多いです。
- リズムを出すために “NOT only ... BUT also ...” と強調することもあります。
- “only” の母音を曖昧にしてしまうこと。
- “not” と “only” の間を不自然に引き伸ばすなど、抑揚をつけ過ぎてしまうこと。
- “Not only” を使うときに “but also” を忘れてしまう。
- 倒置 (inversion) が起きる場合の助動詞の扱いにミスが起きる。
例: “Not only he went...” (誤) → “Not only did he go...” (正) - コロンやセミコロン、カンマの使い方を間違える。
- “not only” を文章に入れたはいいが、並列する要素の形が合っていない。
- 「no only」という誤綴り(スペルミス)をしてしまう。
- 相関接続詞のテクニックとして、問題で “not only ... but also ...” の並列をチェックする設問が出ることが多々あります。
- 倒置に関する文法問題としても頻出なので、確実にマスターしておくと得点につながります。
- 覚え方のヒント: 「“not only” の次には必ず“but also” がくっつくぞ!」というセットで暗記してしまう。
- リズム:Not ONLY ... but ALSO ... と2段階で強調するイメージで使うと覚えやすいです。
- 音やスペリング:
- “not” という短い語のあとに “only” がつながるので、 “not” (ノット) と “only” (オンリー) をリズムよく結びつけて口ずさんでみる。
- “no to nly” と口の形を連続させて確認する。
- “not” という短い語のあとに “only” がつながるので、 “not” (ノット) と “only” (オンリー) をリズムよく結びつけて口ずさんでみる。
- 品詞: 熟語(前置詞句/イディオム)
- 活用形: 固定表現のため、動詞のように時制変化はありません。文中では後ろに名詞や動名詞(〜ing)を伴うのが一般的です。
- 例) with a view to improving, with a view to expansion
- 他の品詞形: “view”自体は名詞や動詞(例: “to view something”)として用いられることがありますが、“with a view to”はあくまで特定のフレーズとして覚えるとよいです。
構成
- “with” + “a” + “view” + “to” の4つの要素からなるイディオム。
- 「with a view (視点/目的を持って) + to (〜に向けて)」というイメージ。
- “with” + “a” + “view” + “to” の4つの要素からなるイディオム。
関連性・派生語
- “view” という単語は「景色、視野、意見」など複数の意味を持つ名詞ですが、この熟語の中では「目的・視点」というニュアンスが強調されています。
- 類似表現: “with an eye to” — ほぼ同じように「〜するつもりで」「〜を考慮して」という意味になります。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
- with a view to improving efficiency
(効率を改善する目的で) - with a view to expanding our market
(市場を拡大する目的で) - with a view to strengthening relationships
(関係を強化する目的で) - with a view to achieving goals
(目標を達成する目的で) - with a view to enrolling in college
(大学に入学することを踏まえて/目的として) - with a view to starting a new project
(新しいプロジェクトを開始する目的で) - with a view to saving money
(貯金することを念頭に置いて) - with a view to fostering collaboration
(協力を促進することを目的に) - with a view to preparing for the future
(将来に備えるために) - with a view to reducing costs
(コスト削減を目的に)
- with a view to improving efficiency
- 語源: “view” はラテン語由来の “vidēre(見る)” が語源で、「見ること・視界」などの意味を持ちます。英語圏で “with a view to” は「将来を見越して〜する」「目的を見ながら〜する」という古くからのイディオムとして定着しています。
- ニュアンス・使い方:
- 一般的に、ややフォーマルまたは書き言葉寄りの表現です。日常会話でも使われないわけではありませんが、ビジネス文書やレポートなどで目にする機会が多いです。
- 「何らかの行動を起こす時、その背後にある長期的な意図や目的を示す」のに便利な表現です。
- 一般的に、ややフォーマルまたは書き言葉寄りの表現です。日常会話でも使われないわけではありませんが、ビジネス文書やレポートなどで目にする機会が多いです。
後ろに動名詞(〜ing)または名詞を取る
- 例) with a view to “improving” sales (動名詞)
- 例) with a view to “expansion” (名詞)
- 例) with a view to “improving” sales (動名詞)
可算・不可算の区別:
- “view” 自体は可算名詞ですが、このフレーズは固定表現となります。
フォーマル度:
- ビジネスや公式文書など、ややフォーマルな場面でよく使われます。
- “I started exercising every day with a view to losing weight.”
(痩せる目的で、毎日運動を始めたんだ。) - “She’s learning Spanish with a view to traveling to South America.”
(彼女は南米への旅行を視野にスペイン語を学んでいるんだ。) - “I’ve been saving some money every month with a view to buying a car.”
(車を買う目的で毎月少しずつ貯金しているよ。) - “We reorganized the team with a view to improving productivity.”
(生産性を向上させる目的で、チームを再編しました。) - “The company has invested in new technology with a view to gaining a competitive edge.”
(競争力を高める目的で、その会社は新しい技術に投資しました。) - “He took extra training courses with a view to becoming a team leader.”
(彼はチームリーダーになることを視野に、追加の研修コースを受講しました。) - “The initiative was launched with a view to fostering interdisciplinary research.”
(その取り組みは学際的研究を促進することを目的に始められた。) - “Several measures were introduced with a view to reducing carbon emissions.”
(二酸化炭素排出量を削減することを目的に、いくつかの施策が導入された。) - “The study was conducted with a view to evaluating the long-term impacts of climate change.”
(気候変動の長期的な影響を評価することを目的に、その研究が行われた。) - 類義語
- “for the purpose of” (〜する目的で)
- “in order to” (〜するために)
- “with the aim of” (〜を目指して)
- “with an eye to” (ほぼ同じ意味で使われる)
- “so as to” (〜するために)
- “for the purpose of” (〜する目的で)
- “We implemented changes with the aim of increasing efficiency.”
“We implemented changes with a view to increasing efficiency.”
意味的にはほぼ同じですが、“with a view to” のほうが少しフォーマルです。- 反意語 (目的を否定する表現というのはあまりありませんが、強いて言えば “without any intention of” のような表現が反意的な意味を持つかもしれません)
- 反意語 (目的を否定する表現というのはあまりありませんが、強いて言えば “without any intention of” のような表現が反意的な意味を持つかもしれません)
“without any intention of” (〜する意図なしに)
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /wɪð ə ˈvjuː tu/
- イギリス英語: /wɪð ə ˈvjuː tʊ/ または /wɪθ ə ˈvjuː tʊ/
- アメリカ英語: /wɪð ə ˈvjuː tu/
- 強勢(アクセント)の位置:
- 「with a VIEW to」の “view” にアクセントを置くことが多いです→ with a VIEW to
- 「with a VIEW to」の “view” にアクセントを置くことが多いです→ with a VIEW to
- よくある発音ミス:
- “with” の th を /z/ や /s/ のように発音してしまう
- “view” の /vjuː/ を /buː/ や /uː/ と混同しないように注意が必要です。
- “with” の th を /z/ や /s/ のように発音してしまう
- スペリングの混乱: そもそも “with a view to” は4つの単語から成るため、「withaviewto」のようにくっつけないこと。
- 後ろに不定詞(to + 動詞の原形)を使わない: しばしば “with a view to do something” と間違える人がいますが、正しくは “with a view to doing something” の形が多用されます(ただし、名詞を取る場合は “with a view to noun” も可)。
- 試験対策: TOEIC や英検などでも、書き言葉やビジネス文章で登場する可能性があります。正式な文書内での“目的表現”として問われることがあるので注意しましょう。
- “with a view to” = “将来を見据えた ‘視点(view)’ をもって行動している” とイメージすると、後ろに「目的」が来ることが理解しやすいです。
- “view” が「視野」や「見通し」を表すことから、「何かを視野に入れて、〜する」と覚えると覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、 “with a view to + (動名詞/名詞)” の例文をいくつか自分で作って覚えるのがおすすめです。
- 「複数のものを一度に運ぶ・扱う」
- 「徐々に作業を進めるときに、一つずつ取り組む」
- “one at a time” 「一つずつ」
- “two at a time” 「二つずつ」
- “several at a time” 「複数まとめて」
- “at”:前置詞。「~で」「~に」「~の状態で」などを表す。
- “a”:不定冠詞。
- “time”:名詞。「時間」「時刻」。
- one at a time(一つずつ)
- two at a time(二つずつ)
- a few at a time(数個ずつ)
- several at a time(いくつか同時に)
- hours at a time(数時間ずつ、一気に数時間)
- days at a time(数日単位で)
- weeks at a time(数週間単位で)
- one step at a time(一歩ずつ)
- can only handle so much at a time(一度にそんなにたくさんは扱えない)
- take things one day at a time(物事を一日ずつ進める、焦らず対処する)
- 語源: “at” や “time” 自体は古英語由来ですが、「at a time」という組み合わせは中世英語以前から「ある特定のタイミングで」「一度に」という意味で使われてきました。
ニュアンス:
- 「一気に複数のことをやる」、あるいは「一度にある量を処理する」ことを強調するイメージです。
- また「注意深く順番に進める」場合など「少しずつ取り組む」ニュアンスとしても使われます。
- 「一気に複数のことをやる」、あるいは「一度にある量を処理する」ことを強調するイメージです。
使用時の注意点:
- カジュアルからビジネス、フォーマルまで幅広い場面で使われます。日常会話でもよく登場しますが、ビジネスや論文などの文章中でも自然に使えます。
文法上: “at a time” は副詞句として働き、文中では動詞の直後に置かれることが多いです。数量表現(one, two, several など)と組み合わせて「○○ずつ」「一度に○○」という意味を作るのが典型的です。
一般的な構文例:
- “Subject + Verb + Quantity + at a time”
- 例: He can carry two boxes at a time.
- 例: He can carry two boxes at a time.
- “Subject + Verb + (something) one at a time”
- 例: She tackled the problems one at a time.
- “Subject + Verb + Quantity + at a time”
フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、ビジネス文書では “at any one time” のような言い回しも見られます。
- 日常会話では “one at a time, please!”(一人ずつ話して!)のように耳にすることが多いです。
- どちらでも使えますが、ビジネス文書では “at any one time” のような言い回しも見られます。
- “Please talk one at a time; I can’t understand you if you all speak at once.”
- (一度に話さないで、一人ずつ話してください。みんなが同時に話したら理解できません。)
- (一度に話さないで、一人ずつ話してください。みんなが同時に話したら理解できません。)
- “I usually stick to one hobby at a time so I can focus.”
- (私は集中したいから、趣味は普通一つずつしかやりません。)
- (私は集中したいから、趣味は普通一つずつしかやりません。)
- “Don’t overload yourself. Try doing a few tasks at a time.”
- (自分に負荷をかけすぎないで。一度にいくつかのタスクをやってみて。)
- “We will review each application one at a time to ensure fairness.”
- (私たちは公平性を保つために、応募書類を一つずつ確認します。)
- (私たちは公平性を保つために、応募書類を一つずつ確認します。)
- “Let’s address the issues one at a time in our next meeting.”
- (次の会議では、問題点を一つ一つ順番に検討しましょう。)
- (次の会議では、問題点を一つ一つ順番に検討しましょう。)
- “It’s more efficient to finalize a few documents at a time rather than handling them individually.”
- (書類を1つずつ処理するよりも、一度に複数をまとめて仕上げるほうが効率的です。)
- “The experiment suggests measuring the samples one at a time to maintain accuracy.”
- (その実験結果は、正確性を保つためにサンプルを一度に一つずつ測定することを示唆しています。)
- (その実験結果は、正確性を保つためにサンプルを一度に一つずつ測定することを示唆しています。)
- “Researchers tested multiple variables at a time to observe interaction effects.”
- (研究者たちは相互作用を観察するために、複数の変数を同時にテストしました。)
- (研究者たちは相互作用を観察するために、複数の変数を同時にテストしました。)
- “It is advisable to handle chemical reagents one at a time to minimize the risk of contamination.”
- (汚染のリスクを最小限に抑えるために、化学試薬は一度にひとつだけ取り扱うのが望ましいです。)
- “at once”(同時に、一度に)
- 「一度にまとめて」という意味で似ていますが、“at once” の方が「すぐに」「即座に」というニュアンスも含むことがあります。
- 「一度にまとめて」という意味で似ていますが、“at once” の方が「すぐに」「即座に」というニュアンスも含むことがあります。
- “simultaneously”(同時に)
- “simultaneously” はよりフォーマルで、同一のタイミングで複数のことが起きる・行われるイメージです。
- “simultaneously” はよりフォーマルで、同一のタイミングで複数のことが起きる・行われるイメージです。
- “in a single go” / “in one go”(一気に)
- 口語的で、「一気にやってしまう」という少しカジュアルな響きがあります。
- 口語的で、「一気にやってしまう」という少しカジュアルな響きがあります。
- 直接的な反意語はありませんが、次のような表現は「分散して」「別々のタイミングで」というニュアンスで対極にあります。
- “separately”(別々に)
- “individually”(個別に)
- “separately”(別々に)
- IPA: /ət ə taɪm/
- 発音のポイント:
- “at” は弱形では [ət](シュワー ə で発音)になりやすいです。
- “a” もシュワー発音 [ə] として発声します。
- “time” の /taɪm/ だけがハッキリと強調される傾向があります。
- “at” は弱形では [ət](シュワー ə で発音)になりやすいです。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い: 大きな差はありませんが、アメリカ英語では “t” の音がやや軽くなる場合があります。
- よくある間違い: “at times”(時々)と混同しやすいですが、意味が全く異なるので注意しましょう。
- “at a time” と “at times”の混同:
- “at a time” = 一度に~ずつ
- “at times” = ときどき
- “at a time” = 一度に~ずつ
- スペルミス: フレーズなのでスペルミスというよりは「a time」を「time」だけで書いてしまうなどの脱漏に注意。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などではリスニングやリーディングでよく登場します。特に「~ずつ」「同時に」などの意味を問う問題として出題されることがあるので、例文とセットで理解するとよいでしょう。
- “one at a time” を「1個のリンゴがテーブルに「at(くっついている)」状態」というイメージを持つと、「一度に1個しかテーブルにのせられない → 一つずつ」という理解に繋がります。
- “time” という言葉を使っているので、「時間軸の中で一塊(かたまり)の作業をする」「区切って考える」とイメージすると覚えやすいです。
- データやタスクを「区切って」「まとめて」処理する際の表現として、イメージしながら使ってみましょう。
- 英語: “by virtue of …”
- 日本語: 「…のおかげで」「…の理由で」「…によって」
- 「by virtue of」は一つのまとまった「熟語表現(句)」として扱われ、文法的には前置詞相当の役割を果たします。
- 単語としては「by (前置詞)」「virtue (名詞)」「of (前置詞)」の組み合わせですが、慣用的に一塊で用いられます。
- 活用形(時制や複数形)はありませんが、「virtue」は単独で名詞(不可算)として使われる場合があります(例: “Virtue is its own reward.”)。
- 「virtue」単独としては名詞です。形容詞形や動詞形などはありません。
- 「virtuous」は「徳のある」「高潔な」という形容詞ですが、「by virtuous of…」のようにはなりませんので注意しましょう。
- 「by virtue of」はややフォーマルで、アカデミックライティングなどで使われるため、B2(中上級)〜C1(上級)レベルに相当します。
- 「by」: 前置詞で「〜によって」「〜のそばに」といった意味。
- 「virtue」: ラテン語 “virtus” (「徳」「力」「価値」)に由来する名詞。
- 「of」: 前置詞で「〜の」や所属・原因・材料などを示す。
- virtue (名詞): 徳、善行、長所
- virtuous (形容詞): 徳のある、品行方正な
- virtual (形容詞): 仮想の、事実上の(語源的に関連はあるが意味がやや異なる)
- by virtue of your position
(あなたの地位/立場によって) - by virtue of hard work
(努力のおかげで) - by virtue of being first
(最初であることによって) - by virtue of a special license
(特別な免許によって) - by virtue of membership
(会員であることによって) - by virtue of authority
(権限によって) - by virtue of law
(法律上の理由で) - by virtue of evidence
(証拠によって) - by virtue of their achievements
(彼らの業績によって) - by virtue of circumstance
(状況によって) - 「virtue」はラテン語 “virtus”(「徳」「力」「勇気」など)から来ています。
- 中世英語を通じてフランス語から取り入れられ、“moral excellence”の意味が定着しました。
- 「by virtue of」はフォーマルな場面や、正式な書き言葉で多用されます。
- カジュアルな会話では “because of” や “due to” が使われることが多いので、文体やトーンに応じて使い分けるとよいでしょう。
- 文章で用いると、少し堅い印象や専門的なニュアンスが強まります。
- 文中では「by virtue of + (名詞 / 動名詞 / 名詞句)」と繋げて使われることが多いです。
- 例: “He was promoted by virtue of his outstanding results.”
- 可算・不可算の区別は特に考える必要はありません(「virtue」はこの熟語表現において不可算扱いです)。
- フォーマルさを必要とする文書、ビジネス文、学術論文などでよく使われます。
- “She got the scholarship by virtue of her excellent grades.”
(彼女は素晴らしい成績のおかげで奨学金を獲得しました。) - “By virtue of his experience abroad, he quickly adapted to the new environment.”
(海外経験のおかげで、彼は新しい環境にすぐに慣れました。) - “They entered the event by virtue of their special invitation.”
(特別招待状のおかげで、彼らはそのイベントに参加しました。) - “The company expanded its market by virtue of strategic partnerships.”
(戦略的パートナーシップによって、その企業は市場を拡大しました。) - “By virtue of our long-standing relationship, we expect favorable terms.”
(長年の関係のおかげで、有利な条件を期待しています。) - “He secured the deal by virtue of his strong negotiation skills.”
(彼は優れた交渉力によって、その契約を獲得しました。) - “By virtue of rigorous testing, the hypothesis was eventually confirmed.”
(厳密なテストによって、その仮説は最終的に証明されました。) - “By virtue of advanced analytical methods, the researchers achieved more accurate results.”
(高度な分析手法のおかげで研究者たちはより正確な結果を得ました。) - “By virtue of interdisciplinary collaboration, the project achieved remarkable progress.”
(学際的な協力によって、そのプロジェクトは顕著な進展を遂げました。) - because of …(…のために)
- due to …(…が原因で)
- owing to …(…が理由で)
- on account of …(…のおかげで)
- thanks to …(…のおかげで)
- これらはよりカジュアルな場面でも使えますが、「by virtue of」は特にフォーマル・文章的です。
- 明確な反意語はありませんが、意味的には “in spite of …” (…にもかかわらず)が対立的な使われ方をする場合があります。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /baɪ ˈvɝː.tʃuː əv/
- イギリス英語: /baɪ ˈvɜː.tʃuː əv/
- アメリカ英語: /baɪ ˈvɝː.tʃuː əv/
- アクセントは「vír-tue」の「vír」にあります。
- 「of」は文中では [əv](アメリカ英語)や [ɒv](イギリス英語)など、速い会話では弱く発音されます。
- “virtue” は [ˈvɝːtʃuː] と [ˈvɜːtʃuː] の違いがアメリカ英語・イギリス英語で見られますが、どちらも長母音です。
- 「by virtue of」を「by virtues of」などと誤って複数形にしないようにしましょう。
- 「in virtue of」と書き間違えるケースもありますが、正しくは「by virtue of」です。
- TOEICや英検などの試験でも、原因・理由を表すフォーマルな熟語表現として選択肢に出てくる場合があります。
- 口語的には “because of” の方が自然です。試験で出る場合は文脈や文体から適切な表現を選ぶようにしましょう。
- 「virtue」は「徳」や「価値」「力」といった良いイメージの単語です。「by virtue of」は「(その)価値・力によって」という覚え方をするとわかりやすいです。
- 「by virtue of = because of」(フォーマルな言い方)とシンプルに対応づけて覚えておくと便利です。
- スペリングが「virtue(ヴィアーチュー)」と少し独特なので、間違えないように注意しましょう。
about to
about to
解説
【発音記号】əˈbaʊt tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
Things were about to change.
物事はまさに変わろうとしていた。
about to
以下では、「about to」という表現を9つの観点で詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表現: about to
品詞: 連語表現(be動詞 + about to
+ 動詞の原形 などで一つの構文になる)
日本語での意味: 「(まさに)~しようとしている」「今にも~するところだ」
「be about to ~
」の形で使われることが多く、何かが起こる直前や、もう少しで行動を起こす段階にあることを表します。たとえば「I'm about to leave.」は「今すぐ出発しようとしている」というニュアンスです。
「すぐに行動を起こしそう」「まさに出来事が近い」という意味合いで、会話でも文章でもよく見かけます。
CEFRレベルの目安:
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈それぞれで3つずつ例文を提示します。
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「about to」の詳細解説です。日常生活からビジネスや学術の場面まで、幅広く使える便利な表現なので、ぜひ身につけて活用してみましょう。
《be ~》今すぐ...をする, まさに...をしようとする
first of all
first of all
解説
【発音記号】fɜrst ʌv ɔl
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】*
【例文】
It is first of all what most people prefer.
それはまず、ほとんどの人が好むものです。
first of all
1. 基本情報と概要
英語表記: first of all
品詞: 副詞句(フレーズ)
意味(英語):
• “before anything else”
• “as the first point or step in a list”
意味(日本語):
• 「何よりもまず」
• 「まず第一に、最初に」
「first of all」は主に何かを説明するときや、話を始めるときに、「最初に言いたいのは……」と切り出す表現です。人に説明をする場面や、相手の注意を引きながら段階的に話を進めたいときによく使われます。話を整理して伝えたいときの、カジュアルからビジネスまで幅広い場面で使われる便利なフレーズです。
活用形
「first of all」は定型のフレーズで、活用形というよりも常にこの形で使われます。同様のニュアンスを持つ他の表現としては、to begin with, to start with, etc. があります。
CEFRレベル: B1(中級)
比較的初歩を過ぎたレベルで習う表現ですが、実践的に幅広い文脈で使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
組み合わせとしては「すべてのことの中でまず最初に」といったニュアンスを強調します。
関連表現や派生語
コロケーション(関連フレーズ)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈でそれぞれ例文を提示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
明確な反意語ではありませんが、流れを区切って「次に」という際は「second(ly), next」などが続きとして使われます。直接の反意表現はないと考えてよいでしょう。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「first of all」の詳細解説です。第一に伝えたいことがあるときに、さっと「First of all, …」と使えるようになると、英語によるプレゼンや意見の表明がぐっとスムーズになります。ぜひ覚えて活用してみてください。
まず第一に, 何よりもまず
consistent with
consistent with
解説
【発音記号】kənˈsɪstənt wɪð
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】*
【学術】* * *
【例文】
The results are consistent with our hypothesis.
結果は我々の仮説と一致している。
consistent with
1. 基本情報と概要
単語: consistent with
品詞: 形容詞(「~と一致する、矛盾しない」という意味を表すフレーズ)
意味(英語): in agreement or harmony with something
意味(日本語): 「~と一致している、または矛盾していない」
「consistent with」は、何か別の要素や事象と比べて、差異や矛盾がなく、うまく合っていることを表す表現です。「データが理論と一致している」「主張が前提条件と矛盾していない」という場面などでよく使われます。
活用形
他の品詞になった例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「consistent」は「しっかり立っている」「共に立っている」というイメージを含むため、「矛盾がなく、きちんと筋が通っている」というニュアンスを持ちます。
関連語や派生語
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
いずれも「一致」や「調和」を表しますが、
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「consistent with」の詳細な解説です。使用シーンやニュアンスを押さえて、自然な英語表現に活用してみてください。
come up with
come up with
解説
【発音記号】kʌm ʌp wɪð
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
Is that the best you could come up with?
それはあなたが思いつくことができる最高のものですか?
come up with
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): come up with
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語): to think of or produce (an idea, a plan, a solution, etc.)
意味(日本語): (アイデアや計画、解決策などを)思いつく、考え出す、提案する
「“come up with”は、何か新しいアイデアや解決策などを“思いつく”イメージで使われるフレーズです。カジュアルな日常会話からビジネスシーンまで広く使われます。」
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come up with” の詳細解説です。新しいアイデアや解決策を思いついたり、提案したりするときには、ぜひ自信をもって使ってみてください。
...を思いつく, を考えつく
...に追いつく
...を提案する
...を工面する
get away with
get away with
解説
【発音記号】gɛt əˈweɪ wɪð
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
Somehow they managed to get away with it.
どういうわけか、彼らはそれでなんとか切り抜けられました。
get away with
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): get away with
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語): to do something wrong or illegal without being caught or punished.
意味(日本語): (悪いこと・違法なことなどを) 罰せられずにやり抜く、うまくやり過ごす。
「何か悪いことをしても、それが見つからずに済んでしまう」というニュアンスで使われます。「ばれずに逃げおおせる、責任を回避する」というイメージです。日常会話でも頻繁に登場し、特に「ズルをしても咎(とが)められない」シチュエーションを表します。
CEFRレベルの目安:B2(中上級)
B2レベルは、日常的な話題に加えて、扱う内容がやや抽象的・専門的になってくる段階です。句動詞を使いこなすと、より自然な英語表現ができるようになります。
活用形について
「get」は他にも「to get something」「to get on with」など、多数の句動詞を作ります。
2. 語構成と詳細な意味
「get away with」は「(よくない行為をして)離れたところに行ってしまう、それを許される」をイメージした表現です。
関連語や派生表現
コロケーション(関連表現例 10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA): /ɡɛt əˈweɪ wɪð/ (米英ほぼ共通)
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「悪い行為」をしたまま逃げるイメージで覚えましょう。
また、“get away with murder”という極端な表現を覚えておくと、「何をやっても罰せられない」という強いイメージが頭に残りやすいです。
以上が「get away with」の詳細解説です。日常会話やビジネスシーンなど、さまざまな場面で活用できるよう、例文やコロケーションとあわせて覚えておくと便利です。
(悪事)をしても罰を受けない, ...をしても捕まらない
...を持って逃げる
...でその場を切り抜ける
shown to
shown to
解説
【発音記号】ʃoʊn tu
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
Dogs have been shown to help.
犬が役立つことが示されています。
shown to
「shown to」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
日本語としては、
学習者にとっては、
品詞と活用形
“shown” は過去分詞(受動態や完了形で用いられる形)です。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
“shown to” の構文自体は、少し抽象的な使い方を含むため B1~B2(中級~中上級)レベルでよく見られます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“shown to” は動詞 “show” の過去分詞 “shown” と、目的地・方向・対象を表す “to” が組み合わさったものです。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的・専門的文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“shown to” の直接の反意語はあまりありませんが、逆の意味を表す使い方としては “disproved to be …” や “shown to be false” などがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
“to” は /tuː/ (強形) または /tə/ (弱形) などで発音します。
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “shown to” の解説です。受動態表現と組み合わせて、「~に案内される」「~(であること)が示される」という2つの使い方を押さえれば、ビジネスや学術、日常会話まで幅広く使いこなせるようになります。ぜひ活用してみてください。
《be ~ do
be ...》…することが示される, ...であることが示される
not only
not only
解説
【発音記号】nɑt ˈoʊnli
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Not only was it cheap, it was delicious.
安いだけでなく、美味しかったです。
not only
以下では、英語フレーズ「not only」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「~だけでなく」「~に留まらず」という意味で、後ろに「but also...」を伴って「not only A but also B(A だけでなく B も)」という形でよく使われます。
「A だけじゃなくて B もなんだよ」というニュアンスを強く表す表現です。
品詞
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性・派生
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル / カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈での例文をそれぞれ 3 つずつ紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的(アカデミック)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
“not” の母音がアメリカ英語では [ɑ]、イギリス英語では [ɒ])、 “only” を ˈoʊn.li または ˈəʊn.li と発音するのが一般的です。
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策(TOEIC・英検など)
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「not only」の詳細な解説です。日常会話からアカデミックな文脈まで幅広く使われる表現なので、ぜひ「but also」とセットで何度も使ってみてください。
...だけでなく
...ばかりか
with a view to
with a view to
解説
【発音記号】wɪð ə vju tu
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It was written with a view to inspiring hope.
希望を鼓舞するような視点で書かれていました。
with a view to
以下では英熟語 with a view to
の詳細を、学習者にもわかりやすいように解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語): “with the intention of doing something,” “for the purpose of,” “in order to.”
意味(日本語): 「〜する目的で」「〜を視野・念頭に置いて」。
「未来の行動や目的を見据えて何かを行う」というニュアンスを持つ表現です。「ある目的のために準備や行動をしている」感覚として使われます。
CEFR レベル: B2(中上級)
この表現は比較的フォーマルな文書やビジネス文章などで使われる頻度が高く、中上級レベルの単語・イディオムといえます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
例文で比較すると、
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “with a view to” の詳細解説です。目的や意図を示す便利な表現なので、フォーマルな文章やビジネスシーンで上手に使ってみてください。
...を視野に入れて, ...を目的として
...を期待して
《~ doing》...する目的で
at a time
at a time
解説
【発音記号】æt ə taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
They went in two at a time.
一度に二人ずつ入っていった。
at a time
1. 基本情報と概要
英語表記: at a time
品詞: 句(フレーズ・副詞的表現)
意味(英語): “in one instance” または “simultaneously for a certain quantity”
意味(日本語): 「一度に」「~ずつ」「同時に(ある数量を)」などのイメージで使われる表現です。例えば「二つずつ持つ」「一度にまとめて」というように、具体的な数や量を表す場合が多いです。状況によっては「少しずつ順番に」といったニュアンスで使われることもあります。
「こんな場面で使います」
活用形
これは句(フレーズ)なので動詞のように時制による活用形はありません。ただし、次のようなバリエーションがあります。
他の品詞形
「at a time」は副詞句としての決まり文句なので、接尾語や語形変化を伴う品詞形は基本的に存在しません。
CEFRレベルの目安: A2(初級)〜B1(中級)
・A2(初級):「日常フレーズの理解が始まるレベル」
・B1(中級):「日常会話の多くに対応できるレベル」
2. 語構成と詳細な意味
三つの単語がまとまって「一度に~ずつ」「その時にまとめて」という意味を表す慣用句になります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “at a time” の詳細な解説です。一度にやりすぎず、「one at a time」で少しずつ身につけるとよいでしょう。
一度に, 連続して
by virtue of
by virtue of
解説
【発音記号】baɪ ˈvɜrʧu ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
She won by virtue of her superior intellect.
彼女は優れた知性のおかげで勝ったのです。
by virtue of
以下では「by virtue of」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「by virtue of」は、何かの理由や根拠を表す際によく使われる表現です。フォーマルな文脈で「…の資格で」「…の力で」といったニュアンスを持ち、書き言葉やビジネス、学術的な文章でよく見かけるイディオムです。
品詞・活用形
他品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
「by virtue of」は、直訳すると“徳(力, 価値)によって”ですが、実際には「…が理由で」「…という根拠で」と訳されます。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(ややフォーマル寄り)
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by virtue of」の解説です。フォーマルな場面で「…によって」「…のおかげで」という意味を伝えたいときに、ぜひ活用してみてください。
loading!!
頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
外部リンク
キー操作
最初の問題を選択する:
Ctrl + Enter
解説を見る:Ctrl + G
フィードバックを閉じる:Esc
問題選択時
解答する:Enter
選択肢を選ぶ:↓ or ↑
問題の読み上げ:Ctrl + K
ヒントを見る: Ctrl + M
スキップする: Ctrl + Y