頻出英熟語500 / スペリング問題 - 未解答
日本語を読み、対応する英熟語を記述する問題です。
英熟語のつづりを覚えるのに役立ちます。
- 単数: point of view
- 複数: points of view
- “view” (名詞・動詞): 「見方(名詞)」「見る(動詞)」
- “viewpoint” (名詞): 「観点」 -> “point of view”とほぼ同義ですが、単語が一語化されたものです。
- B2(中上級)
よく使われる表現ですが、抽象的なトピックでの意見を述べる場面でよく登場するため、一般的な会話というよりは少しレベルの高いディスカッションやエッセイなどで頻出します。 - point: 「点」「要点」などを表す語
- of: 所有・所属・部分などを示す前置詞
- view: 「視野」「視界」「見ること」などを示す語
- viewpoint: 意味はほぼ同じ。
- standpoint: 「立場」という意味合いが強い、ややフォーマルより。
- from a different point of view
- 別の視点から
- 別の視点から
- share one’s point of view
- (人)の視点を共有する
- (人)の視点を共有する
- consider all points of view
- あらゆる視点を考慮する
- あらゆる視点を考慮する
- a historical point of view
- 歴史的観点
- 歴史的観点
- a fresh point of view
- 新鮮な視点
- 新鮮な視点
- a neutral point of view
- 中立的な視点
- 中立的な視点
- a personal point of view
- 個人的な視点
- 個人的な視点
- clash of points of view
- 視点(意見)の衝突
- 視点(意見)の衝突
- from a purely objective point of view
- 完全に客観的な視点から
- 完全に客観的な視点から
- shift one’s point of view
- 視点を変える
- point: ラテン語の “punctum”(点)に由来し、フランス語を経由して英語に入った語。
- view: ラテン語の “vidēre”(見る)が起源で、古フランス語 “veue” となり英語に入った語。
- 個人的な意見(opinion)よりも「見ている位置」「視野の取り方」に焦点があるため、客観・主観に関わらず、どの立場から言っているのかを明示する表現。
- 日常会話だけでなく、ビジネスや学術的場面でも使う汎用性の高いフレーズ。
- 形式的・口語的どちらもOKだが、正式な文章では“from my point of view”のように前置詞と併用されることが多い。
- 可算名詞として扱われ、単数形・複数形が存在する(point of view / points of view)。
- “from (someone’s) point of view” として、「(人)の視点から見て」という構文が最も一般的。
- “in my point of view” と表現されることもありますが、やや不自然になる場合が多く、”from”の方が一般的。
- from a/one’s point of view: 「~の視点から見ると」
- it depends on your point of view: 「それはあなたの視点(見方)次第だ」
- in terms of points of view: 「観点の面では」
- From my point of view, this movie is a bit too long, but still entertaining.
- (私の視点からすると、この映画は少し長すぎるけど、面白いよ。)
- (私の視点からすると、この映画は少し長すぎるけど、面白いよ。)
- I understand your point of view, but I still disagree.
- (あなたの視点はわかるけど、私はやっぱり反対です。)
- (あなたの視点はわかるけど、私はやっぱり反対です。)
- Let’s see the issue from another point of view to find a better solution.
- (もっと良い解決策を見つけるために、別の視点から問題を見てみよう。)
- From a customer’s point of view, the product should be more user-friendly.
- (顧客の視点からすると、この製品はもっと使いやすい方がいいでしょう。)
- (顧客の視点からすると、この製品はもっと使いやすい方がいいでしょう。)
- We need to consider all points of view before finalizing the project plan.
- (プロジェクト計画を確定する前に、あらゆる視点を考慮する必要があります。)
- (プロジェクト計画を確定する前に、あらゆる視点を考慮する必要があります。)
- Could you share your point of view on our new marketing strategy?
- (私たちの新しいマーケティング戦略について、あなたの視点を教えていただけますか?)
- From a historical point of view, this event significantly shaped modern society.
- (歴史的観点から見ると、この出来事は現代社会を大きく形成しました。)
- (歴史的観点から見ると、この出来事は現代社会を大きく形成しました。)
- Researchers need to adopt a neutral point of view when analyzing the data.
- (データを分析する際は、中立的な視点を採用する必要があります。)
- (データを分析する際は、中立的な視点を採用する必要があります。)
- This theory has been challenged from various points of view in recent studies.
- (この理論は、最近の研究でさまざまな視点から異議が唱えられています。)
- perspective(視点・観点)
- “point of view”とほぼ同程度に使えるが、やや文学的なニュアンスや専門的な文脈で多用。
- “point of view”とほぼ同程度に使えるが、やや文学的なニュアンスや専門的な文脈で多用。
- viewpoint(観点)
- 「何かを見ている視点」という意味では“point of view”とほぼ同義。
- 「何かを見ている視点」という意味では“point of view”とほぼ同義。
- standpoint(立場)
- 個人の「立場」や「根拠となる位置づけ」を強調する際に用いられる。
- 個人の「立場」や「根拠となる位置づけ」を強調する際に用いられる。
- angle(視点・観点)
- 口語的に使われる。「~の切り口」ぐらいのニュアンス。
- common ground(共通認識)
- 個々の違う視点の対極として、皆が共有できる観点や立場を指す場合に使われる。
- point of view: /pɔɪnt əv vjuː/
- アメリカ英語: [pɔɪnt əv vjuː](「ポイントァヴ ヴュー」)
- イギリス英語: [pɔɪnt ɒv vjuː](「ポイントォヴ ヴュー」)
- アメリカ英語: [pɔɪnt əv vjuː](「ポイントァヴ ヴュー」)
- “point”の“pɔɪnt”と“view”の“vjuː”の部分をしっかり発音し、“of”は弱めに発音されることが多いです。
- “point”の最後を「ポイントゥ」のように強く伸ばす
- “of”を “ov” や “off” などと誤って発音する
- “view”の「v」音が曖昧になり「ビュー」に近くなる
- スペルミス: そもそも“point of view”は三つの単語からなる表現だが、続けて “pointofview” などと誤記する。
- “in my point of view” と言うこともあるが、一般的には “from my point of view” と表現する方が自然。
- “point of view”を「意見」(opinion) と完全に同じと捉えるのは誤り。視点・立場を表す場合は “point of view” がより適切。
- ビジネス英語やアカデミック英語のライティング(TOEIC、IELTS、英検など)で頻出。
- 主張を述べるエッセイで“From my point of view,”と書き出すと、論理的な文章構成に見えやすい。
- “point” -> 「点」
- “view” -> 「見る」
- 「見る点=視点」とイメージすると覚えやすい。
- “しかし、人それぞれ見る位置が違う”と想像すると、多様な “point of view” を意識できる。
- 品詞:副詞句 (adverbial phrase)
- 活用形:句なので、動詞や名詞のような活用変化はありません。
- 他の品詞になった例:
- 「as well as」は前置詞句/接続詞的に用いられ、「〜だけでなく」「〜と同様に」といった意味を加えます。
- 「as well as」:〜だけでなく〜も
- “I’ll go as well.”
- (私も行きます。)
- (私も行きます。)
- “She wants this as well.”
- (彼女もこれが欲しい。)
- (彼女もこれが欲しい。)
- “He can speak French as well.”
- (彼はフランス語も話せます。)
- (彼はフランス語も話せます。)
- “I’ve finished my homework as well.”
- (宿題も終えました。)
- (宿題も終えました。)
- “You should try this cake as well.”
- (このケーキも試してみるといいですよ。)
- (このケーキも試してみるといいですよ。)
- “Please bring your ID as well.”
- (身分証明書もお持ちください。)
- (身分証明書もお持ちください。)
- “You can take notes as well.”
- (メモを取っても構いませんよ。)
- (メモを取っても構いませんよ。)
- “He is coming to the party as well.”
- (彼もパーティに来ます。)
- (彼もパーティに来ます。)
- “We are planning to visit Paris as well.”
- (私たちはパリも訪れるつもりです。)
- (私たちはパリも訪れるつもりです。)
- “The price is reasonable, and the quality is good as well.”
- (値段は手ごろで、品質も良いです。)
- 「as well」の語源的には、「as(同じ程度で)」と「well(うまく、十分に)」が結び付いて「同じようにうまく」→「また同様に」といった発想から来ています。
- 過去には口語・文語を問わず広く使われ、現代でも書き言葉、スピーチ等でフォーマルに用いられるほか、日常会話でも自然に用いられます。
- 「too」や「also」に比べると、多少フォーマルな印象を与えることがあります。カジュアル会話では「too」を好んで使う人も多いです。
- 「as well」は文の末尾に置かれることが多いです。例えば “I like coffee as well.” のように使います。
- 「too」のようにカンマを挟んで文中に置くこともなくはありませんが、一般的には文末が自然です。
- フォーマル度は「too」「also」に比べてやや高い印象がありますが、カジュアルできわめて口語的な表現でもありません。ビジネスメールなどでも十分使われます。
“I’m heading out for lunch. Are you coming as well?”
(お昼を食べに行くけど、あなたも来る?)“I’d like a glass of water as well, please.”
(水も一杯いただけますか?)“That movie was great. I loved the soundtrack as well.”
(あの映画は素晴らしかった。サウンドトラックも気に入ったよ。)“We will review the report as well and get back to you.”
(そちらの報告書も確認して、追って連絡します。)“Could you send me the updated schedule as well?”
(更新されたスケジュールもお送りいただけますか?)“He’s responsible for marketing as well as sales.”
(彼はセールスだけでなくマーケティングも担当しています。)
(ここでは「as well as」の形を使っていますが、意味の関連で参考例として挙げています。)“The experiment confirms the hypothesis, and as well provides new insights.”
(実験は仮説を裏づけするとともに、新たな見解ももたらします。)“We examined the historical context as well.”
(歴史的背景も調査しました。)“Their findings support the theory as well.”
(彼らの発見は、その理論も支持しています。)“too”(〜も)
- カジュアル度高めで、口語でよく使われる。
- 例: “I like pizza too.” (私もピザが好きです。)
- カジュアル度高めで、口語でよく使われる。
“also”(また、さらに)
- 文の冒頭や途中に置くことが多い。より文章的な印象。
- 例: “I also like pizza.” (私もピザが好きです。)
- 文の冒頭や途中に置くことが多い。より文章的な印象。
“in addition”(さらに、加えて)
- もう少しフォーマル、書き言葉寄りの表現。
- 例: “In addition, we need more funds.” (さらに、もっと資金が必要です。)
- もう少しフォーマル、書き言葉寄りの表現。
- 「as well」の反意語というより、「追加する」意味の反対概念はあまりありませんが、「only」や「just」は限定のニュアンスを表し、「~しか」という意味合いになるので、文脈によっては対比できます。
- 例: “I only want coffee.” (コーヒーしかいりません。)
- 発音記号(IPA): /əz wél/ または /æz wél/(多くの話者が弱化して /əz/ と発音します)
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差異はありませんが、「as」の部分の母音が弱く /əz/ と発音されることが多いです。
- 「well」にストレスがきやすく、「as」は弱音になります。
- 例: /əz ˈwɛl/
“as well as” との混同
- “as well as” は「〜だけでなく〜も」や「〜と同様に」というニュアンスで、接続詞的に使います。シンプルに「〜もまた」の意味であれば “as well” だけを使いましょう。
- 例: “I like tea as well.”(私も紅茶が好きです。)
- 例: “I like tea as well as coffee.”(コーヒーだけでなく紅茶も好きです。)
- “as well as” は「〜だけでなく〜も」や「〜と同様に」というニュアンスで、接続詞的に使います。シンプルに「〜もまた」の意味であれば “as well” だけを使いましょう。
“too”との書き間違い
- 「too」は文末にコンマなしで「…too.」「…, too.」と置かれることが多いですが、“as well”の前にカンマを置かないことが多く、文末に自然に置きます。
試験対策(TOEIC・英検など)
- TOEICなどのリスニングやリーディングでは「also」「too」「as well」などの同義表現が選択肢にある場合、文中での配置や文体に注意して区別します。
- “as well”は「同様に」の「as」と「十分に」の「well」が合わさって、「同じように加えて」=「〜もまた」という意味になった、とイメージすると覚えやすいです。
- 勉強テクニック:
- まずは「too」「also」と置き換えてみて、大体同じニュアンスだなという実感を掴む。
- その後、文末によく置く癖を身につけると、自然な文章や会話にしやすいです。
- まずは「too」「also」と置き換えてみて、大体同じニュアンスだなという実感を掴む。
- 活用形: 「on the basis」は句であり、動詞のように活用はありません。ただし “basis” は単数名詞で、複数形は “bases” (ベイシーズ) となります。
- 他の品詞形: 「basis」は名詞ですが、動詞の “base” (基礎を置く)、形容詞的表現 “basic” (基本的な) など関連語は存在します。
- CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- フォーマルな文脈でよく使われ、抽象的な話題を理解・議論する力が必要なため。
- on: 前置詞
- the: 定冠詞
- basis: 名詞(「基礎」「根拠」)
- base (v.): (他動詞) ~の基礎を置く
- basic (adj.): 基本的な
- basis (n.): 基礎、根拠(本語)
- based on … (phr.): ~に基づいて
- on the basis of evidence → 証拠に基づいて
- on the basis of facts → 事実に基づいて
- on the basis of research → 調査・研究に基づいて
- on the basis of the data → データに基づいて
- on the basis of observation → 観察結果に基づいて
- on the basis of the report → 報告書に基づいて
- on the basis of the agreement → 合意内容に基づいて
- on the basis of countless studies → 数多くの研究に基づいて
- on the basis of one’s personal experience → 個人の経験に基づいて
- on the basis of precedent → 先例に基づいて
- 語源: “basis” はギリシャ語 “basis”(足場や土台となるもの)に由来し、ラテン語などを経て英語に入ってきました。
- ニュアンス:
- 非常にフォーマルな響きがあり、論理的・客観的な根拠を示す場合に使われます。
- 「on the basis of …」は、単に主観ではなく、客観的・学術的な根拠を示そうとするニュアンスが強いです。
- 非常にフォーマルな響きがあり、論理的・客観的な根拠を示す場合に使われます。
文法上の位置付け: 基本的に「on the basis of …」が文頭や文中に置かれ、後ろに名詞または動名詞句がきます。
- 例: On the basis of the data, we concluded … (データに基づいて、私たちは〜と結論を出しました)
使用シーン:
- フォーマルな文書やスピーチ:公的な報告書、研究論文、契約書
- ビジネス文書:交渉結果や根拠を示す場面など
- フォーマルな文書やスピーチ:公的な報告書、研究論文、契約書
可算/不可算: “basis” は可算名詞です。複数形は “bases” (発音: /ˈbeɪsiːz/) となります。 “on the basis of …” は定冠詞 “the” を伴うため、特定の根拠や基準を示します。
- On the basis of my personal experience, I believe this method works.
(私の個人的な経験に基づいて、この方法はうまくいくと信じています。) - She argued on the basis of fairness rather than emotion.
(彼女は感情ではなく公平性を根拠として主張しました。) - On the basis of what you’ve told me, I think we should proceed.
(あなたが言ったことに基づいて、私たちは進めるべきだと思います。) - The decision was made on the basis of the market analysis.
(その決定は市場分析に基づいて行われました。) - We will assign tasks on the basis of each member’s expertise.
(私たちはメンバーそれぞれの専門知識に基づいてタスクを割り当てます。) - On the basis of that agreement, we can move forward with the project.
(その合意内容に基づいて、プロジェクトを進めることができます。) - On the basis of extensive research, the scientists proposed a new hypothesis.
(広範な研究に基づいて、科学者たちは新たな仮説を提案しました。) - The conclusion was drawn on the basis of careful data analysis.
(その結論は綿密なデータ分析に基づいて導き出されました。) - On the basis of these findings, further studies are recommended.
(これらの調査結果に基づき、さらなる研究が推奨されます。) - based on … (〜に基づいて)
- 同じ意味で、ややカジュアル。学術でも使われるが、会話でもよく使われる。
- 同じ意味で、ややカジュアル。学術でも使われるが、会話でもよく使われる。
- in accordance with … (〜に従って)
- 意味は似ているが、法律文書・契約文書などでより形式的に使われる。
- 意味は似ているが、法律文書・契約文書などでより形式的に使われる。
- according to … (〜によると、〜に従って)
- おもに情報源や発言者に言及する際に使う。
- おもに情報源や発言者に言及する際に使う。
- by virtue of … (〜の力で、〜のおかげで)
- 由緒ある言い方で、フォーマルかつやや古風な印象。
- 由緒ある言い方で、フォーマルかつやや古風な印象。
- on account of … (〜の理由で)
- 理由・原因を表すが、ややフォーマルでありながら感覚的に“〜のせいで”という部分が強い。
- 理由・原因を表すが、ややフォーマルでありながら感覚的に“〜のせいで”という部分が強い。
- without basis (根拠なしに)
- 「on the basis of …」に対してはっきりとした反意語というより、「根拠なく行う」という逆の意味で使われることがある。
- 「on the basis of …」に対してはっきりとした反意語というより、「根拠なく行う」という逆の意味で使われることがある。
- regardless of … (〜に関係なく)
- ある基準に「基づく」のではなく、「関係なく」実施する際に用いられる。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɑn ðə ˈbeɪsɪs/ (もしくは /ɔn/ のように母音が多少変化する場合もある)
- イギリス英語: /ɒn ðə ˈbeɪsɪs/
- アメリカ英語: /ɑn ðə ˈbeɪsɪs/ (もしくは /ɔn/ のように母音が多少変化する場合もある)
- アクセント: “basis” の第1音節「beɪ」に強勢があります (BÁ-sis)。
- 発音上の注意:
- “basis” の “-sis” を /sɪs/ と発音しましょう。誤って「ベイサス」や「ベイシーズ」とならないように留意。
- スペリングミス: “basis” を “bases” と混同しないこと(複数形と単数形の区別)。
- 表現の抜け: “on the basis” だけで終わらず、ほとんどの場合 “on the basis of …” と続ける。
- 短縮表現に注意: 日常会話やカジュアルな文脈では “based on …” の方が自然なことが多い。
- 試験対策: TOEICや英検など、フォーマルな書き方を問う問題や、契約書・法律文書などの問題で登場しうる。「〜に基づいて」の表現のバリエーションを知っておくと得点に繋がる。
- 「on the basis of …」=「その土台の上で考える」のイメージで覚えるとよいでしょう。
- 建物の“土台 (base)”を思い浮かべると、「根拠、基準」を表現しているというイメージが湧きやすくなります。
- 「basis」=「ベイシス」(ベースから派生)と意識してスペリングを混同しないように注意すると良いです。
- 単語・フレーズ: once again
- 品詞: 副詞句 (adverbial phrase)
- “once” は副詞として「一度」「かつて」を表します。
- “again” も単独で副詞として使われ、「再び」「また」を表します。
- B1 (中級)
「once」や「again」自体はA2レベルにも出てきますが、両方を繋いだ副詞句 “once again” は、まとめて覚えておくと便利な表現です。 - once: 「一度」「かつて」などを表す副詞。
- again: 「再び」「もう一度」などを表す副詞。
- once more: “once again” とほぼ同じ意味。
- once (副詞): 「一度」「かつて」
- again (副詞): 「再び」
- “Once again, thank you for your help.”
(改めて助けてくれてありがとう) - “Once again, I’d like to apologize.”
(もう一度お詫びを申し上げます) - “We meet once again.”
(我々は再び会います) - “Check the results once again.”
(結果をもう一度チェックしてください) - “Once again, he showed his talent.”
(彼は再び才能を見せつけた) - “I must remind you once again.”
(再度、あなたに思い出させておかなければなりません) - “Once again, we’re gathered here to celebrate.”
(我々は再びここに集まり、お祝いしています) - “Let’s go over the plan once again.”
(計画をもう一度見直しましょう) - “She insisted on trying once again.”
(彼女はもう一度試すべきだと強く主張した) - “He proved his point once again.”
(彼は自分の考えを改めて証明した) - once は古英語の “ān sīne” (一度、一回) の流れを汲むと言われています。
- again は古英語の “ongegn”(反対の方向)に由来し、「再度」「もう一度」との意味で発展してきました。
- 軽い繰り返しから改まったお知らせまで、幅広く使えます。
- “once again” の代わりに “once more” を使うと、やや口語寄りで簡潔な印象を与えます。
副詞句: 動詞の前や文頭・文末など、位置の自由度が高いです。
例) “Once again, I would like to thank everyone.” / “I would like to thank everyone once again.”使用シーン
- カジュアル: “Once again, thanks!”
- フォーマル: “Once again, we appreciate your kindness.”
- カジュアル: “Once again, thanks!”
- “Hey, can you show me that trick once again?”
(ねえ、もう一度その技を見せてくれる?) - “Once again, I forgot my umbrella at home!”
(またやっちゃった、家に傘を忘れたよ!) - “Let’s watch that movie once again— it was so funny!”
(もう一度あの映画を観ようよ。すごく面白かったし!) - “Once again, we would like to express our gratitude for your continued support.”
(改めて、皆様の継続的なご支援に感謝申し上げます) - “The manager asked us to review the proposal once again before submitting it.”
(マネージャーは提案書を提出する前に再度見直すよう私たちに依頼しました) - “Once again, I must emphasize the importance of meeting deadlines.”
(改めて、納期を守ることの大切さを強調させてください) - “The data was analyzed once again to confirm the results.”
(結果を確認するために、そのデータは再度分析されました) - “Once again, this finding demonstrates the correlation between the two variables.”
(改めてこの発見は、2つの変数の相関を示しています) - “We tested the hypothesis once again under different conditions.”
(異なる条件のもとで、その仮説をもう一度検証しました) - once more: 「もう一度」
- “once again” に置き換え、一層カジュアルな印象。
- “once again” に置き換え、一層カジュアルな印象。
- again: 「再び」
- シンプルに「再び」。繰り返す意味のみで、やや簡素。
- シンプルに「再び」。繰り返す意味のみで、やや簡素。
- afresh: 「新たに、改めて」
- 調子を変えて再度行う、という含みがあり、文脈によってはフォーマル。
- 調子を変えて再度行う、という含みがあり、文脈によってはフォーマル。
発音記号 (IPA)
- once: /wʌns/
- again: /əˈɡen/ (アメリカ英語) /əˈɡeɪn/ (イギリス英語 でも /əˈɡɛn/ と発音されることもある)
- once: /wʌns/
アクセント・強勢
- “once” は1音節なので語尾が弱く、 /wʌns/
- “again” は /ə-ˈgen/ や /ə-ˈgeɪn/ と2音節で後半に強勢があります。
- 慣用的に “once again” と繋げて発音する場合、 “again” の第2音節を強めに発音することが多いです。
- “once” は1音節なので語尾が弱く、 /wʌns/
発音上の注意点
- “once” の “c” は /s/ の音。つづりに惑わされず、[ワンス] と発音しないよう注意。
- “again” は米英で微妙に発音が異なるので、どちらか一方に統一しておくと良いでしょう。
- “once” の “c” は /s/ の音。つづりに惑わされず、[ワンス] と発音しないよう注意。
- スペルミス: “once” を “oncee” としてしまったり、 “again” の i を抜かして “agan” にしてしまうミスがみられます。
- 同音異義語:
- “once” と “ones” (複数形の “one” の所有格) を混同しないよう注意。
- “once” と “ones” (複数形の “one” の所有格) を混同しないよう注意。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニング/リーディングで、「もう一度確認」という文脈で “once again” がよく出てくる可能性があります。「繰り返し目的の再度実施」を示す表現なので押さえておくと便利です。
- イメージ: 「once (一度)」と「again (もう一度)」が組み合わさることで、「一度やったことを再度繰り返す」という単純かつわかりやすい構成。
- 覚え方: “Once again” = “One more time” という置き換えで覚えると良いです。
- 勉強テクニック: お礼や謝罪のフレーズよく出てくる「Once again, thank you / I’m sorry」を練習しておくと自然に口にしやすくなります。
- 理由: 日常会話や映画、音楽などでよく登場し、少し抽象的なニュアンスを持つため中級レベルの表現といえます。
- 英語: “on the road” can mean “traveling,” “performing journeys,” or “in the process of moving from place to place.”
- 日本語: 「移動中」「旅をしている最中」「道路上で移動している状態」という意味です。「旅している」「外をまわっている」というニュアンスがあり、旅の最中にあるときや、業務で各地を回っているときなどに使われます。
- “on the road” はイディオムなので、単純な活用形はありません。ただし、目的や時制に応じて文中での使われ方が変わります。
- 例: “I’m on the road.”(私は今、移動中です)
- 例: “She was on the road all summer.”(彼女は夏の間ずっと旅をしていました)
- on: 「~の上に」「~に接して」「~に沿って」などの意味を持つ前置詞。
- road: 「道路」「道」。旅や移動を象徴する語としても使われます。
- “on the road to success”
- 成功への道を進んでいる
- “be back on the road”
- また旅を始める/再び移動を始める
- “life on the road”
- 旅暮らし/出張暮らし
- “on the road for business”
- 仕事のために移動中
- “on the road again”
- 再び旅に出る
- “hit the road”
- 旅に出る/出発する
- “long hours on the road”
- 長時間の移動
- “spend days on the road”
- 何日間も旅をする/移動中で過ごす
- “keep on the road”
- (車を)道路から外さずに走り続ける
- “safety on the road”
- 道路での安全/移動中の安全
- 語源:
- “road”は古英語の “rād” にさかのぼり、「騎馬による遠征」「(馬などでの)移動」を意味していました。
- “on” は古英語の “on,”「~の上に」「~に接して」という意味です。
- “road”は古英語の “rād” にさかのぼり、「騎馬による遠征」「(馬などでの)移動」を意味していました。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 「旅に出ている」「道中にいる」という状況を示すほか、比喩的に「将来的に目指している途中」「物事が進行中」という意味でも用いられます。
- カジュアルな会話から比較的フォーマルな文書まで広く使われますが、くだけたニュアンスも持ち合わせています。
- 「旅に出ている」「道中にいる」という状況を示すほか、比喩的に「将来的に目指している途中」「物事が進行中」という意味でも用いられます。
- 文法上の役割: 前置詞句として、文全体の状況や状態(移動中)を示す副詞句・イディオムとして使用されます。
- 例: “I am on the road.” → 状態を表す(移動中である)。
- 例: “They have been on the road for three weeks.” → 3週間ずっと旅をしている。
- 例: “I am on the road.” → 状態を表す(移動中である)。
- フォーマル/カジュアル:
- 一般的には口語でも文章でも使えますが、ややカジュアルなニュアンスが強めです。
- “I’m on the road, so I’ll call you back when I arrive.”
- 今移動中だから、着いたら折り返し連絡するよ。
- 今移動中だから、着いたら折り返し連絡するよ。
- “We’ve been on the road all day – let’s find a place to rest.”
- 一日中移動していたから、休める場所を探そうよ。
- 一日中移動していたから、休める場所を探そうよ。
- “He’s always on the road for his photography trips.”
- 彼は写真撮影の旅でいつも移動しているんだ。
- “Our sales team spends most of the year on the road visiting clients.”
- うちの営業チームは一年の大半を顧客訪問で出張しています。
- うちの営業チームは一年の大半を顧客訪問で出張しています。
- “I’ll be on the road next week, so let’s schedule a call instead.”
- 来週は出張で移動しているので、代わりに電話会議を設定しましょう。
- 来週は出張で移動しているので、代わりに電話会議を設定しましょう。
- “She’s on the road to negotiate a new contract with our partners.”
- 彼女はパートナー企業との新しい契約をまとめるために出張しています。
- “The researcher was on the road, collecting data from multiple laboratories across the country.”
- その研究者は、国内各地の複数の研究所でデータを収集するために出張していた。
- その研究者は、国内各地の複数の研究所でデータを収集するために出張していた。
- “It is not uncommon for academics to be on the road for conferences.”
- 学会などで研究者が頻繁に移動しているのは決して珍しいことではない。
- 学会などで研究者が頻繁に移動しているのは決して珍しいことではない。
- “The professor was on the road for months, conducting fieldwork in remote areas.”
- その教授は遠隔地でのフィールドワークを行うため、数か月間にわたって出張していた。
- 類義語 (Synonyms)
- “traveling”(旅行中の、移動中の)
- “on the move”(移動中の)
- “in transit”(輸送中・移動途中の)
- “out and about”(出かけて回っている)
- “traveling”(旅行中の、移動中の)
- 反意語 (Antonyms)
- “at home” (家にいる)
- “stationary” (固定されている、動いていない)
- “at home” (家にいる)
- 発音記号(IPA): /ɒn ðə rəʊd/ (イギリス英語), /ɔn ðə roʊd/ or /ɑːn ðə roʊd/ (アメリカ英語)
- アクセント: 特にどこかが強く強調されるわけではありませんが、“on” に軽いストレスを置く場合が多いです。
- よくある発音ミス:
- “road” の発音で “r” が上手く発音できず “load” のように聞こえることがあります。
- “the” の発音が弱くなりすぎて省略形 “th’” のようになることもあります。
- “road” の発音で “r” が上手く発音できず “load” のように聞こえることがあります。
- スペルミス・混同:
- “on the load” と書いてしまう、あるいは “in the road” と混同してしまう場合があります。
- 交通事故の意味で “in the road” は物理的に道路の「中に」いる状態を指し、文脈が変わってしまうので注意が必要です。
- “on the load” と書いてしまう、あるいは “in the road” と混同してしまう場合があります。
- 試験対策:
- TOEICなどのリスニング・リーディングでも“on the road” は「移動中」や「出張中」を表すフレーズとしてよく登場します。文脈で意味を素早く把握できるようにしましょう。
- “on the road” と聞くと、アメリカの広いハイウェイを車で移動しているイメージや、ジャック・ケルアックの小説『オン・ザ・ロード』を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- 「旅」のイメージと結びつけると記憶に残りやすく、実際に車やバス、電車で移動しているときに口に出してみることで体感的に覚えやすくなります。
- 活用形: 「lots of」は定形フレーズのため、他の形に活用しません。
- 他の品詞になった場合: 「lot(名詞)」として使われるケースもありますが、「lots of」はひとかたまりの表現として捉えます。
- lot: 「くじ」や「割り当て」を意味する古い英語から派生し、「量・数」を示すように転じた
- -s: 単語「lot」の複数形
- of: 「~の」という前置詞
- lots of people(たくさんの人々)
- lots of time(たくさんの時間)
- lots of money(たくさんのお金)
- lots of fun(たくさんの楽しみ)
- lots of work(たくさんの仕事)
- lots of information(たくさんの情報)
- lots of opportunities(たくさんの機会)
- lots of support(たくさんのサポート)
- lots of reasons(たくさんの理由)
- lots of questions(たくさんの質問、疑問)
- 語源: 古英語の “hlot” (くじ・取り分)に由来し、「割り当てられた部分」を意味していました。それが多義化して「ある数量」「多くの数量」である“a lot”へと発展し、さらに「lots of」という形でもカジュアルに使われるようになりました。
- ニュアンスと使用上の注意: 別の言い方である「a lot of」とほぼ同じ意味ですが、「lots of」はより親しみやすく、ややくだけた印象を与えます。フォーマル過ぎない口語やカジュアルな文章で使うのが一般的で、ビジネス文書や論文などでは「many」「much」「numerous」「a considerable amount of」などに言い換えが好まれる場合があります。
可算名詞・不可算名詞の両方に使える
例:- 可算名詞 → “lots of books”, “lots of friends”
- 不可算名詞 → “lots of water”, “lots of information”
- 可算名詞 → “lots of books”, “lots of friends”
カジュアルな用法:
- 日常会話やカジュアルな文章で多用される
- フォーマルな文章では、なるべく「many」「much」などを使う
- 日常会話やカジュアルな文章で多用される
イディオム・構文:
- “lots of + 名詞”
- ほぼ同じ意味・用法を持つ表現に “a lot of” がある。
- “lots of + 名詞”
- “I have lots of homework to do tonight.”
(今夜はたくさん宿題があるよ。) - “There are lots of people at the mall today.”
(今日はショッピングモールに人がいっぱいいるね。) - “We had lots of fun at the party last night.”
(昨夜のパーティーはめちゃくちゃ楽しかったよ。) - “We received lots of positive feedback from our clients.”
(顧客から多くの好意的なフィードバックをいただきました。) - “There are lots of issues we need to address before the launch.”
(ローンチ前に対処しなければならない問題がたくさんあります。) - “We have lots of potential partners interested in our proposal.”
(私たちの提案に興味を持ってくれている潜在的パートナーがたくさんいます。) - “The study presents lots of evidence supporting the new hypothesis.”
(この研究は新しい仮説を裏付ける多くの証拠を提示しています。) - “There are lots of initial data points we have to analyze thoroughly.”
(まず詳しく分析しなければならない初期データが多数あります。) - “Lots of existing theories fail to explain this phenomenon adequately.”
(多くの既存の理論は、この現象を十分に説明できていません。) - a lot of(たくさんの)
- plenty of(十分な、たくさんの)
- many(多くの:可算名詞に使う)
- much(たくさんの:不可算名詞に使う)
- numerous(数多くの)
- a large number of(多数の)
- plenty(名詞として:たっぷりある状態)
- 「lots of」と「a lot of」はほぼ同じ意味ですが、「lots of」はよりカジュアルです。
- 「many」「much」はややフォーマルで文書でも使いやすいです。
- few(ほとんどない:可算名詞に使う)
- little(ほとんどない:不可算名詞に使う)
- イギリス英語: /lɒts əv/
- アメリカ英語: /lɑːts əv/ または /lɑts əv/
- スペルミス:
- 誤例: “lot’s of” / “lotz of”
- 正例: “lots of”
- 誤例: “lot’s of” / “lotz of”
- フォーマルな文書ではあまり好まれない:
- 試験やビジネス文章などでは “many” や “much” を選んだ方が無難な場合も多いです。
- 試験やビジネス文章などでは “many” や “much” を選んだ方が無難な場合も多いです。
- CEFR A2~B1レベルの学習では「a lot of」との違いを押さえる:
- ほぼ同じ意味ですが、微妙に「lots of」の方がくだけた印象があります。
- 「lots of」は「たくさんの箱やスペースがいっぱい詰まっているイメージ」で覚えるとよいかもしれません。
- スペル上のポイントは「lot」 + 「s」 + 「 of 」で区切って覚える――「lot + s + of」――とイメージすると混乱を防ぎやすいです。
- 日常生活の中で「たくさん」を言いたいときにすぐ口に出す練習をすることで、自然に身につきます。
- 簡単な単語を組み合わせていますが、イディオムとしてやや上級レベルの理解が必要です。
- 例えば大切な人の好意や、生活環境などを当然のように思ってしまうときに使われる表現です。
- 「いつでもあるもの」「いつもしてもらえるもの」と思って感謝や意識が足りないニュアンスを含みます。
- 現在形: take for granted
- 過去形: took for granted
- 過去分詞形: taken for granted
- taken for granted(形容詞的に使われることがある)
例: “Her kindness is often taken for granted.”(彼女の優しさはしばしば当然のことと思われる) - grant(動詞):認める、与える
例: “The committee granted permission.”(委員会は許可を与えた) - take(動詞) + for(前置詞) + granted(過去分詞形 / 形容詞的用法)
- “grant” は「与える・許可する」という動詞で、過去分詞が “granted” となっています。
- “for granted” は、イディオムとしてまとまった意味を持ち、「(何かを)当たり前のものとして扱う」というニュアンスを作り出します。
- “grant” は「与える・許可する」という動詞で、過去分詞が “granted” となっています。
- grant(動詞/名詞)
- granted(過去分詞 / 接続詞的に “Granted(that)...” として「たしかに~だけど」という意味でも使われる)
- “take someone’s kindness for granted”
(誰かの優しさを当然のことと思う) - “take health for granted”
(健康を当然のものとみなす) - “We shouldn’t take it for granted”
(それを当然だと思うべきではない) - “take nothing for granted”
(何事も当たり前と考えない) - “stop taking everything for granted”
(全てを当たり前だと思うのをやめる) - “take the availability for granted”
(利用可能であることを当然視する) - “avoid taking people around you for granted”
(周りの人を当たり前に思うことを避ける) - “I used to take my freedom for granted”
(かつては自由を当たり前と思っていた) - “he was taken for granted at work”
(彼の存在は職場で当然のように扱われていた) - “never take success for granted”
(成功を決して当然のものと考えない) - “grant” はラテン語の “credere(信じる)” や古フランス語の “graanter(認める、保証する)” に由来し、英語では「許可する、認める、与える」といった意味で使われるようになりました。
- “take for granted” は「許可された状態、既に保証された状態として受け取る」という意味合いから、転じて「当然扱う」ニュアンスが生まれたと考えられます。
- 「当然視する」というやや否定的・反省的な響きを持つ場合が多いです。
- カジュアルにもフォーマルにも使えますが、感謝や意識不足を指摘する文脈で使われることが多いです。
- 句動詞/イディオムとして用いられ、間に他の語(例: 目的語)が入ることはありません。
例: “take (someone/something) for granted” - “take” は他動詞なので、後ろに目的語がきます。その目的語が「当然視されている対象」です。
- “for granted” は不可分のフレーズとしてセットで使われます。
- “He takes everything for granted.”
- “Don’t take your privileges for granted.”
- “It’s easy to take these benefits for granted.”
- どちらの文脈でも用いられます。
- 書き言葉・話し言葉ともに頻出。
- ビジネスや学術の場面でも、物事を軽視する意味でしばしば使われます。
- “I used to take my parents’ support for granted, but now I realize how lucky I was.”
(両親のサポートを当然だと思っていたけど、いまは自分がどれだけ幸運だったか気づいたよ。) - “You shouldn’t take your friends for granted. Show them you appreciate them.”
(友達を当たり前の存在だと思うべきじゃないよ。感謝していることを伝えなきゃ。) - “Let’s not take this sunny weather for granted. Let’s go outside!”
(この晴れた天気を当然と思わずに、外に出ようよ!) - “We often take our clients for granted. It’s time to improve our communication.”
(私たちはしばしば顧客を当たり前の存在だと考えがちです。コミュニケーションを改善するときです。) - “Don’t take the resources for granted; we must manage them efficiently.”
(リソースを当たり前のものだと思わずに、効率的に管理しなければなりません。) - “Companies shouldn’t take their employees’ dedication for granted.”
(企業は従業員の献身を当然のことと見なすべきではありません。) - “Researchers must not take these initial findings for granted; further investigation is necessary.”
(研究者はこれらの初期的な発見を当然だとみなしてはいけません。さらなる調査が必要です。) - “It is crucial not to take the validity of this hypothesis for granted.”
(この仮説の妥当性を当然視しないことが非常に重要です。) - “We shouldn’t take the peer-review process for granted as it ensures academic integrity.”
(学術の完全性を担保するため、査読プロセスを当然のものと思うべきではありません。) - assume(想定する)
- “assume” は単に「~だと仮定する、思い込む」の意味。
- “take for granted” は「感謝の気持ちや考慮を省いて当然と思う」要素を含む点で少し強い。
- “assume” は単に「~だと仮定する、思い込む」の意味。
- presume(推定する)
- “presume” も論理的・状況的に「~と思う」意味。
- “take for granted” ほど感覚的な「当然視」のニュアンスは薄い。
- “presume” も論理的・状況的に「~と思う」意味。
- underestimate(過小評価する)
- “underestimate” は「本来の価値や程度を低く見る」。
- “take for granted” は「当たり前に捉える」点で、価値が見落とされるという類似があります。
- “underestimate” は「本来の価値や程度を低く見る」。
- overlook(見落とす)
- “overlook” は無意識に見過ごす場合に使う。
- “take for granted” は「意識が至らない」ことにも注意を向け、価値に対して無頓着な感覚。
- “overlook” は無意識に見過ごす場合に使う。
- appreciate(感謝する/真価を認める)
- “take for granted” の反意語として、相手や物事の価値を認める・感謝する意味をもつ。
- IPA:
- アメリカ英語: /teɪk fər ˈɡræntɪd/ (“for” は弱音化して /fər/ や /fr̩/)
- イギリス英語: /teɪk fə ˈɡrɑːntɪd/ (“grant” 部分を /ɡrɑːnt/ と発音)
- アメリカ英語: /teɪk fər ˈɡræntɪd/ (“for” は弱音化して /fər/ や /fr̩/)
- “take” の “テイク” ははっきりと /teɪk/。
- “for” は文中で弱まることが多い。
- “granted” の “gran-” 部分にアクセント。アメリカ英語では /ˈɡræntɪd/、イギリス英語では /ˈɡrɑːntɪd/ の違いがある。
- “granted” の /t/ を弱く発音する場合が多く、”gran-id” のように聞こえる場合もある。
- “take it for granted” と言うところを “take for it granted” のように語順を間違えるケースがある。
- “take for granted” がひとかたまりのイディオムであるため、間に他の語を挟まないことが重要。
- “grant it” と誤って書いてしまうスペルミスや混同に注意する。
- TOEICや英検の読解パートで、「当然視する」「感謝しないで受け止める」の文脈で出題されやすい。
- “take for granted” → “grant(ed) = 許可されて当たり前になっている状態” とイメージすると覚えやすいです。
- 「当然のこととして“受け取る(take)”」という絵を想像すると定着しやすいでしょう。
- 「ありがたみを感じずにパッと手に取っている」イメージを持つと、ニュアンスもつかみやすくなります。
- 「be to blame」の形で形容詞的に「責任がある」「罪がある」という意味合いを持つ場合もあります。
- 「blame」は名詞として「責任」や「非難」を意味する場合もあります (例: “He took the blame.” → 「彼が責任を負った」)。
- 現在形: blame
- 三人称単数現在形: blames
- 現在進行形: blaming
- 過去形: blamed
- 過去分詞形: blamed
- 名詞 “blame” (「責任」「非難」)
例: “He took the blame for the accident.” - A1:超初心者
- A2:初級
- B1:中級 ← “blame” はこのあたり
- B2:中上級
- C1:上級
- C2:最上級
- 「blame」は接頭語や接尾語を伴わない単語ですが、語源的には後述のとおりフランス語・ラテン語系の “blamer” から来ています。
- “to blame someone for something”
(~のことで誰かを責める) - “be to blame (for something)”
(~のことで責任がある / 責められるべきだ) - “put the blame on someone”
(責任を誰かに押し付ける) - “take the blame”
(責任を取る) - “shift the blame”
(責任を転嫁する) - “accept the blame”
(非難・責任を認める) - “blame it on…”
(…のせいにする) - “a blame game”
(責任のなすりつけ合い) - “blame oneself”
(自分自身を責める) - “put the blame elsewhere”
(責任を他のところに持っていく) - 英語の “blame” は中英語 (Middle English) の “blamen” から来ており、さらに古フランス語 “blamer” (非難する) に遡ります。ラテン語の “blasphemare” (冒涜(ぼうとく)する、罵(ののし)る) が基になっています。
- “to blame” は相手を強く非難するというほどではなくても、原因や過失の所在をはっきり示す意味が含まれます。文脈によっては感情的に「責め立てる」ニュアンスにもなり得ますので、使用時は相手との関係性を考慮する必要があります。
- 口語でも文章でも広く使われますが、ビジネスなどでは責任問題を明らかにしたいときにしばしば登場します。カジュアルな文脈では “Don’t blame me!” (私のせいにしないでよ!)というように抵抗/弁明の表現にもよく使われます。
他動詞としての “blame”
- “I blame him for the mistake.” (私はその間違いを彼のせいだと責める)
- “I blame him for the mistake.” (私はその間違いを彼のせいだと責める)
“be to blame” の構文
- “He is to blame for the accident.” (彼がその事故の責任を負うべきだ)
- この形は「~が悪い(責任がある)」という意味合いです。
- “He is to blame for the accident.” (彼がその事故の責任を負うべきだ)
名詞として “blame” を使う場合
- “Don’t just put the blame on me.” (私ばかりを責めないで)
- “Don’t just put the blame on me.” (私ばかりを責めないで)
- フォーマル/カジュアル問わず幅広く使えますが、相手を責めるニュアンスが含まれるので、状況に応じて言い方を和らげる表現(“I’m not blaming you, but…” など)もあります。
- “Don’t blame me if we get lost. I’m just following the map!”
- (道に迷っても私のせいにしないで。地図に従ってるだけだから!)
- (道に迷っても私のせいにしないで。地図に従ってるだけだから!)
- “I blame the weather for my bad mood today.”
- (今日私の機嫌が悪いのは天気のせいだよ。)
- (今日私の機嫌が悪いのは天気のせいだよ。)
- “He’s always blaming others for his mistakes.”
- (彼はいつも自分のミスを他人のせいにしてばかりいる。)
- “Our customers blame us for the late delivery.”
- (顧客は納品の遅れを私たちのせいだと非難しています。)
- (顧客は納品の遅れを私たちのせいだと非難しています。)
- “Before we blame the staff, let’s check the process thoroughly.”
- (スタッフを責める前に、まずはプロセスを徹底的に確認しましょう。)
- (スタッフを責める前に、まずはプロセスを徹底的に確認しましょう。)
- “If something goes wrong, upper management will be quick to blame.”
- (何か問題が起こると、上層部はすぐに責任追及をしてきます。)
- “Some historians blame the economic policies of that era for the subsequent recession.”
- (ある歴史学者たちは、その時代の経済政策がその後の不況を招いたと批判している。)
- (ある歴史学者たちは、その時代の経済政策がその後の不況を招いたと批判している。)
- “The researcher does not blame human error alone but also points to systemic failures.”
- (その研究者は人為的ミスだけでなく、システム上の欠陥にも責任があると指摘している。)
- (その研究者は人為的ミスだけでなく、システム上の欠陥にも責任があると指摘している。)
- “Many analysts blame climate change for the increased frequency of natural disasters.”
- (多くのアナリストは、自然災害の多発の原因を気候変動に求めている。)
- “accuse” (~を告発する):法的責任や不正行為に焦点がある場合に使う。
- “criticize” (批判する):相手の行為や考え方を否定的に言うとき。
- “condemn” (強く非難する):道徳的・社会的に誤っていると厳しく断罪するイメージ。
- “fault” (過失を指摘する):“It’s my fault.” など、責任所在を示す際のカジュアルな表現。
- “praise” (称賛する)
- “exonerate” (罪・責任を免除する / 無罪放免にする)
- “blame”: /bleɪm/
- 1音節で、母音は [eɪ] と伸ばす音。
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では [bleɪm]、イギリス英語でも同様に [bleɪm] です。
- 強勢は単語全体にあります(1音節なのでずれはありません)。
- /bleim/ の [eɪ] の部分が曖昧になり “blem” のように短くならないように注意。
- “blame” はスペルミス (דblam” など) に注意。
- “blame on” と “blame for” の使い分け:
- “blame someone for something” (誰かを何かのことで責める)
- “put the blame on someone” (誰かに責任を負わせる)
- “blame someone for something” (誰かを何かのことで責める)
- “to blame” という形は不定詞ではなく、表現として「責任がある」や「責めるべき」という意味を持つことがある。
- TOEICや英検などでも、責任や原因を表す際の表現として出題されることがあるので、前置詞の使い方を含め覚えておくと役立ちます。
- “blame” と “claim” はスペルが似ているので間違えやすいですが、
- blame = 責める、非難する
- claim = 主張する、請求する
と意味がまったく異なるので区別して覚えましょう。
- blame = 責める、非難する
- 覚え方のコツとしては、“B” (Bad) “Lame” (どうしようもない) → “Bad + Lame” = “blame” のように、少し冗談交じりにイメージすると頭に残るかもしれません。
- また、“blame” の発音は「ブレイム」と一拍伸ばす感じをイメージすると覚えやすいです。
- To happen; to occur.
- (Nautical) To change direction when sailing, especially to turn the boat so that the wind shifts from one side to the other.
- 「起こる」「発生する」という意味です。たとえば「どうしてそうなったの?」を英語で言うときに “How did that come about?” というフレーズをよく使います。何かがどのようにして起こったのかを尋ねたり説明したりするときに用いられます。
- 航海用語としては、船が風向きに合わせて向きを変える動作を指します。日常会話ではあまり使いませんが、航海や船に関する文脈で出てくることがあります。
- 原形: come about
- 過去形: came about
- 進行形: coming about
- 完了形: come about (have/has/had come about)
- B2(中上級): 日常会話で使われる2語動詞としてやや高度な表現で、ニュース記事やフォーマルな文脈でも使用されるレベルです。
- come: 「来る」という意味を持つ動詞。
- about: 元々は「周囲に」「あちこちに」「起こって」という意味を持つ前置詞・副詞。
- come about: 2つの語が合わさると「起こる」「生じる」というイディオム的な意味になります。
- come up: (話題や問題などが)持ち上がる
- come across: 見つける/(人に)偶然出会う
- come around/round: 立ち寄る、意見を変える
- “How did it come about?”
(どうしてそれが起こったの?) - “It came about unexpectedly.”
(思いがけず起こった。) - “A solution finally came about.”
(ようやく解決策が生まれた。) - “This idea came about after many discussions.”
(このアイデアは多くの議論の結果として生まれた。) - “The incident came about by accident.”
(その出来事は偶然に起こった。) - “A consensus came about once everyone had spoken.”
(みんなが意見を述べたあと、結論がまとまった。) - “Can you explain how this change came about?”
(どうしてこの変更が起こったのか説明してもらえますか?) - “Nothing will come about without hard work.”
(努力なくしては何も起こらない。) - “A major breakthrough came about in the research.”
(研究において大きな進展が起こった。) - “The ship came about to catch the wind.”
(その船は風を受けるために向きを変えた。) - 語源としては、古い英語の “come”(来る)と、中英語の “about”(周囲、あちこち)から成り立っています。
- 「いつのまにか『やってくる』」という感覚から、『物事が起こる』という意味が生まれたと考えられます。
- くだけた日常会話でも、比較的フォーマルな書き言葉でも使える表現です。ニュースやビジネス文書などでも頻繁に見られ、ニュアンスは「出来事が自然に起こる」というイメージに近いです。
- 航海用語として使う場合は専門的な文脈なので、一般的には「起こる」の意味で認識していれば十分です。
- 口語表現・書き言葉いずれでも使用されますが、若干ビジネスや文章で使うほうが多い印象があります。
- come about は 自動詞的に使われる句動詞です。「何が」「どうして起こったのか」を話す時によく使われます。
- 一般的な構文は「How did something come about?」や「Something came about (because …)」です。
- “How did that come about?”
- “It came about when…”
- (Nautical) “The captain ordered the ship to come about.”
- “How did this plan come about? I thought we had a different idea originally.”
(どうしてこの計画が出来たの?もともとは違う案があったと思ってたんだけど。) - “It came about because everyone pitched in their ideas.”
(みんながアイデアを出してくれたおかげで生まれたんだ。) - “A funny thing came about at the party last night.”
(昨夜のパーティーで面白いことが起こったよ。) - “The partnership came about as a result of long negotiations.”
(その提携は長期にわたる交渉の結果として生まれました。) - “Could you explain how this budget cut came about?”
(どうしてこの予算削減が行われることになったのか説明してもらえますか?) - “Major improvements came about after we introduced a new training program.”
(新しい研修プログラムを導入してから、大幅な改善が起こりました。) - “This discovery came about through years of meticulous research.”
(この発見は何年もの綿密な研究を経て生まれたのです。) - “Such a phenomenon comes about when the chemical reaction is accelerated.”
(そういった現象は化学反応が促進されるときに起こります。) - “A paradigm shift came about in the field of physics during the early 20th century.”
(20世紀初頭に物理学の分野ではパラダイムシフトが起こりました。) - happen(起こる)
- より汎用的でカジュアル。
- より汎用的でカジュアル。
- occur(起こる)
- フォーマル、書き言葉として使いやすい。
- フォーマル、書き言葉として使いやすい。
- take place(起こる、行われる)
- 計画された行事や出来事などに使われる。
- 計画された行事や出来事などに使われる。
- arise(生じる)
- 問題や機会などが突然「生じる」ニュアンス。
- 問題や機会などが突然「生じる」ニュアンス。
- transpire(起こることがわかる)
- 少し文語的で、結果が明らかになる場合などに使う。
- “fail to happen” / “never happen” (起こらない)
- 直接の対義語ではありませんが、文脈によっては「何も起こらない」という形で反対の意味を表わせます。
- IPA: /kʌm əˈbaʊt/
- American English: [kʌm əˈbaʊt] (「カム アバウト」のように発音)
- British English: [kʌm əˈbaʊt] (ほぼ同じですが、母音の発音がやや異なる場合があります)
- American English: [kʌm əˈbaʊt] (「カム アバウト」のように発音)
- アクセント(強勢): “aBOUT” の部分が強調されやすいです。
- よくある間違い: 「come“about”」を曖昧に発音して “come out” と混同すると、別の意味になってしまうので注意。
- スペリングミス: come about は2語で書きます。連続して “comeabout” と書いてしまわないように注意。
- 混同:
- “come out” (出版される、明らかになる)、
- “come up” (話題が出る、発生する)
など類似の句動詞と混同しがちです。
- “come out” (出版される、明らかになる)、
- 試験対策: TOEICや英検などで、句動詞として意味を聞かれる問題でよく出題される可能性があります。「起こる」の意味で使われることを心得ておきましょう。
- 「何かがcome(来る)→周りにabout(巡ってやってくる)」というイメージで、「出来事が周りからやってきて起こる」と覚えると分かりやすいです。
- 航海用語の意味(船が向きを変える)を一緒にイメージしておくと、たとえば「物事の方向が変わって、新しい状況が起こる」というニュアンスがしっかり頭に残ります。
- 音読するときは「カマバウト」のようにスムーズに繋げ、強勢を “aBOUT” に置くと正しいリズムになります。
- 英語: “would appear”
「(状況から判断して)~のように見える・思われる」という意味になります。 - 日本語: 「〜のように思われる」「〜と見受けられる」
話し手が自分の観察や推測を述べる際に用いる表現で、「・・・のようだ」と丁寧・控えめに表現したいときに使われます。 - “would appear” は、助動詞 “would” + 動詞 “appear” の組み合わせで、動詞フレーズ(助動詞句)として用いられます。
- “appear” は自動詞です。
- “appear” の主な活用形:
- 原形: appear
- 三人称単数現在形: appears
- 過去形: appeared
- 過去分詞: appeared
- 現在分詞: appearing
- 原形: appear
- “would” は “will” の過去形または仮定形として使われます。
- “appear” を名詞形にすると “appearance” (登場、外見 など)
- “appear” の形容詞形として直接的な派生はありませんが、関連形容詞 “apparent” (明らかな) があります。
- “appear” 単独で考えると B1〜B2 (中級〜中上級) くらい。
“would appear” としても日常的に使われる表現ですが、丁寧なニュアンスがあり、ややフォーマルな場面でも用いられます。 - “would”
- “will” の過去形や仮定形の助動詞で、仮定や丁寧、控えめなどのニュアンスを加えます。
- “will” の過去形や仮定形の助動詞で、仮定や丁寧、控えめなどのニュアンスを加えます。
- “appear”
- ラテン語の “apparēre”(= to come in sight, 明らかになる) が由来とされており、「突然姿を現す」「〜のように見える」という意味を含みます。
- “appearance” … 名詞 (登場・外見)
- “apparent” … 形容詞 (明らかな、見たところ)
- “apparently” … 副詞 (見たところは、どうやら)
- “It would appear that...”
「~のように思われる」 - “You would appear to be mistaken.”
「あなたは間違っているように思われます」 - “would appear to suggest”
「~を示唆しているようだ」 - “It would appear, therefore, that...”
「したがって、~のように思われます」 - “would appear in court”
「法廷に出廷する(ようだ)」 ※“appear” 単独の意味:出席・登壇 - “would appear to confirm”
「~を裏づけるようだ」 - “would appear unlikely”
「ありそうにないように思われる」 - “would appear quite reasonable”
「とても妥当だと思われる」 - “would appear on the list”
「リストに載っている(ようだ)」 - “would appear as evidence”
「証拠として示される(ようだ)」 - “appear” はラテン語の “apparēre” (ad “〜へ” + parēre “現れる”) が語源で、「姿を現す」という意味を持ちます。
- “would” は古英語・古フランス語に由来する助動詞 “will” の過去形で、仮定や過去の意志を表す文脈から派生しました。
- “would appear” は「〜のようだ」という推測・判断をやや控えめに表現したいときに便利です。
- 日常会話の中でも使われますが、やや丁寧・フォーマルに感じられることが多いです。「〜みたいだね」と言うより「〜のようです」という印象。
- 堅苦しすぎるほどではありませんが、ビジネス文書やプレゼンなどでもよく見られる表現です。
- “would” は助動詞なので、後ろは動詞の原形 “appear” が来ます。
- 「主語 + would appear + 補足情報」の形で、推測や控えめな断定をする表現です。
- 自動詞としての “appear” は目的語を直接取らず、補語(形容詞や to 不定詞 など)や副詞句で内容を補足することが多いです。
例: It would appear likely. / It would appear to be true. - “It would appear that SV...” → 「(文全体として)SがVするように思われる」
- “S would appear to be + C” → 「SはCのように思われる」
- カジュアル会話: “It looks like...” “It seems...” などがよりカジュアル。
- ややフォーマル・丁寧: “It would appear...” / “It would seem...” など。
- “It would appear that the store is closed today.”
「そのお店は今日は閉まっているようだね。」 - “From the way he’s talking, it would appear he’s not interested.”
「彼の話し方を見ていると興味がなさそうだね。」 - “It would appear we’re going to have to wait longer than we thought.”
「どうやら思ったより待たなきゃいけないみたい。」 - “Based on these figures, it would appear that our revenue will exceed the forecast.”
「これらの数値からすると、収益は予想を上回る見込みです。」 - “It would appear we need to revise our project timeline.”
「プロジェクトのスケジュールを見直す必要がありそうです。」 - “It would appear the client is satisfied with the initial proposal.”
「クライアントは最初の提案に満足しているようですね。」 - “From the data, it would appear that the hypothesis holds true in this case.”
「データから判断すると、この場合は仮説が正しいと思われる。」 - “It would appear there is a significant correlation between these variables.”
「これらの変数の間には有意な相関があるようだ。」 - “It would appear that further research is necessary to validate these findings.”
「これらの結果を検証するには、さらなる研究が必要と考えられる。」 - “seem” (〜のように思われる)
- “It seems that...” はよりカジュアル。
- “It seems that...” はよりカジュアル。
- “look (like)” (〜のように見える)
- 視覚に焦点があり、日常でもっと口語的。
- 視覚に焦点があり、日常でもっと口語的。
- “appear” (〜のように見える / 現れる)
- “would” を付けないと、より直接的な印象。
- “would” を付けないと、より直接的な印象。
- “come across as” (〜の印象を与える)
- 性格や印象にフォーカス。
- “sound” (〜のように聞こえる)
- 「音声や内容から判断して~そう」というニュアンス。
- 直接的な反意語はないが、「見える/思われる」の逆として「〜ではないと断定する」のような表現は “would not appear” や “It does not seem that...” となります。
- “would appear” の発音記号(IPA): wʊd əˈpɪər / wʊd əˈpɪr
- アクセントは “appear” の後半 “-pear” に置かれます。(ap-PEAR)
- “would” は [wʊd] で、 [l] は発音しない点に注意しましょう。
- イギリス英語では “appear” の /ɪə/ がやや長め、「アピア」に近い響き。アメリカ英語では /ɪr/ として発音され、「アピアー」に近い。
- スペルミス:
- “appear” の p が2つになったり、a を落としたりしないように注意 (“apear” は誤り)。
- “would” の l を発音しないことと 綴り(WOUL-D)を混同しないように。
- “appear” の p が2つになったり、a を落としたりしないように注意 (“apear” は誤り)。
- “would appear” といった場合、あくまで推測・仮定を表しているので、断定をしたい文脈では使わないようにしましょう。
- TOEICや英検では、「推測を表す表現」「仮定法」等の問題で出題が期待できます。
- “would appear” は “It seems like” をもう少しフォーマルに、丁寧にした表現と思うと覚えやすいです。
- “would” が “will” の仮定形であるため、「少し控えめに、遠回しに『〜のようです』と伝える」イメージをもつと理解しやすいです。
- “appear” は “頼む” の “appeal” と綴りが似ていますが、スペルと意味を混同しないように。top
point of view
point of view
解説
見地,観点(viewpoint) / 考え方,態度
【発音記号】pɔɪnt ʌv vju
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
They all had a different point of view.
みんな視点が違っていました。
point of view
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): point of view
品詞: 名詞(フレーズ)
英語での意味: “the position or perspective from which something is considered or evaluated”
日本語での意味: 「物事を考察・評価する際の視点・観点・立場」
例えば、「私の視点からすると~」「この話を別の視点から見ると~」など、ある出来事や議論をどのような立場や考え方で捉えているかを表します。意見や見解とも関連しますが、主に“視点”というニュアンスが強い表現です。
活用形
※「視点」を表す名詞フレーズであり、動詞としての活用形はありません。
他の品詞形の例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさって、「視点・観点」という意味になります。
派生語・類縁語など
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
複合的に「見るべき点」「見る立場」といった意味合いをもつようになったと考えられます。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な場面でそれぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“point of view”には明確な反意語は存在しませんが、あえて対照的な言葉を探すと、
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習者は “from my point of view” と “from your point of view” をペアで覚えておくと、会話や作文で使い勝手が良いです。
以上が、名詞「point of view」の詳細な解説です。視点・観点を表す非常に便利な表現ですので、様々な場面で活用してみてください。
見地,観点(viewpoint)
考え方,態度
…もまた,...も同様に / その上, おまけに / 《be ~ to》好都合である / 《might ~ do》...してもかまわない, よければ...したらどう, まるで...するようなものだ
ヒント
頭文字: a
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
as well
as well
解説
…もまた,...も同様に / その上, おまけに / 《be ~ to》好都合である / 《might ~ do》...してもかまわない, よければ...したらどう, まるで...するようなものだ
as well
…もまた,...も同様に / その上, おまけに / 《be ~ to》好都合である / 《might ~ do》...してもかまわない, よければ...したらどう, まるで...するようなものだ
以下では、英語表現「as well」をできるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語での意味
「as well」は主に「also」「too」と同じように使われる表現で、「同様に」「~もまた」という意味を表します。
日本語での意味
「同様に」「〜もまた」「さらに」といったニュアンスがあります。
「too」や「also」と同じように「~も」という意味を伝える際に使われますが、ややフォーマルまたは書き言葉で多用される印象があります。日常会話でももちろん使えますが、カジュアルな場面では「too」をよく耳にするかもしれません。
CEFRレベルの目安:A2(初級)
A2は初級レベルで、日常会話の中で簡単な表現を理解・使用できる段階です。「too」「also」と同じような意味で、よく使う表現なので、A2程度から習得しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
「as well」は二つの単語から成り、「as」は「〜と同じくらい」「〜のように」という比較や同等の意味を持ち、「well」は「うまく」「十分に」という意味を持ちます。ただし、この場合はセットで「〜もまた」という意味が固定化しているため、単語ごとの意味よりもフレーズで覚えたほうがスムーズです。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈に分けて3例ずつ紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を参考に、「as well」をうまく使いこなしてみてください。口語でも書き言葉でも重宝する便利な表現です。
…もまた,...も同様に
その上, おまけに
《be ~ to》好都合である
《might ~ do》...してもかまわない, よければ...したらどう, まるで...するようなものだ
《...に》基づいて《of ...》 / ...ということに基づいて, ...という前提で《that ...》
ヒント
頭文字: o
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
on the basis
on the basis
解説
《...に》基づいて《of ...》 / ...ということに基づいて, ...という前提で《that ...》
【発音記号】ɑn ðə ˈbeɪsəs
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
She came on the basis that it would help her.
彼女はそれが彼女を助けるだろうという理由で来ました。
on the basis
1. 基本情報と概要
英語表記: on the basis (しばしば “on the basis of …” という形で使用)
品詞: 句(前置詞句)
意味(英語): “based on …,” “according to …,” “because of …”
意味(日本語): 「〜に基づいて」「〜を根拠として」
「on the basis (of …)」は、何かの根拠や基準に基づいて物事を判断したり行ったりする際に使われる表現です。主に論文、ビジネス、法律文書などフォーマルな場面で出てきやすいフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「on the basis」の中心は名詞 “basis” で、そこに “on the” がついて「その基礎の上で(に)」というニュアンスを作っています。
より一般的には「on the basis of + 名詞/名詞句」の形で「〜に基づいて」という意味になります。
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
一般的には、ビジネス文書や学術論文など、形式ばった文章・スピーチでよく使用されます。カジュアルな口語表現で「〜に基づいて」と言いたい場合は “based on …” を使うほうが自然です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルでも少しフォーマル寄り)
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意表現
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “on the basis (of …)” の詳細な解説です。フォーマルな文章で根拠を示す場合や、論理的な主張を行うときにぜひ使ってみてください。
《...に》基づいて《of ...》
もう1度, また / ふたたび, 以前のように / 《主に文頭で》またしても, 繰り返して言うが
ヒント
頭文字: o
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
once again
once again
解説
もう1度, また / ふたたび, 以前のように / 《主に文頭で》またしても, 繰り返して言うが
【発音記号】wʌns əˈgɛn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
once more = once again
【例文】
Once again, this was completely unforeseen.
今回も全くの想定外でした。
once again
1. 基本情報と概要
英語での意味
「一度さらにもう一度」というニュアンスがあり、要するに “one more time” と同義です。
日本語での意味
「もう一度」「再び」「改めて」という意味です。
「今までに行ったことを、もう一度繰り返す」というニュアンスで使われます。挨拶や説明、動作などを「もう一回」行うときに使います。
活用形
“once again” は複数形や時制変化をともなうような単語ではなく、慣用的な副詞句です。したがって、単語ごとの活用形 (動詞のように過去形・現在形・過去分詞形など) はありません。
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
“once again” はこの2つの副詞が組み合わさって「改めてもう一度」という意味合いを強調する表現になります。
関連する語・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
“once again” は、特に丁寧に繰り返して強調する感じがあり、会話でもビジネス文章でも比較的幅広く使われる言い回しです。カジュアルな口語からフォーマルなスピーチ、ビジネス文書まで、シーンを問わずよく使われます。
ニュアンス上の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアルなシーン)
ビジネスシーン (フォーマル寄り)
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
特定の「一度も二度もしない」という意味の真逆表現ははっきりとはありませんが、「もう二度と~しない」という話なら “never again” が反意的なニュアンスで使われます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “once again” の詳細解説です。ぜひ「もう一度繰り返す・改めて伝える」というニュアンスで、会話や文章の中で活用してみてください。
もう1度, また
ふたたび, 以前のように
《主に文頭で》またしても, 繰り返して言うが
路上で, 道路に出て / 旅行中で, 出張中で, 巡業中で / (車が)走行可能な, 走れる / 《…への》 途中にある, 途中である 《to ...》
ヒント
頭文字: o
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】x
on the road
on the road
解説
路上で, 道路に出て / 旅行中で, 出張中で, 巡業中で / (車が)走行可能な, 走れる / 《…への》 途中にある, 途中である 《to ...》
【発音記号】ɑn ðə roʊd
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
I can’t wait to get on the road again.
また車が走れるようになるのが待ちきれません。
on the road
1. 基本情報と概要
語句: “on the road”
品詞: 一般的には前置詞句・イディオムとして扱われる表現です。
CEFRレベル: B1(中級)
意味(英語・日本語)
他の品詞形や同根の表現
2. 語構成と詳細な意味
“on the road” は前置詞 “on” + 冠詞 “the” + 名詞 “road” から構成されます。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
5.2 ビジネスシーンでの例文
5.3 学術・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
これらはどれも「移動中」のニュアンスを持ちますが、 “on the road” は特に車や公共交通機関を使った物理的な移動を強調するイメージが強い表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記のポイントを押さえると、“on the road” が持つ意味やニュアンス、使い方をしっかりと理解できるでしょう。旅や移動というワクワク感を伴う表現なので、イメージと結びつけながらぜひ覚えてみてください。
路上で, 道路に出て
旅行中で, 出張中で, 巡業中で
(車が)走行可能な, 走れる
lots of
lots of
解説
《インフォーマル》たくさんの, 多くの
【発音記号】lɑts ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
lots ofは、lot ofよりも少しインフォーマルなニュアンスをもつ
【例文】
Lots of them do travel during the winter months.
冬の間、多くの人が旅行をしています。
lots of
以下では、カジュアルな表現「lots of」を、できるだけ詳細に解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語・フレーズ: 「lots of」
品詞: 句(量を表す表現、いわゆる「定量表現(quantifier)」)
意味(英語): a large amount or number of something
意味(日本語): たくさんの~、大量の~、多くの~
「lots of」は「たくさんあること」を表すカジュアルな表現です。カウントできる名詞(可算名詞)にも、カウントできない名詞(不可算名詞)にも使える便利なフレーズです。日常会話でよく使われますが、ややカジュアルな響きがあるため、フォーマルな文章では「a lot of」や「many」「much」「a large number of」などを使うことも多いです。
CEFRレベル:A2(初級)~B1(中級)
A2レベル(初級)から習う「たくさんの~」というフレーズとして便利で、B1(中級)でも自然に使いこなせる頻出表現です。
2. 語構成と詳細な意味
「lots of」は、実は「lot」という名詞の複数形「lots」に前置詞「of」がついた形です。
もともと「lot」そのものは「一つの区画」や「運命」という意味も持ちますが、口語では「a lot of」の形で「たくさんの~」を意味するようになり、その複数形が「lots of」として使われてきています。
よく使われるコロケーション(共起表現)と関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
それぞれの文脈で3例ずつ挙げます。
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル~カジュアル)
学術的・アカデミック文脈 (少しカジュアル寄り)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
「lots」の「lo」の部分に強勢がきます。アメリカ英語では [lɑːts] とやや長めに、イギリス英語では [lɒts] と「オ」に近い音で発音します。
よくある誤りは「lot’s of」というアポストロフィを入れてしまうスペリングミスなどです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「lots of」の詳細な解説です。日常会話では非常に頻出する便利なフレーズですが、フォーマルな場面では適切な言い換えがあることを意識すると、英語の幅が広がります。ぜひ使い分けに注意しながら活用してみてください。
《インフォーマル》たくさんの, 多くの
...を当たり前とみなす, ...を当然と考える / (当たり前として)...を評価しない, ...を軽視する
ヒント
頭文字: t
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
take for granted
take for granted
解説
...を当たり前とみなす, ...を当然と考える / (当たり前として)...を評価しない, ...を軽視する
【発音記号】teɪk fɔr ˈgræntəd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
通常、《take A for granted》の形で用いられるが、目的語が長い場合には、《take for granted A》の形で用いられる。
【例文】
It’s just something I’ve always taken for granted.
当たり前のことを当たり前のようにやっていただけなのに。
take for granted
1. 基本情報と概要
英語表記: take for granted
品詞: 句動詞(イディオム)
難易度(CEFR): B2(中上級)
意味(英語): to assume (something) is true or will always be available without showing appreciation or proper consideration.
意味(日本語): (物事・人の存在や恩恵を)当然のことだと思う、当たり前のように扱う
活用形:
他の品詞・関連表現:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文例
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的・フォーマル(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Similar Expressions)
反意語(Opposite Expressions)
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント・発音上の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “take for granted” の詳細解説です。「大切なものや人を当然と思わずに、ちゃんと感謝しましょう」というニュアンスで人間関係やビジネスシーンでもよく使われる重要なイディオムです。
...を当たり前とみなす, ...を当然と考える
(当たり前として)...を評価しない, ...を軽視する
《be ~ 》責めを負うべきである / 《be ~ for ...》...の責任がある
ヒント
頭文字: t
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
to blame
to blame
解説
《be ~ 》責めを負うべきである / 《be ~ for ...》...の責任がある
【発音記号】tu bleɪm
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
I think the government’s to blame, really.
本当に政府のせいだと思うよ。
to blame
以下では英語表現 “to blame” をできるだけ詳細に解説していきます。
1. 基本情報と概要
▪︎ 英語での意味
“to blame” は「誰か(何か)に対して過失や責任を負わせる・非難する」という意味の動詞表現です。
例: “I blame him for the mistake.”(私はその間違いを彼のせいだと責めます。)
▪︎ 日本語での意味
「~を責める」「~に責任を負わせる」といったニュアンスです。個人の失敗やミスに対して誰の責任なのかをはっきりさせたいときに使われます。
▪︎ 品詞
主に動詞 (to blame + 目的語 で「~を責める」)。
▪︎ 活用形
to blame は不定詞形ですが、動詞 “blame” の活用は以下のとおりです。
▪︎ 他の品詞形
▪︎ CEFR レベル
B1(中級)
学習経験がある程度進んだ英語学習者が使い始める表現です。
2. 語構成と詳細な意味
▪︎ 語構成
▪︎ よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
▪︎ 語源
▪︎ ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
▪︎ 日常会話での例文 (3つ)
▪︎ ビジネスでの例文 (3つ)
▪︎ 学術的・フォーマルな文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
▪︎ 類義語 (Synonyms)
▪︎ 反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
▪︎ 発音記号 (IPA)
▪︎ アメリカ英語 (AmE) とイギリス英語 (BrE)
▪︎ よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “to blame” の詳細な解説になります。相手を非難するときだけでなく、自分が責任を取るときや責任の所在を明確にするときにも重要な表現なので、例文とともにしっかり覚えておくと便利です。
come about
come about
解説
《...によって》(予期せぬことが)起こる《through ...》
【発音記号】kʌm əˈbaʊt
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
It all came about through a meeting back in April.
4月に入ってからの出会いがきっかけでした。
come about
1. 基本情報と概要
単語(表現): come about
品詞: 句動詞(phrasal verb)
意味(英語)
意味(日本語)
活用形
派生(他品詞形)
「come about」は句動詞なので、名詞形はありませんが、ベース動詞である come は “coming” (動名詞形) などの形があります。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文例
◇ フォーマル度合い:日常からビジネス文書まで幅広く使えます。
◇ カジュアル: 口語でも問題ありませんが、「happen」のほうがややカジュアルに聞こえる場合もあります。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルシーン)
ビジネスシーン
学術・専門シーン
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (シソーラス)
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come about” の詳細解説です。ぜひ例文を使いながら、実際の会話やライティングで活用してみてください。
《It ~ that ...》...のようだ, ...だと思われる
ヒント
頭文字: w
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
would appear
would appear
解説
《It ~ that ...》...のようだ, ...だと思われる
【発音記号】wʊd əˈpɪr
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
「It would appear that 〜」は「It appears that 〜(〜のようだ。〜のように思われる)」と同じ意味。ただwouldをつけたほうが断言を避けて、正確に話し手/書き手の意見を言い表している点で、より格調高い表現だと言える。
【例文】
They people have spoken, it would appear.
民衆が話したようだ
would appear
以下では “would appear” という表現について、学習者の方にもわかりやすいように、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞と活用
他の品詞形
難易度(CEFR)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
よくある構文・イディオム
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的文脈の3つの場面で、それぞれ3例ずつ挙げます。
① 日常会話
② ビジネス
③ 学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “would appear” の詳しい解説です。論文やビジネス場面など、少し丁寧で控えめなトーンを出したいときによく使われる便利な表現なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
《It ~ that ...》...のようだ, ...だと思われる
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