頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 英語: “not only”
- 日本語: 「~だけでなく」
- フレーズ(相関接続詞 / 副詞的表現)として使われる場合が多いです。
- 「not only」は定型的なフレーズであり、動詞のように活用形(過去形・現在形など)はありません。
- ただし、文頭に置くときは倒置(inversion)と呼ばれる語順変更が生じる場合があります。
例: “Not only did he win the race, but he also broke the record.”
(彼はレースに勝っただけでなく、記録も破った。) - 「only」は単独で副詞や形容詞として使われることがあり、「ただ~だけ」という意味がありますが、「not only」は一つのセット表現として理解するのが基本です。
- B1(中級)
→ 日常的な文章や会話において見かける機会が比較的多く、学習者が少し慣れてきた段階で覚えるとよい表現です。 - 「not」:否定を表す副詞
- 「only」:主に「ただ~だけ」を意味する副詞または形容詞
- 「not only」の組み合わせで、「~だけでなく」「ひとつだけにとどまらず」を表す。
- “not merely”, “not just”, “not simply” など、類似した否定 + 副詞の形で強調表現を作ることができます。
- not only A but also B → AだけでなくBも
- not only in theory but also in practice → 理論上だけでなく実践でも
- not only is it important → それは重要なだけではなく
- not only do we... → 私たちは~するだけでなく
- not only can you... → あなたは~できるだけでなく
- not only that → それだけでなく
- this not only helps but also encourages → これは助けとなるだけでなく、励みにもなる
- not only did he... → 彼は~しただけでなく
- not only in name but also in substance → 名目だけでなく実質的にも
- not only requires effort but also dedication → 努力だけでなく献身も必要とする
- 「not」は古英語 “naht” や “naught” などの形から発展。
- 「only」は古英語 “ān(līc)”(「ただ一つの」という意味)に由来し、中英語を経て現在の形に定着。
- 組み合わせとしては古くから「否定 + 限定」という形で「~だけではない」という意味を作り、強調表現として使われてきました。
- 相手に「A だけと考えないで、B もあるんだよ!」という追加情報や強調を示すときに有用です。
- フォーマル・カジュアルを問わず利用されますが、文頭で使うと倒置が起きるため、書き言葉やスピーチなどフォーマルな文脈での使用が多い印象です。
- “Not only A but also B.”
- 例: “Not only is she smart, but she’s also incredibly kind.”
(彼女は頭がいいだけでなく、とても親切だ。)
- 例: “Not only is she smart, but she’s also incredibly kind.”
- 文頭に置いた場合の倒置(inversion)
- 例: “Not only did he finish the project on time, but he also exceeded the quality expectations.”
(彼はプロジェクトを期限内に終わらせただけでなく、品質面でも期待を上回った。)
- 例: “Not only did he finish the project on time, but he also exceeded the quality expectations.”
- カジュアル: “She’s not only talented but also very hard-working.” など、倒置を使わずにシンプルに表現してもOK。
- フォーマル: 倒置を用いるとより強調が強まり、高度な表現として見られます。
- 相関接続詞として “not only ... but also ...” で使われる際、並列する要素(品詞の整合性)に気をつける。
例: “Not only does he sing well, but he also plays the guitar beautifully.”
(“sing” と “play the guitar” はどちらも動詞。) - “I not only went grocery shopping but also baked a cake for you.”
(買い物に行っただけでなく、あなたのためにケーキも焼いたんだ。) - “He’s not only a great cook but also really good at cleaning up.”
(彼は料理が上手なだけでなく、後片付けも得意なんだ。) - “Not only did they host the party, but they also drove everyone home.”
(彼らはパーティーを開いただけでなく、みんなを車で家まで送ってくれたよ。) - “Our new software not only speeds up data processing but also reduces errors.”
(新しいソフトウェアはデータ処理を高速化するだけでなく、エラーも減らしてくれます。) - “Not only did the marketing campaign increase brand awareness, but it also led to higher sales.”
(そのマーケティングキャンペーンはブランド認知度を高めただけでなく、売上増にもつながりました。) - “He’s not only efficient in his tasks but also helpful to other team members.”
(彼は自分の業務を効率的にこなすだけでなく、ほかのチームメンバーの助けにもなる存在だ。) - “This study not only identifies the key factors but also suggests implications for future research.”
(この研究は主要な要因を特定するだけでなく、今後の研究への示唆も提示している。) - “Not only does the hypothesis assume independence, but it also requires a large sample size.”
(その仮説は独立性を仮定しているだけでなく、大規模なサンプルサイズも必要とする。) - “The new findings not only challenge existing theories but also open the door to novel approaches.”
(新たな発見は既存の理論に疑問を投げかけるだけでなく、新しいアプローチの可能性を開く。) - “not just” / 「~だけじゃなく」
- ニュアンス:より口語的に「~だけじゃなく」感を出せる。
- ニュアンス:より口語的に「~だけじゃなく」感を出せる。
- “not merely” / 「ただ~だけではない」
- ニュアンス:やや文語的・フォーマルな響き。
- ニュアンス:やや文語的・フォーマルな響き。
- “not simply” / 「単に~だけではない」
- ニュアンス:論理的な文脈で使われやすい。
- 完全な反意語は存在しませんが、文脈的には “only” / 「~だけ」という形が対照的になることがあります。
例: “We only focused on cost reduction.”(私たちはコスト削減だけに焦点を当てました。)
⇄ “We not only focused on cost reduction but also on quality improvement.”
(私たちはコスト削減だけでなく、品質向上にも焦点を当てました。) - アメリカ英語: /nɑt ˈoʊn.li/
- イギリス英語: /nɒt ˈəʊn.li/
- “not ONLY” の “O” の部分に強勢が来ることが多いです。
- リズムを出すために “NOT only ... BUT also ...” と強調することもあります。
- “only” の母音を曖昧にしてしまうこと。
- “not” と “only” の間を不自然に引き伸ばすなど、抑揚をつけ過ぎてしまうこと。
- “Not only” を使うときに “but also” を忘れてしまう。
- 倒置 (inversion) が起きる場合の助動詞の扱いにミスが起きる。
例: “Not only he went...” (誤) → “Not only did he go...” (正) - コロンやセミコロン、カンマの使い方を間違える。
- “not only” を文章に入れたはいいが、並列する要素の形が合っていない。
- 「no only」という誤綴り(スペルミス)をしてしまう。
- 相関接続詞のテクニックとして、問題で “not only ... but also ...” の並列をチェックする設問が出ることが多々あります。
- 倒置に関する文法問題としても頻出なので、確実にマスターしておくと得点につながります。
- 覚え方のヒント: 「“not only” の次には必ず“but also” がくっつくぞ!」というセットで暗記してしまう。
- リズム:Not ONLY ... but ALSO ... と2段階で強調するイメージで使うと覚えやすいです。
- 音やスペリング:
- “not” という短い語のあとに “only” がつながるので、 “not” (ノット) と “only” (オンリー) をリズムよく結びつけて口ずさんでみる。
- “no to nly” と口の形を連続させて確認する。
- “not” という短い語のあとに “only” がつながるので、 “not” (ノット) と “only” (オンリー) をリズムよく結びつけて口ずさんでみる。
- 英語: “led by” は “be guided or directed by someone/something” という意味合いです。
- 日本語: 「(誰かや何かに)率いられる、導かれる」という意味です。
- 「led」は動詞 “lead” の過去形・過去分詞形です。
- 原形: lead (リード)
- 過去形 / 過去分詞形: led (レッド)
- 原形: lead (リード)
- 「by」は前置詞です。
- 動詞形 “lead” (リード): 「導く、率いる」
- 過去形 “led” (レッド): 「導いた、率いられた」(“led” のままで形容詞的に使われる場合もあります)
- 名詞形 “leader” (リーダー): 「リーダー、指導者」
- “led by” 自体は大きな難易度ではありませんが、文章構造によって理解が必要です。
- 単語としては “lead” / “led” が B1 (中級) 程度の難易度と考えられます。
- B1: 中級レベル(ある程度の英語力が必要)
- “led” = “lead” + 過去形/過去分詞化 (語幹 “lead” + 不規則変化 “led”)
- “by” = 前置詞(「~によって」などの意味を与える)
- lead (動詞)
- leader (名詞)
- leadership (名詞)
- “led by example” → 「模範を示して率いられる」
- “led by a team of experts” → 「専門家チームによって率いられる」
- “led by the chairperson” → 「議長に率いられる」
- “led by innovation” → 「イノベーションに導かれる(革新的考えが先導する)」
- “led by demand” → 「需要に導かれる」
- “led by volunteers” → 「ボランティアによって率いられる」
- “led by the data” → 「データに基づいて導かれる」
- “led by a strong vision” → 「明確なビジョンに突き動かされる」
- “led by intuition” → 「直感に導かれる」
- “led by collective effort” → 「共同の努力によって率いられる」
- “lead” は古英語の “lǣdan” から発展。
- 古い時代から「導く」「連れて行く」という基本的な意味を保持してきました。
- 口語・文章どちらでも使われますが、ややフォーマルな文脈でもよく見られます。
- “led by” は受動的・受け身のニュアンスを持ち、「(誰か・何かに)率いられている」という状況を強調します。
- リーダーシップが誰にあるか、何によって動かされているかを強調したいときに使います。
- “led by” は基本的に受動態の一種です。
例: “This project is led by Dr. Smith.”(このプロジェクトはスミス博士によって率いられている) - 動詞 “lead” が「導く」という意味で他動詞のため、受動態にしたときに “led by 〜” の形が多用されます。
- フォーマルにもカジュアルにも使われますが、文中でリーダーを明示したいとき、ビジネスやフォーマルな場でよく使われる表現です。
- “Our hiking group is led by my experienced friend.”
「私たちのハイキンググループは、経験豊富な友人に率いられています。」 - “The neighborhood committee is led by Mr. Johnson.”
「町内会はジョンソンさんによって率いられています。」 - “The school play was led by the drama club president.”
「その学校の劇は演劇部の部長が中心となって率いていました。」 - “This new project is led by our CEO, focusing on digital transformation.”
「この新プロジェクトは、CEOの主導でデジタルトランスフォーメーションに注力しています。」 - “The marketing campaign is led by an external consultancy.”
「マーケティングキャンペーンは外部のコンサルティング会社によって指揮されています。」 - “All strategic decisions are currently led by the board of directors.”
「すべての戦略的決定は、現在取締役会が主導しています。」 - “The study was led by a renowned professor in molecular biology.”
「この研究は、分子生物学の著名な教授によって率いられました。」 - “The international conference was led by experts from various fields.”
「国際会議は、様々な分野の専門家によって主催されました。」 - “Their recent paper was led by the hypothesis that climate change affects marine ecosystems.”
「彼らの最近の論文は、気候変動が海洋生態系に影響を与えるという仮説に導かれていました。」 - “guided by” → 「(助言やバックアップで)導かれている」
- 例: “We were guided by the instructor’s advice.”
- 例: “We were guided by the instructor’s advice.”
- “headed by” → 「(トップ・代表が)率いている」
- 例: “The committee is headed by the mayor.”
- 例: “The committee is headed by the mayor.”
- “directed by” → 「(組織や人が)指揮している」
- 例: “This film was directed by a famous director.”
- 例: “This film was directed by a famous director.”
- “managed by” → 「運営・管理されている」
- 例: “The store is managed by my uncle.”
- 例: “The store is managed by my uncle.”
- “run by” → 「(日常的に)運営されている」
- 例: “The workshop is run by volunteers.”
- 直接的な反意語はあまりありませんが、 “independent of” 「~から独立して」などは、「率いられていない」ニュアンスを表す場合に対比させることがあります。
- “led” の発音: /lɛd/(米音・英音ほぼ共通)
- “lead” の現在形(/liːd/)とのスペリングは同じではありませんが、混同に注意。
- 金属の “lead” は /lɛd/ で “led” と同じ発音ですが、文脈で区別します。
- “lead” の現在形(/liːd/)とのスペリングは同じではありませんが、混同に注意。
- “by” の発音: /baɪ/
- “led” は米英でほぼ同じ発音です ( /lɛd/ )。
- 強勢は特になく、ひとまとまりで “led by” と発音することが多いです。
- “by” にかける強勢もそれほど強くないため、文中では繋げて “led by” (/lɛd baɪ/) と軽く発音されます。
- “led” を 「リード」と読んでしまう混乱。
- “lead” と “led” のスペリング・発音の違いに注意が必要です。
- スペルミス:
- “led” を誤って “lead” と書いてしまう。
- “led” を誤って “lead” と書いてしまう。
- 同音異義語:
- 金属の “lead” ( /lɛd/ ) との混同に注意。
- 金属の “lead” ( /lɛd/ ) との混同に注意。
- 同音語と形が似ている “read” ( /riːd/ /red/ ) に似た変化もあるため、混乱しやすい。
- 受動態と能動態を混同:
- “led by” と “led” のみ、あるいは “lead by” と誤用しやすい。
- “led by” と “led” のみ、あるいは “lead by” と誤用しやすい。
- 試験対策 (TOEIC・英検など):
- ビジネス文脈や組織構造を問われるリーディング問題で “led by” が出ることがあります。意味をしっかり理解しておきましょう。
- 「lead - led - led」は「読んでみると“リード-レッド-レッド”」と覚えましょう。
- 現在形から過去形・過去分詞形へ不規則変化する代表例の一つとして認識します。
- 現在形から過去形・過去分詞形へ不規則変化する代表例の一つとして認識します。
- 「led by ~」は「~にリードされている」とイメージすると理解しやすいです。
- 語感的に “led” は短くしっかり「レッド」と発音すると混同しにくくなります。
- 「pick up」は「拾う」「受け取る」「車などで迎えに行く」「再開する」「身につける」など、多くの意味をもつ句動詞 (phrasal verb) です。
- 一般的には「落ちているものを持ち上げる」「人や物を乗せる」「電話を取る」など、何かを物理的に持ち上げたり、迎えに行ったり、回収したりするニュアンスでよく使われます。
例) 「車で友達をピックアップする」「スキルを身につける」など - 主に動詞 (phrasal verb) として使われます。
- 原形: pick up
- 三人称単数現在形: picks up
- 現在進行形: picking up
- 過去形/過去分詞形: picked up
- 「pickup」(名詞): 「車でのお迎え」「ピックアップトラック」「相手の反応を見つつ、会話を始める行為」などの意味で使われます。
例) “I arranged a pickup at the airport.” (空港でのお迎えを手配しました) - A2(初級)〜B2(中上級)程度
- 日常生活でも頻繁に使われる表現のため、初級学習者から中上級学習者まで広く理解しておくと便利です。
- 「pick up」は句動詞なので、ひとつのまとまった意味を持ちます。文法的には「pick (動詞) + up (副詞/前置詞)」という形ですが、合わせると新たな意味になります。
- pick: 「選ぶ、つまむ、拾う」
- pickup: 「車での送迎、ピックアップトラック、拾い上げる行為、その場での出会い」
- pick up the phone(電話に出る)
- pick up a friend(友達を車で迎えに行く)
- pick up the pace(ペースを上げる)
- pick up a language(言語を習得する)
- pick up a habit(習慣を身につける)
- pick up trash(ゴミを拾う)
- pick up on a hint(ヒントを察する)
- pick up a cold(風邪をもらう/移される)
- pick up where one left off(中断したところから再開する)
- pick up speed(スピードを上げる)
- 「pick」は中英語や古フランス語の「pic(くぎ・先の尖ったもの)」が由来とされます。ものを「ついばむ」ように取るイメージがあり、「up」は上方向(上へ)のイメージです。
- それが組み合わさり、「拾い上げる」「取り上げる」の意味になり、そこから比喩的に「迎えに行く」「(技術などを)得る」という多彩なニュアンスに発展しました。
- とてもカジュアルな表現であり、日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、ビジネス文書などフォーマルな文章で使う際は、ほかの動詞に置き換えたほうがよい場合もあります。
- 「pick up on」という形になると、「~に気づく」「~に反応する」という意味合いも出てきます。
- 句動詞として、目的語を置く位置に注意が必要です。
- 目的語が名詞の場合は「pick up the book」「pick the book up」どちらでもOK。
- 目的語が代名詞の場合は「pick it up」が基本となり、「pick up it」は誤りです。
- 目的語が名詞の場合は「pick up the book」「pick the book up」どちらでもOK。
- pick + 目的語 + up
“Pick the children up from school.” ※名詞の場合はどちらの順序でも可 - pick + 代名詞 + up
“Pick them up from the station.” - pick up on + 名詞/話題
“He picked up on the key point in the lecture.” - カジュアルな場面から日常のビジネスシーンまで幅広く使用します。契約書や公的書類など、非常にフォーマルな文章では「collect」「acquire」「improve」などのほかの動詞を用いることが多いです。
“Could you pick me up at the station around 6 pm?”
(6時ごろ駅まで迎えに来てもらえる?)“I need to pick up some groceries on my way home.”
(家に帰る途中で食料品を買わなくちゃ。)“Don’t forget to pick up your clothes off the floor.”
(床に散らばった服を拾うの忘れないでね。)“I’ll pick you up at the airport before the client meeting.”
(クライアントとの打合せの前に空港までお迎えに行きます。)“We need to pick up our sales performance this quarter.”
(今四半期は売上パフォーマンスを伸ばす必要があります。)“Let’s pick up where we left off in yesterday’s meeting.”
(昨日のミーティングの続きから始めましょう。)“He quickly picked up on the theory after reading the research paper.”
(彼は研究論文を読んだ後、その理論をすぐに理解しました。)“Students can pick up complex concepts more effectively with practical examples.”
(学生は実例を通して複雑な概念をより効果的に習得できます。)“We should pick up the discussion about data integrity at the end of the session.”
(セッションの最後にデータの完全性についての議論を再開するべきです。)collect(集める、回収する)
- よりフォーマルで、「迎えに行く」ニュアンスも含む。
- 例) “I need to collect my parcel from the post office.”
- よりフォーマルで、「迎えに行く」ニュアンスも含む。
gather(集める)
- 「寄せ集める、まとめる」という意味。抽象的にも使いやすい。
- 例) “We gathered information for the report.”
- 「寄せ集める、まとめる」という意味。抽象的にも使いやすい。
pick(~を選ぶ/つまむ/取る)
- 「up」がないと単に「選ぶ」や「摘む」の意味に留まる。
- 例) “Pick the flowers carefully.”
- 「up」がないと単に「選ぶ」や「摘む」の意味に留まる。
- drop off(落とす、送る、預ける)
- 物や人を「置いていく」「降ろす」意味。
- 例) “Could you drop me off at the station?”
- 物や人を「置いていく」「降ろす」意味。
- IPA(米): /pɪk ʌp/
- IPA(英): /pɪk ʌp/
- 「pick」の “i” は短い[i]に近い音で、「up」の “u” は[ʌ](アメリカ英語では「ア」と「オ」の中間のような音)を意識するとよいです。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、少し母音のニュアンスが異なる場合があります。
- 「pick」を「ピーク」としてしまうと誤りです。「ピック」に近い形で発音します。
- 代名詞を間に入れるか後ろにつけるかのミス
- 正: “Pick it up.” / 誤: “Pick up it.”
- 正: “Pick it up.” / 誤: “Pick up it.”
- “pickup”という名詞と混同
- “I arranged a pickup.”(名詞)と
- “I’ll pick you up.”(動詞)
は全く同じではないので注意。
- “I arranged a pickup.”(名詞)と
- TOEICや英検などでは、句動詞の意味問題や、代名詞の位置に関する問題が頻出です。
- “pick” は「つまむ」「摘む」のイメージ。
- “up” は「上に向かう」ニュアンスを付け足して「拾い上げる」をイメージしましょう。
- 人を“pick up”する→ その場まで行って「引き上げる/拾う感じ」のイメージ
- 「歩いているものを上に持ち上げる、バスに人を乗せる(拾う)」という視覚イメージと結びつけると覚えやすいです。
- 代名詞を目的語にする場合の位置は、イラスト化やフラッシュカードにして覚えると効果的です。
- 英語: “in touch”
- 日本語: 「連絡を保っている」「接触している」「情報を得ている」など
- 品詞: 前置詞句(イディオム)
- 「in」(前置詞) + 「touch」(名詞) の組み合わせ
- 「in」(前置詞) + 「touch」(名詞) の組み合わせ
- 活用形: イディオムのため通常は変化しません。
- touch (動詞)
- 意味: 「触れる」「影響を与える」など
- 例: “Don’t touch the painting.”(その絵に触らないで。)
- 意味: 「触れる」「影響を与える」など
- touch (名詞)
- 意味: 「触れること」「感触」など
- 例: “I felt a light touch on my shoulder.”(肩に軽いタッチを感じた。)
- 意味: 「触れること」「感触」など
- B1(中級)
- 「in touch」は日常会話で比較的よく出てくるため、中級レベルで押さえておきたい表現です。
- “in”: ~の中に
- “touch”: 触れること、連絡、接触
「in touch」は直訳すると「触れている状態」という感じですが、実際は比喩的に「連絡を取り合う」「状況を把握している」といった意味合いになります。 - keep in touch(連絡を取り続ける)
- get in touch(連絡をする)
- stay in touch(連絡を保つ)
- keep in touch with ~
- ~と連絡を保つ
- ~と連絡を保つ
- get in touch with ~
- ~と連絡をとる
- ~と連絡をとる
- stay in touch
- 連絡を取り続ける
- 連絡を取り続ける
- in close touch with ~
- ~と密に連絡をとっている
- ~と密に連絡をとっている
- be in touch frequently
- よく連絡を取り合う
- よく連絡を取り合う
- remain in touch
- 引き続き連絡を保つ
- 引き続き連絡を保つ
- lose touch with ~
- ~と連絡が途絶える
- ~と連絡が途絶える
- back in touch
- 再び連絡する/連絡が回復する
- 再び連絡する/連絡が回復する
- in touch about ~
- ~について連絡を取り合う
- ~について連絡を取り合う
- in direct touch
- 直接連絡をとる(紹介や仲介なしで)
- 直接連絡をとる(紹介や仲介なしで)
- “touch”はラテン語の
tangere
(触れる)が起源とされています。「物理的に触れる」という意味から、転じて「つながりを持つ」「相互に影響を与える」という使われ方になりました。 - 「in touch」はカジュアルな表現で、くだけた会話でもビジネスメールでも広く使えます。
- 「in touch with ~」という形で「~と連絡を取り合っている」や「~を敏感に感じ取る」といったニュアンスがあります。たとえば、“He’s in touch with his emotions.”(彼は自分の感情に敏感だ)のように使われることもあります。
- イディオムなので、基本的に文中で“be動詞 + in touch”または“get/keep/stay + in touch”の形で使われます。
- カジュアル/フォーマルいずれでも使用可能。
- ビジネスであっても「Please keep in touch.(引き続き連絡を取り合いましょう)」と言います。
- ビジネスであっても「Please keep in touch.(引き続き連絡を取り合いましょう)」と言います。
touch
は不可算名詞扱いとなるので、ふつうは “in touches” のように複数形ではほぼ使いません。- “Let’s keep in touch after you move to Tokyo.”
- 東京に引っ越しても連絡取り合おうね。
- 東京に引っ越しても連絡取り合おうね。
- “I haven’t been in touch with Tom lately. I should call him.”
- 最近トムと連絡取ってないんだ。電話しなきゃ。
- 最近トムと連絡取ってないんだ。電話しなきゃ。
- “Stay in touch, okay?”
- ちゃんと連絡してね。
- “We’ll be in touch regarding the project details next week.”
- プロジェクトの詳細については、来週改めてご連絡します。
- プロジェクトの詳細については、来週改めてご連絡します。
- “If anything changes, please get in touch immediately.”
- 何か変更があれば、すぐにご連絡ください。
- 何か変更があれば、すぐにご連絡ください。
- “I’m in touch with the supply team to confirm the latest status.”
- 最新の状況を確認するため、サプライチームと連絡を取り合っています。
- “It is crucial for researchers to stay in touch with current developments in the field.”
- 研究者がその分野の最新の進展を把握し続けることはとても重要です。
- 研究者がその分野の最新の進展を把握し続けることはとても重要です。
- “She remained in touch with leading experts to refine her methodology.”
- 彼女は研究手法を洗練させるため、一流の専門家たちと連絡を取り続けています。
- 彼女は研究手法を洗練させるため、一流の専門家たちと連絡を取り続けています。
- “Keeping in touch with scholarly publications ensures high research quality.”
- 学術雑誌をチェックし続けることは、高水準の研究を行う上で大切です。
- stay connected(つながりを保つ)
- ネットワークやオンラインでもよく使われる表現。ややカジュアル。
- ネットワークやオンラインでもよく使われる表現。ややカジュアル。
- keep in contact(連絡を保つ)
- in touchとほぼ同じ意味。ややフォーマルでもOK。
- in touchとほぼ同じ意味。ややフォーマルでもOK。
- be in communication with ~(~と連絡をとっている)
- よりフォーマルでやや書き言葉寄り。
- よりフォーマルでやや書き言葉寄り。
- out of touch(連絡が途絶えている/状況を把握していない)
- “I’ve been out of touch with him for years.”(何年も彼と連絡をとっていない。)
- “I’ve been out of touch with him for years.”(何年も彼と連絡をとっていない。)
- 発音記号 (IPA):
- in touch: /ɪn ˈtʌtʃ/
- in touch: /ɪn ˈtʌtʃ/
- アメリカ英語とイギリス英語で特筆すべき大きな差はありません。
- アクセント: “touch” の箇所にやや強勢を置きやすいですが、大きくずれることは少ないです。
- よくある間違い: “touch” の /tʌtʃ/ を /taʊtʃ/ のように発音してしまうケースが稀にあります。母音は「ア」に近い音です。
- 同音異義語との混同: “touch” のスペルミスで “tuch” や “touh” など間違えないように注意。
- “touch” は原則複数形にしないことにも注意。
- 試験対策: TOEICや英検などでも「ビジネスメール中でのやりとり」「人との連絡の取り方」などの文脈で“keep in touch”や“get in touch”が頻出します。定型表現として押さえておくと得点アップにつながります。
- 「触れる(touch)」という感覚から、「触れ合っている=つながっている」というイメージで思い出すと覚えやすいです。
- “keep in touch”というフレーズを、別れ際のあいさつでよく聞くとイメージに残りやすいでしょう。
- “touch”のスペルは“tou”+“ch”ではなく、母音はu一文字だけなので、ここを特に意識するとミスが減ります。
- 英語: to remove something (usually clothing), to leave the ground (for an airplane), to suddenly become successful/popular, to depart quickly, or to take time away from work
- 日本語: 「(服などを)脱ぐ」「(飛行機などが)離陸する」「急に人気が出る・急成長する」「素早く去る」「仕事などを休む」などの意味。
- 原形: take
- 過去形: took
- 過去分詞形: taken
- 現在分詞形: taking
- 名詞形: a takeoff(飛行機の離陸、または物事が始まるきっかけを表すことがあります)
- 形容詞形: 直接の形容詞形はありませんが、 “takeoff” が形容詞的に使われる場合もあります(例:takeoff runway, takeoff point)。
- B1(中級): 「脱ぐ」「離陸する」の基本的な用法は比較的早い段階で学習されやすく、日常会話でも頻出です。
- B2(中上級): 「急に成功する」「急激に伸びる」の抽象的なニュアンスは中上級レベルの語彙として扱われることがあります。
- take: 「取る」「連れていく」という意味の動詞
- off: 「離れて」「離脱する」「脱ぐ」といったニュアンスを持つ副詞・前置詞
(衣服など)を脱ぐ
例: “Take off your coat.” (コートを脱いでね)(飛行機などが)離陸する
例: “The plane will take off in 10 minutes.” (飛行機は10分後に離陸します)(アイデアやビジネスなどが)急に成功する・急成長する
例: “His new product really took off in the market.” (彼の新製品は市場で大成功を収めた)素早く去る・急に逃げ去る
例: “He took off as soon as he saw the police.” (彼は警察を見た瞬間に素早く逃げ去った)休暇をとる・仕事を休む
例: “I decided to take a few days off.” (数日間休暇を取ることにしました)- take off one’s shoes – 靴を脱ぐ
- take off from the airport – 空港から離陸する
- take off suddenly – 急に出発する/逃げる
- business takes off – ビジネスが急成長する
- sales took off – 売り上げが急伸した
- take time off – 休暇をとる
- take a day off – 1日休む
- take off the lid – ふたを取る(外す)
- take off makeup – メイクを落とす
- take off like wildfire – 爆発的に流行する
- 「take」は古英語「tacan」に由来し、「取る・持っていく」という意味を持っています。
- 「off」は古英語「of」に由来し、「離れて」「取り外す」などを表します。
- これらが組み合わさり、「何かを取り去る」という基本の意味から、「離して動かす」→「離陸する」「脱ぐ」といった様々な派生的な意味へと広がりました。
- カジュアルとフォーマル両方で使われる: 日常的に「脱ぐ」という意味で使う場合は非常にカジュアルです。一方、ビジネスの場面で「急成長する」という意味で使う場合も多く、幅広いシーンで登場します。
- 文章・口語どちらでもOK: 堅い文章でも、航空関連の記事などで「take off」というフレーズをそのまま使います。
- 他動詞的用法: (衣服などを)脱ぐ場合は「take off + (目的語)」
• “Take off your hat, please.” → 「帽子を脱いでください。」 - 自動詞的用法: (飛行機が)離陸する場合は目的語は不要
• “The plane took off.” → 「飛行機が離陸した。」 - take off for + 場所: ~へ出発する、〜に向けて飛び立つ
• “We took off for Paris early in the morning.” - take off on + somebody/something: ~を真似する、パロディ化する(少し古い表現ですが、コメディなどで使われます)
- 「脱ぐ」という意味での日常会話はとてもカジュアル。
- ビジネス文書やプレゼンで「急成長する」という意味を表す際にも使われますが、丁寧に言いたい場合は “grow rapidly” などへ言い換えることもあります。
- “It’s so hot here. I’ll just take off my jacket.”
(ここはすごく暑いね。上着を脱ぐよ。) - “Let’s go watch the planes take off at the airport.”
(空港で飛行機が離陸するのを見に行こうよ。) - “He took off without even saying goodbye.”
(彼、さよならも言わずにサッと行っちゃったね。) - “Our startup really took off after the marketing campaign.”
(私たちの新興企業はマーケティングキャンペーンの後、大きく飛躍しました。) - “I’m planning to take a couple of days off next week.”
(来週、数日間の休暇を取る予定です。) - “The product took off in the European market.”
(その製品はヨーロッパ市場で急成長しました。) - “The aircraft took off in adverse weather conditions.”
(その航空機は悪天候の中で離陸した。) - “We observed how the new technology took off globally.”
(私たちは新技術が世界的にどのように普及したかを観察しました。) - “After years of stagnant growth, the industry finally took off.”
(長年の停滞を経て、その業界はついに飛躍的に成長しました。) - depart (出発する)
- 飛行機や電車が「出発する」という点で「take off」と意味が重なる場合があります。ただし、衣服を脱ぐ意味はありません。
- 飛行機や電車が「出発する」という点で「take off」と意味が重なる場合があります。ただし、衣服を脱ぐ意味はありません。
- remove (取り除く/外す)
- 「取り除く」「外す」の意味では「take off」と近いですが、「離陸する」「急に成功する」の意味はありません。
- 「取り除く」「外す」の意味では「take off」と近いですが、「離陸する」「急に成功する」の意味はありません。
- blast off (ロケットなどが打ち上がる)
- ロケットの打ち上げに使われる表現で、離陸というより「発射」を示唆します。「take off」とはニュアンスが異なりますが、感覚的には近いものがあります。
- ロケットの打ち上げに使われる表現で、離陸というより「発射」を示唆します。「take off」とはニュアンスが異なりますが、感覚的には近いものがあります。
- soar (急上昇する)
- 「急上昇する」「空高く舞い上がる」のニュアンス。ビジネスが急に伸びる際のイメージは似ていますが、「脱ぐ」の意味はありません。
- land (着陸する)
- 「離陸する」の反対語としてよく登場します。
- 「離陸する」の反対語としてよく登場します。
- put on (身に着ける)
- 「脱ぐ」の反対語です。
- アメリカ英語: /ˈteɪk ɔːf/ or /ˈteɪk ɑːf/
- イギリス英語: /ˈteɪk ɒf/
- “off”の母音が、アメリカ英語では「ɔː(オー)」もしくは「ɑː(アー)」寄り、イギリス英語では「ɒ(オ)」の音になることが多いです。
- 「テイク オフ」を一気に「テイコフ」のように発音してしまうこと。
- “off” の音を強く発音せず、「of」のように短くしてしまうこと。
- スペルの混同: “take off” を「take of」と書いてしまう間違い。
- 同音異義語との混同: “takeoff (名詞)” と “take off (動詞フレーズ)” の区別を忘れる。
- 文脈の取り違え: 「急成長する」の意味を知らずに「離陸する」だけで理解してしまうと、ビジネス文脈で誤読を起こしやすい。
- TOEIC・英検など: 句動詞の問題で「take off」は非常によく出題されるので、さまざまな意味を正確に把握することが大切です。
- 「テイクオフ (takeoff)」という言葉は航空関連ニュースなどで頻出なので、「飛行機が地面から離れる姿」をイメージすると覚えやすいでしょう。
- 「服を取って外す」→「地面から機体を外す」という連想で、「脱ぐ」「離陸する」両方の感覚を結びつけると記憶に残りやすくなります。
- さらにビジネスや流行が急に「離陸する(= 弾けて飛ぶ)」イメージととらえると、「急に成功する」の意味もつながります。
- 英語: “in front of”
- 日本語: 「~の前に」「~の前方で」という意味です。
「何かの手前に位置していること、または人や物の前方に立っていること」を表すフレーズです。 例えば「家の前に車がある」「上司の前で試験の結果を話す」のように、空間的・場所的にも、状況的にも「前に位置する/いる」ことを表現します。 - 品詞: 前置詞句(prepositional phrase)
- 基本的に「in front of」は連続した前置詞句で、活用形はありません。
- 品詞転換もほとんどありませんが、「front」が名詞として使われる例はあります。(例: “He stood at the front of the line.”)
- 「front」自体を動詞として使う場合も(「~に面する」「~を前にする」など)ありますが、本題の「in front of」は常に前置詞句です。
- in + front + of で構成されるフレーズです。
- 「front」は名詞として「前面」「前方」を表します。
- 「in」と「of」はそれぞれ前置詞ですが、組み合わさることで「~の前に」という定型表現になっています。
- front: 名詞「前」、動詞「面する」、形容詞「前の」
- in front: 「前方に」という表現でも使われることがありますが、多くの場合 “in front of” とセットで使います。
- stand in front of …
(…の前に立つ) - park in front of …
(…の前に駐車する) - wait in front of …
(…の前で待つ) - sit in front of the TV
(テレビの前に座る) - line up in front of …
(…の前に並ぶ) - gather in front of …
(…の前に集まる) - kneel in front of …
(…の前にひざまずく) - speak in front of …
(…の前で話をする) - bow in front of …
(…の前で礼をする) - place something in front of …
(…の前に何かを置く) - 「front」はラテン語の「frons」(額、前面)が由来とされています。古フランス語“fronte”を経て、英語で “front” となりました。
- 「in front of」は空間的な「前」だけでなく、場面によって心理的なニュアンス(「人に見られている前で」など)を伴います。例えば “speak in front of people” と言うと、人前で話す=緊張するといった感情的なニュアンスもあります。
- 日常会話でもフォーマルでも広く使われます。カジュアルな会話からビジネスシーンまで、この表現自体は失礼や砕けすぎることなく、問題なく使えます。
- ただし “before …” と混乱しがちなので、「~の前に」として物理的な位置を表す場合は「in front of」を使いましょう。「時間的に先に」や「順序的に前に」という意味のときは “before” が適切です。
前置詞句: “in front of + [名詞/代名詞]” という形で、場所を表すフレーズとして機能します。
例: “in front of the building” 「建物の前で」可算・不可算: 「in front of」は前置詞句なので可算・不可算の区別はありません。
フォーマル / カジュアル: 両方で問題なく使えます。カジュアルでは「in front of you」「in front of the house」のように気軽に使い、ビジネス文書でも「Please park in front of the designated area.(指定の場所の前に駐車してください)」のように書けます。
- “Subject + be + in front of + [名詞].”
例: “My car is in front of the gate.” (私の車は門の前にあります。) - “Subject + stand/sit/wait + in front of + [名詞].”
例: “She stood in front of me in the queue.” (彼女は列で私の前に立っていました。) - in front of an audience: 観衆の前で
“I’ll wait for you in front of the movie theater.”
「映画館の前で待ってるね。」“There’s a strange car parked in front of my house.”
「家の前に見知らぬ車が止まってるんだけど。」“Please don’t leave your bike in front of the entrance.”
「入り口の前に自転車を置かないでください。」“We placed a sign in front of the showroom to attract customers.”
「ショールームの前に看板を設置して顧客を呼び込みました。」“Could you wait in front of the reception desk for a moment?”
「受付の前で少々お待ちいただけますか。」“We need to park the company car in front of the building for easy access.”
「業務車両はアクセスしやすいよう建物の前に駐車する必要があります。」“The monument stands in front of the historical museum.”
「その記念碑は歴史博物館の前に立っています。」“In front of the main gate, there is a plaque commemorating the establishment date.”
「正門の前には、創設日を記念する銘板があります。」“Many students gathered in front of the library to protest the new policy.”
「多くの学生が新しい方針に抗議するため、図書館の前に集まりました。」before(~の前に)
- 時間的・順序的な「前」を表す場合に使われます。
in front of
とは異なり物理的な位置の意味は持ちません。 - 例: “I arrived before you.”(私はあなたより先に着きました。)
- 時間的・順序的な「前」を表す場合に使われます。
ahead of(~の前方に)
- 前方に位置する、時間や順序で先行している場合にも使われます。物理的な位置も含められますが、やや抽象度が高く、「優位に/前に進んでいる」といったニュアンスもあります。
- 例: “He walked ahead of me.”(彼は私の前を歩いた。)
- 前方に位置する、時間や順序で先行している場合にも使われます。物理的な位置も含められますが、やや抽象度が高く、「優位に/前に進んでいる」といったニュアンスもあります。
in the presence of(~のいるところで)
- 物理的な「前」ではなく、「誰かの面前で」という意味合いを持ちます。
- 例: “He apologized in the presence of the board members.”(彼は役員たちの前で謝罪した。)
- 物理的な「前」ではなく、「誰かの面前で」という意味合いを持ちます。
- 直接的な「正反対」は「behind」(~の後ろに)です。
例: “The car is behind the house.”(車は家の後ろにある。) - IPA: /ɪn frʌnt əv/
- アメリカ英語では「フラント」の /ʌ/ の音が比較的はっきり響きます。
- イギリス英語では似た音ですが、人によっては /ə/ に近い発音になることもあります。
- アメリカ英語では「フラント」の /ʌ/ の音が比較的はっきり響きます。
- アクセント: 特に「front」の部分がやや強めに発音されます。
- よくある間違い: 「front」の /r/ を正しく発音せずに「フラント」か「フロント」か不明瞭になるパターンがあります。音の切れ目を意識して、「in-front-of」と一気に流すイメージで発音してください。
- “before” との混同
- 空間の「前」は “in front of”、時間的・順序的な「前」は “before” を使います。
- 空間の「前」は “in front of”、時間的・順序的な「前」は “before” を使います。
- スペルミス
- “front” の綴りを “froant” や “frant” と間違えるケースがあります。
- “front” の綴りを “froant” や “frant” と間違えるケースがあります。
- 音のつながり
- “in front of” が「インフロントブ」のように続けて聞こえやすいです。リスニングで捉えにくい場合があります。
- 前置詞問題で “in front of” と “before” の使い分けを問われることがよくあります。TOEICや英検でも、場所を表す前置詞の問題で頻出します。
- 「in front of」は“in” + “front” + “of” で出来上がった「~の前」という表現。
- 「front」=「前面」と直訳しながら「in + front + of」で「~の前に」と覚えると分かりやすいです。
- 覚える際は、「目で見える“前”」というイメージを定着させると、時間的な意味の “before” とは混同しにくくなります。
- 「give」(与える)+「up」(上に/手放すニュアンス)の組み合わせ。
- give up (原形)
- gave up (過去形)
- given up (過去分詞形)
- 「give up」がそのまま形容詞になるわけではありませんが、受動態で「be given up」の形が使われる場合があります。例: “He was given up for dead.”(彼は死んだと諦められていた)
- A2: 日常会話の中で、よく出てくるフレーズ。
- B1: 簡単な意思表示・議論で使いやすい表現。
- give: 本来「与える」という意味の動詞
- up: 副詞または前置詞として用いられ、「手放す・上へ・離れる」などのニュアンスを加える
- Give in: 折れる、降参する
- Give out: 配る、機能しなくなる
- Give away: 与える、譲る
- give up hope(希望を捨てる)
- give up smoking(喫煙をやめる)
- give up on someone(人を見限る、諦める)
- give up a habit(習慣をやめる)
- give up a seat(席を譲る)※状況によっては「席を譲る」の意味で用いられます
- give up an idea(考えを捨てる)
- give up your dream(夢を諦める)
- give up the fight(戦いをやめる、闘いを放棄する)
- refuse to give up(諦めることを拒む)
- give up on the project(そのプロジェクトを断念する)
- 「give」は古英語から続く “giefan” に由来し、「与える」を意味します。
- 「up」は古英語 “up” から来ており、「上に」という意味を持ち、副詞的に何かを放棄するイメージを補強する役割があります。
- 歴史的には「(武器などを)相手に渡して降参する」というように「手放す」の意味合いが発展して「棄権する、諦める」を表すようになりました。
- 「give up」は、「努力してきたものをやむを得ず諦める」や「何かを続けるのをやめる」といった感情を含みやすい表現です。
- 口語・文章ともによく使いますが、日常会話では特に「I give up!」という形で「もうやめた!」というカジュアルな表現がよく見られます。
- 主語 + give up + 目的語: He gave up smoking.
- 主語 + give up + 動名詞: They gave up trying.
- 「give up」は「何を諦めるか」(目的語)を伴う場合が多いので、文法的には「他動詞+副詞」の句動詞として扱われます。
- 目的語が代名詞の場合は「give it up」のように「代名詞」が「give」と「up」の間に入ることが一般的です。
- 例: “I gave it up.”(私はそれを諦めた)
- 例: “I gave it up.”(私はそれを諦めた)
- ”give up on + 名詞”: ~を見限る、~を諦める
- 例: “Don’t give up on your dreams!”
- 例: “Don’t give up on your dreams!”
- ”give up + 動名詞”: ~するのをやめる
- 例: “I gave up eating sweets.”
- 例: “I gave up eating sweets.”
- “I can’t solve this puzzle. I give up!”
- (このパズル解けないよ。もうやめた!)
- (このパズル解けないよ。もうやめた!)
- “I decided to give up fast food for a month.”
- (1か月間、ファストフードをやめることにしたの。)
- (1か月間、ファストフードをやめることにしたの。)
- “Don’t give up on me too soon, okay?”
- (すぐに私を見限らないでよ、わかった?)
- “We should not give up on the new marketing strategy just yet.”
- (まだ新しいマーケティング戦略を諦めるべきではありません。)
- (まだ新しいマーケティング戦略を諦めるべきではありません。)
- “He decided to give up his position in the company to start his own business.”
- (彼は自分のビジネスを始めるために会社でのポジションを辞める決断をした。)
- (彼は自分のビジネスを始めるために会社でのポジションを辞める決断をした。)
- “Despite challenges, they refused to give up on their product launch.”
- (困難にもかかわらず、彼らは製品の発売を諦めなかった。)
- “The researcher did not give up on the experiment, even after multiple failures.”
- (研究者は何度も失敗したにもかかわらず、その実験を諦めなかった。)
- (研究者は何度も失敗したにもかかわらず、その実験を諦めなかった。)
- “Many scientists give up their initial hypotheses when disproven by evidence.”
- (多くの科学者は、証拠により反証された際に最初の仮説を捨てる。)
- (多くの科学者は、証拠により反証された際に最初の仮説を捨てる。)
- “He eventually gave up his claim to the theory upon further review.”
- (さらなる検証の結果、彼はついにその理論に対する主張を取り下げた。)
- quit(やめる)
- 「職場を辞める」「習慣をやめる」などの具体的アクションを指す場合に多い。一方で「give up」は「諦める」の感情が強め。
- 「職場を辞める」「習慣をやめる」などの具体的アクションを指す場合に多い。一方で「give up」は「諦める」の感情が強め。
- surrender(降伏する)
- 戦いや論争の場面にフォーマル/劇的なニュアンスを含み、受け身的に手放すイメージが強い。
- 戦いや論争の場面にフォーマル/劇的なニュアンスを含み、受け身的に手放すイメージが強い。
- abandon(放棄する)
- もう使わない、置き去りにするような意味合いでフォーマルな文書にも登場する。
- もう使わない、置き去りにするような意味合いでフォーマルな文書にも登場する。
- renounce(放棄する)
- 法的・公式に「放棄を宣言する」イメージでより硬い表現。
- persist(続ける)
- keep on / keep going(続ける)
- hold on to(手放さない)
- 一般的には “give” に強勢が置かれ、”up” は弱く発音されます。
- 「ギヴ アップ」のように発音すると自然です。
- “give” を “gif” や “gib” と間違えやすいので注意しましょう。
- スペル間違い: “gave up”を“gave uped”などと誤って過去形にしないように注意。
- 「give up + to」ではない: “give up to”という構造は一般的でなく、誤用しないようにしましょう。
- 同音異義語との混同: 特にありませんが、単語「gift(ギフト)」と混同しないように。
- 試験対策: 句動詞の問題に頻出します。TOEICや英検でも「give up + doing」や「give up on …」などの形で選択肢が出る場合があります。
- 「何か(give)を手放す(up)」→「手を上にあげて落とす」イメージ。そこから「諦める」「放棄する」とつながると覚えやすいです。
- 「ジブアップ(Give up)」と音にして、諦める”気合いの抜けた”感じを連想してみると定着しやすいかもしれません。
- 何かをやめるとき、「手を挙げて投げ出す」イメージで覚えると、そのまま意味につながります。
- 理由: 日常会話でよく使われる表現ですが、動詞
rid
の使いこなしは中級以上でしっかり理解を得ると使いやすくなります。 - 英語: to remove or eliminate something or someone
- 日本語: 何か(または誰か)を取り除く、排除する
- 現在形: rid (通例 “get rid of / be rid of” の形で使う)
- 過去形: rid / ridded(まれに
ridded
が使われるが、ほとんどの場合は過去形も “rid” として扱う表現が多い) - 過去分詞: rid / ridded(同上)
- 「rid」が形容詞的に扱われる形: 「I am rid of my worries.」(= 不安を取り除いた状態だ)
- 「riddance」(名詞): 「Good riddance!」は「せいせいした!」「いなくなってよかった!」のような表現。
- rid: 中心となる動詞。「取り除く」「免れさせる」の意
- of: 前置詞。「~から離れて」「~を除いて」などのニュアンスを補強
- riddance: 名詞形。「取り除くこと」を意味し、口語表現「Good riddance!(いなくなってせいせいした!)」に頻出
- rid が含まれる派生語はあまり多くありませんが、「unriddled(謎が解けた)」などの少し特殊な形容詞もあります。
- get rid of clutter → がらくたを片付ける
- get rid of an old habit → 古い習慣を捨てる
- be rid of worry → 心配から解放される
- rid the house of pests → 家から害虫を駆除する
- rid oneself of guilt → 罪悪感を拭い去る
- rid the world of poverty → 貧困をなくす
- rid my mind of doubts → 疑念を取り払う
- get rid of toxic relationships → 有害な人間関係を断つ
- rid the environment of pollution → 環境から汚染を取り除く
- get rid of stress → ストレスを解消する
- 「rid」は中英語(Middle English)で「clear(片付ける、取り除く)」を意味する “ridden” に由来するとされています。さらに古英語(Old English)の “ryddan” に遡ると考えられ、「自由にする」「解放する」のような意味を持っていました。
- 微妙なニュアンス: 「単に捨てる・処分する」だけでなく、「厄介なものを遠ざける」という少し強調した響きがあります。
- 口語 or 文章語: 「get rid of」は比較的口語でも文章でもよく使われますが、「be rid of」はややフォーマルまたは古風な響きがあり、文語調の場面でも使われます。
- 「Good riddance!」はカジュアルながら感情的に解放された気持ちを表すため、時に失礼なニュアンスを含んだりします。
一般的な構文:
1) get + rid + of + 名詞
例: get rid of the old furniture
2) be + rid + of + 名詞(やや文語的、フォーマル)
例: I am finally rid of doubt.他動詞・自動詞の使い分け:
- 「rid」は基本的に「~を取り除く」という意味なので、“rid + 目的語 + of + 目的語” の形で2つの目的語を取ることもあります。
例: The teacher rid the classroom of distractions.
(その教師は教室から気の散るものを取り除いた)
- 「rid」は基本的に「~を取り除く」という意味なので、“rid + 目的語 + of + 目的語” の形で2つの目的語を取ることもあります。
フォーマル / カジュアル:
- 「get rid of」は日常会話でもカジュアルでもよく使う
- 「be rid of」はややフォーマルまたは古風な印象
- 「get rid of」は日常会話でもカジュアルでもよく使う
“I need to get rid of all these old magazines.”
(これらの古い雑誌を全部処分しなきゃ。)“Could you help me get rid of these broken boxes?”
(壊れた箱を処分するのを手伝ってもらえる?)“I finally got rid of my bad cold.”
(やっとひどい風邪が治ったよ。)“We should get rid of outdated processes to increase efficiency.”
(効率を上げるために古いプロセスを排除すべきです。)“The company aims to rid the supply chain of unnecessary delays.”
(その会社はサプライチェーンの不要な遅れを取り除くことを目指している。)“We decided to get rid of duplicate data in our system.”
(システム内の重複データを削除することにしました。)“Researchers are striving to get rid of bias in their experimental design.”
(研究者たちは実験デザインからバイアスを取り除こうと努力している。)“The new protocol helps rid the dataset of aberrant values.”
(新しいプロトコルはデータセットから異常値を除去するのに役立つ。)“To be rid of confounding variables, we conducted a double-blind test.”
(交絡要因を排除するため、私たちは二重盲検テストを実施した。)- remove(取り除く)
- 「何かを移動・撤去する」というシンプルな意味。
- “remove something from somewhere.” の形で使う。
- 「何かを移動・撤去する」というシンプルな意味。
- eliminate(除去する)
- 「完全に取り除く」「排除する」の意味が強め。
- ややフォーマルな響き。
- 「完全に取り除く」「排除する」の意味が強め。
- dispose of(処分する)
- 「捨てる」「処分する」というやや丁寧な表現。
- リサイクルや廃棄時などの文脈でよく使われる。
- 「捨てる」「処分する」というやや丁寧な表現。
- banish(追放する)
- 「追放する」という意味合いがあり、より強いニュアンス。
- ネガティブな要素を遠ざけるイメージ。
- 「追放する」という意味合いがあり、より強いニュアンス。
- keep(保つ)
- retain(保持する)
- preserve(保存する)
- 発音記号:
- 「rid」: /rɪd/
- 「rid of」: /rɪd əv/ または /rɪd ʌv/
- 「rid」: /rɪd/
- アクセント位置: 「rid」は1音節なのでどこかが特別に強くなるわけではありませんが、文中では “get RID of” と「rid」にやや強勢が来ることもあります。
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音はほとんど変わりませんが、アメリカ英語の方が /r/ が明確に発音されやすいです。
- よくある発音ミス: “ride” /raɪd/ と混同してしまうことがあるので注意。
- スペルミス: “rid” を “ride” と書いてしまうミス。
- 前置詞の間違い: “get rid from” や “get rid off” としてしまう。正しくは “get rid of”。
- 二重前置詞: “get rid of ~ of ~” などと重ねてしまう誤用。
- TOEIC や英検などでの出題: 「置き換え可能な表現は何か?」という形や「処分する」という意味を問われる読解問題でよく登場。
- 「get rid of」は「さよならする」イメージ
- 何か厄介なものを “バイバイ” している感覚で覚えるとイメージしやすい。
- 何か厄介なものを “バイバイ” している感覚で覚えるとイメージしやすい。
- “rid” = “release” に近いと語源で関連付けると、「解放する」ニュアンスでイメージがしっくりくる。
- また、日常会話では「捨てる」「処分する」と動作を表すとき用いられることが多いので、「ゴミを捨てる = get rid of garbage」のように実生活のシーンに当てはめて覚えるとスムーズです。
- “one another” は代名詞であり、他の品詞(名詞・動詞・形容詞など)に変化しません。
- one + another
厳密には 2 語が組み合わさったフレーズですが、英語では “one another” というひとまとまりの表現として扱われます。 - 同じ集団に属する人たちが、相互・双方向に何らかの行為を行う場合に使われる代名詞。
- each other: こちらも「お互いに」という意味の相互代名詞。
- mutually: 形容詞 “mutual”(相互の)から派生した副詞で「互いに」を意味する語。
- respect one another(互いを尊重する)
- help one another(互いに助け合う)
- care for one another(互いの面倒を見る / 思いやる)
- support one another(互いを支え合う)
- talk to one another(互いに話し合う)
- listen to one another(互いに耳を傾ける)
- learn from one another(互いから学ぶ)
- trust one another(互いに信頼する)
- understand one another(互いを理解する)
- share with one another(互いに分かち合う)
- “one” と “another” が結合した相互代名詞として、16 世紀ごろから文献に登場します。
- “another” は “an other”(別のひとつ・もう一方)から派生しました。
- 3 人以上が関わっているときに使うのが伝統的な使い分けです。2 人の場合は “each other” を使うのが一般的とされます。
- 日常やカジュアルな会話では、2 人に対しても “one another” を使うことがありますが、文法書的には厳密に区別することが多いです。
- 比較的フォーマルな文脈でも問題なく使われますが、カジュアルな会話や文章でもよく見られます。
相互代名詞として常に複数の主語と共に使われ、主語が取った動作が相手にも向かうことを明示します。
例)They love one another.(彼らは互いに愛し合っている。)“each other” と同義であるため、意味・用法はほぼ同じです。
フォーマル/カジュアルどちらのシーンでも使えますが、細やかな区別を気にする人もいるため、2 人の場合は特に注意する必要があります。
- They always help one another when someone is in trouble.
(彼らは誰かが困ったとき、いつも互いに助け合います。) - We should respect one another’s opinions more.
(私たちは互いの意見をもっと尊重すべきだと思う。) - My friends and I listen to one another before making a decision.
(私の友人と私は決断する前に、互いの話をしっかり聞きます。) - Team members must communicate with one another effectively to succeed.
(チームのメンバーは成功するために、互いに効果的にコミュニケーションをとらなければなりません。) - We share resources with one another to increase productivity.
(生産性を上げるために、互いにリソースを共有しています。) - It’s essential for departments to trust one another and work cooperatively.
(各部署がお互いを信頼し、協力して働くことが不可欠です。) - Scholars often build on one another’s research to advance the field.
(学者たちはしばしば、互いの研究を基礎にしてその分野を発展させます。) - Different disciplines can inform one another in interdisciplinary studies.
(異なる学問分野は学際的な研究において互いに影響を与え合うことができます。) - Researchers acknowledge one another’s contributions in their papers.
(研究者たちは論文の中で互いの貢献を認め合います。) - each other(互いに):2 人以上の状況でも使われますが、特に 2 人の場合はこちらがより一般的。
- mutually(相互に):副詞であり、文中で「相互に〜する」と説明するときに使われます。
- 視点が相手同士に向かわない、つまり「一方向の行為」を表す言葉が反意といえば反意となりますが、“one another” に直接対になるような明確な反意語はありません。
- one another: /wʌn əˈnʌð.ər/(アメリカ英語)
- イギリス英語もほぼ同じ /wʌn əˈnʌð.ə/ ですが、語尾の /ə/ が少し長めになることがあります。
- “another” の第 2 音節 “noth” /nʌð/ にアクセントが置かれます。
- “another” の “th” が「ザ」/z/ と濁って発音されることがありますが、正しい音は無声の /θ/ ではなく有声の /ð/ です。
- “one” と “another” を勝手に分割してしまう
- “one another” は一つのかたまりとして覚えるのがベターです。
- “one another” は一つのかたまりとして覚えるのがベターです。
- 2 人だけ/3 人以上のルールを気にしすぎる
- 現代では必ずしも厳密に区別されない場合があります。文法書や試験によってはまだ区別を求めることがあるので注意が必要です。
- 現代では必ずしも厳密に区別されない場合があります。文法書や試験によってはまだ区別を求めることがあるので注意が必要です。
- 同音異義語やスペルミスへの注意
- “one” が “won” と混ざるような誤りに注意(発音は似ていますがスペルも意味も全く違います)。
- “one” が “won” と混ざるような誤りに注意(発音は似ていますがスペルも意味も全く違います)。
- 試験対策
- TOEIC・英検などで “each other” と “one another” の使い分けに注目する問題が出ることがあります。特に英文法セクションで相互代名詞の使い分けを問われる可能性があります。
- 「“one another” は “お互い = one(誰か) + another(もう一人/それ以外の人)” がやりとりしている」というイメージ。
- 2 人の場合は “each other”、3 人以上は “one another” と覚えると教科書的にはスッキリしますが、実際はそこまで厳密でない場面も多いです。
- 「ワン・アナザー」と音節を区切って発音するときに、/əˈnʌð/ のところで強調して発音すると自然です。
- 品詞: フレーズ(従属接続詞句として用いられ、接続詞的な役割を果たします)
- 活用形: 単独の動詞ではないので活用形はありません
- 他の品詞になった例: 「by」や「time」はそれぞれ前置詞・名詞として用いられますが、「by the time」は句として特定の用法をとります。
- by: 前置詞で「〜のそばに」「〜までに」「〜経由で」などの意味を持ちます。
- the: 定冠詞。
- time: 名詞「時間、時刻、時期」。
- By the time I arrive(私が到着する頃には)
- By the time we finish(私たちが終える頃には)
- By the time this meeting is over(この会議が終わる頃には)
- By the time you wake up(あなたが起きる頃には)
- By the time it gets dark(暗くなる頃には)
- By the time I realized(気づいた時には)
- By the time we get there(私たちがそこに着く頃には)
- By the time you return(あなたが戻る頃には)
- By the time the movie starts(映画が始まる頃には)
- By the time the deadline comes(締め切りになる頃には)
- 「by」は古英語の bi(〜の近くに)に由来し、「〜のそばに、〜までに」などの幅広い意味を持ちます。
- 「time」はラテン語 tempus を源流とする語で、「時間」を意味します。
- By the time + 主語 + 動詞(現在形/過去形/未来形) + 〜, ...
- 例: By the time she arrives, he will have left.
(彼女が到着する頃には、彼はすでに出発しているだろう。)
- 例: By the time she arrives, he will have left.
- または文中に挿入して使われることも多いです。
- 例: I will be done by the time you come back.
(あなたが戻ってくる頃には終わっているよ。)
- 例: I will be done by the time you come back.
- 可算・不可算の区別: 「time」は不可算名詞ですが、句として使われる場合は接続詞句のように扱います。
- フォーマル/カジュアル: どちらでも使用可能。会話でも文章でも使える無難な表現です。
- “By the time you get home, dinner will be ready.”
(あなたが家に帰る頃には、もう夕食ができているよ。) - “It rained so hard that by the time we arrived, we were soaked.”
(大雨が降っていたから、到着した頃にはびしょ濡れだったよ。) - “By the time I noticed my phone was missing, I was already on the train.”
(携帯がなくなっていることに気づいた時には、もう電車に乗っていたよ。) - “By the time the project is complete, we will have saved 20% on costs.”
(プロジェクトが完了する頃には、コストを20%節約できているでしょう。) - “By the time you receive this email, I will be on my way to the conference.”
(このメールを受け取る頃には、私はもうカンファレンスへ向かっているはずです。) - “By the time we review the final draft, we should have all stakeholders’ feedback.”
(最終稿をレビューする頃には、すべての関係者のフィードバックが集まっているはずです。) - “By the time the data collection phase concluded, a total of 500 samples had been analyzed.”
(データ収集段階が終了するまでに、合計500のサンプルが分析された。) - “By the time the theory gained acceptance, numerous studies had already supported its validity.”
(その理論が受け入れられるようになった頃には、多くの研究がすでにその妥当性を裏付けていた。) - “By the time the policy was implemented, several pilot studies had demonstrated its feasibility.”
(政策が実施される頃には、いくつかの試験的研究がその実現可能性を示していた。) - when(〜するとき)
- 「By the time」と比べると「when」は単に同時点を示し、「そのころまでに完成/状態が成立している」ニュアンスは弱い。
- 「By the time」と比べると「when」は単に同時点を示し、「そのころまでに完成/状態が成立している」ニュアンスは弱い。
- until(〜するまで)
- 「by the time」は「その時間帯 前 に起こる」ことを示すのに対し、「until」は「継続の終点」を強調。
- 「by the time」は「その時間帯 前 に起こる」ことを示すのに対し、「until」は「継続の終点」を強調。
- once(いったん〜すると)
- 「by the time」は「その時までに完了」という意味合いが強いが、「once」は「〜した後はすぐに」や「一度〜すれば」のニュアンス。
- 「by the time」は「その時までに完了」という意味合いが強いが、「once」は「〜した後はすぐに」や「一度〜すれば」のニュアンス。
- 直接的な反意語はないが、「after」や「later than」は「〜の後で/〜以降に」という点で対照的な概念。
- 発音記号(IPA):
- イギリス英語: /baɪ ðə taɪm/
- アメリカ英語: /baɪ ðə taɪm/
- イギリス英語: /baɪ ðə taɪm/
- アクセント:
- 個別の単語にアクセントがあり、「by」は /baɪ/、「the」は /ðə/、「time」は /taɪm/。強勢は文内の流れに左右されますが、多くの場合「time」に少し強めのイントネーションが置かれます。
- 個別の単語にアクセントがあり、「by」は /baɪ/、「the」は /ðə/、「time」は /taɪm/。強勢は文内の流れに左右されますが、多くの場合「time」に少し強めのイントネーションが置かれます。
- よくある間違い: 「by the time」を続けて「bythetime」のように書いてしまうスペルミスがあるので注意。
- 時制の組み合わせ
- 未来の文脈で「By the time + 現在形」で従属節を書く場合がある(例: By the time I arrive, he will have left.)。この時制のずれが初心者には混乱しがち。
- 未来の文脈で「By the time + 現在形」で従属節を書く場合がある(例: By the time I arrive, he will have left.)。この時制のずれが初心者には混乱しがち。
- スペルミス
- “by the time”は3 語であり、くっつけて書かないように注意。
- “by the time”は3 語であり、くっつけて書かないように注意。
- 混同表現
- “until”や“when”と混同しやすいので、状況に合わせて適切に使うこと。
- “until”や“when”と混同しやすいので、状況に合わせて適切に使うこと。
- TOEIC・英検などでの出題
- 接続表現や副詞節の整序問題で頻出するパターンです。
- 「by the time」は、「その時点に到達する前に何が起こるのか」をイメージすると覚えやすいです。
- 未来表現では、従属節が現在形、主節が未来形や完了形になる点が重要な特徴です。
- 覚えるときは「by(〜までに)」+「time(時間)」の組み合わせをしっかり意識すると、「その時間までには〜となる」とイメージしやすくなります。
解説
彼の音楽コレクションには、ロックやジャズだけでなく、多くのポップスも含まれています。
not only
以下では、英語フレーズ「not only」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「~だけでなく」「~に留まらず」という意味で、後ろに「but also...」を伴って「not only A but also B(A だけでなく B も)」という形でよく使われます。
「A だけじゃなくて B もなんだよ」というニュアンスを強く表す表現です。
品詞
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性・派生
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル / カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈での例文をそれぞれ 3 つずつ紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的(アカデミック)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
“not” の母音がアメリカ英語では [ɑ]、イギリス英語では [ɒ])、 “only” を ˈoʊn.li または ˈəʊn.li と発音するのが一般的です。
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策(TOEIC・英検など)
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「not only」の詳細な解説です。日常会話からアカデミックな文脈まで幅広く使われる表現なので、ぜひ「but also」とセットで何度も使ってみてください。
...だけでなく
...ばかりか
The team was led by an experienced coach.
The team was led by an experienced coach.
解説
チームは経験豊富なコーチに導かれました。
led by
以下では「led by」という表現について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「led by」は、「リーダーシップや指揮のもとにある」というニュアンスを持ち、例えば「◯◯によって率いられる組織」や「△△が先頭に立って主導する取り組み」のように表す際に使われます。
品詞と活用形
「led by ~」の形で、
「~によって導かれる」や「~をリーダーとする」という構文になります。
他の品詞形も含む例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的文脈ごとに例文を紹介します。
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
→ いずれも「主体となる人・組織」がいる点は共通ですが、“led by” は「率いる」ニュアンスが最も強い表現です。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アメリカ英語とイギリス英語
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「led by」の詳細解説になります。「誰が・何が主導権を持っているのか」を明確にしたいときに便利な表現ですので、ぜひ参考にしてください。
《be ~ 》...に導かれる, ...を長としている
I will pick up the package from the post office.
I will pick up the package from the post office.
解説
私は郵便局から荷物を取りに行きます。
pick up
以下では「pick up」について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞
活用形
他の品詞になった場合の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
よく使われる構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「pick up」についての詳細語彙解説です。日常会話からビジネスまで、幅広いシーンで役立つ表現なので、ぜひ活用してみてください。
を取る,を拾う,を連れて行く,を手に入れる
I try to stay in touch with my friends even when we're far apart.
I try to stay in touch with my friends even when we're far apart.
解説
私は友達と連絡を取り合おうと努力しています、遠く離れていても。
in touch
以下では、「in touch」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味
「in touch」は「連絡を取り続ける」「接点を保つ」といった意味を持つ表現です。人と人とのつながりや、状況・感覚などに対して「ちゃんと把握/連絡し続ける」といったニュアンスがあり、わりとカジュアルな会話でもよく使われます。
品詞と活用
他の品詞例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語や派生語
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的/専門的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in touch」の詳細解説です。イディオムとしての使い方をしっかり覚え、日常会話やビジネスでも積極的に使ってみてください。
《...と》連絡を取りあって《with ...》
《(事情)に》通じて《with ...》
《...と》接触して《with ...》
解説
家に入る前に靴を脱がなければなりません。
take off
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): take off
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味
「take off」は、つけていた上着を脱いだり、飛行機が離陸する時などによく使われるフレーズです。また、ビジネスや物事が「急に勢いづく」「大成功する」というニュアンスでも使われます。多義語なので、文脈によって使われ方が変わる点に注意しましょう。
活用形
「take」部分は以下のように活用します。
「off」は副詞・前置詞ですが、「take off」という句動詞として一まとまりで使われます。
他の品詞になった例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
句動詞としての “take off”
イディオムや構文例
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン
学術的・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
“take” の部分に強勢が置かれやすく、「テイク オフ」のように発音されます。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “take off” の詳細な解説です。多くの意味を持つ便利な句動詞なので、文脈をしっかりとらえて使えるように練習してみてください。
I stood in front of the building.
I stood in front of the building.
解説
私は建物の前に立っていました。
in front of
「in front of」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞
CEFRレベルの目安: A2(初級)
→ A2は初級レベルなので、日常生活でよく使う表現です。やや単語が増えてきた段階ですが、会話の中ではとても頻出のため、覚えておくと便利なフレーズです。
活用形・他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性・派生語
よく使われるコロケーションと関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
代表的な構文
イディオム的な表現
5. 実例と例文
1) 日常会話(カジュアル)での例文
2) ビジネスシーンでの例文
3) 学術・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in front of」の詳細な解説です。物理的な位置を表すときにはとても頻繁に使う表現なので、会話やリスニングでしっかりと身につけておくと便利です。
...のすぐ前に,のすぐ前で
...の前方に, の前方で
I will never give up on my dreams.
I will never give up on my dreams.
解説
私は自分の夢を決して諦めません。
give up
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): give up
意味(英語): to stop doing something, to surrender, to cease trying
意味(日本語): 諦める、やめる、降参する
(例えば)「何かを続けるのを諦める」「挑戦を断念する」などの場面でよく使われます。
英語学習者が一番最初に習う代表的な句動詞の一つで、「諦める」「断念する」というニュアンスが強い単語です。
品詞: 動詞句(phrasal verb)
活用形:
品詞の変化例
難易度目安(CEFR): A2(初級)~B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
「give up」は「相手に譲るように手放す」「やめる」イメージについて結びつくため、「諦める・放棄する」という意味となっています。
派生語・関連語
コロケーション(共起表現)例(それぞれ日本語訳付き)
3. 語源とニュアンス
使用時のニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
他動詞・自動詞
よく使われる構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的・フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
| 発音記号 (IPA) | アクセント | |
|---|---|---|
| イギリス英語 | /ˌɡɪv ˈʌp/ | 最初の「give」の “ɡɪv” が強め。 “up” は短く発音。 |
| アメリカ英語 | /ˌɡɪv ˈʌp/ | 同じく “give” にストレス。 “up” はほどよく短い。 |
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「give up」の詳細な解説です。日常会話でもビジネスでもよく登場する重要なフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
をやめる,を放棄する,を諦める
I finally got rid of that old car.
I finally got rid of that old car.
解説
やっとあの古い車を手放した。
rid of
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): rid of
品詞: 主に動詞 rid
の形で用いられ、フレーズとしては “get rid of” や “be rid of” の形で使われます。
CEFR レベル目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
例えば「get rid of something」は「何かを取り除く」「処分する」というときに使います。英語学習者にとっては、単に「捨てる」や「片付ける」だけでなく、「追い払う、厄介なものを処分する」といった少し強調したニュアンスのイメージを持つ表現です。
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「get rid of」は「捨てる・処分する」の他に、「自分の人生から取り去る・縁を切る」といった感覚も強く、やや強調した取り除きの表現です。
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「rid of」の解説です。「get rid of」は非常によく使われるため、ぜひフレーズで暗記しておくと便利です。
《be ~》(不愉快な人・物)がなくなって
《get ~ 》...を捨てる, ...を廃棄する,...を取り除く
They help one another in times of need.
They help one another in times of need.
解説
彼らはお互いに必要な時に助け合います。
one another
1. 基本情報と概要
英単語: one another
品詞: 代名詞(相互代名詞 / reciprocal pronoun)
意味(英語):
“each other” と同様に「互いに」「お互いに」の意味を表します。主に3者以上の複数の対象が互いに影響し合う、または行動し合う状況で用いられます。
意味(日本語):
「互いに」「お互い同士で」という意味です。3人以上の間でのやり取りを表す場合に使われることが多いです。2人だけのときは “each other” を使うことが多いという伝統的なルールがありますが、日常会話では 2 人でも “one another” を使うことがあります。
「人々が各々関わり合う」ようなイメージで使われます。例えば、「家族みんなが互いを尊重し合う」というように表現されます。
CEFR レベル: B2(中上級)
・“one another” は日常会話でも見られますが、文法的に理解して混乱せず使えるようになるには少し上級のレベルが必要です。
活用形について
“one another” としての形はほぼ固定的で、主語や目的語などとしてそのまま使われます。したがって、活用形というものはありません。
他の品詞への変化例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
ビジネスシーンでの例文(3例)
学術的な文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “one another” の詳細です。現代英語では “each other” と “one another” はほぼ同義として扱われることが多いので、日常的にはあまり神経質にならずに覚えていただければOKです。文法テストやフォーマルな文書を書くときには、伝統的な使い分けを踏まえて使い分けると良いでしょう。
お互いに
We will have finished dinner by the time he comes back.
We will have finished dinner by the time he comes back.
解説
彼が戻ってくる頃には夕食を終えているだろう
by the time
1. 基本情報と概要
◼︎ 英語表現: by the time
◼︎ 日本語訳: 〜する頃には、〜するまでに
「by the time」は、特定の時点までに何かが起こる、または起こっていることを表すフレーズです。たとえば、「By the time I got home, it was already dark.(家に着く頃には、すでに暗くなっていた。)」というように、「いついつまでに〜している」「いついつまでには〜しているだろう」というニュアンスを伝えます。時制を合わせながら、未来・過去どちらにも使える表現なので、会話でも文章でもよく使われます。
CEFRレベル目安: B1(中級)
→ 具体的な文脈で時間的条件を表す表現として、よく使われる単語(表現)です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさることで、「ある時刻・時期に至るまでに」という意味を表します。
コロケーション(共起表現)・関連フレーズ(例と日本語訳)
3. 語源とニュアンス
「by the time」は主に文語にも口語にもよく使われる接続的フレーズです。フォーマル・カジュアルいずれも問題なく使えますが、学術的な文章では「by the time that ...」のように「that」が入る場合もあります。ニュアンスとしては「ちょうどその時点(またはそれ以前)にはすでに何らかの状況が成立している・していた」という強調があります。
4. 文法的な特徴と構文
主な構文パターン
「by the time」は時を表す従属節を導く表現なので、後ろに接続する節の時制を合わせる必要があります。未来の文脈なら「will have + 過去分詞」がよく用いられます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・フォーマル(論文やレポートなど)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意表現の例
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「by the time」の詳細な解説となります。ぜひ参考にしてみてください。
《接続詞的に》…するまでには
loading!!
頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
外部リンク
キー操作
最初の問題を選択する:
Ctrl + Enter
解説を見る:Ctrl + G
フィードバックを閉じる:Esc
問題選択時
解答する:Enter
選択肢を選ぶ:↓ or ↑
問題の読み上げ:Ctrl + K
ヒントを見る: Ctrl + M
スキップする: Ctrl + Y