頻出英熟語500 / スペリング問題 - 未解答
日本語を読み、対応する英熟語を記述する問題です。
英熟語のつづりを覚えるのに役立ちます。
- little は形容詞・副詞として用いられます(例: “He has little money.”など)。
- more は much/many の比較級として用いられます(例: “He has more money than me.”など)。
- little: 「少ない」「小さい」「ほとんど~ない」という意味を持つ形容詞・副詞
- more: “much/many” の比較級
- than: 比較を示す前置詞/接続詞
- nothing more than: 「~にすぎない」
- hardly more than: 「ほぼ~に近い」
- barely more than: 「かろうじて~を上回る」
- little more than a child(子供同然)
- little more than a beginner(初心者も同然)
- little more than an excuse(言い訳同然)
- little more than a formality(形式的なものにすぎない)
- little more than a rumor(ほぼ単なる噂にすぎない)
- little more than a guess(推測同然)
- little more than a coincidence(偶然にすぎない)
- little more than an oversight(見落としにすぎない)
- little more than a token gesture(ほんの形だけの行為)
- little more than a placeholder(仮のものにすぎない)
- little は古英語の lytel に由来し、「小さい」「僅かな」という意味を持った言葉です。
- more は ma, mare といった比較級の形から派生してきました。
- than は比較構文を表すのに古くから用いられてきた接続詞/前置詞です。
- 口語・文章: 両方でよく使われます。カジュアルよりは少し落ち着いた表現ですが、日常の会話でも自然に登場します。
- 感情的な響き: 相手を少し否定的に見るニュアンスや「まだ在るべきレベルに達していない」という捉え方を含む場合が多いです。
- “(S) + be + little more than + (名詞/形容詞)”
例: “He is little more than a beginner.” - “(S) + amount to + little more than + (名詞)”
例: “Their plan amounts to little more than a wishful idea.” - “little more than a pipe dream”: 「ほとんど夢物語にすぎない」
- “little more than skin and bones”: 「ほとんど骨と皮だけ(やせ細っている)」
- 他の比較表現「no more than」「not more than」と混同しないよう注意が必要。
- “little” と “a little” は意味が変わる(“little” はほとんどないことを表す一方、“a little” は少しあることを表す)。ただし “little more than” は固定表現のため、「little」のままで使われるのが一般的。
- “He’s little more than a kid if you ask me.”
(私から見れば、彼は子供同然だよ。) - “That threat is little more than big talk.”
(あの脅し文句はほとんどただの大口叩きだよ。) - “Her apology sounded like little more than an excuse.”
(彼女の謝罪はただの言い訳みたいに聞こえたよ。) - “This proposal is little more than a formality unless they invest serious funds.”
(まとまった資金を投入しない限り、この提案は形だけのものにすぎません。) - “The partnership was little more than a marketing ploy.”
(その提携はほとんどマーケティングの策略にすぎなかった。) - “His contribution turned out to be little more than a single idea.”
(彼の貢献は結局、ひとつのアイデアだけにすぎなかった。) - “The hypothesis remains little more than a speculative theory.”
(その仮説は推測の域を出ないままだ。) - “His publication was little more than a summary of existing data.”
(彼の論文は既存のデータの要約にすぎなかった。) - “Their study offers little more than anecdotal evidence.”
(彼らの研究は状況証拠にすぎないものだ。) - barely(かろうじて)
例: “He could barely pass the exam.”(本当にギリギリ合格した)
→ 「ほとんど~ない」という点で近い。 - hardly(ほとんど~ない)
例: “He is hardly more than a beginner.”(初心者にすぎないと言ってもいい)
→ “little more than” と非常に近いニュアンス。 - merely / only(単に)
例: “He is merely a child.”(彼は単なる子供だ)
→ 「単なる~」を強調。 - much more than(はるかに~以上)
例: “He is much more than a beginner.”(彼は初心者というレベルを大きく超えている)
→ 意味の方向が逆。 - IPA(米国英語): /ˈlɪt̬.əl mɔːr ðæn/
- IPA(英国英語): /ˈlɪt.əl mɔː ðæn/
- 「liddle」のように “t” を曖昧に発音してしまう。
- “than”を “then” (/ðen/) と混同してしまう。
- スペルミス: “littel” や “littele” などの誤り。
- 「a little more than」と「little more than」を混同: “a little more than” は「もう少し~以上」という肯定的なニュアンスが強まる場合もある一方、「little more than」は「ほとんど~と変わらない」というやや否定的なニュアンス。
- 「no more than」(「~にすぎない」)や「not more than」(「多くても~」)など、似た構文との混同に注意。
- “little more than” = “ほとんど + 同じレベル” というイメージ。
- たとえば “a child” がイメージされるなら「まだ子供と変わらない程度」というふうにビジュアルで覚えると理解しやすいです。
- 「little」の “litt” → “ちっちゃい”、「more than」(~より大きい)とセットにすると「ちょっと大きいかな……でも実際ほとんど変わらないよ」という印象を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
品詞・活用形:
- 「backed」は動詞 “back” の過去分詞形 (通常は受動態や形容詞的に用いられます)。
- 「by」は前置詞です。
- 結果として「be + backed + by ...」という表現で、「…に支えられている」という受動構文になります。
- 「backed」は動詞 “back” の過去分詞形 (通常は受動態や形容詞的に用いられます)。
他の品詞への派生:
- 「back (動詞)」: “He will back your project.”(彼はあなたのプロジェクトを支援するだろう)
- 「backup (名詞)」: “I need a backup of this file.”(このファイルのバックアップが必要だ)
- 「backing (名詞)」: “The singer has strong backing from the label.”(その歌手はレーベルから強力な支援を受けている)
- 「back (動詞)」: “He will back your project.”(彼はあなたのプロジェクトを支援するだろう)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- 「backed by」はニュース記事やビジネス文書などでもよく見られるため、中上級レベル以上の語彙として位置づけられます。
語構成:
- 「back」+「-ed」(過去分詞形)+「by」(前置詞)
- 「back」は「支援する・裏づける」「背中・後方」「後退させる」など多義的な語ですが、ここでは「支援する・支持する」の意味合いが強いです。
- 「back」+「-ed」(過去分詞形)+「by」(前置詞)
派生語や類縁語:
- 「backing (名詞)」: 支援、裏づけ
- 「background (名詞)」: 背景
- 「to back (動詞)」: 支援する、援助する
- 「backing (名詞)」: 支援、裏づけ
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- “backed by evidence” (証拠により裏付けられている)
- “backed by the government” (政府の支援を受けている)
- “backed by solid data” (確かなデータに基づいている)
- “backed by popular demand” (多くの要望によって後押しされている)
- “financially backed by investors” (投資家によって資金面で支援されている)
- “politically backed by the party” (政党によって政治的に支援されている)
- “scientifically backed by research” (研究によって科学的に裏付けられている)
- “legally backed by the constitution” (憲法によって法的に裏付けられている)
- “fully backed by the board of directors” (取締役会から全面的に支援を受けている)
- “backed by public opinion” (世論の支持を得ている)
- “backed by evidence” (証拠により裏付けられている)
語源:
「back」はゲルマン系言語を起源とし、「後ろ」「背中」などの意味から転じて、誰か・何かを「後ろから支える」「助ける」という意味を持つようになりました。
「backed by」は、過去分詞形である “backed” と前置詞 “by” を組み合わせ、「誰か・何かを背後に持つ」→「支えられている」というニュアンスを表します。使用時の注意点とニュアンス:
- フォーマル/カジュアルの両方で使うことができますが、ビジネス・ニュース・学術記事などでは特に好んで用いられます。
- 「supported by」や「funded by」と似た意味合いで、ややフォーマル寄りの表現です。
- 口語でも「He’s backed by his wealthy parents.(彼は裕福な両親の後ろ盾がある)」のように使われることもあります。
- フォーマル/カジュアルの両方で使うことができますが、ビジネス・ニュース・学術記事などでは特に好んで用いられます。
一般的な構文:
- “be + backed + by + 名詞”
- 例: “The project is backed by several major sponsors.”
- “~, backed by + 名詞” のように分詞構文的に用いて、後ろから説明を加える形もあります。
- 例: “The singer, backed by a full orchestra, gave an outstanding performance.”
- “be + backed + by + 名詞”
可算・不可算・他動詞・自動詞などのポイント:
- 「back」は動詞としては他動詞で、「〜を支援する」「〜に賭ける」という意味で使われます。
- 「backed by」は過去分詞を受動態もしくは形容詞的に使う表現です。
- 「back」は動詞としては他動詞で、「〜を支援する」「〜に賭ける」という意味で使われます。
フォーマル/カジュアルの使用シーン:
- ビジネス、ニュース: “The new policy is backed by recent studies.”
- カジュアル: “He’s backed by his family.” など、会話でもOK。
- ビジネス、ニュース: “The new policy is backed by recent studies.”
“I feel more confident when I know I’m backed by my friends.”
- (友人が支えてくれていると思うと、私はもっと自信が持てるんだ。)
“He started a small bakery, backed by his parents’ savings.”
- (彼は両親の貯金を後ろ盾にして、小さなパン屋を始めた。)
“She entered the contest, backed by her teacher’s encouragement.”
- (彼女は先生の励ましを受けて、そのコンテストに出場した。)
“Our new venture is backed by prominent investors from the tech industry.”
- (私たちの新しい事業は、テック業界の著名な投資家たちから支援を受けています。)
“The startup’s proposal was backed by strong market research.”
- (そのスタートアップの提案は、入念な市場調査によって裏付けられていた。)
“All of our products are backed by a two-year warranty.”
- (私たちの製品はすべて2年間の保証が付いています。)
“His hypothesis is backed by numerous peer-reviewed studies.”
- (彼の仮説は、多数の査読付き研究によって裏付けられている。)
“This theory is backed by evidence collected over a decade.”
- (この理論は、10年にわたって収集された証拠によって裏付けられている。)
“Their argument, backed by historical data, challenges conventional wisdom.”
- (歴史的データによって裏付けられた彼らの主張は、従来の常識に異議を唱えている。)
類義語
- “supported by” (〜によって支えられている)
- ほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- ほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- “funded by” (〜によって資金提供されている)
- 財政的支援に焦点がある。
- 財政的支援に焦点がある。
- “endorsed by” (〜によって承認・支持されている)
- 有名人や団体などから「承認」されたことに焦点がある。
- 有名人や団体などから「承認」されたことに焦点がある。
- “underpinned by” (〜によって支えられている;理論的・構造的な意味が強い)
- 学術的な文脈や理論の土台として用いられやすい。
- 学術的な文脈や理論の土台として用いられやすい。
- “supported by” (〜によって支えられている)
反意語(状況によって)
- “opposed by” (〜に反対されている)
- “unsupported by” (〜に支援されていない)
- “opposed by” (〜に反対されている)
発音記号 (IPA)
- “backed”: /bækt/
- “by”: /baɪ/
- “backed”: /bækt/
強勢(アクセント)の位置
- 「backed」は1音節単語なので、特に強勢といっても /bækt/ 全体をしっかり発音します。
- 「by」は/baɪ/ と伸ばしてはっきり発音します。
- 「backed」は1音節単語なので、特に強勢といっても /bækt/ 全体をしっかり発音します。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- どちらも /bækt/ /baɪ/ が一般的。大きな違いはありません。
- “backed” の「t」の音がアメリカ英語ではやや弱まって発音される場合もあります。
- どちらも /bækt/ /baɪ/ が一般的。大きな違いはありません。
よくある間違い
- “back” と “buck” の混同 (綴りや発音の混乱)。
- “back by” のように “ed” が抜け落ちるスペルミス。
- “back” と “buck” の混同 (綴りや発音の混乱)。
- スペリングミス: 「backed」と書くべきところを「backt」「backd」などにしないように注意。
- “backed up by”との混同: “backed up by” は「バックアップを取られている」や「さらに補強されている」ニュアンス。文脈によっては似ているが、意図した意味に合っているか確認。
- TOEICや英検などでの出題: 新聞記事やビジネス文脈のリスニング・リーディング問題で登場しやすい表現です。政府の支援や研究データに基づく説明などとセットで使われる場合が多いので、合わせて覚えると良いです。
- 「背中(back)に誰かがついている」= 「背後から支えられている」というイメージを思い浮かべると記憶に残りやすいです。
- 「back(過去分詞) + by」によって「〜の後押しを受けている」と直訳できるため、イメージしやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、「backed by 〇〇」という表現をセットで何度も文章に入れて音読すると、自然にフレーズごと身につきます。
- 日常会話でもビジネス文書でも比較的よく使われるため、中級学習者レベルから習得しておくと便利です。
- expect (動詞):期待する
- 例: I expect that he will arrive soon.(彼がもうすぐ到着すると期待しています)
- expected (形容詞):期待された、予想された
- 例: The expected outcome was different from the actual result.(予想された結果は実際の結果と違った)
- expectation (名詞):期待、予想
- 例: My expectations were too high.(私の期待は高すぎた)
- be + expected + to ~
- 「be」は受動態の助動詞として、
- 「expected」は「expect」の過去分詞形、
- 「to」は不定詞です。
- 「be」は受動態の助動詞として、
- be expected to arrive soon
- すぐに到着することが期待されている
- すぐに到着することが期待されている
- be expected to perform well
- 良い成績を残すことが期待されている
- 良い成績を残すことが期待されている
- be expected to comply with regulations
- 規則を守ることが求められている
- 規則を守ることが求められている
- be expected to take responsibility
- 責任を取ることが期待されている
- 責任を取ることが期待されている
- be expected to meet deadlines
- 期限を守ることが期待されている
- 期限を守ることが期待されている
- be expected to behave properly
- きちんとした振る舞いをすることが期待されている
- きちんとした振る舞いをすることが期待されている
- be expected to improve sales
- 売上を伸ばすことが期待されている
- 売上を伸ばすことが期待されている
- be expected to be on time
- 時間通りに来る(いる)ことが期待されている
- 時間通りに来る(いる)ことが期待されている
- be widely expected to ~
- 広く~と予想されている
- 広く~と予想されている
- be generally expected to ~
- 一般的に~するとみなされている
- 一般的に~するとみなされている
- expectはラテン語の「ex-(外へ)」と「spectare(見る)」が組み合わさった語源と言われています。「先を見通す、見張る」というイメージから「期待する」という意味が生まれました。
- be expected to という形は、受動態で「期待される」が強調される表現なので、「自分の意志よりも周囲の合意や常識として求められている」というニュアンスが含まれやすいです。
- 口語でも文章でも広く使われますが、どちらかといえばビジネスメールやフォーマルな場面でやや頻度が高い印象です。
- 「社会的な義務」「周囲からの要望」が強いシチュエーションで使われることが多いため、例えば「自分が勝手にそう思う」のではなく、「周囲、あるいは規則がそう求めている」というトーンになります。
- 主語 + be動詞 + expected + 不定詞(to + 動詞の原形)
- 例) He is expected to finish the report by Friday.
- (彼は金曜日までにレポートを仕上げることが期待されている)
- 例) He is expected to finish the report by Friday.
- 「expect」の受動態構文なので、「by+人」などを付けて具体的に誰が期待しているのかを明示することもできます。
- 例) He is expected by his boss to finish the report by Friday.
- ただし文が長くなるため、あまり頻繁には使われません。
- 例) He is expected by his boss to finish the report by Friday.
- フォーマル/カジュアル両方で使えますが、ビジネス文書や公的な文章では特に多用されます。
- 「expect」は他動詞として「~を期待する」というときは続く対象を目的語にします。
- 受動表現の「be expected to」は「何かをすることを期待されている」と、目的語は不定詞の形で表されます。
A: “Are you expected to help with the move tomorrow?”
B: “Yeah, my friends want me to be there early in the morning.”- (A:「明日、引っ越しを手伝うことになってるの?」 B:「うん、友達が朝早く来てほしいって言ってるんだ。」)
“I’m expected to babysit my cousin this weekend, so I can’t go to the party.”
- (今週末はいとこの子守をすることになってるから、パーティには行けないんだ。)
“My parents expect me to study hard for exams, but sometimes I just want to rest.”
- (両親は私に試験勉強をしっかりやってほしいって思ってるけど、時々は休みたいんだよね。)
“Employees are expected to adhere to the company’s dress code policy.”
- (従業員は会社の服装規定に従うことが求められています。)
“You are expected to submit the project proposal by Friday.”
- (金曜日までにプロジェクトの企画書を提出することが期待されています。)
“Managers are expected to provide feedback promptly to their team members.”
- (マネージャーはチームメンバーに対して速やかにフィードバックを行うことが期待されています。)
“Researchers are expected to follow ethical guidelines when conducting experiments.”
- (研究者は実験を行う際、倫理的ガイドラインに従うことが求められています。)
“Students are expected to demonstrate critical thinking in their thesis papers.”
- (学生は論文において批判的思考力を示すことが期待されています。)
“All members of the committee are expected to attend the annual conference.”
- (委員会の全メンバーは年次会議に出席することが期待されています。)
be supposed to(~することになっている)
- 「be expected to」と似ていますが、「規則や一般的な合意としてそう決まっている」ニュアンスが強いです。
- 例:
You are supposed to wear a helmet on site.
(現場ではヘルメット着用が決まりです)
- 「be expected to」と似ていますが、「規則や一般的な合意としてそう決まっている」ニュアンスが強いです。
should / ought to(~すべき)
- 「道徳的・一般的に見てそうするのが当然」というニュアンス。期待や義務に近い。
- 例:
You should finish your homework before playing games.
(ゲームの前に宿題を終わらせるべきです)
- 「道徳的・一般的に見てそうするのが当然」というニュアンス。期待や義務に近い。
be required to(~する必要がある、~が義務)
- 法的・制度的な「義務」がより強調される表現。
- 例:
You are required to submit this form.
(この用紙の提出が義務づけられています)
- 法的・制度的な「義務」がより強調される表現。
be anticipated to(~すると予測されている)
- 「予測」の意味が強く、「期待」というよりは「見込み」のニュアンス。
- 例:
The market is anticipated to grow by 5% next year.
(市場は来年5%成長すると予測されている)
- 「予測」の意味が強く、「期待」というよりは「見込み」のニュアンス。
- be not expected to は直接の反意語の場合「期待されていない」という意味になりますが、自然に使うなら 「It’s not necessary to ~」 などに置き換えるほうが多いです。
- 発音記号 (IPA) :
- be /biː/
- expected /ɪkˈspektɪd/ (米: /ɪkˈspɛktɪd/ または /ɪkˈspɛktəd/, 英: /ɪkˈspɛktɪd/)
- to /tuː/ (弱形では /tə/)
- be /biː/
- アクセントは「ex*pect」の **pect* の部分に強勢がきます。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きく異なるわけではありませんが、最後の -ed の発音が [ɪd] になりやすいか、[əd] に近くなるかの違いが出る場合があります。
- スペルミス:
- 「expexted」や「expeckted」などと書いてしまうミスに注意が必要です。
- 「expexted」や「expeckted」などと書いてしまうミスに注意が必要です。
- 意味の取り違え:
- 「自分が思う・意図する」 →
want to
やintend to
と混同しないように、「他人が期待している」という意味合いが入ることを忘れないようにしましょう。
- 「自分が思う・意図する」 →
- 試験での使われ方:
- TOEICや英検などでも、工場のルールや会社の規定等を説明する文章中に頻出します。
- 「誰が何を期待しているか」という受動態構文を埋める問題などで問われることが多いです。
- TOEICや英検などでも、工場のルールや会社の規定等を説明する文章中に頻出します。
- 「他人が先を見て、その人に何かをやらせることを期待する」というイメージで覚えましょう。
- 「expect」の「ex-(外へ)+ spect(見る)」という語源から「先を見据えて待つ→期待する」と理解するとイメージしやすいです。
- 「be expected to」で「周りからこう見られている・やるだろうと求められている」と想起すると文脈を捉えやすくなります。
- 品詞: 句(定型表現 / 慣用的な前置詞句)
- 活用形: 単語ではなくフレーズのため、活用形としては変化しません。
- 他の品詞形: このフレーズ自体が他の品詞形になることはありませんが、「regard」が名詞・動詞で使用される場合があります。例:
- 動詞: regard (~をみなす)
- 名詞: regard (配慮、尊敬)
- 動詞: regard (~をみなす)
- 日常的には少しフォーマルな場で使う表現で、大学レベルの文書やビジネス文書でも見かけるため、B2程度と考えられます。
- with: 前置詞(「~と一緒に」などの意味を持つが、ここではフレーズを形成する一部)
- regard: 名詞(「注目」「考慮」「関心」など)
- to: 前置詞(方向・対象を示す)
- regarding: 「~に関して」
- in regard to: 「~に関して」
- as regards: 「~に関しては」
- with regard to your request
- (あなたの要望に関して)
- (あなたの要望に関して)
- with regard to the policy
- (その方針に関して)
- (その方針に関して)
- with regard to the meeting
- (会議に関して)
- (会議に関して)
- with regard to our current situation
- (現在の状況に関して)
- (現在の状況に関して)
- with regard to the budget
- (予算に関して)
- (予算に関して)
- with regard to your inquiry
- (あなたの問い合わせに関して)
- (あなたの問い合わせに関して)
- with regard to this matter
- (この件に関して)
- (この件に関して)
- with regard to the contract
- (契約に関して)
- (契約に関して)
- with regard to the issue at hand
- (目下の問題に関して)
- (目下の問題に関して)
- with regard to future prospects
- (将来の見通しに関して)
- regard は古フランス語の “regarder” = 「見る」「注意を払う」を語源とし、さらにラテン語の要素 “re-” + “guarder” にも遡れます。
- 「with regard to」は「注意を払ってそれに向き合う」というニュアンスから、「~に注目(配慮)しているがゆえ、~に関して」という意味に発展しました。
- フォーマル度: 「with regard to」はカジュアルな会話よりもフォーマルな書き言葉、ビジネス文書、学術的文章などでよく使われます。
- ニュアンス: 「about」よりも丁寧・改まった響きを持つため、相手に対して敬意や配慮を示しているような印象を与えます。
- 品詞上の扱い: 前置詞句として機能します。「with regard to + 名詞/代名詞/動名詞」の形をとります。
- 使い方:
- 通常、文頭や文中で、「With regard to X, …」のように導入句として使用。
- もしくは、文中で「…, with regard to X, …」のように挟む形で使われることもあります。
- 通常、文頭や文中で、「With regard to X, …」のように導入句として使用。
- With regard to [名詞], [主語 + 動詞 + 補語].
- [文] with regard to [名詞/~ing].
- With regard to your question, I’ll gather more information.
- We need to make a decision with regard to hiring new staff.
- フォーマル: 社内文書、レポート、学術論文など
- カジュアル: 日常会話の場合はやや堅いので、あまり多用しません。
- With regard to tonight’s movie, do you have any preference?
- (今夜の映画についてだけど、何か希望はある?)
- (今夜の映画についてだけど、何か希望はある?)
- I have no concerns with regard to our weekend plans.
- (週末の予定については特に問題ないよ。)
- (週末の予定については特に問題ないよ。)
- With regard to the party, let’s decide on the menu together.
- (パーティーについては一緒にメニューを決めよう。)
- With regard to your proposal, we will discuss it at the next meeting.
- (あなたの提案に関しては、次の会議で議論します。)
- (あなたの提案に関しては、次の会議で議論します。)
- I'm writing with regard to the recent changes in company policy.
- (最近の会社方針の変更についてお知らせします。)
- (最近の会社方針の変更についてお知らせします。)
- Could you provide more details with regard to the budget allocation?
- (予算配分に関して、詳しい情報をいただけますか?)
- With regard to the methodology used in this study, further research is required.
- (本研究で使用した方法論に関しては、さらなる研究が必要です。)
- (本研究で使用した方法論に関しては、さらなる研究が必要です。)
- Several theories have been proposed with regard to human cognitive development.
- (人間の認知発達に関しては、いくつかの理論が提案されています。)
- (人間の認知発達に関しては、いくつかの理論が提案されています。)
- With regard to the results presented, the sample size should be expanded for accuracy.
- (提示された結果に関しては、正確性を高めるためにサンプルサイズを増やすべきです。)
about(~について)
- 最も一般的でカジュアルに幅広く使える。
- 最も一般的でカジュアルに幅広く使える。
regarding(~に関して)
- 意味はほぼ同じ。「with regard to」よりもやや短く、ややカジュアル。
- 意味はほぼ同じ。「with regard to」よりもやや短く、ややカジュアル。
concerning(~に関して)
- 若干フォーマル。否定的な文脈(「心配」という意味のconcerning)と混同されることがある。
- 若干フォーマル。否定的な文脈(「心配」という意味のconcerning)と混同されることがある。
in relation to(~に関連して)
- 「関係性」にフォーカスした用法。
- 「関係性」にフォーカスした用法。
as regards(~に関しては)
- 主に文章語で、文頭で使われることが多い。
- 直接的な「対義語」は存在しませんが、話題を「変える」表現として、
aside from
(~はさておき)などがあります。 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /wɪθ rɪˈɡɑrd tuː/
- イギリス英語: /wɪð rɪˈɡɑːd tʊ/ (地域により差異あり)
- アメリカ英語: /wɪθ rɪˈɡɑrd tuː/
強勢(アクセント): 「re*gard*」の第2音節に強勢があります。
よくある発音の間違い:
- 「with」の /θ/ を /s/ や /t/ と発音してしまう。
- 「regard」の /rɪˈɡɑrd/ で /r/ が巻き舌になりすぎる、あるいは /ɡ/ の音を弱めすぎる。
- 「with」の /θ/ を /s/ や /t/ と発音してしまう。
- スペルミス:
with reguard to
など、regard
のスペルをreguard
と書いてしまうミスがよくあります。 - 同音異義語との混同:
regard
とregards
(結びの言葉など)を混同することがある。 - 試験対策:
- TOEICや英検などのビジネス文書、少しフォーマルな長文を取り扱う問題で登場しやすい。
- 文頭の挨拶表現と混同しないように注意(”Best regards,” などの結びフレーズは別物)。
- TOEICや英検などのビジネス文書、少しフォーマルな長文を取り扱う問題で登場しやすい。
- イメージ: 「何かを見る(re + gard)ときに注目している対象に焦点を当てる」→「それに関して」
- 勉強テクニック:
- 「re- = 再び・注意」「gard = 見る・見ること」を連想すると、「注意を払って見る→注目する→~に関して」と覚えやすい。
- 「regard」単体も「respect」「attention」のイメージがあるので、そこに
with
「一緒に」+to
「~に向かって」が合わさっている、と整理すると良い。
- 「re- = 再び・注意」「gard = 見る・見ること」を連想すると、「注意を払って見る→注目する→~に関して」と覚えやすい。
- スペリングのポイント:
re**g**ard
のg
を入れ忘れないよう「re + g + ard」と分解して眺めるとよい。 - 「if only」は主に副詞句や接続詞的な役割を持つイディオム(フレーズ)です。
- 直訳すると「もし〜でさえあれば」という意味ですが、実際の使い方は「〜であればいいのに」「〜ならよかったのに」といった願望や後悔のニュアンスを表します。
- 「〜だったらどんなにいいか/残念だ」というように、英語学習者が「仮定法」や「願望表現」を学ぶ際に重要な表現です。
- 英語: “if only” = “It would be great if … / I wish …”
- 日本語: 「〜であればいいのに」「〜さえあれば」「〜だったらよかったのに」
- 句(イディオム)なので、動詞のように時制変化はしません。
- さまざまな主節・従節で使われますが、時制によって後ろの動詞が仮定法過去・仮定法過去完了などに変化します。
- 「if」は単独では接続詞、「only」は副詞・形容詞としても用いられます。しかし「if only」はまとまった表現としてひとつの意味を持ち、別々に分解すると表す意味が変わってしまいます。
- B2(中上級)~C1(上級)レベル
- 仮定法や願望表現に慣れてくるレベル
- ネイティブがよく使う「後悔・願望」の文脈を理解できるようになるレベル
- 仮定法や願望表現に慣れてくるレベル
- 「if」(もし〜ならば) + 「only」(ただ〜であるならば)の組み合わせ。
- 個々の単語を直訳すると「もし〜だけならば」となりますが、セットで「たいへん強い願望」を表します。
- 「if only」は「単にこうだったらどんなにいいだろう」「〜であれば(あったら)いいのになあ」という、願望・後悔等の気持ちを表す定型表現。
- “I wish …” / “I wish that …”
- “Would that …”(やや古風・文語的)
- “If I only had …” など
- If only I had known.
- (知ってさえいればなあ)
- (知ってさえいればなあ)
- If only I could turn back time.
- (時間を巻き戻せたらいいのに)
- (時間を巻き戻せたらいいのに)
- If only it were that simple.
- (そんなに簡単なことならいいのに)
- (そんなに簡単なことならいいのに)
- If only he would listen to me.
- (彼が話を聞いてくれさえすればいいのに)
- (彼が話を聞いてくれさえすればいいのに)
- If only you were here.
- (あなたがここにいてくれたらいいのになあ)
- (あなたがここにいてくれたらいいのになあ)
- If only I had more time.
- (もっと時間があったらいいのに)
- (もっと時間があったらいいのに)
- If only we had enough money.
- (十分なお金があればよかったんだけど)
- (十分なお金があればよかったんだけど)
- If only things were different.
- (状況が違えばいいのに)
- (状況が違えばいいのに)
- If only it would stop raining.
- (雨がやめばいいのに)
- (雨がやめばいいのに)
- If only we could agree.
- (私たちが合意できればいいのに)
- 「if」は古英語の “gif” に由来し、条件・仮定を表す接続詞。
- 「only」は古英語の “ānlic” (“one-like” の意味) が変化してできた語。
- それぞれが「条件」と「〜だけ」を意味する言葉でしたが、合わさって「強い願望や後悔」を示す定型表現として使われてきました。
- 「願望」「後悔」「切望」の度合いが強い。
- 口語でも文章でも頻繁に使われる。
- 場合によっては切ない・残念なトーンから、ちょっとした「皮肉」や「諦め混じり」の願望まで幅広く表現できる。
- 「後悔」や「せめてこうだったら…」という感情がにじむ表現なので、ビジネスメールやかしこまった文章で使用するときはトーンに注意。
- ただし日常英会話やカジュアルな文脈ではよく使われます。
- “If only + 仮定法”
- 例: “If only I knew where he lived.”
- (もし彼の住んでいるところを知ってさえいればなあ)
- 例: “If only I knew where he lived.”
- “If only + 主語 + could/would + 動詞の原形”
- 例: “If only you would come with me.”
- (もしあなたが一緒に来てくれさえすればなあ)
- 例: “If only you would come with me.”
- 「if only」は原則として “that” はつけません(“I wish that …” のようにすることはできますが、「if only」はそれ自体で表現が完結します)。
- 大抵は仮定法過去・仮定法過去完了形とセットで用いられますが、文脈によっては仮定法現在(could, wouldなど)を使うこともあります。
- 「if only」はカジュアルからややフォーマルまで広く使われます。極めて硬い文章では “If only that were so.” のようにやや沈んだニュアンスを込めることもありますが、ビジネス文書としてはあまり登場しません。
- “If only I had enough cash to buy that new phone.”
- (あの新しい携帯を買うだけのお金があればいいのに)
- (あの新しい携帯を買うだけのお金があればいいのに)
- “If only we could spend more time together.”
- (もっと一緒に過ごせたらいいのにね)
- (もっと一緒に過ごせたらいいのにね)
- “If only the weather would clear up.”
- (天気が晴れてくれればなあ)
- “If only we had completed the project earlier, we could have avoided this rush.”
- (もっと早くプロジェクトを終わらせていれば、このバタバタを避けられたのに)
- (もっと早くプロジェクトを終わらせていれば、このバタバタを避けられたのに)
- “If only we could secure additional funding, we might expand our operations.”
- (追加資金さえ確保できれば、事業を拡大できるかもしれないのに)
- (追加資金さえ確保できれば、事業を拡大できるかもしれないのに)
- “If only the client had notified us sooner, we could have prepared better.”
- (もしクライアントがもっと早く知らせてくれていれば、もっと万全の準備ができたのに)
- “If only the data had been corroborated by further evidence, the study’s conclusions would be more robust.”
- (もし追加の証拠でデータが補強されていたなら、研究の結論はより確固たるものになっただろうに)
- (もし追加の証拠でデータが補強されていたなら、研究の結論はより確固たるものになっただろうに)
- “If only the theorists could observe these phenomena directly, they might propose a more precise model.”
- (もしこれらの現象を理論家たちが直接観察できれば、より正確なモデルを提示できるかもしれないのに)
- (もしこれらの現象を理論家たちが直接観察できれば、より正確なモデルを提示できるかもしれないのに)
- “If only there were a unified approach to tackle climate change, global cooperation would be more effective.”
- (気候変動に対処するための統一アプローチがあれば、世界的な協力体制はもっと有効になるのに)
- “I wish…”
- 日本語: 「〜だったらいいのに」
- ド直球の「〜だったらいいのに」という願望表現。よりシンプル。
- 日本語: 「〜だったらいいのに」
- “If I could only…”
- 日本語: 「〜できるならいいのに」
- “if only” と似ているが、より「自分の行為」に焦点を当てた言い方。
- 日本語: 「〜できるならいいのに」
- “Would that…”(やや古風・文語的)
- 日本語: 「〜だったらなあ」
- 文語や詩的表現で、現代ではあまり口語としては使わない。
- 日本語: 「〜だったらなあ」
- 直接的な「反意語」は存在しませんが、強い願望を打ち消すようなフレーズとして:
- “It can’t be helped.”(しかたない)
- “There is no other way.”(ほかに方法はない)
といった、あきらめを示す表現は感情的に対極となることがあります。
- “It can’t be helped.”(しかたない)
- IPA(国際音声記号)
- アメリカ英語: /ɪf ˈoʊnli/
- イギリス英語: /ɪf ˈəʊnli/
- アメリカ英語: /ɪf ˈoʊnli/
- “if only” のアクセントは “o” に強勢が置かれることが多い: “if Only”
- 実際にはネイティブも流れるように読んでしまうことが多いですが、耳慣れしていないと「イフォウニィ」に近く聞こえるかもしれません。
- 間違いやすいポイントとして、”if” の “f” と “only” の “o” の音が繋がって曖昧に聞こえることがあります。
- スペルミスや区切りのミス
- “ifonly” と続けて書かないようにしましょう。スペースを忘れないように。
- “I wish” と混同する
- 「if only」と「I wish」は似ているが微妙に用法が異なります。どちらでも似た意味で使えるケースは多いですが、セット表現としてのニュアンスが違うことを理解すると表現力が向上します。
- 後ろの動詞時制を誤る
- 過去の後悔なら仮定法過去完了 (If only I had…)
- 現在〜未来の願望なら仮定法過去 (If only I could…)
- 過去の後悔なら仮定法過去完了 (If only I had…)
- TOEIC・英検などの試験対策
- 仮定法や願望表現として、Readingセクションや文法問題で出題される可能性があります。意味を正しく解釈できるようにしましょう。
- 「ただ ‘if’ に ‘only’ を加えるだけで強い願望に」
- “if” だけだと単なる条件文ですが、”only” を添えると急に切実な願い・後悔を表現します。
- “if” だけだと単なる条件文ですが、”only” を添えると急に切実な願い・後悔を表現します。
- 覚え方イメージ
- もし世界がこうだったらいいのに…と空想する際、“if only” から始まる妄想を膨らませてみるとイメージしやすいです。
- もし世界がこうだったらいいのに…と空想する際、“if only” から始まる妄想を膨らませてみるとイメージしやすいです。
- 発音ポイント
- 「if」と「only」の間で音がつながりやすいですが、リズムを意識して “if Only” とやや区切って練習すると覚えやすいです。
- 原形: mean
- 過去形/過去分詞形: meant
- 例:
- I’m meant to finish this report by Friday.(このレポートは金曜日までに仕上げることになっている)
- It wasn’t meant to be rude.(失礼になったつもりはなかった)
- I’m meant to finish this report by Friday.(このレポートは金曜日までに仕上げることになっている)
- mean: 「意味する」「意図する」という動詞
- meant: mean の過去形・過去分詞形
- to: 不定詞を導く語、または前置詞
- mean (動詞)
- meaning (名詞)「意味」
- meaningful (形容詞)「意味のある」
- meaningless (形容詞)「意味のない」
- be meant to do … → 「…するように意図されている」
- be meant for … → 「…向けに意図されている/…にふさわしい」
- didn’t mean to … → 「…するつもりではなかった」
- mean business → 「本気である」
- mean well → 「好意でやっている/悪気はない」
- mean harm → 「害するつもりである」
- wasn’t meant to happen → 「そうなるはずではなかった」
- supposed to / meant to → 「~することになっている」(類似表現)
- mean a lot (to someone) → 「(誰かにとって)大切な意味を持つ」
- if you know what I mean → 「分かるでしょ?」(会話でニュアンスを確認するときに使う)
- 語源:
“mean” は古英語の “mǣnan”(言う、表明する)や “meanian”(意図する)から派生したとされます。そこから「意味する/意図する」として現代英語の “mean” につながりました。 - ニュアンス:
“meant to” は「意図」「予定されたこと」「運命的なもの」などが含まれ、「本来そのように予定されていた」というやや強めのニュアンスを持ちます。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで幅広く使われますが、文脈次第で多少ニュアンスが変化します。
- 例: “I’m meant to start next week.” (「来週から始めることになっている」) → 少しフォーマルにも、日常会話にもどちらにも使用可能。
- 基本構文:
- “(be) meant to + 動詞の原形” → 「~することになっている/意図されている」
- “didn’t mean to + 動詞の原形” → 「~するつもりではなかった」
- “(be) meant to + 動詞の原形” → 「~することになっている/意図されている」
- フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、ビジネスシーンでは “I’m meant to do this by …” のようなスケジュール管理時にしばしば使われます。
- どちらでも使えますが、ビジネスシーンでは “I’m meant to do this by …” のようなスケジュール管理時にしばしば使われます。
- 注意点:
- 同じような意味を持つ “supposed to” があり、「~することになっている」という意味ではしばしば使い分けが可能です。微妙にニュアンスは異なりますが、一般的な文脈ではほぼ同じ機能を果たします。
“I’m meant to meet Sarah at 3 p.m., but I might be late.”
- (3時にサラと会うことになっているけど、遅れるかもしれないよ)
- (3時にサラと会うことになっているけど、遅れるかもしれないよ)
“Sorry, I didn’t mean to spill your coffee.”
- (ごめん、コーヒーをこぼすつもりじゃなかったんだ)
- (ごめん、コーヒーをこぼすつもりじゃなかったんだ)
“It’s meant to be a surprise for her birthday.”
- (彼女の誕生日のサプライズ用なの。/ これはサプライズになるはずなんだ)
- (彼女の誕生日のサプライズ用なの。/ これはサプライズになるはずなんだ)
“We’re meant to finalize this contract by Thursday.”
- (私たちはこの契約を木曜日までに最終決定することになっています)
- (私たちはこの契約を木曜日までに最終決定することになっています)
“The new policy is meant to improve communication across departments.”
- (新しい方針は部門間のコミュニケーションを向上させるためのものです)
- (新しい方針は部門間のコミュニケーションを向上させるためのものです)
“I didn’t mean to question your authority; I just wanted to clarify the steps.”
- (あなたの権限に疑問を呈するつもりはなかったんです。ただ手順を明確にしたかっただけです)
- (あなたの権限に疑問を呈するつもりはなかったんです。ただ手順を明確にしたかっただけです)
“This model is meant to explain socio-economic disparities.”
- (このモデルは社会経済的な格差を説明するために作られています)
- (このモデルは社会経済的な格差を説明するために作られています)
“The survey was meant to gather preliminary data on consumer behavior.”
- (その調査は消費者行動に関する予備データを収集することを目的として行われた)
- (その調査は消費者行動に関する予備データを収集することを目的として行われた)
“His theory was never meant to be taken literally; it’s more of a metaphorical framework.”
- (彼の理論は文字通りに捉えられるべきものではなく、むしろ比喩的な枠組みに近い)
- supposed to
- 日本語訳: 「~することになっている」
- 違い: “meant to” とほぼ同様に使われますが、“supposed to” は「義務や期待」のほうに焦点が当たることが多いです。
- 日本語訳: 「~することになっている」
- intended to
- 日本語訳: 「~するよう意図されている」
- 違い: よりフォーマルな文脈で使用され、「意図」のニュアンスがはっきりします。
- 日本語訳: 「~するよう意図されている」
- designed to
- 日本語訳: 「~するように設計されている」
- 違い: 機能や意図が具体的に設計されたものについて述べるときに使われます。
- 日本語訳: 「~するように設計されている」
- “not meant to” / “never meant to”
- 日本語訳: 「~する意図はない」「~するつもりはまったくなかった」
- 違い: 反対の意味だが “mean” 自体の否定形で対応する。
- 日本語訳: 「~する意図はない」「~するつもりはまったくなかった」
- 発音記号:
- meant: /mɛnt/ (米), /ment/ (英)
- meant: /mɛnt/ (米), /ment/ (英)
- 強勢:
- “meant” は一音節なので特に強勢の移動はありません。
- “be meant to” で発音する場合、
meant
がやや強調されることがあります。
- “meant” は一音節なので特に強勢の移動はありません。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語: /mɛnt/
- イギリス英語: /ment/
- アメリカ英語: /mɛnt/
- よくある発音の間違い:
- “mean to” と「ミーン トゥ」のように伸ばしてしまいがちですが、“meant to” は「メントゥ」に近い音で発音されます。
- スペルミス: “mean” の過去形・過去分詞は “meant” であり、
meaned
というつづりは間違いです。 - 同音異義語との混同:
- “meant (過去形・過去分詞)” と “meet (会う)” は似た音を持つ場合がありますが、別単語です。スペルや文脈で区別しましょう。
- “meant (過去形・過去分詞)” と “meet (会う)” は似た音を持つ場合がありますが、別単語です。スペルや文脈で区別しましょう。
- 試験対策
- TOEIC や英検などで、「supposed to」と同じような言い換え問題が出ることがあります。両者の使い方を整理しておくとよいでしょう。
- “mean” は「意味」も指す単語なので、「(意図)を ‘意味する’ + to (~する)」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「“meant to” は “(それが意図された)運命づけ” のように使う」とイメージすると、英語のニュースや映画の台詞で聞いたときにも思い出しやすいです。
- スペリングのポイントとして、過去分詞 “meant” は “mean + t” と覚えると混乱しにくいでしょう。
- 英語での意味: “used to” indicates an action or state that existed or happened regularly in the past but no longer does.
- 日本語での意味: 「以前は〜したものだ」「かつては〜だった」という意味を表す表現です。「前はそうしていたけれど、今はそうではありません」というニュアンスを持ちます。
- たとえば、「I used to play soccer.(以前はサッカーをしていました)」と言うと、「今はサッカーをやっていない」という含みが暗示されます。
- たとえば、「I used to play soccer.(以前はサッカーをしていました)」と言うと、「今はサッカーをやっていない」という含みが暗示されます。
- 肯定形: used to + 動詞の原形
- 例: I used to go to that park.(以前はあの公園に行ったものです)
- 例: I used to go to that park.(以前はあの公園に行ったものです)
- 否定形: didn’t use to + 動詞の原形
- 例: I didn’t use to like coffee.(以前はコーヒーが好きではありませんでした)
- 例: I didn’t use to like coffee.(以前はコーヒーが好きではありませんでした)
- 疑問形: Did + 主語 + use to + 動詞の原形?
- 例: Did you use to live here?(以前ここに住んでいましたか?)
- be used to ~ing(慣れている): まったく別の意味・用法として、「be used to + 名詞/動名詞」があります。
例: I’m used to waking up early.(早起きには慣れています) - B1(中級)
過去の習慣を表すよく使われる文法構造で、中級あたりからしっかりと学び始めるテーマです。 - use (語幹): 元は「使う」という意味の動詞
- -ed (過去形の語尾): 過去形を示す語尾
- use (v): 使う
- usable (adj): 使用可能な
- usage (n): 用法、使用法
- be used to (phr): 〜に慣れている(“used to” とは意味が異なるので注意)
- used to live somewhere
- 以前はどこかに住んでいた
- 以前はどこかに住んでいた
- used to play a sport
- 以前はスポーツをしていた
- 以前はスポーツをしていた
- used to watch a show
- 以前は番組を見ていた
- 以前は番組を見ていた
- used to work at 〜
- 以前は〜で働いていた
- 以前は〜で働いていた
- used to think 〜
- 以前は〜と考えていた
- 以前は〜と考えていた
- used to eat 〜
- 以前は〜を食べていた
- 以前は〜を食べていた
- used to drive 〜
- 以前は〜を運転していた
- 以前は〜を運転していた
- used to study 〜
- 以前は〜を勉強していた
- 以前は〜を勉強していた
- used to wonder 〜
- 以前は〜について不思議に思っていた
- 以前は〜について不思議に思っていた
- used to go to 〜
- 以前は〜へ行っていた
- 以前は〜へ行っていた
- 過去の習慣や状態を表し、現在はそれが事実でないことをほのめかす。
- 「現在」はどうなっているかを暗黙的に示すことが多い。
- 口語/文章: どちらでも使われるが、日常的に非常によく登場する表現。
- カジュアル/フォーマル: 比較的カジュアルな場面からフォーマルな文章まで幅広く使用可。
- 基本構文
- I used to + 動詞(原形)
- You used to + 動詞(原形)
- He/She used to + 動詞(原形)
例: I used to smoke, but I quit two years ago.
- I used to + 動詞(原形)
- 否定形
- I didn’t use to + 動詞(原形)
例: I didn’t use to like spicy food.
- I didn’t use to + 動詞(原形)
- 疑問形
- Did I use to + 動詞(原形)?
例: Did you use to go hiking often?
- Did I use to + 動詞(原形)?
- 他動詞/自動詞の区別
- 「used to」は動詞に対して直接作用する助動詞表現なので、他動詞・自動詞の区別はそれぞれの動詞に依存します。
- 「used to」は動詞に対して直接作用する助動詞表現なので、他動詞・自動詞の区別はそれぞれの動詞に依存します。
- “be used to 〜” との違い
- “be used to 〜” は「〜に慣れている」という意味で、to の後ろに名詞や動名詞(-ing)が来る。
- 例: I’m used to driving in heavy traffic.(混雑した交通状況での運転に慣れている)
- “be used to 〜” は「〜に慣れている」という意味で、to の後ろに名詞や動名詞(-ing)が来る。
- “I used to play the guitar in high school, but I haven’t touched it in years.”
- 高校時代はギターを弾いていたけど、もう何年も触ってないんだ。
- 高校時代はギターを弾いていたけど、もう何年も触ってないんだ。
- “My sister used to dye her hair pink every summer.”
- 姉(妹)は夏になるといつも髪をピンクに染めていたよ。
- 姉(妹)は夏になるといつも髪をピンクに染めていたよ。
- “We used to hang out at that café every weekend.”
- 週末はあのカフェでよく時間をつぶしていたね。
- “I used to work at a startup before joining this company.”
- この会社に来る前はスタートアップ企業で働いていました。
- この会社に来る前はスタートアップ企業で働いていました。
- “Our team used to handle the marketing projects, but now it’s outsourced.”
- 私たちのチームは以前はマーケティング案件を担当していましたが、今は外部委託になりました。
- 私たちのチームは以前はマーケティング案件を担当していましたが、今は外部委託になりました。
- “He used to manage all the finances by himself.”
- 彼は以前、財務管理をすべて一人でやっていました。
- “This university used to focus primarily on engineering, but it has expanded its curriculum.”
- この大学は以前は工学に主に焦点を当てていましたが、カリキュラムを拡充しました。
- この大学は以前は工学に主に焦点を当てていましたが、カリキュラムを拡充しました。
- “Scientists used to believe that the Earth was the center of the universe.”
- 科学者たちはかつて地球が宇宙の中心だと信じていました。
- 科学者たちはかつて地球が宇宙の中心だと信じていました。
- “He used to conduct research on marine biology, but now he focuses on climate change.”
- 彼は昔は海洋生物学の研究をしていましたが、今は気候変動に注目しています。
would (過去の習慣を表す)
- 例: “When I was a kid, I would ride my bike every day.”
- “used to” と同じく「過去の習慣」を表すが、状態を表す場合は “would” は使いにくい。たとえば “I used to be shy.” は言えるが “I would be shy.” は違和感がある。
- 例: “When I was a kid, I would ride my bike every day.”
be accustomed to(〜に慣れている)
- これは「be used to」と近い意味で、「〜に慣れる」を表す会話でよく使う。
- ただし「be accustomed to」は少しフォーマル。
- これは「be used to」と近い意味で、「〜に慣れる」を表す会話でよく使う。
- 厳密な反意語はありませんが、あえて挙げるなら現在進行形での習慣を表すときは “usually,” “often,” “generally” を使います。例えば “I usually do this now.”(今は普段こうしている)とすれば「過去とは違う」ことを暗示できます。
- アメリカ英語: [ˈjuːst tu] または [juːst tə]
- イギリス英語: [ˈjuːst tʊ] または [ˈjuːst tə]
- “used to” は「ユーストゥ」というようにひとかたまりで発音されることが多いです。
- “used” の /d/ と “to” の /t/ が連続するため、早口だと /d/ の音が弱く発音され、「ユーストゥ」のように聞こえることがあります。
- 日本人学習者は “use to” と混同しがちですが、実際の発音は過去形の “used” のイメージを持って、[juːst] に近い音で発音すると自然です。
- “be used to 〜ing” との混同
- “used to + 動詞の原形” と “be used to + 動名詞/名詞” は意味が異なる。
- “used to + 動詞の原形” と “be used to + 動名詞/名詞” は意味が異なる。
- 否定形や疑問形のスペル
- 「didn’t use to」と書くのが正しいが、実際には「didn’t used to」も見かける。試験では「didn’t use to」が一般的とされる。
- 「didn’t use to」と書くのが正しいが、実際には「didn’t used to」も見かける。試験では「didn’t use to」が一般的とされる。
- 語順ミス
- 助動詞的に使うので “used to +動詞原形” の順序を守る。
- 助動詞的に使うので “used to +動詞原形” の順序を守る。
- TOEIC/英検など試験
- 文法問題や完成文問題などでよく出題される。特に「didn’t use to」など否定形が狙われやすい。
- 文法問題や完成文問題などでよく出題される。特に「didn’t use to」など否定形が狙われやすい。
- 「過去に“使い慣れていた”(use + -ed)状態から、今は使わなくなったイメージ」と覚えるとわかりやすいです。
- “used to” は “I used to do something” で「以前はやっていた」というフレーズとして丸ごと暗記しておくと便利です。
- “be used to” との違いをイメージするなら、 “I used to cheer (過去の習慣)” と “I’m used to cheering (慣れている)” のように、使う対象と文脈で全然違う意味になることをセットで覚えましょう。
- 英語: “ever since” – from that time until now, continuously
- 日本語: 「それ以来ずっと」あるいは「〜以来、ずっと」
- 連結語句(conjunction)として: 接続詞のように使われ、「~して以来ずっと」という節を導きます。
- 前置詞的なフレーズとして: 時間の基点を指し示す場合にも用いられます。
- Conjunction: “I haven’t seen her ever since she left.”
- Prepositional phrase: “I’ve been studying French ever since last year.”
- “since” が接続詞である場合: “I have been busy since I started a new job.”
- “ever” が副詞である場合: “Have you ever visited Paris?”
- 目安: B1(中級)
- 過去から現在にわたる継続表現を理解し始めるレベルとして最適です。
- 接頭語: なし
- 語幹: “since” (「〜以降」/「〜以来」)
- 副詞 “ever” が加わり、継続性をさらに強調した表現になっています。
- since: 「~以来」、あるいは原因・理由を表すときの「~なので」という意味でも使われます。
- ever: 「いつでも」「かつて」という意味を持つ副詞です。
- “ever since then” — それ以来ずっと
- “ever since that day” — あの日以来ずっと
- “ever since we met” — 私たちが出会って以来ずっと
- “ever since the accident” — その事故以来ずっと
- “ever since I was a child” — 子どもの頃からずっと
- “ever since last year” — 昨年からずっと
- “ever since I moved (somewhere)” — 引っ越して以来ずっと
- “ever since we started…” — 始めて以来ずっと
- “ever since day one” — 1日目からずっと
- “ever since high school” — 高校の頃からずっと
- “since” は古英語・中英語を通じて “sithen” などの形があり、「〜の後」という時の基点を示す意味を持っていました。
- “ever” は古英語 “æfre” に由来し、「常に」「いつでも」という意味の語です。
- “ever since” は「ずっと〜以来」という継続のニュアンスを強調するために、二つが組み合わさった表現です。
- 「ever since」は親しみやすい日常表現ですが、文書中でも自然に使えます。フォーマルすぎずカジュアルすぎないバランスの良い表現です。
- 過去の特定の時点を明確に示し、「そこから先ずっと続いている」と伝えたいときに用います。
- 感情的な強調をしたいときには「ever since」を使うと、単に「since」よりも「ずっと」「継続的に」というニュアンスが強くなります。
- 前置詞的に「ever since + 時間・名詞句」
例: “I’ve been busy ever since the new semester started.” - 接続詞的に「ever since + S + V(節)」
例: “Ever since I moved here, I’ve felt more relaxed.” - 「S + have/has + 過去分詞 (完了形) + ever since + [(副)節 or 名詞句]」という形で用いられることが多いです。
- フォーマル/カジュアルいずれでも使われますが、スピーチや文章でも違和感なく登場する汎用的な表現です。
- “I’ve been going to the same coffee shop ever since I moved to this neighborhood.”
(この近所に引っ越してからずっと同じカフェに通ってるの。) - “Ever since we got that new puppy, our house has been so lively.”
(子犬を飼い始めてからというもの、家がとてもにぎやかだよ。) - “He has been practicing the guitar ever since he was ten years old.”
(彼は10歳のときからずっとギターを練習してるんだよ。) - “Our team has improved significantly ever since we adopted the new software.”
(新しいソフトウェアを導入して以来、私たちのチームはかなり改善しました。) - “Ever since the merger, both companies have been working closely to streamline operations.”
(合併以来、両社は業務を効率化するために緊密に協力しています。) - “The quarterly reports have shown steady growth ever since last year’s strategic shift.”
(昨年の戦略転換以来、四半期報告書は着実な成長を示しています。) - “Ever since the discovery of penicillin, the field of antibiotics has revolutionized modern medicine.”
(ペニシリンの発見以来、抗生物質の分野は現代医学に革命をもたらしてきました。) - “Scholars have debated the implications of this theory ever since it was first proposed.”
(この理論が初めて提唱されて以来、学者たちはその意味合いをめぐって議論を続けています。) - “Ever since the publication of the seminal study, researchers worldwide have focused on replicating the results.”
(その画期的な研究が発表されて以来、世界中の研究者が結果を再現しようと取り組んでいます。) - “since then” — 「そのとき以来ずっと」
- “since then”は「具体的に過去の出来事を指し示し、その後ずっと」を表す点で似ていますが、“ever since”の方が継続の強調がやや強い印象です。
- “from that time on” / “from then on” — 「その時から以降」
- “from then on” は「以降」を端的に言う表現で、カジュアルにもフォーマルにも使えます。
- “from then on” は「以降」を端的に言う表現で、カジュアルにもフォーマルにも使えます。
- “since that day” — 「あの日以来」
- “that day”を具体的に指し示すことで、日付や出来事への焦点を強めます。
- “never since”というようなフレーズは単独ではあまり使われません。明確な反意語は存在しませんが、「その後は一度も~していない」という場合は “I haven’t done it since …” が近い表現となります。
- アメリカ英語: /ˈev.ɚ sɪns/
- イギリス英語: /ˈev.ə sɪns/
- “ev-ER” のように “ev” の部分がやや強く発音されます。続く “since” もはっきり発音します。
- アメリカ英語では “ever” の母音が [ɚ] 音になるのが特徴です。イギリス英語では [ə] 音になります。
- “ever” を “ebber” のように濁らせすぎるケースや、 “since” の/sɪns/を “シンス” ではなく “スィンス” とやや弱めに言うのを忘れがちなので注意が必要です。
- スペルミス: “ever scince” や “ever sence” などと綴ってしまう間違いが時々あります。
- “since” と “sense”(意味や感覚)はつづりも発音も違う単語なので混同しないようにしましょう。
- 試験(TOEIC、英検など)では、時制に関する問題で “ever since” が登場し、過去から現時点まで行為が継続していることを示す文脈を問われる可能性があります。完了形と組み合わせた問題に注意しましょう。
- “ever” = 「いつまでも」+ “since” = 「〜以来」 → 「いつまでも〜以来」というイメージで覚えると、ずっと続いている感じが強く思い浮かびます。
- “E” と “S” の文字を頭文字にした「Ever Since = Endless Since (終わりなきSince)」のような感覚で暗記する方法もあります。
- 完了形(have/has + 過去分詞)との相性が抜群なので、セットで覚えると使いやすくなります。
- 例文での活用形
- “Bear in mind that …”「…ということを心に留めておいてください。」
- “Please bear this in mind.”「このことを覚えておいてください。」
他の品詞形例
- bear (名詞): 「クマ」としての意味
- bearing (名詞): 「姿勢、態度」、または「方位」や「関連」の意味もある
- bear (名詞): 「クマ」としての意味
CEFRレベル: B2(中上級)
- 「日常会話でも耳にするが、少しフォーマルや文書でも使われる表現。B2レベル程度で使いこなせるようになるイディオムです。」
- bear: 「持つ、運ぶ、耐える、(心に)抱く」などの意味を持つ動詞
- in mind: 「心の中で、頭の中で」を表す部分
- Bear in mind that … / …ということを念頭に置いてください
- Always bear in mind … / いつも…を心に留めてください
- Bear this point in mind / この点を心に留めておいてください
- It’s important to bear in mind … / …を心に留めておくことが大切です
- Bear in mind the consequences / 結果を意識しておいてください
- Bear in mind the context / 文脈を考慮しておいてください
- Bear in mind the risk / リスクを念頭に置いてください
- Bear in mind what I said / 私が言ったことを忘れないでください
- Bear in mind the audience / 誰に向かって話しているか考慮してください
- Bear in mind the limitations / 制限事項を覚えておいてください
語源
「bear」(古英語 “beran”)は「運ぶ・持ちこたえる・耐える」という意味から来ています。“in mind” と組み合わさることで「頭の中に(運ぶ・持つ)」→「記憶する」のような意味が派生しました。ニュアンス
- 「忘れないでください」という注意喚起のようなニュアンス。
- 少しフォーマルな強調表現で、書き言葉でも使われますが、日常会話でも丁寧に相手にお願いするときなどに使います。
- 「忘れないでください」という注意喚起のようなニュアンス。
イディオム
Bear in mind + that節
例: “Bear in mind that you may need additional proof.”Bear + 目的語 + in mind
例: “Please bear these instructions in mind at all times.”
フォーマル/カジュアル
- フォーマル度: やや高め。ビジネス文書でも使われます。
- カジュアル度: 会話でも「Don’t forget」などの代わりにやや丁寧に伝えたいときに使われます。
- フォーマル度: やや高め。ビジネス文書でも使われます。
可算・不可算の区別など
- イディオムとしては動詞フレーズなので、名詞の可算・不可算という概念は直接関係しません。
“Bear in mind that the store closes at 8 pm, so we should go soon.”
- 「お店は午後8時に閉まるから、そのことを念頭において早めに行かないとね。」
“Please bear in mind that John doesn’t like spicy food.”
- 「ジョンは辛いものが苦手だから、そのことを覚えておいてね。」
“Bear in mind you’ll need cash if you want to buy snacks there.”
- 「そこにあるおやつを買いたいなら、現金が必要なことを心に留めておいてね。」
“Bear in mind that all deadlines are final and cannot be extended.”
- 「すべての締め切りは確定で、延長できないことを念頭に置いてください。」
“Please bear in mind the company’s policy when making decisions.”
- 「意思決定をするときは、必ず会社の方針を考慮に入れてください。」
“We must bear in mind our clients’ needs at every stage of the project.”
- 「プロジェクトの各段階で、常にクライアントのニーズを意識しなければなりません。」
“Bear in mind that the experiment’s results are subject to interpretation.”
- 「実験結果は解釈の仕方によって変わる可能性があることを念頭に置いてください。」
“When reading the journal article, bear in mind the limitations of the study.”
- 「学術論文を読む際には、その研究の限界点を考慮に入れてください。」
“It is crucial to bear in mind underlying biases in any research.”
- 「どの研究にも潜在的なバイアスがあることを心に留めておくことが重要です。」
- 類義語
- “keep in mind” → 「覚えておく」
- “remember” → 「思い出す / 覚えておく」
- “note” → 「注意しておく・気をつける」
- “take into account” → 「考慮に入れる」
- “take note of” → 「(重要なことを)注意しておく」
- “keep in mind” → 「覚えておく」
- 反意語
- “forget” → 「忘れる」
- “overlook” → 「見落とす」
- “ignore” → 「無視する」
- “forget” → 「忘れる」
- 発音記号(IPA): /beər ɪn maɪnd/ (イギリス英語), /ber ɪn maɪnd/ (アメリカ英語)
- アクセント:
- “bear” と “mind” がやや強調される傾向があります。
- “bear” と “mind” がやや強調される傾向があります。
- イギリス英語とアメリカ英語の違い
- イギリス英語では “bear” の発音が /beər/ に近く、“mind” の /aɪ/ は長めに発音します。
- アメリカ英語では “bear” の /eə/ がやや短く /ber/ のようにも聞こえます。
- イギリス英語では “bear” の発音が /beər/ に近く、“mind” の /aɪ/ は長めに発音します。
- よくある間違い
- “beer in mind” とつづりを間違うことがあるので注意。‘beer’(ビール)と間違わないようにしてください。
- スペルミス
- “bear” と “bare” を混同しないように。
- “bear” と “beer” のつづりも間違えやすいので注意。
- “bear” と “bare” を混同しないように。
- 同音異義語
- “bear (クマ)” と“bare (裸の)”は発音が同じでも意味が異なります。
- このイディオムでは “bear” は動詞の「耐える・支える」の方を用いています。
- “bear (クマ)” と“bare (裸の)”は発音が同じでも意味が異なります。
- 試験出題傾向
- TOEICや英検などで「注意を引くイディオム」として頻出するわけではないですが、ビジネスメールなどの読解問題でよく登場します。
- 「keep in mind」などの表現との言い換え問題として出題される可能性があるので、覚えておくと便利です。
- 覚え方のヒント
- 「クマ(bear)が頭の中にいるイメージ」で「(クマを)頭の中に連れて行く→覚えておく」というおもしろい連想をすると印象に残ります。
- “bear in mind” は “remember” より少し丁寧でフォーマル、とイメージすると使い分けしやすいです。
- 「クマ(bear)が頭の中にいるイメージ」で「(クマを)頭の中に連れて行く→覚えておく」というおもしろい連想をすると印象に残ります。
- 品詞:熟語(イディオム、句)
- 活用形:イディオムのため、特に活用はありません。
他の品詞形:今回は「no more than」という決まった表現のため、同じ形で使われることがほとんどです。
CEFRレベル目安:B1(中級)
- 「only」「just」などの基本的な語を組み合わせた慣用表現として中級学習者が理解するとよいでしょう。
- 語構成
- 「no」:否定を意味する語
- 「more」:より多い、余分な
- 「than」:比較を示す接続詞(または前置詞的にも用いられる)
- 「no」:否定を意味する語
関連表現・派生語
- 「not more than A」:文中で「Aより多くない」と訳すこともあるが、「no more than A」と文意はほぼ同じ。
- 「no less than A」:今度は逆に「Aと同じくらい多い」「Aほどもある」と数量の多さを強調する。
- 「not more than A」:文中で「Aより多くない」と訳すこともあるが、「no more than A」と文意はほぼ同じ。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
- no more than 5 minutes(訳:5分しかかからない)
- no more than 10 people(訳:10人しかいない)
- no more than a week(訳:1週間しかない)
- no more than a rumor(訳:ただの噂にすぎない)
- no more than an excuse(訳:言い訳以上のものではない)
- no more than a little help(訳:ほんのわずかな助けしか)
- no more than necessary(訳:必要以上ではない)
- no more than a slight difference(訳:ごくわずかな違いしかない)
- no more than a formality(訳:形式にすぎない)
- no more than meets the eye(訳:見かけ以上のものではない)
- no more than 5 minutes(訳:5分しかかからない)
語源
もともと「no」は否定、「more」は「より多い量」を示し、「than」は比較を示す言葉です。それらを組み合わせた「no more than」は、歴史的にも「往々にして~を超えない」という比較否定の形として使われてきました。使用時の注意点・ニュアンス
- 「思いのほか少ない」という意味合いや「限定・強調」のニュアンスが強い表現です。
- 「ただ~しかない」と表現するときはややカジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、数量を控えめに言う感じが出ます。
- カジュアルな会話でも手紙や記事などの文章でもよく使用されます。
- 「思いのほか少ない」という意味合いや「限定・強調」のニュアンスが強い表現です。
一般的な構文:
- “no more than + 数字/名詞”
例:He has no more than 10 dollars left.(彼は10ドルしか持っていない。) - “It is no more than + 名詞/形容詞”
例:It is no more than a small favor.(それはちょっとしたお手伝いにすぎないよ。)
- “no more than + 数字/名詞”
フォーマル/カジュアルの使い分け
- フォーマルな文書でも、数量に上限を示したいときに使えます。
- カジュアルな会話でも「たった~しかないよ」と軽い口調で用いることができます。
- フォーマルな文書でも、数量に上限を示したいときに使えます。
文法上のポイント
- 否定形として「no」を用いるため「only」や「just」に少し近い響きがある。
- 「no more than」は「at most(せいぜい)」と置き換えられる場合も多いです。
- 否定形として「no」を用いるため「only」や「just」に少し近い響きがある。
“I slept for no more than four hours last night.”
「昨夜は4時間しか寝られなかったよ。」“This smartphone costs no more than 50 dollars.”
「このスマートフォンはたった50ドルしかかからないんだ。」“He can eat no more than tiny portions at a time.”
「彼は一度にほんの少ししか食べられないんだ。」“Our budget allows for no more than three new hires this quarter.”
「今四半期で新規採用できるのは3名までです。」“The conference should last no more than two hours due to our tight schedule.”
「スケジュールが詰まっているので、その会議はせいぜい2時間以内に終わらせる必要があります。」“We have no more than a week to finalize this contract.”
「この契約を最終決定するまでには1週間しか猶予がありません。」“The study involved no more than 50 participants, which might affect its reliability.”
「その研究には50名しか参加者がおらず、信頼性に影響を及ぼす可能性があります。」“His involvement in the project was no more than nominal.”
「彼のそのプロジェクトへの関与は名目上にすぎませんでした。」“The margin of error should be no more than 5 percent.”
「誤差の範囲は5%を超えないようにすべきです。」類義語
- only(訳:ただ~だけ)
- “I have only five minutes left.” → “I have no more than five minutes left.” に置き換え可能。
- “only”の方が口語的・直截的な表現。
- “I have only five minutes left.” → “I have no more than five minutes left.” に置き換え可能。
- just(訳:ちょうど~だけ)
- 「no more than」と同様、数量や程度が小さいことを示すが、「just」はより軽い響きがあり、日常表現としてよく使われる。
- 「no more than」と同様、数量や程度が小さいことを示すが、「just」はより軽い響きがあり、日常表現としてよく使われる。
- merely(訳:単に~だけ)
- 文語的でフォーマルな感じが強い。「It’s merely a small mistake.」という形で使ったりする。
- 文語的でフォーマルな感じが強い。「It’s merely a small mistake.」という形で使ったりする。
- only(訳:ただ~だけ)
反意語
- at least(訳:少なくとも~)
- 「no more than」の数量が少ない印象とは逆に「最低でも~」という意味合いを伝える。
- 「no more than」の数量が少ない印象とは逆に「最低でも~」という意味合いを伝える。
- not less than(訳:~より少なくない=少なくとも、~以上)
- 同様に、もっと多いことを強調したい場合に使われる。
- at least(訳:少なくとも~)
発音記号(IPA)
- /noʊ mɔːr ðæn/ (アメリカ英語)
- /nəʊ mɔː ðən/ (イギリス英語)
- /noʊ mɔːr ðæn/ (アメリカ英語)
アクセントの位置
- それぞれの単語で主要なアクセントは “more (mɔːr)” にかかりやすい場面が多いですが、フレーズとしてはまとまって「no more than」と素早く発音することが多いです。
よくある発音の間違い
- “than”を /ðæn/ ではなく /ðʌn/(ザン)や /θæn/(サン)などと誤って発音してしまうケースがあるので注意。
- “more” の /ɔːr/ が /oʊr/ に近くなりすぎたり /mər/ になったりしないように、口をしっかり丸めて発音することが大切です。
- 「no more than」と「not more than」の違いに混乱することがありますが、実際には多くの場合、意味はほぼ同じです。ただし「no more than」のほうが「全然多くないよ」というニュアンスを強調していることが多いです。
- スペルミスはほぼありませんが、聞き取りで「no more than」と似た表現の「no less than」を勘違いしないようにしましょう。「no less than」は「~もある」「少なくとも~」という真逆の意味です。
- 試験対策(TOEICや英検など)では、“no more than / no less than” が対になって出題されることがあるので注意深く文脈を読み取る必要があります。
- “No more than” → “これ以上ない” → 「たった~だけ」というイメージで覚える。
- “No” と “more” の組合せ → 「それ以上ではない」 → ストップのイメージを持つとわかりやすい。
- “No less than” とセットで覚えると、比較表現がごっそり整理しやすくなります。
little more than
little more than
解説
...にすぎない / (数量の少なさを強調して)たった...
【発音記号】ˈlɪtəl mɔr ðæn
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s little more than pageantry if you ask me.
私に言わせれば 派手な演出に過ぎません
little more than
以下では「little more than」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: little more than
品詞: フレーズ(イディオム的表現)
意味(英語): “only slightly more than” / “merely”
意味(日本語): 「ほとんど~にすぎない」「わずかに~以上」など
「little more than」は、「ただ~も同然」「~とほとんど大差がない」というニュアンスを強調したいときに使われます。たとえば「He is little more than a beginner.(彼は初心者同然だ)」のように、相手や物事がまだ十分ではないとか、ほとんど進歩がないというイメージを伝えるフレーズです。
活用形
本フレーズは単なる比較表現なので、いわゆる「動詞や形容詞」のように活用はしません。しかし、文脈によって「a little more than 〜」と冠詞を伴う形で使う場合などがあります。
その他の品詞への変化例
※「little more than」は、一塊のイディオムで、品詞としては複数の単語が組み合わさった表現です。
CEFRレベルの目安
B2(中上級)
このレベルの学習者であれば、比較表現をある程度使いこなし、ニュアンスの違いを表せるようになっていると考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
「little more than」は直訳すると「(少し)~よりも多いだけ」という意味合いになりますが、実際は「ほとんど~と同じ」「わずかに~を上回るだけ」というニュアンスです。やや皮肉や否定的なトーンで使われることも多いです。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
歴史的にも、「little more than」は、ある物事が「ほとんど意味を持たない」とか「大差ない」という点を強調するために用いられてきました。あまりポジティブな文脈には使われず、やや否定や軽視のニュアンスを帯びることが多いです。
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
“little” の “t” を米国英語ではやや弾くように発音し、英国英語でははっきり “t” と発音する傾向があります。
“than” の発音は /ðæn/(米) or /ðæn/(英)ですが、地域によって /ðən/ に近い発音になることもあります。
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策や資格試験での出題傾向
比較表現やイディオムの問題として登場する場合があります。英文読解で否定的なニュアンスを読み取る鍵となることが多いので注意しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「little more than」の詳細解説です。「ほとんど~と同じ」「わずかな違いしかない」という印象を与えたいときに使われる表現なので、ネイティブの会話や文章を読む際によく見かけるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
...にすぎない
(数量の少なさを強調して)たった...
...に裏付けられた, ...に証明された / ...に支援された / 《be ~ ...》の後ろに...がある
ヒント
頭文字: b
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】x
backed by
backed by
解説
...に裏付けられた, ...に証明された / ...に支援された / 《be ~ ...》の後ろに...がある
【発音記号】bækt baɪ
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
The group is backed by the drug trade.
このグループは麻薬取引に支えられています。
backed by
1. 基本情報と概要
英語: backed by
日本語: 「(〜によって)支援・支持を受けている」「(〜によって)裏付けがある」などの意味を持ち、何かを後ろ盾にしている状態を表す表現です。
「backed by」は、主語が他者や要素からサポートを受けている、というニュアンスを伝えます。たとえば「政府の支援を受けている」「彼の証言は証拠によって裏付けられている」などの文脈で使われます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「backed by」はビジネス、学術、日常会話まで幅広く使える便利な表現です。「〜によって支援を受けている」「〜によって裏付けられている」というニュアンスを覚えておくと、英語の読み書き・会話で役立ちます。ぜひ例文とともに繰り返し練習してください。
...に裏付けられた, ...に証明された
...に支援された
《be ~ ...》の後ろに...がある
be expected to
be expected to
解説
...と期待されている / ...するはずである
【発音記号】bi ɪkˈspɛktəd tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
They can’t be expected to just sit there and wait.
彼らはただ座って待っていることなどできないはずである。
be expected to
1. 基本情報と概要
英語表現: be expected to
品詞: 表現全体としては「受動態+不定詞」という文法構造(助動詞的な役割を果たすフレーズ)。
CEFRレベルの目安: B1(中級)~B2(中上級)
意味(英語):
• Someone is required or anticipated to do something.
意味(日本語):
• 「~することが期待されている」「~することになっている(見込みである)」という意味です。
「他者や社会から『やるべき』『やることが当然だろう』と見なされているときに使う表現です。学校や職場で『~することが求められる』という文脈や、一般的に『そうなるだろう』と想定されている状況を示します。」
活用形や他の品詞への変化
「be expected to」は「expect」という動詞が「受動態 (be + pp)」と「to不定詞」を伴った表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
ここでは「誰かによって(社会/周囲/組織など)期待されている」が根底にあります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
これらはビジネスでも日常でもよく使われるパターンです。
3. 語源とニュアンス
使用上の注意点
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算や他動詞・自動詞に関する補足
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文(3つ)
ビジネスシーン(ややフォーマル)での例文(3つ)
学術・公的文脈(フォーマル)での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「be expected to」の詳細な解説です。ビジネスでも日常会話でも使える便利な表現ですので、ぜひニュアンスと一緒に覚えて活用してみてください。
...と期待されている
...するはずである
with regard to
with regard to
解説
《かたく》 (人・物・事)に関しては, ...については
【発音記号】wɪð rəˈgɑrd tu
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
There was some confusion with regard to payment.
支払いに関しては若干の混乱がありました。
with regard to
1. 基本情報と概要
英語表現: with regard to
意味(英語): concerning; in connection with; about
意味(日本語): 「~に関して」「~について」
「with regard to」は、主にフォーマルな文脈で「~に関して」「~について」を意味する英語表現です。カジュアルに言うと「about」とほぼ同じ意味ですが、より書き言葉やビジネス文書、学術文献などで見られる少し改まった表現です。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
これらの単語が組み合わさり、「with regard to」で「~に関して」「~について」という慣用表現になります。
関連語
いずれも同じ意味合いを持ちますが、微妙に文体の好みやフォーマル度が異なります。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
例:
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3例)
ビジネスシーンでの例文 (3例)
学術的な文脈での例文 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上、「with regard to」の解説でした。ややフォーマルなシーンで便利な表現ですので、ビジネスメールや論文執筆などでぜひ活用してみてください。
《願望・後悔》...であればなあ, ...でありさえすればなあ / 【名】あのときああしておけばという後悔の念
ヒント
頭文字: i
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】*
if only
if only
解説
《願望・後悔》...であればなあ, ...でありさえすればなあ / 【名】あのときああしておけばという後悔の念
if only
「if only」の詳細解説
1. 基本情報と概要
品詞・概要
基本的な意味 (英語・日本語)
「if only」は、特に「こうであればよかった」「こうだったらいいのになあ」という場面で使われる、とても感情のこもった表現です。たとえば、過去の出来事を後悔するときや、現状を変えたいのに変えられないときなど、少し切ないニュアンスを含みます。
活用形
他の品詞での形
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
文法上のポイント
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「if only」の詳細な解説です。願望や後悔を表す際にとても便利で、ネイティブも日常的によく使う表現なので、ぜひ使い方を覚えてみてください。
《願望・後悔》...であればなあ, ...でありさえすればなあ
【名】あのときああしておけばという後悔の念
《be ~》...であることを意図されている, ...するように作られている / ...になるよう運命づけられている / (義務で)...しなければならない, ...することになっている,
ヒント
頭文字: m
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
meant to
meant to
解説
《be ~》...であることを意図されている, ...するように作られている / ...になるよう運命づけられている / (義務で)...しなければならない, ...することになっている,
【発音記号】mɛnt tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
I haven’t seen it but it’s meant to be his best so far.
私はそれを見たことがありませんが、これまでのところ彼の最高傑作のはずです。
meant to
《be ~》...であることを意図されている, ...するように作られている / ...になるよう運命づけられている / (義務で)...しなければならない, ...することになっている,
1. 基本情報と概要
単語/フレーズ: meant to
品詞: 主には動詞 “mean” の過去形・過去分詞 “meant” と前置詞 “to” が組み合わさった表現です。
活用形:
“meant to” は「~するつもりである」「~するように意図されている」といった意味の表現です。英語では “be meant to do something” という形で、「本来はこういう目的、意図がある」というニュアンスを表します。
日本語にすると「~する運命にある、~するはずである、~するように設計・意図されている」など、文脈に応じていくつかの訳し方があります。日常会話からビジネスまで、比較的よく使われる表現です。用法によっては「(うっかり)~してしまった」という反省を表すときにも、「I didn’t mean to hurt you.(あなたを傷つけるつもりはなかった)」などの言い方が可能です。
CEFR レベル: B1(中級)
この表現は日常的に使われ、「意図」「目的」「意識」などを伝えるための中級レベルの単語・フレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
「meant to」は、動詞 “mean” の過去分詞 “meant” に “to” が続くことで「(当初)意図されている/~することになっている」という意味になります。
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “meant to” の詳細解説です。「~するはずだ」「~するように定められている」など、日常生活のあらゆるシーンで使いやすいフレーズですので、ニュアンスと用例をしっかりおさえて活用してみてください。
《be ~》...であることを意図されている, ...するように作られている
...になるよう運命づけられている
(義務で)...しなければならない, ...することになっている,
(今とちがって)以前はよく...した, かつては…するのが常であった《~ do》 / (今とちがって)以前は...だった《~ be ...》
ヒント
頭文字: u
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
used to
used to
解説
(今とちがって)以前はよく...した, かつては…するのが常であった《~ do》 / (今とちがって)以前は...だった《~ be ...》
【発音記号】juzd tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
used to+動詞の原形
= 過去の習慣「...したものだった」
“be/get used to+名詞 or 動名詞” = 「慣れている / 慣れる」
【例文】
It used to snow much more often.
以前はもっと頻繁に雪が降っていました。
used to
1. 基本情報と概要
単語(表現): used to
品詞: 特殊な助動詞(準助動詞)的な役割
活用形
※「didn’t used to」と「didn’t use to」の表記ゆれがありますが、現代では「didn’t use to」を推奨されることが多いです。
他の品詞になったときの例
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「used to」は、本来「use(使う)+ -(e)d(過去形)」という形ですが、助動詞的な機能を持つ独特な構文です。
ただし、「used to」は文法上は「以前は〜していた/だった」の意味を示す慣用表現で、もはやひとまとまりの助動詞的表現として扱われます。
関連性・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10 個
3. 語源とニュアンス
語源
「use」は古フランス語の “user” (使う) から来ており、そこから英語に入って「use」の形に変化しました。
「used to」は、過去形 “used” に不定詞 “to” が結びついた形ですが、長い歴史の中で「かつては〜したものだ」という特殊な意味をもつ助動詞表現になっています。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネスシーン
学術的/アカデミックな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
強勢と発音の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が助動詞「used to」の詳細解説です。過去の習慣や現在とは異なる状態を表現するのにとても便利な構文なので、ぜひマスターしてみてください。
【助動】(今とちがって)以前はよく...した, かつては…するのが常であった《~ do》
(今とちがって)以前は...だった《~ be ...》
《副詞的に》それ以後ずっと / 《前置詞・接続詞的に》…してからずっと
ヒント
頭文字: e
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
ever since
ever since
解説
《副詞的に》それ以後ずっと / 《前置詞・接続詞的に》…してからずっと
【発音記号】ˈɛvər sɪns
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
And they haven’t been the same ever since.
それ以来、彼らは同じではありません。
ever since
以下では「ever since」について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語 & 日本語)
「ever since」は、「ある時点(過去)の出来事を境に、それ以降ずっと」という継続の意味を強調する表現です。会話や文章で、過去のある出来事を起点として、現在に至るまで続いている状態・動作を表すときに使われます。
品詞
例:
「ever since」は単独の「動詞」や「名詞」という形ではなく、あくまで「since」に「ever」が加わったフレーズです。したがって、動詞の活用とは異なり、活用形はありません。
他の品詞になったときの例
「ever since」は「since」と「ever」の組み合わせであり、それぞれの単語が他の品詞(たとえば“since”が前置詞、接続詞、副詞)として使われたり、“ever”が副詞として使われたりする例は上のようなものがあります。
難易度(CEFRレベル)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
よく使われるコロケーション(関連フレーズ10選)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
用法のポイント
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
ビジネスでの例文(3例)
学術的な文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント・強勢
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “ever since” の詳しい解説です。過去の特定の時点を起点として、そこから現在まで継続していることを強調できる便利な表現なので、ぜひ上手に使ってみてください。
《副詞的に》それ以後ずっと
《前置詞・接続詞的に》…してからずっと
を心に留める, を肝に銘じる, を忘れない, を念頭に置く(take something to heart) / ...であると考えておく《that ...》
ヒント
頭文字: b
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
bear in mind
bear in mind
解説
を心に留める, を肝に銘じる, を忘れない, を念頭に置く(take something to heart) / ...であると考えておく《that ...》
【発音記号】bɛr ɪn maɪnd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It was designed bearing in mind environmental impact.
環境への影響を考慮して設計されています。
bear in mind
1. 基本情報と概要
表現: bear in mind
品詞: イディオム(動詞句)
意味(英語): “to remember”, “to keep in mind”
意味(日本語): 「覚えておく」「心に留めておく」
「何かを忘れずに考慮しておく、というニュアンスの表現です。会話でも文章でも使われ、相手に何かを意識したり注意したりしてもらいたいときに用います。」
「bear」という動詞がほかの形になるとき(たとえば過去形は “bore”, 過去分詞は “borne”)ですが、イディオムとして使う際は基本的に “bear in mind” という定型表現で扱われます。
2. 語構成と詳細な意味
「bear in mind」は「心に抱く」というイメージで、「何かを忘れずに意識し続ける」というニュアンスを伝えます。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例:英語 / 日本語訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話編(3例)
5.2 ビジネス編(3例)
5.3 学術・フォーマル編(3例)
6. 類義語・反意語と比較
これらは「意識しておく」や「考慮する」のニュアンスが似ていますが、“bear in mind” は少しフォーマルで注意喚起的な響きがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“Bear in mind” はビジネスシーンや日常会話・学術分野でも幅広く使える便利なイディオムです。ぜひ、意識して使ってみてください!
を心に留める, を肝に銘じる, を忘れない, を念頭に置く
...であると考えておく《that ...》
たった(数量), ...だけ / Bでないと同様Aでない《A than B》
ヒント
頭文字: n
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
no more than
no more than
解説
たった(数量), ...だけ / Bでないと同様Aでない《A than B》
【発音記号】noʊ mɔr ðæn
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
No more than five of them had auto insurance.
自動車保険に入っていたのは彼らの中の5人だけでした。
no more than
1. 基本情報と概要
● 英語表現: no more than
● 日本語訳: 「~しかない」「せいぜい~にすぎない」など
「no more than」は、数量や程度が「それ以上ではない」つまり「わずかである」「多くてもその程度である」というニュアンスを表すときに使われる英語表現です。日本語では「たった~しか」「せいぜい~にすぎない」といった意味になります。日常会話や文章で「思っていたより少ない」「控えめな数字や程度」を伝えたいときなど、数量や程度を強調したい場面で用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
「no more than」は直訳すると「(~より)多くはない」という意味になりますが、実際の日本語訳として「ただ~だけ」「せいぜい~しかない」という含意を持ちます。
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
たとえば、「no less than」は「これ以下はない」つまり「少なくともこれだけはある」という逆の意味になるので暗記の際にも対比的に押さえておくと便利です。
以上が「no more than」の詳細解説です。数量や程度が「多くない」ことを強調したいときに、ぜひ使ってみてください。
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