頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- 品詞: 名詞(通例 “at the outset” や “from the outset” の形で用いられることが多い)
- 活用形: 名詞なので、時制による変化はありません。
- 単数形: outset
- 定冠詞付きで使う場合: the outset
- 単数形: outset
- 直接的に動詞・形容詞などには派生しませんが、同じ「start/beginning」系統の語で、動詞形は “to start” 等があります。
- outset は “out”(外へ)と “set”(置く)が結合した形の単語とされます。
ただし、歴史的には “outset” 全体で「出発」「着手」というニュアンスを備える名詞として使われてきました。 - at the outset (of ~): 〜の最初に
- from the outset: 初めから
- from the outset → (最初から)
- at the outset → (初めに)
- the outset of a project → (プロジェクトの始まり)
- the outset of the journey → (旅の始まり)
- the outset of negotiations → (交渉の始まり)
- define your goals at the outset → (最初に目標を定める)
- make it clear at the outset → (最初に明確にしておく)
- understand the risks from the outset → (当初からリスクを理解しておく)
- face challenges at the outset → (最初の段階で課題に直面する)
- plan carefully at the outset → (最初に慎重に計画を立てる)
- 「out(外へ)」+「set(置く)」が由来とされ、16世紀後半には、すでに「開始」「着手」という意味で使われていたとされています。
- 「at/from the outset」はややフォーマルな響きがあり、ビジネスや論文など文章表現に向いています。カジュアルな会話でも使うことはありますが、「from the start」「right from the beginning」の方が口語的です。
- 「the outset」単独より、前置詞句(“at/from the outset”)で使うのが一般的です。
- 可算名詞・不可算名詞: “an/the outset” としては可算名詞的に用いられますが、実際は “the outset” が慣用表現です。
- よく使われる構文:
- “At the outset of (名詞), …”
- “From the outset, …”
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマル → 論文・ビジネス文書などでの “at the outset”
- カジュアル → 会話でも使用可能ですが、少し硬い印象を与える場合があります。
- フォーマル → 論文・ビジネス文書などでの “at the outset”
“I told him at the outset that I couldn’t stay long.”
(最初に、長居はできないと彼に伝えたんだ。)“From the outset, I knew this trip would be challenging.”
(最初から、この旅は大変になると思っていた。)“At the outset of the party, everyone was a bit shy.”
(パーティーが始まった最初は、みんな少し遠慮がちだった。)“We should clarify our goals at the outset of this project.”
(このプロジェクトの最初に、目標をはっきりさせるべきです。)“They decided on a budget from the outset to avoid overspending.”
(予算オーバーを避けるために、初めから予算を決めておきました。)“At the outset, we need to assign clear roles to each team member.”
(最初に、各チームメンバーに明確な役割を割り振る必要があります。)“At the outset of his research, he hypothesized a different outcome.”
(研究の初期段階で、彼は異なる結果を仮定していた。)“From the outset, the method was considered controversial.”
(当初から、その手法は物議を醸すと考えられていた。)“It is crucial to define key terms at the outset to ensure clarity.”
(明確にするために、最初に主要な用語を定義することが極めて重要です。)- beginning(始まり)
- 最も一般的な「始まり」。口語・文章ともに幅広く使用。
- 最も一般的な「始まり」。口語・文章ともに幅広く使用。
- start(スタート)
- 「始まること」。カジュアルな文脈でも頻繁に使われる。
- 「始まること」。カジュアルな文脈でも頻繁に使われる。
- commencement(開始、式典の開会)
- フォーマル寄り。大学の学位授与式(Commencement)などでも使用。
- フォーマル寄り。大学の学位授与式(Commencement)などでも使用。
- the end(終わり)
- conclusion(結論、終了)
- 発音記号:
- 英: /ˈaʊt.set/
- 米: /ˈaʊt.sɛt/
- 英: /ˈaʊt.set/
- アクセント: “out” の部分(最初の音節)に強勢があります: “OUT-set”
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では /ˈaʊt.sɛt/ として母音にやや緩やかな発音をする傾向があります。
- スペルミス: “outset” を “outset” 以外(例: “outsette” など)と書かない。
- 混同: “outlet”(コンセントや販売店などの意味)と間違えない。
- 誤用: 会話でカジュアルに言いたい場合は “start” や “beginning” で代用する方が自然。
- 試験対策: 英作文で「最初に~」と書き出す時や、論理の展開をカチッと始めたい時に “At the outset” はポイントが高い表現。
- イメージ: 「外に(out) 何かを置く(set) → “スタートラインに足を踏み出す”」という連想をすると覚えやすいです。
- 勉強テクニック:
- 「from the outset」を「最初から」という表現とセットで覚える。
- 短い例文(“At the outset, …”)で書き出して慣れると、ライティングでも使いやすくなります。
- 「from the outset」を「最初から」という表現とセットで覚える。
- 英語の意味: “happening every day” or “on a daily basis.”
- 日本語の意味: 「日ごとの」「日常の」「日々の」「毎日行われる」。
- 例: 「日常的に行われること」「その日その日で対応すること」を表すイメージです。
- 「day to day」は「日々のルーティーン」や「定常業務」といった、毎日に寄り添うようなニュアンスで使われます。
- 例: 「日常的に行われること」「その日その日で対応すること」を表すイメージです。
- day-to-day + 名詞(ハイフンを使って形容詞的に)
- 例: day-to-day tasks (日々の業務)
- 例: day-to-day tasks (日々の業務)
- on a day-to-day basis(「日常的に」「毎日のベースで」という言い回し)
- day + to + day
「day(1日)」が2回繰り返されており、「1日から次の1日まで」をつなぐ「to」が間に入った構造になっています。 - day-to-day life: 日常生活
- day-to-day operations: 日々の業務運営
- day-to-day tasks: 日常的なタスク
- day-to-day responsibilities: 日常的な責務
- day-to-day routine: 毎日のルーティーン
- handle something on a day-to-day basis: あることを日々のベースでこなす
- day-to-day expenses: 日常経費
- cope with day-to-day challenges: 日々の課題に対処する
- day-to-day management: 日常の管理業務
- adapt to day-to-day changes: 日々の変化に順応する
- dayは古英語の“dæg”に由来します。
- 「day to day」は文字通り、「一日から次の一日へ」という意味で、「連続する日々の流れ」を意味します。
- カジュアル or フォーマル: どちらにも使える表現ですが、ビジネス文書などでは「on a day-to-day basis」のように少しフォーマル寄りに言い換えられることがあります。
- 感情的な響き: 日常的・淡々としたイメージで、深刻な感情や特別な感情を強く伴う言葉ではありません。
- 形容詞的用法: 名詞の前に置いて「~における日常の…」という意味を表します。
例: day-to-day tasks, day-to-day schedule - 副詞的用法: 「(暮らし方・やり方が)日々のベースで」という意味を表すときに使われます。
例: We need to handle these problems day to day. - on a day-to-day basis: 「日常的に」「毎日のベースで」というフレーズは、よりフォーマルな文脈でよく用いられます。
- I manage my budget on a day-to-day basis.
(私は毎日ベースで予算を管理しています。) - How do you deal with stress in your day-to-day life?
(普段の日常生活の中で、どうやってストレスに対処していますか?) - My day-to-day routine includes a morning jog and some reading.
(私の毎日の習慣には、朝のジョギングと読書が含まれます。) - We need to track our day-to-day expenses carefully.
(日々の経費を注意深く管理する必要があります。) - The manager oversees the day-to-day operations of the team.
(マネージャーがチームの日常業務全般を監督しています。) - We communicate with our clients on a day-to-day basis to ensure smooth progress.
(スムーズな進捗を図るために、私たちはクライアントと日常的に連絡を取り合っています。) - The study focuses on the day-to-day activities of the subjects in a controlled environment.
(その研究は統制された環境下での被験者の日常活動に焦点を当てています。) - The paper examines how cultural values influence day-to-day decisions within communities.
(その論文は、コミュニティにおける日常的な意思決定に文化的価値観がどのように影響するかを検証しています。) - Participants were asked to document their day-to-day experiences in a journal.
(参加者は、日々の経験を日記に記録するよう求められました。) - daily(毎日の)
例: I do some daily exercises.(私は毎日運動をしています。)
- 「day to day」よりも短く、かつ形容詞/副詞で使いやすい。
- everyday(日常の)
例: This is my everyday bag.(これは私の日常使いのカバンです。)
- 「everyday」は形容詞として「日常の○○」という名詞を修飾する。
- 「every day」は副詞的表現(「毎日」)なので注意。
- 「everyday」は形容詞として「日常の○○」という名詞を修飾する。
- routine(日課の)
例: She follows a strict routine.(彼女は厳格なルーティーンに従っています。)
- 「day to day」よりもカッチリとした「決まった習慣・手順」というニュアンス。
- occasional(時々の/たまの)
例: We only meet on occasional weekends.(私たちはたまの週末にしか会いません。) - 発音記号(IPA):
ˌdeɪ tə ˈdeɪ, ˌdeɪ tə ˈdeɪ - 強勢(アクセント): “day” にやや強めのアクセントがきますが、カジュアルな会話では全体的にリズムよくつながって発音されます。
- よくある発音ミス: 「to」を [tu] と強く発音しすぎたり、逆に [tə] をあまりに弱くして聞き取りづらくなることです。
- スペルにハイフンを入れるべきかどうか
- 形容詞的に「day-to-day tasks」のように名詞を修飾するときは、ハイフンを使うのが一般的。
- ただし、副詞的に「We see changes day to day.」ならハイフンを入れずに書いても可。
- 形容詞的に「day-to-day tasks」のように名詞を修飾するときは、ハイフンを使うのが一般的。
- “everyday”との混同
- “everyday”は形容詞で「日常の」と訳せますが、“day to day”はより「1日ずつ」という継続的なニュアンスが強いです。
- “everyday”は形容詞で「日常の」と訳せますが、“day to day”はより「1日ずつ」という継続的なニュアンスが強いです。
- 試験での出題傾向
- TOEICなどのビジネス英語試験で文章中の形容詞的用法(例: day-to-day operations)を見かけることがあります。
- 英検の面接などでも「あなたのday-to-day activitiesを教えてください」といった質問が出る可能性があります。
- TOEICなどのビジネス英語試験で文章中の形容詞的用法(例: day-to-day operations)を見かけることがあります。
- 「day to day」は「(今日)から(明日)まで」と続いていく日常のイメージ。
- “day”が2回でてくるので、「毎日繰り返す」という視覚的なインパクトがあります。
- スペリングの際にハイフンを入れるかどうかは「形容詞として使うときは day-to-day」と覚えると便利です。
- 英語: “by virtue of …”
- 日本語: 「…のおかげで」「…の理由で」「…によって」
- 「by virtue of」は一つのまとまった「熟語表現(句)」として扱われ、文法的には前置詞相当の役割を果たします。
- 単語としては「by (前置詞)」「virtue (名詞)」「of (前置詞)」の組み合わせですが、慣用的に一塊で用いられます。
- 活用形(時制や複数形)はありませんが、「virtue」は単独で名詞(不可算)として使われる場合があります(例: “Virtue is its own reward.”)。
- 「virtue」単独としては名詞です。形容詞形や動詞形などはありません。
- 「virtuous」は「徳のある」「高潔な」という形容詞ですが、「by virtuous of…」のようにはなりませんので注意しましょう。
- 「by virtue of」はややフォーマルで、アカデミックライティングなどで使われるため、B2(中上級)〜C1(上級)レベルに相当します。
- 「by」: 前置詞で「〜によって」「〜のそばに」といった意味。
- 「virtue」: ラテン語 “virtus” (「徳」「力」「価値」)に由来する名詞。
- 「of」: 前置詞で「〜の」や所属・原因・材料などを示す。
- virtue (名詞): 徳、善行、長所
- virtuous (形容詞): 徳のある、品行方正な
- virtual (形容詞): 仮想の、事実上の(語源的に関連はあるが意味がやや異なる)
- by virtue of your position
(あなたの地位/立場によって) - by virtue of hard work
(努力のおかげで) - by virtue of being first
(最初であることによって) - by virtue of a special license
(特別な免許によって) - by virtue of membership
(会員であることによって) - by virtue of authority
(権限によって) - by virtue of law
(法律上の理由で) - by virtue of evidence
(証拠によって) - by virtue of their achievements
(彼らの業績によって) - by virtue of circumstance
(状況によって) - 「virtue」はラテン語 “virtus”(「徳」「力」「勇気」など)から来ています。
- 中世英語を通じてフランス語から取り入れられ、“moral excellence”の意味が定着しました。
- 「by virtue of」はフォーマルな場面や、正式な書き言葉で多用されます。
- カジュアルな会話では “because of” や “due to” が使われることが多いので、文体やトーンに応じて使い分けるとよいでしょう。
- 文章で用いると、少し堅い印象や専門的なニュアンスが強まります。
- 文中では「by virtue of + (名詞 / 動名詞 / 名詞句)」と繋げて使われることが多いです。
- 例: “He was promoted by virtue of his outstanding results.”
- 可算・不可算の区別は特に考える必要はありません(「virtue」はこの熟語表現において不可算扱いです)。
- フォーマルさを必要とする文書、ビジネス文、学術論文などでよく使われます。
- “She got the scholarship by virtue of her excellent grades.”
(彼女は素晴らしい成績のおかげで奨学金を獲得しました。) - “By virtue of his experience abroad, he quickly adapted to the new environment.”
(海外経験のおかげで、彼は新しい環境にすぐに慣れました。) - “They entered the event by virtue of their special invitation.”
(特別招待状のおかげで、彼らはそのイベントに参加しました。) - “The company expanded its market by virtue of strategic partnerships.”
(戦略的パートナーシップによって、その企業は市場を拡大しました。) - “By virtue of our long-standing relationship, we expect favorable terms.”
(長年の関係のおかげで、有利な条件を期待しています。) - “He secured the deal by virtue of his strong negotiation skills.”
(彼は優れた交渉力によって、その契約を獲得しました。) - “By virtue of rigorous testing, the hypothesis was eventually confirmed.”
(厳密なテストによって、その仮説は最終的に証明されました。) - “By virtue of advanced analytical methods, the researchers achieved more accurate results.”
(高度な分析手法のおかげで研究者たちはより正確な結果を得ました。) - “By virtue of interdisciplinary collaboration, the project achieved remarkable progress.”
(学際的な協力によって、そのプロジェクトは顕著な進展を遂げました。) - because of …(…のために)
- due to …(…が原因で)
- owing to …(…が理由で)
- on account of …(…のおかげで)
- thanks to …(…のおかげで)
- これらはよりカジュアルな場面でも使えますが、「by virtue of」は特にフォーマル・文章的です。
- 明確な反意語はありませんが、意味的には “in spite of …” (…にもかかわらず)が対立的な使われ方をする場合があります。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /baɪ ˈvɝː.tʃuː əv/
- イギリス英語: /baɪ ˈvɜː.tʃuː əv/
- アメリカ英語: /baɪ ˈvɝː.tʃuː əv/
- アクセントは「vír-tue」の「vír」にあります。
- 「of」は文中では [əv](アメリカ英語)や [ɒv](イギリス英語)など、速い会話では弱く発音されます。
- “virtue” は [ˈvɝːtʃuː] と [ˈvɜːtʃuː] の違いがアメリカ英語・イギリス英語で見られますが、どちらも長母音です。
- 「by virtue of」を「by virtues of」などと誤って複数形にしないようにしましょう。
- 「in virtue of」と書き間違えるケースもありますが、正しくは「by virtue of」です。
- TOEICや英検などの試験でも、原因・理由を表すフォーマルな熟語表現として選択肢に出てくる場合があります。
- 口語的には “because of” の方が自然です。試験で出る場合は文脈や文体から適切な表現を選ぶようにしましょう。
- 「virtue」は「徳」や「価値」「力」といった良いイメージの単語です。「by virtue of」は「(その)価値・力によって」という覚え方をするとわかりやすいです。
- 「by virtue of = because of」(フォーマルな言い方)とシンプルに対応づけて覚えておくと便利です。
- スペリングが「virtue(ヴィアーチュー)」と少し独特なので、間違えないように注意しましょう。
- 品詞: イディオム (基本の構造としては、動詞 “take” + 前置詞 “into” + 名詞 “account”)
- 活用形:
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- into account: 変化しない(イディオム全体として使用)
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- 「account」という名詞が「accountable」という形容詞(責任がある)の形になりますが、「take into account」の場合はイディオムとしてかたまりで使います。
- 「account」から派生した動詞として「account for」(~を説明する・占める) がありますが、こちらは別のイディオムです。
- 日常会話からビジネス、学術的なやりとりでも使われ、重要なイディオムです。
- take: 「取る」という動詞が元になっていますが、イディオムでは「考慮に加える」という抽象的な意味に変化します。
- into: 「~の中へ」を表す前置詞。ここでは「考慮の中に入れる」というニュアンスを付け加えています。
- account: 「口座」という意味でも有名ですが、このイディオムでは「考慮、計算、評価」という意味で使われています。
- to take something into consideration(同じ意味で「~を考慮に入れる」)
- account for(「~を説明する」「~を占める」) ← イディオムは違いますが “account” を用いる別の表現
- take all factors into account(すべての要素を考慮する)
- take the cost into account(費用を考慮する)
- take someone’s opinion into account(誰かの意見を考慮する)
- take time constraints into account(時間的制約を考慮する)
- take cultural differences into account(文化の違いを考慮する)
- take potential risks into account(潜在的なリスクを考慮する)
- take external factors into account(外的要因を考慮する)
- take social impact into account(社会への影響を考慮する)
- take environmental issues into account(環境問題を考慮する)
- take future possibilities into account(将来の可能性を考慮する)
語源:
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
- “account” はラテン語で「計算・数える」を意味する“computare”に由来し、フランス語を経由して英語に取り入れられました。
- 「考慮に入れる」イディオムとして centuries(何世紀も)にわたって使われてきました。
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- フォーマルにもカジュアルにも使えますが、ビジネス文脈やアカデミックな文脈で特に登場頻度が高いです。
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- 構文: take + 目的語 + into account
- 例: We need to take (the situation) into account.
- 例: We need to take (the situation) into account.
- フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- 他動詞・自動詞:
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
- “into account” は前置詞句として働き、セットで “考慮対象に~を入れる” という意味を作ります。
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
“Let’s take the weather into account before deciding when to go hiking.”
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
“You should take her feelings into account when you talk to her.”
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
“I always take my budget into account when I’m shopping.”
- 買い物をするときは、いつも予算を考慮しているんだ。
“We must take the potential risks into account before launching this product.”
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
“Please take into account the client’s feedback in the final design.”
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
“Our proposal takes into account the market trends for the next five years.”
- 私たちの提案は今後5年間の市場動向を考慮に入れています。
“When analyzing the data, researchers must take statistical bias into account.”
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
“This study takes into account previous research on the subject.”
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
“The new theory fails to take into account socioeconomic factors.”
- その新しい理論は社会経済的要因を考慮に入れていない。
consider(~を考慮する)
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
- 単純に「考える」感じ。少し幅広いニュアンス。
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
take into consideration(~を考慮する)
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
- 「take into account」とほぼ同義で、置き換え可能。
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
factor in(要因として繰り入れる)
- 例: “We need to factor in the cost.”
- 数値や要因を計算に組み込むイメージ。
- 例: “We need to factor in the cost.”
bear in mind(心に留める)
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- 「覚えておく」「念頭に置く」というやや口語的表現。
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- overlook(見落とす、見逃す)
- 例: “He overlooked that important detail.”
- 「~を考慮しなかった」という意味合いで対比されやすいです。
- 例: “He overlooked that important detail.”
発音記号(IPA):
- take /teɪk/
- into /ˈɪn.tuː/ (アメリカ英語では /ˈɪn.tu/ とも)
- account /əˈkaʊnt/
- take /teɪk/
アクセント:
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
よくある発音ミス:
- “account” の最後の /t/ を弱く発音しすぎたり、 /ə/(シュワー)を発音せず “a-count” と読んでしまうなどのミスに注意。
- 綴りのミス:
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- 別表現との混同:
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリーディング問題では「consider」の言い換え表現として出題されることがあります。特に「~を考慮する」という意味合いで要チェックです。
- “take” + “into” + “account” という組み合わせをイメージしてみましょう。『手に取って中に入れる』→『考慮の中に入れる』と連想すると覚えやすくなります。
- 「考慮や計算に入れる」と言うときの“account”は、銀行口座以外に「計算する・考慮する」という意味もあることを思い浮かべると、混乱しにくくなります。
- 練習:自分の身の回りで、何かを決めるときに「何を考慮に入れるかな?」と英語の日記などで使ってみると定着しやすいです。
- 「make up」
1) to create or invent(何かを作り上げる、でっち上げる)
2) to reconcile or become friends again after a quarrel(仲直りする)
3) to compensate for something missed or lost(埋め合わせる、取り戻す)
4) to constitute or form something(構成する)
5) to put on cosmetics(化粧をする) - 「make up」は主に「動詞句(句動詞)」として使われます。
- 原形:make up
- 三人称単数現在形:makes up
- 現在進行形:making up
- 過去形:made up
- 過去分詞形:made up
- 「make」(動詞):「作る」
- 「make-up」(名詞):「化粧、化粧品」や「構成、組成」の意味で用いられる(例:the make-up of the committee)。
- B1(中級)〜B2(中上級)レベル
- 「make up」はさまざまな意味をもち、やや複雑ですが、中級レベル以上であれば十分に理解・運用できる単語です。
- 「make」(作る) + 「up」(上へ、上に、または完了を示す副詞表現 など)
- 句動詞のため、「make」と「up」の組み合わせで元の動詞とは異なる多彩な意味を生み出します。
- 話や嘘、口実などを作り上げる場合に使われます。
2) (reconcile) 仲直りする - 友人や家族とけんかしたあとで、再び良い関係に戻るとき。
3) (compensate) 埋め合わせる - 遅れた分の作業や不足分を取り戻す・補うとき。
4) (form / constitute) 構成する - チームやグループなど全体を構成するとき。
5) (apply cosmetics) 化粧をする - 顔に化粧をする動作を表すとき。
- make up an excuse(言い訳をでっち上げる)
- make up a story(話を作り上げる)
- make up after a fight(けんかした後に仲直りをする)
- make up for lost time(失った時間を取り戻す)
- make up one’s mind(決心する)
- make up a large portion(大部分を占める)
- make up to someone(人に愛想を振りまく、取り入る)
- make up with someone(人と仲直りする)
- make up a deficit(不足を補う)
- make up (one’s) face(化粧する)
- 「make」は古英語で「作る」という意味を持つ“macian”に由来します。「up」は位置・方向などを表す副詞・前置詞でしたが、中世英語以降、動詞と組み合わさって新たな意味をもつ句動詞を形成してきました。「make up」のそれぞれの意味も時代とともに広がりを見せ、現在のように多義的になっています。
- 「でっち上げる」「作り話をする」というときはやや否定的な含みがあるため、使う際は注意が必要です。
- 「仲直りする」や「不足分を埋め合わせる」など、ポジティブな意味としてもよく使われます。
- 口語表現として普段の会話で頻繁に使われますが、「make up for」などはビジネス文書でも使われる比較的カジュアル〜フォーマル問わない表現です。
句動詞「make up」は目的語が間に入る場合と、後ろに続く場合があります。
- 例1) Make up a story. / Make a story up.
- 例2) Make up for something.(“for”が続くタイプで分割できない)
- 例1) Make up a story. / Make a story up.
名詞用法としては「make-up」で「化粧」「構成」といった意味がありますが、ハイフン付きが多いです。
「仲直りする」や「埋め合わせる」の文脈では、他動詞的に目的語を取る場合や補語的に使われる場合など、文脈によってさまざまな使い方があります。
- 「make up for〜」などはビジネス文書でも許容される比較的フォーマルな表現。
- 「make up an excuse」などはカジュアルな会話でもよく使われます。
“Don’t make up excuses! Just tell me the truth.”
「言い訳をでっち上げないで!本当のことを言ってよ。」“They finally made up after a huge argument yesterday.”
「昨日の大ゲンカのあとで、ようやく仲直りしたよ。」“I forgot my wallet, but I’ll buy you dinner next time to make up for it.”
「財布を忘れちゃったから、埋め合わせに次回夕食をおごるよ。」“We need to make up for the delays in the project schedule.”
「プロジェクトのスケジュールの遅れを取り戻す必要があります。」“Our team makes up more than half of the workforce in this department.”
「私たちのチームは、この部署の人員の半分以上を構成しています。」“She made up a convincing proposal for the marketing strategy.”
「彼女はマーケティング戦略の説得力のある提案を作り上げました。」“The experimental group was made up of 50 volunteers.”
「実験群は50人のボランティアで構成されていました。」“The students can make up the missed exams next week.”
「学生たちは来週、受け損ねた試験の埋め合わせをすることができます。」“He made up a hypothesis based on preliminary findings.”
「彼は予備的な調査結果に基づいて仮説を立てました(作り上げました)。」- invent(発明する / 作り出す)
- 主に新しいものを発明するイメージ。
- 主に新しいものを発明するイメージ。
- fabricate(でっち上げる)
- 事実をねじ曲げて何かを作り上げるニュアンスが強く、悪意的なニュアンスがある。
- 事実をねじ曲げて何かを作り上げるニュアンスが強く、悪意的なニュアンスがある。
- reconcile(仲直りする)
- よりフォーマルな表現。ビジネスや公式の場で使われやすい。
- よりフォーマルな表現。ビジネスや公式の場で使われやすい。
- compensate for(埋め合わせる)
- よりフォーマルで直接的に「補償する」意味が強い。
- よりフォーマルで直接的に「補償する」意味が強い。
- constitute(構成する)
- 組織・システム・集団などの要素を表すフォーマルな動詞。
- break up(関係を断つ / 解散する)
- 「結びつきを壊す、壊れる」という意味で「仲直りする」の反対。
- 「結びつきを壊す、壊れる」という意味で「仲直りする」の反対。
- separate(分離する)
- 「構成する」の反対。
- 「構成する」の反対。
- make up: /meɪk ʌp/
- アメリカ英語(米): /meɪk ʌp/
- イギリス英語(英): /meɪk ʌp/
ほとんど同じ音ですが、地域差によって「meɪk」がやや平板に発音されることがあります。 - 句動詞の場合、「make」より「up」を強めに発音することも多いですが、文脈によって変化します。
- 「make-up」(名詞)の場合は先頭付近にアクセントが来やすい(やや “MAKE-up”)。
- /meɪk/ が /mæk/ などと誤って発音されることがあるので注意してください。
- 「make out」と混同しない
- “make out”は「理解する」「いちゃつく」など別の意味があります。
- “make out”は「理解する」「いちゃつく」など別の意味があります。
- 分離可能な句動詞かどうかの判断
- “make up a story” と “make a story up” はどちらもOK。
- ただし “make up for something” は “make for something up” とは言えない。
- “make up a story” と “make a story up” はどちらもOK。
- 「作る」という意味の「make」と、「でっち上げる」「仲直りする」などの「make up」は文脈で区別。
- スペルの誤りに注意
- 「makeup」(一語) と書く場合は名詞的: 化粧品や化粧行為を指すことが多い。
- TOEIC・英検などでも、句動詞の問題として「make up (for)〜」の正しい使い方が問われることがあります。派生表現やコロケーションをしっかり覚えておきましょう。
- 「メイクアップアーティスト(Make-up artist)」から「化粧をする」という意味は想起しやすい。
- 「埋め合わせる」=何かを“up”して補う、足りない部分に“up”するイメージを想像する。
- 「仲直りする」は「関係性をもう一度“作り直す” (make) + “仕上げる” (up)」とイメージすると覚えやすい。
- in exchange for something
- as a response or reaction to something
- 見返りに、お礼として、お返しに
- 「return」という単語自体は動詞・名詞・形容詞などありますが、「in return」は独立した慣用句として使われます。
- return (動詞): 戻る、返す
- return (名詞): 帰ること、返却
- return (動詞): 戻る、返す
- in: 前置詞で「〜の中に」を表すほか、他の前置詞的・副詞的用法として「…という状況で」など様々な意味を持ちます。
- return: 「戻る・返す(動詞)」や「返却(名詞)」などの意味があります。
- 「in exchange for …」: 「…と交換に」
- 「in response to …」: 「…に応じて」
- give something in return → 「見返りとして何かを与える」
- receive nothing in return → 「代わり(見返り)を何も受け取らない」
- offer help in return → 「お返しに手助けを申し出る」
- expect something in return → 「見返りを期待する」
- ask for money in return → 「見返りにお金を求める」
- do a favor in return → 「お返しに恩を返す」
- get a gift in return → 「お礼としてプレゼントをもらう」
- repay someone in return → 「返礼として誰かに報いる」
- thank someone in return → 「お返しに感謝する」
- exchange services in return → 「お互いサービスを交換し合う」
- 「return」は古フランス語「retourner」由来で、「戻る、返ってくる」という意味があります。「in return」の形は近世には「返礼、返報」という概念で定着しました。
- 「in return」は、何かをしてもらった場合のお礼や見返りを表現するとき、あるいは対価のやり取りを示すときに用いられます。わりとカジュアルな場面でもビジネスシーンでも使いますが、フォーマルな文書でも失礼にならない表現です。
- 「見返りを期待する」という少し計算高い印象にならないよう、文脈によっては気をつけるのが望ましいです。
- 副詞句としての役割: 文中では、主に「…に対して、見返りとして」というニュアンスを添える副詞的表現として使われます。
- 「in return for …」という形で後ろに目的語を伴うことが多いです。
例: I helped them in return for their cooperation. - フォーマル、カジュアルどちらにも使える表現です。
- I gave her a ride, and she treated me to coffee in return.
(彼女を車に乗せてあげたら、そのお礼にコーヒーをごちそうしてくれた。) - They let me crash at their place, so I cooked dinner in return.
(彼らの家に泊めてもらったから、お返しに夕食を作った。) - You’ve helped me so much; can I do anything in return?
(とても助けてもらったから、お返しに何かできることはない?) - We offered our consulting service and received technical support in return.
(当社はコンサルティングサービスを提供し、その代わりに技術的サポートを受け取りました。) - In return for your investment, we will grant you a share in our company.
(ご投資に対する見返りとして、当社の株式をお渡しします。) - The supplier gave us a discount in return for our long-term partnership.
(仕入先は長期的なパートナーシップの見返りとして、割引をしてくれました。) - Researchers often share data in return for co-authorship.
(研究者たちは共著者としての地位と引き換えにデータを共有することがよくある。) - Many participants were given a stipend in return for their involvement in the study.
(多くの参加者は研究への協力の見返りとして手当を受け取った。) - Students must submit survey responses in return for course credit.
(学生は単位取得の見返りとして、アンケート回答を提出しなければならない。) - in exchange (for) … → 「…と交換に」
- 例: I gave him my old laptop in exchange for some design work.
- 例: I gave him my old laptop in exchange for some design work.
- as a reward (for) … → 「…の報酬として」
- 例: They promised a bonus as a reward for excellent performance.
- 例: They promised a bonus as a reward for excellent performance.
- as payback (for) … → 「…の仕返しとして/お返しとして」
- 例: She sent me a gift as payback for the help I gave her. (やや口語的)
- for free → 「無償で、ただで」
- 例: He offered his help for free with no expectations in return.
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɪn rɪˈtɝːn/
- イギリス英語: /ɪn rɪˈtɜːn/
- アメリカ英語: /ɪn rɪˈtɝːn/
アクセント: 「re*turn*」の “turn” の部分を強く発音します。
よくある発音の間違い: 「リターン」の部分を弱く発音しすぎたり、「インリチューン」のように曖昧に発音しないよう注意を。
アメリカ英語では「rɪˈtɝːn」, イギリス英語では「rɪˈtɜːn」という母音の違いがあり、「タァーン」寄りの音になります。
- 「in return」と「return in」を混同しない
- 「return in」は通常間違い。必ず「in return」という形で使います。
- 「return in」は通常間違い。必ず「in return」という形で使います。
- 「for return」と混同しない
- 「for return」は「返送用」など別の意味合いになりがちなので注意。
- 「for return」は「返送用」など別の意味合いになりがちなので注意。
- スペルミス
- return は re + turn であり、「retun」などと書き落とししないように。
- return は re + turn であり、「retun」などと書き落とししないように。
- 資格試験でも、「in return (for …)」が読解問題・穴埋め問題で出題されることがあります。文脈上「見返りに」「お返しとして」の意味をとれるかがポイントです。
- 「返ってくる(return)」のイメージを覚えると、「in return」は「(何かをして)返ってくること」のニュアンスと結びつけやすくなります。
- 「お返しに、お礼として」など相手とのやり取りがある場面を映像で思い描くと覚えやすいです。
- 「何かを受け取ってin、返すreturn」という語順をイメージして、頭の中で「入ってきたものを返す」=「in return」と捉えると覚えやすいでしょう。
- フレーズ: in this respect
- 品詞: 副詞句(状況・観点を示すフレーズ)
- 意味: 「この点において」「この観点から」「その点では」
- 英語で言うと
with regard to this aspect
やconcerning this matter
に近い意味です。 - たとえば「ある特定の話題や視点に限って考えるならば」というニュアンスを込めて使います。
- 英語で言うと
- フレーズのため、動詞のように活用する形はありません。
- 「respect」が名詞の場合: 「尊敬」「点・事項」「配慮」などの意味を持ちます。
例:He has great respect for his mentor.
(彼はメンターを非常に尊敬している) - 「respect」が動詞の場合: 「尊敬する」「尊重する」という意味を持ちます。
例:I respect your opinion.
(あなたの意見を尊重します) - B2 (中上級): 文章作成や会話で、視点を変えて述べる際などに使われます。日常会話でも役立ちますが、少しフォーマル寄りです。
- in: ~の中に
- this: この
- respect: 点、事項、観点(元々は「尊敬」や「配慮」という意味も備えています)
- 「この点に関して」「この観点において」という具合に、特定の基準や側面を示す際に用いられます。
- in that respect(その点において)
- with respect to(〜に関しては)
- in other respects(他の面では)
- in this respect, we can say…
(この点において、〜と言えます) - in this respect, I agree/disagree
(この点については、私は賛成/反対です) - in this respect alone
(この点だけに関しては) - in some respects
(いくつかの点では) - in many respects
(多くの点で) - in a certain respect
(ある観点において) - in no respect
(いかなる点でも…ない) - from another perspective / from another respect
(別の観点からは)※「respect」を置き換えて使う例 - in every respect
(あらゆる点で) - with respect to this issue
(この問題に関しては)※「in this respect」に意味が近い表現 - 「respect」はラテン語の「respectus」(振り返って見る、顧慮する)から来ており、「特定の方向に目を向ける」というニュアンスがあります。ここでは「特定の側面や点を考慮して」という意味合いが反映されています。
- 「in this respect」は主に文章で使われるややフォーマルな表現です。会話でも使えますが、議論や説明の中で「この観点だけを取り出すと」というややかしこまった響きがあります。
- フォーマルな文書や論文、ビジネスでのプレゼンなどで多用されますが、カジュアルな会話では「in this regard」「regarding this point」などと同様に、トピックを強調する文脈で使います。日常会話ではやや硬い印象を与える場合もあります。
- 「in this respect」は副詞句として文中で修飾語句のように機能します。
- 文頭、文中、文末いずれでも使用可能ですが、多くは文頭か文末にくることが多いです。
- 例: 「In this respect, I think we should reconsider the plan.」
- カジュアルとフォーマルの差異はあまり大きくないですが、どちらかと言えばフォーマル寄りです。
- 前置詞句としての「in this respect」をとる動詞があるわけではなく、あくまで修飾要素として使われる点に留意しましょう。
In this respect, I think you did a good job handling the situation.
(この点だけ見ると、あなたはその状況をうまく対応したと思う。)I understand your concern, but in this respect, it's best to follow the rules.
(あなたの心配はわかるけど、この点に関しては、規則に従うのが一番だよ。)He seems strict, but in this respect, he's just being fair to everyone.
(彼は厳しく見えるけど、この点については、みんなに公平にしているだけなんだ。)In this respect, we should review our budget allocation to ensure efficiency.
(この点において、我々は予算分配を見直して、効率性を確保すべきです。)The data suggests our plan is feasible; in this respect, I'll proceed with the next phase.
(データによれば私たちの計画は実現可能です。この観点から、次の段階に進もうと思います。)In this respect, it might be beneficial to consider an alternative supplier.
(この点で、別のサプライヤーを検討するのが有益かもしれません。)In this respect, further research is required to validate our hypothesis.
(この点においては、仮説を検証するためさらなる研究が必要です。)The results were consistent with previous studies; in this respect, the theory holds merit.
(結果は先行研究と一致しており、この点ではその理論には価値があると言えます。)In this respect, the methodology offers a unique perspective on data analysis.
(この点で、この研究手法はデータ分析に対しユニークな視点を提供します。)- in this regard(この点に関して)
- ほぼ同じ意味。ただし「regard」は「respect」ほど「特定の側面」というニュアンスが強くない場合があります。
- ほぼ同じ意味。ただし「regard」は「respect」ほど「特定の側面」というニュアンスが強くない場合があります。
- with respect to this(このことに関して)
- 「in this respect」を言い換える際に使われますが、ややフォーマルな響きが強いです。
- 「in this respect」を言い換える際に使われますが、ややフォーマルな響きが強いです。
- concerning this point(この点に関して)
- 意味は同じですが、少し硬い・学術的に感じられる表現です。
- 直接の反意語は存在しませんが、「in other respects」(他の点では)を対比させる場合があります。「in a different aspect/viewpoint」(異なる観点)も似た対比表現です。
- 発音記号 (IPA):
- /ɪn ðɪs rɪˈspɛkt/ (米・英ほぼ共通)
- /ɪn ðɪs rɪˈspɛkt/ (米・英ほぼ共通)
- 強勢 (アクセント): 「respect」の「-spect」の部分に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはほとんどありません。
- 「respect」の末尾
-ct
をはっきりと発音することがポイントです。 - 「respect」のつづりミスで「respest」や「respeck」などと書いてしまうことがあるので注意。
- 「in this respect」と「with respect to」を混同して使う場合がありますが、文脈的にはほぼ置き換え可能です。ただし、文全体の構造によっては前置詞句としての機能が少し異なります。
- 試験対策(TOEICや英検など)では、文脈を示す言い換え表現や接続詞的な働きを問う問題で出題されることがあります。
例: 「in this respect」に置き換えられる語句として「in this regard」「with regard to this」などを選ばせる問題など。 - 「respect」は「尊敬」だけでなく、「点・側面」という意味を持つことを結びつけておくと覚えやすいです。
- 「In this respect…」は「この側面・視点の中では…」とイメージすると、使い方が分かりやすくなります。
- 「点を絞ってキーを挿す」イメージで「in this re-spect」と発音の語感を思い浮かべると定着しやすいでしょう。
- 英語: “for all” can mean “despite”, “in spite of”, or “as far as (someone) knows or cares”.
- 日本語: 「〜にもかかわらず」「〜にしては」「(人が)知る限りでは」「(人が)気にしない限りは」という意味を持つ表現。
例文:「For all his efforts, he couldn’t succeed.(あれだけ努力したのに、彼は成功できなかった。)」 - 副詞的表現(慣用的なフレーズとして、文全体を修飾する場合が多い)
- 個別の活用形はありません。定型のまま “for all” として使用します。
- 「for」単独:前置詞(例:“for you”)
- 「all」単独:形容詞・代名詞・名詞(例:“all people”, “all of them”など)
- B2(中上級): 慣用的な表現のため、やや高度なニュアンス理解が要求される単語(フレーズ)です。
- for: 前置詞(〜に対して、〜のために)
- all: 「すべて」「全体」という意味を持つ形容詞・代名詞など
“for all” は直訳すると「すべての(人・物)に対して」というニュアンスですが、慣用的に「〜にもかかわらず」「〜にしては」という逆説を表します。 - for all that (それにもかかわらず)
- for all I care (私が気にする限りでは/私にはどうでもいい)
- for all his faults
┗ 彼の欠点があるにもかかわらず - for all her beauty
┗ 彼女があれほど美しいにもかかわらず - for all we know
┗ 私たちにわかる限りでは - for all I care
┗ 私が気にする限りでは(どうでもいい) - for all the money in the world
┗ この世のありとあらゆるお金をもってしても - for all his efforts
┗ 彼があれだけ努力したのに - for all it matters
┗ それがどれほど重要であれ(私には関係がない) - for all the help he gave
┗ 彼が助けてくれたにもかかわらず - for all practical purposes
┗ 事実上、実際問題として - for all that time
┗ あれだけの時間があったのに - 「for (〜のために)」と「all (すべて)」という語の組み合わせが古英語からフレーズとして存在しました。元々は「すべてを考慮しても」という直訳的な位置づけでしたが、歴史的に「〜であるにもかかわらず」「〜に反して」の意味合いを持つようになりました。
- 「〜にもかかわらず」という逆接のニュアンスが強く、主に書き言葉や少しフォーマルなスピーチなどでも目にします。
- 「For all I care...」はやや投げやりで、カジュアルかつ感情的に「私には関係ない」「放っておいてほしい」という印象を与えることがあります。
- “for all” + 名詞(句) で「(名詞)にもかかわらず」という意味を作ります。
例:For all his brilliance, he struggled with basic tasks. - 接続詞的に前半節の逆説を強調する場合にも使われます。
例:For all that he tried, he couldn’t open the door. - “for all” 自体は副詞的・接続詞的なフレーズであり、名詞でも動詞でもありません。したがって可算・不可算の区別や自動詞・他動詞の使い分けは存在しません。
- 「For all his knowledge, ...」のように、書き言葉やややフォーマルな文脈でも使用されることが多いです。
- 「For all I care, ...」のような表現はカジュアルかつ感情がこもった言い回しとなります。
- “For all I care, you can do whatever you like.”
- (私にはどうでもいいから、好きにして。)
- (私にはどうでもいいから、好きにして。)
- “For all his talk, he never actually does anything.”
- (あれだけ口では言うけど、結局何もしないんだよね。)
- (あれだけ口では言うけど、結局何もしないんだよね。)
- “For all their complaining, they still come back every day.”
- (文句ばかり言っているのに、結局毎日やって来るんだよ。)
- “For all the company’s resources, it struggled to finish the project on time.”
- (会社にあれだけ資源があったにもかかわらず、期限内にプロジェクトを終わらせるのに苦労した。)
- (会社にあれだけ資源があったにもかかわらず、期限内にプロジェクトを終わらせるのに苦労した。)
- “For all his qualifications, he found it difficult to secure the contract.”
- (彼にはあれほどの資格があったのに、その契約を取るのは難しかった。)
- (彼にはあれほどの資格があったのに、その契約を取るのは難しかった。)
- “For all their best intentions, the proposal did not pass the board meeting.”
- (どれほど最善を尽くしたつもりでも、取締役会ではその提案は通らなかった。)
- “For all the data collected, the researchers could not draw a definitive conclusion.”
- (あれだけデータを集めたにもかかわらず、研究者たちははっきりした結論を下せなかった。)
- (あれだけデータを集めたにもかかわらず、研究者たちははっきりした結論を下せなかった。)
- “For all the evidence presented, the hypothesis remained unproven.”
- (提示された証拠がたくさんあっても、その仮説は証明されないままだった。)
- (提示された証拠がたくさんあっても、その仮説は証明されないままだった。)
- “For all its historical significance, the document received surprisingly little attention.”
- (その文書は歴史的に重要であるにもかかわらず、驚くほど注目を浴びなかった。)
- despite(〜にもかかわらず)
- より直接的な前置詞。ビジネス文書や学術文書で頻繁に使われる。
- より直接的な前置詞。ビジネス文書や学術文書で頻繁に使われる。
- in spite of(〜にもかかわらず)
- despite とほぼ同意。くだけすぎず、幅広い文脈で使える。
- despite とほぼ同意。くだけすぎず、幅広い文脈で使える。
- notwithstanding(〜にもかかわらず)
- フォーマル度が高い。法的文書などでよく見る。
- フォーマル度が高い。法的文書などでよく見る。
- because of(〜のために)
- due to(〜が原因で)
※ “for all” は逆接を表すのに対して、こちらは順接的な理由を表します。 - IPA: /fər ɔːl/ (イギリス英語) /fɚ ɔl/ (アメリカ英語)
- アクセント:
- “for” は軽く発音される (弱形で /fər/ や /fɚ/)
- “all” にやや力が入るので /ɔːl/(イギリス英語)、/ɔl/(アメリカ英語)のように伸ばした音になる場合もある。
- “for” は軽く発音される (弱形で /fər/ や /fɚ/)
- よくある間違い:
- “for all” をひとつの単語として発音しようとしてしまう
- “fɚrɔl” のように /r/ を引きずってしまう発音
- “for all” をひとつの単語として発音しようとしてしまう
- スペルミス: もともと2つの単語なので、くっつけて “forall” のように書くのは誤りです。
- 混同: “for all” は直前に名詞が来るパターンが多く、「despite」と同様に使われると考えると理解しやすいですが、文によっては「For all I know...」などの使い方もあり、文頭に置かれることが多い点に注意。
- 意味の取り違え: 「For all I care」は少々投げやりな表現で、ビジネスメールなどのフォーマルな場では好まれないので使いどころに注意しましょう。
- TOEICや英検では頻繁に出題されるほどの基本フレーズではないかもしれませんが、逆説表現や読解問題で出る可能性があります。文脈上の逆説・譲歩を表す際にヒントとなるとなり得ます。
- 「for all」を「すべてを考慮しても(=〜にもかかわらず)」とイメージすると覚えやすいです。
- “For all I care” =「私が世話をする(care)範囲にあるとしても、結局どうでもいい」という投げやりを意味すると捉えると使い方を間違えにくいです。
- 慣用句として、文頭で “For all (someone’s) 〜, ...” とつけて「(人)があれだけ〜なのに...」と接続して使うパターンが多いと覚えると便利です。
- 英語: “go on” has several meanings, including “to continue,” “to happen,” or “to proceed.”
- 日本語: 「続ける」「(何かが)起こる」「(話などが)続く」「先へ進む」などの意味を持ちます。
- go on (現在形)
- went on (過去形)
- gone on (過去分詞形)
- going on (進行形)
- B1(中級): 日常的な話題を扱い、ある程度複雑な指示や命令などを理解できるレベル。句動詞としての理解が必要なためB1が目安です。
- “go” + “on”
- go: 「行く」という意味を持つ動詞。広義では「進む」「(ある状態に)なる」というニュアンスも持ちます。
- on: 前置詞で「~の上に・続けて」というニュアンスがあります。
- go: 「行く」という意味を持つ動詞。広義では「進む」「(ある状態に)なる」というニュアンスも持ちます。
- go on and on
- 日本語訳: 延々と話し続ける
- 日本語訳: 延々と話し続ける
- go on a diet
- 日本語訳: ダイエットを始める
- 日本語訳: ダイエットを始める
- go on a trip
- 日本語訳: 旅行に出かける
- 日本語訳: 旅行に出かける
- go on holiday (UK) / go on vacation (US)
- 日本語訳: 休暇に出かける
- 日本語訳: 休暇に出かける
- go on sale
- 日本語訳: 発売される/セールになる
- 日本語訳: 発売される/セールになる
- go on strike
- 日本語訳: ストライキを始める
- 日本語訳: ストライキを始める
- go on to the next topic
- 日本語訳: 次の話題に進む
- 日本語訳: 次の話題に進む
- go on to say (that) …
- 日本語訳: (続けて)…と言う
- 日本語訳: (続けて)…と言う
- go on + Ving (go on doing something)
- 日本語訳: (同じことを)し続ける
- 日本語訳: (同じことを)し続ける
- go on to do something
- 日本語訳: (新しい行為を)次に~する
- “go” は古英語の “gān” に由来し、非常に古くから「移動する・進む」の意味を持つ重要な動詞です。
- “on” も古英語の “an” に由来し、「上」「継続」を表す前置詞として使われてきました。
- 「go on」はとてもカジュアルな場面でよく使われますが、ビジネスやフォーマルな場面でも「プレゼンを続けてください」(Please go on with your presentation) のように用いられます。
- ただし、文章でさらにフォーマルに表現したい場合は “continue” や “proceed” を用いることがあります。
- “go on” のあとに動名詞 (〜ing) が来るか不定詞 (to + 動詞の原形) が来るかで意味が変わるという文法的なポイントがあります(後述)。
- 自動詞としての機能
- “go on” は主に自動詞として機能し、「続く」「続行する」「起こり続ける」という意味を表します。
- “go on” は主に自動詞として機能し、「続く」「続行する」「起こり続ける」という意味を表します。
- go on doing …
- 「…し続ける」という意味。元の動作を継続するときに用いられます。
- 例: He went on talking. (彼は話し続けた)
- 「…し続ける」という意味。元の動作を継続するときに用いられます。
- go on to do …
- 「続けて新たに…する」という意味。前の動作を終え、そのあと次のステップに移るニュアンス。
- 例: He went on to talk about his new project. (彼は続けて新しいプロジェクトの話をした)
- 「続けて新たに…する」という意味。前の動作を終え、そのあと次のステップに移るニュアンス。
- カジュアル: 日常会話全般(「そのまま続けて」「何が起こってるの?」など)。
- フォーマル: 会議やプレゼンテーションなどで「話を続けてください」というような場面。
“Could you go on? I want to hear the rest of the story.”
- 「続けてくれる? その先の話が聞きたいんだ。」
- 「続けてくれる? その先の話が聞きたいんだ。」
“He just went on talking and never stopped.”
- 「彼は延々と話し続けて、全然やめなかったよ。」
- 「彼は延々と話し続けて、全然やめなかったよ。」
“I was going to say something, but please go on.”
- 「何か言おうとしたんだけど、どうぞ続けてください。」
“Let's go on with the meeting after the short break.”
- 「短い休憩のあと、ミーティングを続けましょう。」
- 「短い休憩のあと、ミーティングを続けましょう。」
“Could you go on to the next slide, please?”
- 「次のスライドに進んでいただけますか?」
- 「次のスライドに進んでいただけますか?」
“We'll go on to discuss the new budget plan.”
- 「私たちは次に新しい予算案の検討に進みます。」
“The researcher went on to explain the methodology in detail.”
- 「研究者はさらに続けて、その手法を詳しく説明した。」
- 「研究者はさらに続けて、その手法を詳しく説明した。」
“After examining the data, she went on to draw some conclusions.”
- 「データを検証した後、彼女は続いていくつかの結論を導き出した。」
- 「データを検証した後、彼女は続いていくつかの結論を導き出した。」
“I’d like to go on with the next part of my lecture.”
- 「講義の次のパートに進めたいと思います。」
- continue(続ける)
- 若干フォーマルな響き。日常会話だけでなく書き言葉でも多用。
- 若干フォーマルな響き。日常会話だけでなく書き言葉でも多用。
- carry on(続ける)
- “go on”に近い口語的表現。イギリス英語圏でよく使われる傾向。
- “go on”に近い口語的表現。イギリス英語圏でよく使われる傾向。
- proceed(続行する)
- ビジネスやフォーマルな文書で使われることが多い。
- ビジネスやフォーマルな文書で使われることが多い。
- stop(止まる・やめる)
- cease(やめる・終わる)
- “cease” はフォーマル。法律文書などでよく見られる。
- IPA(国際音声記号)
- アメリカ英語: [goʊ ɔːn] または [goʊ ɑːn] (地域差あり)
- イギリス英語: [gəʊ ɒn]
- アメリカ英語: [goʊ ɔːn] または [goʊ ɑːn] (地域差あり)
- アクセント
- “go” にやや強めのアクセントが置かれやすいですが、会話の流れで “on” に強調が移る場合もあります。
- “go” にやや強めのアクセントが置かれやすいですが、会話の流れで “on” に強調が移る場合もあります。
- よくある発音の間違い
- “go” を [gɔ] や [gɒ] としっかり区別できず、曖昧に発音してしまう。
- “on” の母音を「アン」に寄せすぎる場合が多いので注意。
- “go” を [gɔ] や [gɒ] としっかり区別できず、曖昧に発音してしまう。
- “go on doing” と “go on to do” の使い分け
- 前者は「同じ動作を続ける」、後者は「新たな動作へ移る」。
- 前者は「同じ動作を続ける」、後者は「新たな動作へ移る」。
- “go on” と “go in” の混同
- “go in” は「中に入る」という動作的意味。意味が全く異なるので注意。
- “go in” は「中に入る」という動作的意味。意味が全く異なるので注意。
- スペルミス: “goon” と続けて書いてしまわないように(“goon” は「ごろつき」という全く別の意味になる)。
- TOEIC・英検などでの出題傾向
- リスニングや長文読解中に、「話を続ける」「先に進む」といったニュアンスを理解する問題が出たりします。句動詞としての認識が重要です。
- “go” は「行く」というイメージ、そして “on” は「上に続ける」「そのままに」というイメージ。
- これを合体させると「先へ進み続ける・話し続ける」という印象になります。
- 覚え方のコツ
- 「電気がONになったまま=続く」と覚えると「go on → 続く」のイメージが湧きやすいでしょう。
- 「次へ」や「継続」のニュアンスを想起しやすいように、「ゲームでNEXT STAGEに進む=go on to the next stage」など、身近なシチュエーションに結びつけると記憶しやすいです。
- 「電気がONになったまま=続く」と覚えると「go on → 続く」のイメージが湧きやすいでしょう。
- “what”: 代名詞 (pronoun)
- “about”: 前置詞 (preposition)
- What about eating out tonight? (今夜外食するのはどう?)
- What about that new project? (あの新しいプロジェクトについてはどう思う?)
- “what” → 単独だと疑問代名詞 (“What is this?” など)
- “about” → 前置詞だけでなく、 文頭で副詞的に「およそ~」の意味を取る場合もある (例: “About 10 people showed up.”)
- “what about” は日常会話で頻出するため、A2 (初級) から B1 (中級) 程度で学習する表現です。
- A2 (初級): 簡単な日常会話で相手に提案するときや意見を聞くときに用いる。
- B1 (中級): 自然に使って話を展開し、自分の考えを述べるレベル。
- A2 (初級): 簡単な日常会話で相手に提案するときや意見を聞くときに用いる。
- “what” は “hwæt” (古英語) が転じた形で、単独で「何」を意味する疑問代名詞。
- “about” は “onbūtan” (古英語) 由来で、「~のまわりに」「~に関して」という意味の前置詞。
- “how about” → “what about” とほぼ同様に提案や意見をきく表現。「~はどう?」の意味で、よりカジュアルな響きになる場合が多い。
- “What if” → 「もし~ならどうなるだろう?」という仮定や懸念を表す表現。
- What about you?
→ (あなたはどう?) - What about this idea?
→ (このアイデアはどうかな?) - What about going for a walk?
→ (散歩に行くのはどう?) - What about that plan you mentioned?
→ (あなたが話していたあの計画はどう?) - What about lunch?
→ (お昼はどうする?) - What about tomorrow?
→ (明日はどう?) - What about meeting at 10 a.m.?
→ (午前10時に会うのはどう?) - What about our budget concerns?
→ (私たちの予算の問題はどう?) - What about a different approach?
→ (別のアプローチはどう?) - What about discussing this later?
→ (後でこの件を話し合うのはどう?) - “what” は古英語 “hwæt” に由来し、「何」を尋ねる疑問代名詞。
- “about” は古英語 “onbūtan” に由来し、「~を巡って」「~に関して」という意味の前置詞。
- “what about” は、相手に何かを提案したり、話題を変えたりするときに用いるカジュアルな表現です。
- 口語が中心ですが、ビジネスの場でも軽い提案や意見を訊くときに使うことがあります。
- フォーマルな文章やスピーチでは、もう少し丁寧に “Could we consider...?” や “How do you feel about...?” などの表現に置き換えられることもあります。
- What about you? (あなたはどうですか?)
- What about having dinner together? (一緒に夕食はどう?)
- カジュアル: 友人や家族との日常会話で頻繁に使う。
- セミフォーマル: 同僚や上司にも、軽いやり取りの場面で使う場合がある。
- よりフォーマル: プレゼンや公のスピーチでは “What is your opinion on...?” など、別の表現に置き換えることが多い。
- 前置詞 “about” を伴って名詞や代名詞を置くのが一般的です。動詞の時制による活用はありません。
- “I’m thinking of ordering pizza. What about you?”
(ピザを頼もうと思うんだけど。あなたはどう?) - “What about going to the beach this weekend?”
(今週末、ビーチに行くのはどう?) - “I’m free tonight. What about grabbing dinner together?”
(今夜は暇なんだ。夕食でも一緒にどう?) - “We’ve discussed the main agenda. What about the budget issue?”
(主要な議題は話し合いましたね。予算の問題はどうしますか?) - “What about scheduling the meeting for next Tuesday?”
(ミーティングを来週火曜日に設定するのはどうでしょうか?) - “What about your team’s feedback on the proposal?”
(あなたのチームの提案に対するフィードバックはどうなっていますか?) - “We’ve examined the initial findings. What about further research in this area?”
(初期の研究結果を検証しました。この分野のさらなる研究はどうでしょうか?) - “What about incorporating more diverse data sets to validate the hypothesis?”
(仮説を検証するために、より多様なデータセットを取り入れるのはどうでしょうか?) - “What about the ethical implications of utilizing such technology?”
(このような技術を利用することの倫理的影響についてはどう考えますか?) - “How about” (~はどう?)
- “How about trying that new restaurant?” (あの新しいレストランに行くのはどう?)
- “what about” とほとんど同様に使うが、「調子はどう?」など会話の導入にも使いやすい。
- “How about trying that new restaurant?” (あの新しいレストランに行くのはどう?)
- “What do you think about” (~についてどう思いますか?)
- より直接的に意見を求める表現で、フォーマルな場面でも使いやすい。
- より直接的に意見を求める表現で、フォーマルな場面でも使いやすい。
- “Any thoughts on” (~について何か意見はありますか?)
- ビジネスやミーティングなど、よりフォーマルな場面でも使用可。
- “Regarding” (~に関して)
- ただしこれは提案や質問というよりは「~に関して」という文頭表現に近い。
- アメリカ英語: /wʌt əˈbaʊt/
- イギリス英語: /wɒt əˈbaʊt/
- “WHAT about” のように “what” の後で “a-bout” をやや強調することが多いです。
- カジュアルな会話だと [wədəˈbaʊt](ウォダバウト)のように連結して発音されることも多々あります。
- “What about” の “about” を /əˈbʌt/ のように発音しすぎたり、/aˈbout/ と区切りすぎたりすることがあります。自然と流れるように “uh-bout” のように言いましょう。
- “what about” と “how about” の混同
ほぼ同義ですが、“what about” は特定の話題や対象を取り上げる感覚が強い、という微妙なニュアンスがあります。 - スペルミス
“about” (a-b-o-u-t) のつづりを誤って “abou” や “abot” としてしまう人がまれにいます。 - 試験対策
TOEIC などのリスニング問題で、提案や意見を問うフレーズとしてしばしば出題されることがあります。“Would you like to ~?” とセットで問われる場合もあるので注意しましょう。 - 「what」は何かを尋ねる疑問詞、「about」は「~について」。合わせると「(ある話題)についてどう?」と覚えるとイメージが湧きやすいです。
- “How about” と同じように、頭の中で「~についてはどう思う?」と常にイメージしながら覚えると自然に使えます。
- 話題転換や提案時のキラーフレーズとして「What about you?」「What about this idea?」など定番表現をいくつかそのまま覚えておくとスムーズです。
the outset
the outset
解説
最初, 出だし/ 《at ~》最初に,最初は
【発音記号】ði ˈaʊtˌsɛt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It went well, but not at the outset.
うまくいったが、最初はダメだった。
the outset
以下では「the outset」という表現について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語: the outset
日本語: (物事の)最初、開始、初め
「the outset」は「物事が始まる最初の段階」を指す言葉です。たとえば「計画の最初」や「仕事の最初」といった文脈でよく使われます。ニュアンスとしては「最初の段階からしっかり方針を立てる必要がある」のように、「スタート地点」を強調する場合に用いられることが多いです。
他の品詞への変化例
推定CEFRレベル: B2(中上級)
「start」「begin」という初歩的語彙に比べてややフォーマルかつ表現力が高く、文章などでも好んで使われます。
2. 語構成と詳細な意味
関連・派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
これらに比べると「the outset」は、少しフォーマルで固めの印象があります。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「the outset」についての詳細な解説になります。ぜひ「at the outset」「from the outset」という表現をセットで身につけて、自然な英語表現に活かしてください。
day to day
day to day
解説
【形】毎日の, 毎日起きる, 日常的な / 場当たり的な / 当座の【副】毎日, 日常的に
【発音記号】deɪ tu deɪ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
They carried on with their day to day tasks.
彼らは日々の仕事を続けていました。
day to day
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): day to day
品詞: 形容詞/副詞的表現
活用形
「day to day」はフレーズなので、いわゆる動詞のように活用はしませんが、文章で使うときは以下の形を目にすることがあります。
CEFRレベル目安: B1(中級)
“day to day”は日常会話やビジネスシーンなどでよく使われる表現です。B1レベル(中級)で覚えておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生表現
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話で使われる例文
(2) ビジネスシーンで使われる例文
(3) 学術的な文脈や少し硬い文脈で使われる例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
日々の習慣を表す「day to day」は、生活や仕事のさまざまな場面で便利な表現です。ぜひ会話やライティングに取り入れてみてください。
【形】毎日の, 毎日起きる, 日常的な
場当たり的な
当座の【副】毎日, 日常的に
by virtue of
by virtue of
解説
《かたく》(物・事)の理由で, ...のおかげで
【発音記号】baɪ ˈvɜrʧu ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
She won by virtue of her superior intellect.
彼女は優れた知性のおかげで勝ったのです。
by virtue of
以下では「by virtue of」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「by virtue of」は、何かの理由や根拠を表す際によく使われる表現です。フォーマルな文脈で「…の資格で」「…の力で」といったニュアンスを持ち、書き言葉やビジネス、学術的な文章でよく見かけるイディオムです。
品詞・活用形
他品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
「by virtue of」は、直訳すると“徳(力, 価値)によって”ですが、実際には「…が理由で」「…という根拠で」と訳されます。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(ややフォーマル寄り)
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by virtue of」の解説です。フォーマルな場面で「…によって」「…のおかげで」という意味を伝えたいときに、ぜひ活用してみてください。
take into account
take into account
解説
...を考慮に入れる
【発音記号】teɪk ˈɪntu əˈkaʊnt
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
You must also take into account the rush hour.
ラッシュアワーも考慮しなければなりません。
take into account
1. 基本情報と概要
英語表現: take into account
日本語訳: ~を考慮に入れる、~を考慮する
意味・概要(やさしい日本語で)
「take into account」は「~を考慮に入れる」という意味のイディオムで、何かを判断するときや物事を決めるときに、その要素をしっかりと踏まえて考える、というニュアンスの表現です。たとえば、計画を立てるときや問題を解決するときに「ほかのいろいろな条件」や「人々の気持ち」などを忘れずに考慮する、というときに使われます。
他の品詞への変化例
CEFRレベル: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(例と日本語訳)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take into account」の詳しい解説です。何かを判断するときに忘れず「考慮に入れる」、というときにとても便利な表現なので、ぜひ覚えてみてください。
を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》
make up
make up
解説
を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》
【発音記号】meɪk ʌp
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Hispanics make up a large part of the population.
ヒスパニックは人口の大部分を占めています。
make up
を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》
以下では、英語の動詞句(句動詞)「make up」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
日本語での説明
「make up」は「何かを作り上げる」「仲直りをする」「不足分を埋め合わせる」「構成する」「化粧をする」と、文脈によってさまざまな意味を持つ句動詞(動詞句)です。日常会話からビジネスまで幅広く使われるフレーズで、特に「仲直りする」や「埋め合わせをする」という文脈で非常によく登場します。また、「話をでっち上げる」というニュアンスで使われることも多いため、使い方に注意が必要です。
品詞
活用形
他の品詞への派生
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
具体的な意味の補足
1) (create / invent) でっち上げる
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的 / アカデミック
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アメリカ英語とイギリス英語の違い
アクセントの位置
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を参考にして「make up」を使いこなすと、英会話や英作文の幅がさらに広がります。多義語(句動詞)である分だけ、意味を整理して使うことで表現力がアップします。ぜひ、日常的にいろいろな例文を作ってみてください。
in return
in return
解説
《...の》お返しに, 返事として《for ...》 / 《...の》代わりに《for ...》
【発音記号】ɪn rɪˈtɜrn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
In return I’d like to present you with this gift.
お返しにこのプレゼントを贈りたいと思います。
in return
1. 基本情報と概要
単語(表現): in return
品詞: 副詞句・慣用表現
英語の意味:
日本語の意味:
「in return」は「何かに対する見返りとして」というニュアンスを持つ表現です。英語では「in exchange for something」のように交換条件を表すときによく使われます。ビジネスや日常会話など幅広い場面で使われる、便利なフレーズです。
活用形:
「in return」は慣用フレーズなので、動詞のように活用する形はありません。文中でそのまま使います。
他の品詞になった時の例:
CEFRレベルの目安: B1(中級)
「in return」は基本単語の「return」と合わさったフレーズであり、ある程度英語に慣れた方が使い始めるレベルの表現です。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in return」の詳細解説です。何かをしてもらったり、与えられたりした際の「見返り」や「お返し」を表現するのにぴったりなフレーズなので、ぜひ覚えて使ってみてください。
《...の》お返しに, 返事として《for ...》
《...の》代わりに《for ...》
in this respect
in this respect
解説
この点において
【発音記号】ɪn ðɪs rɪˈspɛkt
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
In this respect, our study refutes earlier research.
この点で、我々の研究は先行研究の反証となる。
in this respect
以下では、英語のフレーズ in this respect
を、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
活用形
他の品詞との関連
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連する単語・派生表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が in this respect
の詳細な解説です。特定の観点・視点のみを指し示したいときに役立つ表現ですので、ぜひ覚えて活用してみてください。
この点において
for all
for all
解説
《くだけて》...があるにしても, ...を考えると / ...にもかかわらず
【発音記号】fɔr ɔl
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
For all his money, he does not seem very happy.
お金の割には、あまり幸せそうではありません。
for all
以下では、副詞句(または慣用表現)的に用いられる “for all” について、できるだけ詳しく解説していきます。マークダウン形式でまとめましたので、学習の参考にしてください。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「〜にもかかわらず」「〜にしては」といった逆説的なニュアンスや、「For all I care, ...」のように「私は気にしない」「私にはどうでもいい」という軽い投げやり感を表す場面で使うことがあります。
品詞
活用形
他品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生表現
よく使われるコロケーション例(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算や自動詞・他動詞の区別
フォーマル/カジュアルの区別
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的な文脈(フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、“for all” の詳細な解説です。「〜にもかかわらず」「〜にしては」「〜の割には」という逆説的なニュアンスや、「For all I care」など投げやりな意味を持つフレーズであることに注意しながら、様々な文脈で使ってみてください。学習の参考になれば幸いです。
go on
go on
解説
起こる,行われる / 続く,続ける,を続ける;引き続き...し続ける《to do》
【発音記号】goʊ ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
He went on for a while before stopping for lunch.
彼は昼食のために立ち止まる前に、しばらく続けた。
go on
以下では、「go on」というフレーズについて、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): go on
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語・日本語)
例えば、「行為を続行するとき」や「話を続けてほしいとき」、「それから先の行動に移るとき」に使われるフレーズです。日常会話でとてもよく使われるので覚えておくと便利です。
活用形・他の品詞形
また、go が名詞や形容詞になるケースはまれですが、例として “a go” という表現(名詞:ひと試しの機会)などがあります。ここでは “go on” の句動詞としての使い方に焦点を当てます。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
“go on” を構成する要素がそれぞれの基本的な意味を保ちながら組み合わさり、「行くのを続ける」「続行する」などのニュアンスが生まれました。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
“go on” は歴史的にも日常表現として長く使われてきた句動詞で、「継続する」「先へ進む」というコアイメージがあります。
ニュアンスや注意点
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「go on」の詳細な解説です。日常会話でもビジネスでも幅広く使える便利な句動詞なので、ぜひ使い方の違いをマスターしてみてください。
起こる,行われる
続く,続ける,を続ける;引き続き...し続ける《to do》
what about
what about
解説
(提案・勧誘・依頼を表して)...はどうですか / (意見・感想・説明を求めて)...についてはどうお考えですか
what about
以下では “what about” という表現を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
“what about” は、相手に何かを提案したり、相手の意見を尋ねたりするときに使う表現です。
例: 「(~のこと)はどう思いますか?」「(~について)はどうですか?」
日本語での意味
「~についてはどうですか?」「~はどう思いますか?」「~してはどう?」といったニュアンスになります。提案や意見を求める場合、また話題を切り替える場合などに usein されるフレーズです。
品詞
この2つが組み合わさって「~についてはどう?」という表現をする慣用句的な言い回しです。
単独の「what」や「about」とは意味や使い方が異なり、一連の熟語表現として覚えておくとよいでしょう。
活用形
“what about” 自体はフレーズのため、動詞のように時制で変化することはありません。
ただし、引き続き後ろに名詞や動名詞を置いて、提案や話題提供を行います。
例:
他の品詞になった時の例
“what about” はこれらの単語が結合してできたフレーズですが、分解して他の使い方もできます。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
フレーズとして “what about” は「~について(は)どう?」「~は?」と、相手の意見や関心を引き出す表現になります。
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
中世以降、会話の中でこの2語が一緒に使われ、「~についてはどう?」と相手の意見や意思を尋ねる表現が一般化しました。
微妙なニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
“what about + [名詞/代名詞/動名詞]?”
提案や話題を切り出す際に広く使われます。“How about” とほぼ同じように扱われますが、時に “What about” は「別の観点についてはどうなる?」というニュアンスも加わります。
フォーマル/カジュアル
他動詞/自動詞など文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的/フォーマル (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
はっきりとした反意語はありませんが、「別に~はどうでもいい」という文脈では “Never mind about …” などを使う場合があります。ニュアンスが大きく異なるため対義語としては整理しにくい表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
アクセント
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “what about” の詳細解説です。日常会話からビジネスまで幅広い場面で使えるフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
(提案・勧誘・依頼を表して)...はどうですか
(意見・感想・説明を求めて)...についてはどうお考えですか
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単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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