頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- 品詞: 前置詞句(phrase)
- 活用形: 個別の動詞のように活用しませんが、後ろに名詞や代名詞が続きます。
- 例: up to you / up to $10 / up to a point
- 例: up to you / up to $10 / up to a point
- 他の品詞: 「be up to ~」という形で述語(動詞)+前置詞句の一部として使われることが一般的です。
- A2(初級): 「It’s up to you.」などの基本的なフレーズを理解し、簡単な会話で使えるレベル。
up
: 元々は「上方に」「上へ」「起き上がる」という意味を持つ副詞・前置詞。to
: 「~へ」「~まで」を表す前置詞。- up to you
- あなた次第
- あなた次第
- up to now
- 今まで
- 今まで
- up to date
- 最新の状態で
- 最新の状態で
- up to the task
- その仕事(課題)に対応できる
- その仕事(課題)に対応できる
- up to standard
- 基準に達する
- 基準に達する
- up to the challenge
- 挑戦を受けて立つ能力がある
- 挑戦を受けて立つ能力がある
- up to ten people
- 最大10人まで
- 最大10人まで
- be up to someone
- (決定・行為などが)誰々次第
- (決定・行為などが)誰々次第
- up to no good
- (何か)悪いことを企んでいる
- (何か)悪いことを企んでいる
- up to the minute
- 分刻みの最新の(情報など)
- カジュアルな場面: 「It’s up to you.(あなたの好きにして)」というように、「決定権がある」というカジュアルな響き。
- フォーマルな場面: ビジネス文書でも「Responsibility is up to the project manager.(責任はプロジェクトマネージャーにある)」のように使われます。違和感なく正式な文書にも登場します。
一般的な構文:
- 「be + up to + 名詞/代名詞」
例: It’s up to you. / The final decision is up to the board. - 「be up to + 数量」
例: We can allow up to 10 participants.
- 「be + up to + 名詞/代名詞」
使用シーン:
- フォーマル: レポート、ビジネス文書などで「~まで可能です」「~の責任です」と説明するとき。
- カジュアル: 口語で「It’s up to you.(おまかせ)」というフレーズなど。
- フォーマル: レポート、ビジネス文書などで「~まで可能です」「~の責任です」と説明するとき。
文法上のポイント:
- 「up to」を一つの前置詞句としてとらえ、後ろには名詞(句)が来る。動詞が直接続くわけではありません。
- 「up to now, up to this point」などのように副詞句的に使われる場合もあります。
- 「up to」を一つの前置詞句としてとらえ、後ろには名詞(句)が来る。動詞が直接続くわけではありません。
- “It’s up to you whether we order pizza or sushi tonight.”
- 今夜ピザにするかお寿司にするかはあなた次第だよ。
- 今夜ピザにするかお寿司にするかはあなた次第だよ。
- “I can drive up to the station if that helps.”
- それで助かるなら駅まで車で送るよ。
- それで助かるなら駅まで車で送るよ。
- “You can buy up to three tickets with this coupon.”
- このクーポンで最大3枚までチケットを買えるよ。
- “The final decision is up to the project leader.”
- 最終決定はプロジェクトリーダーに委ねられています。
- 最終決定はプロジェクトリーダーに委ねられています。
- “We can accommodate up to 50 guests in this conference room.”
- この会議室には50名まで収容可能です。
- この会議室には50名まで収容可能です。
- “It’s up to the HR department to approve your vacation request.”
- 休暇申請の承認は人事部の判断となります。
- “The research can be funded up to $50,000 under this grant.”
- この助成金のもとでは、最大5万ドルまで研究資金を受け取ることができます。
- この助成金のもとでは、最大5万ドルまで研究資金を受け取ることができます。
- “Interpretation of the data is up to the principal investigator.”
- データの解釈は主任研究者の裁量次第です。
- データの解釈は主任研究者の裁量次第です。
- “Up to now, there has been no conclusive evidence supporting the hypothesis.”
- これまでのところ、その仮説を裏付ける決定的な証拠は得られていません。
- “Until” (~まで)
- 時間的な「~まで」の意味では「until」と似ていますが、「until」は純粋に時間の終わりを示すだけで、「誰々の責任で」「決定権がある」という意味は含みません。
- 時間的な「~まで」の意味では「until」と似ていますが、「until」は純粋に時間の終わりを示すだけで、「誰々の責任で」「決定権がある」という意味は含みません。
- “Depending on” (~次第で)
- 「depending on」は「~に依存して」「~に応じて」というニュアンスで、状況に合わせるという意味が強いです。「It’s up to you」という決定権のニュアンスとは少し異なります。
- 発音記号(IPA): [ʌp tə] / [ʌp tuː]
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きな違いはありませんが、イギリス英語でも「up to」を連結して発音する傾向があります([ʌp tʃə]のように聞こえる場合もあります)。
- 「up」の「ʌ」は「ア」に近い短い母音、「to」は弱くなることが多く、「トゥ」よりも「トゥ(弱母音)」や「チュ」のように変化することがあります。
- スペルミス: 「up too」や「up two」のように綴ってしまうミス。
- 間違った分割: 「It’s up you to...」のように順序を間違えないよう注意。
- 同音異義語: 音として近い単語とはあまり混同しにくいですが、「opt to」と「up to」の音が似てないか多少気をつける程度。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、設問の選択肢で「It’s up to you.」が出てきたり、読解で「~まで」という意味で使われる例があるので、前置詞句として確実に意味を押さえることが大切。
- 「It’s up to you」は「決定や責任があなたに向かって上ってきた」というイメージで覚えるとよいです。「最終的に(責任の)ボールがあなたのコートに来る」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。
- 「~まで」という場合も、「そこまで数値や範囲が上がるイメージで“up"」と、ゴール地点を示す“to”と合わせている、と考えると定着しやすいです。
- “dead” (形容詞)「死んでいる」
- “die” (動詞)「死ぬ」
- “deadly” (形容詞/副詞)「致命的な/致命的に」
- 「“死ぬほど〜”という慣用表現として、意味を正確に理解しないと誤用しやすいため、中上級に位置づけています。」
- to : 前置詞
- death : 名詞
- “deathly” (形容詞・副詞): 「死のように、致命的に」
- “die” (動詞): 「死ぬ」
- “dead” (形容詞): 「死んでいる」
- “scare someone to death”
- (人を)死ぬほど怖がらせる
- (人を)死ぬほど怖がらせる
- “bore someone to death”
- (人を)死ぬほど退屈させる
- (人を)死ぬほど退屈させる
- “love someone to death”
- 死ぬほど(ものすごく)愛している
- 死ぬほど(ものすごく)愛している
- “work oneself to death”
- 死ぬほど働く
- 死ぬほど働く
- “laugh oneself to death”
- 死ぬほど笑う
- 死ぬほど笑う
- “strangled to death”
- 絞め殺される
- 絞め殺される
- “bleed to death”
- 出血多量で死ぬ
- 出血多量で死ぬ
- “freeze to death”
- 凍え死ぬ
- 凍え死ぬ
- “burn to death”
- 焼け死ぬ
- 焼け死ぬ
- “flogged to death”
- 鞭打たれて死ぬ
- 鞭打たれて死ぬ
- 古くは文字どおり “to death” = “until death happens” という意味で使われ、そこから転じて「極限まで」という比喩的な意味合いで用いられるようになりました。
- 直訳すると「死ぬまで」の意味ですが、多くの場合はカジュアルな誇張表現として使われます。
- ただし “burn to death”“bleed to death” の場合は実際に「死」を指す場合が多く、シリアスな文脈で使用されるので注意が必要です。
- 日常会話では「めちゃくちゃ〜」のような強いニュアンスを加える表現としてもよく使われます。加減や状況によってはショッキングな印象を与えることがあるため、相手や場面に応じた使い分けが大切です。
- 通常、動詞 + “to death” の形をとり、動作や状態が「極限を超える」ほど強いことを意味します。
- フォーマルな文献では比喩表現としてはややカジュアルに感じられることが多いため、公のスピーチやかしこまった文書ではあまり使われません。
- “to death” は可算・不可算名詞の区別がありません(“death” は不可算名詞ですが、慣用句扱いです)。
- 英文法上は副詞句のように機能し、どのように・どの程度で動作が行われるかを示します。
- “I’m bored to death just waiting for my flight.”
- 「フライトを待ってるだけで退屈で死にそうだよ。」
- “That movie scared me to death!”
- 「あの映画は本当に怖くて死にそうなくらいだった!」
- “I love this band to death; their music is amazing!”
- 「このバンドは死ぬほど大好き。音楽が最高だもん!」
- “He worked himself to death during the peak season.”
- 「繁忙期に彼は死ぬほど働いた。」
- “Don’t drive your team to death; they need rest.”
- 「チームを死ぬほど酷使しないで、休みが必要ですよ。」
- “I was worried to death about missing the project deadline.”
- 「プロジェクトの締め切りに間に合わないかと死ぬほど心配していました。」
- “Exhausting labor conditions historically led many to work to death in the 19th century.”
- 「19世紀には過酷な労働環境のために多くの人が実際に過労死に至った。」
- “Certain pathogens, if left untreated, can infect a host to death.”
- 「特定の病原体は放置されると、死に至るまで宿主に感染を広げる可能性がある。」
- “In classical literature, characters often fight to the death, symbolizing ultimate devotion or resolve.”
- 「古典文学では、登場人物が死ぬまで戦うことがよくあり、究極の献身や決意を象徴している。」
- “extremely” / “very much” (とても、非常に)
- “to the extreme” (極限まで)
- “terribly” (ひどく)
- “hugely” (非常に大きく)
- 明確な反意語はありませんが、あえて挙げるなら “mildly”(控えめに)や “slightly”(少し)など、「程度が低い」ことを表す語が逆の文脈になります。
- アメリカ英語: /tə ˈdɛθ/
- イギリス英語: /tə ˈdɛθ/
- “to” は弱く /tə/(「トゥ」よりむしろ「タ」や「トゥ」の中間音)と発音されることが多く、 “death” の部分に強勢をおきます。
- “to death” の “death” をはっきり発音して、語尾の “th” をしっかりと歯で挟むように出すのがポイントです。
- スペリングミス: “deth” と書いてしまう誤りがよくあります。必ず「death」と書きます。
- “till death” と混同しない: “till death” は “till death do us part” のように「〜まで(死がふたりを分かつまで)」といった文脈で使われる表現で、少し違う意味合いです。
- 過度な乱用に注意: カジュアルな会話ではOKですが、ビジネスやフォーマルな文章で比喩的に “to death” を多用すると、少し不適切な表現と取られる可能性があります。
- 資格試験などで “to death” はイディオムとして出題される可能性あり: 単語問題や熟語問題で “scared to death” のような形が問われる場合があります。
- 「死ぬ」という強烈なイメージにつなげると覚えやすい: “to death” = “死ぬほど〜”。
- 「T.D.」と頭文字で覚える: “To Death” = “T.D.”、強い強調表現であることを思い出す。
- 会話でよく耳にする表現(特に感情を強調するとき)なので、ネイティブの音声をマネして発音のリズムや弱音の “to” を練習すると良いです。
- 英語: “in time”
- 日本語: 「間に合って」「(音楽などで)拍子を合わせて」「やがては」
- フレーズ(副詞句、または前置詞句のように機能します)
- フレーズなので、動詞のように活用する形はありません。
- 同じ表記の「time」は名詞ですが、「in time」はあくまでもフレーズとして扱われます。
- 名詞「time」:時間
- 形容詞的表現「timely」:時宜を得た、タイミングの良い
- 名詞「time」:時間
- B1(中級)
「時間表現」に慣れは必要ですが、日常的によく出てくる表現なので、比較的早い段階で覚えておくと便利です。 - 「in time」は連語(コロケーション)であり、特定の接頭語・接尾語を含むものではありません。
- 「間に合って」
予定や締め切りに遅れずに到着・達成するという意味。 - 「(音楽などの)リズム・テンポに合って」
演奏やダンスの動きをそろえるイメージ。 - 「やがては」
「最終的には〜となる」という少しフォーマルなニュアンスで使われる。 - be in time for ~(~に間に合う)
- just in time(ちょうど間に合って)
- arrive in time(間に合うように到着する)
- get there in time(そこにまに合って着く)
- come in time(間に合う、間に合って来る)
- in time to do ~(~するのに間に合う)
- in the nick of time(ギリギリのタイミングで)
- keep in time with the music(音楽のリズムに合わせる)
- in due time(しかるべき時に)
- hope to finish in time(時間内に終わらせたいと願う)
- 「time」(時間)という単語に前置詞「in」(中に)が組み合わさり、「時間の中に収まる・あるべき時間内に」という感覚が生まれた表現です。
- 「on time」は「(予定時刻ぴったりに)遅れずに」というイメージであるのに対し、「in time」は「遅れず、十分間に合う範囲で」という意味合いが強いです(ギリギリでも、余裕があっても使えます)。
- フォーマルでもカジュアルでも通用する表現ですが、文章で使うほど硬い表現ではなく、むしろ会話やビジネスメールなどでよく使われます。
- 主語 + 動詞 + “in time (for/to ...)”
例: “I arrived in time for the meeting.” - “in time” は副詞句として文中で使われることが多い。
- “in the nick of time” = 「ギリギリ間に合って」
- “keep in time (with ...)” = 「(テンポを)遅れずに合わせる」
- カジュアル: 友達同士の会話など。「I got here in time!」
- ビジネス文章、メール: 「Please make sure to submit your report in time for the deadline.」
- “I hope we can get to the cinema in time for the previews.”
(映画の予告編に間に合うように映画館に着けるといいな。) - “I woke up late, but I still managed to arrive at work in time.”
(寝坊したけど、それでも仕事には遅れずに間に合ったよ。) - “We need to leave now if we want to be in time for the train.”
(電車に間に合いたいなら、今すぐ出発しなきゃ。) - “Please submit the financial report in time for the scheduled meeting.”
(予定されている会議に間に合うように、財務報告書を提出してください。) - “If we don’t finish this project in time, we’ll lose our client’s trust.”
(このプロジェクトを間に合わせないと、顧客の信用を失います。) - “Make sure to arrive in time for the conference registration.”
(学会の受付に間に合うように到着してください。) - “In time, the new theory may replace the traditional framework in scientific discussions.”
(やがて新しい理論が、科学的議論の伝統的枠組みに取って代わるかもしれません。) - “It is crucial that participants submit their papers in time for peer review.”
(参加者が査読に間に合うように論文を提出することが重要です。) - “In time, further research will elucidate the long-term impacts of this phenomenon.”
(やがてさらなる研究が、この現象の長期的な影響を明らかにするでしょう。) - “on time”
- 日本語: 「時間どおり」
- ニュアンス: 予定・時刻に正確に遅れずに、というニュアンス。
- 例: “He always arrives on time for work.”(彼はいつも仕事に遅れない。)
- 日本語: 「時間どおり」
- “punctually”
- 日本語: 「時間厳守で」
- ニュアンス: 少しフォーマルで「きっちり時間を守る」感が強い。
- 日本語: 「時間厳守で」
- “just in time”
- 日本語: 「ちょうど間に合って」
- ニュアンス: ギリギリで間に合う、ぎりぎりのタイミング。
- 日本語: 「ちょうど間に合って」
- “too late”
- 日本語: 「あまりにも遅すぎる」
- ニュアンス: 時間を過ぎてしまった状態。
- 日本語: 「あまりにも遅すぎる」
- 発音記号(IPA): /ɪn taɪm/
- アメリカ英語(AE):[ɪn taɪm]
- イギリス英語(BE):[ɪn taɪm]
- アメリカ英語(AE):[ɪn taɪm]
- アクセントは「time」の部分を少し強めに発音することが多いです。
- 大きなアメリカ英語・イギリス英語の違いはありませんが、/ɪ/ の音が地域によってやや[ɪ]に近かったり[ɪ̈]に近かったり、微妙な差異が生じます。
- よくある間違い: “in” を /iːn/ と伸ばし過ぎて「イン」になってしまう方がいますが、実際は短い /ɪ/ となります。
- “in time” と “on time” の混同
- “on time” は指定された時間どおりピッタリ。
- “in time” は遅れずに間に合っていればOK(少し早めやギリギリでも可)。
- “on time” は指定された時間どおりピッタリ。
- スペルミスは少ないが、フレーズとして忘れがち
- 「intime」とつづりを一語にしてしまわないように注意。
- 「intime」とつづりを一語にしてしまわないように注意。
- 試験対策
- TOEICや英検などでは、時制・時間表現の問題で “on time” と “in time” の違いが問われることが多いです。
- 「in(中に)」+「time(時間)」=「時間の枠の中に入っている」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “in time” は「遅れっていない状態」、“on time” は「予定時刻に照準を合わせた状態」とイメージすると良いでしょう。
- 勉強テクニックとしては、実際に「電車に間に合う」「締切に間に合う」「音楽のテンポに合わせる」など、具体的なシーンで口に出して練習するのがおすすめです。
- “this stage” refers to the current point or phase in a process, event, or discussion.
- 「この段階」や「今の段階」という意味で、ある物事やプロセスのうちの現在のタイミングを指し示す表現です。「今ここで」「ここまで進んだ段階で」というニュアンスを含み、何かを説明したり指示したりするときに使われます。
- A2(初級)~B1(中級):日常英会話でもよく使う「this」「stage」という単語の組み合わせであり、難易度としては初級~中級レベルと言えます。
- フレーズ “this stage” 自体は活用しませんが、関連する語である “stage” は名詞として単数形 “stage”、複数形 “stages” があります。
- “this” は指示語なので活用はしませんが、複数名詞には “these” を用います(例: “these stages”)。
- “stage” は名詞以外に動詞として「上演する、舞台にかける」(to stage a play など)で使われることがあります。
- “this” は形容詞・代名詞の使い分けがありますが、品詞は変わりません。
- this: 「この」という意味の指示形容詞・代名詞
- stage: 「段階」「局面」「舞台」「ステージ」などを表す名詞
at this stage
- (この段階では)
reach this stage
- (この段階に到達する)
hold at this stage
- (この段階で止める/保留する)
beyond this stage
- (この段階を超えて、さらに先に)
from this stage on
- (この段階から先は)
progress to this stage
- (この段階まで進む)
at this stage of the process
- (プロセスのこの段階で)
at this stage in development
- (開発のこの段階で)
at this stage in our discussion
- (議論のこの段階で)
not at this stage
- (今の段階では(まだそうではない))
- stage の語源は、古フランス語 “estage” からきており、より古いラテン語 “staticum” などにさかのぼります。もともと「停止する場所、足場」といった意味を持っていました。
- 現在では「段階」「舞台」といった意味になり、特にプロセスのあるひと区切りを表す語として日常的に使われます。
- this stage という表現は、フォーマル・カジュアルを問わず、文章でも会話でも一般的に用いられます。特にレポートやプレゼンテーション、会話で物事の進行状況を説明するときに多用されます。
- “this stage” は指示形容詞 “this” + 名詞 “stage” なので、文中では「主語」「補語」「目的語」のヌケ感なく使えます。例:
- “At this stage, we can decide whether to continue.”(この段階で、続行するかどうかを決定できます。)
- “At this stage, we can decide whether to continue.”(この段階で、続行するかどうかを決定できます。)
- フォーマルさは特に限定されず、あらゆる文脈で使える便利なフレーズです。
- “stage” は可算名詞なので、複数形は “stages” になります。指示対象が複数なら “these stages” と言い換えます。
- “I’m not sure at this stage if I’ll go to the party.”
- (今のところパーティーに行くかどうか迷ってるんだ。)
- (今のところパーティーに行くかどうか迷ってるんだ。)
- “At this stage, I just want to relax and enjoy my weekend.”
- (この段階では、ただリラックスして週末を楽しみたいだけだよ。)
- (この段階では、ただリラックスして週末を楽しみたいだけだよ。)
- “Let’s not worry about the details at this stage.”
- (この段階では細かいことを気にしないようにしよう。)
- “At this stage of the project, we need to finalize our budget.”
- (このプロジェクトの段階では、予算を確定する必要があります。)
- (このプロジェクトの段階では、予算を確定する必要があります。)
- “I can’t share more information at this stage for confidentiality reasons.”
- (機密上の理由で、現段階ではこれ以上の情報は共有できません。)
- (機密上の理由で、現段階ではこれ以上の情報は共有できません。)
- “At this stage, we should schedule a meeting to review the progress.”
- (この段階で、進捗を確認するミーティングを設定すべきです。)
- “At this stage of our research, the data is still being collected.”
- (研究のこの段階では、まだデータを収集している最中です。)
- (研究のこの段階では、まだデータを収集している最中です。)
- “We hypothesize that, at this stage in development, the cells begin to differentiate.”
- (この発生段階で細胞が分化し始めると私たちは仮説を立てています。)
- (この発生段階で細胞が分化し始めると私たちは仮説を立てています。)
- “It is too early at this stage to draw definitive conclusions.”
- (この段階では、結論を出すにはまだ早すぎます。)
“at this point”
- (この時点で)
- より時点的に強調する表現。“stage” が示すようなプロセスの区切り感より、時間的な「点」を意識するときに使われます。
- (この時点で)
“at this juncture”
- (この局面で)
- ややフォーマル。物事の分岐点や重要な局面で使われることが多い。
- (この局面で)
“currently”
- (現在は)
- 「現在の状況」を広く指し示す表現で、プロセスの段階への言及にはやや弱いニュアンス。
- (現在は)
- “at the final stage”(最終段階で)
- 「初期段階」「途中段階」とは逆の、物事の終わりに近い段階を示す表現。
- this: /ðɪs/
- stage: /steɪdʒ/
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語で /ðɪs/ が /ðɪs/ に、 /steɪdʒ/ は /steɪdʒ/ とほぼ同じ発音です。音の長さやイントネーションに若干の差が出る程度です。
- “this” の /ð/ の音がうまく出せず /z/ や /d/ になるケースが多いので注意してください。
- “stage” は /steɪ/ の部分を /staː/ と伸ばしすぎるミスなどに気をつけましょう。
- “this stage” と “this state”(この状態)を混同しないようにしましょう。つづり(一文字違い)や音(/steɪdʒ/ と /steɪt/)が似ているため、書き間違いや聞き間違いが起きやすいです。
- TOEICや英検などの試験でも、文中で物事の進行状態を問う際などに出題されることがあります。“at this stage” というフレーズを見たら「この段階で」と訳せるようにしておきましょう。
- “this stage” = 「いまここを指し示している舞台のイメージ」。舞台演劇などのシーンを想像してみると覚えやすいです。
- 混同しやすい “state” と比較で記憶する(stage = 舞台/段階、state = 状態/州)というふうに対比させて覚えるとよいです。
- 「いま手元にあるものを 'this' で強調し、何かのフェーズを 'stage' で表す」というイメージを常に持つと使い分けがしやすくなります。
- “manage” は 動詞 (verb)
- “manage to + 動詞の原形” で一つの表現(イディオム)として使われます。
- 原形: manage
- 三人称単数: manages
- 現在進行形: managing
- 過去形・過去分詞: managed
- 名詞: management(管理、経営)
- 名詞: manager(管理者、経営者)
- 形容詞: manageable(扱いやすい、管理できる)
- manage(動詞) … 「管理する・どうにかやる」
- 語源などは後述します。
- to … 不定詞を作る語
- 「manage to + 動詞」:努力して苦労の末、あるいは困難にもかかわらず「〜することに成功する」
- 「なんとか〜できる」というニュアンスを呈し、単に「できる」というだけでなく、少し苦労や工夫があったことを含意します。
- manage to finish … → 「どうにか終える」
- manage to solve … → 「なんとか解決する」
- manage to catch … → 「(バスや電車など)かろうじて間に合う」
- manage to survive … → 「(苦境などを)なんとか生き延びる」
- manage to pass … → 「(試験などに)どうにか合格する」
- barely manage to … → 「かろうじて〜する」
- manage to get done … → 「(仕事などを)なんとか終わらせる」
- manage to keep up with … → 「(進捗や流れについて)どうにか遅れずについていく」
- manage to stay awake … → 「なんとか起き続ける」
- manage to get by … → 「(生活を)どうにかやりくりしていく」
- “manage” はイタリア語の “maneggiare(手で扱う)” がフランス語を経て英語に入ったとされています。元々「馬の手綱をうまく扱う」という意味から「管理する、取り扱う」の意味に広がったといわれます。
- そこから派生して「対処する、やり繰りする、なんとかやる」という意味に進化しました。
- 「manage to〜」は困難を乗り越えて達成した感じを含むので、単に「do(〜する)」よりも音楽的・感情的です。
- カジュアルな会話でも文書でも使われますが、フォーマルな場でも問題なく通じる表現です。
- 特定の状況で、苦労や工夫があったことを強調したいときに多用されます。
- 基本構文: “manage to + 動詞の原形”
例: I managed to finish the report. - 文法的には “manage” は 他動詞 として使われることが多いですが、“manage to” の場合は「不定詞」の目的語(?, 厳密には補語)をとった形になります。
- 口語・書き言葉どちらでも用いられます。
- “manage” 自体を目的語(名詞や代名詞)とともに使う場合は「〜をどうにかする/うまく扱う」という意味ですが、“manage to + 動詞” では「〜することに成功する」とより具体的な行為を示します。
- “can’t manage to …” → 「どうしても〜することができない」
- “manage to get by” → 「なんとかやっていく」
ほかにも “manage on one’s own,” “manage without …” など、前置詞や副詞を伴って微妙なニュアンス変化があります。 “I finally managed to fix the leaky faucet!”
- 「やっと水漏れしていた蛇口を直せたよ!」
“Did you manage to get any sleep last night?”
- 「昨夜はちゃんと眠れたの?」
“I managed to catch the last train by running all the way to the station.”
- 「駅まで全力で走って、なんとか終電に間に合った!」
“We managed to close the deal just before the deadline.”
- 「締め切り直前に、なんとかその契約をまとめることができました。」
“He managed to convince the client of our proposal’s benefits.”
- 「彼はお客様に、私たちの提案の利点をなんとか納得してもらったんです。」
“Despite several setbacks, we managed to launch the product on schedule.”
- 「いくつかのトラブルがあったにもかかわらず、予定通り製品を発売することに成功しました。」
“After extensive research, the team managed to identify the root cause of the malfunction.”
- 「広範囲な研究の末、チームはその不具合の根本原因を特定することに成功しました。」
“The researchers managed to replicate the experiment under controlled conditions.”
- 「研究者たちは、管理された条件下でその実験の再現にどうにか成功しました。」
“By analyzing historical data, we managed to predict future market trends.”
- 「過去のデータを分析することで、将来の市場動向を予測することができました。」
succeed in …
- “succeed in doing something” という形。ニュアンスとしては「成功する」という部分が強調される。
- 例: “He succeeded in passing the exam.”(試験に合格した)
- 「manage to」は「困難を克服して」という含みがより強い場合が多い。
- “succeed in doing something” という形。ニュアンスとしては「成功する」という部分が強調される。
be able to … / can …
- 「〜できる」という意味だが、苦労や困難のニュアンスは入らない。
- 例: “I can finish it.”(単に「私はそれを終えられる」)
- 「〜できる」という意味だが、苦労や困難のニュアンスは入らない。
pull off …(カジュアル)
- 「うまくやってのける、(困難を)やり遂げる」という口語的表現。
- より軽妙な響きがある。
- 「うまくやってのける、(困難を)やり遂げる」という口語的表現。
manage without …
- これは「…なしでやりくりする」という意味で、やや別方向の「manage」の使い方。
- “We managed without power for three hours.”など。
- これは「…なしでやりくりする」という意味で、やや別方向の「manage」の使い方。
- “fail to …” → 「〜できない、失敗する」
例: “I failed to meet the deadline.”(締め切りに間に合わなかった) - 発音記号(IPA): /ˈmæn.ɪdʒ tə/ または /ˈmæn.ɪdʒ tʊ/(“manage to” の場合)
- “manage” の部分: /ˈmæn.ɪdʒ/
- 第一音節 “MAN” にアクセントが置かれます。
- “to” は文中で弱く発音されることが多く、/tə/ のようにシュワー(ə)で発音されることもあります。
- “manage” の部分: /ˈmæn.ɪdʒ/
- アメリカ英語とイギリス英語の違いは大きくありませんが、/æ/(アメリカ英語の “man” の音)がイギリス英語ではやや短めになることがある程度です。
- よくある間違い: /mænˈeɪdʒ/ と “a”を伸ばし過ぎたり、「マネージ(◯◯)」と日本語英語っぽく発音してしまう点に注意しましょう。
- スペルミス: 「mange(皮膚病)」「maneger」などと書かないよう注意。 “manage” は “a” が2つ。
- 同音異義語との混同: とくにはありませんが、形が似た “manager” “management” と混在しないように注意。
- テストでの出題例: TOEICや英検などでは「〜することに成功した」や「ギリギリ達成した」という文脈で出やすい。穴埋め問題で “manage ___ finish” とか “manage ___ solve” のように “to” または “to + 動詞” を入れる形がよくあります。
- 「manage to」は「マネージ」→「(どうにか)マネーじ(金繰り)」でやりくりしてるイメージ…など、語源の“手で上手に扱う”イメージを思い浮かべてみましょう。
- 「苦労を伴って、でも結果的にはやり遂げた」という成功のニュアンスを大切に覚えると、使い方をイメージしやすいです。
- 意識して「できたけど大変だった」ときに “manage to” を使うようにすると自然と身につきます。
- B1(中級): 基本的なコトがわかる方なら、日常生活や職場などでよく使う接続表現として習得しやすいレベルです。
- 「in the meantime」はフレーズであり、動詞などの活用はありません。
- 類似の表現として、副詞の “meanwhile” があります。
- 語構成
- “in” + “the” + “meantime”
- “in” + “the” + “meantime”
- mean + time
- “mean” は本来「中間」や「平均」などを意味し、ここでは「割り当てられた期間・中間の時間」というイメージから、“meantime” という名詞になっています。
- “mean” は本来「中間」や「平均」などを意味し、ここでは「割り当てられた期間・中間の時間」というイメージから、“meantime” という名詞になっています。
- meanwhile: 同じ意味を持つ副詞(「その間に」、「一方で」)。
- for the time being: 「当分の間」というニュアンスで、期間がより限定的。
- “In the meantime, let’s wait.”
- その間に待ちましょう。
- その間に待ちましょう。
- “I’ll prepare the documents in the meantime.”
- その間に書類を準備します。
- その間に書類を準備します。
- “Check your email in the meantime.”
- その間にメールを確認してください。
- その間にメールを確認してください。
- “You can stay here in the meantime.”
- その間、ここで待っていていいですよ。
- その間、ここで待っていていいですよ。
- “He will handle the client in the meantime.”
- その間、彼が顧客対応をします。
- その間、彼が顧客対応をします。
- “Don’t worry about it in the meantime.”
- その間、そのことは心配しなくていいですよ。
- その間、そのことは心配しなくていいですよ。
- “In the meantime, I’ll get ready for the meeting.”
- その間に、私は会議の準備をしておきます。
- その間に、私は会議の準備をしておきます。
- “Please review the contract in the meantime.”
- その間に契約書を見直しておいてください。
- その間に契約書を見直しておいてください。
- “Let’s take a break in the meantime.”
- その間に休憩をとりましょう。
- その間に休憩をとりましょう。
- “In the meantime, we can brainstorm some ideas.”
- その間にアイデアを出し合いましょう。
- その間にアイデアを出し合いましょう。
語源
- 「meantime」は中英語(古い英語)で
mean
(中間)+time
(時間)から成り立ち、「中間の時間」を表します。 - その語に前置詞 “in” と定冠詞 “the” が組み合わさることで「その中間の時間に」という意味になりました。
- 「meantime」は中英語(古い英語)で
ニュアンスと使用時の注意点
- 「あることが起こるまでのつなぎ時間」を表現します。
- “in the meantime” と “meanwhile” はほぼ同義ですが、フレーズ構造(前置詞+名詞)か副詞として1語かの違いなので、文中の位置や形式に微妙な差が出る場合があります。
- カジュアルからフォーマル、書き言葉から話し言葉まで幅広く使用されます。
- 「あることが起こるまでのつなぎ時間」を表現します。
構文上の特徴
- 通常、文頭・文中・文末で使われ、「その間」の時間を表す副詞的な役割を果たします。
- 例: “I will cook dinner. In the meantime, could you set the table?”
- 通常、文頭・文中・文末で使われ、「その間」の時間を表す副詞的な役割を果たします。
フォーマル/カジュアルな使い分け
- フォーマルな文章であってもあまり堅苦しいニュアンスにはならないため、レポートやビジネスメールでも使用可能です。
- カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われるため、どのような状況でも比較的自然に使えます。
- フォーマルな文章であってもあまり堅苦しいニュアンスにはならないため、レポートやビジネスメールでも使用可能です。
- “We have 30 minutes before the movie starts. In the meantime, let’s grab a snack.”
- 映画が始まるまで30分あるから、その間に軽い食べ物でも買おう。
- 映画が始まるまで30分あるから、その間に軽い食べ物でも買おう。
- “I’m charging my phone. In the meantime, I’ll read a book.”
- スマホを充電してるから、その間に本を読むよ。
- スマホを充電してるから、その間に本を読むよ。
- “Dinner will be ready soon. In the meantime, do you want to watch TV?”
- もうすぐ夕飯ができるよ。その間、テレビを見る?
- もうすぐ夕飯ができるよ。その間、テレビを見る?
- “The conference call is set for 3 p.m. In the meantime, please review the main points.”
- テレカンは午後3時に設定されています。それまでの間に要点を見直してください。
- テレカンは午後3時に設定されています。それまでの間に要点を見直してください。
- “Our proposal is under review. In the meantime, we should prepare a backup plan.”
- 提案は現在審査中です。その間にバックアッププランを用意しておきましょう。
- 提案は現在審査中です。その間にバックアッププランを用意しておきましょう。
- “We’re waiting for the supplier’s response. In the meantime, let’s organize the necessary documents.”
- 供給業者からの返答を待っています。その間に必要書類を整理しましょう。
- 供給業者からの返答を待っています。その間に必要書類を整理しましょう。
- “The experiment results will arrive next week. In the meantime, we will analyze the preliminary data.”
- 実験の結果は来週届きます。その間に、予備データを解析します。
- 実験の結果は来週届きます。その間に、予備データを解析します。
- “The committee’s decision is pending. In the meantime, researchers will continue collecting data.”
- 委員会の決定はまだ保留です。その間、研究者たちはデータ収集を続けます。
- 委員会の決定はまだ保留です。その間、研究者たちはデータ収集を続けます。
- “Funding has been approved, but the funds are not yet released. In the meantime, we are preparing the project structure.”
- 研究費は承認されましたが、まだ資金が下りていません。その間に、プロジェクトの構成を準備しています。
- 研究費は承認されましたが、まだ資金が下りていません。その間に、プロジェクトの構成を準備しています。
類義語
- meanwhile(日本語: その間に)
- “in the meantime” とほぼ同じ意味だが、前置詞句ではなく単独の副詞。
- 例: “I’m making dinner. Meanwhile, could you wash the dishes?”
- “in the meantime” とほぼ同じ意味だが、前置詞句ではなく単独の副詞。
- for the time being(日本語: 当面の間)
- 「当分の間・しばらくの間」というニュアンスが強く、時間的長さがもう少し曖昧。
- 例: “For the time being, let’s keep using this approach.”
- 「当分の間・しばらくの間」というニュアンスが強く、時間的長さがもう少し曖昧。
- at the same time(日本語: 同時に)
- 「同時に」や「一方で」と訳されるが、意味が「同じタイミングで」という点で少し異なる。
- 「同時に」や「一方で」と訳されるが、意味が「同じタイミングで」という点で少し異なる。
- meanwhile(日本語: その間に)
反意語
- 明確な反意語(「その間の時間でない」)はありません。ただし文脈によって「今すぐ」「直ちに」などの対比で immediately(ただちに)を使うことはあります。
- 明確な反意語(「その間の時間でない」)はありません。ただし文脈によって「今すぐ」「直ちに」などの対比で immediately(ただちに)を使うことはあります。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ɪn ðə ˈmiːn.taɪm/
- イギリス英語: /ɪn ðə ˈmiːn.taɪm/
- アメリカ英語: /ɪn ðə ˈmiːn.taɪm/
- 強勢(アクセント)
- “mean” の部分に強勢が置かれ、/ˈmiːn.taɪm/ となります。
- “mean” の部分に強勢が置かれ、/ˈmiːn.taɪm/ となります。
- よくある発音の間違い
- “meantime” を /ˈmin.tɪm/ のように短く発音したり、/meˈan.taɪm/ のように区切るミスがあるので注意しましょう。
- “meantime” を /ˈmin.tɪm/ のように短く発音したり、/meˈan.taɪm/ のように区切るミスがあるので注意しましょう。
- スペルミス
- “mean” + “time” であるため、”meantime” を “maintime” と書いてしまうことがある。
- “mean” + “time” であるため、”meantime” を “maintime” と書いてしまうことがある。
- 同音異義語との混同
- “mean” が「意味する」「意地悪な」と混同されることがあるが、「中間」を表す “mean” と文脈での区別が必要。
- “mean” が「意味する」「意地悪な」と混同されることがあるが、「中間」を表す “mean” と文脈での区別が必要。
- 試験対策(TOEIC・英検など)
- 接続・副詞表現の問題や読解問題で、段落をつなぐ文脈を問う際に出題されることが多いです。
- 接続・副詞表現の問題や読解問題で、段落をつなぐ文脈を問う際に出題されることが多いです。
- “Mean” を「中間」とイメージして “middle time” と覚えるとわかりやすいかもしれません。
- 「A を待っている間に B をする」という状況で使われると覚えると応用できる幅が広がります。
- スペリングは “mean”(意味する/中間)+ “time”(時間)と意識して書くとミスを減らせます。
- to refuse or reject (an offer, request, etc.)
- to reduce the level or intensity of something (e.g., volume, heat, brightness)
- (申し出や依頼を)断る、拒否する
- (音量や温度などを)下げる、弱める
- 現在形: turn down
- 過去形: turned down
- 過去分詞形: turned down
- 現在分詞形: turning down
- turn: 回転する、向きを変える、変化させる といった意味を持つ動詞
- down: 下へ(方向)、下げる、低くする
- turn off(電源を切る、興味を失わせる)
- turn on(電源を入れる、興味を引く)
- turn over(ひっくり返す、よく考える)
- turn back(引き返す)
- turn up(現れる、音量などを上げる)
- turn down an offer(オファーを断る)
- turn down a proposal(提案を断る)
- turn down the volume(音量を下げる)
- turn down the heat(火力・温度を下げる)
- turn down the brightness(明るさを落とす)
- turn down a request(依頼を拒否する)
- turn down repeatedly(繰り返し断る)
- politely turn down(礼儀正しく断る)
- turn someone down for a job(仕事の採用を断る)
- have no choice but to turn down(断るしか選択肢がない)
- turn は古英語「tyrnan (turnian)」由来で、「回す」「動かす」という意味をもつ動詞。
- down は古英語「dún」由来で、「下の方へ」を意味すると同時に、位置や状態を低くするニュアンスがあります。
- 「turn down」は日常会話からビジネスシーンでも広く使われますが、フォーマルというよりは標準的・ややカジュアルな響きです。
- 「拒否する」意味で使う場合、言い方によっては相手に対してきっぱりとした印象を与えることが多いです。丁寧に断りたいときは “I’m afraid I have to turn down your offer.” のようにクッション表現を付け足すとやわらかい響きになります。
- 目的語の位置
「turn down」は目的語を間に挟むことができます。
- Turn down + 目的語 → I turned down the offer.
- Turn + 目的語 + down → I turned the offer down.
- Turn down + 目的語 → I turned down the offer.
他動詞/自動詞の使い分け
「turn down」は他動詞として目的語を必要とする場合が多いです。
例: I turned down the volume. (× 自動詞としては原則用いない)イディオムとしての使い方
- “turn down”は “refuse” と同義になる表現(口語的)
- “turn in” (“submit”や“go to bed”など) など、他にも多くの “turn + 前置詞(副詞)” で成り立つイディオムがあります。
- “turn down”は “refuse” と同義になる表現(口語的)
“Could you turn down the music? It’s too loud.”
「音楽のボリュームを下げてくれる? ちょっと大きすぎるよ。」“He offered me another slice of cake, but I had to turn it down because I’m on a diet.”
「彼はケーキをもう一切れ勧めてくれたけど、ダイエット中だから断らなきゃいけなかったんだ。」“I can’t believe she turned down the invitation to the party.”
「彼女がパーティーへの招待を断ったなんて信じられないよ。」“We decided to turn down the proposal as it didn’t align with our objectives.”
「我々の目標に合わなかったので、その提案を断ることに決めました。」“I had to politely turn down the job offer due to personal reasons.”
「個人的な理由で、仕事のオファーを丁寧にお断りしなければいけませんでした。」“Could we turn down the air conditioning in the meeting room? It’s freezing in here.”
「会議室のエアコンの設定温度を下げて(または控えめにして)もらえますか? 寒すぎます。」“After reviewing the research grant application, the committee decided to turn it down.”
「研究助成金の申請書を精査した結果、委員会はその申請を却下することにしました。」“The scientist turned down the invitation to speak at the conference, citing scheduling conflicts.”
「その科学者はスケジュールの都合を理由に学会で講演する招待を断りました。」“The administration turned down the proposal for budgetary reasons.”
「管理部門(または当局)は予算上の理由でその提案を拒否しました。」reject(リジェクト): より強い表現で「拒絶する」。書類審査を弾くなど硬い印象。
- 例: “The company rejected his application.”(その会社は彼の応募を却下した。)
refuse(リフューズ): “turn down”とほぼ同義。書き言葉・フォーマルでも使える。断固とした響き。
- 例: “She refused to discuss the matter.”(彼女はその件について話し合うことを拒否した。)
decline(ディクライン): “turn down”よりフォーマルな印象。丁寧に「断る」。
- 例: “He declined the invitation due to prior commitments.”(先約があったので招待を丁重に断った。)
lower(ロウアー): 「音量や位置を下げる」ことに焦点があり、「拒否する」の意味はない。
- 例: “Could you lower the volume on the TV?”(テレビの音量を下げてもらえますか?)
- accept(受け入れる)
- approve(承認する)
- turn up(上げる)(音量などを上げる方向の反意)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /tɝːn daʊn/ または /tɜrn daʊn/
- イギリス英語: /tɜːn daʊn/
- アメリカ英語: /tɝːn daʊn/ または /tɜrn daʊn/
強勢(アクセント)
- 主に“turn”にやや強勢が置かれやすいです。 “TURN down.”
アメリカ英語とイギリス英語での違い
- “turn” の母音が、アメリカ英語では ɝ っぽく発音される傾向があり、イギリス英語では [ɜː] と聞こえることが多いです。
- “turn” の母音が、アメリカ英語では ɝ っぽく発音される傾向があり、イギリス英語では [ɜː] と聞こえることが多いです。
よくある発音の間違い
- “turn”を「タン」や「ターン」と伸ばしたり、“down”を「ダウン」と短く言いすぎたりなど、音の長さやr音に注意が必要です。
- “turn”を「タン」や「ターン」と伸ばしたり、“down”を「ダウン」と短く言いすぎたりなど、音の長さやr音に注意が必要です。
- スペルミス: “tern down” や “turn dawn” などと間違えることがまれにあります。
- 同音異義語との混同: “turn” と “tern”(アジサシという鳥)の混同など。
- 目的語の位置: 代名詞のときは “turn it down” のように間に入れるのを忘れない。
- 試験対策(TOEIC・英検など): 提案や申し出に対する回答を問う場面で “turn down” が出てくることがあります。ビジネス上のメールで「提案を断る」の表現として設問に登場しやすいです。
- イメージ連想: 「ボリュームダイヤル(つまみ)を下げる」ビジュアルを思い浮かべると、相手の提案も「下げてしまう」ように断るイメージと結び付きます。
- スペリングのポイント: “turn” + “down” は単純な組み合わせなので書き間違いは少ないですが、単語を分ける癖をつけておくと誤記を防ぎやすいです。
- 勉強テクニック: ほかの “turn + 前置詞(副詞)” 系とまとめて覚えると便利。「turn on」「turn off」「turn up」なども併せて使い分けを理解すると一気に身につきます。
活用形
「common sense」自体は不可算名詞なので、ふつう “common senses” のように複数形としては使いません。品詞変化例
- 名詞: common sense (不可算)
- 形容詞: 「common-sense」(一部、ハイフン付き形容詞として使われることもある)
- 動詞形はありません。
- 名詞: common sense (不可算)
CEFRレベル目安: B2(中上級)
中上級レベルの学習者が知っておくと便利な表現です。- “common” (形容詞)→ 「一般的な」「共有される」
- “sense” (名詞)→ 「感覚」「判断力」
- “commonsense” → 形容詞の形で「常識的な」というニュアンス(ハイフン付き “common-sense” と表記されることも)
- “common knowledge” → 「一般知識」
- lack common sense(常識が欠けている)
- basic common sense(基本的な常識)
- a matter of common sense(常識の問題)
- rely on common sense(常識に頼る)
- use your common sense(自分の常識を働かせる)
- practical common sense(実用的な常識)
- defy common sense(常識に反する)
- exercise common sense(常識を発揮する)
- common sense approach(常識的なアプローチ)
- go against common sense(常識に反する行動をとる)
- “common” はラテン語 “commūnis” (共有の)に由来し、古フランス語を経て英語へ。
- “sense” はラテン語 “sensus” (感じる・感覚)に由来し、古フランス語 “sens” を経て英語へ。
- ニュアンス・使用上の注意:
- 「誰もが知っている当然の感覚」の意味で polite に使うこともあれば、「そんなことも知らないの?」と相手を少し批判するようなニュアンスにもなり得ます。
不可算名詞としての用法:
「common sense」は原則として不可算(数えられない名詞)扱いですので、a や複数形 “s” はつけずに使います。- 例: “He lacks common sense.”(彼は常識が欠けている。)
一般的な構文例:
- “It’s just (a matter of) common sense to do 〜.”
- 「〜するのは単なる常識だ」
- 「〜するのは単なる常識だ」
- “Use your common sense!”
- 「常識を働かせてよ!」
- 「常識を働かせてよ!」
- “Having common sense is crucial in this job.”
- 「この仕事では常識がとても重要だ。」
- “It’s just (a matter of) common sense to do 〜.”
フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えるが、少しカジュアル寄りに使われることが多い。
- フォーマルな文書でも一般的な意味として使われる。
- どちらでも使えるが、少しカジュアル寄りに使われることが多い。
- “You should lock your door at night; it’s just common sense.”
- (夜はドアに鍵をかけとくべきだよ、ただの常識でしょ。)
- (夜はドアに鍵をかけとくべきだよ、ただの常識でしょ。)
- “Come on, use your common sense before you jump to conclusions.”
- (ちょっと、結論を急ぐ前に常識を働かせようよ。)
- (ちょっと、結論を急ぐ前に常識を働かせようよ。)
- “It’s common sense to check the weather before going hiking.”
- (ハイキングに行く前に天気を確認するのは常識だよ。)
- “Improving our workplace safety standards is a matter of common sense.”
- (職場の安全基準を高めることは常識の問題です。)
- (職場の安全基準を高めることは常識の問題です。)
- “Relying on common sense alone isn’t enough; we need a solid strategy.”
- (常識だけに頼っていては不十分です。しっかりした戦略が必要です。)
- (常識だけに頼っていては不十分です。しっかりした戦略が必要です。)
- “It’s common sense to back up important data regularly.”
- (重要なデータを定期的にバックアップすることは常識です。)
- “Philosophical discussions often question what we call common sense.”
- (哲学的な討論では、いわゆる常識がしばしば問い直されます。)
- (哲学的な討論では、いわゆる常識がしばしば問い直されます。)
- “Despite the theoretical framework, researchers must also apply common sense in experiments.”
- (理論的枠組みがあっても、研究者は実験において常識を適用する必要があります。)
- (理論的枠組みがあっても、研究者は実験において常識を適用する必要があります。)
- “In social psychology, common sense can sometimes be misleading if not critically evaluated.”
- (社会心理学では、批判的に評価しないと常識が誤解を生むことがあります。)
“sound judgment” (正しい判断)
- 「理にかなっている判断・判定力」という点で「常識」に近いが、より判断力に焦点を当てた言い方。
- 「理にかなっている判断・判定力」という点で「常識」に近いが、より判断力に焦点を当てた言い方。
“practical sense” (実際的感覚)
- 「現実的・実用的な感覚」。common sense と非常に近いが、より実務的な場面を強調。
“good sense” (正しい思慮)
- 一般的に「良識」や「慎重な考え」のニュアンスが強い。
- “nonsense” (ナンセンス、馬鹿げたこと)
- 「常識」とは真逆の概念としてしばしば挙げられる。
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˌkɑːmən ˈsɛns/
- イギリス英語: /ˌkɒm.ən ˈsens/
- アメリカ英語: /ˌkɑːmən ˈsɛns/
強勢(アクセント):
“common” の第1音節 “co-” にやや強勢があり、続く “sense” の語頭 “sense” にも強勢が置かれます。結果として、両方の単語の最初の音に注意が必要です。よくある発音の間違い:
- “common” を /kómon/ や /kʌmən/ など中途半端な音で発音してしまう。
- “sense” の /s/ を曖昧にすることで、「センセー」のように伸ばしてしまう。
- “common” を /kómon/ や /kʌmən/ など中途半端な音で発音してしまう。
スペルミス:
- “comon sense” や “common sence” と間違える。
- “sense” を “since” と混同する。
- “comon sense” や “common sence” と間違える。
同音異義語との混同:
- “sense” と “cents” は発音が似ている(英語母語話者の場合は区別があるが、日本人学習者には似て聞こえやすい)。
試験対策(TOEIC・英検など):
- 「常識を働かせる」「基本的認識力」など、読解問題やリスニングで必須語句として登場。
- フレーズで覚えておくと文章理解がスムーズ。
- 「常識を働かせる」「基本的認識力」など、読解問題やリスニングで必須語句として登場。
イメージ:
「みんなで共有している“sense(感覚)”」 → みんなが持っている当たり前の認識。覚え方:
- 「common(共有の)」+「sense(感覚)」=「共有された感覚 → 常識」
- “Use your common sense!”(常識を働かせよう)はよく聞くフレーズとして覚えやすい。
- 「common(共有の)」+「sense(感覚)」=「共有された感覚 → 常識」
勉強テクニック:
- 短いフレーズ(例: “Just use common sense.”)を録音して何度も口に出すと身につく。
- “common sense” の代わりに “basic knowledge” などで置き換えながらニュアンスの違いを把握しておくと応用が利く。
- 短いフレーズ(例: “Just use common sense.”)を録音して何度も口に出すと身につく。
- CEFRレベル: B2(中上級)
- 文学やビジネスなどフォーマルな文脈でも用いられるため、初級レベルを超えた表現です。
- prior(形容詞): “prior appointment”「先約」などのように「前の/先の」という意味で使われます。
- priorities(名詞形 priority の複数形): 「優先事項」という意味ですが、語源としては「prior(前にくる重要なもの)」と関連があります。
- prior: もともと「前にある」「先行する」という意味。
- to: 前置詞としてのto。
- prior to the meeting
- 日本語訳: 「会議の前に」
- 日本語訳: 「会議の前に」
- prior to departure
- 日本語訳: 「出発の前に」
- 日本語訳: 「出発の前に」
- prior to approval
- 日本語訳: 「承認の前に」
- 日本語訳: 「承認の前に」
- prior to release
- 日本語訳: 「公開(リリース)の前に」
- 日本語訳: 「公開(リリース)の前に」
- prior to signing
- 日本語訳: 「署名する前に」
- 日本語訳: 「署名する前に」
- prior to graduation
- 日本語訳: 「卒業する前に」
- 日本語訳: 「卒業する前に」
- prior to the event
- 日本語訳: 「そのイベントの前に」
- 日本語訳: 「そのイベントの前に」
- prior to the deadline
- 日本語訳: 「締め切り前に」
- 日本語訳: 「締め切り前に」
- prior to purchase
- 日本語訳: 「購入する前に」
- 日本語訳: 「購入する前に」
- prior to employment
- 日本語訳: 「雇用の前に」
- 「prior」はラテン語の”prior” (より前の/前任の)に由来しています。この語は本来「先を行く」「優先する」という意味合いを持ちます。
- 「to」は単独で「~へ」「~に向かって」「~に対して」を表す前置詞ですが、「prior」と組み合わせることで、「~より前に」という特有の意味が確立しています。
- 「before」よりもフォーマル、あるいはビジネス文書的な響きが強いです。
- 契約書や報告書など、改まった文章での使用が好まれます。会話では「before」で代用することがほとんどですが、正式な印象を出したいときは「prior to」を使う場合もあります。
- 文法上は前置詞句(prepositional phrase)
- 後に名詞や動名詞(V-ing)が続きます。
- 例: Prior to signing the contract, you should read it thoroughly.
- 後に名詞や動名詞(V-ing)が続きます。
- フォーマルな文での使用
- 公文書・ビジネスレターなどで好まれます。
- 公文書・ビジネスレターなどで好まれます。
- カジュアル/フォーマル
- カジュアル→「before」
- フォーマル→「prior to」
- カジュアル→「before」
- “I want to check my email prior to leaving the house.”
- (家を出る前にメールを確認したい。)
- (家を出る前にメールを確認したい。)
- “Please call me prior to your arrival so I can meet you outside.”
- (到着する前に電話してくれる?外で迎えに行くから。)
- (到着する前に電話してくれる?外で迎えに行くから。)
- “I usually do some warm-up exercises prior to running.”
- (走る前に、普段ウォーミングアップをするんだ。)
- “It is recommended that all documents be reviewed prior to the meeting.”
- (会議の前に全ての書類を見直すことを推奨します。)
- (会議の前に全ての書類を見直すことを推奨します。)
- “We must obtain managerial approval prior to implementing this plan.”
- (このプランを実施する前に、管理職の承認を得なくてはなりません。)
- (このプランを実施する前に、管理職の承認を得なくてはなりません。)
- “Please submit your financial statements prior to the deadline.”
- (締め切り前に財務諸表を提出してください。)
- “Prior to conducting the experiment, the participants were asked to sign a consent form.”
- (実験を行う前に、被験者には同意書に署名を求めました。)
- (実験を行う前に、被験者には同意書に署名を求めました。)
- “The findings suggest a significant increase in data accuracy prior to the software update.”
- (この調査結果は、ソフトウェアのアップデート前にデータの正確性が大幅に向上したことを示唆しています。)
- (この調査結果は、ソフトウェアのアップデート前にデータの正確性が大幅に向上したことを示唆しています。)
- “Prior to analyzing the results, researchers compiled all the raw data.”
- (結果を分析する前に、研究者たちはすべての生データをまとめました。)
- before(~の前に)
- 最も一般的。カジュアルからフォーマルまで幅広く使える。
- 最も一般的。カジュアルからフォーマルまで幅広く使える。
- ahead of(~より前に)
- 時間・順位・位置のいずれの意味でも使えるが、やや口語的。
- 時間・順位・位置のいずれの意味でも使えるが、やや口語的。
- in advance of(~に先立って)
- 「あらかじめ」というニュアンスが強く、ビジネスシーンでも使用可。
- after(~の後に)
- 「prior to」と正反対の意味。
- 「prior to」は「before」よりもフォーマル。
- 「ahead of」は位置や順番にも使えて口語的。
- 「in advance of」は「準備をしておく」イメージを伴うことが多い。
発音記号(IPA)
- “prior”: /ˈpraɪ.ər/ (米: /ˈpraɪ.ɚ/)
- “to”: /tuː/ (口語では /tə/ と弱まる場合も多い)
- “prior”: /ˈpraɪ.ər/ (米: /ˈpraɪ.ɚ/)
アクセントの位置
- 「prior」の第一音節 “pri” に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語
- アメリカ英語: /ˈpraɪ.ɚ/
- イギリス英語: /ˈpraɪ.ər/
- /ə/ の部分がアメリカ英語では /ɚ/ (r音が強く発音される)になることが多いです。
- アメリカ英語: /ˈpraɪ.ɚ/
よくある発音の間違い
- /praɪ.ˈɔːr/ のように “o” を強く発音してしまうこと。正しくは「プライア」あるいは「プライアー」のように発音します。
- スペルミス: “perior to”、“prier to”などと誤記してしまう。
- カジュアルな文脈との使い分け: 日常会話では「before」が自然なので、誤って「prior to」を多用すると不自然に聞こえがちです。
- 試験での出題傾向: TOEICやビジネス英語関連の試験では「formal expression for ‘before’」として認識することで、読解で有利になります。
- 「prior」は「priority(優先事項)」と同じ語源。「あるものより先に」というイメージで覚えておくとわかりやすいです。
- フォーマルに「前に」を言いたいときは「before」ではなく「prior to」。
- 「priority=最優先」「prior to=その前」など、単語が関連しているイメージを持つと覚えやすくなります。
- 英語: “if you like”
- 日本語: 「もしあなたが望むなら」「よかったら」「よろしければ」
- “if you’d like” (would を省略した形)
- “if you like to + 動詞”
- “if you like, …” (文の冒頭で使う)
- “…, if you like.” (文末で使う)
- “like” は動詞以外にも前置詞や形容詞的な用法(口語の “He is like…” など)で使われます。しかし “if you like” は動詞 “like” を活用した定型的な条件節となっています。
- A2(初級)〜B1(中級)程度
“if” や “you” などはA1レベルですが、この表現としては質問や提案で頻出し、実際の会話で使い慣れるには初級〜中級くらいのレベルが目安です。 - if: 接続詞(条件を示す)
- you: 代名詞(相手を指す)
- like: 動詞(好む・望む)
- “like” (動詞): 「好む」「気に入る」
- “if you want/prefer”: 「もしあなたが望む/好むなら」 — “if you like” とほぼ同義の微妙な言い換え表現
- “if you’d like” : (would の短縮形) 「もしよろしければ」
- “If you like, we can go out.”
(よかったら出かけませんか) - “You can stay here if you like.”
(よかったらここにいてもいいですよ) - “If you like, I’ll help you.”
(よければ手伝いますよ) - “We can order pizza if you like.”
(ピザを頼んでもいいよ、よかったら) - “Why don’t we try this if you like?”
(もしよかったらこれを試してみない?) - “If you like, I can lend you my book.”
(よかったら私の本貸してあげようか) - “Come over for dinner if you like.”
(よかったら夕飯を食べにおいでよ) - “If you like, feel free to call me anytime.”
(もしよかったら、いつでも電話してね) - “We could watch a movie if you like.”
(よかったら映画を見るのはどう?) - “I can explain again, if you like.”
(もし希望があれば、もう一度説明しますよ) - “if” は古英語の “gif” にさかのぼり、「もし〜ならば」という条件を示す語。
- “you like” は “you (あなた) + like (好む・望む)” を組み合わせたもの。
歴史的には “if it please you” のような長い表現が短縮され、カジュアルでシンプルな “if you like” という形でも使われるようになったと考えられます。 - 丁寧に相手の意思を尊重しつつ、「よければどうぞ」というニュアンスを伝えます。
- 丁寧だがフォーマルすぎない、日常的にもビジネスでも幅広く使える柔軟な表現です。
- 英国英語・米国英語問わず一般的に使われる表現です。
- 基本的には条件説 “If you like, …” として文頭で使うか、文末に付け加え「~してもいいよ」「~しようか?」と提案します。
- 構文例
- “If you like, … + [メイン文].”
- “[メイン文] …, if you like.”
- “If you like, … + [メイン文].”
- ビジネスメールなどでも “If you like, we could schedule a meeting.” のように使われるため、フレンドリーなフォーマル表現とも言えます。カジュアルな口語でも “If you like, I can show you around.” のような自然な提案に使われます。
- “If you like” のときの “like” は他動詞ではなく、好む・望む気持ちや選択を示すために使われます。目的語を直接取らずに「好む/望むかどうか」を示す、やや特殊な用法です。
- “If you like, we can have coffee at my place.”
(よかったら、うちでコーヒー飲もうよ。) - “I can drive you home, if you like.”
(よかったら車で送るよ。) - “If you like, you can borrow my umbrella.”
(よろしければ、私の傘を使ってもいいよ。) - “If you like, we can schedule a meeting next week.”
(よろしければ、来週ミーティングを設定いたしましょう。) - “Please review the attached document if you like.”
(もしよければ、添付の書類をレビューしてください。) - “If you like, we can discuss this matter further over a call.”
(よろしければ、この件はお電話でさらに詳しくお話ししましょう。) - “If you like, I can provide additional research data for your paper.”
(もしよろしければ、あなたの論文に使えそうな追加データを用意いたします。) - “Feel free to bring up any questions you have, if you like.”
(もしよろしければ、疑問点があればどんどんお尋ねください。) - “If you like, we may arrange a seminar for further discussion.”
(もし望まれるなら、追加でセミナーを企画することも可能です。) - “if you want”
- 「もしあなたが望むなら」: “if you like” に近いが、やや直接的。好みよりも意思を重視するニュアンス。
- 「もしあなたが望むなら」: “if you like” に近いが、やや直接的。好みよりも意思を重視するニュアンス。
- “if you prefer”
- 「もしお好みなら」: より好みを前面に出した表現。
- 「もしお好みなら」: より好みを前面に出した表現。
- “if you wish”
- 「もしご希望であれば」: ややフォーマル寄り。
- 直接の反意語は存在しませんが、使い方の逆になる表現として “unless you like,” “if you don’t mind” も挙げられます。ただし文脈が非常に限定されるため、実際には対になる表現としては用いられにくいです。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ɪf ju laɪk/
- イギリス英語: /ɪf ju laɪk/
- アメリカ英語: /ɪf ju laɪk/
- アクセント:
- 基本的に “if” と “you” は弱く発音され、“like” の “laɪk” の部分にやや強さがきます。
- 基本的に “if” と “you” は弱く発音され、“like” の “laɪk” の部分にやや強さがきます。
- よくある発音ミス:
- “if” が “iff” のように短くなりすぎたり、 “laɪk” を「レイク」のように発音してしまうことなどが挙げられます。”like” は「ライク」に近い音です。
- スペルミス: “if you like” はシンプルなのであまり誤りにくいですが、 “if you lick” (なめる) と書き間違えると意味が変わるので注意。
- 表現の混同: “if you’d like” “if you like” は似ていますが、 “if you’d like” は「もし(あなたが)そうしたいのであれば」の意味が若干強調されるニュアンス。
- 試験での出題傾向: TOEIC や英検などでも、丁寧な提案文を作る形式で出題されることがあります。例: “If you like, you can take a break now.” など。
- “If you like” = “(あなたが) 好きならば” と直訳すると覚えやすいです。
- 提案や誘いのときに “If you like, …” “You can …” の形はセットで用いられることが多いです。
- イメージとしては常に「相手に選択権を与える丁寧さ」を思い浮かべると自然と使いやすくなります。
- 口頭練習のときは、気軽な誘い文句を先頭に加える── “If you like, how about …?” を言い慣らしておくとよいでしょう。
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
up to
up to
解説
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
【発音記号】ʌp tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文1】Up to twenty people may be interviewed for the job.
【訳1】最大20名までの面接が可能です。
【例文2】I walked up to the window and paused.
【訳2】私は窓際まで歩いて行き、一旦止まりました。
【例文3】I’ll leave it up to you if that’s all right.
【訳3】それでいいならお任せします。
【例文】
Up to twenty people may be interviewed for the job.
最大20名までの面接が可能です。
up to
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
以下では、英語表現「up to」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
「up to」は主に「~まで」、「(責任や決定が)~次第で」「(数量や範囲などが)最大で~」という意味で使われるイディオマティックな表現です。
英語では、preposition(前置詞)や副詞句に近い使われ方をするフレーズとして扱われます。
日本語では、場面によって「~まで」「~の責任で」「~はあなた次第」という意味になります。
「It’s up to you.」というフレーズで「あなたの判断・責任です」というニュアンスで使われたり、数値的な意味で「up to 10 people(最大10人まで)」のように範囲を示すときにも使われます。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われるので、とてもよく見かける表現です。
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
これが組み合わさることで、「数量・位置・時間などが上限に達するまで」「責任や選択の決定権が(誰か)に達している」といった抽象的な意味を生み出します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
「up to」は「上方向のup
とto
が合わさったもの」として、もとは物理的に上方へ到達するイメージがありました。しかし、使われる場面や文脈によって、「ある上限に達する」「責任が移行する」という抽象的な意味を持つようになりました。
使用時の注意点としては、「It’s up to you.」と言うと、自分の意思を相手にゆだねるニュアンスを強く出すことです。「どちらでもいいよ」というポジティブな意味合いだけでなく、「私は関与しない」というやや突き放すようなニュアンスになる場合もあるので使い方に注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話、ビジネス、学術的な文脈でそれぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
直接的な反意語はありませんが、「beyond(~を超えて)」は「up to」の示す範囲を越える意味合いを持つため、文脈によって対比で使われる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「up to」の詳細な解説です。日常からビジネス、学術まで、幅広い文脈で見られる表現なので、用法をしっかり把握してぜひ使いこなしてみてください。
《最大限》最大で....まで
《期間・程度》...までずっと
《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》
to death
to death
解説
死に至るまで / (行為の結果)死に至って / 《くだけて》死ぬほど, 非常に
【発音記号】tu dɛθ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
The children were bored to death.
子供たちは死ぬほど退屈していました。
to death
以下では、「to death」という表現をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味 (英語)
・“to death” = “until death occurs” or “extremely/very much”
意味 (日本語)
・「死ぬまで」「死ぬほど」「極限まで」といった意味で、比喩的に「とても〜」のニュアンスを表すときに使います。
・日常的には “I’m scared to death.”(死ぬほど怖い) のように、「ものすごく〜な状態」を強調したいときに使われる表現です。
品詞
・本来は前置詞 “to” + 名詞 “death” で構成されるフレーズ(副詞句的に機能する場合が多い)
活用形
・“to death” はフレーズなので、動詞のように活用形はありませんが、使われる動詞の時制や形によって、接続は変わります。
例) “scared to death” / “scaring me to death” / “be scared to death”
他の品詞になった時の例
単語 “death” は名詞なので、「dead (形容詞)」「die (動詞)」など関連形があります。
CEFR レベル
B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
組み合わせによって、「死に至る程度に」「極限まで」という意味になります。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
上記のうち、(6) 〜 (10) は文字どおり「死に至る」ケースを指し、(1) 〜 (5) は比喩的な「死ぬほど〜」の誇張表現です。
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5-1. 日常会話での例 (3例)
5-2. ビジネスでの例 (3例)
5-3. 学術的・フォーマルな文脈での例 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
これらは「極めて〜」という意味を持ちますが、「死ぬほど」のような強烈な比喩表現ではありません。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
アクセント・強勢
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「to death」の詳細な解説となります。日常会話から学術的な場面まで幅広く使われますが、ニュアンスが強烈であるため、場面に応じた使い分けを意識しましょう。
死に至るまで
(行為の結果)死に至って
《くだけて》死ぬほど, 非常に
in time
in time
解説
《…に》 間に合うように《to do/for》/ 《just ~》ちょうど間に合って / やがては, そのうちに, いずれ
in time
「in time」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「in time」は主に「(締め切りや開始時刻などに)遅れずに間に合って」というニュアンスで使われる表現です。ただし「やがては」という未来を示唆するような意味や、「音楽のリズムやテンポに合って」という意味合いでも用いられます。カジュアルな日常会話でもビジネスシーンでも使われる便利なフレーズです。
品詞
※「in time」は単独の動詞・名詞などではなく、イディオム的な表現として、文中で副詞・形容詞的に働きます。
活用形
他の品詞になったときの例
難易度(CEFRレベル)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
主な意味の詳細
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in time」の詳細解説です。日常会話からビジネスまで汎用性が高い表現ですので、タイミングを表すフレーズとして上手に活用してください。
《…に》 間に合うように《to do
for》
《just ~》ちょうど間に合って
やがては, そのうちに, いずれ
this stage
this stage
解説
《at ~》現在のところ / 《in ~》この段階において
【発音記号】ðɪs steɪʤ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
We can’t at this stage.
この段階では無理です。
this stage
以下では英語のフレーズ “this stage” を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: this stage
品詞: 句(“this” は指示形容詞・代名詞、“stage” は名詞)
意味(英語)
意味(日本語)
CEFRレベル(目安)
活用形
他の品詞へ変化した例
2. 語構成と詳細な意味
この2つの単語を組み合わせることで、「今まさに話題になっている段階」「現在のフェーズ」を強調します。
関連表現(共起表現/コロケーション)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話、ビジネス、学術的な文脈それぞれで例文を示します。
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アメリカ英語とイギリス英語での違い
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “this stage” の詳しい解説です。日常会話からビジネス、学術的な場面まで広く応用できる便利なフレーズですので、ぜひ使い方をマスターしてください。
《at ~》現在のところ
《in ~》この段階において
manage to
manage to
解説
なんとか...する, どうにか...する / 思いがけず...してしまう《do》
【発音記号】ˈmænəʤ tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
Did you manage to get in touch at all?
何とか連絡は取れたのか?
manage to
「manage to」の詳細解説
1. 基本情報と概要
意味(英語)
“manage to …” = “succeed in doing something, especially after trying hard”
(何かをやろうと努力した結果、どうにか・なんとかして成功する、という意味)
意味(日本語)
「どうにか〜する」「なんとか〜する」「〜することに成功する」というニュアンスの表現です。
ちょっと大変だったり、困難があったけど、最終的に成功した・やり遂げた、というイメージを伴います。
品詞
活用形の例
「manage to」はあくまで“manage”という動詞が「to不定詞」を伴った構文です。
他の品詞になったときの例
CEFRレベルの目安: B1(中級)
「manage to」は比較的よく使われる表現で、日常会話でもビジネスでも使いますが、「どうにかできる」という少し抽象的な意味を馴染んで使いこなすには中級程度の英語力があるとスムーズです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
コロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム:
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文(3つ)
B. ビジネスシーンでの例文(3つ)
C. 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
これで「manage to」の使い方やニュアンスが一通り理解できるはずです。ぜひ、日常会話でもビジネスシーンでも、ちょっとした苦労を含む成功や達成感を表したいときに活用してみてください。
なんとか...する, どうにか...する
思いがけず...してしまう《do》
in the meantime
in the meantime
解説
その間にも, そうしているうちに / それまでの間は / さて話は変わって, ところで
【発音記号】ɪn ðə ˈminˌtaɪm
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
I’ll keep working on it in the meantime.
その間にも、私は作業を続けていきたいと思います。
in the meantime
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): in the meantime
品詞: 副詞句(連結、副詞的表現)
英語の意味: “meanwhile”, “during this time”, “while something else is happening”
日本語の意味: 「その間に」「一方で」「それまでの間に」
「in the meantime」は、ある出来事や状況が起こるまでの「合間の時間」を指し、その間に起こる他の行動・出来事に焦点を当てる表現です。たとえば、「会議が始まるまで時間があるから、その間にコーヒーを買いに行こう」といった場面で使われます。日常会話でもビジネスシーンでも使われる、比較的カジュアルかつ便利なフレーズです。
CEFRレベルの目安:
活用形・他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「in the meantime」は、日常からビジネスまで幅広く使える便利なフレーズです。短い英語の接続表現を覚えることで、会話や文書の流れがスムーズになるので、ぜひ活用してみてください。
その間にも, そうしているうちに
それまでの間は
さて話は変わって, ところで
turn down
turn down
解説
【名/U/C】拒絶 / 拒絶された人 【形】(えりなどの)折り返しの【動/他】を拒む,却下する / (つまみを回して)..を小さくする
【発音記号】tɜrn daʊn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
I won’t turn down such a great offer.
私はそのような素晴らしい申し出を断りません。
turn down
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): turn down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
主な意味(英語)
主な意味(日本語)
「turn down」は「提案や申し出を断る」ときや、「音量・温度などを下げる(弱める)」ときに使われる句動詞です。会話でも文章でもよく使われますが、ややカジュアル寄りのニュアンスがあり、日常的な表現として便利です。
活用形
「turn」は動詞ですが、「turn down」は句動詞としてまとまった意味をもちます。他の品詞例として、「turn」という名詞(例: “It’s your turn.”)もありますが、「turn down」は品詞としては動詞(句動詞)の使い方が中心です。
CEFRレベル目安: B1(中級)
会話やビジネスなどでも頻繁に登場し、基礎レベルを超えた学習者が覚えておくと便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
組み合わせることで「何かを下向きに回転させる・下げる → 拒否する/音量等を下げる」という意味を表します。
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
もともと物理的に「下へ回す」イメージが、比喩的に「(提案や申し出を)下に押し下げて拒否する」のような意味へ広がったと考えられます。
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
ただし、代名詞の場合は “I turned it down.” のように、代名詞を間に入れます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(丁寧寄り)
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語(reject, refuse, decline, lower など)
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn down」の詳しい解説です。提案や音量にかかわる場面で非常に頻繁に登場するので、ぜひ使いこなせるように練習してみてください。
【名
U
C】拒絶
拒絶された人 【形】(えりなどの)折り返しの【動
他】を拒む,却下する
(つまみを回して)..を小さくする
common sense
common sense
解説
常識, 良識, 分別 / 《It is ~ for A to do/that ...》Aが...ということは良識的な判断だ
【発音記号】ˈkɑmən sɛns
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
To me it’s common sense.
私にとっては常識です。
common sense
名詞 “common sense” を徹底解説
1. 基本情報と概要
英語: common sense
日本語: 常識
品詞: 名詞(不可算名詞)
「common sense」は「常識」を意味します。日常生活で誰もが当然だと思うような判断力や認識力のことを指します。「人として当然知っておくべきこと」というニュアンスで使われることが多いです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
この2語が組み合わさって、「誰もが共有する感覚・判断力」という意味になっています。
派生語・類縁語:
よく使われるコロケーションや関連表現(10個):
3. 語源とニュアンス
語源:
「common sense」は、もともと「誰もが共有する感覚・判断」という意味合いで用いられてきました。日常会話でもビジネスなどフォーマルな場面でも広く使われ、相手に「当然わかっているはず」と曖昧に期待するニュアンスが含まれる場合があります。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「common sense」の詳細な解説です。「common sense」は会話からビジネス、学術的な文章まで幅広く使える便利な表現なので、意味や用法をしっかりと押さえておくと役に立ちます。
常識, 良識, 分別
《It is ~ for A to do
that ...》Aが...ということは良識的な判断だ
prior to
prior to
解説
《かたく》 〈事〉に先だって, ...の前に
【発音記号】ˈpraɪər tu
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Prior to the event, the organizers called the band.
イベントに先立ち、主催者がバンドを呼んだ。
prior to
1. 基本情報と概要
単語・表現: prior to
品詞: 一般には前置詞句(prepositional phrase)として扱われますが、一部文法書や文脈によっては「before」のように副詞的に用いられることもあります。
※学習者の便宜上、ここでは「前置詞(句)としての用法が中心」と考えてください。
英語の意味: “before” (in time), すなわち「~の前に」を意味します。
日本語の意味: 「~の前に」、「~より前に」。
「prior to」はフォーマルな表現で、「before」よりも少し格式ばった印象があります。「ある物事が起こる前に」というニュアンスです。会議を始める前や行動を起こす前など、やや正式な場面でよく使用されます。
活用と他品詞への派生
「prior to」は句として固定表現のため、特に動詞のように活用形はありません。
2. 語構成と詳細な意味
「prior to」は「時間や出来事が起こる前」を表し、フォーマルな文やビジネス文書、法律文書などで頻繁に見られます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな例)
ビジネスシーン(フォーマルな例)
学術的な文脈(アカデミックな例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
ニュアンスの違い:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「prior to」はフォーマルな場面で使われる「before」の言い換え表現です。法的文書やビジネス文書で出会う機会が多いので、意味とニュアンスの違いをしっかり押さえておきましょう。
【副】《かたく》 〈事〉に先だって, ...の前に
if you like
if you like
解説
《提案・申し出》もしよろしければ, あなたが望むなら / 《換言》たとえて言うなら,言ってみれば
【発音記号】ɪf ju laɪk
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
【例文】
It was her ‘chutzpah’ if you like that impressed.
感動したのは、彼女の「気概」だった。
if you like
以下では “if you like” というフレーズについて、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「相手の希望をうかがいつつ、提案したり許可したりする」ニュアンスを持った表現です。丁寧に相手に選択肢を与えるときによく使われます。
品詞
“if you like” は一種の定型表現(フレーズ)ですが、構造としては “if (接続詞) + you (代名詞) + like (動詞)” です。文法的には条件節の形を成しており、「よろしければ」という条件を添えて相手に提案・許可を与えるときに使用します。
活用形
“if you like” は、以下のようなバリエーションでも使われます。
※ “like” は基本動詞として【like - liked - liked】と活用しますが、このフレーズ内では “if you like” でほぼ固定表現化しており、あまり形を変えません。
他の品詞例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
それぞれが独立した単語なので、「接頭語・接尾語」の概念は直接当てはまりませんが、組み合わせで「もしあなたが望むなら」という意味の条件文が作られます。
関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネスシーン (3例)
学術的・フォーマルな文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “if you like” の詳細な解説です。日常会話・ビジネスシーンともに大変使いやすく、丁寧に聞こえるため、ぜひ積極的に使ってみてください。
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
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