CEFR-J B2 / 文法問題 - 未解答
- 主節と従属節の主語が同じであること
分詞構文では、主節と従属節の主語が同じ場合に、従属節の主語を省略できます。 - 動詞を現在分詞形に変える(-ing 形にする)
主語を省略した後、動詞を “動詞の-ing 形” に変えます。 - 接続詞(while, when, because など) は状況によって省略可
文脈から意味が分かる場合は、従属節の接続詞を省略することで、より簡潔に表現できます。 Before(前置詞・接続詞)+節:
“Before I left the house, I checked the weather.”
→ “Before leaving the house, I checked the weather.”
(「家を出る前に天気をチェックした」)While(接続詞)+節:
“While I walked in the park, I found a baby bird.”
→ “Walking in the park, I found a baby bird.”
(「公園を歩いている間に小鳥を見つけた」)- このとき、while は省略され、歩いている状況を “Walking in the park” で表しています。
- 主節(“I found a baby bird”)と従属節(“While I walked in the park”)の主語がどちらも “I” なので、従属節の主語を省略することが可能です。
- このとき、while は省略され、歩いている状況を “Walking in the park” で表しています。
付帯状況を手短に表す
「~しながら」「~して」などの状況を、主節とは別にサラッと表現できるのが分詞構文の利点です。時制の一致に注意
- 現在進行中の動作を同時に表したい場合に現在分詞(~ing 形)を使います。
- 動作が主節より以前に完了している場合などは完了形の分詞構文(
Having + 過去分詞
など)を使うことがあります。
- 現在進行中の動作を同時に表したい場合に現在分詞(~ing 形)を使います。
主語が異なる場合は分詞構文を使えない
主節と従属節の主語が違う場合は、分詞構文にしても意味のつながりがはっきりしなくなるため使えません。主語が異なる場合は、接続詞を使った通常の節にして書くほうが正確です。副詞句のような働き
分詞構文は、時・原因・条件・譲歩などさまざまな意味を暗示することがあります。接続詞を省略した分詞構文では文脈から判断する必要がありますが、省略を戻して確認すると意味を整理しやすくなります。- 分詞構文(現在分詞・文頭)は主語を省略した “動詞の-ing 形” で始まる形。
- 主節と従属節の主語が同じであることが大前提。
- 従属節を分詞構文に変えることで、文章を簡潔にし、流れをスムーズにできる。
- 主節と従属節の主語が同じであること
分詞構文では、主節と従属節の主語が同じ場合に、従属節の主語を省略できます。 - 動詞を現在分詞形に変える(-ing 形にする)
主語を省略した後、動詞を “動詞の-ing 形” に変えます。 - 接続詞(while, when, because など) は状況によって省略可
文脈から意味が分かる場合は、従属節の接続詞を省略することで、より簡潔に表現できます。 Before(前置詞・接続詞)+節:
“Before I left the house, I checked the weather.”
→ “Before leaving the house, I checked the weather.”
(「家を出る前に天気をチェックした」)While(接続詞)+節:
“While I walked in the park, I found a baby bird.”
→ “Walking in the park, I found a baby bird.”
(「公園を歩いている間に小鳥を見つけた」)- このとき、while は省略され、歩いている状況を “Walking in the park” で表しています。
- 主節(“I found a baby bird”)と従属節(“While I walked in the park”)の主語がどちらも “I” なので、従属節の主語を省略することが可能です。
- このとき、while は省略され、歩いている状況を “Walking in the park” で表しています。
付帯状況を手短に表す
「~しながら」「~して」などの状況を、主節とは別にサラッと表現できるのが分詞構文の利点です。時制の一致に注意
- 現在進行中の動作を同時に表したい場合に現在分詞(~ing 形)を使います。
- 動作が主節より以前に完了している場合などは完了形の分詞構文(
Having + 過去分詞
など)を使うことがあります。
- 現在進行中の動作を同時に表したい場合に現在分詞(~ing 形)を使います。
主語が異なる場合は分詞構文を使えない
主節と従属節の主語が違う場合は、分詞構文にしても意味のつながりがはっきりしなくなるため使えません。主語が異なる場合は、接続詞を使った通常の節にして書くほうが正確です。副詞句のような働き
分詞構文は、時・原因・条件・譲歩などさまざまな意味を暗示することがあります。接続詞を省略した分詞構文では文脈から判断する必要がありますが、省略を戻して確認すると意味を整理しやすくなります。- 分詞構文(現在分詞・文頭)は主語を省略した “動詞の-ing 形” で始まる形。
- 主節と従属節の主語が同じであることが大前提。
- 従属節を分詞構文に変えることで、文章を簡潔にし、流れをスムーズにできる。
- to + be + 過去分詞(動詞の過去分詞形)
- 例)to be loved, to be invited, to be done など
「~されること」を表す名詞的用法
- 「~される」という受け身の動作を“こと”として扱います。
- 例)I want to be invited to the party.
- (私はパーティーに招待されることを望んでいる。)
- 「~される」という受け身の動作を“こと”として扱います。
「~されるべき」「~される必要がある」などの意味
- 文脈によっては、義務や必要性を表す場合もあります。
- 例)There is work to be done.
- (やるべき仕事がある → “やられるべき仕事がある”と考えることもできる。)
- 文脈によっては、義務や必要性を表す場合もあります。
動詞や形容詞の目的語(補語)として使われる
- want, expect, hope などの動詞の目的語になる場合が多いです。
- 例)He expects to be chosen for the team.
- (彼はチームに選ばれると期待している。)
- want, expect, hope などの動詞の目的語になる場合が多いです。
- I hope to be forgiven for my mistake.
- (私は自分のミスを許されることを望んでいる。)
- (私は自分のミスを許されることを望んでいる。)
- She wants to be treated fairly.
- (彼女は公正に扱われることを望んでいる。)
- (彼女は公正に扱われることを望んでいる。)
- The documents need to be signed by tomorrow.
- (その書類は明日までに署名される必要がある。)
- (その書類は明日までに署名される必要がある。)
- This tower is to be completed next year.
- (このタワーは来年完成する予定だ。)
時制:
「to be + 過去分詞」は基本的に現在・未来における「~されること」を表します。過去の出来事を強調する場合は文の主要動詞や文脈で時制を示します。動詞との相性:
want, expect, hope など、自分の希望や期待を表す動詞とともに使われることが多いです。受け身の状態を望むときには、この形が便利です。意味の取り方:
「されること」「されるべき」「される必要がある」など、訳し方は文脈に依存します。一語一語対応させるよりも、どのようなニュアンスで受動が表されているかを考えて読み取ることが大切です。- to + be + 過去分詞(動詞の過去分詞形)
- 例)to be loved, to be invited, to be done など
「~されること」を表す名詞的用法
- 「~される」という受け身の動作を“こと”として扱います。
- 例)I want to be invited to the party.
- (私はパーティーに招待されることを望んでいる。)
- 「~される」という受け身の動作を“こと”として扱います。
「~されるべき」「~される必要がある」などの意味
- 文脈によっては、義務や必要性を表す場合もあります。
- 例)There is work to be done.
- (やるべき仕事がある → “やられるべき仕事がある”と考えることもできる。)
- 文脈によっては、義務や必要性を表す場合もあります。
動詞や形容詞の目的語(補語)として使われる
- want, expect, hope などの動詞の目的語になる場合が多いです。
- 例)He expects to be chosen for the team.
- (彼はチームに選ばれると期待している。)
- want, expect, hope などの動詞の目的語になる場合が多いです。
- I hope to be forgiven for my mistake.
- (私は自分のミスを許されることを望んでいる。)
- (私は自分のミスを許されることを望んでいる。)
- She wants to be treated fairly.
- (彼女は公正に扱われることを望んでいる。)
- (彼女は公正に扱われることを望んでいる。)
- The documents need to be signed by tomorrow.
- (その書類は明日までに署名される必要がある。)
- (その書類は明日までに署名される必要がある。)
- This tower is to be completed next year.
- (このタワーは来年完成する予定だ。)
時制:
「to be + 過去分詞」は基本的に現在・未来における「~されること」を表します。過去の出来事を強調する場合は文の主要動詞や文脈で時制を示します。動詞との相性:
want, expect, hope など、自分の希望や期待を表す動詞とともに使われることが多いです。受け身の状態を望むときには、この形が便利です。意味の取り方:
「されること」「されるべき」「される必要がある」など、訳し方は文脈に依存します。一語一語対応させるよりも、どのようなニュアンスで受動が表されているかを考えて読み取ることが大切です。「the fact(s) that」+ 「that節」
- 「the fact(s) that」のあとの that は接続詞であり、後ろには必ず主語(S)と動詞(V)が入った名詞節(that節)が続きます。
- この名詞節は「何の事実であるか」を詳しく説明する働きを持ちます。
- 「the fact(s) that」のあとの that は接続詞であり、後ろには必ず主語(S)と動詞(V)が入った名詞節(that節)が続きます。
文中での役割
- 「the fact that SV」は、名詞として文の主語や目的語の位置に置かれ、文全体の一部として使われます。
- たとえば、以下の例文のように目的語として「~という事実」を表せます。
- I appreciate the fact that you helped me.
(あなたが手伝ってくれたという事実を感謝しています。)
- I appreciate the fact that you helped me.
- 「the fact that SV」は、名詞として文の主語や目的語の位置に置かれ、文全体の一部として使われます。
“the fact that”が強調したいとき
- 単に “that節” だけを使うよりも、“the fact that” を使うことで「~という事実」という意味合いを強調できます。
- I’m aware that you worked hard.
(あなたが一生懸命働いたことは知っています。) - I’m aware of the fact that you worked hard.
(あなたが一生懸命働いたという事実を、私はちゃんとわかっています。)
- I’m aware that you worked hard.
- 単に “that節” だけを使うよりも、“the fact that” を使うことで「~という事実」という意味合いを強調できます。
単数形と複数形
- “the fact that” は、事実がひとつの場合に使い、複数の事実を列挙する場合は “the facts that” を用います。
- The facts that the earth orbits the sun and that the moon orbits the earth are well known.
(地球が太陽の周りを公転している、そして月が地球の周りを公転しているという事実は広く知られています。)
- The facts that the earth orbits the sun and that the moon orbits the earth are well known.
- “the fact that” は、事実がひとつの場合に使い、複数の事実を列挙する場合は “the facts that” を用います。
日本語訳との対応
- 多くの場合、日本語の「~という事実」「~ということ」が the fact that~ に対応します。
- ただし文脈によっては「こと」というニュアンスだけを持たせたい場合、単に that節(例: I know that…)を使うほうが自然な場合もあります。
- 多くの場合、日本語の「~という事実」「~ということ」が the fact that~ に対応します。
- the fact(s) that SV は「~という事実」を表すときに便利な表現です。
- that節は必ず主語 + 動詞の構成を取り、文中で名詞句として機能します。
- “the fact that” を使うことで、単なる “that節” よりも「事実である」という点を強く示すことができます。
- 一つの事実なら “the fact”、複数なら “the facts” を使い分けましょう。
「the fact(s) that」+ 「that節」
- 「the fact(s) that」のあとの that は接続詞であり、後ろには必ず主語(S)と動詞(V)が入った名詞節(that節)が続きます。
- この名詞節は「何の事実であるか」を詳しく説明する働きを持ちます。
- 「the fact(s) that」のあとの that は接続詞であり、後ろには必ず主語(S)と動詞(V)が入った名詞節(that節)が続きます。
文中での役割
- 「the fact that SV」は、名詞として文の主語や目的語の位置に置かれ、文全体の一部として使われます。
- たとえば、以下の例文のように目的語として「~という事実」を表せます。
- I appreciate the fact that you helped me.
(あなたが手伝ってくれたという事実を感謝しています。)
- I appreciate the fact that you helped me.
- 「the fact that SV」は、名詞として文の主語や目的語の位置に置かれ、文全体の一部として使われます。
“the fact that”が強調したいとき
- 単に “that節” だけを使うよりも、“the fact that” を使うことで「~という事実」という意味合いを強調できます。
- I’m aware that you worked hard.
(あなたが一生懸命働いたことは知っています。) - I’m aware of the fact that you worked hard.
(あなたが一生懸命働いたという事実を、私はちゃんとわかっています。)
- I’m aware that you worked hard.
- 単に “that節” だけを使うよりも、“the fact that” を使うことで「~という事実」という意味合いを強調できます。
単数形と複数形
- “the fact that” は、事実がひとつの場合に使い、複数の事実を列挙する場合は “the facts that” を用います。
- The facts that the earth orbits the sun and that the moon orbits the earth are well known.
(地球が太陽の周りを公転している、そして月が地球の周りを公転しているという事実は広く知られています。)
- The facts that the earth orbits the sun and that the moon orbits the earth are well known.
- “the fact that” は、事実がひとつの場合に使い、複数の事実を列挙する場合は “the facts that” を用います。
日本語訳との対応
- 多くの場合、日本語の「~という事実」「~ということ」が the fact that~ に対応します。
- ただし文脈によっては「こと」というニュアンスだけを持たせたい場合、単に that節(例: I know that…)を使うほうが自然な場合もあります。
- 多くの場合、日本語の「~という事実」「~ということ」が the fact that~ に対応します。
- the fact(s) that SV は「~という事実」を表すときに便利な表現です。
- that節は必ず主語 + 動詞の構成を取り、文中で名詞句として機能します。
- “the fact that” を使うことで、単なる “that節” よりも「事実である」という点を強く示すことができます。
- 一つの事実なら “the fact”、複数なら “the facts” を使い分けましょう。
- 仮定法は「事実と反する仮定」や「実現が難しそうな空想や願望」を表すときに使われます。
- 「if only + 仮定法過去」は、現在の状況がそうであればよいのに…と願う気持ちを強調します。実際にはそうでないと分かっているからこそ、仮定法が用いられます。
基本形: if only + 主語 + 動詞の過去形
例:- If only I had a car.(車を持ってさえいればなあ。)
- 実際には車を持っていないが、そうであればいいのにという願望を表現。
- If only I had a car.(車を持ってさえいればなあ。)
助動詞を使う場合: if only + 主語 + 助動詞の過去形 + 動詞の原形
例:- If only I could speak French.(フランス語を話すことができさえすればなあ。)
- 実際にはフランス語を十分に話せないが、話せるようになりたいという切実な願いを表している。
- If only I could speak French.(フランス語を話すことができさえすればなあ。)
- 「if only」の直後の節は「仮定法過去形(過去形)」を用いますが、これは「実際には違う」という現実との対比を強調しています。
- 「if only + 仮定法過去」は、話し手の強い願望や後悔の気持ちを表すため、会話や文章中で非常に感情的に響く表現となります。文脈をよく理解して使いましょう。
- もし、過去の事柄に対する「~してさえいればよかったなあ」という後悔を表す場合は、if only + 仮定法過去完了(had + 過去分詞)が用いられます。例: If only I had studied harder.(もっと熱心に勉強してさえいればなあ。)
- 仮定法は「事実と反する仮定」や「実現が難しそうな空想や願望」を表すときに使われます。
- 「if only + 仮定法過去」は、現在の状況がそうであればよいのに…と願う気持ちを強調します。実際にはそうでないと分かっているからこそ、仮定法が用いられます。
基本形: if only + 主語 + 動詞の過去形
例:- If only I had a car.(車を持ってさえいればなあ。)
- 実際には車を持っていないが、そうであればいいのにという願望を表現。
- If only I had a car.(車を持ってさえいればなあ。)
助動詞を使う場合: if only + 主語 + 助動詞の過去形 + 動詞の原形
例:- If only I could speak French.(フランス語を話すことができさえすればなあ。)
- 実際にはフランス語を十分に話せないが、話せるようになりたいという切実な願いを表している。
- If only I could speak French.(フランス語を話すことができさえすればなあ。)
- 「if only」の直後の節は「仮定法過去形(過去形)」を用いますが、これは「実際には違う」という現実との対比を強調しています。
- 「if only + 仮定法過去」は、話し手の強い願望や後悔の気持ちを表すため、会話や文章中で非常に感情的に響く表現となります。文脈をよく理解して使いましょう。
- もし、過去の事柄に対する「~してさえいればよかったなあ」という後悔を表す場合は、if only + 仮定法過去完了(had + 過去分詞)が用いられます。例: If only I had studied harder.(もっと熱心に勉強してさえいればなあ。)
- pick up(拾い上げる/車で迎えに行く)
- turn off(消す)
- put on(身につける)
- look into(調査する)
- pick up(~を拾い上げる/迎えに行く)
- I picked up the book.(私はその本を拾い上げた)
- I picked the book up.(同じ意味)
- I picked up the book.(私はその本を拾い上げた)
- I picked it up.(○)
- I picked up it.(×)
- look into(~を調べる)
- I looked into the matter.(私はその件を調べた)
- I looked the matter into.(×)
- I looked into the matter.(私はその件を調べた)
- break up(別れる/解体する)
- break down(故障する/感情が抑えられなくなる)
というように、意味が大きく変わります。 - 句動詞(phrasal verb) は 「動詞 + パーティクル」 の組み合わせで、元の動詞の意味を広げたり、まったく異なる意味を生み出す。
- 一部の句動詞は、動詞とパーティクルの間に目的語を挟むことができる(分離可能)。目的語が代名詞の場合は動詞とパーティクルの間に置く。
- 他の句動詞は動詞とパーティクルを分けられず、間に目的語を挟めない(分離不可能)。
- パーティクルには「up」「off」「on」「into」などが多く使われるが、動詞との組み合わせによって意味が大きく変わるため、それぞれの表現を覚えることが大切。
- pick up(拾い上げる/車で迎えに行く)
- turn off(消す)
- put on(身につける)
- look into(調査する)
- pick up(~を拾い上げる/迎えに行く)
- I picked up the book.(私はその本を拾い上げた)
- I picked the book up.(同じ意味)
- I picked up the book.(私はその本を拾い上げた)
- I picked it up.(○)
- I picked up it.(×)
- look into(~を調べる)
- I looked into the matter.(私はその件を調べた)
- I looked the matter into.(×)
- I looked into the matter.(私はその件を調べた)
- break up(別れる/解体する)
- break down(故障する/感情が抑えられなくなる)
というように、意味が大きく変わります。 - 句動詞(phrasal verb) は 「動詞 + パーティクル」 の組み合わせで、元の動詞の意味を広げたり、まったく異なる意味を生み出す。
- 一部の句動詞は、動詞とパーティクルの間に目的語を挟むことができる(分離可能)。目的語が代名詞の場合は動詞とパーティクルの間に置く。
- 他の句動詞は動詞とパーティクルを分けられず、間に目的語を挟めない(分離不可能)。
- パーティクルには「up」「off」「on」「into」などが多く使われるが、動詞との組み合わせによって意味が大きく変わるため、それぞれの表現を覚えることが大切。
- never(決して~ない)
- seldom(めったに~ない)
- rarely(めったに~ない)
- hardly(ほとんど~ない)
- scarcely(ほとんど~ない)
- little(ほとんど~ない)
- no sooner(~するとすぐに)
通常の語順(準否定語が真ん中にある場合)
He seldom visits that place.
(彼はめったにその場所を訪れない。)倒置が起こった語順(準否定語が文頭にある場合)
Seldom does he visit that place.
(めったに彼はその場所を訪れない。)通常の語順
He never dances in public.
(彼は決して人前で踊らない。)倒置が起こった語順
Never does he dance in public.
(決して彼は人前で踊らない。)- 準否定語を文頭に置く。
- もともと助動詞がある場合は、それを主語の前に出す。
- 例)He can rarely see it. → Rarely can he see it.
- もともと助動詞がない場合は “do / does / did” を文頭に挿入する。
- 例)He seldom visits that place. → Seldom does he visit that place.
- 例)He is never late. → Never is he late.
Never(決して~ない)
- 通常:He never goes there.
- 倒置:Never does he go there.
- 通常:He never goes there.
Seldom(めったに~ない)
- 通常:He seldom visits that place.
- 倒置:Seldom does he visit that place.
- 通常:He seldom visits that place.
Hardly(ほとんど~ない)
- 通常:I hardly saw him yesterday.
- 倒置:Hardly did I see him yesterday.
- 通常:I hardly saw him yesterday.
Scarcely(ほとんど~ない)
- 通常:She scarcely ate dinner.
- 倒置:Scarcely did she eat dinner.
- 通常:She scarcely ate dinner.
Little(ほとんど~ない)
- 通常:He little knows the truth.
- 倒置:Little does he know the truth.
- 通常:He little knows the truth.
No sooner(~するとすぐに)
- 通常:He no sooner arrived than he left again.
- 倒置:No sooner had he arrived than he left again.
(No sooner の場合は過去完了形とともに使われることが多いのもポイントです。)
- 通常:He no sooner arrived than he left again.
- 準否定語(Never, Seldom, Hardly, Scarcely など)が文頭に置かれると、否定の強調を表すために倒置構文(助動詞+主語)の形を取ります。
- 助動詞がない場合でも「does / do / did」などを補って倒置を成立させます。
- もともと助動詞のある文や be 動詞の文では、それを主語の前に出して使います。
- never(決して~ない)
- seldom(めったに~ない)
- rarely(めったに~ない)
- hardly(ほとんど~ない)
- scarcely(ほとんど~ない)
- little(ほとんど~ない)
- no sooner(~するとすぐに)
通常の語順(準否定語が真ん中にある場合)
He seldom visits that place.
(彼はめったにその場所を訪れない。)倒置が起こった語順(準否定語が文頭にある場合)
Seldom does he visit that place.
(めったに彼はその場所を訪れない。)通常の語順
He never dances in public.
(彼は決して人前で踊らない。)倒置が起こった語順
Never does he dance in public.
(決して彼は人前で踊らない。)- 準否定語を文頭に置く。
- もともと助動詞がある場合は、それを主語の前に出す。
- 例)He can rarely see it. → Rarely can he see it.
- もともと助動詞がない場合は “do / does / did” を文頭に挿入する。
- 例)He seldom visits that place. → Seldom does he visit that place.
- 例)He is never late. → Never is he late.
Never(決して~ない)
- 通常:He never goes there.
- 倒置:Never does he go there.
- 通常:He never goes there.
Seldom(めったに~ない)
- 通常:He seldom visits that place.
- 倒置:Seldom does he visit that place.
- 通常:He seldom visits that place.
Hardly(ほとんど~ない)
- 通常:I hardly saw him yesterday.
- 倒置:Hardly did I see him yesterday.
- 通常:I hardly saw him yesterday.
Scarcely(ほとんど~ない)
- 通常:She scarcely ate dinner.
- 倒置:Scarcely did she eat dinner.
- 通常:She scarcely ate dinner.
Little(ほとんど~ない)
- 通常:He little knows the truth.
- 倒置:Little does he know the truth.
- 通常:He little knows the truth.
No sooner(~するとすぐに)
- 通常:He no sooner arrived than he left again.
- 倒置:No sooner had he arrived than he left again.
(No sooner の場合は過去完了形とともに使われることが多いのもポイントです。)
- 通常:He no sooner arrived than he left again.
- 準否定語(Never, Seldom, Hardly, Scarcely など)が文頭に置かれると、否定の強調を表すために倒置構文(助動詞+主語)の形を取ります。
- 助動詞がない場合でも「does / do / did」などを補って倒置を成立させます。
- もともと助動詞のある文や be 動詞の文では、それを主語の前に出して使います。
- 形容詞(例:very hot など)
- 動詞(例:walk slowly など)
- 別の副詞(例:very slowly など)
- 文全体(例:Fortunately, we arrived on time. など)
- 文全体に対する話し手の気持ちや評価を表す際によく使われます。
- 例:
- Fortunately, no one was injured.
- Unfortunately, the concert has been canceled.
- Fortunately, no one was injured.
- 見方によっては「文全体」ではなく、文の中心部分を修飾すると考えられる場合。
- 一般動詞の前に置く例:
- We obviously need more time to finish.
- I honestly thought you already knew.
- We obviously need more time to finish.
- be動詞の後ろに置く例:
- She is obviously upset about the news.
- They are apparently moving to another city.
- She is obviously upset about the news.
- 動詞や文全体を後ろから修飾する場合に使われます。
- 例:
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
- He spoke frankly throughout the interview.
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
fortunately / unfortunately
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
- 例:Fortunately, the weather cleared up just in time.
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
clearly / obviously
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
- 例:He is obviously excited about the opportunity.
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
frankly
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
- 例:Frankly, I don’t think this plan will work.
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
hopefully
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
- 例:Hopefully, we’ll finish before the deadline.
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
surprisingly
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
- 例:Surprisingly, the test was much easier than I expected.
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
apparently
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 例:Apparently, he’s already left the party.
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 文頭に置くときは、話し手の「態度」や「主観」「話全体の判断」を強調することが多いです。
(例) 「Unfortunately, we have to cancel the meeting」→「残念ながら会議をキャンセルしなくてはならない」 - 動詞の直前や be動詞の直後に置くときは、文章の骨格を作る動詞を中心に、やや客観的または説明調で内容を補足する印象を与えます。
(例) 「We obviously need more information」→「私たちは明らかにもっと情報が必要だ」 - 文末に置くときは、意味としては文全体を修飾しますが、それまでの内容を「付け加えるように」説明し、余韻を残す効果があります。
(例) 「They solved the problem, fortunately」→「彼らは幸運にも問題を解決した」 Fortunately, the flight was on time.
- 文頭の fortunately は「幸運にも」と文全体を修飾しています。
She obviously loves painting.
- obviously が “loves painting” の部分(動詞)をはっきりさせるように修飾しています。
He is apparently very busy.
- apparently が be動詞の後で「見たところ忙しそうだ」というニュアンスを与えています。
We’ll finish the project on time, hopefully.
- 文末の hopefully は「そうなるといいんだけど」という希望を余韻として付け加えています。
- 副詞は文全体・動詞・形容詞・他の副詞を修飾する語で、位置は「文頭」「一般動詞の前/ be動詞の後」「文末」に置かれます。
- 特に fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently といった副詞は、「話し手の主観・感情や文全体の意味」を大きく修飾する役割が強いです。
- 置き位置によってニュアンスや強調点が変わるため、目的に合わせて位置を調整するのがポイントです。
- 形容詞(例:very hot など)
- 動詞(例:walk slowly など)
- 別の副詞(例:very slowly など)
- 文全体(例:Fortunately, we arrived on time. など)
- 文全体に対する話し手の気持ちや評価を表す際によく使われます。
- 例:
- Fortunately, no one was injured.
- Unfortunately, the concert has been canceled.
- Fortunately, no one was injured.
- 見方によっては「文全体」ではなく、文の中心部分を修飾すると考えられる場合。
- 一般動詞の前に置く例:
- We obviously need more time to finish.
- I honestly thought you already knew.
- We obviously need more time to finish.
- be動詞の後ろに置く例:
- She is obviously upset about the news.
- They are apparently moving to another city.
- She is obviously upset about the news.
- 動詞や文全体を後ろから修飾する場合に使われます。
- 例:
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
- He spoke frankly throughout the interview.
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
fortunately / unfortunately
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
- 例:Fortunately, the weather cleared up just in time.
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
clearly / obviously
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
- 例:He is obviously excited about the opportunity.
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
frankly
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
- 例:Frankly, I don’t think this plan will work.
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
hopefully
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
- 例:Hopefully, we’ll finish before the deadline.
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
surprisingly
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
- 例:Surprisingly, the test was much easier than I expected.
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
apparently
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 例:Apparently, he’s already left the party.
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 文頭に置くときは、話し手の「態度」や「主観」「話全体の判断」を強調することが多いです。
(例) 「Unfortunately, we have to cancel the meeting」→「残念ながら会議をキャンセルしなくてはならない」 - 動詞の直前や be動詞の直後に置くときは、文章の骨格を作る動詞を中心に、やや客観的または説明調で内容を補足する印象を与えます。
(例) 「We obviously need more information」→「私たちは明らかにもっと情報が必要だ」 - 文末に置くときは、意味としては文全体を修飾しますが、それまでの内容を「付け加えるように」説明し、余韻を残す効果があります。
(例) 「They solved the problem, fortunately」→「彼らは幸運にも問題を解決した」 Fortunately, the flight was on time.
- 文頭の fortunately は「幸運にも」と文全体を修飾しています。
She obviously loves painting.
- obviously が “loves painting” の部分(動詞)をはっきりさせるように修飾しています。
He is apparently very busy.
- apparently が be動詞の後で「見たところ忙しそうだ」というニュアンスを与えています。
We’ll finish the project on time, hopefully.
- 文末の hopefully は「そうなるといいんだけど」という希望を余韻として付け加えています。
- 副詞は文全体・動詞・形容詞・他の副詞を修飾する語で、位置は「文頭」「一般動詞の前/ be動詞の後」「文末」に置かれます。
- 特に fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently といった副詞は、「話し手の主観・感情や文全体の意味」を大きく修飾する役割が強いです。
- 置き位置によってニュアンスや強調点が変わるため、目的に合わせて位置を調整するのがポイントです。
- take care of ~ → 「~の世話をする」
- turn on ~ → 「(スイッチなどを) つける」
- take off (飛行機などが離陸する / 脱ぐ)
- 飛行機が「離陸する」や、衣服を「脱ぐ」など、動詞の基本的な意味から少し離れた新しい意味を持ちます。
- 飛行機が「離陸する」や、衣服を「脱ぐ」など、動詞の基本的な意味から少し離れた新しい意味を持ちます。
- turn up (大きくする / 現れる)
- 音量を「上げる」の意味や、人が「現れる」の意味など、状況によっては異なる意味をとります。
- look forward to ~ (~を楽しみに待つ)
- take care of ~ (~の世話をする)
- put up with ~ (~を我慢する)
動詞 + パーティクル + 目的語
- 例: turn off the light / turn the light off
- パーティクル(off)と目的語(the light)の順番を入れ替えても正しい文として成立するタイプがあります。
- 例: turn off the light / turn the light off
動詞 + パーティクル + 前置詞 + 目的語
- 例: take care of the baby
- 「care」と「of」の間に「the baby」を置けないため、“take the baby care of” のような形にはなりません。
- 形が固定的になっているものが多いのが特徴です。
- 「care」と「of」の間に「the baby」を置けないため、“take the baby care of” のような形にはなりません。
- 例: take care of the baby
- take up (新しい活動を始める)
- 「取る (take)」という意味からだけではすぐに思いつきにくい表現です。
- 「取る (take)」という意味からだけではすぐに思いつきにくい表現です。
- break out (突然起こる / 勃発する)
- 「壊す」(break) からは連想しにくい「急に発生する」の意味になります。
- 句動詞は、動詞 + パーティクル + (前置詞) + 目的語 のまとまりで、1つの意味をなす表現です。
- 1語動詞では表せない、より細かいニュアンスや独自の意味をもつことが多いです。
- 句動詞には、目的語の位置を入れ替えられる/入れ替えられないパターンがあります。
- 3語以上になる句動詞は、形が固定されているものが多いので、そのまま覚える必要があります。
- take care of ~ → 「~の世話をする」
- turn on ~ → 「(スイッチなどを) つける」
- take off (飛行機などが離陸する / 脱ぐ)
- 飛行機が「離陸する」や、衣服を「脱ぐ」など、動詞の基本的な意味から少し離れた新しい意味を持ちます。
- 飛行機が「離陸する」や、衣服を「脱ぐ」など、動詞の基本的な意味から少し離れた新しい意味を持ちます。
- turn up (大きくする / 現れる)
- 音量を「上げる」の意味や、人が「現れる」の意味など、状況によっては異なる意味をとります。
- look forward to ~ (~を楽しみに待つ)
- take care of ~ (~の世話をする)
- put up with ~ (~を我慢する)
動詞 + パーティクル + 目的語
- 例: turn off the light / turn the light off
- パーティクル(off)と目的語(the light)の順番を入れ替えても正しい文として成立するタイプがあります。
- 例: turn off the light / turn the light off
動詞 + パーティクル + 前置詞 + 目的語
- 例: take care of the baby
- 「care」と「of」の間に「the baby」を置けないため、“take the baby care of” のような形にはなりません。
- 形が固定的になっているものが多いのが特徴です。
- 「care」と「of」の間に「the baby」を置けないため、“take the baby care of” のような形にはなりません。
- 例: take care of the baby
- take up (新しい活動を始める)
- 「取る (take)」という意味からだけではすぐに思いつきにくい表現です。
- 「取る (take)」という意味からだけではすぐに思いつきにくい表現です。
- break out (突然起こる / 勃発する)
- 「壊す」(break) からは連想しにくい「急に発生する」の意味になります。
- 句動詞は、動詞 + パーティクル + (前置詞) + 目的語 のまとまりで、1つの意味をなす表現です。
- 1語動詞では表せない、より細かいニュアンスや独自の意味をもつことが多いです。
- 句動詞には、目的語の位置を入れ替えられる/入れ替えられないパターンがあります。
- 3語以上になる句動詞は、形が固定されているものが多いので、そのまま覚える必要があります。
- 実際に起きる可能性が非常に低いと思われる事柄で使う。
- 「万が一…ということがあったら」というような状況を想定する。
- 「万が一…ということがあったら」というような状況を想定する。
- 文体がフォーマルになることが多い。
- “If S should V” は、口語よりも文語や丁寧なやり取りでよく見られる。
If you should see Mr. Brown at the conference, please tell him I said hello.
- 可能性は低いけれども、「万が一見かけたら挨拶を伝えてほしい」という意味合い。
- 可能性は低いけれども、「万が一見かけたら挨拶を伝えてほしい」という意味合い。
If it should rain tomorrow, we will have to cancel the picnic.
- 「おそらく雨は降らないだろうが、もし降るようなら」という前提。
- 「おそらく雨は降らないだろうが、もし降るようなら」という前提。
Should you have any questions, feel free to contact me.
- “If you should have any questions” をさらに短くした形。フォーマルな文書やビジネスメールなどでよく使われる。
普通のif節(If S V…)
例: If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.
→ “明日雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない” という単純な条件。shouldを用いたif節(If S should V…)
例: If it should rain tomorrow, we will cancel the picnic.
→ “明日雨が降る可能性は低いけれども、万が一そうなったら” というより控えめ・丁寧なニュアンス。- 「If S should V」は「(仮に)SがVするようなことがあれば」という意味で、可能性が極めて低い状況を想定する表現。
- 「万が一」という含みがあり、フォーマルな文体でもよく用いられる。
- 普通の if 節との違いは、起こりうる度合いをより低く見積もっている点と、その分丁寧・控えめなトーンが加わる点にある。
- 実際に起きる可能性が非常に低いと思われる事柄で使う。
- 「万が一…ということがあったら」というような状況を想定する。
- 「万が一…ということがあったら」というような状況を想定する。
- 文体がフォーマルになることが多い。
- “If S should V” は、口語よりも文語や丁寧なやり取りでよく見られる。
If you should see Mr. Brown at the conference, please tell him I said hello.
- 可能性は低いけれども、「万が一見かけたら挨拶を伝えてほしい」という意味合い。
- 可能性は低いけれども、「万が一見かけたら挨拶を伝えてほしい」という意味合い。
If it should rain tomorrow, we will have to cancel the picnic.
- 「おそらく雨は降らないだろうが、もし降るようなら」という前提。
- 「おそらく雨は降らないだろうが、もし降るようなら」という前提。
Should you have any questions, feel free to contact me.
- “If you should have any questions” をさらに短くした形。フォーマルな文書やビジネスメールなどでよく使われる。
普通のif節(If S V…)
例: If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.
→ “明日雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない” という単純な条件。shouldを用いたif節(If S should V…)
例: If it should rain tomorrow, we will cancel the picnic.
→ “明日雨が降る可能性は低いけれども、万が一そうなったら” というより控えめ・丁寧なニュアンス。- 「If S should V」は「(仮に)SがVするようなことがあれば」という意味で、可能性が極めて低い状況を想定する表現。
- 「万が一」という含みがあり、フォーマルな文体でもよく用いられる。
- 普通の if 節との違いは、起こりうる度合いをより低く見積もっている点と、その分丁寧・控えめなトーンが加わる点にある。
If 節:
- [If + 主語 + had + 過去分詞]
例) If I had studied harder, …
(もし私がもっと一生懸命勉強していたら、…)
- [If + 主語 + had + 過去分詞]
主節:
- [主語 + 助動詞 (would/could/might など) + have + 過去分詞]
例) … I would have passed the exam.
(…試験に合格していただろうに)
- [主語 + 助動詞 (would/could/might など) + have + 過去分詞]
would have + 過去分詞
→ 「~していただろう」などの意味。最も一般的に使われます。
例) If I had left home earlier, I would have caught the train.
(もっと早く家を出ていたら、その電車に間に合っていただろう。)could have + 過去分詞
→ 「~できただろうに」という可能性・能力を表します。
例) If you had asked me, I could have helped you.
(もし私に頼んでくれていたら、手伝うことができたのに。)might have + 過去分詞
→ 「~だったかもしれない」という推量を表します。
例) If I had known your address, I might have visited you.
(もしあなたの住所を知っていたら、伺ったかもしれない。)- 仮定法過去: もし今~だったら… (現在の事実の逆を仮定)
例) If I had enough money (今お金が十分にあったら), I could buy it. (今買えるのに) - 仮定法過去完了: もしあのとき~していたら… (過去の事実の逆を仮定)
例) If I had had enough money (あのときお金が十分にあったら), I could have bought it. (買えていただろうに) - If I had had enough time… のように “had” が二回続くと混乱しやすいですが、前者が助動詞 (過去完了を作る had)、後者が「持つ」の過去分詞 (had) を表しています。
- If I had + 過去分詞, I [would/could/might] have + 過去分詞.
If 節:
- [If + 主語 + had + 過去分詞]
例) If I had studied harder, …
(もし私がもっと一生懸命勉強していたら、…)
- [If + 主語 + had + 過去分詞]
主節:
- [主語 + 助動詞 (would/could/might など) + have + 過去分詞]
例) … I would have passed the exam.
(…試験に合格していただろうに)
- [主語 + 助動詞 (would/could/might など) + have + 過去分詞]
would have + 過去分詞
→ 「~していただろう」などの意味。最も一般的に使われます。
例) If I had left home earlier, I would have caught the train.
(もっと早く家を出ていたら、その電車に間に合っていただろう。)could have + 過去分詞
→ 「~できただろうに」という可能性・能力を表します。
例) If you had asked me, I could have helped you.
(もし私に頼んでくれていたら、手伝うことができたのに。)might have + 過去分詞
→ 「~だったかもしれない」という推量を表します。
例) If I had known your address, I might have visited you.
(もしあなたの住所を知っていたら、伺ったかもしれない。)- 仮定法過去: もし今~だったら… (現在の事実の逆を仮定)
例) If I had enough money (今お金が十分にあったら), I could buy it. (今買えるのに) - 仮定法過去完了: もしあのとき~していたら… (過去の事実の逆を仮定)
例) If I had had enough money (あのときお金が十分にあったら), I could have bought it. (買えていただろうに) - If I had had enough time… のように “had” が二回続くと混乱しやすいですが、前者が助動詞 (過去完了を作る had)、後者が「持つ」の過去分詞 (had) を表しています。
- If I had + 過去分詞, I [would/could/might] have + 過去分詞.
(タップまたはEnterキー)
風邪を引いていたので、私は学校を休んだ。
風邪を引いていたので、私は学校を休んだ。
風邪を引いていたので、私は学校を休んだ。
解説
風邪を引いていたので、私は学校を休んだ。
分詞構文(現在分詞・文頭)
分詞構文(現在分詞・文頭)とは
分詞構文とは、動詞の分詞形(現在分詞や過去分詞)を使って、主節(メインの文)に付帯的な情報を簡潔に付け加える構文です。通常は「接続詞+主語+動詞」という形で書かれる従属節を、分詞構文に置き換えることで文章を短くまとめることができます。
このうち「現在分詞」を文頭に置く分詞構文では、文頭の“動詞+ing”の部分が従属節の内容を表し、主節と同じ主語を共有している点がポイントです。
分詞構文にするための条件
例文で見る分詞構文
分詞構文のニュアンスと使い方
まとめ
分詞構文を使いこなすと、英文をより自然で読みやすい形にまとめることができます。慣れるまでは「しっかり接続詞付きの節で書いてみる → 分詞構文に変える」という手順で練習してみると効果的です。
分詞構文(現在分詞・文頭)
接続詞や主語を省略できる分詞構文(現在分詞)
分詞構文(現在分詞・文頭)とは
分詞構文とは、動詞の分詞形(現在分詞や過去分詞)を使って、主節(メインの文)に付帯的な情報を簡潔に付け加える構文です。通常は「接続詞+主語+動詞」という形で書かれる従属節を、分詞構文に置き換えることで文章を短くまとめることができます。
このうち「現在分詞」を文頭に置く分詞構文では、文頭の“動詞+ing”の部分が従属節の内容を表し、主節と同じ主語を共有している点がポイントです。
分詞構文にするための条件
例文で見る分詞構文
分詞構文のニュアンスと使い方
まとめ
分詞構文を使いこなすと、英文をより自然で読みやすい形にまとめることができます。慣れるまでは「しっかり接続詞付きの節で書いてみる → 分詞構文に変える」という手順で練習してみると効果的です。
(タップまたはEnterキー)
どうすることもできない。
どうすることもできない。
どうすることもできない。
解説
どうすることもできない。
to be+過去分詞
不定詞の受動態(to be + 過去分詞)の解説
不定詞(to + 動詞の原形)と受動態(be + 過去分詞)が組み合わさると、to be + 過去分詞の形になります。これを受動態の不定詞(passive infinitive)と呼び、以下のような意味や使い方を持ちます。
1. 形の説明
2. 意味・用法
3. よくある例文
4. 注意点
以上が、to be + 過去分詞(受動態の不定詞)のより詳しい解説です。文脈に応じた具体的な意味を意識しながら使いこなしましょう。
to be+過去分詞
不定詞の受動態は「~されること」を表す
不定詞の受動態(to be + 過去分詞)の解説
不定詞(to + 動詞の原形)と受動態(be + 過去分詞)が組み合わさると、to be + 過去分詞の形になります。これを受動態の不定詞(passive infinitive)と呼び、以下のような意味や使い方を持ちます。
1. 形の説明
2. 意味・用法
3. よくある例文
4. 注意点
以上が、to be + 過去分詞(受動態の不定詞)のより詳しい解説です。文脈に応じた具体的な意味を意識しながら使いこなしましょう。
(タップまたはEnterキー)
彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。
彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。
彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。
解説
彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。
the fact(s) that節
「the fact(s) that SV」の使い方
「~という事実」「~ということ」を英語で表す場合、the fact(s) that SV の形を用います。ここで注意したいポイントは以下のとおりです。
まとめ
この表現を上手に使いこなせば、英語で「~という事実」をより明確かつ印象的に伝えることができます。
the fact(s) that節
「~という事実」
「the fact(s) that SV」の使い方
「~という事実」「~ということ」を英語で表す場合、the fact(s) that SV の形を用います。ここで注意したいポイントは以下のとおりです。
まとめ
この表現を上手に使いこなせば、英語で「~という事実」をより明確かつ印象的に伝えることができます。
(タップまたはEnterキー)
若かったらよかったのに。
若かったらよかったのに。
若かったらよかったのに。
解説
若かったらよかったのに。
if only+仮定法過去
以下に、元の説明をより詳しく、わかりやすく修正した文章を示します。
if only + 仮定法過去 の解説
「if only + 仮定法過去」 は、現実とは反する「~しさえすればなあ」「~だったらなあ」という強い願望を表す構文です。ここでは、「もし(今)そうであればいいのに……」という想いを表すために仮定法過去を用います。
1. なぜ仮定法過去を使うのか
2. 形の作り方
※ 「助動詞の過去形」は would、could、might などを用います。とくに「~できさえすれば」「~してもらえさえすれば」といった意味を出したい場合、could や would が多用されます。
3. 注意点
これらを押さえると、「if only + 仮定法過去」を使った表現がより自然かつ的確になります。ぜひ参考にしてみてください。
if only+仮定法過去
事実に対する願望を表す
以下に、元の説明をより詳しく、わかりやすく修正した文章を示します。
if only + 仮定法過去 の解説
「if only + 仮定法過去」 は、現実とは反する「~しさえすればなあ」「~だったらなあ」という強い願望を表す構文です。ここでは、「もし(今)そうであればいいのに……」という想いを表すために仮定法過去を用います。
1. なぜ仮定法過去を使うのか
2. 形の作り方
※ 「助動詞の過去形」は would、could、might などを用います。とくに「~できさえすれば」「~してもらえさえすれば」といった意味を出したい場合、could や would が多用されます。
3. 注意点
これらを押さえると、「if only + 仮定法過去」を使った表現がより自然かつ的確になります。ぜひ参考にしてみてください。
(タップまたはEnterキー)
車で迎えに来て下さい。
車で迎えに来て下さい。
車で迎えに来て下さい。
解説
車で迎えに来て下さい。
句動詞: 動詞+目的語+パーティクル
以下では「句動詞(phrasal verb)」の仕組みや特徴を、より詳しくわかりやすく解説します。
句動詞とは?
句動詞(phrasal verb) とは、主に 「動詞 + パーティクル(副詞や前置詞)」 の組み合わせで作られる表現のことです。元の動詞だけでは表せない特別な意味をもつようになるのが、大きな特徴です。
たとえば、次のような例があります。
これらは「pick」「turn」「put」「look」という動詞だけではなく、後ろにつく 「up」「off」「on」「into」 などのパーティクルが加わることで、新たな意味を生み出しています。
動詞 + 目的語 + パーティクル の形
句動詞には、大きく 「目的語を挟めるパターン」 と 「目的語を挟めない(分割できない)パターン」 があります。ここでは、目的語を間に置ける句動詞を中心に解説します。
1. 目的語を挟める場合(分離可能な句動詞)
句動詞によっては、動詞とパーティクルの間に目的語を置く ことができます。たとえば、以下の例を見てみましょう。
このように、目的語が 「名詞」 であれば、動詞の後ろに置いても、パーティクルとの間に挟んでもOKです。ただし、目的語が 「代名詞(it, them など)」 の場合は原則として、動詞とパーティクルの間 に入れる必要があります。
2. 目的語を挟めない場合(分離不可能な句動詞)
一方、目的語を動詞とパーティクルの間に入れられない句動詞も存在します。この場合は 「動詞 + パーティクル + 目的語」 の語順で使います。
こうした句動詞は一続きの表現として覚えるしかない場合が多く、意味や用法をそのまま丸ごと暗記するのが一般的です。
パーティクルとは?
句動詞におけるパーティクルは、副詞や前置詞 が動詞と組み合わさって特別な意味を生み出す働きをする単語です。たとえ同じ「up」「off」「on」「into」などでも、動詞ごとにまったく違う意味になる場合があります。
たとえば「break up」と「break down」は、どちらも「break(壊れる)」という動詞に「up」や「down」を組み合わせますが、
まとめ
句動詞は日常会話からビジネス英語まで頻繁に登場するため、とにかく例文をたくさん見ること、自分でも使ってみること が上達の近道です。ぜひ、少しずつ積み重ねていきましょう。
句動詞: 動詞+目的語+パーティクル
群れて動詞のカタマリを作る
以下では「句動詞(phrasal verb)」の仕組みや特徴を、より詳しくわかりやすく解説します。
句動詞とは?
句動詞(phrasal verb) とは、主に 「動詞 + パーティクル(副詞や前置詞)」 の組み合わせで作られる表現のことです。元の動詞だけでは表せない特別な意味をもつようになるのが、大きな特徴です。
たとえば、次のような例があります。
これらは「pick」「turn」「put」「look」という動詞だけではなく、後ろにつく 「up」「off」「on」「into」 などのパーティクルが加わることで、新たな意味を生み出しています。
動詞 + 目的語 + パーティクル の形
句動詞には、大きく 「目的語を挟めるパターン」 と 「目的語を挟めない(分割できない)パターン」 があります。ここでは、目的語を間に置ける句動詞を中心に解説します。
1. 目的語を挟める場合(分離可能な句動詞)
句動詞によっては、動詞とパーティクルの間に目的語を置く ことができます。たとえば、以下の例を見てみましょう。
このように、目的語が 「名詞」 であれば、動詞の後ろに置いても、パーティクルとの間に挟んでもOKです。ただし、目的語が 「代名詞(it, them など)」 の場合は原則として、動詞とパーティクルの間 に入れる必要があります。
2. 目的語を挟めない場合(分離不可能な句動詞)
一方、目的語を動詞とパーティクルの間に入れられない句動詞も存在します。この場合は 「動詞 + パーティクル + 目的語」 の語順で使います。
こうした句動詞は一続きの表現として覚えるしかない場合が多く、意味や用法をそのまま丸ごと暗記するのが一般的です。
パーティクルとは?
句動詞におけるパーティクルは、副詞や前置詞 が動詞と組み合わさって特別な意味を生み出す働きをする単語です。たとえ同じ「up」「off」「on」「into」などでも、動詞ごとにまったく違う意味になる場合があります。
たとえば「break up」と「break down」は、どちらも「break(壊れる)」という動詞に「up」や「down」を組み合わせますが、
まとめ
句動詞は日常会話からビジネス英語まで頻繁に登場するため、とにかく例文をたくさん見ること、自分でも使ってみること が上達の近道です。ぜひ、少しずつ積み重ねていきましょう。
Little does he realize how important this meeting is.
ヒント
倒置(Never/No sooner/Hardly/Little/Scarcely/Seldom ....)
準否定語による倒置
(タップまたはEnterキー)
この会合がいかに重要かを彼は全然わかっていない。
この会合がいかに重要かを彼は全然わかっていない。
この会合がいかに重要かを彼は全然わかっていない。
解説
この会合がいかに重要かを彼は全然わかっていない。
倒置(Never/No sooner/Hardly/Little/Scarcely/Seldom ....)
以下では、倒置構文の一種である「準否定語(Never / No sooner / Hardly / Little / Scarcely / Seldom など)」が文頭に来る場合について、より詳しく解説します。
準否定語とは?
英語には、以下のような「ほとんど~ない」「めったに~ない」などの意味をもつ副詞があります。これらは見かけ上は否定語ではないものの、文全体に否定的な意味合いを含むため「準否定語」と呼ばれることがあります。
これらが文中にある場合、文自体は肯定文の形をとっていても、意味としては否定や否定に近いニュアンスをもつので、いわゆる「否定文」と同じ扱いになります。
倒置構文(Inversion)とは?
通常、英語の文は「主語(S)+ 動詞(V)+ …」の語順になりますが、特定の副詞や表現が文頭に出ると「助動詞(または be 動詞など)+ 主語(S)+ 動詞(V)」のように、主語と動詞がひっくり返る(=倒置)現象が起こります。
準否定語が文頭に来たときも、この倒置が起こるのが大きな特徴です。
例1)Seldom の場合
文頭に “Seldom” を置くと、後に助動詞の “do” / “does” / “did” が入り、主語と動詞が続きます。
例2)Never の場合
倒置構文が必要になる理由
準否定語は意味的に否定を強調するような役割をもちます。その準否定語を文頭に置くことで、否定のニュアンスをより強く相手に伝える効果があります。一方、否定を表す副詞などが文頭にきた場合、英語では文法上、主語と助動詞を倒置させるルールがあります。これにより、倒置構文が生まれます。
倒置構文のつくり方
be動詞の場合
be動詞が使われている文では、be動詞自体が助動詞の役割をするため、do/did を使わずにそのまま倒置させます。
主な準否定語の意味と倒置形の例
まとめ
このように、準否定語が文頭に来るときには倒置が起こるというルールをしっかり押さえておきましょう。特にライティングやフォーマルな文章で否定を強調したいとき、あるいは試験などでよく狙われるポイントなので、ぜひ覚えておいてください。
倒置(Never/No sooner/Hardly/Little/Scarcely/Seldom ....)
準否定語による倒置
以下では、倒置構文の一種である「準否定語(Never / No sooner / Hardly / Little / Scarcely / Seldom など)」が文頭に来る場合について、より詳しく解説します。
準否定語とは?
英語には、以下のような「ほとんど~ない」「めったに~ない」などの意味をもつ副詞があります。これらは見かけ上は否定語ではないものの、文全体に否定的な意味合いを含むため「準否定語」と呼ばれることがあります。
これらが文中にある場合、文自体は肯定文の形をとっていても、意味としては否定や否定に近いニュアンスをもつので、いわゆる「否定文」と同じ扱いになります。
倒置構文(Inversion)とは?
通常、英語の文は「主語(S)+ 動詞(V)+ …」の語順になりますが、特定の副詞や表現が文頭に出ると「助動詞(または be 動詞など)+ 主語(S)+ 動詞(V)」のように、主語と動詞がひっくり返る(=倒置)現象が起こります。
準否定語が文頭に来たときも、この倒置が起こるのが大きな特徴です。
例1)Seldom の場合
文頭に “Seldom” を置くと、後に助動詞の “do” / “does” / “did” が入り、主語と動詞が続きます。
例2)Never の場合
倒置構文が必要になる理由
準否定語は意味的に否定を強調するような役割をもちます。その準否定語を文頭に置くことで、否定のニュアンスをより強く相手に伝える効果があります。一方、否定を表す副詞などが文頭にきた場合、英語では文法上、主語と助動詞を倒置させるルールがあります。これにより、倒置構文が生まれます。
倒置構文のつくり方
be動詞の場合
be動詞が使われている文では、be動詞自体が助動詞の役割をするため、do/did を使わずにそのまま倒置させます。
主な準否定語の意味と倒置形の例
まとめ
このように、準否定語が文頭に来るときには倒置が起こるというルールをしっかり押さえておきましょう。特にライティングやフォーマルな文章で否定を強調したいとき、あるいは試験などでよく狙われるポイントなので、ぜひ覚えておいてください。
He is apparently a pianist.
ヒント
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
さまざまな副詞
(タップまたはEnterキー)
彼は一見ピアニストらしい。
彼は一見ピアニストらしい。
彼は一見ピアニストらしい。
解説
彼は一見ピアニストらしい。
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
副詞の役割と位置について
英語の副詞(adverb)は、主に次のような要素を修飾する働きを持ちます。
今回取りあげる fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently などは、特に文全体の意味や話し手の主観・感情を修飾することが多い副詞として知られています。このような副詞は「文副詞 (sentence adverb)」と呼ばれることもあります。
1. 置き位置の一般的なパターン
(1) 文頭に置く
(2) 一般動詞の前、または be動詞の後ろに置く
(3) 文末に置く
2. それぞれの副詞のニュアンス
3. 使い分けのポイント
4. 例文と解説
まとめ
これらを押さえることで、英語の文章をより自然かつ的確に書き、話し手の意図や感情を的確に伝えることができるようになります。
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
さまざまな副詞
副詞の役割と位置について
英語の副詞(adverb)は、主に次のような要素を修飾する働きを持ちます。
今回取りあげる fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently などは、特に文全体の意味や話し手の主観・感情を修飾することが多い副詞として知られています。このような副詞は「文副詞 (sentence adverb)」と呼ばれることもあります。
1. 置き位置の一般的なパターン
(1) 文頭に置く
(2) 一般動詞の前、または be動詞の後ろに置く
(3) 文末に置く
2. それぞれの副詞のニュアンス
3. 使い分けのポイント
4. 例文と解説
まとめ
これらを押さえることで、英語の文章をより自然かつ的確に書き、話し手の意図や感情を的確に伝えることができるようになります。
When do you get up?
I get up at eight.
ヒント
句動詞: 動詞+パーティクル+前置詞+目的語
動詞の後のパーティクルや前置詞もまとめて1つの意味に
(タップまたはEnterキー)
「あなたはいつ起きますか」「8時です」
「あなたはいつ起きますか」「8時です」
「あなたはいつ起きますか」「8時です」
解説
「あなたはいつ起きますか」「8時です」
句動詞: 動詞+パーティクル+前置詞+目的語
以下の内容は、オリジナルの文章をより詳しく、わかりやすく修正した解説例です。
句動詞 (Phrasal Verbs) とは
英語には、take や turn のように、1語で「取る」「回す」といった意味を表す動詞があります。一方で、動詞の後に前置詞や副詞(しばしば「パーティクル(particle)」と呼ばれる)を付け足して、2語以上で1つの動作や状態を表すものがあります。たとえば:
このように、動詞 + パーティクル + (前置詞) + 目的語 という形でセットになって、1つの意味をなす表現のことを 句動詞 (phrasal verb) と呼びます。
句動詞の形と特徴
1. 動詞 + 副詞 (パーティクル) のパターン
動詞の直後に副詞(パーティクル)がつくパターンです。たとえば:
2. 動詞 + 副詞 (パーティクル) + 前置詞 のパターン
動詞のあとに副詞と前置詞が続く、3語以上の形をとるパターンです。たとえば:
このように、3語全体でひとまとまりの意味を作ります。
句動詞と語順のポイント
句動詞の中には、目的語を動詞とパーティクルの間に挿入できるものとできないものがあります。
句動詞の意味の捉え方
句動詞は、元の動詞から想像できないほど意味が変化することもあります。たとえば:
そのため、句動詞はそれ自体を1つの単語のように覚えることが多いです。意味をまとめて覚えておくと英語の理解が深まります。
まとめ
句動詞は英語学習で大切な要素のひとつです。単に「動詞 + 前置詞」の組み合わせと捉えるのではなく、1つの固まりとして意味を理解することが上達への近道となります。
句動詞: 動詞+パーティクル+前置詞+目的語
動詞の後のパーティクルや前置詞もまとめて1つの意味に
以下の内容は、オリジナルの文章をより詳しく、わかりやすく修正した解説例です。
句動詞 (Phrasal Verbs) とは
英語には、take や turn のように、1語で「取る」「回す」といった意味を表す動詞があります。一方で、動詞の後に前置詞や副詞(しばしば「パーティクル(particle)」と呼ばれる)を付け足して、2語以上で1つの動作や状態を表すものがあります。たとえば:
このように、動詞 + パーティクル + (前置詞) + 目的語 という形でセットになって、1つの意味をなす表現のことを 句動詞 (phrasal verb) と呼びます。
句動詞の形と特徴
1. 動詞 + 副詞 (パーティクル) のパターン
動詞の直後に副詞(パーティクル)がつくパターンです。たとえば:
2. 動詞 + 副詞 (パーティクル) + 前置詞 のパターン
動詞のあとに副詞と前置詞が続く、3語以上の形をとるパターンです。たとえば:
このように、3語全体でひとまとまりの意味を作ります。
句動詞と語順のポイント
句動詞の中には、目的語を動詞とパーティクルの間に挿入できるものとできないものがあります。
句動詞の意味の捉え方
句動詞は、元の動詞から想像できないほど意味が変化することもあります。たとえば:
そのため、句動詞はそれ自体を1つの単語のように覚えることが多いです。意味をまとめて覚えておくと英語の理解が深まります。
まとめ
句動詞は英語学習で大切な要素のひとつです。単に「動詞 + 前置詞」の組み合わせと捉えるのではなく、1つの固まりとして意味を理解することが上達への近道となります。
(タップまたはEnterキー)
万一失敗すれば、私はもう一度やってみるだろう。
万一失敗すれば、私はもう一度やってみるだろう。
万一失敗すれば、私はもう一度やってみるだろう。
解説
万一失敗すれば、私はもう一度やってみるだろう。
if節内のshould
以下では「If S should V(SがVするとしたら)」の使い方について、より詳しくわかりやすく解説します。
If節内の「should」の意味とニュアンス
英語の仮定法表現には「If S should V」という形があります。これは「(仮に)SがVするとしたら」という意味を表し、特に「実際には起こりにくいこと」を想定する場合に用いられます。たとえば “If it should rain tomorrow, …” (もし明日万が一雨が降るようなことがあったら…)のように使い、「起こりそうにないけれど、万が一という可能性も考えておく」というニュアンスを伝えます。
ポイント
例文
「If節の中のshould」と普通のif節との違い
まとめ
もし英作文をするときに「万が一に備えて言っておきたい」というようなニュアンスを出したい場合は、「If S should V」を使ってみましょう。実際には起こりにくいと考えられる事柄を想定する際に、自然できちんとした印象を与える表現として役立ちます。
if節内のshould
「(仮に)SがVするとしたら」
以下では「If S should V(SがVするとしたら)」の使い方について、より詳しくわかりやすく解説します。
If節内の「should」の意味とニュアンス
英語の仮定法表現には「If S should V」という形があります。これは「(仮に)SがVするとしたら」という意味を表し、特に「実際には起こりにくいこと」を想定する場合に用いられます。たとえば “If it should rain tomorrow, …” (もし明日万が一雨が降るようなことがあったら…)のように使い、「起こりそうにないけれど、万が一という可能性も考えておく」というニュアンスを伝えます。
ポイント
例文
「If節の中のshould」と普通のif節との違い
まとめ
もし英作文をするときに「万が一に備えて言っておきたい」というようなニュアンスを出したい場合は、「If S should V」を使ってみましょう。実際には起こりにくいと考えられる事柄を想定する際に、自然できちんとした印象を与える表現として役立ちます。
If I had had enough money, I could have bought it.
ヒント
仮定法過去完了(if節内動詞が過去完了)
実際には現実にならなかった過去を表す
(タップまたはEnterキー)
もし私におかねが十分あったら、それを変えたのだが。
もし私におかねが十分あったら、それを変えたのだが。
もし私におかねが十分あったら、それを変えたのだが。
解説
もし私におかねが十分あったら、それを変えたのだが。
仮定法過去完了(if節内動詞が過去完了)
以下では、仮定法過去完了(過去の事柄に対する「もし〜だったら…だったのに」という仮定)について、より詳しく解説します。
仮定法過去完了とは?
「仮定法過去完了」は、過去に実際には起こらなかったことについて、「もし~していたら、~だったのに」といった形で、過去の事実を仮定的に表現する際に使われます。現実には起こらなかった出来事を想像して、その結果まで推測/想定するという用法です。
形の基本
例文
If I had had enough money, I could have bought it.
(もし私がお金を十分持っていたら、それを買うことができただろうに。)
※ 実際にはお金が足りなかったため、買えなかったという事実を仮定で表しています。
意味の違い(助動詞の使い方)
よくある混乱
1. 仮定法過去との違い
2. 動詞が連続する “had had” について
まとめ
仮定法過去完了は、「過去の事柄に対して ‘もしこうだったら…だったのに’ と想像する」ための文法です。形は “If + had + 過去分詞” と “助動詞 + have + 過去分詞” がセットになるのが基本で、どの助動詞を使うかによって、話し手の意図する推量や可能性の程度を表すことができます。
この形をしっかりと覚えておくと、「実際には起こらなかったけれど、もしあのとき○○していたら…」といったニュアンスを的確に表せます。ぜひ例文に触れながら慣れていきましょう。
仮定法過去完了(if節内動詞が過去完了)
実際には現実にならなかった過去を表す
以下では、仮定法過去完了(過去の事柄に対する「もし〜だったら…だったのに」という仮定)について、より詳しく解説します。
仮定法過去完了とは?
「仮定法過去完了」は、過去に実際には起こらなかったことについて、「もし~していたら、~だったのに」といった形で、過去の事実を仮定的に表現する際に使われます。現実には起こらなかった出来事を想像して、その結果まで推測/想定するという用法です。
形の基本
例文
If I had had enough money, I could have bought it.
(もし私がお金を十分持っていたら、それを買うことができただろうに。)
※ 実際にはお金が足りなかったため、買えなかったという事実を仮定で表しています。
意味の違い(助動詞の使い方)
よくある混乱
1. 仮定法過去との違い
2. 動詞が連続する “had had” について
まとめ
仮定法過去完了は、「過去の事柄に対して ‘もしこうだったら…だったのに’ と想像する」ための文法です。形は “If + had + 過去分詞” と “助動詞 + have + 過去分詞” がセットになるのが基本で、どの助動詞を使うかによって、話し手の意図する推量や可能性の程度を表すことができます。
この形をしっかりと覚えておくと、「実際には起こらなかったけれど、もしあのとき○○していたら…」といったニュアンスを的確に表せます。ぜひ例文に触れながら慣れていきましょう。
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CEFR-J B2 - 準上級英単語
CEFR-JのB2レベル(準上級レベル)の英単語を覚えられる問題集です。
英語学習者必見!東京外国語大学が開発した最強の頻出英単語・英文法リスト!!【CEFR-J Wordlist, CEFR-J Grammar Profile】
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