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B2.1

if節内のshould

「(仮に)SがVするとしたら」

万一失敗すれば、私はもう一度やってみるだろう。

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説明

以下では「If S should V(SがVするとしたら)」の使い方について、より詳しくわかりやすく解説します。


If節内の「should」の意味とニュアンス

英語の仮定法表現には「If S should V」という形があります。これは「(仮に)SがVするとしたら」という意味を表し、特に「実際には起こりにくいこと」を想定する場合に用いられます。たとえば “If it should rain tomorrow, …” (もし明日万が一雨が降るようなことがあったら…)のように使い、「起こりそうにないけれど、万が一という可能性も考えておく」というニュアンスを伝えます。

ポイント


  1. 実際に起きる可能性が非常に低いと思われる事柄で使う。


    • 「万が一…ということがあったら」というような状況を想定する。


  2. 文体がフォーマルになることが多い。


    • “If S should V” は、口語よりも文語や丁寧なやり取りでよく見られる。



例文


  1. If you should see Mr. Brown at the conference, please tell him I said hello.


    • 可能性は低いけれども、「万が一見かけたら挨拶を伝えてほしい」という意味合い。


  2. If it should rain tomorrow, we will have to cancel the picnic.


    • 「おそらく雨は降らないだろうが、もし降るようなら」という前提。


  3. Should you have any questions, feel free to contact me.


    • “If you should have any questions” をさらに短くした形。フォーマルな文書やビジネスメールなどでよく使われる。



「If節の中のshould」と普通のif節との違い


  • 普通のif節(If S V…)

    例: If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.

    → “明日雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない” という単純な条件。


  • shouldを用いたif節(If S should V…)

    例: If it should rain tomorrow, we will cancel the picnic.

    → “明日雨が降る可能性は低いけれども、万が一そうなったら” というより控えめ・丁寧なニュアンス。



まとめ


  • 「If S should V」は「(仮に)SがVするようなことがあれば」という意味で、可能性が極めて低い状況を想定する表現。

  • 「万が一」という含みがあり、フォーマルな文体でもよく用いられる。

  • 普通の if 節との違いは、起こりうる度合いをより低く見積もっている点と、その分丁寧・控えめなトーンが加わる点にある。


もし英作文をするときに「万が一に備えて言っておきたい」というようなニュアンスを出したい場合は、「If S should V」を使ってみましょう。実際には起こりにくいと考えられる事柄を想定する際に、自然できちんとした印象を与える表現として役立ちます。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

IF+SHOULD (e.g. if it should rain tomorrow)

英語 - 日本語

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