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B1.1-B2.2

分詞構文(現在分詞・文頭)

接続詞や主語を省略できる分詞構文(現在分詞)

風邪を引いていたので、私は学校を休んだ。

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説明

分詞構文(現在分詞・文頭)とは

分詞構文とは、動詞の分詞形(現在分詞や過去分詞)を使って、主節(メインの文)に付帯的な情報を簡潔に付け加える構文です。通常は「接続詞+主語+動詞」という形で書かれる従属節を、分詞構文に置き換えることで文章を短くまとめることができます。

このうち「現在分詞」を文頭に置く分詞構文では、文頭の“動詞+ing”の部分が従属節の内容を表し、主節と同じ主語を共有している点がポイントです。


分詞構文にするための条件


  1. 主節と従属節の主語が同じであること

    分詞構文では、主節と従属節の主語が同じ場合に、従属節の主語を省略できます。

  2. 動詞を現在分詞形に変える(-ing 形にする)

    主語を省略した後、動詞を “動詞の-ing 形” に変えます。

  3. 接続詞(while, when, because など) は状況によって省略可

    文脈から意味が分かる場合は、従属節の接続詞を省略することで、より簡潔に表現できます。


例文で見る分詞構文


  • Before(前置詞・接続詞)+節:

    “Before I left the house, I checked the weather.”

    → “Before leaving the house, I checked the weather.”

    (「家を出る前に天気をチェックした」)


  • While(接続詞)+節:

    “While I walked in the park, I found a baby bird.”

    → “Walking in the park, I found a baby bird.”

    (「公園を歩いている間に小鳥を見つけた」)


    • このとき、while は省略され、歩いている状況を “Walking in the park” で表しています。

    • 主節(“I found a baby bird”)と従属節(“While I walked in the park”)の主語がどちらも “I” なので、従属節の主語を省略することが可能です。



分詞構文のニュアンスと使い方


  1. 付帯状況を手短に表す

    「~しながら」「~して」などの状況を、主節とは別にサラッと表現できるのが分詞構文の利点です。


  2. 時制の一致に注意


    • 現在進行中の動作を同時に表したい場合に現在分詞(~ing 形)を使います。

    • 動作が主節より以前に完了している場合などは完了形の分詞構文(Having + 過去分詞 など)を使うことがあります。


  3. 主語が異なる場合は分詞構文を使えない

    主節と従属節の主語が違う場合は、分詞構文にしても意味のつながりがはっきりしなくなるため使えません。主語が異なる場合は、接続詞を使った通常の節にして書くほうが正確です。


  4. 副詞句のような働き

    分詞構文は、時・原因・条件・譲歩などさまざまな意味を暗示することがあります。接続詞を省略した分詞構文では文脈から判断する必要がありますが、省略を戻して確認すると意味を整理しやすくなります。



まとめ


  • 分詞構文(現在分詞・文頭)は主語を省略した “動詞の-ing 形” で始まる形。

  • 主節と従属節の主語が同じであることが大前提。

  • 従属節を分詞構文に変えることで、文章を簡潔にし、流れをスムーズにできる。

分詞構文を使いこなすと、英文をより自然で読みやすい形にまとめることができます。慣れるまでは「しっかり接続詞付きの節で書いてみる → 分詞構文に変える」という手順で練習してみると効果的です。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

PARTICIPIAL CONSTRUCTION: PRESENT PARTICIPLE

英語 - 日本語

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