頻出英熟語500 / リスニング問題 - 未解答
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 英語: “no good”
- 日本語: 「ダメだ」「役に立たない」「効果がない」「よくない」
- 形容詞句(idiomatic expression)として使われることが多い
例: “This plan is no good.”(この計画はダメだ) - 名詞的に「He is no good.」のように「価値がない人だ」というようなニュアンスとして使われる場合もあります。
- “be no good” → “is no good,” “was no good,” “will be no good,” など
- ハイフンをつけて “no-good” と書く場合もあります(例: “He’s a no-good scoundrel.”)。
- 形容詞句をそのまま名詞句化して表現する場合:
“He’s no good at drawing.”(彼は絵がまったくダメだ) - B1(中級)
日常会話でよく使われる比較的簡単な表現ではありますが、口語的なニュアンスや使い方をしっかり把握する必要があるため、中級レベルと考えられます。 - “no” (否定を表す語) + “good” (「良い・良好」を表す語)
- “good-for-nothing” (役立たず)
- 類義表現として「まったく役に立たない人/物」を指します。
- “no use” (役に立たない)
- be no good → (例) “This computer is no good anymore.”(このパソコンはもう使い物にならない)
- it’s no good (doing something) → (例) “It’s no good complaining now.”(今さら不平を言ってもダメだよ)
- up to no good → (例) “I think they’re up to no good.”(彼らは何か悪いことを企んでいると思う)
- no good at (something) → (例) “I’m no good at math.”(私は数学が全然ダメです)
- do no good → (例) “This medicine did no good for my headache.”(この薬は頭痛に全然効かなかった)
- no good for (someone/something) → (例) “This diet is no good for your health.”(このダイエットは健康に良くない)
- no good reason → (例) “He quit his job for no good reason.”(彼はたいした理由もなく仕事を辞めた)
- no good to me → (例) “This phone is no good to me anymore.”(この携帯はもう私には役に立たない)
- no good apology → (例) “That was no good apology.”(あれはまったく誠意のない謝罪だった)
- he/she is no good → (例) “He’s no good; he’s always lying.”(彼はどうしようもない、いつも嘘ばかりつく)
- カジュアル・口語的な表現。フォーマルな文書やスピーチでは避けられる傾向があります。
- 「困った」「がっかり」「残念」といった感情が含まれることが多いです。
- 人によっては「厳しい/やや失礼な評価」として取られる場合もあるので、使用には注意が必要です。
- “be + no good”
- “That idea is no good.”(そのアイデアはダメだ)
- “It’s no good + doing ~” / “It’s no good + to do ~”
- “It’s no good trying to fix that old car.”(あの古い車を直そうとしても無駄だ)
- “It’s no good to argue now.”(今さら議論しても仕方ない)
- “up to no good”
- 「悪いことを企んでいる」ため、日常会話で「何かよからぬことを企んでるよね」というニュアンス。
- カジュアル(口語)主流。友人同士やリラックスした状況で使われる。
- フォーマルな文書やオフィスでの公式な会話だと、より婉曲的な表現「not effective」「of no use」「ineffective」などに置き換えられることが多い。
- “This sandwich is no good. It tastes off.”
- 「このサンドイッチ、ダメだね。なんか変な味がするよ。」
- 「このサンドイッチ、ダメだね。なんか変な味がするよ。」
- “It’s no good leaving the house without an umbrella. It’s going to rain soon.”
- 「傘を持たずに出かけてもダメだよ。すぐ雨が降るからさ。」
- 「傘を持たずに出かけてもダメだよ。すぐ雨が降るからさ。」
- “He’s up to no good—look at him sneaking around.”
- 「あいつ、怪しいことしてるよね。こそこそ動き回ってる(何か企んでるよ)。」
- “This marketing strategy is no good in our current market.”
- 「今の市場では、このマーケティング戦略は通用しません。」
- 「今の市場では、このマーケティング戦略は通用しません。」
- “It’s no good trying to launch the product without proper testing.”
- 「適切なテストなしに製品を発売しようとしても無駄です。」
- 「適切なテストなしに製品を発売しようとしても無駄です。」
- “If the team lacks coordination, all our efforts will be no good.”
- 「チームワークが取れなければ、私たちの努力は全部無駄になってしまいます。」
- “According to the pilot study, the proposed method is no good for large datasets.”
- 「パイロット研究によると、その提案手法は大規模データセットには適さない。」
- 「パイロット研究によると、その提案手法は大規模データセットには適さない。」
- “Simply dismissing alternative hypotheses as ‘no good’ is not considered rigorous in academic discourse.”
- 「代替仮説を『ダメだ』と簡単に片付けるのは、学術的議論としては厳密さに欠ける。」
- 「代替仮説を『ダメだ』と簡単に片付けるのは、学術的議論としては厳密さに欠ける。」
- “If results replicate poorly, the original model is essentially no good for making predictions.”
- 「結果がうまく再現しない場合、その元のモデルは予測にほとんど役に立たないということになる。」
- “useless” → 「無駄な、役に立たない」
- “That tool is useless for our purpose.”(あの道具は私たちの目的には役に立たない)
- “That tool is useless for our purpose.”(あの道具は私たちの目的には役に立たない)
- “worthless” → 「価値がない」
- “The currency became worthless after the crisis.”(危機の後、その通貨は価値がなくなった)
- “The currency became worthless after the crisis.”(危機の後、その通貨は価値がなくなった)
- “ineffective” → 「効果がない」
- “This method is ineffective in treating the disease.”(この方法はその病気の治療には効果がない)
- “This method is ineffective in treating the disease.”(この方法はその病気の治療には効果がない)
- “bad” → 「悪い」
- “This idea is bad; we need another approach.”(このアイデアはダメだ;他のアプローチが必要だ)
- “useful” → 「役に立つ、有用な」
- “effective” → 「効果的な」
- “valuable” → 「価値のある」
- アメリカ英語 (IPA): /noʊ ˈɡʊd/
- イギリス英語 (IPA): /nəʊ ˈɡʊd/
- “no” を “know” と混同してしまうこと。スペルや意味を取り違えないよう注意が必要です。
- フォーマルな場では控える
- “no good” はかなりカジュアル〜くだけた印象のため、ビジネス文書や公的な文章にはふさわしくありません。
- “no good” はかなりカジュアル〜くだけた印象のため、ビジネス文書や公的な文章にはふさわしくありません。
- “no use” と混同
- “It’s no use ~” の構文と似ているので、表現を混同しないよう注意が必要です。
- “It’s no use ~” の構文と似ているので、表現を混同しないよう注意が必要です。
- スペルミス
- “no” vs “know” などの混同。意味もスペルも大きく異なるので気をつけましょう。
- TOEICや英検などで直接「no good」が問われるケースは多くありませんが、会話文中に自然に登場することはあり、「カジュアルな評言表現」を理解する一環として覚えておくと便利です。
- 「no good」は「“no” + “good”」=「良さが全然ない」というイメージで覚えると分かりやすいです。
- “It’s no good crying over spilt milk.”(こぼれたミルクを嘆いても仕方ない)ということわざに近い言い回しから類推すると覚えやすいかもしれません。
- 口語表現で “That’s no good.” と言われるときは、日本語で言う「それダメじゃん」「意味ないじゃん」のような、若干強い否定のトーンがあるとイメージしてください。
- ある程度英語に慣れてきて、日常生活でも頻繁に使うフレーズを理解し始めるレベル
- 英語: To spend time and effort improving, developing, or focusing on something.
- 日本語: 何かを改善したり、発展させたり、集中して取り組んだりすること。
- 現在形: work on
- 過去形: worked on
- 過去分詞: worked on
- 進行形: working on
- work: “働く” “取り組む”などの意味をもつ動詞
- on: 前置詞(句動詞として割り切る場合は“副詞”とも言えます)。ここでは「対象に作用する」「向かって進む」というイメージを加えています。
- work on a project
- プロジェクトに取り組む
- プロジェクトに取り組む
- work on an essay
- レポート(エッセイ)に取り組む
- レポート(エッセイ)に取り組む
- work on your mindset
- 考え方(マインドセット)を改善する・変えるように努める
- 考え方(マインドセット)を改善する・変えるように努める
- work on improving your skills
- スキルを向上させるよう努力する
- スキルを向上させるよう努力する
- work on oneself
- 自分自身の成長や改善に取り組む
- 自分自身の成長や改善に取り組む
- work on a plan
- 計画(プラン)を練る / 作成に取り組む
- 計画(プラン)を練る / 作成に取り組む
- work on your pronunciation
- 発音を練習する / 改善する
- 発音を練習する / 改善する
- work on the details
- 詳細を詰める / 取り組む
- 詳細を詰める / 取り組む
- work on building relationships
- 人間関係の構築に努める
- 人間関係の構築に努める
- work on your homework
- 宿題に取り組む
- 語源: “work”は古英語の“weorc”に由来し、「労働」「作業」といった意味を持ちます。“on”は古英語の“on”または“an”にさかのぼり、空間的・抽象的に「~の上に」「~に向かって」という意味を表してきました。
- ニュアンス: 「work on」は、ただ“work”するだけでなく、“特定の対象に意識を向けて取り組む”というニュアンスが強いです。英語学習者には「意識的に努力している」イメージとして覚えると使いやすいでしょう。
- 使用時の注意点:
- 口語でよく使われますが、ビジネスでも問題なく使用できます。
- 「work on it」のように目的語が代名詞の場合にも前後に分けず、基本的に“work on it”の形を保ちます。
- 口語でよく使われますが、ビジネスでも問題なく使用できます。
- 他動詞的に目的語を伴う句動詞
- “work on + 対象”という形で使われ、「~に取り組む/働きかける」という意味を表す。
- “work on + 対象”という形で使われ、「~に取り組む/働きかける」という意味を表す。
- フォーマル / カジュアル両方で使用可
- 日常会話ではカジュアルに「I’m working on it!(今やってるよ!)」などと使い、
- ビジネスの場面でも「I will work on that report(そのレポートを進めます)」などと言える。
- 日常会話ではカジュアルに「I’m working on it!(今やってるよ!)」などと使い、
- 文法上のポイント
- 前置詞“on”の後には目的語が続く(代名詞・名詞どちらでも可)。
- 目的語が長い場合も、基本形は“work on + 目的語”で変わりません。
- 前置詞“on”の後には目的語が続く(代名詞・名詞どちらでも可)。
- “I need to work on my cooking skills to impress my friends.”
- 「友達を喜ばせるために料理の腕を上げなきゃ。」
- 「友達を喜ばせるために料理の腕を上げなきゃ。」
- “He’s working on a new art project in his spare time.”
- 「彼は暇な時間に新しいアートプロジェクトに取り組んでるよ。」
- 「彼は暇な時間に新しいアートプロジェクトに取り組んでるよ。」
- “Are you still working on your homework?”
- 「まだ宿題やってるの?」
- “We should work on improving our customer service strategy.”
- 「顧客対応戦略の改善に取り組むべきです。」
- 「顧客対応戦略の改善に取り組むべきです。」
- “I’m currently working on the budget report for next quarter.”
- 「来期の予算報告書に今取り組んでいます。」
- 「来期の予算報告書に今取り組んでいます。」
- “Let’s work on this project together to meet the deadline.”
- 「締め切りに間に合うように、このプロジェクトを一緒に進めましょう。」
- “She has been working on a research paper related to climate change.”
- 「彼女は気候変動に関する研究論文に取り組んでいます。」
- 「彼女は気候変動に関する研究論文に取り組んでいます。」
- “Our laboratory is working on developing more efficient solar panels.”
- 「私たちの研究室はより効率的な太陽光パネルの開発に取り組んでいます。」
- 「私たちの研究室はより効率的な太陽光パネルの開発に取り組んでいます。」
- “I intend to work on a dissertation focusing on data security.”
- 「データセキュリティに焦点を当てた博士論文に取り組むつもりです。」
- focus on(~に集中する)
- 使い方は似ていますが、work onは「実践的に取り組む」ニュアンスが強く、focus onは「意識や注意を向ける」ニュアンスが強いです。
- 使い方は似ていますが、work onは「実践的に取り組む」ニュアンスが強く、focus onは「意識や注意を向ける」ニュアンスが強いです。
- work at(熱心に取り組む)
- 意味としてはかなり近いですが、“work at”は「ある場所で働く」の意味にもなりやすく、文脈で意味が変わりやすいです。
- 意味としてはかなり近いですが、“work at”は「ある場所で働く」の意味にもなりやすく、文脈で意味が変わりやすいです。
- improve(改善する)
- 単独動詞ですが、具体的に“~を改善する”なら“improve on something”とも言え、こちらも似た場面で使われます。
- 厳密な反意語はありませんが、give up(諦める)が対照的な状況を表す表現と言えます。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: [wɝːk ɑːn] / [wɝːk ɔn]
- イギリス英語: [wɜːk ɒn]
- アメリカ英語: [wɝːk ɑːn] / [wɝːk ɔn]
- 強勢(アクセント)の位置
- “work”の /wɝːk/ または /wɜːk/ の母音部分にやや強勢が置かれます。
- “on” の方は短めに発音されることが多いです。
- “work”の /wɝːk/ または /wɜːk/ の母音部分にやや強勢が置かれます。
- よくある発音の間違い
- “work”を “walk” のように発音してしまう場合。
- “on”を「アン」と濁らせすぎると不自然なので注意。
- “work”を “walk” のように発音してしまう場合。
- スペルミス: work と書くべきところを “wrok” のようにタイピングミスする。
- 類似フレーズの混同: “work out”(解決する、うまくいく)や “work in”(組み込む)と混同しないようにする。
- TOEIC・英検などの試験:
- ビジネスメールやミーティングのシーンで“work on”がよく登場することがあるため、リスニング・リーディング両方で注意しておきましょう。
- 語感のイメージ: 「work(働く、取り組む)」+「on(何かに向かって作用を及ぼす)」。
- 覚え方: 目の前にある課題や物の“上に身を乗り出して作業している”イメージで覚えると、より実感がわきやすいです。
- 勉強テクニック:
- “I’m working on my (skill).”という定型句で覚えておくと会話で即使えるようになります。
- 自分の取り組んでいるものをノートに書き出し、“I’m working on ~”の形で口に出して練習するとスムーズに記憶に残ります。
- “I’m working on my (skill).”という定型句で覚えておくと会話で即使えるようになります。
- 英語: “finally,” “ultimately,” “after all is said and done.”
- 日本語: 「結局」「最終的には」「最終的に(物事の結果として)」など。
- 例:「色々あったけれど、最終的にはこうなった」というように、いろいろな要素を考慮したうえでの結果や結末を表すニュアンスです。
- フレーズのため、動詞のような活用(時制の変化など)はありません。
- 他の形(品詞)への変化もなく、この形で主に用いられます。
- B1(中級)
- 日常会話でもよく登場する表現で、“finally” や “at last” などの類似表現を習い始める段階で、よく一緒に学習します。
- in (前置詞):内側、範囲の中
- the (定冠詞):特定のものを指し示す
- end (名詞):終わり
- at the end of the day:in the end と似て「結局のところ」という意味の口語表現
- end up + [動詞のing形]:結局〜することになる
- in the end, we decided to…
(最終的には私たちは〜することに決めた) - in the end, it turned out that…
(結局、それは〜という結果になった) - in the end, I realized…
(最終的に私は〜と気づいた) - we got our money back in the end
(結局お金は取り戻せた) - in the end, there was no choice but to…
(最終的には〜するしかなかった) - in the end, we parted ways amicably
(最終的には円満に別れた) - the truth came out in the end
(結局、真実が明らかになった) - in the end, it was worth the effort
(最終的には、その努力に値した) - everything worked out fine in the end
(結局すべてうまくいった) - in the end, nothing really changed
(最終的には何も大きくは変わらなかった) - 「in + the + end」という直訳の組み合わせから成る表現で、古くから日常英語で「結末において」「物事の終わりに」という意味で使われてきました。
- “in the end” は「色々あったけれど、最終的な結果として」というまとめるようなニュアンス。
- 文章・口語のどちらでもよく用いられる比較的カジュアルな表現ですが、ビジネス文書でも使用可能です。
- 副詞または副詞句として、文頭や文末、あるいは文中で用いられ、動作の結果や結論を強調します。
- 例) “He tried many approaches, but in the end, he chose to quit.”
- 「結局、最終的に」という意味が文を締めくくります。
- フォーマル/カジュアル問わず幅広く使われる。
- ビジネス文書やプレゼンなどでも「結論として」「最終的に」として使う。
- カジュアルな会話でも、「最終的にはこうなったんだよね」という場面で自然に登場します。
“I tried several recipes, but in the end, I just ordered pizza.”
(いろいろレシピを試してみたけど、結局ピザを注文しちゃったよ。)“In the end, it wasn’t as complicated as I thought.”
(結局、思ったほど複雑ではなかったよ。)“I spent hours cleaning, but in the end, my room still looks messy.”
(何時間も掃除したのに、結局まだ部屋が散らかってるんだ。)“We had many proposals, but in the end, we went with your suggestion.”
(多くの提案がありましたが、最終的にはあなたの提案を採用しました。)“In the end, our negotiation led to a beneficial agreement for both parties.”
(最終的には、交渉は両者にとって有益な合意に至りました。)“After evaluating all options, in the end, we decided to expand overseas.”
(あらゆる選択肢を検討した結果、最終的に海外進出を決めました。)“In the end, the study revealed a significant correlation between the two variables.”
(最終的に、その研究は2つの変数の間に有意な相関を明らかにしました。)“Our data collection took longer than expected, but in the end, the results were conclusive.”
(データ収集は予想以上に時間がかかりましたが、最終的には結論の出る結果が得られました。)“In the end, the hypothesis was proven correct through multiple experiments.”
(最終的に、複数の実験を通して仮説は正しいと証明されました。)finally(ファイナリー)
- 日本語訳: 「ついに」「とうとう」
- ニュアンス: ある長い過程や待ち時間を経て「ついに」到達した感が強い。
- 日本語訳: 「ついに」「とうとう」
ultimately(アルティメットリー)
- 日本語訳: 「最終的には」
- ニュアンス: 文章表現で特に使われやすく、よりフォーマル。
- 日本語訳: 「最終的には」
at last(アット ラスト)
- 日本語訳: 「やっと」「ついに」
- ニュアンス: 長い期間を待った末にやっと、というフィーリング。
- 日本語訳: 「やっと」「ついに」
- at the beginning:「最初は」
- initially:「初めは」
- in the first place:「そもそも」「最初の段階では」
- 発音記号: /ɪn ðiː ˈɛnd/ (アメリカ英語/イギリス英語共通でほぼ同じ)
- “in the end” で特に強く発音されるのは end の部分: /ɛnd/
- “the” の発音は母音の前では /ði/(「ジ」)になることもあり、口語で /ðə/(「ザ」)になることもあるため、やや省略気味に聞こえる場合もあります。
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /ðɪ/ と発音、アメリカ英語では /ði/ または /ðə/ とカジュアルに発音される傾向があります。
“at the end” との混同
- “in the end” は「結局」という意味。
- “at the end” は「(モノや出来事の)終わりの部分で」「終わりに」という物理的・時間的な位置を指すときに使う。
- 例: “at the end of the book” は「本の終わりの方で」という意味。
- “in the end” は「結局」という意味。
スペルミスは少ないかもしれませんが、“th” の発音に注意。
資格試験やテストでの出題
- “in the end” と “finally,” “at last,” “eventually” などが混在して誤答を誘う問題が出ることがあります。前後文脈をよく見て“結局”のニュアンスに合うものを選ぶようにしましょう。
- 「in the end」は“結局どう転んでも最終的にこうなる”というイメージ。物事の締めくくりに使われやすいので、「エンディング(終わり)の中にいるイメージ」とともに覚えるとスムーズに使えます。
- “in the end” と “at the end” を見比べて、「どちらが“結末”や“最終的な判断”を表すのか?」を意識。
- 覚え方の工夫としては、映画のエンドロールで「in the end, the characters found happiness」などとイメージしたり、曲名や歌詞にも “in the end” というフレーズがしばしば登場するので、“結局のところ~” だと思い出してみるとよいでしょう。
- 英語: 「as for」は、話題や焦点を切り替えるときに使われる表現で、「~について言うと/~に関しては」といった意味合いを持ちます。主に会話や文章の中で、新しい話題を切り出すときや、ある具体的なことに注目して言及するときに使われるフレーズです。
- 日本語: 「as for」は「~に関して言えば」という感じで、話題を切り替えたり、特定の物事に焦点を当てて、「その点を言えばね…」と話を展開するときに使います。「話題を限定して、その部分だけを取り出して言う」というニュアンスをイメージするとわかりやすいと思います。
- 品詞: 連語(フレーズ)
厳密には文法上の「接続詞」や「前置詞」ではありませんが、英語表現上は「トピックを示す表現」や「句」とみなされます。 - 活用形: 「as for」はフレーズのため、基本的に形を変えず、常にこの形で使います。
- 他の品詞形: 「as」は単体で接続詞や副詞などとして使われ、「for」は前置詞として使われますが、「as for」というフレーズになると意味が変わります。従って「as for」のまま使用します。
- B2(中上級):日常会話に比べれば少しだけフォーマル寄りの話題転換表現ですが、一般のコミュニケーションにもよく出てきます。慣れれば自然と使いこなせるレベルで、話の流れを整理するのに便利なフレーズです。
- as: もともと「~のように」「~として」「~だから」など様々な意味を持つ接続詞・副詞・前置詞。
- for: もともと「~のために」「~にとって」などの意味を持つ前置詞。
- as for: これら2つの語が結びついた慣用的なフレーズで、「~について言えば」「~に関しては」という意味をとる。
- as to: 「as to」は同じく「~に関して」の意味ですが、少しフォーマルな表現。
- speaking of: 「~と言えば」という意味で、より口語的。
- as for me → 私に関して言えば
- as for our plan → 私たちの計画に関して言えば
- as for the result → 結果について言えば
- as for the new policy → 新しい方針について言えば
- as for the meeting → 会議について言えば
- as for the budget → 予算に関して言えば
- as for my opinion → 私の意見としては
- as for the schedule → スケジュールに関しては
- as for your question → あなたの質問に関してですが
- as for the future → これからのことについては
- as は古英語「eallswā」に由来し、「ちょうど~のように」などを意味する言葉から派生しました。
- for は古英語「for」に由来し、目的や方向を示す言葉として使われてきました。
- これらが組み合わさった as for は、歴史的に「ある特定の話題を提示する」役割を担う慣用表現として定着しました。
- 「as for」は話題転換を柔らかく行いたい時に便利です。
- 日常会話からビジネス文書まで比較的幅広く使えますが、あまりに多用するとクドい印象になる場合もあるので、自然な切り替えのときに使うとよいでしょう。
- カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で使用可能ですが、完全に砕けた表現というよりは「少し丁寧な話題導入」の感覚があります。
- 位置: 文頭に置いて、後ろに「名詞」や「代名詞」などを続けるのが一般的です。
例: “As for this issue, …” - 構文: 「as for + 名詞(代名詞など)」の形で、その話題についての自分の意見や説明を述べます。
- フォーマル/カジュアル: ビジネスメールでも日常会話でも使えますが、日常会話では「speaking of」などより軽い表現が好まれることもあります。
- As for me, I’ll just stay home this weekend.
(私に関しては、今週末は家にいるだけですね。) - As for dinner tonight, how about ordering pizza?
(今夜の夕食のことだけど、ピザを注文するのはどう?) - As for the party, I’m not sure if I can make it.
(パーティーについては、行けるかどうかわからないな。) - As for the upcoming project, we need a clear timeline.
(来たるプロジェクトについては、明確なタイムラインが必要です。) - As for budget allocations, please submit your proposals by Friday.
(予算の割り振りに関しては、金曜日までに提案を提出してください。) - As for our client’s feedback, we should schedule a meeting to discuss it in detail.
(クライアントのフィードバックに関しては、詳細を話し合うための会議を設定するべきです。) - As for the methodology used in the study, further clarification is required.
(本研究で使用された方法論に関しては、さらなる明確化が必要です。) - As for historical data, we have limited sources available.
(歴史的なデータに関しては、利用可能な資料は限られています。) - As for the theoretical framework, we will reference Smith’s model extensively.
(理論的枠組みに関しては、スミスのモデルを広く参照する予定です。) - regarding(~に関して)
- ややフォーマル気味で、ビジネスや公的文書でよく使われます。
- ややフォーマル気味で、ビジネスや公的文書でよく使われます。
- concerning(~に関して)
- 「少し重大な内容」というニュアンスも漂う場合があります。
- 「少し重大な内容」というニュアンスも漂う場合があります。
- with regard to(~に関して)
- とてもフォーマルで、正式な文書やスピーチ向きの表現です。
- とてもフォーマルで、正式な文書やスピーチ向きの表現です。
- speaking of(~と言えば)
- 会話的・口語的に近い表現で、話題を切り出す際に自然に使われます。
- 会話的・口語的に近い表現で、話題を切り出す際に自然に使われます。
- “As for the plan, I think we need more time.”
- “Regarding the plan, we will hold a meeting next Monday.”
- 特定の直接的反意語はありませんが、話題を避ける場合は “setting aside” や “leaving aside” などを使うことがあります。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: [ˈæz fər] または [æz fɚ]
- イギリス英語: [ˈæz fə]
- アメリカ英語: [ˈæz fər] または [æz fɚ]
- アクセント: “as” に軽いアクセントが置かれる場合が多いです。「アズ・ファー」のように発音してください。
- よくある発音の間違い: “as”を「エーズ」や「エース」と伸ばしすぎないように注意。短めの「アズ」に近い音が自然です。
- スペルミス: 「as for」を「as four」や「as far」と書き間違えないようにしましょう。
- 同音異義語との混同: “as far as” は「~する限りは」など全く別の意味合いを持つフレーズなので注意してください。
- 資格試験での出題傾向: 英検やTOEICで読解問題に出ることがあります。「~に関して」の意味を理解しているか、文脈上正しく把握できるかが問われる場合があるため注意しましょう。
- 「話題を取り上げるときのキーフレーズ」とイメージする。
- 「私の立場として言えば」というときに「As for me」と覚えると、頭に入りやすいでしょう。
- 「as for ~」で「~に関して言うならば」という感覚を覚えれば、使いどころをすぐに思い出せます。
- 品詞: 慣用的な表現(前置詞+形容詞の組み合わせ)
- 活用形: 「for long」自体は定型句なので、動詞のように時制変化はしません。
- 他の品詞形: 「long」は形容詞・副詞としても使われますが、「for long」は「long」を副詞的に用いた熟語的表現と考えられます。
- for: 前置詞。「~のために」「~に対して」など多様な意味を持ちますが、時間との組み合わせでは「~の間」を表す意味が強くなります。
- long: 形容詞・副詞。「長い」という意味。ここでは期間の長さを示す副詞的要素になります。
- for a long time: 「長い間」という、より一般的な表現。
- longer (比較級): 「より長く」
- longest (最上級): 「最も長く」
- not for long(長くは~しない)
- stay for long(長い間滞在する)
- won’t last for long(長くは続かない)
- be around for long(長い間そこにいる、存続する)
- travel for long(長期間旅行する)
- wait for long(長い間待つ)
- talk for long(長時間話す)
- queue for long(長い時間列に並ぶ)
- go on for long(長く続く)
- work for long(長時間働く)
- 「long」は古英語の“lang”からきており、“length”などの語の語幹にも通じています。元々は「距離的に長い」「期間的に長い」という広い概念を持つ言葉です。
- 「for」は古英語の“for”からきており、目的・理由・期間などさまざまな用法で使われてきました。
- 「for long」は肯定文ではあまり使われず、否定文や疑問文での使用が多いです。
例: “I won’t stay for long.” (長くは滞在しない) - 「for a long time」に比べて、ややカジュアルで、少し短めに聞こえるニュアンスがあり、「そんなに長くはない」といった意味合いを含意することが多いです。
- 書き言葉よりは話し言葉でよく使われます。
主に否定文・疑問文と一緒に使われる
- “I won’t be away for long.”
- “Will you be staying for long?”
- “I won’t be away for long.”
可算/不可算の問題
- 「long」は形容詞・副詞であり名詞ではないため、可算・不可算の区別はありません。
- 「long」は形容詞・副詞であり名詞ではないため、可算・不可算の区別はありません。
フォーマル/カジュアル
- 一般的にはカジュアルな会話で使われることが多いです。フォーマルな文脈では「for a long time」がよく使われます。
- “I won’t stay for long; I just came to say hello.”
(長くはいないよ。ちょっと挨拶だけしに来たんだ。) - “Are they going to be here for long? I need to know if we should order more food.”
(彼らは長くここにいるかな?もっと食べ物を注文すべきか知りたいんだけど。) - “Don’t worry, the meeting won’t last for long.”
(大丈夫、ミーティングはそんなに長くは続かないよ。) - “I’m traveling to London for a conference, but I won’t be there for long.”
(ロンドンに会議で行きますが、長くは滞在しません。) - “If the interview doesn’t go on for long, we can reschedule the afternoon meeting.”
(もし面接が長引かなければ、午後の会議を予定どおりにできます。) - “Will you be using the conference room for long? We need it by 3 PM.”
(会議室は長く使われますか? 3時までに使いたいのですが。) - “The lecture won’t run for long today, as the professor has another commitment.”
(教授には他の予定があるため、今日の講義は長くは続かないでしょう。) - “Researchers didn’t observe the phenomenon for long due to budget constraints.”
(研究者たちは予算の都合上、長い間その現象を観測することはできなかった。) - “We haven’t tested the new method for long, so more trials are necessary.”
(新しい手法を長期間テストしていないので、さらなる試験が必要です。) for a long time(長い間)
- 「for long」に比べて肯定文での使用が自然で、期間の長さをはっきり表す。
- 例: “I’ve been studying English for a long time.”
- 「for long」に比べて肯定文での使用が自然で、期間の長さをはっきり表す。
for an extended period(長期間)
- よりフォーマルな響き。
- 例: “The project was postponed for an extended period.”
- よりフォーマルな響き。
for quite some time(かなりの間)
- 主観的に「思ったより長い」と感じるニュアンス。
- 例: “I’ve known her for quite some time.”
- 主観的に「思ったより長い」と感じるニュアンス。
- (期間表現の反意語として明確な単語はないが、強いて言うなら)“for a short time” / “briefly” などが短期間を表す表現となる。
- 例: “I’ll just be there briefly.”(ちょっとだけそこにいるよ。)
- IPA: /fər lɔːŋ/(米: /fər lɔːŋ/ または /fər lɔŋ/ 、英: /fə lɒŋ/ と発音される場合も)
- アクセント: 通常「for」は弱形で発音され、「long」に軽い強勢が来る場合が多いです。
- 例: (アメリカ英語) “fer LONG” / (イギリス英語) “fə LONG” のように聞こえます。
- 例: (アメリカ英語) “fer LONG” / (イギリス英語) “fə LONG” のように聞こえます。
- よくある間違い: 「for」と「long」の間をつなげすぎて一語のように聞こえてしまったり、「for」を強く発音しすぎると不自然になることがあります。
- 「I will stay for long.」のような肯定文
- 不自然ではありませんが、ネイティブはあまり多用しません。「I will stay for a long time.」のほうが自然です。
- 不自然ではありませんが、ネイティブはあまり多用しません。「I will stay for a long time.」のほうが自然です。
- スペルミス: 「for」と「long」は比較的簡単な綴りですが、打ち間違えに注意しましょう。
- 「for a long time」の省略形と混同しない
- 「for long」は下位互換的なイメージがあり、否定・疑問で使うのが中心という点を押さえておくと良いでしょう。
- TOEIC・英検などの試験での出題:
- 「for long」はあまり直接問われることは多くありませんが、リスニングや設問中の熟語問題で出る可能性はあります。否定文との組み合わせに注目しましょう。
- 「for long」は「for a long time」と比べると、もう少しコンパクトな印象で、否定や疑問によく使われるという点を強くイメージしてください。
- “I won’t be here for long.” → “私はここに長くはいません。” というフレーズを繰り返し音読してみると、自然に口に馴染みます。
- 「for long」を見たときは「そんなに長くない・長くはない」というシーンを想像すると理解しやすいです。
- I am supposed to ...
- You are supposed to ...
- He/She/It is supposed to ...
- We/They are supposed to ...
- (過去形)I/He/She/We/They was/were supposed to ...
- “suppose” (動詞): 「~と仮定する」「~と思う」
例:I suppose you’re right.(君の言うとおりだと思う) - “supposedly” (副詞): 「たぶん」「おそらく」
例:He is supposedly the best chef in town.(彼はたぶん、その街で一番のシェフだと言われている) - suppose (動詞の語幹): 「仮定する」「思う」などの意。
- -ed (過去分詞/形容詞化): “supposed” は「想定された」「~だと考えられる」という形容詞的な意味をもつ。
- to (前置詞/不定詞のマーカー): 「~することを」のニュアンスを添える。
- be supposed to: 「(正式または当然に)~することになっている」「~しなければならない」という慣用表現。
- suppose(動): 「~だと思う、仮定する」
- supposed(形): 「想定された、見なされている」
- supposedly(副): 「たぶん、仮に」
- be supposed to do …
(…することになっている) - be not supposed to do …
(…しないことになっている、…してはいけない) - supposed reason
(想定された理由、本来の理由) - be supposed to be …
(…であるはずだ) - I’m supposed to …
(私は…することになっている) - You’re supposed to …
(あなたは…するはずだ) - It was supposed to …
(それは…する予定だった) - I wasn't supposed to …
(私は…する予定ではなかった/すると怒られる) - How am I supposed to …?
(いったいどうやって…すればいいの?) - That’s not supposed to happen.
(そんなことが起こるはずがない) - 「外部やルールなどによって期待/要求されている行為」を指す際に多用されます。
- 「should」や「must」と比べると、話し手の個人的な義務感よりは、周囲や規則などからの「取り決め」を示すのが特徴です。
- 口語でも文章でも使われますが、カジュアルな会話でよく出てきます。
- 構文:
be + supposed + to + 動詞の原形
例:
- I am supposed to finish this report by tomorrow.
(私は明日までにこのレポートを終えることになっている)
- I am supposed to finish this report by tomorrow.
「not supposed to」で、禁止や不許可を表すこともできます。
例:- We’re not supposed to enter that area.
(私たちはその区域に入ることになっていない/入ってはいけない)
- We’re not supposed to enter that area.
フォーマル/カジュアルの使い分け:
- 日常会話: どちらかというとカジュアル。
- ビジネス: メールや会議でも「現在の取り決め」「予定」などを述べるのに比較的使う場合がある。
- 書面でのフォーマルレベル: 極端にフォーマルな文書には “expected to” や “required to” を使うことが多いが、“supposed to” も不自然ではありません。
- 日常会話: どちらかというとカジュアル。
他動詞/自動詞の問題:
もともと “suppose” は他動詞ですが、熟語 “be supposed to” は文全体で補語を取る構造になり、動作主や目的語という形ではなく「~しなければならない」という義務を表す機能を果たします。A: “Aren’t you supposed to be at the gym?”
B: “Yeah, but I overslept.”
(A「ジムにいるはずじゃないの?」 B「そうなんだけど、寝坊しちゃったんだよね」)“We’re supposed to meet Sarah at 2 PM, right?”
(Sarahとは2時に会うことになってるんだよね?)“You’re not supposed to smoke in this area.”
(このエリアでは喫煙しないことになっているよ)“I’m supposed to deliver the presentation by Friday.”
(金曜日までにプレゼンを行うことになっています)“Isn’t this report supposed to be reviewed before sending it out?”
(このレポートは外部に送る前にレビューされることになっていないんですか?)“We’re supposed to have the final draft ready by next week.”
(来週までに最終稿を仕上げることになっています)“The experiment is supposed to demonstrate the hypothesis clearly.”
(その実験は仮説を明確に示すことになっている)“Participants are supposed to sign the consent form before the study begins.”
(参加者は研究が始まる前に同意書に署名することになっている)“The data collection was supposed to start yesterday, but there were technical delays.”
(データ収集は昨日始まることになっていたが、技術的な遅延があった)should (~すべき)
- 「内面的・個人的意見として~すべきだ」というニュアンスが強い。
- 例: “You should see a doctor.” (あなたは医者に行くべきだ)
- 「内面的・個人的意見として~すべきだ」というニュアンスが強い。
ought to (~すべき)
- 意味は “should” とほぼ同じだが、ややフォーマル・文語的。
- 例: “You ought to apologize.” (あなたは謝るべきだ)
- 意味は “should” とほぼ同じだが、ややフォーマル・文語的。
be expected to (~すると期待されている)
- 「周りからの期待」であることを強調。ビジネス文書などでもよく使われる。
- 例: “Employees are expected to arrive on time.” (従業員は時間通りに来ることが期待されている)
- 「周りからの期待」であることを強調。ビジネス文書などでもよく使われる。
have to/must (~しなければならない)
- 「必要や義務」を強く示し、絶対的なニュアンス。
- 例: “I have to finish this by tonight.” (今夜までにこれを終わらせないといけない)
- 「必要や義務」を強く示し、絶対的なニュアンス。
- アメリカ英語: /səˈpoʊzd tu/
- イギリス英語: /səˈpəʊzd tu/
- “sup-PÓSED to”と “po” の部分に強勢がきやすいです。
- カジュアル会話では 「サポーズトゥ」のようにつながることが多く、dn’t のように “supposedta” と聞こえることもあります。
- “suppose to” と “supposed to” を混同する(“d” を落としやすい)。
- “suppost to” のように “suppost” と誤記する。
- スペルに注意: 「supposed」の “d” を書き忘れて “suppose to” にしてしまわないように。
- 同音異義語と混同: “suppose” (推測する) と “supposed” (形容詞・想定された) はスペル・意味が微妙に異なります。
- 試験対策: TOEICや英検などで「○○することになっている」の英訳として “be supposed to” がよく問われます。正確なスペルと構文を覚えておきましょう。
- “suppose” が「仮定する」という意味だったのを思い出すと「そう思われている(そう決められている)」→「~しなきゃいけない/~することになっている」と派生しているというイメージをもつと覚えやすいです。
- 「人からの“期待・取り決め”にフォーカスするフレーズ」として、 “You’re supposed to 〇〇” =(周りから)「あなたは〇〇してね、と言われている」 という感覚で覚えると使いやすいでしょう。
- スペルミス防止のコツとして、“suppose” の最後に “d” をつけるという意識づけ(suppose + d → supposed)をしておきます。
- 活用形: 「a lot」はそのままで活用しませんが、文中で副詞的にも名詞的にも使えます。
- 他の品詞になった例: 「lot」という単語であれば名詞として、「lots (of)」という形でも同じように「たくさんの」と表現できます。
- a: 単数名詞につく不定冠詞
- lot: 「くじ」「区画」「分け前」などの意味が元々あり、そこから「まとまった量」→「たくさん」というニュアンスで使われるようになりました。
- a lot of time → たくさんの時間
- a lot of people → たくさんの人
- a lot of money → たくさんのお金
- a lot of work → 多くの仕事
- a lot of effort → 多大な努力
- I like it a lot. → それとても好きだよ。
- Thanks a lot. → 大変ありがとう。
- We have a lot to do. → やることがたくさんある。
- I learned a lot. → たくさん学んだ。
- It means a lot to me. → 私にとって大きな意味があります。
- 語源: 「lot」は中英語から来ており、古英語の「hlot」が基になっています。元々は「くじ」や「運命を分けるもの」を表し、そこから「割り当てられたもの」「分配されたもの」という意味を派生させ、結果的に「大量」「たくさん」として使われるようになりました。
- ニュアンス・使用上の注意:
- 口語表現ではとても頻繁に使われ、カジュアルな印象です。
- ビジネスやフォーマルな文章でも「a lot of」を使う場合がありますが、よりフォーマルにしたい場合は “much” や “a great deal of” などを使うこともあります。
- 口語表現ではとても頻繁に使われ、カジュアルな印象です。
- 名詞句として: “a lot of + 可算名詞/不可算名詞” → 「たくさんの〜」
- 例: “a lot of people”, “a lot of water”
- 例: “a lot of people”, “a lot of water”
- 副詞句として: 動詞や形容詞を修飾して「とても」「たくさん」 → “I like it a lot.”
- 可算・不可算: “a lot of” は可算名詞・不可算名詞どちらにも使えます。
- 文体: 基本的にカジュアルから中程度のフォーマルまで幅広いシーンで使用されます。
- “I eat a lot of vegetables every day.”
(毎日たくさんの野菜を食べるよ。) - “Thanks a lot for helping me move.”
(引っ越しを手伝ってくれて本当にありがとう。) - “I hang out with my friends a lot these days.”
(最近は友達とよく遊んでるんだ。) - “We need a lot of data to make an informed decision.”
(十分な判断を下すために、多くのデータが必要です。) - “A lot of our customers are requesting new features.”
(多くのお客様が新機能を要望しています。) - “He contributed a lot to the success of this project.”
(彼はこのプロジェクトの成功に大いに貢献しました。) - “A lot of research has been conducted on this topic.”
(このトピックについては多くの研究が行われています。) - “There is a lot of evidence supporting this hypothesis.”
(この仮説を裏付ける証拠が多く存在します。) - “A lot remains to be discovered in this field.”
(この分野ではまだ多くの発見が残されています。) 類義語(Similar words)
- much(多くの:不可算名詞を修飾する際によく使う)
- plenty(十分な量、大量)
- loads(口語的で「たくさん」の意味)
- tons(口語的で「ものすごくたくさん」)
- a great deal(ややフォーマルで「かなり多量」)
- much(多くの:不可算名詞を修飾する際によく使う)
反意語(Opposite words)
- little(少しの、ほとんどない)
- few(数が少ない)
- little(少しの、ほとんどない)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: [ə lɑːt] (または [ə lɑt])
- イギリス英語: [ə lɒt]
- アメリカ英語: [ə lɑːt] (または [ə lɑt])
強勢(アクセント)
- 基本的に “lot” の方がはっきり発音されます。文脈によっては “a” が非常に弱く “ə(シュワー)” と発音され、つなげて「アロット」のように聞こえます。
よくある発音ミス
- “a” を強く “ei” のように発音してしまうと不自然に聞こえます。弱く、あいまい母音の “ə” と発音しましょう。
- スペルミス: “a lot” を “alot” と書いてしまう誤りが非常に多いです。必ず “a” と “lot” を分けて書きます。
- 同音異義語: 同音異義語というよりは、 “allot(割り当てる)” という単語と混同する場合があります。スペルと意味が異なるので注意。
- 試験対策: TOEIC・英検などでは「a lot of ...」で「たくさんの…」を問う問題が初級レベルでよく出ます。正しい冠詞の使い方や複数形との組み合わせによる文法が問われることがあります。
- “a lot” のスペルを「a + lot = 1つの区画が大きいイメージ」と覚えると、一体感がありつつもスペース(スペル上の空白)は保つ意識がつきます。
- 日常会話でよく耳にするため、聞き取り・発音練習に最適です。映画やドラマでキャラクターが “Thanks a lot!” と言うシーンを意識してイメージしましょう。
- 英語: “in the course of”
- 日本語: 「〜の過程で」「〜している間に」「〜の間に」
- 句(フレーズ)・前置詞句 (prepositional phrase)
- 固定表現のため、活用形はありません。
- 同じ “course” を含む他の例としては
- 名詞: “course” (例: a golf course, a course of action)
- 動詞: あまり一般的ではない形ですが、同系統の語として “course(動詞)” もあり「急いで進む・流れる」という意味を持ちます。
- “course” の派生形: “coursing” など(稀ですが、動物を追い立てる猟の文脈などで使います)
- 名詞: “course” (例: a golf course, a course of action)
- B2 (中上級)
フォーマルさが求められる文脈で使用される表現であり、ちょっと高度な英語力が必要です。 - in + the + course + of
- “in” (前置詞): 「〜の中に」
- “the”: 定冠詞
- “course” (名詞): 「流れ」「課程」「過程」など
- “of” (前置詞): 「〜の」
- “in” (前置詞): 「〜の中に」
- “course” は 「道筋・進行・講座・料理の一品」など多様な意味を持つ名詞でもあります。
- 類似表現として “over the course of” も「〜の間中」と同様の意味でしばしば用いられます。
- in the course of time → 時が経つうちに
- in the course of events → 物事の成り行きの中で
- in the course of my studies → 学習の過程で
- in the course of our conversation → 会話の途中で
- in the course of a day → 一日のうちに
- over the course of a year → 1年の間に
- lose one’s place in the course of something → 何かの最中に段取りを失う
- in the ordinary course of business → 通常の業務の中で
- in the course of their investigation → 彼らの調査の過程で
- in the course of this journey → この旅の途中で
- “course” はラテン語の “cursus”(走ること、流れ)に遡り、フランス語を経由して英語に入ったとされています。“in the course of” は「流れ・進行中にある」というラテン語的発想に由来します。
- 「フォーマル/文章的」な響きがあります。
- 論文、ビジネス文書、法律文書など堅めの文脈で好んで用いられます。
- カジュアルな会話では、より短い “during” や “while” を使う方が自然です。
- 前置詞句として、文中で副詞的あるいは形容詞的に機能します。
- 主に “in the course of + 名詞/動名詞” の形で用いられ、動作や出来事が行われる過程を表します。
- フォーマルなレポートや法律文書: “In the course of investigating the incident, we found new evidence.”
- 論文やビジネスレターなど、かしこまった場面で使われることが多いです。
- “I met him in the course of an art exhibition last week.”
(先週アート展の最中に彼に会ったんだ。) - “We got to know each other in the course of working on the same project.”
(同じプロジェクトに取り組む過程でお互いを知るようになったよ。) - “In the course of our discussion, we realized we had the same hobby.”
(話し合っているうちに、私たちは同じ趣味をもっていると気づきました。) - “In the course of preparing the annual report, we identified a discrepancy in the data.”
(年次報告書の準備を進める中で、データに矛盾を発見しました。) - “They will gather more information in the course of negotiations.”
(交渉の過程で、彼らはさらに多くの情報を集めるだろう。) - “We encountered several challenges in the course of launching the new product.”
(新製品をローンチする中で、いくつかの課題に直面しました。) - “In the course of the experiment, temperatures fluctuated unexpectedly.”
(実験の過程で、予想外に温度が変動しました。) - “This theory was developed in the course of extensive field research.”
(この理論は広範なフィールド調査の過程で発展しました。) - “In the course of analyzing historical data, we discovered a unique pattern.”
(歴史的データを解析しているうちに、独特のパターンを見つけました。) - “during” (〜の間に)
- カジュアルかつ一般的。短い時間や特定の期間に強調が置かれることが多い。
- “while” (〜している間に)
- 接続詞的に使われ、“主語 + 動詞” の文をつなぐのに便利。
- “throughout” (〜の間ずっと)
- 期間を通して継続的に起こる場合に使われる。
- “over the course of” (〜の間中)
- “in the course of” よりもやや幅広い期間を指すニュアンス。
- “in the course of” よりもやや幅広い期間を指すニュアンス。
- “in the process of” (〜している最中に)
- 行為そのものがまだ進行中というニュアンスを強調。
- 明確な「反意語」と呼べるものはありませんが、文脈によっては “after” や “before” で時間的な対比が可能です。
- アメリカ英語: /ɪn ðə ˈkɔːrs əv/
- イギリス英語: /ɪn ðə ˈkɔːs əv/
- “course” の発音がアメリカ英語では /kɔːrs/ でやや長め、イギリス英語でも /kɔːs/ で近いですが、地域によって /kɒs/ に近い発音をする人もいます。
- “course” を /kʊr- / と発音してしまうなど、母音の間違いに注意してください。
- スペルミス: “course” を “coarse” と書いてしまう人がいます。 “coarse” は「粗い」という形容詞で別の単語なので注意。
- カジュアルな文脈ではやや不自然: 日常のラフな会話では “during” の方が通りが良い場合があります。
- 前置詞の混在: “in the course for” や “in the course to” など、誤った前置詞と一緒に使わないようにしましょう。
- TOEICやIELTSなどのリーディングパート、あるいはフォーマルなライティング問題で目にする可能性が高い表現です。
- 日本人学習者は “during” などと混同せずに覚えておくと加点につながる可能性ありです。
- 「コースを走って進んでいる最中」とイメージしてみると、何かの流れの途中にあるニュアンスだと覚えやすいです。
- “Enable” や “Encounter” のように “in + the + 名詞 + of” で構成される表現を一つのかたまりとして覚えると便利です。
- スペリングは “course” (u を含む) と “coarse” (スペルが似ているが意味は「粗い」) をしっかり区別しましょう。
- B1: 日常会話や文章でよく出てくる中級レベルの表現です
- English: “Had better” is used to give strong advice or a warning, suggesting a preferable or necessary action.
- 日本語: 「〜したほうがいい」「〜しないとまずい」という強めのアドバイスや警告を表す表現です。予想される悪い結果を避けるために「こうしないと困ることになるかもしれないよ」というニュアンスが含まれます。
- 短縮形: “’d better”(I’d better, You’d better …)
- 否定形: “had better not”(You had better not do that.)
- 「better」は形容詞や副詞としても使われます。
- 形容詞: “She is feeling better today.” (彼女は今日は体調が良くなっている)
- 副詞: “He can run better than before.” (彼は以前よりうまく走ることができる)
- 形容詞: “She is feeling better today.” (彼女は今日は体調が良くなっている)
- had: 本来は「have」の過去形・過去分詞形。
- better: 本来は「good」の比較級で、形容詞や副詞として「より良い」という意味を持ちます。
- had better hurry(急いだほうがいい)
- had better watch out(気をつけたほうがいい)
- had better apologize(謝ったほうがいい)
- had better check(確認したほうがいい)
- had better not forget(忘れないほうがいい)
- had better make sure(きちんと確かめたほうがいい)
- had better stay calm(冷静でいたほうがいい)
- had better avoid ~(〜を避けたほうがいい)
- had better be prepared(準備しておいたほうがいい)
- had better get going(もう行ったほうがいい)
- 「should」より強め:「やらないとまずいよ」という含みがある。
- 場面: 親しい相手への強いアドバイス、または緊急性がある提案・警告。ビジネスシーンやフォーマルな場では「should」を使うことが多いかもしれません。
- カジュアルかフォーマルか: “had better” 自体はカジュアル寄りですが、緊急度が高い場面でフォーマルにも使われることがあります。
- 構成: 主語 + had better + 動詞の原形(+ 目的語...)
- 否定形: 主語 + had better not + 動詞の原形
- 疑問形: 質問ではあまり使われない(普通は “Should I...?” を使う)。ただし、まれに “Had I better...? (非常にフォーマル・古風)” とする例が見られます。
- 「You had better listen to me.」はやや命令的に聞こえることがあるため、上司や目上(フォーマル)というよりは、親しい間柄(カジュアル)や、相手に強く助言する場面向き。
- ビジネスで上司・顧客に対しては「should」「ought to」などより丁寧な表現を使う方が無難です。
- You had better hurry or we’ll miss the train.
(急がないと電車に乗り遅れちゃうよ。) - I’d better not eat too much cake before dinner.
(夕食前にケーキを食べ過ぎないほうがいいね。) - You had better call your mom right away.
(すぐにお母さんに電話したほうがいいよ。) - We had better double-check the figures before submitting the report.
(レポートを提出する前に数値を再確認したほうがいいですね。) - You’d better prepare a backup plan in case things go wrong.
(うまくいかなかった場合に備えて、バックアッププランを用意しておいたほうがいいよ。) - They had better finalize the contract details by tomorrow.
(明日までに契約詳細を最終決定したほうがいいです。) - We had better conduct a pilot study before initiating the full-scale research.
(本格的な研究を始める前に、パイロット調査を行ったほうが望ましいでしょう。) - Researchers had better account for all variables that might affect the outcome.
(研究者は結果に影響を及ぼす可能性があるすべての変数を考慮すべきです。) - The committee had better review these policies thoroughly.
(委員会はこれらの方針を徹底的に検討すべきでしょう。) - should(〜すべき)
- 「had better」に比べてソフトな響き。一般的なアドバイス。
- 「had better」に比べてソフトな響き。一般的なアドバイス。
- ought to(〜すべき)
- 「should」とほぼ同等の意味。ただし北米では使用頻度がやや低め。
- 「should」とほぼ同等の意味。ただし北米では使用頻度がやや低め。
- must(〜しなければならない)
- 義務や強制のニュアンスが強い。法的・規則的な強さを感じさせる。
- 義務や強制のニュアンスが強い。法的・規則的な強さを感じさせる。
- have to(〜しなければならない)
- 「外的要因」によって強制されているシーン。個人の意思というより状況的理由。
- 直接の反意語は存在しませんが、「not have to」や「needn’t」が「〜しなくてもよい」に相当します。
- 例: You needn’t worry.(心配しなくてもいいよ)
- IPA(アメリカ英語): /hæd ˈbɛtər/
- IPA(イギリス英語): /həd ˈbetə/ あるいは /hæd ˈbetə/
- アメリカ英語では「had」と「better」でほぼ同じように強調されることが多いですが、流れるように発音されると “You’d better” は /juːd ˈbɛɾər/ のように “d” が柔らかいフラップ音になる場合があります。
- イギリス英語では /həd ˈbetə/ と発音されることが多く、“həd” の「a」が弱くなって /ə/(曖昧母音)に近い音で発音されやすいです。
- “You’d better” を「ユード ベター」ではなく“ユベラ”のように短縮形の発音があいまいになることがあるので注意してください。
- つづり:
- “had better” と書くか “’d better” と書くかは自由ですが、「have better」と書き間違えないこと。
- “had better” と書くか “’d better” と書くかは自由ですが、「have better」と書き間違えないこと。
- 混同:
- “would better” と書いてしまうミスに注意。正しいのは “had better” です。
- “would better” と書いてしまうミスに注意。正しいのは “had better” です。
- 助動詞の使い方:
- 後ろに「to」をつけてしまう誤用。正しくは動詞の原形のみです。
- 後ろに「to」をつけてしまう誤用。正しくは動詞の原形のみです。
- 試験での出題傾向:
- TOEIC や英検などで「助動詞の使い分け」に関する問題に登場。 “had better” の強いニュアンス(脅迫的なニュアンス)の区別を問われることがあります。
- 「しなきゃマズい!」というイメージ:「後で後悔したくないから、今やるべき!」という緊迫感を持つと覚えやすいです。
- 短縮形 “’d better” を「ベターヤル」ぐらいの勢いで覚えると、リズムよく使えるようになります。
- ビジュアルイメージ:赤信号で待つ友達に「You had better not cross now!(今渡らないほうがいいよ!)」と言う場面を想像すると、危険を回避するニュアンスが伝わりやすいです。
- 活用形: フレーズのため、動詞のような活用はありません。
- 他の品詞形: 「in fact」はそのまま一続きの表現で、単体の品詞変化(名詞や動詞など)では使いません。
語構成:
- “in” (前置詞) + “fact” (名詞)
もともとは「事実(fact)の中に」という意味合いですが、現在では「実際には」「本当は」といった副詞的フレーズとして機能しています。
- “in” (前置詞) + “fact” (名詞)
関連する単語・派生語など:
- 「fact」: 事実、真実
- 「actually」: 実際には
- 「as a matter of fact」: 実を言うと(「in fact」のやや強調形・言い換え表現)
- 「fact」: 事実、真実
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
- in fact, … – 実際には、…
- the fact is (that) – 実は〜だ
- as a matter of fact – 実を言うと(「in fact」の類義表現)
- in fact, I was late. – 実は、遅刻しました。
- in fact, it turned out to be true. – 実際には、それは本当だとわかりました。
- in point of fact – 実際のところ(フォーマル寄り)
- it’s a fact that … – …というのは事実です
- to face the facts – 事実に向き合う
- besides (the) fact – その事実に加えて
- the fact remains – 依然として事実として残る
- in fact, … – 実際には、…
- 「fact」はラテン語の“factum”(作られたもの、行為)が語源で、「実際に起こったこと」を指します。中世期を経て英語に取り入れられ、現在では「事実」の意味が一般的です。
- 「in fact」は、もともと「事実の中に」という直訳的なニュアンスでしたが、そこから転じて「実際には」「実は」という意味になりました。
- 使用時のニュアンス:
- 強調・補足・訂正・意外性を表すときにしばしば使われます。相手の期待や予想とは違う情報を提示する際に用いるアプローチです。
- 日常会話でもビジネス文書でも使われ、フォーマル・カジュアル両方に対応できます。ただし、フォーマルな文書では「indeed」「as a matter of fact」といった表現が使われることもあります。
- 強調・補足・訂正・意外性を表すときにしばしば使われます。相手の期待や予想とは違う情報を提示する際に用いるアプローチです。
- 文頭での使用: 「In fact, 〜」の形で文を始めて、前文や状況をさらに詳しく説明・強調します。
- 文中での使用: 「He is, in fact, a great musician.」のように、カンマで挟むことで「実は」「実際には」という補足を入れます。
- 使用シーン: 会話、文章ともに汎用的。フォーマルからカジュアルまで幅広い。
- 文法上のポイント: 「in fact」はあくまで副詞的フレーズで、名詞でも動詞でも形容詞でもなく、文修飾として使われます。
- In fact, I’ve already seen that movie twice.
(実は、その映画はもう2回見たことがあるんだ。) - I thought I was late. In fact, I arrived right on time.
(遅刻したと思ったけど、実はちょうどぴったりに着いた。) - He looks rough, but in fact, he’s really kind-hearted.
(彼は見かけが怖そうだけど、実際はとても優しい人なんだ。) - In fact, our sales have increased by 20% this quarter.
(実際に、今期の売上は20%増加しました。) - Many people believe the product is expensive; in fact, it’s quite affordable in the long run.
(多くの人はその製品を高いと思っていますが、実は長期的にはかなりお得です。) - She seems inexperienced. In fact, she’s managed similar projects in the past.
(彼女は経験が浅そうに見えますが、実は以前にも似たようなプロジェクトを担当しています。) - In fact, numerous studies support this hypothesis.
(実際に、多くの研究がこの仮説を裏付けています。) - It appears to be a minor variation; in fact, the impact is substantial.
(一見、些細な変化に思えますが、実際には影響は大きいのです。) - In fact, the historical data clearly indicates a long-term trend.
(実際には、歴史的データが長期的傾向をはっきり示しています。) 類義語
- actually (実際に)
- 「実際には」と事実を強調する点で似ていますが、会話中では “Actually, …” と単独で用いる場面が多いです。
- 「実際には」と事実を強調する点で似ていますが、会話中では “Actually, …” と単独で用いる場面が多いです。
- indeed (本当に)
- 感嘆や強調のニュアンスが強め。フォーマルな文書やスピーチでもよく見られます。
- 感嘆や強調のニュアンスが強め。フォーマルな文書やスピーチでもよく見られます。
- as a matter of fact (実を言うと)
- 「in fact」と非常に近い意味ですが、やや丁寧・改まった響きがあります。
- 「in fact」と非常に近い意味ですが、やや丁寧・改まった響きがあります。
- truly (本当に)
- “本質的に真実である” という強い肯定を含むイメージです。
- actually (実際に)
反意語
- 「in fact」の直接的な反意語はありませんが、内容的に「誤解や虚偽」を示す表現としては “not really,” “in reality” (別の事実) などと対置することがあります。
- IPA: /ɪn fækt/
- アメリカ英語・イギリス英語いずれも同じ発音記号になる場合が多いです。
- アメリカ英語・イギリス英語いずれも同じ発音記号になる場合が多いです。
- 強勢(アクセント)の位置:
- “in FACT” の “fact” に強勢が置かれやすいです。
- “in FACT” の “fact” に強勢が置かれやすいです。
- よくある発音の間違い:
- “fact” の末尾 “t” を弱く発音しすぎて聞こえにくくなることがあります。はっきりとした [t] の発音を意識すると良いです。
- スペルミス: “infact” とつづってしまうミスが多いです。必ず “in fact” と分けて書きます。
- 同音異義語との混同: 特になし(“in fact” はフレーズなので同音異義語はありません)。
- 試験対策: TOEICや英検などでも英作文やリスニング中に「強調表現」として出題されることがあります。文章の論理展開をつかむ目印としても使われるので、対策時は「強調句」として理解しておくと便利です。
- 「実は(in fact)」と言えば、驚きをもたらす事実を伝えるイメージがあります。
- スペルのポイントは「in」と「fact」が離れていること。「infact」と一語にしないように。
- 日本語で「実際には」「本当は」と言い換えられる場面で思い出すと定着しやすいです。
- 短いフレーズで使いやすいので、英作文や会話で意識的に取り入れると自然に覚えられます。
no good
no good
解説
【発音記号】noʊ gʊd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
It’s no good sitting there – you have to type.
そこに座っていても意味がない - タイプしなければならない。
no good
以下では、「no good」という英語表現について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「no good」は、「まったく良くない」「価値がない・使い物にならない」といったニュアンスを伝える、カジュアルな表現です。口語で「これはダメだね」などと言う場面でよく使われます。
品詞
活用形
「no good」自体はイディオム的なフレーズのため、通常の動詞のような活用形はありません。
ただし、文中では以下のように変化させられます。
他の品詞例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
直訳すると「良くない」で、「良いものがまったくない」という否定を強調する動的な組み合わせです。
関連や派生
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
語源
“no good”は、英語の否定を表す “no” と肯定を表す “good” を直接組み合わせたフレーズで、古くから日常的・口語的に使われています。もともとは of no good
や “not any good” として使われていたものが、省略や口語化によって定着したと考えられます。
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術・フォーマルな文脈での例文
(学術系では若干砕けすぎた表現に聞こえることがありますが、口語的な引用として使用する場面を想定)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“no good” はカジュアルに「ダメだ」「価値がない」と強めに否定するニュアンスを持つのが特徴です。
7. 発音とアクセントの特徴
会話では “no GOOD” のように “good” の部分を強調して発音することがありますが、自然な繋がりで “noʊ gʊd” とフラットに言う人も多いです。
よくある誤り
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験での出題傾向
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「no good」の詳細な解説です。カジュアルな否定表現としては非常に便利ですが、場面や相手に応じて使い分けましょう。
【形】だめな
役に立たない【名
C】《くだけて》 だめな人,だめなもの
役立たず,能無し
work on
work on
解説
【発音記号】wɜrk ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
That kid needs to work on his attitude.
あの子は態度を改善する必要がある
work on
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): work on
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル目安: B1(中級)
意味(英語 / 日本語)
「work on」は、「何か(物事・課題・スキルなど)に取り組む」「努力して改善する」というニュアンスを持つフレーズです。日常生活からビジネスまで幅広い場面で使われます。
活用形
句動詞という性質上、動詞“work”の形態は以下のとおりになります。
「work」が他の品詞になる例としては、名詞“work”(作品・仕事)や形容詞“work-related”(仕事関連の)などがありますが、「work on」はあくまで動詞フレーズとして用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“work on”の組み合わせにより、「(特定の課題や分野)に対して、努力や労力を注ぐ」という意味合いを持ちます。
よく使われるコロケーション(関連フレーズ 10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な場面・フォーマルな文脈(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「work on」の詳細な解説です。
「今取り組んでいます」という状況を端的に伝えられる便利な句動詞なので、ぜひ多用してみてください。
(制作・修理・解決のために)...に取り組む
in the end
in the end
解説
【発音記号】ɪn ði ɛnd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
In the end it’s like what they say about horses.
結局、それは彼らが馬について言うようなものです。
in the end
1. 基本情報と概要
英語表記: in the end
品詞: 副詞的表現(熟語 / フレーズ)
意味:
活用形:
CEFRレベル目安:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“in the end” は直訳すると「終わりの中で」となりますが、実際には「最終的に」「結局のところ」という意味の定型表現として使われます。
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)と関連フレーズ(計10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話での使用例(3例)
ビジネスシーンでの使用例(3例)
学術的/フォーマルな文脈での使用例(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
いずれも物事の始まりを指す表現で、対比して学ぶと理解が深まります。
7. 発音とアクセントの特徴
アメリカ英語とイギリス英語の違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in the end” の詳細な解説です。普段の会話からビジネスシーン、学術的な文脈に至るまで幅広く使えるフレーズなので、ぜひ自分の言葉として使いこなしてみてください。
結局, 最後には, ついに
最後に
as for
as for
解説
【発音記号】æz fɔr
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
As for the promotion, there may be other options.
プロモーションについては、他にも選択肢があるかもしれません。
as for
1. 基本情報と概要
英語表記: as for
日本語訳: ~に関して言えば、~について言えば
意味と概要
品詞
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
使い分け例
両者とも「計画に関しては」という意味ですが、as for
が会話・文章問わず広く使えるのに対し、regarding
はビジネスや公式な文章での使用が多めです。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「as for」の詳細な解説です。話題を切り替えながら要点をまとめる際に、ぜひ使ってみてください。
(人・事・物)については, ...はというと
for long
for long
解説
【発音記号】fɔr lɔŋ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
He did attend university, but not for long.
大学には通っていましたが、長くはありませんでした。
for long
1. 基本情報と概要
英語表記: for long
日本語訳: 長い間、長い期間
「for long」は主に「長い時間」を表すときに使われる表現です。しかし、多くの場合、否定文や疑問文で使われ、「それほど長い間(~しない/~する予定ですか?)」というニュアンスになります。たとえば「I won’t stay for long.(長くは滞在しません)」というような使用がよく見られます。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
日常会話でも耳にしやすい表現ですが、いわゆる「for a long time」の短縮的・口語的バリエーションであり、少しだけニュアンスや用例が限られるため、中級レベルの理解が必要だと考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生表現
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「for long」の解説です。特に否定文や疑問文で自然に使われやすく、日常会話でも登場する表現なので、ぜひ例文を音読して慣れてみてください。
《通例否定文・疑問文で》長い間
supposed to
supposed to
解説
【発音記号】səˈpoʊzd tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】* *
【例文】
I didn’t go, but I was supposed to.
行かなかったけど、行くことになっていた。
supposed to
《be ~》...なはずである / 《be ~ do》(取り決めにより)...することになっている / (期待に沿うために)...しなければならない / (法則などにより)...するものである / 《過去形で》...するはずだった
1. 基本情報と概要
英語表記:
supposed to
品詞:
もともとは「be supposed to」で一つの表現(熟語)として扱われるため、文法上は「supposed」は形容詞、そこに前置詞「to」が続いて「~することになっている」「~するはずだ」を意味する構文になります。
意味(英語):
“be supposed to” means “to be expected to do something” or “to have a duty/obligation to do something.”
意味(日本語):
「(本来)~することになっている」「~すべきこととされている」「~しなければならない」というニュアンスです。誰かに期待されたり、ルールや取り決め上、そうすることが決められていたりする状況で使います。
たとえば、ルール上「ここでは静かにしなければならない」と言うときは “You’re supposed to be quiet here.” のように使います。
活用形:
通常、「be (am/is/are/was/were) + supposed + to + 動詞の原形」という形で使います。主語によって「am/is/are」「was/were」が変化します。
他の品詞になる例
CEFRレベルの目安:
B1(中級)
「be supposed to」は、日常会話で頻出し、ある程度英語学習を進めた中級レベルでよく登場する表現です。
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
“suppose”はラテン語の “supponere” (下に置く、思い浮かべる)に由来し、そこから「仮定する」「思う」という意味になりました。そこから派生して「このように思われている(考えられている)」→「そうすべきである、そうすることが期待されている」というニュアンスへと発展しました。
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例 (3つ)
ビジネスシーンでの例 (3つ)
学術的・フォーマルな場面での例 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
厳密には “be supposed to” の「反意語」として特定される表現は少ないですが、あえて挙げるならば「義務がない」「期待されていない」場合を示す “not required to” や “not expected to” などが挙げられます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
強勢(アクセント):
よくある間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「supposed to」の詳細解説です。ぜひ、実際の会話や文章で覚えながら使ってみてください。
《be ~》...なはずである
《be ~ do》(取り決めにより)...することになっている
(期待に沿うために)...しなければならない
(法則などにより)...するものである
《過去形で》...するはずだった
a lot
a lot
解説
【発音記号】ə lɑt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
【例文】
They go camping a lot in the summer.
夏にはよくキャンプに行くそうです。
a lot
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): a lot
品詞: 副詞句 / 名詞句
意味(英語): “a large amount or quantity; very much”
意味(日本語): 「たくさん」「非常に多く」
「a lot」は「たくさん」「とても」という意味で、日常会話からビジネスなど多くのシーンでよく使うフレーズです。「I like it a lot.(それとても気に入ってるよ)」のようにカジュアルな表現としても、「This requires a lot of effort.(これは多くの努力を要する)」のようにややフォーマルにも使えます。
難易度目安(CEFR): A1(超初心者)
A1レベルから出てくるごく基本的な表現として扱われます。
2. 語構成と詳細な意味
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
5.2 ビジネスシーンでの例文
5.3 学術的/フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
使い分けのポイント:
“a lot” は非常にカジュアルかつ幅広いシーンで使えますが、学術的な文脈では “a great deal of” や “a significant amount of” を好む場合があります。 “tons” や “loads” はさらにカジュアルです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “a lot” の詳細な解説です。「たくさん」という意味から派生して、いろいろな言い回しに使われますので、場面ごとに使い分けつつぜひ覚えてみてください。
たくさん
in the course of
in the course of
解説
【発音記号】ɪn ðə kɔrs ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
In the course of the discussion the manager left.
話し合いの中で店長は去っていった。
in the course of
以下では、「in the course of」という表現について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味
「in the course of」は、ある出来事や行為が進行している最中、あるいは何かが行われている途中であることを表す表現です。フォーマルな文書やスピーチでよく使われます。カジュアルな文脈では、よりシンプルに “during” などに置き換えられることもあります。
品詞
単語というよりも複数の単語からなる定型表現であり、文中では「前置詞句」として機能します。
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
このように、それぞれの単語自体は基本的な単語ですが、組み合わさって「〜の間に」「〜の過程で」という意味を持つ慣用表現になります。
関連性・派生語
コロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
使用シーンの例
5. 実例と例文
日常会話(ややフォーマル寄り)
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
※ “course” の部分にストレスがかかりやすい表現です。
(「in the COURSE of」のように “course” が少し強めに聞こえることがあります)
アメリカ英語とイギリス英語の違い
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “in the course of” の詳細な解説です。フォーマルな文脈で、「〜の過程で」「〜の間に」というニュアンスを表現したいときにとても便利な表現です。日常会話ではやや堅めに聞こえることがあるので、文脈に合わせて “during” や “while” などとの使い分けを意識しましょう。
《かたく》...の間に, ...のうちに, ...の途上で, ...の過程で
had better
had better
解説
【発音記号】hæd ˈbɛtər
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
もしそうしなかった場合、よくない結果になることを示し、shouldやought toより強いニュアンスをもつ。
【例文】
They had better listen.
彼らは聞いた方がいい
had better
「had better」の徹底解説
1. 基本情報と概要
品詞: 助動詞的表現(“had + better” という特別な構文)
CEFRレベル目安: B1(中級)
意味(英語・日本語)
「should」などの助動詞よりもやや強い調子で、「やらないと後で後悔・問題になる」という含みを持ちます。日常会話でも使用されますが、親しい関係や緊急性が高い状況で用いられることが多いです。
活用形
「had better」は以下のバリエーションがありますが、時制変化しない特別な構文です。主語や時制の変化にかかわらず、形そのものは変わりません(ただし、短縮形にすることがあります)。
他品詞への派生例
「had」は本来「have」の過去形や過去分詞形ですが、「had better」では時制が過去形というわけではなく、1つの表現として機能します。
2. 語構成と詳細な意味
「had better」として一緒に使われることで「強いアドバイス」や「警告」を表す特殊な構文になります。
関連コロケーション・フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
「had better」は古い英語の「I had better go (=I would find it better to go)」の名残と言われています。直訳すると「行くことがより良い状態をもたらすだろう」というニュアンスです。歴史的には「would be better」のような形が変化して現在の固定表現になりました。
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
名詞・動詞の使い分け
「had better」は助動詞的役割をするので、後ろには動詞の原形のみを置きます。名詞や形容詞を置く場合は、その前に動詞を補う必要があります。
(例) You had better be quiet. (静かにしていたほうがいい)
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3つ)
(B) ビジネスシーンでの例文(3つ)
(C) 学術的/フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントと発音の違い
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「had better」の詳細な解説です。「should」よりも強い警告や緊急性を表すという点を押さえ、意味や使い方をしっかり覚えて活用してください。
《強い助言》(必ず)…した方がいい, ...すべきだ
《警告・脅迫》 …した方がいい(さもないと…)《do》
in fact
in fact
解説
【発音記号】ɪn fækt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
The researchers tried several approaches, in fact.
実際、研究者はいくつかのアプローチを試みた。
in fact
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): in fact
品詞: 副詞句(phrase)
意味(英語): actually, really
意味(日本語): 「実際には」「実を言うと」「本当のところ」
「in fact」は、何かを強調するときや、前に述べたことをさらに詳しく説明したいときに使われるフレーズです。例えば「実はこうなんですよ」というニュアンスで、相手の予想と違う情報を補足するときによく使われます。
CEFRレベル: B1(中級)
・日常生活や会話でよく使う表現であり、会話をスムーズにつなげるために役立ちます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
このように「in fact」は、事実を強調する際にとても便利なフレーズです。会話や文章で前に述べた内容を裏付けたり、補足したりするときに活用できるので、ぜひ積極的に使ってみてください。
じつは,実際には
つまり,もっとはっきり言えば
それどころか, いやむしろ
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