ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題 - 未解答
BSLの例文の正しい英文を、3つの選択肢の中から選ぶ問題です。
- 政治や経済の文脈でしばしば用いられる単語であり、社会的・歴史的背景の理解も求められます。
(名詞) “a person who supports or owns capital in a capitalist system”
「資本主義の仕組みを支持・所有する人」
→ 資本を投資したり、資本主義の考えを支持したりする人を指します。例えば、市場経済において企業や株式にお金を投資する富裕層、あるいは資本主義のイデオロギーを信奉する人を指すことが多いです。(形容詞) “related to or characteristic of capitalism”
「資本主義の、資本主義的な性格をもつ」
→ “capitalist society”(資本主義社会)などのように、資本主義に関する形容として使われます。- capitalist(s): 複数形 (名詞)
- 形容詞としての特別な活用はありません。
- capital(名詞/形容詞): 「首都」「資本」/「大文字の」「主要な」などの意味をもつ
- capitalism(名詞): 「資本主義(体制)」
- capitalize(動詞): 「大文字にする」「資本を増やす」「うまく利用する」
- capital + -ist
- capital はラテン語の “caput(頭)” に由来し、「資本」「主要なもの」「頭」といった意味を持つようになりました。
- -ist は「~をする人」「~の主義者」を表す接尾語です。
- capital はラテン語の “caput(頭)” に由来し、「資本」「主要なもの」「頭」といった意味を持つようになりました。
- capitalist society(資本主義社会)
- capitalist system(資本主義システム)
- capitalist economy(資本主義経済)
- free-market capitalist(自由市場を支持する資本家)
- capitalist class(資本家階級)
- capitalist venture(資本家による投資事業)
- global capitalists(世界的な資本家たち)
- rampant capitalism(歯止めの効かない資本主義)
- shift to capitalism(資本主義への移行)
- capitalist viewpoint(資本主義的な視点)
- 語源: ラテン語の “caput”(頭) → “capital”(資本/首都) → “capitalist”
- 歴史的背景: 18~19世紀に産業革命や金融システムの発展とともに「資本家」「資本主義」という概念が浸透し、社会・政治・経済を説明する際のキーワードとなりました。
- ニュアンス:
- 一般的には中立的に「投資家」「資本所有者」の意味ですが、政治的・社会的な文脈では肯定的にも否定的にも捉えられます。
- 口語・文章のどちらでも使われますが、ややかしこまった(フォーマルな)文脈で見られることが多いです。カジュアルに使う場合は、冗談めかして「大金持ち」を揶揄するように使うこともあります。
- 一般的には中立的に「投資家」「資本所有者」の意味ですが、政治的・社会的な文脈では肯定的にも否定的にも捉えられます。
- 名詞用法: 可算名詞(a capitalist / two capitalists など)
- “He is a capitalist.”(彼は資本家だ)
- “He is a capitalist.”(彼は資本家だ)
- 形容詞用法: 資本主義の性質を表す(不可算ではなく、形容詞として「~的な」という意味)
- “capitalist ideology” (資本主義的イデオロギー)
- “the capitalist mode of production” (資本主義の生産様式)
- “the capitalist world” (資本主義の世界)
- 政治・経済の論評などでよく使われます。
“I heard your uncle made a fortune in stocks. Is he a capitalist?”
(君のおじさんは株で大もうけしたそうだね。資本家なの?)“I prefer a simpler lifestyle, but my friend is a total capitalist who loves business and profits.”
(私はシンプルな暮らしを好むけど、友人はビジネスや利益を愛する完全な資本主義者だよ。)“He invests in many start-ups; he’s quite the capitalist.”
(彼はいくつものスタートアップに投資しているんだ。かなりの資本家だね。)“A true capitalist is always looking to expand their portfolio.”
(真の資本家は常に投資ポートフォリオを拡大しようとしています。)“The capitalist model can encourage innovation, but also increase inequality.”
(資本主義モデルはイノベーションを促す一方で、不平等を拡大させる可能性もあります。)“Many venture capitalists are seeking new opportunities in the tech sector.”
(多くのベンチャー資本家がテック業界で新たな機会を探しています。)“Marx’s critique of the capitalist system remains influential in sociology.”
(マルクスの資本主義システムへの批判は、社会学において依然として大きな影響力を持っています。)“We analyzed how capitalist structures affect global trade patterns.”
(私たちは資本主義構造が世界の貿易パターンにどのように影響するかを分析しました。)“The paper discusses the emergence of capitalist economies during the Industrial Revolution.”
(この論文は産業革命期における資本主義経済の出現について論じています。)- financier(融資家 / 投資家)
- 主に金融分野で活動する人を指し、「資本を運用する」という面で共通。
- 主に金融分野で活動する人を指し、「資本を運用する」という面で共通。
- industrialist(産業資本家)
- 産業部門で企業を経営・所有する人を指す。やや古風。
- 産業部門で企業を経営・所有する人を指す。やや古風。
- entrepreneur(起業家)
- 自ら新ビジネスを立ち上げる人。「投資」よりも「ビジネス創造」に重点がある。
- 自ら新ビジネスを立ち上げる人。「投資」よりも「ビジネス創造」に重点がある。
- proponent of free market(自由市場の支持者)
- イデオロギー面で資本主義を支持する人。strict に “capitalist” とは限らないが、近い立場を示す。
- イデオロギー面で資本主義を支持する人。strict に “capitalist” とは限らないが、近い立場を示す。
- socialist(社会主義者)
- 資本主義と対極にある社会主義体制や考え方を支持する人。
- 資本主義と対極にある社会主義体制や考え方を支持する人。
- communist(共産主義者)
- 市場経済・私有財産を否定する立場に立つため、完全に対立する概念。
発音記号(IPA):
- 米: /ˈkæpɪtəlɪst/
- 英: /ˈkæpɪtəlɪst/
- 米: /ˈkæpɪtəlɪst/
アクセント: 第1音節 “cap” の部分に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- ほぼ同じ発音ですが、アメリカ英語では “t” の発音がやや弱く “キャピダリスト” のように聞こえることがあります。
- ほぼ同じ発音ですが、アメリカ英語では “t” の発音がやや弱く “キャピダリスト” のように聞こえることがあります。
よくある発音ミス:
- “capital” と混同して “キャピタル” と終わりが /l/ で終わるように伸ばしてしまわないように注意。
- スペルミス: “capitalist” の “-ist” 部分を “-est” と書いてしまうミスなどに注意。
- 同音・類似単語:
- “capital” (首都、資本)
- “capitol” (米国の国会議事堂など)
- “capitulate” (降伏する)
これらはつづりと意味が大きく違うので混乱しないように。
- “capital” (首都、資本)
- 試験対策:
- TOEICや英検などのビジネスや社会問題の文章で出題される可能性があります。経済関連のトピックに登場しやすい単語です。
- 語源をイメージ: “caput” は「頭」。そこから人の意思の中心(“資本”=お金を回す頭)を連想すると覚えやすいです。
- ストーリーで覚える: “A capitalist invests capital in businesses.” とイメージしてみましょう。「資本家が資本をビジネスに投資する」という形で、接尾語 “-ist” の「人」というイメージがつかめるはずです。
- スペリング対策: “capital” + “ist”。「資本+人(主義者)」という意識で何度か書いて覚えるのも効果的です。
- The attention that is given to someone or something by newspapers, television, etc., or attention that a person or product receives from the media.
- Actions or information intended to attract public interest.
- 新聞やテレビなどを通じた世間の注目や関心度、またはその注目を引き付けるための行為や情報のことです。
- 「宣伝」「広報」「知名度向上のための活動」のようなイメージです。
- ビジネスやマーケティングの文脈で使うことが多く、「世に広く知らせる・注目を集める」というニュアンスを持ちます。
- B2: ある程度複雑な話題でも理解でき、抽象的な内容も扱えるレベル。
- 「publicity」は不可算名詞であり、数えられません。形を変えて -s をつけることはありません。
- public (形容詞/名詞): “公共の/公衆”
- publish (動詞): “出版する/公表する”
- publicize (動詞): “広報する/宣伝する”
- 例: “The company publicized its new product.”
- 例: “The company publicized its new product.”
- public + -ity
- public = 「公共の」「公衆の」
- -ity = 「~の状態・性質」を表す接尾語
- public = 「公共の」「公衆の」
- 直訳すると「公的な状態、公共性」といったニュアンス。
- publicize (動詞): 「広報する、宣伝する」
- publication (名詞): 「出版物、発行」
- public (形容詞/名詞): 「公の/公衆」
- gain publicity → 「宣伝効果を得る」
- generate publicity → 「注目を集める、宣伝効果を生む」
- publicity stunt → 「(世間の注目を集めるための)売名行為」
- publicity campaign → 「広報キャンペーン」
- positive publicity → 「好意的な注目、評判の良い宣伝」
- negative publicity → 「悪いイメージの広まり」
- publicity department → 「広報部」
- publicity material → 「広報資料、宣伝資料」
- seek publicity → 「注目を集めようとする」
- avoid publicity → 「注目を避ける」
- ラテン語の “publicus”(公衆の、公共の)に由来するとされる「public」。
- それに名詞化を示す“-ity”が付いた形が“publicity”です。
- もともとは「公的な状態」の意味合いを持ち、現代では「世間の注目」「宣伝活動」の意味へと特化してきました。
- 「誰かや何かが注目を浴びること」というポジティブな面もあれば、「悪評が広がってしまうこと」という否定的な意味でも使われます。
- ビジネスやマーケティング、マスメディアなどフォーマルな文脈でも広く使われますが、日常会話でも「注目を浴びる」ことを言いたいときにカジュアルに使えます。
可算・不可算: “publicity” は基本的に不可算名詞として使われます。
- × “publicities” と複数形にはしません。
- × “publicities” と複数形にはしません。
用法:
- “(someone/something) get(s)/receive(s) publicity”
- 誰か・何かが世間からの注目を受ける
- 誰か・何かが世間からの注目を受ける
- “(someone/something) generate(s)/create(s) publicity”
- 誰か・何かが宣伝効果・注目を生む
- 誰か・何かが宣伝効果・注目を生む
- 形容詞のようには使わないため、別途 “publicity stunt”のように名詞を修飾することが多いです。
- “(someone/something) get(s)/receive(s) publicity”
使用シーン:
- 場合によってはカジュアルにもフォーマルにも使えますが、広報関係の文章・会話などではフォーマルな印象になります。
- “They’re getting a lot of publicity for their new shop.”
- 「あの新しいお店、かなり注目を集めてるみたいだよ。」
- 「あの新しいお店、かなり注目を集めてるみたいだよ。」
- “I don’t like all this publicity; I prefer a quiet life.”
- 「こんなに注目されるのは好きじゃないんだ。静かに暮らしたいよ。」
- 「こんなに注目されるのは好きじゃないんだ。静かに暮らしたいよ。」
- “Thanks to social media, the event received free publicity.”
- 「SNSのおかげで、イベントは無料で宣伝効果を得られたよ。」
- “We plan to launch a publicity campaign next month.”
- 「来月、広報キャンペーンを立ち上げる予定です。」
- 「来月、広報キャンペーンを立ち上げる予定です。」
- “Negative publicity could severely damage our brand image.”
- 「悪い評判の広がりは、ブランドイメージを大きく損ねる可能性があります。」
- 「悪い評判の広がりは、ブランドイメージを大きく損ねる可能性があります。」
- “Generating positive publicity is crucial for boosting sales.”
- 「好意的な宣伝効果を生むことは、売上を伸ばす上で非常に重要です。」
- “The researcher’s breakthrough discovery gained significant publicity in the scientific community.”
- 「その研究者の画期的な発見は、学界で大きな注目を集めました。」
- 「その研究者の画期的な発見は、学界で大きな注目を集めました。」
- “Publicity surrounding environmental issues has increased awareness among policymakers.”
- 「環境問題に関する宣伝活動の増加により、政策立案者の意識が高まりました。」
- 「環境問題に関する宣伝活動の増加により、政策立案者の意識が高まりました。」
- “The study addresses how publicity can influence social behavior on a large scale.”
- 「その研究は、宣伝が大規模に社会的行動にどのように影響を与えるかについて検証しています。」
- advertising(広告)
- マスコミや媒体を使い、商品やサービスを宣伝する活動。より商業的な色が強い。
- マスコミや媒体を使い、商品やサービスを宣伝する活動。より商業的な色が強い。
- promotion(販促・促進)
- 売上向上・知名度向上のための具体的な活動。割引やセールなども含む。
- 売上向上・知名度向上のための具体的な活動。割引やセールなども含む。
- exposure(露出)
- メディアや世間に存在を示すこと。より「露出度」に焦点がある。
- メディアや世間に存在を示すこと。より「露出度」に焦点がある。
- 明確な反意語はありませんが、イメージとしては「無名」「注目されていない状態」という意味で “obscurity” が対比的に使われることがあります。
- 発音記号: /pʌbˈlɪs.ə.ti/ (アメリカ英語), /pʌbˈlɪs.ɪ.ti/ (イギリス英語)
- アクセント(強勢)は “-li-” の部分に置かれます。
- よくある間違い: “publicity” の /t/ の部分を強く発音しすぎたり、「public」と混同して発音してしまうこと。
- スペルミス: “publicity” と “publicty” のように ‘i’ の位置を間違えやすい。
- 同音異義語との混同: 同音異義語はほぼありませんが、「publication」(出版物) と間違えないようにしましょう。
- 試験対策: TOEICや英検で、ビジネス文脈や社会問題の文脈で出題される可能性があります。文脈から意味を推測する力が大事です。
- 語源の “public + -ity” をイメージして、「公の状態にすること → 宣伝・広報」という流れで覚えるとよいでしょう。
- 「public = 公衆」「-ity = 性質」を組み合わせて「公にする感じ」という連想をするのがポイントです。
- “publicize” など関連語とのセットで覚えると、一緒に活用・フレーズを習得できます。
- 品詞: 名詞(countable / uncountable で使われることが多いですが、文脈によります)
- 活用形: 名詞のため、複数形は通常 “impairments” と表記します(例: various impairments)。
- 他の品詞例: “impair” (動詞) → “to impair” (能力や機能を損なう)
- 接頭語: なし
- 語幹: “impair” → 「損なう・悪化させる」という意味を持つ。
- 接尾語: “-ment” → 「動作や状態の結果」を表す名詞化の接尾語。
- impair (動詞) : 損なう、悪化させる
- impairing (形容詞) [あまり一般的ではない] : 損なっている、悪化させるような
- hearing impairment → 聴覚障害
- visual impairment → 視覚障害
- cognitive impairment → 認知機能障害
- memory impairment → 記憶障害
- speech impairment → 言語障害
- physical impairment → 身体的機能障害
- impairment evaluation → 障害評価
- financial impairment → 財務上の損失や資産価値の毀損
- impairment of function → 機能の損失
- severe impairment → 重度の障害
- “impair” は、古フランス語の “empairer”(悪化させる)に由来し、さらにラテン語の “peior(より悪い)” に遡ると言われています。
- “-ment” はフランス語から英語に入った名詞化の接尾語で、「状態」や「結果」を表します。
- 主に健康、機能、能力などが損なわれた状態を示し、医学的・法的あるいは公式文書で頻繁に使われます。
- カジュアルに使うというよりは、フォーマルまたは専門的文脈で使用されることが多いです。
- 「障害」と訳される場合がありますが、日常レベルでは “disability” の方が一般的に使われるケースもあり、微妙なニュアンスとして “disability” より症状や状態変化に焦点があるといえます。
名詞 (countable / uncountable)
- 場合によっては「1つの障害」「複数の障害」のように数えられますが、多くは抽象的に「機能障害」という意味で不可算名詞として扱われることが多いです。文脈に応じて “an impairment” や “some impairment” と変化します。
- 場合によっては「1つの障害」「複数の障害」のように数えられますが、多くは抽象的に「機能障害」という意味で不可算名詞として扱われることが多いです。文脈に応じて “an impairment” や “some impairment” と変化します。
一般的な構文例
- “Subject + suffer from + impairment”
- 例: She suffers from a cognitive impairment.
- 例: She suffers from a cognitive impairment.
- “Impairment in + [機能/能力]”
- 例: There is a noticeable impairment in his speech.
- “Subject + suffer from + impairment”
イディオム:
- 特定のイディオムとしてはあまり多くありませんが、医療や法律文書で “impairment of [機能]” という表現が定型句のように用いられます。
フォーマル / カジュアルの違い:
- “impairment” はフォーマル寄りの単語であり、日常会話でカジュアルに使われることは少ないです。
“My grandfather has a slight hearing impairment, so we speak a bit louder for him.”
(祖父は軽い聴力障害があるので、私たちは少し大きな声で話します。)“She mentioned she had a visual impairment, so she needs special reading glasses.”
(彼女は視覚障害があると言っていたので、特別な読書用メガネを必要とします。)“I didn’t realize his speech impairment was temporary due to a minor surgery.”
(彼の言語障害が小さな手術による一時的なものだとは気づきませんでした。)“The company must report any financial impairment on its assets to the shareholders.”
(その企業は資産に関する財務上の損失を株主に報告しなければなりません。)“We need to accommodate employees who have any form of impairment, ensuring an inclusive environment.”
(あらゆる形態の障害を持つ従業員を受け入れ、包括的な職場環境を整備する必要があります。)“A sudden economic downturn could lead to impairment of our investment portfolio.”
(急な景気後退が投資ポートフォリオの損失につながる可能性があります。)“This study examines the correlation between cognitive impairment and aging.”
(この研究では、認知機能障害と加齢の相関関係を調査します。)“Patients with severe liver impairment should follow a strict diet under medical supervision.”
(重度の肝機能障害を持つ患者は、医師の監督のもと厳格な食事療法を行うべきです。)“The assessment of impairment is critical for determining the appropriate intervention strategies.”
(適切な介入策を決定するには、障害の評価が非常に重要です。)- disability (障害)
- 一般的に身体的・精神的能力が制限される状態。法律や社会制度の文脈で使われやすい。
- 一般的に身体的・精神的能力が制限される状態。法律や社会制度の文脈で使われやすい。
- damage (損傷)
- モノや身体の物理的・直接的な破損に焦点がある。
- モノや身体の物理的・直接的な破損に焦点がある。
- defect (欠陥)
- 生まれつきの問題点や、製品・仕組みなどの欠陥を示す。
- 生まれつきの問題点や、製品・仕組みなどの欠陥を示す。
- deficiency (不足、欠乏)
- 必要な要素・栄養などが欠けていることを示す。
- 必要な要素・栄養などが欠けていることを示す。
- improvement (改善)
- enhancement (向上、強化)
IPA:
- 米国英語 (AmE): /ɪmˈpɛr.mənt/ (イン・ペア・メント)
- 英国英語 (BrE): /ɪmˈpeə.mənt/ (イン・ペア・メント)
- 米国英語 (AmE): /ɪmˈpɛr.mənt/ (イン・ペア・メント)
強勢(アクセント): “-pair-” の部分に強勢があります。
よくある発音の間違い: “im” 部分を「エム」と発音しがち、正しくは「イム」のイメージです。
スペルミス:
- “imparement” や “impairmant” と綴るミスが多いので注意が必要。正しくは “-pair-” + “-ment” です。
同音異義語との混同:
- 同音異義語は特になし。ただし、単語の最初の “im-” を “in-” と混同しないよう注意。
試験対策:
- TOEIC や英検などのリーディングやリスニングで、健康やビジネスなど専門性を帯びたトピック内で登場する可能性があります。
- “impairment” はややフォーマルな単語なので、文脈を正しく理解しておくことが大切です。
- TOEIC や英検などのリーディングやリスニングで、健康やビジネスなど専門性を帯びたトピック内で登場する可能性があります。
- “impair”は“弱める”という意味:
“repair” は「修理」→ 「元に戻す」イメージ。 “impair” はその逆方向として「損なう」。 - “impair” + “-ment”:
「損なう」動作の結果として生じる“状態” だから「損なわれた状態」。 - 覚えるときは「in ペア する」→「一緒に(共に)悪くなる」イメージなど、ちょっとしたダジャレを思い浮かべるのも手かもしれません。
- 英語: “the powerful effect or influence that something has on a situation, process, or person”
- 日本語: 「何かが状況・過程・人に与える強い影響、衝撃」
- 動詞形: “to impact”(影響を与える・衝撃を与える)
例: “Social media can impact our daily life in many ways.” - B2(中上級)
よく議論や文章中で用いられ、抽象的な話題や意見交換で登場しやすい単語です。 - 接頭辞「im-」: 「中に」「内側へ」というニュアンスを持つ場合が多い
- 語幹「pact」: ラテン語源で「打ち込む」「ぶつける」ような意味合いを含みます
- “impaction” (名詞): 詰まり、衝突、不動化など
- “impactful” (形容詞): 影響力の大きい、強いインパクトを持つ
- make an impact on ~(~に影響を与える)
- high-impact (大きな影響を伴う)
- negative impact (悪影響)
- environmental impact (環境への影響)
- impact assessment (影響評価)
- impact factor (影響度指数、学術雑誌の評価指標など)
- direct impact (直接的な影響)
- significant impact (重要な影響)
- economic impact (経済的影響)
- impact analysis (影響分析)
- ラテン語 “impactus” (impingereの過去分詞) に由来し、「打ち込む、突き当たる」という意味を持ちます。
- 元々は物理的な衝突を表す言葉でしたが、現在では比喩的に「影響」や「効果」の意味で非常に広く使われます。
- 「強い影響」「強烈な印象」を与える語感があります。
- カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使えますが、特に学術論文、ビジネスレポートなどのフォーマルな文章で多用されます。口頭でも「この新商品は市場に大きなimpactを与える」といった言い回しで使います。
- 可算扱い과不可算扱い:
- 可算: 「影響(個々のインパクト)」を焦点に置く場合に “an impact / impacts” と数えたりします。
- 不可算: 「影響」という抽象的な概念全体を指すときに不可算として扱われることが多いです。
- 可算: 「影響(個々のインパクト)」を焦点に置く場合に “an impact / impacts” と数えたりします。
- “have an impact on+名詞” / “make an impact on+名詞”
例: “The new policy has a huge impact on society.” - フォーマル: ビジネス文書、学術論文などで「影響」や「効果」を論じるときに頻繁に使用
- カジュアル: 口語表現でも「This movie had a big impact on me.」のように自然に使われます。
“That book had such an impact on how I see the world.”
- (あの本は私の世界観にとても強い影響を与えた。)
- (あの本は私の世界観にとても強い影響を与えた。)
“We need to consider the impact of our actions on others.”
- (私たちの行動が他人に与える影響を考慮する必要があるね。)
- (私たちの行動が他人に与える影響を考慮する必要があるね。)
“Social media can have a huge impact on our daily routine.”
- (ソーシャルメディアは私たちの日々の生活に大きな影響を与え得るよ。)
- (ソーシャルメディアは私たちの日々の生活に大きな影響を与え得るよ。)
“The marketing strategy had a significant impact on our sales.”
- (そのマーケティング戦略は当社の売上に重要な影響を与えました。)
- (そのマーケティング戦略は当社の売上に重要な影響を与えました。)
“We should analyze the potential impact of the new policy.”
- (新しい方針がもたらしうる影響を分析すべきです。)
- (新しい方針がもたらしうる影響を分析すべきです。)
“Their feedback made a positive impact on our product design.”
- (彼らのフィードバックは私たちの製品デザインに良い影響をもたらしました。)
- (彼らのフィードバックは私たちの製品デザインに良い影響をもたらしました。)
“This research aims to examine the impact of climate change on coastal ecosystems.”
- (この研究は沿岸生態系に対する気候変動の影響を調査することを目的としています。)
- (この研究は沿岸生態系に対する気候変動の影響を調査することを目的としています。)
“The study evaluates the impact of digital education tools on student performance.”
- (この研究はデジタル教育ツールが学生の成績に及ぼす影響を評価しています。)
- (この研究はデジタル教育ツールが学生の成績に及ぼす影響を評価しています。)
“We must consider the socioeconomic impacts when implementing new regulations.”
- (新しい規制を導入するときは、社会経済的な影響を考慮しなければなりません。)
- (新しい規制を導入するときは、社会経済的な影響を考慮しなければなりません。)
- effect(効果、影響)
- “effect”は結果として生じる「効果」を強調する傾向がある。
- “effect”は結果として生じる「効果」を強調する傾向がある。
- influence(影響)
- “influence”は「間接的な影響」を表すことが多い。
- “influence”は「間接的な影響」を表すことが多い。
- consequence(結果)
- 「結果」寄りのニュアンスで、出来事から派生する事象に焦点がある。
- insignificance(取るに足りないこと)
- “impact”の「大きな影響」に対して、ほとんど影響がないことを表す言葉。
- 米: /ˈɪm.pækt/
- 英: /ˈɪm.pækt/
※ アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはなく、どちらも第一音節 “IM” にアクセントがきます。 - 最初の “im-” の部分に強勢があります。 “IM-pact” のように発音するのがポイントです。
- アクセントを後ろの “-pact” に置いて「im-PACT」と発音してしまうミス。
- 母音 “a” を曖昧にしすぎて “ɪmpəkt” のようにならないように注意します。
- スペリングミス: “impact” を “impakt” などと書き間違えないよう注意。
- 同形異音 / 同音異義語との混同: 特に “impacted” (詰まっている、影響を受けた) などの形容詞的用法と混同しやすいことがあります。
- TOEIC・英検などの試験対策:
- ビジネスや環境問題などのテーマで「影響」を述べる問題によく出題されます。
- フレーズ “have an impact on” は使いこなしたい表現の一つです。
- ビジネスや環境問題などのテーマで「影響」を述べる問題によく出題されます。
- “im-” = 「中に」+ “pact” = 「詰める」→「衝撃・影響を中に詰め込む」イメージをもつと覚えやすいです。
- 何かがぶつかって強く影響を与える様子をイメージすると「impact」の本来の意味を思い出しやすくなります。
- “have an impact on …” の表現を何度も声に出して練習しておくと、日常やビジネスで即戦力として使いやすくなります。
- 英語での意味: Visual images, designs, or the art of creating them.
- 日本語での意味: 視覚的なイメージやデザイン、またはそれを作り出す技術のこと。
- CEFR レベルの目安: B2(中上級)
- B2:日常会話だけでなく、ある程度専門性のある話題にも対応できるレベル
- graphics は「グラフィックス」として名詞の複数形ですが、通例「単数/複数扱い」どちらにもなる場合があります。
例) “Graphics are essential in modern web design.” / “Graphics is an important field in computing.” - “graphic” が形容詞として使われると、「生々しい」「視覚的な」「グラフィックの」といった意味になります。
例) “graphic design” (グラフィックデザイン) - “graphic” が名詞単数として使われる場合は「一枚のグラフィック、図」という意味にもなります。
- graphic + -s(複数形)
“graphic” はギリシャ語の “graphikos”(書く、描くという意味の “graphein” に由来)から来ています。 - graphic (形容詞): 視覚的な、印象的な、あるいは生々しい
- graphical (形容詞): “graphic” とほぼ同義だが、よりフォーマルな文脈で使われることがある
- graphic designer (名詞): グラフィックデザイナー
- computer graphics (名詞): コンピューターを用いた画像処理や作図など
- computer graphics(コンピューターグラフィックス)
- graphics card(グラフィックスカード)
- graphics software(グラフィックスソフトウェア)
- 3D graphics(3次元グラフィックス)
- graphics processing(グラフィックス処理)
- graphics engine(グラフィックスエンジン)
- design graphics(デザイン用のグラフィックス)
- graphics tablet(ペンタブレット)
- high-resolution graphics(高解像度のグラフィックス)
- vector graphics(ベクター形式のグラフィックス)
- ニュアンス・使用時の注意:
- コンピューター関係やデザインの話のときに「graphics」というと、専門的な画像処理やビジュアル表現を指す場合が多いです。
- 一般的な会話で使う場合は「images」「pictures」を使うほうが分かりやすいこともあります。
- 書き言葉・話し言葉どちらでも使われますが、専門的文脈ではフォーマルに、日常会話ではカジュアルに使われることが多いです。
- コンピューター関係やデザインの話のときに「graphics」というと、専門的な画像処理やビジュアル表現を指す場合が多いです。
可算/不可算:
「graphics」は形は複数形ですが、不可算名詞的にも扱われることがあります。「グラフィックスは〜である」というように単数扱いにする場合もあり、文脈によって変わります。
例) “Graphics is an essential component of this software.” (不可算で単数扱い)
例) “The graphics are stunning in this video game.” (視覚的要素を複数扱い)使用シーン:
- カジュアル: “The game’s graphics look really cool!”
- フォーマル: “The new software focuses on advanced 3D graphics algorithms.”
- カジュアル: “The game’s graphics look really cool!”
- “[Subject] + feature(s) + [adjective] graphics.”
- 例) “This video game features stunning graphics.”
- 例) “This video game features stunning graphics.”
- “There is/are [adjective] graphics in [something].”
- 例) “There are realistic graphics in this simulation.”
- 例) “There are realistic graphics in this simulation.”
- “The graphics in this new phone game are amazing!”
(この新しいスマホゲームのグラフィックスはすごいよ!) - “I’m trying to learn graphics design on my laptop.”
(ラップトップでグラフィックデザインを学ぼうとしてるんだ。) - “Did you see the new console’s graphics? They’re so realistic!”
(新しいゲーム機のグラフィックス見た? すごくリアルだよね。) - “Our marketing campaign needs high-quality graphics to attract customers.”
(顧客を惹きつけるために高品質なグラフィックスが必要です。) - “The presentation’s graphics helped clarify the data.”
(プレゼンのグラフィックスがデータを分かりやすくしてくれました。) - “Could you improve the graphics in our promotional materials?”
(宣伝資料のグラフィックスをもっと良くできませんか?) - “The research paper discusses novel algorithms for real-time 3D graphics rendering.”
(その研究論文では、リアルタイム3Dグラフィックス描画の新しいアルゴリズムについて議論しています。) - “Advanced computer graphics techniques enable photorealistic simulations.”
(高度なコンピューターグラフィックス技術によってフォトリアルなシミュレーションが可能になります。) - “Many scientific visualizations rely heavily on sophisticated graphics.”
(多くの科学的可視化は、高度なグラフィックスに大きく依存しています。) - images(画像)
- 複数枚の写真や絵を指す、より一般的な単語。
- 複数枚の写真や絵を指す、より一般的な単語。
- pictures(絵、写真)
- 日常会話で最も使いやすい表現。
- 日常会話で最も使いやすい表現。
- visuals(ビジュアル、視覚的要素)
- プレゼンや広告などで「視覚的要素」全般を指す、やや広い概念。
- プレゼンや広告などで「視覚的要素」全般を指す、やや広い概念。
- 「graphics」に明確な反意語はありませんが、「text(テキスト)」や「audio(音声)」など、視覚ではなく別の伝達手段を指し示す場合に対比として使われることがあります。
- 発音記号(IPA): /ˈɡræf.ɪks/
- 最初の音節 “graf” に強勢があります: GRA-phics
- アメリカ英語: /ˈɡræf.ɪks/
- イギリス英語: /ˈɡræf.ɪks/
ほぼ同じ発音ですが、母音のニュアンスの違いが若干あるくらいで、大きな変化はありません。 - “gra-phiCS” ではなく、“gra-phics” と、はっきり “グラ” → “フィックス” と区切るイメージです。
- スペルミス:
“graphics” の最後の “-ics” を “-ix” と混同したり、「grafics」と書いてしまったりしないように注意。 - 混同しやすい単語:
“graphic” (単数形) と “graphics” (複数形、全般を指す) を文脈に合わせて正しく使い分けましょう。 - 試験対策:
TOEIC や英検などでは、IT関連やマーケティング関連の文章中に出てくることがあります。
“computer graphics,” “graphics design,” “graphics card” あたりはIT・ビジネス分野の単語として押さえておくとよいです。 - 「グラフィックス」=「視覚的表現にかかわる世界」と覚えるとよいでしょう。
- スペリング:「gra(グラ)+ ph + i + cs(フィックス)」と区切って分解すると混乱を防げます。
- 「graphic art」や「graphic novel」(グラフィックノベル)など、実際によく見るフレーズと合わせて覚えるとさらに記憶しやすくなります。
- 主に「生垣」という意味で、庭や畑、土地の境界を示すために植えられた低木の列を指します。
- 「生垣」を作ることで、プライバシーを保ったり、風よけにしたりするイメージがあります。
- 日常で、「庭の周りに植えられた木や低木の列」というニュアンスでよく使われます。
- 名詞 “hedge” は、複数形で “hedges” となります(例: There are several hedges in the garden.)。
- 動詞 “to hedge” も存在し、「囲む」「遠まわしに言う」「言葉を濁す」という意味合いで使われます。
- 例: “He hedged his statement to avoid controversy.”(彼は議論を避けるためにはっきりした発言を避けた。)
- 例: “He hedged his statement to avoid controversy.”(彼は議論を避けるためにはっきりした発言を避けた。)
- 形容詞 “hedged”(生垣で囲まれた)や “hedgy”(遠回しの、曖昧な表現をする、のようなニュアンス)などが使われることがありますが、あまり一般的ではありません。
- “hedge” は特別な接頭語や接尾語がついているわけではありません。
- 語幹 “hedge” は、主に「生垣」や「境界線としての木々の列」を表します。
- “hedgerow” (農地や道路沿いの生垣の列)
- “hedge trimming” (生垣の手入れ作業・刈り込み)
- “trim the hedge” – 「生垣を刈り込む」
- “plant a hedge” – 「生垣を植える」
- “hedge boundary” – 「生垣の境界」
- “hedge maintenance” – 「生垣の手入れ」
- “row of hedges” – 「生垣の列」
- “tall hedge” – 「背の高い生垣」
- “low hedge” – 「低い生垣」
- “neatly trimmed hedge” – 「きれいに刈り込まれた生垣」
- “overgrown hedge” – 「伸び放題になった生垣」
- “hedge around the garden” – 「庭の周りの生垣」
- “hedge” の語源は古英語の “hecg” からきており、「垣根」「仕切り」を意味していました。
- 歴史的には、イギリスの田舎の風景を象徴するように、農地や私有地の境界を示すために生垣が用いられてきました。
- ニュアンスとしては、もともと「境界の保護」や「目隠し」「仕切り」といった役割のイメージが強いです。
- “hedge” は比較的フォーマルとカジュアルの両方で使われますが、日常の庭や用地管理に関わる文脈ではカジュアルに使われることが多いです。
- 可算名詞として扱われます。1つの生垣については “a hedge”、複数なら “hedges” と数えます。
- 動詞は “to hedge” として別の意味(遠回しに言うなど)を持ちますが、今回の主役は名詞形という点に注意しましょう。
- フォーマル/カジュアルともに使用可能ですが、庭仕事や景観について説明するときなど、どちらかというと日常語です。
- “sit on the hedge/fence” のように、「どっちつかずの状態でいる」というイディオムに近い言い回しがありますが、より一般的なのは “sit on the fence” です。
- “hedge your bets” は動詞としての用法(「リスクを避けるように両方に手を出す」)なので、名詞ではない使い方になります。
“Could you help me trim the hedge in the backyard this weekend?”
(今週末に裏庭の生垣の刈り込みを手伝ってくれない?)“They planted a hedge to separate the garden from the street.”
(彼らは庭と通りを隔てるために生垣を植えた。)“That hedge is getting too tall. It’s blocking the sunlight.”
(あの生垣、伸びすぎだよ。日光を遮っちゃってるんだ。)“Our landscaping project includes adding a decorative hedge around the main entrance.”
(私たちの造園プロジェクトには、正面入り口周辺に装飾用の生垣を設置することが含まれています。)“Please ensure that the hedge is well-maintained for our company’s image.”
(会社のイメージのために、生垣をしっかりと手入れしておいてください。)“We decided to use a boxwood hedge to create a natural border for the outdoor reception area.”
(屋外レセプション会場の境界を作るために、ツゲの生垣を使うことにしました。)“A properly designed hedge can provide efficient windbreaks in agricultural fields.”
(適切に設計された生垣は、農地で効果的な防風林の役割を果たすことができます。)“Studies show that hedges improve biodiversity by offering habitats for small animals.”
(研究によると、生垣は小動物の生息地を提供することで生物多様性を高めることがわかっています。)“In landscape architecture, hedges are often used to define space and create privacy.”
(景観設計では、生垣が空間を区切りプライバシーを確保するためによく利用されます。)- “shrubs”(低木):生垣というよりは個々の低木の集合を指すことが多い。
- “bushes”(茂み):生垣に限らず、低木が生い茂った塊を指す。
- “hedgerow”(生垣の列):長く連なる生垣で、特にイギリスの田園地帯などで道路や畑沿いに植えられたもの。
- 「開放された空間」という意味の反意語ではありませんが、強いていうなら “open fence” や “no enclosure” のように「仕切りのない状態」を指すものが対になりうるかもしれません。
- 発音記号 (IPA): /hedʒ/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに発音に大きな違いはなく、どちらも [ヘッジ] のように読みます。
- “h” の後の短い “e” の母音と、語末の “dʒ” の発音(日本語の「ジ」に近い)が難しいところです。
- “dge” の部分を「ッジ」と短く発音するように注意しましょう。
- スペルミスで “hedge” を “hedg” や “hedgee” と書いてしまうこともあるので注意。
- 同音異義語は特にありませんが、“hedge” (名詞) と “to hedge” (動詞) の使い分けを間違えないようにしましょう。
- TOEICや英検などの試験で頻出する単語ではありませんが、文章中の風景描写や経済・投資(“hedging”)に関する文脈で派生形が出ることがあります。
- “hedge” と “edge” は一文字違い。生垣は土地の “edge” (端) に植えられることが多い、というイメージで覚えると良いでしょう。
- “ヘッジ” というカタカナ表記も日本語で浸透していますが、特に金融用語の “ヘッジ (hedging)” と混同しないように、名詞としては「生垣」を指すとイメージすると覚えやすいです。
- 視覚的に、家や庭の周りを「緑の壁」で囲っている図を思い浮かべると印象に残りやすいです。
- bene: ラテン語で「善」「良い」を表す接頭語
- -fic(i)-: ラテン語系で「作る」「なす」という意味を含む要素
- -ary: 「〜に関するもの」「〜する人」を表す接尾語
- benefit (名詞/動詞): 利益、恩恵/利益をもたらす
- beneficial (形容詞): 有益な
- benefactor (名詞): 恩恵を与える人、施主
- primary beneficiary (主要受益者)
- sole beneficiary (唯一の受益者)
- named beneficiary (指名された受益者)
- legal beneficiary (法定受益者)
- potential beneficiary (見込みのある受益者)
- the beneficiary of a trust (信託の受益者)
- insurance beneficiary (保険の受取人)
- ultimate beneficiary (最終的な受益者)
- direct beneficiary (直接の受益者)
- principal beneficiary (主要な受益者)
- ラテン語「bene」(良い)+「facere」(作る)から派生し、benefit(利益)と同じ語源をもつ単語です。
- 歴史的には中世フランス語やラテン語を通じて英語に取り入れられました。
- 法律や金融・保険などフォーマルな場面でしばしば使われます。
- 口語ではあまり頻繁には使わず、主に書き言葉または公的な文書で見かける単語です。
- 「誰が恩恵を受けるか」の焦点を明確にするための単語で、誤解が生じることは少ないですが、カジュアルな文脈では「the person who receives benefits」などと言い換えられることもあります。
- 名詞 (可算): “a beneficiary” (単数), “beneficiaries” (複数)
- 他動詞・自動詞の区別などは特にありませんが、文脈としては「become a beneficiary of…」のように前置詞“of”や“in”とともに用いられます。
be the beneficiary of (something): 「〜の受益者である」
例: I was the beneficiary of my uncle’s will. (私は伯父の遺言の受益者でした)designate someone as a beneficiary: 「誰かを受益者に指定する」
例: They designated their daughter as the sole beneficiary. (彼らは娘を唯一の受益者に指定した)named beneficiary: 既に名指しされている受益者のことを言う。
例: She is the named beneficiary in her mother’s life insurance policy. (彼女は母親の生命保険の名指しされた受取人だ)“I just found out I’m the beneficiary of my grandfather’s trust.”
(おじいちゃんの信託の受益者だとわかったよ。)“She named her children as the beneficiaries of her insurance policy.”
(彼女は保険の受取人として子どもたちを指定したんだ。)“I didn’t realize I was a beneficiary until I received the letter.”
(手紙を受け取るまで、私が受益者だとは気づかなかったよ。)“Please ensure the correct details of the beneficiary are entered into the payment system.”
(支払いシステムに受益者(支払先)の正確な情報が入力されているか確認してください。)“The sole beneficiary of the company’s new pension plan is the long-time employees’ union.”
(その会社の新しい年金制度の唯一の受益者は古参従業員の組合です。)“We need to clarify who the main beneficiary of this acquisition will be.”
(今回の買収で誰が主な受益者になるのか明確にする必要があります。)“In many social welfare models, the beneficiaries are often low-income individuals or families.”
(多くの社会福祉モデルでは、受益者はしばしば低所得者や家族です。)“The research grant clearly stipulates the beneficiary institutions.”
(その研究助成金は、どの機関が受益者になるか明確に規定しています。)“The court ruled in favor of the beneficiary, citing the terms of the will.”
(裁判所は遺言書の条件を引用して受益者側に有利な判決を下しました。)- recipient (受取人)
- ニュアンス: 単に「何かを受け取る人」という意味。フォーマル・カジュアルどちらでも使える。
- ニュアンス: 単に「何かを受け取る人」という意味。フォーマル・カジュアルどちらでも使える。
- heir (相続人)
- ニュアンス: 主に遺産相続にフォーカスするときに使う。より法律的。
- ニュアンス: 主に遺産相続にフォーカスするときに使う。より法律的。
- inheritor (相続人、継承者)
- ニュアンス: 遺産、文化なども含めて「継承する人」に焦点を当てる単語。
- ニュアンス: 遺産、文化なども含めて「継承する人」に焦点を当てる単語。
- grantee (補助金などの受領者)
- ニュアンス: grants(助成金)の文脈による受取人。
- ニュアンス: grants(助成金)の文脈による受取人。
- benefactor (恩恵を与える人、施主)
- ニュアンス: “beneficiary”に利益を与える側。
- ニュアンス: “beneficiary”に利益を与える側。
- donor (寄付者)
- ニュアンス: 指定した人や団体に資金や物資を寄付する人。
- ニュアンス: 指定した人や団体に資金や物資を寄付する人。
- 発音記号(IPA): /ˌbɛnɪˈfɪʃəri/
- 強勢: 第3音節の “fi” にアクセントが来ます(be-ne-fi-ciary)。
- アメリカ英語: ベネフィシェリー(rをはっきり発音)
- イギリス英語: ベネフィシアリィ(後ろのrが弱く、やや曖昧に聞こえる)
- スペルミス: 「-ciary」の部分を「-siary」や「-shary」と書き間違える人が多いので要注意。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、beneficiary と beneficial(形容詞)で混同がよく起こります。
- 試験対策: TOIECや英検の長文中で、金融や保険、法律・賃貸契約などの話題に登場しやすい単語です。選択肢として「benefactor」と対比されることも多いため、対義語の区別をしっかり覚えておくとよいでしょう。
- 「bene-」=「良い」という語源を覚えておけば、「benefit(利益)」や「benefactor(恩恵を与える人)」もセットで理解しやすいです。
- 「良い(bene)」を「もらう人(-ary)」 = beneficiary と覚えるとスペリングも思い出しやすくなります。
- 何かを「受け取るイメージ」が強いので、保険金や遺産をもらう人が真っ先に思い浮かぶと覚えやすいです。
- A device or person that controls or maintains the level, speed, or functioning of a system or process.
- 調整装置(圧力や速度などを一定に保つ機械)
- 規制当局(法律やルールを作り、守らせる組織)
- 単数形: regulator
- 複数形: regulators
- regulate (動詞): 規制する、調整する
- regulation (名詞): 規制、規則
- regulatory (形容詞): 規制の、規制に関する
- 日常会話だけでなく、ビジネスや専門分野でも比較的使われる重要単語です。
- 語幹: regul- (「規則」や「支配」などのラテン語由来)
- 接尾語: -ator (「~するもの」「~する人」を表す)
- “pressure regulator” — 圧力調整装置
- “voltage regulator” — 電圧調整器
- “financial regulator” — 金融規制当局
- “regulatory framework” — 規制の枠組み
- “government regulator” — 政府の規制当局
- “healthcare regulator” — 医療規制当局
- “speed regulator” — 速度調整装置
- “water flow regulator” — 水の流量調整装置
- “official regulator” — 公式の規制当局
- “to comply with regulators” — 規制当局の規則を遵守する
- ラテン語の “regulare” (「支配する」「整える」)から派生。さらに “regulare” は “rex, regis” (王、支配者)という意味合いにも関連。
- 「調整装置」の場合は主に工業・技術分野で使われます。やや専門的ですが会話でも聞く機会があります。
- 「規制当局」の場合は官公庁や金融・法律などの文脈で使われ、フォーマル度が高いです。
- 感情的な響きは少なく、ビジネスや学術論文などでの使用に適しています。
- 名詞(可算名詞)として扱われる。
- 構文の例:
- “[Subject] + is a regulator of + [object].”
- “The regulator oversees/reviews + [something].”
- “[Subject] + is a regulator of + [object].”
- “act as a regulator”: 調整役・規制役として機能する
- “the market regulator”: 市場の規制当局
- どちらかと言えばフォーマル。技術・専門・ビジネス文書でよく使われる。
- “We need a pressure regulator for our gas stove to ensure consistent heat.”
(ガスコンロに安定した熱量を保つための圧力調整器が必要だね。) - “The voltage regulator in my laptop charger broke, so I have to buy a new one.”
(ノートパソコンの充電器の電圧調整器が壊れちゃったから、新しいものを買わないと。) - “If the fan regulator is not working, the fan might spin too fast.”
(扇風機の調整装置が壊れているなら、扇風機が速く回りすぎるかもしれないよ。) - “The financial regulator imposed new rules on banking institutions.”
(金融規制当局が銀行に新しい規則を課しました。) - “We must submit our proposal to the government regulator for approval.”
(私たちは政府の規制当局に承認を得るため提案書を提出しなければなりません。) - “Health regulators are inspecting the facility to ensure compliance with standards.”
(医療規制当局が基準の遵守を確認するために施設を検査しています。) - “A hormone can act as a regulator of various metabolic processes in the body.”
(ホルモンは体内のさまざまな代謝プロセスの調整役として働くことがあります。) - “The study focuses on gene regulators that influence cell differentiation.”
(この研究は細胞の分化に影響を与える遺伝子調整因子に焦点を当てています。) - “Environmental regulators establish guidelines to protect endangered species.”
(環境保護の規制当局は絶滅危惧種を保護するための指針を策定しています。) - controller (コントローラー)
- より広範に「制御する装置や人」を指す。IT分野などでよく使われる。
- より広範に「制御する装置や人」を指す。IT分野などでよく使われる。
- governor (ガバナー)
- 機械分野では「調速機」、政治では「州知事」の意味があるので文脈に注意。
- 機械分野では「調速機」、政治では「州知事」の意味があるので文脈に注意。
- supervisor (監督官、上司)
- 人を監督・指揮する意味合いが強く、「regulator」のように物や機械には使わない。
- 人を監督・指揮する意味合いが強く、「regulator」のように物や機械には使わない。
- none: 「調整する」という意味において明確な反意語は少ないが、あえて言えば “deregulator” (規制緩和を推進する人/機関) が対立概念となりうる。
- IPA(米音): /ˈrɛɡjəleɪtər/(レギュレーター)
- IPA(英音): /ˈrɛɡjʊleɪtə/(レギュレイター)
- 第1音節 “re-” に強勢が置かれる: RE-gu-la-tor
- “re-gu-la-tor” を “re-glei-tor” のように速く言いすぎて曖昧な発音になる。しっかり “re-gyu” または “re-gju” のように発音すると通じやすい。
- スペル: “regulator” を “regulater” と書いてしまうミス。
- “regulator” と “regulate” (動詞) の混同。名詞と動詞を混ぜないよう注意。
- 試験対策としては、TOEICや英文法問題などで「規制当局の役割」や「装置の説明」に関連して出題される可能性がある。
- “regular” (定期的な、規則正しい)とつながっているイメージで覚えると良いです。レギュレーターは“regularity(規則正しい状態)”を保ちたい時に使う装置や組織、と考えると記憶しやすいでしょう。
- 機械分野では「安定させるパーツ」、社会や行政分野では「ルールを決めて秩序を保つ人・機関」というイメージを持つと、文脈に応じて使い分けられます。
- To move or fall suddenly and often violently forward or downward.
- To thrust or throw forcibly into something.
- 急に(勢いよく)前方や下方に落ち込む、飛び込む。
- (何かに)突っ込む、投げ込む、押し込む。
- 原形: plunge
- 三人称単数現在形: plunges
- 現在分詞/動名詞: plunging
- 過去形: plunged
- 過去分詞: plunged
- 名詞形: plunge (例: “a plunge in prices”「価格の急落」)
- 「plunging」を形容詞的に使う場合もあります (例: “a plunging neckline”「深く切り込んだ襟ぐり」)。
- B2(中上級): 抽象的な場面(相場の急落や感情の急な変化など)で使われることが多いが、日常表現としても扱われるため、やや難易度は高めです。
- 特定の接頭語・接尾語は含まれていませんが、語幹は
plung-
です。 - 由来は後述の語源部分を参照してください。
- plunge (名詞): 飛び込み、急落
- plunging (形容詞): 深く切れ込んだ、急に落ち込むような
- plunge into darkness (暗闇に飛び込む)
- plunge into water (水の中へ飛び込む)
- prices plunge (価格が急落する)
- plunge off a cliff (崖から飛び降りる)
- plunge in sales (売上の急落)
- plunge into despair (絶望に陥る)
- plunge headfirst (頭から突っ込む)
- plunge forward (前に飛び込む)
- currency plunge (通貨の急落)
- plunge the economy into recession (経済を不況に陥れる)
- 中英語の “plungen” (古フランス語 “plonger” から)
- ラテン語 “plumbare” (plumbum「鉛」を由来とし、水中の深さを測る動作が原義)
- 「急落する」「急に突入する」という突発的・激しい動きを強調するニュアンスがあります。
- 口語でも書き言葉でも使えますが、急激な変化を表す際に好まれるので、ニュース記事などフォーマルな文章でもよく見られます。
- “Take the plunge”のように比喩的に「思い切って挑戦する」という表現で使われることもあります。
- 自動詞として: “The stock prices plunged.”(株価が急落した)
- 他動詞として: “She plunged the knife into the cake.”(ナイフをケーキに突き刺した)
- Plunge + [副詞/前置詞句]
- “He plunged forward unexpectedly.”(彼は突然前方へ猛然と飛び出した)
- “He plunged forward unexpectedly.”(彼は突然前方へ猛然と飛び出した)
- Plunge into ~
- “She plunged into her studies.”(彼女は勉強に没頭した)
- “She plunged into her studies.”(彼女は勉強に没頭した)
- Take the plunge (イディオム)
- 「思い切ってやってみる」「決心して飛び込む」
- ニュース記事(フォーマル)や日常の会話(カジュアル)どちらでも頻出。
- “I’m going to take the plunge and try skydiving this weekend!”
(思い切って今週末スカイダイビングをやってみるつもりだよ!) - “The puppy plunged into the pond chasing a frog.”
(子犬がカエルを追いかけて池に飛び込んだよ。) - “I plunged my hands into my pockets to keep them warm.”
(手を温めるためにポケットに手を突っ込んだ。) - “Sales have plunged since the new competitor entered the market.”
(新しい競合が市場に参入してから売上が急落しています。) - “The currency plunged in value after the announcement.”
(その発表を受けて通貨の価値が急落しました。) - “Some investors decided to take the plunge and invest heavily in tech startups.”
(投資家の中には思い切ってテック系スタートアップに大量投資する人もいました。) - “The graph indicates that the population of certain species plunged over the last decade.”
(グラフによると、この10年で特定の種の個体数が急激に減少しています。) - “Following the experiment, the temperature plunged dramatically.”
(実験の後、温度が劇的に下がりました。) - “In economics, we often see how markets can plunge due to sudden global events.”
(経済学では、世界的な出来事が発生すると市場が急落することがよくわかります。) - dive (潜る、飛び込む)
- “He dived into the pool.” → 水に飛び込む動作がフォーカスされる。
- “Plunge”より勢いが強いイメージは少し弱め。
- “He dived into the pool.” → 水に飛び込む動作がフォーカスされる。
- drop (落ちる、下がる)
- “The temperature dropped overnight.” → 緩やかにも使える。
- “Plunge”のような急激な落下ではない場合にも使いやすい。
- “The temperature dropped overnight.” → 緩やかにも使える。
- descend (降りる、下る)
- “They descended the stairs.” → 慎重に降りるイメージにも使う。
- “Plunge”ほどの急激・暴力的なイメージはない。
- “They descended the stairs.” → 慎重に降りるイメージにも使う。
- dip (少し下がる、一時的に下がる)
- “Stock prices dipped slightly but recovered.” → 少し下がるイメージ。
- “Plunge”のような急落とは強度が異なる。
- “Stock prices dipped slightly but recovered.” → 少し下がるイメージ。
- rise(上昇する)
- ascend(上る)
- soar(急上昇する)
- 発音記号(IPA): /plʌndʒ/
- カタカナ表記に近い発音: 「プランジ」
- カタカナ表記に近い発音: 「プランジ」
- アクセントは先頭の「pl-」にあります。
- アメリカ英語 / イギリス英語: 大きな違いはなく、どちらも /plʌndʒ/ で発音されます。
- よくある間違い: “plunge”を「プランチ」と読んでしまうことがありますが、「ʌ」は「あ」(日本語の「ア」に近い音)と「o」の中間の発音です。
- スペリングミス: 「plung」や「plunch」と誤記しがちです。語末は「-ge」です。
- 同音異義語: “plunge”とそっくりな単語は少ないですが、「plunger」(ラバーカップ)はまったく別の名詞なので注意。
- 試験対策: TOEIC、英検で「急落する」「勢いよく飛び込む」といった文脈で出題される場合があります。また、ビジネス英文や金融ニュースで目にする機会が多い動詞です。
- 「思い切ってプールに飛び込む」 → “plunge into the pool”というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “Take the plunge” は「怖いけど思い切ってやってみる」というときにぴったりのフレーズなので、日常会話でも便利。
- 語尾の「ge」が日本語になかなかない音ですが「じぃ」のように意識すると発音がスムーズになります。
- 現在形: defer
- 過去形: deferred
- 過去分詞形: deferred
- 現在分詞形: deferring
- To postpone or delay something.
- To submit to another’s opinion or wishes out of respect.
- (予定や決定などを)延期する。
- (敬意を込めて)他人の意見や判断に従う。
- 他の品詞例:
- 名詞: deference(敬意、服従)
- 形容詞: deferential(敬意を表す、へりくだった)
- 名詞: deference(敬意、服従)
- 語幹: fer
- 接頭語: de-(離れた方向へ、下へ)
- defer payment(支払いを延期する)
- defer a decision(決定を延期する)
- defer judgment(判断を保留する)
- defer action(行動を先延ばしにする)
- defer to authority(権威に従う)
- defer to someone’s expertise(人の専門知識を尊重して従う)
- defer the meeting(会議を後日に延期する)
- defer the response(返答を先延ばしにする)
- defer military service(兵役を延期する/猶予を与える)
- defer further discussion(さらに詳しい議論を延ばす)
- 延期したい場合: 「後回しにする」ニュアンス。カジュアルに「put off」と同じように使われる場合もありますが、「defer」のほうがややフォーマル。
- 意見を譲る場合: 「敬意を払って相手に従う」という敬語的ニュアンスがあります。
自動詞/他動詞:
- 「延期する・先延ばしにする」場合は他動詞として「defer + 目的語」で使われます。
- 「敬意を払って従う」場合は自動詞的にも使われ、「to + 人/意見/権威」の形をとります。(例: I defer to your judgment.)
- 「延期する・先延ばしにする」場合は他動詞として「defer + 目的語」で使われます。
一般的な構文
- defer + 名詞
- 例: We should defer the final decision.
- 例: We should defer the final decision.
- defer + 動名詞 / defer + V-ing(あまり多くないが見られる)
- 例: They decided to defer signing the contract.
- 例: They decided to defer signing the contract.
- defer to + 代名詞 / 名詞
- 例: I will defer to her expertise on this matter.
- defer + 名詞
フォーマル度
- 他の類似語「postpone」「delay」に比べてフォーマル・公式文書や法律的文脈で使われることが多い印象があります。
- “Can we defer our trip until next month? I’m too busy right now.”
(来月まで旅行を延期できない? 今すごく忙しくて。) - “I think we should defer this discussion until we have more information.”
(もっと情報が入るまで、この議論は延期したほうがいいと思うよ。) - “Since you’re the expert, I’ll defer to you on this issue.”
(あなたが専門家だから、この件はあなたに従うよ。) - “We decided to defer the product launch due to market conditions.”
(市場状況により、製品の発売を延期することにしました。) - “Let’s defer any further investment until next quarter.”
(投資は次の四半期まで先送りにしましょう。) - “I will defer to the legal team’s opinion regarding this contract.”
(この契約に関しては、法務チームの意見に従おうと思います。) - “The committee voted to defer the approval of the new curriculum.”
(委員会は新しいカリキュラムの承認を先送りすることに投票で決定した。) - “Researchers often defer publication to verify the results thoroughly.”
(研究者たちは結果を十分に検証するため、しばしば発表を先延ばしにする。) - “In cases of conflicting data, we often defer to established theories.”
(データが食い違う場合は、よく既存の理論に従うことが多い。) 類義語
- postpone(延期する)
- “postpone the meeting” と言うと、会議を単純に後ろにずらすカジュアルな表現。
- “postpone the meeting” と言うと、会議を単純に後ろにずらすカジュアルな表現。
- delay(遅らせる、延期する)
- “delay the process” のように、予定より遅れるというニュアンスが強い。
- “delay the process” のように、予定より遅れるというニュアンスが強い。
- put off(延期する、先延ばしにする)
- 口語的でカジュアルな言い方。 “Let’s put off the meeting.”
- 口語的でカジュアルな言い方。 “Let’s put off the meeting.”
- postpone(延期する)
反意語
- carry out(実行する)
- proceed(実行に移す)
- decide now(即決する)
など、延期せずに「すぐ・予定通り実行する」ニュアンスの単語が反意語として考えられます。
- carry out(実行する)
- 発音記号(IPA): /dɪˈfɜːr/
- アメリカ英語: /dɪˈfɝː/ (“ファー”のように r を強く発音)
- イギリス英語: /dɪˈfɜːr/ (長母音 “ɜː” に続いて r はあまり強く巻き舌にしない)
- アメリカ英語: /dɪˈfɝː/ (“ファー”のように r を強く発音)
- スペルミス: defer と differ はつづりが似ていますが、意味は全然違いますので注意しましょう。
- defer = 延期する/譲る, differ = 異なる
- defer = 延期する/譲る, differ = 異なる
- 同音異義語との区別: 英語で同音異義語はありませんが、アクセントの移動などによる誤解に注意。
- TOEICや英検などでの出題傾向: ビジネスメールや契約書、会議資料などを読むリーディング問題で「延期」という意味の文脈で登場することがあります。また、敬意を表して「相手に従う」という用法も上級レベルのリーディングで目にすることがあります。
- 「de-」は「離れる、下へ」のイメージ、
- 「fer」 は「運ぶ・持つ」のイメージ
The capitalist invested in a new business venture.
The capitalist invested in a new business venture.
解説
資本家は新しい事業に投資しました。
capitalist
以下では「capitalist」という英単語について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語: capitalist
品詞: 名詞、形容詞
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語両方)
活用形
派生形(他品詞例)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや一般的な構文
5. 実例と例文
① 日常会話での例文
② ビジネスシーンでの例文
③ 学術/アカデミックシーンでの例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “capitalist” の詳細解説となります。資本主義を理解する上で頻出する単語ですので、政治経済に関する記事や討論などでどのように使われているかに注目すると、理解が深まるでしょう。
資本家
《まれ》資本主義者
The company used social media for publicity.
The company used social media for publicity.
解説
会社は広報のためにソーシャルメディアを利用しました。
publicity
1. 基本情報と概要
単語: publicity
品詞: 名詞 (不可算名詞)
英語の意味:
日本語の意味:
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「publicity」はビジネス・メディアの世界で頻出ですが、日常会話でも「有名になること」「注目を集めること」を表す便利な単語です。スペリングや発音、派生語と絡めておさえれば、理解度が深まります。ぜひ実際の会話や文章でも使ってみてください。
広く知られていること,周知;評判
(…についての)宣伝,広報《+about+名》;(…の)広報《+for+名》
She overcame her impairment and achieved great success.
She overcame her impairment and achieved great success.
解説
彼女は障害を乗り越え、大きな成功を収めました。
impairment
1. 基本情報と概要
英語: impairment
日本語: 機能障害、損傷、または悪化した状態
名詞として「impairment」は、何らかの能力や機能が低下した状態を指します。たとえば、「hearing impairment」なら聴力障害、「visual impairment」なら視覚障害というように、通常は健康や機能面の弱さや損なわれた部分を表現するときに使われます。フォーマルな文章でもよく使われますが、医療やビジネス、学術的な文脈でも目にする単語です。「何かが正常よりも弱くなっている、または十分に機能していない状態」を指すニュアンスがあります。
CEFR レベル: B2(中上級)
「impairment」は、一般の日常会話よりも少し専門的な場面に出てきやすい単語です。学術や仕事などで出現頻度が高く、B2〜C1 レベルのボキャブラリーに相当すると考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
「impairment」は、「impair(損なう)」に「-ment(〜の状態、結果)」がついた形で、「機能が損なわれた状態」を指します。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例 (3文)
ビジネスシーンでの例 (3文)
学術的・専門的な文脈での例 (3文)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
“impairment” は状態の悪化・損なわれに焦点がありますが、これらの反意語は機能が向上する場合に用いられます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “impairment” の詳細解説です。健康や機能に関する文脈でよく登場する重要語なので、文脈を押さえて使い分けができるようになると、より正確でフォーマルな英語表現が身につきます。
損傷;障害;悪化,低下;減少
《会計》減損
The earthquake had a significant impact on the city.
The earthquake had a significant impact on the city.
解説
地震は市に大きな衝撃を与えました。
impact
〈U〉〈C〉(…の…に対する)衝突,衝撃《+of+名+against(on,upon,with)+名》 / 〈C〉(…の…に対する)影響(influence)影響力《+of+名+on(upon, against)+名》 / 他動 / 〔~に〕影響を与える[及ぼす] / 〔~を〕詰め込む / 〔~に〕激突する / 自動 / 影響を与える[及ぼす] / 激突する
1. 基本情報と概要
● 単語
impact(インパクト)
● 品詞
名詞(可算・不可算両方で使われる場合があります)
● 意味(英語 / 日本語)
「impact」という単語は、物理的な衝撃(ぶつかったときの物理的な力)にも使われますが、多くの場合は「ある出来事や要因がもたらす影響・インパクト」というニュアンスで使われます。「大きな影響を及ぼす」「強い衝撃を与える」といった意味合いを表すので、会話や文章の中で「この出来事はこういう影響を与えた」という場面で使います。
● 活用形
名詞形は単数形の “impact” と、複数形の “impacts” があります。
● 他の品詞例
● CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
● 語構成
このように“impact”はもともと「中に打ち込む」「押し込む」といった印象を残す構成となっています。現在では物理的な衝突だけでなく、比喩的に「影響力」を表す言葉として幅広く使われます。
● 関連語 / 派生語
● よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
● 語源
●ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
● 名詞としての用法
● 一般的な構文・イディオム
● フォーマル/カジュアルの使い分け
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的・アカデミックな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
● 類義語 (Synonyms)
● 反意語 (Antonym)
7. 発音とアクセントの特徴
● IPA表記
● 強勢(アクセント)
● よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞 “impact” の詳細解説です。物事がその他の事柄や人々に与える「強い影響」を示す力強い単語なので、英語のコミュニケーションでぜひ活用してみてください。
〈C〉(…の…に対する)影響(influence)影響力《+of+名+on(upon, against)+名》
他動
〔~を〕詰め込む
〔~に〕激突する
自動
影響を与える[及ぼす]
激突する
〈U〉〈C〉(…の…に対する)衝突,衝撃《+of+名+against(on,upon,with)+名》
〔~に〕影響を与える[及ぼす]
I studied graphics in college.
I studied graphics in college.
解説
私は大学で製図法を勉強しました。
graphics
1. 基本情報と概要
単語: graphics
品詞: 名詞(複数形)
「graphics」は、コンピューター上の画像処理やデザイン、イラスト、アニメーションなど、視覚的に表現する要素全般を指す単語です。「グラフィックス」という形でカタカナで使われることも多く、デジタルの世界、特にコンピューター関連(ゲームやデザインソフトなど)で広く使われます。日常的には「画像」や「視覚的表現」というニュアンスになります。
活用形・他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
「graphics」の語源は、ギリシャ語の “graphein”(書く、描く)です。もともとは文字や絵を描くことから派生し、現代ではデジタル技術を使った画像制作・表示を含めた幅広い領域を指します。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的/context(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“graphics” はコンピューターやデザイン技術のニュアンスが強いですが、「images」「pictures」はより日常的で幅広いイメージを指します。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントの位置
アメリカ英語とイギリス英語
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “graphics” の詳細な解説です。コンピューターやアート、デザインの分野では非常によく使われる重要単語なので、あわせて関連語も学習してみてください。
《単数扱い》製図法
《複数扱い》=graphic arts
I trimmed the hedge in my garden.
I trimmed the hedge in my garden.
解説
私は庭の生け垣を刈りました。
hedge
1. 基本情報と概要
単語: hedge
品詞: 名詞 (名詞としての「hedge」)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
派生語・活用形について
2. 語構成と詳細な意味
類縁語や関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な表現やイディオム
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的・専門的
6. 類義語・反意語と比較
類義語
類義語との違いは、“hedge” は「囲い」や「境界」として植えられたものを明確に指します。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
これで、名詞 “hedge” の詳細説明は以上です。生垣のイメージをしっかり頭に入れつつ、他の派生形や動詞との違いをおさえて使い分けてみてください。
生け垣
(一般に)生根,障壁,境界
(危険などから)守るもの,(…に対する)保護手段《+against+名》
beneficiary address
beneficiary address
解説
〔銀行送金の〕受取人住所
beneficiary
1. 基本情報と概要
単語: beneficiary
品詞: 名詞(countable noun: 可算名詞)
活用形: 単数形 beneficiary, 複数形 beneficiaries
英語の意味: A person or group who receives benefits, profits, or advantages from something (e.g., a will, trust, insurance policy).
日本語の意味: 受益者、利益を受け取る人や団体のこと。例えば遺言書の中で財産を受け取る人、保険金の受取人などを指します。こうした場面で使われ、誰が恩恵を受けるかを示すニュアンスの単語です。
CEFRレベル: B2(中上級)
→ 難易度がやや高く、法律や保険などの少し専門的な文脈でも使われることが多い単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
まとめると、「良いものを受け取る人」というイメージが語構成から見てとれます。
関連単語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
フォーマルな文書(法律・契約書など)でよく使われる表現が多いです。
5. 実例と例文
あらゆる文脈での例文を示します。できるだけ自然な表現を選んでいます。
日常会話
ビジネス
学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
よくある間違いとして、beneficial(有益な)と混同したり、アクセントの位置を誤ったりするケースがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が beneficiary の詳細な解説です。法律や保険などでの利用頻度が高いので、特にビジネスやアカデミック文脈で使いこなせるように練習してみてください。
利益(恩恵)を受ける人
年金(保険金などの)受取人
The regulator is responsible for overseeing the financial industry.
The regulator is responsible for overseeing the financial industry.
解説
規制当局は金融業界の監督を担当しています。
regulator
1. 基本情報と概要
英単語: regulator
品詞: 名詞 (countable noun)
英語での意味:
日本語での意味:
「regulator」は、機械の作動を一定の状態に保つための装置や、法律・ルールを作って社会活動を管理する行政機関・組織を指す単語です。話し言葉ではあまり頻繁には出てこないかもしれませんが、技術系やビジネスの文脈で「調整役」「規制当局」などを指すときに使われます。
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“regulator” は「regulate(調整する)+ -or(人やモノを表す)」で、「調整する装置・機関・人」といった意味合いを持ちます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・よく使われる表現
フォーマル/カジュアル:
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント・強勢
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “regulator” の詳細解説です。技術分野から法律・ビジネス分野まで幅広く使われる単語なので、例文や関連表現を参考にしてしっかり覚えましょう。
調整装置
取り締まり人;規制官;監察官;調整者
標準時計
He decided to plunge into the icy water.
He decided to plunge into the icy water.
解説
彼は氷の水に突っ込むことを決めた。
plunge
1. 基本情報と概要
単語: plunge
品詞: 動詞 (他動詞・自動詞)
意味(英語)
意味(日本語)
「急に飛び込む」「急に下がる」「没頭する」といったニュアンスで使われる単語です。慌ただしさや突然感を伴う動きをイメージできます。
活用形
他の品詞
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源:
昔は「鉛のおもりを水に突っ込んで深さを測る」というイメージがあり、そこから「急に沈む・突っ込む」という意味が派生しました。
使用時の注意点・ニュアンス:
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
フォーマル/カジュアル:
5. 実例と例文
日常会話編
ビジネス編
学術・専門的文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
プールに飛び込む “plunge” というイメージをまず心に焼き付けておくと、他の意味への応用も自然と広がるでしょう。
…‘を'突っ込む,押し込む《+down(forward[s])+名,+名+down(forward[s])》;(…に)…‘を'突っ込む《+名+into+名》
(ある状態に)…‘を'追い込む《+名+into+名》
飛び込む《+in(down)》,(…に)飛び込む《+in(into,on,upon)+名》
(…へ)突き進む《+into(through)+名(do*ing*)》
(ある状態に)陥る《+into+名》
《副詞句を伴って》〈道路などが〉急に落ち込む
〈船が〉前後に揺れる,縦揺れする
《話》(かけ事や事業などに)多額の金をつぎ込む
(…に)飛び込むこと《+into+名》
ひと泳ぎ(a swim)
I will defer my decision until tomorrow.
I will defer my decision until tomorrow.
解説
私は明日まで意思決定を延期します。
defer
1. 基本情報と概要
単語: defer
品詞: 動詞 (他動詞/自動詞のニュアンスあり)
活用形:
意味 (英語):
意味 (日本語):
「defer」は主に「延期する」という意味で使われますが、「敬意を払って相手に従う」という少しフォーマルなニュアンスもあります。会議や計画の場面で「結論を先延ばしにする」「決定を後回しにする」などでよく使う単語です。
CEFRレベル目安: B2(中上級)
B2レベルは、「大学受験やビジネスなどのやや高度な場面で使われる単語を理解・運用できる段階」です。
2. 語構成と詳細な意味
「defer」は「de-(~から離れた方向へ)+ fer(運ぶ、持ってくる)」というラテン語系のパーツが組み合わさっています。元々は「持ち運ぶ・伝える」ような意味合いが、そこから発展して「何かを先に送る・延期する」というニュアンスになりました。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「dēferre」(運ぶ、持ち運ぶ) が由来です。
歴史的には「運ぶ」という意味が少しずつ「先に送る」「相手に敬意を表して譲る」という方向に変化して現在の意味を持つようになりました。
一般的にはビジネスやアカデミックな文書・会話で使われがちで、ややフォーマルです。カジュアルな場面では「put off」や「delay」がよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントは第2音節「-fer」に置かれます。
よくある間違いとして「dé-fer」と一音節目にアクセントを置いてしまうことがありますが、正しくは di-FER のように発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「何かを“下に運ぶ”= '下げる' ことで予定を延期したり、一歩譲ったり」という感覚を覚えるとわかりやすいかもしれません。
勉強テクニックとして、同じ語源を持つ “transfer”, “prefer”, “refer” などを一緒に覚えるのもおすすめです。それぞれ“fer”=「運ぶ」のイメージが共通しています。
以上が「defer」の詳細解説です。「延期する」「敬意をもって相手に従う」の2つの意味を意識すると、より正確に使い分けられるようになります。ビジネス文書や学術的な文脈でよく登場するので、フォーマルな場面で役立つ一語です。
loading!!
ビジネス英単語(BSL)
ビジネスに頻出の英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、ビジネス英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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