頻出英熟語500 / 例文・英訳 / 選択問題 - 未解答
日本語の文章を読み、それに対応する英文を選ぶ問題です。
- 名詞的用法 (“the long term” = 「長期」)
- 形容詞表現(本来はハイフンをつけて “long-term” と書くことが多い。「長期の/長期的な」)
- 形容詞の場合はハイフンありの “long-term” が推奨(e.g. long-term vision, long-term plan)
- 名詞としては “the long term” という形が一般的(e.g. in the long term)
- “lengthy” (形容詞) : かなり長い
- “prolong” (動詞) : 延長する
- B2:中上級 → 日常会話だけでなく、ビジネスや学問領域でも使いこなせるレベル
- long: 「長い」を意味する形容詞または副詞
- term: 「期間・学期・用語・条件」などを意味する名詞
- short term / short-term: 「短期」「短期的な」
- long-termism: 「長期的思考(主義)」
- long-term investment: 「長期投資」
- long-term strategy: 「長期戦略」
- long-term plan → 長期的な計画
- long-term goal → 長期目標
- long-term relationship → 長期間の関係
- long-term effect → 長期的な影響
- long-term commitment → 長期的な関与/約束
- long-term vision → 長期的なビジョン
- long-term benefit → 長期的な利益
- long-term approach → 長期的なアプローチ
- long-term forecast → 長期的な予測
- in the long term → 長期的に見れば/長い目で見れば
- 語源: 「long」は古英語の lang に由来し、「term」はラテン語の terminus(限界、境界)から派生しています。
- 歴史的な用例: “long term” としては、19世紀以降に金融や経済の分野で「長期投資」という文脈で盛んに使われるようになりました。
- ニュアンス: 「すぐには結果が出ないが、時間をかけてじっくり考える/取り組む」という印象を与えます。ビジネスや将来計画、学問や研究計画などでフォーマルに用いられますが、日常会話でも「長い目で見る」という気持ちを表す際に使われます。
名詞(the long term)としての用法
- “in the long term” や “over the long term” のように前置詞と一緒に使う表現が多いです。
- 例: “We should invest more in research in the long term.”
- “in the long term” や “over the long term” のように前置詞と一緒に使う表現が多いです。
形容詞(long-term)としての用法
- 名詞を修飾するときは必ずハイフンを入れて “long-term” とするのが一般的。
- 例: “We have a long-term plan to expand our business.”
- 名詞を修飾するときは必ずハイフンを入れて “long-term” とするのが一般的。
可算・不可算の区別
- “term” はもともと可算名詞ですが、“the long term” はまとまった概念として使われることが多いです。
フォーマル/カジュアル
- ビジネスではフォーマルに使われがちですが、日常会話でも比較的自然に登場します。
“In the long term, staying healthy is more important than quick fixes.”
(長い目で見れば、健康を維持することが手っ取り早い解決策より大切だよ。)“I’m not sure if I want to rent or buy a house in the long term.”
(長い目で見て、家を借り続けるべきか買うべきか悩んでいるんだ。)“Working out consistently has long-term benefits for your body.”
(運動を継続して行うと、体に長期的なメリットがあるよ。)“Our company is focused on long-term growth rather than short-term profits.”
(当社は短期的な利益より、長期的な成長に注力しています。)“We need a long-term strategy to stay competitive in the market.”
(市場で競争力を保つために、長期的戦略が必要です。)“Could you outline your long-term vision for the next five years?”
(今後5年間の長期ビジョンを説明していただけますか?)“This research aims to evaluate the long-term effects of climate change on marine ecosystems.”
(本研究は、気候変動が海洋生態系に及ぼす長期的な影響を評価することを目的としています。)“Long-term observation is crucial to understanding population dynamics.”
(個体数の動態を理解するためには、長期的な観察が不可欠です。)“A long-term study was conducted to determine the efficacy of the new vaccine.”
(新しいワクチンの有効性を確認するために、長期的な研究が行われました。)“prolonged” (形容詞) → 「長引いた/長期にわたる」
- 例: “a prolonged illness” (長引く病気)
- “long-term” は期間自体が「長い」ことを表す柔らかいニュアンスですが、“prolonged” は「想定よりも長い」など、若干ネガティブなニュアンスにもなり得ます。
- 例: “a prolonged illness” (長引く病気)
“extended” (形容詞) → 「延長された/長期の」
- 例: “an extended vacation” (長期休暇)
- “long-term” は将来を考慮した継続感が強いのに対して、“extended” はある程度延長されたニュアンスがメイン。
- 例: “an extended vacation” (長期休暇)
“lasting” (形容詞) → 「持続する/長続きする」
- 例: “lasting impact” (持続的な影響)
- “lasting” は結果や効果が「長続きする」ことにフォーカス。
- 例: “lasting impact” (持続的な影響)
- “short term / short-term” → 「短期」「短期的な」
- 例: “short-term effect” (短期的影響)
- 発音記号(IPA):
- /ˌlɒŋ ˈtɜːm/ (イギリス英語)
- /ˌlɔːŋ ˈtɝːm/ または /ˌlɑːŋ ˈtɝːm/ (アメリカ英語)
- /ˌlɒŋ ˈtɜːm/ (イギリス英語)
- アクセント: “long” よりも “term” の方に強勢が置かれがちです(特に “long term” と2語で続く場合、後ろの “term” をやや強めに発音する人もいます)。
- よくある発音ミス: “long” が /lɒŋ/ ではなく /lɔn/ などになるミス。しっかりと鼻音 “ŋ” を意識しましょう。
- ハイフンの有無: 形容詞として名詞を修飾するときは “long-term” としっかりハイフンを入れるのが好ましいです。
- スペルミス: “long” と “term” はどちらも簡単に見えて、つづりを混ぜて “logn” や “termn” とミスタイプすることがまれにあります。
- 用法の違い:
- “in the long term” → 長い目で見れば・長期的には (名詞用法)
- “long-term investment” → 長期投資 (形容詞用法)
- “in the long term” → 長い目で見れば・長期的には (名詞用法)
- 試験での出題: TOEIC・英検などでも、ビジネス文脈や経済・社会問題の話題で “long-term” が使われる選択肢が出る場合があります。文脈に応じた形容詞/副詞/名詞表現を見分けるのがポイントです。
- “long-term” は “long” + “term” で出来ている → 「長い期間」。視覚的にハイフンを「橋」と捉えると、“long-term” という一つの形容詞を作っているとイメージしやすいです。
- イメージで覚える: ハイフンでつなぐと「長い期間を1つのかたまりとして考える」のだ、という感覚を持つと、形容詞の使い方がわかりやすくなります。
- 同じように “short-term” もあるので対比しながら覚えると効率的です。
- 「Come on」
・英語:come on
・日本語: 「(いろいろな意味で)さあ」「おいおい」「がんばれ」「急いで」「ええっ、ちょっと」というニュアンスのある決まり文句です。状況によってニュアンスが変化する多用途なフレーズです。「さあ行こう」「本当かよ?」など感情を込めるときによく使われます。 - フレーズ動詞(Phrasal verb)
- イディオム(定型表現)
- 「come on」はイディオムとして一定の形を保ちます。単独では動詞
come
の変化形ではなく、「come + on」という塊として使われます。 - 「come」の活用形は、
- 原形: come
- 過去形: came
- 過去分詞: come
- 原形: come
- 他品詞形
- 「come」自体は動詞ですが、形容詞的な形や副詞的な形はありません(「coming」は形容詞的に使われる場合があります)。
- 「on」自体は前置詞、副詞として使われますが、「come on」で慣用句化しています。
- 「come」自体は動詞ですが、形容詞的な形や副詞的な形はありません(「coming」は形容詞的に使われる場合があります)。
- B1(中級)
“come on” は意味や使い方が多岐にわたるので、少し慣れた学習者向けといえます。ただ日常会話でも頻繁に使われるため、早めに慣れておくと便利です。 - 「come on」は慣用句のため、厳密な接頭辞・接尾辞の分析はありません。
- 「come」(主に「来る」) と副詞/前置詞の「on」が組み合わさった表現です。
- 「come up」「come in」「come out」「come across」など「come + 前置詞/副詞」のバリエーションが多数あります。いずれも異なる意味やニュアンスを持つため、まとめて覚えると便利です。
- Come on, let's go!
(さあ行こうよ!) - Come on, hurry up!
(さあ、急いで!) - Oh, come on!
(もう、おいおい! / 嘘でしょ!) - Come on stage
(ステージに上がる) - Come on board
(乗り込んでくる、参加する) - Come on to (someone)
(誰かを口説く、誘う) - Come on stream
(稼働[運用]を始める、登場する) - The show will come on in five minutes.
(その番組は5分後に始まる) - Lights come on automatically.
(明かりは自動的に点灯する) - My computer won’t come on.
(コンピュータの電源が入らない) - 「come」は古英語「cuman」からきており、「移動して到達する」というイメージを表します。
- 「on」は「接触」「上に乗る」「進行状態」などを示す小辞です。
- 「come on」は元々「さあ来い」という命令形のニュアンスから派生し、現代では「頑張れ」「早くして」「おいおい」「本当かよ?」などさまざまな文脈で用いられます。
- 主にカジュアルな口語表現で、「やる気を出して」のような励ましや相手への不満表明、「ちょっと信じられない」ときの感嘆などに使われます。ビジネス文書や公的なスピーチではあまり使われません。
- 「come on」は基本的に命令形の文脈で使われることが多いですが、会話の流れで相槌的にも用いられます。
- 例:
- 命令形: “Come on, let’s go!”
- 間投詞的: “Oh, come on! That can’t be true.”
- 命令形: “Come on, let’s go!”
- 「come on」は動詞句として用いられるほか、間投詞のように使うのが典型的です。名詞では使われません。
- 圧倒的にカジュアルな表現です。フォーマルな場では “Please hurry.” や “Let’s proceed.” のように言い換えるのが一般的です。
Come on, let’s grab some coffee before class!
(さあ、授業前にコーヒーを飲みに行こうよ!)Oh, come on! You can’t be serious.
(もうおいおい、冗談でしょ。)Come on, don’t be shy. Introduce yourself!
(さあ、恥ずかしがらないで。自己紹介して!)Come on, we need to wrap up this meeting soon.
(さあ、もうこの会議を終わらせないといけませんよ。)Could you come on board with our new project?
(私たちの新しいプロジェクトに参加してもらえますか?)The new software will come on stream next month.
(新しいソフトウェアは来月に稼働を開始します。)The debate will come on after the keynote presentation.
(基調講演の後にディベートが始まります。)As new evidence comes on, the theory might be revised.
(新しい証拠が出てくれば、その理論は修正されるかもしれません。)When the data comes on screen, please analyze the figures.
(データが画面に表示されたら、数値を分析してください。)Hurry up
(急いで)- 「急げ」という直接的なニュアンス。
- “Come on” は「さあ、行こうよ」「がんばれ」のように感情的な押しも含むが、“Hurry up” は単にスピードを求める感じ。
- 「急げ」という直接的なニュアンス。
Cheer up
(元気を出して)- 励ましの表現で似ているが、
Come on!
は軽く叱咤する感じがあり、Cheer up!
は落ち込んだ相手への励ましニュアンスが強い。
- 励ましの表現で似ているが、
Let's go
(行こう)- 単純に「行こう」という呼びかけであるが、
Come on
は「さあ!」という合図の要素が強い。
- 単純に「行こう」という呼びかけであるが、
Oh, really?
(本当?)- 驚きや疑いを表す点で似ているが、「Come on!」は相手に対する多少の疑い・否定的感覚を込めることも多い。
- 驚きや疑いを表す点で似ているが、「Come on!」は相手に対する多少の疑い・否定的感覚を込めることも多い。
Hold on
(待って / 止まって)
- 「前進して」という「come on」のニュアンスに対し、「ちょっと待って」を表す。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /kʌm ɑːn/ または /kəm ɑːn/(速い発話で [kʌm ɒn] のようにも聞こえます)
- イギリス英語: /kʌm ɒn/
- アメリカ英語: /kʌm ɑːn/ または /kəm ɑːn/(速い発話で [kʌm ɒn] のようにも聞こえます)
- アクセント:
come ON
のように “on” にやや強勢が置かれることが多いです。 - よくある間違い: “kam on” と母音を誤って発音したり、
カムオン
のようにアクセントが平坦になりすぎるケースが見られます。 - スペルミス: “comm on” や “come onn” など、子音や母音の重複は誤りです。
- 同音異義語との混同:
Come on
は特に同音で別意味の単語群はありませんが、common
(共通の)との読み間違いが起こることがあります。 - 試験対策: TOEICなどの日常会話パートで出現することがあります。カジュアルなニュアンスをしっかり理解していれば対応可能です。
- 「さあ行こう」と相手を手招きするイメージで覚えるとよいです。
- 使うときは「やる気を出させる」か「軽い驚き・呆れ」を表していることが多いとイメージしましょう。
- 「カムオン!」と少しカジュアルかつ勢いのある言葉として、テレビや映画などでもよく登場するので、繰り返し聞いて発音やタイミングを身につけるのがおすすめです。
- 日常会話などでよく使われ、相手の話がどうであっても結果や状況が変わらないというニュアンスを伝える際に便利なフレーズです。
- 例: “No matter what you say, I’m going.”
→「あなたが何を言おうと関係なく、私は行きます。」 - 「no matter + 疑問詞」形:No matter what / No matter who / No matter how / No matter when / No matter where など
- 「It doesn’t matter」などの言い換え表現も存在します。
- フレーズそのものが独立した表現なので、形容詞や副詞に変化することはありませんが、同じ意味を伝える単語として “regardless” (副詞) や “irrespective” (形容詞) などがあります。
- 「no」+「matter」の組み合わせ
- “no”: 否定を表す
- “matter”: ここでは「問題・事柄・重要性」などの意味
- “no”: 否定を表す
- No matter what →「何があっても」
- No matter who →「誰であっても」
- No matter where →「どこであっても」
- No matter when →「いつであっても」
- No matter how →「どのようにしても/どんなに〜でも」
- No matter which →「どちらであっても」
- No matter the cost →「コストがいくらかかっても」
- No matter the reason →「理由が何であれ」
- It doesn’t matter. →「問題ない・気にしないで」
- That doesn’t matter to me. →「私には関係ない/それは気にしない」
- “matter” はラテン語の “materia(材料)” に由来し、広義には「問題や事柄」を表すようになりました。
- “no matter” は文字通り「事柄が問題にならない」というイメージから、「どうでもいい」「どのような状況でもかまわない」という意味を持ちます。
- カジュアル・フォーマル両方で使えますが、口語では特に “No matter what” などが頻出です。書き言葉でも接続詞的に「たとえ何々でも」という形で用いられます。
- 接続詞的用法
- “No matter what (疑問詞) + 主語 + 動詞” で副詞節を形成し、「たとえ何々でも〜だ」という構文をつくります。
- 例: “No matter what happens, we must keep going.”
- “No matter what (疑問詞) + 主語 + 動詞” で副詞節を形成し、「たとえ何々でも〜だ」という構文をつくります。
- 文頭でも文中でも可
- “We must keep going no matter what happens.”
- “We must keep going no matter what happens.”
- 強調構文としてのイディオム
- “No matter what (S) (V), (main clause).”
- “(Main clause) no matter what (S) (V).”
- “No matter what (S) (V), (main clause).”
- “no matter” はあくまで慣用句に近く、文法上の「数」は意識しなくて構いません。
“No matter what you say, I’m still going to buy that car.”
- 「あなたが何と言おうと、私はあの車を買うつもりだよ。」
“No matter who calls, can you tell them I’m busy right now?”
- 「誰から電話がかかってきても、今忙しいと伝えてくれる?」
“Let’s go on a trip this weekend no matter the weather.”
- 「天気がどうであれ、今週末は旅行に行こうよ。」
“We must deliver the product on time, no matter what challenges arise.”
- 「どんな課題が発生しようとも、締め切りどおりに製品を納品しなければなりません。」
“No matter how complex the project is, we need a clear strategy.”
- 「プロジェクトがどれほど複雑であっても、明確な戦略が必要です。」
“We’ll proceed with the launch no matter when the final approval comes.”
- 「最終承認がいつ来ようとも、私たちはローンチを進めます。」
“No matter who pioneered this theory, its impact on modern science is undeniable.”
- 「誰がこの理論を開拓したかに関わらず、その現代科学への影響は疑いようがありません。」
“No matter how you interpret the data, the overall trend remains consistent.”
- 「データをどのように解釈しても、全体的な傾向は一貫しています。」
“The hypothesis should be tested no matter what method is chosen.”
- 「どの方法が選ばれようとも、その仮説はテストされるべきです。」
“Regardless of” → 「〜に関わらず」
- 主に前置詞的に使い、“Regardless of the weather, we’ll go.” の形。
“Irrespective of” → 「〜に関係なく」
- “irrespective of age” のようにややフォーマルで書き言葉寄り。
“Whatever”, “Whoever” など → 「何でも/誰でも」
- “Whatever happens” は “No matter what happens” とほぼ同義。
“It doesn’t matter” → 「問題ない・どうでもいい」
- 短い言い回しで、会話で「気にしないで」というニュアンスを伝える時に使う。
- 明確な反意語はありませんが、「条件付き・限定的に」という意味で “only if” や “depending on” などが “no matter” のニュアンスと反対の方向と言えます。
- アメリカ英語(IPA):
/noʊ ˈmæt̬.ɚ/
- “matter” の “t” にフラップ音 (舌を軽く弾く音) が入ることが多い: [マ(d)ァー] のような音。
- “matter” の “t” にフラップ音 (舌を軽く弾く音) が入ることが多い: [マ(d)ァー] のような音。
- イギリス英語(IPA):
/nəʊ ˈmæt.ər/
- “matter” の “t” ははっきりと発音される: [マター]。
- “no” と “matter” の両方がひとまとまりとして発音されますが、「matter」の冒頭が強めに発音される傾向があります。
- “nomatter” のように一語で書いてしまう誤りに注意。
- スペルミス: “no matter” を一語で書いてしまう。
- 同音異義語との混同: “matter” は「問題・物質・事柄」と複数の意味を持つため文脈に注意。
- 入試やTOEIC、英検などで:
- 接続詞的に使われる “No matter how / what / who” の節が問われることがあります。
- 同じ意味を “Whatever / Whoever / However” で書き換える問題がよく出題されるので、どちらも理解しておくと便利です。
- 接続詞的に使われる “No matter how / what / who” の節が問われることがあります。
- 「“問題(matter)が無い(no)” → “関係ない・どうでもいい”」とイメージすると覚えやすいです。
- “No matter what,” “No matter how” のように “疑問詞をつなげる” 形で使う、と視覚的に覚えておくと便利です。
- “It doesn’t matter” と意味が近いため、セットで記憶すると思い出しやすくなります。
- 雰囲気としては「原因になって、結果をもたらす」「問題を生み出す」といったニュアンスで、書き言葉でも話し言葉でも使えますが、ややフォーマル度が高めです。
- B2: 日常的な内容だけでなく、抽象的・専門的なトピックでもある程度説明でき、自分の意見を述べられるレベル。
- 「give」を名詞(例: “a give and take”)として使うことはある程度ありますが、「give rise to」全体としては句動詞なので他の品詞に変換することはほとんどありません。
- give: (動詞)「与える」
- rise: (名詞)「上昇、増加」/(動詞)「上がる」
- to: 前置詞
- give rise to controversy
- 「論争を引き起こす」
- give rise to debate
- 「議論を巻き起こす」
- give rise to suspicion
- 「疑いを生じさせる」
- give rise to concern
- 「懸念を引き起こす」
- give rise to fear
- 「恐れを生む」
- give rise to misunderstanding
- 「誤解を生む」
- give rise to conflict
- 「対立を引き起こす」
- give rise to violence
- 「暴力を助長する」
- give rise to rumors
- 「噂を引き起こす」
- give rise to a new idea
- 「新しい考えを生みだす」
- give: 古英語の “giefan” から派生した語で、「与える」を意味します。
- rise: 古英語の “rīsan” に由来し、「上に上がる」「興る」などを意味します。
- 基本構文: [主語] + give rise to + [名詞 / 代名詞 / 名詞句]
例: The new policy gave rise to various complaints. - 他動詞?自動詞?
- 「give」は他動詞ですが、ここでは短い名詞句 “rise” と前置詞 “to” を伴う句動詞のように機能します。
- 「give」は他動詞ですが、ここでは短い名詞句 “rise” と前置詞 “to” を伴う句動詞のように機能します。
- フォーマル / カジュアル
- フォーマルなニュアンスが比較的強い表現ですが、口語でも使えなくはありません。
“All this gossip gave rise to a lot of misunderstandings in our group.”
- (このゴシップが原因で、グループ内に多くの誤解が生まれたよ。)
“Her ambiguous answer gave rise to even more questions.”
- (彼女の曖昧な答えは、より多くの疑問を生むことになった。)
“The sudden rain gave rise to a last-minute change of plans.”
- (突然の雨で、直前になって計画を変更することになった。)
“The restructuring of the company gave rise to numerous concerns among employees.”
- (会社の再編は、従業員の間に数多くの懸念を生じさせた。)
“The CEO’s statement gave rise to a heated debate within the board.”
- (CEOの声明が、役員会内で熱い議論を巻き起こした。)
“These marketing strategies might give rise to a new wave of customers.”
- (これらのマーケティング戦略が、新たな顧客層を生みだすかもしれません。)
“His groundbreaking research gave rise to innovative treatment methods.”
- (彼の画期的な研究は、新たな治療法を生みだした。)
“This phenomenon gives rise to a series of complex chemical reactions.”
- (この現象は、一連の複雑な化学反応を引き起こす。)
“The cultural exchange gave rise to new forms of artistic expression.”
- (文化交流が、新しい芸術表現の形を生みだした。)
- cause(~を引き起こす)
- もっと直接的に「原因になる」と表現するときに使われます。
- もっと直接的に「原因になる」と表現するときに使われます。
- lead to(~につながる)
- 結果を強調する際に用いられます。因果関係をストレートに示します。
- 結果を強調する際に用いられます。因果関係をストレートに示します。
- bring about(~をもたらす)
- ややフォーマル、ポジティブな変化や大きな影響を伴う時に使われることが多いです。
- ややフォーマル、ポジティブな変化や大きな影響を伴う時に使われることが多いです。
- result in(~という結果になる)
- 結果を淡々と示すニュアンスが強いです。
- 結果を淡々と示すニュアンスが強いです。
- trigger(~を引き金として引き起こす)
- 急激な出来事や、感情・反応が突然起こる場合によく使われます。
- prevent(防ぐ)
- 何かを起こらないようにするニュアンスで、因果関係を反転させるような役割を担います。
- 何かを起こらないようにするニュアンスで、因果関係を反転させるような役割を担います。
- stop(止める)
- 進行中のものを止める、または起こりかけているものを阻止する意味。
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɡɪv raɪz tu/
- イギリス英語: /ɡɪv raɪz tʊ/
- アメリカ英語: /ɡɪv raɪz tu/
- 強勢(アクセント)の位置: 「give RISE to」と “rise” の部分がやや強めに発音されやすいです。
- よくある間違い
- 「give」と「rise」を別の単語と間違えてしまわないよう注意。特に “give rice to” (お米をあげる?)のように聞き違えないようにしましょう。
- 「give rise to」は一まとまりの表現であり、途中を分割や置き換えしにくいので、そのまま覚えるのがおすすめです。
- スペルミスとしては “give raise to” と “raise” を使ってしまうミスがあることに注意してください。意味が変わってしまいます。
- TOEICや英検の読解問題では、フォーマルな文脈で “give rise to conflict, debate” などと使われることがありますので、読む際に意味を把握しておくと便利です。
- 「何かを 上昇(rise)させる = 新たな結果を生みだす」とイメージしておくと覚えやすいです。
- “To give rise to something” という流れで、一連のフレーズとして何度も声に出して練習すると、自然に定着します。
- コロケーションとして同時に覚えることで、使いどころを具体的にイメージしやすくなります(例: give rise to controversy, give rise to misunderstandings)。
- 副詞句なので、動詞のような活用はありません。また名詞や形容詞のように複数形・比較級・最上級などもありません。
- “present” (形容詞) – 例: “the present situation”(現在の状況)
- “presently” (副詞) – “soon”または「まもなく」として使われる場合があり、時に「現在」という意味で使われることもありますが、少し混同しやすい語です。
- 日常的な文脈でも使われる比較的頻出の表現で、フォーマルな書き言葉でも登場します。
- at: 前置詞(〜に、〜で)
- present: もともとは形容詞や名詞で「現在(の)」「出席している」「プレゼント」などの意味を持ちますが、“at present” では「今のところ」「現時点で」という意味に固定された句として機能します。
- present (名詞) → “the present” は「現在」、contextにより「プレゼント」を指すことも
- presently (副詞) → 現在・すぐに
- at the moment → 同義的に「今のところ」を意味
- at present, I am …(今のところ、私は…)
- at present, the situation is …(現時点で、状況は…)
- unavailable at present(現在利用できない)
- nothing can be done at present(今のところ何もできない)
- at present, we have no plan…(現在のところ、計画はない…)
- at present, he is out of the office(現時点で、彼は席を外しています)
- at present, our sales are stable(今のところ、売上は安定しています)
- we cannot confirm it at present(今のところ確認できません)
- no improvement seen at present(今のところ改善は見られない)
- at present, it’s unclear(今のところ、不明です)
- 語源: “present” はラテン語 “praesens”(= be before, 目の前にいる)に由来し、中世英語を経て「現在の」「いま存在する」という意味を得ました。
- ニュアンス: “at present” は「現段階では」「今のところはこうである」といった、やや落ち着いたトーンで現状を述べるフレーズです。口語でも使えますが、ビジネスメールや文書でも目にする、フォーマル寄りの表現です。
- 使用時の注意点: 口語で「今のところね」という場合は “for now” や “right now” を多用することも多いですが、“at present” は少し落ち着いた響きがあることを意識しましょう。
- 副詞句(adverbial phrase)として、文頭または文中で使われます。
- フォーマル/カジュアル: ややフォーマルに寄った表現で、書き言葉やビジネスなどで多用されます。日常会話では “currently” や “right now” に置き換えられることもしばしばです。
- “at present” は単独で修飾語句として働くため、後ろに名詞を直接修飾することはできません。文全体や動詞、形容詞などを修飾するイメージです。
“At present, I’m staying with my parents until I find a new apartment.”
(今のところ、新しいアパートが見つかるまで両親と一緒に住んでいます。)“We can’t go on a trip at present because we’re saving money.”
(私たちはお金を貯めているので、今のところ旅行には行けないんだ。)“I’m not sure about the plan at present; I need more details.”
(今のところその計画についてはよくわからないんだ。もっと詳しく知る必要があるよ。)“At present, we have no intention to expand our product line.”
(現時点では、製品ラインを拡大する意向はございません。)“The company’s performance is stable at present, but we must remain cautious.”
(今のところ当社の業績は安定していますが、慎重な姿勢を保つ必要があります。)“We cannot disclose the details at present due to confidentiality agreements.”
(守秘義務のため、現時点では詳細を開示できません。)“At present, there is limited research on this phenomenon.”
(現時点では、この現象に関する研究は限られています。)“The findings suggest that at present, the theory remains unverified.”
(結果によれば、現段階ではその理論はまだ検証されていません。)“At present, further experiments are required to draw a definitive conclusion.”
(現段階では、確定的な結論を出すためにさらなる実験が必要です。)currently(現在は)
- よりカジュアルに「現時点で」を伝える言い方。
- “We are currently working on the project.” → at present でもOKだが、文体がやや異なる。
- よりカジュアルに「現時点で」を伝える言い方。
right now(今まさに)
- 日常会話で口語的。「今すぐ」「ただいま」と強い意味。
- “I’m busy right now.” → 話し言葉ではこちらが自然。
- 日常会話で口語的。「今すぐ」「ただいま」と強い意味。
at the moment(今のところ)
- “at present” とほぼ同義で、口語でも書き言葉でも比較的幅広く使える。
for the time being(当分の間)
- “at present” より少し長期的ニュアンス。「しばらくは」「当面は」という意味合いが強い。
- in the future(将来的に)
- in the past(過去に)
- “at”:/æt/(米音・英音ともにほぼ同じ。カジュアルには /ət/ のように弱まることも)
- “present”:/ˈprez.ənt/
- アクセント は前の “pre” の部分に置かれます。
- アクセント は前の “pre” の部分に置かれます。
- どちらもアメリカ英語・イギリス英語で大きな違いはありません。
- 一般的に “at present” と連ねて言うと、母音が連結してやや早口になる傾向があります。
- スペリングミス: “at presant” のように“s”の位置を間違えるケースがあります。
- “at the present” と誤用: “at the present” でも通じなくはありませんが、一般には “at present” が定型表現。
- 同音異義語: “present” (動詞) 「贈呈する」「提示する」も同綴りなので文脈をしっかり確認しましょう。
- 試験において: TOEICや英検などでは、メール文面やビジネス会話の文脈で “at present, …” が状況報告に出てくることがあります。形式に慣れておくとリスニングや読解時に理解しやすいです。
- “at present” = 「まさに“現在”という場所(present)に“at”いる」イメージ。
- “present” と “gift” が同じ単語であることを思い出すと、「いま手元にあるもの → 現在」という連想で覚えやすくなります。
- 短文を作って口に出して繰り返すことで自然に定着させましょう。
- 例: “I’m not ready to move at present.”(今のところ引っ越す準備はできていない)
- 英語の意味: “The second (or last) mentioned of two (or more) things.”
- 日本語の意味: 「(2つのうち)後者」「(複数の中で)最後に挙げたもの」
- 活用形:直接的な活用はなく「the latter」の形で使います。
- 他の品詞:
- “latter” という単体形容詞(“the latter person”など)で使うこともありますが、基本的に冠詞 “the” を伴って “the latter” とする場合が多いです。
- 接頭語・接尾語・語幹
- 接頭語・接尾語は持たず、”latter”という形容詞がベースとなっています。
- 接頭語・接尾語は持たず、”latter”という形容詞がベースとなっています。
- 関連する単語
- “former” 「前者」:the latter の対になる表現。
- “latter-day” (形容詞) 「現代の」といった表現にも用いられていますが、やや文語的です。
- “former” 「前者」:the latter の対になる表現。
- “the former and the latter”
- 「前者と後者」
- 「前者と後者」
- “choose the latter option”
- 「後者の選択肢を選ぶ」
- 「後者の選択肢を選ぶ」
- “the latter half of the year”
- 「年の後半」
- 「年の後半」
- “the latter case”
- 「後者の場合」
- 「後者の場合」
- “the latter group”
- 「後者のグループ」
- 「後者のグループ」
- “in the latter part of the story”
- 「物語の後半で」
- 「物語の後半で」
- “the latter method proves effective”
- 「後者の方法が効果的である」
- 「後者の方法が効果的である」
- “the latter scenario”
- 「後者のシナリオ」
- 「後者のシナリオ」
- “the latter stages of development”
- 「開発の後期段階」
- 「開発の後期段階」
- “I prefer the latter of the two”
- 「その2つの中では後者を好む」
- 語源:
- “latter” は古英語の “lætra” に由来し、「late(後の)」を比較級にした形から発展しています。
- “latter” は古英語の “lætra” に由来し、「late(後の)」を比較級にした形から発展しています。
- 歴史的な使われ方:
- 古くから “former ... latter ...” というペアで使われる表現があり、文章で2つの対象を区別するための言い回しとして定着しました。
- 古くから “former ... latter ...” というペアで使われる表現があり、文章で2つの対象を区別するための言い回しとして定着しました。
- 使用時の注意・ニュアンス:
- 「the latter」は後者だけを指す明確な表現のため、あらかじめ文中に2つ以上の選択肢や対象物が提示されている必要があります。
- 比較・対比強調など、論理的・説明的な文章でよく使われます。会話でも使えますが、比較的フォーマルに聞こえる場合があります。
- 「the latter」は後者だけを指す明確な表現のため、あらかじめ文中に2つ以上の選択肢や対象物が提示されている必要があります。
- 形容詞的用法: “the latter person” と形容詞的に用いるケースがありますが、実際には冠詞 “the” とセットで文自体の主語や目的語(代名詞的)で使われる場合が多いです。
- 可算・不可算: “the latter” は概念上代名詞的に使うので、名詞の可算・不可算は関係しません。
- 使用場面: 比較的フォーマルな文章やスピーチでよく使用されますが、カジュアルな会話でも “Which do you like, A or B? I prefer the latter.” のように使われることはあります。
- “Do you want coffee or tea? I’d like the latter, please.”
- 「コーヒーと紅茶、どちらがいい? 後者(紅茶)がいいです。」
- “We have two games to choose from: a puzzle and a card game. I think the latter sounds more fun.”
- 「パズルとカードゲームの2つがあるけど、後者の方が面白そうだね。」
- “Which movie do you want to watch—action or comedy? The latter, definitely!”
- 「アクションかコメディ、どっちの映画を観たい? 絶対後者(コメディ)だね!」
- “We can either reduce costs or increase our marketing budget. The latter seems risky at this point.”
- 「コスト削減か、マーケティング予算の拡大かのどちらかですが、後者は今のところリスクが高いように思われます。」
- “Between adopting new software or hiring more staff, the latter would require a larger investment.”
- 「新しいソフトを導入するか、スタッフを増員するかのどちらかですが、後者(スタッフ増員)はより大きな投資が必要になります。」
- “We can proceed with Plan A or Plan B. The latter aligns better with our long-term goals.”
- 「プランAかプランBで進めることができますが、後者の方が私たちの長期目標により合致しています。」
- “In this experiment, participants were exposed to visual stimuli or auditory stimuli, and the latter resulted in a higher reaction time.”
- 「この実験では視覚刺激と聴覚刺激の2つを与えましたが、後者(聴覚刺激)はより高い反応時間をもたらしました。」
- “Comparing qualitative and quantitative approaches, the latter provides more statistically significant data.”
- 「定性的アプローチと定量的アプローチを比較したところ、後者はより統計的に有意なデータを提供します。」
- “We evaluated the impact on emotional well-being and academic performance, and the latter showed a noticeable improvement.”
- 「私たちは感情的な健康と学業成績への影響を評価しましたが、後者(学業成績)に顕著な向上が見られました。」
類義語
- “the second”:「2番めのもの」(厳密に2つあるときだけのニュアンス)
- “that one”:「あちらのもの・そっちの方」(文脈に依存したカジュアルな言い方)
- “the second”:「2番めのもの」(厳密に2つあるときだけのニュアンス)
反意語
- “the former”:「前者」
- 例: “Between ‘A’ and ‘B,’ the former focuses on cost efficiency, and the latter on growth.”
- 「AとBがあるときに、前者(A)はコスト効率に重きを置き、後者(B)は成長に焦点を当てています。」
- “the former”:「前者」
- 発音記号(IPA)
- the /ðə/ or /ði/ (母音の前など)
- latter /ˈlæt.ər/ (米: /-ɚ/), /ˈlæt.ə/ (英)
- the /ðə/ or /ði/ (母音の前など)
- 強勢の位置: “lát-ter” の最初の音節 “lát” に主なアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い:
- アメリカ英語: /ˈlæt̬.ɚ/ (tが弾音/flapのように発音されることが多い)
- イギリス英語: /ˈlæt.ə/ (rが発音されず、曖昧母音 “ə” で終わる)
- アメリカ英語: /ˈlæt̬.ɚ/ (tが弾音/flapのように発音されることが多い)
- よくある発音の間違い: “later” (レイター) と混同してしまう場合。“latter” は “æ” の音でやや口を広めに開いて発音します。
- スペルミス: “later” と書き間違える人が多いです。
- 同音異義語との混同: 厳密には “later” とは発音が少し異なりますが、聞き取りミスが起きやすいです。
- 文章構成: “the latter” を使う前に、必ず2つ以上の対象(または選択肢)を提示しておく必要があります。
- 試験対策: TOEICや英検などのリーディングパートで選択肢や比較をする文章内で “the latter” が使われ、読み手に判断を求める問題が出ることがあります。
- 「フォーマー(former)とラッター(latter)」とペアにして覚える。
- “Former” → “前者” (f = first)
- “Latter” → “後者” (l = last)
- “Former” → “前者” (f = first)
- “late” が “後” のニュアンスに関係するため、“latter” は“後ろ”や“続き”をイメージすると覚えやすいです。
- スペリングも “late + r” (ラテ + r) の発想で、後半をイメージすると記憶に残りやすいでしょう。
- フレーズ(動詞フレーズ)
- 主に「所有を表す」意味で使われます。
- 「~を持っている」という意味を表す際に、通常の “have” とほぼ同じニュアンスで使われます。口語でよく使われる表現です。
- I have got → I’ve got
- You have got → You’ve got
- He has got → He’s got
- We have got → We’ve got
- They have got → They’ve got
- 否定形: I have not got → I haven’t got
- 疑問形: Have I got...? / Has he got...?
- “get” は単独で動詞として「手に入れる」「到着する」などの意味を持ちますが、 “have got” は「すでに持っている(所有している)」という状態を強調する表現となっています。
- おおむね A2〜B1(初級~中級) レベルで学習されることが多い表現です。ネイティブの日常会話では非常によく使われます。
- “have” + “got” という2つの単語で構成されます。
- “have” は「持つ」という一般的な動詞。
- “got” は “get” の過去形・過去分詞形ですが、ここでは「状態・所有を手にしている」ことを表す慣用的な表現として使われます。
- “have to” → 「~しなければならない」
- “have got to” → 「~しなければならない」という意味で、必然性・義務を強調
- have got a point → (議論の要点を)納得できるもの、筋がある
- have got a minute → 時間がある
- have got to go → 行かなければならない
- have got a clue → 手がかりがある、わかっている
- have got a cold → 風邪をひいている
- have got time → 時間を持っている
- have got something to do → やることがある
- have got no idea → まったくわからない
- have got trouble → 困りごとがある
- have got a question → 質問がある
- “have” は古英語から変化しながら残っている最も基本的な動詞の一つです。
- “got” は “get” の過去・過去分詞形で、「手に入れる、獲得する」を意味します。もともと “have gotten” という形がありましたが、イギリス英語では過去分詞形として “got” が定着しています。
- 「すでに所有している」「すでに状態を得ている」というニュアンスを含みます。アメリカ英語よりもイギリス英語で好まれる言い回しですが、アメリカ英語でもカジュアルな会話でしばしば使われます。
- 書き言葉(フォーマルな文書)よりも口語(カジュアルな会話)で多用される傾向にあります。
所有を表す
- I have got a book. (I’ve got a book.) → 「本を持っています。」
- 質問形: Have you got a book? → 「本を持っていますか?」
- 否定形: I haven’t got a book. → 「本を持っていません。」
- I have got a book. (I’ve got a book.) → 「本を持っています。」
義務・必要性を表す
- I have got to go. (I’ve got to go.) → 「行かなければなりません。」
- 質問形: Have you got to go soon? → 「すぐ行かなきゃいけないの?」
- 口語では "I gotta go” のように省略形でもよく聞かれます。
- I have got to go. (I’ve got to go.) → 「行かなければなりません。」
- “have got” はフレーズなので、名詞ではなく動詞句として使われます。
- “have got” は「所有」が中心のため形式上は他動詞として目的語をとります。
例: I have got a car. (目的語: a car) - I’ve got a new phone! → 新しいスマホを手に入れたよ!
- Have you got any plans for tonight? → 今夜なにか予定ある?
- I haven’t got any money on me. → お金持ってないんだ。
- I’ve got a meeting at 10 a.m. → 10時に会議があります。
- Have we got enough data to proceed? → 進めるのに十分なデータはありますか?
- I’ve got some feedback on the project. → プロジェクトについてのフィードバックがあります。
- He has got several publications in that field. → 彼はその分野でいくつかの出版物を持っています。
- She has got evidence to support her hypothesis. → 彼女は仮説を裏付ける証拠を持っています。
- Have they got the necessary resources for the experiment? → その実験に必要なリソースは持っていますか?
- have → 「持っている」
- I have a car. / I’ve got a car.
- ほぼ同義。ただし “I’ve got” の方がやや口語的。
- I have a car. / I’ve got a car.
- possess → 「所有する」
- もっとフォーマル・堅い響き。法律文書や技術文書で使われることが多い。
- “lack” → 「欠いている、持っていない」
- I lack the expertise. → 「専門知識がない。」
- アメリカ英語: /hæv ɡɑːt/ や /hæv ɡʌt/
- イギリス英語: /hæv ɡɒt/
- “I’ve GOT” のように “got” にアクセントがきやすいですが、文全体で繋げて言うことが多いです。
- /got/ を /gɒ/ のように短く曖昧に発音してしまう
- 繋げて発音する練習をしておくとスムーズになります。
“have” と “have got” の混同
- 意味はほぼ同じですが、テストで文法上の形式を問われるときは注意。
- “do” や “does” を使って疑問や否定にしがちな学習者もいますが、“have got” を使う時は “Have you got...?” と作ります。
- 意味はほぼ同じですが、テストで文法上の形式を問われるときは注意。
短縮形の使い方
- 後ろを “I’ve got” と言うのか “I have got” と省略しないかによって、よりカジュアルかややフォーマルかが変わることがあります。
試験対策
- TOEICなどのリスニングで “I’ve got to...” が “I gotta...” のように聞こえて聞き取れない場合が多いので要注意。
- 英検などでは文法的に分解する問題として “Have you got ~?” などが問われることがあります。
- TOEICなどのリスニングで “I’ve got to...” が “I gotta...” のように聞こえて聞き取れない場合が多いので要注意。
- 「(すでに)手に入れた状態を維持している」というイメージを思い浮かべると “get” から “got” になっている理由が理解しやすい。
- 口では「アイブガタ~」 (I’ve gotta) とリズムよく言うジョーク等で繰り返すと覚えやすいです。
- “I’ve got this!” (大丈夫任せて!というニュアンス)と覚えるのも良いテクニックです。
- fail to do something: “to not do something that is expected or required” / 「何かを行うことに失敗する、または、期待されている行為を行わない」
- fail: 動詞 (自動詞・他動詞として使われます)
- 現在形: fail
- 三人称単数現在形: fails
- 過去形: failed
- 過去分詞形: failed
- 現在分詞形 / 動名詞形: failing
- 現在形: fail
- 名詞形として “failure” (失敗、失敗者) があります。
- 形容詞形は直接 “fail” から派生するものはありませんが、「失敗している状態」を表すときには “failing” を用いることもあります(例: “a failing grade”「落第点」)。
- B1(中級)
「fail」自体は日常的に使われる比較的基本的な単語ですが、「fail to do ~」という形で表現し、きちんと使いこなすとなると中級レベルが目安になるでしょう。 - fail: 語幹(直接的には「失敗する」の意味)
- to: 不定詞の “to” で、動詞を原形の形でつなぎます。
- failure (名詞): 失敗、失敗の原因
- failing (名詞/形容詞): 欠点 / 失敗しつつある、衰えつつある
- fall through (同じく「失敗する」という意味の句動詞。ただし “fail to” とは少しニュアンスが異なる)
- fail to appear(出廷しない / 現れない)
- fail to see(理解できない / 気づかない)
- fail to mention(言いそびれる / 言及しない)
- fail to meet expectations(期待に応えられない)
- fail to notice(気がつかない)
- fail to comply(従わない / 遵守しない)
- fail to pay(支払わない / 支払いを怠る)
- fail to pass a test(試験に合格できない)
- fail to keep a promise(約束を守れない)
- fail to take action(行動を起こさない)
- “fail” は中英語の “failen” に由来し、さらに古フランス語 “faillir”(不足する、欠ける)にさかのぼります。ラテン語の “fallere”(だます、誤らせる)も関連があります。
- 歴史的には「不足する」「役割を果たさない」という意味合いで使われてきました。
- 「fail to ~」は、「やろうと思えばできるはずだったのに結局できなかった」というニュアンスを帯びることが多いです。
- 場面としては、フォーマル・カジュアルどちらでも使えますが、文章・会話のどちらにおいても若干ネガティブで重い印象を与える場合があります。
- 「fail + to + 動詞の原形」の形をとるのが基本です。
- 他動詞的に行為の対象を直接取る場合は、動名詞ではなく不定詞が定番です。例: “He failed to finish his assignment.”(✕ “He failed finishing his assignment.” は通常使わない)
- never fail to do(いつも必ず~する)
例: “He never fails to impress.”(彼はいつも間違いなく印象を残す)
ここでは「失敗しない=必ず成功する / 必ず行う」という逆説的な用法になっています。 - fail in one’s duty / responsibility(職務・責任を怠る)
例: “He failed in his duty to keep the files confidential.” - “fail to do” は書き言葉・話し言葉問わず使えますが、エッセイや仕事の報告書などフォーマルな文脈で登場する頻度が高いです。
- “I’m sorry I failed to call you back earlier.”
- 「もっと早く電話を返せなくてごめんね。」
- “He always fails to wake up on time, so he’s often late.”
- 「彼はいつも起きるのに失敗して、よく遅刻するんだよ。」
- “Don’t fail to lock the door before you leave.”
- 「出かける前に鍵をかけるのを忘れないでね(必ず鍵をかけてね)。」
- “The team failed to submit the report by the deadline.”
- 「チームは締め切りまでに報告書を提出できなかった。」
- “We must not fail to address customer complaints promptly.”
- 「顧客からのクレームには、迅速に対応しなくてはならない。」
- “If we fail to meet our sales target, our budget will be cut next quarter.”
- 「売上目標を達成できない場合、次の四半期に予算が削減されるでしょう。」
- “The study failed to confirm a direct correlation between the two variables.”
- 「その研究では、2つの変数の間に直接的な相関関係があることを確認できなかった。」
- “Many experiments have failed to produce consistent results.”
- 「多くの実験が一貫した結果を得ることに失敗している。」
- “Researchers failed to replicate the original findings.”
- 「研究者たちは最初の研究結果を再現することができなかった。」
- neglect to do(~することを怠る)
- “fail to do” より「故意に怠る」ニュアンスがやや強い。
- “fail to do” より「故意に怠る」ニュアンスがやや強い。
- omit to do(~するのをうっかり省く/しない)
- “fail to do” の「不成功」とは少し異なり「省略した」ニュアンスに近い。
- “fail to do” の「不成功」とは少し異なり「省略した」ニュアンスに近い。
- not manage to do(~することに成功しない)
- “fail to do” とほぼ同義だが、「がんばったけどできなかった」感じが出る。
- “fail to do” とほぼ同義だが、「がんばったけどできなかった」感じが出る。
- succeed in doing(~することに成功する / ~を成し遂げる)
- manage to do(なんとか~する)
- fail [feɪl]
- fail to feɪl tu
- “fail” は「フェイル」と発音します。
- “l” の音があいまいにならないようにはっきりと舌先を歯茎につけて発音するのがポイントです。
- アメリカ英語では少し母音が長めの “feɪl” と聞こえます。イギリス英語でも基本は同じですが、地域によって若干母音の質が異なります。
- スペルミスで “faile” と書いてしまうことがあるので注意。
- “fail to do” では、動名詞 (doing) ではなく不定詞 (to do) を使います。
- 同音異義語として “fale” や “phail” は英語では存在しない綴りですが、書き間違いに注意。
- 資格試験やTOEICなどでは、「~しない」「~をやり損ねる」という意味合いで “fail to do” が出題されることがあります。また、「never fail to do」で「必ず~する」の意味が問われる場合もあります。
- 「fail」は「フェイル」と発音し、語尾の「l」を意識して覚えましょう。
- “fail to do” =「やるべきことができていない(できなかった)」というイメージで固めると定着しやすいです。
- “never fail to do” という表現が「必ず(失敗せず)~する」の意味になることは、ちょっとしたトリックのようで覚えやすいので、テスト勉強に役立ちます。
品詞・活用形:
- 「backed」は動詞 “back” の過去分詞形 (通常は受動態や形容詞的に用いられます)。
- 「by」は前置詞です。
- 結果として「be + backed + by ...」という表現で、「…に支えられている」という受動構文になります。
- 「backed」は動詞 “back” の過去分詞形 (通常は受動態や形容詞的に用いられます)。
他の品詞への派生:
- 「back (動詞)」: “He will back your project.”(彼はあなたのプロジェクトを支援するだろう)
- 「backup (名詞)」: “I need a backup of this file.”(このファイルのバックアップが必要だ)
- 「backing (名詞)」: “The singer has strong backing from the label.”(その歌手はレーベルから強力な支援を受けている)
- 「back (動詞)」: “He will back your project.”(彼はあなたのプロジェクトを支援するだろう)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- 「backed by」はニュース記事やビジネス文書などでもよく見られるため、中上級レベル以上の語彙として位置づけられます。
語構成:
- 「back」+「-ed」(過去分詞形)+「by」(前置詞)
- 「back」は「支援する・裏づける」「背中・後方」「後退させる」など多義的な語ですが、ここでは「支援する・支持する」の意味合いが強いです。
- 「back」+「-ed」(過去分詞形)+「by」(前置詞)
派生語や類縁語:
- 「backing (名詞)」: 支援、裏づけ
- 「background (名詞)」: 背景
- 「to back (動詞)」: 支援する、援助する
- 「backing (名詞)」: 支援、裏づけ
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- “backed by evidence” (証拠により裏付けられている)
- “backed by the government” (政府の支援を受けている)
- “backed by solid data” (確かなデータに基づいている)
- “backed by popular demand” (多くの要望によって後押しされている)
- “financially backed by investors” (投資家によって資金面で支援されている)
- “politically backed by the party” (政党によって政治的に支援されている)
- “scientifically backed by research” (研究によって科学的に裏付けられている)
- “legally backed by the constitution” (憲法によって法的に裏付けられている)
- “fully backed by the board of directors” (取締役会から全面的に支援を受けている)
- “backed by public opinion” (世論の支持を得ている)
- “backed by evidence” (証拠により裏付けられている)
語源:
「back」はゲルマン系言語を起源とし、「後ろ」「背中」などの意味から転じて、誰か・何かを「後ろから支える」「助ける」という意味を持つようになりました。
「backed by」は、過去分詞形である “backed” と前置詞 “by” を組み合わせ、「誰か・何かを背後に持つ」→「支えられている」というニュアンスを表します。使用時の注意点とニュアンス:
- フォーマル/カジュアルの両方で使うことができますが、ビジネス・ニュース・学術記事などでは特に好んで用いられます。
- 「supported by」や「funded by」と似た意味合いで、ややフォーマル寄りの表現です。
- 口語でも「He’s backed by his wealthy parents.(彼は裕福な両親の後ろ盾がある)」のように使われることもあります。
- フォーマル/カジュアルの両方で使うことができますが、ビジネス・ニュース・学術記事などでは特に好んで用いられます。
一般的な構文:
- “be + backed + by + 名詞”
- 例: “The project is backed by several major sponsors.”
- “~, backed by + 名詞” のように分詞構文的に用いて、後ろから説明を加える形もあります。
- 例: “The singer, backed by a full orchestra, gave an outstanding performance.”
- “be + backed + by + 名詞”
可算・不可算・他動詞・自動詞などのポイント:
- 「back」は動詞としては他動詞で、「〜を支援する」「〜に賭ける」という意味で使われます。
- 「backed by」は過去分詞を受動態もしくは形容詞的に使う表現です。
- 「back」は動詞としては他動詞で、「〜を支援する」「〜に賭ける」という意味で使われます。
フォーマル/カジュアルの使用シーン:
- ビジネス、ニュース: “The new policy is backed by recent studies.”
- カジュアル: “He’s backed by his family.” など、会話でもOK。
- ビジネス、ニュース: “The new policy is backed by recent studies.”
“I feel more confident when I know I’m backed by my friends.”
- (友人が支えてくれていると思うと、私はもっと自信が持てるんだ。)
“He started a small bakery, backed by his parents’ savings.”
- (彼は両親の貯金を後ろ盾にして、小さなパン屋を始めた。)
“She entered the contest, backed by her teacher’s encouragement.”
- (彼女は先生の励ましを受けて、そのコンテストに出場した。)
“Our new venture is backed by prominent investors from the tech industry.”
- (私たちの新しい事業は、テック業界の著名な投資家たちから支援を受けています。)
“The startup’s proposal was backed by strong market research.”
- (そのスタートアップの提案は、入念な市場調査によって裏付けられていた。)
“All of our products are backed by a two-year warranty.”
- (私たちの製品はすべて2年間の保証が付いています。)
“His hypothesis is backed by numerous peer-reviewed studies.”
- (彼の仮説は、多数の査読付き研究によって裏付けられている。)
“This theory is backed by evidence collected over a decade.”
- (この理論は、10年にわたって収集された証拠によって裏付けられている。)
“Their argument, backed by historical data, challenges conventional wisdom.”
- (歴史的データによって裏付けられた彼らの主張は、従来の常識に異議を唱えている。)
類義語
- “supported by” (〜によって支えられている)
- ほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- ほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- “funded by” (〜によって資金提供されている)
- 財政的支援に焦点がある。
- 財政的支援に焦点がある。
- “endorsed by” (〜によって承認・支持されている)
- 有名人や団体などから「承認」されたことに焦点がある。
- 有名人や団体などから「承認」されたことに焦点がある。
- “underpinned by” (〜によって支えられている;理論的・構造的な意味が強い)
- 学術的な文脈や理論の土台として用いられやすい。
- 学術的な文脈や理論の土台として用いられやすい。
- “supported by” (〜によって支えられている)
反意語(状況によって)
- “opposed by” (〜に反対されている)
- “unsupported by” (〜に支援されていない)
- “opposed by” (〜に反対されている)
発音記号 (IPA)
- “backed”: /bækt/
- “by”: /baɪ/
- “backed”: /bækt/
強勢(アクセント)の位置
- 「backed」は1音節単語なので、特に強勢といっても /bækt/ 全体をしっかり発音します。
- 「by」は/baɪ/ と伸ばしてはっきり発音します。
- 「backed」は1音節単語なので、特に強勢といっても /bækt/ 全体をしっかり発音します。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- どちらも /bækt/ /baɪ/ が一般的。大きな違いはありません。
- “backed” の「t」の音がアメリカ英語ではやや弱まって発音される場合もあります。
- どちらも /bækt/ /baɪ/ が一般的。大きな違いはありません。
よくある間違い
- “back” と “buck” の混同 (綴りや発音の混乱)。
- “back by” のように “ed” が抜け落ちるスペルミス。
- “back” と “buck” の混同 (綴りや発音の混乱)。
- スペリングミス: 「backed」と書くべきところを「backt」「backd」などにしないように注意。
- “backed up by”との混同: “backed up by” は「バックアップを取られている」や「さらに補強されている」ニュアンス。文脈によっては似ているが、意図した意味に合っているか確認。
- TOEICや英検などでの出題: 新聞記事やビジネス文脈のリスニング・リーディング問題で登場しやすい表現です。政府の支援や研究データに基づく説明などとセットで使われる場合が多いので、合わせて覚えると良いです。
- 「背中(back)に誰かがついている」= 「背後から支えられている」というイメージを思い浮かべると記憶に残りやすいです。
- 「back(過去分詞) + by」によって「〜の後押しを受けている」と直訳できるため、イメージしやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、「backed by 〇〇」という表現をセットで何度も文章に入れて音読すると、自然にフレーズごと身につきます。
- 日常会話やビジネスの場面で広く使われる表現です。
- (動詞) “to take further action after something has been done or discussed”
(何かが行われたり話し合われたりした後に、さらに行動を起こすこと) - (名詞) “something done to continue or complete a previous action”
(前の行動を継続・完成させるために行われるもの) - (形容詞) “related to or done after an initial action”
(初動の後に行われるもの、またはそれに関連するもの) - (動詞) すでに行ったことや話し合ったことを追跡して、追加の行動をとること。たとえば、お願いしたことがきちんと進んでいるか確認したり、追加情報をメールで送ったりするときに使います。
- (名詞) 追跡や追加作業そのものを指します。
- (形容詞) 何かに続いて行われることを指します。
- 動詞: follow up – followed up – followed up – following up
- 名詞: a follow-up (可算名詞) / follow-ups (複数)
- 形容詞: follow-up (通常変化しない)
- follow (動詞) 「後についていく、従う」
- follower (名詞) 「フォロワー、追随者」
- following (形容詞) 「次の~、以下の~」
- “follow” + “up”
- 「follow」は「後を追う、続ける」、
- 「up」は「さらに先へ、上へ」、何かを「追いかけて最後までやり遂げる」イメージを強める働きをします。
- 「follow」は「後を追う、続ける」、
- follow, follower, following, follow through, follow out など
- follow up with a phone call (電話で追跡確認をする)
- follow up with an email (メールで追加連絡をする)
- follow up on a request (依頼について追跡する)
- follow up on a lead (見込み客・手がかりを追跡する)
- follow up on the discussion (議論を追跡する)
- follow-up appointment (追加の予約・診察)
- follow-up call (フォローアップの電話)
- follow-up question (追加質問)
- send a follow-up message (フォローアップメッセージを送る)
- provide a follow-up report (フォローアップ報告を行う)
- 「follow」は古英語の “fylgan” に由来し、「後ろを行く、従う」という意味を持ちます。
- 「up」は「上に」「さらに先へ」というニュアンスの副詞。
- 組み合わさることで「後をさらに追って行動する」「追加行動をとる」というニュアンスになります。
- ビジネスシーンで特に多用されます。カジュアルな場面でも使いますが、ビジネスでの「催促」や「確認」の文脈でよく頻出します。
- 文章(メールなど)でも口語でも使われますが、フォーマルな文面では「I would like to follow up on…」のように丁寧に書くことが多いです。
- 動詞としての用法: 他動詞的に “follow up on + 目的語” として使うことが多いです。
例: “I will follow up on the issue tomorrow.” - 名詞・形容詞としての用法: “follow-up” (ハイフンあり)で用い、可算名詞として使う場合は “a follow-up” となります。また形容詞として “follow-up question” など、名詞を修飾します。
- “follow up on (something)” = 「(何か)を追跡する、追って確認する」
- “do a follow-up” = 「フォローアップを行う」
- 「フォローアップ行動」を1つの単位として数える場合があるため、基本的に可算名詞扱い。
- 例: “We had several follow-ups after the meeting.”
英: “I need to follow up with Tom about the party details.”
日: 「パーティーの詳細についてトムに改めて確認しなくちゃ。」英: “Did you follow up on that book I recommended?”
日: 「僕が勧めた本、ちゃんとチェックしてみた?」英: “I’ll follow up by sending you the recipe later.”
日: 「あとでレシピを送るからね。」英: “Please follow up on the client’s request and let me know the outcome.”
日: 「クライアントの依頼を追跡して、結果を教えてください。」英: “I sent a follow-up email regarding the project timeline.”
日: 「プロジェクトのスケジュールに関して、フォローアップのメールを送りました。」英: “We will do a follow-up call next week to discuss further details.”
日: 「来週、追加の詳細を話し合うためフォローアップの電話を入れます。」英: “The researchers conducted a follow-up study to verify the initial findings.”
日: 「研究者たちは初期の発見を検証するために追跡調査を行いました。」英: “A follow-up examination will be necessary to ensure patient recovery.”
日: 「患者の回復を確認するためには追加検査が必要となります。」英: “We plan to follow up on these results in our next publication.”
日: 「次の論文で、今回の結果をさらに追及する予定です。」check in(様子をうかがう)
- 短い連絡をするニュアンス。より軽めの確認や連絡。
- 短い連絡をするニュアンス。より軽めの確認や連絡。
follow through(最終的な完了まで責任を取る)
- 最後までやり遂げるニュアンスで、「follow up」と比較すると、続行・完遂にフォーカス。
- 最後までやり遂げるニュアンスで、「follow up」と比較すると、続行・完遂にフォーカス。
look into(詳しく調べる)
- 「何かの問題や状況に対して調査する」イメージ。
- 「何かの問題や状況に対して調査する」イメージ。
pursue(追求する)
- よりフォーマルで執着的に追う感じ。
- よりフォーマルで執着的に追う感じ。
- 特になし
(「follow up」は何かを追いかける行為なので、反対の意味は “ignore”(無視する)などが挙げられますが、直接の反意語として使われるものはありません。) - 米: /ˈfɑːloʊ ʌp/
- 英: /ˈfɒləʊ ʌp/
- “follow” の「fo-」の部分にアクセントがきます。
- “up” は短く添えるように発音されます。
- “follow” の後ろの “-ow” を 「オー」と発音しすぎたり、「アウ」となったりすること。
- 通常米音では “ファロー” と聞こえるイメージでOKです。
- スペルミス: “followup” など一語にしてしまうケースがありますが、動詞句として使うときは “follow up” (2語)。名詞/形容詞としては “follow-up” (ハイフンあり) が一般的。
- 同音異義語との混同: “fall up” や “fill up” と聞き間違える場合があるので注意。
- 試験対策: TOEIC や英検などのビジネス文脈で “follow up on…” の形が出題されやすい。意味をしっかり押さえておくと、リスニングやリーディングで役立ちます。
- 「誰か(何か)の後ろを (follow) さらに (up) 追いかける」というイメージで覚えると分かりやすいです。
- メールや電話などで「後で再度連絡する」という場面を思い浮かべると、自然と使い方がイメージできます。
- 「フォローアップ」というカタカナ外来語として日本語でも定着しているので、「前にやっていたことにもう一回触れる」ということを思い出すと混乱しにくくなります。
Investing in stocks is a good strategy for long-term financial growth.
Investing in stocks is a good strategy for long-term financial growth.
解説
株式投資は長期的な財務成長のための良い戦略です。
long term
1. 基本情報と概要
単語: long term
品詞:
意味(英語): a period extending over a relatively long duration / of or relating to a long duration.
意味(日本語): 「長期」「長期の」「長期的な」。
・「long term」は、「長い期間」「長いスパン」を表すときに使われ、将来や時間の経過を考慮した表現としてよく用いられます。「長期的視点で考える」などのニュアンスを持つ、とても日常的かつビジネスでも幅広く使われる単語です。
活用形:
他の品詞になった場合の例:
CEFRレベル目安: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“long term” はそれぞれの単語の基本的な意味が合わさった表現です。形容詞として使う場合は多く “long-term” のようにハイフンを入れます。
関連語・派生語
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “long term” / “long-term” の詳細な解説です。名詞としても形容詞としても登場しやすく、とても頻繁に使う表現ですので、ぜひ理解しておくと学習や実務、日常会話のいずれでも役立ちます。
【形】長期の
長期にわたって続く, 長期満期の
Come on, we're going to be late!
Come on, we're going to be late!
解説
急いで、遅れるよ!
come on
以下では come on
という英語表現について、詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
品詞
活用形や他品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭辞・語幹・接尾辞
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
名詞・動詞他による使い分け
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
下記の例文では、日常会話 / ビジネス / 学術的な文脈でそれぞれ3つずつ示します。
5.1 日常会話
5.2 ビジネス
5.3 学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(※厳密な「come on」の反意語は難しいが、文脈上の対比)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
少しカジュアルではありますが、「come on」は日常会話で非常に便利でよく耳にするフレーズです。文脈ごとの微妙なニュアンスをマスターしておくと英語コミュニケーションの幅がぐっと広がります。
《話》急げ
おいで
(励まして)さあ,がんばれ,大丈夫だ
(納得がいかなくて)おいおい
(ねだって)お願いだよ
(挑発して)さあ来い
(明かりが)つく
No matter what happens, I will always be there for you.
No matter what happens, I will always be there for you.
解説
何が起ころうとも、私はいつもあなたのそばにいます。
no matter
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): no matter
品詞: 慣用表現(接続詞的に使われることが多い)
CEFR レベル目安: B1(中級)
英語での意味
“no matter” は “regardless of” 「〜に関わらず」に近い意味を持ち、後ろに “what,” “who,” “how,” “when,” など疑問詞が続いて “No matter what 〜,” “No matter who 〜,” “No matter how 〜,” の形で使われます。
日本語での意味
「〜に関係なく」「たとえ〜でも」、「問題ない」「気にしないで」などというニュアンスを伝えます。カジュアルに「どうでもいい」「何であれ・誰であれ」という意味合いを示します。
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「何も問題ではない」「どんな事柄でも関係がない」というニュアンスが合わさって、結果的に「どんな場合も変わらない・影響がない」という意味合いを生み出します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算などの区別
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的場面での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
強勢位置
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “no matter” の詳細解説です。使い方のポイントは、後ろに続く “what” や “who” などの疑問詞で「〜が何でも/誰でも/どんなふうでも変わらない」という意味を強調できるところです。日常会話で頻繁に登場するうえ、ビジネス文書でもフォーマルにも使える便利な表現なので、ぜひマスターしてみてください。
His careless behavior can give rise to accidents.
His careless behavior can give rise to accidents.
解説
彼の不注意な行動は事故を引き起こす可能性があります。
give rise to
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): give rise to
品詞: 句動詞(phrasal verb)
活用形: give - gave - given
「give rise to」は「~を引き起こす」「~を生じさせる」という意味を持つ英語表現です。何かが原因となって、結果として別の何かが生じる、という因果関係を示すときに使用されます。文語的・フォーマルな響きを持ちやすい表現で、会話でも使われることはありますが、特にビジネスや学術的な文脈でよく見かけます。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
他の品詞になった時の例
2. 語構成と詳細な意味
「give rise to」は直訳すると「上昇(rise)を与える(give)→結果として何かを生じさせる」というイメージです。
結果や状況、出来事などが「発生する・起こる・生じる」ことを伝える際に使います。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
「give rise to」は、もともと「何かを上昇させる、立ち上げる(結果を起こす)」というニュアンスから使われてきた表現です。
比較的フォーマルな文脈や書き言葉でよく見られますが、口語でも使用可能です。ただし、カジュアルな会話では “cause” や “lead to” のほうがよく使われるかもしれません。
論文やビジネス文書などでは、事象が原因となって「他の状況を発生させる」ことを丁寧に表現したいときに用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「give rise to」の詳細解説です。ビジネスや学術場面で頻出する表現なので、例文と一緒に押さえておきましょう。
(好ましくない事・状況など)を引き起こす, ...のもととなる, ...の引き金となる, ...を生じさせる
At present, I am studying for my exams.
At present, I am studying for my exams.
解説
現在、私は試験勉強をしています。
at present
1. 基本情報と概要
単語・フレーズ: at present
品詞: 副詞句(adverbial phrase)
意味(英語): “currently”, “right now”
意味(日本語): 「現在は」「今のところ」「現時点で」
→ 「今、この瞬間の状況」や「現時点の状態」を表す時に使われる表現です。丁寧な文脈や、文章でもよく見かけるフレーズで、ややフォーマルなニュアンスを持ちます。
活用形:
関連品詞の例:
CEFRレベルの目安: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
このフレーズは “at + present” という2語から成り立ちます。
関連する他の表現や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは3種類の文脈別に例文を示します。
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
いずれも “今” に対する相対的な時制を示す表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “at present” の詳細解説です。丁寧な文脈でも日常会話でも使える便利な表現なので、ぜひ覚えてみてください。
《かたく》現在, 目下, 今のところは
I prefer the latter option.
I prefer the latter option.
解説
私は後者の選択肢を好みます。
the latter
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): the latter
品詞: 代名詞・形容詞的表現
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
「the latter」は、文の中で2つ挙げたもののうち、あとに挙げたものを指すときに使われる表現です。たとえば「AとBがあるが、その後者(The latter)は〜だ」というように使います。内容を区別して説明したいときに便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(計10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
「the former」と「the latter」はよくセットで使われます。どちらも論理的な文章・スピーチでよく使われるフォーマルな表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を参考に、「the latter」は「2つ以上挙げた中での後者」を表す重要な指示語で、フォーマルなエッセイやビジネス文書、日常会話でも比較の際に大いに役立つ表現です。ぜひ「the former」とセットで覚えて使ってみましょう。
【名】(二者のうちの)後者
I have got a new car.
I have got a new car.
解説
私は新しい車を持っています。
have got
「have got」の徹底解説
1. 基本情報と概要
品詞
活用形
「has」か「have」かは主語によって変化し、否定形・疑問形にするときは以下のようになります:
他の品詞との関連
CEFRレベル
「have got」は英語で「所有している」「~がある」という意味です。たとえば “I’ve got a car.” は「車を持っていますよ」という意味になります。日本語では「私は〜を持っている」というニュアンスで気軽に日常会話で使われる表現です。
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
名詞かどうか
他動詞/自動詞の使い分け
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的・フォーマル寄り
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
“have” の「ア」音と “got” の「オ」音が地域によってやや異なります。最大のポイントは、口語で “I’ve got” と一気に発音することが多い点です。短縮形が自然に感じられます。
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
総括すると、「have got」は「すでに持っている」「すでに獲得している」の状態を強調する表現です。イギリス英語を中心に人々の日常会話で非常に頻繁に使われるため、場面によっては単に “I have” と言うより自然に聞こえる場合があります。短縮形や否定形・疑問形の作り方をしっかり身につけて、スムーズに使えるよう練習してみてください。
《話》を持っている
I fail to understand his reasoning.
I fail to understand his reasoning.
解説
彼の理論を理解しない。
fail to
以下では、英熟語「fail to」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「fail to ~」は「~することに失敗する」「~できない」といった意味を持ちます。例えば、「He failed to arrive on time.」なら「彼は時間通りに到着できなかった」となります。
「こういう場面で使う、こういうニュアンスだよ」という点としては、「すべきことや期待されていることをやらなかった(できなかった)」という若干ネガティブな響きがある表現です。
品詞と活用形
他の品詞
CEFR レベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「fail to〜」はフレーズとして特定の接頭語や接尾語ではなく、“fail + to + 動詞” のセット表現と考えると理解しやすいです。
関連語・派生語
コロケーション(よく使われる共起表現 + 日本語訳)10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文の例
フォーマル/カジュアルの違い
5. 実例と例文
以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに、各3つの例文を挙げます。
日常会話
ビジネス
学術的
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (近い意味)
反意語 (反対の意味)
7. 発音とアクセントの特徴
強勢と発音の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「fail to」の詳細な解説です。「失敗する」や「義務や期待を果たさない」というニュアンスに加え、「never fail to do」のような少し別の使われ方もあるので、しっかり覚えておくと表現の幅が広がります。
...しない. ...しそこなう, ...できない《~ do》
The research findings are backed by extensive data analysis.
The research findings are backed by extensive data analysis.
解説
研究の結果は、詳細なデータ分析に裏付けられています。
backed by
1. 基本情報と概要
英語: backed by
日本語: 「(〜によって)支援・支持を受けている」「(〜によって)裏付けがある」などの意味を持ち、何かを後ろ盾にしている状態を表す表現です。
「backed by」は、主語が他者や要素からサポートを受けている、というニュアンスを伝えます。たとえば「政府の支援を受けている」「彼の証言は証拠によって裏付けられている」などの文脈で使われます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「backed by」はビジネス、学術、日常会話まで幅広く使える便利な表現です。「〜によって支援を受けている」「〜によって裏付けられている」というニュアンスを覚えておくと、英語の読み書き・会話で役立ちます。ぜひ例文とともに繰り返し練習してください。
...に裏付けられた, ...に証明された
...に支援された
《be ~ ...》の後ろに...がある
I will follow up with the customer to address their concerns.
I will follow up with the customer to address their concerns.
解説
顧客の懸念事項に対処するために引き続きフォローアップします。
follow up
1. 基本情報と概要
単語: follow up
品詞: 句動詞 (phrasal verb) / 名詞 (follow-up) / 形容詞 (follow-up)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語):
意味(日本語):
「前のやりとりや対応を忘れずに追いかけるニュアンス」があり、ビジネスメールや電話でよく使われる表現です。
活用形:
他の品詞例:
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
派生語や類縁語:
よく使われるコロケーション(10個):
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
イディオム/構文例:
可算・不可算の区別(名詞の場合):
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文(3つ)
B. ビジネスでの例文(3つ)
C. 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
反意語:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
強勢:
よくある発音ミス:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “follow up” の詳細な解説です。ビジネスでもプライベートでも使いやすい便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
《…を》 引き続き調べる, 追求する, 究明する 《on》
loading!!
頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
外部リンク
キー操作
最初の問題を選択する:
Ctrl + Enter
解説を見る:Ctrl + G
フィードバックを閉じる:Esc
問題選択時
解答する:Enter
選択肢を選ぶ:↓ or ↑
問題の読み上げ:Ctrl + K
ヒントを見る: Ctrl + M
スキップする: Ctrl + Y