頻出英熟語500 / スペリング問題 - 未解答
日本語を読み、対応する英熟語を記述する問題です。
英熟語のつづりを覚えるのに役立ちます。
- B2: 日常会話は比較的スムーズにこなせるが、複雑な表現や微妙なニュアンスを理解するのに少し練習が必要なレベル
- 英語: “one more in addition to others already mentioned or considered”
- 日本語: 「さらにもう1つ」「またしてももう1つ」という意味です。
- 例: yet another reason, yet another problem, yet another task
- 「another」を単独で形容詞的に使う場合: another day, another book
- 「yet」を副詞として使う場合: I haven’t finished yet. (まだ終えていない)
- 「yet」は接続詞としても使われる: He is small yet strong. (彼は小柄だが強い)
- yet: 「まだ」「いまだに」「さらに」などの意味を持つ副詞または接続詞
- another: 「もう一つの」「別の」という意味の形容詞や代名詞
- still another: 「さらにもう一つ」(類似: yet another)
- yet more: 「さらにもっと多くの」(数量が多い場合に使う)
- yet another example → さらにもう一つの例
- yet another problem → また別の問題
- yet another question → またしても別の質問
- yet another issue → さらにもうひとつの重要事項
- yet another reason → また別の理由
- yet another approach → さらにもう一つのアプローチ
- yet another story → さらに別の話
- yet another way → もう一つの方法
- yet another challenge → また新たな課題
- yet another update → またしても新しいアップデート
- yet: 古英語「gēat」「gīt」などから派生し、「まだ」「依然として」という意味がある言葉。
- another: “an other” として「1つの他のもの」という成り立ち。古英語 “ōðer” (other) に冠詞 “an” がついて “another” となった形。
- yet another + [可算名詞] が基本的な構文。
- 「yet another」が名詞の前に置かれ、複数回繰り返される概念に対して「もう一つ」を強調します。
- 使用シーン:
- カジュアル: 友人との会話→ “I got yet another invitation!”
- フォーマル: ビジネスメールや文書→ “We have yet another matter to discuss.”
- カジュアル: 友人との会話→ “I got yet another invitation!”
- I’ve just received yet another text from him. (彼からまたメッセージが来たよ…)
- This is yet another reason why I love this café. (このカフェを好きな理由がまた増えちゃったよ)
- We have yet another birthday party to attend this weekend. (今週末はさらに別の誕生日会にも出席しなきゃ)
- We encountered yet another delay in the project due to technical issues. (技術的な問題でプロジェクトにまた遅れが出ました)
- This market research reveals yet another opportunity for us to expand globally. (この市場調査は、我々がグローバルに拡大するさらなる機会を示しています)
- We’ve received yet another request from the client for additional revisions. (クライアントから追加修正の要望がまた来ています)
- The study provides yet another perspective on the effects of climate change. (この研究は、気候変動の影響についてまた別の視点を提供している)
- Yet another hypothesis suggests that these findings could be correlated with dietary habits. (もう一つの仮説は、これらの知見が食習慣と相関する可能性を示唆している)
- These results present yet another challenge in the field of quantum computing. (これらの結果は、量子コンピュータ分野におけるさらに別の課題を提示している)
- still another → 「さらにもう1つ」
- “yet another”とほぼ同じ意味だが、やや文語調。
- “yet another”とほぼ同じ意味だが、やや文語調。
- another one → 「もう一つ」
- 強調の度合いが低く、単純に「あと1つ」というニュアンス。
- 強調の度合いが低く、単純に「あと1つ」というニュアンス。
- one more → 「あと1つ」
- 数量的に単純に加える感覚が強く、驚きやうんざり感は弱い。
- no more → 「もうない」「これ以上増えない」
- “yet another”で表すような「さらに追加される」とは真逆の意味。
- 発音記号(IPA):
- yet /jɛt/
- another /əˈnʌð.ər/ (米: /əˈnʌð.ɚ/, 英: /əˈnʌð.ə/)
- yet /jɛt/
- アクセント位置:
- “another” の場合、第2音節の “nʌ” に強勢が落ちます (ə-NÓ-ther)。
- “another” の場合、第2音節の “nʌ” に強勢が落ちます (ə-NÓ-ther)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 大きな違いは /r/ の発音: イギリス英語は /ð.ə/、アメリカ英語は /ð.ɚ/。
- 大きな違いは /r/ の発音: イギリス英語は /ð.ə/、アメリカ英語は /ð.ɚ/。
- よくある間違い:
- “another” が “an other” になってしまうなど、つづりを混同しないよう注意。
- “yet” を “yate” と書いてしまうスペルミスなど。
- “another” が “an other” になってしまうなど、つづりを混同しないよう注意。
- スペルミス: “anoter” “yet anoter” など、“n”や“h”の抜けや混同が起きやすい。
- 同音異義語との混同: “yet” と “yacht” (ヨット) は全く違う単語。スペリングも異なるが、音が紛らわしいと感じる学習者もいる。
- 試験対策: TOEICや英検でも、読解問題において “yet another reason” などが頻出。文脈から「さらに1つ追加される」という意味を理解できるかどうかが問われる。
- “yet another” は、「もう1回追加だよ…」というちょっとした驚きやうんざりをイメージすると覚えやすいです。
- 「またか~!」という感嘆とあわせてカジュアルにもよく使われるため、「嫌でも積み重なってくるイメージ」として捉えておくとよいでしょう。
- スペルを覚える際は、 “yet” (まだ) + “an + other”(1つの他のもの) を組み合わせて「まだもう1つある」という連想をすると分かりやすいです。
- To have enough money, time, or resources to do something.
- 何かをするために必要なお金や時間に余裕がある
- やっても問題が起こらない範囲で実行できる
- 現在形: afford
- 過去形: afforded
- 過去分詞: afforded
- 現在分詞: affording
- 形容詞: affordable(手頃な価格の)
- 名詞: affordability(手頃さ、購入可能性)
- 接頭語や接尾語から成り立つというよりは、“afford”自体が一語です。
- “afford” の中には明確な接頭語・接尾語がはっきり分離できる形ではありません。
- “afford (to do something)” は「(経済的・時間的に)~するだけの余裕がある」という意味。
- 「したくてもできない」場合には、否定形の “cannot afford to...” がよく使われます。
- affordable (形): 手頃な価格の
- affordability (名): 支払い能力、手頃さ
- can afford to buy … (…を買う余裕がある)
- can’t afford to lose …(…を失う余裕はない)
- can afford the time to …(…する時間の余裕がある)
- afford a house / car(家や車を買う余裕がある)
- afford to take a risk(リスクをとる余裕がある)
- cannot afford to waste …(…をむだにする余裕がない)
- can barely afford to …(かろうじて…する余裕がある)
- can ill afford to …(本当は…する余裕がない)
- afford the luxury(贅沢する余裕がある)
- afford to miss(逃す余裕がある、またはない)
- “afford” は中英語で “afforden” として使われていた言葉が由来とされます。
- ラテン語の “ad-” (方向を示す) と、ゲルマン系動詞 “fordan/forthan”(進む、前進する)などの要素が融合し、もともと「~を与える」「何かを可能にする」のような意味合いを持っていた、といわれています。
- 「~するだけの金銭的・時間的余裕がある」という現実的な状況を示し、ポジティブにもネガティブにも使われます。
- “can’t afford to do” は、切迫感を伴う意味合い(「それをする余裕は本当にない」)で使われることが多いです。
- 口語でも書き言葉でもよく使われ、フォーマル・カジュアル両方の会話で普通に用いられます。
- 他動詞的に目的語をとる場合: “afford something”
例: I can afford a new phone. - 「to不定詞」を伴う場合: “afford to do something”
例: I can’t afford to travel abroad this year. - “S + can/cannot afford + O”
- 例: We can afford a holiday once a year.
- 例: We can afford a holiday once a year.
- “S + can/cannot afford + to do”
- 例: I can’t afford to make any mistakes.
- 例: I can’t afford to make any mistakes.
- “can ill afford + to do”
- 例: We can ill afford to lose another key player.
- 通常「can」や「cannot」と合わせて使うことが多いですが、“be able to afford to do” のように “be able to” とも組み合わせ可能です。
“I really want a new laptop, but I can’t afford to buy one right now.”
(新しいノートパソコンが欲しいけど、今は買う余裕がないんだ。)“Can you afford to take a day off this week?”
(今週、休みを1日取る余裕ある?)“We can afford to treat ourselves to a nice dinner tonight.”
(今夜はちょっといいディナーを楽しむ余裕があるよ。)“The company can’t afford to lose any more clients.”
(会社としてはこれ以上顧客を失う余裕はない。)“We can afford to invest in new technology given our budget surplus.”
(予算に余裕があるので、新しい技術に投資できます。)“They can ill afford to delay this project any further.”
(彼らにはこのプロジェクトをこれ以上延期する余裕がほとんどない。)“Students often cannot afford to purchase expensive reference books.”
(学生はしばしば高価な参考書を買う余裕がないことが多い。)“The research institute can afford to expand its laboratory facilities using public grants.”
(その研究所は公的助成金を用いて、研究施設を拡張する余裕がある。)“Most scholars cannot afford to neglect interdisciplinary studies in modern academia.”
(現代の学問においては、多くの研究者が学際的研究を無視する余裕はない。)- “have the means to”(~する手段がある)
- 意味は似ているが、金銭以外にもあらゆる手段を指すことが多い。
- 意味は似ているが、金銭以外にもあらゆる手段を指すことが多い。
- “be able to spare”(余裕を割ける)
- 時間・お金などを割けるニュアンス。会話では口語的に使う。
- 時間・お金などを割けるニュアンス。会話では口語的に使う。
- “manage to”(何とかやりくりして~する)
- 「どうにかこうにか実現する」という含意で、ニュアンスがやや異なる。
- 「どうにかこうにか実現する」という含意で、ニュアンスがやや異なる。
- “cannot afford to”「~する余裕がない」
- よりはっきり反意で言うなら、“be unable to pay for/buy/do” のような表現もある。
発音記号(IPA):
- イギリス英語 (BrE): /əˈfɔːd/
- アメリカ英語 (AmE): /əˈfɔːrd/ または /əˈfɔrd/
- イギリス英語 (BrE): /əˈfɔːd/
どちらの場合も「第2音節の ford に強勢」がきます。
アメリカ英語は “r” の音をはっきりと発音し、イギリス英語では “r” はほぼ聞こえないことが多いです。
よくある間違いは、「アフォード」と「エフフォード」のように母音や子音を誤って発音すること。実際には /ə-/ で始まり、強勢が後ろにきます。
- “afford” の綴りを “affort” や “effort” と混同しないように注意。
- 「can afford to do」と「afford to do」は同じ意味ですが、口語では “can” をつけて使われることが多いです。
- TOEICや英検などでも「can’t afford to」のように「~する余裕がない」形が頻出。時制や助動詞との組み合わせを問う問題が出る場合があります。
- “afford” の “ford” は、もともと「浅瀬を渡る」の”ford”と同じ綴り。川の浅瀬を渡るには余力が要るニュアンスをイメージすると、「~をできる余裕がある」と覚えやすいかもしれません。
- “can’t afford to ...” とネガティブに使われることも多いので、「何かをするのに必要なものがちょうどある/ない」という感覚で捉えると理解しやすいでしょう。
- スペリングでは “af” + “ford” と区切って、川の浅瀬 “ford” がある、とイメージすると間違いにくくなります。
- 日常会話などでよく使われる、比較的基本的な表現です。
- 英語: a small number of things, usually two or a few
- 日本語: 2つ、または2〜3つ程度の少数を示す表現
- フレーズそのものに時制や人称での活用はありませんが、後に続く名詞は複数形になることがほとんどです。(例: a couple of days, a couple of friends)
- 「couple」で名詞「カップル(恋人同士)」やドロマティックな意味「ペア」などを表すことがあります。
- 例: They are a lovely couple.(彼らは素敵なカップルです。)
- 例: They are a lovely couple.(彼らは素敵なカップルです。)
- 動詞の“to couple”は「連結する」「組み合わせる」を意味しますが、日常ではあまり使われません。
- a + couple + of
- “couple” は本来「二つ」または「一対」を意味する名詞。
- “a couple of” で一つのフレーズとして機能し、「ほんの少しの数」を表す。
- “couple” は本来「二つ」または「一対」を意味する名詞。
- Couple(名詞): カップル、ペア、一対など
- Coupling(名詞): 接合、結合
- a couple of days(2日、数日)
- a couple of minutes(2分、数分)
- a couple of hours(2時間、数時間)
- a couple of friends(友達2人ほど)
- a couple of questions(2、3の質問)
- a couple of things(2、3のもの、いくつかの用事)
- a couple of books(2、3冊の本)
- a couple of times(2回、数回)
- a couple of reasons(2、3の理由)
- a couple of ideas(いくつかのアイデア)
- “couple”はラテン語の「copula(つなぐもの)」などに由来し、中世フランス語を経て英語に入った言葉です。本来は「二つのものが一緒になっている状態」を意味しましたが、現代英語「a couple of」は厳密な2つに限らず「少しの数」を示す表現として定着しています。
- 「2」というよりは「2~3」のゆるい数を指す場合が多いため、「ちょっとだけ」「ほんの2、3」というラフな感覚があります。
- 日常会話などカジュアルな場面でよく使われ、厳密な数字を強調したい場合にはあまり使われません。
- フォーマルな文書では、「a couple of」より「several」「a few」などがより適切な場合がありますが、軽いニュアンスを出したい場合は有効です。
名詞の複数形が続く:
- 例: a couple of cars, a couple of people
- 不可算名詞には基本的に使いません。(a couple of waterのようには言いません)
- 例: a couple of cars, a couple of people
文中での位置:
- 数量を表す言葉として、名詞の前に置かれます。
- 例: I need a couple of volunteers.
- 数量を表す言葉として、名詞の前に置かれます。
構文例:
- “a couple of + plural noun”
- “I have a couple of questions about this project.”(このプロジェクトについて2、3質問があります)
- “a couple of + plural noun”
フォーマル/カジュアル:
- 一般的にはインフォーマル〜中程度のフォーマルでも問題なく使える言い回しですが、非常に改まったビジネス文書や法律文書では「two」と書くことが多いです。
- “I’ll be back in a couple of minutes.”
(2、3分で戻ってくるね。) - “I bought a couple of shirts on sale.”
(セールで2、3枚シャツを買ったんだ。) - “We have a couple of extra tickets if you want to join us.”
(もしよかったら余分なチケットが2、3枚あるよ。) - “Could you spare a couple of minutes to discuss the new proposal?”
(新しい提案について少しお時間をいただけますか。) - “We might need a couple of additional resources for this project.”
(このプロジェクトには追加のリソースが少し必要かもしれません。) - “I have a couple of concerns regarding the budget.”
(予算に関して2、3点懸念があります。) - “A couple of recent studies suggest a link between diet and cognitive function.”
(最近の2、3の研究は、食事と認知機能の関連性を示唆しています。) - “We identified a couple of methods to improve data accuracy.”
(データ精度を向上させる2、3の方法を特定しました。) - “The experiment failed a couple of times before yielding correct results.”
(正しい結果が得られるまでに2、3回実験を失敗しました。) - a few(2、3、少数):
- “a few”も「少数」「2、3個」という意味を持ちます。
- “a few books”と“a couple of books”は大きくは変わらないですが、ニュアンス的には“a couple of”のほうが「だいたい2個か3個くらい」という数を強く意識します。
- “a few”も「少数」「2、3個」という意味を持ちます。
- several(いくつか):
- “several”は2~5程度の少し多めの数を表す傾向があります。
- “a couple of”よりもやや多い印象を与えます。
- “several”は2~5程度の少し多めの数を表す傾向があります。
- a pair of(一対の):
- 物理的に「2つで1つのセット」を表す際に使われます。(例: a pair of shoes)
- 物理的に「2つで1つのセット」を表す際に使われます。(例: a pair of shoes)
- 特定の単語での反意語はありませんが、「たくさん」を意味する “many” “a lot of” は「少数」とは対極的な表現として挙げられます。
- 発音記号(IPA):
- a couple of: /ə ˈkʌp.əl əv/(主にアメリカ英語)
- イギリス英語でもほぼ同様です。
- a couple of: /ə ˈkʌp.əl əv/(主にアメリカ英語)
- “couple”の強勢は先頭の “cu” の部分に置かれます( /ˈkʌp.əl/ )。
- よくある発音の間違い: “couple”を「コウプル」と伸ばしてしまうことがありますが、実際は「カ(ʌ)プル」とうがった発音です。
- スペルミス: 「couple」を「cople」「coupple」などと間違えやすい。
- 数量の厳密さ: “2つ”と使うべきか“2、3個”のニュアンスか判別があいまいになる場合があります。
- 資格試験やテストでの出題例: TOEICなどではリスニングや読解中に「just a couple of minutes」などの表現が出てきて、具体的な数を答えさせる問題が見られます。“couple”は “two” であることが多い一方で、相手が必ず2つだけを指しているとは限らないので、文脈判断が大事です。
- “couple” = “コップ”くらいのイメージ: “cu”は「カ」または短い「ア」音で覚えると発音がしやすいです。
- 二人のカップルをイメージして覚える: 恋人同士は2人一組なので、「a couple = 2人」。ここから「a couple of things」と使うと「2つか2〜3つ」という漠然としたイメージが湧きやすいです。
- “We need to find other means.”(ほかの手段を見つける必要がある)
・「by means of」という固まり自体は前置詞句ですが、似たような言い回しとして “by no means”「決して〜でない」などもあります(意味は全く異なります)。 - by : 前置詞「〜によって」
- means : 名詞「手段・方法」
- of : 前置詞「〜の」
- “means” … 「手段」「方法」として単独で使われる名詞。
- “by no means” … 「決して〜でない」という全く別の意味の強い否定表現。
- “by all means” … 「ぜひ」「どうぞ」など、積極的な同意を示す際の表現。
- by means of technology(テクノロジーを用いて)
- by means of this method(この方法によって)
- by means of an experiment(実験を通して)
- by means of analysis(分析によって)
- by means of a loan(ローンを利用して)
- by means of communication(コミュニケーションによって)
- by means of his influence(彼の影響力を通じて)
- by means of careful planning(綿密な計画によって)
- by means of a translator(翻訳ソフト/翻訳者を使って)
- by means of a vehicle(乗り物を利用して)
- “means”は古フランス語「moyen (方法)」に遡り、ラテン語では「medianus(中間の)」などと関連し、「方法・手段」を意味するようになりました。
- “by means of”は「〜の力を借りて」「〜の手段を経て」というニュアンスがあり、歴史的にも「何かをするための道具や方法」として使われてきました。
- やや硬い響きがあり、フォーマルまたは文書表現で多用される。
- 口語で使う場合は、もう少しカジュアルに “using” や “through” などを使うことが多いです。
- 礼儀正しく、落ち着いた文脈で重宝します。
- 前置詞句として、手段や方法を説明する役割を果たします。
- フレーズの直後に名詞(または代名詞)を置き、「何を使って」「どのようにして」を示すのが基本です。
- フォーマルな書き言葉、ビジネス文書、学術的論文など。
- S + V + O + by means of + 名詞
例) “He achieved success by means of hard work.” - By means of + 名詞 + S + V
例) “By means of their support, we were able to finish the project.” - “I fixed my bike by means of a few simple tools.”
(ちょっとした道具を使って、自転車を直したよ。) - “She managed to learn Spanish by means of online lessons.”
(彼女はオンラインレッスンを使ってスペイン語を習得した。) - “By means of this recipe, you can make the dish easily.”
(このレシピを使えば、その料理を簡単に作れるよ。) - “We will expand our market reach by means of strategic partnerships.”
(戦略的パートナーシップを通じて、市場規模を拡大します。) - “By means of this new software, our team can automate routine tasks.”
(この新ソフトウェアのおかげで、チームは定型作業を自動化できます。) - “The company reduced costs significantly by means of improved logistics.”
(企業は物流を改善することによって、コストを大幅に削減しました。) - “The experiment was conducted by means of a double-blind test.”
(実験は二重盲検テストによって行われた。) - “By means of this advanced algorithm, the system can predict outcomes more accurately.”
(この高度なアルゴリズムを使うことで、システムは結果をより正確に予測できる。) - “By means of quantitative analysis, we identified key factors influencing the data.”
(定量分析を用いて、データに影響を与える主要要因を特定しました。) - “through”(〜を通じて)
- 「方法・手段」というよりは「過程や経路」を強調するが意味は近い。
- 例) “He solved the problem through careful thinking.”
- 「方法・手段」というよりは「過程や経路」を強調するが意味は近い。
- “using”(〜を使って)
- もっとカジュアルで直接的。「by means of」よりも日常会話的。
- 例) “She found a solution using a simple trick.”
- もっとカジュアルで直接的。「by means of」よりも日常会話的。
- “via”(〜を経由して)
- 書き言葉寄りで、物理的・抽象的に「〜を経由する」ニュアンス。
- 例) “We sent the parcel via courier.”
- 書き言葉寄りで、物理的・抽象的に「〜を経由する」ニュアンス。
- 手段を否定する(「全く使わない」という反意表現)は直接的にはありませんが、強い否定として “by no means”(決して〜でない)という全く別のイディオムがあります。
- [baɪ miːnz əv](アメリカ英語 / イギリス英語ほぼ同じ)
- “of” の部分は弱く発音され、 [əv] や [ə] のように聞こえることも多いです。
- 各語のなかでは “means” に強めのストレスが置かれる傾向があります (BY MEANS of)。
- 一続きで速く発音されると “by meanza” のように聞こえることもあります。
- 「means」を “mean” の複数形と混同しないように注意。
- “by no means”と勘違いしない。
- スペルミス: “means” の最後の “s” を落として “mean” と書かないようにする。
- “by no means” や “by all means” とは意味が全く異なります。混同に注意。
- フォーマルな文脈で使われる表現なので、カジュアルな口語では “using” や “through” を使う方が自然な場合が多いです。
- TOEICや英検などでは、ビジネス文書やフォーマル文で出題される可能性が高いです。
- 「by means of」は「手段を表す」イディオムと覚えましょう。
- “means” = 「手段」を示す単語。それに “by … of” がついて、「何かを使う手段によって」というイメージです。
- 「by means of → by (方法) of → 手段を使って」という流れでイメージすると覚えやすいです。
- 「Mean(s)」は「平均」や「意味する」など他の意味も多い単語なので、あくまで “means” が「手段」になっていることを強く意識すると記憶に残りやすいでしょう。
- 英語: Working or involving standard or extended hours (typically about 40 hours a week in many countries).
- 日本語: 常勤の、フルタイムの(週40時間程度など通常の労働時間を満たして働くさま)。
- 形容詞形: full-time
- 例: a full-time employee (フルタイム社員)
- 例: a full-time employee (フルタイム社員)
- 副詞形: work full-time (フルタイムで働く)
- B1 (中級): 日常会話や就労などでよく出てくる単語です。
- full (形容詞): 完全な、いっぱいの
- time (名詞): 時間
- full-time job → フルタイムの仕事
- full-time position → フルタイムの職
- full-time work → フルタイム労働
- full-time schedule → フルタイムのスケジュール
- full-time student → フルタイムの学生
- full-time commitment → フルタイムでの関わり
- full-time contract → フルタイムの契約
- full-time employment → フルタイムの雇用
- work full-time → フルタイムで働く
- study full-time → フルタイムで学ぶ
- 「full」は古英語の「full」から来ており、「いっぱいの, 完全な」を意味します。
- 「time」は古英語の「tīma」から来ており、「時間」を意味します。
- これらが組み合わさって「就業可能な時間目いっぱい働く(あるいは学ぶ)」という概念が生まれました。
- 「full-time」は、十分な時間を割いて行うというポジティブな印象を与えます。
- 一方で、「part-time (パートタイム)」と対比される場面が多いです。
- 口語でもビジネスでもよく使われる比較的カジュアルな印象がありますが、契約や履歴書(レジュメ)などの書面でもそのまま登場する、フォーマルな場面でも通用する語です。
- 形容詞としての使い方: 「full-time + 名詞」の形で使うことが多い。
例) He got a full-time position. - 副詞としての使い方: 動詞の後ろにつけて「〜をフルタイムで行う」と表現する。
例) She works full-time at the hospital. - 厳密には「full-time」は単独の名詞としては使わないのが一般的です。
- 「full-time」は形容詞/副詞なので可算・不可算の区別は通常ありません。
- フォーマルからカジュアルまで幅広く用いられます。
- 就業形態や学生の在籍形態を明示する際に多用されます。
- “I’m looking for a full-time job right now.”
(今、フルタイムの仕事を探しているんだ。) - “My brother works full-time at a local restaurant.”
(私の兄は地元のレストランでフルタイムで働いてるよ。) - “Are you studying full-time or part-time?”
(フルタイムで勉強しているの? それともパートタイム?) - “Our company has two full-time openings for software developers.”
(当社ではソフトウェア開発者のフルタイムのポジションを2名募集しています。) - “She transitioned from a part-time role to a full-time role last month.”
(彼女は先月、パートタイムからフルタイムの役職に移行しました。) - “He’s a full-time employee with excellent benefits.”
(彼はフルタイム社員で、手厚い福利厚生を受けています。) - “Full-time students are expected to train in the lab at least five days a week.”
(フルタイムの学生は週に最低5日、研究室で実習をすることが期待されています。) - “Full-time researchers often have strict publication deadlines.”
(フルタイムの研究者は厳格な論文掲載の締め切りを課されることが多いです。) - “It’s common for postgraduate programs to offer both full-time and part-time tracks.”
(大学院のプログラムでは、フルタイムとパートタイムの両方のコースを提供していることが多いです。) - permanent (永久的な、常勤の)
- “full-time”よりも雇用形態が長期的・恒久的であることにフォーカス。
- “full-time”よりも雇用形態が長期的・恒久的であることにフォーカス。
- regular (通常の、正規の)
- “full-time”に近いが、「通常の雇用形態」ぐらいの幅広い意味。
- “full-time”に近いが、「通常の雇用形態」ぐらいの幅広い意味。
- full-scale (本格的な)
- 時間だけでなく規模や範囲が「完全である」というニュアンスを強調。
- part-time (パートタイムの)
- 最も直接的な反対語。働く/学ぶ時間がフルでない形態。
- 最も直接的な反対語。働く/学ぶ時間がフルでない形態。
- temporary (一時的な)
- 長期的でない、限定期間の雇用や学習。
- 長期的でない、限定期間の雇用や学習。
- freelance (フリーランス)
- 雇用形態が会社に常駐する「フルタイム」とは異なる。
- IPA: /ˌfʊlˈtaɪm/
- アクセントは full の「ʊ」の音と「time」の「taɪm」の2音節にわかれますが、全体として「full-TIME」とtimeの部分がやや強調されます。
- アメリカ英語 /ˌfʊlˈtaɪm/ と イギリス英語 /ˌfʊlˈtaɪm/ で大きな差はありません。
- 「fulltime」とつなげて書いたり、あるいは「フルタイム」とカタカナで読んでも意味は通じますが、正確には “full” と “time” の音を分けて発音します。
- つづり間違い: “fulltime” と一語にしてしまうミス
- 正しくは “full-time” (形容詞として使う際はハイフンを入れるのがベター)。副詞の場合は “full-time” もしくは “full time” と書かれる場合もありますが、形容詞としてはハイフン入りが一般的。
- 正しくは “full-time” (形容詞として使う際はハイフンを入れるのがベター)。副詞の場合は “full-time” もしくは “full time” と書かれる場合もありますが、形容詞としてはハイフン入りが一般的。
- part-time と混同
- 意味が正反対なので、混同に注意。
- 意味が正反対なので、混同に注意。
- 副詞的用法
- “He works full-time.” のように動詞の後に置く副詞用法を見落とさないこと。
- “He works full-time.” のように動詞の後に置く副詞用法を見落とさないこと。
- TOEICや英検での出題傾向
- 雇用形態を問う問題や、ワークスタイルの違いを選択させる問題などで出題されやすい。
- 「full + time」で想像すると、コップに水が“満ちている”状態と“時間”が重なるイメージを持つと覚えやすいです。
- 「フルに時間を使う・完全に時間を使う=full-time」という感覚が大事。
- スペリングで “fulltime” と書いてしまうミスは多いので、“full-time” というハイフン入りをイメージで刻んでおきましょう。
- to refuse or reject (an offer, request, etc.)
- to reduce the level or intensity of something (e.g., volume, heat, brightness)
- (申し出や依頼を)断る、拒否する
- (音量や温度などを)下げる、弱める
- 現在形: turn down
- 過去形: turned down
- 過去分詞形: turned down
- 現在分詞形: turning down
- turn: 回転する、向きを変える、変化させる といった意味を持つ動詞
- down: 下へ(方向)、下げる、低くする
- turn off(電源を切る、興味を失わせる)
- turn on(電源を入れる、興味を引く)
- turn over(ひっくり返す、よく考える)
- turn back(引き返す)
- turn up(現れる、音量などを上げる)
- turn down an offer(オファーを断る)
- turn down a proposal(提案を断る)
- turn down the volume(音量を下げる)
- turn down the heat(火力・温度を下げる)
- turn down the brightness(明るさを落とす)
- turn down a request(依頼を拒否する)
- turn down repeatedly(繰り返し断る)
- politely turn down(礼儀正しく断る)
- turn someone down for a job(仕事の採用を断る)
- have no choice but to turn down(断るしか選択肢がない)
- turn は古英語「tyrnan (turnian)」由来で、「回す」「動かす」という意味をもつ動詞。
- down は古英語「dún」由来で、「下の方へ」を意味すると同時に、位置や状態を低くするニュアンスがあります。
- 「turn down」は日常会話からビジネスシーンでも広く使われますが、フォーマルというよりは標準的・ややカジュアルな響きです。
- 「拒否する」意味で使う場合、言い方によっては相手に対してきっぱりとした印象を与えることが多いです。丁寧に断りたいときは “I’m afraid I have to turn down your offer.” のようにクッション表現を付け足すとやわらかい響きになります。
- 目的語の位置
「turn down」は目的語を間に挟むことができます。
- Turn down + 目的語 → I turned down the offer.
- Turn + 目的語 + down → I turned the offer down.
- Turn down + 目的語 → I turned down the offer.
他動詞/自動詞の使い分け
「turn down」は他動詞として目的語を必要とする場合が多いです。
例: I turned down the volume. (× 自動詞としては原則用いない)イディオムとしての使い方
- “turn down”は “refuse” と同義になる表現(口語的)
- “turn in” (“submit”や“go to bed”など) など、他にも多くの “turn + 前置詞(副詞)” で成り立つイディオムがあります。
- “turn down”は “refuse” と同義になる表現(口語的)
“Could you turn down the music? It’s too loud.”
「音楽のボリュームを下げてくれる? ちょっと大きすぎるよ。」“He offered me another slice of cake, but I had to turn it down because I’m on a diet.”
「彼はケーキをもう一切れ勧めてくれたけど、ダイエット中だから断らなきゃいけなかったんだ。」“I can’t believe she turned down the invitation to the party.”
「彼女がパーティーへの招待を断ったなんて信じられないよ。」“We decided to turn down the proposal as it didn’t align with our objectives.”
「我々の目標に合わなかったので、その提案を断ることに決めました。」“I had to politely turn down the job offer due to personal reasons.”
「個人的な理由で、仕事のオファーを丁寧にお断りしなければいけませんでした。」“Could we turn down the air conditioning in the meeting room? It’s freezing in here.”
「会議室のエアコンの設定温度を下げて(または控えめにして)もらえますか? 寒すぎます。」“After reviewing the research grant application, the committee decided to turn it down.”
「研究助成金の申請書を精査した結果、委員会はその申請を却下することにしました。」“The scientist turned down the invitation to speak at the conference, citing scheduling conflicts.”
「その科学者はスケジュールの都合を理由に学会で講演する招待を断りました。」“The administration turned down the proposal for budgetary reasons.”
「管理部門(または当局)は予算上の理由でその提案を拒否しました。」reject(リジェクト): より強い表現で「拒絶する」。書類審査を弾くなど硬い印象。
- 例: “The company rejected his application.”(その会社は彼の応募を却下した。)
refuse(リフューズ): “turn down”とほぼ同義。書き言葉・フォーマルでも使える。断固とした響き。
- 例: “She refused to discuss the matter.”(彼女はその件について話し合うことを拒否した。)
decline(ディクライン): “turn down”よりフォーマルな印象。丁寧に「断る」。
- 例: “He declined the invitation due to prior commitments.”(先約があったので招待を丁重に断った。)
lower(ロウアー): 「音量や位置を下げる」ことに焦点があり、「拒否する」の意味はない。
- 例: “Could you lower the volume on the TV?”(テレビの音量を下げてもらえますか?)
- accept(受け入れる)
- approve(承認する)
- turn up(上げる)(音量などを上げる方向の反意)
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /tɝːn daʊn/ または /tɜrn daʊn/
- イギリス英語: /tɜːn daʊn/
- アメリカ英語: /tɝːn daʊn/ または /tɜrn daʊn/
強勢(アクセント)
- 主に“turn”にやや強勢が置かれやすいです。 “TURN down.”
アメリカ英語とイギリス英語での違い
- “turn” の母音が、アメリカ英語では ɝ っぽく発音される傾向があり、イギリス英語では [ɜː] と聞こえることが多いです。
- “turn” の母音が、アメリカ英語では ɝ っぽく発音される傾向があり、イギリス英語では [ɜː] と聞こえることが多いです。
よくある発音の間違い
- “turn”を「タン」や「ターン」と伸ばしたり、“down”を「ダウン」と短く言いすぎたりなど、音の長さやr音に注意が必要です。
- “turn”を「タン」や「ターン」と伸ばしたり、“down”を「ダウン」と短く言いすぎたりなど、音の長さやr音に注意が必要です。
- スペルミス: “tern down” や “turn dawn” などと間違えることがまれにあります。
- 同音異義語との混同: “turn” と “tern”(アジサシという鳥)の混同など。
- 目的語の位置: 代名詞のときは “turn it down” のように間に入れるのを忘れない。
- 試験対策(TOEIC・英検など): 提案や申し出に対する回答を問う場面で “turn down” が出てくることがあります。ビジネス上のメールで「提案を断る」の表現として設問に登場しやすいです。
- イメージ連想: 「ボリュームダイヤル(つまみ)を下げる」ビジュアルを思い浮かべると、相手の提案も「下げてしまう」ように断るイメージと結び付きます。
- スペリングのポイント: “turn” + “down” は単純な組み合わせなので書き間違いは少ないですが、単語を分ける癖をつけておくと誤記を防ぎやすいです。
- 勉強テクニック: ほかの “turn + 前置詞(副詞)” 系とまとめて覚えると便利。「turn on」「turn off」「turn up」なども併せて使い分けを理解すると一気に身につきます。
- ある程度英語に慣れてきて、日常生活でも頻繁に使うフレーズを理解し始めるレベル
- 英語: To spend time and effort improving, developing, or focusing on something.
- 日本語: 何かを改善したり、発展させたり、集中して取り組んだりすること。
- 現在形: work on
- 過去形: worked on
- 過去分詞: worked on
- 進行形: working on
- work: “働く” “取り組む”などの意味をもつ動詞
- on: 前置詞(句動詞として割り切る場合は“副詞”とも言えます)。ここでは「対象に作用する」「向かって進む」というイメージを加えています。
- work on a project
- プロジェクトに取り組む
- プロジェクトに取り組む
- work on an essay
- レポート(エッセイ)に取り組む
- レポート(エッセイ)に取り組む
- work on your mindset
- 考え方(マインドセット)を改善する・変えるように努める
- 考え方(マインドセット)を改善する・変えるように努める
- work on improving your skills
- スキルを向上させるよう努力する
- スキルを向上させるよう努力する
- work on oneself
- 自分自身の成長や改善に取り組む
- 自分自身の成長や改善に取り組む
- work on a plan
- 計画(プラン)を練る / 作成に取り組む
- 計画(プラン)を練る / 作成に取り組む
- work on your pronunciation
- 発音を練習する / 改善する
- 発音を練習する / 改善する
- work on the details
- 詳細を詰める / 取り組む
- 詳細を詰める / 取り組む
- work on building relationships
- 人間関係の構築に努める
- 人間関係の構築に努める
- work on your homework
- 宿題に取り組む
- 語源: “work”は古英語の“weorc”に由来し、「労働」「作業」といった意味を持ちます。“on”は古英語の“on”または“an”にさかのぼり、空間的・抽象的に「~の上に」「~に向かって」という意味を表してきました。
- ニュアンス: 「work on」は、ただ“work”するだけでなく、“特定の対象に意識を向けて取り組む”というニュアンスが強いです。英語学習者には「意識的に努力している」イメージとして覚えると使いやすいでしょう。
- 使用時の注意点:
- 口語でよく使われますが、ビジネスでも問題なく使用できます。
- 「work on it」のように目的語が代名詞の場合にも前後に分けず、基本的に“work on it”の形を保ちます。
- 口語でよく使われますが、ビジネスでも問題なく使用できます。
- 他動詞的に目的語を伴う句動詞
- “work on + 対象”という形で使われ、「~に取り組む/働きかける」という意味を表す。
- “work on + 対象”という形で使われ、「~に取り組む/働きかける」という意味を表す。
- フォーマル / カジュアル両方で使用可
- 日常会話ではカジュアルに「I’m working on it!(今やってるよ!)」などと使い、
- ビジネスの場面でも「I will work on that report(そのレポートを進めます)」などと言える。
- 日常会話ではカジュアルに「I’m working on it!(今やってるよ!)」などと使い、
- 文法上のポイント
- 前置詞“on”の後には目的語が続く(代名詞・名詞どちらでも可)。
- 目的語が長い場合も、基本形は“work on + 目的語”で変わりません。
- 前置詞“on”の後には目的語が続く(代名詞・名詞どちらでも可)。
- “I need to work on my cooking skills to impress my friends.”
- 「友達を喜ばせるために料理の腕を上げなきゃ。」
- 「友達を喜ばせるために料理の腕を上げなきゃ。」
- “He’s working on a new art project in his spare time.”
- 「彼は暇な時間に新しいアートプロジェクトに取り組んでるよ。」
- 「彼は暇な時間に新しいアートプロジェクトに取り組んでるよ。」
- “Are you still working on your homework?”
- 「まだ宿題やってるの?」
- “We should work on improving our customer service strategy.”
- 「顧客対応戦略の改善に取り組むべきです。」
- 「顧客対応戦略の改善に取り組むべきです。」
- “I’m currently working on the budget report for next quarter.”
- 「来期の予算報告書に今取り組んでいます。」
- 「来期の予算報告書に今取り組んでいます。」
- “Let’s work on this project together to meet the deadline.”
- 「締め切りに間に合うように、このプロジェクトを一緒に進めましょう。」
- “She has been working on a research paper related to climate change.”
- 「彼女は気候変動に関する研究論文に取り組んでいます。」
- 「彼女は気候変動に関する研究論文に取り組んでいます。」
- “Our laboratory is working on developing more efficient solar panels.”
- 「私たちの研究室はより効率的な太陽光パネルの開発に取り組んでいます。」
- 「私たちの研究室はより効率的な太陽光パネルの開発に取り組んでいます。」
- “I intend to work on a dissertation focusing on data security.”
- 「データセキュリティに焦点を当てた博士論文に取り組むつもりです。」
- focus on(~に集中する)
- 使い方は似ていますが、work onは「実践的に取り組む」ニュアンスが強く、focus onは「意識や注意を向ける」ニュアンスが強いです。
- 使い方は似ていますが、work onは「実践的に取り組む」ニュアンスが強く、focus onは「意識や注意を向ける」ニュアンスが強いです。
- work at(熱心に取り組む)
- 意味としてはかなり近いですが、“work at”は「ある場所で働く」の意味にもなりやすく、文脈で意味が変わりやすいです。
- 意味としてはかなり近いですが、“work at”は「ある場所で働く」の意味にもなりやすく、文脈で意味が変わりやすいです。
- improve(改善する)
- 単独動詞ですが、具体的に“~を改善する”なら“improve on something”とも言え、こちらも似た場面で使われます。
- 厳密な反意語はありませんが、give up(諦める)が対照的な状況を表す表現と言えます。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: [wɝːk ɑːn] / [wɝːk ɔn]
- イギリス英語: [wɜːk ɒn]
- アメリカ英語: [wɝːk ɑːn] / [wɝːk ɔn]
- 強勢(アクセント)の位置
- “work”の /wɝːk/ または /wɜːk/ の母音部分にやや強勢が置かれます。
- “on” の方は短めに発音されることが多いです。
- “work”の /wɝːk/ または /wɜːk/ の母音部分にやや強勢が置かれます。
- よくある発音の間違い
- “work”を “walk” のように発音してしまう場合。
- “on”を「アン」と濁らせすぎると不自然なので注意。
- “work”を “walk” のように発音してしまう場合。
- スペルミス: work と書くべきところを “wrok” のようにタイピングミスする。
- 類似フレーズの混同: “work out”(解決する、うまくいく)や “work in”(組み込む)と混同しないようにする。
- TOEIC・英検などの試験:
- ビジネスメールやミーティングのシーンで“work on”がよく登場することがあるため、リスニング・リーディング両方で注意しておきましょう。
- 語感のイメージ: 「work(働く、取り組む)」+「on(何かに向かって作用を及ぼす)」。
- 覚え方: 目の前にある課題や物の“上に身を乗り出して作業している”イメージで覚えると、より実感がわきやすいです。
- 勉強テクニック:
- “I’m working on my (skill).”という定型句で覚えておくと会話で即使えるようになります。
- 自分の取り組んでいるものをノートに書き出し、“I’m working on ~”の形で口に出して練習するとスムーズに記憶に残ります。
- “I’m working on my (skill).”という定型句で覚えておくと会話で即使えるようになります。
- 英語: “think so” – to hold or express the opinion that something is true or correct
- 日本語: 「そう思う」「そう考える」
「I think so.」 と言うと、「私はそう思います。」という意味になります。会話の中では「賛同」や「同意」、または「自分の意見を述べる」際に自然によく使われる表現です。 - think: 動詞 (to think - 考える)
- so: 副詞(この場合は「同じ程度・内容」を示す言葉として機能する)
- think (現在形)
- thinks (三人称単数現在形)
- thought (過去形・過去分詞形)
- thinking (進行形・動名詞形)
- 動詞:think (考える)
- 名詞:thinker (考える人)
- 形容詞:unthinkable (考えられない)
- 名詞:thought (考え、思考)
- A2(初級): 簡単な表現として日常会話に頻出するため、初級レベルでも比較的早い段階で習得できるフレーズです。
- think: 古英語 “thencan” に由来し、「考える」「思う」という意味をもつ動詞。
- so: 古英語 “swa” に由来し、「同様に」「そのように」という意味をもつ言葉。
- think about: 〜について考える
- think of: 〜を思いつく / 〜を思い出す
- think over: 〜をじっくり考える
- think through: 〜を徹底的に考える
- thoughtful: 思いやりのある / 熟考した
- thoughtless: 思慮のない
- I think so, too.
(私もそう思います。) - Do you really think so?
(本当にそう思いますか?) - I don’t think so.
(私はそうは思いません。) - Some people might think so.
(そう考える人もいるかもしれない。) - You think so, right?
(そう思うでしょう?) - I used to think so.
(以前はそう思っていました。) - Why do you think so?
(なぜそう思うのですか?) - I’m not sure if I think so anymore.
(もう自分がそう思うのか分からなくなってきました。) - He might think so, but I disagree.
(彼はそう思っているかもしれないが、私は反対だ。) - Let me know if you still think so later.
(後でまだそう思うか教えてください。) - think: 古英語 “thencan” → 中英語 “thinken” を経て現代英語 “think” になりました。
- so: 古英語 “swa” → 現代英語 “so” へと変化。
- 「Yes, I think so.」 のように相手の意見に同意する際によく使われます。
- フォーマルでもカジュアルでも使えますが、あまり硬い文章(学術論文や法律文書など)では「I am inclined to believe that ~」など、より改まった表現になることがあります。
- 「think (動詞) + so (副詞/代名詞)」の組み合わせ。
- 「so」は、直前または共通理解として示された内容を受けて「同じく」「そのように思う/考える」という意味を持ちます。
- 可算・不可算: 「think」は動詞なので名詞としては使いません。一方、「thought」は可算・不可算どちらでも使われる場合があります。
- 他動詞・自動詞: “think” は通常は他動詞(何を考えるか目的語をとる)ですが、「I think so」の場合は目的語として「so」が使われているイメージです(厳密には目的語ではなく置き換え語に近い役割)。
- I think so.
- I don’t think so.
- I thought so (at that time).
- Everyone thinks so.
A: “Is it going to rain today?”
B: “I think so. You might want to take an umbrella.”
(A:「今日、雨降りそう?」 B:「そう思うよ。傘を持った方がいいかもね。」)A: “Do you like this dish?”
B: “Yes, I think so. It’s quite tasty.”
(A:「この料理、好き?」 B:「うん、そう思うよ。けっこう美味しいね。」)A: “You look tired. Maybe you should take a break.”
B: “I think so, too. I’ve been working all day.”
(A:「疲れてるみたい。ちょっと休憩したら?」 B:「私もそう思う。今日は一日中働いてたからね。」)A: “Do you believe our sales will increase next quarter?”
B: “I think so, considering the new marketing strategy.”
(A:「来期、売上は伸びると思いますか?」 B:「新しいマーケティング戦略を考慮すると、そう思います。」)A: “Should we invest more in research and development?”
B: “Yes, I think so. It could give us a competitive edge.”
(A:「研究開発にもっと投資すべきでしょうか?」 B:「そう思います。競争力が得られるかもしれません。」)A: “Will the client approve this proposal?”
B: “I think so, but let’s prepare a backup plan just in case.”
(A:「クライアントはこの提案を承認してくれるでしょうか?」 B:「そう思いますが、念のため代替案も用意しておきましょう。」)A: “Do these findings support the hypothesis?”
B: “I think so. The data aligns with our initial predictions.”
(A:「これらの調査結果は仮説を裏付けますか?」 B:「そう思います。データは初期の予測と合致しています。」)A: “Should we revise the study design based on these results?”
B: “I think so, to ensure more accurate data collection.”
(A:「これらの結果をもとに研究デザインを修正すべきでしょうか?」 B:「そう思います。より正確なデータ収集のために。」)A: “Do you think our methodology is robust enough?”
B: “I think so, but we should run more trials to be certain.”
(A:「私たちの手法は十分に堅牢だと思いますか?」 B:「そう思いますが、確証を得るためにもっと試験を行うべきでしょう。」)- “believe so”
- 「そう信じる」:より強い確信を含むニュアンス
- 「そう信じる」:より強い確信を含むニュアンス
- “guess so”
- 「そうかなと思う」:推測よりのニュアンス
- 「そうかなと思う」:推測よりのニュアンス
- “suppose so”
- 「(根拠は弱いが)そうだと思う」:やや控えめな推測
- 「(根拠は弱いが)そうだと思う」:やや控えめな推測
- “reckon so” (主にイギリス英語)
- 「そう思う(評価する)」:口語的かつ主観的なニュアンス
- “I don’t think so.”(私はそう思いません。)
- “I doubt it.”(それは疑わしいと思います。)
- think: /θɪŋk/
- アメリカ英語: [θɪŋk]
- イギリス英語: θɪŋk
- 語頭の “th” (/θ/) を「ス」と「フ」の中間のように歯と舌の間から息を出して発音するのがポイント。
- アメリカ英語: [θɪŋk]
- so:
- アメリカ英語: /soʊ/
- イギリス英語: /səʊ/
- アメリカ英語: /soʊ/
- スペルミス: “think” を “thank” と書いてしまう間違いがよくあります。
- 発音: 日本語話者にとって /θ/ の音が難しいので “sink” のように発音してしまうことがあります。
- 同音異義語との混同: “think” と “thing” を混同してしまう例。
- 試験対策: TOEIC や英検などでもリスニングパートで「I think so.」という簡単な応答がよく登場します。会話文中の同意表現として押さえておくとよいでしょう。
- 「I think so」= 「私はそう考えています」 の “so” は「先に言われたこと」をまとめて受けるイメージ。
- 「think」の最初の音 /θ/ を「舌の先を軽く歯に当てる」と意識しましょう。「歯と歯の間に舌を軽く挟み、息を出す」と覚えると◎。
- 例文や会話形式で繰り返し発音練習して自然と口にできるようにすると定着しやすいです。
- 品詞: 前置詞句(phrase)
- 活用形: 個別の動詞のように活用しませんが、後ろに名詞や代名詞が続きます。
- 例: up to you / up to $10 / up to a point
- 例: up to you / up to $10 / up to a point
- 他の品詞: 「be up to ~」という形で述語(動詞)+前置詞句の一部として使われることが一般的です。
- A2(初級): 「It’s up to you.」などの基本的なフレーズを理解し、簡単な会話で使えるレベル。
up
: 元々は「上方に」「上へ」「起き上がる」という意味を持つ副詞・前置詞。to
: 「~へ」「~まで」を表す前置詞。- up to you
- あなた次第
- あなた次第
- up to now
- 今まで
- 今まで
- up to date
- 最新の状態で
- 最新の状態で
- up to the task
- その仕事(課題)に対応できる
- その仕事(課題)に対応できる
- up to standard
- 基準に達する
- 基準に達する
- up to the challenge
- 挑戦を受けて立つ能力がある
- 挑戦を受けて立つ能力がある
- up to ten people
- 最大10人まで
- 最大10人まで
- be up to someone
- (決定・行為などが)誰々次第
- (決定・行為などが)誰々次第
- up to no good
- (何か)悪いことを企んでいる
- (何か)悪いことを企んでいる
- up to the minute
- 分刻みの最新の(情報など)
- カジュアルな場面: 「It’s up to you.(あなたの好きにして)」というように、「決定権がある」というカジュアルな響き。
- フォーマルな場面: ビジネス文書でも「Responsibility is up to the project manager.(責任はプロジェクトマネージャーにある)」のように使われます。違和感なく正式な文書にも登場します。
一般的な構文:
- 「be + up to + 名詞/代名詞」
例: It’s up to you. / The final decision is up to the board. - 「be up to + 数量」
例: We can allow up to 10 participants.
- 「be + up to + 名詞/代名詞」
使用シーン:
- フォーマル: レポート、ビジネス文書などで「~まで可能です」「~の責任です」と説明するとき。
- カジュアル: 口語で「It’s up to you.(おまかせ)」というフレーズなど。
- フォーマル: レポート、ビジネス文書などで「~まで可能です」「~の責任です」と説明するとき。
文法上のポイント:
- 「up to」を一つの前置詞句としてとらえ、後ろには名詞(句)が来る。動詞が直接続くわけではありません。
- 「up to now, up to this point」などのように副詞句的に使われる場合もあります。
- 「up to」を一つの前置詞句としてとらえ、後ろには名詞(句)が来る。動詞が直接続くわけではありません。
- “It’s up to you whether we order pizza or sushi tonight.”
- 今夜ピザにするかお寿司にするかはあなた次第だよ。
- 今夜ピザにするかお寿司にするかはあなた次第だよ。
- “I can drive up to the station if that helps.”
- それで助かるなら駅まで車で送るよ。
- それで助かるなら駅まで車で送るよ。
- “You can buy up to three tickets with this coupon.”
- このクーポンで最大3枚までチケットを買えるよ。
- “The final decision is up to the project leader.”
- 最終決定はプロジェクトリーダーに委ねられています。
- 最終決定はプロジェクトリーダーに委ねられています。
- “We can accommodate up to 50 guests in this conference room.”
- この会議室には50名まで収容可能です。
- この会議室には50名まで収容可能です。
- “It’s up to the HR department to approve your vacation request.”
- 休暇申請の承認は人事部の判断となります。
- “The research can be funded up to $50,000 under this grant.”
- この助成金のもとでは、最大5万ドルまで研究資金を受け取ることができます。
- この助成金のもとでは、最大5万ドルまで研究資金を受け取ることができます。
- “Interpretation of the data is up to the principal investigator.”
- データの解釈は主任研究者の裁量次第です。
- データの解釈は主任研究者の裁量次第です。
- “Up to now, there has been no conclusive evidence supporting the hypothesis.”
- これまでのところ、その仮説を裏付ける決定的な証拠は得られていません。
- “Until” (~まで)
- 時間的な「~まで」の意味では「until」と似ていますが、「until」は純粋に時間の終わりを示すだけで、「誰々の責任で」「決定権がある」という意味は含みません。
- 時間的な「~まで」の意味では「until」と似ていますが、「until」は純粋に時間の終わりを示すだけで、「誰々の責任で」「決定権がある」という意味は含みません。
- “Depending on” (~次第で)
- 「depending on」は「~に依存して」「~に応じて」というニュアンスで、状況に合わせるという意味が強いです。「It’s up to you」という決定権のニュアンスとは少し異なります。
- 発音記号(IPA): [ʌp tə] / [ʌp tuː]
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きな違いはありませんが、イギリス英語でも「up to」を連結して発音する傾向があります([ʌp tʃə]のように聞こえる場合もあります)。
- 「up」の「ʌ」は「ア」に近い短い母音、「to」は弱くなることが多く、「トゥ」よりも「トゥ(弱母音)」や「チュ」のように変化することがあります。
- スペルミス: 「up too」や「up two」のように綴ってしまうミス。
- 間違った分割: 「It’s up you to...」のように順序を間違えないよう注意。
- 同音異義語: 音として近い単語とはあまり混同しにくいですが、「opt to」と「up to」の音が似てないか多少気をつける程度。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、設問の選択肢で「It’s up to you.」が出てきたり、読解で「~まで」という意味で使われる例があるので、前置詞句として確実に意味を押さえることが大切。
- 「It’s up to you」は「決定や責任があなたに向かって上ってきた」というイメージで覚えるとよいです。「最終的に(責任の)ボールがあなたのコートに来る」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。
- 「~まで」という場合も、「そこまで数値や範囲が上がるイメージで“up"」と、ゴール地点を示す“to”と合わせている、と考えると定着しやすいです。
- fail to do something: “to not do something that is expected or required” / 「何かを行うことに失敗する、または、期待されている行為を行わない」
- fail: 動詞 (自動詞・他動詞として使われます)
- 現在形: fail
- 三人称単数現在形: fails
- 過去形: failed
- 過去分詞形: failed
- 現在分詞形 / 動名詞形: failing
- 現在形: fail
- 名詞形として “failure” (失敗、失敗者) があります。
- 形容詞形は直接 “fail” から派生するものはありませんが、「失敗している状態」を表すときには “failing” を用いることもあります(例: “a failing grade”「落第点」)。
- B1(中級)
「fail」自体は日常的に使われる比較的基本的な単語ですが、「fail to do ~」という形で表現し、きちんと使いこなすとなると中級レベルが目安になるでしょう。 - fail: 語幹(直接的には「失敗する」の意味)
- to: 不定詞の “to” で、動詞を原形の形でつなぎます。
- failure (名詞): 失敗、失敗の原因
- failing (名詞/形容詞): 欠点 / 失敗しつつある、衰えつつある
- fall through (同じく「失敗する」という意味の句動詞。ただし “fail to” とは少しニュアンスが異なる)
- fail to appear(出廷しない / 現れない)
- fail to see(理解できない / 気づかない)
- fail to mention(言いそびれる / 言及しない)
- fail to meet expectations(期待に応えられない)
- fail to notice(気がつかない)
- fail to comply(従わない / 遵守しない)
- fail to pay(支払わない / 支払いを怠る)
- fail to pass a test(試験に合格できない)
- fail to keep a promise(約束を守れない)
- fail to take action(行動を起こさない)
- “fail” は中英語の “failen” に由来し、さらに古フランス語 “faillir”(不足する、欠ける)にさかのぼります。ラテン語の “fallere”(だます、誤らせる)も関連があります。
- 歴史的には「不足する」「役割を果たさない」という意味合いで使われてきました。
- 「fail to ~」は、「やろうと思えばできるはずだったのに結局できなかった」というニュアンスを帯びることが多いです。
- 場面としては、フォーマル・カジュアルどちらでも使えますが、文章・会話のどちらにおいても若干ネガティブで重い印象を与える場合があります。
- 「fail + to + 動詞の原形」の形をとるのが基本です。
- 他動詞的に行為の対象を直接取る場合は、動名詞ではなく不定詞が定番です。例: “He failed to finish his assignment.”(✕ “He failed finishing his assignment.” は通常使わない)
- never fail to do(いつも必ず~する)
例: “He never fails to impress.”(彼はいつも間違いなく印象を残す)
ここでは「失敗しない=必ず成功する / 必ず行う」という逆説的な用法になっています。 - fail in one’s duty / responsibility(職務・責任を怠る)
例: “He failed in his duty to keep the files confidential.” - “fail to do” は書き言葉・話し言葉問わず使えますが、エッセイや仕事の報告書などフォーマルな文脈で登場する頻度が高いです。
- “I’m sorry I failed to call you back earlier.”
- 「もっと早く電話を返せなくてごめんね。」
- “He always fails to wake up on time, so he’s often late.”
- 「彼はいつも起きるのに失敗して、よく遅刻するんだよ。」
- “Don’t fail to lock the door before you leave.”
- 「出かける前に鍵をかけるのを忘れないでね(必ず鍵をかけてね)。」
- “The team failed to submit the report by the deadline.”
- 「チームは締め切りまでに報告書を提出できなかった。」
- “We must not fail to address customer complaints promptly.”
- 「顧客からのクレームには、迅速に対応しなくてはならない。」
- “If we fail to meet our sales target, our budget will be cut next quarter.”
- 「売上目標を達成できない場合、次の四半期に予算が削減されるでしょう。」
- “The study failed to confirm a direct correlation between the two variables.”
- 「その研究では、2つの変数の間に直接的な相関関係があることを確認できなかった。」
- “Many experiments have failed to produce consistent results.”
- 「多くの実験が一貫した結果を得ることに失敗している。」
- “Researchers failed to replicate the original findings.”
- 「研究者たちは最初の研究結果を再現することができなかった。」
- neglect to do(~することを怠る)
- “fail to do” より「故意に怠る」ニュアンスがやや強い。
- “fail to do” より「故意に怠る」ニュアンスがやや強い。
- omit to do(~するのをうっかり省く/しない)
- “fail to do” の「不成功」とは少し異なり「省略した」ニュアンスに近い。
- “fail to do” の「不成功」とは少し異なり「省略した」ニュアンスに近い。
- not manage to do(~することに成功しない)
- “fail to do” とほぼ同義だが、「がんばったけどできなかった」感じが出る。
- “fail to do” とほぼ同義だが、「がんばったけどできなかった」感じが出る。
- succeed in doing(~することに成功する / ~を成し遂げる)
- manage to do(なんとか~する)
- fail [feɪl]
- fail to feɪl tu
- “fail” は「フェイル」と発音します。
- “l” の音があいまいにならないようにはっきりと舌先を歯茎につけて発音するのがポイントです。
- アメリカ英語では少し母音が長めの “feɪl” と聞こえます。イギリス英語でも基本は同じですが、地域によって若干母音の質が異なります。
- スペルミスで “faile” と書いてしまうことがあるので注意。
- “fail to do” では、動名詞 (doing) ではなく不定詞 (to do) を使います。
- 同音異義語として “fale” や “phail” は英語では存在しない綴りですが、書き間違いに注意。
- 資格試験やTOEICなどでは、「~しない」「~をやり損ねる」という意味合いで “fail to do” が出題されることがあります。また、「never fail to do」で「必ず~する」の意味が問われる場合もあります。
- 「fail」は「フェイル」と発音し、語尾の「l」を意識して覚えましょう。
- “fail to do” =「やるべきことができていない(できなかった)」というイメージで固めると定着しやすいです。
- “never fail to do” という表現が「必ず(失敗せず)~する」の意味になることは、ちょっとしたトリックのようで覚えやすいので、テスト勉強に役立ちます。
yet another
yet another
解説
さらにもう一つの, さらに別の, なお一層の
【発音記号】jɛt əˈnʌðər
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
That’s yet another day gone by with nothing done.
今日も何もしないまま一日が過ぎていきました。
yet another
以下では「yet another」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: yet another
品詞(句の機能): 連語(主に修飾語として名詞を修飾する表現)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
「ほかにもすでにいくつかあるのに、そこにさらにもう一つ同じことが起こったり、追加されたりする」というニュアンスです。ややあきれたような言い方で使うこともあり、「これでもう何回目か分からないけれど、また増えました…」という感覚を含むことがあります。
活用形
「yet another」は慣用的な連語なので、動詞や形容詞のように活用形はありません。
他の品詞の例
2. 語構成と詳細な意味
それらが組み合わさって「さらに別の」「また1つ追加」というニュアンスになっています。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例と訳)
3. 語源とニュアンス
歴史的にもいずれも旧い起源を持つ単語で、「追加でまだ他にもある」ことを強調する用法として組み合わせられてきました。しばしば、驚きやちょっとしたうんざりといった感情が込められることもありますが、フォーマルからカジュアルまで幅広く使われています。カジュアルな会話から記事タイトル、ビジネスメールなど、あらゆる場面で見聞きする表現です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「yet another」の詳細解説です。何かを足す場面が何度も登場する場合に、それを強調して言いたいときに、ぜひ使ってみてください。
【形】さらにもう一つの, さらに別の, なお一層の
《can ~ do》…できる余裕がある / …できる状態にある《do》, (事)が起こってもかまわない
ヒント
頭文字: a
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
afford to
afford to
解説
《can ~ do》…できる余裕がある / …できる状態にある《do》, (事)が起こってもかまわない
【発音記号】əˈfɔrd tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
It’s something you can’t afford to miss.
それは見逃せないものです。
afford to
1. 基本情報と概要
単語・表現: “afford to”
品詞: 動詞フレーズ(「afford」は動詞)
意味(英語):
意味(日本語):
「afford to ~」は、「~する余裕がある」というニュアンスを持っています。主に「お金・時間・余裕」という観点で、「~できる(または許容範囲)」を表すときに使われます。たとえば「I can afford to buy this car.(この車を買う余裕がある)」のように使われます。日常会話でもビジネスの場でも使われる、比較的よく使う表現です。
活用形一例(動詞 “afford”):
他の品詞への変化例:
CEFRレベル: B1(中級)
「日常会話や少し複雑な文脈で用いられる表現です。比較的よく耳にするフレーズでもあるので、中級レベルあたりで自然と習得したい語句です。」
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用場面
4. 文法的な特徴と構文
よく使う構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “afford to” の解説になります。お金や時間に関する使い方が多いので、覚える際には「経済的・時間的に余裕があるかどうか」をイメージすると定着しやすいですよ。
《can ~ 》…できる余裕がある《do》, ...を持てる余裕がある
…できる状態にある《do》, (事)が起こってもかまわない
a couple of
a couple of
解説
2, 3の, 少数の, いくつかの / 一対の,2つの
【発音記号】ə ˈkʌpəl ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
They need a couple of minutes still.
彼らにはまだ2、3分必要です。
a couple of
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): a couple of
品詞: (主に)数量詞的な表現(quantifying phrase)
CEFRレベル: B1(中級)
意味(英語・日本語)
「a couple of」は直訳すると「2つの〜」という意味ですが、英語では「2つ」という厳密な数以外にも「2〜3個」「数個」などのニュアンスで使われることが多いです。日常会話で、「ちょっとした数」のものを示すときによく使います。
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・関連語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
微妙なニュアンス
使用の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的な文脈(ややフォーマル〜中立)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「a couple of」は日常会話で頻出する表現なので、「大体2、3個くらいのあいまいな少数」を表す言い方として覚えると自然に使えるようになります。
2, 3の, 少数の, いくつかの
一対の,2つの
by means of
by means of
解説
《かたく》 (物・方法)によって, ...を用いて
【発音記号】baɪ minz ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It was possible to achieve by means of coercion.
強要によって達成することができた。
by means of
以下では「by means of」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
“by means of” = “through the use or method of”
(何かを用いて/何かの方法によって)
日本語での意味
「(何か)を使って」「(何か)という手段で」
「by means of」は「〜によって」「〜を用いて」という意味で使われる表現です。方法や手段を説明するときに用いられ、ややフォーマルなニュアンスがあります。カジュアルな会話よりも書き言葉やビジネスシーンでよく見かけます。
品詞
「by means of」は前置詞句(prepositional phrase)として扱われます。
活用形
・単語ではなく句(フレーズ)にあたるため、文法上の活用形はありません。
他の品詞になった例
・「means」が名詞として単独で使われる場合があります。
例) “means” = 「手段」「方法」 (可算名詞/不可算名詞どちらもあり)
難易度(CEFR)
B2(中上級)
・ビジネス文書やアカデミックな文章にも登場するフォーマル表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“by means of” は、直訳すると「〜の手段によって」というイメージになります。
関連表現・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(例と和訳)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
構文例
5. 実例と例文
日常会話での例文(ややフォーマル寄り)
ビジネスでの例文
学術的・専門的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
アクセント
よくある間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by means of」の詳細な解説です。「手段」「方法」を示すフォーマルな前置詞句として、特に書き言葉やビジネスシーン、論文などの文脈で使われる表現だと覚えておくと便利です。覚える際は “means” = 「手段」という関係をしっかりイメージすると混同が少なくなるでしょう。ぜひ多用してみてください。
《かたく》 (物・方法)によって, ...を用いて
full-time
full-time
解説
全時間働く,全時間学ぶ, 専任の, 常勤の
【発音記号】fʊl taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
I’m a full time fan of his music.
私は彼の音楽のフルタイムファンです。
full-time
以下では、形容詞「full-time」について、学習者にとってわかりやすいように詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: full-time
品詞: 形容詞 (時に副詞としても使われる)
意味(英語・日本語)
「full-time」は、仕事や学業などで “通常の決められた時間すべてを使っている” というニュアンスです。仕事の文脈では “週40時間前後働く” ことを指すのが一般的です。
活用形
※「full-time」は名詞形としては基本的に用いられませんが、先頭にハイフンつきで形容詞として使うことが多いです。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが合わさって「full-time」となり、「一日の大半あるいは1週間の多くの時間を使っている」という意味を表します。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
名詞としての用法
可算・不可算
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話(3例)
ビジネス(3例)
学術的な文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が形容詞「full-time」の詳細解説です。
日常会話からビジネスまで幅広く使われ、特に雇用形態を示すシーンでよく登場しますので、ぜひ積極的に使ってみてください。
【名/U/C】拒絶 / 拒絶された人 【形】(えりなどの)折り返しの【動/他】を拒む,却下する / (つまみを回して)..を小さくする
ヒント
頭文字: t
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
turn down
turn down
解説
【名/U/C】拒絶 / 拒絶された人 【形】(えりなどの)折り返しの【動/他】を拒む,却下する / (つまみを回して)..を小さくする
【発音記号】tɜrn daʊn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
I won’t turn down such a great offer.
私はそのような素晴らしい申し出を断りません。
turn down
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): turn down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
主な意味(英語)
主な意味(日本語)
「turn down」は「提案や申し出を断る」ときや、「音量・温度などを下げる(弱める)」ときに使われる句動詞です。会話でも文章でもよく使われますが、ややカジュアル寄りのニュアンスがあり、日常的な表現として便利です。
活用形
「turn」は動詞ですが、「turn down」は句動詞としてまとまった意味をもちます。他の品詞例として、「turn」という名詞(例: “It’s your turn.”)もありますが、「turn down」は品詞としては動詞(句動詞)の使い方が中心です。
CEFRレベル目安: B1(中級)
会話やビジネスなどでも頻繁に登場し、基礎レベルを超えた学習者が覚えておくと便利な表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
組み合わせることで「何かを下向きに回転させる・下げる → 拒否する/音量等を下げる」という意味を表します。
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
もともと物理的に「下へ回す」イメージが、比喩的に「(提案や申し出を)下に押し下げて拒否する」のような意味へ広がったと考えられます。
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
ただし、代名詞の場合は “I turned it down.” のように、代名詞を間に入れます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス(丁寧寄り)
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語(reject, refuse, decline, lower など)
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「turn down」の詳しい解説です。提案や音量にかかわる場面で非常に頻繁に登場するので、ぜひ使いこなせるように練習してみてください。
【名
U
C】拒絶
拒絶された人 【形】(えりなどの)折り返しの【動
他】を拒む,却下する
(つまみを回して)..を小さくする
work on
work on
解説
(制作・修理・解決のために)...に取り組む
【発音記号】wɜrk ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
That kid needs to work on his attitude.
あの子は態度を改善する必要がある
work on
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): work on
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル目安: B1(中級)
意味(英語 / 日本語)
「work on」は、「何か(物事・課題・スキルなど)に取り組む」「努力して改善する」というニュアンスを持つフレーズです。日常生活からビジネスまで幅広い場面で使われます。
活用形
句動詞という性質上、動詞“work”の形態は以下のとおりになります。
「work」が他の品詞になる例としては、名詞“work”(作品・仕事)や形容詞“work-related”(仕事関連の)などがありますが、「work on」はあくまで動詞フレーズとして用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“work on”の組み合わせにより、「(特定の課題や分野)に対して、努力や労力を注ぐ」という意味合いを持ちます。
よく使われるコロケーション(関連フレーズ 10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な場面・フォーマルな文脈(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「work on」の詳細な解説です。
「今取り組んでいます」という状況を端的に伝えられる便利な句動詞なので、ぜひ多用してみてください。
(制作・修理・解決のために)...に取り組む
think so
think so
解説
そう思う, そのように考える
think so
以下では “think so” という表現について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
「think so」はフレーズ全体として、「(前に出た内容に対して)そう思う」という意味を表します。
活用形
「so」は主として副詞や代名詞的に使われるため、活用形はありません。
他の品詞形の例
難易度(CEFR)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「think so」は、直前で述べられた内容や質問に対して「そう思う」と返事をするために用いられます。
類縁語・派生語
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「think so」は日常会話で頻繁に使われ、口語でも文章でも成立する気軽な表現です。フォーマルすぎず、カジュアルすぎず、幅広いシーンで使えます。
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文・イディオム例
これらは日常会話などで非常によく使われる定番表現です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意表現
これらは相手の意見や事実とされていることに対して異なる見解を示す表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントは「think (強め) so (やや弱め)」となることが多いです。
よくある誤りとして、 /θ/ を /s/ や /f/ に置き換えてしまう発音ミスがありますので注意してください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “think so” についての詳しい解説です。日常やビジネス、あらゆるシーンで活用できる便利なフレーズですので、ぜひ使いこなしてみてください。
そう思う, そのように考える
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
ヒント
頭文字: u
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
up to
up to
解説
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
【発音記号】ʌp tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文1】Up to twenty people may be interviewed for the job.
【訳1】最大20名までの面接が可能です。
【例文2】I walked up to the window and paused.
【訳2】私は窓際まで歩いて行き、一旦止まりました。
【例文3】I’ll leave it up to you if that’s all right.
【訳3】それでいいならお任せします。
【例文】
Up to twenty people may be interviewed for the job.
最大20名までの面接が可能です。
up to
《最大限》最大で....まで / 《期間・程度》...までずっと / 《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》 / ...に従事して / ...をたくらんで
以下では、英語表現「up to」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
「up to」は主に「~まで」、「(責任や決定が)~次第で」「(数量や範囲などが)最大で~」という意味で使われるイディオマティックな表現です。
英語では、preposition(前置詞)や副詞句に近い使われ方をするフレーズとして扱われます。
日本語では、場面によって「~まで」「~の責任で」「~はあなた次第」という意味になります。
「It’s up to you.」というフレーズで「あなたの判断・責任です」というニュアンスで使われたり、数値的な意味で「up to 10 people(最大10人まで)」のように範囲を示すときにも使われます。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われるので、とてもよく見かける表現です。
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
これが組み合わさることで、「数量・位置・時間などが上限に達するまで」「責任や選択の決定権が(誰か)に達している」といった抽象的な意味を生み出します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
「up to」は「上方向のup
とto
が合わさったもの」として、もとは物理的に上方へ到達するイメージがありました。しかし、使われる場面や文脈によって、「ある上限に達する」「責任が移行する」という抽象的な意味を持つようになりました。
使用時の注意点としては、「It’s up to you.」と言うと、自分の意思を相手にゆだねるニュアンスを強く出すことです。「どちらでもいいよ」というポジティブな意味合いだけでなく、「私は関与しない」というやや突き放すようなニュアンスになる場合もあるので使い方に注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話、ビジネス、学術的な文脈でそれぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
直接的な反意語はありませんが、「beyond(~を超えて)」は「up to」の示す範囲を越える意味合いを持つため、文脈によって対比で使われる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「up to」の詳細な解説です。日常からビジネス、学術まで、幅広い文脈で見られる表現なので、用法をしっかり把握してぜひ使いこなしてみてください。
《最大限》最大で....まで
《期間・程度》...までずっと
《be ~ 》《 …するのは》(人)次第である,(人)の責任である《do》
...しない. ...しそこなう, ...できない《~ do》
ヒント
頭文字: f
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
fail to
fail to
解説
...しない. ...しそこなう, ...できない《~ do》
【発音記号】feɪl tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
I fail to see the humor in all this.
ユーモアが感じられないな
fail to
以下では、英熟語「fail to」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
「fail to ~」は「~することに失敗する」「~できない」といった意味を持ちます。例えば、「He failed to arrive on time.」なら「彼は時間通りに到着できなかった」となります。
「こういう場面で使う、こういうニュアンスだよ」という点としては、「すべきことや期待されていることをやらなかった(できなかった)」という若干ネガティブな響きがある表現です。
品詞と活用形
他の品詞
CEFR レベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「fail to〜」はフレーズとして特定の接頭語や接尾語ではなく、“fail + to + 動詞” のセット表現と考えると理解しやすいです。
関連語・派生語
コロケーション(よく使われる共起表現 + 日本語訳)10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文の例
フォーマル/カジュアルの違い
5. 実例と例文
以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに、各3つの例文を挙げます。
日常会話
ビジネス
学術的
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (近い意味)
反意語 (反対の意味)
7. 発音とアクセントの特徴
強勢と発音の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「fail to」の詳細な解説です。「失敗する」や「義務や期待を果たさない」というニュアンスに加え、「never fail to do」のような少し別の使われ方もあるので、しっかり覚えておくと表現の幅が広がります。
...しない. ...しそこなう, ...できない《~ do》
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