ビジネス英単語(BSL) / 発音問題 - 未解答
発音記号(IPA式)に対応する英単語を答える問題です。
英単語の発音を学ぶのに役立ちます。
- 名詞形: brick (単数) / bricks (複数)
- 動詞形: “to brick” 例) to brick up a doorway (ドアの開口部をレンガでふさぐ)
- 語幹 (brick)
これ自体が「レンガ」を指す語幹となります。接頭語や接尾語は一般的に付されることが少ないですが、関連語は多数存在します(例: bricklayer, brickwork など)。 - bricklayer(名詞): レンガ職人
- bricklaying(名詞): レンガ積みの作業・技術
- brickwork(名詞): レンガ造りの構造物、人造物
- brick wall – レンガの壁
- brick house – レンガ造りの家
- fire brick – 耐火レンガ
- red brick – 赤レンガ
- brick by brick – 一歩一歩、少しずつ(比喩表現として)
- hit a brick wall – 行き詰まる、壁にぶつかる
- brick pavement – レンガ舗装
- brick veneer – 薄いレンガ仕上げ/化粧レンガ
- lay bricks – レンガを積む
- throw a brick – レンガを投げる(直訳・比喩どちらでも)
- 「brick」は古フランス語の “brique” に由来し、さらにゲルマン系の言語に遡ると考えられています。もともとは割れた破片を指す語でしたが、建築材料としての意味が定着していきました。
- 素材としての「レンガ」を指すのが基本的な用法です。
- 英語の古い表現では「He’s a brick.」というと「彼は信頼できる・しっかり者だ」という意味のスラング的用法がありましたが、現代ではやや古めかしい言い回しになります。
- 一般的にカジュアルにもフォーマルにも使いますが、特定の比喩的表現(“hit a brick wall”など)は日常会話でよく使われます。
- 可算名詞
「a brick / bricks」のように可算扱いとなります。1つのレンガを指すなら「a brick」、複数なら「some bricks」などです。 - 動詞としての使い方
“to brick (something) up” で「~をレンガでふさぐ」という他動詞的な用法があります。
例) They bricked up the old fireplace. (彼らは古い暖炉をレンガでふさいだ) - hit a brick wall: 「壁にぶつかる」「行き詰まる」 (比喩的表現)
- brick by brick: 「少しずつ着実に」 (物理的にも比喩的にも)
- “I need one more brick to finish this garden wall.”
(この庭の壁を仕上げるのに、もう一つレンガが必要なんだ。) - “Watch out! That pile of bricks might fall over.”
(気をつけて! あのレンガの山が崩れちゃうかもしれない。) - “He’s always been solid as a brick whenever I needed help.”
(私が助けを必要としているとき、彼はいつも頼りがいがあるんですよ。) - “We plan to expand our brick-and-mortar stores next year.”
(来年は実店舗を増やす計画があります。) - “The cost of brick renovation needs to be included in the budget.”
(レンガのリノベーション費用も予算に含める必要があります。) - “This building is famous for its unique brick facade.”
(この建物は独特なレンガの正面で有名です。) - “The thermal properties of brick make it an efficient material for insulation.”
(レンガの熱特性により、断熱材として効果的な素材となり得ます。) - “Brick manufacturing processes have evolved significantly over the centuries.”
(レンガの製造工程は何世紀にもわたって大きく進化してきました。) - “Modern architects often combine glass and brick to create aesthetically pleasing exteriors.”
(現代の建築家は、美観を高めるためにガラスとレンガを組み合わせることがよくあります。) - block(ブロック)
- 意味: セメントやコンクリートで作られたブロック状の建築材料
- 違い: “brick”は粘土などを焼き上げたものが主流で、より伝統的。“block”はコンクリートブロックなど、より工業的な印象があります。
- 意味: セメントやコンクリートで作られたブロック状の建築材料
- tile(タイル)
- 意味: 薄い平板状の建材や装飾のための敷き物
- 違い: “brick”より薄く、床や壁の表面に貼るためのものが多いです。
- 意味: 薄い平板状の建材や装飾のための敷き物
- stone(石)
- 意味: 天然の石材
- 違い: 自然素材そのものを指し、必ずしも焼成したものではない。
- 意味: 天然の石材
- (例示的に) wood(木材)
- 「木材」は全く異なる素材という意味での対比になります。
- 発音記号(IPA): /brɪk/
- アメリカ英語: ブリック(rをはっきり発音)
- イギリス英語: ブリック(rは比較的弱め)
- 強勢: “brick”は1音節なので、語末にアクセントがくるように、短くきっぱり発音します。
- よくある発音の間違い: /briːk/ (「い」を長音にしすぎる) などに注意しましょう。
- スペルミス: “brik” や “bric” と綴ってしまうなど。
- 同音異義語との混同: ほとんどありませんが、発音が似た “brick” の中に “rick” という単語は存在する(腰痛 “rick” はあまり一般的でない)ので、混同は起きづらいです。
- 試験対策: TOEICや英検などでは専門的な建築やインフラ関連の文章補足で登場する可能性があります。文中の素材説明などで目にすることがあります。
- 「brick」の「i」の形をレンガの厚みや長方形をイメージすると覚えやすいかもしれません。
- レンガの家が有名な童話「三匹の子ぶた」を思い出すと、「wolf can’t blow the brick house down(オオカミはレンガの家を吹き飛ばせない)」というストーリーで「brick」の頑丈さが頭に入りやすいです。
- 勉強テクニックとしては「brick wall」「red brick」「brick by brick」とセットで覚えると、さまざまな文脈で使いやすくなります。
- 形容詞形:local (ローカル) 「地元の」「局所的な」
- 動詞形:localize (ローカライズする) 「場所を特定する/地域に合わせる」
- 語幹(root): loc(ラテン語の「場所」を意味する locus に由来)
- 形容詞: local 「地元の」「局所的な」
- 副詞化の接尾語: -ly
- local (形容詞・名詞): 「地元の」「地元の人」
例: “He is a local.” (彼は地元民です) - localize (動詞): 「局所化する」「~を特定の地域向けに調整する」
- location (名詞): 「場所、所在地」
- locally sourced products (地元で調達された製品)
- locally grown vegetables (地元で育てられた野菜)
- locally produced goods (地元で生産された品物)
- locally known brand (地元で知られているブランド)
- locally famous restaurant (地元で有名なレストラン)
- locally owned business (地元資本の企業)
- operate locally (地域限定で運営する)
- locally restricted area (地元・地域レベルで制限された区域)
- locally relevant issue (地域的に重要な問題)
- locally recognized organization (地元で認知されている組織)
- 語源: ラテン語の「場所」を意味する locus が由来で、「local」は「場所に関する」「特定の場所に属する」という意味合いを持ちます。そこから副詞形の「locally」は「地元・特定の場所において」「局所的に」というニュアンスになります。
- 歴史的に: 単語としては中世以降に英語に取り入れられ、「地元で」「その場所に関して」などの意味を保持したまま現代にいたります。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- 口語・文書のどちらでも使われますが、少しフォーマル度が高めの印象がある場合もあります。
- 「地域限定」「その場限り」という意味合いが強く、一時的な範囲を示すことがあります。
- 口語・文書のどちらでも使われますが、少しフォーマル度が高めの印象がある場合もあります。
- 副詞として機能し、「どのように」「どこで」といった文全体にかかる修飾を行います。
- フォーマル/カジュアル両方で使用可能です。
- 使用される構文例:
- “Something is done locally.” → 「何かが地元で行われる」
- “Locally, people prefer…” → 主語の前に副詞を置き、その地域特有の状況を先に表現する。
- “We decided to focus locally.” → 「その地域に集中することに決めた」
- “Something is done locally.” → 「何かが地元で行われる」
- “I usually buy fruits locally to support small farmers.”
- 日本語訳: 「小規模な農家を支援するために、いつもは地元で果物を買うんだ。」
- 日本語訳: 「小規模な農家を支援するために、いつもは地元で果物を買うんだ。」
- “We eat out locally whenever we don’t feel like cooking.”
- 日本語訳: 「料理する気にならないときは、いつも近所の店で外食するよ。」
- 日本語訳: 「料理する気にならないときは、いつも近所の店で外食するよ。」
- “They source their ingredients locally, so the food is very fresh.”
- 日本語訳: 「あの店は食材を地元調達しているから、とても新鮮なんだ。」
- “Our company invests locally to boost the regional economy.”
- 日本語訳: 「当社は地域経済を活性化するために、地元に投資しています。」
- 日本語訳: 「当社は地域経済を活性化するために、地元に投資しています。」
- “We plan to market the product locally before expanding nationwide.”
- 日本語訳: 「全国展開する前に、まずは地域で商品の販売戦略を行う予定です。」
- 日本語訳: 「全国展開する前に、まずは地域で商品の販売戦略を行う予定です。」
- “By hiring staff locally, we are able to understand customer needs better.”
- 日本語訳: 「地元でスタッフを雇うことで、顧客のニーズをよりよく把握できます。」
- “The species can only be found locally, indicating a highly specialized habitat.”
- 日本語訳: 「その種はその地域だけで見られ、非常に特殊化した生息環境を示している。」
- 日本語訳: 「その種はその地域だけで見られ、非常に特殊化した生息環境を示している。」
- “Locally stored data provides faster access within the network.”
- 日本語訳: 「ローカルに保存されたデータは、ネットワーク内でより高速にアクセスができる。」
- 日本語訳: 「ローカルに保存されたデータは、ネットワーク内でより高速にアクセスができる。」
- “The study was conducted locally to capture region-specific cultural nuances.”
- 日本語訳: 「地域特有の文化的ニュアンスを捉えるために、その研究は地元で行われた。」
- regionally(地域的に)
- 「それなりに広い地域レベルで」というニュアンス。やや広い範囲を指す場合によく使います。
- 「それなりに広い地域レベルで」というニュアンス。やや広い範囲を指す場合によく使います。
- in the area(その地域で)
- 副詞句として、口語的に「この辺りで」「この近辺で」という意味で使われます。
- 副詞句として、口語的に「この辺りで」「この近辺で」という意味で使われます。
- nearby(近くで)
- 「近所で」「近くで」という距離感を強調した表現。場所が近いことを指す際に使います。
- globally(世界的に)
- 「世界的に」「全体として」というニュアンスの単語。
- 「世界的に」「全体として」というニュアンスの単語。
- nationally(全国的に)
- 「国全体規模で」という意味合い。ただし状況によってはローカルとの対比としても使われます。
- 発音記号(IPA): /ˈloʊ.kəl.i/ (米), /ˈləʊ.kəl.i/ (英)
- アクセント: 第1音節 “LO” (アメリカ英語では「ロー」、イギリス英語では「ロウ」に近い音) に強勢がきます。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い:
- アメリカ英語: lóʊ-kəl-i
- イギリス英語: lə́ʊ-kəl-i
- アメリカ英語: lóʊ-kəl-i
- “local” の “o” を「ア」になりすぎたり、「ラーカリー」とならないように注意。
- スペルミス: 「localy」と“l”が一つだけになるミスは比較的よくあるため、-ly を加える際には注意。
- 混同注意: “location” や “locale” と混同して使うことがあるが、全く異なる品詞(名詞)なので使い方が違います。
- 試験対策: TOEICや英検では、副詞としての使い方を問う形で出題される可能性あり。例えば “Where should we market the product initially?” → “We should market it locally first.” のような回答形式。
- “local + ly = locally” と、形容詞“local”に副詞の語尾“-ly”をつけた形、と覚えるとわかりやすいです。
- 「ローカル」(地元)に “ly” を足すだけ、というイメージでスペリングを間違えにくくする工夫もできます。
- 学習テクニックとしては、「地元・地域的」なイメージ(街のマップなど)と一緒に覚えると、印象に残りやすいでしょう。
- To settle a debt by paying off or converting assets into cash.
- To close a business or company, often by selling off its assets to pay debts.
- (比喩的・口語的に) To eliminate or get rid of someone or something, あるいは「処分する」という意味。(非常に強い表現で、暴力的な文脈でも使われる)
- 債務を清算する、資産を現金化する
- (会社などを) 清算して解散する
- (比喩表現として) 人やものを排除・抹消する
- 現在形: liquidate
- 三人称単数現在形: liquidates
- 現在分詞: liquidating
- 過去形: liquidated
- 過去分詞: liquidated
- 名詞形: liquidation (清算、整理)
- 形容詞形: なし
- その他派生語: liquidator (名詞: 清算人、破産管財人)
- ビジネスや金融の分野でよく使われ、日常会話というよりは専門用語寄りなので、ある程度学習が進んだ段階で出会う単語です。
- 語幹: liquid (液体)
- 接尾語: -ate (動詞化する接尾語)
- liquidate assets (資産を現金化する)
- liquidate a business (事業を清算する)
- liquidate inventory (在庫を処分する)
- forced to liquidate (清算を余儀なくされる)
- court-ordered liquidation (裁判所命令の清算)
- voluntary liquidation (任意の清算)
- to liquidate holdings (保有株式などを整理する)
- complete liquidation (完全清算)
- liquidator appointed (清算人が任命される)
- liquidation sale (在庫処分セール)
- ラテン語 “liquidus” (液体の) → 「はっきりする・流動する」という意味が発展し、英語の動詞としては “liquidate” が「物事を清算する」「流動化する」の意味を持つようになりました。
- ビジネス文脈では、主に「会社を畳む」「資産を売却して借金を返す」などのフォーマルな文脈で使われます。
- 日常会話よりも書類上や法律・金融文書、ビジネス会話などで使われやすい単語です。
- 「liquidate someone」のように使うと「(人を) 抹殺する」という物騒な意味になり得ますので、使い方に要注意です(口語では「敵を抹消する」などの比喩表現で聞かれることがありますが、日常的には使用頻度が低めです)。
- フォーマル度: ビジネスや金融系の文脈ではフォーマル寄り、比喩やスラングで「人を消す」という文脈ではカジュアルまたは過激な言い回しになります。
- 他動詞: 目的語を取る (例: liquidate debts, liquidate the company, etc.)
- 進行形: 「いま清算している途中」を表す場合 “be liquidating ~” でOK
- 受動態: 「会社が清算される」→ “The company is being liquidated.”
- “to liquidate one’s assets” … (人の資産を) 清算して現金化する
- “to liquidate the company” … (会社を) 清算する
- “We had to liquidate our old belongings before moving abroad.”
「海外に引っ越す前に、古い持ち物を売って処分するしかなかったんだ。」 - “He decided to liquidate his comic book collection.”
「彼は漫画のコレクションを処分して現金化することに決めたよ。」 - “They’re liquidating everything in their garage sale.”
「彼らはガレージセールでほとんど全部処分してるよ。」 - “The company is being forced to liquidate its assets to pay off debts.”
「その会社は借金を返済するため、資産を清算せざるを得ない状況です。」 - “We will begin the liquidation process next month.”
「来月から会社清算を開始します。」 - “A professional liquidator was appointed to oversee the process.”
「プロの清算人が手続きの監督を任されました。」 - “In the event of bankruptcy, the firm’s assets may be liquidated under court supervision.”
「破産の場合、会社の資産は裁判所の監督のもと清算される可能性があります。」 - “Liquidating non-core divisions can help businesses streamline operations.”
「重要でない部門を清算することは、企業の業務を合理化するのに役立ちます。」 - “The board decided on voluntary liquidation to avoid accruing further debt.”
「取締役会は更なる負債を避けるために任意清算を決定しました。」 - “dissolve” (会社などを解散する)
- ニュアンス: 組織を解体するときに使われることも多いが、liquidateほど「資産を売却する」ニュアンスは強くない。
- ニュアンス: 組織を解体するときに使われることも多いが、liquidateほど「資産を売却する」ニュアンスは強くない。
- “wind up” (会社を畳む、終了させる)
- ニュアンス: 主にイギリス英語で「事業を清算して終わりにする」カジュアル表現。
- ニュアンス: 主にイギリス英語で「事業を清算して終わりにする」カジュアル表現。
- “close down” (閉鎖する)
- ニュアンス: 店舗や事業を単に「閉める」という意味が強く、必ずしも負債整理とは限らない。
- ニュアンス: 店舗や事業を単に「閉める」という意味が強く、必ずしも負債整理とは限らない。
- “establish” (設立する)
- “start up” (立ち上げる)
- “open” (新しく開店する)
- アメリカ英語: /ˈlɪkwɪdeɪt/
- イギリス英語: /ˈlɪkwɪdeɪt/
- 第1音節 “li” に強勢が来ます (LIQ-ui-date)。
- “li-qui-date” の “qui” が [kwɪ] と発音される点に注意。
- “デイト”の部分が [deɪt] になることを意識して発音しましょう。
- “liquidate” と “liquid” は同じ語源ですが、意味が異なるので混同しないようにしましょう。
- 辞書やテキストの文脈で初めて見た場合、「清算する」という主要な意味を覚えておけば、金融やビジネス系の問題で役立ちます。
- 「人を抹殺する/殺す」という極端な意味は、主に比喩やスラング的用法なので、誤って使わないように注意が必要です。
- 資格試験 (TOEIC・英検など) では、「債務の支払い」や「会社の解散」に関する文脈で出題される可能性があります。
- “liquid” + “-ate” →「液体のように流してしまう」→「一切を整理してしまう」 というイメージで覚えると、資産を売り払ってしまう「清算」の意味が思い出しやすいです。
- 実際にニュース記事や経済系の文章でよく出てくるので、ビジネス記事を読むときにキーワードとして確認してみてください。
- 活用形: 形容詞であり、名詞の前につけて使われます。活用というよりは「subprime mortgage」「subprime loans」のように形容詞的に用いられます。
- 他の品詞形: 同じ形容詞のままで文脈上名詞として使われることがありますが、一般的には「subprime loan」や「subprime borrower」のように他の名詞と組み合わせて使われることが多いです。
- 接頭辞: 「sub-」: 「下に、下位の、不十分な」といったニュアンスを持ちます。
- 語幹: 「prime」: 「主要な、一番よい、一流の」といったニュアンスを持つ単語。
- prime(形容詞/名詞): 「最適の、主要な」「最盛期」などを指す
- non-prime(形容詞): 同様に「優良水準以下」を指すが、subprimeとほぼ同義
- subprime mortgage (サブプライム住宅ローン)
- subprime crisis (サブプライム危機)
- subprime borrower (サブプライム借り手)
- subprime lending (サブプライム融資)
- subprime market (サブプライム市場)
- subprime meltdown (サブプライム崩壊)
- high-risk subprime loans (高リスクのサブプライムローン)
- subprime credit score (サブプライムの信用スコア)
- ballooning subprime debt (膨れあがるサブプライム債務)
- subprime-backed securities (サブプライム担保証券)
- 微妙なニュアンスなど: 「返済能力が低い」という厳しい印象を伴う言葉です。会話で使うときは、金融用語として理解されるのが一般的です。比較的フォーマルな文脈、あるいは専門家の会話やニュース報道でよく使われます。
- 形容詞としての使い方: 「subprime loan」や「subprime mortgage」のように名詞の前に置いて修飾する形が最も一般的です。
- 名詞的用法: ときおり「the subprime」などとまとめて、サブプライムローン全体を指して名詞的に使うこともあります(例: “the collapse of subprime in 2008”)。
- フォーマルシーン: 金融業界、ビジネスレポート、ニュース記事
- カジュアルシーン: 会話ではあまり頻繁に使われないが、ニュースやニュース解説で耳にする機会はある
“I heard something about subprime mortgages on the news. Do you know what that’s about?”
(ニュースでサブプライム住宅ローンの話を聞いたんだけど、何のことかわかる?)“After the subprime crisis, my parents’ house lost a lot of its value.”
(サブプライム危機の後、私の両親の家の価値は大幅に下がったんだ。)“Some people got stuck with subprime loans they couldn't afford.”
(支払えないサブプライムローンを抱えてしまった人もいるんだよ。)“We need to carefully assess the risks associated with subprime lending.”
(サブプライム融資に伴うリスクを慎重に評価する必要があります。)“Our bank doesn't typically offer subprime mortgages due to the high default rates.”
(当行はデフォルト率が高いので、通常サブプライム住宅ローンは提供していません。)“The subprime market collapse led to stricter credit regulations worldwide.”
(サブプライム市場の崩壊は、世界的に信用規制の強化につながりました。)“Several economists attribute the financial crash to excessive subprime lending practices.”
(多くの経済学者は、金融危機の原因を過度なサブプライム融資慣行にあるとしています。)“The study analyzes the impact of subprime mortgage-backed securities on global markets.”
(この研究はサブプライム担保証券が世界の市場に与える影響を分析しています。)“Policies aimed at regulating subprime loans can significantly reduce systemic risk.”
(サブプライムローンを規制する政策は、システミックリスクを大幅に減らすことができます。)- high-risk(ハイリスク): より一般的な「リスクが高い」形容詞
- non-prime(ノンプライム): 海外ではsubprimeとほぼ同意で使われることがありますが、subprimeの方が一般的です。
- Alt-A(オルトエー): アメリカのローン格付けで、primeより信用度が低いが、subprimeよりも格付けがましなものを指す金融用語です。
- prime(プライム): 優良顧客向けの、信用度の高い貸し出しや借り手を指す
- safe / secure(安全な): 返済リスクが低いこと。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˌsʌbˈpraɪm/
- イギリス英語: /ˌsʌbˈpraɪm/
- アメリカ英語: /ˌsʌbˈpraɪm/
- アクセント: 「sub-prime」の prime の部分に強勢がきます。
- よくある発音の間違い: 「サブプライム」とカタカナで覚えると母音が曖昧になることがありますが、英語では “サブ” の母音は /ʌ/ という短い「ア」に近い音です。
- スペルミス: “sub-” と “prime” をくっつけて書くことを忘れる。 “sub prime” と誤記してしまうことがある。
- 同音異義語との混同: 特にはありませんが、「prime」と間違えたり、全く異なる「supreme」と取り違えたりすることがたまにあります。
- 試験対策: TOEICや英検といった一般英語試験ではあまり出題されませんが、大学入試やビジネス英語試験、または時事英語を扱う場合に出てくる可能性があります。専門用語として理解しておくとよいでしょう。
- 「sub-(下)」+「prime(最も良い)」 = 「優良の水準以下」
- 「サブプライム危機」という時事ニュースに関連付けて覚えると印象に残りやすいです。
- 「prime」との対比で「subprime」を覚えることがコツです。「良い客(prime)」ではなく「信用度が低い客向け」=「subprime」とイメージすると記憶しやすいでしょう。
- 単数形: annuity
- 複数形: annuities
- 英語: “A fixed amount of money paid to someone each year (or at certain regular intervals), typically for the rest of their life.”
- 日本語: 「一定の期間ごとに支払われる定額の給付金のこと。多くは退職後や保険商品の一形態として、一生涯または決められた期間にわたって支払われる年金のような制度を指します。」
annuity (名詞)
- 可算名詞なので、「an annuity」「several annuities」のように使われます。
annuitant (名詞)
- 年金給付を受ける人を指します。
他の品詞はあまり一般的ではありませんが、同語源の “annual” (形容詞: 毎年の) などが関連語となります。
- C1: 上級
金融に関連した専門単語なので、少し難しめです。学術文献や投資関連の会話で目にする高レベルの語彙です。 - 語幹: “annu” → ラテン語の “annus”(年)が由来。
- 接尾語: “-ity” → 「性質」「状態」を示す名詞化の接尾語。
- annual (形容詞): 毎年の
- annuitant (名詞): 年金を受け取る人
- annuity contract (名詞): 年金(アニュイティ)契約
- fixed annuity(固定年金)
- variable annuity(変額年金)
- immediate annuity(即時年金)
- deferred annuity(繰延年金)
- lifetime annuity(終身年金)
- annuity payment(アニュイティの支払)
- annuity income(年金収入)
- annuity premium(アニュイティの保険料)
- annuity contract(アニュイティ契約)
- annuity rate(アニュイティ金利)
- 文脈: 投資・保険・年金設計など、金融の文脈で使われるのが一般的です。
- フォーマル度: 比較的フォーマルに聞こえる語です。論文やビジネス文書、あるいは金融商品説明書などで頻出します。
- 感情的な響き: 専門的でドライな印象です。口語よりも文章や正式な場面でよく使われます。
- 可算名詞: “an annuity,” “multiple annuities” のように数えられる名詞です。
- 一般的な構文(例):
- “take out an annuity” → 年金商品を契約する
- “buy an annuity” → 年金商品を購入する
- “take out an annuity” → 年金商品を契約する
- フォーマル/カジュアルの傾向: フォーマルな文脈(金融、ビジネス、学術)で頻繁に使われ、日常会話ではあまり使われません。
“I’m considering buying an annuity to secure my retirement income.”
(老後の収入を確保したいから、年金商品を買おうかと思ってるんだ。)“My grandparents receive a small annuity from their old insurance plan.”
(祖父母は昔の保険契約から少額の年金を受け取っているんだ。)“Do you know how an annuity differs from a regular savings account?”
(通常の貯蓄口座とアニュイティってどう違うか知ってる?)“We recommend adding a variable annuity to diversify your retirement portfolio.”
(退職後の資産ポートフォリオを分散化するために、変額年金を追加することをおすすめします。)“Before finalizing the annuity contract, please review the terms carefully.”
(アニュイティ契約を締結する前に、条件をよく確認してください。)“Our firm specializes in providing tailored annuity solutions for corporate clients.”
(当社は法人顧客向けにカスタマイズされた年金ソリューションの提供を得意としております。)“The study investigates the impact of annuity purchases on retirees’ financial well-being.”
(この研究は、退職者の財務的安定におけるアニュイティ購入の影響を調査しています。)“Annuity products have evolved significantly due to changes in life expectancy and market conditions.”
(平均寿命や市場環境の変化により、アニュイティ商品は大きく進化してきました。)“Economic models suggest that annuities can help mitigate longevity risk for individuals.”
(経済モデルによれば、アニュイティは個人の長生きリスクを軽減するのに役立つとされています。)pension(年金)
- 「退職後に受け取る公的・企業年金」などを指す。annuity は投資商品としての意味合いが強いが、pension は制度上の意味合いが中心。
retirement plan(退職金制度)
- 包括的に「退職後のための資金計画」。annuity はその計画の一部となりうる。
income stream(収入源)
- 定期的に得られる収入源。annuity は収入源の一種だが、より一般的な表現。
- lump-sum payment(一括払い)
- 一度にまとまった金額を受け取る形式。annuity と対比して「年金形式(複数回払い) vs. 一括払い」の関係森があります。
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /əˈnuː.ɪ.t̬i/
- イギリス英語: /əˈnjuː.ɪ.ti/
- アメリカ英語: /əˈnuː.ɪ.t̬i/
アクセントの位置: 「a*nnu*-i-ty」の「nu」の部分に強勢があります。
よくある誤り:
- “annuity” の “t” を曖昧に発音しすぎて聞き取りづらくなること。
- アメリカ英語では「アヌーティ」、イギリス英語では「アニュイティ」に近い響きです。
- “annuity” の “t” を曖昧に発音しすぎて聞き取りづらくなること。
- スペルミス: “annuity” の “u” を “a” にしてしまうなどの誤り (“anniaty” など)。
- 同音異義語など: 特にありませんが、“annual (毎年の)” と混同してしまう学習者がいます。
- 試験対策:
- TOEIC や金融系英語の試験で、投資や保険商品関連の語として出題される可能性があります。
- 英検 1級レベルでも、金融文章中に登場する場合があります。
- TOEIC や金融系英語の試験で、投資や保険商品関連の語として出題される可能性があります。
- 「annual(毎年の)+ -ity(~性)」 → 毎年繰り返されるものというイメージで覚えやすいです。
- “annus(年)”から始まる仲間 → anniversary, annual, annuity など「年に関連する単語」を一緒にセットで覚えると効率的です。
- ストーリー: 老後の生活資金を「年単位」で受け取るイメージ、と覚えると理解しやすいです。
活用形: 名詞なので基本的に単数・複数形があります。
- 単数: instability
- 複数: instabilities
- 単数: instability
他の品詞形:
- 形容詞: unstable (例: “An unstable situation” - 不安定な状況)
- 副詞: unstably (例: “The building swayed unstably in the wind.” - 建物が風で不安定に揺れた)
- 形容詞: unstable (例: “An unstable situation” - 不安定な状況)
CEFRレベル: B2 (中上級)
- B2 (中上級): 少し抽象的な意味を持つ単語で、文章読解や会話でも使われやすいですが、基礎よりも難易度は上がります。
- 接頭語 (prefix): なし
- 語幹 (stem): stable (安定した) → instability の場合は「in-」が否定を示す要素となっている
- 接尾語 (suffix): -ity (名詞化する接尾語)
- stable (形容詞: 安定した)
- instability (名詞: 不安定)
- stabilize (動詞: 安定させる・安定する)
- destabilize (動詞: 不安定にする)
- political instability(政治的な不安定)
- economic instability(経済的な不安定)
- emotional instability(感情の不安定)
- market instability(市場の不安定)
- structural instability(構造的な不安定)
- mental instability(精神的な不安定)
- social instability(社会的不安定)
- climate instability(気候の不安定)
- financial instability(財政的不安定)
- phase of instability(不安定な段階・局面)
- 語源: 「instability」はラテン語の “stabilis”(しっかり固定された)に否定接頭語 “in-” を加え、さらに名詞化する “-ity” を付けた言葉です。「不安定」の概念を古くから表現してきました。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 抽象的な対象(経済や社会情勢など)にも、具体的な対象(物理的な構造、感情状態など)にも使える汎用的な言葉です。
- ネガティブな意味を含むため、ビジネス文書やスピーチなどフォーマルな場面で用いる場合は、解決策や前向きな姿勢を示す文脈と併せて使うことが多いです。
- 会話でも使用されますが、どちらかというとかしこまった印象を与える言葉です。
- 抽象的な対象(経済や社会情勢など)にも、具体的な対象(物理的な構造、感情状態など)にも使える汎用的な言葉です。
- 可算・不可算:
- 「instability」は不可算名詞扱いが一般的ですが、複数形「instabilities」として異なる種類の不安定状況を並列的に言及する場合もあります。
- 「instability」は不可算名詞扱いが一般的ですが、複数形「instabilities」として異なる種類の不安定状況を並列的に言及する場合もあります。
構文例:
- “There is a growing instability in the economic market.”
- “We are concerned about the instability of this structure.”
- “There is a growing instability in the economic market.”
イディオムや定型表現:
- 特に固定のイディオムはありませんが、しばしば “period of instability” (不安定な期間) という形で使われます。
- 特に固定のイディオムはありませんが、しばしば “period of instability” (不安定な期間) という形で使われます。
フォーマル/カジュアル:
- 一般的にややフォーマルな響きがあります。日常会話でも使えますが、ビジネスやニュース記事などフォーマルな文脈で見かけることが多いです。
- “I'm worried about the emotional instability I've been feeling lately.”
(最近感じている感情の不安定さが心配なんだ。) - “The weather's instability ruined our picnic plans.”
(天気の不安定さがピクニックの計画を台無しにしたよ。) - “His mood swings show a bit of instability in his emotions.”
(彼の気分の浮き沈みは、感情の不安定さを少し示しているね。) - “We need to address the current market instability to protect our investments.”
(我々の投資を守るために、現在の市場の不安定性に対処する必要があります。) - “The instability in the supply chain is causing delays in production.”
(サプライチェーンの不安定性によって生産が遅れています。) - “Reducing financial instability is our top priority this quarter.”
(この四半期の最優先事項は財政的不安定を減らすことです。) - “Researchers are examining the instability of the protein structure under various conditions.”
(研究者たちは、様々な条件下でのタンパク質構造の不安定性を調べています。) - “Political scientists often study the interplay between governance and social instability.”
(政治学者はガバナンスと社会的不安定の相互作用をよく研究します。) - “Thermodynamic instability can lead to critical phenomena in the system.”
(熱力学的な不安定性は、システムで臨界現象を引き起こす可能性があります。) - insecurity(不安定さ・不安感)
- 「心配や自信のなさ」を含むニュアンスが強い。
- 「心配や自信のなさ」を含むニュアンスが強い。
- fluctuation(変動)
- 上下や変化の大きさに焦点がある。
- 上下や変化の大きさに焦点がある。
- volatility(変動性)
- 主に経済や化学分野などで「変わりやすい」性質を表す。
- 主に経済や化学分野などで「変わりやすい」性質を表す。
- precariousness(不安定)
- 「危うさ」や「危険なほど安定していない」ニュアンスを含む。
- stability(安定)
- 最も直接的な反意語で、「安定した状態」。
- 最も直接的な反意語で、「安定した状態」。
- security(安全・安定)
- 安全面についての安定が強調される。
- 発音記号(IPA): /ˌɪn.stəˈbɪl.ə.ti/
- アクセントの位置: 「-bil-」の部分に強勢が来ます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音記号はおおむね同様ですが、アメリカ英語では [ˌɪn.stəˈbɪl.ə.t̬i] のようなフラップTが含まれる場合もあります。
- よくある間違い:
- 最後の「-ty」部分を [ti] ではなく [tɪ] とあいまいに発音してしまうこと。はっきりと「ティ」と言うように意識しましょう。
- スペルミス: “in-sta-bi-li-ty” は母音が多いので、スペルを覚えるときは注意が必要です。
- 同音異義語との混同: 似た形容詞 “unstable” と区別しましょう。名詞を使う場面と形容詞を使う場面を混同しないように。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリーディング問題で、経済記事や政治状況のパッセージ中に登場することがあります。文章の流れに応じて正しく文脈をつかむことが大切です。
- 「in + stability」で「安定(stability)に否定が付いた状態」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「イン・スタビリティ」と音読しながら、頭に「不安定」なイメージを焼き付けておくと記憶に残りやすいです。
- 「bst」や「bil」など子音が連続する部分が多い単語なので、先に音のリズムを口で繰り返し言ってから、スペルを確認すると覚えやすくなります。
- 名詞 (noun)
- 単数形:ambassador
- 複数形:ambassadors
- ambassadorial (形容詞): 大使の、大使に関する
例) an ambassadorial position (大使職) - B2(中上級): 一般的な職業名称としては中上級レベルの語彙ですが、外交関連の内容を扱う場合には必須単語となります。
- ambi-/amb- という接頭語はラテン語系には「まわりに」「両方に」というニュアンスもありますが、語源としては “送り出す・務めを負う” という中世フランス語 “ambassadeur” にさかのぼります。
- -ador/-er は人を指す語尾として使われることがあります。(例: actor, director など)
- ambassadorial: 上で触れたように「大使の」「大使に関する」という形容詞
- embassy: 「大使館」(関連施設を指す)
- ambassadorship: 「大使の地位、職」
- “Ambassador to the United Nations”
(国連大使) - “Ambassador-at-large”
(特命全権大使) - “Cultural ambassador”
(文化大使) - “Brand ambassador”
(ブランドアンバサダー) - “Goodwill ambassador”
(親善大使) - “The ambassador’s residence”
(大使の公邸) - “British ambassador in Tokyo”
(東京駐在の英国大使) - “U.S. ambassador to Japan”
(米国の駐日大使) - “Ambassador for peace”
(平和大使) - “Ambassadorial duties”
(大使としての職務) - 中英語期にフランス語の “ambassadeur” を借用し、それは中世ラテン語の “ambactia” に遡ります。もともとは “任務を遂行する人” を指す語でした。
- “ambassador” は正式な外交官を指す場合が多く、非常にフォーマルな場面で使われます。
- 現代では外交に限らず、ブランドイメージや社会的活動の「公式代表者・広報担当」を指してカジュアルに使う場合もあります(例:スポーツブランドのブランドアンバサダーなど)。
- ただし政府の正式ポストとしての「大使」は高官職にあたるため、フォーマルな響きが強いです。
- “to serve as an ambassador to …”
(…への大使を務める) - “to appoint someone (as) ambassador”
(…を大使に任命する) - “the ambassador extraordinary and plenipotentiary”
(特命全権大使) - 公的・政治的な文脈で使用される場合はフォーマルです。
- ビジネスや広告の「アンバサダー」は多少カジュアルに使われる場合もあります。
- “ambassador” は可算名詞です。
例: “We have five ambassadors attending the meeting.” - “I heard she was named the brand ambassador for that new fashion line.”
(彼女はその新しいファッションブランドのアンバサダーに任命されたんだって。) - “He acts like an ambassador for environmental issues at our school.”
(彼は学校で環境問題のアンバサダーのように活動しているよ。) - “They’re planning to invite a famous ambassador to speak at the event.”
(有名な大使をイベントに招待する予定らしいよ。) - “As our company’s ambassador, you’ll represent us at international conferences.”
(当社のアンバサダーとして、国際会議で当社を代表していただきます。) - “We need a goodwill ambassador to promote our CSR initiatives worldwide.”
(世界に向けて当社のCSR活動を促進するための親善大使が必要です。) - “The brand ambassador campaign increased our visibility in the market.”
(ブランドアンバサダーのキャンペーンで、市場での認知度が高まりました。) - “The ambassador delivered a keynote address on diplomatic relations between our nations.”
(その大使は、両国間の外交関係について基調講演を行った。) - “Graduate students had the chance to interview the ambassador about international trade policies.”
(大学院生たちはその大使に国際貿易政策についてインタビューする機会を得た。) - “An ambassador’s role often involves strategic negotiation and conflict resolution.”
(大使の役割には、戦略的な交渉や紛争解決がしばしば含まれます。) - envoy(使節)
似た意味で外交の現場に派遣される代表者ですが、通常は「大使」より地位が低いケースが多いです。 - diplomat(外交官)
一般的に外交官全般を指し、「大使」を含む上級の外交官もいれば下級の外交官も含まれます。 - representative(代表者)
より広い文脈で「代表者」を意味し、フォーマル度合いは状況に依存します。 発音記号(IPA)
・米国英語: /æmˈbæsədər/
・英国英語: /æmˈbæsədə/アクセントは “bás” の部分に置かれます。
“am-BA-ssa-dor” のように第二音節が強く発音されます。アメリカ英語では “ambassador” の末尾は “-dər” のように “r” 音がはっきり聞こえますが、イギリス英語では “-də” と “r” を発音しない傾向があります。
よくある間違い: “amba*ss*ador” のように “ss” と “ador” の綴りを混同して “ambasador” とつづりを落としやすい人がいます。
- スペルミス: “ambassador” は “a-m-b-a-s-s-a-d-o-r”。“s” が2つ続く形に注意。
- 同音異義語との混同: 同音異義語はありませんが、語形の似ている “embassy” (大使館) と混同しやすいので注意。
- 試験対策: TOEIC や英検などのビジネス/ニュース文脈でのリーディング問題で出題されることが多いです。外交や国際問題の文章で見かける可能性があります。
- “am-bass-ador” と、“bass”(低音)をイメージすると、そこに“S”が重なっているのを覚えやすくする人もいます。
- 「ある国を背負ってやってくる ‘アンバサダー’」とイメージすると、正式な代表として送り出されるイメージが頭に残りやすいでしょう。
- スペリングに注目する際は “amb ass ador” と3つの区切りで覚えるのも一つの方法です。
- 現在形: underwrite
- 過去形: underwrote
- 過去分詞形: underwritten
- 現在分詞形: underwriting
- 三人称単数現在形: underwrites
- 名詞形: underwriter(「引受人」「保証人」「保険引受会社(人)」など)
- 形容詞形は一般的にはありませんが、複合形容詞として “underwriting standards” のように使用されることがあります。
- under + write
- “under”には「下に」「内面に引き受ける」というニュアンスがあり、
- “write”には「書く」という意味があります。
もともとは文書の下部に署名して責任を取る、というところからきています。
- “under”には「下に」「内面に引き受ける」というニュアンスがあり、
- “insurance underwriting”(保険引受け)
- “underwriter”(「引受人」「保険引受会社」)
- underwrite an insurance policy
(保険契約を引き受ける) - underwrite shares/stocks
(株式を引き受ける) - underwrite a bond issue
(債券の引受けを行う) - underwrite a loan
(ローンを保証する) - underwrite a mortgage
(住宅ローンの審査・保証をする) - underwrite a project
(プロジェクトの資金を保証する) - underwrite a deal
(取引を保証する) - corporate underwriting
(企業の引受業務) - underwrite the costs
(費用を負担する・保証する) - underwrite an event
(イベントの費用やリスクを引き受ける) - 保険や投資、金融などフォーマルで専門的な文脈で用いられることが多いです。
- 資金面やリスク面で正式に“支えてあげる・保証してあげる”という堅いニュアンスがあります。
- カジュアルな日常会話ではあまり使われませんが、ビジネスや金融業界では非常によく使われます。
- 「underwrite」は他動詞として、後ろに「何を引き受けるか(目的語)」が来ることが多いです。
例: “The bank has agreed to underwrite the new bonds.” - フォーマルな文書やビジネス上の文章で頻繁に使用されます。
- 口語よりも文書、契約書、ビジネスシーン向きです。
- “My friend works at an insurance company; she helps underwrite policies.”
(私の友人は保険会社で働いていて、保険契約の引受業務をやっています。) - “I’ve never really considered how loans are underwritten by banks.”
(銀行がどのようにローンを引き受けているか、これまであまり考えたことがありませんでした。) - “They said the event was successful because it was underwritten by a big sponsor.”
(そのイベントは、大きなスポンサーが費用を引き受けていたので成功したそうです。) - “Our firm has decided to underwrite the IPO of a tech startup.”
(当社は、あるテック系スタートアップの新規株式公開を引き受けることを決めました。) - “We will only underwrite this project if certain risk mitigations are in place.”
(私たちは、いくつかのリスク軽減策が整っている場合のみ、このプロジェクトを引き受けます。) - “The bank refused to underwrite the loan due to insufficient collateral.”
(担保が不十分だったため、銀行はローンを保証するのを断りました。) - “Financial institutions underwrite bonds to facilitate government funding for large-scale infrastructure.”
(金融機関は、大規模インフラのための政府資金調達を円滑にするために、債券の引受業務を行います。) - “Researchers analyzed how underwriting standards influenced the mortgage crisis.”
(研究者たちは、どのように住宅ローンの引受基準が住宅ローン危機に影響したのかを分析しました。) - “The paper explores the historical evolution of insurance underwriting practices.”
(その論文は、保険引受業務の歴史的な発展を探究しています。) - guarantee(保証する)
- 「契約や支払いを保証する」という点で近いですが、“underwrite”は金融・保険面の専門的な状況に特化して使われやすい。
- 「契約や支払いを保証する」という点で近いですが、“underwrite”は金融・保険面の専門的な状況に特化して使われやすい。
- sponsor(資金提供をする)
- 「資金面でスポンサーになる」という意味ですが、引き受けるリスクを伴う“underwrite”とはややニュアンスが異なる。
- 「資金面でスポンサーになる」という意味ですが、引き受けるリスクを伴う“underwrite”とはややニュアンスが異なる。
- finance(~に資金を提供する)
- 「資金を出す」ことに焦点があり、リスクを負うという点を強調したければ“underwrite”のほうが明確。
- 「資金を出す」ことに焦点があり、リスクを負うという点を強調したければ“underwrite”のほうが明確。
- back(支援する、後ろ盾になる)
- 「支援する」という大まかな意味で似ていますが、金融や保険の専門的文脈では“underwrite”が適切。
- withdraw support(支援を取り下げる)
- 明確な一語の反意語はありませんが、「支援を撤回する」というニュアンスが“underwrite”の反対に近いです。
- 発音記号(IPA): /ˈʌn.də.raɪt/ (イギリス英語), /ˈʌn.dər.raɪt/ (アメリカ英語)
- アクセント: 「un-der-write」のように、第二音節の「der」に強勢が置かれることが多いです。
- イギリス英語とアメリカ英語の大きな音の違いはあまりありませんが、アメリカ英語では「dər」の部分がより「ダー」風になりがちです。
- “under”の部分を「アンダー」と発音するのが一般的で、最後の“write”をライト/ライッツのように誤って発音しないように注意してください。
- スペリングミス
- × “underwriteing” → ○ “underwriting” (現在分詞形)
- × “underwriteing” → ○ “underwriting” (現在分詞形)
- 同音異義語との混同
- “under right”のような区切りで書いてしまうなど、誤って分割してしまう。
- “under right”のような区切りで書いてしまうなど、誤って分割してしまう。
- ビジネスや金融、保険分野で頻出なので、TOEIC、金融英検、MBA関係のテストなどで出題される可能性があります。
- 「文書の下にサインをする→リスクを引き受ける」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “under”が「責任を引き受けて下で支える」、“write”が「契約書に署名する」というストーリーでイメージすると記憶に残りやすいでしょう。
- 金融関連のニュースや記事でよく目にするので、実際に事例を探してみると覚えやすいです。
- 単数形: continuity
- 複数形: continuities(あまり一般的ではないが文脈によっては使用可)
- continue (動詞): 続ける、続く
- continuous (形容詞): 絶え間ない、連続的な
- continuously (副詞): 連続的に
- con-: 「一緒に、共に」といったニュアンスをもつ接頭語
- tinu(語幹): 「伸びる、続く」というラテン語系の語源から
- -ity(接尾語): 名詞化する語尾
- continuation (名詞): 続き、継続すること
- discontinuity (名詞): 不連続、中断
- continuum (名詞): 連続体
- maintain continuity(継続性を維持する)
- ensure continuity(継続性を確保する)
- break in continuity(継続性の破綻)
- storyline continuity(ストーリーの連続性)
- visual continuity(視覚的な連続性)
- continuity plan(事業継続計画)
- filming continuity(撮影における連続性)
- sense of continuity(継続感)
- continuity error(連続性のエラー:映画のミスなどで使われる)
- historical continuity(歴史的連続性)
- 主に文章やフォーマルな場面で使われやすい言葉です。
- ビジネスシーンや学術的な文書、報告書などで「継続」「一貫性」「統一性」を指し示すときに使われます。
- 映画やドラマなどの文脈でも「コンティニュイティ(continuity)」は、ストーリーやシーンのつながりが整合しているかをチェックする役割を指します。
- 不可算名詞として扱うのが一般的です。冠詞をつける場合は「the continuity of something」のように特定された継続性を示したいときに用いられます。
- フォーマルな文書で用いることが多いですが、日常会話でも「We need continuity in our processes.(私たちのプロセスには継続性が必要だ)」のように使うことがあります。
- イディオム: 特別なイディオムは少ないですが、「break continuity」や「maintain continuity」といったフレーズは頻出です。
- “We should keep some continuity in our daily routines.”
「私たちの日々の習慣には、ある程度の継続性が必要だよね。」 - “I love this TV show, especially the continuity between each episode.”
「このテレビシリーズが好きなんだ。特に各エピソードの間のつながりがいいよね。」 - “Continuity matters when you’re trying to learn a new skill every day.”
「新しいスキルを毎日学ぼうとするときには、継続性は大切だよ。」 - “Our goal is to maintain continuity in customer service across all branches.”
「すべての支店で一貫した顧客サービスを維持することが私たちの目標です。」 - “We set up a business continuity plan to prepare for emergencies.”
「緊急事態に備えるために事業継続計画を立てました。」 - “The continuity of the supply chain is critical to our company’s success.”
「サプライチェーンの継続性は、当社の成功にとって不可欠です。」 - “In mathematics, continuity of a function is a fundamental concept.”
「数学において、関数の連続性は重要な概念です。」 - “Historians argue about the continuity of cultural traditions over centuries.”
「歴史学者たちは、何世紀にもわたる文化的伝統の連続性について議論しています。」 - “The continuity of these geological layers provides evidence of ancient climates.”
「これらの地層の連続性は、古代の気候を示す証拠となります。」 - persistence(持続)
- “persistence” は「しつこさ・粘り強さ」のニュアンスも含む
- “persistence” は「しつこさ・粘り強さ」のニュアンスも含む
- coherence(首尾一貫性)
- 文脈や論理がつながっている意味
- 文脈や論理がつながっている意味
- flow(流れ、連続)
- 物事が途切れずに流れているさま
- 物事が途切れずに流れているさま
- continuation(継続、続行)
- 単に続いている行為を指すが、文章や物事の「続き」という意味にもなる
- discontinuity(不連続)
- interruption(中断)
- break(途切れ、割れ目)
- IPA: /ˌkɒn.tɪˈnjuː.ə.ti/ (イギリス英語), /ˌkɑːn.t̬əˈnuː.ə.t̬i/ (アメリカ英語)
- アクセント(強勢)の位置は 「nu」の部分(third syllable)付近に置かれることが多いです。
- イギリス英語では [ɒ](短い「オ」)の音を使うのに対し、アメリカ英語では [ɑː](広めの口で「あー」に近い音)を使います。
- 「continuity」の発音時に “t” の部分が曖昧になったり、「ty」と「チャ」っぽくなってしまうミスが起きることがありますので注意しましょう。
- スペルミス: “continuity” の中の “u” と “i” の配置間違いに注意してください。
- 動詞の “continue” や形容詞の “continuous” とはスペルが微妙に異なるので要注意です。
- 同音異義語や紛らわしい単語はあまりありませんが、「continent (大陸)」などの似たつづりと混同しやすい場合があります。
- TOEIC や英検では、ビジネス継続計画やシステム管理の文脈で登場する可能性があります。英文記事や契約書などのドキュメントを読む際にも注意が必要です。
- 「con + tinu(続く) + ity」で「一緒に続く状態」をイメージすると覚えやすいです。
- 「映画のコンティニュイティ・ミス」などがニュースや話題になることがありますが、その場面を想像すると、連続性が途切れた例をイメージしやすいでしょう。
- スペリングは「con-tin-u-i-ty」と区切って確認するとミスが減ります。
- 「継続は力なり(continuity leads to strength)」と関連づけて覚えると、一貫したイメージを持ちやすいでしょう。
- 活用形: 名詞なので、数を表すときは “legacy” (単数) / “legacies” (複数) となります。
- 他の品詞形: 形容詞として “legacy system”(昔から使われているシステム)というように使われることがあります。
接頭語・接尾語・語幹
特に明確な接頭語・接尾語はないと考えられます。語幹 “leg-” はラテン語「法律・委任」を意味する語源に近い部分を含み、もともとは「遺贈」「使者に任せる」などのニュアンスを持っていました。関連性・派生語
- legate(使節)
- delegate(委任する、代表として派遣する)
- legal(合法の、法律の)
など、ラテン語の “legare”(委ねる、任せる)が元になった単語と関連があります。
- legate(使節)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ
以下に10個挙げます(英語と日本語訳):- “leave a legacy” – 遺産を残す
- “cultural legacy” – 文化的遺産
- “historic legacy” – 歴史的遺産
- “family legacy” – 家族の遺産・家系から受け継がれたもの
- “preserve a legacy” – 遺産を保護する
- “a lasting legacy” – 長く残る遺産
- “inherit a legacy” – 遺産を受け継ぐ
- “legacy of war” – 戦争の遺産
- “legacy cost” – (企業などの) 過去からの負担(費用)
- “technological legacy” – 技術的な遺産・古いシステム(レガシーシステム)
語源:
ラテン語 “legare”(委ねる、任せる)が変化して、古フランス語を経由し、中英語で “legacy” となりました。もともとは「遺贈(財産などを譲り渡すこと)」や「使節、特使」といった意味で用いられました。ニュアンス・使用時の注意点:
- 「過去からの重荷」や「残された負の遺産」を表す場合にも使われます。必ずしもポジティブな意味ばかりではありません。
- 書き言葉・話し言葉問わず使われますが、主にフォーマルめな文脈や真面目なテーマで用いることが多いです。
- IT分野では「旧式の」「古いシステム」の意味で形容詞として “legacy system” のように使われることがあります。
- 「過去からの重荷」や「残された負の遺産」を表す場合にも使われます。必ずしもポジティブな意味ばかりではありません。
- 可算名詞です。具体的な「何かしらの遺産・残されたもの」を指す場合は a legacy、複数形なら legacies とします。
形容詞的用法としては “legacy code” や “legacy software” のように、過去から使われ続けている古い、時代遅れになりがちなものを指す際に用いられます。
一般的な構文/イディオム:
- “leave behind a legacy”: 何かしらの遺産(影響)を残す
- “He died leaving a rich legacy of music.”: 音楽の豊かな遺産を遺して亡くなった。
- “His legacy lives on.”: 彼の遺産(影響)は今も生き続けている。
- “leave behind a legacy”: 何かしらの遺産(影響)を残す
“My grandfather left me a small legacy in his will.”
- 「祖父は遺言でわずかばかりの遺産を私に残してくれたんだ。」
“I want to leave a positive legacy for my children.”
- 「自分の子どもたちに、前向きな遺産を残したいと思っているよ。」
“The old house is part of our family legacy.”
- 「あの古い家は私たち家族の遺産の一部なんだ。」
“We need to upgrade our legacy systems to keep up with modern standards.”
- 「現代の基準に追いつくために、レガシーシステム(旧式システム)をアップグレードしなければなりません。」
“His leadership created a legacy of innovation in the company.”
- 「彼のリーダーシップは、社内で革新的な文化を遺産として残した。」
“We’re trying to reduce the legacy costs associated with this old contract.”
- 「この古い契約に伴う過去からの負担費用を減らそうとしています。」
“The Enlightenment left a vast intellectual legacy for modern philosophy.”
- 「啓蒙時代は現代の哲学に広大な知的遺産を残した。」
“Her research has become a legacy in the field of medical science.”
- 「彼女の研究は医学分野において遺産となっている。」
“Examining historical legacies can help us understand current social dynamics.”
- 「歴史的遺産を検証することは、現在の社会的ダイナミクスを理解するのに役立ちます。」
類義語:
- inheritance(相続財産)
- より「相続された財産」そのものに焦点を当てる傾向があります。
- より「相続された財産」そのものに焦点を当てる傾向があります。
- heritage(文化的/自然的遺産)
- 個人的な相続だけでなく、国や社会、文化に受け継がれるものを指す場合が多いです。
- 個人的な相続だけでなく、国や社会、文化に受け継がれるものを指す場合が多いです。
- bequest(遺産/遺贈)
- 法的・公的な文書に基づく、財産や資産などの「遺贈」をより直接的に指します。
- inheritance(相続財産)
反意語:
“Nothing left behind”(何も残さない)など、はっきり「反意語」というよりはコンテクスト次第ですが、legacy が「残すもの」であるのに対して、「何も残さない」ことが対立的な意味を表します。- IPA(国際音声記号): /ˈlɛɡ.ə.si/
- アクセントの位置: 第1音節 “lég-” にアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはあまりありませんが、アメリカ英語では /ˈlɛɡ.ə.si/、イギリス英語もほぼ同様です。
- 大きな違いはあまりありませんが、アメリカ英語では /ˈlɛɡ.ə.si/、イギリス英語もほぼ同様です。
- よくある発音の間違い:
“-ga-”部分を曖昧に発音してしまうことがありますが、日本語の「ゲ」と「ガ」の中間くらいの口の開きで、あまり力まずに発音すると良いでしょう。 - スペルミス: “legasy” や “lagacy” と間違えやすいことがあります。正しくは “legacy”。
- 同音異義語: 特にはありませんが、”legal” と混同しないように注意が必要です(/legal/ と /ˈlɛɡ.ə.sy/ は発音も似ておらず、意味も異なります)。
- 試験対策:
- TOEICや英検ではビジネス文脈、社会的・歴史的文脈などでの読解問題で出題されることがあります。特に “legacy systems,” “cultural legacy,” “leave a legacy” などの表現が読解パッセージに登場しやすいです。
- 覚え方のヒント:
“leg-” が「任せる、託す」というニュアンスをもつ語源から来ているとイメージすると、「先人が託して残したもの」というイメージで “legacy” を覚えやすくなります。 - ストーリーをつける:
誰かが次の世代に大切なものを託す物語を思い浮かべ、その大切なものを “legacy” と呼ぶと記憶に残りやすいでしょう。 - スペリングのポイント:
“leg” + “a” + “cy” の3つに分けて覚えておくと、スペルミスを防ぎやすいです。
brick
brick
解説
/brɪk/
brick
1. 基本情報と概要
単語: brick
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A small, rectangular block typically made of baked clay, used in construction.
意味(日本語): 建築材料として使われる、粘土などを焼いて作った小さな長方形の塊のことです。
日常生活では建物の壁を作るときに使われたり、「レンガ」という素材として非常に身近ですね。建築現場やDIYなど、モノを組み立てる場面でよく登場する単語です。
活用形・他の品詞形
CEFRレベル: B1(中級)
レンガを指す語なので日常会話では頻出ではありませんが、ある程度英語に親しんだ学習者なら理解できる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
よく使われるイディオム・構文
これらはどちらかというとカジュアルで口語的に使われることが多いですが、文章で書いても問題ありません。
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(※建材として「真逆」の単語は少ないですが、意味のイメージとして)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「brick」の詳細解説です。日常会話でも建築関連の話題になるとよく使いますし、“hit a brick wall”のような慣用句は抽象的な意味でも便利なので、ぜひ覚えてみてください。
〈C〉(1個の)れんが
〈U〉(材料としての)れんが
〈C〉(形が)れんがに似た物
locally
locally
解説
/ləʊkəli/
locally
1. 基本情報と概要
単語: locally
品詞: 副詞
意味(英語): in a way that is connected with or limited to a particular place or area
意味(日本語): 「地元で」「地域的に」「局所的に」というように、ある特定の地域や場所に限定して物事が行われることを表します。
「その地域で限定的に使われる」「その場所に一時的においての範囲内で」など、広い範囲ではなく特定のエリアにフォーカスしたニュアンスがあります。
活用形: 副詞なので活用形(時制変化など)はありません。
※「locally」はCEFRの目安としては[B2(中上級)]レベルに相当します。すでに「local」という形容詞は初級・中級でもよく登場しますが、さらに副詞としての使われ方を理解するには文脈把握が必要になるため、このレベルと考えてよいでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
ビジネスでの例文(3例)
学術的な文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
よくある発音ミス:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「locally」は特定の地域や地元において物事を限定的に行うニュアンスを示す副詞です。地元の食材や地元の企業など、「身近な範囲にフォーカスしている」という感覚をしっかりイメージすると使いこなしやすいでしょう。
地方的に,局部的に
地元で, 近くで
liquidate
liquidate
解説
/lɪkwɪˈdeɪt/
liquidate
「liquidate」の詳細解説
1. 基本情報と概要
単語: liquidate
品詞: 動詞 (他動詞)
英語での意味:
日本語での意味:
「liquidate」は主にビジネスや金融の文脈で「会社を畳む」「資産を整理して現金化する」という場面で使われます。比喩的には「敵を抹殺する」といった物騒なニュアンスでも使われるため、慎重に使わなければならない単語です。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル: B2 (中上級レベル)
2. 語構成と詳細な意味
「liquidate」はもともと「液体(liquid)のようにする」→「流動性を高める」→「資金化する」という連想から、「(資産などを) 清算する」「売り払って現金化する」という意味が派生しました。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文・イディオム
フォーマル/カジュアルの区別は、主に文脈次第ですが、ビジネス上の契約書や法的文書などでは非常にフォーマルに「清算」という意味で使われます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的/法的文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
アクセント
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「liquidate」の詳細解説です。ビジネスシーンや経済に関連する文脈で特に重要な単語なので、使われ方や意味の広がりを意識すると理解が深まります。
…‘を'除く,廃止する
〈負債〉を弁済する
(破産などで)〈会社〉‘を'整理する
《話》…‘を'殺す,片づける
整理する,清算する
subprime
subprime
解説
/'sʌbpraɪm/
subprime
1. 基本情報と概要
英単語: subprime
品詞: 形容詞(ときに名詞的にも使われることがあります)
意味(英語): relating to loans to borrowers with a low credit rating or greater risk of default
意味(日本語): 信用度の低い借り手向けの、もしくは返済リスクが高いとみなされる住宅ローンなどを表す形容詞です。
「subprime」は主に金融・経済の文脈で使われる言葉です。たとえば「subprime mortgage(サブプライム住宅ローン)」は返済能力が十分に高くないと判断される人向けの住宅ローンを指します。2008年頃の「サブプライム危機 (subprime crisis)」で広く知られるようになりました。リスクが高い借り手に対して高金利で提供されるローンを指すニュアンスがあります。
CEFRレベルの目安: C1(上級)
・金融関連の専門用語に近いので、一般的な日常英語レベルを超えた専門用語として扱われます。
2. 語構成と詳細な意味
「subprime」は文字どおり「prime(優良・最上)」の下にある、という意味合いで、「返済能力が prime と呼ばれる水準より下の、劣後した(よりリスクの高い)」という概念を表します。
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
「subprime」の語源は、「sub-(下)」+「prime(主要、優良)」の組み合わせです。はじめに金融業界で、最適な(prime)水準より返済能力や信用度が下(sub)であることを指す用語として確立しました。
特にアメリカでは、2000年代初頭から中頃にかけて、信用度の低い人々に向けた住宅ローンの拡大が進み、それが2008年の金融危機の引き金となったことで「subprime」という言葉が世界的に知られるようになりました。
4. 文法的な特徴と構文
使い分け・使用シーン
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「subprime」の詳しい解説です。専門用語でありながらニュースなどで耳にする機会も多いので、金融分野のトピックに興味があればぜひ押さえておきたい単語です。
上位に次ぐ位の;最高クラスに次ぐ;
《経済》サブプライムの
annuity
annuity
解説
/əˈnjuːɪti/
annuity
以下では、英単語 annuity
(アニュイティ)について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: annuity
日本語: 年金、年金方式の定期支払、定期的な給付金
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語と日本語)と簡単な説明
金融や保険分野でよく使われる専門用語で、特に「老後の生活費を確保する」ニュアンスを持った単語です。日常会話で頻繁には出てこないかもしれませんが、金融リテラシーを身につけるうえで重要な概念です。
活用形と他の品詞
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“annus” は “annual (毎年の)” や “anniversary (記念日)” などとも共通する語源です。
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ラテン語の「annus(年)」が語源で、「毎年支払われる」という概念が含まれます。中世から現代にかけて、教会や国による年金制度や投資商品として、一定の間隔で支払いを受け取る仕組みを指す言葉として発展してきました。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈でそれぞれ3例ずつ示します。
日常会話
ビジネス
学術的・専門的
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記をまとめると、“annuity”は年金や保険の場面で頻出し、一定間隔で支払われる金銭給付を指す専門用語です。ラテン語由来の「年」を意味する部分が強調されているため、「毎年、定期的に受け取る」という金融商品ならではのニュアンスが感じられます。金融英語を学ぶ際には必須の単語なので、英語圏の年金制度や保険を理解するうえでぜひマスターしておきましょう。
年金,年賦金
instability
instability
解説
/ɪnstəˈbɪlɪti/
instability
1. 基本情報と概要
単語: instability
品詞: 名詞 (noun)
意味 (英語): The state or quality of being unstable; lack of firmness or steadiness.
意味 (日本語): 不安定な状態、安定性の欠如。
「instability」は何かがグラグラしている、もしくは状況が変化しやすくて安定していない様子を表す単語です。たとえば感情や経済、政治情勢など、さまざまな対象の「不安定」を指すときに使われます。
2. 語構成と詳細な意味
「stable (安定した)」に否定を表す「in-」と名詞化の「-ity」が組み合わさり、「不安定」という状態を指します。
関連・派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms)
反意語 (antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「instability」の詳細解説です。政治経済、日常的な感情面、構造物など、幅広い分野で「不安定さ」を表すときに役立つ単語です。ぜひ活用してみてください。
不安定,不確定;(心の)変わりやすさ, 優柔不断
ambassador
ambassador
解説
/æmˈbæsədər/
ambassador
1. 基本情報と概要
単語
ambassador
(名詞)
意味(英語)
A person who is the official representative of a country, organization, or group, sent to another country or organization.
意味(日本語)
ある国や団体、組織を公式に代表して他国や他組織に派遣される人のことです。日本語で言えば「大使」などがこれにあたります。外交の場面で使われたり、企業のブランディングなどでイメージキャラクター的な意味でも使われることがあります。要は「ある集団の顔となって活動する人」というニュアンスの単語です。
品詞
活用形
名詞のため、通常は複数形へ変わる場合のみです。
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文・イディオム
フォーマル/カジュアル
可算・不可算
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
直接的な反意語はありませんが、外交の文脈からすると “opponent” (敵対者、対立者) などが真逆の立ち位置を示す言葉になります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習に役立ててくださいね。使える場面が多い言葉なので、特に国際関連の文脈ではぜひ覚えておきましょう。
大使
underwrite
underwrite
解説
/ʌndərˈraɪt/
underwrite
1. 基本情報と概要
単語: underwrite
品詞: 動詞 (他動詞)
英語での意味
・「underwrite」は、保険や証券などにおいて、リスクを引き受ける契約をすること、あるいは資金提供を約束することを指します。
日本語での意味
・「保険や投資などのリスクを引き受ける」「金融面で支援・資金提供をする」という意味です。
「たとえば、銀行や保険会社が企業や個人のリスクを“引き受ける”というニュアンスがあります。」
活用形
他の品詞になったときの例
CEFR難易度目安: C1(上級)
「金融やビジネスの領域で使う専門的な単語で、上級レベルの単語といえます。」
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
語源
“underwrite”は、中世英語で「文書の下部に署名する」という意味があり、署名することで契約上のリスクを受け持つ、という習慣から派生した語です。
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、“underwrite”の詳細な解説です。金融・保険など専門的な場面でしばしば使われる単語なので、実例を通じて覚え、使いこなせるようにしてください。
;‘の'費用負担を承諾する
〈保険証書〉‘に'署名する
…‘に'保険をつける
《おもに過去分詞形で》…‘の'下に書く;〈文書など〉‘に'署名する
〈株式・債券など〉‘を'引き受ける
保険業を営む
continuity
continuity
解説
/kɒn.tɪ.nuˈɪ.ti/
continuity
1. 基本情報と概要
単語: continuity
品詞: 名詞 (主に不可算名詞)
意味(英語): The state or quality of being continuous, unbroken, or connected over time.
意味(日本語): 継続性、連続性、途切れなく続く状態。
「何かがずっとつながっている、途中で切れ目がない状態」を表す単語です。映画やストーリー、プロジェクトなどで、前後関係の整合性や流れが切れずにつながっていることを指します。
活用形
「continuity」は名詞であり、通常可算・不可算の区別はありませんが、多くは不可算名詞として扱われます。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
英語学習がある程度進んだ方が、アカデミックな文脈やレポート、ビジネスシーンで使えるようになる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)
3. 語源とニュアンス
語源
ラテン語の「continuus」(連続する)から派生しており、さらに “con-” (together) + “tenere”(持つ)を語源とすると考えられます。古フランス語を経由して英語に入ったとされ、古くから「途切れなく続く状態」を表す言葉として使われてきました。
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
これらは「連続性が途切れた状態」を強調して表すときに使われます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “continuity” の詳細な解説です。学習や実践の際に参考にしてください。
連続性, 一貫性
(映画・ラジオ・テレビの)コンテ,撮影用台本,録音用台本
コンテに書かれた個々の指示
legacy
legacy
解説
/'lɛɡəsi/
legacy
1. 基本情報と概要
単語: legacy
品詞: 名詞 (場合によっては形容詞としても用いられます)
意味(英語): Something handed down from the past, often from an ancestor or predecessor.
意味(日本語): 過去から引き継がれたもの、先人から受け継がれた遺産、伝承などを指す言葉です。
「先祖や前の世代が残したもの」というニュアンスで使われ、特に「遺産」「形見」のような物質的なものだけでなく、影響や理念など抽象的なものについても言及できます。
CEFRレベル目安: C1(上級)
上級学習者がしっかり理解しておくと便利なワードです。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
それぞれの場面ごとに例文を示します。
① 日常会話
② ビジネス
③ 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “legacy” の解説になります。過去から未来へとつながるイメージを持つ、とても深みのある単語です。ぜひ様々な文章や会話で使ってみてください。
(特に遺言によって相読する)遺産
(祖先・先人から受け継いだ精神的・物質的)遺産
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ビジネス英単語(BSL)
ビジネスに頻出の英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、ビジネス英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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