頻出句動詞150 / スペリング問題 - 未解答
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を入力する問題です。
句動詞のつづりを覚えるのに役立ちます。
- 「落ち着く(calm down)」や「腰を据える」といったニュアンスを持つ表現です。
- 日常会話では「ちょっと落ち着いて」と相手に呼びかけるときや、「新しい場所に住むことにした」「家庭を持って落ち着く」といった意味でも使われます。
- settle (原形)
- settles (三人称単数現在)
- settled (過去形・過去分詞形)
- settling (現在分詞形)
- 名詞形: settlement (定住、和解、合意)
- 形容詞形: settled (安定した、定住した)
- “settle” (動詞) + “down” (副詞的に働く)
- “settle” = 腰を据える、安定させる、解決する
- “down” = 下へ、落ち着かせるイメージ
- “settle” = 腰を据える、安定させる、解決する
- (人が) 気持ちを落ち着ける、静かになる
- (場所や生活面で) 定住する、落ち着く
- (結婚や家庭を持って) 落ち着いた生活を始める
- settle down quietly → 静かに落ち着く
- settle down for the evening → 夕方に落ち着く/くつろぎ始める
- settle down with someone → 誰かと一緒に暮らす/結婚して落ち着く
- settle down after moving → 引っ越し後に落ち着く
- finally settle down → ついに落ち着きを得る
- talk someone into settling down → 誰かに落ち着くよう説得する
- settle down to work → 腰を据えて仕事に取りかかる
- settle down in a new city → 新しい街で落ち着く
- tell the kids to settle down → 子ども達に「静かにしなさい」と言う
- settle down comfortably → 快適に落ち着く
- “settle” は中英語 “set(t)elen” に由来し、「解決する」「落ちつかせる」などの意味を持ちます。
- “down” は下方や落ち着きのイメージを伴う副詞で、動詞に付くことで「落ち着く」ニュアンスを強調します。
- 「落ち着いて静かになってほしい」「腰を据えて落ち着いた生活をスタートする」といった文脈で使われるので、カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。
- 口語表現では “Calm down” と似たニュアンスで相手を落ち着かせる表現にも使えますが、もう少しソフトな響きがあることが多いです。
- 恋愛や結婚を含むライフステージで「そろそろ結婚して落ち着く」という文脈によく登場します。
- 句動詞のため、目的語が入る場合には “settle down” の間に入れないことが一般的です(“settle down the situation” などとはあまり言わず、“settle the situation” となる)。
- 他動詞としての “settle” は「~を解決する/~を定住させる」などの意味で使いますが、“settle down” はより「自分自身が落ち着く」ニュアンス(自動詞的な使い方も多い)を持ちます。
- “(人) + settle down”
- “(人) + settle down to + 目的語” (例: settle down to work, settle down to study)
- “(人) + settle down with + 人” (例: settle down with my partner)
- 日常会話(カジュアル): “Let’s settle down and discuss this.”
- ビジネスや公的な場(フォーマル): “We need to settle this matter before we can settle down to our tasks.”
“Could you please settle down for a minute and listen to me?”
-「ちょっと落ち着いて聞いてくれない?」“I plan to settle down in my hometown after traveling around the world.”
-「世界を旅した後、地元に落ち着くつもりなんだ。」“Once the kids settle down, we can watch a movie.”
-「子どもたちが静かになったら映画を見よう。」“Let’s settle down and review yesterday’s meeting details.”
-「ちょっと落ち着いて昨日の会議の詳細を振り返りましょう。」“After finishing this project, we can settle down and plan our next steps.”
-「このプロジェクトが終わったら、一息ついて次のステップを考えましょう。」“Once the market settles down, we’ll make a final decision.”
-「市場が落ち着いたら、最終決定を下します。」“After several debates, the committee decided to settle down on a unified theory.”
-「いくつかの議論の末、委員会は統一理論で落ち着くことにした。」“The data will eventually settle down to a stable pattern.”
-「そのデータはいずれ安定したパターンに落ち着きます。」“Researchers need time to settle down and analyze the findings thoroughly.”
-「研究者は十分に落ち着いて調査結果を分析するための時間が必要です。」- calm down (落ち着く)
- 「今すぐ落ち着け!」という感じで「気持ちを静める」に焦点がある
- 「今すぐ落ち着け!」という感じで「気持ちを静める」に焦点がある
- relax (リラックスする)
- “settle down” よりも「力を抜いてくつろぐ」ニュアンスが強い
- “settle down” よりも「力を抜いてくつろぐ」ニュアンスが強い
- get comfortable (くつろぐ)
- シンプルに「快適になる」の意味
- シンプルに「快適になる」の意味
- stabilize (安定させる)
- 物事や状態を安定させる、状況が落ち着くという文脈で使われる
- 物事や状態を安定させる、状況が落ち着くという文脈で使われる
- get anxious / get upset (不安定になる、動揺する)
- wander around (さまよう、定住しない)
- stir up (かき乱す、煽る)
- 発音記号 (IPA): /ˈsɛt(ə)l daʊn/
- アメリカ英語: [ˈsɛt̬.əl daʊn]
- イギリス英語: [ˈsɛt.l̩ daʊn]
- アメリカ英語: [ˈsɛt̬.əl daʊn]
- “settle” の “t” を曖昧に発音してしまう。
- “down” の二重母音 /aʊ/ を単なる “a” にしてしまう。
- “settle” と “settle down” の混同
- “settle the problem” → 問題を解決する
- “settle down” → 心や状況を落ち着かせる、定住する
- “settle the problem” → 問題を解決する
- スペルミス
- “setle” と “t” を一つにしてしまったり、 “settle” に “l” を二つ入れて “settlle” とする誤り。
- “setle” と “t” を一つにしてしまったり、 “settle” に “l” を二つ入れて “settlle” とする誤り。
- “Calm down” と “Settle down” の混同
- 大きく意味が違うわけではないが、“calm down” は気持ちの興奮や怒りを沈める意味が強い。
- 大きく意味が違うわけではないが、“calm down” は気持ちの興奮や怒りを沈める意味が強い。
- 試験・資格対策では “settle down” が「落ち着く」「定住する」という両方の意味を問われる可能性があるので注意。
- “Settle” は “Seat” に近いニュアンスと関連付けると覚えやすいかもしれません。椅子に「腰を下ろす」ように「腰を据える、落ち着く」イメージ。
- “Down” は下方向なので、「余計な力が下に降りていき、落ち着く」というビジュアルを思い浮かべる。
- 勉強テクニックとしては、実際に自分が疲れて落ち着きたいときに “I need to settle down now.” と声に出して言うと、身体感覚と結びついて記憶に残りやすいです。
- 主な活用形:
- 現在形: open up
- 過去形: opened up
- 現在分詞: opening up
- 過去分詞: opened up
- 現在形: open up
“To open something (physically)”
「(物理的に)開ける」という意味です。ドアや箱などを開ける場面で使われます。例えば、家のドアを「open up」するときなどに使います。“To make something available or start operating”
「(店や施設などを)開店・開業する」「始動させる」という意味です。例えば、お店が営業を始めるときに「We open up at 9 a.m.」のように言います。“To become more emotionally honest or willing to talk”
「(感情や考えを)打ち明ける、心を開く」という意味です。プライベートな内容を話す場面などで使われます。- open (語幹): 「開く」という意味の動詞/形容詞/名詞
- up (副詞): 上方向や外方向へのイメージ、あるいは「完全に」というニュアンスを含む
- open(形容詞): 開いている
- openness(名詞): 開放性、率直
- reopen(動詞): 再び開く、再開する
- opening(名詞): 開始、開口部
- open up a store → (店を)開店する
- open up about one’s feelings → 自分の気持ちを打ち明ける
- open up new possibilities → 新しい可能性を切り開く
- open up the door/window → ドアや窓を開ける
- open up a discussion → 議論を始める
- open up opportunities → チャンスを開く
- open up a file/folder → ファイルやフォルダーを開く
- open up one’s mind → 心を開く
- open up communication → コミュニケーションの道を開く
- open up the economy → 経済(市場)を開放する
- “open” は古英語「opinian(開ける)」に由来し、「遮蔽を取り除いて通じるようにする」という意味がもともとありました。そこに副詞 “up” の概念が加わり、「完全に開く」「上向きに開く」というニュアンスが派生しました。
- 物理的な動作だけでなく、精神的・感情的にも「解放する/打ち明ける」というニュアンスを強く持ちます。
- カジュアルな場面からビジネスシーンまで幅広く使えますが、感情を打ち明ける、という意味合いで使うときは比較的カジュアルで親しい状況が多いです。
- 文章で使う場合は、「open up opportunities」や「open up a debate」など、抽象的・比喩的に使われる場合が多いです。
他動詞的な用法
- “open up + 目的語(店や会議、コンピュータファイルなど)”
- 例: “I opened up the shop at 9 a.m.”(9時に店を開けた)
- “open up + 目的語(店や会議、コンピュータファイルなど)”
自動詞的な用法
- “open up” 自体で「開く」「心を開く」の意味
- 例: “She finally opened up to me about her worries.”(彼女はついに悩みについて私に打ち明けてくれた)
- “open up” 自体で「開く」「心を開く」の意味
- 「Open up to someone」の形で「(人)に心を開く・打ち明ける」と表現できる。
- 「Open up about something」で「何かについて心を開いて話す」。
- フォーマル: ビジネスや書き言葉で「open up new markets」「open up possibilities」など、やや抽象的な使い方をされる。
- カジュアル: 友人や家族間で「I want you to open up about your feelings.(気持ちを話してほしい)」など。
- “Can you open up the window? It’s getting hot in here.”
(窓を開けてくれない?ここ暑くなってきたよ。) - “He never opens up about his personal life.”
(彼は自分の私生活について決して打ち明けないんだ。) - “Let’s open up and talk things through.”
(素直に話し合おうよ。) - “We plan to open up a branch in New York next year.”
(来年、ニューヨークに支店を開設する予定です。) - “We need to open up the discussion on the budget plan.”
(予算案について議論を始める必要があります。) - “Opening up the market could lead to more competition.”
(市場を開放するのは、競争をさらに増やすことにつながるだろう。) - “The study aims to open up new avenues of research in the field of artificial intelligence.”
(この研究は人工知能分野で新たな研究の道を切り開くことを目的としています。) - “These findings may open up possibilities for further applications.”
(これらの発見はさらなる応用の可能性を切り開くかもしれません。) - “The initiative hopes to open up dialogue between different cultural groups.”
(この取り組みは異なる文化集団間の対話を促すことを期待しています。) - unlock(アンロック)
- 「鍵を開ける」という物理的な行為が中心。心を開くニュアンスはほぼ含みません。
- 「鍵を開ける」という物理的な行為が中心。心を開くニュアンスはほぼ含みません。
- reveal(リヴィール)
- 「明らかにする、暴露する」。情報や秘密を「公開する」際に使われます。
- 「明らかにする、暴露する」。情報や秘密を「公開する」際に使われます。
- expose(イクスポーズ)
- 「さらす、暴露する」。ネガティブな含みを持つことが多い。
- close up
- 「閉める、心を閉じる」という意味。
- 例: “He closed up his feelings and wouldn’t talk to anyone.”(彼は気持ちを閉ざし、誰にも話そうとしない。)
- 「閉める、心を閉じる」という意味。
- 発音記号(IPA): /ˈoʊ.pən ʌp/ (アメリカ英語)、/ˈəʊ.pən ʌp/ (イギリス英語)
- アクセントは “o” (open) に置かれやすい
- アメリカ英語では [oʊ]、イギリス英語では [əʊ] と発音されるのが主な違い
- “up” の母音 /ʌ/ は日本人学習者が「アッ」と小さく短すぎる発音をしがちなので注意
- “open” と “open up” の混同
- どちらも「開く」という意味ですが、“open up” は「もっと徹底的に開ける・心を開く」など、ニュアンスがやや広範になる場合が多いです。
- どちらも「開く」という意味ですが、“open up” は「もっと徹底的に開ける・心を開く」など、ニュアンスがやや広範になる場合が多いです。
- スペルミス
- 「oppen up」など「o」が重複したりするミスに注意。
- 「oppen up」など「o」が重複したりするミスに注意。
- 試験対策
- TOEICや英検などでも、句動詞の知識を問う問題で “open up” が取り上げられることがあります。特に「心を開く」という比喩的な使い方が正しく理解されているかどうかチェックされる場合があります。
- “up” がつくと、「上へ」「開放して」というイメージが加わります。「doorを上方向にガバッと開ける」ようなイメージを思い浮かべると覚えやすいかもしれません。
- “open(開く)” だけだと物理的な開閉のイメージが強いですが、“open up” は「心を開放して広がっていく」イメージがある、と感じながら覚えると記憶に残りやすいでしょう。
- 現在形:put up (主語が三人称単数の場合は puts up)
- 現在分詞:putting up
- 過去形 / 過去分詞:put up
- put:もともとは「置く」という意味の動詞
- up:方向・上昇や完了などを示す前置詞/副詞
- 掲示・貼り出す
例:put up a poster(ポスターを貼り出す) - 建てる・立てる/組み立てる
例:put up a tent(テントを張る) - 泊める(宿泊を提供する)
例:put someone up for the night(人を一晩泊める) - 価格や数値を上げる
例:put up the price(値段を上げる) - 我慢する(with を伴う)
例:put up with someone/something(人・物事を我慢する / 耐える) - put up with: 「耐える」「我慢する」
- put-down(名詞): 人を批判・侮辱する言葉(「put」と「down」の組み合わせ)
- put up a sign(掲示板や看板を立てる)
- put up a poster(ポスターを貼る)
- put up a fight(抵抗する、喧嘩腰になる)
- put up a tent(テントを張る)
- put up with noise(騒音を我慢する)
- put up the price(値段を上げる)
- put up decorations(飾り付けをする)
- put up funds(資金を提供する)
- put up a building(建物を建てる)
- put someone up for the night(誰かを一晩泊める)
語源
「put」は古英語の “putian” に由来する動詞で、「置く・推し進める」のような意味をもっていました。「up」は古英語 “úp” に由来し、「上に」「上方へ」の意味が中心です。これらが組み合わさり、「上げる」「上に置く」などのイメージが広がって、現代では「張る」「掲示する」「値段を上げる」「人を泊める(家に“引き上げる”イメージ)」「我慢する(負担を上に乗せる感覚)」と多義的に使われるようになりました。ニュアンス・使用上の注意
- 「put up with(我慢する)」は口語でも書き言葉でも頻繁に使われますが、少し「嫌だけど仕方なく受け入れる」というニュアンスがあります。
- 「put up a poster」「put up a notice」などは日常会話からビジネスまで幅広く使います。
- 「泊める」という意味合いは口語的ですが、フォーマルシーンでも“I’d be happy to put you up.”などで使えます。
- 「put up with(我慢する)」は口語でも書き言葉でも頻繁に使われますが、少し「嫌だけど仕方なく受け入れる」というニュアンスがあります。
自動詞 / 他動詞
「put up」は基本的に他動詞的に使われ、目的語をとることが多いです(例:put up a shelf, put up a sign など)。
一方で「put up with」は動詞+前置詞+目的語の形で使われ、目的語は「with」の後に置かれます。主な構文
- Put up + 名詞: put up a tent / put up a shelf / put up decorations
- Put + 目的語 + up: 場合によっては目的語が前にくることもあるが、「put up for the night」のように塊で覚えることが多いです。
- Put up with + 名詞/代名詞: ~を我慢する
- Put up + 名詞: put up a tent / put up a shelf / put up decorations
フォーマル/カジュアル
- 「put up」は比較的カジュアルな場面でも問題なく使えます。
- ビジネス文書などでは動詞そのものを「increase」「accommodate」「post」など言い換えることも。
- 「put up」は比較的カジュアルな場面でも問題なく使えます。
- “Could you put me up for a few days?”
「数日泊めてもらえないかな?」 - “I’ll put up a poster about the event in the hallway.”
「廊下にイベントのポスターを貼るよ。」 - “I can’t put up with his complaining anymore!”
「彼の文句にはもう我慢できないよ!」 - “We need to put up a notice informing staff about the new policy.”
「新しい方針について従業員に知らせる掲示を貼る必要があります。」 - “Do you mind if we put you up in a hotel during the conference?”
「カンファレンスの間、ホテルに宿泊していただいてもよろしいですか?」 - “Given our budget constraints, we can’t put up the price without justification.”
「予算上の制約を考えると、正当な理由なしには値上げできません。」 - “The university decided to put up additional dormitories to accommodate the growing number of students.”
「大学は学生数の増加に対応するため、追加の寮を建てることを決定した。」 - “He was kind enough to put me up in his residence while I was conducting research.”
「研究を行っている間、彼は私を親切にも自宅に泊めてくれた。」 - “We questioned whether we should put up with the unreliable data source any longer.”
「私たちはこれ以上不確かなデータソースに耐えるべきかどうかを検討した。」 - erect(建立する)
- 主に建物やモニュメントなど大型のものを「建てる」イメージ。フォーマル寄り。
- 主に建物やモニュメントなど大型のものを「建てる」イメージ。フォーマル寄り。
- install(設置する)
- 機器や設備を取り付ける、工事的イメージ。
- 機器や設備を取り付ける、工事的イメージ。
- accommodate(宿泊させる・収容する)
- フォーマルな言い回し。「(施設が)~人を収容できる」など。
- フォーマルな言い回し。「(施設が)~人を収容できる」など。
- tolerate(我慢する)
- 「put up with」と同じ「我慢する」の意味。フォーマル。
- 「put up with」と同じ「我慢する」の意味。フォーマル。
- endure(耐える)
- 苦しみなどを「長期間にわたってこらえる」ニュアンス。
- take down(取り下げる、掲示物などを外す)
- pull down(建物などを取り壊す)
- refuse / decline(人を泊めるのを断る)
- give up(我慢するのをやめる、降参する) ※文脈によっては対義的に使われる
- 発音記号(IPA): /pʊt ʌp/
- アクセント: シンプルに “put” と “up” をそれぞれはっきり発音します。
- アメリカ英語: [pʊt ʌp](/ʊ/ は「ウ」に近い短い音)
- イギリス英語: [pʊt ʌp](アメリカ英語とほぼ同じですが、イギリス英語の /ʊ/ はやや唇を丸めるイメージ)
- アメリカ英語: [pʊt ʌp](/ʊ/ は「ウ」に近い短い音)
- よくある間違い: “put” を /pʌt/ と発音してしまう場合があります。「プット(短い“ウ”の音)」と意識して発音するとよいでしょう。
- 「put up」を「put on」「put off」などのほかの句動詞と混同しがち
- put on:身に着ける / put off:延期する / put away:片付ける など。意味が異なるので要注意。
- put on:身に着ける / put off:延期する / put away:片付ける など。意味が異なるので要注意。
- 「put up with」を間違えて「put with up」などと並べ替えない
- 英文法的に「put up with」で一つのまとまった句動詞です。
- 英文法的に「put up with」で一つのまとまった句動詞です。
- TOEICや英検などの試験
- 「put up with」などの句動詞はリーディングやリスニング問題で頻出。
- 「文脈に応じた意味の切り替え(建てる・貼る・泊める・我慢する)」を把握しておくと点数につながります。
- 「put up with」などの句動詞はリーディングやリスニング問題で頻出。
- 「put up」は「上へ(up)置く(put)」というイメージを持っておくと、「掲示する(ポスターを上に貼る)」「立ち上げる(テントを設置する)」「値段を引き上げる」「耐え(上に重荷を載せるイメージ)る」と、連想しやすいです。
- 「泊める」場合も「家や部屋に人を“引き上げる”」というふうにイメージすると覚えやすいでしょう。
- いろいろな意味があるため、フレーズや例文ごとに丸暗記するほうが効率的です。
- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
基本的な意味: 「黙る」「口をつぐむ」「黙らせる」という意味があります。相手に対して「うるさい!黙れ!」と強く言うニュアンスがあり、失礼に聞こえることがあります。友達同士のラフな場面では冗談めかして使うこともありますが、ビジネスや公式の場面では不適切です。
CEFRレベル: B2(中上級)
- A1(超初心者)・A2(初級)学習者には少し強い表現なので注意
- B1(中級)・B2(中上級)になると、口語表現として理解しておくのが望ましい
- C1(上級)・C2(最上級)レベルでは用法やニュアンスの違いまで把握できることが求められる
- A1(超初心者)・A2(初級)学習者には少し強い表現なので注意
活用形:
- shut up - shut up - shut up (動詞「shut」の過去形・過去分詞はいずれも “shut”)
- 関連する他の品詞形:
- 「shut (動詞)」単体で「(~を)閉める」「閉じ込める」という意味
- 「shut (形容詞)」はあまり一般的ではありませんが、「閉じた状態の」という意味で使われる場合があります(例:The door was shut.)
- 「shut (動詞)」単体で「(~を)閉める」「閉じ込める」という意味
語構成:
- 「shut」(動詞) + 「up」(副詞的要素) で句動詞を形成しています。
- 接頭語や接尾語は特にありません。
- 「shut」(動詞) + 「up」(副詞的要素) で句動詞を形成しています。
派生語や類縁語など:
- shut(動詞): 閉じる
- shutdown(名詞・動詞): (機械やシステムを)停止する、停止
- shut-in(形容詞・名詞): 外出しない(人)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(日本語訳つき):
- “shut up already!”
→「もう黙ってよ!」 - “tell someone to shut up”
→「誰かに黙るように言う」 - “shut up about 〜”
→「〜について黙る」 - “can’t shut up”
→「黙ることができない」 - “shut up for a moment”
→「少しの間黙って」 - “shut up in a room”
→「部屋に閉じ込める」 - “I wish he would shut up.”
→「彼が黙ってくれたらいいのに」 - “shut up shop”
→「店を閉める」(慣用的に商売をやめる意味でも) - “shut her up with a look”
→「ひと睨みして彼女を黙らせる」 - “Just shut up and listen.”
→「とにかく黙って聞いて」 語源:
- 「shut」は中英語 (Middle English) の “shutten” に由来し、古英語 (Old English) の “scyttan” などが起源とされています。もともとは「閉じる」「閉鎖する」という意味です。
- 「shut up」は「口をしっかり閉じる」→「黙らせる」というイメージで使われるようになりました。
- 「shut」は中英語 (Middle English) の “shutten” に由来し、古英語 (Old English) の “scyttan” などが起源とされています。もともとは「閉じる」「閉鎖する」という意味です。
ニュアンスや注意点:
- 直接的な命令に近いので失礼になりやすい
- 友人間や非常にカジュアルな会話で軽く使われる場合もあるが、トーンによっては相手を傷つけることも
- フォーマルな文書やビジネスの場面には不適当
- 直接的な命令に近いので失礼になりやすい
句動詞 (phrasal verb)
- 「shut up」は句動詞なので、場合によって目的語を伴う「他動詞的」な使い方も可能です。
- 例: “He shut me up by threatening to leave.”(彼は出ていくと言って私を黙らせた)
- 「shut up」は句動詞なので、場合によって目的語を伴う「他動詞的」な使い方も可能です。
フォーマル/カジュアル:
- 非常にカジュアル、かつ失礼・攻撃的な響きがあるため、公式文書やビジネス文書では避けるのが無難です。
構文例:
- (命令文) “Shut up!”
- もっとも直接的・攻撃的な形
- (希望・願望) “I wish he would shut up.”
- 文中で第三者に対する苛立ちを表す
- (命令文) “Shut up!”
“Shut up, you’re too loud!”
- 「黙って、うるさすぎるよ!」
- 友達同士で冗談めかして使う場合もあれば、口論時の強い言い方にもなる
- 「黙って、うるさすぎるよ!」
“Oh, shut up! You’re joking, right?”
- 「え、嘘でしょ?黙ってよ、冗談だよね?」
- 驚きや冗談で「うそでしょ?」くらいの軽いニュアンス
- 「え、嘘でしょ?黙ってよ、冗談だよね?」
“Will you please shut up for a second? I can’t concentrate.”
- 「ちょっと黙ってくれない?集中できないから。」
- 「ちょっと黙ってくれない?集中できないから。」
“I told him to shut up in the meeting, and it caused a scene.”
- 「会議で彼に黙れと言ってしまったら、騒ぎになった。」
- いかに不適切かを示す例
- 「会議で彼に黙れと言ってしまったら、騒ぎになった。」
“He unexpectedly shouted ‘Shut up!’ at a coworker.”
- 「彼は思わず同僚に『黙れ!』と叫んだ。」
- 「彼は思わず同僚に『黙れ!』と叫んだ。」
“After that, I realized telling someone to ‘shut up’ was unprofessional.”
- 「その後、『黙れ』と口にするのはプロらしくないと気づいた。」
- 「その後、『黙れ』と口にするのはプロらしくないと気づいた。」
“In his diary, he noted, ‘My father told me to shut up whenever I asked questions.’”
- 「彼の日記には、『私が質問をするたびに父は私に黙れと言った』と記されていた。」
- 「彼の日記には、『私が質問をするたびに父は私に黙れと言った』と記されていた。」
“The novel’s protagonist often yells, ‘Shut up!’ when he’s angry.”
- 「その小説の主人公は怒るとよく『黙れ!』と叫ぶ。」
- 「その小説の主人公は怒るとよく『黙れ!』と叫ぶ。」
“This colloquial expression, ‘shut up,’ conveys strong frustration.”
- 「この口語的表現『shut up』は強い苛立ちを伝える。」
類義語 (Synonyms):
- “be quiet” → 「静かにして」/より丁寧
- “hush” → 「シーッ(黙って)」/幼児や子供に対して使われることも多い
- “pipe down” → 「静かにする」/口語的だが“shut up”ほど失礼ではない
- “zip it” → 「口をつぐめ」/若干失礼でややふざけた響き
- “keep quiet” → 「黙っている」/命令形でもそこまで強くはない
- “be quiet” → 「静かにして」/より丁寧
反意語 (Antonyms):
- “speak up” → 「はっきり話す」
- “talk” → 「話す」
- “voice your opinion” → 「意見を述べる」
- “speak up” → 「はっきり話す」
- 発音記号 (IPA): /ʃʌt ʌp/
- アクセントの位置:
- 簡単に言うとそれぞれ “shut” と “up” の短い強音が連続する感じです。
- アメリカ英語 (AE) とイギリス英語 (BE) で大きな違いはありませんが、母音 /ʌ/ の発音に若干差が出ることがあります。
- 簡単に言うとそれぞれ “shut” と “up” の短い強音が連続する感じです。
- よくある発音の間違い:
- “shut” を “shot” ( /ʃɑːt/ ) と混同する
- “up” を /æp/ のように発音してしまう
- “shut” を “shot” ( /ʃɑːt/ ) と混同する
- スペルミス: “shut” を “shot” と書いてしまう
- 同音異義語の混同: “shut” と “shot” は発音が似ているようで異なります。
- TOEICや英検など試験対策:
- 日常会話表現やカジュアルな表現として出題される場合に、失礼なニュアンスを理解しているか確認されることがあります。
- 重要なのは、フォーマルな表現ではない という点を理解しておくことです。
- 日常会話表現やカジュアルな表現として出題される場合に、失礼なニュアンスを理解しているか確認されることがあります。
ヒント:
- 「shut」は「閉める」という意味で、そこに「up」が付いて「口を上に閉じる」というイメージを持つと、強い口止め感覚がわかりやすいです。
- 音声として「シャタップ」と一気に発音されがちですが、最初の /ʃ/ と次の /ʌ/ をはっきり意識すると通じやすいです。
- 「shut」は「閉める」という意味で、そこに「up」が付いて「口を上に閉じる」というイメージを持つと、強い口止め感覚がわかりやすいです。
覚え方の工夫:
- 「ドアをバタンと閉めるイメージで、口もバタンと閉める」ぐらいの勢い
- 強い表現なので、日常会話の冗談を除いては控えるほうがよい、とセットで覚える
- 「ドアをバタンと閉めるイメージで、口もバタンと閉める」ぐらいの勢い
英語: “set down”
1) To put or place something down.(何かを置く・下ろす)
2) To write something, especially an idea or thought, in a careful or authoritative manner.(何かを記録する、特に考えなどを文章として書き留める)
3) To cause someone to get out of a vehicle, to drop someone off.(乗り物から人を降ろす)日本語: 「置く」「下ろす」「書き留める」「降ろす」のような意味があります。誰かを車やバスから降ろす時に “set someone down” と言ったり、ノートや文書へアイデアを書き留めるときに使われます。「しっかりとその場に下ろす・記録する」というニュアンスを持ちます。
- これは主に「動詞(句動詞)」として扱われます。
- 動詞 “set” は不規則変化動詞ですが、すべての形が “set” となります(原形: set, 過去形: set, 過去分詞: set)。
- “set down” も、時制によって以下のようになります:
- 現在形: set(s) down
- 過去形: set down
- 現在進行形: setting down
- 過去分詞: set down
- 現在形: set(s) down
- “set” は名詞として使われること(例: a set of something 「一式」)や形容詞として使われること(例: set plan 「確定した計画」)がありますが、“set down” は句動詞のため、名詞や形容詞的用法はほとんどありません。
- B1(中級)
比較的一般的な句動詞で、日常会話にも登場しますが、慣用的に使う表現もあるため、中級レベルとして学ぶことが多いです。 - “set” + “down” という句動詞(動詞 + 副詞)の組み合わせ。
- set out(出発する、計画を立てる)
- set up(設置・設立する)
- set aside(取っておく、脇に置く)
- set off(出発する、引き起こす)
- set down the rules(ルールを書き記す)
- set down one’s thoughts(考えを記録する)
- set down the luggage(荷物を下ろす)
- set down to eat(テーブルに着いて食事を始める)
- set down the cost(費用を書き留める)
- set down the minutes(会議の議事録を取る)
- set down a passenger(乗客を降ろす)
- set down at the curb(縁石のところで降ろす)
- set down in writing(書面にする)
- set down the phone(電話を置く)
- “set” は古英語の “settan” に由来し「置く・据える」という意味から派生しています。
- “down” は「下へ」という方向を示す副詞です。
- 「しっかりと下へ置く」という感覚を持つため、単に「降ろす」よりもやや丁寧または意図的な雰囲気があります。
- 「メモする・書き留める」という場合も「きちんと書きつける」といった少し formal なニュアンスが混じることがあります。
- 日常会話では、人や物を「下ろす/置く」という文脈で使用。
- ビジネスや公式の文脈では、「会議の内容を書き留める」「ルールを明文化する」といったフォーマルな印象があります。
- “set down” は他動詞+副詞の句動詞で、目的語を挟むこともあります。
(例) “Set the box down.” / “Set down the box.” - ただし代名詞が目的語の場合は、必ず “set it down” のように代名詞を2語の間に置きます。
(例) “Set it down.” はOKですが “Set down it.” は文法的に誤りです。 - “set down one’s foot” → あまり一般的ではありませんが、「しっかり足を踏み出す」というような表現。
- “set down your pen” → 試験終わりなどで「ペンを置く」と指示するときに使われます。
- フォーマル: “Please set down your official complaint in writing.”(正式に苦情を文書で提出ください)
- カジュアル: “Just set down your bag there.”(そこにかばんを置いておいて)
- “Can you set the groceries down on the counter?”
(買い物袋をカウンターの上に下ろしてくれない?) - “I’ll set you down at the next bus stop.”
(次のバス停で降ろしてあげるよ。) - “Set the baby down gently in the crib.”
(赤ちゃんをベビーベッドに優しく寝かせてあげて。) - “Could you please set down the minutes of the meeting in a concise report?”
(会議の議事録を簡潔な報告書にまとめてもらえますか?) - “We need to set down the new regulations for remote work.”
(リモートワークの新しい規定を文書化する必要があります。) - “Once we set down the terms of the contract, we can proceed with the signing.”
(契約条件を明文化したら、署名手続きを進めましょう。) - “The researcher set down the experimental results in a detailed journal article.”
(研究者は実験結果を詳細な学術論文にまとめた。) - “In his treatise, he set down a comprehensive theory of language acquisition.”
(彼の論文では言語習得の包括的な理論が打ち立てられた。) - “The committee has set down strict procedures to ensure data integrity.”
(委員会はデータの完全性を確保するための厳格な手順を定めた。) - put down(置く、降ろす、書き留める)
- “put down” は意味がより幅広く、口語的です。
- 例: “Put down your phone.”(電話を置いて)
- “put down” は意味がより幅広く、口語的です。
- lay down(横にする、規定を定める)
- 物を横にするイメージが強く、ややフォーマル。
- 例: “They laid down the law.”(彼らは法律を定めた)
- 物を横にするイメージが強く、ややフォーマル。
- drop off(降ろす)
- 「車で送る」や「発送する」といったニュアンスが強い。
- 例: “I’ll drop you off at the train station.”(駅まで送るよ)
- 「車で送る」や「発送する」といったニュアンスが強い。
- pick up(拾う、迎えに行く)
- “pick up” は「拾い上げる」「迎えにいく」などの反対動作。
- take up(持ち上げる、開始する)
- 「下ろす」→「持ち上げる」の対比となる語。
- 発音記号(IPA)
- set /sɛt/
- down /daʊn/
- “set down” の場合でも基本的に [sɛt daʊn] と続けて発音します。
- set /sɛt/
- アメリカ英語とイギリス英語の違いはほぼありませんが、
- イギリス英語では [sɛt daʊn]
- アメリカ英語では [sɛt daʊn]
と “down” の口の開き具合や /aʊ/ の発音が少し異なる印象です。
- イギリス英語では [sɛt daʊn]
- アクセントの位置については “set” と “down” とでそれぞれ平坦に発音されることが多いです。
- “set” は原形・過去形・過去分詞すべて同形なので、混乱しないように注意が必要です。
- 代名詞(it, themなど)が目的語に入る場合は “set it down” が正しく、“set down it” は誤りとなります。
- 同音異義語に “sit down”(座る)があるため、スペリングミス “sitt down” などと混同しないようにしましょう。
- TOEIC や英検などでは、句動詞の理解を問う問題が出題されることがあります。“set down” と “put down”、“drop off” などの違いを理解しておくと役立ちます。
- 「set」は「位置を決める(据える)」というイメージから派生して覚えるとよいでしょう。
- “set down” は「しっかり決まったところに下ろす/書き留める」というイメージでまとめると記憶しやすくなります。
- 「シンプルな単語の組み合わせでも、方向や状態を表す副詞が後ろにつくことで意味が大きく変化する」という句動詞の特徴を意識して学習するのがコツです。
- to resist or endure without giving in
- to extend something forward (e.g., hold out one’s hand)
- to last or remain sufficient (e.g., supplies hold out)
- to offer or present
- 相手の要求や圧力に屈せずに耐えること
- 手などを差し出すこと
- 何か(食料や物資など)が続く・持ちこたえること
- 期待や希望などを差し出す・示すこと
- 現在形: hold out
- 過去形: held out
- 過去分詞形: held out
- 進行形: holding out
- 「hold」の名詞形: 「hold」(つかみ、グリップ、所有など) ※「hold out」の名詞形は基本的にありませんが、文脈によって「new holdout(粘り強く抵抗する人・場所)」のように名詞的に使われることもあります。
- hold: 「つかむ」「保持する」を意味する動詞
- out: 「外へ」「外に向けて」を意味する副詞
- 抵抗する・踏みとどまる: 他人や状況からの圧力に負けずに、その状態を続ける。
- 手や物を差し出す: 手や腕などを外に伸ばして差し出す。
- (在庫・物資などが)持ちこたえる: 使い切られずにまだ残っている、というニュアンス。
- (期待や望みを)示す・提供する: 「価値や提案を差し出す」イメージ。
- hold out hope(希望を抱き続ける)
- hold out against pressure(圧力に耐え続ける)
- hold out one’s hand(手を差し出す)
- supplies hold out(物資が続く、持ちこたえる)
- hold out for a better offer(もっとよい条件を求めて粘る)
- hold out until the end(最後まで持ちこたえる)
- hold out the possibility(可能性を示す)
- hold out an olive branch(和解の意を示す)
- hold out on someone(情報・お金などを相手に与えずに隠す)
- unable to hold out any longer(これ以上耐えられない)
- 「hold」は古英語の“healdan”に起源があり、「支える」「つかむ」という意味をもつ動詞です。
- 「out」はゲルマン語系で「外へ」を意味します。
- 合わさって「外側へ保つ」「外向きに持ちこたえる」という描写を表すようになりました。
- 「耐え抜く」ニュアンス: 「条件に妥協せずに粘る」「持ちこたえる」といった、やや強い意志力が感じられる。
- 提案・希望を示すニュアンス: 「望みを差し出す」「可能性をつなぎとめる」など、ポジティブな語感になり得る場合もある。
- 口語・文章の両方で広く使われるが、カジュアルめの表現としてもフォーマルな文章でも、どちらでも見られる。文脈判断が重要。
他動詞 / 自動詞
- 「hold out」は基本的に自動詞的に用いられ、「耐える」「続く」の意味で目的語を必要としません。
- ただし「hold out one’s hand」のように、直接の目的語(one’s hand)を伴う形でも使われます。
- 「hold out」は基本的に自動詞的に用いられ、「耐える」「続く」の意味で目的語を必要としません。
イディオム・構文例
- “hold out on someone”:「(誰かに対して)情報やお金などを与えずに隠す」
- “hold out for something”:「(自分の望む条件のために)妥協せずに粘る」
- “hold out on someone”:「(誰かに対して)情報やお金などを与えずに隠す」
フォーマル/カジュアル
- カジュアル: 友人や家族との会話で「I can’t hold out any longer.」
- フォーマル: 書き言葉で「The negotiations continued as the union decided to hold out for better wages.」
- カジュアル: 友人や家族との会話で「I can’t hold out any longer.」
- “I don’t have any more snacks. Do you think we can hold out until dinner?”
- 「もうおやつがないんだ。夕食までなんとか持ちこたえられると思う?」
- 「もうおやつがないんだ。夕食までなんとか持ちこたえられると思う?」
- “She held out her hand to help me up.”
- 「彼女は私を助け起こすために手を差し出してくれた。」
- 「彼女は私を助け起こすために手を差し出してくれた。」
- “I’ll hold out a bit longer before deciding.”
- 「決める前にもう少し粘ってみるよ。」
- “The employees are holding out for a higher salary.”
- 「従業員たちはもっと高い給与を求めて粘っています。」
- 「従業員たちはもっと高い給与を求めて粘っています。」
- “The negotiations held out until late last night.”
- 「交渉は昨夜遅くまで持ちこたえました(続きました)。」
- 「交渉は昨夜遅くまで持ちこたえました(続きました)。」
- “We didn’t think our resources would hold out, but fortunately they did.”
- 「資源が持ちこたえないと思っていましたが、幸いにもなんとか持ちました。」
- “The hypothesis held out under various experimental conditions.”
- 「その仮説はさまざまな実験条件下でも崩れませんでした(持ちこたえました)。」
- 「その仮説はさまざまな実験条件下でも崩れませんでした(持ちこたえました)。」
- “This study holds out new possibilities for cancer treatment.”
- 「この研究はがん治療に新たな可能性を示しています。」
- 「この研究はがん治療に新たな可能性を示しています。」
- “We need to determine how long the sample can hold out without degrading.”
- 「劣化せずに試料がどのくらい保てるのかを調べる必要があります。」
- endure(耐える)
例: “I endured the pain.”(痛みに耐えた)
- 「endure」は逆境や苦痛に耐え続けるニュアンス。
- 「endure」は逆境や苦痛に耐え続けるニュアンス。
- withstand(よく耐える)
例: “This material can withstand high temperatures.”(この素材は高温に耐えられる)
- 「物が壊れずに耐える」など物理的なニュアンスでも使われやすい。
- 「物が壊れずに耐える」など物理的なニュアンスでも使われやすい。
- persist(粘り強く続ける)
例: “She persisted in her research.”(彼女は研究を粘り強く続けた)
- 「意志を持って粘り続ける」感じ。
- give in(屈する、譲歩する)
例: “He finally gave in to the demands.”(彼はついに要求に屈した) - surrender(降伏する)
例: “They decided to surrender due to lack of resources.”(彼らは物資不足のため降伏することを決めた) - 発音記号(IPA): /hoʊld aʊt/
- アメリカ英語: [ホウルド アウト](「hoʊld」の “o” は口をまるめて発音し、「out」の “ou” は二重母音)
- イギリス英語: [həʊld aʊt](「hold」の “əʊ” がやや短く、「out」の “aʊ”は口を大きめに開けて)
- アクセント: “hold”も“out”も、どちらかというと平坦に発音するが、“out”にやや強調を置くことが多い。
- よくある発音ミス: “hold”の “l” を発音し忘れたり、“out”を「アウト」と日本語読みしてしまう。
- スペルミス: “hold”と打つべきところを “holdt” や “holded” としてしまう場合がある。
- 意味の取り違え: “hold out” は「続く」という意味だけでなく「差し出す」「提案する」など複数の意味を持つので、文脈の見極めが必要。
- 前置詞の混同: “hold on”と間違えるケースも多い。“hold on”は「電話を切らずに待つ」「しっかり掴む」などの意味。
- TOEICや英検などの試験で: 句動詞の問題が頻出するので、「hold out for〜 / hold out against〜」など、前置詞が変わると意味が変化する点に注意。
- “hold”は「つかむ」、「out」は「外へ」のイメージ。
- 「外に向けてしっかりつかんで離さない」→「持ちこたえる」「耐える」という連想をすると覚えやすい。
- 視覚イメージとして「誰かが手をぐっと前に出して、何かを拒否/あるいは差し出している」場面を思い浮かべると、「粘り強さ」「差し出す」両方のイメージが結びつきやすいでしょう。
- bring - brought - brought
- bring out の場合、過去形や過去分詞形は「brought out」となります。
- bring (動詞) → bringer (名詞:
持ってくる人
ただしあまり一般的ではない) - out (副詞・前置詞・形容詞としての用法) → しかし「bring out」は固まりで句動詞として機能
- bring: 「持ってくる」という意味を持つ動詞
- out: 「外に」という意味の副詞(句動詞の一部)
- bring out the best in someone(誰かの一番良い部分を引き出す)
- bring out the worst in someone(誰かの一番嫌な部分を引き出す)
- bring out a new product(新製品を発売する)
- bring out new ideas(新しいアイデアを打ち出す)
- bring out a new edition(新しい版を出版する)
- bring out the flavor(味を引き立てる)
- bring out the color(色合いを引き立てる)
- bring out a statement(声明を公表する)
- bring out one’s personality(人の個性を引き出す)
- bring out the truth(真実を明るみに出す)
- bring: 古英語 “bringan” に由来し、「運ぶ・持ってくる」という意味を持つ語
- out: 古英語 “ūt” に由来し、「外に」「外へ出す」というニュアンスを持つ語
- 「bring out」は日常会話、ビジネス、記事や雑誌などの文章でも広く使われます。
- 「公表する」「出版する」という文脈では、ややフォーマルにも使えます。
- 「(人の特徴を)引き立てる」という文脈では、カジュアルな会話でよく登場します。
- 「bring out」は他動詞句動詞で、目的語が必要です。
例: “bring out something” または “bring something out”
“We need to bring out a new product.” / “We need to bring a new product out.” のように、目的語が名詞であれば位置を入れ替えられます。 - 目的語が代名詞(it, them, him, her など)の場合、必ず “bring it out” のように「代名詞は中に挟む」形になります。
例: “Let’s bring it out.” × “Let’s bring out it.” (後者は誤り) - “bring out the best/worst in someone”:「人の良い面・悪い面を引き出す」
- “be brought out”:「(受動態で) 発売される、出版される、引き出される」
- “This sauce really brings out the flavor of the meat!”
(このソースは肉の味を本当に引き立てるね!) - “That dress brings out the color of your eyes.”
(そのドレスはあなたの瞳の色を引き立てるね。) - “Spending time with her always brings out my cheerful side.”
(彼女と過ごすと、いつも自分の明るい面が引き出されるんだ。) - “We plan to bring out a new software update next month.”
(来月、新しいソフトウェアアップデートをリリースする予定です。) - “The company is bringing out a statement regarding the recent changes.”
(その会社は最近の変更についての声明を発表します。) - “Our strategy is to bring out a redesigned version of the product by the end of this quarter.”
(今期末までに製品の新しいデザイン版を発売する戦略です。) - “The study aims to bring out the underlying causes of this phenomenon.”
(その研究は、この現象の根底にある原因を明らかにすることを目的としています。) - “We need more data to bring out any statistically significant differences.”
(統計的に有意な差を引き出すには、さらなるデータが必要です。) - “This paper brings out new perspectives on climate change adaptation strategies.”
(この論文は、気候変動への適応戦略に関する新たな視点を提示しています。) - reveal(明らかにする)
- よりフォーマルで、「隠されていた事実を公表する」というニュアンスが強い
- よりフォーマルで、「隠されていた事実を公表する」というニュアンスが強い
- highlight(強調する)
- 「shine a light on something」のように、特定のポイントを際立たせるイメージ
- 「shine a light on something」のように、特定のポイントを際立たせるイメージ
- emphasize(強調する)
- 主観的に「ここを強調したい」のような文脈で使われる
- 主観的に「ここを強調したい」のような文脈で使われる
- unveil(お披露目する、初お目見えにする)
- 特に「新商品・新計画などを公に公開する」というニュアンス
- 特に「新商品・新計画などを公に公開する」というニュアンス
- launch(新しく立ち上げる、開始する)
- 新しい製品やサービスを「市場に投入する」という文脈でよく使われる
- suppress(抑える・隠す)
- 情報や感情などを意図的に「外に出さない」「押し殺す」という意味
- 情報や感情などを意図的に「外に出さない」「押し殺す」という意味
- conceal(隠す)
- 「隠蔽する」という意味合いで「bring out」の逆
- アメリカ英語: /ˈbrɪŋ aʊt/
- イギリス英語: /ˈbrɪŋ aʊt/
- “bring” の「bríng」に強勢があり、直後の “out” を続けて発音します。
- イギリス英語・アメリカ英語ともに大きな差はありませんが、「out」の発音が微妙に /aʊt/→/æʊt/ と変化する場合もあります。
- “bring”を「ブリング」ではなく「ブリン(g)」と、語末の子音をしっかりと発音しつつ、ただし-ng 音をねじれず自然につなげるように注意する。
- “out”を /əʊt/ や /oʊt/ としてしまったり、日本語の「アウト」と完全に同じ音で発音するとやや不自然になる場合がある。
- 目的語の位置: 代名詞(it, him, them など)の場合は「bring it out」と言わないといけない。 × “bring out it.”
- スペルミス: 「bring」を “brink” と間違えるなど。
- 同音異義語との混同: 「ring out」と誤解されると全然違う意味になるので注意。
- 試験対策: TOEICや英検などで、句動詞問題で“bring out”は「~を引き出す・~を発売する」として出題されることがあるので、意味としては「make something appear or release something」の二つを押さえておくと良いです。
- “bring” = 持ってくる + “out” = 外へ →「内にあるものを外へ持ってくる、表に出す」というイメージを常に思い浮かべておくと覚えやすいです。
- 「隠されていたものを外に連れてくる」というドラマチックなイメージで、実際に人の良さや商品、新情報などを「世に出す」一連の場面を想像すると定着しやすいでしょう。
- 音で覚えるときは“ブリンガウト”と区切りなくつなげ、文中でも自然に発音すると良いです。
意味(英語):
1) To leave one’s home or current place to go somewhere, especially for entertainment or social purposes.
2) To date someone (when used with “with”: go out with someone).
3) To stop burning or to be extinguished (e.g.,The lights went out.
).意味(日本語):
1) 外出する、遊びに出かける。
2) (「go out with ~」の形で)~と付き合う、デートする。
3) (火や明かりなどが)消える。- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
活用形:
- 現在形: go out
- 過去形: went out
- 過去分詞形: gone out
- 現在分詞: going out
- 現在形: go out
他の品詞形:
- 「go」自体は動詞。
- 「out」は副詞や前置詞としても機能します。
- 例えば「outing」(名詞: 外出、遠足) などは関連語として使われます。
- 「go」自体は動詞。
CEFRレベル: A2(初級)~B1(中級)
学習者にとっては比較的早い段階で覚えておくと便利な表現です。語構成:
- 「go」+「out」の組み合わせ。
- 「go」は「行く」という意味の動詞。
- 「out」は「外へ」というニュアンスを加える副詞として機能します。
- 「go」+「out」の組み合わせ。
関連語・派生語:
- go outside: 外に出る
- go out with someone: 誰かと付き合う
- outing: 外出、遠足
- go outside: 外に出る
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):
- go out for dinner(夕食を食べに出かける)
- go out for drinks(飲みに行く)
- go out for a walk(散歩に出る)
- go out of style(流行から外れる)
- go out with friends(友達と出かける)
- go out on a date(デートに出かける)
- the light goes out(電気・明かりが消える)
- go out of business(廃業する)
- go out of one’s way(わざわざ骨を折る)
- go out on a limb(危険を冒す、思い切ったことをする)
- go out for dinner(夕食を食べに出かける)
語源:
「go」は古英語「gān」(行く)から、「out」は古英語「ūt」(外へ)から来ています。中世より「go out」という形で「家などの内側から外へ移動する」という意味が定着し、さらに「(明かりが)消える」「デートする」などの派生的な意味も歴史的に生まれてきました。ニュアンス:
- 「go out」は口語・カジュアルで非常によく使われます。
- 「恋人との外出やデート」、「社交的な活動」「火や明かりが消える場合」など、文脈によって意味が変わるので注意が必要です。
- コンテクストによりフォーマルな文章でも使用可能です。
- 「go out」は口語・カジュアルで非常によく使われます。
一般的な構文:
1) S + go out + …- “I go out every weekend.”
2) S + go out with + 人 - “He is going out with Sarah.”
3) S + go out + (前置詞句) - “The lights went out at midnight.”
- “I go out every weekend.”
可算・不可算:
- 「go out」は動詞句のため名詞としての可算・不可算の区別はありません。
- 「outing」の場合は可算名詞で、例: “We had two outings last month.”
- 「go out」は動詞句のため名詞としての可算・不可算の区別はありません。
口語 / カジュアル / フォーマル:
- 口語やカジュアルな文脈で頻用されます。
- ビジネスメールやフォーマルな場面でも「外出する」を表す際などに使えますが、「go out with someone(交際する)」はどちらかというとカジュアル寄りです。
- 口語やカジュアルな文脈で頻用されます。
“I’m going to go out for a bit to run some errands.”
(ちょっと用事を済ませに外に出るね。)“Do you want to go out for dinner tonight?”
(今夜、夕食を食べに出かけない?)“My parents won’t let me go out until I finish my homework.”
(宿題が終わるまで両親が外出を許してくれないんだ。)“I’m sorry, Mr. Chen just went out for a lunch meeting.”
(申し訳ありませんが、チェンさんはランチミーティングのため外出しました。)“Our power went out during the presentation, so we had to reschedule.”
(プレゼン中に停電したので、予定を組み直さなければなりませんでした。)“The CEO often goes out to meet clients in person.”
(CEOはよくクライアントと直接会うために外出します。)“Once the flame goes out, the chemical reaction ceases.”
(炎が消えると、その化学反応は停止します。)“If the funding goes out, we will not be able to conduct further research.”
(資金が尽きれば、これ以上の研究を行うことはできません。)“Students occasionally go out to collect field data.”
(学生たちは時々、フィールド調査のために外に出ます。)類義語:
1) leave(去る)- 「go out」は「外へ出る」感覚が強いが、「leave」は「その場所から離れる」イメージ。
2) step out(ちょっと外へ出る) - 「go out」とほぼ同じように使えるが、「少しの間外に出る」ニュアンス。
3) exit(退出する) - もう少しフォーマル・文書寄りの言い方。
4) date(デートする) - 「go out with someone」の意味を単語1つで表す場合。
- 「go out」は「外へ出る」感覚が強いが、「leave」は「その場所から離れる」イメージ。
反意語:
- stay in(家にいる)
- remain inside(中にとどまる)
- stay in(家にいる)
発音記号(IPA):
- イギリス英語: /ɡəʊ aʊt/
- アメリカ英語: /goʊ aʊt/
- イギリス英語: /ɡəʊ aʊt/
アクセントの位置:
- 「go」にやや強勢が置かれることが多いです。
- 「go OUT」と切り分けるよりは「GO out」のように「GO」を少し強めに発音します。
- 「go」にやや強勢が置かれることが多いです。
よくある発音の間違い:
- イギリス英語では「ɡəʊ」の部分を「ゴウ」と完全に言わず、「ゴゥ」に近い音になります。
- アメリカ英語では「goʊ」と比較的ハッキリ発音します。
- イギリス英語では「ɡəʊ」の部分を「ゴウ」と完全に言わず、「ゴゥ」に近い音になります。
スペルミス:
- 「go out」を「goout」と一語に書いてしまうミス。スペースを忘れないように注意。
- 「go out」を「goout」と一語に書いてしまうミス。スペースを忘れないように注意。
同音異義語との混同:
- 同音異義語は特にありませんが、「go outside」との使い分けに注意。「go outside」は屋外へ出る動作を強調するのに対し、「go out」は外出の目的(食事や社交など)も含む場合が多いです。
- 同音異義語は特にありませんが、「go outside」との使い分けに注意。「go outside」は屋外へ出る動作を強調するのに対し、「go out」は外出の目的(食事や社交など)も含む場合が多いです。
試験対策:
- TOEICや英検などで「go out with ~」=「~と交際する」という意味が問われることがあります。
- 文脈で判断できるようにしておきましょう。
- TOEICや英検などで「go out with ~」=「~と交際する」という意味が問われることがあります。
- 「行く (go)」+「外 (out)」という組み合わせで、シンプルに“外に出る”イメージをしっかり持つと覚えやすいです。
- “go out with”が「付き合う」になるのは、「外で一緒に行動する」→「デートする」→「お付き合いする」という発想から覚えると理解しやすいでしょう。
- 日常会話で非常に頻繁に使う表現なので、意識して英会話の場で「外出する」の意味を言いたいときにこまめに取り入れてみてください。
- (動詞)To establish, arrange, or organize something.
- (動詞)「設立する」「準備する」「設定する」「手はずを整える」という意味です。例えばイベントや会議を「準備する」「設置する」「設置して動作可能にする」というニュアンスを持ちます。状況に応じて「仕組んで(だます)陥れる」という意味にもなるので注意してください。
- (名詞)「状況の設定」「装置やシステムの構成」などの意味として用いられます。
- 現在形: set up (I/you/we/they set up, he/she sets up)
- 進行形: setting up
- 過去形・過去分詞形: set up (set の形に引きずられて変化しません)
- 名詞形: setup, set-up (例:
The setup of this computer is quite complicated.
) - 形容詞形: set-up は形容詞として使われることはあまり一般的ではありませんが、「set-up program」などの形で名詞を修飾する用法は見られます。
- set + up
- 「set」は「置く」「設定する」「確立する」など幅広い意味を持つ単語です。
- 「up」は上方や完了を表す副詞・前置詞として、句動詞で「完全に」「準備完了する」というニュアンスを付加します。
- 「set」は「置く」「設定する」「確立する」など幅広い意味を持つ単語です。
- setup (名詞): 「設定」「手順」「準備」
- setting (名詞): 「環境」「設定」など
- settle (動詞): 場所・気持ちなどを「落ち着かせる」という別の派生単語
- set up a meeting(会議を設定する)
- set up a company(会社を設立する)
- set up equipment(機器を設置する)
- set up a date(日程を組む、デートを取り付ける)
- set up a tent(テントを張る)
- set up a plan(計画を立てる)
- set up the venue(会場の準備をする)
- set up a trap(罠を仕掛ける)
- set someone up for failure(誰かを失敗するように仕向ける、失敗に追い込む)
- be set up with someone(誰かとお見合い・デートの段取りをする)
- 「set」という英語の古い形(古英語 “settan” が起源)に、副詞「up」が組み合わさったものです。
- もともとは「物を置く」+「上へ(完了)」という感覚で、「完全に何かを作り上げる・確立する」という方向への意味が発展しました。
- 「set up」はポジティブな意味合い(準備する、設立する)から、ネガティブな意味合い(人をだます、罠にかける)まで幅広く使われます。文脈をしっかりと把握して使うことが大切です。
- スタイルとしては、日常会話からビジネス文書まで広くカバーするフレーズです。フォーマル・カジュアルを問わず使えますが、悪意のある文脈(「罠にかける」など)ではネガティブな印象を与えます。
他動詞としての用法
- 目的語が必要:
set up (何を)?
- 例:
I set up the projector for the presentation.
- 目的語が必要:
名詞としての用法
We need a proper setup for this experiment.
- 冠詞(a/the)を伴って使われることが多いです。
時制の使い分け
- 「set」は不規則動詞ですが、過去形・過去分詞形も「set」なので注意。
- 現在完了などで使う場合:
We have set up the system successfully.
- 「set」は不規則動詞ですが、過去形・過去分詞形も「set」なので注意。
イディオム的な使い方
set someone up
は「誰かを陥れる」「誰かを罠にはめる」の意味もあります。誤解を生まないよう、文脈に留意しましょう。
Could you help me set up this printer?
- (このプリンターを設定するのを手伝ってくれますか?)
I'm going to set up an online meeting with my friends.
- (友達とオンラインミーティングを設定するつもりです。)
We need to set up the tent before it gets dark.
- (暗くなる前にテントを張る必要があるね。)
I will set up a conference call for next Monday.
- (来週月曜日に電話会議を設定します。)
The IT department is responsible for setting up new user accounts.
- (IT部門は新しいユーザーアカウントを準備する責任があります。)
We have set up a new branch office in Chicago.
- (シカゴに新しい支店を設立しました。)
Researchers set up a controlled environment to conduct experiments.
- (研究者たちは実験を行うために制御された環境を準備しました。)
We need to set up a hypothesis testing framework before collecting data.
- (データ収集を始める前に仮説検証の枠組みを作る必要があります。)
They set up a series of tests to evaluate the new algorithm's performance.
- (彼らは新しいアルゴリズムの性能を評価するために一連のテストを用意しました。)
establish(確立する)
- よりフォーマルで永続的なニュアンス。
- 例:
He established a new protocol for the lab.
- よりフォーマルで永続的なニュアンス。
arrange(手配する、準備する)
- 「(細かい計画を)調整する」というニュアンスが強い。
- 例:
She arranged a car to pick us up at the airport.
- 「(細かい計画を)調整する」というニュアンスが強い。
organize(組織する、整理する)
- 「大規模に準備を進める」印象。
- 例:
We organized the conference last month.
- 「大規模に準備を進める」印象。
install(設置する、導入する)
- 「ハードウェアやソフトウェアを導入する」というニュアンスに特化。
- 例:
I need to install this software on my laptop.
- 「ハードウェアやソフトウェアを導入する」というニュアンスに特化。
- dismantle(解体する)、take down(撤去する)
- 何かを解体・除去する意味で、「準備する」の逆のニュアンスを持ちます。
- 発音記号: /ˈsɛt ʌp/
- 【アメリカ英語】と【イギリス英語】で大きな違いはありません。 /ˈset ʌp/ のようにほぼ同じ発音です。
- 【アメリカ英語】と【イギリス英語】で大きな違いはありません。 /ˈset ʌp/ のようにほぼ同じ発音です。
- アクセント: 「set」に強勢(アクセント)が置かれやすい
- “SET up” とやや「SET」の部分を強めに発音します。
- “SET up” とやや「SET」の部分を強めに発音します。
- よくある間違い:
- 「sit up /sɪt ʌp/」と混同しないように注意してください(「背筋を伸ばす」の意味など)。
- 名詞の場合の「setup(セットアップ)」も「sit up」の音とゆるく混同しがちです。
- 「sit up /sɪt ʌp/」と混同しないように注意してください(「背筋を伸ばす」の意味など)。
- スペリングの違いに注意
- 動詞句としては「set up(2語)」、名詞形なら「setup(1語)」または「set-up(ハイフン付き)」が多いです。
- 動詞句としては「set up(2語)」、名詞形なら「setup(1語)」または「set-up(ハイフン付き)」が多いです。
- 文脈による意味の幅
- 「設立する」「罠にはめる」など文脈次第で多様な意味を持つため、どちらのニュアンスか見極める必要があります。
- 「設立する」「罠にはめる」など文脈次第で多様な意味を持つため、どちらのニュアンスか見極める必要があります。
- 時制の誤用
- 過去形も「set up」(setの部分が変わらない)なのでうっかり
setted up
と書かないように。
- 過去形も「set up」(setの部分が変わらない)なのでうっかり
- TOEICや英検などでの出題傾向
- 句動詞として頻出。「誰が何をset upするか」というパターン認識が重要な場合が多いです。
- 「置く(set)」+「上に(up)」で“準備完了の状態に向かう” というイメージを持つと覚えやすいです。
- テントを張る場面や、パソコンの初期設定をする場面など、具体的なシーンと結びつけて記憶すると定着しやすくなります。
- 「setup」は一語、「set up」は二語ということで役割(名詞か動詞か)を視覚的に覚えるのも効果的です。
活用例
- 現在形: move back
- 過去形: moved back
- 現在分詞: moving back
- 過去分詞: moved back
- 現在形: move back
ほかの品詞への変化例
- 名詞(move): “make a move” (動きをする/行動を起こす) のように「move」は名詞で使われる場合がありますが、“move back”自体は名詞化しません。
CEFRレベル目安: B1(中級)
- よく使われる表現でありながら、句動詞としては少し複雑なので中級レベルを目安と考えられます。
- move: 「動く」「移動させる」という意味の動詞。ラテン語の “movere” が語源。
- back: 「後ろに」「元へ戻って」といった意味を持つ副詞。
- move back home
- (実家に戻る/家に戻る)
- (実家に戻る/家に戻る)
- move back in
- (戻って入居する)
- (戻って入居する)
- move back a step
- (一歩後ろに下がる)
- (一歩後ろに下がる)
- move back to the city
- (街に戻ってくる)
- (街に戻ってくる)
- move back the deadline
- (締め切りを延期する)
- (締め切りを延期する)
- move back into position
- (元の位置に戻る)
- (元の位置に戻る)
- ask someone to move back
- (誰かに下がってもらうように頼む)
- (誰かに下がってもらうように頼む)
- move back transition
- (一時的に戻る(状況の変化などにも))
- (一時的に戻る(状況の変化などにも))
- move back temporarily
- (一時的に戻る)
- (一時的に戻る)
- move back from the edge
- (端から少し下がる)
- 語源: “move” はラテン語 “movere” (動かす)に由来し、“back” は古英語 “bæc” (背中)に由来。この二つが結びつき、身体的にも位置的にも「後ろへ行く、元へ戻る」という意味を表します。
- ニュアンス・使用上の注意
- 「move back」は主に口語的・日常会話で使われることが多いです。書き言葉でも使えますが、文脈によっては “return” などの別の表現のほうがフォーマルな場合もあります。
- 「少し後ろに下がってください」という状況で、「ちょっと下がってほしい」のように口頭でよく使われます。引っ越しの場合は「前に住んでいた場所に戻る」というニュアンスになります。
- 「move back」は主に口語的・日常会話で使われることが多いです。書き言葉でも使えますが、文脈によっては “return” などの別の表現のほうがフォーマルな場合もあります。
他動詞/自動詞:
- “move back” は多くの場合、自動詞として用いられ、目的語を直接取らずに「戻る」や「後ろに下がる」ことを表します。
- ただし “move something back” のように物などを「後ろに動かす」場合は他動詞的にも使われます。
- “move back” は多くの場合、自動詞として用いられ、目的語を直接取らずに「戻る」や「後ろに下がる」ことを表します。
一般的な構文
- [主語] + move back + [前置詞句/副詞句]
- “I decided to move back to my hometown.”
- “I decided to move back to my hometown.”
- [主語] + move + [目的語] + back
- “He moved the chair back.”
- [主語] + move back + [前置詞句/副詞句]
フォーマル/カジュアル
- 日常会話: “I need to move back with my parents.”
- フォーマルな文書: “He returned to his previous residence.”
- 日常会話: “I need to move back with my parents.”
可算・不可算
- “move back” は句動詞なので、名詞の可算・不可算の区別はありません。
- “I had to move back home after losing my job.”
(仕事を失って、実家に戻らないといけなくなったんだ。) - “Could you move back a little? I need some space.”
(少し後ろに下がってくれる? スペースが必要なんだ。) - “I’m going to move back in with my roommates next month.”
(来月、ルームメイトのところに戻る予定なんだ。) - “We decided to move back the deadline by three days.”
(私たちは締め切りを3日延ばすことにしました。) - “Please move back these boxes from the hallway.”
(廊下からこれらの箱を後ろにどけてください。) - “The manager asked everyone to move back to their original desks.”
(マネージャーは全員に元のデスクに戻るように指示しました。) - “The experimental group had to move back to their initial conditions to replicate the results.”
(実験群は結果を再現するために初期条件に戻る必要があった。) - “When analyzing historical trends, researchers often move back in time to find relevant data.”
(歴史的傾向を分析するとき、研究者はしばしば関連データを探すために過去にさかのぼります。) - “In order to reassess the hypothesis, we need to move back and review the previous literature.”
(仮説を再評価するために、以前の文献に戻って見直す必要があります。) 類義語
- “return” (戻る)
- よりフォーマルで、特に「元の場所に戻る」という意味をストレートに表現。
- よりフォーマルで、特に「元の場所に戻る」という意味をストレートに表現。
- “go back” (戻る)
- 日常的でカジュアル。ほぼ「move back」と同じような場面で使われるが、単に移動することに焦点がある。
- 日常的でカジュアル。ほぼ「move back」と同じような場面で使われるが、単に移動することに焦点がある。
- “step back” (一歩後ろに下がる・一歩引く)
- 比喩的に「状況を俯瞰するために一歩引く」という意味もある。
- 比喩的に「状況を俯瞰するために一歩引く」という意味もある。
- “retreat” (退却する/引き下がる)
- 軍事的・戦略的に「後退する」というニュアンスが強い。フォーマルかつやや硬い印象。
- 軍事的・戦略的に「後退する」というニュアンスが強い。フォーマルかつやや硬い印象。
- “return” (戻る)
反意語
- “move forward” (前に進む)
- 文字通り前に進むことを意味する動詞句。
- “move forward” (前に進む)
- 発音記号 (IPA): /muːv bæk/
- アクセント:
- “move” と “back” の両方を均等に発音し、語句内では “move” にややアクセントを置いて発音することが多い。
- “move” と “back” の両方を均等に発音し、語句内では “move” にややアクセントを置いて発音することが多い。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- 両者で大きな違いはなく、/muːv/ (ムーヴ) と /bæk/ (バック) は同じ音声になる。
- 両者で大きな違いはなく、/muːv/ (ムーヴ) と /bæk/ (バック) は同じ音声になる。
- よくある間違い:
- /muːb/ と誤って発音する人がいるが、正しくは “v” の音をはっきりと出す。
- “back” を /bɪk/ のように短くしてしまう場合があるが、正しくは /bæk/。
- /muːb/ と誤って発音する人がいるが、正しくは “v” の音をはっきりと出す。
- スペルの間違い: “muve back” のようにスペルを誤るケース。
- 同音異義語: “back” は多義語なので、「背中」「後方」「サポート」など文脈により意味が異なる。
- 試験対策(TOEIC・英検など): 句動詞の一種なので、リーディングやリスニングの問題で出てくる可能性大。会話文の中で「move back」というフレーズを拾って、前後の文脈をしっかり理解する必要がある。
- “move” + “back” → “動く + 後ろへ”と素直に理解する。
- “back” は「背中」も意味し、背中側への移動「後方へ」というイメージで覚えるとよい。
- 関連ストーリー: 誰かが留学を終えて “move back” to Japan(日本に戻る)する姿を思い浮かべ、実際のシーンに結びつけるとイメージが定着しやすい。
settle down
settle down
解説
【句動】身を落ち着ける, 結婚して身を固める / 落ち着く / 座る,腰を落ち着ける
【発音記号】ˈsɛtəl daʊn
【1】 Adopt a quieter and steadier lifestyle (31%)
【1】より静かで安定したライフスタイルを採用する(31%)。
【1】 I just want to fall in love with the right guy and settle down.
【1】いい男と恋に落ちて落ち着きたいだけです。
【2】 Become calmer, quieter, more orderly (26.5%)
【2】落ち着いた、静かな、整然とした感じになる(26.5%)。
【2】 We need things to settle down before we can make a serious decision.
【2】真面目な決断をする前に、物事が落ち着く必要があります。
【3】 Get into a comfortable position, either sitting or lying (20%)
【3】座っているか横になっているかのいずれかの快適な姿勢になる (20%)
【3】 When he reached the top of the hill, he settled down in the grass to have a rest.
【3】丘の上に着くと、彼は草むらに腰を下ろして休憩を取った。
settle down
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): settle down
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベルの目安: B1 (中級)
活用形
句動詞であるため、動詞 “settle” の活用で変化します。
他の品詞の形
「settle」はもともと「解決する」「定住する」などの意味を持つ動詞ですが、phrasal verbとして “settle down” になると、より「落ち着く」「腰を据える」といった意味合いで使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
よく使われる意味
関連フレーズ・コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
以下、それぞれ3例ずつ提示します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
“settle down” は精神的、物理的に落ち着くニュアンスがあるため、動揺したり落ち着きのない状態は反意語側になります。
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント: “settle” の第1音節 “se” に力が入ります。 “down” はしっかり母音 /aʊ/ を発音します。
よくある発音ミス:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “settle down” の詳細な解説になります。しっかりとフレーズの意味を把握し、文脈に合わせて使えるよう練習してみてください。
【句動】身を落ち着ける, 結婚して身を固める
落ち着く
座る,腰を落ち着ける
open up
open up
解説
【句動】(機会・可能性など)が開ける, が広がる / を開く, を広げる / 《...に》心を開く, 打ち解ける《to ...》
【発音記号】ˈoʊpən ʌp
【1】 Make something become available or possible, less limited (42.5%)
【1】何かを利用できるようにしたり、可能にしたり、制限を少なくする(42.5%)。
【1】 This opened up opportunities he would never have imagined.
【1】これは、彼が想像もしなかったようなチャンスを開いたのです。
【2】 Open something (door, gate, book, bag) (27.5%)
【2】何かを開く(扉、門、本、カバン)(27.5%)
【2】 She opened up the bag and grabbed some documents.
【2】彼女はバッグを開けて、いくつかの書類をつかみました。
open up
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): open up
品詞: 動詞(句動詞)
意味(英語・日本語)
「物理的な開け方」から「心を開いて打ち解ける」まで幅広く使われる句動詞です。カジュアルな日常会話からビジネス、文章まで幅広い場面で目にします。
難易度(CEFRレベル)
B1(中級)程度が目安です。日常会話や一般的な文脈でよく登場するため、学習者としては比較的覚えやすいフレーズと言えます。
2. 語構成と詳細な意味
open up という句動詞は「open(開く)」に「up(徹底的に・完全に)」が加わり、「すっかり開放する」「開き始める」「心を開く」といったイメージを与えます。
関連語や派生表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源・歴史的背景
使用時のニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文上のポイント
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を踏まえ、「open up」は物理的な意味と精神的な意味の両方をカバーする便利な句動詞です。心の扉を開けるイメージで記憶することで、様々な場面で使いこなせるようになります。
【句動】(機会・可能性など)が開ける
を開く
put up
put up
解説
置く、泊める、提供する、(見えるように)を取り付ける, (壁などに)を貼る / ...を大目に見る《with ...》/ を建てる、を置く
【発音記号】pʊt ʌp
【1】 Display or attach something (e.g. to a wall) so it can be seen (23%)
【1】見えるように表示したり、取り付けたりする(壁など) (23%)
【1】 They put up a few posters on the wall.
【1】壁に何枚かポスターを貼ってくれています。
【2】 (+ with) Be willing to accept something unpleasant or not desirable; tolerate (19%)
【2】(+with) 不快なことや好ましくないことを喜んで受け入れる; 大目に見る (19%)
【2】 I won’t put up with your bad behaviour for much longer
【2】私はあなたの悪い振る舞いにいつまでも我慢できない
【3】 Build or place something somewhere (18%)
【3】どこかに何かを建てる、または置く (18%)
【3】 They’re putting up a new fence after the previous one fell apart
【3】前のものがバラバラになった後、彼らは新しいフェンスを設置しています。
put up
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): put up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
活用形:
「put up」は「何かを上げる・掲示する」「(建物や物)を立てる・設置する」「人を泊める・宿泊させる」「(値段など)を上げる」「我慢する(put up with の形)」など、状況に応じて多彩な意味を持つ句動詞です。
たとえば「put up a poster(ポスターを貼る)」「put up a tent(テントを張る)」「Could you put me up for the night?(一晩泊めてもらえますか?)」など、日常会話でよく耳にします。
「put up with」の形になると「我慢する」「耐える」という別の意味になるので要注意です。
CEFRレベル(目安):B1(中級)
日常生活で頻繁に使われる句動詞の一つであり、中級レベルで習得を意識する表現です。
2. 語構成と詳細な意味
これらが組み合わさることで、さまざまな意味へと派生します。
よく使われる意味の例
派生語・関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話の例(3つ)
ビジネスシーンの例(3つ)
学術的/フォーマルな文脈の例(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「put up」は日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる重要な句動詞です。上に示した意味や用例をしっかり押さえれば、英語の理解・表現力がさらに豊かになります。
(見えるように)を取り付ける, (壁などに)を貼る
...を大目に見る《with ...》
を建てる,を置く
shut up
shut up
解説
《くだけた話》しゃべるな,黙れ / 話をやめる / ...を黙らせる / 店を閉める,廃業する.
【発音記号】ʃʌt ʌp
【1】 Stop (or make somebody/something stop) talking or making a noise (97%)
【1】話す・騒ぐのを止める(止めるようにする) (97%)
【1】 Just sit down and shut up!
【1】黙って座れ!
shut up
1. 基本情報と概要
英語: shut up
日本語: 黙る、黙らせる
※「shut up」は句動詞としてまとまった意味を持つため、基本的に「shut up」のまま形は変わりませんが、時制によっては “shuts up” や “shut up” (過去形) などが使われます。
「shut up」はカジュアルかつややきつい響きなので、家族や友人内で冗談ぽく使われることはあっても、ビジネスや正式な場面には不向きです。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
※ ビジネスや公式の場面では非常に失礼な印象を与えるため、通常は使いませんが、例として示します。
(3) 学術的・文献的
※ 論文や報告書ではまず使われませんが、引用などで登場する場合の例を示します。
6. 類義語・反意語と比較
“shut up”は攻撃的な響きが強い一方、“be quiet”などは穏やかだったり中立的です。使う場面でトーンを選びましょう。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「shut up」の詳細解説です。
日常表現としてはよく耳にしますが、対人関係においては使用時のトーンや場面を細心の注意で選びましょう。
《くだけた話》しゃべるな,黙れ
話をやめる
...を黙らせる
店を閉める,廃業する.
set down
set down
解説
【句動】(地面・テーブルの上などに)を置く、書き留める
【発音記号】sɛt daʊn
【1】 Put something on a surface or on the ground (75%)
【1】表面や地面に何かを置く (75%)
【1】 He carried the bags to his room and set them down
【1】彼はバッグを部屋に運び、それを置いた。
set down
以下では、英熟語「set down」をさまざまな観点から丁寧に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
品詞
活用形
他の品詞への派生
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
“set down” は、もともと「下に置く」という極めて物理的な動作から始まりましたが、記録したり書き留めたりという抽象的な用法へと広がりました。
ニュアンス
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
イディオム的使い方
フォーマル/カジュアル要素
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
ビジネスでの例文(3例)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「set down」の詳細な解説です。このフレーズは、物理的に何かを置いたり降ろしたりするだけでなく、意見や情報を「書き留める」という場面でも使われます。使用例や類義語との比較をしっかり押さえることで、日常会話からビジネスシーン、学術的な文章でも柔軟に使いこなせるようになるでしょう。ぜひ参考にしてください。
【句動】(地面・テーブルの上などに)を置く
hold out
hold out
解説
【句動】差し伸べる,差し出す / 手もとにとどめて置く, 《...に》期待している《much hope of / for》、持ち堪える
【発音記号】hoʊld aʊt
【1】 Move one’s hand or an object in one’s hand forward or towards somebody, in order to grab or give something (61%)
【1】何かをつかむために、または何かを与えるために、手や手に持っているものを誰かに向かって前に動かす (61%)
【1】 He took the keys and held them out to her.
【1】彼は鍵を取って彼女に差し出した。
【2】 Hold something as likely to happen or succeed (hope, possibility, prospect, promise) (15%)
【2】何かが起こるか、成功しそうなものを持つ(希望、可能性、見通し、約束) (15%)
【2】 We don’t hold out much hope of finding the murderer.
【2】殺人犯を見つけることには あまり期待していません
hold out
1. 基本情報と概要
英単語(フレーズ): hold out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル: B2(中上級)
B2は、「自然なスピードの会話を把握し、自分の意見をある程度複雑な内容でも伝えられるレベル」です。
意味(英語)
意味(日本語)
「hold out」は、「がんばって耐える」「手を差し出す」「期待を提示する」など、文脈に応じていろいろな意味があります。状況に応じた柔軟な使い分けが必要です。
活用形
別の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「hold(つかむ)」と「out(外に)」が結びついて、「外側へ差し出す」「外的な圧力から持ちこたえる」といったイメージが生まれています。
詳細な意味とニュアンス
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
使用時のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話(カジュアル)
B. ビジネス
C. 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「hold out」の詳細な解説です。文脈により多様な意味を持つので、例文や表現とともに身につけてください。気持ち的には、「がんばって耐える」イメージが基本ですが、ときに「〜を差し示す」という柔らかい使い方にも注意してみましょう。
bring out
bring out
解説
【句動】(才能・特徴など)を引き出す,をはっきりとさせる / (新製品など)を世に出す / を取り出す,を連れ出す
【発音記号】brɪŋ aʊt
【1】 Make a particular detail, quality or feeling more noticeable than it usually is (36%)
【1】特定のディテール、品質、感覚を通常よりも顕著にする (36%)
【1】 This haircut brings out the natural curl in your hair.
【1】髪の毛の自然なカールを引き出してくれる髪型です。
【2】 Make somebody or something available for the public or an audience to see, know or buy (33%)
【2】誰かや何かを一般の人や観客が見たり、知ったり、買ったりできるようにする (33%)
【2】 The band was about to bring out their new album.
【2】バンドはニューアルバムを出すところだった。
【3】 Take something/somebody out of a container or enclosed space (27%)
【3】容器や密閉された空間から何か/誰かを取り出す(27%)
【3】 They brought out another plate from the kitchen.
【3】二人は台所からもう一枚のお皿を出してきた。
bring out
以下では「bring out」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): bring out
意味(英語):
1) to make something more noticeable or to highlight something (「引き立てる」・「際立たせる」)
2) to publish or release a product or something new (「発売する」・「公表する」)
意味(日本語):
1) 何かを表面化させたり、より目立つようにすること。たとえば、人の良さや色味、感情などを引き出す感じです。「彼の優しさを引き出す」「味を引き立てる」などのニュアンスがあります。
2) 新商品の発売や、新しい情報・作品を世に出すこと。「新製品を発売する」「本を出版する」というようなシーンで使われます。
「bring out」は句動詞(動詞+副詞)です。日常会話でもよく出てくる表現で、微妙なニュアンスとして「外に持ってくる→世に出す」「内面から外へ引き出す」というイメージがあります。
活用形:
他の品詞形:
難易度目安 (CEFR): B2(中上級)
日常会話やビジネスでの使用頻度はそこそこ高く、ただし基礎から少し進んだ学習者向けです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
この二つが組み合わさることで「内在するものを外へ出す・引き出す」や「新しいものを外の世界に出す」イメージになります。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
句動詞としての「bring out」は、19世紀頃から「出版する」「何かを際立たせる」といった意味で徐々に定着しました。
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文例
5. 実例と例文
(1) 日常会話での使用例
(2) ビジネスでの使用例
(3) 学術・専門的な文脈での使用例
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
アクセント:
よくある発音ミス:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「bring out」の徹底解説です。
何かを表面化させる、あるいは新しいものを世に出すといった幅広い意味を持つ便利な句動詞ですので、ぜひ使い方をマスターしてみてください。
【句動】(才能・特徴など)を引き出す,をはっきりとさせる
(新製品など)を世に出す
を取り出す,を連れ出す
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
ヒント
頭文字: g
go out
go out
解説
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
【発音記号】goʊ aʊt
【1】 Leave a room, building, car, or one’s home to go to a social event.(56.5%)
【1】部屋や建物、車や家を出て、交流会に行く(56.5%)
【1】 We should go out for dinner sometime.
【1】今度 ご飯食べに行こうよ
【2】 (Go out and do something) Used as an intensifier, to highlight the active nature of what is being done (19.5%)
【2】(外に出て何かをする)強意語として使用し、行われていることの能動的な性質を強調する(19.5%)
【2】 Do you think he’ll go out and buy the whole company
【2】彼が会社を丸ごと買うと思いますか?
go out
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): go out
「go out」はとても日常的に使われる句動詞で、外へ出て活動したり、デートしたり、火が消えたりする場面で使います。くだけた表現から少しフォーマルな場面まで幅広く用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話 (カジュアル)
(2) ビジネスシーン
(3) 学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「go out」の詳細な解説です。日常からビジネスまで、さまざまな場面で活用できる便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》
《...と》付き合う,交際する《with ...》
(火などが)消える
《...に》送られる《to ...》
set up
set up
解説
を設置する / を用意する
【発音記号】sɛt ʌp
【1】 Establish or create something; arrange for something to happen or exist (64.5%)
【1】何かを確立したり、創造したりする;何かが起こるように、または存在するように手配する(64.5%)。
【1】 An advisory committee is being set up.
【1】諮問委員会を設置している。
【2】 Place something in a particular spot or position (16.5%)
【2】特定の場所や位置に何かを置く (16.5%)
【2】 We need to set up a few more chairs so everyone can sit down.
【2】みんなが座れるように、もう少し椅子を用意しないと。
set up
1. 基本情報と概要
単語: set up
品詞: 動詞(句動詞)、名詞(「setup」や「set-up」と綴られることも多い)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語)
意味(日本語)
「set up」は「何かを一から整えて、形にする」というイメージのある句動詞です。日常会話からビジネスまで幅広いシーンで登場するため、覚えておくと非常に便利です。
活用形(動詞の場合)
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われる派生語や関連表現
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「set up」の詳細解説です。句動詞の「set up」は多面的な意味と幅広い使用シーンがあり、慣れるまでは少し混乱しやすいですが、用例をたくさん見て体得していきましょう。
を設置する
を用意する
move back
move back
解説
【句動】戻ってくる
【発音記号】muv bæk
【1】 Return to a place one has lived in before (75%)
【1】以前住んでいた場所に戻る (75%)
【1】 We moved back to New York last year
【1】昨年、ニューヨークに戻ってきました。
move back
1. 基本情報と概要
単語/フレーズ: “move back”
品詞: 句動詞(phrasal verb; 動詞 + 副詞)
意味(英語): To return to a previous location or position, either physically or metaphorically.
意味(日本語): 以前の場所や位置に戻る、または後ろに下がること。
「move back」は、元の場所に戻ったり、単に一歩後ろに下がったりするイメージを持つ句動詞です。引っ越しなどの文脈でも「戻ってくる/戻る」という意味でよく使われます。
2. 語構成と詳細な意味
「move back」はこれらが結びつき、「元に戻る」「後退する」といったニュアンスをもつ句動詞になっています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術・アカデミック
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“move back” は日常生活でも引っ越しや単に一歩下がるときなど、さまざまな場面で使える便利な表現です。ぜひ会話や文章で積極的に使ってみてください。
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頻出句動詞(PHaVEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の句動詞(動詞 + 前置詞)を学べます。
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