学術英単語(NAWL) / 英英選択問題 / 英定義⇨英単語 - 未解答
- 活用形: 名詞のため、複数形は “republics” となります。
- 他の品詞に変化した例:
- 形容詞形: “republican” (共和制の、共和党の…)
- 名詞形: “a republican” (共和党員、共和主義者)
- 形容詞形: “republican” (共和制の、共和党の…)
- re-: (接頭辞)「再び」などを表す場合もありますが、ここでは語源としては直接 “re-” + “public” という分解で捉えず、ラテン語の “res publica”(公共のもの、公共の事柄)に由来する表現です。
- public (語幹): 人々、公共という意味に由来する語源的要素です。
- republican (形容詞/名詞): 共和制の、または共和党員
- Republican Party: アメリカ合衆国の共和党
- public: 市民一般、公共の
- “democratic republic” – 民主共和制
- “people’s republic” – 人民共和国
- “federal republic” – 連邦共和国
- “the first republic” – 第一共和国
- “republican government” – 共和制政府
- “to establish a republic” – 共和国を樹立する
- “to overthrow the republic” – 共和国を転覆する
- “republican ideology” – 共和主義の理念
- “constitutional republic” – 立憲共和国
- “to proclaim a republic” – 共和国を宣言する
- 語源: ラテン語 “res publica” (“res” は「物事」、「公のもの」を意味し、“publica” は「公的なもの」という意味)。もともとは「公共のことがら」「公のこと」といった意味をもち、そこから統治者が公的に選ばれる政治形態を指すようになりました。
- ニュアンス:
- 君主制ではなく、主権が国民にあることを重視する政治制度を強調する言葉。
- 政治や歴史の話題で使用される場合が多い。フォーマルな文脈で使われやすいですが、ニュース、アカデミックな論文、教科書などでも目にする機会が多々あります。
- 君主制ではなく、主権が国民にあることを重視する政治制度を強調する言葉。
- 名詞 (countable noun)
- 可算名詞として扱い、複数形は “republics”。
- “a republic” / “the republic” / “several republics” のように用いられます。
- 可算名詞として扱い、複数形は “republics”。
一般的な構文例:
- “(Country) is a republic.”
- “They transformed the country into a republic.”
- “Under the republic, citizens vote for their representatives.”
- “(Country) is a republic.”
使用シーン: おもにフォーマルまたはアカデミックな文脈で使われますが、政治談義やニュース番組などのカジュアルな会話でも出てくる場合があります。
- “I learned that France is a republic. I thought it was still a monarchy!”
(フランスが共和国だと知ったよ。まだ王制だと思っていた!) - “Wait, what does a republic actually mean?”
(ちょっと待って、共和国って実際どういう意味?) - “I prefer the idea of a republic where people choose their leaders.”
(私は、人々が指導者を選ぶ共和国の考え方が好きだな。) - “Our company recently expanded to the Czech Republic to open a new branch.”
(当社は最近、チェコ共和国に新しい支店を開設しました。) - “We must understand the political system of this republic before making long-term investments.”
(長期投資を行う前に、この共和国の政治体制を理解する必要があります。) - “In a republic, policies can shift based on electoral outcomes, so we need to stay informed.”
(共和国では、選挙結果によって政策が変わり得るので、常に情報を追い続ける必要があります。) - “Plato’s writings on the ideal republic have influenced political thought for centuries.”
(プラトンの理想国家論は何世紀もの間、政治思想に影響を与えてきた。) - “The transition from monarchy to a republic often involves deep social and constitutional reforms.”
(君主制から共和国への移行は、多くの場合、社会的・憲法的な大改革を伴う。) - “Studies compare the stability of republics versus constitutional monarchies in modern times.”
(研究によると、現代における共和国と立憲君主制の安定性が比較されている。) - “democracy” (民主主義)
- 指導者の選出や意思決定が国民によって行われる政治形態。「republic」と同様に国民が主役ですが、”democracy” はより広義で、選挙による政治参加に重点を置くニュアンス。
- “commonwealth” (コモンウェルス、連邦)
- 歴史的にはイギリス連邦のことなどを指す場合が多いが、共和国と似たような意味合いで使われることもある。やや古風な響き。
- “state” (国家、州)
- 政治組織全般を指す包括的な単語。政府や国そのものを意味し、”republic” ほど主権者に関するニュアンスは強くない。
- “monarchy” (君主制)
- 王や皇帝などの世襲君主が国家元首となり、国を統治する体制。共和制とは対極にある政治体制。
- 発音記号 (IPA): /rɪˈpʌblɪk/
- アクセント: “re-PUB-lic” の “PUB” の部分にアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語: おおむね違いはありませんが、アメリカ英語は /rɪˈpʌblɪk/、イギリス英語もほぼ同じ発音です。
- よくある発音の間違い: アクセントの位置を間違えて “RE-pu-blic” と言わないように注意が必要です(正しくは “re-PUB-lic”)。
- スペルミス: 「republic」を “repulic” や “repblic” などと綴りを間違えることがあります。特に “pu” の順序に注意しましょう。
- 同音異義語の混同: “public” と “republic” の混同や、 “republican” と “Republican Party” の政治的文脈での使いわけに注意。
- 試験対策: TOEICや英検などで時事問題や政治体制の話題に触れる際に「republic」が出てくることがあります。特にリーディングで国の制度を説明する文章などに頻出です。
- 「みんな(public)で作る(re-)国」というイメージで覚えるとよいでしょう。語源的には直接 “re-+public” ではないですが、「みんなのもの(res publica)が基になっている」と考えると忘れにくくなります。
- スペリングのポイント: “re-PUB-lic” と、「PUB(パブ)」をイメージ上の区切りにすると間違いにくいでしょう。
- 政治の授業やニュースなどで “public” という単語と関連づけて覚えると定着しやすいです。
- 【英語】invasion
- 【日本語】侵略、侵攻、侵入
- 名詞 (noun)
- 動詞: invade (侵略する、侵入する)
- 形容詞: invasive (侵襲的な、侵入的な)
- B2(中上級)
「ある程度複雑な文脈で使われる語彙。ニュース記事や社会問題などの話題に比較的スムーズに対応できるレベル。」 - in-(中へ、内側へ)+ vas (変形: vad)(行く)+ -ion(名詞化する接尾語)
- military invasion(軍事侵攻)
- foreign invasion(外国からの侵略)
- invasion of privacy(プライバシーの侵害)
- repel an invasion(侵略を撃退する)
- face an invasion(侵略に直面する)
- plan an invasion(侵略計画を立てる)
- massive invasion(大規模な侵入・侵略)
- invasion threat(侵略の脅威)
- prevent an invasion(侵略を防ぐ)
- invasion force(侵略軍)
- 軍事入侵を表す際には、深刻さ・攻撃的なニュアンスを伴います。
- 「invasion of privacy」など比喩的に「(人の空間・領域を)侵害する」という場合にも使用されます。
- フォーマルな場面だけでなく、カジュアルな会話でも「プライバシーの侵害」などの文脈で使われます。
- 名詞として可算扱い:a foreign invasion / multiple invasions
- 主語・目的語のどちらにもなり得ます。
例:The invasion lasted for six months.(主語として)
The country suffered an invasion.(目的語として) - “in the event of an invasion” → 「侵略が起きた場合には」
- “the invasion of …” → 「…への侵略/…の侵害」
- “launch an invasion” → 「侵略を開始する」
- フォーマル:政治・軍事の話題 / ニュース記事 / 公式声明
- カジュアル:比喩的に「侵す」「どっと押し寄せてくる」という話題を話すときに使用
- “I feel like this constant noise is an invasion of my personal space.”
「この絶え間ない騒音は、私の個人的な空間を侵害している気がする。」 - “His questions seemed like an invasion of my privacy.”
「彼の質問は私のプライバシーを侵害しているように感じたよ。」 - “The ants’ invasion of our kitchen was so sudden!”
「アリがキッチンに侵入してきたのは本当に急だったよ!」 - “The company’s new policy aims to protect employees from any invasion of privacy.”
「その企業の新しい方針は、従業員のプライバシー侵害を防ぐことを目的としています。」 - “Cybersecurity measures are crucial to prevent data invasion by hackers.”
「ハッカーによるデータ侵害を防ぐには、サイバーセキュリティ対策が不可欠です。」 - “We should address customer concerns about an invasion of their personal information.”
「顧客の個人情報が侵害されることへの懸念に対応しなければなりません。」 - “Historical records detail the Roman invasion of Britain in the 1st century.”
「歴史記録には、1世紀に行われたローマによるブリテン侵攻の詳細が記されています。」 - “Biologists are studying the invasion of invasive species in the local ecosystem.”
「生物学者たちは、外来種が地域の生態系に侵入する現象を研究しています。」 - “Scholars debate the political motives behind each territorial invasion in medieval Europe.”
「中世ヨーロッパの各領土侵攻の背後にある政治的動機について、学者たちは議論を重ねています。」 - incursion(侵入)
- 小規模・短期的な侵入に用いられることが多い
- 小規模・短期的な侵入に用いられることが多い
- raid(急襲)
- 奇襲のニュアンスがある
- 奇襲のニュアンスがある
- intrusion(侵害、侵入)
- プライバシーや権利を侵害する際によく使われる
- プライバシーや権利を侵害する際によく使われる
- occupation(占領)
- 長期間特定の場所を支配するニュアンス
- withdrawal(撤退)
- 軍隊や侵入者が引き上げること
- 軍隊や侵入者が引き上げること
- retreat(退却)
- 攻撃側が後方に下がること
- 「invasion」は大きな規模で押し寄せるイメージが強い。
- 「incursion」はやや軽め、小規模か素早い攻撃。
- 「intrusion」は軍事以外にも「邪魔する」や「入り込む」という一般的な意味で使われる。
- 「withdrawal」「retreat」は攻撃や侵入の反対で、一旦侵入した勢力が退く場合に用いられる。
- イギリス英語: /ɪnˈveɪ.ʒən/
- アメリカ英語: /ɪnˈveɪ.ʒən/
- 「in-VAY-zhuhn」と、第二音節
va
が強く発音されます。 - /ɪnˈveɪ.ʒən/ の /ʒ/ 音(“zh”) を /z/(「ズ」)と混同しやすい。
- 強勢が第2音節にあることを忘れてしまい、第1音節を強調してしまう。
- スペルミス: 「invation」と書いて “a” を入れ忘れるミスが多い。
- 「intrusion」との混同: 「invasion」と「intrusion」は似ているが、前者は軍事的・大規模な侵略のイメージが強い。
- TOEICや英検など試験対策: 国際問題、経済事情、社会問題などの記事で見かける可能性がある。軍事やプライバシーの文脈で出題されやすい。
- 「侵攻 (invasion) = 中へ (in-) + 行く (vad) + 名詞化 (-ion)」という語構成を覚えておくと、単語のイメージがつかみやすいです。
- 「プライバシーへの侵害」や「軍隊が攻め込む絵」を思い浮かべると、忘れにくくなります。
- “in-va-sion” のリズムで区切り、強勢を “va” に置く練習を何度か行い、スペリングにも気を付けましょう。
- B2: 日常会話だけでなく、さまざまなトピックについてより深い理解を示す必要があるレベルです。
- 英語: “a particular aspect or feature of something”
- 日本語: 「物事の特定の側面、局面、特徴」や「宝石の小面(切子面)」という意味です。
- 単数形: facet
- 複数形: facets
- 派生形として動詞形はあまり一般的には使われませんが、形容詞化されることもほとんどありません。“faceted”(形容詞)などが存在し、「ファセットを持つ〜」という意味で「faceted gemstone」(切子面を持つ宝石) のように使われます。
- fac-: 顔や面を意味するラテン語系の語根 (facies) に由来すると考えられています。英語の
face
も同根です。 - -et: 「小さいもの」「小さな面」を表すフランス語由来の接尾辞です。
- various facets of …(…のさまざまな側面)
- a crucial facet(重要な側面)
- a significant facet(重大な局面/側面)
- multiple facets(複数の局面/側面)
- the many facets of his personality(彼の人格の多くの側面)
- explore every facet(あらゆる面を探求する)
- reveal a new facet(新たな側面を明らかにする)
- one facet of the problem(問題のひとつの側面)
- reflect different facets(異なる面を映し出す)
- examine all facets of …(…のあらゆる側面を精査する)
- フランス語の
facette
(小さい面/切面)に由来し、さらにラテン語のfacies
(顔、面)が語源とされています。もともとは宝石の「切り面」を表す言葉が、転じて比喩的に「物事の多面的な一面」を指すようになりました。 - 撮り上げたいテーマの「特定の一面」を強調する場合に用いられます。
- 科学的・アカデミックな文脈から、ビジネスや日常会話においても比較的フォーマルに使われる単語です。
- “aspect”や“side”と近いニュアンスですが、「多面体の一面」のイメージがあり、より厳密に「細分化された一部分」を表すニュアンスが強いです。
- 可算名詞: 例) “The issue has many facets.”(その問題には多くの側面がある)
- 単独で使うより、必ず「of + 対象」を伴って使うことが多い: “facets of …” という形で「…の側面」と説明することが一般的です。
- “(Something) has many facets.”
- “We need to explore every facet of (something).”
- “This is one facet of the larger problem.”
“I never knew that facet of her personality before.”
「彼女にそんな一面があるなんて知らなかったよ。」“We talked about different facets of the movie’s storyline.”
「その映画のストーリーラインについていろんな角度から話したんだ。」“Cooking has so many facets—it's creative, scientific, and artistic all at once.”
「料理には本当にいろんな側面がある。クリエイティブだし、科学的だし、芸術的な要素もある。」“We need to analyze all facets of this marketing strategy before launching.”
「ローンチする前に、このマーケティング戦略のあらゆる側面を解析する必要があります。」“A crucial facet of our success is communication among team members.”
「私たちの成功の重要な要素としては、チームメンバー間のコミュニケーションがあります。」“It’s essential to consider every facet of the client’s requirements.”
「顧客の要望のあらゆる側面を考慮することが重要です。」“This research examines the social and economic facets of urban development.”
「この研究は都市開発の社会的および経済的側面を検証しています。」“Multiple facets of cultural identity are explored in this paper.”
「本論文では、文化的アイデンティティの多様な側面が探求されています。」“To fully understand the phenomenon, we must analyze each facet in detail.”
「この現象を完全に理解するには、それぞれの側面を詳しく分析しなければなりません。」- aspect(側面)
- より一般的に「側面」を表す。文脈は “facet” とほぼ同じように使える。
- より一般的に「側面」を表す。文脈は “facet” とほぼ同じように使える。
- side(面・側)
- 日常会話でカジュアルに使える表現。
- 日常会話でカジュアルに使える表現。
- angle(観点)
- 「視点・切り口」というニュアンスで、もう少し意見や考え方の方向を示すイメージ。
- 「視点・切り口」というニュアンスで、もう少し意見や考え方の方向を示すイメージ。
- dimension(次元)
- 物事をさらに多角的に捉えるときに使う。少し抽象的な印象が強い。
- entirety(全体)
- whole(全体)
物事を「一面」ではなく「全部」として捉える反意になります。 - 発音記号 (IPA): /ˈfæs.ɪt/
- アメリカ英語: [fæsɪt](「ファスィット」に近い発音)
- イギリス英語: 同様に /ˈfæs.ɪt/ と発音する
- アメリカ英語: [fæsɪt](「ファスィット」に近い発音)
- アクセント: 第一音節 “fa-” の部分にアクセント(強勢)がきます。
- よくある発音の間違い: “fɑːcɪt” と長めの母音で読んでしまいがちですが、正しくは短い [æ] 音です。
- スペルミス: “facit” や “fassett” などと書いてしまう。
- 同音異義語との混同: 特に
facade
(外観、建物の正面)や “facetious” (冗談めかした、滑稽な)とはつづりが似ていませんが、スペルが近い単語と混ざるかもしれません。 - 試験での出題: TOEICや英検でも高めのレベルの読解問題に出てくることがあります。文中の “facets of society” のような表現で、「側面」という意味を理解しているかが問われる可能性があります。
- “facet” は “face” とつながりがあることを覚えておくと、意味の連想がしやすくなります。
- 「宝石のカット面」から派生したイメージを持つことで、「キラキラ輝くそれぞれの小面が、それぞれ違う光を反射している」=「物事には多面的な要素がある」と覚えやすいです。
- スペリングの覚え方のポイントは「fa + ce + t」の3パートに分けて、“face + t” とイメージすると書き間違いを減らせます。
- こういう場面で使われます: 研究手法において数値データではなく、観察や言葉の記述を重視するとき。人々の意見や感想、行動の質的な特徴を探る文脈で使われることが多いです。
- 派生語の例
- qualitatively(副詞): 質的に
- quality(名詞): 質、品質
- ※「qualitative」が名詞化する用法はないため、名詞として使いたい場合は「quality」を使います。
- qualitatively(副詞): 質的に
- 研究や学術的な文脈、中国語・日本語などでも「定性分析」などと言ったりしますが、英語圏では特に学術分野や専門的文脈でよく使われます。中上級以上のレベルで理解される単語です。
- 語構成: 「quality(質)」+「-ative(形容詞化する接尾語)」
- 「quality」はラテン語の「qualitas(品質、性質)」に由来し、そこから派生した形容詞が「qualitative」です。
- 「quality」はラテン語の「qualitas(品質、性質)」に由来し、そこから派生した形容詞が「qualitative」です。
- 詳しい意味:
- 数値や量ではなく、「物事の質・性質」に注目する。
- データや分析において、言葉や印象、具体的な特徴によって評価する方法や側面を指す。
- 数値や量ではなく、「物事の質・性質」に注目する。
- qualitative analysis(定性的分析)
- qualitative approach(定性的アプローチ)
- qualitative data(定性的データ)
- qualitative difference(定性的な違い)
- qualitative research methodology(定性的研究方法)
- qualitative result(定性的結果)
- qualitative variable(定性的変数)
- qualitative feedback(定性的フィードバック)
- qualitative observation(定性的観察)
- qualitative shift(定性的変化)
- 語源: ラテン語で「質」を意味する
qualitas
が語源。その後、フランス語を経由して英語に取り入れられました。 - 歴史的な使われ方:
- もともと「品質・性質・特質」に焦点を当てる名詞「quality」の派生形容詞として利用され、学術研究の種類として「quantitative(量的)」との対比で「qualitative(質的)」が用いられるようになりました。
- もともと「品質・性質・特質」に焦点を当てる名詞「quality」の派生形容詞として利用され、学術研究の種類として「quantitative(量的)」との対比で「qualitative(質的)」が用いられるようになりました。
- ニュアンス・使用上の注意点:
- 「定量的な」と対比されることが多く、「客観的」「数値的」ではなく、むしろ「主観的要素」や「事象の性質」を見るというニュアンスがあります。
- ビジネスや学問の書き言葉でよく使われますが、日常会話ではあまり頻出ではありません。研究や分析の方法を説明するとき、学術分野でカジュアルに使われる場面もあります。
- 「定量的な」と対比されることが多く、「客観的」「数値的」ではなく、むしろ「主観的要素」や「事象の性質」を見るというニュアンスがあります。
- 形容詞としての用法: 名詞を修飾して、「質的」「定性的」という意味を付与します。
- 可算・不可算の区別: 「qualitative」は形容詞のため名詞の可算・不可算の区別はありません。
- 使用シーン: 主に学術・専門分野(社会科学、マーケティング、心理学など)やビジネス文書で見られます。
- 例文中では “qualitative research,” “qualitative data” のように名詞を後ろに伴うことが基本です。
“I’d like more qualitative feedback rather than just numbers.”
- (「ただの数字じゃなくて、もっと内容についてのフィードバックが欲しい。」)
- (「ただの数字じゃなくて、もっと内容についてのフィードバックが欲しい。」)
“We had a qualitative discussion about the movie’s themes.”
- (「私たちは、その映画のテーマについて質的な議論をしました。」)
- (「私たちは、その映画のテーマについて質的な議論をしました。」)
“Her comments provided a qualitative insight into the problem.”
- (「彼女のコメントは、その問題に対する質的な洞察を与えてくれました。」)
- (「彼女のコメントは、その問題に対する質的な洞察を与えてくれました。」)
“Our qualitative analysis suggests that employee satisfaction is tied to work-life balance.”
- (「私たちの定性的分析では、従業員満足度はワークライフバランスに結びついていることを示唆しています。」)
“We should conduct a qualitative survey to understand customer preferences in-depth.”
- (「顧客の嗜好をより深く理解するために、定性的調査を行うべきです。」)
“We have quantitative data on sales, but we also need qualitative information to explain the trends.”
- (「売上に関する量的データはありますが、その傾向を説明するためには質的な情報も必要です。」)
“Qualitative research allows for an in-depth exploration of participants’ experiences.”
- (「定性的研究によって、参加者の経験をより深く探究することができます。」)
“The paper proposes a new qualitative framework to assess language acquisition.”
- (「その論文は、言語習得を評価するための新しい定性的枠組みを提案しています。」)
“A qualitative methodology was employed to analyze the social dynamics within the group.”
- (「グループ内の社会的ダイナミクスを分析するために、定性的手法が採用されました。」)
類義語
- subjective(主観的な)
- 「個人の視点や主観に基づく」という意味。定性的なニュアンスとも近いが、「主観的」とは必ずしもイコールではありません。
- 「個人の視点や主観に基づく」という意味。定性的なニュアンスとも近いが、「主観的」とは必ずしもイコールではありません。
- descriptive(描写的な)
- 「描写に重きを置く」という点で、質的な情報を扱うときに似た場面で使用されます。
- 「描写に重きを置く」という点で、質的な情報を扱うときに似た場面で使用されます。
- non-numerical(数字によらない)
- 「数字を用いない」という点で「qualitative」に近い意味を持ちます。
- 「数字を用いない」という点で「qualitative」に近い意味を持ちます。
- subjective(主観的な)
反意語
- quantitative(定量的な)
- 「数量や数値に基づく」という意味で、「qualitative」の真逆の意味を示します。研究分野などで最も対照的に扱われるキーワードです。
- 「数量や数値に基づく」という意味で、「qualitative」の真逆の意味を示します。研究分野などで最も対照的に扱われるキーワードです。
- quantitative(定量的な)
発音記号(IPA)
- イギリス英語: /ˈkwɒl.ɪ.tə.tɪv/
- アメリカ英語: /ˈkwɑː.lɪ.teɪ.tɪv/
- イギリス英語: /ˈkwɒl.ɪ.tə.tɪv/
アクセントの位置:
- “QUAL-i-ta-tive” (最初の「QUAL」に強勢)
- “QUAL-i-ta-tive” (最初の「QUAL」に強勢)
よくある発音の間違い:
kwa-li-TA-tive
のようにアクセント位置を誤る。正しくは “QUAL-i-ta-tive” となるように意識しましょう。- アメリカ英語は最初の音が /kwɑː/ とやや長めな点や /teɪ/ の音が入る点に留意してください。
- quantitative(量的な)との混同
- つづりが似ているのでスペルを誤って使いやすい。
- [qualitative] ↔ [quantitative] で正反対の意味となる点は要注意です。
- つづりが似ているのでスペルを誤って使いやすい。
- スペルミス
- 「quality + ative」で作っていると意識すると覚えやすいです。
- 「quality + ative」で作っていると意識すると覚えやすいです。
- TOEICや英検などでの出題傾向
- ビジネスや学術的文脈の長文中で「質的研究」「質的データ」の対比として、「quantitative research」「quantitative data」とセットで問われることがあります。意識すると理解しやすくなります。
- 覚え方のコツ
- “quality (品質) + -ative(形容詞化)” と分解して覚えるとよいでしょう。
- 「qualitative」は“質”に注目している、「quantitative」は“量”に注目している、とセットで覚えると混同を防ぎやすいです。
- “quality (品質) + -ative(形容詞化)” と分解して覚えるとよいでしょう。
- イメージ:
- 何かを数字で測るのが「quantitative」で、五感や観察、言葉の記述などを中心に情報を集めるのが「qualitative」という対比をイメージすると自然に理解できます。
- 何かを数字で測るのが「quantitative」で、五感や観察、言葉の記述などを中心に情報を集めるのが「qualitative」という対比をイメージすると自然に理解できます。
- 勉強テクニック
- 語源から漢字の「定性」「定量」に置き換えて考えると、わかりやすく頭に残ります。
- 正しい発音を声に出して練習し、「QUAL-i-ta-tive」とリズムをとりながら覚えましょう。
- 語源から漢字の「定性」「定量」に置き換えて考えると、わかりやすく頭に残ります。
- 活用形: 副詞なので通常は変化しません。
- 他の品詞形:
- inevitable (形容詞)「不可避の、避けられない」
- inevitability (名詞)「不可避であること、必然性」
- inevitable (形容詞)「不可避の、避けられない」
- 接頭語: in-(〜でない、否定を表す場合が多いが、「inevitable」の場合は “避けられない” という意味に派生しています)
- 語幹: evit (ラテン語の “evitare” = 避ける)
- 接尾語: -able (形容詞化:〜可能) + -ly (副詞化)
- inevitably lead to 〜(必然的に〜へと繋がる)
- inevitably arise(必然的に生じる)
- inevitably happen(必ず起こる)
- inevitably result in 〜(結果的に〜となる)
- inevitably cause 〜(必然的に〜を引き起こす)
- inevitably follow(必ず後に続く)
- inevitably change(必然的に変化する)
- be inevitably linked to 〜(必然的に〜と関連している)
- inevitably face challenges(必然的に困難に直面する)
- inevitably force us to 〜(結果的に私たちに〜を強いる)
- 語源: ラテン語 inevitabilis(避けられない)の “in-”(否定)+ “evitare”(避ける)+ “-abilis”(できる)。そこから英語の “inevitable” が派生し、さらに副詞形として “inevitably” となりました。
- ニュアンス:
- 強調: 「どうしても避けられない」という強い確信や必然性を示します。
- 使用頻度: 日常会話でも使われるが、ややフォーマル・書き言葉で目にする場面が多い印象。
- 強調: 「どうしても避けられない」という強い確信や必然性を示します。
- 使用場面や注意点:
- 文章で: 堅めの文脈や論述で原因と結果を論じるときに多用。
- 口語で: カジュアルな会話でも「しょうがないよね」「そうなるのは当たり前だよね」というニュアンスで使える。
- 文章で: 堅めの文脈や論述で原因と結果を論じるときに多用。
副詞としての位置
- 文頭: “Inevitably, this leads to confusion.”(必然的に、これは混乱を招きます)
- 動詞の前: “This will inevitably happen.”(これは避けられず起こるだろう)
- 文末: “They will face problems inevitably.”(彼らは必然的に問題に直面するだろう)
- 文頭: “Inevitably, this leads to confusion.”(必然的に、これは混乱を招きます)
イディオムや一般的な構文
- “It is inevitably the case that 〜.”(〜なのはどうしようもない)
- “Inevitably enough,”(当然のことながら)などと文を始めることもあります。
- “It is inevitably the case that 〜.”(〜なのはどうしようもない)
フォーマル/カジュアル
- フォーマル: 論文やレポートなど、「〜は必然的に...をもたらす」という因果関係の説明に用いられる。
- カジュアル: “Well, inevitably, we ended up eating pizza.”(まあ、結局ピザを食べることになったけどね) のように気軽に使われることもあります。
- フォーマル: 論文やレポートなど、「〜は必然的に...をもたらす」という因果関係の説明に用いられる。
“Inevitably, we ran out of time and had to postpone the meeting.”
(どうしても時間が足りなくなって、ミーティングを延期しなきゃいけなくなったよ。)“If you eat too fast, you will inevitably feel bloated.”
(もし早食いしすぎると、必然的にお腹が張った感じになるよ。)“They inevitably forgot to bring the tickets.”
(彼らは案の定チケットを持ってくるのを忘れたんだ。)“Errors will inevitably occur during large-scale software rollouts.”
(大規模なソフトウェア導入の際には、必然的にエラーが発生します。)“Inevitably, we must address these issues before launching the new product.”
(新製品を発売する前に、これらの問題は必然的に対処しなければなりません。)“The rapid market changes are inevitably forcing us to adapt our strategy.”
(急速な市場変化により、私たちは必然的に戦略を調整せざるを得ません。)“In evolutionary biology, species inevitably undergo genetic mutations over many generations.”
(進化生物学において、種は多くの世代を経る中で必然的に遺伝子変異を経験します。)“Such criticisms inevitably lead to a reassessment of the original theory.”
(こうした批判は必然的に元の理論の再評価へとつながります。)“Economic growth inevitably influences social structures.”
(経済成長は必然的に社会構造に影響を与えます。)類義語 (Synonyms)
- unavoidably(避けられないほどに)
- necessarily(必然的に)
- inescapably(逃れられないほどに)
- ineluctably(逃れられない形で、フォーマル)
- unmistakably(疑いなく、フォーマル度が高め)
- unavoidably(避けられないほどに)
反意語 (Antonyms)
- optionally(任意に)
- avoidably(避けられて) — ただし一般的ではない
- uncertainly(不確実に)
- optionally(任意に)
- 発音記号(IPA): /ɪnˈevɪtəbli/
- アメリカ英語 / イギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “t” の発音がやや弱まる傾向があります。
- 強勢(アクセント): 第2音節の “-nev-” にアクセントがきます (in-ÉV-i-ta-bly)。
- よくある発音の間違い:
- “inevitable” などと混在して「イネビタブルリ」など、語尾が不明瞭になること。
- アクセントを先頭に置き「Í-ne-vi-ta-bly」とならないように注意。
- “inevitable” などと混在して「イネビタブルリ」など、語尾が不明瞭になること。
- スペルミス: “inevitably” の “e” と “i” の位置を間違えやすい (“inevitabLy” など)。
- 同音異義語との混同: 近い発音の単語として “incredibly” (信じられないほどに) などがあるので、スペルと発音を区別する必要があります。
- 試験対策: TOEIC・英検などでも「結果の必然性」を述べる際に使われることがある。文章の構成上、原因と結果を説明する箇所で登場しやすい語です。
- イメージ: 「どうしてもさけられない運命で、どんどん追いかけてくるもの」を想像すると覚えやすいです。
- 勉強テクニック:
- 音読してみる: “イネヴィタブリー” とリズムをつけて発音し、脳内で “evit” = “avoid” と結びつける。
- 「イ(in) + ネヴィタ(nevita) + ブリ(ably)」の3つくらいに区切ってスペルを覚えると間違いが減ります。
- 音読してみる: “イネヴィタブリー” とリズムをつけて発音し、脳内で “evit” = “avoid” と結びつける。
- 単数形: footnote
- 複数形: footnotes
- 動詞としての用例はあまり一般的ではありませんが、「(文章を)脚注で説明する」という意味で “to footnote something” と使われることがあります。
- B2(中上級): ある程度複雑な文章や学術的な文章を読む際に登場するため、専門的またはアカデミックな領域で使われることが多い単語です。
- foot: 「足」という意味だが、「ページの下部」というニュアンスでも使われる接辞的要素
- note: 「注釈」「メモ」
- endnote: ページごとではなく、章末や文書の最後にまとめて注釈を付ける場合の「章末注」または「文末注」
- annotation: 「注釈、解説」で、脚注以外にも本文の合間に加える説明を指す場合がある
- reference: 「参考文献、参照」の意
- add a footnote(脚注を追加する)
- include a footnote(脚注を含める)
- refer to a footnote(脚注を参照する)
- footnote marker(脚注のマーカー)
- footnote citation(脚注での引用)
- footnote reference(脚注の参照情報)
- in a footnote(脚注の中で)
- footnote indicator(脚注を示す印)
- footnote numbering(脚注の番号付け)
- omit a footnote(脚注を省略する)
- 脱線的な内容や専門的な注釈を提供するのに役立ちますが、本文から読者の注意を逸らす可能性もあるため、使いすぎには注意が必要です。
- 学術的・フォーマルな文脈で多用されますが、小説や雑誌などでも著者が補足情報を加えたいときに使われることがあります。
- 主に書き言葉や文書表現で使われるため、口語ではほとんど登場しません。ビジネス文書や研究論文など、比較的フォーマルな場面で多く見られます。
- 名詞 (countable noun): 複数形は “footnotes”。可算名詞なので、footnote / footnotes で数えられます。
- 使用される構文例:
- “Add a footnote to explain the term.” (その用語を説明するために脚注を加える)
- “This information is further clarified in the footnotes.” (この情報については脚注でさらに詳しく説明されている)
- “Add a footnote to explain the term.” (その用語を説明するために脚注を加える)
“I noticed there’s a tiny footnote on this page, but I can’t read the small print.”
「このページに小さな脚注があるみたいだけど、文字が小さすぎて読めないんだよね。」“I’m writing a blog post, and I think a quick footnote might help clarify some details.”
「ブログ記事を書いていて、ちょっとした脚注を付ければ詳細が分かりやすくなるかも。」“He left a funny footnote on his letter, explaining an inside joke.”
「彼は手紙の下にちょっと面白い脚注を書いて、内輪ネタを説明していたよ。」“Our annual report includes footnotes that detail our financial activities.”
「当社の年次報告書には、財務活動の詳細を示す脚注が含まれています。」“Please add a footnote referencing the original contract terms.”
「元の契約条件を参照する脚注を追加してください。」“The proposal’s footnotes clarify technical aspects for the client.”
「この提案書の脚注は、顧客向けの技術的な面を明確にしています。」“The researcher included extensive footnotes to support her argument with primary sources.”
「研究者は論を裏付けるために、多くの一次資料を脚注で示しました。」“In his dissertation, footnotes are used to discuss alternative interpretations.”
「彼の論文では、別の解釈について論じるために脚注が使われています。」“Each footnote cites a peer-reviewed journal article for further reading.”
「各脚注には、追加で読むための査読付き論文が引用されています。」- annotation (注釈)
- 「注釈」の総称で、脚注以外にも本文中や文末に加えられる補足を含みます。
- 「注釈」の総称で、脚注以外にも本文中や文末に加えられる補足を含みます。
- endnote (文末注/章末注)
- 脚注と同じ機能を持ちますが、ページの下部ではなく、章の末や文書全体の末にまとめて配置されます。
- 脚注と同じ機能を持ちますが、ページの下部ではなく、章の末や文書全体の末にまとめて配置されます。
- reference (参照、参考文献)
- 圧倒的に「参考文献」を指すニュアンスが強く、脚注はその一部として扱われることがあります。
- IPA(米国英語): /ˈfʊtnoʊt/
- IPA(英国英語): /ˈfʊtnəʊt/
- アメリカ英語: 「フットノウト」(フットに強めのアクセント)
- イギリス英語: 「フットノウト」(同様にフットにアクセント)
- 「フットノート」と日本語読みすると、英語ネイティブにはやや不自然に聞こえることがあります。母音の音が曖昧になりやすいので注意しましょう。
- スペルミス: “footnote” ではなく “footenote” や “footnore” と打ち間違えることがあります。
- 同音異義語: 特に同じ発音を持つ単語はありませんが、”foot not” など、誤ってスペースを入れてしまう間違いには注意。
- 試験対策: TOEICや英検などではあまり直接頻出ではありませんが、学術的な文章・ビジネスレポートの読解問題で出てくる可能性があります。文章が長くなるほど脚注が出現することがあるため、読解中の補足情報としてチェックしておくと得点につながることがあります。
- 「foot = ページの下」「note = 注釈」という意味の組み合わせをイメージすると覚えやすいです。
- 日本語の「脚注」も「足(下の方)」+「注釈」という意味なので、対応関係が分かりやすいです。
- 勉強テクニックとして、実際に自分のレポートやノートに「脚注」を付けてみると、どんな場面で役立つか実感しやすいです。
品詞: 形容詞(名詞としても使われる場合があります)
- 形容詞: “multinational corporations” (多国籍企業) のように、企業などについて「多国籍の」という意味で使われます。
- 名詞: “a multinational” と表現すると「多国籍企業」という意味になります。
活用形
形容詞の場合は、特に動詞のように厳密な活用はありませんが、名詞として使う場合は単数“a multinational”、複数“multinationals”となります。CEFRレベル目安: B2(中上級)
・B2: 基本的な文脈での理解や、抽象的なテーマについて議論ができるレベル。
“multinational”はビジネスや経済のトピックでよく登場し、社会問題や経済活動に関しての議論で用いられる単語です。語構成
- multi-(接頭語): 「多くの〜」「複数の〜」
- national(語幹): 「国の」「国家の」
→ 組み合わせることで、「複数の国に関係する」という意味を表します。
- multi-(接頭語): 「多くの〜」「複数の〜」
派生形 / 類縁語
- multicultural (多文化の)
- multilateral (多国間の、多方面の)
- international (国際的な) – 語感としては「国同士の間の」という意味合いが強い
- global (世界的な) – 「世界規模の」というやや広いニュアンス
- multicultural (多文化の)
よく使われるコロケーション(共起表現)
- multinational corporation(多国籍企業)
- multinational company(多国籍企業)
- multinational organization(多国籍組織)
- multinational agreement(多国籍協定)
- multinational workforce(多国籍の労働力)
- multinational presence(多国籍の存在感)
- multinational alliance(多国籍同盟)
- multinational team(多国籍チーム)
- multinational military operations(多国籍軍事作戦)
- multinational cooperation(多国籍協力・国際協力)
- multinational corporation(多国籍企業)
語源
- multi-(ラテン語由来): 「多い」という意味の接頭語。
- national(ラテン語 natio に由来): 「生まれ」「誕生」「国家」を表す語。
結合して「複数の国」に係るという概念を作り出しています。
- multi-(ラテン語由来): 「多い」という意味の接頭語。
使用時の注意点・ニュアンス
- 「多国籍企業」を取り上げるときは、ビジネス文脈で用いられることが多く、ややフォーマルな響きがあります。
- 「国際的」と言いたい場合に「international」を使う方が広く一般的ですが、“multinational”は特に「複数の国が関わっている」という点を強調します。
- 「多国籍企業」を取り上げるときは、ビジネス文脈で用いられることが多く、ややフォーマルな響きがあります。
使われる場面
- ビジネスや経済に関する文脈
- 政治・経済の議論(多国籍軍や多国籍の協力プロジェクトなど)
- ニュース記事やフォーマルな文書
- ビジネスや経済に関する文脈
文法上のポイント
- 形容詞として: “multinational corporation” のように名詞を修飾する。
- 名詞として: “He works for a multinational.”(彼は多国籍企業で働いている)のように企業そのものを指す場合。
- 形容詞として: “multinational corporation” のように名詞を修飾する。
一般的な構文・イディオム
- “X is a multinational corporation that operates in over 50 countries.”
- “They formed a multinational alliance to address global issues.”
- “X is a multinational corporation that operates in over 50 countries.”
フォーマル/カジュアル
- 一般的にフォーマル寄りの文脈で使われることが多いです。
- 口語で使えなくはないですが、会話で言うときはシチュエーションに合わせて「global company」などが使われる場合もあります。
- 一般的にフォーマル寄りの文脈で使われることが多いです。
“I heard your company is multinational. Do you have coworkers all around the world?”
(あなたの会社は多国籍企業だと聞いたけど、世界中に同僚がいるの?)“She joined a multinational team to work on a new project.”
(彼女は新しいプロジェクトのために多国籍チームに参加したよ。)“I’m excited to meet people from different backgrounds in a multinational environment.”
(多国籍な環境で、いろいろな背景の人たちに会えるのが楽しみです。)“We are planning to expand our multinational presence in Asia next year.”
(私たちは来年、アジアでの多国籍な存在感を拡大する予定です。)“Our board meeting will include representatives from our multinational subsidiaries.”
(取締役会には、当社の多国籍子会社の代表者が出席します。)“Managing a multinational workforce requires strong cross-cultural communication skills.”
(多国籍な労働力を管理するには、高い異文化コミュニケーション能力が必要です。)“This study examines the economic impact of multinational enterprises on emerging markets.”
(この研究は、台頭する市場における多国籍企業の経済的影響を検証しています。)“A multinational research consortium collaborated on the development of a new vaccine.”
(多国籍の研究コンソーシアムが新しいワクチン開発に協力しました。)“We need to analyze how multinational corporations influence local policies through lobbying.”
(私たちは、多国籍企業がロビイングを通じて地域の政策にどのような影響を与えているのかを分析する必要があります。)- 類義語
- international(国際的な)
- 「国と国の間の」または「国家をまたぐ」という広い意味。
- 一般的に「国際的な環境」といった比較的幅広い文脈で使います。
- 「国と国の間の」または「国家をまたぐ」という広い意味。
- international(国際的な)
global(世界的な)
- 地球規模であることを強調。
- 「全世界に広がる」「地球のあらゆる場所を対象とする」のニュアンスが強めです。
- 地球規模であることを強調。
transnational(国家を超えた)
- 法律や政治的境界を超える意味合いが強い。
- “multinational”よりも「国境を越えて分散・連携する」というニュアンスがあります。
- 法律や政治的境界を超える意味合いが強い。
- 反意語
- 特に直接的な反意語はありませんが、“domestic”(国内の)や“national”(国内の/国家の)の方が対照的なニュアンスをもつ言葉の一例です。
発音記号(IPA)
- イギリス英語: /ˌmʌl.tiˈnæʃ.ən.əl/
- アメリカ英語: /ˌmʌl.tiˈnæʃ.ən.əl/
- イギリス英語: /ˌmʌl.tiˈnæʃ.ən.əl/
強勢(アクセント)の位置
- 「næ」 の部分に強勢があります (mul-ti-NA-tion-al)
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- アメリカ英語とイギリス英語でほとんど違いはありませんが、/t/ や /n/ の音の鳴り方や /ə/(シュワ)の長さに多少差がある程度です。
よくある発音の間違い
- “multi”を「マルティ」ではなく「マルタイ」に近い音で始めることに注意しましょう。
- なめらかに「マルティナショナル」と言えるように練習するとよいです。
- “multi”を「マルティ」ではなく「マルタイ」に近い音で始めることに注意しましょう。
スペルミス
- “multinational”は “multi” + “national” の組み合わせですが、間に余分な文字を入れて “mutational” などと書き間違えやすいので注意。
同音異義語との混同
- 特筆すべき同音異義語はありませんが、“multinatural”などとつい綴りを混同しないようにしてください。
試験対策等での出題傾向
- TOEICや英検などのビジネス・経済の文脈でも頻出する単語です。
- 特に「多国籍企業」(multinational company/corporation) というフレーズで登場します。
- TOEICや英検などのビジネス・経済の文脈でも頻出する単語です。
- “multi-”という接頭語から「多数・多様・複数」というイメージを先に覚えるとよいでしょう。同じ“multi-”で始まる単語(multicultural, multiplyなど)と関連付けて覚えることで記憶しやすくなります。
- 「multi + national = 多くの国」が頭に浮かぶと覚えやすいです。
- ビジネスニュースや国際経済関連のトピックスに多用されるので、記事やニュースを読むときに意識して見ると自然と定着します。
- 英語: “the fact or condition of being widespread or common”
- 日本語: 「普及していること」「広く行き渡っていること」「流行していること」
- 名詞 (noun)
- 形容詞: “prevalent”(広く行き渡っている、普及している)
- 動詞形は一般的にはありません(“prevail”という動詞は派生語ですが、意味が「勝る」「広まる」となり、綴りが少し異なります)。
- B2:中上級
「prevalence」は日常会話ではややフォーマルな印象が強く、学術的・専門的な文脈でも使われやすい単語です。 - 語源としては “prevail”(勝る、広まる)に由来していますが、 “prevalence” そのものにははっきりした接頭語・接尾語はありません。 ※“pre-”が接頭語に見えますが、“prevail” と同源であり、“pre-”とは分けられません。
- 「広く行き渡っている度合い」を表す抽象名詞です。特に医学や経済学、社会科学などアカデミックな分野で「分布」や「比率」を示すときに使用されることが多いです。
- “prevail” (動詞): 広まる、普及する、勝つ
- “prevalent” (形容詞): 広く行き渡っている、流行している
- “high prevalence” → 「高い有病率・普及率」
- “low prevalence” → 「低い有病率・普及率」
- “the prevalence of disease” → 「病気の有病率」
- “the prevalence of obesity” → 「肥満の蔓延度」
- “the prevalence rate” → 「有病率(率)」
- “increased prevalence” → 「増加する普及率・有病率」
- “growing prevalence” → 「広がりつつある有病率/普及度」
- “measure the prevalence” → 「有病率を測定する」
- “study on the prevalence of …” → 「…の有病率に関する研究」
- “national prevalence survey” → 「全国的な有病率調査」
- ラテン語 “praevalēre” (prae-「前に」 + valēre「力がある」「強い」) → 中期英語 “prevail” → “prevalence”
- 元々は「他より優勢であること」「勢力を持つこと」を指し、そこから転じて「大部分で支配的・広範に見られること」を意味するようになりました。
- ややフォーマルまたは専門的な言葉として使われやすいです。特に学術論文、ニュース記事、レポートなどでよく見られます。日常会話では「commonness」や「frequency」など、よりカジュアルな単語で置き換えられることもあります。
- “prevalence” は可算名詞とされることもありますが、ほとんどの場合不可算名詞として扱われることが多いです。
- 具体的な割合や複数の種類を表すときには「the prevalence of X among Y」と前置詞フレーズで補足を入れるのが一般的です。
- フォーマル/専門的文脈 (例: 医学論文、統計レポート)
- 堅めのニュース記事、ビジネス文書
- “I noticed the prevalence of smartphones among teenagers these days.”
- 「最近の10代でスマホが広く普及していることに気付いたよ。」
- “The prevalence of online shopping has changed how we buy things.”
- 「オンラインショッピングの普及が、私たちの買い物スタイルを変えたね。」
- “There’s a surprising prevalence of fast-food outlets in this small town.”
- 「この小さな町には、驚くほどファストフード店が多いんだよ。」
- “We should analyze the prevalence of remote work to make a better HR strategy.”
- 「在宅勤務の普及状況を分析して、より良い人事戦略を立てるべきです。」
- “The prevalence of social media marketing is evident in our competitors’ campaigns.”
- 「ソーシャルメディアマーケティングの普及は、競合他社のキャンペーンを見れば明らかです。」
- “He gave a presentation on the prevalence of digital payment methods in Asia.”
- 「彼はアジアにおけるデジタル決済手段の普及度についてプレゼンを行いました。」
- “A recent study reported a high prevalence of Type 2 diabetes in urban areas.”
- 「最近の研究では、都市部における2型糖尿病の高い有病率が報告されました。」
- “The research aims to determine the prevalence of smoking among adolescents.”
- 「その研究は、青少年における喫煙の有病率を調べることを目的としています。」
- “This paper analyzes the prevalence of antibiotic-resistant bacteria in hospitals.”
- 「この論文は、病院における抗生物質耐性菌の有病率を分析しています。」
- “incidence” (発生率)
- 医学分野では「新たに発生した症例数」を表すことが多く、“prevalence”は存在するすべての症例数を表すのが主な違いです。
- 医学分野では「新たに発生した症例数」を表すことが多く、“prevalence”は存在するすべての症例数を表すのが主な違いです。
- “commonness” (一般的であること)
- よりカジュアル・抽象的な表現で、統計的な意味合いはあまりありません。
- よりカジュアル・抽象的な表現で、統計的な意味合いはあまりありません。
- “ubiquity” (どこにでもあること)
- 見かける頻度が高いイメージ。“prevalence” よりはやや文語的で、場所的広がりに焦点があると言えます。
- 見かける頻度が高いイメージ。“prevalence” よりはやや文語的で、場所的広がりに焦点があると言えます。
- 明確な反意語はありませんが、強いて挙げるなら “rarity” (珍しさ, 稀少性)などが「広まっていない」状況を表す対比になるでしょう。
- アメリカ英語 (GA): /ˈprɛv.əl.əns/
- イギリス英語 (RP): /ˈprev.əl.əns/
- 第一音節 “pre-” にアクセントがあります(PREV-uh-luns)。
- “pre-” は「プれ」あるいは「プレ」のように短めに発音します。
- “-va-” の部分はネイティブが素早く読んで曖昧母音 (schwa) になりやすいです。
- つづりが “prevalence” であることから、つづりで “-ance” と “-ence” を混同しないように注意が必要です。
- スペルミス: “prevalance” や “previlence” と書き間違えることが多いので注意してください。
- 同音異義語との混同: とくに “prevalent” (形容詞) との混乱に注意が必要です。文法上の役割に合わせて使い分けましょう。
- 試験での出題傾向: TOEICや英検などのリーディングセクション、または学術英語(IELTS、TOEFL)のリーディングで統計やビジネス事例を述べる文脈で登場する可能性が高いです。
- “prevalence” は “prevail” (勝つ、広まる) と関連付けて、「ある状態が勝るように広く行き渡る」で覚えると理解しやすいです。
- 「“pre-” + “val/veil” で“前に進む強さ”」というイメージを持つと、綴りにも注意が向きやすくなります。
- 学術論文やニュース記事でよく見かける単語なので、普段から注意して読むと自然と身につきやすいでしょう。
- (機械などの) 故障
- (関係・交渉などの) 決裂・崩壊
- (精神的・感情的) 崩壊、衰弱
- 機械の故障
- 交渉やコミュニケーションの決裂
- 精神的な崩壊や限界
- 名詞: breakdown (複数形: breakdowns)
- 動詞フレーズ: break down (phrasal verb; 「故障する」「崩壊する」「分析する」の意味)
- 機械や物事、精神状態が動かなくなる=“breakdown”は、ある程度抽象的な状況を表現するため、中上級レベル。
- break(壊す) + down(下へ / 引き下げる)
動詞の “break down” から名詞化した形が “breakdown” です。 - break (壊す / 割る)
- break down (故障する / 崩壊する、分析する)
- breakdown (故障 / 崩壊 / 決裂 / 分析の詳細)
- mental breakdown → 精神的な崩壊
- emotional breakdown → 感情の崩壊
- breakdown of negotiations → 交渉の決裂
- breakdown in communication → コミュニケーションの崩壊
- mechanical breakdown → 機械の故障
- breakdown cover → (自動車保険の) 故障補償
- breakdown truck → レッカー車
- budget breakdown → 予算内訳
- breakdown service → 故障対応サービス
- cause a breakdown → 故障(または崩壊)を引き起こす
- 機械故障、精神的崩壊、関係や交渉の決裂など、何らかの「継続中だったものがうまくいかなくなる」事態を指します。
- カジュアルな場面では、「頭がパンクした」「もう無理!」というような状態を “I had a breakdown.” と表現することも。
- フォーマルな文書では、「コストの内訳」のように、「分析(明細)」というポジティブなニュアンスも使われることがあります。(例: cost breakdown)
名詞(可算):
- a breakdown (ある故障/崩壊)
- several breakdowns (複数の故障/崩壊)
- a breakdown (ある故障/崩壊)
一般的な構文:
- have/suffer a breakdown → (精神的・肉体的に) 限界が来る、崩壊する
- experience a breakdown → 故障や決裂を経験する
- provide a breakdown of … → 〜の分析や内訳を提示する
- have/suffer a breakdown → (精神的・肉体的に) 限界が来る、崩壊する
フォーマル / カジュアル:
- フォーマル: 「提供された資料の内訳 (a breakdown of the provided data)」
- カジュアル: 「もうダメだ (I had a breakdown.)」
- フォーマル: 「提供された資料の内訳 (a breakdown of the provided data)」
“My car had a breakdown on the highway, so I had to call a tow truck.”
→ 「高速道路で車が故障したから、レッカー車を呼ばなきゃいけなかったんだ。」“I’m worried she might have a breakdown if she doesn’t take a break.”
→ 「彼女、休まないと精神的に参ってしまうんじゃないかって心配だよ。」“We had an emotional breakdown after hearing the sad news.”
→ 「悲しい知らせを聞いて、私たちは感情的に崩れそうになった。」“Could you provide a breakdown of the expenses for this quarter?”
→ 「今期の経費の内訳を出してもらえますか。」“We had a sudden breakdown in communication, which delayed the project.”
→ 「突然コミュニケーションがうまくいかなくなり、プロジェクトが遅れてしまいました。」“The negotiations came to a breakdown, and we need to reassess our strategy.”
→ 「交渉が決裂したので、戦略を見直す必要があります。」“A breakdown in supply chains can have global implications.”
→ 「サプライチェーンの崩壊は世界的に大きな影響を及ぼす場合がある。」“In psychology, a mental breakdown often refers to an acute stress reaction.”
→ 「心理学において、精神的な崩壊は急性ストレス反応を指すことが多い。」“The paper provided a detailed breakdown of the research data.”
→ 「その論文には、研究データの詳細な分析が提示されていた。」- collapse (崩壊)
- 物理的または組織的に「崩れ落ちる」意味。やや大規模なイメージ。
- 物理的または組織的に「崩れ落ちる」意味。やや大規模なイメージ。
- failure (失敗・故障)
- 機械などが機能しなくなるというポイントが共通。より一般的。
- 機械などが機能しなくなるというポイントが共通。より一般的。
- malfunction (誤作動・不調)
- 主に機械やシステムが上手く動かないときに使う。
- 主に機械やシステムが上手く動かないときに使う。
- meltdown (崩壊)
- 核融合反応の「炉心融解」に由来する語で、比喩的に「精神的な meltdown」のように使われる。breakdown よりさらに激しい印象。
- 核融合反応の「炉心融解」に由来する語で、比喩的に「精神的な meltdown」のように使われる。breakdown よりさらに激しい印象。
- success (成功)
- functioning (機能している状態)
- operation (正常な稼働)
- アメリカ英語: /ˈbreɪkˌdaʊn/
- イギリス英語: /ˈbreɪk.daʊn/
- “break” の部分に強勢 (第一音節)
- “down” の “ow” は /aʊ/ で口を大きく開いて発音
- “braikdawn” と早口で曖昧になることがあるので、「ブレイク・ダウン」とはっきり区切ると良いです。
- “breakdown” (名詞) と “break down” (動詞フレーズ) の混同
- “We had a breakdown.” (名詞) → 「(何かが) 故障・崩壊した」
- “We need to break down the problem.” (動詞句) → 「問題を細かく分析する/分解する必要がある」
- “We had a breakdown.” (名詞) → 「(何かが) 故障・崩壊した」
- 「綴り」の注意
- 名詞形は一語 “breakdown”。動詞の句は二語 “break down”。
- 名詞形は一語 “breakdown”。動詞の句は二語 “break down”。
- 同音異義語との混同はそれほどないが、“breakthrough” や “breakup” と称が似ているため、フレーズを文脈で見分けよう。
- TOEICや英検のリスニング・リーディングで「故障」「決裂」「内訳」といった文脈で登場しやすい。逆に動詞フレーズの “break down” とセットで文法問題にすることもある。
- “break” (壊す) + “down” (下へ壊すイメージ) → すべてが「壊れて下がる」イメージ。
- 「全体がうまくいかなくなる」あるいは「分解して詳しく見る」両方を覚えておくと便利。
- マインドマップなどを描き、「故障」「精神資格の崩壊」「内訳の提示」といった使い方を枝分かれさせてイメージすると定着しやすいです。
- こういった化学用語として、「何かを溶かす役割を持つ物質」を指します。
- 一般には水や有機溶媒などが例に挙げられます。
- 名詞の複数形: solvents
- 形容詞形(参考): solvent(「支払い能力がある」「破産していない」など)
- 例) “The company is still solvent.”(その会社はまだ支払い能力がある)
- B2(中上級): ある程度専門的・抽象的な話題も取り扱うことができるレベルです。化学分野で使う専門用語なので、B2くらいの語彙難易度と考えられます。
- 接頭語: なし
- 語幹: solv-(「溶かす」「解く」のニュアンス)
- 接尾語: -ent(形容詞や名詞を作る際によく使われる語尾)
- solve(動詞: 「解決する」あるいは「問題を解く」)
- solvable(形容詞: 「解決できる」「溶解できる」)
- solubility(名詞: 「溶解度」)
- polar solvent(極性溶媒)
- non-polar solvent(無極性溶媒)
- organic solvent(有機溶媒)
- aqueous solvent(水系溶媒)
- universal solvent(万能溶媒; 水を指すことが多い)
- suitable solvent(適切な溶媒)
- solvent extraction(溶媒抽出)
- environmentally friendly solvent(環境に優しい溶媒)
- volatile solvent(揮発性溶媒)
- inert solvent(不活性溶媒)
- 化学の文脈で 「溶媒」 の意味を使う場合: 研究室や理科の授業、実験レポートなど、やや専門的な文脈になります。
- 形容詞として 「支払い能力がある」 という財政・経済的文脈でも使われますが、今回は主に名詞として「溶媒」を解説しています。
- 「溶媒」という意味では、日常会話にはあまり登場しません。研究や論文、専門的会話・説明文などフォーマルな場面で使われます。
- 可算名詞: 「溶媒」を指すときは可算名詞として扱われます。
- 例) “We used several different solvents in this experiment.”
- 例) “We used several different solvents in this experiment.”
- 形容詞用法: “solvent” で「支払い能力がある」を意味することもある(こちらは別の品詞)。
- “(Substance A) is a solvent for (Substance B).”
- 例) “Water is a solvent for many salts.”
- 例) “Water is a solvent for many salts.”
“I learned that water is called the universal solvent.”
- (日本語訳) 「水は“万能の溶媒”と呼ばれるって習ったよ。」
“My friend spilled a strong solvent on the table; it smells awful.”
- (日本語訳) 「友達が強力な溶媒をテーブルにこぼしちゃって、すごいにおいがする。」
“You should handle any solvent in a well-ventilated area.”
- (日本語訳) 「溶媒はどれも、換気の良い場所で扱わないといけないよ。」
“Our laboratory is researching environmentally friendly solvents for industrial use.”
- (日本語訳) 「私たちの研究所では、産業用の環境に優しい溶媒を研究しています。」
“We need to ensure that employees follow safety protocols when handling chemical solvents.”
- (日本語訳) 「従業員が化学溶媒を扱う際には、安全手順を守ることを徹底する必要があります。」
“Reducing solvent waste can significantly cut production costs.”
- (日本語訳) 「溶媒廃棄物を減らすことで、製造コストを大幅に削減できます。」
“The polarity of the solvent affects the rate of the nucleophilic substitution reaction.”
- (日本語訳) 「溶媒の極性は求核置換反応の速度に影響を及ぼします。」
“In this experiment, we utilized acetone as the primary organic solvent.”
- (日本語訳) 「この実験では、主要な有機溶媒としてアセトンを使用しました。」
“Solvent extraction is a key technique in the purification of rare metals.”
- (日本語訳) 「溶媒抽出は希少金属の精製において重要な技術です。」
“dissolving agent”
- (日本語訳) 「溶解剤」
- 使用頻度は低めですが、概念的には同じように使われることがあります。
- (日本語訳) 「溶解剤」
“vehicle”(薬学分野などで使われることがある)
- (日本語訳) 「(薬を溶かす)媒体」
- 薬や化粧品の分野で、成分を溶かす役割をする場合に使われることがある。
- (日本語訳) 「(薬を溶かす)媒体」
“medium”
- (日本語訳) 「媒体」
- 物質を溶かす・混ぜる「媒体」というニュアンスで使われ、もう少し広義です。
- (日本語訳) 「媒体」
- 化学の文脈で明確な「反意語」はありませんが、形容詞としての “insolvent” は「破産した」「支払い能力がない」という意味になるため、一種の対義語といえます。ただし、名詞としての“solvent”の対義語ではない点に注意してください。
- IPA(国際音声記号): /ˈsɒl.vənt/ (イギリス英語), /ˈsɑːl.vənt/ (アメリカ英語)
- 強勢(アクセント): sol-vent で、第一音節 (sol-) にアクセントが置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語: /sɒl-/ と /sɑːl-/ の違いが大きく、日本人学習者はアメリカ英語に慣れているとイギリス英語が「ソルベント」、アメリカ英語が「サールベント」のように聞こえることがあります。
- スペルミス: “solvant” とつづってしまう間違いがときどきあります。正しくは “solvent” です。
- 形容詞 usage との混同: 形容詞で “solvent” と書いたときには「破産していない」「支払い能力がある」という意味になります。名詞の「溶媒」とは文脈が異なるので混同しないようにしましょう。
- 試験対策: TOEICや英検ではあまり頻出単語ではありませんが、大学入試問題で化学関連の文章が出てきた場合などに登場することがあります。
- “solve(解く)”と同語源であることから、「溶媒が溶質という“問題”を解決して混ぜ合わせるイメージ」と覚えると印象に残りやすいです。
- スペリングの最後が “-ent” で終わることを意識し、「溶かして“エント(-ent)”が全部消える」と連想してみるのも一案です。
- 発音のポイントは “sol-” をしっかり強調して覚えるとよいでしょう。
republic
republic
解説
republic
名詞 “republic” の解説
1. 基本情報と概要
単語: republic
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A form of government in which power resides in elected individuals representing the citizen body and government leaders exercise power according to the rule of law.
意味(日本語): 国民によって選ばれた代表が統治する政治形態のこと。君主制のような王や女王を持たず、国民が主権を持つ国を指します。
「republic」は、政府の形態を表す名詞で、一般的に「共和制」と訳されます。王を頂点とする君主制とは異なり、国民が主権を持ち、選挙などによって指導者や議員を選ぶ制度を指す言葉です。政治や歴史の文脈でよく登場します。
CEFRレベル: B2(中上級)
・政治や歴史の話題で使われ、抽象的な概念の単語なので、中上級レベルで習得しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
コロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞 “republic” の詳細解説です。「共和国」という政治形態を表す重要ワードで、歴史や政治の文脈で頻出します。ぜひ活用してみてください。
共和国;共和政体
《R-》(フランス革命から喚代までの,フランスの)共和制
invasion
invasion
解説
invasion
名詞 invasion
の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味
たとえば、軍事目的で他国に武力で入り込むことや、プライバシーを侵す行為に対しても使われる単語です。「何かが強制的に入り込む」「押し寄せる」というニュアンスを含みます。
品詞
活用形
名詞のため、通常は単数形 (invasion) と複数形 (invasions) のみになります。
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
語幹 “vad” はラテン語で「行く」を意味します。「in-(中へ)」と結びつくことで、「中へ行く・押し寄せる」というニュアンスが生まれています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「invasion」はラテン語の “invadere”(相手の領域に入り込む)に由来します。歴史的に戦争や占領の文脈でよく使われるため、軍事的・暴力的な響きがあるのが特徴です。
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
よく使われる構文・イディオム
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話で使われる例文
(2) ビジネスで使われる例文
(3) 学術的な文脈で使われる例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
使い分けのポイント
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
アクセントの位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、名詞 “invasion” の詳細解説となります。軍事的な「侵略」の文脈から、日常的に「侵入」や「侵害」を比喩的に表す際まで幅広く使われる便利な単語です。ぜひ押さえておきましょう。
(敵軍の)侵入,侵略《+of+名》
(人・物の)殺到;(災害などの)襲来《+of+名》
(権利などの)侵害《+of+名》
facet
facet
解説
facet
以下では、英単語 facet
をさまざまな観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: facet
品詞: 名詞 (countable noun)
CEFRレベル目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
「facet」は、ある問題や対象物の「いろいろある側面のうちの一つ」を指し示したいときによく使われる単語です。たとえば「人格の一面」とか「物事のある局面」を表すときに用いられます。
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
カジュアル度: ややフォーマル → 文章やプレゼン、論文などにもよく登場します。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオムや固定表現はあまり多くはありませんが、日常的に使われるフレーズとしては上記のような構文が定番です。
5. 実例と例文
以下、それぞれ日常会話・ビジネス・学術的文脈において、3つずつ例文を示します。
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的(アカデミック)な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
“facet” の明確な直接の反意語はあまりありませんが、あえて挙げるとすると:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、英単語 “facet” の詳しい解説となります。珠(たま)に多くの角度があるように、物事にも多面的な見方があるんだ、とイメージすれば覚えやすいでしょう。ぜひ会話や文章で活用してみてください。
(宝石・結晶などのなめらかな)面,切り子面
(物事の)面(aspect)
qualitative
qualitative
解説
qualitative
1. 基本情報と概要
単語: qualitative
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): relating to or concerned with the quality or nature of something rather than its quantity.
意味(日本語): 「質的な」「定性的な」という意味で、数量ではなく物事の性質・質的側面を重視するときに使う語です。研究や評価の文脈で、「量的(quantitative)」ではなく「質的」を表す際によく使用されます。
活用形: 形容詞のため、原則的に比較級や最上級の形 (more qualitative / most qualitative) はあまり一般的ではありませんが、文脈に応じて使われることもあります。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
コロケーション(よく使われる10の共起表現)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
(B) ビジネスでの例文
(C) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、形容詞 “qualitative” の詳細な解説です。量的な(quantitative)研究との対比でよく使われ、主に学術やビジネス文脈で重要となるキーワードなので、ぜひ押さえてください。
質の,質的な
inevitably
inevitably
解説
inevitably
1. 基本情報と概要
英単語: inevitably
品詞: 副詞 (adverb)
意味(英語): In a manner that cannot be avoided or prevented; unavoidably.
意味(日本語): 避けられない形で、必然的に。
「inevitably」は、「どうしても避けることができず、必然的に起こる」というニュアンスを伝える言葉です。たとえば「結果的にこうなるのは仕方ない」といったときに使われます。日常会話でも使われますが、文書やフォーマルな場面で見かけることも多い表現です。
CEFRレベル: B2(中上級)
B2は、ある程度長めの文章や抽象的なトピックにも対応できる中上級レベルです。「inevitably」は抽象的かつフォーマルな表現に頻繁に登場するため、中上級レベルの語彙に位置づけられます。
2. 語構成と詳細な意味
形容詞の “inevitable” は「避けられない」を意味し、そこから副詞 “inevitably” は「避けることができずに、必然的に」という意味を持ちます。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語は全体的に「避けがたい」「必然的に」という意味合いを共有していますが、“inevitably” は特に「そうなることが確実で、避けられずに起こる」というニュアンスが強いです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
再度まとめると、「inevitably」 は「避けられずに・やむを得ず・必然的に」という強い意味を持つ副詞で、原因と結果を示す際によく用いられます。形容詞の “inevitable” や名詞の “inevitability” にも目を向けると、ボキャブラリーを広げるうえで役立つでしょう。ぜひ関連する派生語や類義語も合わせて覚えてみてください。
必然的に, 避けられないで
footnote
footnote
解説
footnote
1. 基本情報と概要
英語: footnote
日本語: 脚注
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語):
A “footnote” is a note placed at the bottom of a page that gives additional information or references for specific points in the main text.
意味(日本語):
「脚注」とは、ページの下部に書かれる追加の情報や参考文献を示す文章のことです。文章の本文に加えて補足的な説明や出典を示したいときに使われます。
「footnote」は、学術的な文書や書籍などで、本文では説明しきれない補足情報を読者に伝える際によく使われる単語です。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
ページの「下部(foot)」にある「注(note)」という、文字通りの意味合いをもつ単語です。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(例)10選
3. 語源とニュアンス
語源:
「foot(ページの下部)」+「note(注)」の組み合わせによって生まれた言葉です。昔の書物では、ページの余白に手書きでメモを残す習慣があり、それが段階的に印刷物の下部にまとめられるようになりました。
ニュアンスと使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや固有表現はあまり多くありませんが、フォーマルな文体で「脚注を見てください」と言う場合、 “See footnote [番号].” のように表記します。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「脚注」と対比できる直接的な反意語はありませんが、位置が違うもので “endnote” が対照的に扱われることはあります。
7. 発音とアクセントの特徴
アクセント: “foot” の部分に強勢があります。
よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “footnote” の詳細な解説です。ドキュメントや学術論文でよく見られる単語なので、テキストを読む際や書く際に積極的に活用してみてください。
脚注
multinational
multinational
解説
multinational
「multinational」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語: multinational
日本語: 多国籍の / 多国籍企業
意味の概説(やさしい日本語で)
“multinational”は英語で「多くの国々に関連する」「複数の国に拠点を持つ」という意味です。日本語では「多国籍の」というニュアンスで、特に会社や組織が複数の国にわたって活動している際に使われます。例えば、大きな会社が世界中に支店を持っていれば、それは“multinational company”と呼ばれます。ビジネスシーンだけでなく、国際的なプロジェクトや交渉の場面でも使われる表現です。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話例
ビジネス例
学術的・フォーマル例
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「multinational」の詳細解説です。国際ビジネスや時事ニュースなど、さまざまな場面で目にする頻度が高い語なので、ぜひ覚えておきましょう。
多国籍企業(多数の国に系列会社を持つ巨大企業)・多国籍の
多国籍企業の
prevalence
prevalence
解説
prevalence
以下では、名詞 “prevalence” をさまざまな観点から解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「ある事柄や状態が、多くの場所・場面で見られる、または多くの人々の間に広く存在していること」を指します。疫学などの分野では「有病率・流行度」という意味で使われることが多いです。例えば「ある病気の発生率が高い」状況などを指すときに用いられます。
品詞
活用形
名詞なので、通常は “prevalence” のままです。複数形も “prevalences” として理論上は存在しますが、学術文献などを除きほぼ使われないまれな形です。
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
意味のニュアンス
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
強勢(アクセント)の位置
発音上の注意
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
まとめ
“prevalence” は「普及度」「有病率」など、モノや事象が広く存在している度合いを示す名詞です。特に医学や社会学でデータを示すときに多用されます。綴りやアクセントを意識して覚え、 “prevalent” (形容詞) と区別して使いましょう。
広く行きわたっていること,普及
優勢,支配
breakdown
breakdown
解説
breakdown
以下では、名詞 “breakdown” をできるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: breakdown
品詞: 名詞 (countable: 複数形は “breakdowns”)
英語での意味(簡潔):
日本語での意味(簡潔):
「breakdown」は「物事が壊れる・機能しなくなる」というニュアンスが強い単語です。機械的な故障だけでなく、精神面の限界や、組織・交渉などがうまくいかなくなる状況を表すことができます。
活用形や他の品詞形:
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
他の単語との関連性(派生語など)
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
“break” は壊す・割るという古英語 “brecan” に由来し、“down” は下へ、あるいは完全にというニュアンスを強める副詞です。これが結びついて、“物事が機能しなくなる” という意味を持つようになりました。動詞句 “break down” から派生し、名詞 “breakdown” が生まれました。
ニュアンスや注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的・専門的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
例えば “breakdown in communication” の反対は “effective communication” などで表せます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
アクセント:
よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策:
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、名詞 “breakdown” の詳細解説です。機械が壊れた時、精神的に参った時、交渉などが決裂した時、「内訳を出す」ときなど、多彩なシチュエーションで使える単語なので、文脈に合わせて使い分けてみてください。
(列車・機械などの)故障,破損
病気で倒れること,衰弱
分析
solvent
solvent
解説
solvent
1. 基本情報と概要
単語: solvent
品詞: 名詞 (ただし形容詞としても「支払い能力がある」という意味などで使われる)
意味 (英語)
A substance that dissolves another substance (solute) to form a solution.
意味 (日本語)
ある物質(溶質)を溶かして溶液を作る物質のことです。化学の分野でよく登場します。「水が溶媒になって塩を溶かす」などの場面が代表例です。
活用形など
CEFRレベル目安: B2
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
(日本語訳も示しましたが、化学分野の専門用語なので、そのままの英語表現でも使われることが多いです。)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の“solvere”(「緩める」「解く」「支払う」)に由来し、「何かを溶かすもの」や「支払い義務を果たすことができる」などの意味合いを持つようになりました。
ニュアンス・使用時の注意:
口語/文章での使い分け:
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術・専門分野での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonym)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞“solvent”に関する詳細な解説です。化学分野ではとても重要な用語ですので、実験や学術的文章を読む際にはぜひおさえておきましょう。
溶剤,溶媒 ,解決策
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学術英単語(NAWL)
中級レベルの頻出英単語です。
基礎英単語と合わせて学ぶことで、学術的な英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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