学術英単語(NAWL) / 英英選択問題 / 英定義⇨英単語 - 未解答
- rhythm: a strong, regular, repeated pattern of movement or sound.
- リズム、音や動きの規則的な繰り返しのパターン。
「音楽やダンスの流れ、または生活や自然の中にある周期的な調子・動きを表す単語です。繰り返しや拍子を持つものに対してよく使われます。」 - 基本的に名詞なので、動詞や形容詞のような活用はありません。
- 複数形は rhythms となりますが、文脈によって数えない扱い(不可算扱い)をする場合もあります。
- 形容詞:rhythmic(リズミック)
例:“He has a very rhythmic style of writing.” - 副詞:rhythmically(リズミカリー)
例:“She tapped her foot rhythmically.” - 語幹: rhyth(m)
- 詳しい語構成として接頭語・接尾語は特になく、ギリシャ語由来の語幹 rhythmos が変化してできた単語です。
- rhythmic (形容詞):リズミカルな
- rhythmical (形容詞):上と同義だが、やや文語的
- rhythmically (副詞):リズミカルに
- the rhythm of music(音楽のリズム)
- heart rhythm(心拍のリズム)
- get into a rhythm(リズムに乗る・流れに乗る)
- lose one's rhythm(リズムを崩す)
- steady rhythm(安定したリズム)
- a rhythmic pattern(リズミカルなパターン)
- pick up the rhythm(リズムをつかむ)
- maintain a rhythm(リズムを保つ)
- set the rhythm(リズムを作る/リードする)
- out of rhythm(リズムから外れる)
- 古代ギリシャ語の「ῥυθμός (rhythmos)」から来ています。もともと「流れ」や「規則正しい動き」を指す言葉でした。
- 「rhythm」は、音楽やダンスの拍子を表すだけでなく、生活リズム、自然界の周期的な動きなど、広い範囲で「規則的反復」を表します。
- カジュアルな会話でもよく使われますが、音楽・医療(心拍リズムなど)・学問的分野(周期性の研究など)でもフォーマルに登場します。
- 多くの場合は「不可算名詞」として扱われることが多いですが、「various rhythms(さまざまなリズム)」のように複数形で使うこともあります。
- 一般的な構文:
- “(Something) has a (adjective) rhythm.”
- 例: “This song has a fast rhythm.”
- “There is a certain rhythm to (something).”
- 例: “There is a certain rhythm to his speech.”
- “(Something) has a (adjective) rhythm.”
- “in rhythm”: リズムに合わせて、調子を崩さずに
- 例: “They danced in perfect rhythm.”
- 例: “They danced in perfect rhythm.”
- “out of rhythm”: リズムが合わない
- 例: “He played the drums out of rhythm.”
- “I'm trying to get my sleep rhythm back on track after the trip.”
(旅行の後、睡眠のリズムを取り戻そうとしているんだ。) - “Memorizing the lyrics helps me keep the rhythm while I sing.”
(歌うとき、歌詞を覚えるとリズムが取りやすいよ。) - “Can you clap the rhythm for me so I can follow along?”
(リズムを手拍子で示してくれる?一緒に合わせたいから。) - “We need to find a productive rhythm for our team meetings.”
(チームミーティングが生産的になるペースを見つける必要があります。) - “Once we establish a steady workflow rhythm, we'll improve efficiency.”
(一定の作業リズムができれば、作業効率は上がるでしょう。) - “Please maintain your presentation rhythm, and don’t rush through the slides.”
(プレゼンのリズムを保って、スライドを急ぎすぎないでください。) - “The circadian rhythm is closely tied to our biological clock.”
(サーカディアンリズムは私たちの体内時計と密接に関わっています。) - “His research focuses on the rhythmic structure in modern poetry.”
(彼の研究は現代詩におけるリズム構造に焦点を当てています。) - “Observing the rhythmic patterns of brain waves can help diagnose sleep disorders.”
(脳波のリズミックなパターンを観察することで、睡眠障害の診断に役立ちます。) - beat(拍子)
- 「拍」を強調するニュアンス。特に音楽やダンスで用いられる。
- 「拍」を強調するニュアンス。特に音楽やダンスで用いられる。
- pulse(脈拍・拍動)
- 心拍や電流のパルスなど、生理的・電子的な「拍動」を指す場合が多い。
- 心拍や電流のパルスなど、生理的・電子的な「拍動」を指す場合が多い。
- cadence(拍子、リズム感)
- 文章やスピーチなど言語的なリズムを表す場合に多用される。
- 文章やスピーチなど言語的なリズムを表す場合に多用される。
- tempo(テンポ)
- 音楽の速度や全体の進むスピードを表す。(時間的な速さに注目)
- 「規則的」であることの反対は「不規則」「無秩序」ですが、厳密な対義語はありません。強いて挙げるなら:
- irregularity(不規則性)
- chaos(混沌)
- irregularity(不規則性)
- 発音記号(IPA): /ˈrɪð.əm/
- アメリカ英語: [rí-thəm](「リズム」に近く、thの部分が「ズ」音に近く聞こえることがある)
- イギリス英語: 基本的に同じ発音。
- 強勢(アクセント): 最初の音節 “RHY〜” にアクセントがあります。
- よくある発音の間違い: “rh” の発音を単なる “r” としてしまったり、/ð/(有声のth)を /d/ や /z/ で発音してしまうこと。
- スペルミス
- “rythm” や “rhythym” と間違えることが多い。
- 「h」が2つ含まれる点に注意(r-h-y-t-h-m)。
- “rythm” や “rhythym” と間違えることが多い。
- 同音異義語との混同
- 同音異義語はあまりありませんが、thの発音が不十分だと “rid’em” のように聞こえてしまうことがあるので注意。
- 同音異義語はあまりありませんが、thの発音が不十分だと “rid’em” のように聞こえてしまうことがあるので注意。
- 試験対策
- TOEICや英検などでも、ライティングやリスニングで「音楽」「生活リズムRelated topics: Music, Healthなど」で登場する可能性が高い。
- 特に記述式の試験でスペリングを間違えないように気をつける。
- TOEICや英検などでも、ライティングやリスニングで「音楽」「生活リズムRelated topics: Music, Healthなど」で登場する可能性が高い。
- スペルの覚え方: r-h-y-t-h-m と、子音の間に “y” と “h” が入ると意識する。
- 「rh + y + th + m」という塊で覚えるとミスが減る。
- 「rh + y + th + m」という塊で覚えるとミスが減る。
- イメージ: 何か一定の周期でくり返すイメージ、心臓のドクドクを思い浮かべるとわかりやすい。
- 勉強テクニック:
- 短いフレーズを作って声に出して発音練習し、ふだんから “r” と “th” の位置を意識する。
- 音楽を聴いて「拍子」を感じ取りながら “rhythm” という言葉を使うと記憶に残りやすい。
- 短いフレーズを作って声に出して発音練習し、ふだんから “r” と “th” の位置を意識する。
活用形: 単数形は “radius”、複数形は “radii” (レイディアイ) または “radiuses”。
例: one radius / two radii (または two radiuses)他の品詞例: 形容詞 “radial” (放射状の、半径方向の)
例: radial lines (放射状の線)CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
幾何学や生物学など専門用語的な要素があるため、英語学習者にはやや難しめの単語です。語構成
- 語幹: “radi-” (ラテン語で「棒」「車輪のスポーク」「光線」を意味)
- 接尾語: -us (名詞を形成)
- 語幹: “radi-” (ラテン語で「棒」「車輪のスポーク」「光線」を意味)
派生語や類縁語
- radial (形容詞): 放射状の
- radiate (動詞): 放射する
- radiation (名詞): 放射、放射線
- radial (形容詞): 放射状の
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- “radius of a circle” → (円の半径)
- “radius in geometry” → (幾何学における半径)
- “radius and diameter” → (半径と直径)
- “bone called the radius” → (「橈骨」という骨)
- “measure the radius” → (半径を測る)
- “radial symmetry” → (放射相称、放射対称)
- “within a 5-mile radius” → (半径5マイル以内に)
- “outside the radius” → (半径外に)
- “shorter radius” → (より短い半径)
- “curvature radius” → (曲率半径)
- “radius of a circle” → (円の半径)
- 語源: ラテン語「radius」(棒、車輪のスポーク、光線) に由来しています。古代ローマ時代に「棒」や「光線」といった意味合いで使われ、そこから幾何学的に「中心から外へ伸びる線」として転用されました。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 幾何学: 半径を指す場合は非常に一般的な単語です。
- 解剖学: 腕の骨を指すときは、基本的に学術的な文章や医療関係で使われます。
- 日常会話で「radius」を使うシーンは少ないですが、範囲をイメージさせるために「~の範囲内」という比喩的表現でカジュアルにも使われることがあります(例: “within a 10-mile radius”)。
- 幾何学: 半径を指す場合は非常に一般的な単語です。
- 名詞としての使い方
- 可算名詞: 「半径」を数える場合、数えられる名詞として扱います。
- 例: one radius, two radii
- 「橈骨」として使う場合も可算名詞です。
- 可算名詞: 「半径」を数える場合、数えられる名詞として扱います。
構文例
- “The radius of the circle is 5 cm.” (基本的な主語 + 動詞 + 補語の構造)
- “She fractured her radius in an accident.” (目的語として骨を指す用法)
- “The radius of the circle is 5 cm.” (基本的な主語 + 動詞 + 補語の構造)
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 半径や骨を表す際には、文章・口頭問わず使われますが、医学・工学など専門的な文脈ではフォーマルな印象があります。日常会話では「circle’s radius」や「arm bone (前腕の骨)」などと言い換えることも可能です。
- “I’m trying to find a café within a one-mile radius of the station.”
(駅から半径1マイル以内にあるカフェを探しているんだ。) - “Can you measure the radius of this pizza to see if it’s big enough for everyone?”
(みんなに十分な大きさかどうか、このピザの半径を測ってくれる?) - “He hurt his forearm, but I’m not sure if it’s the radius or the ulna.”
(彼は前腕を痛めたんだけど、それが橈骨か尺骨かはわからないよ。) - “Our delivery service operates within a 10-kilometer radius around the city center.”
(当社の配送サービスは、市の中心部から半径10キロメートル以内で運営しています。) - “We need to calculate the radius of market outreach for our new product campaign.”
(新製品キャンペーンの市場への到達範囲(半径)を算出する必要があります。) - “Please confirm if the construction site is within the radius that requires special permits.”
(その建設現場が、特別な許可を必要とする半径内かどうか確認してください。) - “The radius of curvature determines how sharply a lens can bend light.”
(曲率半径はレンズがどの程度光を曲げられるかを決定します。) - “The fracture extended along the distal end of the radius bone.”
(骨折は橈骨の遠位端に沿って広がっていた。) - “When considering orbital mechanics, the radius from the planet’s center is crucial for calculating gravitational force.”
(軌道力学を考慮するとき、惑星の中心からの半径は重力を計算するために重要になる。) 類義語
- diameter (直径)
- 円の中心を通って両端を結ぶ線。radiusの2倍に相当。
- 円の中心を通って両端を結ぶ線。radiusの2倍に相当。
- circumference (円周)
- 円の外周を指す。円周長。
- 円の外周を指す。円周長。
- range (範囲)
- 単に「届く範囲」という意味の一般用語で、半径のように厳密な定義がない。
- 単に「届く範囲」という意味の一般用語で、半径のように厳密な定義がない。
- diameter (直径)
反意語
- “radius”に直接対応する明確な反意語はありません。しかし、「中心から外へ」でなく、円全体を扱う “circumference” は対比的に使われる場合もあります。
- IPA: /ˈreɪ.di.əs/
- 英語の発音:
- 強勢(アクセント)の位置: 最初の “ra-” の部分に強勢があります。“RAY-di-us” のように発音します。
- よくある発音の間違い: 中間の “di” を弱めて [レイジャス] などと聞こえる発音になることがあるので注意。
- スペルミス: “radius” を “radious” と書いてしまうミスなど。
- 同音異義語との混同: とくに同音異義語はありませんが、“radio” など音が近い単語と混同しないように注意。
- 試験対策: TOEICや英検などの一般英語試験では頻出単語ではありませんが、理系英語や医学系英単語の範囲で出題される可能性があります。
- “radius” の “radi-” は “radio” や “radiate” と同じく「放射・広がり」を連想する語根です。
- 「中心から光が放射状に広がるイメージ」を描きながら覚えると、円の中央から外周へ伸びるイメージとして定着しやすいでしょう。
- スペリングを覚えるときは “ray (光線) + di + us” という具合に、光が伸びていくイメージに結びつけるのもよいでしょう。
- 理由: 科学的・技術的な文章でよく登場し、高校や大学レベルの数学・理科で学ぶ単語であるため。
- A quantity having direction as well as magnitude, especially in physics and mathematics.
- An organism, typically an insect, that transmits a pathogen.
- 大きさと方向を持つ量(主に数学や物理学で用いられる)。
- 病原体を媒介する生物(特に昆虫など)。
- 名詞形: vector (単数), vectors (複数)
- 動詞形(専門文献などで稀に見られます): to vector (ベクターを向かわせる、誘導する、などの意味)
- 例:
The pilot was vectored onto the runway by air traffic control.
- 例:
- 形容詞形はほぼ用いられませんが、
vectorial
(ベクトルの、ベクトル的な)という形容詞が使われることがあります。 - 語幹: vect- (運ぶ、導く、というニュアンスが含まれる)
- 接尾語: -or (その行為・状態の担い手や抽象概念を示すラテン語起源の接尾語)
- vectorial (形容詞): ベクトルに関する、ベクトルの。
- convex (語源は異なるが、
vehere
の流れでラテン語つながりの一例として挙げられることがある) - vector space(ベクトル空間)
- vector addition(ベクトル加法)
- vector magnitude(ベクトルの大きさ)
- vector direction(ベクトルの方向)
- unit vector(単位ベクトル)
- vector diagram(ベクトル図)
- disease vector(病原体の媒介者)
- viral vector(ウイルスベクター、遺伝子導入などで用いられる)
- vector-borne disease(ベクター媒介性疾患)
- vector sum(ベクトル和)
- ラテン語の“vehere”(運ぶ)が語源で、派生形“vector”は「運ぶ人(もの)」という意味を持ち、転じて「方向と大きさを運ぶ量」や「病気を運ぶ媒介者」の意味へと広がりました。
- 数学・物理領域でのニュアンス
「大きさと方向」を兼ね備えている量を指すため、非常に学術的・専門的な言葉です。 - 生物・医療領域でのニュアンス
「病気を運ぶ媒体(媒介者)」という意味があり、蚊やネズミなどが「ベクター」と呼ばれます。 - 使用シーンの違い
- 数学・物理: 公式やグラフ、空間など抽象的な説明で頻出。
- 生物・医療: 病原体の伝播経路に関する論文やニュースで使用。
- 数学・物理: 公式やグラフ、空間など抽象的な説明で頻出。
- フォーマル度
- 数学・生物学の文書では頻繁に出現。
- 日常会話ではほぼ使われませんが、医療ニュースや学習の文脈で取り上げられます。
- 数学・生物学の文書では頻繁に出現。
- 名詞 (可算名詞)
- 「a vector」や「the vector」と特定化して使う。
- 複数形は「vectors」で、複数のベクトルや複数の媒介生物を指す。
- 「a vector」や「the vector」と特定化して使う。
- 動詞 (to vector) [稀]
- 控えめにですが使われることがある表現。例:
to vector an aircraft
(航空機を誘導する)。
- 控えめにですが使われることがある表現。例:
- 一般的な構文・イディオムの例
Vector algebra
(ベクトル代数)He was infected by a vector-borne disease.
(ベクター媒介性疾患に感染した)
- フォーマル: 学術論文、専門書、ニュースの記事(医療)
- カジュアル: 日常会話にはほぼ登場しないが、新型ウイルスの報道などで使用される場合あり。
I heard mosquitoes are vectors for malaria.
(蚊はマラリアの媒介者だって聞いたよ。)We studied vectors in class today. It was a bit confusing at first!
(今日の授業でベクトルを勉強したんだ。最初はちょっと混乱したよ!)Did you know ticks can be vectors for disease, too?
(ダニも病気を媒介するんだって、知ってた?)Our team needs someone comfortable with vector graphics software for the upcoming project.
(今度のプロジェクトのために、ベクトルグラフィックソフトに慣れている人が必要です。)Please vector this shipment to our warehouse in Atlanta.
(この出荷品をアトランタの倉庫へ向けて誘導してください。)
※ビジネスの中では「to direct something somewhere」のように“vector”を動詞的に使う場合があるが、やや専門的な表現。We’re analyzing data vectors to optimize our marketing strategy.
(マーケティング戦略を最適化するために、データベクトルを分析しています。)In a two-dimensional vector, we can denote it as (x, y).
(2次元ベクトルでは、(x, y) と表すことができます。)The researchers found that the mosquito served as a primary vector for the virus.
(研究者たちは、そのウイルスの主要な媒介が蚊であることを突き止めた。)Vector calculus is essential in understanding electromagnetism.
(ベクトル解析は電磁気学を理解する上で不可欠です。)carrier
(キャリア)
- (病原体などの)保菌者/携帯者。主に生物学的伝播に焦点を当てる表現。
vector
よりも広範囲に「媒介者」を指せる場合がある。
- (病原体などの)保菌者/携帯者。主に生物学的伝播に焦点を当てる表現。
transmitter
(伝達器、送信機)
- 通信や信号を「伝えるもの」にフォーカス。生物学というより電気・通信技術で使われる。
- 通信や信号を「伝えるもの」にフォーカス。生物学というより電気・通信技術で使われる。
vehicle
(媒体、乗り物)
- 物事を運ぶ媒体という点では近い要素があるが、学術用語としてはあまり「ベクトル」の意味では使われない。
- vectorの明確な反意語はありませんが、強いて挙げると「scalar(スカラー)」が数学用語として「大きさのみを持つ量」を指すため、「方向を持たない量」という意味では対置的に語られます。
- IPA表記: /ˈvɛktər/ (アメリカ英語), /ˈvɛktə/ (イギリス英語)
- アクセントの位置: 第1音節「vec-」の部分にアクセントがあります。
- よくある発音の間違い: /vekˈtɔːr/のように、第2音節を誇張するケースがありますが、正しくは最初の音節を強く発音します。
- スペルミス: “vactor”, “vectorr”などと書き間違えないように注意。
- 同音・類音異義語との混乱: 特になし。似た単語に “victor”(勝者)などがあるので注意。
- 試験対策:
- TOEICや英検では理系向けの長文で出題される可能性がある。
- 医学系・科学系の文献を読む際に目にする機会が多い。
- TOEICや英検では理系向けの長文で出題される可能性がある。
- 「vector」を「方向と大きさを“運ぶ(carry)”もの」と覚えると、ラテン語の語源“vehere”=「運ぶ」をイメージしやすいです。
- 病気を“運ぶ”生物としても使われるため、「物理的にも運ぶ、病気も運ぶ」と二つのイメージで覚えると定着しやすいでしょう。
- スペリングのポイントは「v + e + c + t + o + r」の6文字。-ct-の並びに注意。
- 「translation」は名詞なので動詞のように時制の変化はありません。複数形は「translations」です。
- 動詞: translate (例: I translate English into Japanese.)
- 形容詞: translational (例: translational research = 応用研究・翻訳的研究とも呼ばれる)
- B2: だいぶ言語に慣れた学習者が、専門的な内容や抽象的なトピックにも対応できるレベルです。
語源的構成:
trans-
(越えて、向こう側へ)lat
(運ぶ、移動させる)tion
(名詞を作る接尾語)
→ 「向こう側へ運ぶこと」が元になっています。
派生語・関連語:
- translate (v) : 翻訳する
- translator (n) : 翻訳者
- translational (adj) : 翻訳(作業)に関する、あるいは転移に関する
- translate (v) : 翻訳する
よく使われるコロケーション(共起表現)/関連フレーズ(10個)
- literal translation「直訳」
- free translation「意訳」
- professional translation「プロの翻訳」
- machine translation「機械翻訳」
- simultaneous translation「同時通訳」
- translation software「翻訳ソフト」
- translation process「翻訳プロセス」
- translation quality「翻訳の品質」
- translation agency「翻訳会社」
- translation error「翻訳の誤り」
- literal translation「直訳」
- 語源: ラテン語の「transferre (運ぶ)」を語源とし、「trans- (越えて) + lat- (運ぶ) + -ion(名詞形)」が組み合わさって、「別の場所や言語に運ぶこと」を意味するようになりました。
- 歴史的背景: 中世ヨーロッパでは、キリスト教の文書や学問の文献をラテン語から各国語へ翻訳する文化が重要でした。
- ニュアンス・使用上の注意:
- 「translation」自体はカジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、ビジネスや学術場面では、より正確なニュアンスの翻訳を求めるときによく使われます。
- 「翻訳」という行為そのものを指すので、書き言葉・話し言葉の両方で使用できますが、口頭での「通訳」を強調したい場合は「interpretation」の方が適当です。
- 「translation」自体はカジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、ビジネスや学術場面では、より正確なニュアンスの翻訳を求めるときによく使われます。
可算名詞 / 不可算名詞:
- 一般的には可算名詞として使われ、「one translation」「several translations」のように数えられます。
- 「翻訳する作業」や「翻訳という概念」を広くとらえる場合は抽象名詞的にも扱われることがありますが、通常は「a translation」「the translation」という形で使うことが多いです。
- 一般的には可算名詞として使われ、「one translation」「several translations」のように数えられます。
主な構文例:
- “X is a translation of Y.”
- XはYの翻訳です。
- XはYの翻訳です。
- “The translation of this text is quite complicated.”
- この文章の翻訳は非常に複雑です。
- この文章の翻訳は非常に複雑です。
- “We are working on the translation of the manual.”
- 私たちはそのマニュアルの翻訳に取り組んでいます。
- “X is a translation of Y.”
イディオム的用法:
- 特別にイディオム化した表現は少ないですが、
lost in translation
(翻訳で失われてしまう [ニュアンスなど])はよく使われます。
- 特別にイディオム化した表現は少ないですが、
- “I need a translation of this recipe.”
- 「このレシピを翻訳してほしいんだけど。」
- 「このレシピを翻訳してほしいんだけど。」
- “Do you have an English translation of that novel?”
- 「あの小説の英語訳を持っていますか?」
- 「あの小説の英語訳を持っていますか?」
- “Her translation skills are really impressive.”
- 「彼女の翻訳のスキルは本当にすごいよ。」
- “The company hired a new translation agency to handle foreign documents.”
- 「その会社は海外文書の処理のために新しい翻訳会社を雇いました。」
- 「その会社は海外文書の処理のために新しい翻訳会社を雇いました。」
- “Please check the accuracy of the translation before sending it to our client.”
- 「クライアントに送る前に翻訳の正確性をチェックしてください。」
- 「クライアントに送る前に翻訳の正確性をチェックしてください。」
- “We need a translation of the technical manual within a week.”
- 「1週間以内に技術マニュアルを翻訳してもらう必要があります。」
- “He published a new translation of the ancient Greek text.”
- 「彼はその古代ギリシア語の文書の新しい翻訳を出版しました。」
- 「彼はその古代ギリシア語の文書の新しい翻訳を出版しました。」
- “The accuracy of the translation can affect the interpretation of the historical data.”
- 「翻訳の正確性は、その歴史的データの解釈に影響を与えます。」
- 「翻訳の正確性は、その歴史的データの解釈に影響を与えます。」
- “Translation studies is an interdisciplinary field bridging linguistics and literature.”
- 「翻訳学は言語学と文学をつなぐ学際的な分野です。」
類義語
- interpretation (通訳、解釈)
- 口頭で他言語へ変換する行為や、文章の意味を解釈するニュアンス。「翻訳」は書かれたものを別の言語に移し変えるのが中心。
- 口頭で他言語へ変換する行為や、文章の意味を解釈するニュアンス。「翻訳」は書かれたものを別の言語に移し変えるのが中心。
- rendition (翻訳、解釈の提示)
- 「翻訳」「演奏」「描写」など、ある表現を別の形で表すイメージ。日常での使用頻度はやや低め。
- 「翻訳」「演奏」「描写」など、ある表現を別の形で表すイメージ。日常での使用頻度はやや低め。
- version (版、翻案)
- ほぼ同じ内容を言語や形式を変えて表したもの。完全な訳というよりも「別バージョン」というニュアンス。
- interpretation (通訳、解釈)
反意語: 明確な対義語はありませんが、翻訳しない“original text”(原文)や“source language”と対になる概念として捉えることはできます。
発音記号 (IPA):
- 英: /trænzˈleɪʃ(ə)n/
- 米: /trænzˈleɪʃən/ (しばしば /træns-ˈleɪʃən/ とも)
- 英: /trænzˈleɪʃ(ə)n/
強勢(アクセント)の位置:
- “trans-LA-tion”のように第2音節「la」にアクセントがきます。
アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語では [trænzˈleɪʃən] や [trænsˈleɪʃən]
- イギリス英語では [trænzˈleɪʃ(ə)n]
- 大きな違いはありませんが、第2音節の母音や子音の細かい発音に微妙な差があります。
- アメリカ英語では [trænzˈleɪʃən] や [trænsˈleɪʃən]
よくある発音の間違い:
- アクセントの位置を間違えて “TRANS-lation” と言わないように注意。
- 語尾の “-tion” は「シュン」のように発音。
- アクセントの位置を間違えて “TRANS-lation” と言わないように注意。
- スペルミス: “transalation”や“tranlsation”など、余分な文字の挿入や文字の順番を間違いやすい。
- 同音異義語との混同: 厳密に同音異義語はありませんが、「transmission(伝送)」などと混同しないこと。
- 試験対策(TOEIC・英検など):
- TOEICではビジネス文書に関する翻訳サービスの文脈などで出題されることがある。
- 英検でも「翻訳」という話題でリーディングパッセージに登場することがある。
- 重要語として覚えておくと便利です。
- TOEICではビジネス文書に関する翻訳サービスの文脈などで出題されることがある。
- 「trans- (越える) + lat (運ぶ) + -ion (名詞)」の組み合わせで「向こう側へ運ぶ」というイメージで覚えると分かりやすいです。
- 「翻訳は言葉を“橋渡し”する作業」というふうにイメージすると、言葉を『持ち運ぶ』= 『translation』と捉えやすいでしょう。
- スペリングを間違えないコツとして、「trans + la + tion」と3つに区切って覚えると良いです。
- An area or territory owned or controlled by someone, or a field of knowledge or activity.
- (土地や権力の)領地・領域、または学問・活動などの分野や領域。
- 単数形: domain
- 複数形: domains
- 専門的な内容でも比較的スムーズに理解・議論できるレベルです。
- 接頭語: なし
- 語幹: “domin”や“domain”の形で、「支配」や「所有」という意味合いをもつラテン語由来(dominium = lordship, ownership)が根にあります。
- 接尾語: なし(名詞形として確立している)
- dominate(動詞): 支配する
- domination(名詞): 支配、制圧
- dominion(名詞): 統治、支配権
- domain name → ドメイン名
- domain knowledge → 専門的知識
- in the public domain → 公共の領域(著作権などが消滅して公開されている状態)
- domain registration → ドメイン登録
- domain controller → ドメインコントローラー(IT分野で使われる)
- domain expertise → その分野での専門的な知識・技術
- the domain of science → 科学の領域
- domain authority → ドメイン・オーソリティ(ウェブサイトの検索エンジン評価など)
- private domain → 私有領域
- domain expansion → 領域展開(「領域を広げること」の比喩表現としても使われる)
- 「domain」は、中英語の “demaine”, または 古フランス語 “demeine” に由来し、さらにラテン語の “dominium”(所有、支配権)が語源になっています。
- 物理的な「領地」を指すときにはやや文語的でフォーマルな響きがあります(王様の“domain”)。
- IT分野やインターネットの「ドメイン名」など、専門的・技術的な文脈でも頻繁に使われます。
- 学問や話題の「分野」を示すときにも使われ、知識領域を示すフォーマルからカジュアルな場面まで幅広く使われます。
- 文章(フォーマル、アカデミック): 「~の領域」「~のドメイン」
- 口語(カジュアル): Webドメイン名、専門分野など
名詞(可算名詞): a domain / domains
- a domain of knowledge (知識の領域)
- This concept belongs to the domain of physics. (この概念は物理学の領域に属します。)
- a domain of knowledge (知識の領域)
可算・不可算の区別: “domain”は基本的に可算名詞として扱われます。
- × “some domain” → 不可算表現で使うのは一般的ではありません。
- 〇 “several important domains” → 複数形で使用可能
- × “some domain” → 不可算表現で使うのは一般的ではありません。
よく使われる構文例:
- “X falls under the domain of Y.” (XはYの領域に含まれる)
- “Within the domain of…” (~の領域内で)
- “X falls under the domain of Y.” (XはYの領域に含まれる)
フォーマル/カジュアル:
- フォーマル寄りの文脈では「知的分野」「管轄領域」を示すイメージが強いです。
- カジュアルな使い方では「Webのドメイン」「専門分野」のように言及します。
- フォーマル寄りの文脈では「知的分野」「管轄領域」を示すイメージが強いです。
“I just bought a new domain for my personal blog.”
- (個人ブログ用に新しいドメインを買ったよ。)
“That’s not really my domain of expertise, so I can’t give you a definite answer.”
- (それは私の専門分野ではないから、はっきりした答えはできないよ。)
“This topic is right in her domain; she loves talking about art history.”
- (この話題は彼女の得意分野だよ。美術史について話すのが大好きだから。)
“We should register our company’s domain before launching the new website.”
- (新しいウェブサイトを公開する前に、会社のドメインを登録すべきだ。)
“Our legal department handles issues that fall under the domain of intellectual property rights.”
- (法務部は知的財産権に関わる問題の管轄を担当しています。)
“Expanding into new domains can be risky, but also very rewarding.”
- (新しい分野への進出はリスクがあるが、大きな成果も得られる。)
“In mathematics, the domain of a function is the set of all possible input values.”
- (数学では、関数のドメインとは、その関数に入力できるすべての値の集合のことです。)
“Linguistics is the domain that studies human language scientifically.”
- (言語学は、人間の言語を科学的に研究する領域です。)
“His expertise lies in the domain of quantum mechanics.”
- (彼の専門は量子力学の領域にあります。)
- realm (領域、王国)
- 「The realm of fantasy」(空想の領域)のように、やや文学的・詩的表現に使われる傾向。
- 「The realm of fantasy」(空想の領域)のように、やや文学的・詩的表現に使われる傾向。
- field (分野)
- 「field of study」(研究分野)という表現で、学問・活動分野を指す際に日常的に使われる。
- 「field of study」(研究分野)という表現で、学問・活動分野を指す際に日常的に使われる。
- area (領域、分野)
- よりカジュアルかつ広義で使える語。「生活のあらゆるエリアで」といった使い方が可能。
- よりカジュアルかつ広義で使える語。「生活のあらゆるエリアで」といった使い方が可能。
- sphere (範囲、領分)
- 「the political sphere」(政治領域)など、比較的フォーマルな文脈で使う。
- 明確な反意語はありませんが、「outside the domain of ~」や「beyond one’s domain」で「~の領域外」という言い方になります。
- アクセント(強勢)は第二音節 “-main” に置かれます: do-MAIN
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはなく、どちらも /dəˈmeɪn/ と発音されます。
- よくある発音ミス:
- “domine” /ˈdɒmɪn/ のように読んでしまう
- アクセントを最初の音節に置いて /ˈdoʊmeɪn/ と発音してしまう
- “domine” /ˈdɒmɪn/ のように読んでしまう
- スペルミス: “domian” や “doman” など。
- 「domain」と「dominion」「dominant」など、似たスペルを持つ派生語との混同。
- IT分野では「ドメイン=URLの一部」と覚えがちですが、もともと「領域・所有地」などの意味があり、ほかの文脈でも使われることを確認しましょう。
- 資格試験(TOEIC・英検など)でも「専門分野」「領域」の意味でビジネスや学術文脈で登場する可能性があります。
- 「domain」は「王様(主)」が領地を“dominate”しているイメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- IT業界では「ウェブサイトの住所(ドメイン)」と捉えておくと、すぐに思い出しやすくなります。
- 「do-MAIN」のように、“MAIN”に強調を置いて発音すると通じやすいです。
- スペルは「do + main」と考えると、タイピングミスが減らせます。
- 英語: “residue” means something that remains after most of something has gone or been removed.
- 日本語: 「残留物」「残り」「かす」「残余」のことを指します。主な部分が取り除かれた後に残るものを指し、化学や料理など、何かのプロセスのあとに残った物質について言うことが多いです。比較的フォーマルな印象のある単語です。
- 単数形: residue
- 複数形: residues
- residual (形容詞): 「残りの」「残余の」
例: “The project had some residual effects.” (そのプロジェクトにはいくらかの余波があった) - B2レベル: 日常会話だけでなく、やや専門的なトピックにも対応できる人向け。新聞記事、専門的な内容に少し触れるレベル。
- residual (形容詞): 「残余の」「わずかに残る」
- residuum (名詞): 原義に近い、学術・哲学分野で使われることがあります。
- chemical residue(化学的残留物)
- food residue(食品の残りかす)
- residue on the surface(表面に残る物質)
- soap residue(石けんの残り)
- residue buildup(残留物の蓄積)
- leave a residue(残りを残す)
- remove the residue(残留物を取り除く)
- residue analysis(残留物の分析)
- residue disposal(残留物の処理)
- legal residue(法的な残余、遺産などが残る状態)
- ラテン語 “residuum”(残り)に由来します。“re-”(後ろに)+ “sedēre”(座る、落ち着く)が組み合わさり、「除去後に後ろに留まるもの」という意味合いを持っていました。
- 科学や技術的な文脈: “residue” は化学反応の後やプロセス終了後に残る物質として、正式な響きがあります。
- ややフォーマル: カジュアルな会話でも使われますが、「かす」「残り」と言いたい場合には “leftover” がより日常的です。
- 法的文脈: 遺産相続で “the residue of the estate” などと使われ、「残余遺産」を意味します。
名詞: 可算・不可算両方の場合があります。具体的な「いくつかの残留物」を言う場合は可算 (“residues”)、抽象的・全体としての残りを言う場合は不可算扱いすることもあります。
例: “There is some residue in the container.” (容器にいくらか残留物がある)一般的な構文例:
- “There is a sticky residue remaining after the experiment.”
- “I found a thin layer of residue on the plate.”
- “There is a sticky residue remaining after the experiment.”
フォーマル/カジュアル: 日常でも使われますが、粘着物や化学物質、あるいは比喩的に使う場合は、どちらかというとフォーマルな印象を与えます。
“Could you rinse this cup again? I think there’s some soap residue at the bottom.”
(このカップもう一度ゆすいでくれる? 底に石けんの残りがあると思う。)“I wiped the table, but there’s still a sticky residue.”
(テーブルを拭いたんだけど、まだベタベタが残ってるわ。)“Be careful when drinking tea; there might be some residue from the leaves.”
(お茶を飲むとき気をつけてね。茶葉のかすが残ってるかもしれないよ。)“The cleaning process must ensure that no chemical residue remains on the product.”
(洗浄工程では、製品にいかなる化学的残留物も残らないようにしなければなりません。)“Please dispose of any residue in the designated container.”
(残留物は必ず指定された容器に廃棄してください。)“We have to check whether there’s any residue of the old data in the database.”
(データベースに古いデータの残りがないか確認する必要があります。)“After the reaction, we analyzed the residue to determine its chemical composition.”
(反応後、化学組成を確認するために残留物を分析した。)“The residue from these samples suggests incomplete combustion.”
(これらのサンプルからの残留物は、不完全燃焼を示唆している。)“This study focuses on the residue left behind by industrial waste.”
(この研究は産業廃棄物により残る残留物に焦点を当てている。)remainder(残り)
- “residue” よりも一般的。「全体から引き算した残り」というイメージ。
- 例: “The remainder of the year” (残りの年)
- “residue” よりも一般的。「全体から引き算した残り」というイメージ。
leftover(残り物)
- カジュアル表現。特に料理の「残り物」でよく使われます。
- 例: “leftover pizza” (食べ残しのピザ)
- カジュアル表現。特に料理の「残り物」でよく使われます。
remnant(名残、残存物)
- 小さな残り、名残りのニュアンス。しばしば布の端切れや建物のかけら等に使われます。
- 例: “a remnant of the old building” (旧建物の残骸)
- 小さな残り、名残りのニュアンス。しばしば布の端切れや建物のかけら等に使われます。
- entirety(全体)、whole(全体)
“residue” が取り除かれたあとの「残り」を指すのに対し、これらは「すべて」や「完全体」を表します。 - IPA:
- アメリカ英語: /ˈrɛzɪduː/(レズィドゥー)
- イギリス英語: /ˈrɛzɪdjuː/(レズィデュー)
- アメリカ英語: /ˈrɛzɪduː/(レズィドゥー)
- 強勢(アクセント): 第一音節 “re-” にアクセントがあります(RE-si-due)。
- よくある間違い: /z/ の音を /s/ と混同したり、語尾を -doo ではなく -dyoo と発音しない場合があります。アメリカ英語では “-du:” と発音することが多く、イギリス英語では “-dju:” の音になります。
- スペルミス: “residue” の “sid” の部分が “ssid” や “cide” と間違われることがあります。
- 同音異義語との混同: 目立った同音異義語はありませんが、語が似た “residence” (居住) や “residual” (形容詞) などと意味を混同しないように注意。
- 試験対策: TOEIC や英検でも、特に科学技術や法律関連文章で “residue” が出題されることがあります。派生語 “residual” もセットで覚えておくと便利です。
- 語源をイメージ: 「座り続けて後ろに残ってしまう」というラテン語ルーツを思い出すと、何かを除去したあとに「居座る」ものというイメージで覚えやすいです。
- 音に注目: “Resi” + “due”。“re” で始まる単語は「再び」「あとに戻る」といったニュアンスが多いので、そこに「残り物」という意味を紐づけるとイメージしやすいです。
- ストーリーを作る: コーヒーを飲んだあとカップに残ったコーヒーのかすを “residue” とイメージすると、日常的に思い浮かべやすくなります。
- 活用形: 名詞のため、複数形は emissions (例: greenhouse gas emissions)
- 他の品詞例:
- 動詞形: emit (放出する)
- 形容詞形: emissive (発散[放出]する性質の)
- 動詞形: emit (放出する)
- 語幹 (root): miss(ラテン語の「送る」 “mittere” に由来)
- 接頭語 (prefix): なし
- 接尾語 (suffix): -ion(状態や行為を表す名詞を作る)
- emit (動詞): 放出・排出する
- admission (名詞): 入場、入学許可(ad-* + mission)
- transmit (動詞): 伝える、送る(trans-* + mit)
- carbon dioxide emissions(CO₂排出量)
- greenhouse gas emissions(温室効果ガスの排出)
- reduce emissions(排出量を削減する)
- control emissions(排出を管理する)
- vehicle emissions(車両排ガス)
- harmful emissions(有害な排出物)
- zero emissions(排出ゼロ)
- emission standards(排出基準)
- emission trading(排出権取引)
- emission regulation(排出規制)
- ラテン語の「送る」を意味する “mittere” が語源となり、ex-(外へ)+ mittere(送る)→“emittere”が変化し、英語になったとされています。
- 主に公的なややフォーマルな文脈(環境レポート、ビジネス文書、学術論文など)で使われることが多いです。
- ガスや光、音、熱など、さまざまな物理的エネルギー等の“放出”を指すため、幅広い分野で認知されています。
- 環境問題のトピックでは頻出なので、環境保護やエコロジー関連の文脈でよく登場します。
- 可算名詞 / 不可算名詞: 場合によりますが、多くの場合は複数形(emissions)で「排出物(の量)」を指すので、可算名詞として使われることが多いです。
- 構文例:
- “The emission of greenhouse gases has increased.”(温室効果ガスの排出が増えた)
- “We need to regulate emissions from factories.”(工場からの排出を規制する必要がある)
- “The emission of greenhouse gases has increased.”(温室効果ガスの排出が増えた)
“I'm worried about the car's emissions. Is it still safe to drive?”
(車の排ガスが気になるんだけど、まだ安全に運転できるかな?)“Could you please check the emissions test results for me?”
(排ガス検査の結果を見てもらえますか?)“They say reducing emissions is everyone's responsibility.”
(排出量を減らすことは、みんなの責任だって言われているよ。)“Our company has announced new policies to lower emissions.”
(当社は排出量を削減するための新しい方針を発表しました。)“We are introducing energy-efficient machinery to meet emission standards.”
(排出基準を満たすために省エネ機器を導入しています。)“The board discussed strategic plans for reducing carbon emissions by 2030.”
(役員会は、2030年までに炭素排出量を削減するための戦略プランについて話し合いました。)“The study focuses on the emission of dioxins from industrial processes.”
(この研究は工業プロセスからのダイオキシン排出に焦点を当てています。)“Emission spectra are crucial for understanding atomic transitions in physics.”
(排出スペクトルは物理学における原子の遷移を理解する上で非常に重要です。)“Scientists are developing innovative methods to monitor methane emissions in real time.”
(科学者たちはメタン排出をリアルタイムで監視する革新的な方法を開発しています。)- release(放出)
- 単に「解放する」という意味にも使えるため、やや広い概念。
- 単に「解放する」という意味にも使えるため、やや広い概念。
- discharge(排出)
- 水やガスなどを排出するというニュアンスで、主に液体や温泉などへ使われることも。
- 水やガスなどを排出するというニュアンスで、主に液体や温泉などへ使われることも。
- outflow(流出)
- 主に液体や資金などが外へ流れ出るニュアンス。
- intake(吸収・摂取)
- 排出に対して、何かを取り込む行為・量を指します。発音は「インテイク」。
- 発音記号 (IPA): /ɪˈmɪʃ.ən/
- アクセント位置: 第二音節の「-mis-」に強勢。
- 【米音 /ɪˈmɪʃən/】【英音 /ɪˈmɪʃ(ə)n/】
- よくある間違い:
- “emision” とスペルを1つ落としてしまう。
- “emotion”と混同する(綴りが似ているので注意)。
- “emision” とスペルを1つ落としてしまう。
- スペルミス: “emmision”や“emision”など、m や s の字が抜けたり重複したりしやすいので要注意。
- 同音異義語との混同: “omission”(省略)と音が似ているわけではありませんが、スペルが似ているため混乱しやすいです。
- 試験対策:
- TOEICや英検のリーディングセクションで、環境問題やエネルギー問題を扱う文章にしばしば登場します。
- 頻出表現「carbon emissions」「reduce emissions」などは押さえておきましょう。
- TOEICや英検のリーディングセクションで、環境問題やエネルギー問題を扱う文章にしばしば登場します。
- 「emit」(放出する)→「emission」(放出の行為・排出物)という対応関係をイメージすると覚えやすいです。
- スペルポイント: “emission” の「mi」「ssi」の並びに注意。
- 物理的に「外に送り出す」イメージを思い浮かべると意味が定着しやすいです。車の排ガスや工場の煙突から出る煙など“外にポンと出す”意識で覚えましょう。
- 品詞: 名詞 (略称)
活用形:
- 単数形: micro
- 複数形: micros
(ただし一般的ではありません。略称として使用するので、文法上は他の単語と同様の扱いができますが、日常的にはあまり複数形は使われません)
- 単数形: micro
他の品詞になった時の例:
- 形容詞: 「micro-scale」(非常に小さいスケール)、「micro-level」(極小レベルの)
- 接頭辞: 「micro-」という形で、「microbiology(微生物学)」「microorganism(微生物)」など、多くの単語形成に使われます。
- 形容詞: 「micro-scale」(非常に小さいスケール)、「micro-level」(極小レベルの)
CEFRレベルの目安:
- 一般的に教科書等で取り上げる単語ではありませんが、「micro-(接頭語)」を学ぶのはB1〜B2程度で登場することが多いです。名詞としての「micro」はスラング的な要素があるため、CEFRレベルで直接扱われることは少ないでしょう。参考までにB2程度(中上級)と考えてください。
- 「micro」は、ギリシャ語「μικρός(mikros)=小さい」を由来とする接頭辞「micro-」が元となっています。
- 名詞としては、上記のように「microphone」「microcomputer」「microchip」などの省略形、または小型のものを指して「micro」と口語的に呼ぶ例が見られます。
- microphone(マイクロフォン): 音を拾う装置
- microcomputer(マイクロコンピュータ): 小型のコンピュータ
- microscope(顕微鏡): 非常に小さなものを見る装置
- microbrew(小規模醸造ビール): クラフトビールなどの小規模醸造所製造ビールを指す略称
- “Grab the micro.” (マイクを取って)
- “Check the micro levels.” (マイクの音量をチェックして)
- “He’s using a wireless micro.” (彼はワイヤレスマイクを使っている)
- “Micro malfunction” (マイクの故障)
- “Plug in the micro.” (マイクをプラグインする)
- “Micro setup” (マイクのセッティング)
- “Micro input” (マイク入力)
- “Micro test” (マイクテスト)
- “Adjust the micro cables.” (マイクのケーブルを調整する)
- “Micro under maintenance” (マイクがメンテナンス中)
- 語源: 「micro-」はギリシャ語「μικρός(mikros)」から派生した接頭辞で、「小さい」「微細な」という意味を持ちます。
- 歴史的な使われ方: 接頭辞「micro-」としては古くから科学用語で用いられてきましたが、名詞としての「micro」は比較的カジュアル・業界スラング的に近年使われ始めたものです。
- ニュアンス:
- 口語的・カジュアルな響きが強く、フォーマルな文書やきちんとした会議などではあまり使わない方が無難です。
- 業界(音楽系、配信系など)によっては通じる場合がありますが、一般に馴染みが薄いので誤解を招く可能性もあります。
- 口語的・カジュアルな響きが強く、フォーマルな文書やきちんとした会議などではあまり使わない方が無難です。
- 名詞としての使用: 略語やスラングなので、基本は普通名詞と同様に可算名詞として扱われる場合が多いです。「microを1本、2本」という文脈の場合は「one micro, two micros」と言えますが、日常会話ではあまり一般的ではありません。
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマル: あまり使われない(“microphone”と書く方が正式)
- カジュアル: 音楽・配信業界内のやり取り、SNS上のスラング的用法
- フォーマル: あまり使われない(“microphone”と書く方が正式)
- “Could you hand me the micro?”
- “The micro is not working properly.”
- “Hey, can you pass me the micro? I want to record something quickly.”
- (ちょっとマイクを取ってくれる? すぐ録音したいんだ。)
- (ちょっとマイクを取ってくれる? すぐ録音したいんだ。)
- “I bought a new micro for my home karaoke setup.”
- (家のカラオケ用に新しいマイクを買ったよ。)
- (家のカラオケ用に新しいマイクを買ったよ。)
- “The micro seemed off during our family gathering, so no one could hear me.”
- (家族の集まりのときマイクの調子がおかしくて、みんなに声が届かなかったんだ。)
- “Could you double-check if the micro is connected before the conference call starts?”
- (テレビ会議が始まる前にマイクが接続されているか確認してもらえますか?)
- (テレビ会議が始まる前にマイクが接続されているか確認してもらえますか?)
- “Our new micro system has drastically improved audio quality in meetings.”
- (新しいマイクシステムは会議の音質を大幅に向上させました。)
- (新しいマイクシステムは会議の音質を大幅に向上させました。)
- “Let’s run a quick micro test before the presentation.”
- (プレゼン前に簡単にマイクのテストをしよう。)
- “In our lab, we often refer to the microscope simply as the ‘micro,’ though it’s just a nickname.”
- (私たちの研究室では顕微鏡を「マイクロ」と呼ぶことが多いですが、ただのニックネームです。)
- (私たちの研究室では顕微鏡を「マイクロ」と呼ぶことが多いですが、ただのニックネームです。)
- “We used a high-resolution micro to observe the samples in detail.”
- (サンプルを詳細に観察するために高解像度の顕微鏡を使いました。※やや省略形のスラング的表現)
- (サンプルを詳細に観察するために高解像度の顕微鏡を使いました。※やや省略形のスラング的表現)
- “The micro can magnify up to 1000 times, making bacterial colonies visible.”
- (その顕微鏡は最大1000倍拡大できるので、バクテリアのコロニーを確認できます。)
- 類義語:
- “mic” (マイク) … 「microphone」のさらに一般的な略称。こちらの方が口語でも通じやすい。
- “mini” (ミニ) … 「小さいもの・小型サイズ」を表す略語だが、名詞として単独で使うのは限定的。
- “microphone” (マイクロフォン) … 正式名称であり誤解がない。
- “mic” (マイク) … 「microphone」のさらに一般的な略称。こちらの方が口語でも通じやすい。
- 反意語:
- “macro” (マクロ) … 「大きい」を表す接頭辞として使われることが多い。ただし名詞としての“macro”は「マクロ設定・宏指令」など専門用語的用法が強い。
- “micro” (名詞) は非常に略称、スラング的。通じる場面が限られる。
- “mic” はより普及した略語だがやはりカジュアル。
- “microphone” は完全に正式名称で、ビジネスやフォーマルにも使える。
- 発音記号(IPA): /ˈmaɪkroʊ/(アメリカ英語)、/ˈmaɪkrəʊ/(イギリス英語)
- 強勢(アクセント)の位置: “mi-” (第一音節) に強勢が来ます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 語尾の音がアメリカ英語では「-roʊ」、イギリス英語では「-rəʊ」程度の差があります。
- よくある発音の間違い:
- /mɪkroʊ/ (母音を短くしすぎる)
- /maɪˈkroʊ/ と /ˈmaɪkroʊ/ の強勢位置を誤る
- “micro”を「ミクロ」と言いたくなりがちですが、英語ではアクセントが“mi-”に来て /ˈmaɪk-/ のように発音します。
- /mɪkroʊ/ (母音を短くしすぎる)
- スペルミス: “mircro”のように“r”の位置を取り違えるケース。
- 同音異義語との混同: “mic” (マイク) と音のイメージが似ているので混同されがち。
- 試験対策: TOEICや英検などの一般的な資格試験にはほぼ出題されませんが、派生語「micro-」は科学・技術テキストで目にすることがあります。
- “micro”という略称が通じない場合も多いため、会話の相手を選びます。フォーマルな状況では「microphone」、「microscope」など、正式名称を使いましょう。
- イメージ: 「micro」は「マイクロフォンをイメージ」、「micro-」は「小さい」を表す。
- “マイクロ”というと日本語でも「とても小さい」というニュアンスが定着しています。
- 勉強テクニック: 「micro = small」というイメージを持っておくと、「micro…」と名のつく単語を見たときにも意味を連想しやすいです。
- 覚え方: “Micro”と“Mic”と“Microphone”がそれぞれ同じものを指している場面もあるので、セットで覚えておくと、実際の会話で混乱しにくいです。
- 名詞形 (可算名詞) で「initiate」が「新加入者、入会者」を意味する用法もあり。
- 名詞形「initiation」(プロセス・儀式などの開始や加入など)
- 形容詞形は特に存在せず、形容詞にしたい場合は「initiatory」や「initial」(厳密には別の単語)を使用。
- To begin or start something.
- To introduce someone to a new field, subject, or skill.
- To formally admit someone (e.g., into an organization or group).
- 何かを始める、開始する。
- (組織や分野などに) 新たに参加させる、導入する。
- (儀式や特別な手続きを通じて) 加入させる。
- 現在形: initiate (三人称単数: initiates)
- 過去形: initiated
- 過去分詞形: initiated
- 現在分詞形: initiating
- 「begin」や「start」よりもややフォーマルかつ抽象的な文脈で使われることが多く、中上級学習者向けの単語といえます。
- init- はラテン語で「開始・始まり」という意味の “initium” (開始) に由来。
- -ate は動詞化や形容詞化を作る英語の一般的な接尾辞の一つ。
- initiation (名詞): 開始、入会、入門
- initiator (名詞): 開始する人、発起人
- initial (形容詞): 初期の、最初の (名詞として「イニシャル」。スペルは似ていますが意味が少し異なります)
- initiate action → 行動を起こす
- initiate a conversation → 会話を始める
- initiate a process → プロセスを開始する
- initiate a plan → 計画を始動する
- initiate contact → 連絡を取り始める
- initiate a project → プロジェクトに着手する
- initiate legal proceedings → 法的手続きを開始する
- initiate a dialogue → 対話を開始する
- initiate a reform → 改革に着手する
- initiate changes → 変更をもたらし始める
- ラテン語 “initiare” (始める、加入させる) が語源で、さらに “initium” (始まり) に遡ります。ラテン語のニュアンスをそのまま引き継ぎ、「何かを新たに始める」という意味合いが強い単語です。
- 「start」や「begin」よりも少しフォーマルです。特にビジネス文書や公的な手続き、正式なシチュエーションで頻繁に使われます。
- 何らかの正式な手順・儀式・制度に人を参加させるニュアンス (“initiate someone into …”) も持っており、入会や導入といった場面で使われることがあります。
- カジュアルな会話よりは、ややフォーマルな書き言葉・ビジネスシーンで好まれる語です。
- 口語でも組織や制度への参加を言及する際に使う場合がありますが、日常会話では「start」や「begin」に置き換えられることが多いです。
動詞としての用法: 一般に他動詞で用いられ、「何かを始める」「誰かを〜に導く」など目的語が続きます。
- 例: “He initiated the discussion.” (彼が議論を始めた)
名詞としての用法:
- “an initiate” は「新加入者」という意味の可算名詞。かなりフォーマルで限定的に使われます。
- 例: “He was an initiate in the secret society.” (彼はその秘密結社の新加入者だった)
- “an initiate” は「新加入者」という意味の可算名詞。かなりフォーマルで限定的に使われます。
構文の例:
- to initiate something
- to initiate someone into something (人に〜を教える、加入させる)
- to initiate something
フォーマル/カジュアル:
- 「initiate」はフォーマルめの単語。一方で「start」「begin」はカジュアル寄り。状況に応じて使い分けをするのがおすすめです。
“I decided to initiate a healthy routine by waking up earlier.”
- 「早起きして健康的な習慣を始めることにしたんだ。」
“Could you initiate the call? My phone battery is low.”
- 「通話を始めてくれる?こっちの携帯、バッテリーが少なくて。」
“Let’s initiate the cleaning before our guests arrive.”
- 「お客さんが来る前に掃除を始めちゃおう。」
“We need to initiate the new marketing campaign as soon as possible.”
- 「新しいマーケティングキャンペーンをできるだけ早く始動する必要があります。」
“Our company will initiate an internal review process next month.”
- 「来月、社内レビューのプロセスを開始する予定です。」
“Please initiate the onboarding procedure for the new employees.”
- 「新規採用者向けのオンボーディング手続きを開始してください。」
“The study aims to initiate a deeper analysis of climate change impacts.”
- 「この研究は気候変動の影響に関するより深い分析を始めることを目的としています。」
“The professor initiated a discussion on the ethical implications of AI.”
- 「教授はAIの倫理的影響についての議論を始めた。」
“One must complete certain prerequisites before being initiated into the research program.”
- 「研究プログラムに参加する前には、ある種の必修要件を完了しなければならない。」
- start (始める) – 一般的でカジュアル
- begin (始める) – 一般的
- commence (開始する) – フォーマル、やや文語的
- launch (始動する) – 事業・商品・キャンペーンなどに着手するイメージ
- inaugurate (正式開始する) – 公的な行事、制度の開始などを指す
- 例: “We decided to commence (start) the new project.” / “We decided to initiate the new project.” → 「formality(フォーマルさ)」がやや違うだけで、いずれも「始める」を意味します。
- terminate (終わらせる)
- conclude (結論づける/終える)
- end (終わる、終わらせる)
- 米英: /ɪˈnɪʃi.eɪt/
- 英英: /ɪˈnɪʃi.eɪt/
(ほぼ同じ発音) - “i-NI-ti-ate” の「ni」の部分にアクセントがきます。
- “initi-” の音が「イニシ」や「イニッシ」のように聞こえるため、 /ʃ/ (シュ) の音をしっかり発音すると自然に聞こえます。
initiate
と “initial” は似ていますが、 “initial” /ɪˈnɪʃ.əl/ と最後の音が大きく異なるので注意。- スペルの混乱: “inittiate” や “initate” などの誤りに注意。
- “initial” との混同: 「初期の」を意味する “initial” と “initiate” は別の単語。
- 同音異義語ではないが、音が似た単語: “intimate” (親密な) と混同しないように。
- 試験・資格試験での出題: TOEICなどのビジネスだけではなく、IELTSや英検などでも「文書を正式に始める」「手続きを開始する」といった文脈で登場しやすい単語です。
- “initi-” は “initial” と共通して「始まり」を示すラテン語由来。そこから「始める」イメージを連想すると覚えやすいです。
- 「イニシエート」というカタカナ発音で感覚的に「イニシャル (頭文字) の何かを始める」とイメージするとスムーズに定着します。
- スペリング上は “init + i + ate” と区切って考えると間違いにくいでしょう。
- “atom” (名詞) …「原子」
- “atomicity” (名詞) …「原子価、原子性、あるいは原子数の概念」など、化学用語として使われます。
- “atomize” (動詞) …「霧状にする」「 atom に分解する(細分化する)」
- atom(原子)
- -ic(形容詞を作る接尾語)
- 原子の
例: “atomic structure” (原子構造), “atomic energy” (原子力) - 極めて小さい(比喩的)
例: “He has an atomic level of precision.” (彼のやり方は原子レベルの正確さがある) - atomic bomb – 原子爆弾
- atomic energy – 原子力
- atomic number – 原子番号
- atomic mass – 原子質量
- atomic structure – 原子構造
- atomic weight – 原子量
- atomic nucleus – 原子核
- atomic clock – 原子時計
- atomic radius – 原子半径
- atomic orbitals – 原子軌道
- 科学的文脈: 化学や物理で、原子そのものや原子力などを指すときに使うと、非常に正確で学術的な響きがあります。
- 比喩的文脈: “atomic” は「とても小さい」「極小の」といったニュアンスで、カジュアルに使われることもあります。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使えますが、日常会話でさらっと使う場合は、比喩的な意味(「すごく小さい」)として耳にすることがあるかもしれません。
- 形容詞: 修飾したい名詞の前に置いて使います。
例) “atomic energy,” “atomic structure” - 可算・不可算: 「atomic」が直接名詞として使われることはありません。あくまで形容詞である点が重要です。
- フォーマル vs カジュアル: 科学分野(フォーマル)でよく使われる印象ですが、カジュアルに比喩表現として使われることもあり得ます。
- “to split the atom” – 「原子を核分裂する」の意。科学の文脈で使われます。
- “atomic scale” – 「原子規模でのスケール」、極めて小さい単位を表すときの慣用的な言い方。
- “go atomic” – 直接的なイディオムではありませんが、「爆発しそうに怒る」とジョークっぽくいう口語表現に使われることもあります(やや珍しい用法)。
- “I heard there’s an atomic clock in the laboratory that keeps perfect time.”
(研究室に時刻が完璧に正確な原子時計があるんだって。) - “Her attention to detail is truly atomic; she notices every tiny flaw.”
(彼女の細部へのこだわりは本当にすごい。小さな欠点も全部気づくよ。) - “That new phone has an atomic battery life, it barely needs recharging.”
(あの新しいスマホ、まるで原子力のようなバッテリー持ちだね。ほとんど充電がいらない。) - “Our project is focused on developing safer applications of atomic power.”
(私たちのプロジェクトは、より安全な原子力の応用開発に焦点を当てています。) - “The report includes an analysis of atomic energy’s economic impact.”
(そのレポートには原子力が経済に与える影響の分析が含まれています。) - “We are considering implementing atomic-level inspections in our quality control process.”
(品質管理のプロセスで原子レベルの検査を導入することを検討しています。) - “Students must understand the concept of atomic orbitals before proceeding to hybridization.”
(学生は混成軌道を学ぶ前に原子軌道の概念を理解しなければなりません。) - “X-ray crystallography allows us to determine the atomic structure of proteins.”
(X線結晶構造解析によって、タンパク質の原子構造を解明することができます。) - “Atomic interactions play a key role in this theoretical model of molecular bonding.”
(分子結合に関するこの理論モデルでは、原子間の相互作用が重要な役割を果たします。) - nuclear (核の、原子力の)
- 意味としては「原子核」に焦点がある。
- “atomic” が「原子」というより一般的な概念を指すのに対し、“nuclear” は「核」に焦点を当てることが多い。
- 意味としては「原子核」に焦点がある。
- microscopic (顕微鏡的な、極小の)
- 「非常に小さい」という点で比喩的には似ているが、科学的には「顕微鏡で見えるサイズ」というニュアンス。
- 「非常に小さい」という点で比喩的には似ているが、科学的には「顕微鏡で見えるサイズ」というニュアンス。
- subatomic (原子以下の、亜原子の)
- 「原子よりも小さい粒子」に関する。例: “subatomic particles” (陽子や中性子、電子など)
- 「原子よりも小さい粒子」に関する。例: “subatomic particles” (陽子や中性子、電子など)
- molecular (分子の)
- 原子よりもさらに結合した形の“分子”に関する形容詞。
- macroscopic (肉眼レベルの、大きく見える)
– “atomic” が「原子的・極小さい」なら “macroscopic” は目に見える大きさというイメージ。 - アメリカ英語 (AE): /əˈtɑː.mɪk/
- イギリス英語 (BE): /əˈtɒm.ɪk/
- “atomic” の “to” 部分を強く読まず、最初の“a”や最後の“mic”に強勢を置いてしまう。アクセントの位置に注意しましょう。
- スペリングミス: “atomic” を “atomick” と綴ったり、 “attomic” と重ねてしまったりするミス。
- 同音異義語との混同: “atom” との区別がつかず “atom” だけを形容詞として使おうとする。形容詞は “atomic” です。
- 意味の取り違え: “atomic” は科学・技術文脈だけでなく「とても小さい」という比喩に使われることがありますが、誤って「核爆発のような・破壊的な」という感情表現にのみ使われると理解している人もいますので注意。
- “Atom” の形をイメージする: “atom” は球状の小さな図でイメージしやすいです。そこから作られる “atomic” は「原子に関する〇〇」と覚えられます。
- “-ic” は形容詞になる魔法の接尾語: 例: “basic,” “graphic,” “toxic,” など。「〇〇の性質を持った」という意味になるので意識しましょう。
- 連想ストーリー: 「原子爆弾(atomic bomb)」は歴史の授業やニュースで耳にする有名な例です。このイメージで単語を印象づけると「原子(atomic)」と結びつけて覚えやすいでしょう。
rhythm
rhythm
解説
rhythm
1. 基本情報と概要
単語: rhythm
品詞: 名詞 (noun)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
英語での意味
日本語での意味
活用形
他の品詞の例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・表現
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「rhythm」は、音楽的な拍子から生活リズムまで幅広い場面で使える便利な単語です。スペルや発音がややこしいですが、繰り返し練習しながらぜひマスターしてみてください。
〈U〉律動,リズム;韻律
〈C〉(特定の)リズム
a given area or a range around a certain point; a line from the center of a circle to its edge
radius
radius
解説
radius
1. 基本情報と概要
英単語: radius
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): the distance from the center of a circle (or sphere) to its circumference, or the bone on the thumb side of the forearm.
意味(日本語): 半径、または腕の親指側にある「橈骨(とうこつ)」という骨を指します。
「radius」は幾何学では「半径」の意味で、円の中心から円周までの距離を指します。また、解剖学では前腕にある2本の骨のうち、親指側にある骨の名前としても使われます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話 (3例)
B. ビジネスシーン (3例)
C. 学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “radius” の詳細な解説です。学習や実践の際の参考にしてみてください。
半径
(行動・活動・能力なのどの)及ぶ範囲《+of+名》
橈骨(とうこつ)(上腕の骨の一つ)
vector
vector
解説
vector
以下では、英単語vector
を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: vector
品詞: 名詞(主)、(まれに動詞として用いられる場合もある)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語)
意味(日本語)
「vector」は、数字や矢印で表されるような「方向と大きさを合わせもつもの」を指すときに使われます。また、生物学的な文脈では、マラリアを媒介する蚊などのように、病気を運ぶ媒介者の意味でも使われます。
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連する派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、vector
の詳細な解説です。数学・物理の分野で頻出するだけでなく、病気の媒介者という生物学的な意味合いもある単語で、フォーマルな場面でしばしば用いられるので、理系・医療系の文献を読む人はしっかり理解しておくと便利です。
(数学で)ベクトル,方向量
(ハエ・カなどの)病原媒介昆虫
(飛行機,ミサイルなどの)脱路,軌道
changing from one form to another. e.g. changing from one language to another
translation
translation
解説
translation
以下では、名詞「translation」について、学習者が体系的に理解しやすいように解説します。
1. 基本情報と概要
単語: translation
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): The process of converting text or speech from one language into another.
意味(日本語): ある言語から別の言語へ、文章や発話などを翻訳すること。
「自分の母語ではない文章を自分の言語に置き換えるときに使う単語です。専門分野の書類から日常会話まで、書かれている内容を別の言語で同じ意味になるように移し変えるときに使われます。」
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネス
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞「translation」の詳細解説です。翻訳という行為は言語学習だけでなく、多文化理解や国際ビジネスの文脈でも非常に重要になる単語なので、ぜひしっかりと理解しておきましょう。
〈U〉訳すこと,翻訳
〈C〉翻訳されたもの
domain
domain
解説
domain
1. 基本情報と概要
英単語: domain
品詞: 名詞 (countable noun)
英語での意味:
日本語での意味:
「domain」は、物理的な領域(例:王様の領地)や、ネットワーク・学問などの知識分野を指すときに使われます。日常会話では「この分野ではエキスパートだ」「ホームページのドメイン名」というような形で使われることがあります。
主な活用形
「domain」は他の品詞にはあまり変化しませんが、関連する動詞としては「to dominate(支配するなど)」があり、形容詞としては「dominant(支配的な)」があります。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現) 10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用時の注意
使われるシーン
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文(3つ)
(2) ビジネスシーンでの例文(3つ)
(3) 学術的・専門的な例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
IPA: /dəˈmeɪn/
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「domain」の詳細解説です。学習の際には、日常の会話・ビジネス・学術的な文脈、すべてで登場する可能性がある単語だと意識しておくと役に立ちます。
(国の)領地,領土;(個人の)所有地
(関心・活動などの)範囲,分野
(個人・一族の)所有地
(数学で)変域(関数の独立変数がとる値の集合)
residue
residue
解説
residue
以下では、英単語 “residue” を詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英単語: residue
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語・日本語)
「たとえば、洗剤を使ったあとに食器に少しだけ残るぬるぬるや粉末を “residue” と呼びます。化学分野では、実験や反応後にビーカーや容器の底に残る物質を指すのにも使われます。日常会話でも “residue” は使われますが、やや正式な響きがあります。」
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“residue” は、ラテン語の “residuum” から来ています。現代英語ではっきりした接頭語・接尾語に分かれるわけではありませんが、語源的には “re-”(後ろに)+ “sedēre(座る)” が組み合わさり、「取り除いた後に残っているもの」というニュアンスを持っています。
派生語
コロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “residue” の詳しい解説です。日常でも使われる表現ですが、とくに科学、法律、ビジネスシーンで見かけることが多い単語ですので、ぜひ覚えておきましょう。
残り,残余;残留物
emission
emission
解説
emission
以下では、英単語「emission」について、学習者にも分かりやすい形でできるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: emission
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): The act of sending out air, gas, heat, light, etc. into the environment.
意味(日本語): (ガス・熱・光などの) 排出、放出、発散。
「emission」は、主にガスや放射線、光など、何かが外に放出されるときに使われる単語です。「車の排ガス」や「工場からの排出物」を指す文脈でよく見かけます。ややフォーマル寄りな単語で、環境問題や科学の分野など、少しかしこまった場面で頻繁に使われます。
CEFRレベル目安: B2(中上級)
環境問題や科学的な内容の文章など、少し専門的なトピックでよく用いられる単語のため、中上級レベルで覚えておくとよいでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
「emission」を使った代表的なイディオムはありませんが、環境文脈では “carbon emissions” や “CO₂ emissions”、 “emissions trading” とセットでよく使われます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
5.2 ビジネスでの例文
5.3 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「emission」の詳細解説になります。環境問題を扱うテキストでは特に頻出ですので、コロケーションとあわせて覚えると理解が深まります。ぜひ学習に役立ててください。
〈U〉〈C〉(光・熱・液体などの)放射,放出
〈C〉放射物,放出物
micro
micro
解説
micro
名詞「micro」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語の意味:
「micro」は、主に「microphone(マイク)」や「microcomputer(マイコン)」「microscope(顕微鏡)」などの単語の略称として使われることが多い表現です。特に口語では「マイクロフォン」の略として「マイク」のように扱われる場合があります。
ただし、正式にはあまり広辞苑的な登録はなく、スラングや業界用語的なニュアンスが強い名詞です。
日本語の意味:
「マイクロ(マイクロフォンの略称、またはマイクロコンピュータや小型のものを指す俗称)」という感じで捉えてください。たとえば、音響関係の人が「今日はどのmicroを使おうか?」のように話す場合があります。つまり、カジュアルな言い方で、「小型のもの」や「マイクロフォン」などをさして「micro」と呼ぶことがあります。
「micro」という単語は、略語としての側面が強いため、日常会話というよりは特定の業界やカジュアルなコミュニティーで使われることが多いです。きちんと自分の意図を伝えるときは「microphone」など正しい単語を使った方が分かりやすいでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例として)
(上記は実際のカジュアルな場面で“micro”を名詞として使うような、ややスラング寄りのフレーズ例です)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(実際にはあまりフォーマルな場では推奨されませんが、社内のカジュアルなやり取りで想定)
(3) 学術的/専門的文脈での例文
(“micro”は学術的には“microscope”等を想起させるが、ここではカジュアルな用例)
6. 類義語・反意語と比較
ニュアンスの違い
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「micro」は名詞としてはややマイナーな略語で、業界スラング的に使われます。正式な場面では「microphone」や「mic」と表現する方が通じやすく、正確です。ただ、言語学習の視点から、接頭辞「micro-」を覚えておくと、さまざまな単語を理解する助けにもなるでしょう。
小,微少
initiate
initiate
解説
initiate
1. 基本情報と概要
英単語: initiate
品詞: 主に動詞 (他動詞)
意味(英語):
意味(日本語):
「何かのプロセスを始めるときや、新しいことを人に始めさせるときに使う単語です。ややフォーマルな響きがあるため、ビジネスや公式の場面などでよく見かけます。」
主な活用形:
CEFRレベル: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹:
派生語・類縁語:
よく使われるコロケーション(共起表現)10選:
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
口語 / 文章 / カジュアル / フォーマルの使い分け:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的/フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
強勢(アクセント)の位置:
発音時の注意:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “initiate” の詳細な解説です。フォーマルな文書やスピーチで「始める」というニュアンスを表したい時に、ぜひ活用してください。
…‘を'始める
《しばしば受動態で》(特に式を行って)(…に)〈人〉‘を'入会させる《+名〈人〉+in(into)+名》
〈人〉‘に'(…の)初歩を教える,秘伝(秘訣)を教える《+名〈人〉+in(into)+名》
新入りの,手ほどきを受けた
新入会者;手ほどきを受けた人
atomic
atomic
解説
atomic
以下では、形容詞 “atomic” をできるだけ詳しく解説します。学習者の方にもわかりやすいように、ステップごとにまとめました。どうぞご参照ください。
1. 基本情報と概要
● 単語: atomic
● 品詞: 形容詞 (adjective)
● 意味 (英語): relating to an atom or atoms; very small or minute
● 意味 (日本語): 「原子の」「非常に小さい」という意味です。主に「原子レベルの」「原子に関する」という文脈で使われます。科学技術分野でよく登場する単語ですが、カジュアルにも「とても小さい」という比喩的なニュアンスで使われることがあります。
「atomic」は、「原子に関することを表す」あるいは「極めて微小である」ことを示す形容詞です。特に物理や化学などの文脈で、原子力や原子構造を指すときに用いられます。
● CEFRレベル目安: B2(中上級)
科学分野や専門的なテーマを扱う文脈でよく登場しますが、日常語彙としてはそこまで頻繁ではないため、中上級レベルを目安と考えられます。
● 活用形: 形容詞なので、特別な活用はありません。比較級や最上級にする場合は “more atomic” / “most atomic” とすることができますが、あまり一般的ではありません。
● 他の品詞形:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“atom” は「原子」という意味、“-ic” は形容詞化する接尾語です。この接尾語が付くことで「原子に関する」「原子の」という意味になります。
具体的な意味
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
“atomic” の語源は、ラテン語の “atomus”(原子)を経由して、古代ギリシャ語の “atomos”(切れない、分割できない)に由来します。古代ギリシャ人は「これ以上分割できない最小の物質」という思想を “atomos” と呼んでいました。
ニュアンスと注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・一般的な構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3つ)
▲ 3つ目はやや誇張・比喩表現での使い方の例です。
(B) ビジネスシーンでの例文(3つ)
(C) 学術的・専門的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
● 発音記号 (IPA):
● アクセントの位置: 「ə-tó-mic」のように、2音節目の “to” に強勢(アクセント)がきます。
● よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策 (TOEIC・英検など):
工業英語や科学系の読解問題で出題される場合があります。文脈としては核エネルギーや原子力発電に関する記事で用いられることが多いので、テクニカルリーディングに備えておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が形容詞 “atomic” の詳細解説です。「原子に関する」「非常に小さい」という2つの主な意味を押さえれば、科学論文から日常会話の比喩表現まで幅広く使いこなせるようになります。学習にお役立てください。
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