TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語 - 未解答
- 活用形: 名詞なので基本的に変化しません。複数形は hurricanes です。
- 他の品詞になった時の例: 基本的に「hurricane」は名詞としてのみ使われますが、形容詞として「hurricane-force winds(ハリケーン級の風)」と使われることがあります。
- B2(中上級): 天気や自然災害に関する学習内容やニュースなどに登場しやすい単語で、中上級レベルの習得語彙といえます。
- 「hurricane」は、はっきりとした接頭語や接尾語に分けられない単語です。
- hurricane-force: ハリケーン並みの強風を意味する形容表現
- hurricane lamp: 屋外で使うような防風ランプ
- hurricane season → ハリケーンの季節
- hurricane warning → ハリケーン警報
- hurricane watch → ハリケーン注意報
- category 5 hurricane → カテゴリー5のハリケーン(最強レベル)
- hurricane relief → ハリケーン被害の救援活動
- hurricane damage → ハリケーンによる被害
- hurricane path → ハリケーンの進路
- hurricane eye → ハリケーンの目(風が弱まる中心部分)
- hurricane-force winds → ハリケーン級の強風
- hurricane preparedness → ハリケーンへの備え
- 「hurricane」は、スペイン語の “huracán” に由来し、さらに先住民タイノ族の言語が由来とされています。
- 元々は「空や嵐の神」を意味する言葉で、そこから「大嵐」や強力な暴風を意味するようになりました。
- 大西洋または東太平洋で発生する熱帯低気圧を指して使われるのが一般的ですが、口語的に「とても強い嵐」を表すメタファーとして使われることもあります。
- 文章やニュース、気象情報でよく登場するフォーマルな場面が多いですが、会話でも自然災害の話題として使われます。
- 名詞であり、数えられる可算名詞 (a hurricane / hurricanes) となります。
- 一般的には「a hurricane」や、複数のハリケーンについて言及するときは「hurricanes」とします。
- “Hurricane [name] made landfall”: 「ハリケーン(名前)が上陸した」
- “We’re bracing for a hurricane”: 「ハリケーンに備えている」
- “It was like a hurricane in there!”: 「そこは(比喩的に)ハリケーンのようだった!」
- 気象情報やニュースではフォーマルな言い方として「hurricane」が使われることが多いです。
- カジュアルな会話では、嵐を強調したい時に比喩的に「It was a hurricane of emotions.」などと用いる場合があります。
- “We had to cancel our beach trip because a hurricane is coming.”
→ 「ハリケーンが来るから、ビーチ旅行をキャンセルしなくちゃいけなかったんだ。」 - “It felt like a hurricane outside last night; the wind was so strong!”
→ 「昨夜は外がハリケーンみたいだったよ。風がすごく強かった!」 - “Have you ever experienced a hurricane before?”
→ 「今までにハリケーンを経験したことある?」 - “Due to the approaching hurricane, our shipment might be delayed.”
→ 「接近中のハリケーンの影響で、出荷が遅れる可能性があります。」 - “The insurance company is preparing for a surge in claims after the hurricane.”
→ 「保険会社はハリケーン後の請求増加に備えています。」 - “We need to review our hurricane response plan annually.”
→ 「ハリケーン対策プランは毎年見直す必要があります。」 - “Hurricanes typically form over warm oceans and derive their energy from water vapor.”
→ 「ハリケーンは通常、暖かい海域で形成され、水蒸気からエネルギーを得ます。」 - “Predicting the path of a hurricane involves complex meteorological modeling.”
→ 「ハリケーンの進路を予測するには、複雑な気象モデルが必要です。」 - “Comparative studies of hurricanes and typhoons reveal differences in seasonal patterns.”
→ 「ハリケーンと台風を比較研究すると、発生する季節のパターンに違いがあることがわかります。」 - typhoon (台風)
- 主に西太平洋で発生する強い熱帯低気圧。地域によって呼び方が変わるだけで、熱帯低気圧の仕組みは類似。
- 主に西太平洋で発生する強い熱帯低気圧。地域によって呼び方が変わるだけで、熱帯低気圧の仕組みは類似。
- cyclone (サイクロン)
- インド洋や南太平洋などで発生する熱帯低気圧。やはり地域差によって呼称が違う。
- インド洋や南太平洋などで発生する熱帯低気圧。やはり地域差によって呼称が違う。
- tropical storm (熱帯暴風雨)
- ハリケーンに発達する前の比較的強い熱帯低気圧を指す用語。
- 直接の反意語はありませんが、静穏を表す “calm” などは対照的なイメージの単語になります。
- 発音記号 (IPA): /ˈhʌrɪkeɪn/(アメリカ英語), /ˈhʌrɪkən/(イギリス英語)
- アクセント: “húr-ri-cane” の第1音節 “húr” に強勢が置かれます。
- アメリカ英語では「ハリケイン」のように「ケイン」とはっきり発音し、イギリス英語では「ハリカン」「ハリコン」に近い発音になることがあります。
- よくある間違い: /hɚrɪkˈeɪn/ のように強勢の位置をずらしてしまうと、通じにくくなるので注意しましょう。
- スペリングミス: “hurricain” や “huricane” など ‘r’ と ‘c’ の位置や重複し忘れに注意。
- 発音のアクセント: 第1音節にアクセントが来るので “HURR-i-cane” と強調して覚えるとよいです。
- 同音異義語: 直接的な同音異義語はありませんが、似た発音の “hurry(ハリー)” と混同しないようにしましょう。
- 試験対策(TOEIC・英検など): ニュース記事や自然災害に関する設問で、聴き取りや長文読解としてよく登場します。特に自然災害関連の背景知識と一緒に覚えておくと役立ちます。
- 「ハリケーン」を “ハリー”+“ケイン” と区切り、最初の “ハ” を強調して発音を覚えると印象に残りやすいです。
- もともと「暴風雨の神様」のイメージがある言葉なので、“神が引き起こすほどの強風” と覚えると語源とセットで記憶しやすくなります。
- スペリング面では “hurri” + “cane” に分けて、”急ぐ(hurry) + 杖(cane)“ とイメージするとミススペルを防げるかもしれません。
- 品詞: 名詞(不可算名詞)
- 活用形: 不可算なので通常は単数・複数形で変化しません。
他の品詞例: “stationer” (名詞: 文房具店の店主、文房具屋)、ただし “stationery” 自体は他の品詞形にはほとんどなりません。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2: 日常生活でもビジネスでも、ある程度複雑な文脈で使えるレベル。日常の書き物や事務作業について話す際に有用です。
- stationer + -y
- “stationer” は、中世の大学などで定位置に店を構えて本や紙を売っていた人 (stationer) から来ています。
- “-y” は名詞化の接尾辞として機能し、「~の性質をもつもの」というニュアンスを与えます。
- “stationer” は、中世の大学などで定位置に店を構えて本や紙を売っていた人 (stationer) から来ています。
- stationer: 文房具屋、書店を営む人
- stationary: 形容詞で「静止した、動かない」という意味(綴りに注意)
- buy stationery(文房具を買う)
- stationery store(文房具店)
- personalized stationery(名入り文房具)
- fancy stationery(おしゃれな文房具)
- office stationery(オフィス用文房具)
- school stationery(学校用の文房具)
- order stationery online(文房具をオンラインで注文する)
- premium stationery(高級文房具)
- limited-edition stationery(限定版の文房具)
- a set of stationery(文房具一式)
- “stationery” は、中世ヨーロッパにおいて大学の周りに定位置 (station) を構えて商売していた “stationer” に由来しています。当時は主に本や紙を取り扱っていました。
- 「筆記用具一式」というまとまったイメージが含まれるため、単にペンや鉛筆だけでなく、紙や封筒なども合わせて指すのが特徴です。
- フォーマル・カジュアルどちらの場面でも使えますが、ビジネス・オフィスシーンなどで「文房具」という単語としてよく登場します。
- “stationary” (静止した) との混同に注意が必要です。
- 不可算名詞: “stationery” は数えられない名詞なので、ふつう “some stationery” や “pieces of stationery” のように表現します。
一般的な構文・イディオム:
- “I need to get some stationery.”(文房具が必要だ)
- “He has a collection of fancy stationery.”(彼はおしゃれな文房具をコレクションしている)
- “I need to get some stationery.”(文房具が必要だ)
ビジネスや日常など、特にシーンを選ばずに使える単語です。また、手紙を書く習慣がある文化においては頻繁に出てきます。
- “I ran out of writing paper. I should buy more stationery.”
(書く紙を切らしちゃった。もっと文房具を買わなきゃ。) - “My friend loves collecting cute stationery from different stores.”
(友達は色々なお店でかわいい文房具を集めるのが大好きです。) - “Do you have any spare envelopes in your stationery set?”
(持ってる文房具の中に封筒の余りはある?) - “We need to order new stationery for the conference.”
(会議用に新しい文房具を注文する必要があります。) - “Please request branded stationery with our company logo.”
(会社のロゴ入りの文房具をお願いしてください。) - “Budget for stationery has increased this quarter.”
(今期の文房具費が増えました。) - “The university bookstore offers a wide range of stationery items.”
(大学の書店では、幅広い種類の文房具を扱っています。) - “Students often bring their own stationery to seminars.”
(学生はよく、セミナーに自前の文房具を持参します。) - “Proper stationery can encourage neat and organized note-taking.”
(きちんとした文房具を揃えると、整然としたノートが取りやすくなります。) - “office supplies” –(オフィス用品)
- 紙、クリップ、ホチキスなども含む広い意味。
- 紙、クリップ、ホチキスなども含む広い意味。
- “writing materials” –(筆記用具)
- 筆記に使う道具という意味で、ペン類がメインのイメージ。
- 筆記に使う道具という意味で、ペン類がメインのイメージ。
- “writing paper” –(筆記用紙)
- 文字通り紙のみに焦点がある。
- 文字通り紙のみに焦点がある。
- “letter paper” –(便箋)
- 手紙を書くための紙に限定される。
- “stationary” はスペルが似ていますが、意味が「静止している」という形容詞で、文房具とは全く別の単語です(反意語というより誤用注意単語です)。
- 文房具に対する真正の「反意語」は特にありません。
- IPA:
- イギリス英語: /ˈsteɪ.ʃən.ər.i/
- アメリカ英語: /ˈsteɪʃəˌnɛri/
- イギリス英語: /ˈsteɪ.ʃən.ər.i/
- アクセント (強勢): “STA-tion-e-ry” の最初の音節 “sta” に強勢が来ます。
- よくある発音の間違い: “stationary” (ステイショナリー) と混同してしまいがちですが、アクセントと母音をしっかり区別すると混乱が少なくなります。
- “stationery” は「ステイシュ(シュア)ナリー」
- “stationary” は「ステイシュ(シュア)ナリー」※発音は似ていますが、綴りで区別を。
- “stationery” は「ステイシュ(シュア)ナリー」
- スペルミス: “stationary” (形容詞) と混同しやすい。覚えるときは “e = envelope” で “stationery” と覚えるとよい。
- 不可算名詞であるため、“a stationery” や “stationeries” のような形は使いません。
- 資格試験での出題: 英検やTOEICなどでよく単語の区別問題として出てくることがあります。“stationary” との誤用に注意。
- “e” for “envelope”: “station*e*ry”には Envelopes が含まれます。“stationary” (動かない) には関係ないので、“envelope の e が入っている方が文房具” と覚えると便利です。
- 文房具の小物類をセットで思い描き、「机の上の紙やペン」をイメージすることで単語の意味を連想しやすくなります。
- 覚える際は「stationer(文房具屋)+ y → stationery」と分解してもよいでしょう。
活用形(名詞):
- 単数形: banquet
- 複数形: banquets
- 単数形: banquet
他の品詞例(動詞形):
- “to banquet”: 宴会を開く、盛大に食事をする(ただし、やや古風・文語的)
- B2(中上級): ある程度語彙が増えて、フォーマルな場面で使われる単語も理解できるレベル
- 語幹: banquet
- 語源としては、フランス語の “banquet” に由来し、古フランス語で “banque”(=bench, table)と関連があるとされています(詳細はのちほど)。
- host a banquet(宴会を主催する)
- attend a banquet(宴会に参加する)
- wedding banquet(結婚式の宴会)
- banquet hall(宴会場)
- awards banquet(授賞式の宴会)
- fundraising banquet(資金集めのための宴会)
- royal banquet(王室の宴)
- banquet invitation(宴会の招待状)
- banquet table(宴会用のテーブル)
- official banquet(公式の宴会)
- banquet は、中英語を経由してフランス語の “banquet” に由来し、さらに “banque”(テーブル・ベンチ)と関連しています。もともと「テーブルでの小さな食事」を指していましたが、時代を経るにつれて「豪華で正式な宴」という意味に発展しました。
- 「盛大な宴会」という感じで、結婚式や授賞式など式典的イベントをイメージさせるフォーマルな言葉です。
- カジュアルな集まりにはあまり使わず、より格式のある場での食事会を指すことが多いです。
- スピーチや祝辞が行われるイメージが強く、「食事を楽しみながら人を称える場」というニュアンスがあります。
- 可算名詞: a banquet / the banquet / banquets
- 例: “They held a banquet to celebrate the achievement.”
- 例: “They held a banquet to celebrate the achievement.”
- “banqueting” という形が形容詞的に使われる場合もありますが、非常に限定的です。
- to banquet: 「宴会を開く」「ごちそうを食べる」という意味の動詞形もありますが、現代ではあまり一般的ではなく文語的・古風な言い回しです。
- 例: “They banqueted after the ceremony.”(式典の後に宴会を開いた)
- フォーマル: 招待状、ニュース、式典スピーチなど
- カジュアル: 一般的に「formal dinner」のほうが伝わりやすく、日常会話で “banquet” はやや大げさな印象になります。
- “Are you going to the banquet tonight?”
(今夜の宴会に行くの?) - “I heard there will be a banquet for the new graduates.”
(新卒者のための宴会があるらしいよ。) - “I’ve never attended such a formal banquet before!”
(こんなに正式な宴会に参加したのは初めてだよ!) - “Our company is planning a banquet to honor our long-serving employees.”
(当社は長年勤続している社員を表彰するための宴会を予定しています。) - “I would like to extend an invitation to the annual awards banquet.”
(年次表彰宴会への招待状をお送りしたいと思います。) - “The banquet will begin at 7 p.m., followed by a series of speeches.”
(宴会は午後7時に始まり、その後いくつかのスピーチがあります。) - “Historical records indicate that a lavish banquet was held in honor of the visiting dignitaries.”
(歴史的記録によると、来訪した要人を讃えて豪華な宴会が催されたことがわかります。) - “The university hosted a banquet to commemorate its 100th anniversary, inviting prominent alumni.”
(大学は創立100周年を記念して宴会を催し、著名な卒業生を招待しました。) - “In many ancient cultures, banquets served as opportunities to forge diplomatic ties.”
(多くの古代文化において、宴会は外交関係を築く機会として機能していました。) - feast(ごちそう/盛宴)
- 「盛大に食事をする」という点で似ていますが、“feast” はよりカジュアルまたは宗教的なニュアンスを含む場合もあります。
- 「盛大に食事をする」という点で似ていますが、“feast” はよりカジュアルまたは宗教的なニュアンスを含む場合もあります。
- gala(祭りのような祝宴)
- “gala” は特別行事や祝祭を指すことが多く、衣装が華やかでエンターテイメント色が強いイベントをイメージさせます。
- “gala” は特別行事や祝祭を指すことが多く、衣装が華やかでエンターテイメント色が強いイベントをイメージさせます。
- reception(披露宴・歓迎会)
- “reception” は主に「歓迎会」として使われ、スピーチやドリンクなど軽食を楽しむイメージが強いです。
- “reception” は主に「歓迎会」として使われ、スピーチやドリンクなど軽食を楽しむイメージが強いです。
- dinner(夕食、ディナー)
- 一般的な夕食を意味するので、必ずしもフォーマルとは限りません。
- 一般的な夕食を意味するので、必ずしもフォーマルとは限りません。
- celebration(祝賀会)
- 祝う目的にフォーカスしており、必ずしも「豪華な食事」というわけではありません。
- 明確な反意語はありませんが、規模や豪華さの対比として “casual meal”(気軽な食事) や “snack”(軽食) などが対照的です。
- IPA: /ˈbæŋkwət/
- アクセント(強勢)は最初の音節「ban」に置かれます: BAN-quet
- アメリカ英語: [bæŋ-kwət](バン・クウェット)
- イギリス英語: [ˈbæŋ-kwɪt](バン・クウィット) と発音されることもあります。
- よくある間違いとして、第二音節を [ket] とあまり強く発音しすぎると不自然に聞こえやすいので注意です。
- スペルミス: “banquet” を “banquit” や “banqet” などと書き間違えることに注意。
- 同音異義語との混同はあまりありませんが、初学者は “blanket”(毛布)と見間違えやすい場合も。
- 試験対策(TOEIC・英検など)で、ビジネスやフォーマルなシーンの単語として出題される可能性があります。長文読解やリスニングで「フォーマルな宴会」を表す必要がある場合に覚えておくと便利です。
- “banquet” という単語には “bank” や “bench” のイメージが隠れており、「テーブルに人が集まる」→「盛大な食事会」の連想ができます。
- “BANquet” の頭に強勢があることをイメージして、“BAN” =「禁止」(ban) という意味とひっかけると意外と印象に残るかもしれません。(ただし意味はまったく関係ありませんが、記憶の手がかりとして活用してみてください。)
- 宴会のゴージャスなイメージを頭に思い浮かべながら覚えると、忘れにくくなります。
- CEFRレベル: B2 〜 C1
- B2(中上級): 専門的な内容の文章でも理解が進んできた学習者が扱うレベル
- C1(上級): 専門的、抽象的な内容にも対応できるレベル
- B2(中上級): 専門的な内容の文章でも理解が進んできた学習者が扱うレベル
- 形容詞: fiscal
- 副詞: fiscally (例: fiscally responsible)
- fisc-: ラテン語の “fiscus”(王室・国庫)に由来し、「国の金庫」「財政」を意味する語源が含まれています。
- fiscally (副詞): 財政的に
- fiscality: 財政性(あまり一般的ではありません)
- fiscal policy(財政政策)
- fiscal year(会計年度)
- fiscal responsibility(財政責任)
- fiscal crisis(財政危機)
- fiscal deficit(財政赤字)
- fiscal stimulus(財政刺激策)
- fiscal discipline(財政規律)
- fiscal reform(財政改革)
- fiscal impact(財政面での影響)
- fiscal measure(財政措置)
- 語源: ラテン語の “fiscus”(金庫、政府の財源)に由来し、中世フランス語 “fiscal” を経て英語に入ったとされます。
- 歴史的経緯: 古代ローマ時代から「国の財務」を指す言葉として用いられ、現代においても「公的財政」を中心に扱う文脈で使用されます。
- ニュアンス:
- ややフォーマルで行政やビジネス文脈でも使われます。
- 「お金に関する」といっても日常の個人レベルより、国・州・自治体など、もう少し大きな単位の公的財源を指す場面が多いです。
- ややフォーマルで行政やビジネス文脈でも使われます。
- 品詞: 形容詞のみ。また、副詞形で “fiscally” が用いられる場合もあります。
- 使用シーン:
- 主にフォーマルなビジネス文書、行政関連の書類や報道で使われる。
- 一般的な日常会話ではあまり頻繁には登場しませんが、ニュースや政治討論などではよく目にします。
- 主にフォーマルなビジネス文書、行政関連の書類や報道で使われる。
- “fiscal + [名詞]” の形で、「財政の〜 / 会計上の〜」の意味を表す。
- 例: “fiscal health”, “fiscal report”, “fiscal matters”
- “I read an article about the new fiscal policies in the newspaper this morning.”
(今朝、新聞で新しい財政政策についての記事を読みました。) - “Are you aware of the country’s fiscal situation right now?”
(今のこの国の財政状況を知っていますか?) - “Our city council discussed some fiscal issues at the last meeting.”
(市議会は前回の会合でいくつかの財政問題を議論しました。) - “We must review our fiscal year budget allocations and make adjustments accordingly.”
(会計年度の予算配分を見直して、必要に応じて調整しないといけません。) - “The CFO outlined the company’s fiscal health during the quarterly meeting.”
(四半期の会議で、CFO が会社の財務状況を説明しました。) - “A strong fiscal strategy is essential for sustainable growth.”
(持続的な成長のためには、堅固な財政戦略が不可欠です。) - “This research paper examines the impact of fiscal stimulus on economic recovery.”
(本研究は、財政刺激策が経済回復に与える影響を検証しています。) - “Fiscal policies play a pivotal role in shaping national economic structures.”
(財政政策は、国内経済の構造を形作る上で重要な役割を担っています。) - “Scholars debate the long-term effects of fiscal discipline in emerging economies.”
(学者たちは、新興国における財政規律の長期的な影響について議論しています。) - financial(金融の・財政の)
- より広い意味で、お金に関わる全般を指す。「fiscal」は特に政府や公的部門、会計年度など公的側面が強い。
- より広い意味で、お金に関わる全般を指す。「fiscal」は特に政府や公的部門、会計年度など公的側面が強い。
- monetary(通貨の・金融の)
- お金自体や通貨供給、中央銀行政策などの文脈で使われ、「fiscal」は主に政府の予算や税金のニュアンスを伴うため、範囲が異なる。
- 直接的な反意語はあまり見られませんが、文脈的には “nonfinancial” や “non-budgetary” のように「お金が絡まない」状況をあえて示す場合があります。
- IPA: /ˈfɪs.kəl/
- アクセント: 最初の音節 “fis-” に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはなく、どちらも “fɪs-kəl” でほぼ同じ音になります。
- よくある間違い: “physical(フィジカル)” と発音やスペルを混同しやすいですが、まったく別の意味なので注意しましょう。
- スペリングの混同: “fiscal” を “physical” と間違える。
- 意味の混同: 「財政的」のニュアンスは公的な資金に関する場合が多く、個人の家計や純粋な「お金の話」全般を指すとは限らない。
- 試験対策: TOEICや英検などビジネス文脈やニュースでよく出題される可能性もあり、特に「fiscal year = 会計年度」などの表現は見慣れておきましょう。
- 「fiscal」は「国のおさいふ、財政を司るイメージ」で覚えるとよいでしょう。
- 語源が “fiscus(国庫)” から来ていることを意識すると、個人のお金というより「お国の財布・政府の財務だな」ということを思い出しやすくなります。
- スペルのポイント: “fis-” は「フィス」、“cal” は「カル」。物理的な “physical” と混同しないよう、fiscal は「ハイフンなし、i と s の順番」に注意するとよいです。
- 英語: “A person who calls, especially on the telephone, or a person who pays a short visit.”
- 日本語: 「電話をかける人」または「ちょっとした用事で訪ねてきた人」という意味です。たとえば、電話をかけてきた人を指して「The caller is waiting on the line.(発信者が電話口で待っています)」というふうに使います。また、短い用事で訪ねてきた来訪者(呼び鈴を押した人)なども指します。
- 単数形: caller
- 複数形: callers
- 動詞: call(電話する、呼びかける、呼ぶなど)
- 例: called, calling など
- 例: called, calling など
- 名詞: caller(今回の解説対象)、call(呼びかけ、通話など)
- 形容詞的表現: calling (本来は現在分詞だが、形容詞・名詞的にも用いられる例あり “calling card” など)
- B1(中級): 電話や来客に関する日常表現で使われ、そこまで難易度は高くありません。しっかり場面を理解していれば、日常会話やビジネス会話などで多用する単語です。
- call (動詞・語幹): 「呼ぶ」「電話する」「呼びかける」などの意味。
- -er (接尾語): 「~する人」「~するもの」を意味する英語の一般的な接尾語。
- call: 呼ぶ、電話する(動詞)
- callable: 呼び出すことができる(形容詞としてはやや専門的)
- unknown caller → 不明な発信者
- anonymous caller → 匿名の電話主
- incoming caller → 着信中の発信者
- caller ID → 発信者番号表示機能
- new caller → 新たに電話をかけてきた人
- potential caller → 電話をかけてくるかもしれない人(顧客など)
- first-time caller → 初めて電話をかけてきた人
- automated caller → 自動音声発信システム
- caller on hold → 保留中の発信者
- caller’s name → 発信者の名前
- 「caller」は中英語から続く “call”( 古英語 “ceallian”)に「~する人」という意味を持つ「-er」がついたものです。電話が普及する前から「訪ねてくる人」という意味合いで使われていましたが、電話文化の発達とともに「電話をかける人」という意味が定着しました。
- 「caller」は口語・文章どちらでも使用されます。
- 「call」には「叫ぶ」「呼びかける」というニュアンスもあるため、必ずしも電話に限定されない点に注意してください。文脈によっては単に「訪問者」という意味でも使われます。
- カジュアルな場面で「The caller hung up.(電話を切った発信者がいる)」のように使ったり、フォーマルな場面で「We’ll respond to each caller in turn.(順番に各発信者に対応します)」という表現も可能です。
名詞としての可算・不可算
- 「caller」は可算名詞です。したがって冠詞(a caller / the caller)をつけたり、複数形(callers)を使ったりすることができます。
使用例
- “A caller left a message for you.”
- “We received several callers this morning.”
- “A caller left a message for you.”
一般的な構文・イディオム
- “caller on the line” → 電話をかけている人
- “unexpected caller” → 不意に来訪した人
- “caller on the line” → 電話をかけている人
- “There’s a caller at the door. Could you see who it is?”
「玄関先に来客がいるよ。誰か見てくれる?」 - “I got a call from an unknown caller earlier today.”
「今日、知らない番号の発信者から電話があったんだ。」 - “He refused to speak to any caller before breakfast.”
「彼は朝食前には誰とも話をしないんだ。」 - “Please take down the details of each caller and forward them to me.”
「それぞれの電話の発信者の詳細をメモして、私に転送してください。」 - “We have to treat every caller politely because they could be potential clients.”
「発信者はどんな人でも礼儀正しく対応しないといけません。潜在的なお客様かもしれませんから。」 - “Make sure to verify the caller’s identity before sharing any sensitive data.”
「機密情報を共有する前に、必ず発信者の身元を確認してください。」 - “In the study, each caller was asked to complete a short survey about their experience.”
「その研究では、電話をかけてきた人それぞれに、体験に関する簡単なアンケートをお願いしました。」 - “The research indicated that the majority of callers sought immediate technical support.”
「その研究によれば、大多数の発信者は即時の技術サポートを求めていた。」 - “We analyzed the callers’ demographics to identify usage trends.”
「使用傾向を把握するために、発信者の属性データを分析しました。」 - “visitor” (訪問者)
- 「caller」が電話や訪問ともに使われるのに対して、「visitor」は訪問者を特に指します。電話には通常使われません。
- 「caller」が電話や訪問ともに使われるのに対して、「visitor」は訪問者を特に指します。電話には通常使われません。
- “phone caller” (電話の発信者)
- 「caller」をさらに限定した形。
- 「caller」をさらに限定した形。
- “guest” (来客)
- 「guest」は訪問や宿泊する人をよりホスト側の観点から見た言い方。
- 強い反意語はありませんが、「受電者」は “receiver” や “call recipient” として表せます。
- 「caller」はかける人で「receiver」は電話を受ける人を指すため、ある程度反対の立ち位置にある単語と言えます。
- IPA: /ˈkɔː.lər/ (アメリカ英語・イギリス英語ともに近いが、アメリカ英語では [ˈkɔːlər] 、イギリス英語では [ˈkɔːlər] としても聞こえます)
- アクセント(強勢): 「cáller」の “ca-” の部分に強勢がきます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語では「カーラー」に近い音になり、/r/がはっきり発音されます。
- イギリス英語では語末の /r/ が弱め、やや「コーラ(コウラ)」のように聞こえる場合があります。
- アメリカ英語では「カーラー」に近い音になり、/r/がはっきり発音されます。
- よくある発音ミス: “color” /ˈkʌlər/(色)との発音混同に注意。母音が違います。
- スペルミス
- “caller” と “collar” (襟)を混同しがちです。
- また “color”/“colour” と似た綴りですが意味も発音も異なるので注意。
- “caller” と “collar” (襟)を混同しがちです。
- 同音異義語との混同
- “caller” と “choler”(古語で胆汁) は発音が似ていますが、まったく別語です(ほぼ使いませんが辞書で見るときは注意)。
- 試験対策
- TOEICなどで “The caller is on hold” のように、職場での電話対応場面で出題される可能性があります。
- “caller ID” は日常会話でもトピックになりやすいので、ビジネス英語の話題で押さえておきましょう。
- TOEICなどで “The caller is on hold” のように、職場での電話対応場面で出題される可能性があります。
- 「call + er」で「呼ぶ人・電話をかける人」と納得して覚えるのが一番簡単です。
- 「caller」は文字どおり「call(呼ぶ、電話する)人(-er)」という組み合わせで、意味が明確です。
- 「collar(襟)」とスペルが一字違いなので、似たスペリングに注意してペアで覚えるのも手です。
- 例: “He is a collar maker.”(彼は襟を作る人) と “He is a caller.”(彼は呼ぶ人/電話をかける人) は全然違う意味です。
- sharply (副詞)
- 派生形として:
- sharp (形容詞) …「鋭い」「急な」等の意味
- sharpness (名詞) …「鋭さ」「鮮明さ」
- sharpen (動詞) …「鋭くする」「研ぐ」「強める」
- sharp (形容詞) …「鋭い」「急な」等の意味
- 語幹: 「sharp」
- 接尾語: 「-ly」 (形容詞を副詞化する)
- rise sharply – 価格や数値が急上昇する
- fall sharply – 価格や数値が急落する
- turn sharply – 急に向きを変える
- sharply criticize – 激しく批判する
- speak sharply – きつい口調で話す
- sharply dressed – シャープな(洗練された)服装をしている
- sharply drawn line – はっきりと引かれた線
- sharply focus – 鋭い焦点を当てる / はっきり寄せる
- react sharply – 急激に(または鋭く)反応する
- sharply contrast – はっきりと対照をなす
- 語源: 古英語の “scearp” (鋭い、尖った) にさかのぼり、中英語で “sharp” となり、さらに形容詞から副詞形「sharply」として派生しました。
- 歴史的な使われ方: 「鋭い」「厳しい」といったニュアンスから、「急に強く」という意味へ拡大していきました。
- ニュアンス:
- 物事が大きく変化したり、強いトーンで何かを伝えるときに用いられます。
- 口語でも書き言葉でも広く使われますが、トーンが強いので人を批判するときなどに使う場面では注意が必要です。カジュアルともフォーマルともに使えますが、批判的な意味合いが強い文脈では厳しい印象を与えます。
- 物事が大きく変化したり、強いトーンで何かを伝えるときに用いられます。
- 副詞なので、動詞・形容詞・他の副詞を修飾したり、文全体を修飾したりします。
- 使用シーン: カジュアルにもフォーマルにも使えます。ビジネス英語では「急激に上昇/減少する」「鋭く批判する」といった表現でよく用いられます。
- “Speak sharply to someone” – 誰かに厳しい口調で話す
- “Change sharply” – 状況が急に変わる
“The temperature dropped sharply last night.”
→ 「昨晩、気温が急に下がったね。」“He turned around sharply when he heard his name.”
→ 「彼は自分の名前を聞いたとき、急に振り返った。」“Don’t speak so sharply to your sister.”
→ 「そんなにきつい口調で妹に話さないで。」“Sales figures rose sharply in the last quarter.”
→ 「売上高は前期に急激に上昇しました。」“Our stock price fell sharply due to the recent market turmoil.”
→ 「最近の市場混乱のため、我が社の株価は急落しました。」“The manager spoke sharply to the team about meeting deadlines.”
→ 「マネージャーは締め切りについてチームにきつめの口調で話しました。」“The data indicates that the population density decreased sharply after the policy change.”
→ 「データによると、その政策変更後に人口密度が急減したことが示されています。」“Greenhouse gas emissions must be reduced sharply to meet global targets.”
→ 「地球規模の目標を達成するためには、温室効果ガスの排出量を急激に削減する必要があります。」“The results demonstrated a sharply defined correlation between the two variables.”
→ 「その結果、2つの変数間に鋭くはっきりした相関関係があることが示されました。」abruptly (突然に)
- 「いきなり起こる」ときにも使われますが、sharply はより「変化の度合いが大きい」ニュアンスが強調されることが多いです。
suddenly (急に)
- 突然何かが起こることを指しますが、「驚きを伴う」ニュアンスに重点があります。
brusquely (ぶっきらぼうに)
- 急激で乱暴な口調や態度を示すとき。sharply よりプライベートな感情むき出しの印象があります。
gradually (徐々に)
- 「ゆっくりと、少しずつ」という意味で、sharply の「急激に」と反対のニュアンスを持ちます。
smoothly (スムーズに)
- 「穏やかに、円滑に」という意味で、sharply の「はっきりと、鋭く」とは対照的です。
- 発音記号 (IPA):
- 米英: /ˈʃɑrpli/
- 英英: /ˈʃɑːpli/
- 米英: /ˈʃɑrpli/
- アクセント: 最初の「shar-」の部分に強勢があります。
- よくある間違い: “sharply” は “sharpely” と綴らないように注意が必要です。
- スペルミス: “sharply” を “sharpely” などと書いてしまうケース。
- 同音異義語との混同: 特にはないが、形容詞“sharp”との混合による文法上の誤用に注意。文脈が副詞なら “sharply” を使う。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、経済指標の急激な変化を表す時などに出題されやすい単語です。グラフやデータの説明問題でよく出るため、書き方に慣れておくとよいでしょう。
- 「sharp」に「-ly」がついたら「急に鋭く」というイメージで覚えましょう。
- 「シャ!」と音が出るようなイメージで、「急に鋭く刃物が切り込む」ような感覚が「sharply」です。
- グラフが急上昇・急下降するときに 「↗︎」 「↘︎」のイメージを結びつけると覚えやすいです。
英語での意味
- (名詞) 事業を運営するための一般的な経費(固定費などの「オーバーヘッドコスト」)
- (形容詞) 頭上の、上方にある
- (副詞) 頭上で、上空に
- (名詞) 事業を運営するための一般的な経費(固定費などの「オーバーヘッドコスト」)
日本語での意味
- (名詞) 固定費や事務経費などの「間接費」を指す場合に使います。ビジネス文脈で「オーバーヘッドコストが高い」「オーバーヘッドを削減する」などとよく言われます。
- (形容詞) 「頭上の」や「上にある」といったニュアンスです。たとえば「オーバーヘッドの棚」「オーバーヘッドライト」のように使います。
- (副詞) 「頭上で」「上を通って」という場面で使います。例えば「飛行機が頭上を飛んでいった」という意味で“An airplane flew overhead.”と言います。
- (名詞) 固定費や事務経費などの「間接費」を指す場合に使います。ビジネス文脈で「オーバーヘッドコストが高い」「オーバーヘッドを削減する」などとよく言われます。
- 活用形: 「overheads」と複数扱いになる場合は名詞として「諸経費」を指すときがありますが、単数扱いの場合も多いです。形容詞、副詞としては変化形はありません。
他の品詞例: 「overhead」が動詞化する一般的な用法はありません。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- 「B2(中上級)」:ある程度複雑な文脈でも意味を把握し、ビジネス文脈でも問題なくやりとりができるレベルです。
- 語構成
- over(接頭語的要素): 「上に」「越えて」
- head(語幹): 「頭」
- over(接頭語的要素): 「上に」「越えて」
派生語や類縁語
- overheads (名詞・複数形) : 諸経費
- overhead projector : オーバーヘッドプロジェクター(頭上に映写する装置)
- overheads (名詞・複数形) : 諸経費
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- overhead costs → オーバーヘッドコスト(間接費)
- overhead expenses → 一般経費
- overhead projector → オーバーヘッドプロジェクター
- overhead compartment → 飛行機などの頭上荷物収納棚
- overhead light → 天井照明
- overhead cable → 頭上に張られたケーブル
- overhead sign → 頭上看板
- overhead view → 真上からの視点
- overhead crane → 天井クレーン
- reduce overhead → オーバーヘッド(間接費)を削減する
- overhead costs → オーバーヘッドコスト(間接費)
語源
Middle English(中英語)の “over” + “head” の組み合わせがそのまま時代を経てきました。「頭の上」を意味する物理的な概念から派生し、ビジネスで「上から覆うように常にかかってくる費用」というように解釈されてきました。ニュアンス・使用時の注意点
- ビジネスシーンでは「固定費」や「間接費」を表す名詞用法が多く、ややフォーマルです。
- 形容詞・副詞としてはカジュアルにも使えますが、文章で記載されることが多いです。
- 「頭上」と聞くと物理的なイメージが強いですが、経費の話だと抽象的な比喩表現としての「overhead」になります。
- ビジネスシーンでは「固定費」や「間接費」を表す名詞用法が多く、ややフォーマルです。
名詞として
- 通常「不可算名詞」として扱われ、「the overhead is too high」などと言います。
- ただし「overheads」として複数扱いされる場合もあり、意味としては諸経費や項目を複数視する場合に使われます。
- 通常「不可算名詞」として扱われ、「the overhead is too high」などと言います。
形容詞として
- 例: “overhead compartment” (頭上の収納棚)
- 物や場所が「頭上にある」という意味を修飾します。
- 例: “overhead compartment” (頭上の収納棚)
副詞として
- 例: “The plane flew overhead.” (飛行機が頭上を飛んだ)
- 位置や動作が「上空」を通り過ぎることを示します。
- 例: “The plane flew overhead.” (飛行機が頭上を飛んだ)
使用シーンのフォーマル/カジュアルな違い
- フォーマル: ビジネス文書で「overhead costs」「overhead expenses」
- 日常会話: “Look overhead!”「上を見て!」のような副詞用法などは比較的カジュアル。
- フォーマル: ビジネス文書で「overhead costs」「overhead expenses」
- “Look overhead! The birds are migrating south.”
(上を見て!鳥たちが南へ渡っているよ。) - “There’s a spider on the overhead light.”
(天井の照明にクモがいるよ。) - “In the theater, we could see decorations overhead.”
(劇場では頭上に装飾が見えたよ。) - “Our overhead is too high; we need to cut costs.”
(うちのオーバーヘッドが高すぎる。コスト削減をしないといけない。) - “We’re looking for ways to reduce overhead expenses.”
(間接費を削減する方法を模索中です。) - “Spending too much on office space will increase our overhead.”
(オフィススペースにかけすぎると私たちの経費が増えてしまう。) - “The study analyzed the overhead costs associated with research facilities.”
(その研究は研究施設に関連する諸経費を分析しました。) - “Calculating overhead is crucial for accurate project budgeting.”
(プロジェクトの正確な予算を組むにはオーバーヘッドを計算することが不可欠です。) - “Many cloud computing models include hidden overhead in their pricing.”
(クラウドコンピューティングの多くのモデルでは、料金に隠れたオーバーヘッドが含まれています。) 類義語
- “fixed costs” (固定費)
- ビジネス上の経費という点で近いが、通常は賃料など「固定されている費用」に限定して言う。
- ビジネス上の経費という点で近いが、通常は賃料など「固定されている費用」に限定して言う。
- “operating expenses” (運営経費)
- 会社の運営にかかわる費用全般だが、より広範な意味合いがあり、必ずしも「間接費」に限らない。
- 会社の運営にかかわる費用全般だが、より広範な意味合いがあり、必ずしも「間接費」に限らない。
- “above” (形容詞・副詞: 上方に)
- 物理的に「上にある」という点では似ているが、名詞としての「overhead(経費)」の意味はない。
- “fixed costs” (固定費)
反意語
- “below” (下に)
- 位置的に「下」を指すため、形容詞・副詞の「overhead」と正反対。
- 位置的に「下」を指すため、形容詞・副詞の「overhead」と正反対。
- “direct costs” (直接費)
- ビジネスにおいては「直接費」が「間接費(overhead)」と対比されることが多いため、反意語に近い使い方をされる。
- “below” (下に)
- IPA表記
- アメリカ英語: /ˈoʊvərhɛd/
- イギリス英語: /ˈəʊvəhed/
- アメリカ英語: /ˈoʊvərhɛd/
- 強勢(アクセント)の位置
- 単語全体最初の音節“o”に強めのストレスが来ることが多いです。
- 単語全体最初の音節“o”に強めのストレスが来ることが多いです。
- よくある発音の間違い
- “Over” と “head” の間で切り過ぎて「オーヴァー・ヘッド」というように2単語にしてしまうことがありますが、ひと続きの単語として滑らかに発音すると自然です。
- スペルミス: “overhed”や“overhaed”など、ときどきスペルを間違えるので注意。
- 同音異義語との混同: 明確な同音異義語はありませんが、“overheard” (聞いてしまった) とつい混同する学習者がいます。
- ビジネス英語での試験対策: TOEICやビジネス英語の試験では「企業の経費削減」などの文脈で出題されます。単数扱い/複数扱いに注意しながら覚えておくと良いでしょう。
- イメージ: “頭の上にずっとかかってくるコスト”という発想で覚えると「オーバーヘッド(間接費)」の意味が結びつきやすいです。
- 覚え方のコツ:
- 物理的に頭上にある“overhead light”などをイメージし、それから「常に上から覆っている経費=オーバーヘッドコスト」と関連づける。
- “over” + “head”を単純に足し合わせて「頭の上」と覚えておく。
- 物理的に頭上にある“overhead light”などをイメージし、それから「常に上から覆っている経費=オーバーヘッドコスト」と関連づける。
- 勉強テクニック: 可能であれば写真や図(天井にあるライトや荷物棚など)を見ながらイメージすると記憶に残りやすいです。
- 比較級: more valid
- 最上級: most valid
- 名詞: validity(有効性、正当性)
- 動詞: validate(有効性を証明する、妥当性を確認する)
- 名詞: validation(検証、査証)
- 副詞: validly(正当に、有効に)
- B2: 中上級レベル
→ 日常会話でも仕事の場面でも見聞きする単語で、文章でもよく使われるが、ある程度英語に慣れた学習者向け。 - 語源の「val-」はラテン語の「valere」(= to be strong) に由来し、「強い」「有効」という意味を含みます。
- 接尾語「-id」は「~の状態にある」という意味を持つことがあります。
- value(価値)
- evaluate(評価する)
- valor(勇気)
- valid argument(妥当な議論)
- valid reason(正当な理由)
- valid point(もっともなポイント)
- valid ticket(有効なチケット)
- valid proof(有効な証拠)
- valid until ~(~まで有効)
- legally valid(法的に有効な)
- valid claim(妥当な主張)
- valid passport(有効なパスポート)
- a valid question(妥当な疑問)
- ラテン語「validus」(強力な、しっかりした)から由来し、そこから「合法的・論理的にしっかりしている」という意味に発展しました。
- 公式・フォーマルな文書で「期限内に有効」「法的に通用する」という意味でよく使われます。
- 論理的・学術的な場面では「論拠がしっかりしている、筋が通っている」という意味で用いられることが多く、少し固めのニュアンスです。
- 公的な場所やビジネスシーン、学術論文、法律的な話題などフォーマルな場面で頻出します。
- 日常会話でも「That’s a valid point.」のように使われることがありますが、やや堅めの印象が出る場合もあります。
- 形容詞なので、名詞を修飾するときに用いられます。
例: a valid ticket, a valid reason, a valid argument - 前置詞「for」や「until」と組み合わせて、「~に対して有効」「~まで有効」といった構文がよく見られます。
例: valid for one year(1年間有効), valid until May 31st(5月31日まで有効) be valid for + 期間
→ 「~の間有効である」be valid until + 時期
→ 「~まで有効である」remain valid
→ 「有効状態が続く」- ビジネス・公的場面などのフォーマルなシーンでは頻繁に使われます。
- カジュアル会話でも使われるが、若干フォーマルな響きを伴います。
- “Do you think my point is valid?”
「私の主張って妥当だと思う?」 - “Is your parking ticket still valid?”
「駐車券はまだ有効なの?」 - “That’s a valid question. Let’s check the details.”
「それはもっともな疑問だね。詳細を調べよう。」 - “This contract is valid until the end of the year.”
「この契約は年末まで有効です。」 - “We need to ensure the agreement is legally valid.”
「私たちは、その合意が法的に有効であることを確かめる必要があります。」 - “He provided a valid explanation for the delay in shipment.”
「彼は配送の遅延について妥当な説明を提供しました。」 - “The researcher’s hypothesis appears to be valid based on the data.”
「その研究者の仮説はデータに基づき妥当だと思われます。」 - “To make a valid conclusion, a thorough analysis is required.”
「妥当な結論を出すには、徹底的な分析が必要です。」 - “We need valid evidence to support this theory.”
「この理論を裏付けるためには、有効な証拠が必要です。」 - legitimate(正当な)
- 「法的に適切」または「筋が通っている」というニュアンスを強調する際によく使われます。
- 「法的に適切」または「筋が通っている」というニュアンスを強調する際によく使われます。
- sound(しっかりした)
- 論理的に堅実である、もしくは物理的にも「丈夫な」という意味もあります。
- 論理的に堅実である、もしくは物理的にも「丈夫な」という意味もあります。
- well-founded(根拠のある)
- 何かに基づいていることを強調するときに使われます。
- 何かに基づいていることを強調するときに使われます。
- invalid(無効の、妥当ではない)
- 期限が切れていたり、論理的に破綻している状態を指します。
- 期限が切れていたり、論理的に破綻している状態を指します。
- 発音記号: /ˈvæl.ɪd/
- アクセント(強勢)は、最初の音節「val」に置かれます。
- アメリカ英語でもイギリス英語でも発音はほぼ同じですが、アメリカ英語だとやや「æ」が深く発音され、イギリス英語だと少しあっさり発音される傾向があります。
- よくある誤りとして “vaild” のようにスペリングを間違える人がいます。
- 【スペルミス】“vaild” や “valiid” などとつづりを誤ること。
- 【混同】“validate” (動詞) と “valid” (形容詞) を混同しない。
- 試験対策 (TOEIC・英検など) では、「契約書の期限や根拠の有効性」を問う問題文でよく登場する単語です。
- 「val-」には「力がある、強い」といった語感があるため、「有効」という概念と結びつけて覚えると理解しやすいです。
- 名詞形「validity、validation」と併せて覚えると、単語ファミリーでの学習が進めやすくなります。
- “That’s a valid point!” と気軽に口に出してみることで、実際の会話でも使いやすくなります。
- 「創設者」「設立者」(a person who establishes an institution, organization, or business)
- 「失敗する」「(船が)沈む」「(計画・事業などが)頓挫する」(to fail or collapse, especially a ship sinking or a plan failing)
- 「(名詞) 創設者・設立者」という意味です。新しい会社や団体、組織を立ち上げた人のことを指します。
こういう場面で使われます:例えば、会社を作った人、NPOを立ち上げた人など、“何かを最初に作った人”に対して使います。 - 「(動詞) 失敗する・沈む」という意味もあります。会話ではあまり頻繁に出てこないかもしれませんが、文面では「プロジェクトが失敗に終わる」「船が沈む」などで目にすることがあります。
- 名詞 (countable noun: a founder / founders)
- 動詞 (自動詞: to founder / founders / foundered / foundering)
- 名詞形: foundation(基盤・基礎、設立など)
- 動詞形: found(創設する) ※こちらは「find (見つける)」の過去・過去分詞形「found」とスペリングは同じですが語源や意味は異なります。
- B2(中上級)
日常会話やビジネスシーンなどで比較的よく見かける単語なので、中上級レベルに相当するイメージです。 - founder (名詞)
- 「found (設立する) + -er (〜する人)」
動詞 “to found” (創設する) に、人を表す接尾辞 “-er” がついた形です。
- 「found (設立する) + -er (〜する人)」
- founder (動詞)
- 由来は古フランス語の
fondrer
(崩壊する、沈む)にさかのぼるとされます。
- 由来は古フランス語の
- found (動詞): 創設する
- foundation (名詞): 基礎、基盤、設立、基金
- fundamental (形容詞): 基本的な、根本的な
- company founder(会社の創設者)
- nonprofit founder(非営利団体の設立者)
- founder member(創始メンバー)
- tech startup founder(テック系スタートアップの創業者)
- founding father(建国の父、設立の父)
- founder effect(創始者効果=遺伝学用語)
- the original founder(オリジナルの創設者)
- founder-led business(創業者がけん引するビジネス)
- discover the founder’s vision(創業者のビジョンを知る)
- the project foundered(そのプロジェクトは失敗した/頓挫した)
- 名詞の founder は、ラテン語 “fundare” (基礎を置く) → 古フランス語 “fonder” → 英語 “to found” (設立する) から派生した “founder” (設立する人) に由来しています。
- 動詞の founder(失敗する、沈む)は古フランス語 “fondrer”(崩壊する、沈む)や中世ラテン語 “fundare”(沈む)と関係があります。偶然「found」とつづりが似ていますが、語源は少し異なります。
- 「(名詞) founder」はポジティブで、尊敬を込めて使われる場合が多いです。
- 「(動詞) to founder」は「船が沈む」「計画が頓挫する」といった、負のイメージを伴います。
- フォーマルな文章では動詞の意味もよく登場しますが、口語では「失敗する、頓挫する」を “fail” と表現することが多いので、やや書き言葉寄りです。
- 可算名詞 (a founder / the founder / many founders)
- 通常は「of」とともに使われ、「◯◯の創設者」の形で登場することが多いです。
例: He is the founder of this company. - 自動詞 (founder, foundered, foundering)
- 目的語はとらずに、「~が失敗する/沈む」と述べる場合に用います。
例: The ship foundered in rough seas. (Something) founder on (something)
例: “Negotiations foundered on financial disagreements.”(交渉は財務面の対立で頓挫した)フォーマル度:
- 名詞 “founder” はビジネスやカジュアル両方でよく使われます。
- 動詞 “founder” はビジネス・フォーマルな場面や文章で使われやすいです。
- 名詞 “founder” はビジネスやカジュアル両方でよく使われます。
- “My friend is the founder of a local café.”
(友達が地元のカフェの創設者なんだ。) - “I admire the founder of that charity. She really cares about the community.”
(あの慈善団体を作った人を尊敬しているよ。地域のことを本当に大切にしている。) - “We tried to start a club at school, but it foundered because no one joined.”
(学校でクラブを始めようとしたけど、誰も参加してくれなくて失敗しちゃったよ。) - “The founder of our company will give a keynote speech today.”
(今日は弊社の創設者が基調講演を行います。) - “We need to identify what caused the project to founder and address those issues.”
(プロジェクトが頓挫した原因を突き止めて、それらの問題に対処する必要があります。) - “Our startup’s founder often shares his vision with the entire team.”
(私たちのスタートアップの創業者は、チーム全体に自分のビジョンをよく共有します。) - “The organization’s founder established clear guidelines for research.”
(その組織の創設者は研究に対して明確なガイドラインを設けた。) - “When large-scale projects founder, it is often due to inadequate funding.”
(大規模プロジェクトがとん挫するのは、しばしば資金不足が原因である。) - “Focusing on the founder effect can help biologists understand genetic variation in isolated populations.”
(創始者効果に注目することで、生物学者は隔離された集団における遺伝的変異を理解しやすくなる。) - “creator” (クリエイター): より広い意味で「作り手」を指す
- “establisher” (エスタブリッシャー): 社団や制度を設立する人 (やや文語的)
- “initiator” (イニシエイター): 何かを最初に開始した人
- “fail” (フェイル): 一般的に「失敗する」と言う場合はこちらがよく使われます。
- “collapse” (コラプス): 「崩壊する」がメインの意味 (事業・組織・建物など)。
- “sink” (シンク): 文字通り「沈む」であり、船の沈没の場合によく使われる。
- “successor” (後継者) :「設立者」と対比すると、後を継ぐ人という位置づけ
- 発音記号 (IPA):
- 米: /ˈfaʊn.dɚ/
- 英: /ˈfaʊn.də/
- 米: /ˈfaʊn.dɚ/
- アクセント(強勢)は第1音節 “foun-” に置かれます。
- アメリカ英語では語尾の “-r” をしっかり発音し、イギリス英語では弱めに “-də” とする傾向があります。
founder
とfunder
(資金提供者)を混同してしまわないように注意してください。母音がわずかに異なります。- 「found」と「find」の過去形「found」はスペルが同じなので混乱しやすいです。
- to found (創設する) → founded (過去形・過去分詞)
- to find (見つける) → found (過去形・過去分詞)
- to found (創設する) → founded (過去形・過去分詞)
- 「founder (n)」と「funder (n, 出資者)」も音が似ているので要注意です。
- TOEICや英検のビジネスシーンや読解問題などで、「設立者 (founder)」という肩書が出てくることがあります。動詞としての “to founder” はやや難易度が高めですが、上級レベルの語彙として覚えておくと役立ちます。
- 「創設する」という動詞 “to found” に「人」を表す “-er” をつけて「founder(創設者)」と覚えると理解しやすいです。
- 「基礎 (foundation) を築く人」=「founder」とイメージすると記憶定着に繋がります。
- 「(n) founder」=「スタートさせた人」 / 「(v) to founder」= 「沈んだり失敗したり」と、同じ形なのに正反対のイメージもある点が面白いので、セットで覚えておくと間違えにくいでしょう。
- 通常、名詞として 単数形: inspector / 複数形: inspectors で使われます。
- 動詞: inspect (検査をする、視察をする)
- 名詞: inspection (検査、点検、視察)
- 形容詞・副詞形はありませんが、inspect の分詞形 “inspecting,” “inspected” は文脈により形容詞的に使われることもあります。
- inspect (動詞) + -or (名詞化の接尾辞:~する人)
- 「inspect」は “in(内側)” + “spect(見る)” の要素から成り、何かの中身や細部を調べる意味を持ちます。
- -or は 「~する人」を表すラテン系の接尾辞です。
- 「inspect」は “in(内側)” + “spect(見る)” の要素から成り、何かの中身や細部を調べる意味を持ちます。
- inspect (動詞): ~を点検する、検査する
- inspection (名詞): 点検、検査、調査
- inspectorate (名詞): 検査局、監察機関
- building inspector(建物検査官)
- safety inspector(安全検査官)
- health inspector(衛生検査官)
- police inspector(警部)
- customs inspector(税関検査官)
- ticket inspector(切符検査員)
- inspector general(検査総監、監察長官)
- chief inspector(主任検査官、警部長)
- fire inspector(消防検査官)
- inspector on duty(当番の検査官/警部)
- 語源: ラテン語の “īnspicere” (in + specere「中を見る」) に由来します。
- 歴史的には監督官や統治のための役職として使われてきました。現在では、警察階級の一つや各種検査官として幅広く使われます。
- ニュアンスとしては、公的権力や職務権限が感じられる単語で、誰かの活動や何かの物事が基準に適合しているか確認する役割という印象が強いです。
- 文章でも口語でも使われますが、やや公式寄りの文脈が多いです(カジュアルというよりはフォーマルな場面に近い)。
- 可算名詞: 不特定の人を指す場合は “an inspector” や “inspectors” と冠詞や複数形を伴います。
- 一般的に「~職に就いている人」として使われ、役職名として「Inspector + 名前」の形もあります(特に警察の階級など)。
- イディオム・構文例
- “Inspector ~”:警察や公的な組織での職位を示す。
- “He works as an inspector for the city.”(彼は市の検査官として働いている。)
- “Inspector ~”:警察や公的な組織での職位を示す。
- フォーマル(公的書類・ニュース記事・正式発表)からややフォーマル(仕事上での会話)まで幅広く使われます。
- カジュアルな場面では、職業名としてさらっと口に出す程度に使われる印象です。
- “A health inspector came to our restaurant yesterday.”
(昨日うちのレストランに衛生検査官が来たよ。) - “The ticket inspector is checking everyone’s tickets on the train.”
(切符検査員が列車内でみんなの切符を確認しているよ。) - “My neighbor is a police inspector, and he often works night shifts.”
(私の隣人は警部で、夜勤の仕事が多いよ。) - “We have an inspector reviewing our safety protocols next week.”
(来週、安全プロトコルを確認しに検査官が来ます。) - “Please prepare the necessary documents for the inspector’s visit.”
(検査官の来訪に備えて必要書類を準備してください。) - “The inspector’s report highlighted several areas for improvement.”
(検査官の報告書は改善すべきいくつかの項目を指摘しました。) - “According to the inspector’s findings, the facility met all regulatory standards.”
(検査官の調査結果によると、その施設はすべての規制基準を満たしていた。) - “The inspector general issued a formal statement regarding the investigation.”
(検査総監が、その調査について公式声明を発表した。) - “An independent inspector was hired to assess the environmental impact.”
(環境影響評価のために独立した検査官が雇われた。) - examiner(試験官・検査員)
- 主に試験・評価する人に焦点。
- 主に試験・評価する人に焦点。
- investigator(捜査官、調査官)
- 犯罪や問題点を探り出す人に使われることが多い。
- 犯罪や問題点を探り出す人に使われることが多い。
- supervisor(監督者)
- 点検よりも管理・監督する立場というニュアンスが強い。
- 点検よりも管理・監督する立場というニュアンスが強い。
- auditor(監査人)
- 会計監査など特に財務面を調べる職。
- 会計監査など特に財務面を調べる職。
- “subject” (被検査者・対象者)
- あえて挙げるとすれば、検査を受ける立場。
- “inspector” は主に規定や規律に沿っているかをチェックする役割。
- “investigator” は捜査・探求する意味がより強い。
- “examiner” はより多岐にわたり評価やテストを行う印象。
- 発音記号 (IPA):
- イギリス英語 (BrE): /ɪnˈspek.tər/
- アメリカ英語 (AmE): /ɪnˈspɛk.tɚ/
- イギリス英語 (BrE): /ɪnˈspek.tər/
- アクセントは “spec” の部分にきます。
- よくある間違いとして、「in*s*pector」と「e」や「a」を入れ間違えやすいことがあります (“inspactor” としないよう注意)。
- 米英両方とも「イン・スペック・ター」くらいのリズムで発音しますが、末尾の r の音が無声化するかどうかが違いです(英:ター(曖昧母音)、米:ター(舌を軽く巻いた r))。
- スペルミス: “inspector” を “inspecter” と書いてしまう間違いが起こりやすいです。
- 同音異義語: 目立った同音異義語はありませんが、音が似た単語として “inspector gadget” (有名なキャラクター名) を思い浮かべる人もいます。別物です。
- 試験対策: TOEICや英検では、会社や施設などの検査シーン、報告書などの単語問題で出題されやすいかもしれません。また、警察関係の職業や保険の監査などの文脈でも登場することがあります。
- 語源: “in (内側)” + “spect (見る)” + “-or (人)” から、「中を調べる人」を想起すると覚えやすいでしょう。
- イメージ: 拡大鏡やルーペを持った人が、中身をじっくり見ている光景をイメージすると覚えやすいです。
- スペリング: “inspect + or” という形なので、「inspect(検査する)する人 = inspector」と変換すれば脱スペルミスに有効です。
hurricane
hurricane
解説
hurricane
1. 基本情報と概要
単語: hurricane
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A severe tropical cyclone with violent winds, typically forming over the Atlantic Ocean or eastern Pacific Ocean
意味(日本語): 熱帯地域で発生する非常に強い風を伴う暴風雨(ハリケーン)
「hurricane」は、主に大西洋や東太平洋で発生する非常に強いサイクロン(熱帯低気圧)を指す言葉です。最大風速が一定の基準を超えると「hurricane(ハリケーン)」と呼ばれ、甚大な被害をもたらすことがあります。強い風と豪雨をともなう、非常に破壊力のある自然災害をイメージするとわかりやすいでしょう。
CEFRレベル目安:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)例(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
よくある構文やイディオム
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアルな場面)
ビジネス (ややフォーマルな場面)
学術的 (よりフォーマル/専門的な場面)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(似た意味)
反意語(意味が反対の単語)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “hurricane” の詳細な解説です。自然災害関連のニュースや気象情報を読む際には頻出する単語なので、ぜひしっかり視覚・聴覚で覚えて、発音とスペリングの両方に自信を持てるようにしておきましょう。
(西インド緒島などに発生する熱帯性の)リリケーン,大施風;大暴風
(感情などの)激発
stationery
stationery
解説
stationery
1. 基本情報と概要
英語での意味: “stationery” は、手紙を書いたりメモを取ったりするための紙、封筒、ペン、鉛筆などの文房具類全般を指す名詞です。
日本語での意味: 主に「文房具」「筆記用具一式」のことです。紙、封筒、ペンなど「文字を書くための道具」というイメージです。
「文房具を総合的に指すときに使われる便利な単語です。“stationary” (動かない) と綴りが似ているので間違えやすいですが、“e” が入っている方が “stationery” (文房具) です。」
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
学術的・アカデミックでの例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “stationery” の詳細解説です。筆記具や用紙などの文房具全般を表す不可算名詞であり、ビジネスや学習環境でも頻繁に登場する単語ですので、ぜひ使い分けをマスターしてください。
《集合的に》文房具
(特に)便せん及び封筒類
banquet
banquet
解説
banquet
1. 基本情報と概要
単語: banquet
品詞: 名詞(可算名詞)、まれに動詞としても使われる。
意味(英語)
A large formal meal for many people, often followed by speeches in honor of a person or event.
意味(日本語)
大勢の人が集まって行われる正式な宴会や祝宴のことです。結婚式や受賞式など、特別な行事でよく開催されます。格式ばった場面で使われる、ややフォーマルな響きのある単語です。
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よく使われるコロケーション(共起表現)と関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
名詞として
動詞として
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “banquet” の詳細解説です。結婚式や特別なお祝いなどフォーマルで華やかな場面を想像しながら、ぜひ覚えてみてください。
(公式の)宴会
…‘の'ために宴会を開く
宴会に列席する
fiscal
fiscal
解説
fiscal
1. 基本情報と概要
単語: fiscal
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): Relating to government revenue, taxation, and financial matters.
意味(日本語): 政府の財政や税収、経済的事項に関係する。
「fiscal」は、政府や公的機関の財政(収入、支出、予算、税金など)に関連するときに用いられます。「財政的な」「国家の収支に関する」といったニュアンスの形容詞です。
活用形
形容詞以外の品詞としては、あまり一般的ではありませんが、「fiscally」という副詞形はしばしば使われます。
2. 語構成と詳細な意味
関連性・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
5. 実例と例文
日常会話例 (3つ)
ビジネス例 (3つ)
学術的な文脈例 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
本語は主に政府や公的機関の財政や予算について語るときに役立つ重要な単語です。政治経済の話題やビジネス文書などで目にすることが多いので、ぜひ覚えておきましょう。
国庫の
財務の,会計の
caller
caller
解説
caller
以下では、英単語「caller」について、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英単語: caller
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語・日本語)
「caller」は、電話をかけてきた発信者のことや、訪問者を示すときに使われる名詞です。カジュアルにもフォーマルにも使われますが、電話や来客などのシーンで特に頻繁に登場します。
活用形
名詞「caller」は、数えられる可算名詞で、以下の形があります:
単語自身は動詞「call」に接尾語「-er」がついてできた形ですので、基本的には名詞として使われます。形容詞化することは一般的ではありません。
派生語(他の品詞例)
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
よって「caller」は「呼ぶ人/電話をかける人」という意味になります。
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3例)
(B) ビジネスシーンでの例文(3例)
(C) 学術的・フォーマルな文脈での例文(3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「caller」の詳細な解説です。電話口や訪問時の状況など、日常的にもビジネスシーンでもよく登場する単語ですので、しっかり覚えておきましょう。
訪問客, 来訪者
呼ぶ人(物)
(スクエアダンスで)ステップを大声で指示する人
sharply
sharply
解説
sharply
1. 基本情報と概要
単語: sharply
品詞: 副詞 (adverb)
意味(英語): suddenly and by a large amount, or in a harsh/intense manner
意味(日本語): 急激に、鋭く、はっきりと
たとえば「値段が急激に変化した」「きつい口調で話す」など、物事が急に、または強く際立って起こるような状況で使われます。
CEFRレベルの目安としては、比較的よく使われる表現のためB2(中上級)レベルと考えられます。
活用形や他の品詞
2. 語構成と詳細な意味
「sharp(鋭い、急な)」に副詞を作る接尾語「-ly」がついて「急激に」や「鋭く」、「はっきりと」という意味を表します。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・構文例
5. 実例と例文
① 日常会話での例文
② ビジネスでの例文
③ 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が副詞「sharply」の詳細な解説です。ものごとが「急に・鋭く・はっきりと」起こる場面でぜひ活用してみてください。
鋭く;急に;激しく;明碓に;敏感に;抜け目なく
overhead
overhead
解説
overhead
1. 基本情報と概要
英単語: overhead
品詞: 名詞、形容詞、副詞
この単語はビジネスでも日常生活でも使われますが、特に「コスト」に関して言及するときはやや専門的な響きがあります。
2. 語構成と詳細な意味
両者が結びついて「頭の上にある」「頭上にある」という意味が基本的なイメージです。これが転じて「ビジネスでかかる諸費用(頭上から覆いかぶさるような固定費)」のニュアンスに広がっています。
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文(3つ)
B. ビジネスでの例文(3つ)
C. 学術的・専門的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「overhead」の詳細解説です。ビジネス文脈だけでなく、日常生活でも「頭上に」のニュアンスで頻繁に使われる単語なので、場面や文脈によって上手に使い分けてみてください。
頭上高く,空に
頭上にある,空にある
《英では複数形で》一般諸経費, 間接費
valid
valid
解説
valid
以下では、英単語 valid
を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: valid
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): legally or logically acceptable, having a sound basis in logic or fact, effective
意味(日本語): 合法的・論理的に妥当な、有効な
「valid」は「有効な」「正当な」「妥当な」というニュアンスを持ち、主に「きちんと認められた役割や効果がある状態」を表します。たとえば、期限内のチケットや論理的に筋が通っている主張のことを「valid」と表現します。
活用形
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
よくある構文
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話 (会話調)
ビジネスシーン
学術的・フォーマルな場面
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、形容詞 “valid” の詳細解説です。「有効な」「妥当な」という意味を主として、ビジネスや学術の場面で特に頻出する重要語です。ぜひ例文やコロケーションと併せて覚えてください。
(理論・理由などが)妥当な,しっかりした根拠のある
(契約・法律などが)合法的な,正式な手続きを踏んだ
(ある期間,またある条件のもとで)有効な
founder
founder
解説
founder
以下では、英単語 founder
を、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語での意味
1) founder (名詞):
2) founder (動詞):
日本語での意味とニュアンス
品詞
他の品詞になった例
CEFR レベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連単語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
微妙なニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
1) 名詞としての founder
2) 動詞としての founder
代表的な構文・表現
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (名詞: 創設者・設立者)
名詞 “founder” に比べて「creator」は芸術やコンテンツの制作者にも使われやすく、「initiator」は「きっかけを作った人」のニュアンスが強いです。
類義語 (動詞: 失敗する・沈む)
反意語 (名詞の場合)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “founder” の詳細解説です。名詞の「創設者」と動詞の「失敗する・沈む」の両面があるため、文脈によってどちらの意味で使われているかをしっかり判断すると、正確に理解・運用できるようになります。
創設者,設立者
inspector
inspector
解説
inspector
名詞 “inspector” の詳細解説
1. 基本情報と概要
単語: inspector
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A person whose job is to inspect or examine something; commonly used for officials who check compliance with regulations or a rank in a police force (especially in the UK).
意味(日本語): 検査官、視察官、監督官、あるいは(イギリスなどで)警部といった地位を指します。何かを正しく行っているか、基準に合っているかを確認する人です。
「検査官・警部」というニュアンスで、ルールを守っているか、あるいは犯罪を捜査しているかなどを調査・監督する立場の人を想像するとわかりやすいです。
CEFRレベル:B2(中上級)
・ニュースやビジネスシーン、警察階級などを語るときに登場する程度の語彙レベルです。
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連する派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン:
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネスシーン (3例)
学術的 / 公的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
類義語との違い:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “inspector” の詳細解説です。検査・監査の専門家や、警察の階級名としてよく登場する単語なので、関連用語も併せてしっかり押さえておくと便利です。
視察官,調査官,監査人(役)
警部
loading!!
TOEIC英単語(TSL)
TOEICの頻出英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、TOEICに出る英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
外部リンク
キー操作
最初の問題を選択する:
Ctrl + Enter
解説を見る:Ctrl + G
フィードバックを閉じる:Esc
問題選択時
解答する:Enter
選択肢を選ぶ:↓ or ↑
問題の読み上げ:Ctrl + K
ヒントを見る: Ctrl + M
スキップする: Ctrl + Y