ビジネス英単語(BSL) / リスニング問題 - 未解答
音声を聞いて、対応する英単語を答える問題です。
英単語を聞き取る力を鍛えるのに役立ちます。
活用形
- 原級: fierce
- 比較級: fiercer
- 最上級: fiercest
- 原級: fierce
関連する品詞
- 副詞: fiercely (激しく)
- 名詞: fierceness (激しさ)
- 副詞: fiercely (激しく)
- 特別な接頭語・接尾語はありませんが、古フランス語やラテン語起源の語根を持ちます。
- 厳しい・険しい: 攻撃的で荒々しいさま
- 激しい・猛々しい: 感情や競争・戦いなどが強烈であるさま
- 強烈な・力強い: スポーツや議論などに対して使われ、力がこもっているニュアンス。
- fierce competition — 激しい競争
- fierce debate — 激論
- fierce argument — 激しい議論
- fierce battle — 激戦
- fierce loyalty — 猛烈な忠誠心
- fierce determination — 強い決意
- fierce storm — 荒れ狂う嵐
- fierce resistance — 激しい抵抗
- fierce opponent — 手ごわい相手
- fierce look — 形相の険しい様子
- 語源: 中英語「fierse」から来ており、古フランス語の「fers」(野生的な) に由来。さらにラテン語の「ferus」(野生の) が起源とされています。
- 歴史的背景: 古くから「野性的で手に負えない、荒々しい」という意味合いで使われてきました。
- 使用時の注意点:
- 「fierce」はネガティブな攻撃性を表すだけでなく、ポジティブに「強さ」や「力強さ」を称える表現にも使われます。
- 口語・文章どちらでも用いられますが、「激しさ」を強調するため、カジュアルな場面ではユーモラスに使われることもあれば、フォーマルな場面では「強烈なインパクト」を端的に伝える言葉として使われます。
- 「fierce」はネガティブな攻撃性を表すだけでなく、ポジティブに「強さ」や「力強さ」を称える表現にも使われます。
- 形容詞 (adjective): 名詞を修飾し、激しさや強い感情・状況を表します。
- 可算・不可算の区別はなく、名詞を補足する役割を担います。
- 比較級(fiercer)・最上級(fiercest)もよく使われます。
- 例)This storm is fiercer than the last one. (この嵐は前回より激しい)
- 例)This storm is fiercer than the last one. (この嵐は前回より激しい)
- 他動詞/自動詞として使われる形はなく、形容詞として主に使われます。
- “(be) fierce + 名詞”: He is a fierce competitor.
- “fierce + 名詞”: They faced fierce resistance from the locals.
- 特筆すべき頻出イディオムは少ないものの、「fierce」という形容詞を組み合わせて「fierce pride」「fierce ambition」など、感情の強さを示す表現が多く見られます。
“Don’t be scared of my cat; she looks fierce but she’s actually very gentle.”
(うちのネコを怖がらないで。見た目は荒々しく見えるけど、実はすごくおとなしいの。)“The wind is really fierce today. We should stay indoors.”
(今日は風が本当に強いね。家の中にいたほうがいいよ。)“I love your fierce outfit! You look so confident.”
(その服すごくかっこいいね!自信に満ちて見えるよ。)“We’re facing fierce competition in the current market.”
(今の市場では激しい競争に直面しています。)“His fierce determination led to the successful negotiation.”
(彼の強い決意が成功した交渉につながりました。)“We need a fierce marketing strategy to stay ahead of our rivals.”
(ライバルに先んじるには、強力なマーケティング戦略が必要です。)“The study reveals fierce resistance among the indigenous communities.”
(その研究は、先住民コミュニティにおける激しい抵抗を示しています。)“A fierce debate has arisen regarding climate change policy.”
(気候変動政策をめぐって激しい議論が起こっています。)“Historians argue that the fierce battles in this region shaped the nation’s history.”
(歴史家たちは、この地域での激戦がその国の歴史を形作ったと主張しています。)- ferocious (猛烈な)
- 「残忍なニュアンス」が強め。猛獣や極端に激しい状況を描写する際によく用いられます。
- 「残忍なニュアンス」が強め。猛獣や極端に激しい状況を描写する際によく用いられます。
- savage (野蛮な)
- やや古風な響きがあり、野性的でコントロールが効かないイメージ。
- やや古風な響きがあり、野性的でコントロールが効かないイメージ。
- violent (暴力的な)
- 「暴力的な行為」に焦点を当てる際に使われる。
- 「暴力的な行為」に焦点を当てる際に使われる。
- intense (強烈な)
- 感情や状況の強さを示すが、必ずしも攻撃的というわけでもない。
- 感情や状況の強さを示すが、必ずしも攻撃的というわけでもない。
- gentle (優しい)
- mild (穏やかな)
- tame (飼い慣らされた、おとなしい)
- 発音記号(IPA): /fɪərs/ (イギリス英語), /fɪrs/ (アメリカ英語)
- アクセント: 単音節語なので強勢は単語全体にかかります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- イギリス英語では「フィアス」のように /fɪərs/ と中間に「イア」の音が入る。
- アメリカ英語では /fɪrs/ と比較的短く「フィルス」に近い発音になる。
- イギリス英語では「フィアス」のように /fɪərs/ と中間に「イア」の音が入る。
- よくある間違い:
fear
(恐怖) と混同して「フィアー」と伸ばして発音してしまうこと。
- スペルミス: 「fierce」を “fiece” や “feirce” と書き間違えるケース。
- i と e の順番に注意。
- i と e の順番に注意。
- 同音異義語との混同: “fierce” と “fiercer” の区別が曖昧になることがあるので、比較級・最上級に気をつけましょう。
- 試験対策 (TOEIC・英検など): ビジネスシーンでの「fierce competition (激しい競争)」などが頻出。読解問題や会話問題で出題されることが多いです。
- スペルのポイントは “ie” の順番。
- 「fear (恐怖)」と似ているが、スペルは “fierce”。語中の “rce” で「アールス」と音がまとまるイメージで覚えると良い。
- 「ライオンのように荒々しくて強い」というイメージを思い浮かべると使い方がイメージしやすくなります。
- 名詞形: nationalism(ナショナリズム)
- 形容詞形: nationalist(ナショナリストの、ナショナリズム的な)、nationalistic(ナショナリズム的な)
- 名詞(人や支持者を指す): nationalist(ナショナリスト)
- nation: 「国、民族」
- -al: 形容詞形の接尾語(ただし “nationalism” では、この部分は「nation」と合わさって「national」として語幹扱いされることが多い)
- -ism: 「主義、思想、運動」を表す接尾語
- nationalist (n./adj.): ナショナリスト、あるいはナショナリズムの
- nationalistic (adj.): ナショナリズム的な
- strong nationalism(強いナショナリズム)
- rise of nationalism(ナショナリズムの台頭)
- cultural nationalism(文化的ナショナリズム)
- economic nationalism(経済的ナショナリズム)
- wave of nationalism(ナショナリズムのうねり)
- nationalist sentiment(ナショナリスト感情)
- nationalism and patriotism(ナショナリズムと愛国心)
- decline in nationalism(ナショナリズムの衰退)
- extreme nationalism(過激なナショナリズム)
- fuel nationalism(ナショナリズムを助長する)
- 語源: 「nation(国、民族)」はラテン語の “natio” (生まれ・出自・集団)に由来し、そこから “national” が派生。そして「~主義、主張」を意味する “-ism” が付いて “nationalism” となりました。
- 歴史的背景: 18~19世紀ごろからヨーロッパを中心に勢力を増した思想で、帝国や絶対王政に対抗ないしは民族の独立運動と結びついて発展しました。その過程で国民意識や愛国心と強く絡む概念として広がりました。
- 使用時の注意点:
- ポジティブな文脈(自国文化保護やアイデンティティの確立など)か、ネガティブな文脈(排他主義や極端な愛国主義など)かで大きく意味合いが異なります。
- 政治・社会に関する話題で聞き手に強い感情を引き起こす可能性があるため、使い方や場面には注意が必要です。
- ポジティブな文脈(自国文化保護やアイデンティティの確立など)か、ネガティブな文脈(排他主義や極端な愛国主義など)かで大きく意味合いが異なります。
- 使用シーン:
- 新聞や雑誌などのジャーナリズム、時事問題を扱う文章で使われることが多いです。
- ややフォーマルな単語ですが、議論や討論の場などカジュアルな口頭でも用いられる場合があります。
- 新聞や雑誌などのジャーナリズム、時事問題を扱う文章で使われることが多いです。
- 品詞: 名詞(主に不可算名詞として使われる)
- 例) The rise of nationalism …(「ナショナリズムの台頭」)
- 例) The rise of nationalism …(「ナショナリズムの台頭」)
構文例:
- “Nationalism has grown significantly in recent years.”
- “The government’s policies reflect a strong sense of nationalism.”
- “Critics argue that nationalism can lead to isolationism.”
- “Nationalism has grown significantly in recent years.”
フォーマル / カジュアル:
- 政治学や国際関係論の文脈ではフォーマルに頻出。
- 日常会話でも「愛国心」や「国粋主義」として議論される場合はあるが、ややフォーマル寄りの印象。
- 政治学や国際関係論の文脈ではフォーマルに頻出。
- “I’ve noticed more people talking about nationalism than before.”
(以前よりナショナリズムについて話す人が増えた気がするよ。) - “Some say nationalism is beneficial, but others believe it creates division.”
(ナショナリズムは有益だという人もいるけど、分断を生むと考える人もいるよ。) - “My friend is writing a blog post discussing the effects of nationalism on society.”
(私の友人は、ナショナリズムが社会に及ぼす影響についてのブログ記事を書いているの。) - “Economic nationalism can influence trade policies in unexpected ways.”
(経済的ナショナリズムは貿易政策に思わぬ影響を与えることがあります。) - “Our company needs to adapt to the rise of nationalism in certain markets.”
(当社は特定の市場でのナショナリズムの台頭に対応する必要があります。) - “Foreign investors are concerned about the new government’s nationalism-driven policies.”
(海外投資家は新政府のナショナリズムによる政策を懸念しています。) - “Scholars have studied the origins of nationalism in 19th-century Europe extensively.”
(研究者たちは19世紀ヨーロッパにおけるナショナリズムの起源を広範に研究してきました。) - “Nationalism is often examined alongside concepts such as patriotism and xenophobia.”
(ナショナリズムはしばしば愛国心や排外主義などの概念と併せて分析されます。) - “This study investigates how nationalism affects cross-border collaboration in science.”
(本研究はナショナリズムが科学における国境を越えた協力にどのように影響するかを調査しています。) - patriotism(愛国心)
- 自国を愛し大切にする心情を表すが、必ずしも他国を否定しない点で “nationalism” とやや異なる。
- 自国を愛し大切にする心情を表すが、必ずしも他国を否定しない点で “nationalism” とやや異なる。
- jingoism(好戦的愛国主義)
- 非常に好戦的で排他的な形の愛国主義。nationalism の極端な形として扱われる。
- 非常に好戦的で排他的な形の愛国主義。nationalism の極端な形として扱われる。
- chauvinism(盲目的愛国主義)
- 自国や自民族の優位性を、しばしば根拠なく主張するニュアンスが強い。
- 自国や自民族の優位性を、しばしば根拠なく主張するニュアンスが強い。
- xenophobia(外国人嫌い、排外主義)
- 外国人や異文化を恐れたり嫌ったりする感情で、ナショナリズムのネガティブな側面と関連深い。
- 外国人や異文化を恐れたり嫌ったりする感情で、ナショナリズムのネガティブな側面と関連深い。
- internationalism(国際主義)
- 国際協調や多国間関係を重視し、国境を越えて協力する姿勢。
- 国際協調や多国間関係を重視し、国境を越えて協力する姿勢。
- globalism(グローバリズム)
- 経済・社会を地球規模で捉え、国境にとらわれない考え方。
- 経済・社会を地球規模で捉え、国境にとらわれない考え方。
- 発音記号:
- アメリカ英語: /ˈnæʃ.ən.ə.lɪz.əm/
- イギリス英語: /ˈnæʃ.ən.əl.ɪz.əm/
- アメリカ英語: /ˈnæʃ.ən.ə.lɪz.əm/
- アクセント:
- 最初の “na-” に主アクセントがきます(NA-tion-al-ism)。
- 最初の “na-” に主アクセントがきます(NA-tion-al-ism)。
- よくある発音ミス:
- “nation” の「ネイション」と「ナショナル」の部分が混ざりやすく、「ネイショナリズム」「ナショナルリズム」などあいまいになること。
- “nation” の「ネイション」と「ナショナル」の部分が混ざりやすく、「ネイショナリズム」「ナショナルリズム」などあいまいになること。
- アメリカ英語とイギリス英語での微妙な違い:
- 母音の長さや “-al-” の部分の発音にわずかな差異があります。
- スペルミス: “nationalism” を “nationlism” や “nationalisum” と書いてしまう。
- 同音異義語との混同: 大きな同音異義語はないが、contentious(議論を呼ぶ)な単語なので、誤用に注意。
- 試験対策:
- TOEIC などビジネス英語では、国際貿易・経済の文脈で “economic nationalism” などの語が出題される場合あり。
- 英検などのエッセイで国際情勢を扱う際に、対比として “globalism” や “internationalism” と一緒に使われることがある。
- TOEIC などビジネス英語では、国際貿易・経済の文脈で “economic nationalism” などの語が出題される場合あり。
- 「nation(国)+ ism(主義)」という構造を意識して、「国の主張・立場を強く押し出すイメージの主義」という風にイメージすると覚えやすいです。
- 「national + ism」で単語を分解し、人々が“国”に強い意識をもつと理解することで、関連単語(nationalist, nationalistic)の意味や使い方も把握しやすくなります。
- スペリングは “nation” に “-al-” を追加し “national-” となり、最後に “ism” がつくだけなので、段階的に書き出してみるとミスを防げます。
- 英語: “scrap”
- 日本語: 「小片(断片)」「廃材」「屑(くず)」、または「(計画などを)廃止する」「破棄する」といった動詞の意味もあります。
- 名詞 (countable/uncountable)
例: a scrap of paper(紙切れ一枚), scrap metal(スクラップメタル、廃材) - 動詞 (他動詞/自動詞)
例: to scrap a plan(計画を廃止する), to be scrapping(喧嘩する・争う:口語的) - 名詞: scrap → 複数形は scraps (scraps of paper など)
- 動詞: scrap - scrapped - scrapped, scrapping
- 形容詞: scrappy
- 意味: 「まとまりのない」「すぐにけんか腰になる」「負けん気の強い」など、文脈によって異なります。
- 意味: 「まとまりのない」「すぐにけんか腰になる」「負けん気の強い」など、文脈によって異なります。
- 名詞: scrapper
- 意味: 「すぐにけんかをする人」「負けん気の強い人」
- B2(中上級)
一般的な日常会話や記事などで見かける単語ですが、使い方が多岐にわたるため、ある程度英語に慣れていないと用法を混同しがちです。 - “scrap” は明確な接頭語や接尾語を含まない短い語です。
- 語幹: “scrap” の部分そのものが基本的な意味(小片、廃材、捨てる)を持っています。
- “scrappy” (形容詞): 気迫のある、けんか腰の
- “scrapper” (名詞): けんか好きな人、闘争心の旺盛な人
- “scrapbook” (名詞): スクラップブック(切り抜きを貼るアルバム)
- a scrap of paper → 紙切れ一枚
- scrap metal → 廃金属
- scrap yard → スクラップ置き場
- scrap value → 廃品価値
- food scraps → 食べ残し
- scrap wood → 端材(木の切れ端)
- scrap fabric → 生地の切れ端
- to scrap a plan → 計画を廃止する
- to scrap the car → 車を廃車にする
- to scrap an idea → アイデアを破棄する
- 中英語(Middle English)の “scrap” に由来し、更に古ノルド語の “skrap” に遡ります。もともと「こすり落とされた小さな破片」という意味合いがありました。
- 名詞 “scrap” は小さな破片や残り物を指すときに使われ、少し「使い道のない、価値が低い部分」というニュアンスがあります。
- 動詞 “to scrap” は何かを「廃棄する」「廃止する」という意味で、強い断念や放棄のイメージを帯びます。
- 口語では「けんかする(to be scrapping)」という意味もあるため、くだけた会話などで耳にすることがあります。
- 可算/不可算両方の用法があります。
- 一般的に “a scrap of 〜” として可算扱いにすることが多いですが、例えば “scrap metal” のように、素材をまとめて不可算名詞扱いすることもあります。
- 他動詞: 「~を廃止する、~を破棄する」
例: “The company scrapped its old policy.” - 自動詞(口語): 「けんかする」
例: “They were scrapping over something trivial.” - “to scrap something” → (やめる/廃止する/捨てる)
- “not a scrap of...” → (少しの~さえない)
例: “There isn’t a scrap of evidence.” - “Do you have a scrap of paper? I need to jot down a quick note.”
(メモを取るための紙切れある?) - “He gave the dog the scraps from dinner.”
(彼は犬に夕飯の食べ残しをあげた。) - “My little brother and I were scrapping over the last piece of cake.”
(弟とケーキの最後の一切れを巡ってけんかしてたよ。) - “We decided to scrap the outdated software and invest in a new system.”
(我々は時代遅れのソフトウェアを廃止し、新しいシステムに投資することを決めた。) - “The factory sells scrap metal to local recycling companies.”
(その工場は廃金属を地元のリサイクル会社に売っている。) - “Management scrapped the original plan because of budget constraints.”
(経営陣は予算の制限のため、当初の計画を白紙に戻した。) - “Researchers examined every scrap of data for inconsistencies.”
(研究者たちは不整合を探すためにあらゆるデータの断片を徹底的に調査した。) - “The historian found a scrap of ancient manuscript in the ruins.”
(歴史家は廃墟の中から古代の写本の断片を見つけた。) - “In some analyses, it is efficient to scrap the outliers before computing the average.”
(いくつかの分析では、平均値を計算する前に外れ値を除去するのが効率的である。) - fragment (断片)
- “fragment” は「割れたり崩れたりしてできた断片」を指す傾向が強く、ニュアンスは多少硬めです。
- “fragment” は「割れたり崩れたりしてできた断片」を指す傾向が強く、ニュアンスは多少硬めです。
- piece (一片、部分)
- “piece” は最も一般的な「部分」という言い方です。
- “piece” は最も一般的な「部分」という言い方です。
- leftover (残り物)
- 食べ物など残ったものに特に多用します。
- 食べ物など残ったものに特に多用します。
- remnant (残余)
- 残されている小さい部分、布の切れ端などにも使われます。比較的フォーマルです。
- whole (全体)
- entirety (全体・完全なもの)
- assemble (集める・組み立てる) → “scrap” の動詞(廃止する)の反意として。
- IPA: /skræp/
- アメリカ英語: [skræp] (「スクラァプ」に近い発音)
- イギリス英語: [skræp] (アメリカ英語と大差はありませんが、地域によって母音の響きがやや異なる程度)
- 強勢(アクセント)は単語全体にあるため、一音節でシンプルです。
- よくある間違い: “scrap” と “scrape”(/skreɪp/)の混同(スペルと発音に注意)。
- スペリングミス: “scrape” と書いてしまうなど。
- 発音: “scrap” は /æ/ の短い音、“scrape” は /eɪ/ と長めの“エイ”の音になるので混同しがちです。
- 同音異義語にはならないので、音の違いでしっかり区別するとよいです。
- 試験対策としては、TOEICや英検のリスニングやリーディングで “scrap a plan”「計画を廃止する」、または “scrap metal”「スクラップメタル」の文脈で出題されるケースがあります。
- 「スクラップブック(srapbook)で切り抜きを貼り付ける」イメージで「scrap = 切れ端、断片」だと覚えるとわかりやすいです。
- 「つぶして捨てる感じで“scrap” する」と覚えると、動詞の放棄・廃止という意味が定着しやすいです。
- 発音は「スクラァプ」と短く切るイメージで覚えましょう。
英語での意味:
- (名詞) fight, battle, conflict
- (動詞) to fight against, to struggle to reduce or prevent something
- (名詞) fight, battle, conflict
日本語での意味:
- (名詞) 「戦闘」「交戦」「闘い」を指します。
- (動詞) 「~と戦う」「~に対処する」のような意味を持ちます。
例えば「戦闘行為」や「病気と闘う」という場面で使われます。物理的に戦うだけでなく、問題や病気など「困難なものと向き合って克服しようと取り組む」ニュアンスでも用いられます。
- (名詞) 「戦闘」「交戦」「闘い」を指します。
- 原形: combat
- 三人称単数現在形: combats
- 現在分詞・動名詞: combating / combatting (どちらの綴りも可)
- 過去形・過去分詞形: combated / combatted (どちらの綴りも可)
- combatant (名詞): 戦闘員、戦士
例: “He was recognized as a skilled combatant on the battlefield.” - com-: “共に”という意味のラテン語由来の接頭語。同じような接頭語には「co-」などがあります。
- bat: ラテン語の「battere(打つ、叩く)」に由来しており、そこから「戦う」というニュアンスが生じています。
- combatant (名詞): 戦闘員
- combative (形容詞): 攻撃的な、闘争的な
- combat readiness (名詞フレーズ): 戦闘準備態勢
- combat crime(犯罪と戦う)
- combat poverty(貧困と闘う)
- combat terrorism(テロと戦う)
- combat climate change(気候変動に対処する)
- hand-to-hand combat(直接格闘、接近戦)
- combat zone(戦闘地域)
- combat operation(戦闘作戦)
- combat mission(戦闘任務)
- combat stress/fatigue(戦闘ストレス/疲労)
- combat gear(戦闘装備)
- ラテン語の “com + battere” → “combattere” → フランス語の “combattre” → 中英語を経て現代英語の “combat” となりました。
- com-(共に) + battere(打つ、叩く)がもともとの由来で、「互いに打ち合う・戦う」という意味です。
- 物理的戦闘だけでなく、社会問題や病気など「抽象的な敵」との戦いにも広く使われます。
- 軍事・政治の場面ですとフォーマルな響きがありますが、ビジネスや日常会話でも「~に対処する、克服する」ニュアンスで使用され、マイナスの対象を抑え込む、取り除くイメージが強いです。
- 文章の中ではフォーマルになりやすい単語ですが、スピーチやニュースなど硬い表現を必要とする場面から、日常会話での「敵と闘う」という比喩的使い方まで幅広く使われます。
名詞としての用法 :
- “The combat was long and exhausting.”(その戦闘は長く、消耗が激しかった)
- 冠詞 (a, the) が付く場合や無冠詞で用いられる場合がありますが、戦闘そのものを指す不可算名詞としても使われやすいです。
- “The combat was long and exhausting.”(その戦闘は長く、消耗が激しかった)
動詞としての用法 : 他動詞として「~と戦う/~を阻止する」の意味で用います。目的語が受けるのが一般的。
- “We must combat these problems immediately.”(私たちはこの問題に直ちに対処しなければならない)
イディオムや構文はあまり多くありませんが、“in combat”(戦闘中に)、“to engage in combat”(戦闘に従事する)などがよく使われます。
フォーマル/カジュアル : 「combat」という単語自体ややフォーマル寄りですが、カジュアルな会話でも「problem」や「issue」を目的語にして使うことがあります。
“I need to find a way to combat my fear of public speaking.”
(人前で話す恐怖と戦う方法を見つけなきゃ。)“He has been working out to combat stress lately.”
(彼は最近ストレスと闘うために運動を続けてるよ。)“We’re doing our best to combat the heat this summer.”
(この夏の暑さと闘うために、できるだけのことをしてるよ。)“The company launched a new initiative to combat declining sales.”
(その会社は売り上げ減少に対処するため、新しい施策を開始しました。)“We need a comprehensive strategy to combat fraud in our transactions.”
(私たちは取引における不正行為を防ぐための包括的戦略が必要です。)“Our HR department is trying to combat workplace stress with flexible hours.”
(人事部は柔軟な勤務時間を取り入れることで職場ストレスに対処しようとしています。)“Scientists around the world are collaborating to combat infectious diseases.”
(世界中の科学者が、感染症との戦いに向けて協力しています。)“Developing resilient agricultural practices is crucial to combat climate change.”
(気候変動に対処するには、強靭な農業技術の開発が非常に重要です。)“International agencies are focusing on combating malnutrition in developing regions.”
(国際機関は、発展途上地域の栄養失調問題を解決するために取り組んでいます。)fight(戦う)
- より一般的で口語的な「戦う」を意味します。暴力や口論など直接的な状況のイメージが強いです。
battle(戦闘、闘争する)
- 「戦闘」「闘い」という意味は近いですが、やや文学的表現になる場合も。スケールの大きな戦いや比喩的な闘いを表すことも多いです。
struggle(苦闘する、もがく)
- 「苦しみながら努力する・闘う」というニュアンスが強調されます。精神的・身体的に厳しい状況に使われやすいです。
oppose(反対する)
- 「意見に反対する」という意味合いが強めで、直接戦闘のニュアンスは薄いです。
- surrender(降伏する)
- yield(屈服する)
- アメリカ英語(米): /ˈkɑːm.bæt/ または /kəmˈbæt/
- イギリス英語(英): /ˈkɒm.bæt/
- “come + bat”を続けて「カムバット」のように間を置くと違和感があります。
- 音節の切れ方に注意しながら、「カ(コ)ン・バ(t)」と一気に発音するイメージを持つとよいでしょう。
- スペルミス: “combat” を “combact” や “combt” と書いてしまうミスがたまにあります。
- 同音異義語との混同: 類似の発音をもつ単語はあまりありませんが、“compact” (コンパクト) と視覚的に混同しないように注意しましょう。
- 動詞と名詞の区別: “combat” は動詞としても名詞としても綴りが同じですが、文中での役割をしっかりと意識しましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などでは「戦闘」「対処して克服する」という文脈で出題されることがあります。社会問題と合わせて出題されやすい単語です。
- イメージ: 「敵と向かい合って闘う」という場面を頭に描きやすい単語です。
- スペリングのポイント: “com” + “bat” で「共に + 叩き合う」。この組み合わせを覚えると忘れにくいです。
- 勉強テクニック: “combat poverty,” “combat crime,” “combat disease” のようにセットフレーズごとに覚えるのがおすすめです。状況や文脈がイメージしやすく、暗記もしやすくなります。
fierce
fierce
解説
fierce
1. 基本情報と概要
英単語: fierce
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): having or displaying a violent or ferocious aggressiveness; strong or intense
意味(日本語): 「激しい」「荒々しい」「猛烈な」という意味を持ちます。よく「激しい攻撃」や「激烈な競争」など、強い勢いや攻撃性を表すときに使われます。日常会話はもちろん、ビジネスや学術的な場面でも、「非常に強い・猛烈な」というニュアンスを示す際に使われる便利な形容詞です。
CEFRレベル目安: B2(中上級)
「fierce」は日常表現からビジネス文脈まで幅広く使える、やや高度な単語です。ニュアンスを正確に理解するために、中上級レベルの学習者におすすめです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
例えば「a fierce dog(荒々しい犬)」「fierce competition(激しい競争)」など、対象が激しさや強烈さを伴うことを表します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム
5. 実例と例文
5.1 日常会話
5.2 ビジネス
5.3 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms)
反意語 (antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
学習の際は、日常的に「fierce competition」「fierce storm」など具体的なフレーズを使ってみると自然に定着します。ビジネスや論文でも使いやすいので、多彩な場面で耳にしたり使ったりしながら記憶を深めていきましょう。
(性質・行動など)凶暴な,どう猛な
(強さ・程度などの)激しい,猛烈な
nationalism
nationalism
解説
nationalism
1. 基本情報と概要
単語: nationalism
品詞: 名詞(不可算名詞として扱われることが多い)
英語での意味:
・A political, social, and economic ideology and movement characterized by the promotion of the interests of a particular nation, especially with the aim of gaining and maintaining the nation’s sovereignty.
日本語での意味:
・特定の国や民族の利益や主権を強く重視する考え方、あるいはそれを前面に打ち出す運動のことです。自国の文化や利益を第一に考え、「自分たちの国が他国より優れている」と信じる場合もあります。政治的文脈だけではなく、社会や経済にも深く関わることが多い単語です。
「自国を特別視する・自国の利益を第一に考える」というニュアンスで使われます。
文脈によっては肯定的にも否定的にも扱われ、時として強い感情的響きを持つことがあります。
活用形
CEFRレベル: B2(中上級)~C1(上級)
・政治的、社会的議論をする際によく使われるため、中上級以上の学習者向けとなります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術・専門的文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “nationalism” の詳細解説です。政治や社会問題、歴史的文脈で登場しやすい単語なので、文脈に合わせてニュアンスを注意深く把握すると良いでしょう。
愛国心;国家主義
(植民地などの)典族芝義,独立自治主義
scrap
scrap
解説
scrap
【名/C】かけら, 小片 / 《a ~》少々《の...》《of ...》 / 《複数形で》残りもの / 【名/U】くず, がらくた / 【動/他】を捨てる / をくずにする, をスクラップにする
以下では、英単語 scrap
について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味
「scrap」は、何かの端切れや余った部分を指すとき(紙の切れ端、金属の破片、食べ残しなど)によく使われます。また、動詞としては「不要なものを廃棄する」「計画を白紙に戻す」などのニュアンスで使われます。何かを完全に放棄したり捨てたりするイメージです。
品詞
活用形
他の品詞形
難易度(CEFRレベル目安)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
コロケーション・関連フレーズ 10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
フォーマル度合いとしては、名詞の “scrap” はビジネス文書や技術文書でも使われますが、動詞の「けんかする」という使い方はカジュアルな口語表現です。
4. 文法的な特徴と構文
1) 名詞として
2) 動詞として
イディオム・構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル) 例文
ビジネス (フォーマル) 例文
学術的 (アカデミック) 例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が scrap
の詳細解説です。日常で物を捨てる文脈や、計画を白紙に戻す場合など、使いどころの多い単語なので、ぜひ覚えてみてください。
〈C〉かけら,小片;少し;《A~》少々(の…)《+of+名》
〈C〉《複数形で》残りもの,食べ残し
〈U〉(くず鉄など)金属のスクラップ
〈U〉くず,廃物,がらくた
(役に立たないとして)…‘を'捨てる(discard)
…‘を'くず(スクラップ)にする
combat
combat
解説
combat
「combat」の徹底解説
1. 基本情報と概要
● 英語表記: combat
● 品詞: 名詞 (countable/uncountable), 動詞 (他動詞)
◇ 概要と意味
◇ 活用形
動詞として使う場合、規則動詞なので以下のように変化します。
◇ 他の品詞になった例
◇ CEFRレベル
個人差はありますが、一般的にはB2(中上級)程度と考えられます。ニュースや時事英語でもよく目にするため、少し上のレベルの読書や議論の場面、また軍事、政治、社会問題などのトピックで頻出します。
2. 語構成と詳細な意味
◇ 語構成(接頭語・語幹など)
◇ 派生語・関連語
◇ よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
◇ 語源
◇ ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
さまざまな文脈でのネイティブが使いそうな例文を示します。
◇ 日常会話(3例)
◇ ビジネス(3例)
◇ 学術的な文脈(3例)
6. 類義語・反意語と比較
◇ 類義語
◇ 反意語
これらは「戦いに敗れて身を任せる」ニュアンスで、戦うことをやめる動作を示します。
7. 発音とアクセントの特徴
◇ IPA表記
アクセント(強勢)は、米英どちらも「com」に来る場合が多いですが、アメリカ英語で「com-BAT」のように後ろにアクセントが来る発音もよく聞かれます。
◇ よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「combat」の詳細解説です。身体的な戦いだけでなく、病気や社会問題など抽象的な対象とも「闘う」ニュアンスで幅広く活躍する単語です。フォーマルから準フォーマルまで幅広い場面で使われるため、ぜひコロケーションとともに覚えて活用してみてください。
戦い,戦闘;格闘
〈敵・悪など〉‘と'戦う,闘争する
(…のために…と)戦う《+with(against)+名+for+名》
ビジネス英単語(BSL)
ビジネスに頻出の英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、ビジネス英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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