scheduled
1. 基本情報と概要
単語: scheduled
品詞: 形容詞 (過去分詞由来の形容詞)
- 英語での意味: “planned or arranged to happen at a particular time”
- 日本語での意味: 「正式に予定されている」「スケジュールが組まれている」という意味です。
「scheduled」は「事前に計画されている」というニュアンスがあり、予定が決まっていて、ある特定の日時や期間に行うことが確定している状況で使われます。
活用形
- 原形動詞: schedule (動詞)
- 現在形: schedule / schedules
- 過去形・過去分詞形: scheduled
- 現在進行形: scheduling
- 現在形: schedule / schedules
ここで紹介する“scheduled”は、動詞「schedule」の過去分詞形として形容詞的に使われています。
他の品詞になったときの例
- 名詞: a schedule(スケジュール、予定表)
- 動詞: to schedule(~を予定に入れる、スケジュールを組む)
- 形容詞: scheduled(予定された)
CEFRレベル目安: B2(中上級)
英語学習において「schedule」や「scheduled」は、初級レベル(A2)あたりでもよく出てきますが、「scheduled」の形容詞的使用や周辺表現のバリエーションはB1〜B2あたりで定着してくるイメージです。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: “schedule”
- 接尾語: “-ed”(過去形・過去分詞形を表す)
「schedule❨動詞❩」に「-ed」がつくことで、“予定された”という意味合いをもつ形容詞「scheduled」ができます。
派生語や関連語
- scheduler: スケジュールを管理する人・システム
- reschedule: 予定を変更する
- unscheduled: 予定されていない
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- scheduled flight → 予定されたフライト
- scheduled meeting → 予定された会議
- scheduled event → 予定されたイベント
- scheduled departure → 出発予定
- scheduled maintenance → 計画メンテナンス
- scheduled appointment → 予約されたアポ
- scheduled arrival → 到着予定
- scheduled date → 予定された日程
- scheduled release → 予定されたリリース
- scheduled service → 予定されたサービス(運行や点検など)
3. 語源とニュアンス
語源: “schedule”は、ラテン語の“schedula”(小さな紙切れ)に由来し、「メモ書き」や「一覧表」の意味から発展して「予定表」を指すようになりました。そこから動詞として「予定を立てる」という使い方が生まれ、“scheduled”は「予定済みの」という形容詞になりました。
ニュアンス: 何らかの計画や手配が済んでいることを強調し、確実性が比較的高いイメージがあります。
使用シーン(フォーマル/カジュアル):
- ビジネスや公的な場面での「確定した日程」を示すフォーマルな語感が強いです。
- カジュアルな会話でも使えますが、「planned」がより気軽な言い方の場合もあります。
- ビジネスや公的な場面での「確定した日程」を示すフォーマルな語感が強いです。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞的用法:
“The scheduled conference will start at 9 AM.”
→ 「予定されている(確定している)カンファレンスは午前9時に始まります。」イディオム・構文例:
- “be scheduled to (do something)” → 「~する予定である」
- 例: “He is scheduled to arrive tomorrow.”(彼は明日到着する予定です。)
- 例: “He is scheduled to arrive tomorrow.”(彼は明日到着する予定です。)
- “be scheduled for + 時” → 「~に予定されている」
- 例: “The meeting is scheduled for next Monday.”(会議は来週月曜に予定されています。)
- “be scheduled to (do something)” → 「~する予定である」
可算・不可算の区別:
- 形容詞なので名詞の可算・不可算の概念は直接関係ありませんが、もともとの名詞 “a schedule” は可算名詞扱いです。
使用における注意(形容詞):
- 形容詞“scheduled”は「予定された」という確定したニュアンスを表すため、主語が具体的な行事や物事であることが多いです。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I have a scheduled dentist appointment this afternoon.”
→ 今日は午後に予約している歯医者があります。 - “Our scheduled trip was canceled due to bad weather.”
→ 悪天候のため、予定していた旅行はキャンセルになりました。 - “Is the show scheduled to start on time?”
→ そのショーは時間どおりに始まる予定ですか?
(2) ビジネスシーンでの例文
- “The scheduled conference call begins at 10:00 AM.”
→ 予定された電話会議は午前10時に始まります。 - “We have a scheduled meeting with the client on Friday.”
→ 金曜日にクライアントとの予定されたミーティングがあります。 - “The product launch is scheduled for next quarter.”
→ 製品のローンチは来四半期に予定されています。
(3) 学術的な文脈での例文
- “The scheduled presentation on climate change was postponed.”
→ 気候変動に関する予定されていた発表は延期になりました。 - “The scheduled workshop will focus on new research methods.”
→ 予定されたワークショップは新しい研究手法に焦点を当てます。 - “All scheduled experiments must adhere to safety protocols.”
→ すべての予定された実験は安全手順に従わなければなりません。
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- planned (計画された)
- arranged (手配された)
- set (決まった)
- organized (組織的に準備された)
- booked (予約された)
- ニュアンスの違い:
- “planned” は大まかな計画にも使える一方で、“scheduled” はもう少し具体的に日時が指定されているイメージが強いです。
- “arranged” は準備や交渉が行われたニュアンスがあります。
- “booked” は特に予約(座席・部屋などの確保)が完了している場合に使われることが多いです。
- “planned” は大まかな計画にも使える一方で、“scheduled” はもう少し具体的に日時が指定されているイメージが強いです。
反意語 (Antonyms)
- unscheduled (予定されていない)
- unplanned (計画されていない)
- unarranged (手配されていない)
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA(アメリカ英語): /ˈskɛdʒuːld/ (スケ・ジュールド)
- IPA(イギリス英語): /ˈʃɛdjuːld/ (シェ・デュールド)
アクセント位置は語頭(“sche-”部分)に置かれます。
アメリカ英語では「スケジュールド」、イギリス英語では「シェデュールド」のように発音することが多いです。
「schedule」自体の発音(“skedʒuːl” vs. “ʃedjuːl”)に倣うため、混同に注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス
- “scheduled” → × “schedualed” や“schedueled”などの間違いに注意してください。
- “scheduled” → × “schedualed” や“schedueled”などの間違いに注意してください。
- 発音の混同
- アメリカ英語の /sk-/ とイギリス英語の /ʃ-/ の違いに気をつけましょう。
- アメリカ英語の /sk-/ とイギリス英語の /ʃ-/ の違いに気をつけましょう。
- 同音異義語との混同
- 派生的に同じ形を取る英単語はあまりありませんが、もともとの“schedule”の綴りや読み方に気を取られて混乱することがあります。
- 派生的に同じ形を取る英単語はあまりありませんが、もともとの“schedule”の綴りや読み方に気を取られて混乱することがあります。
- 試験対策
- TOEICや英検などでは、「be scheduled to do」「scheduled for + 時間」などの熟語表現で問われる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「しっかりと予定表に書き込んだ」という感覚を視覚化すると覚えやすいです。
- スペリングのポイント: “schedule” + “d” で「scheduled」。語尾に“-ed”をつけることで「すでに予定が確定している」というイメージを定着させるとよいでしょう。
- 勉強テクニック: 「be scheduled to 〜」という表現をフレーズごと覚えておくと、会話やメールで瞬時に使えるようになります。
以上が形容詞「scheduled」の詳細解説です。ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使える単語ですので、ぜひ、例文を一緒に覚えて実践してみてください。
復習用の問題
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