最終更新日 :2025/01/28

air force

名詞

〈U〉〈C〉空軍 / 《A-F-》米国空軍,英国空軍(正式にはthe United States Air Force, the Royal Air Forceという)

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: air force

品詞: 名詞 (countable: air force / air forces)

英語の意味: The branch of a nation’s military that operates primarily in the air, using aircraft and related technology.

日本語の意味: 「空軍」、つまり国家の軍隊のうち航空機を中心として作戦行動を行う部門のことです。

「軍隊の中でも、飛行機やヘリコプターなどを用いた空中戦力に関係する部門」というニュアンスで、主に軍事や国際情勢の文脈で使われます。

活用形


  • 単数形: air force

  • 複数形: air forces

他品詞形


  • 直接の他品詞形はありませんが、同じ「air + force」の組み合わせで他の形に転じることはあまりありません。ただし「air force personnel (空軍の人員)」「air force base (空軍基地)」など形容詞的に使われるケースがあります。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 一般的な軍事用語や時事英語として、ニュースなどに出てくる単語です。日常会話に深く入り込む単語ではないですが、中級レベルになるとニュースや新聞記事を読む際に見かける機会が増えます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • air: 「空気、空中」を表す名詞。「空気」に関係する、または空中であることを示す。

  • force: 「力、軍事力、強制力」を表す名詞。

二つの名詞が合わさった複合名詞で、文字通り「空中での軍事力」を意味します。

接頭語や接尾語は特に含んでおらず、直接「air」+「force」で構成されています。

派生語や類縁語


  • airfield (航空基地、飛行場)

  • aircraft (航空機)

  • armed forces (軍隊全体)

  • space force (宇宙軍)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. the Royal Air Force (イギリス空軍)

  2. the U.S. Air Force (アメリカ空軍)

  3. air force base (空軍基地)

  4. air force pilot (空軍のパイロット)

  5. chief of the air force (空軍司令官)

  6. air force operation (空軍作戦)

  7. join the air force (空軍に入隊する)

  8. air force training (空軍の訓練)

  9. air force academy (空軍士官学校)

  10. retired from the air force (空軍を退役した)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「air」は古フランス語やラテン語の「aer」に由来し、「空気」「大気」を表します。

  • 「force」はラテン語の「fortis」(強さ) に由来し、中世フランス語を経て英語に取り入れられました。

  • もともとは「空中戦力」「航空戦力」という意味合いで使われるようになり、各国の軍事組織が制度上整備される過程で正式名称として定着していきました。

微妙なニュアンス・使用時の注意点


  • 「air force」は単に「空軍」を指すだけで、通常はフォーマルな軍事用語です。

  • 国名や組織名を冠して使われる場合が多く、その国際的存在感を表すときによく使われます(例: The U.S. Air Force, The Royal Air Force)。

  • 文章表現(ニュースやレポート、歴史解説など)でよく使われますが、会話でも軍に関する話題をする際には自然に使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 数えられるため、単数・複数形があります。複数の「空軍」を指して「air forces」と言う場合もあります(例: “Several air forces participated in the joint exercise.”)。

  • 使用する際は、国名や定冠詞を伴って固有名詞として扱うことが多いです(例: “the Japanese Air Self-Defense Force” = 航空自衛隊)。

一般的な構文やイディオム


  • “X Air Force” → X国の空軍

  • “serve in the air force” → 空軍に勤務する/仕える

  • “the air force base is located in…” → 空軍基地が~に位置している

フォーマル/カジュアル


  • ニュースや軍事関連の正式な文脈(フォーマル)で使われることが多いですが、カジュアルな会話でも軍隊に関する話題ならそのまま自然に使われます。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “My cousin joined the air force last year.”

    (私のいとこは昨年、空軍に入隊しました。)


  2. “Did you know her dad served in the air force for 20 years?”

    (彼女のお父さんが20年間空軍で勤務していたって知ってた?)


  3. “He’s always been fascinated by jets and wants to be an air force pilot.”

    (彼はずっとジェット機に魅了されていて、空軍のパイロットになりたがっているんだ。)


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Our company has a contract to provide maintenance services to the air force.”

    (当社は空軍に整備サービスを提供する契約を結んでいます。)


  2. “The air force’s procurement department is reviewing new fighter jets.”

    (空軍の調達部門が新しい戦闘機の検討を行っています。)


  3. “We attended a meeting with air force representatives to discuss technological collaboration.”

    (私たちは技術的な協力について話し合うために空軍の代表者との会議に参加しました。)


学術・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “Historically, the expansion of the air force in the mid-20th century had a profound impact on global warfare.”

    (歴史的に、20世紀中頃における空軍の拡大は世界の戦闘様式に大きな影響を与えました。)


  2. “The research paper analyzes how air force capabilities affect deterrence strategies.”

    (その研究論文は、空軍の能力がどのように抑止戦略に影響するかを分析しています。)


  3. “Experts argue that future conflicts may rely heavily on drone technology and air force innovations.”

    (専門家たちは、将来の紛争ではドローン技術や空軍の革新に大きく依存すると主張しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. army (陸軍)


    • 「army」は地上戦力を担う軍隊全般を指します。

    • 一般的に「air force」と対となる存在が「army」です。


  2. navy (海軍)


    • 「navy」は主に海上戦力を担う軍隊。

    • 「air force」同様に国の軍隊の区分としてよく使われます。


  3. armed forces (軍隊全体)


    • 陸軍・海軍・空軍などをすべて含んだ総称。

    • 「air force」はarmed forcesの一部という位置付けです。


反意語


  • 「air force」という単独の反意語は特に存在しませんが、他の軍種(陸軍や海軍)と対比されることが多いです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈer fɔːrs/ (アメリカ英語), /ˈeə fɔːs/ (イギリス英語)

  • アメリカ英語では「エア・フォース」に近く、イギリス英語では「エア(ア)・フォース」のように /eə/ の発音がやや長めになることがあります。

  • アクセントはそれぞれ “air” と “force” の両方に強めのストレスがあり、自然とつながるように発音します。

よくある発音の間違い


  • /air/ の発音を「エアー」と平板にしてしまう、または「アイア」になってしまう。

  • “force” の /ɔː/ (または /oʊ/ に近い音) を「フォース」ではなく「ファース」などと曖昧にしてしまう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “airforce”と一語で書いてしまう人がいますが、正しくはair force (二語)です。

  • 同音異義語: “heir” (相続人) との混同はあまりないですが、発音が似ているので注意が必要です。(スペルが大きく異なるため書き間違いは少ないが、リスニング時に混乱する可能性があります。)

  • 資格試験での出題傾向: ニュース英語や国際情勢に関するリーディングで登場することがあります。特にTOEICや英検の長文中に軍事関連のニュース記事が含まれる際に見かける単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “air + force = 空中の力” とイメージすると覚えやすいです。

  • 国ごとに異なる呼び方(例: “Royal Air Force”, “U.S. Air Force”)があるので、「○○空軍」という覚え方でも定着しやすいでしょう。

  • ニュースなどでよく耳にする場面を意識して、実際に「空軍のユニフォーム」「空軍記念日」など興味を広げながら覚えると印象が強まります。


以上が名詞 “air force” の詳細解説です。ニュースや歴史的な文脈で頻繁に使われる単語ですので、軍事関連の話題を読む・聞く際に確認しておくと、理解が深まるでしょう。

意味(1)

〈U〉〈C〉空軍

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意味(2)

《A-F-》米国空軍,英国空軍(正式にはthe United States Air Force, the Royal Air Forceという)

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復習用の問題

〈U〉〈C〉空軍 / 《A-F-》米国空軍,英国空軍(正式にはthe United States Air Force, the Royal Air Forceという)

My brother is serving in the air force.

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私の兄は空軍で勤務しています。

私の兄は空軍で勤務しています。

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英語 - 日本語

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