capital letter
1. 基本情報と概要
単語: capital letter
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A capital letter (also called an uppercase letter) is the larger form of a letter of the alphabet, used at the beginning of sentences, proper nouns, and for emphasis.
意味(日本語): 「capital letter」は「大文字」を指します。文の最初や固有名詞で使われる、アルファベットの大きい形の文字のことです。たとえば「Hello」の“H”のように、一番最初の文字が大文字になっています。印象を強めたり、正式に書いたりするときにも利用されます。
→ こういう場面で使われる:文頭や固有名詞を書くときに大文字を使います。英語を書くときに必須のルールです。
活用形:
- 名詞なので、数えられる場合は「capital letters (複数形)」となります。単純な名詞なので活用変化はありません。
他の品詞になった例:
- 「capitalize」(動詞): 大文字にする
- 例: Don’t forget to capitalize the first letter.
- 例: Don’t forget to capitalize the first letter.
- 「capitalized」(形容詞): 大文字化された
- 例: The capitalized words stand out on the poster.
CEFRレベルの目安: A2(初級)
- A2: まだ英語の基礎を学んでいる段階。日常的に見たり使ったりする単語。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- capital: 「頭」を意味するラテン語 “caput” から派生し、そこから「首都」や「資本、大文字」などの意味を持つようになった語。
- letter: 「文字」を意味するラテン語 “littera” に由来。
- 「capital letter」は直訳すると「頭(首都)の文字」ですが、転じて「文頭や特別な位置で使われる大きな文字」を意味します。
関連語や派生語
- uppercase (noun/形容詞): 大文字、または大文字の
- lowercase (noun/形容詞): 小文字、または小文字の
- capitalize (verb): 最初の文字を大文字にする
- capitalization (noun): 大文字使用法、資本化など文脈に応じ複数意味あり
10のコロケーション(共起表現)と日本語訳
- start with a capital letter
- 先頭を大文字で始める
- 先頭を大文字で始める
- capitalize the first letter
- 最初の文字を大文字にする
- 最初の文字を大文字にする
- use a capital letter for proper nouns
- 固有名詞に大文字を使う
- 固有名詞に大文字を使う
- title case with capital letters
- タイトルを各単語の頭文字を大文字化する形にする
- タイトルを各単語の頭文字を大文字化する形にする
- uppercase capital letters
- 大文字(全部を大文字)で表記する
- 大文字(全部を大文字)で表記する
- initial capital letter
- 最初だけ大文字にする(イニシャルキャピタル)
- 最初だけ大文字にする(イニシャルキャピタル)
- omit the capital letter
- 大文字を使い忘れる・あえて使わない
- 大文字を使い忘れる・あえて使わない
- all words capitalized
- すべての単語を大文字にする
- すべての単語を大文字にする
- rule of capital letters
- 大文字使用のルール
- 大文字使用のルール
- write your name in capital letters
- あなたの名前を大文字で書いてください
3. 語源とニュアンス
「capital」はラテン語の“caput”(頭)から派生し、「重要な部分」を示す言葉として古来から使われてきました。
そのため、大文字(capital letter)は文字の「頭」の部分にあたり、より目立つ形として表現されます。
- 使用時の注意点:
- 英語では文の最初や固有名詞で必ず大文字を使うなど、ルールに従わないと誤字・誤用とみなされやすいです。
- 文章で使うか、カジュアルメッセージで使うかによって、完全大文字の文章(SHOUTINGと捉えられることもある)には注意が必要です。
- 英語では文の最初や固有名詞で必ず大文字を使うなど、ルールに従わないと誤字・誤用とみなされやすいです。
- フォーマル/カジュアル:
- ビジネスメールや正式な文書では大文字ルールをしっかり守る必要があります。
- カジュアルなSNSやチャットでも文頭を大文字にしない人もいますが、文章が読みづらくなりがちです。
- ビジネスメールや正式な文書では大文字ルールをしっかり守る必要があります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算/不可算: 「a capital letter」「capital letters」のように可算名詞として扱います。
- 構文やイディオム:
Put a capital letter at the beginning of each sentence.
- 文の最初に大文字を置きなさい。
- 文の最初に大文字を置きなさい。
Mind your capital letters when writing formal emails.
- フォーマルなメールを書くときは大文字の扱いに注意しなさい。
- フォーマルなメールを書くときは大文字の扱いに注意しなさい。
Don’t forget to use capital letters for acronyms.
- 頭字語の場合は大文字を使い忘れないように。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
Hey, you forgot to use a capital letter at the beginning of the text message.
- 「ねえ、メッセージの最初を大文字にするのを忘れているよ。」
- 「ねえ、メッセージの最初を大文字にするのを忘れているよ。」
My teacher always tells me to use a capital letter for names.
- 「先生からいつも、名前は大文字で始めるように言われてるよ。」
- 「先生からいつも、名前は大文字で始めるように言われてるよ。」
I wrote my friend’s name entirely in capital letters to make it stand out.
- 「友達の名前を全部大文字で書いて目立つようにしてみたんだ。」
(2) ビジネスでの例文
Please ensure each bullet point starts with a capital letter in the presentation.
- 「プレゼン資料の各箇条書きは、必ず大文字で始めるようにしてください。」
- 「プレゼン資料の各箇条書きは、必ず大文字で始めるようにしてください。」
All official letters should begin with a clear capital letter followed by appropriate punctuation.
- 「公式文書は、はっきりした大文字で始め、その後に正しい句読点を入れる必要があります。」
- 「公式文書は、はっきりした大文字で始め、その後に正しい句読点を入れる必要があります。」
Make sure to capitalize the title in the report heading for consistency.
- 「報告書の見出しではタイトルの最初の文字を大文字にして、体裁をそろえてください。」
(3) 学術的な文脈での例文
In academic writing, every table and figure label should start with a capital letter.
- 「学術的な文章では、すべての表や図のラベルを大文字で始める必要があります。」
- 「学術的な文章では、すべての表や図のラベルを大文字で始める必要があります。」
Correct use of capital letters can enhance the clarity of your research paper.
- 「大文字の正しい使い方は、研究論文のわかりやすさを高めてくれます。」
- 「大文字の正しい使い方は、研究論文のわかりやすさを高めてくれます。」
Pay attention to capital letters when citing proper nouns in your bibliography.
- 「参考文献の固有名詞の引用では、大文字に注意を払ってください。」
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語
- uppercase letter (大文字)
- big letter (口語的に「大きな文字」を指す言い方)
- uppercase letter (大文字)
- 反意語
- lowercase letter (小文字)
ニュアンスや使い方の違い
- capital letter / uppercase letterはほぼ同義で、文法書やその他正式な場面では「capital letter」を用いることが多いです。
- 「big letter」はあまりフォーマルではなく、子ども向けやカジュアルな表現に近いです。
- 「lowercase letter」は「小文字」を指し、capital letterと常に対を成す形で説明されます。
7. 発音とアクセントの特徴
- イギリス英語 (BrE): /ˈkæp.ɪ.təl ˈlet.ər/
- 「kæ」「pɪ」「təl」「let」「ər」の順で発音します。
- 「kæ」「pɪ」「təl」「let」「ər」の順で発音します。
- アメリカ英語 (AmE): /ˈkæp.ɪ.t̬əl ˈlet̬.ɚ/
- 「kæ」「pɪ」「t̬əl」「let」「̬ɚ」という感じで、アメリカ英語では /t/ が弾音化しやすいです。
アクセント位置:
- “cap-i-tal” で “cap” の部分に強勢。
- “let-ter” で “let” の部分に強勢。
よくある間違い:
- 「capital」を「capitol」とスペルミスすることがあります。
capitol
は「国会議事堂」を指す別単語です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「capital」と「capitol」を混同する。
- 同音異義語との混同: “capital”は「首都」「資本」という意味もあるので文脈に注意。
- 大文字・小文字の使い分け: TOEICや英検などのライティングセクションでの減点要因になります。メール文やエッセイで最初の文字や固有名詞に大文字を使い忘れないように注意しましょう。
- 試験対策: TOEICやIELTS、英検などのライティングや英文法問題で、大文字ルールに関する問題が出されることがありますので、しっかり確認しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「頭文字」で覚える: 「capital」=「頭(caput)」という語源から連想し、「文字の頭」というイメージを持つと忘れにくいです。
- スペルをイメージ: “cap”(帽子)で頭を覆うイメージ→文字の“頭”からかぶる「capital letter」と覚えるのも一つの方法です。
- 練習テクニック: 書く際に必ず「文頭」「人名」「地名」に注意して大文字を確認する習慣をつける。日記やメモを英語で書くときに、意識して大文字・小文字を区別すると定着します。
以上が「capital letter(大文字)」に関する詳細解説です。英語を書く際、文の最初や固有名詞では必ず大文字を使う習慣をつけておくとよいですね。

大文字,かしら文字
復習用の問題
文章の最初に大文字を使うことを覚えてください。
Please remember to use a capital letter at the beginning of a sentence.
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