最終更新日 :2025/01/26

bus

名詞

バス

このボタンはなに?

学校へはバスに乗るつもりです。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: bus

品詞: 名詞 (n.)

活用形:


  • 単数形: bus

  • 複数形: buses (一般的), busses (まれ)

意味(英語): A large vehicle designed to carry passengers, usually along a fixed route.

意味(日本語): 多数の乗客を乗せて、決められたルートを走る大型乗り物「バス」です。

「バス」は日常生活でとてもよく使われる公共交通機関を指す単語で、「電車」と並んで基本的な移動手段を表します。


  • CEFRレベル: A1 (超初心者)

    学習初期の段階から登場する、とても基本的で身近な単語です。

「bus」は動詞としても使われることがあります(例: to bus someone = バスで人を運ぶ、あるいは飲食店でテーブルを片付ける “to bus the tables”)。ただし、ここでは主に名詞の用法を中心に解説します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • bus は、本来フランス語からの omnibus(ラテン語の omnibus「すべての人のために」)が短縮された形です。


    • omni- は「すべて」あるいは「全ての人」を表す接頭語としてラテン語由来の単語でしばしば見られます。


派生語・関連語


  • omnibus: もともとの古い形。

  • busboy (名詞): レストランなどで食器を片付ける係の人。

  • to bus (動詞): バスで送迎する、またはレストランの食器を片付ける。

よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10選)


  1. get on a bus(バスに乗る)

  2. get off a bus(バスを降りる)

  3. catch a bus(バスに間に合って乗る)

  4. miss a bus(バスに乗り損ねる)

  5. bus route(バス路線)

  6. bus schedule / bus timetable(バスの時刻表)

  7. bus stop(バス停)

  8. bus fare(バスの運賃)

  9. bus station(バスターミナル)

  10. board a bus(バスに乗り込む)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「bus」は、もとは「omnibus」が短縮された形です。

  • omnibus はラテン語の「omnibus」(「すべての人のために」)からきており、「誰でも乗れる乗り物」という意味合いがありました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • ニュアンス: 公共または団体利用の大型車両を連想させる、ごく一般的な名詞です。

  • 口語・文語: 日常会話からビジネスや書き言葉まで幅広く使われます。形式ばった雰囲気もなく、カジュアルにもフォーマルにも適度に使えます。

  • 動詞の「to bus」はあまり頻度は高くありませんが、「バスで移動させる」「食器を下げる」という特別な意味を持ちます。ビジネスや日常会話で注意して使うとよいでしょう。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としての使い方


  • 可算名詞 (countable) です。


    • 例: one bus / two buses / many buses


他品詞(動詞)の場合


  • to bus (bused / busing)


    • 意味1: バスで人を送迎する (例: The students were bused to the museum.)

    • 意味2: レストランで食器を下げる (例: My first job was to bus tables at a café.)


構文上のポイント


  • 「in/on/by bus」など、前置詞との組み合わせ:


    • by bus = バスで(移動経路や手段を言うとき)

    • on the bus = バスの中で(位置・状態を表すとき)



5. 実例と例文

ここではそれぞれの場面((1)日常会話、(2)ビジネス、(3)学術・フォーマル)で3つずつ例文を示します。

英語の例文と、その日本語訳を併記しています。

(1) 日常会話


  1. “I usually go to school by bus.”

    「私は普段、バスで学校に通っています。」


  2. “We should hurry, or we’ll miss the bus!”

    「急がないと、バスに乗り遅れちゃうよ!」


  3. “Let’s meet at the bus stop near the library.”

    「図書館の近くのバス停で待ち合わせしよう。」


(2) ビジネス


  1. “Our company provides a free shuttle bus for employees.”

    「私たちの会社では、従業員向けに無料の送迎バスを運行しています。」


  2. “I commuted by bus when I first started working here.”

    「ここの仕事を始めた当初は、バス通勤をしていました。」


  3. “The team was bused from the conference venue to the hotel.”

    「チームは会議会場からホテルまでバスで移動しました。」


(3) 学術的・フォーマル


  1. “Efficient bus networks significantly reduce urban congestion.”

    「効率的なバス網は都市部の交通渋滞を大幅に緩和します。」


  2. “Researchers analyzed the impact of fuel-efficient buses on air quality.”

    「研究者たちは燃費効率の高いバスが大気の質に与える影響を分析しました。」


  3. “A comprehensive study on public bus usage was carried out in several major cities.”

    「複数の主要都市で公共バス利用に関する包括的な研究が行われました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms / Related Terms)


  1. coach (観光バス・長距離バス)


    • 「coach」は長距離移動または観光用をイメージさせ、より快適な座席を備えていることが多い。


  2. minibus (小型バス)


    • 人数が少ないときに使われる、座席数の少ないバス。


  3. shuttle (送迎用バス/シャトルバス)


    • 特定区間を往復する、より限定的なルートを走るバス。


反意語 (Antonyms)


  • 明確な反意語は存在しませんが、公共交通機関ではなく「private car (自家用車)」あたりが対照的に語られることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /bʌs/

  • アクセント: 音節が1つしかないため、強勢はバス全体に置かれます。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: ともに /bʌs/ と発音し、大きな違いはありません。

  • よくある間違い: 母音 “ʌ” (ア) の発音が弱くなり “busu” のように伸ばしてしまうことがありますが、正しくは短い「バス」に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “bus” を “buss” と書いてしまうケース。また、複数形「buses」も “busses” と書くことがありますが、標準では “buses” が一般的です。

  • 同音異義語との混同: “buss” は古い英語で「キス」を意味することがありますが、現代ではほぼ使われません。

  • 試験対策: TOEICや英検などでもリスニングやリーディングの基本単語としてよく出題されます。しっかりスペリングと発音を確認しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源 (omnibus) の「for all(すべての人のために)」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • “Bus is for all of us.” と語呂合わせのように考えると、「大勢が乗る乗り物」とイメージできるでしょう。

  • 日常生活で頻繁に目にする単語なので、実際にバス停やバスを見かけるたびに「bus」と声に出してみる、写真やアプリの時刻表を見るたびに単語を思い出すなど、身近な行動と結びつけると覚えやすいです。


以上が、名詞「bus」の詳細な解説です。基本的かつ非常に使用頻度の高い単語なので、ぜひ日常で意識して使ってみてください。

意味のイメージ
bus
意味(1)

バス

復習用の問題

I will take the bus to school.

学校へはバスに乗るつもりです。

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