最終更新日
:2025/01/28
surprised
解説
1. 基本情報と概要
単語: surprised
品詞: 形容詞 (過去分詞由来の形容詞)
英語の意味: feeling or showing surprise
日本語の意味: 「驚いた」という状態を表す形容詞です。
「想定外の出来事や予想していなかったことに面して、驚きの感情を覚える」ニュアンスがあります。
カジュアルな日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使われます。
- 活用形(形容詞としての活用はありませんが、動詞 “surprise” から派生)
- 原形動詞: surprise (驚かせる)
- 動名詞: surprising (驚かせること) / (形容詞として) “驚くべき”
- 過去形・過去分詞: surprised (驚かされた/驚いた)
- 原形動詞: surprise (驚かせる)
CEFRレベル目安: B1(中級)
- ある程度英語に慣れてきた学習者が、感情を表す語彙として自然に使えるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: “surprise”
- 接尾語: “-ed” → 動詞の過去分詞形が形容詞として機能
関連する派生語
- surprise (名詞/動詞): 驚き(名詞)、驚かせる(動詞)
- surprising (形容詞): 驚くべき
- surprisingly (副詞): 驚くほどに
よく使われるコロケーション・フレーズ(10個)
- be surprised at 〜(〜に驚く)
- look surprised(驚いた表情をする)
- sound surprised(驚いたように聞こえる)
- appear surprised(驚いているように見える)
- pleasantly surprised(うれしい驚きを感じる)
- slightly surprised(少し驚いた)
- extremely surprised(非常に驚いた)
- surprised reaction(驚いた反応)
- surprised look on one’s face(驚いた表情)
- don’t be surprised if 〜(もし〜でも驚かないでね)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「surprise」は中世フランス語 “surprendre”(不意をつく、急襲する)に由来し、ラテン語の “superprehendere”(上から急につかむ)の意味合いを含みます。
- そこから「突然動揺させる」→「驚かせる」のように意味が派生しました。
ニュアンス・使用時の注意:
- “surprised” は、自分自身が「驚いた」という状態を描写するときに使います。
- 口語でも文章でも日常的に使われますが、上品さやフォーマル度合いも保ちやすい単語です。
- 「驚き」の感情が比較的ポジティブかネガティブかは文脈によります。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞なので基本的に動詞 “be” や “look” などと共に使い、主語の状態を表します。
- “surprised” は補語として用いられることが多いです。
- 例: I was surprised.(驚いた)
- 例: I was surprised.(驚いた)
- “surprised at/by…” で、驚きの原因を示します。
- 例: I was surprised at the result.(その結果に驚いた)
5. 実例と例文
① 日常会話での例文 (カジュアル)
- “I’m surprised you came so early!”
- 「こんなに早く来るなんて驚いたよ!」
- “She looked really surprised when she saw the birthday cake.”
- 「彼女はバースデーケーキを見たとき、本当に驚いた表情をしてたよ。」
- “I’m a bit surprised you’ve never watched this movie before.”
- 「この映画を観たことがないなんて、ちょっと驚いたよ。」
② ビジネスシーンでの例文 (ややフォーマル)
- “We were surprised by the sudden change in policy.”
- 「ポリシーの突然の変更に驚きました。」
- “I’m surprised at how quickly you completed the project.”
- 「あなたがこのプロジェクトをどれほど早く完了させたか、驚いています。」
- “They seemed surprised to learn about our financial report.”
- 「彼らは私たちの財務報告を知って驚いているようでした。」
③ 学術的/かしこまった文脈での例文
- “Researchers were surprised by the unexpected data abnormalities.”
- 「研究者たちは予想外のデータ異常に驚いた。」
- “I was surprised that the hypothesis held under these conditions.”
- 「この条件下でも仮説が成り立ったことに驚きました。」
- “It is surprising, but we must carefully interpret these results.”
- 「驚くべきことですが、私たちはこれらの結果を慎重に解釈する必要があります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- astonished(非常に驚いた)
- “surprised” よりも強い驚きの度合いを表します。
- “surprised” よりも強い驚きの度合いを表します。
- amazed(驚嘆した)
- 驚きの度合いが強く、ポジティブな響きがあることが多い。
- 驚きの度合いが強く、ポジティブな響きがあることが多い。
- startled(びっくりした)
- 突然驚かされて、反射的にビクッとするようなイメージ。
- 突然驚かされて、反射的にビクッとするようなイメージ。
反意語
- unsurprised (驚かないで)
- ほとんど使われることはありませんが、文脈によって「驚いていない」ことを強調するのに用います。
- ほとんど使われることはありませんが、文脈によって「驚いていない」ことを強調するのに用います。
- indifferent (無関心な)
- 感情の動きがない状態で、驚きなどを感じない様子。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /sərˈpraɪzd/ または /səˈpraɪzd/
- アメリカ英語: [サー・プライzd]
- イギリス英語: [サ・プライzd]
- アクセントは「-prised」の部分に強勢があります。
- “r” の発音に注意が必要です(アメリカ英語ではしっかり巻き舌、イギリス英語ではやや弱め)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “surprize” や “suprised” と書いてしまうミスが多い。正しくは “surprised”。
- “surprise” と “surprised”、“surprising” を混同しがち:
- “surprise” → 名詞/動詞(驚き・驚かす)
- “surprising” → 形容詞(驚くべき)
- “surprised” → 形容詞(驚いた)
- “surprise” → 名詞/動詞(驚き・驚かす)
- TOEICや英検などでも「形容詞か動詞か」を聞く問題が出ることがありますので、文脈に合わせた形を選ぶ練習が大切です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「不意をつかれる」イメージ: ラテン語の “super” + “prehendere” で「上から捕まえる→びっくりさせる」。
- スペルチェック: “sur-prise-d” と3つに分けて覚えるとミスが減ります。
- “I was surprised!” と自然に口に出して言えるように、各場面ごとに簡単な例を作り、瞬発的に反応できるようにすると使いやすくなります。
以上が、“surprised” の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術まで幅広く使える便利な形容詞ですので、驚いた気持ちを表現したいときにぜひ使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
驚いた,びっくりした
復習用の問題
英語 - 日本語
項目の編集設定
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の編集を審査する
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1