最終更新日:2024/06/17

驚いた,びっくりした

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元となった辞書の項目

surprised

形容詞

驚いた,びっくりした

このボタンはなに?

パーティーで彼に会って驚いた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: surprised

品詞: 形容詞 (過去分詞由来の形容詞)

英語の意味: feeling or showing surprise

日本語の意味: 「驚いた」という状態を表す形容詞です。

「想定外の出来事や予想していなかったことに面して、驚きの感情を覚える」ニュアンスがあります。
カジュアルな日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使われます。


  • 活用形(形容詞としての活用はありませんが、動詞 “surprise” から派生)


    • 原形動詞: surprise (驚かせる)

    • 動名詞: surprising (驚かせること) / (形容詞として) “驚くべき”

    • 過去形・過去分詞: surprised (驚かされた/驚いた)


CEFRレベル目安: B1(中級)


  • ある程度英語に慣れてきた学習者が、感情を表す語彙として自然に使えるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “surprise”

  • 接尾語: “-ed” → 動詞の過去分詞形が形容詞として機能

関連する派生語


  • surprise (名詞/動詞): 驚き(名詞)、驚かせる(動詞)

  • surprising (形容詞): 驚くべき

  • surprisingly (副詞): 驚くほどに

よく使われるコロケーション・フレーズ(10個)


  1. be surprised at 〜(〜に驚く)

  2. look surprised(驚いた表情をする)

  3. sound surprised(驚いたように聞こえる)

  4. appear surprised(驚いているように見える)

  5. pleasantly surprised(うれしい驚きを感じる)

  6. slightly surprised(少し驚いた)

  7. extremely surprised(非常に驚いた)

  8. surprised reaction(驚いた反応)

  9. surprised look on one’s face(驚いた表情)

  10. don’t be surprised if 〜(もし〜でも驚かないでね)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「surprise」は中世フランス語 “surprendre”(不意をつく、急襲する)に由来し、ラテン語の “superprehendere”(上から急につかむ)の意味合いを含みます。

  • そこから「突然動揺させる」→「驚かせる」のように意味が派生しました。

ニュアンス・使用時の注意:


  • “surprised” は、自分自身が「驚いた」という状態を描写するときに使います。

  • 口語でも文章でも日常的に使われますが、上品さやフォーマル度合いも保ちやすい単語です。

  • 「驚き」の感情が比較的ポジティブかネガティブかは文脈によります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので基本的に動詞 “be” や “look” などと共に使い、主語の状態を表します。

  • “surprised” は補語として用いられることが多いです。


    • 例: I was surprised.(驚いた)


  • “surprised at/by…” で、驚きの原因を示します。


    • 例: I was surprised at the result.(その結果に驚いた)



5. 実例と例文

① 日常会話での例文 (カジュアル)


  1. “I’m surprised you came so early!”


    • 「こんなに早く来るなんて驚いたよ!」


  2. “She looked really surprised when she saw the birthday cake.”


    • 「彼女はバースデーケーキを見たとき、本当に驚いた表情をしてたよ。」


  3. “I’m a bit surprised you’ve never watched this movie before.”


    • 「この映画を観たことがないなんて、ちょっと驚いたよ。」


② ビジネスシーンでの例文 (ややフォーマル)


  1. “We were surprised by the sudden change in policy.”


    • 「ポリシーの突然の変更に驚きました。」


  2. “I’m surprised at how quickly you completed the project.”


    • 「あなたがこのプロジェクトをどれほど早く完了させたか、驚いています。」


  3. “They seemed surprised to learn about our financial report.”


    • 「彼らは私たちの財務報告を知って驚いているようでした。」


③ 学術的/かしこまった文脈での例文


  1. “Researchers were surprised by the unexpected data abnormalities.”


    • 「研究者たちは予想外のデータ異常に驚いた。」


  2. “I was surprised that the hypothesis held under these conditions.”


    • 「この条件下でも仮説が成り立ったことに驚きました。」


  3. “It is surprising, but we must carefully interpret these results.”


    • 「驚くべきことですが、私たちはこれらの結果を慎重に解釈する必要があります。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. astonished(非常に驚いた)


    • “surprised” よりも強い驚きの度合いを表します。


  2. amazed(驚嘆した)


    • 驚きの度合いが強く、ポジティブな響きがあることが多い。


  3. startled(びっくりした)


    • 突然驚かされて、反射的にビクッとするようなイメージ。


反意語


  • unsurprised (驚かないで)


    • ほとんど使われることはありませんが、文脈によって「驚いていない」ことを強調するのに用います。


  • indifferent (無関心な)


    • 感情の動きがない状態で、驚きなどを感じない様子。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /sərˈpraɪzd/ または /səˈpraɪzd/

  • アメリカ英語: [サー・プライzd]

  • イギリス英語: [サ・プライzd]

  • アクセントは「-prised」の部分に強勢があります。

  • “r” の発音に注意が必要です(アメリカ英語ではしっかり巻き舌、イギリス英語ではやや弱め)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “surprize” や “suprised” と書いてしまうミスが多い。正しくは “surprised”。

  • “surprise” と “surprised”、“surprising” を混同しがち:


    • “surprise” → 名詞/動詞(驚き・驚かす)

    • “surprising” → 形容詞(驚くべき)

    • “surprised” → 形容詞(驚いた)


  • TOEICや英検などでも「形容詞か動詞か」を聞く問題が出ることがありますので、文脈に合わせた形を選ぶ練習が大切です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「不意をつかれる」イメージ: ラテン語の “super” + “prehendere” で「上から捕まえる→びっくりさせる」。

  • スペルチェック: “sur-prise-d” と3つに分けて覚えるとミスが減ります。

  • “I was surprised!” と自然に口に出して言えるように、各場面ごとに簡単な例を作り、瞬発的に反応できるようにすると使いやすくなります。


以上が、“surprised” の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術まで幅広く使える便利な形容詞ですので、驚いた気持ちを表現したいときにぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
surprised
意味(1)

驚いた,びっくりした

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