deaf
『耳が遠い』,耳が不自由な / 《the deaf;名詞的に》耳が不自合な人々 / 《補語にのみ用いて》《…を》『聞こうとしない』《…に》むとんじゃくである《to ...》
1. 基本情報と概要
単語: deaf
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): Unable to hear or partially unable to hear
意味(日本語): 耳が聞こえない、または部分的にしか聞こえない
「deaf」は、聴覚に障がいがあり音を認識できない、または著しく難しい状態を指す形容詞です。日常的には「耳がまったく聞こえない」場合や、かろうじて聞こえる状態も含めて広く使われます。感覚的には「聴覚を失った」「音が聞こえない」というニュアンスになります。
活用形: 形容詞のため、比較級は “deafer”、最上級は “deafest” として使用できますが、あまり一般的ではありません。
例: deafer, deafest (ただしあまり使用されない)他の品詞例:
- 名詞: deafness(難聴・聴覚障害)
- 動詞: deafen(~の耳を聞こえなくする、かき消す)
- 名詞: deafness(難聴・聴覚障害)
難易度(CEFR推定): B1(中級)
- 日常会話でも使うが、基礎的な形容詞よりはやや進んだ表現として扱われることがあります。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語・接尾語・語幹:
deaf
はもともと語幹一語であり、明確な接頭語・接尾語がついていません。
- 派生語や類縁語:
- deafness (名詞): 聴覚障害
- deafen (動詞): かき消すほどの大きな音で~を聞こえなくする
- deafness (名詞): 聴覚障害
- よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個):
- “born deaf” – 生まれつき耳が聞こえない
- “completely deaf” – 完全に耳が聞こえない
- “partially deaf” – 部分的に耳が聞こえない
- “profoundly deaf” – 重度の難聴
- “go deaf” – 耳が聞こえなくなる
- “stone deaf” – 全く耳が聞こえない(口語的表現)
- “deaf community” – ろう者コミュニティ
- “turn a deaf ear” – 聞こえないふりをする、無視する(比喩的表現)
- “deaf to advice” – アドバイスを聞き入れない
- “deaf culture” – ろう文化
- “born deaf” – 生まれつき耳が聞こえない
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語の “dēaf” (無感覚の、音が聞こえない) に由来し、古くから身体的特徴や音に対する感覚の欠如を表す言葉として使われてきました。
ニュアンス・使用時の注意:
- センシティブな文脈を持つ言葉でもあるため、差別的な表現にならないように注意が必要です。英語圏では「聴覚障害のある人たち」を尊重する意味で “Deaf”(大文字)をコミュニティ特有の文化・言語(手話)を持つ群体として指す場合もあります。
- “turn a deaf ear” のような比喩的表現は「耳を傾けようとしない」という意味で、ややカジュアルなイディオムとして会話でも文章でも使われます。
- センシティブな文脈を持つ言葉でもあるため、差別的な表現にならないように注意が必要です。英語圏では「聴覚障害のある人たち」を尊重する意味で “Deaf”(大文字)をコミュニティ特有の文化・言語(手話)を持つ群体として指す場合もあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞としての使い分け:
- 一般に「耳が聞こえない状態」を表すときに使います。
- 比喩的に「~を聞こうとしない」ことにも使われます。
- 一般に「耳が聞こえない状態」を表すときに使います。
- 可算・不可算などの区別:
- “deaf” 自体は不可算・可算の区別がない形容詞です。ただし “the deaf” とすると「ろう者の人々」という複数の人を指す表現で、名詞的に使われる場合があります。
- “deaf” 自体は不可算・可算の区別がない形容詞です。ただし “the deaf” とすると「ろう者の人々」という複数の人を指す表現で、名詞的に使われる場合があります。
構文例:
- “He was born deaf.”
- “The organization supports the deaf through various programs.”
- “She turned a deaf ear to his warnings.”
- “He was born deaf.”
フォーマル/カジュアル:
- 病院や研究論文などの正式な文脈でも “deaf” は使われます。カジュアルな会話であっても普通に使われますが、使い方によっては相手に失礼にならないよう配慮が必要です。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
“My grandmother is deaf, so we use sign language to communicate.”
(祖母は耳が聞こえないので、私たちは手話でコミュニケーションをとっています。)“He turned a deaf ear to my excuses.”
(彼は私の言い訳に耳を貸そうとしなかった。)“I’m afraid I might go deaf if I keep listening to loud music.”
(大音量で音楽を聴き続けたら耳が聞こえなくなるかもしれないと心配です。)
5.2 ビジネスでの例文
“Our company is developing new devices to assist deaf individuals.”
(私たちの会社は、耳が聞こえない方を支援する新しいデバイスを開発しています。)“We must ensure our presentations are accessible for deaf colleagues.”
(耳が聞こえない同僚に配慮したプレゼンテーションを行う必要があります。)“The conference offered sign language interpretation for deaf attendees.”
(その会議では耳が聞こえない参加者のために手話通訳が提供されました。)
5.3 学術的な文脈での例文
“Recent studies focus on the cognitive development of deaf children.”
(最近の研究は、耳が聞こえない子どもの認知発達に焦点を当てています。)“Linguists are examining the structure of sign languages used by the deaf community.”
(言語学者たちは、ろう者コミュニティで使われる手話言語の構造を研究しています。)“The research paper discusses new hearing-assist technologies for partially deaf patients.”
(その研究論文は、部分的に難聴の患者向けの新しい補聴技術について論じています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “hearing-impaired”(聴覚障害のある)
- よりフォーマルかつ包括的。医療・公的な文脈でよく使われます。
- よりフォーマルかつ包括的。医療・公的な文脈でよく使われます。
- “hard of hearing”(難聴の)
- 完全に聞こえないわけではなく、聞こえが悪い状態を指します。
- 完全に聞こえないわけではなく、聞こえが悪い状態を指します。
- “unhearing”(耳が聞こえない)
- 文学的・古風な表現であまり使われません。
- 文学的・古風な表現であまり使われません。
- “hearing-impaired”(聴覚障害のある)
反意語:
- “hearing”(耳が聞こえる)
- 会話の中では “able to hear” と明示的に表現することもあります。
- “hearing”(耳が聞こえる)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /dɛf/
- イギリス英語: /def/
- アメリカ英語: /dɛf/
強勢(アクセント)の位置:
- 1音節しかないため、特に強勢の位置は気にしなくてもよい単語です。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い:
- ほとんど変わりませんが、母音の発音が微妙に異なる場合があります。
- アメリカ英語は /dɛf/ (「デフ」)
- イギリス英語は /def/ (アメリカ英語に近いがやや短い「デフ」)
- ほとんど変わりませんが、母音の発音が微妙に異なる場合があります。
よくある発音の間違い:
- 「ディーフ」のように母音を引っ張る発音をしてしまうケースがありますが、正しくは “デフ” に近い音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: d-e-a-f という4文字で、
deaf
の “e” と “a” の位置を逆にして “daef” や “def” などと書かないように注意。 - 同音異義語との混同:
- “def” はスラングで “definitely” の略として使われることがありますが、まったく意味が異なります。
- “def” はスラングで “definitely” の略として使われることがありますが、まったく意味が異なります。
- 試験対策:
- 英検・TOEIC などでも、医療や福祉、社会問題関連のトピックで出現することがあります。
- “turn a deaf ear” などのイディオムが問題として出ることもあるので注意。
- 英検・TOEIC などでも、医療や福祉、社会問題関連のトピックで出現することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「音を聞く(hear)ことができない」というイメージを描くとわかりやすい。
- スペルのヒント: “dea” (ディーア) + “f” で “deaf” と覚える。 “dead”(死んだ)や “deal”(取引)と混同しないように、語末に “f” が来る形をしっかり確認しておく。
- “turn a deaf ear” という熟語があるように、何かを「聞きたくない、聞かない」というイメージを連想して覚えると忘れにくいでしょう。
以上が形容詞 “deaf” の詳細な解説です。音がまったく聞こえない状態だけでなく、部分的な難聴にも扱われる広い意味合いを持つ形容詞なので、使用時には人に配慮した表現を選びましょう。
耳が遠い,耳が不自由な
《the deaf;名詞的に》耳が不自合な人々
《補語にのみ用いて》(…を)聞こうとしない(…に)むとんじゃくである《+to+名》
復習用の問題
『耳が遠い』,耳が不自由な / 《the deaf;名詞的に》耳が不自合な人々 / 《補語にのみ用いて》《…を》『聞こうとしない』《…に》むとんじゃくである《to ...》
彼女は耳が遠く、手話でコミュニケーションを取ります。
She is deaf and uses sign language to communicate.
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