最終更新日:2025/11/30

〈U〉《...の》整理,配置《of》 / 〈C〉整理したもの / 整理の仕方 / 《...の》準備, 手配《for ...》 / 《U/C》取り決め / 和解

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元となった辞書の項目

arrangement

名詞

〈U〉《...の》整理,配置《of》 / 〈C〉整理したもの / 整理の仕方 / 《...の》準備, 手配《for ...》 / 《U/C》取り決め / 和解

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解説

1. 基本情報と概要

単語: arrangement

品詞: 名詞 (noun)

CEFR レベル: B2(中上級)


  • B2は「中上級」とされ、やや複雑な表現や文脈でも理解・運用できるレベルです。

意味 (英語 / 日本語)


  • 英語: An arrangement is a plan, agreement, or the way something is organized or positioned.

  • 日本語: 「arrangement」とは、物事を整理・配置したり、計画や取り決めをしたり、物事を整えることを表す単語です。例えば「予定の調整」「取り決め」「配置」などを指します。

「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」


  • 何かを準備したり計画したりする際の「取り決め」「準備」「配置」といったニュアンスがあります。

  • ビジネスの場では「スケジュール調整」「契約上の取り決め」「座席配置」などを表すときにもよく使われます。

活用形

名詞なので厳密な活用形はありませんが、数に応じて


  • 単数形: arrangement

  • 複数形: arrangements

他の品詞形


  • 動詞形: arrange (例: “I will arrange a meeting.” = ミーティングを手配する)

  • 形容詞形: arranged (形容詞として使う場合は受動態に近い文脈で「整った」「きちんと手配された」など)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • arrange + -ment


    • arrange: 「準備する」「整える」「配置する」

    • -ment: 名詞を作る接尾辞。状態や結果などを表す。


それぞれの意味


  • arrangement は「arrange(整える、配置する、手配する)」の動作や結果を示す名詞です。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. make an arrangement (取り決めをする)

  2. come to an arrangement (合意に達する)

  3. final arrangement (最終的な取り決め)

  4. seating arrangement (座席配置)

  5. travel arrangements (旅行の手配)

  6. financial arrangements (財政上の取り決め)

  7. floral arrangement (生け花、花の配置)

  8. legal arrangements (法的取り決め)

  9. temporary arrangement (一時的な取り決め)

  10. special arrangement (特別な手配・準備)


3. 語源とニュアンス

語源


  • arrange の語源はフランス語の “arranger” から来ており、“to put in order(順序を整える)” の意味合いがあります。

  • “ment” はラテン語系の接尾辞で、「状態・結果・行為」を表す形にします。

ニュアンス


  • 「整える」「組織化する」「取り決める」など、ややフォーマル〜セミフォーマルな意味合いがあります。

  • 文章だけでなく日常会話の場面でも頻出し、堅苦しすぎずに使える単語です。

使用時の注意点


  • ビジネスの場では「約束・手配」のニュアンスが強いため、誤解を避けるためにも文脈を明確にして使うと良いでしょう。

  • 口語でも “I have arrangements to make.” など、計画や準備を示す時に違和感なく使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞扱い


    • arrangement は「具体的な取り決め」「配置」「手料理作り」など、はっきりとした種類が分かる場合に可算形 (an arrangement / arrangements) で使います。

    • 抽象的な意味合いで使う場合でも複数形で表すことが多いです (some arrangements)。


  2. 一般的な構文


    • make + arrangement(s) for 〜

    • have + arrangement(s) with 人/機関

    • come to an arrangement


  3. イディオム・定型表現


    • “by special arrangement” = 特別な手配により

    • “under an arrangement” = 取り決めのもとで



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I need to make some arrangements for my sister’s birthday party.”


    • 妹の誕生日パーティーの準備をしなきゃ。


  2. “Have you made any arrangements for dinner tonight?”


    • 今夜の夕食の手配は何かしてある?


  3. “Let’s finalize the travel arrangements before we buy the tickets.”


    • チケットを買う前に、旅行の準備を詰めよう。


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “We have an arrangement with the supplier to deliver goods once a week.”


    • サプライヤーとは週に一度商品を納品する取り決めがあります。


  2. “Could you confirm the seating arrangements for the conference room?”


    • 会議室の座席配置を確認していただけますか?


  3. “The new arrangement will significantly reduce our shipping costs.”


    • 新しい取り決めによって、送料が大幅に削減されるでしょう。


学術的・フォーマルな文脈での例文 (3つ)


  1. “The experimental arrangement allowed us to control all variables precisely.”


    • 実験の配置によって、すべての変数を正確にコントロールすることができました。


  2. “Under this arrangement, both parties agree to share their research data.”


    • この取り決めのもと、両者は研究データを共有することに合意しています。


  3. “A proper arrangement of these factors is crucial for accurate results.”


    • これらの要素を正しく配置することが、正確な結果を得るのに極めて重要です。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. plan (計画)


    • 「明確な計画」という意味合いがあり、arrangement よりも「全体の流れ」を想定して物事を組み立てるニュアンス。


  2. agreement (合意)


    • 「契約」「合意事項」。arrangement はもう少し幅広い文脈で「準備・配慮」を示すが、agreement は「合意書」「契約」など法的・正式なニュアンスが強い。


  3. organization (組織化・整理)


    • 「体系づける」「分類する」というニュアンスで、arrangement よりも少し抽象的な「組織・秩序化」を強調。


反意語


  • disorder (混乱・無秩序)


    • arrangement の「整える」という意味合いの反対語としてよく使われる。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /əˈreɪndʒ.mənt/

  • アクセント: 「a*rrange*」の「range」の部分に強勢がきます。


    • a-RANGE-ment


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 基本的にどちらも同じ発音ですが、アメリカ英語の方が [ɹ] が強めに発音される場合があります。

  • よくある発音の間違い:


    • “arrangement” の「ment」の部分をしっかり「ムント」のように発音せずに、「メン」だけになってしまうことがありますので注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “arrangement” は “arrangement” (a-r-r-a-n-g-e-m-e-n-t) です。


    • “arrangment” と「e」が抜けるミスが多いので注意。


  • 同音異義語との混同: “arrangement” と同じような発音の単語は少ないですが、 “arrange” と “range” が混ざる場合があります。文脈から区別するとよいです。

  • 試験対策での出題傾向: TOEIC や英検などでもビジネスシーンや予定調整を示す表現として頻出します。特に “make arrangements” や “travel arrangements” はビジネスメールやアナウンスなどでよく見られます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のイメージ:


    • “arrange”=「ア(a)+レンジ(range)=範囲を整える/配置する」という感覚で覚えるとイメージしやすいです。そこに “-ment” がついて「状態にしたもの」→ “arrangement”。


  • 勉強テクニック:


    • 「arrangement」を含むフレーズを覚えておくと、手配や準備に関する表現が広がります。“make arrangements for〜” など定番表現を暗記するのがおすすめです。

    • コロケーションで一緒に覚えることで、何をどう「整える」のかがイメージしやすくなります。



以上が arrangement の詳細解説です。物事をきちんと手配・準備したり、取り決めをしたりするときに幅広く使われる便利な単語ですので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
arrangement
意味(1)

〈U〉(…の)整理,配置,配列《+of+

意味(2)

〈C〉整理(配列)した物

意味(3)

〈C〉整理(配置,配列)の仕方

意味(4)

《複数形で》(…の)手はず,準備《+for+(do*ing*)》

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意味(5)

〈U〉(音楽の)編曲;〈C〉編曲した曲

15年間は満足しうる取り決めであった。

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意味(6)

〈C〉〈U〉協定,取り決め;和解,合意

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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