最終更新日
:2025/01/28
research
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: research
品詞: 名詞 (不可算名詞として扱われることが多い)
意味(英語): The systematic investigation into and study of materials and sources in order to establish facts and reach new conclusions.
意味(日本語): 「研究」「調査」「探究」
「特定の分野やテーマについて、事実を明らかにしたり新しい知見を得たりするために、体系的に調べたり分析したりすることを指します。学術的な文脈だけでなく、ビジネスや日常生活でも、情報を調べる行為として使われる単語です。」
活用形:
- 名詞としては単数形・複数形にほとんど変化はありません。通常は不可算名詞として扱います。
- “research” (不可算)
- “pieces of research” / “studies” と言い換えて複数形を表現する場合もあります。
- “research” (不可算)
- 動詞として使う場合は “to research” (例: “He is researching the topic.”)
他の品詞の例:
- research (動詞): 研究する、調べる
- researcher (名詞): 研究者
CEFRレベルの目安:
- B2 (中上級)
- 一般的な会話ではなく、ややアカデミックな場面やビジネスシーンなどで必要になる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹:
- “re-” は「再び・後ろに」という意味の接頭語
- “search” は「探す」の意味
- “re + search” で「再び探す、繰り返し探る」というイメージですが、現在では「追究する」「研究する」という意味で一つの単語となっています。
- “re-” は「再び・後ろに」という意味の接頭語
関連語 (派生語・類縁語)
- “researcher” (研究者)
- “to research” (研究する、調べる)
- “researchable” (研究可能な)
- “researcher” (研究者)
コロケーション(共起表現)10選
- “conduct research” – 研究を行う
- “carry out research” – 研究を実施する
- “extensive research” – 広範な研究
- “cutting-edge research” – 最先端の研究
- “research findings” – 研究結果(発見)
- “research methodology” – 研究手法
- “academic research” – 学術研究
- “market research” – 市場調査
- “fundamental research” – 基礎研究
- “research paper” – 研究論文
- “conduct research” – 研究を行う
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- 古フランス語 “recercher” (再び探す) に由来し、「繰り返し調べる」ことが語源となっています。
- 古フランス語 “recercher” (再び探す) に由来し、「繰り返し調べる」ことが語源となっています。
- 歴史的使用:
- 中世ヨーロッパでは主に学問的・哲学的な「真理探求」として使われ、徐々に科学分野や各産業分野にも広がりました。
- 中世ヨーロッパでは主に学問的・哲学的な「真理探求」として使われ、徐々に科学分野や各産業分野にも広がりました。
- 微妙なニュアンスや感情的な響き:
- 一般的にはフォーマルな場面で使用されがちですが、ビジネスや日常会話でも「ちゃんと調べる」というニュアンスで用いられます。
- 一般的にはフォーマルな場面で使用されがちですが、ビジネスや日常会話でも「ちゃんと調べる」というニュアンスで用いられます。
- 口語/文章の使われ方:
- ビジネスや学術的なレポート文章などでよく使われ、口語でも「I did some research on it.」のようにカジュアルに使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント: 名詞の場合、通常は不可算扱い
- “This research is important.” (正)
- “These researches are interesting.” (誤) → “These studies are interesting.” や “This piece of research is interesting.” と言い換え
- “This research is important.” (正)
一般的な構文やイディオム:
- “do research on ~” / “ conduct research on ~”
- “be dedicated to one’s research”
- “be driven by research”
- “do research on ~” / “ conduct research on ~”
フォーマル/カジュアルの使い分け:
- フォーマル: “conduct research”, “carry out extensive research”
- カジュアル: “do some research”, “look into sth (something) thoroughly”
- フォーマル: “conduct research”, “carry out extensive research”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I need to do some research before I buy a new laptop.”
- 新しいノートパソコンを買う前に、色々調べないといけない。
- 新しいノートパソコンを買う前に、色々調べないといけない。
- “She did quite a bit of research on that topic for her blog post.”
- 彼女はブログ記事を書くために、そのトピックについてかなり調査した。
- 彼女はブログ記事を書くために、そのトピックについてかなり調査した。
- “I researched a few recipes online before cooking dinner.”
- 晩ごはんを作る前に、オンラインでレシピをちょっと調べたんだ。
(2) ビジネスの場面での例文
- “Our team conducted thorough market research before launching the product.”
- 私たちのチームは、その製品を発売する前に徹底した市場調査を行いました。
- 私たちのチームは、その製品を発売する前に徹底した市場調査を行いました。
- “We need more data to finalize the research report.”
- 研究報告書を完成させるには、もっとデータが必要です。
- 研究報告書を完成させるには、もっとデータが必要です。
- “He presented the findings of his research at the conference.”
- 彼はカンファレンスで自身の研究結果を発表した。
(3) 学術的な文脈での例文
- “Her doctoral research focuses on renewable energy technologies.”
- 彼女の博士課程の研究は、再生可能エネルギー技術に焦点を当てています。
- 彼女の博士課程の研究は、再生可能エネルギー技術に焦点を当てています。
- “The lab’s cutting-edge research is drawing attention worldwide.”
- その研究所の最先端研究は、世界中から注目を集めています。
- その研究所の最先端研究は、世界中から注目を集めています。
- “Funding is critical to further our research in this field.”
- この分野の研究をさらに進めるためには、資金が不可欠です。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “study” – (研究、勉強)
- 意味が近いですが、“research” はより体系的・本格的な調査を指す傾向が強いです。
- 意味が近いですが、“research” はより体系的・本格的な調査を指す傾向が強いです。
- “investigation” – (捜査、調査)
- 犯罪捜査などのニュアンスが強いですが、厳密な調査という点で類似。
- 犯罪捜査などのニュアンスが強いですが、厳密な調査という点で類似。
- “inquiry” – (問い、調査)
- 質問や照会という意味が強い。学問的にも用いられます。
- 質問や照会という意味が強い。学問的にも用いられます。
- “study” – (研究、勉強)
反意語:
- 直接的な「反意語」は存在しませんが、強いて言うなら「guess」(推測) や「ignore」(無視) が、「調べることをしない」という点で対照的になります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /rɪˈsɝːtʃ/
- イギリス英語: /rɪˈsɜːtʃ/
- アメリカ英語: /rɪˈsɝːtʃ/
強勢(アクセント):
- “re-SÉARCH” と第2音節に強勢がきます。
- “re-SÉARCH” と第2音節に強勢がきます。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語は “r” の巻き舌が強めに出る /-ˈsɝːtʃ/ 。
- イギリス英語は /-ˈsɜːtʃ/ で、r の音が弱め、母音がやや伸びる印象。
- アメリカ英語は “r” の巻き舌が強めに出る /-ˈsɝːtʃ/ 。
よくある発音の間違い:
- 第1音節 “rɪ-” の発音が曖昧になり “ri-search” と基準からズレやすい。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルについて
- “reserch” と綴りを間違えることがあるので注意。 “a” を入れるのを忘れないようにしましょう。
- “reserch” と綴りを間違えることがあるので注意。 “a” を入れるのを忘れないようにしましょう。
- 同音異義語との混同
- 類似する同音異義語はありませんが、“search” (探す) と “research” (研究する) を混同しないように注意が必要です。
- 類似する同音異義語はありませんが、“search” (探す) と “research” (研究する) を混同しないように注意が必要です。
- 試験対策・出題傾向
- TOEICや英検のビジネス・学術的文脈で “research” は頻出単語です。主に「研究を行う」「調査する」という内容の文脈で出題されます。
- TOEICや英検のビジネス・学術的文脈で “research” は頻出単語です。主に「研究を行う」「調査する」という内容の文脈で出題されます。
- 不可算名詞としての使い方
- “This research is…” と単数扱いにするのが原則的に正しい使い方です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “re + search” → “もう一度探す” → 「深く探究する」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “search” との違いを明確にするには “re-” が専門的、より深い調査を表すと考えるとよいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、実際に “market research” “conduct research” などのフレーズを丸ごと暗記しておくと、ライティングやスピーキングで活用しやすくなります。
以上が、名詞 “research” の詳細な解説です。研究や調査を表す重要単語であり、アカデミックからビジネスまで幅広く使われるので、しっかり押さえておきましょう。
意味のイメージ
復習用の問題
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