英和辞書

adult

/əˈdʌlt/

名詞

**おとな**,成人

This movie is for adults, not for children.

この映画は大人向けであり、子供向けではない。

解説

1. 基本情報と概要

単語: adult

品詞: 名詞（「大人」という意味で使われる）

※形容詞としても使われ、「成人向けの」「大人らしい」という意味を表すことができます。

英語での意味: A fully grown person.

日本語での意味: 成人、大人。

一般的に年齢や成熟度によって「子ども」と区別される「大人」を指します。「成人」をややカジュアルに言う時にも使われます。例えば「He is an adult now.（彼はもう大人だ）」のような形で使われます。

活用形

• 名詞で「adults」と複数形にすることがあります。
  
  例) Many adults find this movie interesting.（多くの大人がこの映画を面白いと感じています。）

他の品詞形

• 形容詞: adult（「成人向けの」「大人の」）
  
  例) This store sells adult magazines.（この店は成人向けの雑誌を販売している。）

CEFRレベルの目安

• A2（初級）レベルの単語
  
  「大人」「成人」という基本的な語彙として早い段階から学習します。日常会話でも頻繁に登場します。

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2. 語構成と詳細な意味

• 「adult」は接頭語や接尾語による明確な分解があまりない、単独の語です。
  


• 語幹: 「adult」
  
  
  
  • ラテン語由来 (後述の語源で詳しく説明)
  
  

関連語や派生語

• adulthood (名詞) : 大人である状態、成人期
  


• adulting (口語) : 大人としての責任を果たすこと（スラング的に使われる）

よく使われるコロケーション（共起表現）や関連フレーズ（10個）

1. adult supervision（大人の監督）
   


2. adult population（成人人口）
   


3. adult behavior（大人の行動）
   


4. adult audience（成人の視聴者・観客）
   


5. adult content（成人向けコンテンツ）
   


6. adult responsibilities（大人としての責任）
   


7. young adult（若年成人）
   


8. adult education（成人教育）
   


9. adult world（大人の世界）
   


10. adult relationship（大人同士の関係）

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3. 語源とニュアンス

• 語源: ラテン語の “adultus” （成長した, 生育した）からきています。
  


• 歴史的な使用: 中世フランス語などを通じて変化し、現代英語の「adult」となりました。
  


• ニュアンス:
  
  
  
  • 「子供ではない」状態をシンプルに示すことが多いです。
    
  
  
  • 場合によっては「年齢を重ねて責任を伴う存在」というニュアンス各種を含みます。
    
  
  
  • 口語／カジュアル: 「grown-up（グロウンアップ）」という言い方も同じ意味ですがやや子ども目線の響きがあります。
    
  
  
  • 文章／フォーマル: 書き言葉でも頻繁に使われ、身分や法的な意味での「成人」を指す場合にも便利です。
  
  

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4. 文法的な特徴と構文

• 可算名詞 (countable noun): 通常「an adult」「adults」として使われます。
  


• 形容詞: 「adult behavior」「adult audience」のように名詞を修飾します。

よく使われる構文・イディオム

• be an adult about 〜: 「〜について大人として振る舞う」
  


• enter adulthood: 「成人期を迎える」
  


• adult decisions: 「大人としての（責任を伴う）決断」として使われることが多い

フォーマル/カジュアルの使用

• フォーマル: ビジネス文書や法的文書で「adult」や「adult population」など頻繁に登場
  


• カジュアル: 日常会話でも「He’s an adult now.」のようにフランクに使います。

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5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文

1. “I can’t believe my little brother is an adult now!”
   
   （うちの弟がもう大人になったなんて信じられないよ！）
   


2. “You should act like an adult when you’re dealing with serious issues.”
   
   （真面目な問題に直面しているときは、大人として振る舞うべきだよ。）
   


3. “Being an adult also means having more responsibilities.”
   
   （大人であるということは、責任が増えるということでもある。）

(2) ビジネスシーンでの例文

1. “Only adults are eligible to sign the contract.”
   
   （契約に署名できるのは成人だけです。）
   


2. “Our target market includes both teenagers and adults.”
   
   （私たちのターゲット市場には、10代と大人の両方が含まれます。）
   


3. “Adult employees need to complete this training session.”
   
   （成人の従業員はこの研修を受講する必要があります。）

(3) 学術的・アカデミックな文脈

1. “Studies show that adult learners benefit from interactive strategies.”
   
   （研究によると、大人の学習者はインタラクティブな学習戦略から恩恵を受けることがわかっています。）
   


2. “Adult literacy programs are essential in developing countries.”
   
   （成人向け識字プログラムは、発展途上国において不可欠です。）
   


3. “The transition from adolescence to adulthood is a key focus in developmental psychology.”
   
   （青年期から成人期への移行は、発達心理学における主要な焦点です。）

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6. 類義語・反意語と比較

類義語（Synonyms）

1. grown-up（グロウンアップ）: 「大人」を意味するが、会話的でやや子ども目線のニュアンス。
   


2. mature person（成熟した人）: 「落ち着いた大人」という含みが強い。
   


3. legal adult（法的に成人した人）: 「法的に成人と認められた人」という意味に特化。

反意語（Antonyms）

1. child（子ども）
   


2. minor（未成年） - 法的に成人に達していない人を指す。

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7. 発音とアクセントの特徴

• IPA:
  
  
  
  • アメリカ英語: /əˈdʌlt/ または /ˈæd.ʌlt/（両方のパターンあり）
    
  
  
  • イギリス英語: /əˈdʌlt/
    
  
  


• 強勢（アクセント）:
  
  
  
  • アメリカ英語では、前半 /ˈæd.ʌlt/ か後半 /əˈdʌlt/ のどちらか、人によって異なります。
    
  
  
  • イギリス英語では一般的に後の音節 (dult) にアクセントが来る /əˈdʌlt/。
    
  
  


• よくある発音ミス:
  
  
  
  • “adult” の “d” と “t” の子音が曖昧になることがあります。強勢位置にも注意。
  
  

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8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: “adult” は “adalt” と間違えやすいので注意。
  


• 同音異義語との混同: ほぼ同音異義語はありませんが、“add ult” などの聞き間違いに注意。
  


• 試験対策: TOEICや英検などでも、「大人」「成人」という文脈で基本語としてさらっと問われることが多いです。難解ではないため、そのまま素直に覚えておくと良いでしょう。

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9. 記憶に残るヒントやイメージ

• ヒント: “adult” はラテン語由来で「成長した（grown）」「育った（raised）」というイメージがあります。
  


• 覚え方: “ad + ult” と分けて「最終的に（ultimate）成長した姿」とイメージすると覚えやすいかもしれません（語源的には必ずしも“ult”＝“ultimate”ではありませんが、記憶の手がかりにできます）。
  


• 勉強テクニック:
  
  
  
  • 子どもに対して “adult” とセットで暗記すると定着しやすい。
    
  
  
  • 例文として「I’m an adult!」と声に出して言う練習をすると発音やアクセントを含めて覚えられます。
  
  

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以上が名詞「adult（アダルト）」の詳細な解説です。大人としての成熟度を表す基本的な単語なので、会話やビジネス、学術などあらゆる場面で使われます。しっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ

意味（1）

おとな,成人